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目には目を
目には目を
新川帆立/KADOKAWA
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総合評価

254件)
4.0
67
114
47
11
1
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    オーディブル視聴。 罪を犯した少年たちは未成年者というだけで僅かな更生期間で許され少年院を出てのうのうと生きている、少年保護法などなくて良い、という流れになりそうな展開を、それでも希望のあるラストにしてくれて凄く良かった。未来ある少年に更生の機械をというけれどそれじゃあ被害者の気持ちは?…いやいや、でもやはり…と何度も自問自答させられた。 

    0
    投稿日: 2026.01.12
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    面白かった。 誰が殺されて誰が密告者なのかというのを探る面白さもありつつ、人間の恐ろしさ、考え方の違いなど、考えさせられる内容だった。 少年院に入れられるということはそれなりに酷い犯罪を犯したからで、その犯罪者が退院後に被害者の親に殺されるというのは自業自得なんじゃないかと、単純にそう思ってた。 全部を読むまではそう思ってたし、子を殺された親の気持ちを思えば殺してやりたいと思う心情は理解できた。だからこそどっちも苦しかった。生い立ち、性格、人間関係、どれも決して恵まれているとかいないとかそういうだけでは解決できない、蓄積?が一瞬にして人生を変えてしまった。 普通にご飯食べてお風呂入って友人と電話しているはずだった人生を奪う権利は誰にもないっていうのはほんとにそう。 目には目を、か。復讐はまた次の復讐を生んでしまうんだけどね。何とも言えない気持ちになった。

    11
    投稿日: 2026.01.12
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    少年犯罪をテーマにした作品を続けて読んだけど 余韻を超えて放心中。。。 子供は生まれる場所を、親を選べない。 なぜ神様は子供に試練を与えるのだろう。。。 なぜ神様は生まれる全ての子供に 光を与えてくれないのだろう。。。 読了後、すぐに思ったこと。 6人の少年の、危うさ、純粋さ、脆さ、、、、 その、心の奥底を抉り出した描写は、凄かった!! 後半、脳内に静寂が訪れること二度。。。 ラストは、切ないのか、悲しいのか、悔しいのか、 読んでて、どうしようもなくなる気持ちになって。 罪と贖罪 10代で犯した罪は なにをもって 贖罪となすのか。。。 10代でなくても犯した罪は なにをもって贖罪となすのか。。。 深く深く 考えさせられる最後だった。。。

    15
    投稿日: 2026.01.11
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    読み始めた頃は、少年ならではのいじめる側の心理とか性犯罪する側の気持ちとか、そんなのを読んで、ほんとに嫌な気持ちになった。 でも最終的にどうなるのだろう、と思いつつも少年犯罪は本当に許せない。なんで少年だからって許されてしまうんだろう。罰はないんだろう。

    1
    投稿日: 2026.01.10
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    面白かった。また新川帆立作品を読みたいと思った。 6人の罪を犯した少年たち、とても生い立ちが複雑で考えさせられる場面も多かった。でも、ルポルタージュ風に書かれていて、どんどん引き込まれて行った。罪を犯した子たちが贖罪について考えまくっていたので、それが救いだった。

    2
    投稿日: 2026.01.10
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    2025.1.9 オーディブルで読了 重いってわかってたけど想像以上に心を持っていかれた…。それでも面白くてあっという間に聴き終えてしまった。 被害者家族、加害者家族、どちらにも感情移入してしまい胸が痛かった。 最後の方は涙が止まらず目パンパンです

    10
    投稿日: 2026.01.09
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    ミステリー要素もありつつ、6人の登場人物についてしっかりと掘り下げられていて、感情移入が出来ました。罪とは何か、反省や贖罪の意味を考えさせられました。そして、罪を犯す人はやはり家庭環境や、本人の特性によるところが大きいのだとも感じました。親として子どもに愛情をかけ続けていきたいです。

    10
    投稿日: 2026.01.09
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    audible⭐︎ 残虐な少年達に途中まで怒りと怖さを感じた。 目には目を…私もきっとそうする! でも最後、著者の言いたいメッセージを汲みとった気分になった。 復讐心の…その後の…何十年もの…年月の先に辿り着くものとは…⁇

    14
    投稿日: 2026.01.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    テーマはありふれたものだが、切り口や見せ方が新鮮だった。 面白かったので、周囲に勧めようと思ったが、あらすじの説明では凡庸になってしまいそうで…ぜひ本文を読んでもらいたい。 ライターの正体と密告者の正体。 しっかりミステリーとして驚かせてくれる。 ただ、登場人物は多くないのに、名前がこんがらがってしまって、そこが残念。

    0
    投稿日: 2026.01.08
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    2026.#01 題名通りの序章からしっかり掴まれました。 もうあとは一気読み。 色んな感情が流れ込んできて辛かった。  辛さも受け容れられる、心の強い時に読んだ方が良いです。 とても読み応えのある作品でした。

    1
    投稿日: 2026.01.05
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    同様のテーマの他作品ほど、心を揺さぶられなかったのと、展開が読めてしまったので辛めになったが、多くの人が少年犯罪について考えるきっかけになればいいなと思えた。

    11
    投稿日: 2026.01.03
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    自分の気持ちが揺れ動く本だった。 自分の幼い子供が殺された時、その犯人を「殺す」、「殺さない」。 「殺さない」に決めても、一瞬後には「やっぱり殺す」に傾く、でもすぐにまた「殺さない」に傾く。自分の心の中でその両方が矛盾せずに成り立っている。シュレーディンガーの猫みたいに観測されるまで決まらない感じだ。

    123
    投稿日: 2026.01.02
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    続きが気になる面白さ 子の立場で読むと、 生きるって大変だよね、学生時代はほんと大変 と思い 母親の立場で読むと ほんとどんなふうに子に接するのがいいのか分からないよね と思い よく男の子の母親同士で うちの子がなにか犯罪を起こすことがあったらどうしようと不安になる みたいな話をしていたことがあったけど、 そのことを思い出してしまった。

    10
    投稿日: 2026.01.01
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    オーディブルにて。 少年犯罪を問うドキュメンタリーかと思いきや、後半から意外な展開に引き込まれた。後味が良くて安心。

    10
    投稿日: 2025.12.31
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    新川帆立さん、恐るべし。 タイトルに惹かれて読み始めたが、引き込みの強い物語展開で、夢中になって読んだ。 途中から主人公の正体が分かり出してぞっとしたし、それぞれの正義がぶつかって苦しいシーンもあり、無垢に犯罪者になっていく少年達が憎くて生々しくて恐ろしかった。 もはや子供ができたら読ませたい。 失われた命は戻らないし、本当の意味での更生とは存在しないのだと思い知らされる作品。

    10
    投稿日: 2025.12.30
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    【 ミステリーだけど考えさせられた 】 復讐系の話かと思いきや、命とは?罪とは?更生とは?と色々と考えさせられた。 密告したのは誰か?と推理しながら読み進めるミステリーかと思いきや、色々と考えさせられた小説となりました。 私ならどうするかな?と自分の子が被害にあった場合を想像しながら読みました。 はじめは「許せない」「復讐して当たり前」という気持ちしか持てなかったけれど、読みすすめていくうちに、「復讐から生まれる物は何?」「我が子が加害者側にならない保証はないのか?」と様々な考えが溢れてきました。

