
総合評価
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- さ"powered by"
【自問する】自分の考えや、課題、問題に対して、なぜ?どうして?と自分に問うことが深い思考を導き、考える力が身に付いていくとのこと。 また、場合によっては当事者意識を持つことで、自分1人では考えつかなかった考えに辿り着くこともあると。(たしかに車椅子体験とかはそうだと思う) 日常の中でこれまでより少しだけ意識して、自分に問い、より頭の中をクリアな状態にして生活できるようにしていきたいと思う。 また、SNSによってさまざまな情報がある今の時代、このまま投稿していいのか?この情報はあっているのか?友達にこのまま送信していいか?と、自分に問うことはどの世代も大切だとこの本を読んで改めて思った。
0投稿日: 2025.06.18 - 9678"powered by"
題名に惹かれ手にとってしまった。齋藤先生の大量に出版される著書は吟味しなければと思いつつ、先生と出版社の策略が上手い。 さて、本作は日頃意識したい、「自分に問う」について齋藤先生がわかりやすく解説したもの。改めてその大切さを認識しました。
3投稿日: 2025.05.22 - Go Extreme"powered by"
人は誰でも「自問」しながら生きている: 私たちは日常的に無意識のうちに自分自身に問いかけ、答えを出し、自問自答を繰り返している。 「今夜のランチ、何食べようかな?」といった日常的な選択から、人生の大きな決断まで、「自問自答」が基礎にある。 「自ら問う習慣」が自らを成長させる: 宮本武蔵の「吟味・工夫・鍛錬」や世阿弥の「初心忘るべからず」は、常に自らを問い、未熟さを認識し、向上を目指す自問の習慣の重要性を示している。 成長を促す自問は、答えを求める実践的な問いであり、自分の行動を見極め、検証し、前向きな行動に繋げるためのものである。 自問力とは「自考力」:深い思考は自分との対話から: 「自問の欠如は思考の停止に繋がる」。自分に問いを立てることが、自分の頭で考えること、すなわち「自考力」の土台となる。 「なぜ○○なのだろう?」と本質を問う「深い思考」の習慣は、松下幸之助氏の「なぜ?」の口癖にも見られるように、物事の本質に迫り、問題解決能力を高める。 トヨタが実践する問題解決方法である「なぜ?を5回繰り返す」は、表面的な原因だけでなく、真の原因にたどり着くための強力な自問のフレームワークである。 イノベーションは「当事者意識を持った自問」から生まれる: クリエイティビティの根源は「自問」にある。「ほかかの選択肢はないのか?」と問いを立てることで、問題解決力や新たな発想が生まれる。 「自分は何をすべきなのか?」と求められている役割を自問することは、仕事や社会生活において重要である。 「できたらいいこと」と「目的」を自問することで、行動の方向性を明確にし、具体的な成果に繋げる。 「こうしたら、こうなるんじゃないか?」という「仮説の自問」は、問題解決に不可欠である。 ビジネスの決断力を支える自問力: もし〇〇になったら、どうするか?という「ifの思考」は、仮定ベースで思考を広げ、先読み思考やリスクマネジメントに繋がる。 未来に起こりうる様々なケースを想定し、対応すべきシナリオを考える「もしも」に備える思考習慣は、ビジネスだけでなく防災・防犯においても重要である。 ソフトバンクグループの孫正義氏の経営哲学「孫の二乗の法則」は、25の漢字に集約された自問に基づいている。 AI時代の「自問力」: AIとの対話は「自分を知る機会」となる。AIに質問や指示を出す際に、「自分は何をしてほしいのか」「何が知りたいのか」を自問し、整理することが求められる。 AIが示した答えに対して「これでよかったのか」と自問することで、AIをより効果的に活用するためのリクエスト力が向上する。 自問力とは「自制力」:なぜ軽はずみな言動をしてしまうのか? SNSでの炎上トラブルは後を絶たないが、これは衝動的で不用意な投稿を抑制する「自問」のブレーキが不足しているために起こる。 「これ、送っても平気?」という自問の習慣は、SNS上での事故を防ぐセーフティーネットとなる。 「このまま投稿しても大丈夫だろうか?」という「自問」というブレーキを踏むことは、軽はずみな言動を防ぎ、問題を回避するために重要である。 ビジネスや人間関係における誤爆や誤変換といったトラブルは、「自問と確認の習慣の欠如」が招く。 