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みどりいせき
みどりいせき
大田ステファニー歓人/集英社
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総合評価

116件)
3.5
17
32
42
7
5
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    これも一つの中毒なのか、読み進めると読みやすさすら覚える文章。 中々、引き込まれて読み進めました。 でも最後の方、話が解決しないまま終わっちゃったけど、それも一つの終わり方なのかな。

    1
    投稿日: 2025.12.23
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    著者の受賞スピーチや特有の言葉の使い方で話題になった一冊。タイトルや表紙、著者のピースフルな様子に惹かれて購入。 みずみずしい生き方に触れて、心が少し晴れやかになるような、ほろ苦い感じがするようなそんな一冊でした。

    1
    投稿日: 2025.12.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この文章読みづらいからダメとかこれが今時の若者の文章?意味分からないみたいな感想良く見るけど、なぜ買ったんだ?話題作ってだけで? 革命って感じでええやん。この感じで一本小説を書き上げるってすごい…し新しさへの挑戦って感じが良いし、これがちゃんと評価されたのもアツい。 確かに最初は読みづらいってびっくりしたけど、途中から慣れて、なんなら読みやすく感じて物足りなくなった。笑 あと冒頭こ春のベソって所でうお、めっちゃポエムと思ったら春はちゃんと登場人物の名前で、ギミックがあるのが良かった、舌鼓を打った。 登場人物同士で恋愛とか性の匂いが一切しないのも良かった、ちゃんとお互い人間として認め合ってるのが、薬やっちゃってるけど進んでるというか、本当にビートルズみたいにもう先行きすぎて薬やって自分を見つめ直すしかない境地まで行ってる高校生達、と感じれる。 あと日本の文章ってすごい、あの薬きまってる時の文体、どんだけとっちらかっててもちゃんと上下左右のルールに則っててちゃんと読める、のが良い。

    0
    投稿日: 2025.12.16
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    文章が読みずれ〜〜〜!!! 地の文は状況を説明する力が弱くて、ベロベロに酔っ払ったときのモノローグをずーーーっと読んでいるみたい。句読点もない。 例えば突然登場した「ペニー」という単語が色も形もほとんど説明されないまま、ただペニーと書かれる。(スケボーの名前らしい) 主人公が知ってることは当然こちらもブランド名込みで知っていることを求められるので、時代や地域、年齢性別社会的所属が違うともう、ちんぷんかんぷんになる。 こんな文章でも読めるものなんだなぁ。 そして、なんか登場人物全員が頭悪そう。 主人公は学校すらまともに行けてない。 クビになったバイト先でも変に反抗的。 頼れる大人がいないから、近くの女の子に「立たせて〜」と甘えようとする。男友達もいない。勉強もスポーツもしない。家事もしない。責任感が皆無で罪悪感もない。 で、勘も悪い。それ、明らかに薬物やで。 母親は料金滞納で家の電気を常習的に止める。 そんな状況なのに、子供にぽんと一万円小遣い渡したりする。当然ご飯も作らない。 父親がいないようだが、まずは生活の安定を目指すべきだろう。中年女性なのに言葉遣いもおかしい。 学校は染髪、スケボーの使用を取り締まらない。校外学習で生徒が合流出来なくても連絡なし。挙句校内で薬物売買横行。 主人公の幼馴染の春。1番登場する人物で、多分女の子で、昔一緒に野球やってたみたいだけど、「友達」とも認めてくれない。 まともなキャラクターがあまりに少ない。 まだ高校生でこの環境とは酷い。 でもどうして彼らは薬物にハマってんのかな。 居場所がないから? 1ページごとに読み進められなくてため息が出た。

    0
    投稿日: 2025.12.05
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    闇バイトの巻き込まれる高校生の話。 文体が独特で彼らの周囲にある暗さが認知しづらいんだけど、現実に闇バイトに手を染めてしまう人達の周りも明度が私たちと変わっているのかもしれない。

