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しんがりで寝ています
しんがりで寝ています
三浦しをん/集英社
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総合評価

112件)
4.1
32
44
26
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    三浦しをんさんの「相変わらず」のエッセイ集。 一部の趣味に対する過剰な反応はさておき、表現や感情が柔らかく、受け取りやすく読みやすい。

    0
    投稿日: 2025.09.25
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    何かに突出した人には、他のことにはいろいろとトラブルが続いたりするんだな。それをくすりと笑えてしまう話にまとめるのがうまい。書けない書けないというが、これだけ楽しい文章書いているじゃないかと感じる。

    0
    投稿日: 2025.09.20
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    評判通りにとても楽しく、心が安らぐエッセイ。仕事と研究活動の息抜きにと思って取り寄せたものの面白さに止まらなくなり、一気に読み切ってしまった。発想や着眼点がユニークで日常の些細な出来事を捉えていることにも共感と、感心をさせられる。

    0
    投稿日: 2025.08.23
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    2025年22冊目。 いゃあー、面白い!!! 特にピカチュウのバスマットには大爆笑。何度、震えながら笑ったことか… 「なんてことのない日常」は素晴らしい!帯の言葉通りだ。続編、震えて待つ!!!

    0
    投稿日: 2025.08.17
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    「BAILA」、2019年6月号~23年8・9月合併号に連載。『のっけから失礼します』の続編。 連載時期が新型コロナの大ブレイクとかぶってしまったもんから、だいぶおとなしめ。不要不急のおでかけができないため、話題は近場、ほぼ部屋のなかのことから始まる。ピカチュウのぬいぐるみと対話する毎日。 コロナワクチン接種など、リアルタイムネタも多い。ChatGPTだかγ-GTPだかチャットGPRだかも登場する。

    0
    投稿日: 2025.08.15
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    2024年出版。女性誌向け連載エッセイの集約、プラスおまけ執筆。著者の年齢を知らなかったが、この度ネットで調べて「おや、思ったよりは若かったんだな」。この本の中で面白く語られている父君も著名な方ではないか(知らなかったけど)。この著者が、こんな楽しい文書を書くんだ!?と驚き。クスッと繰り返す笑い無しでは読み終われない。気配り心配りと同居しているのが尚更可笑しい。ただ楽しいと言うだけでなく、発想・連想・解釈の自由度も興味深い。

    0
    投稿日: 2025.07.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    三浦しをんさんのエッセイ。 今作も抱腹絶倒。 1人でいる時に周りの目を気にせず思いっきり笑いながら拝読。 推しの熱弁、自虐、愉快なお父さん、ユーモア満載の文章に触れることができる。 「受難のトートバッグ」が特に好き。 ピカチュウのトートバッグを足ふきマットと勘違いするなんて笑 どんな見た目なのか気になって思わず検索。 確かにもこもこの部分が足ふきマットの素材に似てなくもない気が…でもこれを踏んづけるとは! その時の光景がより鮮明にイメージできて爆笑。

    14
    投稿日: 2025.07.05
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    笑ってしまって危険なので、人前で黙読できません。ぬいぐるみの気持ちが瞬時に理解できる想像力、発想力が素晴らしい!何気ない日常生活がしをんさんの表現によって彩られていくようで、楽しく幸せな気持ちになりました。

    0
    投稿日: 2025.06.21
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    しをんさんの楽しいエッセイ。ピカチュウ愛やアイドル一族推しなど様々なしをんさんの興味あるものへの愛情が伝わってくる。そして何より語彙の選び方がとても面白い。ただただしをんさんの文才にほれぼれ。私も陣屋カレーを食べてみたいな。

    0
    投稿日: 2025.06.18
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    「のっけから失礼します」の続編です。連載当時はコロナ禍の真っ只中だったのですね。三浦しをんさんの愛に溢れた日常に、またしても笑いが止まらない! ピカぬい、ダーニング、もちろんEXILE一族…熱い愛の対象は広がっていますねぇ。追記や章末書き下ろしがまた面白くて、美味しいご飯屋さんが絶品裏メニューをサービスしてくれたみたいです。嬉しいな!

    17
    投稿日: 2025.06.07
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    面白かった。言葉のチョイスとセンスに 何度も“クスッ”とさせられました。 そしてこれを書いたのが三浦さんなのか?と感じた! 別人格がいた〜!!

    0
    投稿日: 2025.05.06
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    やっぱり三浦しをんのエッセイは面白い! そしてまだまだEXILE熱はおさまってないんだ……。私もハイロー見ようかな。それにしても三浦しをんが40代ってのが信じられないですよ、本当に。

    0
    投稿日: 2025.05.04
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    こんなさくらももこみたいな人だったとは! 大体タイトルからウケる。しんがりで寝るな笑 軽く読むつもりだったので少しだけ長く感じた。

    2
    投稿日: 2025.04.27
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    一冊まるごとおもしろい! それでいて時々しっかり共感させられる。 エッセイだからどこから読んでも大体OK。 ボリュームたっぷり、満足感とお得感で一杯の読後でした。

    0
    投稿日: 2025.04.15
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    所々で笑わせていただきましたが、以下の箇所に同感いたしました。「なかには二度と取り戻せぬもの、取り返しがつかぬものもあるが、それはそれでいいのではないかという気がする。すべて満たされ、悔いがひとつもない一生なんて、もしあったとしたらきっと退屈だろう。」

    8
    投稿日: 2025.04.10
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    何も考えずにぼーっと読めるエッセイと三浦さん自身も書かれているが、そんな中でも平凡な日常の中にも日々楽しさや情熱、好きなことを見つけられるかはその人次第ということが読み取れた。 ファンになれる対象が見つかることは、そのための大きな一歩。 推せる対象の存在は新しい世界を見せてくれる窓、という記述があった。 よく知らない、自分が経験したことのない世界を生きているからといって、その人を偏見に満ちた目で見てしまうことはよくある。(本書の例でいうと、EXILEのようなモテそうな見た目をしている=チャラい) しかし、三浦さんが新たにできたEXILEという推しに対して、その対象をよく知ろうという気持ちを持って観察すれば、新しい一面がたくさん見えてきて、そのような偏見も散り散りになっていったという。

    14
    投稿日: 2025.03.31
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    好きな作家の一人だが、作品と作者の乖離がありすぎ。小説家って、変わった人が多いとつくづく思いながらも、笑いが止まらない。

    0
    投稿日: 2025.03.26
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    タイトルはしんがりなのに、のっけから笑ってしまった。さすが、しをんさん。 しをんさんのエッセイはハズレなし。

    0
    投稿日: 2025.03.21
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    三浦しをんさんのエッセイ本。 まさかのエッセイ本はこれは第2弾だった! 「のっけから失礼します」が第1弾のようだけれど 順番は無視しても楽しく読めました(^ν^) おしゃれ雑誌に載せているとは思えないほどの 内容だよとのこと。 一体、どんなトンチキエピソードが描かれているのだろうとワクワクして読みました。 読み終えた結果、ピカチュウとEXILEとハチ駆除の話で頭がいっぱいになるカオスな状況に! 個人的にはサブスクを解約しては契約するお話が なぜか頭に残っている。 作者にとって映像のサブスク系は作品数が多くて、 全ての作品が見れないことに「絶望…」と感じてしまうらしい。 この作者の気持ちが非常に共感できてしまう。 毎日24時間じゃ足りない。本当に! 人生のうちに映像にしろ本にしろ、全ての作品を 読めるわけじゃないと思うと「絶望…」と私も思う。 1日48時間あって、2分の1は自由時間ですよー だったら、とっても幸せなのになぁと 考えてしまったエピソードでした。 作者は、締切に毎回ギリギリになりながら 生きているけれど、こんなにもエピソードに 事欠かない日々はある意味で充実してるなーと 思いました。 タイトルのしんがりは「最後尾」という意味らしい。 しんがりで寝ていても、自分らしく生きている 作者がとても羨ましいし、もう少し肩の力を 抜いて毎日を過ごしていくのも大切だなと 実感した作品になりました。 ただ、著者のマイペース(大雑把さ)は本当に 大物感あって笑えてくる。 これぐらいドーンとした人物になってみたいものだ。

