
総合評価
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powered by ブクログ身体や性についてのエッセイ集。この中で柴崎友香さんが呈示していた疑問「なぜ書き手の性別を限っているのか」、私もこれと同じことを思った。もう、このフェーズは終わっていないか。いま、同じテーマで、男性やその他の性の人の語ることも聞きたいし、それらが同じひとつの場所に並べられているところを見たい。 どのエッセイもそれぞれ興味深かったし、色んな方向に心動かされたが、上記の意味で、柴崎さんが「このような疑問を私が持っていることを編集者と共有できたので、書くと返答した」という経緯を書いてくれていたことが、いちばん嬉しかった。もちろん、疑問の詳細は私が書いたこととは違ったけれど。
16投稿日: 2025.11.02
powered by ブクログ自分の身体は自分のもので、他人にとやかく言われたり、ジャッジされたりというのはお門違いなのよ。って共通の前提のもと書かれているものを読みたかった。日々、その安心が無いシーンがあまりにも多く感じているので、しんどい話も多かれどお風呂に浸かりながら友達の話を聴いてるような安らぎを感じた。
0投稿日: 2025.10.31
powered by ブクログいろんな視点、テイストがあって面白かった。『てんでばらばら』がお気に入り。 しかし性被害者の多さよ。加害者が多すぎるし許されすぎてる。やめてくれマジで。『女であることを喜びながらも、女であることによる気持ちの悪い経験を排除していきたい』。マジそれな。
0投稿日: 2025.10.28
powered by ブクログ女性作家の自身の身体にまつわるエッセイ集。特に30,40代の今人気の作家さんたちだけを集めたというのが面白い。自身の身長について書かれている方もいたが、自ずと性にまつわる話が多かった。 個人的に感動したのは村田沙耶香さんと能町みね子さん。こちらの感想で、女性なのに自慰について書かれている方が多くて引いた、という感想が少なくないのは正直ちょっと残念だなと思った。村田沙耶香さんは幼少期から行っていた自慰について、いやらしいものという周囲との認識の差に未だに慣れない、ということを書かれていたのだが、子供の頃の自分の王国という表現でその感覚について本当に美しい描写をされており、涙が出そうなほど感動した。現代の子供向けの性教育本を読むと、自慰は人前でオープンにするものではないがご褒美のようなもの、とあり、本来いやらしく汚らわしいものというより村田さんのような表現が正しいのではないかと思った。 また、能町さんの文章は珍しく彼女が普段あまり公で書かれない自身のトランスジェンダーであることの葛藤が書かれており、普段の彼女の冷笑系の口調ではなく、本当に心の叫びという感じで涙が出た。さすが言語化能力に長けている方だけあって、「ノーマル」な人間への想いなど、初めてトランスジェンダーの心の片鱗のようなものを少し理解できたような気がした。 それにしても、西加奈子さん始め、ほとんどの作家さんが若い頃に性加害を経験しているというのが恐ろしすぎる。言葉にするお仕事の方たちだからこのようにオープンにして下さったが、加害を言葉にできない人間がどれほどいるか(小さいものも含めたらもしかしたらほとんどの方かもしれない)と思い知らされた。
8投稿日: 2025.10.20
powered by ブクログこの本を図書館予約入れた時は身体が不調で健康を求めていたのだけど、読んでみたら性にまつわるエッセイだった。 今健康なので健康ネタよりは楽しめたかもしれない。ただ、なんかどこかぶっ飛んでるか、女性性に違和感を感じているか、持て余しているような話が多くて、もう少しマイルドというか共感しやすいネタが欲しかった、気もする。 能町みね子さんの話が1番しっくりきたなぁ。 2025.10.4 187
3投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログどんなことをどんな風に語るかは自由なはずなのに、不思議と受ける印象が近い方も多い。圧倒されたのは、自身の自慰について複数名の方が赤裸々に書かれていたこと。もちろん秘めておくべきかどうかは個人の自由だが、同じことを目の前の男性に言われたらきっと眉間にシワを寄せてしまうと思うので、(こんな性差を感じてどうかとも思うが)そうならないのを織り込み済みの、女性性を逆手に取った表現ような気もする。私のお気に入りはセブンルールで見たことのある藤原麻里菜さん。「もし、技術が発達して、アバターを作って仮想空間で生きれるとしたら、私は女の身体を選ばず、カービィみたいなピンク色の球体を選ぶだろうと思うのだ。そうしたら、女であることの不安や恐怖から解放される。ピンク色でかわいいし。丸くてかわいいし。そういった願望があるけれど、身体からは解放されない。生殖器があるからだろうか。生殖器が私の身体にばっちり組み込まれてるからかな。テトリスだったらセックスしたときに消えそうだけど、そうもいかない。私の身体は消えない。だから、愛するしかないのだ」。
1投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログ様々な『自分の』性との向き合い方について書かれている。メタ的な性との向き合い方でないのは、女性の作家たちだからだと思う。 女性も誰かの性を搾取することもあるだろうが、しかし圧倒的に搾取される側であり、自分の生命と性とが紙一重に近い存在だと思い知る。 アンソロジーの最初の島本理生さんの作品が個人的ににとても響いた。 なぜ自分の性と向き合うだけで傷ついてしまうのか。男性も同じなのだろうか。傷ついたことを思い出さないで自分の性について語れる人間がいるならば、どんな人生なのか知りたいと思う。
7投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログテーマはとても興味深い。 面白いかと言われれば分からない。 人の隠しておく部分を覗き見したような気持ちになった。「隠しておく」部分ではないのである、もっとオープンに話そうよ、自分の身体のことなんだから、がメッセージか? 年を経ると病気の「身体」のことをしょっちゅう話すようになるのに、この本読んで「隠しておく」部分と感じたのは何故なのだろうか? 社会による刷り込みか?
