
総合評価
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powered by ブクログ時代の空気感が滲み出てきて、文字を追っているあいだ周りの空間から切り離されるような本だった。 先の展開は若干読めたものの、割にめっちゃ泣きながら読んでた。
1投稿日: 2025.07.31
powered by ブクログ時と人シリーズ読了。一番好きなのはターンかなぁ、 でもこのリセットは、前半が青春が戦争と共にあった少女のエッセイとなっている点で他の2作とは違う面白さがあった。この世界の片隅にを観たくなった!
0投稿日: 2025.04.06
powered by ブクログ〈再登録〉「時と人」三部作の三作目。互いに惹かれ合いながらも戦争に翻弄され、死別する二人。いくつかの時代を経て再び巡り合う… 前世からの恋とは、ちょっと照れくさいテーマだと思いながらも静かにゆっくりとハッピーエンドに向かっていく展開は感動してしまいました。
0投稿日: 2024.05.27
powered by ブクログ「時と人」シリーズ三部作の最終巻 作品の中の時と人の流れについていくのが大変だったけれど、面白かったなあ。 作品のコンセプトのひとつは「人は死なない」という思想。 輪廻転生というような思想ではなく次代を担う若者の記憶に前を行きた人々がいる限り命は続くと。 主人公の年齢、というより生きた時代の1番手前が私の生きている時代に近く、自分自身の記憶が蘇るということもこの作品の魅力だった。 p282-木下夕爾 麦のくろんぼ(黒穂) 黒穂抜けばあたりの麦の哀しめり
0投稿日: 2023.02.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
戦争が大きなテーマの一つのなっているので、途中読むのが辛くなることがあった。でも、読み終えた時に胸に広がる温かい気持ちはなんなのだろうか…決して幸せとは言えないけれど、何度も何度もめぐり合う二人に涙が出そうになった。日本版ライオンハートって感じ(こっちの方が先に出てるかな?)。
1投稿日: 2023.02.19
powered by ブクログ北村薫時間三部作の最後。 リセットって、意味的にはターンと一緒じゃないの?と思いながら読んでたが、実際全くの別物立と途中で気づく。 この人の作品は劇的な展開と言うよりも、かなりじっくりと進んでいくのでちょっと退屈になりがちだけど終わり方がいつも綺麗で良い。この作品も、時間についての話は終盤になるまでほとんどないという。 時の流れの力強さを感じた。
0投稿日: 2022.02.21
powered by ブクログ新手のタイムトラベルもの、心の時間空間遊泳。生きるよすが。 心のゆくえを文学は様々な描き方をしてくれる。それを楽しむ読者は幸せというもの。 「しし座の流星群」のことが印象深くあった「愛の一家」を子供のころ読みましたとも。 だから...。 ちょうど、私はヒロインまあちゃんこと、真澄とあの人こと、村上君の中間の世代に生きた。だから、お姉さまたちのまだ物のかろうじてあった時代(戦争が始まる前)の話はうらやましく、なつかしく、いぶし銀の輝きのごとく見える。そして、村上君の時代(戦後16年経って)は、私がもう成年になっていたからよく知っている、それはそれで懐かしい。 村上君の小学時代の日記(たぶん作者)の記述の数々から思い出す私の経験。 フラフープ、ホッピング。 そして、忘れもしない高校入学を果たしたので、家でも買うことになった白黒のテレビジョン。 アメリカTVドラマ『パパは何でも知っている』キャシーの初恋。 ...。 ほんとに、作者は資料をよく調べこんで描いている。出てくる風物ことごとく懐かしくて、懐かしくて仕方が無かった。いずれにしても帰らない日々。 でも、『百年前の人は、今のものを見られないし、今の人は百年後のものを見られない。だからって、後の人のほうが得だってことはないと思うの。』という真澄の言葉。 感動の時の流れ!それしか言えない。読んでよかった。
2投稿日: 2021.09.10
powered by ブクログ「スキップ」「ターン」と来て、最後が何とも不吉な「リセット」になるのだが…前2作と比べて全く時間に変化が起こらない…。第2部になっても兆候が見られなかったのだが、突然襲い掛かってくる「リセット」要素がかなり衝撃。 タイトル回収まで時間がかかるのと、伏線や匂わせを多々散りばめさせているのも、前2作との相違点となっていて、ガラリと印象が変わる。 ただこの作者は物事がそうなるまでの「過程」を非常に描いており、中には伏線でも何でもないただの「脇道」にそれるような描写もあるのだが、それが逆に「一人の人間がしっかり存在している」という雄弁な証になっている。 正直オチは途中で読めてしまったが、(頼むぞ…変なことしないで、頼むぞ…)という良い意味での期待をしっかり裏切らずに成就させてくれて嬉しい。
0投稿日: 2021.08.14
powered by ブクログ時の流れが漣のよう。穏やかに寄せては返し、時々大きなうねりとなって。 戦時中に心は通い合ったが、終に一緒になれなかった二人の時間はそのまま永遠にバラバラになってしまうはずだった。時代を超えて再び出会えて、そしてまた別れ。次に出会えた時、戦争という悲しい過去によって交わらなかった時がようやく一つになったんだな、と優しい気分になれた。
2投稿日: 2021.08.06
powered by ブクログ北村薫の時と人シリーズ第3弾。第2弾「ターン」を読んだのが2011年2月だから、まさに10年前。読もう読もうと思っていながら、なかなか手に取ることをためらっていたのは、なんだか読み切ってしまいたくないな、勿体ないな、という貧乏性が故か。とはいえ、いつかは読まないといけないということで、意を決して購入。 「リセット」、「ターン」ともに10年以上前に読んだので、その記憶も定かではないのですが、今回の「リセット」はそれらと比べて、とてもおとなしいようです。これまでの2作は、どちらも時の理不尽さに翻弄される主人公がなんとか抗っていた印象が強いのですが、本書は時の流れに身を委ねている感じ。理不尽なのは時代の方であって、時がそれを洗い流してくれるような印象さえ抱きました。 さて、本書で紹介されていた石川啄木の一句。とても印象に残りましたので、備忘がてら。 かの時に言いそびれたる 大切の言葉は今も 胸に残れど
0投稿日: 2021.04.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
僕の大好きな、ちょっぴりタイムパラドックス系のテイストが入ったお話。最初の300ページほどは若干読むのが苦痛でしたが(笑)、ラスト100ページは最高に面白く、かつラストまで読んだらまた最初の300ページを読み返したくなる素敵な物語でした☆どちらかと言うと男性よりは女性向けの本だと思いますが、面白いので是非一度読んでみて下さい♪
0投稿日: 2021.03.23