    19
    投稿日: 2025.12.27
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    次々と多種多様な内容の本を出して評判の良い新川さん、頭の良い人なんだなぁとまず感心。法律家らしく、少年犯罪や被害者や加害者やその家族のことなどがテンポよく描かれてスイスイ進んでいき語り手の正体が判明したところでビックリという仕掛けもあって面白い。そして何より母親という生き物の心のありようが切なかった。我が子を殺されて復讐を企てる母親の気持ち、育てにくい子をもつ母親の気持ち、、私も母として彼女たちの思いに深く共鳴し身につまされた。

    15
    投稿日: 2025.12.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    少年院で暮らした6人のうち 1人が殺され、残り5人の誰が密告したのか? これ考えながら読むのが楽しいんだけど 誰が誰やら、わからんなりかけ… また戻って確認しながら読んだ ま、それも楽しかった 目には目を この考え方に賛成 というか 納得できてしまう私 田村美雪の裁判時の発言に すごく共感 子供殺されたら、私もこう考えるやろなぁ 復讐を実行できるかは分からんけど 言ってる内容は、すごく理解できる だからその後の仮谷さんの考え方や行動は、 なんか違うと思ってしまった そもそも息子の色んなことを 見て見ぬふりしてた事が なんか腹立つ まぁ、最後の「違う形での復讐」は 納得できる終わりやったかな でも大坂くん以外の今後が (特に雨宮くんの歪んでる感じや 岩田くんの家庭内暴力) めっちゃ気になるわ

    1
    投稿日: 2025.12.21
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    『少年X』に暴行を加え、死に至らしめた『少年A』。少年院を退院後、土木作業員として働きはじめた『少年A』は寮の部屋で遺体となって発見された。めった刺しにされていた、という。犯行後すぐに自首してきた犯人は、『少年X』の母親の田村美雪だった。インターネット上で『少年A』の情報を集めていた田村美雪は、同時期に同じ少年院で生活を共にした『少年B』の密告をもとに、『少年A』を殺害した、と語る。盛んにメディアで取り上げられたこの事件は、「目には目を事件」と呼ばれた。少年院で共に同じ時間を過ごした『元少年五人』のうち、果たして誰が、『少年B』だったのか――。  ネタバラシにはならないよう気を付けますが、未読の方は私の文章なんかより、作品のほうをすぐに読んでください。傑作ですから。  今年2025年に大きく話題になった作品のひとつ、新川帆立さんの『目には目を』は、犯人はすでに分かっていて、『密告者探し』が中心に据えられた一冊。ノンフィクションの体裁を採り、プロローグの時点で作品の構成まで分かっているのに、構成の妙に驚かされてしまう秀逸なミステリです。  実は序盤を読んでいた段階では、帯文の『衝撃と感動のミステリー!』という惹句が不思議で、この構成で進んでいく作品が、なんで『感動の』となるのだろうと思っていました。ですが、読み終えると、これは確かに感動する……、と強く胸を打たれてしまいます。ノンフィクション的な体裁のためにすこし当事者とは距離感があったはずの物語は、中盤以降、一気に互いの距離が接近し、それまで見ていた景色までも変えて、ラストに至って忘れがたい余韻が残る。そんな素敵な一冊でした。

    4
    投稿日: 2025.12.14
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    Audibleにて聴書。 謎はふたつあるがひとつ目はかなり早い段階でヒントが提示される。そういえば記述は時系列ではないと断りがあったような。これを早い段階で読み手にバラすのは織り込み済みでだからこそふたつめの謎が解かれたとき読み手は呆然とする。救いのないドラマに救いを付けたのは蛇足か愛か。今年中に読んでおくべき一冊だと思う。 #読了 #Audible #聴書記録 #読書好きな人と繋がりたい #目には目を #新川帆立

    17
    投稿日: 2025.12.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    有名な子役の弟がいたため親に構われなく育ち先輩と一緒に殺人を犯し、罪の意識も少ない人懐っこい大坂君。根は優しいが低下IQで幼児を手に染めた堂城君。教育熱心な母親を殺した高IQの小堺君。飲み屋で働く親に育児放棄され、悪い先輩たちとつるんで罪を犯した声が大きい進藤君。猟奇殺人犯として日常アップする動画配信者の雨宮君。どもりがあり醜形恐怖症の岩田君。少年Bが密告し少年Aが殺された。ルポライターは加害者でも被害者でもあった少年の母親だった。救われたのは死を悼んでいた大坂君の話だけだった。事件が起きなくてよかった。

    0
    投稿日: 2025.12.12
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    目には目を。どちらかというとその考えは納得しちゃうというかあるので何とも言えないなぁと思いながら読んだ。 あらすじに更生して社会復帰した加害者少年たちとあるが、本当に更生しているのか。そして社会復帰と言えるのか…。

    3
    投稿日: 2025.12.08
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    新川帆立さん、長編は初めて読んだ。 人を殺した少年Aは、被害者の親に殺された。 少年Aの居場所を密告したのは、同じ時期に少年院に入っていた少年B。 誰が少年Bなのかを探すルポライター。 と、そんな話。 4章あたりで、密告者Bがなんとなく分かった。 そしてラストで真実が分かり、慟哭。 子を殺された親。復讐とは。償いとは。 様々な感情が渦を巻き、辛かった。 けれど、自分でも色々と考えることが出来たので、読んで良かった。

    0
    投稿日: 2025.12.05
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    すっごく面白かった。考えさせられた。ドキュメンタリータッチで描かれているフィクションだ。少年院で過ごした時のグループ5人のそれぞれの想いが描かれている。その中の1人が復讐で殺されたあとの、お話なのだ。子供の時って脳が発達してないから、どうしても自己中心的になって、不運は全部、人のせいにしてしまう。ようやく少し反省しても、いつもいつも白い目で見られるとやはり、後戻り、グルグルと悪い方向へ行っちゃうのかな。自分のしたこと、悪いこと、取り返しのつかないことに対して、どう向き合っていくのか。無邪気すぎて、単細胞?すぎて、少年たちが、とても、かわいそうに感じた。でも、彼らの反対側には、被害者の家族の悲しみと苦しみと憎しみと大きな強い思いがあるよね。

    21
    投稿日: 2025.12.05
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    ん~。これはミステリーなのか? 新川帆立は、物語性と笑いがいいと思っていたんだけど、笑いなし…なんとも、ん~~。

    0
    投稿日: 2025.12.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    少年院を出た六人の重罪犯。一人が被害者遺族に殺された。情報を提供したのは誰なのか。 彼らのことを一人のルポライターが調べ始める。 ルポライターが記事を書くためにインタビューをするという形式の小説。この場合、ルポライターが純粋かどうかがまず問題になるわけで、身構えて読む。 途中までは面白く読んだ。 ルポライターの正体がわかってから、中立に見えた彼女の狂気が加速していき、息苦しくなる。 目には目を、という感情はわかるが、贖罪や更生を否定すると、社会が成り立たないのではないかと思う。 これを許すと、最初が何かは置き去りにされ、やられたからやり返すの無限ループになってしまう。 日本の刑法が応報刑ではなく教育刑よりなのなら、それが生かされる社会を作ることが必要なのでは。やり直せない社会は生きづらい。被害者はやり直せないと言われてしまうと心情的に反論しづらいものはあるが。でも優先されるべきは感情論ではないと思う。

