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ボタニストの殺人 下
ボタニストの殺人 下
M・W・クレイヴン、東野さやか/早川書房
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総合評価

112件)
4.5
60
38
8
0
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回はエステル・ドイルが父親殺しの容疑者として拘束されてしまってかなりハラハラしたけど、ポーたちの執念の捜査でついに釈放へ。良かったよー

    1
    投稿日: 2025.11.11
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    面白い! ラストもすごい。怖いなー。 このシリーズで1番面白いと言われてる本作だけど、そう言われると1作目から読み直したくなった。

    7
    投稿日: 2025.11.10
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    下巻も一気に読了。 二つの事件を同時に追う緊迫感と、合間に挟まれるユーモアの効いた会話のバランスが絶妙だった。 ポーの私生活に見られる変化や、ラストの思いがけない展開にも驚かされた。次も楽しみ。

    30
    投稿日: 2025.11.04
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    登場人物も事件も情報量が多いのに相変わらず読みやすくて楽しかった! 1日で止まらずに読み切っちゃった

    0
    投稿日: 2025.11.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    や〜〜〜面白かった!!! これまでのシリーズでも1番エンタメ性が高かったのではないか。 手口は狡猾極まりないけれど、残虐なシーンが少ないので単純に楽しめた。 また前作「グレイラット殺人事件」は軍事関連の用語等知らないと難しく感じる場面も多かったけれど、今作はわかりやすい表現が多かったのも、その理由だろう。 詩的なセンスを感じる脅迫状には、暗殺に使う毒に関係した植物の押し花が同封されていた。 ターゲットにされた人々の特徴から、始めは正義の鉄槌を下しているつもりかと思っていたが、事件が解明されていくごとに、根底にあるひどいエゴイズムが露呈する。 ベックがパトカーに押し込まれる直前、ポーの言い放った「日本で行ったことも暴露されるぞ」のひと言には、よく言った!と指をはじいた。 ボタニストのターゲットにされた、差別主義者だったり利益のために他人を利用する人だったりが存在するのは、何も作品の中だけではない。作中のカレン・ロイヤルクロスがそうだったように、SNSが発達したことによって余計目立つようになったように思う。 偏った発言、非業な選択をする人々に対して、ちょっと痛い目を見れば良い、他人に助けを乞うような状況に追い込まれれば良い、とすら思う時があるけれど、ムカジー医師の放った 「それでも皆、誰かの子どもなんです」 という言葉が胸に響いた。嫌悪の澱がすっと鎮まった。 シュレディンガーの猫。トリックが明かされると、オンライン投票のページに書かれていた声明文の中の一文「彼らは試練に耐えられなかった」という部分が思い出され、ゾッとした。 あとがきにも書かれていたけれど、「どれも科学的に可能なトリック」。説明されれば、なるほどなと納得するのに、知るまではあまりに不可解で、ポー達と一緒に「まさか黒魔術信仰者の仕業では」と本気で疑いかけた。 無限に思える可能性の中から正しい糸口を見つけることの難しさ。さすがポー、ブラッドショー、エステル。 今作では日本も登場。大好きな作品で自分に馴染みある場所が出てくると、それがどんな形であれはしゃいでしまう。 最新作「デスチェア殺人事件」を既に読み始めているのだが、まさかこの作品がシリーズ最後なんてことはないよね? 社会人になってから1番好きな作品だから、終わってしまったら暫く立ち直れなそうなのだけど…。

    0
    投稿日: 2025.10.30
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    バディもの、イギリス版。 主人公ポーのバディ、ブラッドショーは少し七瀬と似ている。 二つの事件が合流するところか、解説にポー到達点とあったが、第一作ストーンサークルに戻り、再訪せねば。

    0
    投稿日: 2025.10.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズで一番面白い! ここが好き ・とにかくポー、ティリーの会話が楽しいし嬉しい ・無駄のない描写、読みやすい ・エステルとくっついたの最高 ここは残念 ・いつもの“残り数ページで明かされる真実”は前作の方が好き 文庫の酒井さんの解説で今作は「M.Wクレイヴンの一つの到達点」って書いてあったけど、まじでそう思う。シリーズも5作目なのに、ここにきてなんでこんな面白い作品出せるん。 エステルを2作目から登場させてたのも巧い。これで最初からエステルとポーの関係値も把握できてたし、エステルがポーに助けを求める理由も察することができる。だからより没入感を深めることができた。 本当に日本ではあまり知られていないシリーズなのが勿体無い。推理小説好きだけじゃなくて、小説好きにも薦めたい!!!

    0
    投稿日: 2025.10.13
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    テンポの良さは相変わらず、ティリーとポーの掛け合いも楽しい。 ドイルの事件とボタニストの事件がやっとつながりを見せ始めてくる。ほんとにどう収拾つくのか謎で進んできただけに、うまく収めててすごい。 ドイルとポーの関係も一歩進んだし、あの色気たっぷりで大人なドイルが弱気になったところは女でもくらっとくるわ。 1作目より2作目、2作目より3作目とどんどんスピードアップしながらもしっかり面白い。

    17
    投稿日: 2025.10.12
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    ※オーディブルにて聴了 そういうふうに犯人を追い詰めて捕まえるのか!潜入捜査っぽくてカッコいい結末。また、ポーとエステルの関係が私の期待していた結末になり心底嬉しかった。本当にこの結末は嬉しかった。エステルのポーへの想いやポーをベッドに誘うシーンとか、本当に最高に良かった。 今回の犯人はこの現代社会で起こりうるような事件なので、自分の飲むお薬は自分で管理しないといけないなと感じた。ネットで注文するという概念がないので、これは少しカルチャーショックな内容でもあった。便利が命を奪うことになることを勉強させられた内容でもあった。 最近、作者の新刊が翻訳され出版されたので、早く聴きたい。

    0
    投稿日: 2025.10.06
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    硬派なミステリー小説で始まったシリーズにエンターテイメント要素がちょうどよく加わって、ひたすらに面白いシリーズになった!!!!!

    0
    投稿日: 2025.10.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    物語の区切りが短くて読んでてストレスがない。 ミステリーは、気分が悪くなる題材に慣れず、はまれてないジャンルであるものの、苦手を超えるくらい魅力的なキャラ達。 ポーの不謹慎な下ネタも絶好調だし、ドイル保釈までの粘りと揺るがない信頼。こんなこと当事者でされたら胸がいっぱいで泣いてしまう。 ティリーは相変わらず良いし、エステルドイルがとても魅力的。 ドイルを前にしたポーいつも可愛い。 互いの仕事への尊敬、大好物でした。 ラストは、「あー…(人間…エゴ)」って感じ。 ポー達にまた会いたい、彼らの会話をずっと読んでたい、犯行のエグさ読むのは辛い…のジレンマ。 でも、事件がないところにポーはいないんだよな。

    1
    投稿日: 2025.10.03
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    ワシントン・ポーシリーズの5作目。 今回は、著名人の毒殺事件とエステル・ドイルの父親殺害事件を追うことになったポー。 どちらの事件も密室という謎が立ちふさがり、捜査は思うように進みませんが、ちょっとした証言や証拠を手がかりに真相に近づくポーはさすがです。 下巻は展開が一気に加速し、納得の結末でした。 今回はフリンが復活したことで、ポー・ティリー・フリンの会話が面白すぎる!今までの作品の中で、一番明るさを感じました。そして、なんとラブロマンス要素も。次作に進みます!

