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なぜ働いていると本が読めなくなるのか
なぜ働いていると本が読めなくなるのか
三宅香帆/集英社
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総合評価

1445件)
3.8
336
526
371
73
11
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    意外と歴史書だった。明治から令和に至るまでの日本の労働と読書の関係性について説く本で、最後の「日本人はもっと半身で働くべき」という提言にも納得。新しいことを知ることはノイズだけど、それを受け入れる余裕も必要だなと。 ただリアルな話、1〜3年くらいは全力で働くのも大事かなと思う。(それは作中でも触れられてるが) やっぱみんなが半身すぎるのはちょっと違う気がするかも。頑張ってることも奨励されて欲しいし、本を読む余裕があるくらいの働き方でコミットすることにも寛容や社会になって欲しいなと。 自分が仕事も読書も好きだからこそそう思った。

    1
    投稿日: 2025.02.17
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    本当に本が読めなくなって苦しくて救われたくて読みました、買ってから10ヶ月くらい経っていたんだけれど。 救われました〜〜ありがとう〜〜 全身全霊で仕事したいけど、休み方を覚えようかなあ

    1
    投稿日: 2025.02.16
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    一気に読んでしまった。それくらいの読みやすさ。 著者の考えていることに共感しかなかった。 私は働きながら本が読めてはいますが、孤独な人間に思われて、仕事中に後輩が聞きたいことを聞きにくいと言われたことがあるので、休憩時間の5分間は戯れて、残りは読書をしています。 全然休めていない気がして、「どっちが無理しているんだろう」と思ったこともあったけど、「そもそも8時間働くのに正規の休み時間が1時間弱しかないのおかしいよ」と思うようになりました。 やりたいことに対する余暇時間の少なさ。これが何もできなくなる原因の一つでした。 たばこ休憩も認められているんだ。読書休憩もありだろう。明日からやるかぁ。

    103
    投稿日: 2025.02.16
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    日本人はいつから本を読み始めてどんな本を選んできたか。日本人はどんな働き方をしてきたか。この2つを絡めながらざざーっと振り返れたことはとても面白く、自分の祖父母宅のお家にあった本を思い出したり、小さい頃のお父さんを思い出したり、なぜ今私は本を読めないことに焦っていたのか、とても合点がいきました。そして、自分自身の中途半端な働き方に疑問を持つ今日この頃だったのが、これでいいんだ、と背中を押してもらった気分。全身全霊でトータルワークすることをやめます。

    1
    投稿日: 2025.02.16
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    めちゃくちゃおもしろくて、いっきに読んでしまいました。 「労働」と「読書」の関係を歴史から紐解き、現代の働き方、のみならず人生への向き合い方について、独自の見解が述べられています。 仕事だけでなく、趣味やその他のことも含めて、「全身全霊」でやらないという考え方に、とても共感できました。

    0
    投稿日: 2025.02.16
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    アカデミックに日本の読書史を読み解きながら、現代人がなぜ本を読めないのかについて言及する。 それは現代人が仕事に全力投球し、即時的に日々の業務に役立つ「情報」を求めているからである。 →仕事以外の文脈を取り入れる余裕がなくなる 「情報」: •自分が知りたいこと(欲しい情報)そのもの →ノイズ× •情報収集 •ネット検索/SNS 「知識」: •知りたいこと+ノイズ(予期しない情報)→偶然性 •偶然性→自分から離れた存在に触れること(我々は他者の文脈に触れ、他者を人生に引きこまなければ生きられない) 読書とは、自分から遠く離れた文脈に触れることである。本の中には、私たちが欲望している事を知らない知が存在している。知は常に未知であり、私たちは「何を知りたいのか」を知らない。 半身で仕事をし、本を読み、自分なりの余暇を楽し む。人が自分だけの文脈では生きられないのだとしたら、様々な方法で他者の文脈を取り入れる余裕を持つことが大切である。そしてそれは必ずしも読書である必要はないのかもしれない。

    2
    投稿日: 2025.02.16
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    中身は読書の近現代史と言った感じでタイトルからはやや遠い内容 タイトルと中身は離れているがそれこそ現代のすぐに答えを求めようとするファスト教養としての読書への問いかけにもに感じる 小難しいことなしの感想を言うなら昔の本のことたくさん知れて楽しかった

    4
    投稿日: 2025.02.15
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    なんかビジネス書かな??と思って敬遠してたけど、「読書と労働の歴史」とのことで面白く読めた。 直前に、野﨑まど『小説』を読んでいたので、どうしたってそのことも考えてしまう。(何のために本を読むのか?) 第9章と最終章はほぼ共感しかない。 問題は、最終章にある「半身社会」をどう実現するかだが…。読みたいリストにずっと入ったままの、デヴィッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ』をそろそろ読むべきかしら。

    3
    投稿日: 2025.02.13
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    なぜ働いていると本が読めなくなるのか、ってタイトル。どっちかというと「本が読めなくなるのか」の方に惹かれて買った。実際、読書の歴史なんかを丁寧に追っていく展開でとても満足。でもこの書籍のメインはどっちかっていうと「働いていると」っていうところだと思う。今、一生懸命本を読もう!と心がけている自分の心のうちを見透かされているような気持ちにもなった。おすすめです。

    1
    投稿日: 2025.02.13
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    Audibleにて。 読書文化の歴史的経緯と分析は興味深く読んだけど、結論は自分の求めてた内容ではなかった。 この手の本はいつもタイトル通りの中身ではないので予想はしてたけど。 私が求めてたのは「忙しくてもどうすれば読書をもっと楽しめるか?」だったのかもしれない。 人それぞれ違う読書の具体的な楽しみ方やこれからの新しい読書の楽しみ方など、もっと具体的なものが知りたかった。 私が読書を毎日続けられるのは、ブク友さん達のおかげです。 「いいね!」のやり取りだけでも、「本が好き」という共通の趣味を持ったブク友さん達と毎日一緒に読書を楽しんで繋がっているような気持ちになるのでとても嬉しい。 ブク友さん達の本棚からは自分の知らない分野の本も知ることができて、様々な感性のレビューを見るのも楽しいし、皆さんレビューが上手なので勉強にもなる。 今まで孤独に感じていた読書の時間がとても楽しい時間になりました。 これからもブク友さん達と一緒に読書をずっと楽しみたいです。

    111
    投稿日: 2025.02.13
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     三宅さんがたくさんの読書愛を語る姿は好きですが、新書が苦手な私には難しく、過去の時代の話は結構読み飛ばしました。  最終章の、現代は「自分の中の内面が働かせてしまう」というところは、SNS社会で存在するかわからない、遠くの人とも比較できてしまう時代ならではの悩みだと思いました。最初から働き方改革を適応されているこれからの若者の意識は違うのかもしれません。なので10年ごとに現状分析して欲しいなと思いました。  半身で働く社会は理想なんだけど、仕事をある程度習熟するには全身で働く時期も必要なんじゃないかと思ってしまうのは、私が古い人間だからかもしれません。

    1
    投稿日: 2025.02.12
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    読書に関するの歴史本であって、どう言った本が読まれていたのか、それは何故かという歴史の紐解きに注力されている 皆が惹かれるであろう、なぜ働いていると本が読めなくなるのか、という点に関してはあまり目新しいことを言っておらず、働くスタンスを変えようといった浅い結論に達している。 また、引用が使われ過ぎており、適切な使い方をされた際のスマッシュ感がなく飽きてしまう。 申し訳ないが前半の歴史分析で飽きてしまって歴史考察部分は飛ばしてしまっているので全部読むと違うのかもしれない。

    1
    投稿日: 2025.02.12
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    著者の言いたいこと、伝えたいことが書かれてあるところが面白かったです。 また、実際、私自身も2024年から社会人となり中々プライベートの時間(運動や読書、などなど)を取ることができないことにもやもやしていたところだった。そんなとき、この本に出会い読書できていなんだよなぁという共感からこの本を読み始めた。 序盤は著者が働き始めてから本が読めなくなったという経験からこれまでの日本は本を読めていたのかどういう人が読んでいたのかなどの歴史をまとめていた。それらを踏まえて現代へと焦点を当てて本が読めない現代社会に対して著者の意見を述べていた。今回の内容は本にフォーカスした話として思われるかもしれないが、現代社会の問題点を述べており今後の社会の在り方や自分たちの生活をどのようにすべきかと問うており、非常に面白い。つまり、本以外にも当てはまり自分の生活をどうしていきたいのか考えさせてくれる本である。 読み直したい本の1つであり、本書以外の作品も読んでみたいと感じた。