    7
    投稿日: 2025.11.30
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    彼は人を殺し、人に殺された。 少年Aは、少年Xに暴行を加え、死に至らしめた。 少年Aを殺したのは少年Xの母親だ。 我が子を殺したAに復讐したのである。 いくら十五歳の少年だからといって、人を殺しておいて、少年院に一年三ヶ月入っただけで許されるのはおかしい。 死には死をもって償ってもらう。 ──と少年Xの母親は語った この「目には目を事件」を追う女性ライターが、少年Aと少年院で共に過ごした五人の元少年らを取材していく。 まるでノンフィクションの記録を読んでいるかのように錯覚する。 少年犯罪についてや少年院の内部、出所後の生活などが私には興味深い部分でもあった。 う~ん、それにしても… 我が子が少年に殺されたとして、その少年は一年三ヶ月で社会に復帰出来るというのは、親なら許せない気持ちが強いと思う。 その憤りをどこにぶつけたら良いのか… だから、目には目を。か… 逆に我が子が加害者になってしまったら、自分はどんな気持ちなのか… どちらの立場にもなり得るわけで、胸がざわざわするのを抑えられない。 かなり重い内容ではあるけど、すいすい読めて頁を捲る手が止まらない。 少年たちの人物像の描写がリアルなのと、淡々とした文章のせいか、狂気じみた怖さがじわじわと伝わり何だかゾッとする。 彼らはどこにでもいる普通の少年のようで、でもどこか少し違和感を覚えるんだな。 とても良かったけど、私は「ひまわり」の方が好きかなぁ。 著者の他の作品も読んでみたい( *ˊᵕˋ )

    80
    投稿日: 2025.11.29
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    一気読み。少年院とは育て直すところ、かぁ。目をかけて、愛情をかけてやらなかったら、犯罪に手を染めてしまうのか。愛情をかけてもそうなってしまうのか。分からん。

    0
    投稿日: 2025.11.26
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    少年であろうと犯罪は犯罪な訳で、少し少年院で過ごしたからと言って社会復帰出来るのは理不尽だと自分も感じたことがある。 でも、この作品を読んで少し違う考え方ができるようになった。 育った環境や先天的な能力によっては、悪いことの判断がつかなかったり、想像力が乏しかったりするため、一般的な環境に適応するのが難しい。 この作品を読んでいると、一部の少年はもう少し他者の助けがある環境で育っていれば、こんなことにはならなかったのに、と思った。 心を入れ替えて反省を繰り返す様子は、ただ犯罪者と憎まれる人であってほしくないと感じた。 全員が全員心を入れ替えられる訳でもないし、現実ではどの程度更生して社会復帰できてるかは分からないが、少年院で過ごすことの大切さを初めて知った。 余談だが、この本では1年3ヶ月とされている少年院で過ごす期間は、これまでの人生を作ったその人の人格を変えられる期間なのかは正直疑わしい。

    11
    投稿日: 2025.11.26
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    彼女の本は初めて読んだ 殺人を犯した少年が少年院から出て 被害者の親に殺されて その取材をしているライター目線で 話は進むのだが… なんともイヤな気分 湊かなえさんのイヤミスとは違った とてもイヤな気分 これが現実なのか… 実際毎日犯罪は起きてる 本当にイヤな気分 あぁ…こういう小説が生まれる 世の中が嫌だな せめて犯罪、特に少年犯罪が起きない社会に なることを願う

    0
    投稿日: 2025.11.25
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    前回初めて手に取った「ひまわり」が想像以上に素晴らしい傑作で、とにかく前向きに生きる、一歩を踏み出すべきだと教えられ感涙した。 それ故に勝手にハードルを上げていただけかもしれないが、扱ったテーマは面白かったものの、ストーリー展開はありふれたもので、ちょっと残念だった。

    0
    投稿日: 2025.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初めての新川帆立さん。 不穏なタイトルと、少年院から出所した少年Aが殺された。一緒に院で過ごした少年Bが被害者遺族に密告したせいで。誰が少年Bなのか!といったあらすじに興味を惹かれて読んでみました。 インタビュー形式で少しずつ6人の関係が明らかになっていく。みんな怪しくなってくる。 終盤明かされていく真実に読み進める手が止まらなくなりました。そして、自分に当てはめて考えざるを得ない内容。 もし自分が被害者遺族になった時。復讐したいと思わず居られるのか。復讐以外の気持ちの納め方とは。当事者にならないと見つからない答え。面白かったです。

    0
    投稿日: 2025.11.24
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    タイトルが不穏で、あまり気が進まずのいたものの、新川帆立さんならきっと読ませてくれると思い手に。 贖罪と復讐の物語と謳っている。 「少年による犯罪をどう捉えるべきか。罪を償うとはどういうことか。」と序章に書かれているように、読みながら自分自身の少年犯罪に対する思いが揺れ動き、まさしく考えさせられる物語だった… 罪を犯す少年は、元々何らかの障害を抱えていたり社会的弱者であることが多いというイメージがある。 少年院などの更生施設が、そういった非行少年達の更生のために社会的な経験の場として機能しているということを改めて知る。 もし、彼らが幼い頃から規則正しい生活や暖かい保護者や友人との交流の機会を日常的に持つことができていたら…と思う。 と同時に、不登校の児童が急激に増えている今、孤独感ばかりが増えて共感する心を失った子どもは多いだろう。衝動的に犯罪を犯してしまう少年が増える可能性もあるのかもしれないと思う。 犯罪を犯した少年達、復讐のために殺人犯を殺した母親、少年Bを殺そうとするも未遂に終わる者… きっと彼らは皆、様々な事情で衝動を抑える術を持てなかったのだと思う。 自分が受け入れられない程の苦しみやショックを受けた時、それをどう扱うか… とても難しいことだ。 そしてそれと同時に罪を償うということの難しさも考えさせられる。 裁判で判決された懲罰を受けるだけでなく、被害者とその家族への償いというのは、被害者とその家族次第なのかもしれない… 私自身、「自分が生んだ子どもが社会に迷惑をかけるような子どもになるかもしれない」という恐怖で、30歳目前まで子どもを生みたくないと思っていた。今でもその不安が全くないわけではないし、自分自身だって、衝動的に犯罪を犯してしまう可能性がゼロではない。 でも…それでも生きていれば、傷つけることも傷つけられることもある。 自分自身が自分の傷つきに上手く折り合いをつけることができれば、衝動的に誰かを傷つけることは防げるのかもしれない。 生きていくということは、そういうことなのかもしれないな… 母として、子を生み育てていくことに改めて向き合っていこうと思う。

    55
    投稿日: 2025.11.22
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    新川帆立さんの小説を読むのは、デビュー作以来。 最近読んだエッセイの方が面白かったので、他の作品を読んでみようと思い、今作読んでみました。 帯のあらすじ読んで、重い内容なんだろうなと覚悟はしていましたが、しっかりと重い内容でした。 新川さんは第5章の復讐と贖罪の部分を特に書きたかったのかな?読みながらそう思いました。 登場人物誰にも深く感情移入はできませんでしたが、物語の牽引力はしっかりあり、グイグイ読ませてくれます。 密告者は誰かは最後明かされますが、なんともやりきれない気持ちになりました。 大阪くんの貰ったボールペンを大切にしているというエピソードが、妙に深く印象に残りました。 もっと周りの環境が違っていたら、違う未来になっていたのかな、と読み終えてからふと考えてしまいます。