    43
    投稿日: 2025.03.20
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    初めての エッセイでした! おしゃれな女性向けファッション誌 BAILA の巻頭ページのものを収録したものです と説明されています。 もちろん おしゃれなファッション誌は読んだ事 もないですし、三浦しをんさんも知りませんでした。 無知すぎる自覚はありましたが、みんな面白いと言っているから読んでみたいなぁとなんとなく呟いたら 妻や娘からあたりまえの常識のように教えてもらいました。 そんな事があっても挫けないで 直ぐに書店に行って購入、 期待値マックスで読み進めていきました。 この本の読みはじめが去年の4月で今日読み終えたので 一年近く読んでいたんです。自己最長記録です! 何故そんなに時間がかかったのか? 最初の一章までは普通に楽しく読んでいたんですが、 その後は他の物語を読み終えたらこのエッセイを少し 読んで、また新しい物語を読む。 これを繰り返していたんです。 三浦しをんさんのエッセイは凄く楽しくて 感性も楽しいですし、ご家族や友人も楽しいですし、 とにかく読んでいて何のストレスもなくただ楽しい! 優しい色なんですけど、そこにひたすら楽しい香りの する空気感でした! レビューを書く時に何が1番面白かったとか 言えたらなぁとか考えていましたが、全部楽しくて 選べない感じです。 ピカチュウのぬいぐるみのお話とか 北の国からっぽく時々なる事とか タクシーの運転手のお話だとか ハチプロの観察?のお話だとか おまけの書き下ろしの登山のお話だとか 読み終えて楽しかったなぁ〜と思い しばらく余韻に浸っていました。 読み終えてしまったさみしさが少し 残りますが、 しんがりで寝ています  の前のエッセイも 購入したので楽しい時間がまだ続くんです!^_^ 三浦しをんさんの小説も読んでみたいですし 優しくて楽しい空気感の 大好きな景色を見させてくれる作家さんに出会えて 凄く嬉しいです! 私だけの知識では、出会えなかった作品に 触れられた事の幸せを大切にしたいです。 レビューを読ませていただき出会えた物語! フォローさせていただいている皆様に感謝致します!

    230
    投稿日: 2025.03.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大好きな三浦しをんのエッセイ。なんか前作より笑えたような。前作は昔ほど面白くなくなったと思ってたのに。あ、今調べたら前作じゃなくて、「好きになってしまいました」という違うエッセイ本のことだった。特に『シャッポを脱いだ』という表記に噴き出した。我が祖父がよく言ってたシャッポ。調べたら一応脱帽と同じ意味で出てたけど、これが本当にある慣用句だったとは。EXILE一族やバクチクが好きなのは知ってたけど、キンキキッズも好きだったんだなぁ。あとぬいぐるみ。ピカチュウのぬいぐるみにそんなに夢中になっていたとは。同世代でオタク気質、親の老化のこととか、共感できることはたくさんあるけど、やっぱ好きになるものの趣味はだいぶ違うよなー。

    0
    投稿日: 2025.02.26
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    私は三浦しをんさんの作品が好きで単行本で読んでいるけど、本当にこれがBAILAで連載されているの?と思うような傾向の違いで、全然関係ないけどちょっと心配になる(笑) 何度か声出して笑ってしまった。叶う事ならば「人体の不思議」に登場するAくんの声を拝聴してみたい。

    6
    投稿日: 2025.02.18
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    普段あまりエッセイって読まないけど三浦さんは別。 相変わらずどこ読んでも面白くて、1人で読んでいて本当によかった。人前で読んでいたら絶対ニヤニヤする不審者になってた。 ページの至るところから出不精が窺えるのにどうしてあんなにも日常が面白くネタだらけになるのかとても不思議だった。

    2
    投稿日: 2025.02.12
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    おもしろエッセイ。 自分の場合、最初からツボるのではなく、読みすすめるうちに三浦しおんさんのキャラがわかってきてからがよかった。なので最初であきらめず、読みすすめてほしい。 でも好みはわかれるかも。 自分はけっこう好きでした。

    17
    投稿日: 2025.02.08
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     三浦さんの人間味があふれる作品でした。生活臭もぷんぷん漂い、三浦さんの魅力も感じられました。普段の何気ない出来事でも、笑いと感動に変えられる人なんだろうなと思いました。私も、そんな人になりたいです。

    25
    投稿日: 2025.02.08
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    三浦さんのエッセイは面白いと聞いてはいましたが、ここまでとは!いい意味での裏切り(笑) 五右衛門風呂の件は思わず大爆笑でした。外で読むのは危険ですね。他のエッセイも絶対読もうと思います。

    45
    投稿日: 2025.02.07
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    のっけから失礼しますのBAILAエッセイからの第二段。のっけ~の自分の感想をみてきた、今回とほぼ一緒の感想である。 もう何度も電車でグヘヘと気持ち悪い声を洩らしてしまったよ。やめておくれよ。 月一の雑誌に月一のネタを盛り込む位には、しをんさんの日常には腹痛い話があるようだ。 自分のログをみると、しをんさん作品9冊もヒットしてきてえ?私はしをんさんのファンなのか。小説は内容もなんとなく記憶してるから気に入ってるようだ。私の読んだしをんさんの小説はシッカリ調べあげた上でお書きになっている印象。 エッセイはそんな小説とは違ってウカレポンチだwまじで笑える。 ただ、これが笑えるのは読者層としてはアラフォーとかそこら辺じゃないかしら。私がグヘヘと笑っているネタを高一の愚息に説明したら、かなり冷たい反応であった。しをんさんに大変失礼だぞ(この反応は実母に対するものだが)

    2
    投稿日: 2025.02.03
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    途中までは気が向けばページをめくるくらいのペースだったのだが、ちょうど100ページを超えたあたりの「バーンといけ」で大笑いしてから、サクサク読んだ。タクシーの話も爆笑。 ピカチュウのぬいぐるみの話も、肩の力が抜けてとてもいい!こんな大人であっていいのか?三浦しをんがそうだからいいらしい笑 こんなふうに生きちゃっていいのねと気持ちが楽になる人が多いから連載が続くのだろうな。 どんな不幸?も、エッセイでこんなふうに書いちゃうと昇華されて笑い飛ばせるよなぁと、人生訓まで学びました笑

    25
    投稿日: 2025.01.30
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    先日のっけからを読み終わり、今回は用心してひとりの時にこっそり読んでいたのだけど、うっかり隣室に聞こえる程の声で笑ってしまい、またもや家族に「家以外のところで読まない方がいいと思うよ」と言われる有様。 ご両親とのやり取りや普段の生活がしをんさんの言葉で紡がれるとどうしてこんなに面白いんだろう。 沼にはまりました。