    0
    投稿日: 2025.02.12
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    「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」 著者は新卒1年目に気づいた。今まであんなに本を読んでいたのに、読める時間はないわけじゃないのに、本に手が伸びない。好きな作家の作品を追いかけることもやめてしまっていた。 流行の作品「花束みたいな恋をした」にも、同じ現象を見た。 そこから、労働環境や社会的階級により読書ができるできないが左右されること、 近代(明治に始まる)われわれ日本人の読書体験とはどのようなものか、誰がどんな本を読み、いつどんな本が必要とされ受け入れられたか、数々の文献を引用し、時には文学作品から当時の息吹を感じながら繙いていく。 労働者とインテリ(ワナビー)をわける修養と教養など、現代のわれわれに無意識に受け継がれている読書への態度など、多くの観点から読書を読み解いていく。 労働と読書の価値は時代によって異なる。 現代は、労働によって自己実現を図る社会。 自己実現のために、のめり込んで労働させられている。 情報収集ではなく読書はほかの人の文脈というノイズを生む。 自分の文脈(労働からの自己実現)にのめり込んでいる時、新しい友人に出会うのが億劫になるように、本を読む心の余裕がなくなる。 スマホゲームや自己啓発本は、よくわかっているものであったり、仕事に親和性が高かったりして、ノイズとはならない。 そんな、全身で仕事をしなくてはいけない社会が生み出したのが本が読めない社会である。 本が読める社会とは、仕事に半身、もう半身は仕事以外の他の文脈のために空けておける社会。 本を読みたい人は本を読めばいいし、他の趣味がある人、家族のケアがある人、それぞれの文脈を共生させる。 全身で仕事に打ち込むのが美しいとされる社会を止めること。称賛するのを止めること。 そこから本が読める社会が戻ってくる。

    1
    投稿日: 2025.02.11
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    労働や階層、社会といった切り口から読書という行為について分析。緻密、膨大な研究に基づく、破綻のない整然とした主張に納得させられる。 自分の中で漠然としていた読書とSNSの性質の違いを明確に認識することができ、より読書に集中するきっかけとなった。

    4
    投稿日: 2025.02.11
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    「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」 会社帰りに書店に立ち寄り、ふとタイトルが目に留まった。 気づけば、まえがきを読み始めていた。 「そうか、本が読めていないのは働いているからか」という、既に知っているようで実感しきれていない気づきがあったからかもしれない。 最近本を読めていなかったそんな私だが、先月育児休職を取得したことで、「働かなくてよい時間」をタイミングよく確保できたことから、この機会を逃すまじと、最後まで読んでみた。 タイトルの雰囲気から、脳科学的な観点でまとめられている本なのだろうと推測していたが、読み進めると驚いた。なんと本書の大半を、明治から現在に至るまでの読書史と労働史の記述が占めている。 「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」という問いに対し、著者は「昔の人だって忙しく働いていたが、本は読めていた」という事実に注目し、「時代の流れやそれに伴う人々の価値観の変化が影響しているのではないか」という仮説を立て、それを検証していくプロセスをとっているためだ。 はじめは、「本が読めなくなる理由を早く教えてくれよ」という気持ちで読んでいたが、各章でまとめられている、各時代において人々が置かれた状況や労働に対する価値観、その中で読書はどのような位置づけだったのか、といった、これまで自分が知らなかった、あるいは、考えたこともなかった内容に、いつの間にか夢中になっていた。 そしてこの体験は、まさに著者が述べる「大切なのは、他者の文脈をシャットアウトしないことだ。仕事のノイズになるような知識を、あえて受け入れる。仕事以外の文脈を思い出すこと。そのノイズを受け入れること。それこそが、私たちが働きながら本を読む一歩なのではないだろうか。」という結論に結びつく。 最終章では、新時代の社会のあり方として「半身社会」を提唱している。我々にどこまでも全身のコミットメントを求める資本主義社会の中で、全身全霊で生きるのは自我を消失させられてしまうから、自分を、そして、自分以外の人間を覚えておくために半身を残しながら生きよう、というメッセージだ。 この部分を読んでいる時、私は素晴らしい考えだという賞賛の気持ちになったが、その一方で「全身全霊で取り組んだときのみ、真の価値あるものを創出できる、あるいは、提供できることは確かにある。全員が半身社会のマインドで生きていたら、そういうものが世の中に生まれなくなり、社会は停滞するのではないか。」という疑義の念も抱いた。自分の中に理想は、まだない。ただ、今回本をじっくり読み、社会の今後のあり方について、誰かの意見を真剣に受け止め、同時に自分にも問いかけて考えられたのは、これまでかなりの比重を置いて取り組んできた仕事から一時的に離れ、自分に余裕が生まれていたからなのは間違いない。常に自分に余裕を持つよう意識し行動すること、余裕で生まれた余力を自分自身だけでなく自分以外にも与えること。この想いをもって、これからの社会について考えていきたい。

    6
    投稿日: 2025.02.11
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    労働に対してどういった価値を見出すのか、意味づけをするのかは時代によって大きく異なる。 時代を覆う考え方に影響を受けていることを 認識していないと、自分にとって大事なもの(読書や大切な人との時間)を見失ってしまうのだと思った。

    1
    投稿日: 2025.02.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    題名の通り近年話題となっている読書離れについて「労働と読書」の歴史を辿りながら解説している作品。明治時代から令和時代にかけての国民の読書(本)に対する捉え方の変遷を知ることができる内容であり読みごたえがあった。 本の中には興味を持った単語「円本」・「カルチャーセンター」や作品(参考文献含む)が出てきたため、いつも通り自分で調べて学びを広げていると、ふと他の本でも日頃同様に分からない・気になる単語を調べて理解を深めていることに気が付いた。これが作者の伝えているノイズを受け入れる、遠く離れた文脈に触れるという読書の醍醐味なのだと確信。読書とは情報の寄り道をしながら様々な知識を蓄えられることなのだと実感できる作品であった。 作者の伝える「半身で働ける社会」までは行かなくとも、ノイズを受け止められる社会ではあってほしいと思う。

    2
    投稿日: 2025.02.10
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    立ち読みで読破(疲労困憊) 自己啓発はノイズを減らすもの。 文芸などはノイズが含まれるもの。 知りたいこと+ノイズ=知識 知りたいこと=情報 ノイズを受け入れよう。 ただ疲れたら、休もう。何もしなくていい。

    2
    投稿日: 2025.02.09
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    読書と労働史と言った感じの著者だった。 結論は、全身全霊から、半身で何事も行う。 情意評価が、重要視される日本では、根回しや内部資料を過度なまでに整える環境が生まれる。 仕事をできないことを認めるより、バーンアウトの方が、誇らしいと言った感情が生まれる。 全身全霊の方が楽←同意 国も会社だとしたら、ブラックな環境の国は、淘汰されるべき、国となる。 淘汰とは、どういうことか。 働き手がいなくなる。 国民か、子どもを産まなくなる。 糸魚川市が、選ばれなくなる。 ゆるい市 象徴 完全週休2日制 先進的 週休3日

    3
    投稿日: 2025.02.09
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    労働に必要な“知りたいことだけを知れる情報”と、読書で得られる“偶然の出会いを含む情報”は全く違うものだと思えた。

    3
    投稿日: 2025.02.08
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    第1章から第9章までは読まれる本の傾向を述べ、最終章で筆者の主張する半身労働社会が述べられている。 タイトルの「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」については、 過去、長時間労働の中でも本が売れていたのは、1980年代以前(労働に教養が求められる時代)のような「労働のために読書が必要な時代」だったが、 現代社会の労働に求められているのは自分自身を変革して市場に適合することであり、ノイズ(アンコントローラブルな外部の社会)を含まない自己啓発本の市場は伸びているものの、ノイズを含む本全体の書籍購入額が下がっている。 というような主張がされているが、本当にそうなのか?と感じる。 労働うんぬんではなく、単にインターネットの台頭やその他娯楽が強くなった影響もあるのではないだろうか。 そして最後の主張は生活の半分は仕事にして、残った半分は読書に充てましょうという趣旨を述べているが、それって本を読めないのは労働で疲れて時間も無いからと言っているような気がしてすっきりしなかった。 ただ、著者は様々な書籍から引用しており、興味をひく引用も多く読んでみたいと感じる本もいくつかあった。 この本で述べられているように、ノイズの多い本だからこそ知識が広がっていくように思う。

    1
    投稿日: 2025.02.08
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    漠然とした疑問が言語化された。結論は世代や考え方によって受け止め方が変わるかもしれないが、筆者と同世代の読者としては納得出来るものだった。

    0
    投稿日: 2025.02.07
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    だいぶ話題になっているようなので遅まきながら読んでみた。 前半(第6章まで)では近代読者層の成立を立身出世主義や修養主義、戦後は「教養」との関係から概観し、後半(1990年代を扱った第7章以降)ではそうした読書が立身出世や修養、教養から離れ、ノイズを含まない情報摂取が主流となっていくなかで読書離れが進んで行く過程とそれに対してどうするべきかを提言(最終章「全身全霊をやめませんか」)をおこなっている。 前半の話は周知のことであり特に新味はないと思うが、後半で取り上げられている読書傾向などはよく知らなかったので勉強になった部分もあった。 最終章で著者が引用しているハン・ビョンチョル『疲労社会』(花伝社、2021年)は面白そうなので、読んでみようと思う。