    0
    投稿日: 2025.11.07
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    話題作だったので読んでみました。 が、意味が分からな過ぎて、これが日本語?!著者は現国習ったよね?TVだって見てるよね?!ご両親と会話してるよね?!と頭が??だらけになり、これが本当の今どきの高校生の実態だとしたら、意思疎通が図れない、と途方に暮れそうになりました。 が、我慢して読み進めてゆくと、なんとなくニュアンスがつかめてきて、要約は出来ないけど意訳は出来るようになってきました。不思議過ぎる。 要は、主人公の高校生が昔の友人と再会し、薬物の密売に巻き込まれてゆくお話でした。 こう書くと犯罪小説ぽいですがそうではなく、軸はあくまで青春。 思春期のエネルギーがモクモクしてるのに発散できない感じとか、刹那的に生きるしか選択肢がない感じとか、まあ上手く表してる気がします。 薬物体験のところは、追体験した感じとは言わないけど、浮遊感とかはすごくて目が回りました。 まあ、褒めてるレビューになってしまったけど、この手の本をまた読みたいとは思わないかな。

    5
    投稿日: 2025.10.25
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    金原ひとみがテレビでこの本を手にしながら、「最初は読めるかな?って思ったんですけどだんだんとそのドライヴ感になってきて…」と言っていたのを見て、金原ひとみが最初難色を示す文体とは?と興味をひかれて絶対に読もうと思っていた 新しめの日本語で繰り出される文体に引き摺り込まれるようにして一気読みした sheでもheでもなくthemかもしれない登場人物がいたり、読み手に選択肢を広げているあたりが令和っぽい グルーヴやバイブスを感じる単なるリリックではなく「文学」としての言葉がこの一冊にはあると思う   新しい日本語で新しい文学を体感できて幸せに思った一冊   著者についてこれからの活躍に期待したいし、人としてどのように成熟してゆくのかも気になる一冊だった

    12
    投稿日: 2025.10.13
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    みどりいせき/太田ステファニー観人 読了 2025.09.20 友人が勧めてくれた本。ラッパーが取った文学賞。文体が軽く、他では中々ない読み心地だった。 冒頭でペニーボードが出てきて、すごくびっくりした。自分も日常的にペニーを使っているから。 自転車に掴んで移動するシーンがあって、これは自分もやるからニコニコしちゃった。白線の上だと気持ちよく滑るから楽で、悪路だと太ももガクガクになるんだよな。プッシュするとき空気椅子みたいに太もも曲げるから結構キツいので、自転車に掴んで直立状態で進むのはかなり楽なんだ。サドルの裏に指を引っ掛けるか、荷台があればそこを掴む。ブレーキやカーブはゆっくりでお願いします… 自転車の前カゴにペニー入れると、小さな段差でもかなり跳ねる。手で押さえてないと落としちゃうから注意が必要。そういうシーンを頭の中で補完して読んだ。自分の日常によって小説の解像度がより上がる瞬間は、他の読者は得られない経験だろうと思うと一層特別なものになる。 感想。心象と風景をリンクさせてるのが心地よくて、重たいこころを書き表すのがうまくて、登場人物みんなワルいやつらなのに嫌いになれない。 やってることを悪いことだと思ってないお気楽な頭が高校生って感じがして、浅はかなお子様さと大人の目を盗んで悪いことしたい年頃が出てて良かった。「子供じゃない」って思ってるうちは子供なんだろうな。 途中わかりやすい展開がなくてすこし読みにくいと感じたけど、桃瀬への共感が高くて、些細な一文でも良いなと感じるところを読めただけでかなり嬉しい。 あまりにも軽い文体はちゃらんぽらんなようで知性がないと書けない要素も含まれていて、これはラップに通じるものがあると感じた。薬物でラリってる表現を本としての魅せ方が面白くて、飽きさせない読書体験だった。 (ラリるシーンは『永遠も半ばを過ぎて/中島らも』もおすすめです) 【以外、ネタバレを含みます】 終わり方が収束してないのが少し残念だった。 この先たぶん明るい展開なんてなくてまず間違いなく捕まるし、お母さん可哀想だし、薬断ち切るの難しそう。 まどかさん無事なのかな。他の仲間はどこまで捕まっちゃうんだろう。春の足の怪我は大丈夫なのかな。 最後のバレてるって展開を無しにするとか、ギリ回避できましたとか、椎名林檎「長く短い祭」のMVのラストみたいな捕まることを匂わせて終わりか、数年後をエピローグにするとか…なにかもう一個欲しかったな… でもジャンルでいうとこれは純文学だし、オチないといけないルールはないから、これでいいんだと思う。 はじめの方で静さん(春のにーちゃん)はいま何してるの、に対して農家って答えてて、終盤でそういうことか!ってなったのは気持ち良かった。 これがデビュー作か…!次作が刊行されたら是非読みたい。 第37回三島由紀夫賞受賞作 第47回すばる文学賞受賞作