    19
    投稿日: 2025.01.26
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    三浦しをんさんのエッセイってどれもこれも面白い。そして登場人物の方たちも誰も彼も軒並み面白いのは、彼女の面白アンテナを通して見ているからなのか。読んでる間だけでもその視点を共有してもらえてるから日常すら楽しい。

    3
    投稿日: 2025.01.26
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    『のっけから失礼します』と同じ 女性誌での連載をまとめたもの。 コロナ禍のものも含まれているけど だいたい、いつものしをんさん。 なんかつい吹き出してしまうので 通勤途中で読むのは危険(笑) 自宅に蜂の巣騒動の話が 大変な事態なのに笑えるって…。 その蜂駆除の業者さんや ご近所のフラワーショップ 足の爪はがれた事件の時のお医者さん タクシーの運転手さんなどなど 働くひとへのリスペクト話がおもしろい! もちろん趣味の話もたくさん。 漫画やエグザイル一族の話が多いけど ピカチュウぬいぐるみや ハーレクイン小説への愛もハンパない〜。

    1
    投稿日: 2025.01.15
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    あー面白かった。 初期のエッセイももちろん好きだけれど、年月を経た感じが、今の自分にしっくりくる。 先生、付いていきます!

    2
    投稿日: 2025.01.14
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    中年女性の日常を赤裸々に描いたエッセイ。 言い回しが大変に面白く、さながら、日記サイトの記事を読んでいるかのよう。 ありふれた日常を、よくぞここまで面白おかしく描写できるものだと感心する。 その自由な生き様には、なんだか勇気をもらえる。

    2
    投稿日: 2025.01.03
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    やっと読み終わったー笑 エッセイは1話が短く、どこでも中断できる為ズルズルと置きっぱに… 三浦しをんさん、あいかわらず楽しい日々を送られており笑った。弟さんとのエピソードが個人的に好きですが、今回はなし。

    15
    投稿日: 2024.12.30
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    三浦しおんは やっぱり面白い! 綺麗な言葉を羅列したり 笑ってもらおうとか まるで考えていないのが、よく分かる。 最近 「ネイルオブザイヤー」に選ばれて楚々とした姿を拝見しました。自分を楽しむ事も読者に笑ってもらえる事も、何事もないように やってしまう人なんだなと改めて感じました。

    3
    投稿日: 2024.12.28
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    なんでも読めるというお言葉を頂戴している私ですが、実は一つだけ苦手なジャンルがありました。日常系エッセイです。 理由は分からないのですが、本当に苦手でして、貴志祐介さんのエッセイもファンの義務として購入しましたが読むのが苦痛で仕方なかった位です。 でも以前にsumikaの片岡さんの『梵者の合奏』を高評価してるじゃないのよさ、と全国のピノコさんは仰るかも知れませんが、どちらかと言えばあちらは自伝小説に近く、私の言う苦手なエッセイとは違うように感じました。 じゃあお前さんはエッセイの何たるかを理解しているのかね?と全国のブラックジャック先生が仰るかも知れませんが、『岡崎に捧ぐ』は面白いけど、『ダーリンは外国人』は読めない、と言った違いしか説明出来ないです。 先生、わしは変わった病気かなんかなんですかいね? BJへの愛を叫ぶのはこの位にしておいて、では何故恐らくこの苦手な方のエッセイを拝読したのかと言いますと、以前に木原さんの『箱の中』を拝読した際に私の読んだ文庫版ではなく単行本には三浦しをんさんの後書きが付いており、これが非常に良かったそうなのです。 ちょうどそのタイミングでブク友様方が三浦さんのエッセイを読まれており、これはわしでも読めるのではないかい?えぇ?先生?となり予約した訳です。 結果… 三浦さんの文章力の凄さにただ、ただ感服した次第。 いや内容が面白いのも勿論なのですが、言葉の引き出しが一体何段あるんだって程に語彙力が凄い…。 オタクだと仰ってましたがめちゃくちゃ本を読んでらっしゃるのが伝わります。 いや読んでてもこんなん書けないって。 月に四回しか外に出ない事もあるという三浦さんですが友人が多く、この友人の方々も一々、語彙力が高すぎてどうなっとるんだと舌を巻きました。 どこに感心してるんだよって話なのですが、三浦さんのエッセイがこれだけ人気な理由が分かりました。 お洒落な雑誌に連載していると言う本作ですが、お洒落番長たちも肩の力を抜いて読める三浦さんのLDHの話や、蜂撃退の話やキャラの濃いタクシー運転手の話で癒されてるんだろうなあ。 お洒落の世界も殺伐としてるから(偏見) ハイローのくだりなんかは、後輩のLDHファンに同じように一気見させられて、なんじゃこのとんでもなさは!と良い意味で爆笑していたので非常に親近感が沸きました。 中でもとても興味深かったのが、【オヤジギャグの道理】。 三浦さんが近所の店で夕食をとっていると還暦祝いで集まったおじさま方の会話が聞こえてきたとの事。 「ほら、おしっこにちょくちょく行かなきゃなんねえから、通路あいてたほうがいいだろ。しっこう猶予だ」 「うまいこと言うねえ」 「道理だ、道理だ」 これに感心した三浦さんはオヤジギャグについて考察し、このおじさま方の仲の良さを非常に好ましいと思われたそうです。 最近、ひまわりめろん師匠がレビューやコメント欄でオヤジギャグを書かれる度に、癒されて明日も頑張ろうと言う気になるのですが、三浦さん的に加齢とともにオヤジギャグを言いたくなるのは何故か、という問いに関しての答えは二つ出ているそうです。 一、年齢が上がるにつれ、蓄積される語彙が増える。そのため、同音異義語をつぎつぎに思い浮かべやすくなる(「執行」と「しっこ」など)。 二、年齢が上がるにつれ、喉の筋力が弱まる。そのため、若者ならば同音異義語を連想したとしても、「これを言ったら引かれるだろうな」と思いとどまれるのだが、中年以降になるとぐっと飲み下すことができず、そのままほとばしらせてしまう。 凄い観点。思い付きもしなかった。でも身近に20代でオヤジギャグを言わずにおれない人間がいるのでどの世界にも例外と言うのはいるものなのだろうな。 こういうギャグをさらりと放ち、さらりと受け止める、三浦さんも仰っていましたが私も友人といくつになってもアホな事を言い合う仲でいたいものです。 肩の力を抜いて読めるけれど、ほっこりもするし人に優しく出来そうな気になるし、文章は美しいのに面白いし、先生よ…。これが、これがエッセイの真髄ってやつで?!(今更ですがずっと琵琶丸を擬態してました。分かりにくい) 私も一つ、エッセイ的に最近起こった認識の違いについて書いてみようかと思います。 私も三浦さんと同じく空間恐怖症なのか。まあお暇な方はどうぞ。 マキさんに風邪ひいてますが作り置きしてあるので大丈夫です、とさも私が作ったかのような言い方をしていましたが、実は私の友人がヘルプに来てくれて寝込んでいる間に1週間分の食事を作ってくれたのです。 それには本当に感動したのですが、いざありがたく頂戴するか、と冷蔵庫を開けてみると。 『ブロッコリーのニンニク炒め』 『肉の生姜焼き』 待て待て待て、嫌な予感がするぞ…? 冷凍庫をオープン! 『煮込みハンバーグ(濃厚めかつ大量)』 『スンドゥブ(濃厚め)』 『手作り餃子(大量)』 友達よ…君、生まれてこの方、風邪って引いたことあるかね…?? ブロッコリーのニンニク炒めはペペロンチーノにして食しましたが、痛めた喉にダイレクトアタックしてきて美味しかったです。