powered by ブクログ北村薫の「時と人 三部作」と呼ばれる作品の3作目。 太平洋戦争末期、神戸に住む女学生の水原真澄は、時局の厳しさを横目で見ながら友人たちと青春を謳歌していた。 真澄には、結城修一というほのかな恋心を抱いている少年がいる。 幼い記憶にある、30数年に1度しか見られないという獅子座流星群をいつかふたりで眺めてみたいと真澄は心に期していたが、 度重なる戦火がふたりを引き裂いてしまう。。。 やがて終戦を迎え、東京オリンピック開催が近づく昭和30年代前半。 小学5年生の村上和彦は、自前で小学生に絵本や児童書を貸し与える女性と知り合う。 彼女こそは水原真澄だった。折りしも獅子座流星群の到来まで、あと4年と迫っていた…。 前2作である「スキップ」「ターン」は、共に 時間に翻弄されながらも強い心で生きていく女性を描いていた。 優しい文体の中にも主人公の芯の強さと時間の残酷さが感じられ、 当然のように同じようなモノを、この「リセット」という作品にも期待していた。 …期待は大きく裏切られた。 が、それは「期待外れ」「つまらない」という事ではなく、 自分で考えていたような作品ではなかった、という事だ。 第一部、第二部と、主人公が替わりながらも淡々とその生活が描かれる。 戦時中だったり終戦後だったりと状況は違うし、それぞれの生活は色々な困難があったりもするが 基本的には大きな事件は起こらない。 起伏の少ない物語になっている。 それらが全て、大きな「前フリ」なのだ。 第二部の後半、物語は大きな展開を見せる。 真澄と修一が、意外な形で再会するのである。 そこからの話がこの「リセット」の全てと言っていい。 この再会を必然的なモノにする為に、第一部と第二部の途中までが存在すると言っても過言ではない。 よって第二部から第三部にかけては、一気に読んでしまった。 すれ違う二人の、それでも繋がろうとする心。 その気持ちが強いからこそ、些細な切っ掛けで再会する事が出来るのであろう。 『我々は死んだりしない』と、村上和彦は言う。 生物学的な問題ではなく、人と人との繋がりから生まれる「受け継ぐ心」。 そういう意味で、誰もが簡単に死んだりしないのである。 ラストまで読み、心が穏やかになった。全てがスッキリして終わる。 が、これも前半部を読み切ってこその事であり、盛り上がる部分まで来るまでが若干苦痛かもしれない。
0投稿日: 2021.03.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
北村さん作品のレビューのたびに書いてるけど、北村さんの文章は難しい表現を全く使わない、それでいてさらさらと流れるような美しい文体なので、ストレートに感情に届いて、こちらが負うダメージが大きい(笑)。 メンタルが健康な時じゃないと読めない。 この作品も随分長いこと積読していて、やっと、やっと読めました。 時と人シリーズ三部作の最後。書かれたのも、私が読んだのも最後。 個人的には3冊の中で一番好き。 ただ、通勤電車で読んじゃいけないヤツだった(泣く的な意味で)。 三部構成で、一部と二部が長い。 第一部は、今風に言うと「上級国民」の末端にいる女学生真澄さんの戦時中の話。 北村さんの女子力が炸裂する。 そして戦時下のリアリティが半端ない。 時代の行く末を知ってる未来人(私)が読むと、上級国民の戦争体験は庶民とはこんなに違うのかとの驚きもあるけど、そのレベルなりに凄惨で、ずーっと哀しい。真澄さんがお友達と楽しい話をしてて笑ってても、哀しい。 末期になると、こんな状態から逆転勝利なんてあるわけないやんなんで降伏しなかったんだ!って思いがずーっと続く。 …いや違うんだ、この作品は戦争批判が主題ではなくて(もちろん賛美もしてないけど)、自分ではどうしようもない時代の渦中で想い人を失う話だ。 そして最後まで深刻なままでの幕切れ。 ほんと、北村さん読むのは大変。 で。第二部はガラリと変わって戦後生まれの男性が少年期を思い起こす話。 最初、これは1つの話なのかそれとも短編集なのか何とも言えないなかで読み進め、30を超えた真澄さんが登場してからは、何となくストーリーの辿る筋が予想できる。 予想できるんだけど、予想通りに展開しても心を掴まれる。 前世の思い出し方がこの手の作品としてはとてもはっきりしていたところは意外だった。 そして第三部の、真澄さんの輪廻転生のあっけなさが、これはこれで良かった。 最後ハッピーエンドだったし、良かった。 中心となる話の周囲に散りばめられている、本筋には直接関わらない小さなエピソードの数々が、実は作品を堅牢にする血肉だったりする。楠の話とか、和歌の解釈の話とか、優子さんの生き様とか。 特に本にまつわるエピソードは、本読みの北村さんならではの素敵な話ばかりで、とてもいい。 獅子座流星群を見たドイツ人が綴った文章を、ひとまわり未来の日本で流星群を見た真澄さんが読むとか。 ちょっと違うかもしれないけど、20年前に誕生した本をすぐ読んで書かれたレビューに、20年後の未来に本を読んだ私が共感する、っていうブクログ体験と重なる。 ブクログのおかげで時空を超えて20年前の読者と対話できた私は、本を巡る物語にはグッとくる。 本は上手く行けばヒトよりも長く生きるのね。 この作品も永く生きて、忘れられてゆく過去の日常と普遍的な人を想う気持ちを未来に伝えて欲しい。 最後の北村さんと宮部さんの対談は、二人とも40そこそこのはずなのに「今の若い人にも知って欲しい」とか老成したようなコメントが面白かった。 タイトルの「リセット」っていうのがいつまでもしっくり来ない。 多分本当の意味を知らないせいだけど。 あなたは我々で、我々は永遠に行き続けるなら、私なら「リバース」にすると思う。 あ、タイトルでネタバレしちゃうか。
0投稿日: 2021.02.15
powered by ブクログ戦時の暗さと情景の美しさのコントラストが印象に残る。時代を超えた出会いと別れ、そして約束。ジーンとした気持ちになる。描写の仕方も好き。
0投稿日: 2021.02.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【ネタバレします】北村薫・時と人シリーズ3部作の最終作品。大戦中、神戸の女学生・真澄が修二と出会う。修二とは詩集や小説を通し思いを巡らせるが、修二が戦禍で亡くなる。時が経ち、小学生の村上は絵本を貸してくれる30代女性と出会う、名前は水原真澄。村上の正体は修二の生まれ変わりであり、輪廻転生により真澄と再会する。戸惑う真澄、追いかける村上。しかし、常磐線の脱線転覆事故、村上を助けることにより真澄が亡くなる。戦時中の女学生の恋、時を超え、人を超えた奇跡の再会。しかし、共感するだけの器量を持ち合わせていなかった。
9投稿日: 2021.02.04
powered by ブクログ第二部の半ばまで別個だった二つの話が繋がっていく面白さ、人の思いの深さにしみじみした。恋愛小説はあまり読みたいとは思わないのだが、こういうのは素直に良かったなと思う。一部のブルジョアの家庭の戦争時の話も興味深かった。
1投稿日: 2020.10.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
時と人3部作、最後の1作。 前作、前々作とは雰囲気が全然違った。 今までは戦後の話で、割と現代に近い感じだったが、今作は戦中戦後すぐ、くらいの話だったので、いまいちピンと来ない面もあったが…… やはりすごいなと思ったのが、物語の語り手の書き分けが見事。第一部は女子、第二部は男子。 北村薫自身は男性であり、前作前々作でも感じたが、女性の気持ちを書くのがとてもうまいと思った。 第二部はカッコ書きのセリフや日記部分が多く、少し読みづらいかも知れないが、そこを過ぎて第三部まで行くと…… 途中、思わず「きゅん」としてしまったセリフがあったのだが……その後の展開で切なくなってしまった。 ここまで読んであれだが、わたしはスキップが一番好きだな