    1
    投稿日: 2025.10.07
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    読むドラッグって生まれて初めてで、最初めちゃくちゃ読みづれえなこれと思ってたら面白くてどんどん読み進めて2時間足らずで一気に読んだ。 特に紙食うときのみんなの台詞や思考が秀悦!今まで見たことないページの使い方で感動した。 こんな高校生活を送らなくてよかった、って思ってしまうけれど、みんなそれぞれの描かれていない事情があったり、若さ故の好奇心があったりするんだろうな。 みんなも、ドラッグとポリには気をつけようね

    1
    投稿日: 2025.10.07
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    表現力がえげつない。ドラッグミュージックはあっても、ドラッグをヒットした時の感覚がありありと伝わってくる文章表現は初めてで新体験。おすすめ。

    0
    投稿日: 2025.08.12
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    8/2 読了 最後の半分くらい、一気に読んじゃった 最初はなかなか文章が頭に入ってこなくて、体に馴染むまでに時間がかかった。 でも馴染むと爆速。読む手が止まらない。 野球も闇バイトも全く縁のない人生で、野球のルールわからなさすぎて、出てきた野球用語を調べながら読んだ。 縁がないのになんか共感できるし、なんかまぶしかった。 真夏の日差し、茶色い砂の校庭、体育座りで砂にまぎれた小さいガラスみたいなやつを集める時間。 手を後ろに置いてぼーっと空を見てると、だんだん手に砂の跡がついて痛いんだよね。鮮明にその痛みを思い出した。 暑くて眩しくて、授業中先生の話聞くとき、近くに生えたちっちゃい草抜いてる子とかいたな。 懐かしい、小学生の時の記憶がどんどん蘇ってきて、眩しくなった。 みんな犯罪はしてるけど悪い人じゃないし、むしろ私はグミ氏と先輩に恋しちゃいそう。 犯罪せず健全に生きてる私より、全然キラキラした大事な時間を過ごしてるように感じた。 愛とか絆とか、私も割と主人公側で冷めて考えちゃうけど、あんまり美化したものじゃなくて、こういうのも愛や絆と呼べるよね、って思った。 キラキラしたエピソードや素敵な人柄が作るものじゃなく、どんな場所でどんなことしてても、人が集まればそこには愛や絆が生まれるものなのかもしれない。 集団意識や思いやり、小さな気遣いを、愛とか絆とかいう大げさな表現にしてるだけで、意識せずとも、人が集まればそこに存在していると思った。 まあでもいいとこしか書いてないわな 実際はこんなキラキラしたことだけじゃないよ。きっと。 もう私は大人になってしまったから、この子たちの将来を憂いてしまうし、あまり書かれない背景を想像して憂鬱になるよ。まだ子供のくせに何言ってんの、って思うところもある。 子供だけど子供じゃない微妙な年齢だからこそ、大人の私としては葛藤があった。 愛とか絆とかも、結局は愛着障害の子供たちが仲間意識を持ってるだけで、きっとこの子たちが大人になるにつれて、少しずつ形が変わっていくと思う。 でも、それでも、私は主人公の感覚を肌で感じるように読めたし、その感覚はきらきら輝いてるものだった。この子たちはこの子たちなりに今の環境や周りの子たちを大切にしていて、それは嘘じゃないはず。 大人の私が顔を出すと複雑だけど、そうじゃなければ晴れやかな気持ちで終われたし、結末がどうなろうと、あのみんなで過ごした時間は、いつかのこの子たちを救うことがあるかもしれないな、って思った

    6
    投稿日: 2025.08.02
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    本普段から読む人向けというかなんというか 勢いで書いたように見えてそこには確かな文体があるみたいに言われてたけどそもそも勢いをどこから感じたのかがよく分からんよく構成されてる

    1
    投稿日: 2025.07.16
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    正確には「読み終わった」ではなく「途中で辞めた」。つるつる読めたけど、良さがわからなかったな…残念。