    0
    投稿日: 2025.02.07
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    生き方を考えさせられ、明日からの仕事を考えさせられた。人生の転換になる珠玉の一冊。働く意味や人生において有限の時間をいかに使うか、もう一度考えたい。

    0
    投稿日: 2025.02.07
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    昨年はこのタイトルをよく、目に耳にしていたなぁ。 タイトルだけ聞くと、わたしにはあまり関係がなさそう(一応働いているけど本読めるし…)と思っていたけど、前回の読書会のオススメ本で紹介されていたので縁を感じて借りて帰った。 いや、コレ、買いだわ。 日本における明治時代から現在に至るまでの読書と労働の関係、その歴史の話。 こんなんめちゃくちゃ好き。 日本人の読書と働き方の関係性を、明治から丁寧に追っていく内容で、自分が生まれる前の読書と労働の関わりについては新しく知る事実に驚いたし、生まれてから現在までの流れについては、 「オリジナルだと思っていたわたしの本の読み方や人生の捉え方ってこの文脈にわりとどんぴしゃでハマってた…!」と愕然とした。 著者の結論、「半身で働く」という主張が、わたしにとってはわかるようなわからないような印象を持ったんだが、自分なりの解釈だと、自分が出せる力量から充分な「余力」を差し引いた分で働く…ということなのかな?と思った。 余力というか、余裕というか。 仕事であれなんであれ、常にいっぱいいっぱいのキャパで取り組んでしまうと、そのいっぱいいっぱいの自分にとってノイズになる「知識」を入れることは不可能。でもひとつのことにいっぱいいっぱい全力で取り組んで、そのためにノイズのない「情報」だけを取り込むということが、自分のキャパを考えて余力を計算する必要がない分ラクなんだろう。 全力で取り組む対象が仕事だけではないという示唆も面白い。 それ自体を全力で目的化することは、ラクだけど多分幸せには繋がらない。 たとえば翻って趣味の読書。 今月は読んだ本少なかったなーとか、 あの本早く読んで次にいかないとなーとか、とりあえず本を1冊でも多く通読すること自体を目的として考えちゃう時は、この傾向がある。 はて、それにしてもわたしは、何故こんなにたくさん本を読んでいるんだろう。 知識を増やしたいとか仕事に活かしたいとか年相応の教養を身に付けたいとか、なんとなく思いつく目的はあるんだが、確実にそれだけではないな。 とりあえず目が元気で不自由なく読めている間は半身で読書を楽しみたいと思います。

    1
    投稿日: 2025.02.06
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    著者は明治からの労働と読書の歴史を紐解いてそこからみえてくる「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」の答えをだそうとする。そして提案する。「全身労働社会」から「半身労働社会」に変わろうよと。 「半身」とは,さまざまな文脈に身をゆだねることである。「読書」が他者の文脈を取り入れることだとすれば、「半身」は読書を続けるコツそのものであると。 「半身社会」こそが、「働きながら本を読める社会」をつくると。 今 「全身」から「半身」になった身にしてみれば 好きな読書を満喫できて とても幸せだ! 「半身」だからこそ あれもこれも楽しめている。しかし さて誰もがそんな人生を過ごせるかと言うと、、、、?「半身」で働ける可能な社会が来るのを祈るばかり。

    0
    投稿日: 2025.02.06
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    実際働いていると本当に本が読めない! 残業や長時間労働したあとは特に読めない なのに、スマホはいじられるし、Xもインスタもみれる。ついつい、本を開くの億劫になってしまうときに出会った本。 「全身全力」で仕事してしまうと、自分のことは 後回しにしてしまうし、そんな人生はわたしの人生ではないので、そこそこに力抜いて本を読んでいきたい。

    11
    投稿日: 2025.02.06
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    内容はなるほどなと思いましたが、このタイトルに惹かれて(本読みたいけど読めない…!)手に取った人にとって読み易いかどうかは微妙なところでした。 遠回りして、また元いた位置に戻ってきた感じがしました。

    1
    投稿日: 2025.02.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読書と働き方についての歴史を振り返りつつその当時流行った本についてふむふむと読み進めていた。最後に急に結論として半身で働く事を提唱してきて、びっくり。8割読むまでこんなしっかりとした結論で結ばれる雰囲気じゃなかったのに。新書って始めの2.3割に結論が書いてある事が多いから意外だった。 著者も述べている通りなかなか半身でやるって難しいけどね。好きな事、楽しい事だったらやりたくなっちゃうだろうし、仕事でやらなきゃならない場合もあるし。

    1
    投稿日: 2025.02.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    完璧主義社会へのアンチテーゼ。半身で働こう!というのは大いに賛成。自分は半身どころか3分の1身くらいでしか働いてないから本が読めるのかもとすら思う。 まあ色々書いてたけど、単純に残業なしの週5・8時間労働ですらまあまあ疲れるし、そもそも本って一気に読まないとどんどん内容忘れてつまんなくならないっすか?私はそうで、だからまとまって読める時間なかったらそりゃ読まなくなるよなって感じがする。し、映画と違って流しとけば勝手に進むもんでもないから、そういう意味でも読書ってハードルが高いよなーと思う。 ただ「読書はノイズが多い」ってのは、そういう概念は確かにありそうだなと思ったけど、物語系の娯楽は全般そうよね。読書や映画は自分にとって未知の世界への旅で(だから最近現代小説ばかり読んじゃってその既知っぷりにうっすらがっかりしてたんだな、と今気づいたけど)、そのノイズが重要というか、思いがけない話の展開や表現の美しさから感じる魂の震えを探して映画観たり本読んだりしてるわけで、それをノイズと言っちゃおしまいだよねえという感じがする。そういう概念を持つ世の中に対してね。作者への文句ではなく。安寧が欲しい気持ちもわかるけど、自分は逆に社会生活で繰り広げられるクソどうでもいい雑談や愛想笑いで蕩け切った脳みそをシャッキリさせるために、不愉快さに耐えかねてやむなく切った心のスイッチを再起動するためにそういうのに触れてる感じがするから、うーん、みんなそうなのかなー。と思った。本当にみんな知りたい情報しか知りたくないんだとしたら、病的すぎる社会だと思う。一切の無駄も許せないなら早く死んだほうがいい。ある意味ではおれたちの生が一番無駄なのだから。 個人的にはそういう概念がないから、やっぱりそんな難しい話ではなく、単に疲れてて「本を読もう」とよいしょと立ち上がるのすら面倒、それくらいみんな疲れてるってことじゃないのかなーと思ったけど、まあでも、そういう側面もあるんだろうなあ……と思った。

    0
    投稿日: 2025.02.03
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    読書とは社会的、時代的、文化的背景で分析してみる。深い考察をしているような、思いつきを羅列しているような。考え方の一つとしてはいいと思う。読書と言っても、 自己啓発本の社会的位置づけの分析、時代とともに移り変わる日本人の思想、かな。読みやすい文章で、主張もとってもわかりやすい。表現も読者との距離感の近さも私にとってはいい感じ。

    0
    投稿日: 2025.02.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なぜ本を読まなくなったのかという視点から、歴史を遡り人々にとって本はどんな存在なのか。 そして現代人にとっての本は、予想外情報を含んでいるからこそ敷居が高くなってしまっている。つまり心のゆとりがないと結論づけ、全身全霊社会の在り方に警鐘を鳴らす。 各時代の分析、構成、論理どれをとってもクオリティが高く、なんだか小説を読んでいるように続きが気になってしまった。 私自身も自己啓発を読むことも多いが、必要な情報が端的に書いてある本=良い本と決めつけていた。考えなくても答えが明確な本ばかり読んでいてはダメだと改めて反省したと同時に、全身全霊ではなく肩の力を抜いていきたい、一生懸命を美化せず、休むことを美徳としていきたいと強く感じた。

    1
    投稿日: 2025.02.03
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    前書きと最終章は面白かったが、途中はほぼ読み飛ばした。 途中で出てきた「文脈という名のノイズ」という表現が面白かった。

    0
    投稿日: 2025.02.02
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    なぜ働いていると本が読めなくなるのか。新自由主義の台頭により、個人の責任範囲が拡大し、競争に勝ち抜くために自分自身の文脈に直接関係のある情報が重視されるようになった。読書は他人の文脈を楽しむことであり、効率的でないと判断される傾向にある。本が読めない社会とは、言い換えれば自分のことでいっぱいいっぱい、全ては自己責任で他人のことなど考える余裕はないという、ギスギスした社会のように見える。果たしてそんな社会は健全なのだろうか。寝る間も惜しんでバリバリ働くのはカッコよく見えるけど、それは本当にかっこいいのだろうか。意識的に余裕を持って他人の声に耳を傾けられるぐらいの大人が1番かっこいいのでは?という話。まったくその通り、一刻も早く働かなくてもいい社会が来てほしい。