    43
    投稿日: 2024.12.20
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    ピカチュウとEXILEと観葉植物を愛するしをんさん!どのお話も笑わせてもらいました。 しをんさんも可笑しいですが彼女が出くわすタクシー運転手やネイリストさん、美容師さん、蜂駆除の方、との人も個性的過ぎます。 それ以上に家族の方→特にお父さんが最高でした。 それにしても、しをんさん、健康には注意してくださいね。

    37
    投稿日: 2024.12.08
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    長年作者さんのエッセイのファンなので、連載心からありかたい。今作も安定して面白い。スキマ時間などに手軽に好きな箇所から読んだりやめたりてきるんだけど、読みながら笑いが堪えられないので人がいる場所での読書には不向きでした(笑)基本引きこもりと書かれているけれど、身辺周りの出来事を笑いに昇華されるセンスに脱帽です。(作者さん的にはシャッポを脱ぐ)

    3
    投稿日: 2024.12.07
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    なんでいちいちこんなにも面白いのかな(笑) 初っ端から面白い(笑)ピカぬいの話とかww ご両親のこととかww 電車で読むとニマニマしてしまうけど、気にしない(笑) ご本人もおっしゃっている通り、そんなに外出しなくても月一の連載っていうのはネタ的に本当にちょうどいいペースなんだなぁ(笑) 自分の楽しませ方が上手な方だなといつも思う。 他のエッセイも色々読んでみたい(°▽°)

    12
    投稿日: 2024.11.26
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    エッセイはあまり読んでゃなかったけど、読みやすくて面白かった。日常の何気ない出来事を作者の筆力で面白おかしく表現している。

    11
    投稿日: 2024.11.23
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    全然盛っていない感がよい。面白おかしくしようとしていないのに、面白い日常だなぁと思う。さすがだわ。私はハチ駆除の話いくつかが面白かった。こんなにEXILEが好きなのかという驚きも。かと言ってどれちょっとEXILE聴いてみるか映像見てみるかという気にはならないがしをんさんに直接布教されたら揺れるのだろうか。

    1
    投稿日: 2024.11.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かったーー ピカぬいのくだりが可愛かったのと、 マッサージ的なやつにいって「肉付きもアレですけど(どれだ)」とか、「脂肪がこれだけあれですと(どれだ)」のツッコミはめちゃくちゃ笑ってしまった baila見かけたら読んでみようかな。あとこの本は刊行記念トークショーとかあったらしい。行ってみたいものだ

    2
    投稿日: 2024.11.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初読。図書館。雑誌「BAILA」に連載のエッセイをまとめたもの。『のっけから失礼します』の続編。今回はピカチュウとEXILEだったなあ。観葉植物を育てているのは意外だった。仕事に忙しくてずぼらなお方だと思っていたので。ハーレクイン小説・漫画を読んでるのも意外。まあ沼にはまりやすいのはわかる。

    1
    投稿日: 2024.11.12
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     『のっけから失礼します』がとても面白かったので、第2弾の本作を図書館から借りてきました。しをんさん自ら「なんてことのない日常を書いたアホすぎる一冊」と記してますが、またしてもやられました。理屈抜きに面白いです。しをんさんは期待を裏切りません! さらに、安心してください! 続編とはいうものの、本作単独で読んでも面白さは半減しません!  作家さんの日常には全く興味がない!と仰る方も、騙されたと思って?手に取って損はありません。しをんさんの「あることないこと」、いや違った「あることあったこと」を、虚飾せず曝け出しております。作家さんの、日常での思考や感情の揺れ動きは、とても興味深いものですね。  まぁともかく、読んでて楽しい!この一言に尽きますね。しをんさんの頭の回転の速さ、ウィットに富んだ語彙の豊かさ、ネタの多さに感嘆してしまいます。最も感心するのが、"一人ボケツッコミの妙"です。知らず知らず、しをんさんの手のひらで転がされ、アハッ、クスッ、ニヤッとしている自分‥。さりげないことをさりげないまま終わらせず、全力でおかしみに変換する能力に脱帽です。  続編でもある本作は、コロナ禍を含む4年分とのことですが、閉塞感なんぞどこ吹く風!悲しいこと、辛いことがあってもなんなその!  「しんがり」は戦国言葉で「殿」とも書き、軍が退却する時、最後尾で敵の追軍に備える者のことだそう。そんな重責の立場で、"寝る"ってどういうこと?そうです、命が大事です。しんがりで寝ているその心意気、天晴れ!

    76
    投稿日: 2024.11.12
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    【きっかけ】 三浦しをんさんのエッセイにどハマりし、片っ端から読んでいる。 多分これがいちばん新しい。 図書館で予約し、順番が回ってくるまで少し待った。 【あらすじ】 同衾するほど愛しいピカチュウのぬいぐるみや、すくすくと育つ観葉植物との日々。玄関の柱に巣を作るハチとの戦い、近所に住む家族との交流、EXILE一族に対する深い愛……。笑いあり、ときどき涙あり (?) 2019年6月号から約4年分の雑誌「BAILA」での連載に、書き下ろしを加えた全55編、三浦しをんワールド全開の最新エッセイ集。(Amazonより) 【心に残ったところ】 ◉"いや、実際にEXILE一族のみなさんはモテ人生を歩んできているんだろうなと推測するが、モテや華やかな外見と「チャラついてる」はイコールではない。イコールではないのだという事実を、私は自分がモテてこなかったし華やかでもないので、知らなかったというか想像しようともせずにいたのだ。絵に描いたような偏見の構造で、自身に焼きを入れたい。" ◉"なるほど、うどんすきとは、うどんの入った寄せ鍋であったか!具材にほどよく火が通ったところでいただく。おおおおいしい!お出汁と具材それぞれの味が渾然一体となって腹に沁みわたり、こりゃたまらん。うどんがだんだんくったりして、お出汁が染み染みになるのもまた、舌にも胃にも顎にも優しい……。" ◉"しかも海苔の佃煮とか塩ウニとかをおかずに三食もりもりご飯を食べてしまっていて、大丈夫なのか自分。この危機的状況を打開すべく、固い意志のもと、体重計の電池を抜いた。これでもう現実を直視せずにすむから大丈夫だ。" 【感想】 しをんさんの日常は、コロナ前であろうと渦中であろうとさほど変わらず、当時雑誌に掲載された折には愛読者も癒され、励まされた人たちも多かったのではなかろうか。 初っ端からタクシー運転手と新元号を「タピオカ」にするか「エグザイル」にするか談義したり(そんなに話す間柄になる??本当にしをんさんはネタの引き出しが多い…)、ぬい好きから等身大(?)のピカチュウをお迎えしていたり。可愛い。 ぬいぐるみはしゃべらない(しゃべる)、動かない(動く)と本音がダダ漏れな大人も正直で好き。♡ 食べることがすきなしをんさんのうどんすきレポにお腹がなってしまう〜〜!!食べてみたい、うどんすき。 危機的状況を打開すべく体重計の電池を抜いちゃうしをんちゃん、最高です。笑

    5
    投稿日: 2024.11.12
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    精神が健全で素直だな、と感じることが、三浦しをんさんのエッセイを好きな理由であると気づいた。(作家への褒め言葉になるかは疑問だが…)