12投稿日: 2025.09.18
powered by ブクログラジオでも話題になっていて手に取る。著者たちの年齢がほぼ年下であるということに気づく。語ることのタブーがいろいろと無くなったけれど、文筆業である以上、読み手を引き付けるプロ意識が見え隠れしていて面白い。
2投稿日: 2025.09.16
powered by ブクログ高橋源一郎さんのラジオで紹介されているのを聞いて読んでみた。 同じ状況でも「気づいてしまう人」と「気づかずスルーする人」がいると思うが、 「女であること」で少なからず嫌な思いをした経験は誰にでもあると思う。 痴漢について、本筋からはずれるかもしれないが、これだけ多くの女性が被害に遭ってる、ということはそれだけ痴漢をやったヤツがたくさんいる、ということよね? もしかしたらそこにいる善良そうなおぢさん、爽やかそうなお兄さん、しょぼくれたおじいさんだって! それでもみんな知らんぷりして普通の生活をしているんだろう、と思うとものすごく腹立たしい。 またまた話がズレるが最近読んだ大谷晶さんが自分をすごく好いている、と書かれていたことがとても印象的だった。 いろんな思い、様々な経験をした上での発言だと思うが、ぜひともこのリレーエッセイに、大谷さんも寄稿してもらいたい、と思った。
1投稿日: 2025.09.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
17名の女性(トランスジェンダー含む)による身体エッセイ本 性被害にあっている人が多い あと自分の体(性)への違和感 低身長を嘆く人も 3、4歳の頃から自慰をしていて「特許が取れるのでは」と思った村田沙耶香 つわりが酷くて餓死しそうなので堕胎しようとした藤野可織 左半身にだけタトゥーを入れていた西加奈子 電子工作の藤原麻里菜 文學界のリレーエッセイ
0投稿日: 2025.09.08
powered by ブクログ赤裸々に語られる身体についてのエッセイ。 それぞれに身体の事情を抱えて生きているのだなあ。女性の場合は嫌な目に遭う機会も多くて。
0投稿日: 2025.09.05
powered by ブクログこんなにも赤裸々に皆書いて良いのか!?と最初動揺したが、それぞれ考えさせられるものが多く、有意義な時間が過ごせた。
2投稿日: 2025.08.29
powered by ブクログ女性たちによる性のエッセイ集と聞き、女性あるあるやフェミニズム的な問題提起を想像したが予想外だった。 冒頭の西加奈子はフェミニズムへのお誘いに近いニュアンスを感じたが、続く村田沙耶香で一気に個人の話となる。 その後も個人的なテーマを書く人が多く女性同士だけど違うのは当然、そもそも理解不能だったりする。 でも不思議だなと思いながら読む理解不能の中に、少しだけ自分の面影があると仲間を発見したような安心がある。 私だけの大切な話を自分も整理して書いてみたくなったり、男性バージョンも読んでみたくなった。
0投稿日: 2025.08.27
powered by ブクログ出産入院中に読むか〜と購入。 スカート履くのが嫌で泣いてた自分が出産か〜、、、という気持ちにマッチするエッセイがいくつか。 自意識についてがテーマなので当然っちゃ当然なんだが、「こういう私、どう?」が何気ない振りして3日目の経血くらい滲んでる文章も結構あったなかで、(そのヤンキーという修飾語いるか?みたいな)藤原麻里奈、すごすぎる。 女を捨ててるのに"女なのに"のリングの中で評価されることに気持ちよさを感じる、ってところ、こんな素直に自分の欲求捉えられるのすごすぎる。(2回目) 自分も自分しか見ないような日記ですらすぐ滲ませちゃうので、ああいう文章を書けるようになりたい。文章というか、自分の考えとか心の動きをカッコつけずにそのまま捉えられる力? 2024/10に読んだのを電子の方で書いてたので転記
8投稿日: 2025.08.20
powered by ブクログこのくらい、身体とは何かを強く感じ、自分自身の身体を感じる本が私にはひつようだった リレー形式ならでは、最後の方、「私の身体を生きる」ってなんやねんって議論が進展していくのが最高だった
0投稿日: 2025.08.19
powered by ブクログ西加奈子さん、村田紗耶香さん、千早茜さん、、他にも豪華な方々のお名前が、、 もうこれ買うしかないやんと思って購入して即読みました。 それぞれの女性作家さんたちがご自身の身体をテーマにリレー形式でエッセイをつづられていて、どのエッセイもすごく赤裸々に描かれていて同じ女性として共感するところもあれば、驚かされることもあり、、それこそ、読んでからは「私の身体は私のもの」を強く感じた。 それぞれの身体に色々な経験や傷が合ったり、コンプレックスが合ったり。 それでも一つしかない自分の身体。 こんな私でももっと堂々と生きていていいんだと思わせてくれる作品でした。
0投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログ女性作家、芸術家たちの生と性、身体をテーマにしたエッセイ集 自分も漠然と感じてた「女性であること」への違和感、敵対心、恐怖、いろんな言い尽くせない気持ちをそれぞれの人が言語化してくれるよう 現代日本で高らかに女性讃歌を謳うのは難しいことを痛感する それでも次代はと願いたい
0投稿日: 2025.08.10
powered by ブクログ生というより性に関するアンソロジーだったが、千早茜さんの「私は小さくない」が切り口も異なり胸に迫った。性別による不利益や舐められることを、コンプレックスである小柄にあえて責任を負わせてきた自分に気付かされた。
0投稿日: 2025.08.09
powered by ブクログ村田沙耶香 誰しもが、心の中に王国を持っている/西加奈子 私は変わる。変わりながら、「アップデートする自分」を疑い続ける
0投稿日: 2025.08.09
powered by ブクログ他の方も書いていたが、生にまつわるエッセイだと思っていたら、性にまつわるものだった。 性に関するネガティヴなことは、思っているよりもかなりありふれていて、忘れていたけどネガティヴな体験を思い出した。きっと、書きようによっては、深め方によっては、同等のものもあるのだと思う。 そして…この世の中のことは、性に纏わって起きていることが多いこともまた認識できた。小説も映画もファッションも、モテたいという願望そのものが。 今年の始めからあらわになったフジテレビ問題も何度も色んな角度で思い起こし、考えさせられた。
0投稿日: 2025.08.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった…! 身体について言語化することは難しいと思いながら、言語化欲求もあって、そこをストレートに表現してくれている言葉は、ポジティブなのかネガティブなのかは分からないが震動を伝えてくるようで、ちびちび読み進めました。 わかる、わかるよ…となるところもあれば、こんな身体感覚を持つ人もいるんだ〜と知るところもあって、何かしらそれが身体にフィードバックされて、終始不思議。 島本理生「Better late than never」 …直後よりも、むしろ二、三日目から、不安定さを伴った執着心はピークを迎えて、その最中には激しい恋をしているようにも感じていたが、その後、十日間かけて緩やかに下降した。そして最後には大半の恋愛の感情まで消失した。つまりは肉体とはそういう仕組みなのだと私は学んだ。 …私たちは、約束も責任もない他者に気軽に触れることは侵害であるということを、長年知らなかった。 …他人にどう見えるか、庇護を期待できるか、性的に許容できるか。自覚はなくても、私が「若い女」だった頃、目の前の異性に対する判断基準はそれだけだった。私が女でしかなかったとき、私もまた男性を人として見ていなかったのだと、最近になってやっと気づいた。 村田沙耶香「肉体が観た奇跡」 …相手がいない性の記憶は、ほとんど無邪気なものばかりだ。「性」というものに対してどこか暴力的なものを感じている自分と、牧歌的な、懐かしい気持ちに陥る自分と、二人の私がいる感覚後、このころからずっと続いている。 …自慰のなかにはいつも祈りがあった。