    22
    投稿日: 2025.10.02
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    いやー面白かった。満足です。 ポー、ティリー、フリン、それぞれの活躍と3人の掛け合い。ポーとエステル・ドイルの恋愛。犯人との最後の対決。などなど、本当に読んでてワクワクさせてもらった。 しかしポーの周りは何故こんなに女性ばかりなのか?しかもみんな魅力的。海外作品で登場人物が多いと区別がつかなくなったりするんだけど、このシリーズではそれぞれがキャラ立ちしてるからちゃんとわかる。 もう次の巻が楽しみ。早く読みたーい。

    11
    投稿日: 2025.09.09
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    ポーと仲間たちの掛け合いやチームワーク、犯人へ至る過程の爽快感がよかった。 個人的にはポーがピンチの中にいる話の方が好きなので、もっとポーに試練をくれ… という感じ。次回も楽しみ。

    11
    投稿日: 2025.09.03
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    翻訳物はやっぱり苦手かも・・・。 同一人物なのに名前がまちまちで こんがらがっちゃう。 話はまあまあ面白かったけどね~ 二つの事件が同時進行しながら、 繋がっていくところや、ちょっとラブもあったり 盛りだくさんでした。 犯人はとてつもなく嫌な奴です。 そして最後にはあいつも!?

    6
    投稿日: 2025.08.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上下巻の長さを感じさせない面白さ。そして壮大な恋愛小説!でも色ボケしないポー。驚きのどんでん返し。最後の余韻。面白かった!記憶を消して読み返したいぐらいだ。

    1
    投稿日: 2025.08.16
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     ボタニストの背景も手口も明らかになって、すっきりしたが、ポーには変わることなくティリーと事件を担当することを願いたい。  今回は、下ネタユーモア×ティリーで、何度も笑った。来月の新刊が待ち遠しい。

    13
    投稿日: 2025.08.10
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    本当に面白い!! ティリーの賢さ頼りじゃなくてポーのひらめきと推理もあって事件が解決してくのがたまらん シリーズがまだ続くのも嬉しい!

    1
    投稿日: 2025.08.08
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    今作も面白かった。 相変わらずポーの閃きが凄い。 そして、今作もラストで意外な真相がわかるので、最後の最後まで楽しめた。

    0
    投稿日: 2025.08.04
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    このシリーズの最高傑作ではないでしょうか。キャラクターの性格もはっきりしてきて、主人公の私生活にも変化が……二つの事件が同時に起こり、その一つが密室殺人、雪が積もった後には犯人の足跡がないという。まるで本陣殺人事件を思わせるような展開。関係が無いと思われていた二つの事件は、実は繋がっていたという設定も見事です。最後のどんでん返しも鮮やかでした。

    0
    投稿日: 2025.08.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ワシントン・ポーシリーズは面白いのは確かなんだけど、陰惨なシーンがあったり、ポーたちが悲惨な目にあうのが結構きつくて、手放しで好きとは言えなかった。 でも、今回の連続殺人事件は難航したもののポーたちに命の危険があるわけではなく、純粋に犯人を追い詰める過程を楽しめた。 エステルとの新たな関係は意外だった。てっきり隣人といい感じなんだと思ってたから。 あと、過去作に出てきた人たちが再登場してたけどほぼ覚えてなかった…。 ティリーはあいかわらず最高。

    1
    投稿日: 2025.07.27
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    もはや職人芸の域に達した、ポー刑事シリーズ。 今回は、謎の予告殺人事件、さらに仲間の病理学者ドイルが殺人事件の濡れ衣を着せられて収監。 この二つの事件を、ポー&ブラッドショーコンビが解明していくという2本立て構造。 オープニングが屋久島という意表を突いた設定で、そこから一気に物語世界に引き込まれ、上下巻一気読み。 予告殺人では、犯人どころか、その殺害方法も分からず、ドイルの濡れ衣は、なんと自宅についた足跡がドイルしかいない故の容疑、という古典的設定。 この二つの謎をベースに、お馴染みのキャラたちの捻りのきいたセリフを楽しみながら、事件の真相を追う過程は、ミステリーファンには、ただただ至福の時間。 早く次の作品の邦訳を望むのみ

    4
    投稿日: 2025.07.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やっぱり面白いポーのシリーズ。 海外特有のジョークはちょっとわからないところがあったけど、、 そしてポーとエステルドイルの恋愛が1番びっくりだね。 ポーて何歳くらいなんだ?不摂生な生活からだいぶおじさんかと思ったけど ボタニストの手口はわかってみたらなんてことないけど、最後にジャーナリストまでちゃんと手にかけてるところがさすがだな

    0
    投稿日: 2025.07.20
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    ボタニストの殺人、完結巻。 手品の種は見えてしまえば何てないもので、ミステリとしては大きな喜びはないかもしれない。 ただ、やはりこのシリーズはキャラクターが良いので、その視点では文句ない作品であった。 良い仲間に囲まれながらも孤独な壁を作っていたポーがいよいよ他人と関係を紡ぐことに踏み出したのも感慨深い。 このさき、2人はどのようになっていくか、楽しみでもあり怖くもある。

    0
    投稿日: 2025.07.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドイルの殺人とボタニストの殺人。絡まりはしたけれど、ちょっと弱い感じが。最後もちょっとあっけない。 次作に期待。

    0
    投稿日: 2025.07.10
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    難しいトリックとか抜きにして、 寝る間も惜しんで読みたくなるミステリー 次々と新しい展開を見せてくれるから飽きない ブラッドショーとポーの唯一無二コンビが大好き

    1
    投稿日: 2025.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻ではドイルとボタニストの事件がとう繋がるのか想像がつかなかったけど、下巻はいつも通りテンポの良い展開で最後まで面白かった。 ただ、ドイルの事件の雪密室の方はトリックというより根性だったし、そんな隠し倉庫の存在知っててなんで先に教えてくれなかったのかとか色々思う部分はあった。逆にボタニストの方は、釈放されたドイルがいたからこその解決にもなっており、細かい科学っぽい部分は理解できずともなるほどと思わせるトリックで面白かった。ラストの一捻りと締めも良かった。 また、ポーとドイルの恋愛については、正直最初は「そういう要素入れてくんのか」と思ったものの、ポーがティリーに出会ってから他人に対する向き合い方が前向きに変わったことの象徴的な出来事でもあるんだと思ったら、良かったと思う。描写もさらっとしていて無駄にページが割かれていたわけでもなく、ちょうど良いと感じた。