    2
    投稿日: 2024.11.10
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    しをんさんのエッセイ3冊目です こちらもちょっとした隙間時間に少しずつ読み進めました╰(*´︶`*)╯♡ あーやっぱり面白いなー! そして最近に近づくにつれて、振り切れますね笑 ちょっとした出来事も、しをんさんの手にかかれば爆笑案件に!!!笑 家族の話はもちろんだけど、今回は知らない人も沢山出た気がします。例えばタクシー運転手さんや宅急便のお兄さんも面白ネタに。 コロナ禍の時期のエッセイもあって、当時の様子も思い出しました しをんさんの推し活の話も多くて、そこにあったのが 「推している」とは思っていない。彼らはある日突然、私の心にぶっ刺さってくる。避けようもない運命みたいなもので、「推す」とか「推さない」といった、私の意思が介在する余地はない。強いて言えば、抗いようもなく「推させていただく」「応援させていただく」ほかない対象 とあってそれにはめちゃくちゃ共感しました!!!ホントその通り!! なんか隙間時間にしをんさんの日常を覗くのが習慣になりつつある、、、笑 この勢いでしをんさんエッセイ読破を目指そうかと思いますᕦ(ò_óˇ)ᕤ あれもこれも読みたくて大忙し〜(//∇//)

    80
    投稿日: 2024.11.04
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    「のっけから失礼します」の続編エッセイでこれまた笑わせてもらった。しをんさんとは年が近くとても親近感を感じてるのだけど、考え方も結構似てる。親子と言えど別人なのだから当然性格が合わないことだってあるので仲良くあらねばならない、とは思わないなど。あと家にはスズメバチが巣を作り駆除してもらったのは去年のこと。流れ星銀はレンタルでアニメを見返したな。パキラならぬバキラや植物がたくさんあり愛でている。しをんさんと父母、友、ハチプロたちとの会話が非常に面白くほんとうに楽しい読書過ぎた。あとがき通り購入しました笑。

    4
    投稿日: 2024.10.28
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    三浦しをんさんのエッセイ集を初めて読んだ。 小説は何冊か読ませていただいているが、小説よりかなりテンション高めである。 仕事に没頭して、出張と、押しのライブ以外はほとんど家を出ない生活(・・・と読みました)らしいが、きっと忙しすぎて、その合間にハイになってしまうのでは無いかと思った。 おもしろき事もなき日常も、三浦さんが書くと面白くなるようだ。 【一章 とんがりがまるくなる】 ・タクシーの運転手さんはキャラが濃い ・お父さんがかわいい 【二章 ふんばりはもうむりだ】 ・もともと「自粛」のようなインドア仕事だが、コロナで更なる自粛を求められる日々 ・ふたたび、お父さんが面白い 【三章 のんびりがいちばんだ】 ・蜂の巣騒動 ・ご近所にいい花屋さんを見つけた 【四章 だんまりはしてられん】 ・夏がめぐって蜂の恐怖ふたたび ・EXILEを知り合いに布教 ・タクシーの運転手さんに見るいろいろな個性

    8
    投稿日: 2024.10.27
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    まずは目次を眺めて、章のタイトルで韻を踏む遊び心と、五五調の言葉のリズムに心地よさを感じた。 一章 とんがりが まるくなる 二章 ふんばりは もうむりだ 三章 のんびりが いちばんだ 四章 だんまりは してられん 読む前から★5の予感。 読み始めると→★6→★7の面白さ。 とにかく楽しい。 冬になって耳が冷たいと感じるのは誰もが経験していること。 これを「顔の両側に冷凍餃子がくっついている」と表現するのが三浦しをんさんだ。 こうなると、耳=餃子で、少し温まった状態は生餃子になる。 頭の後ろ毛が跳ねているアヒルを「羽生さん」と呼んだり、ポッと出てくる比喩表現がうますぎる。 三浦しをんさんのエッセイ、これで全編読破\(^~^)/ 最近はエッセイばかりニマニマしながら読んでいて、小説は3年も読んでいない。 読みたい候補の小説は、「木暮荘物語」と「政と源」。 今年中にどちらか読めたらいいと思っている。

    58
    投稿日: 2024.10.14
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    タクシーの運転手さんネタ炸裂!ネタがないないおっしゃる割にやはりアンテナの高い人は面白い。月山登山の話、拝読したいのでぜひ書いて欲しい~!

    3
    投稿日: 2024.10.12
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    もうどうしたらいいかわからないくらい楽しく読みました。 通勤電車で思わず吹き出してしまった時は大いに焦りましたが、念の為装着していたマスクのおかげで乗り切れました。 コロナ禍での日常など生き生きと描かれていました。 ハチプロはやっぱり最高だと思います。

    4
    投稿日: 2024.10.09
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    私の読書時間は通勤電車の中なので、本を読みながらニヤニヤしているおばあさんになってしまいました。あえてカバーをかけなかったので、きっとわかってもらえるだろう…?

    6
    投稿日: 2024.10.03
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    なんだかとても前作「のっけから失礼します」よりも、さらにトンチキ度がパワーアップ(いい意味)していて、まじで電車内では読めないレベル(車内ニヤつきキモオヤジ)。読み終わるのが惜しい!

    16
    投稿日: 2024.09.30
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    erierierinさんの感想を読んで興味惹かれた。 さすが作家、言葉を操る人だ。例えが面白く豊かで時折ふふっと笑ってしまう。 自動ドアに貼られたメモの話とかもう、想像できすぎて声出して笑ってしまった。 作家でも「詳しく調べるのが面倒くさい」という感覚があることに謎に驚き、ピカチュウ愛ゆえに父を貴様呼ばわりする勢いだとか面白すぎる。 車幅感覚やスケール感がおかしいってのとか、蜂の巣の存在に対しての意識の仕方だとか…朝井リョウさんのエッセイを読んだ時も感じたけれど、なんだかすごく親近感が湧いてきたよ。 しかし…ハキリバチというのを「ハリキリバチ(張り切り蜂)」と読み間違えていた私(^_^;) 読み間違いに気づいて良かった良かった。 『バーンと行け!』やら『人体の不思議』やら『ゴージャスの真相』やらで出てくる周りの方々のエピソードや弟さんの的確なツッコミにも吹き出してしまったが、そこはやはり作家!目に浮かぶような表現で文字に起こせるのはさすがだなぁと感心したものだ。

    19
    投稿日: 2024.09.07
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    三浦しをんさんのエッセイ。 前作のっけから失礼しますがとても面白かったので、今作も読んでみました。 三浦しをんさんのエッセイって、読んでいてなんか気持ちがほっこりするんですよね。 寝る前の楽しみとして、少しずつ読み進めました。 P230の生きているだけで汗だくは笑いましたw

    12
    投稿日: 2024.09.01
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    小説はいつくか拝読したけど、エッセイは初めて。 ご本人はこんなテンションのかただったのか!と少し驚きつつ、寝る前に読むおもしろい本を探していたので購入。 序盤のピカチュウの対する熱が「これは良質なオタクだ…」と思わざるをえなくて…w BAILAってこんなにおもしろいエッセイを載せてるんだ?w 「単行本化にあたって書き下ろした部分には原稿料は発生しない」と書かれているのに書き下ろしもたっぷりなところさえもおもしろくてツボでした。 "ステマ"に乗せられ前のエッセイも購入したので早速読みたいと思います

    3
    投稿日: 2024.08.28
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    いくらでも読んでられそうな気がする、三浦しをんさんのエッセイ。 今回も安定の面白さ。読み終わってからも思い出してニマニマしちゃう。