達する瞬間、愛する人たちが住む世界と私の肉体が接続する。そのことは私を救い、切実な焦がれをあたたかい体温の重なりに変容させた。Aさんの体温は私の命を護り、消えないように繫ぎ止めた。Aさんの体温がなければ私は生きていなかった。 自慰は奇跡だった。信仰だった。儀式だった。そのことは、大人になっても変わらない。私は一生、自慰の中で祈り、大切な肉体の鼓動の先で、そこでしか観ることができない特別な光景を感じ続けるのだろう。自慰という教会で、私は一生、祈りを捧げて生きていく。 鈴木涼美「汚してみたくて仕方なかった」 …自分の身体が粗末に扱われるほど、かつて自分を所有していた者からは自由になる気がしたけれど、かといって男と寝るための自分の身体は、再び所有者不明のようになっていく。 金原ひとみ「胸を突き刺すピンクのクローン」 …私はその、ダメなことはダメ絶対、という彼の性格が気に入っていた。だから私は彼に全てを明け渡そうとは思わない。私は常に私の身体として、彼の身体と交わる。セックスしている時も、異物と交わる喜びを堪能する。あの彼と一緒にいた時、私は彼に全てを明け渡していて、セックスのとき一時的に自分を返してもらっているような気がしていた。それは彼の意思によってのみ与えられる救済の瞬間で、そのうち私はそんなの理不尽だと憤るようになった。…暴力は淘汰されなければならない。でも私はあのレイプによって数年間生き永らえたあの彼との関係の中で、あらゆる不幸と幸福を享受したし、その幸不幸に対して抱くのは、あらゆる人間の営みの中で生まれてくる全ての子供に対して抱く、この生誕にいいも悪いもなく、ただの移りゆく景色でしかない、といった諸行無常感に似たものだった。つまり私はかつて、完膚なきまでに主体性を放棄していたのだろう。あの主体性のなさもまた、当時の時代の産物だったに違いない。 …私がこんなにも彼のクローン・ア・ウィリーが欲しいのは、彼が私と溶け合わないからかもしれない。私たちの身体が、二つの身体としてしか結びつかないからこそ、私は彼の身体を所有したいのかもしれないと不意に思いつく。 李琴峰「愛おしき痛み」 お尻の腫れが二日後には内出血の紫の痕に変わり、どちらも一週間後には綺麗さっぱり消えているであろうことを、私は知っている。それでも今この瞬間、私はこの身体をとても愛おしく思う。 鳥飼茜「ゲームプレーヤー、かく語りき」 …私にとって永く、性的なファンタジーとは、常に「消費」とセットでしかあり得なかった。 消費は気持ちいいのだ。他者の欲望を自分の身体に反映させることは、場合によっては気持ちがいい。性被害の実態を一部見えづらいものとしているのはこのことも無関係でないと感じる。モノとして性的に消費されること。それが身体が主体的に求めるところ、な訳がないが、私たちは意外とそのような欲求を増幅させて生きてないだろうか。 柴崎友香「私と私の身体のだいたい五十年」 …帰り道、私は自分の身体について、五十年生きても「わからない」と言ってもいいんじゃないか、と思った。 藤原麻里菜「捨てる部分がない」 …なぜまだこの世界で女であることに喜びを感じているのだろうか。 身体の記憶や感情は生々しく、良いと思う思い出も、明確に悪い思い出も、そのどちらにも暴力があって、どこかに運動の方向が向かっているわけでもなく、ただ始まって・ただ終わっていく、それはすごく諸行無常の感覚にも近くって、、ととりとめもなく思考は流れ、時間は流れ、身体は変化していく。虫に刺されて掻いて作った傷跡が何週間も残って、噛まれた跡やらなんやらが一週間も経てば消えていくことを心の底から不思議がっていたことなどを、ふと思い出した。
0投稿日: 2025.08.04
powered by ブクログ思ってたんと違った‥ というのがまず第一印象。 タイトルから「生」の話だと思っていた。 それぞれ病気や障害、特性などを抱えながら「私の身体を生きる」というような内容だと思っていたし、そういう内容が読みたかった。 ‥それはそれとして、読み進めると こんなに明け透けに自分の体験や性被害や性癖や生き方を世間に曝け出して大丈夫なのか?と心配になるような内容が多くて驚いた。 そして、みんな色々な事を抱え、考え生きているんだな‥と改めて考えさせられた。 普通に見えるあの人も、幸せそうだと感じるあの人も本当は色々な事情を抱えているのかもしれないと。 「性」に対する考え方・感じ方・捉え方も本当に様々で、10人居れば10通り、100人居れば100通り、同じ人間なんで一人としていないのかもしれない。
2投稿日: 2025.08.01
powered by ブクログ女性の書き手が綴る、「身体」についてのエッセイたち。 私がこれまでの人生誰にも言わずに、日記にすら書かずに閉じ込めてきた経験や思想や感情に近しいことが書かれていたりして、私だけじゃなかったのか……!という発見がいくつもあった。 私みたいに、自分の中に閉じ込めている人も沢山いるであろう内容をこうして書いてくださったことに感謝したい。 生理や身体の変化のこと、妊娠のこと、性自認のこと、性欲や自慰について、ルッキズム、性癖、尊厳などなど…… 女性の体と30年付き合ってきたからこそ、どれも興味深い内容だった。 金原ひとみさんの「パリの砂漠〜(略)」を読んだ時にも思ったのだけど、 金原さんの文章だけなんか、フィルターがかった映画のようなお洒落さがあって異彩を放っている。ここだけ短編小説の世界に入ったかのようだった。
6投稿日: 2025.07.26
powered by ブクログ静岡市女性会館図書コーナーの書誌詳細はこちら↓ https://lib-finder.net/aicel21/book_detail_auth?authcode=U1a50rKf2%2BZNZg8yJjAlnA%3D%3D
0投稿日: 2025.06.21
powered by ブクログここまで赤裸々に書いちゃうの?と驚くような内容もあり。 だけど今まで言語化できなかった気持ちが表現されている部分もあって、あの時のあの感情ってこう言葉にするんだと感動もした。 作家さんは流石だなと改めて感じた一冊。
0投稿日: 2025.06.21
powered by ブクログ様々な作家の性に対する(主に女性)事が書かれている。性といっても色々な主観や体験があって、知らない作家さんの事は調べて知りたくなり、好きな作家さんの事は今まで知らなかった部分を知り深く知れた様な気になった。 生々しい描写や、親しい人であっても普段はあまり聞かない言わない性の事柄にビックリしたし、何だか安心?した。 日本では性の話しはあまりオープンじゃないからこそ、この本で色んな人の性の事が知れて嬉しかった。次回作も出たらいいな。
0投稿日: 2025.06.15
powered by ブクログ2025/03/08予約 110 少し思っていた内容と違った。 性被害の経験を語る人が多かった。自分の体の特性を認め生きていく事は自分自身が楽に生きていくために必要だ。でもそれが難しい。
1投稿日: 2025.06.14
powered by ブクログYouTubeでこの本の紹介があって、気になって 借りてきました。 「身体」についてテーマで書かれたエッセイ集 女性作家の方が描かれているので、女性の身体についての悩みや性的嗜好、性被害についても生々しいけれど、リアルに描かれていた内容でした。 読んでみると、性被害に遭う女性の多さに性被害って案外日常の身近な所に溢れているという恐怖を 感じました。 身体について考えると他者との違いから コンプレックスを抱きやすく。 私自身もアトピーとか皮膚疾患もあり 自分の身体の醜さが本当に嫌になるし、 好きになれないけれど、 少しでも良いから自分の身体を愛してあげたいなと 思うことができた作品でした。 きっと私が1番に私の身体を大切にできる 存在だから。
57投稿日: 2025.06.08
powered by ブクログ性被害に遭ってる人の多さに驚いた。 それ含め、53年共に過ごしてきた自分の体について書きたくなった。 いい本に出会ったなー。
1投稿日: 2025.06.08