    0
    投稿日: 2025.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズで初めて上下巻に分かれた作品でしょうか?一冊で一気に読み切りたいタイプなので上巻後半ちょっと読み切れるかなーとなってしまいました。読むなら上下巻揃えて一気に読んだ方が面白いかもしれません。 下巻後半恋愛描写が濃厚になり、このシリーズはそういった描写がないと嬉しいなと思っていたのですがキャラクターの性格的にサラッとしていたので良かったかなぁ…。 しかし最後の締めはとても良かったです、思わず「あっ」と声が出ました、このラストを読んだらまた読み返したくなります。

    0
    投稿日: 2025.06.13
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    「どくミス!2025」第一位 満足度が高い長編小説だった! 同時並行で進む2つの殺人事件はどちらも密室。 しかも一方は、連続・予告・遠隔殺人?! ターゲットがめちゃくちゃ嫌なやつで、それに対して捜査員たちは嫌味を言ったり、みんなで仲良くおしゃべりをしたりと、全く重苦しさがない。 彼らの会話はジョークとユーモアに溢れていて、たまにツボって声をだして笑った。 一体どう解き明かされるの?!と思ったミステリーの部分に関しても完璧な解決。 謝辞までもがおもしろくて、隙がなさすぎる! 壮大な物語で141章もあるのだけど、それぞれは短く、しかもラストの1行で毎度急展開を迎えるので退屈する暇もなくテンポよく楽しめる。 外国語小説だからなのか、時々意味がわからない文章があったり、メインででてくる捜査チームの女性3人は誰が何だか区別できないまま読み進めたけど、不思議と話の内容からは迷子にならずにすいすい読めた。 長いので躊躇しちゃうけど、シリーズの他の作品も評価が高いので気になる。 上下巻読了。

    45
    投稿日: 2025.06.07
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    おもろでした!! 何度でも言うけど、ポーとブラッドショーが好きすぎるんよな。それだけで読む価値がある。 そして、犯人当てミステリではない分、どうやって犯人を追い詰めるかが面白い作品。 早く次回作が読みたい。

    15
    投稿日: 2025.06.04
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    2025.06.03 最後の最後まで息を抜けない。 素晴らしい。 ポー、テディ、この2人はホント楽しませてくれる。

    1
    投稿日: 2025.06.03
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    上巻の勢いそのままに一気に読めました。 今作の犯行の手口が面白く、個人的にはシリーズで一番! ワシントン・ポーのチームが今作で完全に確定した形なので自作からは益々面白くなりそうで期待してます。

    15
    投稿日: 2025.05.31
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    下巻は寝不足になるくらい 先が気になりすぎて…読む手が止まらなかった!! 下巻はさらに… 不可能な状況での連続毒殺事件と ポーやティリーの大切なチーム仲間が 逮捕される事件が交錯し ポーの冴えわたる閃きや ティリーの天真爛漫なセリフに 何度も悶えました!!笑 だぁぁぁー! ワシントンポーシリーズ大好きすぎる!! シリーズの中で まだまだ回収されていない お話もあるので 次の物語が待ち遠しいです♡ 早く続編 読みたいです(*'ω'* Ξ *'ω'*)笑

    0
    投稿日: 2025.05.29
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    エステルと恋愛関係かぁ。ポーの家でのシーンは映画を観ているかのような描写でした。でも孤高のポーが好きだったのでちょっと複雑。今回は上下通してティリーの出番が少なかったので次回のThe Mercy Chairではポーとティリーの掛け合いがまたたくさん見られることを期待。

    10
    投稿日: 2025.05.25
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    オーディブル試聴。 大好きなシリーズ! 今回も個性的なキャラクターたちの会話やおかしな事件と事件の繋がりの解明などに魅せられて一気に読み終わってしまいました。 登場人物関係に少し、いやすごく?変化があるんですが、恋愛描写がサッパリめなのもこの作品のすごくいいところ!! 続きが早く出ますように!

    0
    投稿日: 2025.05.25
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    ワシントン・ポーシリーズの最新作。感想は上下あわせてのものです。 社会的にいろいろと問題のある人物が押し花と詩を送られたのち死亡する事件が連続。完全に警察が見張っている中で毒殺される手口とは? なんか今回はベッタベタの本格っぽい要素が。雪の密室とか・・まあ嫌いじゃないんですが。でもなあ。毒殺のほうはともかく雪のほうの真相はちょっと・・まあ推理というよりはエンタメに振ってるシリーズだからしょうがないかー。そういう視点でいえば相変わらず軽快な文章でサクサクと楽しく読めて十二分に面白い。なんだかんだ勧善懲悪なストーリーですが、今回は最後のターゲットはあれで終わり?もう一方のほうはもっと何もなく。そこがなんとなく残念。 あとエステルとポーって元々そんな恋愛っぽい感じだったっけ?そもそもポーの周りって女っけがやたら多いんだな。今更気づいたけど。男性のレギュラー登場人物ってそういえば皆無?

    0
    投稿日: 2025.05.20
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    SF読んでると、あまり感情移入することってない気がするんだけど、このシリーズで私はとにかくポーに感情移入しまくってるんだなと実感した。 だから主要キャラクターが巻き込まれる作品の方が好きなんだわ… それはそうと、早く6作目文庫化してほしー!

    9
    投稿日: 2025.05.15
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    ワシントン・ポーのシリーズ第5作目。 今回はそこまでハラハラする展開はなく、恋愛要素も出て来たりと、シリーズの中ではわりと平和なムードだった(人はけっこう死んでるけど...)。 私は、ポーが肉体的にも精神的にも追い詰められる中でコーヒーをがぶがぶ飲みながら限界と戦い、執念深く事件解決の糸口を見つけるところが好きなので、「なんかポー、コーヒー飲む量減っちゃったなぁ。」と少し物足りなく思ってしまった。 それでも、上下巻とテンポよく楽しく読めたので、新作が出ればまた読みたくなると思う。

    1
    投稿日: 2025.05.11
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    ポーとティリー、ステフ、ドイルおなじみのメンバー。事件の被害者がドイルの父であり容疑者がドイル自身という特殊性はあるものの、意外性のおどろきは無く、ご都合主義でシリーズ最高傑作とは持ち上げ過ぎだと思った。もうこのシリーズはなんでも解決できるオタクのスーパーウーマンがポーに花を持たせることに落ち着いたようだ。なんでも解決できるスーパーマンが登場するミステリはルール違反のようで好きじゃない。