3投稿日: 2020.08.22
powered by ブクログ時と人のシリーズ第三作。記憶は人を形作るものではあるが、それが時を超えたらどうなるのだろうか。 本作には様々な物語の伏線が張られている。それらのモチーフが突然現れては消え、また現れては消える。それでいて、一つの大きな物語を何度も形作っているのだ。 第二部は独白が続くので、読み難いが、読み進め、時を遡っていくうちに、大きな物語のうねりに飲み込まれていく。 惜しむらくは『スキップ』『ターン』から読み始めるべきだったかと思うことである。
1投稿日: 2020.03.24
powered by ブクログ時と人の3部作、スキップ、ターンに続く第三弾。 十数年ぶりに再読したが、すっかり内容を忘れてた。 スケールの長い話。戦中の第1部、戦後の第2部で全く別の話が語られるが、そこまではその意味がわからない。 最後の第3部でやっとそれらがつながる。 スキップやターンのような、シンプルな時間の移動の話ではなく、ちょっと趣が異なる。そこに好き嫌いは出るかも。 これ、二回続けて読まないと内容を味わえない話だと思う。個人的にはそれは面倒なので、シンプルな話のほうが好みではある。
2投稿日: 2019.10.21
powered by ブクログ三部構成で戦前から現代まで、時代を越えた奇跡の物語。 時と人シリーズの『スキップ』と『ターン』とは全く違うテイスト。 切なく歯痒く女々しい。
1投稿日: 2019.09.20
powered by ブクログ時と人3部作、完結。 第1章は、昭和ヒトケタの芦屋のお嬢さん。子供の頃に出合った運命の人。太平洋戦争に突入してゆく世の中に巻き込まれ、別れを迎える。 第2章の主人公は昭和30年の子供時代を語る。 スキップやターンのような「事」は、読み進めて半ば過ぎても起こらない。その後、たぶん、こういう話になるかなと考えてたら、そのままだった。 ひねりが無いというか、「事」が起こる必然性もあまり無い。 二度の再会、つまり真澄さんと和彦君の出会い、和彦君と真知子さんの出会いは、都合良過ぎじゃないのか。それに記憶があっても、人格は別なのではないのか。それを運命と云っていいのだろうか。 そんな文句の付け処はあるけれど、でも、さほど不満を感じず、物語を楽しむことが出来た。 真澄さんの体験した学徒勤労動員の話は父母から聞かされていたし、和彦君の子供時代は、僕自身の少年期を思い出させてくれた。神は細部に宿るというが、その細部の一つ一つに胸を突かれる思いがする。 僕自身の子供の頃、スーパーなんて無いから、野菜は八百屋で買い、肉は肉屋で買っていた。豆腐売りから豆腐買っていた記憶はないけど(子供だから寝ていたのかな)、街で豆腐屋のラッパか鈴をつけた自転車を見掛けていた。そんなことを思い出しながら、読み進めた。 ただ、若い読者には無駄が多いと感じるかもしれない。 (引用) ー帝国と我々ではなかったのか。それでは、どうして皆な、帝国と共に滅びないのか。 八千代さんには申し訳ありませんが、最悪の時に、最悪の人から、最悪の言葉をかけられたとしか、言いようがありません。 この著者の断罪の言葉が胸に刺さった。
2投稿日: 2019.03.26
powered by ブクログスキップ・ターン・リセット。時と人の三部作。 実は、スキップは読んだけどターン読んでません・・・。たまたま古本屋さんにあったので買ってしまったリセットを先に読んでしまった。 人生は一度きり。時間は不可逆的で二度と元には戻らない。その前提が崩れた時、人はどうするだろう?そして、その想像を経て、僕達はどう生きていけばいいのだろう?他人に対してどのように接し、人からもらった優しさを、どのように繋いでいけばいいのだろう?
1投稿日: 2019.01.21
powered by ブクログ時と人3部作。 スキップは読んで、 ターンは飛ばしてしまいました…orz こっちが3作目だったんですね。 順番に読まなくてもいいけど 順番で読みたかったです。 物語の始め、戦争が始まる時代。 馴染みがないせいか状況が想像しがたく のめり込みにくかったです。 最後に向けて話がまとまっていくにつれ、 リセットの意味がわかり、 ああ、これはハッピーエンドな話なんだな、とホッとしました。 優しいお話だったと思います。
1投稿日: 2018.02.01
powered by ブクログ時と人 三部作の最後の主題は、なんと輪廻転生。 昭和初期の女学生の日常や戦前戦中ならではの無情感、日記の文章で見せる少年の背伸びした感じと、大人になってから語る当時の心境など、性別や年齢に関係なくリアルな心情を描く北村氏の真骨頂が随所に発揮されています。 また、スキップのラストで感じたような切なさではなく、むしろ希望に溢れたエンディングも素敵でした。
1投稿日: 2017.12.31
powered by ブクログ物語を楽しむというより、昭和の情景や戦争の頃の人々の暮らし・気持ち・情緒、を慈しむ。 ただただ空想物語ではなく、きちんと時代背景に沿った事件や流行りものが文章に織り交ぜられていたのがよかった。 「リセット」は「0になってしまう」という悲しい意味だと思っていたけど、「1からやり直せる」という、意味でも捉えられるんだと読んで感じた。
1投稿日: 2017.11.19
powered by ブクログ同じ、「時と人 三部作」の「スキップ」、「リターン」に比べると、今一つ熱中出来なかった。 戦時の話がメインってのもあったと思う。ノスタルジーに浸れる世代でもないし。
1投稿日: 2017.11.16
powered by ブクログ◆ 「――また、会えたね。」◆ 舞台は、戦時中の日本。女学生の水原真澄は、友人たちと交友を深めるなかで、少年・結城修一に淡い恋をした。しかし、戦局が悪化するにつれ、彼女たちの住む町にも戦火が及び、二人は想いを告げられぬまま引き裂かれてしまう。やがて、日本は終戦を迎え、出版社に勤める水原真澄は、とある小学五年生の男の子に出会う。その男の子は…。時を越えて巡り合い、繋がる想い。戦争の悲惨さと、登場人物たちのひたむきでまっすぐな姿に、思わず涙します。
1投稿日: 2017.10.18
powered by ブクログ170825*読了 時と人の三部作、三作目。 自分から進んで戦時中の小説を読むことはほとんどないので、当時の女学生の生活というのは初めて知った。 巡りめぐる運命。時を超えて結ばれる愛。 自分も誰かの生まれ変わりなのかもしれない。そして、誰かと出会った時、前世の記憶が蘇るのかもしれない。そんな空想にふけった。
1投稿日: 2017.08.25
powered by ブクログ結末がハッピーエンドならそれでよい…などと もう軽々しく口にできなくなりました。 他の記憶を失くし 生まれ変わっても 胸に残り続ける想いのことを 何と呼ぶのでしょう。 執着ですか? でも…2人の想いのどこからも そのような暗い引力は感じませんでした。 第三者の予断を許さない厳しさが この物語にはあるような気がします。 2人の想いは、理不尽に引き裂かれたからこそ 生まれ 継がれたものだからでしょうか。 この物語からは 軽々しく口にできない さまざまな時代と文明と人間社会への 猛烈な憤激を感じてしまいます。 終わりがよければそれでよいと いうものではない。 哀しみや罪悪感の代価としての幸せなら そんなものを求めたくはない。 心からそう感じつつ、表紙を閉じました。