powered by ブクログこの本を読むとだいたいの女性はなんらかの性被害に合ってる、幼い頃から大人になるまでの期間で。 男性も性被害にあうこともあると思うけど、女性の比ではないだろう。 そういう危険にさらされながら生きるってどういことだろう。 そういう話しばかりじゃないけど「私の身体を生きる」というテーマで書くとなったらそこは避けられないことなんだろう。 特に西加奈子、柴崎友香、金原ひとみ、朝吹真理子、藤野可織、藤原麻里菜のは身につまされた。 千早茜の「私は小さくない」は共感。(そこまで激しく大きく強くなりたいとは思わなかったけど) 鈴木涼美の「汚してみたくて仕方なかった」はぶっとんでた。すごいアカデミックな環境だからこそこんなふうに歪んでしまったのかな。
1投稿日: 2025.06.03
powered by ブクログ何かを理解するときに大雑把に分類するのは便利だ。でも、それぞれのカテゴリーの中でも一つ一つは異なる。個別の、他人が入り込む余地のない感覚を書いてくれてありがたい。
0投稿日: 2025.05.29
powered by ブクログ24になり、このタイミングでこの本をこんな気持ちで読むことになるとは想像もしていなかった。 しかし、友人から偶然に勧められたこの本が自分の手元にあった事を幸いに思う。 この本を読んで感じたことは、自分は「中絶」という思いもよらぬ事件を経験するまでは自分の身体についてさほど思いを巡らせてこなかったという事だ。 思い返せば、身体のためと思い込んで行っていたものは全て、ダイエットや審美など「女として美しく見られるため」の何かであり、「一人の人間としてこの身体を生きるための何か」ではなかったように思う。 昔から性的違和があったわけではないし、運動も周りよりも出来る方で自分の身体を自分の思い通りにコントロールしている自負があったからだろう(人は満足していることに対しては無知でいられるから)。自分の身体が自分の精神と乖離しているという感覚はありがたい事に感じたことがなかった。 だが、女として生まれた事で私たちは常に「女というレッテル」の中で生きている。若くて便利な身体を生きる今の私自身が、女であるという価値をとっぱらい、生身の人間として生き、周りから評価される事は、おそらく不可能だろう •性的な物や認識への価値観は非常に多様であり、何かの型に押し込めて判断することはできない。
0投稿日: 2025.05.25
powered by ブクログ青山ブックセンターで、初めの方をチラリ 体のこと、性のこと、 自分個人のことで、公では禁忌されてるテーマ そんなテーマのエッセイ 女性が書き手っていうのもあって入り込めた
6投稿日: 2025.05.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
赤裸々に語ってもらえてるのが有難かった。 考えてみれば、ここでもジェンダー差があるよな、と気づかされた気がする。
0投稿日: 2025.05.14
powered by ブクログ身体に関する色んな作家たちのエッセイなんだけど、村田沙耶香さん/朝吹真理子さん/藤原麻里奈さんの話が特に良かった。
0投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ自分がぼんやりと思っていたことをここまで言葉にしてしまうのか、と思ったものが数編。 わたしは残念ながら毎日のように痴漢に遭っていた時期も不同意性交の経験も、もちろん性を花や商品として扱われたこともあるけれど、そういった性被害ってなんとなく自分の中で遠ざける傾向があると感じていて 矮小化して自分でも意識しないうちに忘れようとする(実際忘れていて、ふとした瞬間に蘇る)ものをここまで考え抜いて言葉にしたのか、というのが少しつらくてでも痛快だった。 女性として受けた傷って、どうして矮小化してしまうんだろうな。 すっかり忘れていた記憶が蘇ったり、笑えるわけないのに笑い話にしようとしたり 他の傷と違って、何度も当時と同じ強さで殴りかかってくる。 まだ今年多くの本を読んだとは言えないけれど、今年1番かもしれない。 気になった人の書籍探してみよー!と思った。とりあえずわたしと同じADHDとASD傾向の柴崎さんのエッセイから。
3投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分の身体、この女の身体について色々考えたりすることが最近多くてなんかつらくて手に取った。女性たちが自分たちの身体のことや性のことを話すときなぜだか安心する。わたしもそう思っていると、同じように考えている人がいるというのはそういう安心材料になるんだと思う。どの書き手も性被害を受けている人が多くて本当に社会はクソだ…… 碌でもない人ばかりで、そのせいで自分の体を大切にできない女性がいたりするんだと知った。 わたしはもうずっと女しか子どもを産めないことが本当に許せないので、藤野可織さんの妊娠についてのエッセイは本当に本当にめちゃくちゃ凄いな〜と思った。妊娠出産の機能を持つのが女性だけである時点で、この世に人間を産み落とすための“道具”になる瞬間が女には絶対あると思っているから、藤野さんが一回目の妊娠で流産?をしたときに“助かった”と感じたことがあまりに赤裸々で驚き、それと同時にそう思う人もいるんだというこれもまた安心のようなホッとする気持ちになった。 女であること、母親になることを強制させられること、性欲の対象となり加害を受けることが大いにあるようなこの性別をどうしても好きになれないはずなのに、女であることが好きなのは一体何なのか。わからない。でも、わたしは自分が女であることが嬉しいし、女であることがつらく消えたいなと思うその両方を抱えて生きていくしかない。このことが最近ぜんぶしんどいよ。 こういうことを考えていても周りに話せるわけでもなく(心を許している友人がこういう話を好んで?聞いてくれるかは別の問題だと思うので)誰にも話せないなと思ったとき この本を読めてよかった。
3投稿日: 2025.04.29
powered by ブクログ自分も痴漢されたりナンパされたり、バイト先のお客さんに舐めた態度取られて「きめー‼️」と思ったことあるけど、あるけど、でもなんでこんなみんな自分の性被害について赤裸々に話せるんだろうって怖くなった。話すことで解消されるから私も話を聞いてもらったことはあるけど、でもこんな風に書き出すことなんて難しくて、苦しくて途中で泣きそうになる。 正直こんな性について書かれている本だとは思ってなかったからちょっとがっかり。 だったらなんで私はこの本を手に取ったんだろう。もっと自分の身体を愛したかったからだと思う。背の低い自分を、いらないと思うのに中途半端に膨らんだ胸を、たまにすごく嫌になる女の身体を。
0投稿日: 2025.04.25
powered by ブクログフリスタからのチョイス。SOGI以前に、生物学上、女性にしか知り得ない部分が存在する訳だけど、そのあたりにフォーカスを当てた本書。男性も、無知で済ますわけにはいかないあれやこれやが、三者三様に提示されていく。
0投稿日: 2025.04.22
powered by ブクログ思っていたより赤裸々すぎて少しひいた部分や、知りたくなかった話もあった。 女性と言うだけで、性的な対象となったり、痴漢などの性被害にあう確率が本当に上がるのだろうか?男性のカラダだって不都合や苦痛があるんじゃないのか? 色々な話を読んでみて、今まで自分のカラダで悩んだことがないし、性的な被害にもあったことがないのは幸せなことだったんだなと実感できた。
9投稿日: 2025.04.14
powered by ブクログ好きな作家さんが多く軽率に手に取ってみたが、内容の赤裸々さに驚いた。軽やかな文体と、語られる中身の重さのギャップにクラクラすることもあった。さらには、自分が誰にも話したことのないはずの記憶や感情が曝け出されているような感覚にもなった。 「性」や「身体」にまつわる、至極“個人的”なはずの文章が、時に誰かの傷を抉ったり癒したりする。
1投稿日: 2025.04.08