    0
    投稿日: 2025.04.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【あらすじ】  ボタニストはウェブサイトに殺害する候補者2人を掲載し、全世界中から投票を募るという作戦に出た。元記者シュタールは薬品購入者リストから知っている名前を見つける。フレデリ・ベック博士。薬品会社に勤務する科学者で天才とも言われていた。しかし、臨床実験におけるデータの改ざんが発覚し、社を追われた。彼は妻の難病を治すための薬を開発していた。  日本の西表島で発見されたもの。地下の病棟。中国人10人を誘拐しイギリスで著名人を殺害する前に、実験していた。さらにイギリスで被害者たちを殺害した方法も分かった。ずっと前に被害者たちの常備薬に毒を仕込んでいたのだった。そのために製薬会社の配達トラック運転手になっていた。最後の被害者は胃を切開し、薬を取り出すことで、助かった。 さらに、エステル・ドイルを狙った理由もわかった。実はベックは奥さんを愛しているのではなく、奥さんが難病だったから結婚した。奥さんが病名を診断される2年ほど前から目をつけ、結婚していた。美談にし、研究費と名声を得るためだった。しかしあるパーティーでエステルが奥さんからその話を聞いたのだった。世間に公表されることを恐れ、ドイルを陥れようとしたのだった。 【感想】これまでのワシントンポーシリーズも勢いがあって面白かったけれど、今回の作品は飛び抜けてスピーディーに読めた。解説にもあるけど、いい意味で娯楽に振り切った感じ。これまでのシリーズは話がこんがらがって、はじめの方はもたつく印象のある作品もあった。私は「キュレーターの殺人」は読めてない。何回かチャレンジしたけど。  上下巻に分けたからかな?文字が大きくて読みやすい。だけじゃなくて、ストーリーもすっきり整理されていて、事件を追いやすかった。確かにエステルドイルの事件と連続毒殺魔の事件で、ポーが行き来したり、なぜかまた無駄に操作を妨害してくる。地方の組織なんかもあったりするが、多分ティリーの操作能力のおかげでサクサク話が進んでいった。  ポーの私生活(正直イギリスの田舎暮らし以外あんまり興味ないけど)にも進展があった。なんだか素直じゃない?でもアプローチは直球?のエステルドイルとの関係も深まったし、次の作品も楽しみ。

    3
    投稿日: 2025.04.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今作も最高。 トリックの好みとしては過去作のキュレーターやグレイラットの方が上かなと思ったが、それ以上に今作はポーの心境の変化に心を打たれたので文句なし。 本シリーズに恋愛描写は求めてないというファンの気持ちも少し分かるが、孤独な生活をしてきたポーにティリーを始めとした仲間ができ、新たな生き方を選ぶことができて本当に嬉しく思った。 キュレーターの件があるので2人を狙う巨悪が登場しないかが心配だが、彼らならきっと何とかしてくれるだろう

    2
    投稿日: 2025.04.18
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    後半やや強引な部分があって残念 日本を舞台にする必要性も感じられない なんとなく理由は察せられるが 全体を通して見ても違和感を感じる

    0
    投稿日: 2025.04.17
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    シリーズの中で最高です! テンポが非常に良い。 これまで、ポーの過去や内面描写が長くて、肝心のミステリーがなかなか進まいことがありましたが、今回は上手く噛み合っていて、ページがドンドン進みます。

    3
    投稿日: 2025.03.21
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    ワシントン・ポー刑事シリーズの最新刊も相変わらず怒涛の展開で読書を楽しませてくれる素晴らしい作品だった。 また、シリーズを読むなかで気になっていた関係性にも進展があり、全ての登場人物が好みな私にとって嬉しい要素が詰まっている内容だった。 まだワシントン・ポーの両親やフリンやブラッドショーの家族など語られていない部分も多いため、続編がまだまだあるのではないかと思うと待ち遠しい。

    2
    投稿日: 2025.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    犯人の目星がついてきて、エステル・ドイルの釈放により、これまでの不可能犯罪に見えた事件の起こし方もわかってくる。ドイルが巻き込まれた事件も実は無関係ではなかった。 それにしても、ドイルも同僚のティリーも優秀すぎて、何言ってるのか頭に入らない。そこは普通の人はわからないレベルの頭の良さなんだという認識だけで十分、と自分に言い聞かせて読了。

    0
    投稿日: 2025.03.18
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    転換が多いせいかページ数の割に読みやすかった。内容は相変わらずの面白く、伏線はきちんと回収してくれる。

    0
    投稿日: 2025.03.16
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    スピーディーな展開にワクワクします。場面の切り替えが早いことも要因になっているか?軽妙な言葉の掛け合いも魅力的。

    0
    投稿日: 2025.03.13
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    上下巻と長かったけど たくさんの展開があって最後まで楽しく読めた。 でも楽しみにしてた謎解き(密室やトリック)は 驚きはなくそこが残念。 こ、こんなすごいトリックが〜 おーブラボー素晴らしい!っていう作品に巡り会いたいもんだ。

    0
    投稿日: 2025.03.03
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     連続殺人犯『ボタニスト』による次の被害者を決める投票、雪密室、毒の混入経路の謎、『ボタニスト』の正体など複雑に絡み合った二つの事件をポー&ティリー達が捜査し犯人を追い詰める展開が面白く一気読みだった。またエピローグにも一癖加えられていたり登場人物の関係性が変化するのも良かった。

    0
    投稿日: 2025.02.04
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    ストーリーの展開が読めず、でも章立てが短くてスラスラ読める感じでどんどんページをめくる手止まらなかった感じ。 ただの後日談かと思いきや、最後にまた思わぬ展開があったりして上下巻通して終始楽しめました。 が、このシリーズこんなんだったっけ?とちょっと困惑する人間関係の発展もあり。その要素は別に要らなかったかなーというのが正直なところでした。

    3
    投稿日: 2025.02.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    トリックが面白く先が全く想像できないので上下巻でもスラスラ読めた。 ドイルが実は黒幕になるかと思ってハラハラしながら最後まで読んだがそんなことはなく。そしてそこが結局くっつくのか……感。 ティリーとのバディ捜査が好きだったので急に恋愛要素が絡まってきて少し自分には合わなかったかな。

    2
    投稿日: 2025.02.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズものと知らずにいきなりこれ読んだから、犯人がエステルを殺さずにわざわざエステルの父を殺して犯人に仕立て上げるって面倒なことをするのが意味不明だったけど、レギュラーなら殺せないか…。(一応、エステルを殺さなかった言い訳みたいなのはあったが)

    0
    投稿日: 2025.01.26
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    ワシントン・ポーシリーズにすっかりハマり、一気読みした。魅力的な登場人物が多く、ポーとティリー、フリンの会話がとにかく楽しい。事件自体は重いにも関わらず、軽快な会話のおかげでそこまで暗くならずに読めるのがいい。 早く続きが読みたい。

    1
    投稿日: 2025.01.23
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    面白かった!上巻に引き続きエンタメ度が高く、サクサク読める構成なのですぐ読み終わってしまった。ところで私は家好き人間で家の描写が出てくると楽しくなってしまうんだけど、そういう意味でもボタニストの殺人はとても楽しかった。同時に、私は動物が作品に出てくると嬉しくなってしまうんだけど、後半に出てくるエドガーの描写が可愛くてニコニコしてしまった。