    22
    投稿日: 2024.08.27
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    三浦しをんさんって、とっても可愛らしいひとだったのですね〜 初めて、しをんさんのエッセイ集を手にした。 「舟を編む」や「風が強く吹いている」など、緻密に取材を重ねて小説を書いているイメージが強かったので、漫画並みに笑える語りにびっくり。 (「墨のゆらめき」で親父ギャグが炸裂してるのに気づいていたけど、あれがしをん節だったのですね。) 私自身と年齢差がほぼなく、年齢的な悩みなんかも一緒で共感できることも多く、笑いを呼ぶ。 しをんさん、どーでもよいと思うようなことに対しての妄想力が半端なくて、ネタがないと連発しながらも妄想で一遍書けてしまうところが天才だと思う。(とくにピカぬいネタ) 小説家とは、何もないと思うようなところに命を吹き込むお仕事なのだなと再確認。 重たい本に疲れたら、しをんさんのエッセイを読むべし。メモメモ。

    22
    投稿日: 2024.08.27
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    『まほろ駅前多田便利軒』や『舟を編む』でよく知られた三浦しをんさんのエッセイ 冒頭から恥も外聞もなく(失礼…)ピカチュウやその他のぬいぐるみへの愛やを語ったっておられて面食らったのですが、そこはそれ、数々の賞を受賞されてる作家力?、どんどん読ませてくれます。 御本人は「おしゃれなエッセイにしたかったのに…」とおっしゃってますが、おしゃれかどうかは置いといて(これまた失礼…)お茶を片手に楽しく読ませていただきました!(この本のように気楽で楽しい読書体験をさせてくれる本って実は貴重で、人生に欠かすことのできない本だと思ってます) 個性的なタクシー運転手を引き当てる力がすごい作家さんです。

    5
    投稿日: 2024.08.22
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    大好きな作家さん 三浦しをんのエッセイ集 ファッション誌に掲載されたエッセイの集約本なのだが・・・ おしゃれな内容というよりは 三浦しをんさんの呑花臥酒?愉快適悦? な日常の生活やお気楽な思考 そして 知的な森羅万象のチョイス・・・ 名作「風が強く吹いている」や「舟を編む」を作り出した作家さんの思考回路のおもしろさを堪能しました。 ピカチュウ推しで 山登りもちょっと でも お酒が好きで楽しい両親がいる  などなど  自分と共通点もあるのに (おぉ~ こんなことに引っかかって 行動起こしてみるのかぁ)と驚きがいっぱいでした。 暑くて頭がまわらない今 ゴロゴロしながら読むにはピッタリの本ですよ。

    3
    投稿日: 2024.08.13
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    やっぱり三浦しをんのエッセイ好き! そう実感できて楽しい時間だった。 それにしても当然だけど、避けては通れないコロナについて、いろんな作家さんたちがそれぞれの視点で関わり方を書いている。 コロナを経ての生活の変容が、こうやって文字になって残っていくのは感慨深い。

    3
    投稿日: 2024.08.11
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    たくさん笑わせていただきました。 図書館に予約してから約3ヶ月半待ち、3時間で読み終わる、他では味わえない刹那の楽しみ! やっぱりお父様、お母様が登場されると声に出して笑ってしまう…いつまでもお元気でいてほしいと願うばかりです。ファンなので。

    1
    投稿日: 2024.08.10
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    なんて愛おしい方なんだ!しをんさん♡ 最近たて続けに辛い本ばかり読んでいたので、合間合間にしをんさんのエッセイでちょいちょい笑いを補給してました。 相変わらずキラキラ軍団(EXILE一族)の推し活に忙しそうだし、ピカチュウの可愛さにハマってデカイぬいぐるみ(ピカぬい)をポチり 毎日のようにピカぬいに話しかけて、植物を愛でて、何日もお風呂に入らず、締切を守らず生活しているようです。 なんだかこの頃 心身ともに疲れていたので、そんな時にしをんさんのエッセイってちょうどいいな〜って思います。もっと肩の力抜いて生きていこう。とか もっと優しい目で世界を見てみよう。とか思えてくる。 とりあえず 赤ちゃん動画か猫ちゃん動画かsumikaのMVを観まくって心に癒しを与えるか~(*´`*)

    37
    投稿日: 2024.08.09
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    三浦しをんさんのエッセイを外で読んではいけない。 わかっているのだけれど、ついついカフェで開いてしまって、思わず何度も吹き出し、とても恥ずかしい思いをする。 でもとてもこれを読んですました顔などしていられない。おもしろすぎ、最高すぎです、しをんさん。

    25
    投稿日: 2024.08.08
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    あの…、このエッセイ、本当に「BAILA」で連載してるんですよね?って疑ってしまう程、しをん節炸裂してました! まさにハチプロの話を読んでいた時に、自宅のベランダにある、エアコンの室外機に大きなハチの巣ができているのを発見してしまい(なんてタイミングだ!)、でも冷静に観察していたら、去年の巣だったようで、もう空の巣でした。良かった! 私にこんな感想を書かせてしまうような、アホらしい(褒めてます♪)エッセイでした。 第三弾が発売されるのを心待ちにしております。

    1
    投稿日: 2024.08.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まず、タイトル勝ち。 前作『のっけから失礼します』のあとがき(だったはず)で爆笑を攫ったこのタイトルで本当に刊行するなんて。 個人的には、しをんさん初エッセイでまだ半年前程度の新しめな記憶だったために、通りすがりの本屋さんに面陳で売り出されているのを見かけたときには目を見張った。 そりゃ読むわ。 一日数百歩しか歩かないとか、運動不足でラジオ体操するとかの点で岸本さんと通ずる部分も大いにありつつ、その語り口は岸本さんとは対照的で元気いっぱい。 推しに対するとめどない愛情、自虐ひとりボケつっこみ、非常事態に対する過剰なまでのリアクション、ちょっとにぎやかすぎる側面もあるけど、これぐらい勢いよく行ってこそのしをんさんという気もする。 それにしても、観察眼なのか、出逢う力なのか。 ほぼ全編通してコロナ禍ど真ん中で、外的接触が減っている中、こんなにも濃いネタと遭遇できるなんて。 お父様、お母様、弟さんのメガトン級のネタは鳴りを潜めたかなと思うものの、行きつけの美容室のお方とか、コンビニのナルオとか、タクシー運ちゃんとか、ハチプロさんとか何とも言えないキャラが続出で飽きない人生送っているなぁと。 脚色だったとしてもその片鱗はあるはずで、自分もそんな人生の潤いを見逃さないようにしたいと強く思うこの頃。

    56
    投稿日: 2024.08.04
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    登山のエピソードを読んで、しをんさんの体力向上は優先度高めだと決意した。私に何が出来るわけでもないけど…。

    0
    投稿日: 2024.07.25
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    小説も最高に面白い作家さん。エッセイも本当に何もない日常なのにやたらと面白い、こっちは笑える面白さ。

    0
    投稿日: 2024.07.20
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    前作「のっけから失礼します」に続き、相変わらずのしをんさん節炸裂で楽しく読み終えました!寿命が延びて縮むにツボってしまった(謎) エッセイにしては大容量だけど正直足りない...次回作はいつかな?今から待ち遠しいです。

    8
    投稿日: 2024.07.13
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    三浦しをん氏の小説は何冊か読んでいるが、エッセイを読むのは初めてだと思う。 何気ない日常が綴られていて面白くてサクサクと読めた。