3投稿日: 2017.04.09
powered by ブクログ「時と人」シリーズ、三部作の最終巻。前2作とは序盤のペースが随分違いますので、最初は戸惑いました。 だけど、クライマックスが凄かった。地名と状況から途中でピンときましたが、あの出来事をこんな形で使うのかと驚きました。そこに至るまでの文章量が多かったからこそ、なおのこと劇的な描写となったのだと思います。 そしてラスト、ちょっとだけ涙腺が緩みました。あたたかい作品に出会えたことを、幸せに感じました。 3部作でいちばんのお気に入りは「スキップ」で、それとはちょっと毛色が違うのですが、こちらはこちらで断然オススメです。
1投稿日: 2016.11.27
powered by ブクログ「時と人」三部作の第3作。 太平洋戦争末期。 お嬢様学校に通う女学生の水原真澄は 結城修一という少年にほのかな恋心を抱いていたが その想いは、あっさりと引き裂かれる。 そして時は昭和30年代前半に飛ぶ。 小学5年生の村上和彦は、ある女性と知り合うのだが 覚えのないことを記憶している自分に違和感を持つ。 そして、和彦も女性も気付いてしまった。 奇跡が起こっていたことを・・・ けれど、奇跡の全てが幸せをもたらすものではなかった。 やがて悲劇が訪れ・・・そして・・・ 都合がいいと言われれば、それまでかもしれないが 二人の想いが起こした奇跡を信じたくなります。 それほど優しさに満ちている。 いやぁ~最後の豪快な笑いが最高でしたねぇ~ リセットって、そういう意味だったのかと 納得して読み終わりました。
2投稿日: 2016.02.11
powered by ブクログ流星群。フライパン返し。切手。列車の事故。麦畑。 高校の時に読んで以来、時折パッと灯が点いたようにこれらの場面を思い出していた。 どちらかと言えば、一回限りでは内容を忘れてしまうことの多い私にとって、これは珍しいことだ。 裏を返せば、本を読み返さずとも反芻してしまうくらい、強く印象に残った話だったということなのだろう。 この度、ようやく、再読の機会を得た。 細部まで記憶していただけに、「高校の時の読後感を再確認する」というくらいのつもりで読み始めたのだが、そうはならなかった。 年かさが増し、色々な知識を得た結果だろうか。 以前は二人の恋の行く末に目が行っていた。 だから、どこか時を隔てても結びつく二人に「羨ましい」とさえ感じていたのだけれど、今回は「子どもたちを、こんな目にあわせてはいけない」という思いが、自分でも驚くほど強かった。 戦争が、子どもたちから教育を奪っていく。 主人公やその周囲はどちからといえば裕福で、お嬢様学校に通っていただけあってギリギリまで恵まれた学習環境にいた。 それなのに、いや、もしかすると、だからこそ。 少し前には雑誌の付録のカルタで遊んでいた少女たちが、テニスで遊んだ後にレモネードで喉を潤していた彼女たちが。 飛行機の組み立てに参加する、尊敬する兄を隊内の暴力により亡くし絶望する、その落差に、やるせなさを覚えずにはいられなかった。 確かに、何度も巡り会う運命は、とても美しいものだ。 けれど、そうせずにはいられなかった運命は、決して歓迎されるべきではない。 お互いの感情の行き違いではなく、「そうせざるを得なかった」というのだけは、絶対に、繰り返してはいけないと思うのだ。 たぶん、当たり前のことなのだけれど。 本は、同じものでも毎回違った印象を与えてくれる。 それを改めて実感した、今回の再読だった。
1投稿日: 2015.09.12
powered by ブクログ「スキップ」「ターン」とは随分赴きの異なる作品。ある意味北村薫さんらしい良い意味でのムダな部分が多く、これを楽しめるかで随分印象が変わると思う。 私は早く先が知りたい誘惑と戦いながらも、戦時中の女学生の生活や文学うん蓄は興味深く読めました。
1投稿日: 2015.08.21
powered by ブクログ直木賞受賞した本。この作家の本を読むのは初めて。「輪廻転生」をテーマにしたもので、戦争に絡めて書いてある。裕福な子供が主人公なのであまりなまなましい戦争の様子は書いていない。私も輪廻は信じるほうだけど、ここまでいくとファンタジーなのかな。という印象。でも最後がハッピーエンドで落ち着けるため気に入った。
1投稿日: 2015.08.08
powered by ブクログ再読3回目。 時と人の三作目。わたしはこれが一番好き。こんなふうに人が生まれて死んでいくのだとしたら、とってもステキだと思った。
1投稿日: 2015.05.13
powered by ブクログ『スキップ』『ターン』ときて、これで「時と人 」3部作読了。3作目だから期待し過ぎたのかな、前2作には及ばなかったです。これだけで読んだらすごく良かったと思いますが。このシリーズでは『スキップ』が一番好きです。
1投稿日: 2015.03.30
powered by ブクログ不思議な時間旅行3部作、完結編。完結にふさわしいお話、いい話だけど意外性は無かったかな~。短歌の意味とかもっと分かれば奥深いんだろうな~。最初の戦時中の話がちょっと重い分、後半はさらっと読めます。読んでて思ったこと、北村さんって結構乙女だね☆
1投稿日: 2014.10.27
powered by ブクログ読書の素晴らしさは、生まれていない時代の話や現実では起こりえないような不思議な話を自分の出来事として追体験できること。泣きました。
0投稿日: 2014.04.15
powered by ブクログ三部作最終話 戦争と列車事故。これらで引き裂かれる男女。しかし、時を超えてダブル転生で結ばれるふたり。感動的なお話なんだろう。 感性に乏しい私には、おもしろくはなかった。100ページ以上ある戦時中の話でギブアップ状態。長いんだよな、このシリーズ。好みじゃないな。
1投稿日: 2013.12.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読。 一番最初に読んだのは 26か27くらい。 このシリーズは、 みんな好きである。
0投稿日: 2013.11.07
powered by ブクログ「また、会えたね」。昭和20年5月、神戸。疎開を夢中で訪ねたわたしを、あの人は黄金色の入り日のなかで、穏やかに見つめてこういいました。6年半前、あの人が選んだ言葉で通った心。以来、遠く近く求めあってきた魂。だけど、その翌日こそ2人の過酷な運命の始まりの日だった。流れる2つの時は巡り会い、もつれ合って、個の哀しみを超え、生命と生命を繋ぎ、奇跡を呼ぶ。
1投稿日: 2013.10.03
powered by ブクログ時と人の第三弾。リセット。 好きだけど、スキップとターンが良過ぎて、私には物足りない感があった。いや、これはあとに引くタイプかな。 なんせ綺麗だなぁと思う。 時って残酷だけど、たまにこういう粋なことやってくれるから期待しちゃう。 自分の中に流れている時間は自分が生まれる前から流れてて、その一部が今で、そう考えると、私はすごく泣きたくなる。悲しいわけじゃない。 別れてしまっても、また会える。巡り巡って、また会えた。 そうかぁ、そういう風になってるのかもって思ったら、少し嬉しい。私の家族、友達が前世でも同じように家族、友達をやってたら、すごく嬉しい。 すごーく、温かい話でした。 啄木かるたの少女の絵が友達に似てて、面白い(笑) でも、やっぱりありきたりかな?