powered by ブクログ17人の書き手が自らの「身体」と向き合って綴るリレーエッセイ。それぞれの書き手が、自身の身体というごく個人的なテーマについて記したエッセイであり、どれも興味深く、おもしろく読んだ。念のため断っておくが、ここで言う「おもしろい」は、おもしろおかしいという意味ではない。 書き手の多くが女性ジェンダー(のように見える)だったせいか、性被害の話が当然のように出てくる。そのたびに、ふさがりかけた傷口に指を突っ込まれるような気持ちになった。そのためフラッシュバックの可能性がある人は、読む際に注意してほしい。 妊娠、自慰行為、性行為、セックスワーカーとして働いた経験などが、これほど赤裸々に綴られたものを読めることに女性にも性欲や性への関心、好奇心があるのだと、ようやく受け入れられるようになってきたのかと感じた。 もちろん、個人的なSNSにはこうしたエピソードや個々人の考えが書かれていることもあるだろう。けれど、正式な一冊の本として刊行されたことには、大きな意義があると思う。 その人の身体は、その人自身のものだ。他人の体調の良し悪しや、その結果としてどういった生活をしているのかをジャッジするのではなく一人ひとりの経験として、もっと受け入れられるようになってほしい。
2投稿日: 2025.04.04
powered by ブクログ途中までしか読まなかった。なぜか途中から、「もう十分」って思ってしまったからだ。どうしてだろう。 ただ、どの章も共感できる部分がいくつかあって、ホッとした。
2投稿日: 2025.03.08
powered by ブクログ鈴木涼美さんの、自分の体が親のものか、男のものかわからないが故に自分の体を雑に扱うと言う件は過去の自分にも当てはまって自分の理解が深まった あと、村田沙耶香さんの自慰行為の講座を開いた話がすごく面白い
2投稿日: 2025.03.06
powered by ブクログ自分に婦人科系の病気が見つかって、気持ちが落ち込んでる時に手にとった本。ありのままの自分を大切にしたいなと思った。
2投稿日: 2025.02.23
powered by ブクログ本の感想とは違うけど、著者さんたちの性被害合い率高すぎて、本当にこの世が嫌になった…マジでふざけるなよ 大学の教養の授業で、ヒステリーが子宮というギリシャ語から来ていて、女性特有の病気だと考えられていたけど、その後大体性被害とか社会のせいだとわかった、と習ったのを思い出した はああ、、、、、 ハアア、、、、 自慰の話とか、尿が3つに分かれるとか、友達ともあんまり話さないけど、事実ある話がたくさんあって良かった これの男性版も読みたいと思ったけどそもそも性別で分けるのがナンセンスか
1投稿日: 2025.02.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館で借りてかなり延滞していたけど、初めの島本理生さんの章を読んだ時にこれは読まないといけない本だと思った 一気読みするにはあまりにもしんどい本だった 読みながら呼吸が浅くなるのがわかるし、咀嚼ができなくて読み流した箇所も色々ある 自分が性から離れた場所で育ってきたから、大人になった今、どうやって向き合えばいいのかわからずにいる それなのにライフステージの変化、体の変化に戸惑って焦ってどうにもならないのに不安でまた呼吸が浅くなったりしている 私は少なくとも私の前でとても善良で優しい男達に囲まれて成長したおかげで、女であるせいで嫌な思いをしたことも、フィーチャーするようなことはない だからこそ、たまに自分の体のわからない感覚と出会った時にどうやって落とし込めばいいかわからない 私という主体が、私を故障させないエンストさせない運転を死ぬまでできるように、、、
2投稿日: 2025.02.15
powered by ブクログ様々な視点から「私の身体」というテーマで書かれたエッセイだが、全体的な印象としては、みんな自分の身体との付き合い方、見られ方に違和感を感じている(感じていた)こと。 私は今まで自分の身体に対して、こんなに悩んだり考えたりしたことがなかった。あるとすれば、風邪や怪我をした時に、早く治らないかなぁと思うくらい。 けれど、この本を読んで、自分の身体とちゃんと向き合ってみたいと思った。 そして、子どもたちに、自分と他人の身体を大事にすることを教えていきたいと思った。
5投稿日: 2025.02.07
powered by ブクログ身体(ジェンダー)リレーエッセイ17篇 私の身体を生きる。 文字に起こすと、ごく当たり前のことかもしれないが、そう簡単にはいかない。 他者に侵害されて、初めて、私たちは自分の身体の在処を知ることになる。そう、私たちは産まれた時から誰かの所有物であった。 あなたは私の身体を生きられないし、私はあなたの身体を生きられない。 私は私の身体を生きるしかないのだ。
1投稿日: 2025.02.04
powered by ブクログ“身体”について語られるとなると、性のことからは離れられず、性のことについて触れている作家が多い。 真面目に綴られるその中に共感したり、笑ったり、さらさらとして穏やかな性への語りに引き込まれたりした。 プロの文筆家が、量を計算して書いただろうエッセイだけあって、単なる自虐的な話が含まれなかったのが良かった。 人目に触れる事になる文章だから、全部を正直には書いてないのは、「そうだろう」と思うが、作者によって「正直さがどれぐらい配分されているか」が真っ直ぐ伝わってくる。文章って怖い。 図書館で借りた本だが、電子で買ってしまうかも。再読したい。
0投稿日: 2025.01.29
powered by ブクログ17人の女性執筆者たちによるエッセイ。 作家が多いが現代美術家や漫画家、イラストレーターも。 彼女たち(クエスチョニングや性別が出生時から変わった人も含めて。みんな、と言うのが1番複数名を指す適した言葉かも)のエッセイは、 果たして「本当」なのか? あまりに現実的すぎて、もしかして小説なのでは?と思ってしまう。 もしかしたらそうして突き放さないといけないくらい苦しい思いがあったのかもしれない。 いや、単純に客観的に書こうとしているだけかも。 よく出てくる経験が、卑猥な言葉を投げかけられたり、痴漢にあったり、女の子なんだから、と言う態度で臨まれたと言うこと。 女と見るとエロい言葉をかけてもいい、下に見てもいいと思っている輩はたくさんいる。 匿名なら、有名なら何言ってもいいと思ってる奴らは脳みそ腐ってんのか? 性被害はなぜだか軽く見られがちだ。 犯罪だということを全ての人が肝に銘じよ。 人は互いに尊重しあえるし、そうあるべきだ。 一方、自慰やSMの話もまた興味深い。 矛盾するようだが下ネタ大好きだった二十代前半までだったら本書のイメージは違っただろうな。 性欲はないわけじゃないから、書かれた内容にドキドキはする。 初めて「性」に触れた時みたいだ。 とはいえ、いい意味でおばさんだから、「はぁ、世の中って色々あるのね」と納得する。 少なくともXやThreads みたいな押し付け決めつけは本書にはない。 本は心地よい。 身体ってなんだ。 私の身体は私のものだ。 納得していない部分、嫌いな部分はあれど。 だから強いメイクを楽しむ。 真っ赤なリップに緑を入れたショートヘア。 革や柄で派手に。 仕事の時はブランドの靴やアクセサリー、スーツで決める。 家ではモコモコのピンクのパジャマを家で着られるようになった。 ほんとはこんなのも好きだったんだと気づいた。 好きなものが幅広いのも私。
5投稿日: 2025.01.29
powered by ブクログ新聞でこの本の事を知ってとても興味を持って、じっくり読みました 作家の皆さんの身体や性の事、体験した事、とても赤裸々に綴ってあって、共感出来る部分やそうでない部分、驚く事、こういう考え方もあるのか…読んでも理解しきれない事も…でもとても興味深かったです。 金原ひとみさんのエッセイは終始クスクス笑ってしまいました。何歳頃のお話なのでしょうか? 男性も女性と同じように妊娠出産ができたならどんな世の中なんだろう?とか 性のことや身体の事をオープンに話せる友達が私には居なかったので、居たら良かったなぁとか思いました。
18投稿日: 2025.01.29