    28
    投稿日: 2025.11.21
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    被害者の親、加害者の親、どちらの心情も痛いほどリアルに伝わってくる。少年Bが誰なのか。明かされた真実に何とも言えない気持ちになる。復讐したい気持ちは当然だと思うし、贖罪がこんな形でいいのかとも思う。 最後の手紙が、ずっしりと心に響いた。

    0
    投稿日: 2025.11.19
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    我が子が殺されたら。 私もこの母親と同じように犯人を殺してやりたいと思う。それはなんでだろう?って考えると、きっと、私は我が子を奪われて絶望している、我が子は生きる筈だった人生を奪われているのに、犯人がのうのうと生きていて、あまつさえ幸せになろうとしているのが許せないから。 ただ、犯人を殺しても我が子は返ってこない。 もし、犯人が少年院で、罰として酷い拷問受ける、我が子と同じくらい苦しみを受ける、となったら満足かな、と考えた。 でもこれって目には目をな思考ですよね。 きれいごとじゃ済まない。 この本の結論にはおーっと思わされるけど、自分ごとになったら…同じように考えられる自信は無いなあ。

    1
    投稿日: 2025.11.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初、本当にあった事件のルポルタージュのようなものだと思った。ところが後半、ルポを手がける女性が誰なのかわかったところから、単なるルポルタージュではなくなる。重たいテーマだなぁ。 人を殺して、でも少年だからと「少年法」で守られ、数年で社会復帰。当然、殺された子の親からすれば、なぜうちの子は命を奪われ、未来も奪われたのに、犯人はのうのうと生きているのか?と憎しみが湧くものだと思う。 堂城くんのようにやってしまったことを反省し、後悔し、償いたいと考え、でも償うことの意味を考え、悩み、苦しみ…。それを読んでいると、生きてほしかった、と思ってしまうのだが、自分の娘が殺されたとなると、私も美雪のように、犯人をつきとめ、殺すかもしれない。反省し、後悔したところで、謝罪を受け入れるなんて、到底できない。 だから余計に、復讐と贖罪について考えさせられた。 少年院に入ったからといって、全員が更生するとは限らない。ミドリ班の6人は、それぞれに何らかの支援が必要な人だったのかもしれない。 特に雨宮くんは、そんなに多くの情報が書かれていたわけではないが、犯罪の内容が実際にあった少年犯罪を彷彿とさせる。猟奇殺人犯ユーチューバーと名のり、活動していたが、彼に反省や後悔や自分のやったことへの罪の意識とはどうだったのだろうか。

    6
    投稿日: 2025.11.15
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    audible 。子ども、少年少女、大人、老人、どんな層を見ても人間っていろいろだ。 雑な感想で申し訳ない。

    8
    投稿日: 2025.11.14
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    重いテーマだけど、読んでみて少年犯罪を犯す子達は罪の意識がないのだと感じた。 後半取材していたのがまさかあの人だとは気づかずびっくりし、まさか密告したのがあの子だとわかった時、切なくなった。 少年でも罪はきちんと償うべきだと思う

    0
    投稿日: 2025.11.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    娘を殺された女の復讐譚ではなく、殺人を犯して少年院に服役していた6人の少年達の生活と社会復帰後の姿を取材する話。 少年達の中には更生している者もいれば、犯行時から微塵も変わらない者もいる。 目には目を。殺人には殺人を。そんなありふれた話では終わらない。復讐の連鎖を終結させる主人公の選択「反省には反省を」 明言を避けて誤魔化すのではなく、贖罪に対して2つのアンサーを並列に示しているところが凄い。

    1
    投稿日: 2025.11.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    犯罪者に寄り添わせる構造はどうなの?と思って読み進めたらその理由がわかった。お前親かい!だとしたらそんな取材だめだろ!って投げそうになった。展開は湊かなえの告白みたいでよかったんだけど、ミスリードにいまいち乗り切れない。10歳の女の子を少年Xって書くのも違和感があるし、堂城君はたまたま女の子殺したんじゃなくて複数の子を襲ってる(本人の認識はちょっと触った、だとしても)よな、と嫌悪感が募るからあんまり庇われても……。親バレしないようになのか運動会来てないことになってるし、娘を殺した憎い相手を眠らせてから殺してるし、ところどころ引っかかった。

    2
    投稿日: 2025.11.08
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    人殺し、恐喝、詐欺などで少年院に入って出所した子どもたち6人にインタビュー形式での小説だった。 家族を殺害されて仕返ししたい気持ちはわかる。 少年法の問題なのか、仕返しの問題なのか!?ちょっとわからなかった。

    4
    投稿日: 2025.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    誰が密告者か?という謎を追うミステリーとしても面白かったし、復讐と贖罪というテーマで腑に落ちるラストが用意されていたのも良かった。 ライター視点から一人の母の視点となり、そうなると復讐を肯定しそうな気持ちに引っ張られた。でも堂城くんの場合は適切な発達支援に繋がっていれば防げたことがあったのでは?と思うので堂城母の一方的な被害者意識はモヤモヤしたり。 しかし最後の大阪くんの宣言がやはり真の贖罪なんだろうなと思えた。

    0
    投稿日: 2025.11.06
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    彼は人を殺し、人に殺された。 目には目を。 重大な犯罪を犯しながら、 少年法で守られ 犯人が数年で社会に戻ることは 被害者遺族からすると許せないだろう。 復讐したくなる心情はすごくよくわかるし、 更生なんてするわけがない と思っていた。 本著も復讐をやり遂げ なんとも言えない気持ちになるのかと思ったら そうではなかった。 復讐の先に真の償いはないという結末が すごく考えさせられた。 最後の大坂くんの力強い宣言になんだかうるっとしてしまった。

    30
    投稿日: 2025.11.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    少年院で過ごした6人の少年達。幼少期は普通よりちょっとはみ出た子ども。家庭環境やイジメによって、成長するにつれ各々の特性が際立ち、歪んだ思考回路の末、犯罪を犯してしまう。 仮谷さんの取材していく過程で、一人ひとりの犯罪に至ってしまった経緯と浅はかな思考が、とても良く描かれていた。 「目には目を」この復讐の連鎖を嘆いて終わりかと思ったら、ラストはこの連鎖を断ち切る、真の贖罪に心打たれました。

    1
    投稿日: 2025.11.03
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    女児を殺した少年Aを殺した女児の母親。少年Bから情報を受け取っていて、誰が少年Bなのか?それを調べるライター。少年院にいた6人の少年達を取材する中で明らかになる真実。 なんだか考えさせられるなぁと。子供が殺されたから犯人に復讐する。気持ちはわからないでもないが、殺された少年Aにも親はいるわけで、、、。少年Aの母親も復讐を考え出してとなると、復讐の連鎖だわね。 終盤は、あっ!と驚く。なかなか切なかったです。 少年院で反省する子は反省するけど、反省しない子は反省しないよね。現実はきっとそうなんだろうなぁ。

    3
    投稿日: 2025.10.31
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    途中までは何も希望を見出せずこのまま終わってしまうのかと暗い気持ちで読み進みましたが、ラスト近くで不覚にも熱いものがこみ上げてしまいました。

    54
    投稿日: 2025.10.29
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    おもしろかった。ドキュメンタリー形式でストーリーが進むミステリー。 加害少年たちは、家庭環境に恵まれなかったり、知能レベルに問題があって周囲から理解されなかったり、同情すべき余地があるとしても、共感できる部分が全くなくて、ただただ、嫌な気持ちがどんどん募っていったけど、引き込まれた。

    0
    投稿日: 2025.10.26
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    美雪の気持ちに何故だか同調してしまったなと やはり、同じ年の子供がいるからそう思うのかなぁって思って、、 もし仮に同じ目にあったら私も復讐してやりたいってなると思う! 少年院は、ぬるいなぁって思って残念だったな 本当に、更生するのか?って思うし更生とは?って考えたりもするし、、 なかなか考えさせられるお話だった

    2
    投稿日: 2025.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    少年A 少年Bを取材しているルポルタージュなのかと思ったらその真意は。 少年院の小説を二作連続で読んでしまったけれど施設内の様子が違うのは作家さんがちがうから?