1投稿日: 2013.04.26
powered by ブクログ北村薫さんの≪時と人≫シリーズ。 高校生のときに夢中で読んだ思い出の本。 北村薫さんの作品はいつもあたたかくて、好き。
0投稿日: 2013.04.19
powered by ブクログ10年前の文庫本をふと取り出し再読。本当に何気なく取り出したのに、今の心に寄り添う物語に出会うことがある。愛しい一冊です。北村薫の《時と人》の三部作の最後。一冊目の「スキップ」もなぜ今?というジャストの時に読んだのを思い出します。
0投稿日: 2013.03.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
輪廻転生、これです。 今の社会での輪廻転生は、信じろという方が馬鹿馬鹿しく無理に思えます。しかし、戦争によって余儀なくこの世を去らねばならなくなった方々には、やり残した事や伝えられなかった事が目に見えるほど沢山あるはずです。こういう方々には輪廻転生が絶対起こり得るはずです。本作は戦時中の困難は端折っています。原爆投下直前後の一瞬のやり取りが永遠と記憶される、この感覚が純粋なのだと感じました。 ただ、愛情を詩で表現する行動が大人過ぎて共感し難い部分がありました。もう少し大人になってから再読したいと思います。
0投稿日: 2013.03.14
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) 想いは、時を超える―希いはきっと、かなえられる…。求め合いめぐりあう二人そして月日は流れ、星はまた空に降る。『スキップ』『ターン』に続く、待望の書下ろし長編小説。
0投稿日: 2013.02.20
powered by ブクログ「時と人」シリーズの第三弾。 シリーズと言っても、テーマが共通しているというだけで、続き物というわけではない、らしい。 実は借りて読んだのでよく知らないし、一作目と二作目も読んでいない。 『リセット』と聞くと「やり直し」を想像するが、そういう意味合いのタイトルではないことは最後まで読めば分かる。 淡々と描いていく感じの文章で、話も時間軸上をあちこち飛ぶので、途中までは何が起こっているのか読み取りづらい。 が、物語の最後は、色々な意味で非常にきれい。
0投稿日: 2013.02.19
powered by ブクログそう来たか…。と最後のあたりで驚愕。この展開は読めなかったです。なんてスケールが大きい愛なんだろう。 自分の大事な人とも、このようなつながりが実はあるのかもしれないなぁ。 北村作品に出てくる品の良い女性が好きです。あこがれる。 そして中原淳一美術館に行きたくなった。河口湖は閉館してしまったらしいけど、巡回展示はしているようなので一度訪ねてみたいと思います。
0投稿日: 2013.02.14
powered by ブクログ最初の戦争時代の章は、正直言って読んでいてもあまり面白いと思えませんでした。女性の語りがただ坦々と続くだけで特に何かが起こるわけでもありません。最後までこんな調子で終わるのだったら、期待はずれな本だったなぁと思ったのでしょうが、物語が進みだすのは2章になってからでした。 2章と3章でやっとリセットの意味が分かりました。 こんな風に生まれ変わって、記憶と魂がお互い惹かれあったら・・・。 なんとも素敵な物語でした。
0投稿日: 2013.02.02
powered by ブクログ良かった、の一言です。 「スキップ」も「ターン」も良かったのですが、この「リセット」が一番良かった気がします。 読み終わってすぐに「もう一度読みたい」と思い、立て続けに2度読んでしまいました。 この「時と人」シリーズ(?)、3作ともまったく違った物語なのに読後感がよく似ています。(切ないような、懐かしいような、すっきりしたような。うまく言えませんがとにかく心地よい感じです) 文庫の巻末に私の好きな宮部みゆきさんとの対談が掲載されていたのも嬉しかったですね。
0投稿日: 2012.11.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
時と人シリーズ3部作。 スキップ、ターンとは一味違うお話。 読み終えた今、はじめから3分の2くらいの話が必要だったんだとわかるけど、読んでる間はあまり興味がわかなくてつらかった・・・笑 5回目くらいにしてやっと最後まで読み終えた。 前2作よりも、ストレートなロマンチックな話。 じわじわくる幸せを味わいたい方は、辛抱して最後まで読んでほしい。 戦時中の子供たちの心境はこういうものだったのか、と思った。
0投稿日: 2012.09.07
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リセットと言うと、全部忘れてなくして、もう一度最初からだと思っていたけど、ここで言うリセットは、生だけがリセットで、魂と記憶はつながってた。 記憶がリセットされないほどの強い想い。もう一度、その人に会いたいと言う強い願い。 ただ、一度二度会っただけ、ちょっと言葉を交わしただけで、そこまでの思いになるのかなぁ?とか思ったり。淡い恋心・・・だったのが、戦争のせいで不条理に引き裂かれ、だからこその募る思いなのだろうけど、も。 といいながらも、文章の、情景のさわやかな感じつか、清涼さでもって、そこまでの思いがあるって言うのは、見て取れるんだけど。少女趣味的な意味合いで。 乙女心には響きました。 あーでも、3部のお父さんの吹き込みはちょっともにゃったなぁ・・・。
0投稿日: 2012.08.27
powered by ブクログ時と人のシリーズ。 時と、人。 不思議に結びあわされる。 時空をこえて、あなたと出会う… はっきりいって、途中はつまらん。 展開が、じれったい。 でも、でも、 言葉の美しさにうっとり。 やっぱり、いい。 じっくりゆっくり読むと、 世界にはいりこんじゃう。 たまにはゆっくり読書もいいじゃない。 おすすめです。
0投稿日: 2012.08.23
powered by ブクログこの本の何が良かったといって、昭和初期の女学生の描写が何より良かった。今とは違う、言葉とか潔癖さとか、あの頃の雰囲気、文化。
0投稿日: 2012.08.19
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北村薫の「時と人シリーズ」最終巻。戦時中の神戸が最初の舞台。丁度終戦記念日に読んでいたので、何だか不思議な偶然を感じた。シリーズの中では一番気に入った。前作までの「スキップ」「ターン」の主人公の女性は過酷な運命を背負う。それに対して、今回の「リセット」は、ロマンチックで温かい。 物語は、時代を超えてもなお、生まれ変わって再び出会う運命の二人の話。 一行でまとめちゃったけど、話の進行の仕方がユニーク。 まずは、戦争の太平洋戦争の末期を生き抜いた1人の女子の目線で描かれる。 そして次の章では、ある父親風の男性が、自分の子供たちに自らの少年時代の思い出話を語るように進んでいく。自分の、初恋の人の思い出話を。 非科学的なことはあまり信じてないけど、「生まれ変わり」は何だか信じている。そう考えた方が長い人生ずっと楽しい気がするし。
0投稿日: 2012.08.17
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スキップ、ターンに続く3部作ということで、続けて読破。 戦争や鉄道事故など、重たいテーマが扱われているが、日常を描いている前2作よりも読みやすい。 前作では、当たり前の日常に大しての苦悩や、時の流れに対する諦めといったものが感じられた。一方で本作では時間の流れや、「死」さえも超越して人間が結ばれていき、読後感も清々しい。そういった意味でも、三部作の最後に位置づけられているのも納得。 三部作を通して、恋愛、愛が描かれつつも「性」についてはほとんど触れられない。描く必要が無い、と言えばそれまでだが、どことなくあるべきはずのものが欠けているような印象を受けた。日常や人間関係についての細かな心の動きが書かれているだけに、そう感じたのかも知れない。
0投稿日: 2012.08.11
powered by ブクログ北村薫のまたまた時空を超える話。戦時中の話は興味深く、又、主人公の二人が時間を超えて巡りあえて幸せな気持ちで読み終えた。
0投稿日: 2012.08.01
powered by ブクログ時と人の第3弾。 時代背景は昭和、第2次世界大戦から始まります。 はじめは日記の内容が多く、正直読むのに苦労しました。 3部の中では一番ゆるりとしてる気がしていました。
0投稿日: 2012.07.22
powered by ブクログスキップ、ターン、リセットの三部作ということで その順番に読みました、。 三部読んで振り返ってみると、 自分的には、このリセットだけが、しっくりきませんでした。 どうしても話の中に入り込めません。 ストーリーが淡々としている、というか、 次はどうなる? というわくわく感のある作品ではないから、かもしれません。 三部の中では、ターンの後半からラストにかけて、が 一番おもしろかったかな。
0投稿日: 2012.07.18
powered by ブクログ6年間読みきれなかった本。ようやく読みきりました!!! うーん・・・まぁ良かった。 ・・・・もう一度読み直してみよ!!