    0
    投稿日: 2025.02.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読む前はタイトルに惹かれて読み始めましたが、読み始めると時代の変遷に沿って読書の捉われ方が解説されていて、思っていたものとは違ったものの、なるほど、へーと思いながら読み進めていました。 最後まで読んで、読んでよかったなと思った本でした。 インターネットの普及により、自分の得たい情報がすぐに得られる時代になった反面、今の自分にとって不必要な情報はノイズとして除去される。有限な自分の時間を長時間労働に割かれ、ノイズを受け入れる余裕がなくなってしまったために、働いていると本が読めなくなってしまうというところ、そしてYouTubeやゲームなどスマホは見ることができるのは、情報を得るという行為としてではなく、無心でできることに近いからであるというのはとても納得がいった。 まだ社会人一年目ではあるが、正直週5日1日8時間も働く意味はあるのだろうかと思ってしまっているタイプなので、筆者の望む社会になればいいななどと思いつつ、そんな簡単に実現するわけないよな、と思ってはいます笑。

    0
    投稿日: 2025.02.01
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    仕事が忙しくなると読書が進まない事がよくあり、その理由を知りたくて読んでみた。本と読書を歴史的に紐解いている部分はへーと思う事が多かった。結局は仕事と仕事以外の気持ちの切り替えが上手くできるかどうかにかかっている事がわかった。

    0
    投稿日: 2025.02.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルと帯の「疲れてスマホばかり見てしまうあなたへ」が素晴らしい。これで手にした人も多いのでは。 みんな仕事にフルコミットしすぎてるから、半身で働くくらいがちょうどいいよって話だった。 けど、働くことが好きじゃない、全身全霊で働いてないから自分にはピンとこなかったなあ。 たしかに、残業一切しません、プライベートが一番ですみたいなこと言われると、いや仕事だからら責任もってやろうよって思うから、そう言う意味では仕事を優先すべき、フルコミットすべきって思ってるのかなあ。 ネットはノイズがなくて自分が欲しい情報をとれる、一方で読書は自分の興味外のノイズがはいってくるから、ネットはできても読書はできないのではってあったけど、あくまで調べるだけではそうだけど、普段時間を浪費してるのはSNSとかだから、むしろノイズだらけの気がする。 広告もでないし、意味わからんツイートも目にしなくて済むし。 読書は集中力いるし、終わりまでが長くて先に嫌になっちゃうからかな。 スマホは終わりがなくて、自分で辞めるまで延々とできるから、最初は5分だけのつもりだから、始められる、でおわりどころがないし負荷も少ないから延々とやっちゃうのかな。 あと紙の本は読みづらいのよね。両手で読まないといけないし。iPadで読むのに慣れたらもっと読めるのかもなあ。iPadで隙間時間に読めるようになりたい。 あと本って一重に行ってもたくさんあるからなあ。エッセイなら読めるけど、小説は読めないとか。 自己啓発本やらビジネス本は読めるけど、新書は読めないとか。集中力とか、新しい知識を入れる気力がないとかそう言う話な気もする。 教養ってなんだろうね と思って考えてみたけど、高校までの教育課程内容を理解して、日常のものごとと結びつけたり応用できることかなあ。 それを知ってるかどうかみたいなのが教養として扱われることがあるけど、あくまで知る機会があったか否かだと思うし、ちょっと教養とは違う気がしていて。

    0
    投稿日: 2025.02.01
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    私が就活をしているからこそ結構刺さったなという感じです。この本を読んだことで、ワーク・ライフ・バランスを重視したいと思った。また、私達がいつもやっている読書がどのような過程を得て今日の読書を形成しているかを理解できた。

    0
    投稿日: 2025.01.31
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    読書はノイズである!自分の知らないこと(他人の人生)を知ることはノイズであると言う前提で読書に向き合うと言う考えを知ることが出来たがそこに至るまでの歴史や説明などは少し退屈だった。退屈もノイズなのかもしれないが…。

    0
    投稿日: 2025.01.31
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    読書はノイズと思われることがあるけど、ノイズのようなものにこそ人生のヒントがあり、視野と豊かさを与えてくれる。 本を読むために筆者が提案している「半身で働く社会」。 スキマ時間での読書ではなく、メイン時間で読書ができるような、ゆとりのある生活ができたらいいなと思いました。

    0
    投稿日: 2025.01.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    思ってたのと違うと感じつつ読み進めましたが、どんな時代にどんな本が売れてそれがどんな影響を与えていたかなどわかりやすく面白かったです。 時々ツッコミでくだけた言い方になるのが笑ってしまいました。 心に余裕ができる働き方にしていけるといいですよね。

    0
    投稿日: 2025.01.31
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    明治時代から現代までの働き方や本との付き合い方の歴史はとても興味深かった。最後は…働き方改革の話…かな?

    1
    投稿日: 2025.01.29
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    YouTubeで著者を拝見して、若くてキレイな方が本について熱く語っている姿に一瞬で虜になりました。 2025年は本を読もう!と思わせてくれたキッカケの1人だったので、そんな著者の作品を読んでみたいと思って選びました。 読書史と労働史の二軸で話が展開されていくのが わかりやすくて、面白かったです。 体調を崩して退職した経験があるわたしからすると 後半の新しい働き方を著者が提言している部分に 響くものがあり、ちょっとウルっときました。 なぜ、パズドラはできるのに読書はできないのか。についてもなるほどなぁ、と納得するところが多く 前半の歴史から一変、自分ごととして捉えやすかったので後半は一気に読みました。

    6
    投稿日: 2025.01.28
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    読み始めると「思ってたんと違う」。 すさまじい数の参考文献を基に、歴史を遡りテーマを掘り下げていく。 時折りテーマから離れた様な気もしたが、納得の解説だった。 あとがきは体温を感じ共感した。これからも楽しく本を読みたい。

    3
    投稿日: 2025.01.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    明治時代から現在までの社会の背景から読書について読み解いているので、非常に理解しやすい。 この本のタイトルである『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』 答えとしては、仕事に疲れ、趣味の時間に費やす時間が少なくなる為。 ただこれだけだと不十分で、時間がないと思っているのはどの時代も同じ。問題なのは、本を娯楽として楽しめない時代(ノイズを排除する時代)になったいう背景があるから。昔は終身雇用で会社が個人の面倒を見てくれたが、今は会社が見てくれないこで個々人が自立していななければならない時代となった。 失敗したくない。遠回りをしたくない。という気持ちやインターネットの普及などからノイズを排除するようになった。 ----------------------------------- 読書とは、「文脈」のなかで紡ぐものだ。 〜 本のなかには、私たちが欲望していることを知らない知が存在している。 〜 自分から遠く離れた文脈に触れることーそれが読書なのである。 p233より ----------------------------------- この本で好きなフレーズ。 今まで本を買う時は本の評価を気にして買うことが多かったが、ここ最近は書店に出向き本を探すようになった。 本と出会う時間、本を読む時間、本を読み返す時間。それぞれの時間を大事にし、知見を広げていきたいと思う。

    2
    投稿日: 2025.01.27
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    半身社会、これこそが働きながら読書ができるということ。全身全霊で仕事や育児をする方が簡単だというのはわかる、逆に半身で余力を持って働き、育児や読書、趣味に充てることが難しい世の中になってきている。ワークライフバランスと副業を両方推奨している現代はもっと読書することが難しくなっている。本著は、明治から現代までの労働と読書の関係性を説き、なぜ本を読めない世の中になっているのかを順を追って説明している。現代において、成人の過半数の人が本を読まなくなってしまう理由が理解できた。

    26
    投稿日: 2025.01.25
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    面白かった。確かに読めなくなっていた自分がいた。働きすぎなのだと思った。本を読めると仕事の結果も変わる。僕は読書が好きだ。充実感も覚える。だから本を読もう。勉強だ。勉強だ。

    17
    投稿日: 2025.01.25
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    この本のタイトルを見て「確かにそうだよなー。本を読む時間ないしなー。」と思ってスルーしてたけど、やはり気になって読んでみた。 なぜ本を読めなくなったのかは、時間がないからと言う単純な理由ではなかった。 読書の歴史から、労働者に求められているものの変遷と働き方。 なるほど、と納得の内容。 もっとポップな内容かと思ったけど、意外と骨太の社会科学の本だった。 現代人は「情報」をいかに早く得るかに価値を求める。本は求めるもの以外の、歴史や予想外の知識を得られるが、現代人にとってはそれは「ノイズ」でしかない。 現代人は「ノイズ」を得る余裕がない、それこそが本を読めない理由だと説く。ふむ。 まあ、それを読みながら、自分は結構本読んでるけどなー。と、この本を読みながら思った。

    6
    投稿日: 2025.01.24
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    今は育休中なのでこうやって育児の合間に読書することができてるけど、 仕事が始まると睡眠を優先してしまい、読書をする時間を取ることができない。

    0
    投稿日: 2025.01.23
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    #ヨンデルホン #なぜ働いていると本が読めなくなるのか (集英社新書) / #三宅香帆(#集英社) #ドクリョウ #ヨミオワリ 明治からの労働環境と本の関係性がよくわかり面白く読めた。時間などの個人の資源の奪い合いが資本主義、消費社会。いまこそ"ゆとり労働"、人生百年の時代、持続可能でなければ。