    13
    投稿日: 2025.10.24
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    一気読み。 刑事ものの意外性は動機にあるのが古典的な手法。 これはちょっと違って、いろんな視点から事件を見ている。藪の中的な。 人物関係図がほしい。生い立ちとか前科とか誰のことだったか忘れる

    1
    投稿日: 2025.10.23
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    娘を殺した犯人を母親が殺害する事件が発生。当時未成年だった少年Aの居場所を教えた少年Bは誰か? 最初は当時少年院で同じ寮だった少年たちへのインタビュー形式で進行する。文書がわかりやすくてとても読みやすいのと、密告者が誰か気になったり、少年たちの犯罪を犯すまでの生い立ちや犯した時の心境等に夢中になり、どんどん読める。 復讐して犯人を個人的に殺すことは法的には許されていないが、どうしても同情はしてしまうし、自分だったら…やり場のない怒りや悲しみをどう消化するのか?できないのでは。とてもとても難しい問題。 どう締めるんだろうと思ったが、そういう締めくくりか。とてもとても良い。

    6
    投稿日: 2025.10.19
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    新川帆立の本は、女の国会を読んで2冊目だが、女の国会とはまた違った面白さがあった。 目には目を、歯には歯を、に囚われると次元が低い人間になってしまう。 それを乗り越えるのも大変だろうが、乗り越えてこそが人間なのだろうなと思った。

    10
    投稿日: 2025.10.19
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    この人が?それともこの人が嘘をついている?と疑いながら読み進めたのにすっかり騙されました。今までの新川さんの作品より内容に深みがあって現実的な感じでリアルに考えさせられた。

    2
    投稿日: 2025.10.15
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    16歳までの犯罪は、たとえ人殺しであろうと成人の法律で裁かれることはなく、少年院に入る程度で済まされてしまう。 少年院に入った少年Aが被害者家族に殺された。少年院仲間からAの身元や居場所が密告されたらしい。その謎にジャーナリストが挑む。 意表を突く展開の数々。起こってしまったことは、時計の針を戻すようには戻せない。贖罪の難しさについて考えさせられる。 今月読書のNo1でした。

    2
    投稿日: 2025.10.15
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    贖罪と復讐の物語 16歳未満では殺人を犯しても少年であるという理由で罪と罰が免除されるという少年法の歪みを題材に、少年による犯罪をどう捉えるべきか、罪を償うとはどういうことかをインタビュー形式で進んでいく小説。 憎しみから憎しみを生み悲しみの連鎖かと思われたが、最後は救われてとても感動した!

    1
    投稿日: 2025.10.12
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    終始、くらい気持ちにさせられた。適切な感情表現が見つからない。 重いテーマを扱うには、こういう形式が良かったと思う。結末に共感できたのが救い。 各人の更生の状況、犯罪に至る軽さに愕然とする。こんな事件が増えそうな世の中を憂う。

    13
    投稿日: 2025.10.10
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    小さな事件たちの犯人探しに引き込まれ気づくと最後の真犯人に息をのみました やり直しのきかない現代社会に飛び込む高校生のうちに読んでおいてほしい1冊です

    2
    投稿日: 2025.10.10
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    彼は人を殺し人に殺された。 目には目を。やられたらやり返す なんとも心の置き場がなく、悲しい気持ちになるストーリーでした。 書き方としては湊かなえっぽいかな。

    10
    投稿日: 2025.10.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    目には目を、子供を殺された親は復讐をしてしまうのか?その復讐で殺された子供の親は自業自得なのか?その問いと答えのない答えを探している主人公。恨みや復讐は何も生まないが自分の感情をおさえれるかは当事者になってみないとわからないなぁと感じた

    56
    投稿日: 2025.10.09
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    被害者の母親、美雪の目には目を、綱引きのようなもの。自業自得という考えに同意 被害者遺族からしたら、普通に衣食住与えられて、学校みたいに過ごせて、クリスマスや運動会、喜怒哀楽感じてる時点で許せない 更生できるかできないかなんて関係ない

    8
    投稿日: 2025.10.05
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    少年Aに娘を殺された母親が、少年Bからの密告をもとに少年Aを殺害(復讐)をした"目には目を事件"。その事件をインタビュー形式で少年Bを探していくストーリー。少年6人それぞれインタビューで自らの罪の考え方への軽薄さや、実際にいそうなキャラクター設定でした。 --------------------- ●少年犯罪の更正、本当の罪の償い方とは?…を考えさせる物語。 インタビューしている記者は何か怪しいなと思ったが…①少年Aが誰か、②インタビューしている人物が誰か、③少年Bは誰か、④どう決着するのか、…全部良いタイミングでネタバレしていくのでスッキリとして読みやすかった。 それぞれ少年の犯罪内容は違えど、人の命を奪った人間が正しい償い方を見つけるのは難しい。 被害者(遺族)に許しは貰えない以上、自分なりに更正はできても、生きてる限り贖罪に終わりはないだろうな。

    22
    投稿日: 2025.10.03
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    物語はインタビュー形式で進み、少年Bを探していくミステリー。形式のおかげでリアル感が増して、読んでいてドキュメンタリーを追っているような感覚になります! 犯罪を犯した子どもたちの心情や、それを取り巻く加害者・被害者家族の思いなどが丁寧に描かれていて、「もし自分だったら?」と何度も考えさせられました。単なる謎解きではなく、社会や人の心に踏み込んでくる感じ。 「やっぱりそうか」と思う展開もありつつ、最後にはどんでん返しもあって満足度は高め。テーマは重いけど、ミステリーとしての面白さと社会派の深さの両方を味わえる一冊でした。 分かるけど、やっぱり被害者の想いがね。全然反省してない子ばっかだし。って事で、星3.5といったところ。

    16
    投稿日: 2025.10.01
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    読んでいるあいだ、ずっとおぞましいというか……不快な気持ちだった 同じ時を少年院で過ごした6人の少年たち そのうちの1人が出所後刺し殺される 殺したのは彼に殺された子どもの母親 なぜこの母親は出所した少年の居場所を突き止めたのか 物語はその情報を密告した人物を探る目的で進んでいく 「目には目を、歯には歯を」 復讐と贖罪がテーマのこの作品 ルポライターの女性が一人称視点で、6人の少年院での様子と出所後の動向を取材していく 刺した母親の怒りの部分よりも、6人の関係性を問う時間の方が長く描かれている 後半、ルポライターの正体が明らかとなり、ちょっと雰囲気が怪しくなってきてからが本題のような感じでした それにしても、少年院の6人の罪のひとつひとつの描写がリアルで、彼らのような少年はどこにでもいそうで……色々考えさせられた 誰1人、深く反省してる様子が伝わらないのが、また不快にさせた 取材を重ねた上での人物像なのでしょうが、特別深い恨みで人を殺めている感じじゃ無いところがこの世の終わり感がある 人を殺めても1年そこらで出所しているのだとしたら被害者の気持ちにもなりそう