0投稿日: 2012.07.11
powered by ブクログ大好きな一冊です。どうやら私は「生まれ変わり」というワードに弱いらしい。読んだ後、無性に読書感想文を書きたい衝動にかられ(笑)、しかもかなりレベルの高い文章がかける気がしたんだけど、すでにいい大人だったので結局書きませんでした。
0投稿日: 2012.07.10
powered by ブクログ一番好きな本。 もう、何度も繰り返して読んでいる本。 お互いがお互いを想う心がとても好き。 厳しい時代の中で、真摯に生きる姿がとても好きだ。 これからも何度も読んで、勇気をもらい続ける1冊。
2投稿日: 2012.06.03
powered by ブクログ「時と人」3部作、ようやく本棚に並びました。 最初に読んだのはまだ学生の時で、 いまいちよく分からなかったのですよねぇ。 やっぱり『スキップ』の感動が大きすぎて。 でも、今、改めてこうして読み返してみると、 歳取ったから、分かる面白さ。 10代の時にしか味わえない感動がある一方で、 歳重ねなきゃ分からない感動もある。 この本は、そういう本だったんだ。 すっごく丁寧に書いてあるので、 途中でどこに向かっているのか 正直分からなくなる時もありますが、 負けずに最後まで読み進めてほしい。 恋愛小説好きとしては、 このロマンチックは味わわっとかないと。
4投稿日: 2012.04.22
powered by ブクログ第一部の戦前~戦中にかけての、ものすごく精巧なドールハウスを小さなパーツから組み立てていくかのような丁寧な描写に音をあげずについていけるかどうかが、この作品を楽しめるかどうかの分かれ道でしょうか。 第二部、第三部と加速していく物語の渦にどんどん巻きこまれ、「そやから、また、会おう」という素朴な約束が果たされる運命の瞬間に感動します!獅子座流星群を、長生きしてもう一度一緒に見たいと思える人に巡り会いたいものです。 この「リセット」にしろ、「街の灯」に始まるベッキーさんシリーズにしろ、北村さんは、戦後生まれだけれど、だからこそ、昭和初期をきちんと描いておきたいと決意されてる気がします。
0投稿日: 2012.04.19
powered by ブクログしばらくは「これも『時と人のシリーズ』?」と読んでいたけれど、三部作の中ではこれが一番ロマンティック。でも私は『スキップ』や『ターン』の方が好き。ヒロインの年齢や時代設定(戦前~戦後がメインだから)からそう思うのかな。ただ戦前のお嬢さまの日常生活や戦時中の生活ぶりなんかは結構興味深く読めた。 こんな風に、ただ一人の人と巡り会うために生まれ変わってみたい。
2投稿日: 2012.03.20
powered by ブクログ前半は戦前戦中芦屋のお嬢さんの生活が垣間見れて興味深かった。第二部はお父さんの一人語りが冗長的にも思えた。フライ返しの辺りから納得はしたが、そんなに好きだったの?と思った。赤い糸ってあるのかしらね。
0投稿日: 2012.02.25
powered by ブクログ前にスキップとターンを読んだことがあったので3部作と言うのでリセットを借りてみました。確かにリセットが一番読みやすい、受け入れやすい話だったかなと思います。 戦中・戦後・現在(と言うより昭和後期?)と時代が章ごとに分かれているので時代の変化や人の考えの違いなどがとてもわかりやすかったです。そして中盤になってなるほどこういう展開なのか、と。私は梶尾真治さんの作品が好きでよく読むのですがあの方の時間ものにもありそうなロマンティックなお話だなあと思いました。男性の方がロマンチストなのでしょうか。(女性はロマンティックなモノを好むから男性はロマンチストなのだ、とはオーデュボンの祈りの中に出てきた好きな台詞の一つですが)面白かったです。
0投稿日: 2012.01.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ライオンハート的な生まれ変わり系恋愛ものを探していた時に系列が同じと聞いて読むが、こちらの著者の本は初めてであった。 内容は求めていたものであったが相手を思っている気持ちがまったく伝わってこないのに、生まれ変わったら「好きだった」という流れになっても全然理解できない。 表現が合わないのか、私と合わないのかわからないが二人の気持ちがまったく伝わってこなかった。
0投稿日: 2012.01.21
powered by ブクログようやくラストの方でつながった。時空超えて結ばれた愛は素敵だったな。柔らかい気持ちになれる、そんな「時」のお話。
0投稿日: 2012.01.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
北村薫さんの時と人のシリーズの最後。 昭和の戦争前後を時代設定としているために、すごく読みずらかったし、中身的にも『スキップ』『ターン』の方が面白かった。
2投稿日: 2011.12.23
powered by ブクログ北村さんの「時と人の三部作」連続・再読破です。 どうも「何時か”リセット現象”が起こるはずだ」と待ち構えて読んでしまいます。しかしそれがなかなか出て来ない。そのため為、何か間延びした印象を受けてしまいました。しかし考えてみれば、SFでは無いのだから、別にその現象を描きたい訳では無く。 そういう目で見直せば二人の主人公の生い立ち話は、時代の雰囲気も含め、じっくり丁寧に(とはいえ丁寧過ぎるかも知れないが)見事に描かれています。 全てを通して、心地よい読後感のあるシリーズです。 ========================= 03-051 2003/07/10 ☆☆☆ 「スキップ」「ターン」に続く《時と人》シリーズ三作目。 待ちに待った文庫化がなり、早速購入しました。でも・・・やや期待はずれ 「スキップ」「ターン」以上にSFチックな舞台設定を期待していましたが、肩透かし。まあ、これは私の身勝手な期待ですから仕方ないとしても、主人公のキャラクターがいつもの北村さんらしくない。北村さんのヒロイン=若さ一杯で元気で真面目、そういう図式が私の中に有るのですが、今回のヒロインは今ひとつ突き抜けてない感じがします。まあ、よく言えば現実的なのですが。 とはいえ、上の意見は私の見解。解説の宮部みゆきさんの意見では、3部作の最高峰だそうで、確かに女性には受け入れやすい物語なのかもしれません。
0投稿日: 2011.12.06
powered by ブクログこれは、時空シリーズ、「スキップ」「ターン」の最後のお話。 北村さんの小説は大好きでかなり読んでる。 最初に読んだ、スキップでの結末が良かった。 今まで私が読んできてた小説のラストをひっくり返すような。。。 そしてこのリセット。輪廻転生をテーマに繰り広げられる数々の人生。 う〜ん。。。またまたすごい良かった!!!!! うわ〜こう来るか〜っとびっくりさせられっぱなし。。 時代は戦時前、中から始まり、戦後、そして現在まで。。。 戦時中の文体がその時代らしいのにもびっくりした。こんな文も書けるんだ。。。 丁寧な文面を丁寧に読んでいく。。。 知的で繊細な文。戦時のぴんと張った空気が伝わってきて。。。 最後に参考文献を載せてあるのだが。。。。すごすぎます。 こうやってこの人は文字を書いていくんだな。。。 劇中の石川啄木の、啄木カルタも良かった。。 啄木の詩に載せてつづるラブレターのようで。。。 ----かのときに言いそびれたる大切の言葉は今も胸にのこれど------- 素敵な詩だ。 切ないラブストーリーを読みたい方、お勧めですよ。。。。