    0
    投稿日: 2025.01.23
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    #なぜ働いていると本が読めなくなるのか #三宅香帆 #集英社新書 まだ若い方だし持論展開してるだけかなと読み始めましたが、読み応えガッツリ。持論であり、絵空事であると自身で述べながらも著者が伝えたいことに関しては大変共感します。 私も働きながらも本が読める社会を私もつくっていきたい。

    8
    投稿日: 2025.01.23
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     タイトルが長く問いかけ調にインパクトがあり、惹かれました。話題にもなりましたし…。これだけで自分事として考えるので、効果大ですね。かつて「自分もそうだった」し、仕事と読書の両立への著者の結論に興味があり、読んでみることにしました。  予想を超えて、明治〜現代の時代ごとの労働と読書に関わる歴史の変遷を、詳細にわたって調査・分析していて、その情報量と緻密さに驚きました。  ただ、紐解いた膨大な事実と解釈は置くとして、本書表題の問いへの著者の答え、実現のための社会づくりの具体は、やや理想論で薄い気がしました。  三宅さんは現代社会において、自分に不要な(関係ない)知識(情報)を「ノイズ」とし、コスパやタイパを重視する仕事を突き詰めるが故に、ノイズを排除すべきものにしてしまっているとしています。  もともと、世界はノイズにあふれています。読書(他者の文脈)をシャットアウトせず、ノイズこそ重要で、あえて受け入れる発想には全面賛成です。  紙の新聞を俯瞰して眺める、書店の棚をなんとなく眺めるという行為は、新たな気付きや動機付けにつながります。ネット記事や通販のピンポイント情報収集と一線を画しますが、両方のよさが活かされる社会であってほしいと願います。  改革が叫ばれる働き方は、個人の努力だけではどうにもならないこともあります。それでも、私たちの豊かな思考や想像力の源となるのが読書の意義だと、もっと認知されてもいいですね。

    125
    投稿日: 2025.01.23
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    帯の「疲れてスマホばかり見てしまうあなたへ」を見て、「私のことだ!」と思い購入。タイトルにある結論が知りたくて手にしたが、そこに至るまでの読書の歴史の話が長くてずーっと積んでいたけど、やっとこさ読み終わる。 結論は、まあ、そうですよね、っていう感じでした。

    1
    投稿日: 2025.01.22
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    読む前) 長い文章や本を読みきれない、飽きてしまう、目次で興味のあるところだけ読んでしまうことに悩んでいました。本を受け入れられないのは自分のせいではなく現代の価値観の影響であると仰っていて気持ちが楽に。 本はニュースやSNSにかかれない背景を一冊かけて丁寧に教えてくれるという言葉が印象に残ったので、これから読みます。 読み終えて) 結局、最後に近い章から読みました。 読みながら、その行動こそが本の良さを軽視している行動だと批判されてるような気持ちになって一章から読み直しました。 卒業間際、大学の図書館を適当に歩いて読みたい本を読み漁っていたのを思い出しました。 目的もなくただ苦手だった数学の本をかっこつけてめくったり医療の専門すぎる本を眺めたり もう内容も覚えていませんが。。 きっとあの頃は、知らない世界を受け入れる余裕があったんですね。 また本屋さんを散歩しようかな。 仕事もプライベートも全身全霊でやれてはいないものの、全身全霊でないと、って思っているタイプです。この本を読んでる間はそれをやめられたような。そういう社会にしたいって思ってこの本を書いた三宅さんはとっても素敵です。 また読み返したい!

    1
    投稿日: 2025.01.22
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    自分も「花恋」に何か共鳴するものを感じてしまった口で、ロマンポルシェ。のロマンさんが紹介していたのがきっかけで手に取った。明治時代から今日に至るまでの労働と読書の関係性を丁寧に紐解いていて、語り口がフェアでなんとなく著者はこの人のこと嫌いなんだろうなぁくらいのが垣間見られる程度だから、つっかかるところなくすいすい読めてしまう。 標題に対しての著者の提案。全身全霊からの脱却、疲れたら一旦読書から離れる、仕事帰りに喫茶店で読書してみるといったことが、自分は既に体得していて、この辺は新たな知見に触れるというより自分の生き方に少し自信が持てるような、そんな後味の良さがあった。あとは自分が自己啓発本に対して抱いているうさんくささのようなものをしっかり言語化してくれている。 仕事と子育ての一番多忙な時期をようやく超えて、読書や映画といった他者の文脈により触れることを欲している今、麦くんでいうところのパズドラ(自分はウマ娘のゲーム)をこの際消してしまおうと決断させてくれた本でもあった。さよならネイチャ…

    1
    投稿日: 2025.01.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【内容紹介】 「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」……そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。 自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者が、労働と読書の歴史をひもとき、日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る。そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは?すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作。 ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 書店でタイトルを見て「確かに〜!笑」と軽いノリで購入したのですが、明治以降の社会における「読書」という行為の意義の変遷から、現代社会の働き方に対する提言まで、大変興味深く読めました。「だーかーらー、忙しいから読めないんだって!」と言わずに最後まで読んでよかったです。 特に自分が実際に生きてきた90年代以降の内容は、なるほど確かに、と思うようなことが多々ありました。この本を開く前に、私自身で「なぜ本を読めないのか」という問いの答えを予想したのですが、そのときのキーワードが「情報化」と「娯楽の多様化」でした。いずれもインターネットとスマートフォンの普及によって実現されたものだと思いますが、やはり社会に対して大きな影響を及ぼしていたんだなと思いました。 また、読書という行為が「娯楽」と捉えられていた時期が意外に短いことにも驚きました。私自身、読書は特に高尚なものというイメージはないのですが、時代が違えばインテリのステータスの象徴だったこともあるんですね。イメージが違いすぎて、ちょっと笑ってしまいました。 そして結論である「半身で生きよう」という提言。私自身、確かに仕事が忙しくなればなるほど、ブクログの更新頻度が少なくなります。そういう意味では、筆者のおっしゃることは事実だとは思います。でも、その生き方で幸せを感じられるかについては少し疑問が残りました。「全身」ってそんなに悪いことですかね?何かに全力で取り組んだという経験は、自信と肯定感につながり、結果として幸せにつながると私は思います。「半身」という生き方は、どこか中途半端な印象を受けました。 どちらかというと、自分が何にどれだけ力を割けるかをまず考えて、その範囲で「全身」で頑張ることと、その配分の段階で、最初から「読書」の時間、つまりある程度の余裕を持たせておく、というのが私の考え。「頑張らなくていい」というメッセージ性が強くて、その点が私の考えと少し違うなと思いました。

    22
    投稿日: 2025.01.21
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    本が…活字が…読めない時期が定期的にあってなんで?って思っていたけど、みんなにもあったんだ!って思ったら気になって読んでみた。仕事に入れ込み過ぎず、また本や好きなことに入れ込み過ぎず程々に暮らしていけるといいよね。と。

    1
    投稿日: 2025.01.21
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    うわっ!書いてることにめっちゃしっくりきた! 日々を全身全霊で生きてこそと考えていた自分に当てはまりすぎてた。 すぐには無理だとしても、自分をすり減らした生き方を見直したいし、ノイズも含んだ新たな文脈に触れていたい。

    1
    投稿日: 2025.01.20
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    読書というものが日本でこれまでどのように変化をしてきたのかを辿りながら、働いていると本が読めない理由に迫っていきます 新書をあまり読んだことないけど、筆者の感情が分かりやすく書かれていたり目線も若者目線ですごく読みやすかったです 仕事から疲れて帰ってきてスマホは触れるのに、本は読めない スマホと読書の違いもすごい納得しました 自分の中に余裕が生まれるような働き方をしていきたいと思いました

    1
    投稿日: 2025.01.20
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    半身で働こう、全身全霊をやめよう、その通りだと思った。育休から復職して1日6時間(休憩含む)の時短勤務をしているけれど、仕事って本来これくらいの時間がちょうどいいのでは?というのが正直な気持ちだからだ。 もちろん仕事の前後は家事育児をしているので自由時間はないし、仕事後すぐにお迎えに行かなければならないプレッシャーは重い。けれど仕事単体で考えるとやはり気は楽になった。全身全霊で働くことがそもそも不可能だから。産前と同じ量同じ時間働くことはできないので、ある程度諦めながら働かなければならない。雑に無責任に仕事をするということではなく、自分のキャパを低く見積ったり「自分はもっとできるはず」という欲を捨てるということなのだが、それが案外私の肩の荷を降ろしてくれている。そして限られた時間で働いているから育児と両立することができている。 私の場合は結果的に全身全霊で打ち込めないになっているが、世の中それくらいの姿勢で働くくらいがちょうどいいのではないでしょうか。 一方夫は働き方を変えず毎日22時近くに帰ってくるため仕事をするだけで1日が終わってしまう。子供が寝た後に帰ってくる。もちろん読書はしていない。頑張って働いてくれるのはありがたいけど、そんなに長い時間働かないといけないの?という葛藤があったので、全身全霊に疑問を持つという著者の提案は喜んで受け入れようと思う。 話は変わるが、「新自由主義は自己責任と自己決定を重視するため自ら戦いを望み疲れてしまう」といったことが書かれていた点について。同時に読み進めていた養老孟司「人生の壁」にも同じく自由主義による自己への不安について書かれて、世代の離れた2人の著者が同じ考察を持ち記していることに驚いた。人々の人生は自由であるべきだが、自由であるが故の苦しさに現代の課題があるように感じる。