powered by ブクログ文芸誌で連載された、17名の書き手による性と身体をテーマにしたリレーエッセイをまとめた一冊。 私が好きな作家がたくさん載っていたことと、ここ最近ずっと性や身体についていろいろ読み漁っていたので、発売してすぐに買った。 17名それぞれ、17通りの悩みや過去、それに対する考え、想いなどが書き綴られていたわけだが。あえて書くが、性別適合手術を受けた能町みね子を除いて、女性の書き手のみが集められたことに少しだけ違和感を抱いた。 ともあれ、それぞれ個人的に響いた言葉やエピソードなど、得たものは多い。村田沙耶香さんや朝吹真理子さんの、幼少期からの自慰行為は日向ぼっこのような安心感のある行為だというのもひどく共感したし、逆に、そういう考え方もあるのかとこれまでの無自覚さにズンと落ち込んだりもした。 ただ、柴崎友香さんの一節で、ふっと軽くなったので、最後に引用を。 〈多様なものを、限られたサイズやカテゴリーに当てはめたり、持っているものや能力は皆同じ、努力さえすれば同じことができるとの前提で物事が進められていることのほうが無理があるとよくわかるようになった。〉
1投稿日: 2025.01.23
powered by ブクログ信州大学附属図書館の所蔵はこちら→ https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BD07047926
0投稿日: 2025.01.20
powered by ブクログ17人の書き手が自らの「身体」を記す。身体について、女ということについて、性について、こんな風に考えたり向き合ったことなかったな。自分の身体なのに。私であって私でない。無意識に避けてきたのかもしれない。考えるきっかけにしたい。大切な本。おもしろかった
0投稿日: 2025.01.03
powered by ブクログ女性作家さんによる、身体にまつわるエッセイ集。 友達には聞けないような生々しい話や、驚かずにはいられない話も多く、知らない世界を見せてくれました。 作家さんごとに、カラーが出てて、この方は激しめだな。とか、やはりこの作家さんは保守的だな。とか、同じテーマだからこそ、色んな視点からの話を読めて楽しかった。
3投稿日: 2024.12.22
powered by ブクログ様々な女性作家さんが女性の性や身体について語るエッセイ。どれもとても赤裸々に語られていて、人それぞれに色々な経験や思いがあることを知り、自分はそれについて悩んだり苦しむことがなかったことを自覚した。 特に島本理生さんの話が好きだった。 避妊しない既婚者に対して、「彼らにとって、単に目の前の相手の妊娠は自分のことではないからだ。困るのは相手であって自分ではない。」と分析したところが、とても腑に落ちた。目の前の相手が自分の人生と切り離して考えているかどうかを確かめるには十分。言葉を信じるのではなく行動を見ろというのは、本当にそうだなと思う。あと、面食いの人は周りからどのように見られているか意識して自分をコントロールする傾向が強いという話も納得。
3投稿日: 2024.12.14
powered by ブクログ第一線で活躍されている17人の女性による、身体に関するリレーエッセイ本。 皆さん真剣に身体に向き合い、赤裸々に、びっくりするくらい赤裸々に熱い想いを書き綴っている。その内容は、哲学のようであり、日記のようであり、ヒリヒリしたものもあり、とても興味深い。表現がストレートな方もいて、彼女の内面をのぞき見しているようで、恥ずかしくなった。 性的マイノリティにもふれた、わずか14ページに凝縮された柴崎友香さんの文章は、私に一番響いた。 17人の著者が身体を…女性を生きているなと感じた。 結局私たちは、死ぬ最期の瞬間まで「身体」とつきあわなくてはいけなくて、ある意味支配されているのかな。
82投稿日: 2024.12.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
同じテーマなのに捉え方が様々で面白かった。 性被害に限らず恐らく悪気はない誰かの一言に大きく傷つき他人にはそれが大したことないと思えても、ふとした時にそれを思い出してしまう事があるというのをこうして本の中で話してくれる作家さんの勇気に救われたし、少しだけ私の傷を誰かと共有できたようで癒された気もする。 藤野可織さんのたった1人で自分の好きな時に妊娠し瞬時に出産するピッコロ大魔王に憧れるという話が衝撃的ながらも共感の連続で、彼女の作品を読んでみたくなった。 朝吹真理子さんが中学で先生から嫌な言葉を浴びたことを大学生の時にふと親に話したら、時間を超えて相当に怒ったり、その後偶然教師と再会した時に社交的な父親が怪訝な顔で無視したことで救われたし、忘れた方が楽だけど、おまえのしたことを絶対に忘れないという意志があるという話にも共感。 藤原麻里菜さんは面白い発明をする人という印象しかなかったのに、男社会である電気工学の世界でやたらと女の子扱いされたり作品がきっかけでSNSに卑猥な言葉や画像を投げられてると知りかなりショックだった。女ではなく人間になりたいって言葉が印象的だった。 性についての話が続く中、最後の方で宇佐見りんさんが演劇部の経験を通して実際に同じ経験をしてなくても似てる事を重ねたり想像はいくらでもできるという話を淡々と書いてるのもかなり強烈。
1投稿日: 2024.12.01
powered by ブクログ多くの作家さんの考えや経験が、それぞれの語り方で描かれていた。性に関しての捉えも違ってよかった。 本のタイトルとは逸れるが、好みの表現をする作家さんも見つけられることができていい。
2投稿日: 2024.11.26
powered by ブクログ女性が性/身体について語ったエッセイ。 十人十色の人生経験や性や身体に関する考え方や感覚がとても面白かったです。
1投稿日: 2024.11.25
powered by ブクログ永井玲さんの本だかSNSだかで見かけて、表紙とタイトルに惹かれて借りてみた。 内容は知らずに借りたのだけど… 女性作家が性に関して書いたエッセイ集だった。 なんとなくそうかなとは思っていたけど、想像以上のヘビーさだった。 女性が性について語ることはまだ簡単ではないと思う。だから目にした経験が少ないからだと思うけど、どれもこれも初めて出会う話だった。 今、劇的に女性が(男性も)生きやすい世の中になってきたと思うけど、それでも自分では気がついていなかった社会の価値観の刷り込みを認識することになった。(ゲームプレーヤー、かく語りき) あるいは、概念としては理解しているつもりだった、ノンバイナリーやクエスチョニングに分類される人がどのような意識を持っているのか…少し解像度があがった。(私と私の身体のだいたい五十年) 多様性という言葉が当たり前に使われるようになってきたけど、こと性に関しては語られる場が少ないから、社会に浸透するまでにまだまだ時間がかかるだろうな、それまではこういう本が出ることは意味があることなんだろうな、と思った。 それと同時に、作家のように自分の経験や考えた結果を名前や顔と共に晒して生きている人は、なんという覚悟のもとにあるのだろうと、フィクションを読むより感動した。
4投稿日: 2024.11.24
powered by ブクログ自分の女型の身体がずっと煩わしかったのが、おんなじように感じている人もいるんだと感じられてすごく救われた。 能町みね子、鳥飼茜、朝吹真理子さん達の思考が特に好きだった。
0投稿日: 2024.11.24
powered by ブクログリレーエッセイをまとめたもの だけど 性に関する女流作家の内容 驚いたのは 二人の作家の内容 あんな作品を書いているのに ドロドロした体験に ただ驚いた それにしても 鈴木涼美さんの経歴と その冷徹な眼 いや脳と言ったほうが いいかな とにかく凄まじい 他の人のは この人ならそうかなと いう表現から 全くテーマから逃げてるものまで いろいろでした
0投稿日: 2024.11.24
powered by ブクログ朝吹真理子さんの「てんでばらばら」が好きだった。心の性欲と肉体の性欲は別物で、それぞれが多様に分岐していると思う。BLを読むだけで、自分の身体には指一本触れなくたって満たされる欲もある。 あと図らずも「女子トイレに入りたがる(既に入っている)トランス女性」の思考に触れられて興味深かった。男らしさの埒外で女にもなりきれず、自分は被差別側のマイノリティであるという被害者意識が強すぎて全方位にヘイトを向けてる印象。各エッセイの女性たちのほとんどが性被害の経験を語るなかで、自身の加害性を棚に上げて「自分の生き方を否定する人を殴れるなんて、最高だ」などと書いてしまえる傲慢さが、染色体XXの私からすればシンプルに怖いです。