    1
    投稿日: 2025.06.23
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    チャラい文体でありながら充実した内容と薬物が文学的に充填された青春小説でした。 かつてバッテリーを組んでいた2人を囲む人間関係や三多摩エリアのリアリティに加えて、この時代にしかない言葉を楽しめる書籍でした。 ふとした拍子に、もしや古文を読んでいる?と錯覚する雰囲気はこの作品ならでは。忘れたころにまた読み返したくなる一冊です。

    18
    投稿日: 2025.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2023年、すばる文学賞を受賞、2024年に三島由紀夫賞。 生々しさが際立つ文体。 でも現実の方が酷にちがいない。そう思うと痛々しいです。 読後感は、よくない。内容を知っていたら読みたくはないお話。 それは時事でもそうですね。自分のリスクにかかわっているとなるとどうしても情報を確認しないといけないけれど、できれば明るい前向きな情報に触れていたい。 純粋な読後感は、 もし自分よりも弱い立場にある人がいても、その弱さに付け込んで境遇をもっと悪くするようなことはしてはいけない、という法則があったら、と思った。

    0
    投稿日: 2025.06.08
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    雑誌で見つけて、テーマが面白そうと思って図書館で借りました。 流れるような文章で、ちょっとついていけなかった

    33
    投稿日: 2025.06.08
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    ブクログおすすめで知り図書館にて借りてみました。 読後感に余韻が残っています。びっくりしたなぁ。 読んだことのない文体に理解できないけど、妙に引き込まれ、内容が分かりだすと慣れて、後半は一気読みでした。 この個性的な小説は初めての体験です。 『おんなじ秘密を抱え合った別々の人間』文中にあった、この言葉が私のなかではしっくりきて、ラスト涙腺が緩み、最後までよく読めたと自分に感心。 文章も内容もびっくりしたのでした。 第37回三島由紀夫賞受賞作 第47回すばる文学賞受賞作

    24
    投稿日: 2025.05.05
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    図書館にて借りる、第694弾。 (京都市図書館にて借りる、第159弾。) 現代の若者が描く純文学、といったところ。 とっつきにくく、文体に馴れるまで時間がかかるし、読む人を選ぶ作品。 金原ひとみ、川上未映子が推していることからもそういうことだと分かる人にはわかるだろう。初期、川上未映子作品のテイストに近い。 つまりは、苦手だった。が、最後まで読んでみようかなという気持ちになっただけ偉い。 星は3つ。3.0だな。

    1
    投稿日: 2025.04.10
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    誰か忘れたけれど、とてもオススメされたので読んだ。 スマホで単語を沢山調べました。 うーむ、合わんかったなあ。 「オニツカのラインみたいな手相」という表現だけが好きな箇所。 でも、このような新しい感覚の作品は、私みたいな世代に良いと思われない方が良いのであるのだ。

    8
    投稿日: 2025.04.07
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    どこで区切るん??何の事??って諦めかけてここに来たら、読みにくいけど慣れてきてって事だったので最後まで読んだ。 僕は横綱だな、一人相撲界の。 〜あたりまえのことに浮き足立った。

    1
    投稿日: 2025.04.05
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    あらすじや口コミなどをあらかじめ読んでいたので、「読みにくい」ことを覚悟して読んだからか最後まで読めた感じ。 言葉や表現が、若者言葉?で、初めの方は全く何言ってるのか分からずだった。中盤あたりからは、内容がつかめてきたが、薬を使った後の様子などもあり、じっくり読むのが辛く、読んでるだけでしんどくなりそうだった。でも情景はすごくリアルに感じた。 読んでいてなんか息苦しさをおぼえる、でもほんとにこんな風に若者は、闇の世界へと引き込まれるんだろうかと怖くなった。

    1
    投稿日: 2025.03.20
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    帯につられて手に取ったけど、全く私には刺さらなかった・・・。 文学賞を受賞しているし、評価されているようですが・・・。 高校生がクスリの世界に足を突っ込み、ゴタゴタコワイ世界に巻き込まれていく話。 ハイになっているシーンとか、読むのが辛い・・・。 ″青春小説″と紹介されていたけど・・・うーむ。

    1
    投稿日: 2025.03.02
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    追手門学院大学図書館 蔵書検索OPACへ⇒ https://lib-opac.otemon.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2000661158