    1
    投稿日: 2025.01.20
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    なぜ働いていると本が読めなくなるのか 大学生から社会人になったときに、この疑問にぶち当たった人は多いはず。 かく言う私もその一人だった。 「パズドラしかできないんだよ」 映画『花束みたいな恋をした』で一番共感したのは、麦くんのこのセリフだった。 tiktokは見れるのに、本は開けず、積読が増えていくばかり。 しかも私は文学部出身。大学時代と現在の自分を比べて 日々の文化度の著しい低下に絶望しながら働いていた。 その問いに対しての一つの答えをくれたのがこの本。 日本人の読書習慣について戦前から現在までを社会情勢と合わせて説明されている。 各時代によって売れているテーマがあり、その違いも面白い。 わたしがうっすら感じていた、自己啓発本やビジネス書に対する嫌悪感の理由も 説明してくれた。 おこがましいけど、わたしが書いているのか!?と思うくらい 共感の嵐だった。 「本当に本が読める働き方」を実現したい。

    1
    投稿日: 2025.01.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    このタイトルにドキッとして思い当たる節しかなくて、気になっていたけど怖くて読めていなかった本です。一気読みしました。そしたら救われました。過去や歴史とは、そして読書とは"ノイズ"である、という表現にハッとし、なぜ働き始めてから本が読めなくなったのか、合点がいきました。また、読めないときは無理に読まなくていい、読みたくなったらまた読めばいいという言葉にもとても救われました。大好きな映画『花束みたいな恋をした』を取り上げてらっしゃったのもあり、非常に読み進めやすかったです。

    1
    投稿日: 2025.01.19
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    時代に沿って本を読むという行為が どう変化していったのか分析されていました 現代のようにたくさんの本が作られ 自分の好みの本をえらんで 黙読によって楽しむ読書というものが 当たり前のことではなかった ちゃんと本を読めるようになるための 結論が書いてありました 今回の学びは 自分に合う読書の傾向 育児や精神面の学びの本(自己啓発?)はフムフム そして物語を読む小説はワクワク その中間的な 事実を分析したり専門分野の入門書的な本は なかなか強い興味が湧きにくいなーと改めて

    1
    投稿日: 2025.01.19
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    読書に関しての考察や読書術についての本なのかと思ってなんとなく読み始めたのだけど、当初想像したような内容じゃなかった。興味深く読んだ。 つまり社会批判なんだけど、読書=ノイズと捉えて、ノイズを許容する社会であるためには「半身」であることが必要なのでは?と提案する内容。 面白かった。

    1
    投稿日: 2025.01.19
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    『働いていると本が読めない』は1つの象徴的な現象。他にも様々な形で現れている。背景には、ノイズを受容できない社会の構造がある。ノイズとは、いわば『あそび』の部分。目標到達の途中の脇道、旅行での寄り道、授業の脱線・・・のような。社会全体が「全身全霊」や「自己実現」をよいものとして、個々人もそれに心地よさを感じてしまう。目標達成のために必要な『情報』を重視し『知識』を自分・・・目的からは遠いもの、無駄とまではいかなくても優先順位を低く捉える。だから読書を代表するノイズが多く含まれる行動を後回しにしてしまう。

    1
    投稿日: 2025.01.19
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    タイパとは対局にある読書という行為について、社会科学的に紐解いていくのかなと、勝手に思っていたのですが、おお!こういう展開できましたか。 著者の提言は同意するところも多いですが、器用な人でないと、順応できないかなぁとも思いました。 本書では「日本の労働と読書史」について語られる部分で小説やマンガの引用が多く、読みたくなった本が多数ありました。 さすが文芸評論家。

    68
    投稿日: 2025.01.19
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    まさに私だ!と思い購入しました。日々一生懸命働いている時にふと立ち止まって読みたい本でした。面白い視点で始まりあっという間に読み終わりました。

    1
    投稿日: 2025.01.19
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    読書は想像以上にエネルギーを使う。仕事から疲れて帰ってきて、スマホを見ることはできても本を開こうとは思えないことは多々あった。それは当たり前のことだと思っていたけど、本書を読んで、いやそれって全身全霊で働きすぎだなって思った。 『仕事は所詮仕事だよ!仕事に熱中することが偉いことだと思いたくない。なぜなら、仕事に熱中しない自分を否定したくない。仕事が好きで長く続けたいからこそ、余暇で読書が楽しめるくらいの半身で働きませんか』という筆者の熱い提言に胸を打たれてしまった。働き方変えるべき。遅くまで残って、必要以上の業務をして、自己満足するのよくない。最低限の業務をして、心に余裕を持っていつも笑顔でいたい。 新書というと堅苦しく読みづらい印象を受ける人が多いだろうが本書はそうではなく、親しみやすい文体で書かれていて読みやすいのではないか。

    11
    投稿日: 2025.01.18
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    花束みたいな恋をした、を視聴しているかどうかで楽しみ方が変わってしまう一冊だなと感じました。大半は明治以降の時代における読書の位置付けやトレンドの解説であり、最終章とその前の章でタイトル回収しております。

    1
    投稿日: 2025.01.16
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    疲れるまで頑張らないと、成果は出せない もっとできる、もっとやれるという自己搾取 全身全霊を賛辞する社会をやめないか 半身で、にわかで、いいじゃないか 疲れすぎて他の文脈(考え)を受け入れる余裕がない 確かにね。頷ける。 でも、私は余裕があるから、本が読めているのだろうか? 本を1年に200冊近く読んでいると、よくそんな時間あるね、3人も子育てしてて、フルタイムで仕事しててとか言われる。 本を読む時間自体が、面倒で大変なものって思ってるからそういう話になるのかな? 私にとっては本を読むことで、旅行した気分になったり、気分転換やリラックス、新しいものを知る楽しみを感じているから、全然無理してる感じはしない。 スマホのゲームに没頭したくなっちゃう時もあるけど、ふと振り返って感じる虚しさが嫌でダウンロードしないことにした。 でも本当に燃え尽きてしまっている人は無理なのかも。みんなが読書を楽しむ余裕がある世界になればいいというところに、激しく共感。

    1
    投稿日: 2025.01.15
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    労働と読書の歴史を絡めながら日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る視点が面白かった。働いていると本が読めなくなる原因にある社会構造の解説にも納得。これからも"半身”を意識しながら読書を楽しみたいと思う

    3
    投稿日: 2025.01.14
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    タイトルを見てぎくっとなった。 まさに自分のこと。時間があるはずなのに、読書に充てられずにスマホばかり見てしまう。その答えがこの本の中にあった。筆者が提唱する半身の生活、ぜひとも私も取り入れたい!

    3
    投稿日: 2025.01.13
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    かつてからぼんやりと思っていた自己啓発本に陶酔することへの違和感などをしっかり言語化してくれている。自分がそうなので。笑 「全身」で働くことの危うさを語ってくれている、自分を守るための本だと言える。「一生懸命」とか、「全身全霊」で時間を費やしてくれることは、会社も、出版業界も、ゲーム業界も望んでいる。それにほいほい思考停止に全力注ぐと自分が壊れるのは必然だ。もし、今の仕事がなくなっても自分。自分のアイデンティティが喪失するわけではない。様々なことに「半身」な態度でいることが自分らしく生きれると教えてくれた希望に溢れた書である。

    2
    投稿日: 2025.01.13
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    自分は本を読む時間がないと思っている人にオススメ。 【概要】 ●明治から2010年代までの労働と読書の歴史 ●インターネットと読書の関係 ●自分とは関係のないノイズを受け入れるということ ●健全な社会とは ●半身で働く 【感想】 ●最初は読んでいてつまらなかった。というのも想像していたものと異なる内容だったからである。しかし7章あたりから読書というものの本質を読み取れるようになってきて面白くなってきた。 ●自分が読書好きであるもののなぜ自分は読書をするのか、これまで言葉で説明することができなかった。本書はこの疑問を解決してくれたような気がする。 ●そしてこれからの自分の仕事への取り組みに対する意識の持ち方を改めて考えさせてくれる内容でもあった。

    8
    投稿日: 2025.01.13
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    働きながら本が読めている自分が、この本を購入して読んでいるのは不思議な気もしますが、そこには、そうではない人達との違いは何かを知りたいという欲求があったからでしたが、そのヒントや答えが書かれていました。 ベストセラーとなる本に、当時の働き方や世相が大きく関わっているという事が非常に興味深く、今後、今売れている本が何を表しているのかに注目していくと思います。

    6
    投稿日: 2025.01.12
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    よかった 半身で働く、いい軸だと思った 読書はノイズ 読書によって自分の働いている文脈とは異なる文脈を取り入れるのは大変だという話