0投稿日: 2024.11.17
powered by ブクログタイトルだけ見て、自分の問題意識にかかわる何かしらの考えを知ることができるかも、と手に取った。「私の身体」に関するエッセイ集だが、書き手は全員女性だ。その企画意図は分からない。でも自分はよく、問題意識を持って手に取った本があからさまに女性向けだった経験がかなりあるな、と気がついた。身体は男性で、異性愛者だけれど、いわゆる「男性的なこと」からは意識無意識にせよ、距離を置いてきたのだな、と。この本は単に著者が全員女性とはいえ、中には性自認と身体の性の揺らぎに困ってきた人もいて、自分的にはよい気づきとなった1冊となった。自分の抱える悩みや問題意識が、自分が今までの社会で「普通」と言われてきた性自認とのズレからきたものだとすれば、この多様性の時代、同じような問題意識を持った人が何を考え、実践しているのか、知ることができるかも、という希望がこころに宿った気がします。
73投稿日: 2024.11.16
powered by ブクログ17人の作家が身体や性について語るリレーエッセイ。それぞれは短いエッセイだけどそれぞれ内容がとても濃い! 性被害の話も多くて、苦しくなるところもあるけど、共感したり、なるほどーと思うこともあったり、おもしろかった。 とくに妊娠にとらわれている話が印象的だった。 また読み返したい。
1投稿日: 2024.11.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小説家というのは言語化の達人であった。当たり前だが。兎も角それぞれの説得力が桁違い。自分とは異なるものを知るためのテキストとして。 堪える。かなり参った。
3投稿日: 2024.11.07
powered by ブクログ17人の作家等の女性が性をテーマに語るエッセイ集。 性といっても、性行為であったり、ジェンダーであったり、身体的なことであったりするが、それぞれが抱える生きづらさみたいなものを、真剣に、そして赤裸々に語る。 結構な重い内容であるために、衝撃を受ける。自分が思う普通を考え直さなければならないなと思えるものだった。
18投稿日: 2024.11.04
powered by ブクログひさびさに本を読み切った。たいして暑くもなく読みやすいエッセイ集なのになさけなし。しかし内容はさくさくとさいかないというか、けっこううーむと考えながら読みました。
3投稿日: 2024.11.02
powered by ブクログ性の話はタブーな雰囲気の家で育ったし、友達同士でも、そういえば踏み込んだ話はあまりしないかも。 女性作家さんの性をテーマにした本ということで、どんな感じだろう?と思って手に取っみたら…予想以上にあけっぴろげな内容だったのでビックリ。 (自宅で読んでてよかった) どれもこれも、興味津々で読みました。 どんな感想を書いたらいいのかわからないけど、性に関することはほんとに人それぞれだってことがよくわかった。 そして、多かれ少なかれ皆さん嫌な体験もされているなと。 私も忘れていた過去の嫌な記憶を思い出してしまった。
39投稿日: 2024.10.26
powered by ブクログ思ってたよりはるかに濃い内容に読むのに数日かかった。なんというか、言葉を商売にしている人たちの底力を見たというか、ここまで言語化して内面をさらけ出すことが出来るのがすごい。 性自認も性嗜好もノーマルで(何をもってノーマルというのか語り出すと長くなるのだろうけど)、妊娠出産も複数回経験して、性別にあまり疑問を持たずに生きてきた人間には、不思議で衝撃的で、その苦しみに胸が痛い。 柴崎さんの「痛みと不具合、不均衡と違和感が、わたしの身体」は強く共感。 タイトルの『私の身体を生きる』、すべてのひとが感じてることだと思う。言語化は難しいけど。
0投稿日: 2024.10.22
powered by ブクログそういうことじゃねえマーチに笑った。ほんとにね。 女性を恋愛対象とする女性として、とかクエスチョニングとか、他にもたくさん同じ性の人たちが語ってくれるプライベートな話に優しく応援された。気がする。
0投稿日: 2024.10.22
powered by ブクログ何ともどれも衝撃的であり個性的である。 知っている作家さんたちは、ある程度予測できるものの、初めて知る人の文面が、その人を知らないせいか更にぶっ飛んでる感がする。 とはいえ、面白い企画ではある。 連載ものとして読むにはいいが、纏まった文庫本として読むには濃すぎる感あり。ゆっくりと読むのがベスト。
10投稿日: 2024.10.22
powered by ブクログ作家が自分の身体や性について赤裸々に、生々しく語るエッセイ集。私は「女」の身体で生きていることに時々イラついたり悲しくなったりする。無性に自分の身体をズタズタに切り裂きたくなる。でも誰もがそれぞれの悩みを抱え、葛藤しながら自分の身体を生きているんだなとわかって、少し気が楽になった。きっと男でも女でも、誰の身体になれようとも人間はないものねだりの生き物だから悩みは尽きないのだろう。仕方ない、この自分の身体を、時々嫌になりながらも、抱きしめて生きていく。 これを読んでエッセイが好きになった。
0投稿日: 2024.10.21
powered by ブクログ本書は、雑誌「文學界」に掲載された17人の書き手によるリレーエッセイ。連載時には未読だったけれど、テーマが“私の身体”で、好きな著者が多かったので単行本になったタイミングでまとめて読むことになったら、なんというか‥さすが!のひと言。作家とは、ここまで自らの内面を赤裸々に表現(できる/してしまう)ものなのか。書き手と読み手(の私)、それぞれが誰ひとり同じではない心と身体を与えられ、現実を生きているのだなと思わされた。
2投稿日: 2024.10.19
powered by ブクログ多作家のエッセイというものは好き嫌いでしかはかれないし、すごいとかすごくないとかが無いのに、陳列されると比べるという行為から逃げられなくなって、すごくナイーブなジャンルだ!と改めて思った。柴崎友香氏の章で少し泣いた。腹が立った章ももちろんある。
0投稿日: 2024.10.17
powered by ブクログ妊娠についての話が記憶に残っている。自分は妊娠を望んでいるのか?答えは誰にもわからないのだと思った。
0投稿日: 2024.10.12
powered by ブクログいやー、すごかった そして思った。確かに男性でこの手の書き物ってなかなか見ないな… これこそがある種の権力性なんじゃなかろうか
0投稿日: 2024.10.10
powered by ブクログ私の身体はどんな視線にさらされ、どのように規定され、内面化されているのか。17人が自らの「身体」と向き合い、ときに激しく、ときにユーモラスに、かつてない真摯さで言葉をつむぐ。『文學界』掲載を単行本化。 みんないろんな思いをして生きているのだなぁ。 なんかしんどい。
0投稿日: 2024.10.08
powered by ブクログ女性作家のみで構成されるエッセイ集。体について、性について、女性について… それぞれ重かったり考えさせられたり、面白いモノ、興味深いモノもあった。知らない作家さんのものもあり、作品を読んでみたいと思った。 身体に入った数々のタトゥーは「この身体は私のものだ」という他者への宣言であるだけでなく、「何があっても私の身体だ」という自信への宣言だった。 p.53 西加奈子 世の中を正しい方向に持っていこうと「生産的な議論」をしている人は仕分ける側、私たちのような例外的存在は仕分けされる側。 p. 122 トランスジェンダーについては差別的に扱っているようである/Trans-identified male≠ トランスの男性/ とは、本来「トランスして男性になった」人に使うべき言葉であり、「男性からトランスした人」という逆の意味でこの言葉を使うのは、当人に別の性別のレッテルを貼る侮蔑表現である p.123 能町みね子 想像には色々の道筋がある。ただ素直に気持ちを思い浮かべ、憑依するように考えることがひとつ、資料を読み込み取材することもひとつ、そしてミュージカルの主宰の彼が教えたのが、全く違う事象に思えても類似点のある経験から類推すること、であった。 p. 194 宇佐美りん