    8
    投稿日: 2024.07.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    言葉のセンスが凄すぎる! 「拷問死した小林多喜二の苦しみ」「たわむれかかってきよって」「さびしいローマ皇帝」「回文みたいな文章」「(どれだ)」「マイグラ氏」「ナルオ」「露払い」「羽生さん」「ペスコン」「しかたなく行く定食屋」「屈葬桶か五右衛門風呂」「フォーメーションしっこう猶予」「ケンシロウにパンスト」「ハチプロ」「ベトコン」「トンチキ」「ラピュタならぬ」「白煙を上げそう」 瞬殺だった。 こみ上げる笑いを堪えきれなかった。

    10
    投稿日: 2024.07.06
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     やはりエッセイというのはまとめて読むんじゃなくて、雑誌の中にあるのを毎回楽しみにするってえのが、よろしいようで。自虐ネタが多くて、ちょっと辟易した。

    1
    投稿日: 2024.07.02
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    どんなに落ち込んでいても読むと笑ってしまうエッセイ。前回に続きクセの強いタクシー運転手さん達、ピカチュウとハイローへのしをんさんの愛情、ハチと戦う日々、ご年配の楽しいご両親、生理用品をバーンと開けるネイリストさんなど、本当に三浦しをんさんのエッセイは裏切りません。

    1
    投稿日: 2024.07.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館の本㉜ 今まで読んだエッセイの中でもずば抜けてクセが強く、そして面白く、クスッとしてしまうようなエッセイ。 「三浦さんってこんなに面白い人だったんだ」というのが素直な感想。 気に入っている話は、アヒルの羽生さんとワイグラ氏の話。(これだけの情報だと意味が分からない) 三浦さんがピカぬいとほのぼの暮らしている様子も微笑ましく、最後まで楽しく読めた。 溢れる生活感と、飾らない内容を赤裸々につづられていて、勝手に三浦さんと親しくなれたような錯覚を起こす。 『のっけから失礼します』もぜひ読みたいと思う。

    3
    投稿日: 2024.07.01
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    は〜面白かった! 普段の小説とのギャップは相変わらずで、何度も吹き出して笑ってしまった。 グータラな日常、推しに熱い一面、植物やぬいぐるみを愛する心…人間味溢れるところが好きだなぁ。 それにしても、これがBAILAのコラムっていうのが面白い。長きにわたり連載が続いてるってことは、オシャレな女性にも、しをんさんは人気があるってことだな。

    39
    投稿日: 2024.06.30
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    星3.5 独特のテンションについていけるかと心配しながら読み始めたが、ところどころ声をあげて笑ってしまった。 特にアヒル(羽生善治似)のところや月山登山のところなど。 お母さんもいい味出してる。 次は第一作目、「のっけから失礼します」を読んでみたい。 こんな人が友達にいたら楽しいだろうな。

    8
    投稿日: 2024.06.22
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    エッセイ。 ピカチュウにもエグザイルにもハマれそうもないけど、三浦しをんさんと友達になりたい。 めっちゃニヤニヤしながら読んだ。 ハーレクイン(小説の方)デビューしようかな。 って考えてる。

    2
    投稿日: 2024.06.15
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    「のっけから失礼します」に続く、「BAILA」連載エッセイの書籍化第2弾。 本作は「しんがり」だが、第3弾はどんなタイトルにするのだろう。 しをんさんの更なるオタク道、次も楽しみにしてます。

    0
    投稿日: 2024.06.12
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    三浦しをんさんのエッセイ2作目。くすくす笑える。私のお気に入りは、お父さんとのやり取りとタクシー運転手さんたちとの面白エピソード。

    7
    投稿日: 2024.06.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

     雑誌「BAILA」で連載されているエッセイ第2弾。  2019年から2023年までが収録されている。 作者は相変わらずEXILE一族とかBUCK-TICKが好きで、だらだらしながらマンガとか小説を読みながら暮らしている。  今まで気づかなかったけど、原稿書くの遅かったんだなー。  植物が好きで家に鉢植えがたくさんあるとか、将棋の聖地巡りとか、楽しむものがいくつもあって、それも「オタク」ゆえの情熱と行動力かと思った。しかし、本書最後の方で、作者は「BAILA」読者はオシャレおたくだと言う。確かに人にはそれぞれ好きになるもの、今風に言えば「推し」の人物や物事があるもんな。さらに、なければないでそれも「オタク」だと言うところが印象深かった。人が好きなのかな。ネイリストさんとはもちろん、タクシー運転手とか、蜂駆除(ハチプロ)の人ともめっちゃ喋ってるな。  

    4
    投稿日: 2024.06.09
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    クスクス笑いながら読めるエッセイ。日常がこんなに楽しく捉えられるなんて、さすが三浦さんだなと思う。 著者がいろんなものを好きで、それを全力で愛でにいっているのがわかる。生活の隅々が全て楽しそうに映る。そして愛でているものが幅広い。なんでもお好きだし、関心があって、だからこそ多岐にわたって小説をお描きになられるのだろうとも感じる。 そもそもBAILAでこれを連載されていたとは思えない俗っぽさもいい。日常に溢れていて、お住いの様子さえもありありと伝わってくる。 エッセイ1つ1つは短いので合間合間に読めそうではあるが、章の最後に追記があったりするから、章ごとに読むのがオススメ。 エッセイは全て読んでいるわけではないけれど、最初の頃のエッセイと比べれば三浦しをんさんの年齢相応のエピソード(お身体のこと、ご両親のこと、等々)ではある。けれども、いくつの人が読んでも変わらず面白く読める、まるで小説のような可笑しさ(本当にそんなことがあるんか、というような)なので、問題ない。

    1
    投稿日: 2024.06.09
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    EXILEとか特にファンではないものの、先生の書き方がいいせいか、どの章もおもしろく読める。 個人的にはハチの話が一番、好き。キウイを持ってくるお父さんとかも良かったなぁ。 (小説とかにしてくれないかなぁ)

    1
    投稿日: 2024.06.08
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    電車で読めない本。 吹き出す箇所何箇所かあり。 ピカチュウとエグザイルをこよなく愛する著者の日常のおもしろエッセイ。 コロナ禍のこともありそれにまつわるワクチン接種のもろもろもおかし。 ワクチンって70キロの男性のアメリカ人を基準に作られていたのかぁ。知らなかった。 十把一絡げで大丈夫なのかなと今更ながら不安になったよ。 玄関近くの柱に巣食った蜂駆除のエピソードとかピカぬい(ピカチュウのぬいぐるみ)面白く読了。 しんがり…一番うしろ。軍が退く時、最後尾にあって追ってくる敵を防ぐこと。

    1
    投稿日: 2024.06.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前に読んだ別の著者のエッセイがあまり合わなくて、私はエッセイというものが苦手なのかもしれないと思っていたのですが、最後までとても楽しく読めた。 三浦さん、おもしろすぎ。文章にするとおもしろいことも半減しがちだったりするのに、文章でも「ふふふ…」と笑ってしまうのは流石だなぁ。作家さんとしてはもちろんだけど、三浦さん自身にも魅力がすごくある方だなと改めて思った。 ピカチュウのエピソードも可愛いし(よい歳の大人でもぬいぐるみを買ってもいいし会話してもいい!)、ご両親とのエピソード(キウイがムクドリを遠ざけた?笑)、ハチプロ(蜂の駆除の話)とか、本当に印象に残ったものをあげたらきりがない!どれも日常にありそうなことなのに、こんなに面白く文章にできるなんて…。 一つのエピソードは3〜5ページ程度なので少しの時間にちょっとずつ読めるのもありがたい。