    0
    投稿日: 2025.01.29
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    独特な言い回しが続き、最初は何の話をしているかサッパリわからなかったんですが、なぜか読み進めるうちにだんだん理解出来るようになってきて、そのうち景色がありありと浮かぶようになってきます。 これってもしかして「みどり、いせき」ではなく「みどりい、せき」と区切って読むのかな…? 新しい令和の純文学とどこかで紹介されていましたが、まさにそんな感じです。

    2
    投稿日: 2025.01.14
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    タイトル「緑、遺跡?」と思っていたので中身を読んでから、大麻の話なので恐らく「緑い、咳」だろうと推測。固有名詞が説明なしでぶっ込まれるので、ペニーとは?はるって男?等々疑問は浮かぶけど、文体のフロウに身をぬだねる読書体験は唯一無二。文章や小説はこうあるべきという考えを自然と持たされていたと言うことに気づく。 特に秀逸だと思うのは色彩表現で、はっと情景が浮かぶような文章が不意に放り込まれ、頭の中に勝手なビジョンが浮かび上がる。 一昔前の不良は明確に大人に反抗してワルやってやるっすわ!て感じがしたけど、現代の若者はとりまの感覚でピースフルに大麻を回しのみする。という現代の若者のダル感とどうしようもない閉塞感と仲間との平和みがすごくフレッシュにパッケージされていると思う。快楽といえばセックスに結びつきそうやけど、ピースにチルりたいんで✌️(ぎゃるぴ)て感じで性の話が全然出てこずウチらダチっしょて感じなのも、なんというか今っぽい。 装丁も中身にピッタリでイケてる。

    6
    投稿日: 2025.01.12
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    はじめは文体ちょっとくどいかも、、こういうの好きそうな人に刺さる感じかな、、と思ったけど、 とんだ感覚とか脳みそ垂れ流しのような言葉の積み重ねにだんだんと順応して、最後は一気に読んだ。 初めは文体にばかり注目してしまうが、だんだんと感情や感覚が乗ってきて、新しい文学といわれることに納得した。

    1
    投稿日: 2025.01.11
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    「初めて聴くジャンルの曲をリズムの乗り方もわからず聴き始めたけど、なんとなくノリ方がわかってきて、その度食らって1人で笑っちゃうとき」みたいな感じ

    6
    投稿日: 2024.12.31
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    読みにくい!と思ってたけど、どんどん楽しく泳げるようになっていって、わからない言葉は検索しながら読んでたら、本当にテレグラムに誘導されて買えるような事が分かって、現実と繋がって楽しかった。 若い男女が出てきても恋にならないの、すごい良い。 全体的にジェンダーレスで、今風だなー。 若い人が読んだらもっと親和性凄そう。 マリファナとの付き合い方、自分が若い頃と大して変わってなくて、あの頃紙だの草だの言って親しんでた人たち今何してるんだろう??

    2
    投稿日: 2024.12.15
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    こういう人のために小説ってあるんだ…と思った。作者の表現力、言葉選びがすごい。これぞ小説、これぞ文学。

    2
    投稿日: 2024.12.08
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    ぶっ飛んでるって前評判だったけど、文体というか現代高校生らしき会話、単語の組み合わせは語呂がよくて読みやすく、独白部分もなんだか太宰治の「女生徒」あたりを連想させた。主人公のナイーブな感情の表現はポエムのようで、急に文学的なワードチョイスな部分もあり、若干違和感を感じる部分もあった。全体的にはなんということのないエピソードなんだけど(いやまあ高校生がコレやってると思うとなんてことはあるのだけど)、エピソードというより若者をこそっと垣間見ることができた気にさせてくれたってことは、意外と幅広い年代に受け入れられる真っ当さがある作品だと思えた。個人的には馴染みの吉祥寺界隈が目に浮かんで、妙なリアル感があったのも作用しているのかもしれない。

    17
    投稿日: 2024.12.06
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    現代的な喋り言葉をそのままおとした感じの文章で、最初は読みにくいなぁ、内容が全然頭に入ってこないなぁと思いながら読み進めていたけど、最後にはスラスラ読めるようになってるから不思議。いい頭の運動になった。 物語に特に目新しさはなかったし、キャラも惜しい感じだった。