    1
    投稿日: 2025.01.18
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    2つの事件の結び付け方がやや強引に感じられたのと、一方の密室トリックがちょっと…というのはあったものの、本作も展開の妙に唸らされた。上下2巻のボリュームも例によって細かい章割りでサクサク読めるし、犯人逮捕後の急転も期待通り。ポー&ティリーのコミカルな掛け合いも健在で楽しめた。ここまで個人的な好みで言えばシリーズベストは「キュレーター…」だけれど、娯楽性の高さは本作が一番かも。既刊6作目の日本語版が待ち遠しい。

    10
    投稿日: 2025.01.15
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    下巻でようやく面白くなってきた。 欲を言うとボタニスト側視点とポー視点で交互にやり合うのを期待してたけど、そんなのなくても読ませる。 ポーとティリーのコンビ要素はさておき ポーが雑なようで、テクノロジーに詳しくないだけで探偵に必要な観察力と推理、判断力を持ってるギャップ ドイルが冷たい人間のようでポーに対してだけは、大胆になりつつ照れるとこは照れるギャップ を楽しみました。 続編、新展開と別シリーズの人が登場するらしいので楽しみ。 で、毎回だけど 読み終えるたびに裏にある作者近影を見て イカついなぁ…ってなる。

    23
    投稿日: 2025.01.12
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    下巻のほうがさらに面白い。 スピード感も増すし、事件は深刻なのにやり取りが痛快だからか、ずっと明るい。 しかし、ドリスと好い仲になってしまうとは〜そういうのなしで、フリンやティリーとキャッキャしてるのが気に入ってたのに…

    1
    投稿日: 2025.01.08
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    上巻を読み終わってから間が空いたので内容を覚えていない部分もあり楽しめるか心配だったけれど、読み始めると他の作品同様、グイグイ引き込まれた。ドイルを釈放に持ち込む推理に脱帽。彼女との展開も次作に期待したい。

    0
    投稿日: 2025.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドイルとくっつのか~~。 前も思ったけど、ポーの周りが女性ばかりで、ラノベみたいだなと感じるようになってきた。その方がウケるのかな。 女性も活躍するぜ!もやりつつ、ポーをアシストするいわば引き立て感も感じてなんだかな。 ポーには孤高でいて欲しかった。てかヴィクトリアとも良い感じだった気がしたけど、読者人気でドイルになったのかな? フリンの姉を見殺しにしたのポーはどう思ってるんだろう。あと元親友。元気かな。また出てきて欲しい。 シリーズがクロスするらしいが、恐怖を失った男のベンが出てくるのかな?ぶつかりそう。意気投合しても面白いが。

    2
    投稿日: 2025.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    切り札は犯人が持っているようにずっと見えていた。 けれど、犯人が被害者を選別するときに彼らの自尊心に注目したように、犯人の足を救ったのもまた、自尊心だった。 有名になりたい、尊敬されたい、もっと、ずっと。 ポーには友人と呼べる人が4人しかいないというのに、そのうちのひとりとの関係性が変わってしまって、この先どうなるのだろう。にやにや。 と、悪趣味なことを考えるくらいには、このシリーズの登場人物たちが好きだ。 みんなそれぞれに魅力的だし、とにかくいろんな意味で強い女性を私は好きだから。 スピーディーなストーリー展開。 最後まで気を抜けないどんでん返しの応酬。 周到にちりばめられた、大小の手がかり。 どれも絶品。 ただ、ドイルの父親を殺害したとき、犯人はどうやってその場所があることを知り、そこに入り込むことができたのか。 偶然だとしたら陳腐だし、計算の上だとしたら神の視点すぎる。 そもそも雪が降るのは計算外じゃろ? そこだけちょっと引っかかったけど、あとはとても面白かった。 そして立て続けに読んだ二作品の解説が書評家の酒井貞道氏。なかなかレア。

    3
    投稿日: 2024.12.29
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    上巻ではなかなか進展が見られなかったポー達の捜査が、小さな綻びから一気に真相へと向かって走り出した。ボタニストに掛かりきりになってしまい拘留中のドイルが心配でやきもきさせられるが、やっと二つの事件が繋がる!ってこんなもの、ポーにしか解き明かせないのでは…?今作は今までのものに比べてエンタメ感が強め。このシリーズで幸福感を味わえると思わなかったが良かった。フリンにドイルとピンチが訪れているので、そのうちティリーも?…なんて考えてしまう。下巻は面白過ぎて一気読みだった!

    3
    投稿日: 2024.12.29
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    シリーズ第5作。 雪で孤絶した屋敷からの逃走と衆人環視の中の毒殺という2つの不可能犯罪に挑む。 登場人物たちはすっかり馴染んでワチャワチャしている。 直感、病理学、データ/ITの超人たちにかかれば不可能はない。 作中のユーモアというか悪ふざけは作者の嗜好か。

    0
    投稿日: 2024.12.24
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    シリーズ5作目。 期待値上がってるのに、期待を裏切らない面白さ。 「すべてのものは毒であり、毒のないものは存在しない」 今回は、毒殺犯のボタニストとの戦い。エステルも事件に巻き込まれ、2つの事件が交錯していくあたり、今回もハイスピードな展開に、ワクワクだった。 それにしてもティリーもエステルも有能すぎ。可愛いエドガーもね。 次の刊行も決まってるみたいだし、ますます目が離せない!

    4
    投稿日: 2024.12.19
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    感想は上巻に。 今回も表紙の絵がいい。 カヴァーデザイン・イラスト/柳智之 2024.8.25発行

    10
    投稿日: 2024.12.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    下巻。 オチが良かったなーこういう感じ、好き。 ヒヤリとする終わり方でね。 薬の常用っていうフリが効いてる。 ベックを罠にかける展開とか、隠し倉庫?の件とか、エンターテイメント満載な一冊で楽しい。 ドラマになるて事だったよね、確か。 早く映像も観たいなぁ。 ついにポーとエステルがー!って、ちょっとテンションあがった。 個人的にはティリーの方が好きなんだけど、彼女にはポーの友人の立ち位置をしっかりとキープしといて欲しいです。

    1
    投稿日: 2024.12.18
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    ボタニストの新たな標的候補は二人。ネットの投票でどちらかが殺されるという。犯人の正体には見当がつくものの、依然として不可思議な毒殺の手口、そして密室殺人の謎に悩まされる捜査陣。ますます引き込まれる下巻です。 もちろんどちらの謎も解き明かされることになります。密室の謎はある意味拍子抜けかもしれないのですが。犯人の異常さは一層印象が強いものとなりました。そして毒殺の手口……いやいや、これは凄いけれど、一般レベルの知識で解くの無理だわ。というよりきちんと理解できたかどうかもやや謎。でも凄いトリックなのはわかるかも。 とにかく全編わくわくする展開で楽しいこのシリーズ。ポーとエステルの関係もいい感じだし、ティリーも最高だし。事件解決後のほんわかムードに浸っていたら、最後の最後でああいうことになるのもまたさすが、です。

    0
    投稿日: 2024.12.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2つの一見無関係な事件が、徐々に繋がっていくのはおもしろかった。 過去のシリーズの人物もたくさん出てきてうれしかった。 上下巻と長いが、それを感じさせないテンポのよさとおもしろさだった。