    19
    投稿日: 2025.09.30
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    いろんな境遇から、「事件」を起こしてしまった少年たち。N少年院みどり班に集った彼らひとり一人に焦点を当てる形で物語が展開していく。 贖罪とか反省とか、どう考えたら良いのだろう。 そもそもそんなことが可能なのか。国がコストをかけて「効率的に」行えることなのか。元少年たちの話を読み進めていくと、否定的になってしまうなぁ。

    3
    投稿日: 2025.09.29
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    ハンムラビ法典の有名な一節が題名となっている、罪と罰を問いかける社会派ミステリー。 我が子を殺された母親が、犯人を突き止め殺害する「目には目を」事件をレポートする「私」の一人称で語られる。 少年事件ゆえ、犯人の名前は親族にも明かせられない。 息子を殺された母親は懸賞金を懸け、犯人を突き止め復讐を遂げる。 母親に犯人の少年を密告したのは誰なのか、同時期に少年院に入っていた6人が疑われ、少年を訪ね歩く「私」。 少年院での6人の暮らしや行動が語られ、母親の息子を殺したのは誰なのか、彼を告発したのは誰なのか、興味は増すばかり。 母親の裁判の過程で「私」の正体が明らかにされる! さらに「目には目を」事件の裏には、驚天動地の事実が待っていた。 「衝撃と感動のミステリー」との惹句は、少しもオーバーではないの読後感。

    15
    投稿日: 2025.09.29
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    なんか辛かった。 復讐は許されていいと思う気持ちと、不幸の連鎖にしかならないじゃないかと思う気持ちを天秤にかけると安定しない。等しく復讐すべきではないに傾けることは難しい。娘を殺されて、知能も低く少年であったからという理由で罪にも問えず理解がなされてるかも不明であったら、過ちを犯してしまうかもしれない。犯人は理性のうちではわかっていながら行動している。そんな犯人に娘を殺した側の子の母親が復讐したことを反省してほしいと連絡をとり続けてくるのは。うーん、それって殺さないだけで復讐なんじゃないか。 でもこの手の話は現実多数ありそう。みんなどうやって折り合いつけて生活しているのだろうか

    2
    投稿日: 2025.09.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館で借りた本。 最初は犯罪を犯した少年たちが刑務所を出て、言葉では反省してても何も変わっていないという感じで話しが進むので(私がそう感じただけかもしれないが)、読む気があまり起こらず(イライラしたので)最後まで読めるかなぁ、と心配していたが、そんなことは全然なく、結局一日で読めてしまった。 前に読んだ本にもあったが、この子達全員とは言わなくても、誰かが気づいてたら、環境や周りの人達の関わりが違ってたら、と後悔してもしょうがないのに、そこを考えさせられる物語だったと私は思う。 発達障害や精神疾など、今なら早めに気づいて対処出来ていたかもしれないけれど、昔だったから、田舎だったからとゆう理由で放置された形になってしまっているのはツライ。 しかも記者の人が殺された男の子のお母さんだったとは全く想像もしていなかった!シンドかっただろうに。どんな思いでみんなの話し聞いてたのか…。 読み終わって、タイトルを読むと、単純な「報復する、される」だけではないのが分かる。

    7
    投稿日: 2025.09.28
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    復讐劇を匂わせるタイトルだけどもう少し複雑。少年達の掴みどころのなさに不安を煽られながら後半の展開に2度驚きました。少年犯罪の話は複雑な要因や心の未熟さ等に毎回心をかき乱されます。反省という曖昧なものを示すこと、受け入れることの難しさ···。

    2
    投稿日: 2025.09.27
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    とても面白かった。少年犯罪をした子供たちが少年院での過ごし方、またその後世の中に出てきてからの過ごし方を描いたものだった。ライターとして登場する女の人が、実は被害者の母親だったなんて、最後の最後までわからなかった。

    3
    投稿日: 2025.09.26
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    目には目を。読み終えたとき、この題名の意味が深く、深く心に染み込んでくる。自分の子供が、と考えた時、簡単には答えの出ない問いだなぁと、思う。考え続けなければならないということなんだろう

    2
    投稿日: 2025.09.26
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    だーれが殺したクックロビン 密告したのは、だれ? 相関図を書きながら読み進めたので、少年院の仲間の性格と過去のエピソードを理解しながら読み進められた。 そして結末は… 罪の意識はやはり消えない。

    4
    投稿日: 2025.09.23
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    娘を殺された母親が、犯人の少年を復讐のために殺す。その母親の心理を描いた物語だと思い読み進めていったら、殺された少年Aとは誰なのか?少年Aの居場所を母親に密告した少年Bは誰なのか?を探し当てていくミステリーでした。 そのミステリーで、私は二度「ええっ⁈」と声を上げました。「ま、まさか!」と‥‥ でも、その先には深く重いテーマが。 憎むこと、赦すこと‥‥永遠のテーマです。 『目には目を』 私は分かるような気がしてしまいます。 実際のところは同じ立場にならなければ分からないけれど、本書に出てくる、相手をとことん憎む母親の気持ちはずっしりと理解できました。 憎む気持ちが薄れて楽しい時間を過ごしたりしていると、傷付けられた大事な人を裏切るような気持ちになるというのも痛いほど分かる。 重ねて、こうも思いました。こういう気持ちになるために読書ってするんだなと。私みたいに考える人もいるんだ!私は一人じゃない!と。 しかし、ラストは圧巻だったなー。 そうだよな、それがベストだよな、と思えました。

    112
    投稿日: 2025.09.20
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    前半の疾走感!こりゃ面白くなりそうだー からの、2時間スペシャルの相棒って感じのまとまり そっかあ。みたいな 自分的に相棒のスペシャルということは、高いクオリティです

    0
    投稿日: 2025.09.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    少年Xに暴行を加え殺害した少年Aが、少年院を退院してそんなに経たないうちに殺害された。殺害したのは少年Xの母親だった。そこには、少年Xの母親に少年Aの所在を教えた密告者、少年Bがいたらしい。 なぜ少年Aは殺されたのか。 少年Bは誰なのか。 少年Aが少年院にいたときに同じグループだった6人の中に少年Bがいることを突き止めたルポライターが、その6人や関係者に接触、話を聞いて真実に迫らんとする。 これを前提に読んでいくと、結構初めの方で少年Aが誰だったのか明かされる。 ん?? 理解不能。 違和感を感じつつ、登場人物の名前、性格、罪状などを一致させながら読んでいく。 あまり詳しくは書けないけど、感情の発露かなと思われる文章を読んで、そこからの展開は予想通りだったが、さらにまた展開してびっくり! そういうことだったのか…。 そして最後にようやく、少年Xの意味を理解する(遅すぎるって!) とても重い内容だけど、気になりすぎてさくっと読めた。