    1
    投稿日: 2024.11.21
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    またタイマと友情の話だった。わら。 この間読んだオールグリーンズもタイマと友情の話だったな。こっちの方が疾走感はなかったけど、しみじみいい話だった。青春っての? 小学生時代の友情が尊いし。 キマった時の描写は純文学っぽい、ていうかちょっと詩的だもんな。カンナビス小説。

    4
    投稿日: 2024.11.16
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    文体?に慣れるのに割と時間かかった、! 闇バイトに焦点を当ててるのか、若者の「居場所」に焦点当ててるのか、もしくは両方なのかもしれないけど、その視点で書かれているものは読んた事がなかったので新鮮だったし等身大に感じることが出来た。これが令和の純文学なのだろうか

    2
    投稿日: 2024.11.11
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    みどりいせき、そういう意味だったのか! 春が女子だと思ってたけど、途中で変声期って出てきたから男子だったのか!と気づいて、でもやっぱり女子だったらしい? 混乱してます。まあどっちでも話は変わらないけど。 話し言葉楽しかったけど難しかった。

    6
    投稿日: 2024.11.01
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    読みはじめは、なんだこの文章…!?となったけど、脳内にラッパーを召喚してリリックを刻む感じで読むとスムーズに読めました。新しい読書体験。 すばる文学賞のスピーチが、センス爆発しててよかった。

    1
    投稿日: 2024.10.26
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    最初ノリが謎で???ってなってたら途中からグングン引き込まれて久しぶりにこんな読書体験した気がするみんな読んでくれ…

    0
    投稿日: 2024.10.21
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    文体や世界観がよく言えば新鮮でしたが、読むのには難儀しました。 経験のないことや知らない言葉で戸惑いも多く、以前、挫折して読み切れなかった「ライ麦畑でつかまえて」を思い出しました。

    0
    投稿日: 2024.10.18
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    「春が二階から落ちてきた」という伊坂幸太郎さんの『重力ピエロ』の冒頭を思い出した冒頭。 “ギャルピ”やらきゅん、ぴえんが出てくる高校2年生主人公の思考回路。 こいつうざい!思考回路がうざい!うざすぎるほどにめちゃくちゃわかりみすぎる!!! あたまんなかぎゅるぎゅるなってるかんじがわかりみがすぎる!! あったま悪そうな雰囲気を出しつつ、それだけじゃない。この主人公はバタフライイフェクトを理解しているし、宇宙の成り立ちから四十六億年前に地球が出来て、五百万年前に人類が二足歩行をはじめ、殺し合いの果てに世界大戦をして、、、なんて思考回路をしている。 私自身がバラフライイフェクトについて、高校の英語の授業の長文で読んで知った、理解した記憶があったので、こいつ高校2年生として等身大だし若干厨二病を引きづってる、完全に黒歴史野郎。 ラストのまじでラリってる、飛んでるところでは、ほんとにこのまま○ぬんじゃないかと思った。 …なんて、読了直後なので若干地の文に被れた感想になりました。 「緑 遺跡」だと想像して読み始めましたが、「緑い咳」だな、これは。たぶん。

    10
    投稿日: 2024.10.17
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    とにかく若者言葉が多すぎる!!!バイブスって聞いたことあるけど使ったことないよ!笑初めて読む文体を目の前にすると読みづらくて内容もあまり入ってこないと思ってしまうのだと最初は思った。が、春と再開した辺りからステファニーさんに慣れたのかスラスラ読めるようになり一気読み。ノンフィクションなのに薬物をやっている場面がどうにもリアルで少しビビっちゃった。❁マークからのひらがなしかないシーンはいつの間にか口ずさんでいた。なぜだ!?主人公が闇落ちしたように見えたが本人的には新しい居場所を見つけ、彼なりの青春を謳歌しているのか。出てくる登場人物の名前も超キュートで現代的な名前ばっかで小説の新感覚!面白かった!多分小説あんま読まないZ世代も楽しく読めるよ! という感じでファニーちゃんこと大田ステファニー歓人さんに少し真似て書いてみたが中々この構文で表現するのは難しい。小説の表現の仕方は無限に存在するのだと改めて固定概念を覆された一冊だった。

    1
    投稿日: 2024.10.15
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    読み始め: なんだこの文体は????何言ってるか全くわからんこれは日本語か???? 中盤: なんか癖になってきたな、題材も面白いかもしれない、この言葉ずっと浴びてられるかもしれない 読み終わり: なんだったんだ?????