「本当にこの内容を、この人に送って大丈夫か?」という自問は、確認という危機回避の行動に繋がる。 「言葉の“カド”」を取り除く自問フィルター: 言う前の「自問フィルター」は、不適切な言葉を弾くだけでなく、「言葉をソフトに変換する」という働きもある。 「言いいたいことはわかるけど、言い方ってもんがあるでしょ」「そういう言い方をしたら、人はついてこないんだよ」といった自問は、言葉の選び方を改善する。 難解な言葉を使うのではなく、分かりやすく、相手に伝わる言葉を選ぶための自問は、円滑なコミュニケーションに不可欠である。 「寝かせる時間」の重要さ: 頭に血が上った時に衝動的に言葉や行動を発する前に「このとき、自分は冷静だっただろうか?」と自問することは、トラブルを避けるために重要である。 わずかな時間でも自問することで、冷静さを取り戻し、より良い選択や行動に繋げることができる。 速さ(スピード)と慎重さ(自問)は両立できるか? 現代社会ではスピードが求められるが、「即断、即決、即行動」だけでは不十分であり、そこに「自問」という慎重さを加えることが重要である。 「これは信用できる正しい情報なのか?」と自問することは、ネットリテラシーの基本であり、情報に根拠があるのかを「まず疑う」「裏を取る」という姿勢に繋がる。 デカルトの「我思う、故に我あり」という言葉は、全てを疑うことから真理にたどり着く思考法を示唆しており、現代の情報過多な時代においても重要である。 自問力とは「自整力」:自分の心と体を整える: 自整力とは、体と心を整え、自分らしく生きるために自問すること。自分と向き合うための自問である。 「自分の体に問う」ことは、体調不良や疲労といった体からのSOSを察知するために重要である。 自分の感情を「身体感覚」に置き換えて明確化する「フォーカシング」は、漠然とした感情を言語化し、問題点を明確にするために有効である。 「上虚下実」を体で問うことは、リラックスしつつ集中した「自然体」を作り出すために重要である。 「軽ジャンプ」と「深呼吸」は、体のこわばりをほぐし、心身を自然体へと導くための具体的な方法である。 成功者は「自分と向き合う時間」を確保している: ビル・ゲイツ氏の「Think Week」や、スティーブ・ジョブズ氏の瞑想に見られるように、成功者は意識的に「自分と向き合う時間」を設けている。 マインドフルネスのように、「今、この瞬間の自分」に集中し、自己理解を深めるアプローチも、自問と通じるものがある。 「自問する力」を伸ばす:自問のワザ化と習慣化: メタ認知(自分自身の認知活動を客観的に把握すること)は、自問力と密接に関わっている。「もう一人の自分」の視点から、自分を客観視し、冷静に観察することが重要である。 サッカー日本代表の本田圭佑氏の「リトル本田」という表現は、心の中にもう一人の自分を持ち、常に問いかけている姿勢を示唆している。 Appleの創業者スティーブ・ジョブズ氏やココ・シャネル氏が鏡を見て自分に問いかけていたように、「鏡を見る」ことは、目に見えないもう一人の自分を「可視化」し、自問を促す簡単な方法である。 「ものの言わぬ何か」に話しかけることは、自問を習慣化する方法の一つであり、自分の思考や感情を整理するのに役立つ。 元プロ野球選手の桑田真澄氏が投球前にポールに話しかけていたように、無機質なものに問いかけることは、自分の思考を整理し、集中力を高める効果がある。 感情や思考を紙に書き出すことは、心の中のモヤモヤを「可視化」し、冷静に分析するために有効である。 「無心に書き写す時間」(写経)は、心を整え、自分自身と向き合う時間となる。 本を読むという自問は、他人の作品と自分をリンクさせ、深い思考力や自己成長に繋がる。太宰治の小説やJ-Popの歌詞のように、作品世界に没入し、自分自身との対話から新たな発見を得られる。 「違和感からの自問」でハラスメントを抑止する: 日々のニュースで話題になるハラスメントは、軽はずみな言動や不用意な言葉の選択によって起こることが多い。 「違和感センサー」は、本能的な能力であり、些細な違和感を察知し、それが「何だろう?」という自問に繋がることで、トラブルを未然に防ぐことができる。 ハラスメントの加害者も被害者も、「違和感」を軽視せず、「意図していないハラスメント」を防ぐために、「相手のリアクションや表情、態度などに現れる違和感を読み取れるか」と自問することが重要である。
0投稿日: 2025.05.12