1投稿日: 2024.10.07
powered by ブクログタイトルを見て考えた。自分の外面と内面とのギャップ。心の入れ物としての身体。自分の内面の変化とは違う速さで変化していく身体。自分にとって身体とは何だろう。 『文学界』に17人の作家さんが、リレーエッセイという形で掲載したものを書籍化したもの。真摯に、女性としての自分の身体や性に向き合う姿を、率直に語っていく。当然、いろいろな捉え方があるのだが、村田沙耶香さんの「お日さまの光」「ほかほかの布団の隙間に足を突っ込んで」「安心感に包まれ」ての行為というのが印象的だった。
27投稿日: 2024.10.05
powered by ブクログまず色々なことを書く前に僕は男である。自認が〜とかそういうことでもなく見た目、機能、染色体のどれもが僕を男と認めている。 ほんタメというYouTubeを見ることが最近増えた。そこで紹介されていた本に何故か惹かれた。アンソロジーを読むことは今まで無かったし、いい挑戦かな、と思った。 赤裸々に語られる17人の女性たちのエッセイ。絶対にないが、この中の誰かと出会ってしまった時僕はその秘密を知っている。それを想像すると僕が男である事が後ろめたく、かつ赤面するような気分になる。果たして僕はこれを読んでも良かったのだろうか。面白かったからいいや。 17編全て、なるほどそういう考え方もあるか、社会って女性に対しこうも女性を押し付けるのか、などなど女性として生きる上での痛みのぽろぽろした部分を味わうことが出来た。もちろん生理痛であったり、妊娠時の様々な辛さを僕は今後知ることは無い。精神的な痛さもだ。ただそのこれっぽちの痛みでも痛いんだからやっぱり生きていくのは大変だ。眠たい。
0投稿日: 2024.10.03
powered by ブクログ自分のジェンダーを無くしたいと言うような、子供の頃から思っていたことが言語化されていてハッとすることが何度もあった。自分らしく生きようとかポジティブなメッセージが少なくて良い。
0投稿日: 2024.10.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
17人の作家さんが自分の身体と向き合い今までの経験や考え方を赤裸々に綴った作品。 リアルで過激な表現も所々に。 鋭い感覚や的確に言語化された複雑な内面世界に、今まで漠然と感じていたモヤモヤの輪郭がはっきり現れたような気がした。 こんなに体や性に関しての赤裸々な文章を読んだことがなかったので新鮮で強く印象に残った。 人の数だけ向き合い方や考え方がってそこに正解も正解もない。 新しい見方に触れさせてくれた一冊だった。
13投稿日: 2024.09.29
powered by ブクログ女性表現者による性と身体に関するエッセイ集。作品を読んだことある人,名前だけ知ってる人,全然知らない人色々ですが,文章にそれぞれ個性があってさすがと思わせる。そしてみんななるべくして物書きになったのがよく分かる。 以前から身体論をやるのは女性が多い(男性だと武道論とかの切り口になる)のが疑問だったのだが,本書で女性が男性に比べて否応なく身体を意識せざるを得ない存在であることを感じ,それが理由のひとつかなと思った次第。
1投稿日: 2024.09.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「私にとっては、痴漢にあっただけで母に対して幾ばくかの罪悪感を覚えるような、自分の身体が自分に所属しないような気分は、決して気持ちの良いものではなかった。…汚された時に傷がつけられるのが私ではなく母であるとしたら、それはすごく不自然な気がした。その、身体に関する浮ついた感覚をもうちょっと生々しい、確かなものに変えたくて、だから若い私は色々なことをした。」
0投稿日: 2024.09.13
powered by ブクログ好きな作家さんたちのアンソロジーということでワクワクしながら手にしたものの、自分の身体と向き合って書いた文章は読んでいて「この作家さんなら本来もっと上手く書けるはずなのに」と何度も思いました。 でも同時にそれがリアルというか、このテーマは書く側の負担が大きいものなのだなとも感じました。
0投稿日: 2024.09.13
powered by ブクログ自らの身体をテーマにと言っても、具体的にどういう話題について書いてくださいと言われていたのか、あるいはなかったのかが気になった。想像以上に重かった。
0投稿日: 2024.09.11
powered by ブクログ17人の作家や漫画家が自分の身体について書いた赤裸々な話し。ここまでさらけ出すのか?と驚いた。悲痛な叫びもあった。私の身体、こんなふうに真剣に向き合ったことは無い。これを編んだ編集者はすごい
0投稿日: 2024.09.08
powered by ブクログ短編集だから軽い読み物かと思いきや、結構ヘヴィだった。体のことや性のことは面倒くさくて(物理的にも、考えることも)、蓋をして生きてきた気がする。 非常に個人的な事や感じ方であるから、読んで共感するとか参考になるとかいうものでもないし、本当に人それぞれだし、自分は自分だし というのが率直なところ。
0投稿日: 2024.09.07
powered by ブクログ性や身体のことを愛したりするのは大切だとはすごく思うのですが、こころが元気じゃないと読めないかもしれない。性被害などに関するものはなんというか結局しんどくなってしまったので途中まで。無理はしない。大事。
0投稿日: 2024.08.26
powered by ブクログ自分自身の身体と向き合うことなんてなかったし、同じ性別でも他人の身体のことなんて考えないし。 加齢に伴って変化していく身体とどう向き合っていくのか考えたいと思った。
3投稿日: 2024.08.20
powered by ブクログ女の身体の因果、運命をとても考えさせられる 自分が今まで当たり前に生きてきた女の人生 女の悩み などを、的確に、明確に表現されている 女の数だけ、人間の数だけ、 "身体"があるのだと、改めて思いました うまく私も私の身体と生きていきたいな
0投稿日: 2024.08.17
powered by ブクログ17人の文筆家が描く『身体』(ジェンダー)エッセイ。美化することも卑下することもなく、率直且つ冷静に自己を言語化。信頼や安心を感じ、共感した。男性版も読んでみたい。
1投稿日: 2024.08.16
powered by ブクログ「現実の人間の欲求は極めて多種多様にして千差万別、、、しかし、社会全体は硬直して想像力に欠け、人間の多様性にまるで追いついていない。」という能町さんの文章が、私の感想。小説家や美術家等は性にまつわる身体について表現できる人で、代弁者なのかもしれない。 しかし、性的なネガティブな体験は年齢を重ねても生活に不自由をもたらすような気がした。 男性中心社会の影響は根深い。
0投稿日: 2024.08.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
村田沙耶香が自慰を自分の王国だと大切にしていることも、鈴木涼美が自分の身体を自分のものにするために粗雑に扱ったりした過去を悔いることなく心地よいということも、それは本当で安心する
0投稿日: 2024.08.12
powered by ブクログこういうフェミニストみたいなのは苦手なんだけど、ひとりひとりがものすごく私の身体と向き合っていて衝撃を受けた。まず初っ端の島本理生さんからこんな赤裸々…と思いきやそれを遥かに超える赤裸々っぷりを村田沙耶香さんが書いて、、好きな作家さんしかいないリレーエッセイの中初見の作家さんも多かったので事情を知らずに読む方もいたのだけどあまりにもみんなが真っ向から向き合ってて軽く目眩した。良質。
6投稿日: 2024.08.06
powered by ブクログエッセイ 大いなる共感を得る秘めた部分もあれば、抱えている痛みに逃げ出したくなる リレーするには、さぞかし重たいバトンだっただろう
1投稿日: 2024.08.06