0投稿日: 2011.10.16
powered by ブクログ『スキップ』と『ターン』に続く3部作、最後の作品です。 前の2作品が面白かったので、今回も面白いだろうと思ってましたが これは私の趣味ではなかったです。 中は3部に別れていて、最初が戦争時期でした。 またかなり向こうの年代から…と思っていたら もう少し先へ、それから1本の道に。 何と言えばいいのか分かりませんが 面白くなかったわけではないです。 きちんと読めました。 ただ趣味じゃなかったです。
0投稿日: 2011.10.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最後に一気に感動させる話だった。 死が二人を分かつことなく、戦時中の恋心が次の世代に引き継がれていくという転生ものの話。 余談だが北村薫の書く昭和以前パートの話は、自分の年齢では認識できないので、逆にファンタジー感覚で読むことで消化しやすくしている。
0投稿日: 2011.10.02
powered by ブクログはじめ、戦時中の少女の章ではあまりに展開が遅く、わたしの方もノロノロと読み進めていました。 ただあの敬礼からは、あぁ先を読まずにはおられない。 一体なにがどうなっているのか、読まずにはおられない。 合点がいって、読まずにはおられない。 ふっとぶように読み終わりました。 奇跡、起きすぎです。 でもいい。これくらいの奇跡がちょうどいいロマンチック。 あとがきの対談ではじめて三部作ということを知ったので他の二冊も読んでみないと。 読後感はこれが一番いいらしいのでおいしいもの先にたべちゃったのかな。 あとは参考文献に感動。小説一本書くための量かいな。
0投稿日: 2011.09.15
powered by ブクログリセットというタイトルとお話とがマッチしませんでしたが、そこはあまり気にしないで読み進めました。 (最後にリセット=骨接ぎという意味があることを知って、あぁなるほどと腑に落ちましたが) 来世を信じるのは僕は未来に希望を持つ秘訣だと思っていて、こういう話を読めると心が暖まります。 ただ、細かい描写は大分昔のことでちょっとイメージしにくかったなぁ。
0投稿日: 2011.09.09
powered by ブクログ時の三部作の中で一番好き。 初めて読んだときは、途中までの時代背景が重かったのでリタイヤしましたが・・ そこを越えると一気に読めてしまいます。 素敵なラブストーリーです。
0投稿日: 2011.08.29
powered by ブクログ実にロマンティックな物語。第1部では戦時中の女学生の日常が丁寧に綴られます。時代が持っていた悲壮感と高揚感が描かれ、当時の人々が戦争にどう向き合っていたかが克明に記されます。そして第2部では昭和30年代の少年時代を想う、ある男性の回想録。どう繋がるのかと思えば、第1部の少女の成長した姿が表れ、少年との交流が始まります。 第1部も2部も日常が丁寧に描かれているから、その後の悲劇がより一層強調されるんでしょう。そして救いの第3部。ああ、そうか「時と人」のシリーズはこう締めくくられるのかと膝を打ちました。巻末の対談で書かれているように、ここでは時が人に対して優しいんです。だからロマンティックな印象を受けるのでしょうが。 そうそう、北村作品は作中に文学的要素が織り込まれています。だから読むたびに自分の勉強不足を嘆き、文学的勉強欲が刺激されますね。
0投稿日: 2011.08.22
powered by ブクログ勧められて読んだ初めての北村薫作品。三部作の中では共時性を感じさせ、一番ハッピーエンドな作品かなとは。繰り返し繰り返し、どちらかが待つことになっていても、必ず会える、会う約束を果たせるという希望で続けていける事もあるのだと思う、そして勧めてくれた人をロマンチストだなと思ったのを思い出したり。
0投稿日: 2011.08.21
powered by ブクログ3部作の最後。第1章はシリーズで最も読みづらい。ただ、後半の加速力は最もあった。本で久しぶりにホロッとなった。個人的には3部作で一番好き。
0投稿日: 2011.08.19
powered by ブクログ「スキップ」と「ターン」は読んだけど、なかなか機会がなくて読めなかった「リセット」。 3つの中で、いちばん好きじゃなかった…。 ちなみに「スキップ」が好きです。内容もばっちり覚えてて、他のも読んでみよう!って思ったきっかけになった1冊。 「リセット」って言葉と話が、私の中でうまく消化仕切れなかった感じです もやもや もう1回読めば変わるかもしれないけど、しばらくはいいやー いつかまた読み返したいと思います
0投稿日: 2011.08.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
スキップ・ターンと読んでの三作目。 個人的にはこの一冊には、前二作と比べてあまり引き込まれることがなかった。なぜだろうか…? 戦時中というのが実感がわかなかったのだろうか。よく分からない。 ただ、相変わらず文体はきれいで好みだった。
0投稿日: 2011.07.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
時と人シリーズの三作目。 スキップとターンを昔読んで物凄く好きだったので、かなり期待して読みました。(特にターンが大好き!!) 私の好みとしては、第一部がちょっと残念でした。 戦争当時の状況の描写ばかりで、ストーリーを追いたい私にはあまり楽しめませんでした。 でも、第二部の少年とおばさんの話になってからはすごく面白くなり、また、一部の必要性もわかってきました。 途中でやめず、最後まで読んでよかったと思います。 もし、同じように序盤で苦手だと感じた人がいたとしたら、ちゃんと最後まで読んでみてほしいです! ただ評価としては、私の好みの問題や、スキップ・ターンとの比較の意味も含めて☆3にさせていただきました。 スキップとターンも読み返して感想書きたいです。
0投稿日: 2011.06.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これも切なかった。でも一応ハッピーエンドなのかな。 輪廻転生を信じてるわけじゃないけど、こういうのがあってもいいかなぁなんて。 それにしても、戦争は嫌。現代のほとんどの人は戦争反対を唱えるだろうけど、昔は戦争万歳だったんだよね。もしも今まで一度も戦争が起きていなかったら、いざ戦争ってなったときにみんなは反対するのかな。
0投稿日: 2011.06.09
powered by ブクログ主人公を女性にすると書きやすいといった主旨の発現を北村さんがどこかでされていたように思うが、小説舞台を現在に置かない、というのも一種の自分にとっての書きやすさが得られる方法なのかもしれないと思った。 この場合の書きやすさとは、楽して書けるといった意味ではもちろんなく、自分がその方法に長けていると感じる方法での書き方という意味である。 どこか楽しんで書いているのだろうな、という感じがとても伝わってくる。