    1
    投稿日: 2025.01.12
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    学生時代も何だかんだで本が読めなかった自分。 意外と働き出してからの方が読んでるかも。 でも平日仕事後終わってから本を開くと、眠くなるから休日にしか読めない。読みたいけど。 ってゆう生活から、タイトルに共感して読んでみました。 読書と労働の文化の変遷を辿り、人々がどう読書と向き合ってきたか。 読書できないのにSNSは見れるのは自分が求めている情報が無駄なく入ってくるから。 疲れていてもできること。 働きに掛ける労力を少しでも減らす、思考の切り替え方…色々考えさせられる。

    14
    投稿日: 2025.01.12
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    話が長い。読書はノイズ。半身労働。いろいろ述べているが、 私は余裕のない生活をしてるから、本が読めなくなるんじやないかと思う。

    1
    投稿日: 2025.01.12
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    タイトルだけ見てまぁ巷にあふれる自己啓発本のひとつかな...と思っていたが、読んでみたら全くそんなことはなく、まるでその時代を生きてきたかのようにしっかりとした労働と読書の歴史分析がなされていて、とても読み応えがあった。これは確かに話題になる本だなと思った。著者の別の本も読んでみようと思う。

    1
    投稿日: 2025.01.11
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    学生時代にはたくさん本を読んでいたのに、最近は仕事に関係しない本を読むことが少なくなってしまったなと思い、購入しました。 文章が上手かどうかはさておき、色々と自身を振り返りながら読める面白い本でした。    実はかなりの部分は読書の歴史に関する記述、本書の言い方を借りるとノイズ的な情報を得るパートでした(ある種タイトルで得たいと思っていた情報ではない内容をいい意味で筆者の意図に沿う形で読まされました。 読書の役割はその時々の社会情勢に応じて変化しており、自身という短い歴史の中でもインターネットによる情報との関係性から読書の目的が変化していたかもなと振り返ることができました。 最後には現在の社会構造がノイズを嫌う社会を作り出しており、またノイズを取り込む余裕がない社会からの脱却を提起して終わるというタイトルとは異なり社会学的な議論で終わった点も興味深かったです。 仕事に全身を傾ける生活からの脱却は難しいですが、少しでもノイズを取り込めるような余裕を持ちたいものです。

    8
    投稿日: 2025.01.11
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    なぜ、スマホゲームはできるのに読書はできないのか。 時代によって変遷する読書の意味。ノイズなのかな。 仕事や家事で全身全霊になると、読書まではいきつけないのは事実。読む余裕がない。何事も半身で。余裕を持って生きることが大事。 やりたいことを仕事にしないとって時代に進学・就職で、その考えに縛られすぎてたって気づいた。

    0
    投稿日: 2025.01.10
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    読書と労働者との関係性の変遷という外的なノイズを読みながら、読書という行動を知ることで今の自分の状況にも向き合うことができ、とても満足した。 また、昔どこかで聞いたせいで、新書は廃れゆくものだと思い込んでいたが、たくさんの魅力的な引用があったので、新書へのポジティブな気持ちを取り戻せたことも嬉しい。 書きながら自分の文章力の無さが悲しくなってきたので、文章力を上げるのに有効な本をどなたか紹介してください、、、

    6
    投稿日: 2025.01.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1~8章が日本の労働史と読書との関係、9章以降が表題に迫る内容。 自分自身ここ数年(特に子供が生まれてから)、本を読む機会が一気に減り、情報を1.5倍速の動画から得ることも多くなっていた。まさしくアンコントローラブルなものは捨て置き、ノイズを含まない情報を求めていたんだろうと思い妙に納得した。 一方で本書を手に取った時点で、それを良しとしない自分もいたのだとも認識した。 ◇自分から遠く離れた文脈に触れることーそれが読書なのである。そして、本が読めない状況とは、新しい文脈をつくる余裕がない、ということだ。自分から離れたところにある文脈を、ノイズだと思ってしまう。そのノイズを頭に入れる余裕がない。自分に関係のあるものばかりを求めてしまう。それは、余裕のなさゆえである。だから私たちは、働いていると、本が読めない。

    1
    投稿日: 2025.01.09
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    働いていると読書は娯楽より自己啓発や情報収集としての位置付けが強くなる。また時間や体力的に余裕が無くなると、新たな知識、意図しない情報に触れることを避ける。それらの事から読書を敬遠する。という考えについて、まぁそうだよな。と思う。その考えからすると、お手軽に学べる啓発本が、書店の目に付くところにあるのも納得。まあ、読書に限らずその考えは当てはまると思うし、そんなに余裕ない休め。という著者の考えには同意。個人的には読者は娯楽で、読んだ本の情景などを想像する事が好きなので、まだ心に余裕がある方なのかなと思いたい。

    0
    投稿日: 2025.01.09
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    半身で働くことが、色んな問題を解決することに気付かされた。自分自身が今、全身全霊で働いて体を壊して療養中だからこそ身に沁みた。 著者の方が同世代だから言葉遣いがしっくりきた。

    1
    投稿日: 2025.01.08
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    新書は読む前からハードル高いなって感じるけど、とても読みやすく、仕事と読書の変遷、時代ごとのベストセラー本の特徴をまとめていて面白かった。 働きながら本を読める社会の実現のために、「半身」の働き方を提案している。何事にも半身

    3
    投稿日: 2025.01.08
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    この本は前半の「ノイズ」と後半の「エッセンス」に分かれていると考える。私たちは、普段ネットで欲しい情報をダイレクトに得る作業に慣れてしまい、自分と関係のない文脈を拾い上げ、玩味するという楽しみを忘れていると気づかされた。この話の結論は、「全力で仕事をするのを辞めましょう」であるが、そのエッセンスを取り囲む多数のノイズにこそ、含蓄に富む、人生を豊かにするモノが含まれると気づいた。本書では、読書史がノイズにあたる。それを除いたとて、エッセンスは伝わる。しかし、そのノイズこそが尊いのだと感じた。

    58
    投稿日: 2025.01.07
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    あとがきが一番共感できたし心にストンと入ってきた。 全体としては、近現代史を読書を切り口にして振り返り考察している内容。なるほどと思う部分はある。 自分自身は働いているし、どちらかというと本も読んでいる方なので、そうかもなぁ、くらいな感じ。

    1
    投稿日: 2025.01.06
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    非常に読みやすかった。 確かに「花束みたいな恋をした」の麦くんのセリフは私も頭を殴られたかのように覚えている。また、読みながら宮崎駿が言った「僕は仕事のしすぎで気がふれることは誉だと思ってたんです。けどなってみると何のいいこともない」というセリフが後半チラつきました。 エーリッヒフロムの「自由からの逃走」を読み「本当にやりたい事に向き合わず、社会の欲望や理想に流されて安定した職についたな」と自覚した後に本書を読むことが出来て良かった。 ライフワークバランスがいい、半身で働けそうな会社を自分で望んで選んだはずなのに、同期が自分より遥かに残業していると焦る…。「全身全霊」で「自己実現のために」働いている姿がカッコよく見える…。まさにそんな時期にこの本に出会った。 全身全霊で働くことで「本当にやりたいことはなんなのか?」という自己への問いかけから逃げたいのかもしれない。 私は「自分の本当にやりたいこと」として仕事を選んだわけではないものの、ある程度出世意欲もあるので(というか出世することで仕事を好きになりたいと思っているのかもしれない)、その分他者からの評価が気になる。そして私を評価する人の殆どは「全身全霊で働いて今の地位を築いた人たち」だから、半身で働きながら出世できるものなのか、余計に彼らの目が気になる。 半身で働くことの理想は理解できるし、そうでありたいと思って働き始めたが、意外にも私の中に「全身全霊」や「上昇志向」への憧れと称賛の感情が根強いので、実行するにはかなり葛藤があると思った。

    1
    投稿日: 2025.01.06
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    日本の労働と読書の立ち位置の歴史から現代人の読書する時間のなさという問題にメスを入れている。 スマホ等のファスト教養=欲しい情報のみ 読書=欲しい情報+偶発的、意図しない「ノイズ」 という構造を理解した上で、また現代人が労働に抱いている価値観を理解した上で、読書に向き合うことがまず第一歩。