    0
    投稿日: 2024.10.15
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    馴染むまでの時間、黙ってつらつら読み下していればなんてことない話で、自分が好きで書く文章の言語感覚が近かった。文字にして伝わりにくいことや、春やまどかの性別、女の子3人のあだ名や本名もそうだし、春の利腕などかなり読者への信頼感というか読めばわかるという部分に対しての説明の少なさが好みだった。登場人物のメンタリティも含め楽しく読めた。

    2
    投稿日: 2024.10.13
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    すばる文学賞の受賞の会見動画を見て興味を持ち、手に取った。 文体は現代の若者(ギャル語?)の口語体で、他人の思考がどんどん自分に流れ込んでくるような感じが「乳と卵」みたい、と思ったら著者が「すばる」のインタビューで影響受けたって言ってた。 読み始めて最初の一章目は3回くらい読み直したけど、そしたら慣れてきてあとはもう勢いでどんどん進められた。 大麻売買についての専門用語とか特に説明はないからよく分からなくて、たぶん主人公と同じくらいの理解度。 そのうちになんとなく単語の意味が分かってきて、徐々にやってることへの解像度が上がってきてこっちも怖くなる一瞬がある。多分ももぴも同じとこで怖くなってる。 でも、なんかそんなに悪いことやってる感じがしない。仲間同士大切にし合っているし、他人を傷つけてもいない。ぶっ飛んでてもダークな感じがしない。 ももぴ、たくさん考えてるけどずっとぐるぐるしててその後のとこまではっきりイメージできてないからかな。 これも一種の青春小説と思った。 読めばタイトルも正しく読めるようになる。

    0
    投稿日: 2024.10.11
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    主人公の桃瀬は、野球でバッテリーを組んでいた友人と再会するが、彼女は実は高校生のプッシャーとして薬物を売り捌いていて、だんだんその仲間になっていく。 基本的に口語で文章が書かれており、独特なスラングも多用されていて高校生の会話に混ざったような不思議な感覚で読み進めていく。バイブスに馴染んでくると読みやすい。トんでるときの頭がふわふわになったような感覚を、ひらがなを多用したりわざと文字の間に空白を入れたりして表現していて表現唸る。 本当に最初が入りにくいし何を言ってるかわからないけど途中からスッと読みやすくなるので諦めずに頑張って。

    2
    投稿日: 2024.10.08
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    これすばる文学賞か〜〜! 話し言葉を書くのうまい、言語化も、言語化しないこと(著者でいうところのバイブス)を書くのもうまい、文章力も展開もいい、けど、題材が……。 わからない世界のことは評価のしようがないし、わかるともわからないとも言えないから最大評価になってしまうのでは?と思ってしまうのは穿った見方過ぎるのだろうか。国が違えば文化じゃん、って言うならサティーもそうなる?高額で売りつけてる時点で愛を配ってるわけじゃないよなあ……。

    0
    投稿日: 2024.10.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すばる文学賞受賞作、三島由紀夫賞受賞作。 audiobookで聴いた。 最初、文芸誌で冒頭部分だけ読んでいたら、寝る前に読んでいたのもあって、文体が頭に入ってこなくていつのまに寝落ちしていることが何回かあった。同じところを3回くらい読んでも結局ストーリーが頭に入ってこなくて挫折した。 audiobookで聴いたら、確かに最初の方はストーリーが追えなくて、今何を話してるのかわからなくなることが多かったが、そのまま聴き流していたら、高校生の主人公が、小学生の時にバッテリーを組んでいた女の子(春)とその仲間たちと大麻?を売ったり、吸ったりして、いつの間にどっぷり巻き込まれていく話だった。 台詞も意味がわからないところも多かったので、audiobookで聴き流すのがちょうど良かった。(audiobookでも何度か戻って聴き返したけど) 本で読んでいたら、いつまでも読了できなかったと思う。 特に悪いことがしたいと思っているわけではないのに、どんどん悪いことへ巻き込まれて行ってしまうのが怖いと思った。 主人公が「自分は悪いことはしていないのに」と無自覚なのも怖いと思った。