    1
    投稿日: 2024.12.08
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    上下卷に分かれているが、あっと言う間に読み終えられるほど楽しいストーリーでした。 毒殺のトリックではタイミングを図るのが難しそうだし、ドイルの実父の射殺事件は実行するには不確定要素が多そうだが、ストーリーのテンポの良さとユーモア加減が非常に好み。

    0
    投稿日: 2024.12.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    二つの関係ないと思われていた事件が繋がっていた事に気がつくポー。衝撃の殺人方法で驚き、最後の最後にまたびっくりの事実。 ポーとティリーの微笑ましい言葉のやり取りは最高です。そしてエステルドイルとの関係の進展に乾杯。

    0
    投稿日: 2024.11.30
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    上下と分かれて長いが、ポーとティリーの活躍にますます磨きもかかり、他のメンバーもとても生き生きして活躍する。これまでにない薬剤や医療の知識が満載の中、密室殺人的な推理要素、2つの事件が絡んでいく流れなど一気読み必至。 最後の最後も唸らせる。

    0
    投稿日: 2024.11.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    別々の事件を調査する中で両者に少しずつ接点が見えてくる。 という展開が大好物な私にとっては楽しい下巻でした。 ポーを始め、皆頭の回転が早すぎて感心する。 犯人も頭良すぎな。 途中から知恵比べの様相を呈してきて、どう転ぶのかワクワクしながら読んだ。 ポーとティリーの会話はいつ聞いても微笑ましい。 それにしても、一番の驚きはあの二人。 全く想定していなかったので、今までにそんな雰囲気あったっけ?と混乱したほど。 いやでもシリーズを追いかけてきた身としては嬉しい誤算。 過去を知ってるからこそ「良かったね」と本気で思いました。

    2
    投稿日: 2024.11.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    毎回ワシントン・ポーシリーズは失敗の無い安定した面白さを提供してくれる。 ただし、今回は犯人がベックだと言われてから実は違う人が犯人だったというパターンなのかと思ったらちゃんと最後までベックが犯人だったのと、捕まりそうな時に最後結局はったりなんかいっていう所が勿体なかった気がする。あと恒例のクライマックスからのもう一展開が弱かった。なので★4にしました。

    2
    投稿日: 2024.11.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2024/11/23 読了。 大事に大事に楽しみに楽しみに、 ゆっくり読もうとしたけれど、下巻は無理だ。 夜読み始めて一気読みでした。途中でやめられん…‼ エステル・ドイルが捕まるなんてことがあるのか。 堅固な守りの中であっさりと殺されいく被害者たち。 2つの何事件が合わさっていく時の あのいいようのない、うわぁぁぁあ…ってのがもう! エステルのことが知れる話だったし、 ポーがエステルの為に一生懸命なのが、ね。 エステルも立派なポーの仲間だってのも、 伝わる物語でした。

    1
    投稿日: 2024.11.09
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    この作品も文句なしに面白かった。シリーズを通じて登場人物が成長、関係が熟成してとても感情移入がしやすい。次の作品が待ち遠しい。今作は非常に凝った展開だったが、やはり小さなきっかけで犯人を見つけ始めることになり、非論理的な所は少ない。一カ所だけ気になる所はあったが、全体に影響するものではなかった。本作はシリーズ最初から読むべし。

    1
    投稿日: 2024.11.04
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    引き続き一日で読むことに、、←生活崩壊。まさかラブロマンスが入ってくるとは。意外。そしてエステルの事件との接点に最初は強引では、と思ったもののまあ納得。それにしても素晴らしいですね。時系列交錯するラストの展開は映像見てるようで実にスリリング。シュタールのその先をイメージできるエンディングも見事すぎて、本を閉じたくなくなりました。こんなサイコパス出てこないことを祈らずにいられません。自分が飲む薬を改めてまじまじ見つめたほどです。はあ、、ますますクレイブンから離れられなくなりました。

    3
    投稿日: 2024.11.03
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    私のお気に入りのシリーズです! 今回は密室殺人、謎の殺害手口にポーが困惑する いつもと違って恋愛シーン?があるのが新鮮でした笑 最後の最後までオチがあって読み応え抜群

    1
    投稿日: 2024.10.28
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    CL 2024.10.25-2024.10.27 事件が軽いわけではないのに、今までより軽やかなかんじ。このシリーズ、どんどん目が離せなくなってくる。

    1
    投稿日: 2024.10.27
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    期待以上! その期待だって半端なレベルじゃなかったのだが、それを軽く超えてきました もう、とにかくずっと面白い ポーとティリーの掛け合いがずっと楽しい そしてもうなんか幸せ(*˘︶˘*).。.:*♡ ティリーの人生にポーが登場したこと ポーの人生にティリーが登場したこと これが二人の人生に素晴らしい変化をもたらしたこと それが全編に溢れていたこと もう連続殺人犯と対峙する緊張連続のサスペンスだということをすっかり忘れさせる ほのぼの空気感 チームの結束はさらに深まり、次回作が待ち切れない! 早川さん、来年もよろしくお願いしますよ!

    68
    投稿日: 2024.10.26
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    話の展開が上手くキャラクターも魅力的なので終始楽しく読めますし、この作者の新作が出れば必ず読みたいと思っています。 ただ、今作も含め毎回犯行動機にリアリティが感じられないのが少し勿体無いと感じてしまいます。

    0
    投稿日: 2024.10.19
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    はい、おもしろい〜! 今作はなんだろう、終始明るい感じ? ピリピリ感もゾクゾク感も薄かったような… でも、愛らしい登場人物たちは和気あいあい楽しそうで、よかったw 西表島と、カプセルを体内から取り出す手術と、銃の隠し場所のシーンは、このシリーズ本来の雰囲気でしたね。 完全に関係なかったバネ足、ウケる。

    21
    投稿日: 2024.10.19
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    序盤から日本の西表島から物語が始り、日本人ならこの時点でこの物語がどのように進んでいくのかが気になって読み進めてしまうと思う。ポーとティリーの軽快な会話は緊迫した事件の中に、読者に対して少しの休憩ポイントのように感じ疲れずにスルスルと読み進めてしまうのは、今回も流石だなと感じる。

    2
    投稿日: 2024.10.18
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    大好きなポーのシリーズ。犯人との頭脳戦が面白い。ティリーの活躍がポー刑事を助ける前の方が好きだったかな

    8
    投稿日: 2024.10.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    クレイヴンのワシントン・ポーシリーズの最新作。結局4冊を立て続けに読み終えた頃、最新作が刊行されることを知り、早速購入し上下巻をこれも一気に読んでしまった。。。 書評に、振り切った娯楽小説と書かれているが、娯楽小説??という言葉はしっくりこないが、頁を捲るのとにかく楽しい、そういうシリーズモノに久しぶりにであった。 どの作品も多様な伏線があり、伏線は必ず回収されていること、明らかに犯人を意図して示していない場合、終盤にならないと犯人が誰か分からないこと、読み応えがある基本だけれど、ポーを取り巻く登場人物、ブラッドショー、ドイル、フリンとの会話が楽しく、テンポが良い、長編でも飽きさせない理由だと思う。プラス、料理。それもB級。 本作では新しい登場人物が追加されるが、弁護士のキェルチンスカ、刑事のリーと女性がポイントになる脇役になっているが、実はこの作品の特徴なのだと思う。誰もいい意味でたおやかで強い。彼女たちがある意味、本シリーズの主人公かもしれないと思う。