    9
    投稿日: 2025.09.18
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    結構重いテーマでした。考えさせられました。 何を書いても私ではネタバレになりそうなので... 復讐で解決するのか。贖罪は何のためなのか。 昔から私の中で堂々巡りしているテーマで、解決の糸口はいただきました。

    1
    投稿日: 2025.09.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    凶悪犯罪を犯した6人の少年たちが収容される少年院。 異常性もありながら、結局は「ひとりの少年」としての顔が見えてくる。 物語は「目には目を事件」の重要人物を探す流れで進むが、終盤から一気に意外な展開へ。 中盤までの淡々とした空気から一転、ページをめくる手が止まらなかった。 「目には目を」という考え方は感情的には理解できる。 ただし作中で語られる、 『異なる二つの命は平等であることを前提としている。それなら最初の加害者の命だって惜しむべきだ』 という言葉には、強くうなずかされた。 結末のまとめ方も見事で、読み終えて深い余韻が残った一冊だった。

    0
    投稿日: 2025.09.11
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    復讐したいと思うのはわからないでもないが、そこから何も生み出せないような気がする。相手と同じことをしたら同類になってしまうじゃないか。それ以外の方法を考えたい。

    0
    投稿日: 2025.09.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2025.09.10 読み出しからもたらさせる期待値が高かったためか、終盤の伏線の回収や登場人物の心情の描かれ方に少しがっかりした。 罪を犯すことに弱き人間が、そんなに更生というか反省というかをするように自己変革するものなのだろうかという疑念を抱いたから。

    3
    投稿日: 2025.09.10
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    娘を殺された母親が犯人に復讐を遂げ、自分が犯人と同じ殺人犯になったことが苦しみを和らげたと言ったことが衝撃的だった。 犯人を同じ目にあわせること以外に、そんな納得の仕方があるのかと驚き、一理ある気がしてしまった。 少年院の罪を犯した子たちがそれぞれに事情があることはわかる。 でも自分の娘は殺されて未来を絶たれているのに、犯人には更生の余地があるなんて耐え難いので、私は復讐をした母親を否定できない。 だけどそこに新たな視点を与えてくれる話だった。 ラストがとても良かったと思う。 私が密告者だと確信していた人、全然違った(笑)

    41
    投稿日: 2025.09.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    少年院での生活がどういうものなのか全然知らなかったので、行事がたくさんあることに驚きました。 「目には目を」の被害者母の思いも分かるし、復讐として息子を殺された苑子のやりきれない立場もあって、難しいテーマでした。元をたどれば苑子がもっと堂城くんに向き合うべきだったのだと思います。 とんでもないどんでん返しがあるのかと思いましたが、後半はどちらかというと考えさせられる内容でした。そして少年犯罪の刑罰の軽さに改めて戦慄しました。彼らのような重罪でも数年の少年院生活で社会復帰できるのか。。。 苑子が罪を犯さなかったこと、大坂くんが自身の罪を自覚できたことはせめてもの救いに感じました。

    3
    投稿日: 2025.09.08
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    ネタばれになるので言えないことが多いですが、 前半、えっ、なんで⁈の理由が分かるまでが、面白かった。そして少年犯罪について色々考えさせられた。家庭環境や自分の資質の問題や経験不足からほんの少しの掛け違いで大きな犯罪になってしまうこともあるんだなと思わずにいられなかった。普段は被害者目線だしそんなこと思えなかったけど。

    41
    投稿日: 2025.09.06
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    とても素晴らしい一冊でした。タイトルと読み始めと、クライマックスではまったく違った感じでした。こういう内容になるのかー、と感動しました。

    0
    投稿日: 2025.09.06
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    少年法についていろんな小説があるかなか、この小説は復讐について重きをおいています。読み進めるほど面白くなりました。 社会復帰した少年たちの何か違和感がある描写が独特でした。少年院について詳しく述べられており興味深かったです。

    15
    投稿日: 2025.09.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み応えあり。罪を犯してもその重さがわかってない子たちのインタビューは頭がおかしくなりそう。途中の違和感はライターの正体が明かされて納得。終わり方も良かった。

    0
    投稿日: 2025.09.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ライターの仮谷苑子(かりや そのこ)は、娘を殺された母親が、犯人である少年Aを殺害した『目には目を事件』を調べている。 少年犯罪は氏名も顔写真も公開されないので、母親はSNSで200万円の謝礼をちらつかせて情報提供を求め、犯人を突き止めたのだ。 仮谷は、殺された少年Aと同じ時期にN少年院「第二種ミドリ班」に所属していた6人の少年たちに詳しい話を聞いていく。 この中に、仲間である少年Aの情報を売った、少年Bが居るはずなのである。 彼らはすでに「退院」して社会に戻っている。人を殺しておきながら、ベンツに乗っていたり、タワマンに住んでいる人物もいる。 土木・建築関係で働く者、実家の家から出られない者もいた。 彼らはどうやって「本当の更生」にたどり着くのか。 子を殺された母たちの物語でもある。 母と子の関係の物語でもある。 序章に、時間軸も前後しているとの断りがあった通り、読んでいてなんだか釈然としないところがあったが、それは後半のどんでん返しの連続で、見事に回収されていた。 6人の少年たちの描写も綿密で、一人一人の人生が(まだ短いけれど)浮かび上がってくる。 クリスマスのエピソードで、「俺、ケーキ食べるの初めてっす。クリスマスって、ケーキ食べるんですか?」と言った進藤君が忘れられない。 どれだけ無関心に育てられたのかと、胸が痛んだ。 大坂君は少年院で育て直されたことを自覚し、自分はネグレクトされていたのかと初めて気づく。 育て方が全てではないけれど、子供には寄り添いたい。 けれど、母親であっても、手のかかる子供とはちょっと距離を置きたいと思ってしまうこともある。それも分かる(汗) 凶悪な事件で家族を殺された被害者遺族が、ごくたまにテレビで気持ちを述べている場面を見かける。 顔を歪めながら、「犯人が憎い。『許されることなら』この手で殺してやりたいくらいです」と話すが、本当に殺すことはまず無い。 それは、「許されないから」 法律的に、倫理的に、良心的に。 子を殺された母親は、どうにかして仕返しがしたい、目には目を、死には死を。 本当に殺してしまうのか、 殺す以外に何か道はないのか。 殺す、とは何を奪うことなのか。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・大坂将也(おおさか しょうや)仲間が主導したリンチ殺人事件に連座。弟が有名子役だった。 ・堂城武史(どうじょう たけし)いじめのストレスから児童幼児に対する性的いたずらをする。抵抗して大声を出した10歳の女の子の首を絞めて殺してしまう。IQ76、(※「境界知能」?) ・小堺隼人(こさかい はやと)母親に教育虐待を受けたと証言。揉み合った末に包丁で母親を殺してしまう。 ・進藤正義(しんどう まさよし)悪い先輩に可愛がられ、利用されるタイプ。特殊詐欺の受け子。女子更衣室の盗撮。窃盗。声が大きい。子供の頃から落ち着きがなくじっとしていられなかった。 ・岩田優輔(いわた ゆうすけ)小さな村出身で、高校に入ると虐められるようになる。精神的に追い詰められて母親に暴力を振るうようになり、ある日、止めに入った姉の頭を殴る。 ・雨宮太一(あまみや たいち)小学生二人を殺し、バラバラにした後ガムテープで乱暴につなぎ、民家の前に置いた。自称クリエイター、芸術にこだわる。バラバラ死体も、自身の作品、と言っている。

    9
    投稿日: 2025.09.01
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    新川帆立の小説『目には目を』は、かつて少年院で過ごした元少年たちの中から出所後に殺害された少年Aと、彼を殺した被害者遺族の母、さらにAの居場所を密告したとされる「少年B」を巡り、雑誌編集者の仮谷苑子が5人の元少年たちに取材を重ねながら、復讐、罪と贖罪、そして人間の複雑な心理を浮き彫りにしていく社会派ミステリーです。

    0
    投稿日: 2025.08.26
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    今までの作品トーンとぜんぜん違う、こういう感じのが好みですね。 少年たちが犯した顛末と現状を調査していくうちに、最初の印象からどんどん変化していき、こんなに態度が悪いならこいつが犯人か?と思えば優しい一面があったり、この子は優しそうだからそんなに悪いこともしてないかって思ってたら酷いことをやってたり。 多面的な人物描写が素晴らしいです!