    2
    投稿日: 2025.01.05
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    話題の書。 買う気はなく、評判だけ聞いていたが図書館にあったので借りた。 新書というだけで読む心理的ハードルが上がるが、私の後にも借りる予約をしている人がいる。返却を延長出来ないのでそれまでには読もうと、いつも以上に気合いが入る。 昔、本を読む時は音読が主流というのは知っていたけれど、それが明治まで続いていたなんて知らなかった。 最近「人間学のすすめ」というけっこう昔の本に目を通しているが、大変読みにくいと感じるのは自然な感覚だったのか。 前に古事記を読んだ時に、昔の言葉の音の響きを感じたくて最初から音読するつもりで読んだことがある。あれは自然な対応だったのか。 今になって納得した。 人間学のすすめも、その他にも読みにくいと感じた本は声に出して読むようにしていたが、それも当然のことだった。 今度からは明治以前の出版本の場合は意識して音読しようっと。 図書館が各地方に出来たのが割と最近で驚いた。 父方の祖母が大正生まれだから、その頃に図書館が増えたのか。 この本とは別の話で、私の親は軽度毒親で、それは地頭の悪さから来ていることも原因の一つだと思っている。 地頭の良さは遺伝が半分、環境が半分と聞く。両親のどちらの祖父母も田舎育ち、話を聞く限り、地頭は低い部類だと思う。 大正時代とか、今より公共整備が整っていない時代に自分の知らない世界を知ることは相当難しかったんだろう。 当時でさえ、初めはインテリ層がようやく好きな本を選んで読めるようになったというのだから。 遺伝で半分決まり、環境も自分で変えられないときたら、両親、そしてその祖父母がああいう人物だったのはものすごく納得出来る。 そして、当時頭が宜しくない人(発達障害や知的障害なども含む)が、今目の前にある現実以外の世界を知ろうとすることは、そもそも地頭が良くないとそんな発想すら思い浮かばないし、浮かんだとしても本もろくに読めない環境なら、人間として変わる、変えるきっかけなんて無いまま生きることになるんだろうな、と感じた。 なんか全くこの本の主旨とは違うところで思いを馳せることになった。なんだこれ、おもろい。 タイトルの答え回収。p176辺り。 ノイズ、と言語化されてしっくりきた。前々から違和感は感じていた。 YouTubeて本要約チャンネルが流行ったり、オーディブルのような聞く読書が出てきたり、電子書籍が普及したり。 どれもネットと同じ、情報としてしか見ていない。 本を読む、それだけで1人の人間の話を聞くことになりうるし、今と全く違う世界を体験することになる。 働いていると、怖いもんね。そんなこと。 1日8時間が正式な労働時間のように思われてるけど、8時間は長すぎるよ。5時間しか働いていない私でさえ、生活を維持しながら本を読むことを含めたやりたいことをやるには時間が足りないもの。 理想は、働いている感覚がないほど自分にマッチした働き方をするか、短時間で高額稼げるか。どちらも雇われたと無理なんだよなぁ。 本を情報のひとつとして見るのは、結論を急ぐ空気からも感じたこと。 この本で言うなら、なぜ働いていると本が読めなくなるのか?の問いに対する答えは何ページに書いてあるの?ってことを気にする人がネット上を見てると多いなって感じる。 ブクログの感想でさえ、感想を書いていない人がいる。 私は自分が読んだ本を他の人はどう感じたんだろう、って気になるから、ネットで他の人の感想を読むの楽しみにしてるんだけど、特にビジネス書なんかは本の内容をまとめた文章しか書いてない人がいて、それを見るたびにがっかりする。 いや、あなたはその本を読んでどう思ったの?って、そこが知りたいのに…って勝手に。 他の人の感想を見ることで、ほう、そんな受け取り方もあるのか、とか、そこが気になるのかー!とか、1冊の本を1倍以上楽しむことが出来るから。 動画でも、音声でも、テキストでも、文字の羅列は新世界を味わうものではなくてその時の自分にとって必要な情報を得る手段になってる。 それがこのタイトルの答えだと思う。 昔、スプートニクの恋人だっけ?ノルウェイの森だっけ?どっちかを読んだ時に、1週間くらい意識がポケーっとしてた。物語の中に漂ってて。 純文学?とか衝撃の強い小説とかを読むと、日常生活がままならなくなってしまう。だから、本を読むが出来なくなるのは分かる。本を読んだくらいで、いちいち仕事が出来なくなるのは困るもんね。 でも、本は読みたいよなあ。 まえがきと第7章以降に急に口調が砕けて、なんなんだと戸惑う。間の硬い分析の文章はどうした。 時代別に文脈を分析して遡っていって、働いていると本が読めないのはなぜか?の理由を探っているように見せかけて、めちゃくちゃ半身で生きることを推奨してくる本だった。 うん、考え方としては同意よ。 ただ、週3の例えば5時間勤務、とかだと、私の働いている職種だと給料が安すぎて生活出来ないんよ。 半身社会を実現させるなら、最低賃金を2000円とかに上げてもらう必要がある。それかベーシックインカム。 賢い人、要領がいい人、ツテがある人、若い頃に努力してきた人なんかは時短でも充分生きていけるくらいの収入を得られるだろうけど、そもそも努力が出来ない事情の人も大勢いる。 そういう人が立ち直るまでには、最低賃金を上げるよりはベーシックインカムの方がいいのかなあ。 私も理想は半身で生きること。

    1
    投稿日: 2025.01.05
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    色々なソースをもとに内容を膨らませてくれるので、割としっくりくる内容。同い年なので応援したい気持ちが芽生えました。 何事も「半身」で取り組むといいみたいです。 僕は「適当」に取り込もうと思います。

    2
    投稿日: 2025.01.05
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    全身全霊ではなく、「半身」で働くことを目指す本。 働きながら読書ができる生活とは、労働と文化が共存できる、「余裕」のある生活。 現代は新自由主義の時代であり、自己決定•自己責任の名の下に自己の行動を変革していくことを重視する傾向にある。そのため、知識や他者の文脈を得る「読書」は遠回りでノイジーであり、手っ取り早く求めていることを知ることができる「情報」が重宝される。 だけど、他者との関わりなしに生きることができない私たちは、他者の文脈を知ることなしには豊かさを享受できない。「読書」などで自己とすぐには結びつかない教養を求めることが、自身が文化的な暮らしをすることを助けてくれる。 労働と文化が共存する世の中にするために、 徹夜で働く人のことも、バーアウトするほど熱中するクリエイターのことも、恋愛もせず一心不乱に球を追いかける高校球児のことも、賞賛しない私でありたい、と著者は訴える。 私自身、仕事と子育てと、家事と夫婦生活と、友人との時間と趣味と、ひとり時間を「半身」で楽しんでいる。 全身でない人を責めたくない、全身でない自分を見下したくない。 だからとても心に沁みた一冊。

    2
    投稿日: 2025.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    想像以上に内容が濃く、めちゃくちゃ面白かった。その時に流行った文化(映画やドラマや本、SNSや流行語)から、歴史的背景を読み取るような考察が大好きなので、具体例を挙げつつ読書史を振り返ってくれる内容に感激。 タイトルから想像するライトな印象よりもだいぶヘビーだったけど、決して読みにくい訳ではなく、期待以上という印象。 情報は、知りたいことだけを得る行為。 読書は、知りたくないことも得る行為。 強制されていなくても自ら頑張りすぎてしまう新自由主義的な現代社会では、すぐ自分の役に立つか分からない知識までを受容する余裕がない。 こうした社会は常に「全身」で挑むことを美徳とするが、それはオーバーワークによってメンタルヘルスを蝕む病を増産してしまう側面を持つ。 だから、全身で仕事に身を費やすことや無理することを称賛するのは辞めませんか? 今すぐに仕事を全力で頑張らなくすることは現実的に難しいと思う、でもせめて無理して頑張ることを美徳としない意識を持ちませんか? そして持続可能な本が読める社会、(余裕のある社会)になればいいな。 ということが著者の主張だと思った。 難しい過去の著作の文章などを引用しながら、それを分かりやすく解説してくれていて、重厚な内容なのに読む苦労みたいなものをあまり感じずに読み進められた。とても面白かった〜! 著者の他の本も作中に出てきた本も色々読んでみよう。著者が望んでいる読書する人や機会が増えること、私も著者のおかげでまんまとすることになりそうです。

    3
    投稿日: 2025.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本書は自分が読書をする理由を言語化してくれた気がします。 前半では社会情勢と読者層の変化に応じた読書の位置付けの変遷が説明されており、私が自己啓発目的で行う読書と近いものを感じました。 後半はメディアの登場による読書の効能の再定義かと個人的に理解しました。単純に忙しい日々において読書時間を確保するだけでは読書はできず、自分が欲しない情報を敢えて浴びるマインドがセットになるということは納得です。 本書をきっかけにして、多様な気づきを得る楽しさを期待して読書習慣を始めようと思います。

    0
    投稿日: 2025.01.05
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    まあ、言わんとすることはわからなくはないが、、 読書が大衆の娯楽では無くなってきたということと、娯楽が増えたということなんだろうなと思っている。

    1
    投稿日: 2025.01.04
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    タイトルの"なぜ働いていると本が読めなくなるのか"に対する理由だけでなく、どうしていったら良いのかという著者の考え方もしっかり書かれていて良かった

    3
    投稿日: 2025.01.04
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    歴史考察が中心です。この点、私が期待していた内容ではありませんでした。 仕事と余暇のバランスをとることは、なかなか難しいですね。

    1
    投稿日: 2025.01.04
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    最初にベストセラーになっているのを知ったときは自己啓発本の一種かと思ったが、そう思うような感覚への筆者の分析、主張があり、学びになりました。 文脈増やしていきたい派。

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    投稿日: 2025.01.02
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