    2
    投稿日: 2024.10.14
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    上下巻で冗長なのかと思いきやまったくの杞憂。 サクサク読めて展開も巧みで面白かった! 人間関係もちょっと変化があったりして、シリーズ続編も楽しみ♪

    5
    投稿日: 2024.10.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズを重ねどんどん一つが長くなっているが、全く飽きさせないほど面白かった。 今回は二つの事件が起き、風呂敷を大きく広げたが、繋がって回収してくるのはさすがだった。 ポーの母親の話が明かされるまでは終われない。

    0
    投稿日: 2024.10.10
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    今作も面白かった。小分けの章立てと文の感じが私には読みやすくて、スイスイとページが進みます。 なんといっても主要キャラがいいです、このシリーズ。なんらかの分野でブッ飛んだ優秀すぎる女性たちがたまりません。 あとがきに次作の予告まであるじゃないですか。楽しみだなあ。

    7
    投稿日: 2024.10.06
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    ポーの友人である頭脳明晰な法病理学者エステル・ドイルが、実の父を殺害した容疑で逮捕される。しかも現場は、降り積もった雪の上にエステルの足跡だけが残るという密室状態になっていた。 ドイルの事件と並行して、差別主義者や腐敗した政治家が毒殺される事件が発生する。犠牲者は生放送の最中や、自宅を警護されていた中で殺された。犯人はボタニストと呼ばれ、次なるターゲットに手紙を送り付け、パイプ役に落ちぶれたジャーナリストの男を指名した。ポーたちはそのジャーナリストを見つけ出し、ボタニストに接触を図る。だが、ボタニストは常にポーたちの先を行き彼らを翻弄する。ポーはボタニストを追いながら、エステルを救い出すために奔走する。 このシリーズの真骨頂はポーの渋くてユーモアのあるかっこよさと、彼の個性的な仲間たちにある。ポーのよき理解者である上司のフリン、卓越した頭脳を持つ一方人とのコミュニケーションが苦手で天真爛漫なティリー、そして本作の主役でもある死者の国の女王のようなエステル。もちろん愛犬エドガーも。 私を含めこのシリーズのファンの多くは、事件の内容もさることながら今回大きな一歩を踏み出すことになったポーに心を動かされたのではないかと思う。

    1
    投稿日: 2024.10.06
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    ああ、ついに…(色々な意味で感慨を込めて) 改めて思えば、ワシントン・ポーの友達は女性しかいないですね。 男性読者はワシントン・ポーになりきり、女性読者はまっすぐて危うくて愛すべき彼の友達になりきるのでしょうか? とにかく、登場人物がみんな魅力的です。

    45
    投稿日: 2024.10.05
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    ボタニストといわれた毒殺犯による連続殺人事件と、友人であり病理学者のドイルが容疑者にされた事件 この両方の事件の犯人を追うワシントン・ポー! 医療ミステリーに密室ミステリー… ドンパチがない分、とにかくすごい!としかいいようのない頭脳戦… 賢い人の頭の中はどうなってるんだ?と思ったけど、考えてみたらこんな作品を書く作家さんがすごい!ってことよね… ⚡以下ー未読の方は読まないで〜!⚡ しかし、ポーの私生活ではびっくりすることがあって… 「おばちゃん、全く気が付かなかったよ…(笑)」って感じなんだけど… ちょっと私がイメージしていたポーからは違和感なのよ ポーは一人でいたい人だと思っていたからね… もちろん、彼女のことも好きなんだけどね! まぁ、こうなったらこれからはティリーを加えた3人の楽しい会話に期待します! もう、川の字で寝ちゃう…とか…(笑) そして久しぶりカンブリア州のハードウィッククロフト! 頭の中では自分の別荘くらいにイメージされてる大好きな場所… もちろんエドガーも登場よね! やっぱりかわいい エドガーにはもっともっと登場して欲しいですわ〜 続編が楽しみ〜♪

    2
    投稿日: 2024.10.02
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    読み終わっちゃうのが惜しいくらい面白かった。今回は犯人との知恵比べが今まで以上にすごかった。次回作が待ち遠しい!

    2
    投稿日: 2024.09.29
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    世間に叩かれている者達が殺される。どうやって殺したか不明。主人公ポーの信頼する病理学者ドイルが父殺害事件で逮捕される。 面白かった。犯人のややこしい手口が凄い。上下巻合わせて800頁一気読み。ミステリー好き必読。

    0
    投稿日: 2024.09.28
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    海外ミステリの中で、今もっとも楽しみにしているポー&ティリーのシリーズ新作。 すでに5長編になるが、その全てが面白い。1巻目からキャラがすごく立ち大好きなシリーズとなったが、相変わらず主役陣2人のコンビも良いし、脇を固める病理学者エステルやポーの上司フリンとのやり取りも最高。さらに本編ストーリーもしっかりしたプロットで、仕掛けられた謎を解き明かす切れの良さととどめの一刺しが素晴らしく、読後感が最高のシリーズとなっている。今回初めて上下巻に分かれたが、上巻からだれずに一気に読めた。 今回は、ボタニストによる連続毒殺事件と、我らのエステルが父親殺害容疑者で逮捕される2つの事件が並行する。お約束通りこの2つの事件は一つになるが、事件性としてはかなり劇場的なエンタメに寄せてきてるし、小ネタも炸裂して浅はかさも感じつつもエッジが効いた展開。下巻に入ってからは、エステルが救出・参戦するなかで公私ともども急展開するが、そのスピード感は爽快で、読後カタルシスや幸福感もシリーズの中でも最高傑作と感じた。細分化された章だてが本作は特徴、緻密で流れを切らないで読者をひきつけていて功を奏している。勃起不全ネタがしつこく現れていろいろ笑わされた。6作目はすでに出版。7作目は2025年予定。今後もすごく楽しみ。