    54
    投稿日: 2025.08.26
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    新川帆立の「目には目を」 著者とタイトルからして、軽い話だろうと思い読んだら意外と深くて考えさせられる内容だった。 罪を犯した者たちがどう反省し、どう生きていくのか‥被害者は、被害者家族は。 それぞれの置かれた立場や目線から罪や贖罪、生き方を考えるような話で、途中胸が痛いと感じる場面もあった。 面白いとは言える内容ではなく、考えたいと思う内容だった。

    1
    投稿日: 2025.08.24
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    テーマとしては、できれば夜寝る前に読みたくはないもの。加害者側・被害者側のどちらにたったとしても、後悔もするし、恨みもするし、なにかにすがりたい気持ちになる。最後の結末は、希望として、10年、20年続くことであると信じたい。 2025/7/20読了

    1
    投稿日: 2025.08.24
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    とても辛い話です。 私も我が子を殺されたら、復讐してしまうのではないかと…。 同時期に少年院に入所した5人の少年の、犯罪と生い立ち、そして現在をルポのように綴ったお話です。少年たちの成長しきれていない内面をうまく描かれていて、リアリティがあります。 どうしても親目線になるので、何度か涙腺が崩壊する部分がありましたが、ストーリーが若干予測がつき、フィクションとしては少し物足りなさを感じてしまいました。

    0
    投稿日: 2025.08.23
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    一気読みしました。贖罪と復讐の話。 少年法の目指す"更生"について、被害者意識を逆撫でするものでしかないと考えるも、罪を犯した少年が罪に向き合う姿はまちまちなんだと改めて思うことになった。 復讐することに対して否定しつつも、復讐を心の拠り所にせざるを得ない被害者の気持ちを考えると…それでもやはり、人が自他の人生を奪っていい権利など無いと強く言いたい。

    0
    投稿日: 2025.08.23
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    毎回ネタバレしないようにと意識しながら感想を書いているのですが(ネタバレしてもいいっちゃあいいんですが、あらすじは感想ではない、という小学校時代の教えを未だに頑なに守っている50過ぎのオッサンからするとやはりネタバレは禁じ手なのです)、本作はネタバレせずに書くのがより難しいように思います。 ま、できるだけネタバレしないように書くと、本作はタイトルにもあるように『やられたらやり返す』がベースです。 難しく言うと『応報刑論』という考え方なんですが、それが果たして正しいことなのかどうか、を突きつけられます。 この辺の話はすごく難しい問題だと思うのとそれをここで云々するのは筋違いだと思うので書きませんが、まあとにかく『刑罰ってなんだろう』『犯罪被害者の心のケアはどうすべきか』『もし自分の一番大切な人が犯罪に巻き込まれたら、どう思うだろうか』といったことについて考えさせられる作品でした。

    14
    投稿日: 2025.08.21
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     モキュメンタリー的に、少年院を出た6人の人となりや背景が展開された。少年たちの受け入れがたい人物像や更生後の足取りがリアルで、どうしてそうなるのかと興味が抑えられない。  取材を重ねるごとに、殺害された少年Aの身元を明かした人物が浮き彫りになるのだが、ラストで見事に裏切られ、物語の奥行きの深さに感動した。  そういう風にしか生きられない少年たちの、一瞬垣間見えるキラリとした部分に切なさを感じた。

    12
    投稿日: 2025.08.19
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    新川さん、好きなんです。 今までとは又違った話を送り込まれて、なるほど!凄い!の一言。 少年院に入る子たち、家庭の事情もあるでしょうが、まだ子供。みんな幼い。 だけど大人にしたって同じ。 どこで間違いが起こるかなんてわからないです。

    4
    投稿日: 2025.08.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後によくできた話だと思った。 主人公が母親だったと判明してから前半部分に疑問を感じ、その後もよく分からない展開になった。そして最後の最後になるほどと思った。そんな感じ。

    0
    投稿日: 2025.08.17
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    重大な罪を犯して少年院で出会った六人。彼らは更生して社会に戻り、二度と会うことはないはずだった。だが、少年Bが密告をしたことで、娘を殺された遺族が少年Aの居場所を見つけ、殺害に至る――。人懐っこくて少年院での日々を「楽しかった」と語る元少年、幼馴染に「根は優しい」と言われる大男、高IQゆえに生きづらいと語るシステムエンジニア、猟奇殺人犯として日常をアップする動画配信者、高級車を乗り回す元オオカミ少年、少年院で一度も言葉を発しなかった青年。かつての少年六人のうち、誰が被害者で、誰が密告者なのか? 読み終わって…今までに無い視点でストーリーが進み 何度も驚かされた。 『目には目を、歯には歯を』を実行して本当に気がおさまるのか? 私にはわからないな…その前に実行するのかもわからない…

    15
    投稿日: 2025.08.16
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    すごく読み応えがあった。 若いうちの犯罪は無かったことに、ではないけど、こういう法律必要か?と最近色々な本で取り上げられているのを読んで思う。 何歳でも同じように裁かれるでよいではないか。 人を殺したら自分も殺される覚悟を持つ、一生恨まれ続けるのを念頭に置くというのは当然。罪は代を超えて、恨みの連鎖は止まらない。被害者側からすれば一生どころか死んだって許されないことだから。

    4
    投稿日: 2025.08.14
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    安定して面白い帆立先生。 題材・人物配置・物語の構成、どれもさらっと高品質をそろえてくる感じがいつもすごいなと思う。 今回は”少年犯罪を犯した者”という人物像が、良い意味でも悪い意味でもとてもリアルだった。 あまり適切な言い方ではないかもしれないが、よく観察して書かれている感じが(メタ的視点も含めて)、読者がこの特殊なテーマの中でも振り落とされずに・むしろ引き込まれるパワーに繋がっていたように感じる。 落としどころ…というか着地点・テーマへの解の示し方も、意外性ありつつも、これ以外ないと思わせるもので私は好きでした。 対人能力って本当に大事で本当に難しい〜〜〜

    23
    投稿日: 2025.08.13
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    最初は表層的な情報から、彼らの浅はかさ、残忍さに憤りや怖さを感じました。 その自分の感情が薄っぺらいものであることに、次第に気付かされます。 どんな強い決意も揺らいでしまう人の心の弱さを知っているからこそ、最後の光を信じたい気持ちになりました。 謎解き要素もしっかりありつつ、考えさせられる作品です。

    51
    投稿日: 2025.08.11