    9
    投稿日: 2024.06.06
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    軽快なテンポで愉快でした。推し活の熱量が読み手側にも伝わり、個人的には興味が無かった事に興味が湧いてくる不思議さがあり、一気読みで読了しました。

    1
    投稿日: 2024.06.04
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    このエッセイの素晴らしさは、おまけコラムの「うつくしい窓」に記されていると思う。 「「知る」ことの大切さ、曇りのない目で観察し考察する喜び、愛することでもたらされる心の潤い。」 だから、好きな物を語る時も他者と比較はしない。周りを貶めて対象を浮かび上がらせるのではなく、絶対的な愛を語る。タクシーの運転手さんや害虫駆除業者の人とのやり取りも(ほぼ)好ましい。 もちろん、偏見を捨てて知ることによって、全てのものと円満な関係が結べるわけではない。でも、筆者がEXILEに夢中になれたように、好きなものは確実に増えるだろう。好きになれなくても苦手は減り、苦手のままであっても相手との距離感は掴めると思う。 つまり前述の一文は、さまざまな人々と心地よく共生するための基本であり、本作はそれを実践した記録といえるのではないだろうか。 そう考えると壮大なのに、とにかく笑えちゃうところが尚すごい。

    7
    投稿日: 2024.06.03
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    三浦しをん先生のエッセイ本、初めて読みました。 想像していなかったので、えっ?こんなに面白い先生だったの?自堕落な感じとか共感してしまいましたし、ええ、ええ。って言い方が自分と同じで爆笑。 ピカチュウのチュウとかは若干引きましたが、面白すぎてニヤニヤしてしまい、外では読めない感じでした。 『のっけから失礼します』も読んでみたいとおもいます。とにかく面白かったです。

    10
    投稿日: 2024.06.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    三浦さんの楽しい日常エッセイ。 タイトルを見て「しんがりで寝ていてはダメでは?」と、つっこまずにはいられませんでした! ぬいぐるみと会話する三浦さん。 いつまでも変わらないでいて欲しいです。

    2
    投稿日: 2024.05.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久しぶりのしをんエッセイ。 毎日少しずつ読みながら「フフッ」「ハハッ」と声が思わず漏れてしまう。何か大きな出来事があるわけでもないんだけど、何なんだろう、このおかしみは。 しをんさんはタクシー運転手とか見知らぬ人によく話しかけるねw

    1
    投稿日: 2024.05.19
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    ピカチュウとEXILEをこよなく愛し、家に巣を作る蜂と戦う三浦さんのゆるいエッセイ。 読んでいて力が抜ける(良い意味で)。 巨大ピカチュウのぬいぐるみと本気で会話しているのは筆者しかいないのではなかろうか。いや、皆言わないだけで、実はぬいぐるみと会話している人は結構いるのかな。 EXILEに関しては、どうにもオラついてる人たちの集団という印象で敬遠していたが、筆者のせいで映画『HIGH & LOW』に興味が出てきてしまった。誰が誰だか分からなくても観ても良いとのこと。 蜂の駆除業者さんには感謝申し上げたい。私も自分の家ではないが、お世話になったことがある。特に筆者が呼んだ業者さんは非常に良心的だったし、腕も良さそうだった。誠実に仕事をすることが、次回の仕事に繋がるというのは、その通りだと思った。

    2
    投稿日: 2024.05.18
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    もうもう笑うしかないしをんワールド。 家族の日常の事から自身の趣味に渡るまでまさにしをんの宝箱のテイをなす。 元気を貰える作品。

    7
    投稿日: 2024.05.06
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    しをんさん(の文章力)にかかれば、変人もある種きらめく存在になる不思議。流石です(笑)。 まぁ、しをんさん自身かなりの変・・・げふんげふん。 相変わらずで面白かったのですが、「老い」がチラつく話題(ご家族のも含め)は少し切なかったです。

    1
    投稿日: 2024.05.06
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    しをんさんワールド炸裂していました。 ピカチュウぬいぐるみとの戯れ、安定の推し活。 飾らない日々が素敵です。

    6
    投稿日: 2024.05.04
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    毎晩吹き出しながら読みました。寝る前の日課になって、おかげで寝る前のひと笑いができて幸せな数日間でした。 終わってしまうのが悲しい。しをんさんの他のエッセイ本を追加せねば。

    0
    投稿日: 2024.05.04
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    久々の三浦しをんエッセイ。ピカチュウやEXILEにうつつを抜かし、原稿が進まない日々。 相変わらずのしをん節炸裂。敬愛するBUCK-TICK櫻井氏が亡くなった件についてどう書いてるのかと思ったら、それ以前の雑誌連載だった。

    1
    投稿日: 2024.05.01
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    「のっけから失礼します 」続くエッセイ。 しをん節炸裂!! あとがきまで笑わせてもらいました。 しをんさんのピカチュウ愛がとにかくすごくて微笑ましかった。ピカチュウとの脳内トークがおもしろすぎ! 度々登場するハチプロとのエピソードもいい。 他にもコロナワクチン、友人と犬との散歩、タクシードライバーさん、観葉植物のエピソードなどなど。 観葉植物のエピソードでは思わず吹きました。 しをんさんの自問自答、ボケ突っ込み、脳内トークオンパレードのエッセイ。 今回もゆる~く楽しませて頂きました。 作品とのギャップがすごい、そんなしをんさんが大好き♪ しをんさんのエッセイは中毒性があると思う。

    19
    投稿日: 2024.04.29
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    前回に引き続き、三浦しをんさすがといったところ。 しかも、今作はコロナの影響でイベントが少なかっただろうに、読み応えがあるのすごすぎます。 一気読みするつもりがなくてもしてしまいました。

    2
    投稿日: 2024.04.21
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    面白すぎるよ。電車では読めない!爆笑 BAILAに連載されたエッセイのまとめ第二弾 ピカチュウにハマり、等身大のぬいぐるみを買い求め、落ち着いて検討、と思った時にはポチッとしたトートバッグを父親に足拭きマットかと思われ踏まれ絶叫!父の言い分は、「だってこれ、毛が生えてるぞ」笑笑  自転車で大雨の中、大怪我。親指の爪が全剥がれ、血だらけで駆け込んで診察。その様子から拷問死した小林多喜二に思いを馳せ、後日骨折の疑いで診察してみた整形外科で、大丈夫、強い骨だ!と言われ回復していく様子…日々のあれこれの描写が面白すぎるし、時として現れる知識にハッとさせられる! トイレに頻繁に行きたいおじさんが、「通路空いてた方がいいだろ、しっこう猶予だ」と笑 p.205 しんがりでも寝ています、の理由 しんがりとは、「拙者/せっしゃがしんがりを務めます(退陣する軍の最後尾で、追ってくる敵を食い止めます)」と羽柴秀吉が申し出て、サルめ、よく言った…! と信長さまが感極まるシーン… 重要な最後尾においても寝てしまう胆力。起きて。 p. 10 三浦しをんさんのエッセイは面白いと聞いていたが正に、前作もぜひ読んでみたい!

    13
    投稿日: 2024.04.13
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    噴き出し注意。深刻且つ真面目な出来事も、何故か笑いと元気に変じる全55篇のエッセイ集。著者の感受性弾ける才筆に魅了される。笑いの壺を心得た、振り切った物言いやオノマトペも楽しい。

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    投稿日: 2024.04.13