    7
    投稿日: 2024.09.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    (上巻より) まさか、そのエステルがポーの恋人になるとは思っていなかった。 もちろんポーが幸せになるのは歓迎だが、 全く予想だにしていなかったので驚いた。 ポーの愛犬がおねだりしても猟犬のいる家で育ったのよと、 そのおねだりに屈しなかったのもさすが。 非協力的な次の被害者候補をしゃべらせるために、 「正直な」ティリーに話をさせて追い詰めるところや、 ジェフリー・ディーヴァーばりな逆転劇、 ポーが間抜けな警備員に化けて犯人を罠に追い詰めるところが面白かった。 極東では猛毒の魚を食べているらしいとあれば、 ミステリー関係者には興味をそそられる凶器だとは思うが、 いくら日本にフグ・レストランが1万軒以上あっても フグ毒を手に入れるのは簡単じゃないぞ、と言いたい。 それに、二通目の脅迫状に手書きの「二」が書いてあったというところを読んで、 他の国の読者は「なんだ、この記号は!」と思うところで、 「2?」となってしまう日本の読者は損している気がする。 しかもなぜこの脅迫状にだけ漢字が書かれていたのかわからないし、 「二」を漢字だと理解したティリーが日本語でプログラムを書くことできるというのも無理がある。 日本が取り上げられていて嬉しいし、面白かったことは間違いないけれど。

    0
    投稿日: 2024.09.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今作は軽快に進み残りページ数と興奮が反比例していきました。 あーやっぱりこのシリーズ好きだな 簡単に終わらせる事もできたのにもう一つ入れてくるあたり…上巻を読みながら今作でポーシリーズは終わるのかな?と思いましたがまだあるそうなので安堵しました。 さらに期待値が増しました。

    5
    投稿日: 2024.09.22
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    いつもいつも期待を超えるワシントンポーシリーズですが今回は上下で楽しめて、関係も進展して、、 いつまでも続いてほしいシリーズです。

    0
    投稿日: 2024.09.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻を★5つと付けてしまったから、こちらはその倍、数倍付けなければならない。 不可解密室連続殺人犯が指名したジャーナリストとの関係もさることながら、こちらのチームの親密さには相変わらず拍手を送りたい。しかも今回は!関係性が一歩も二歩も前進。 女性が活躍する職場が見事に描かれているのも心地良い。

    13
    投稿日: 2024.09.14
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    面白かったー! 毒殺魔VSポーの、ワシントン・ポーシリーズ五作目。 面白くて一気に読んだ。上巻で起きたエステル・ドイルの殺人容疑の事件とポーたちが追っている毒殺犯の事件。それらがどう関係するのかしないのか明かされる下巻。 トリックはどっかで見たやつだったけれど、構成の妙でよくできていた。読んでいてずっと面白かった。ラストがぞわっとしていい感じ。 エステルとポーの関係に一旦の決着がついたのが残念なような嬉しいような……もうちょい引き伸ばして欲しかったような、よかったねというような……。 ティリーはやっぱりとてもいい。このシリーズの一番好きなところはポーとティリーとフリンのやり取りなので、やっぱり三人で楽しくやっていってほしい。続きも楽しみ。

    2
    投稿日: 2024.09.11
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    下院議員の元に第2の脅迫状が届き、ポーはロンドンに戻って捜査を担当するよう命じられる。生放送中に倒れた男性の死因は毒によるもので、投与された経緯が不明だったため、下院議員は24時間監視態勢で警護されていたが…。一方、ドイルの父親が殺害された時刻には雪が降っていて、現場にはドイルの足跡だけが残されていた。ドイルの殺人事件と毒殺犯の両方を追うポーの前に、密室の謎が立ちふさがる。 というのが裏表紙に載っているあらすじ。実際はもう少し物語は先に進んでいる。 唐突に挟まれる映画やミステリの話題にニヤリ。 新たな展開になりそうで、シリーズの今後が楽しみである。

    5
    投稿日: 2024.09.09
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    これまでのレビューは上巻にて https://booklog.jp/users/autumn522aki/archives/1/4151842551 ●被害者たち 今回のターゲットになるのは女性差別者、腐った政治家など人間のクズたち。社会の悪者を描くのも上手なんですよ。彼らがどんな人間なのかシーンやセリフで見せていくんですが、この発想力がエグい。女性差別者のセリフとかマジで頭おかしくて打ち震えましたね。 でもこんな奴どこかにいそうなんです、虚構とリアルの中にユーモアあふれる表現にぐいぐい惹きつけられるんです。本作がもし映像化されたら、被害者役の人ですら魅力的な役どころになると思いました。 ●重大犯罪分析課のチームワーク 本シリーズと言えば、やっぱりこの三人ですよ。今回も人物像とチームワークを魅力たっぷりに描いていきます。会話が小気味いいし、三人の関係性が微笑ましくって、くすくす笑っちゃうことも多い。 ・ワシントン・ポー:部長刑事 ・ステファニー・フリン:ポーの上司 ・ティリー・ブラッドショー:天才分析官 毎度思うんだけど、チームの完成形だと思うんです。たとえどんなに優秀な人間が集まったとしても、うまく仕事が進まないってあるあるですよね。人間は人ぞれぞれ得意なところと苦手なところがあったり、いい部分も悪い部分もあるんです。難しい仕事をこなすには、お互いを尊重して、優しい気持ちをもって支え合うことが重要なんですよね。 ●犯人の人物像 犯罪を犯す人って我々一般人には理解できないんだけど、本作を読んでいくと… なるほど、理解できてしまう。終盤さまざまな背景や独白やされていくんですが、なんともありそうな話で、気持ちも理解できちゃうんですよね。しかしながら優秀だからこそタチが悪く、絶対に許せません。 クライマックスはワクワクが止まりません。果たしてどうやってポーたちは追い込んでいくのか。切り口が一気に変わる展開は流石、痺れましたね~ ●ポーとエステルの関係性 本作の最初から最後まで、愛で溢れている… この二人をずっと見ていたくなる。 特に終盤、二人で語らうシーンがあるのですが、これもう完全に恋愛小説です。部屋に入り、二人の距離が少しずつ近づいていく、あの独特の空気! ミステリーでこんなにもドキドキはありません。結果、思わずかつての自分の恋愛遍歴を思い出してしまいまうという、キモイことになってしまいました。 やっぱり今年のミステリーの目玉ですね。ランキングに名を連ねるトップレベルの作品だと思いました! ■ぜっさん推しポイント 私の朝食は、頭を元気にするための時間。 パンと卵とコーヒー、時にはフルーツなんかを食べながら、スマホでニュースサイトの記事を行ったり来たり。今日という一日が世間ではどういうことで騒がれているのか、情報を仕入れていく。 本来、社会貢献につなげるために吸収すべき私の朝の行動も、つい下品な記事や目を引くタイトルに指が動いてしまう。そして時折挟まれる広告にイラつきながら、知らないうちにサイトの回遊率を上げていくことになる。 便利で合理的な世の中になって、何が悪いというわけではない。ただ書き手も読み手も意識が低くなったと思わずにはいられないんですよね… 物事の本質を見極める洞察力、自分自身で意識するということが大事なんです。何故こんなことを思ったか、読んでいただければ、なんとなくわかっていただけるかと思います。

    89
    投稿日: 2024.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    二つの事件が繋がったときの気持ちよさったらない。 エステルドイルにかけられた殺人容疑と、 正義(をきどる)毒殺者、ボタニスト。 乱立する謎と入り乱れる登場人物、今回も楽しく読みました。はあ、続きも楽しみ!!

    1
    投稿日: 2024.09.07