0投稿日: 2011.06.07
powered by ブクログ時と人シリーズ第三弾。(読んだのは単行本だった気がする。) 前二作と趣が違い、淡々と戦前戦中の少女の目を通した世界が語られる。その情景描写は秀逸で、さすが北村氏と思わせられるものの、このシリーズ独特の仕掛けが見あたらないなあと首を捻ったのも事実だ。 この作品自体が三部に別れているのだが、第二部を読み進めるうちに「ぽん」と膝を打ちたい気持ちにさせられる。ちゃんとこのシリーズならではの仕掛けが実は初めから用意されていたのだ。 哀しい戦争が背景に描かれているものの、全体的には穏やかな優しさに満ちた作品だったと思う。 (2003-03-08)
0投稿日: 2011.03.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
切ないけどハッピーエンド。 修一さん好きだ。 ページ数が少なくなってから、展開読めちゃったからなー。 でも良い作品だった。 初版/2011.3.7 購入/2011.3.19 読了
0投稿日: 2011.03.09
powered by ブクログ比較的に長い時間を追った話。この人が書く戦争時代には、リアルで柔らかな人間描写が多く、独特な臨場感を持って読むことができる。
0投稿日: 2011.03.07
powered by ブクログやっぱり北村薫さんの描く女性がとても好き。まっすぐで純粋で気持ちいい。 戦時中の女の子の気持ちが繊細にとてもリアルに描かれてる。 SFっぽい題材だけどほんとにありそう、あってもおかしくないって思えるのが不思議。 とても爽やかな読了感。
0投稿日: 2011.03.07
powered by ブクログ『スキップ』『ターン』に続き『リセット』。個人的にはスキップするのも捨てがたいけれど、人生リセット出来たらなという願いは少なからずの人が抱いていると思う。とりわけ、理不尽なことに出くわした時にはそう考えるだろうし、解説にある「生まれてくるときに、その環境を選べない」というのも一つの理不尽かもしれない。もっとも、口にするのは憚られるけれど。 本小説では、まるで生まれ変わりのような現象が奇跡として起こっている。読み心地は暖かく、特に村上君に対する真澄の語り口は、作者が他の小説でも見せてくれる優しさをはらんでおり心地よい。 ただ、似た舞台設定の小説としてどうしても思い出してしまうのが、恩田陸『ライオンハート』(新潮社)。こちらでは、時代を超えて合う二人に与えられた時間が驚くほど短く、どこか刹那的。それでいて、表出する記憶から消え去っても尚こころの中に何か暖かなものを残してゆく。 対する『スキップ』では、時代を越えた二人の邂逅にはどこか救済としての意味合いが感じられる。どうしようもない悲しみに打ちひしがれる人間への施しのように見えてしまうのはひねくれすぎだろうか? 両者のどちらが良いか?という意味で恩田氏の小説を挙げたわけではない。しかし、北村薫の作風を目一杯楽しむには、自分はやや若すぎるのかもしれないと思った。
0投稿日: 2011.03.03
powered by ブクログ誰もが美しい。どこを開いても美しい。真っ白な朝、庭に咲いている朝顔へ、きーんと冷たい井戸水を両手で掬ってやるような、そういう凛とした美しさ。
0投稿日: 2011.01.31
powered by ブクログ時と人シリーズ3冊め。 面白かったー!しかしシリーズものは他のと比べてしまう…。今回は当時の生活描写が印象的。その中にちりばめられるアイテムが繋がっていくのが綺麗。 詩歌とかの良さを理解できなかったのが残念だった
0投稿日: 2011.01.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
スキップ・ターンと比べて、意味が分からなかった なんか昭和っぽい叙述がだらだら続いて「なんだこりゃ」って思ったことを覚えてる。
0投稿日: 2010.12.24
powered by ブクログ「スキップ」「ターン」そして「リセット」。この作品が一番せつないですが、一番好きな話です。死んでも強く残る想い・・・。恩田陸さんの「ライオンハート」が大好きなので、私は時空を超える恋愛物が好きなのかもしれません。印象的だった優子さん。彼女はリセットできたのでしょうか。。。
0投稿日: 2010.11.20
powered by ブクログ2010.11.10 <時と人>三部作読了。 最後はちょっと涙ぐんだ。 解説で宮部みゆきが言っていたが、この『リセット』は本当に「時がやさしい」。 これまでの『スキップ』『ターン』とは全く違う感じを受けた。 全く違うと言えば、展開が遅々としている感じもそうだった。 これまでの作品はほとんどが最初の方で展開が変わる。しかし、これは半分過ぎても変わらない。一見すると普通のお話のようなものが、やさしく綴られている。「面白かった」と聞いていなければ、挫折してしまいそうな、それほど、この『リセット』は時がやさしく、お話自体がゆったり流れていた。 今、ふとこれが映像化されていれば・・・と思い調べてみたら、やはり案の定『スキップ』と『ターン』が映像化されていた。 これだけなんで映像化されてないんだろう。。 しかし、本当に女性の視点で書くのがうまい人だなぁ。 女性作家かと何度か錯覚した。
0投稿日: 2010.11.10
powered by ブクログ「時と人」三部作の一つですね。 前半は戦争に巻き込まれていく少女の話だったので、「ターン」の印象が強かったあたしにはなんだか意外な感じがしました。(何が意外なのかと言うと…ううん…) 戦争でゆっくり豊かな生活が壊れていくのと、その中での恋は良かったかな。 それで題名の意味も忘れた頃、ようやくリセットが(笑) 時を越えて出会うってとこでは、恩田陸の「ライオンハート」を思い出しますね。 ラストは良かったんだけど、それにしても戦時中に力が入ってたなあ、と。
0投稿日: 2010.10.10
powered by ブクログ中盤で読み疲れてしまった。 なんとか最後まで読んだら、やっとふつふつと感動が。 しかしこの作者の小説はもう読まないと思う・・・
0投稿日: 2010.09.22
powered by ブクログ再読。 輪廻転生を信じているわけではないけれど、 ゆるやかな時の流れの中の純愛の話でした。 すごくすごく思いあって、 でも一回ではうまくいかなくて。。 じれったいけど 段々距離が縮まっていくのが 感動的でした。
0投稿日: 2010.09.06
powered by ブクログ時と人をテーマにした三部作の最後の物語。 若さとか健やかさとか、時の流れの中でいつの間にか失っていくものは多いと思うけど、時が与えてくれるものもあるんだと思えた。 5年後10年後と、ふとした時に読み返したくなるような物語だった。
0投稿日: 2010.08.17
powered by ブクログ高校時代の同級生から「スキップ」を薦められて読んでたけどやるせなさというか、過ぎた事へのやりきれなさだけが残ってました。 この「リセット」は、そういう点で息苦しさが殆ど残らず、よかったです。 出てくる場面も神戸方面、特に芦屋や深江や青木、新明和の工場、甲南女子とか、貸し本屋さんなど、なじみのある地名や事象が続出。自身の少年期をだぶらせて読んでました。
0投稿日: 2010.07.04