    4
    投稿日: 2024.09.25
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    手触りが鮮やかな世界に言葉で放り込まれ一緒にぐるぐる回る体験をした。 生きてくって途方もないし怖いよね。 でも私も生きてくよ、これからも。

    0
    投稿日: 2024.09.24
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    初めは本当に読みにくかったけど、徐々にバイブスが掴めてきた、たぶん。頭の悪そうな若者の口語文体だけれど、主人公が色んなことを感じて、考えていることがすごく伝わる。 ずっと心がざわざわして疲れた。どうしても、危ないよ!やめときなよ!、という気持ちになってしまう。でも彼らは悪いことをしているつもりはなくて、愛で繋がっている。 どうでもいいけど、自分がやったら終始バッド入るんだろうなと思った。薬物ダメ絶対。

    0
    投稿日: 2024.09.22
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    オーディブルで聴きました。 途中、何度もやめようと思ったけど、我慢した時間がもったいなくて最後まで聞いてしまった。最後までいけば、何か得るものがあるのかと思ったけど何も起こらなかった。やめとけばよかった。 すばる文学賞の審査員は、もう普通の文体では飽き足らないのかもしれない。普通じゃないイコール正しいのか? 今の若者はそんなに淋しいの?ひとりぼっちはそんなに怖い?一縷の細い糸のようなつながりを手繰り寄せて、仲間と呼べるコミュニティに属していたい、属していると自分に言い聞かせたいの? 仲間から離れるのを恐れて、好きでもない大麻吸ったり、悪いことしたり、おかしいよ。 部活でも推し活でもいいから、何か別のありきたりのことでいいからしなさい。

    1
    投稿日: 2024.09.17
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    皆そうだろうけど、まず文体に目がいく。文章を心の中で音読して読み進めていっても、なんか滞りなく読み進めれない。読み慣れてない会話調のせいだろうか。 音楽のような会話調の文体といえば町田康だろう。両者の決定的に違うことは、前者は若者言葉の多様に対して、後者は古典語彙の多様。もちろん他にもあるが。 「限りなく透明に違いブルー」と比べて読んで見ようとしたが、意外と町田康の方が全然近いかも。限りなく、とはあまり共通点はなかったかな。扱ってるテーマが似ているようで、作者の視点は全然違った。

    1
    投稿日: 2024.09.14
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    もう最近の人の作品は読めないのか…と自分を責めそうになったが、気がつくと読み切ってた。確実に新しい感じに触れた感。この新感覚がなんやらを受賞した理由かあな。内容はどーしよーもない若者たちのはずなのに、読後の気持ちはそんなに嫌な感じもせずマジック。

    3
    投稿日: 2024.09.12
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    ぶっ飛んでると聞いてずっと読みたかった本。読み始めたら、そういうこと!?と思うほど確かにぶっ飛んでた。 最初はかなり読みにくかったが、電気が切れた家で母親と会話する辺りから急に読みやすくなった印象。 全部読み終わった後に書評を調べたけど、審査員も「読み難い」と書いてて、ある意味安心した。 個人的には、闇バイトとトリップの話は、私たちが送っている日常とかけ離れている分、だいぶ面白かった。 各草の効果をレポートしてる某書があるが、それを踏まえるとキマってる状態とバッド入ってる表現がかなり適切なんだろうな〜と思う。文字だけで異常なハイを表現するのが上手すぎる。 同時に、どれだけ気分が良くなろうが、ラブアンドピースを説けるようになろうが、一欠片も試したくないと強く思う話だった。

    4
    投稿日: 2024.09.07
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    久しぶりの、ぶっ飛んだ本 理解できないところばかりだけど、それでも面白くてやめられない 今どきの高校生はこんな会話をするのか、楽しそうでいいね 記憶が間違えでなければ、金原ひとみさんと川上未映子さんがこの本を推薦してるという記事を見かけたのをきっかけに読んだ

    8
    投稿日: 2024.09.06
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    とにかくヤバい。なにがヤバいって冒頭からさっぱり意味が分からない。ペニーって何!? そして、ひたすら口語(たまに隠語)で綴られるにもかかわらず、小説としてちゃんと成立しているのもヤバい。 中毒性の高さもヤバい。ヤバい作品を読んでしまった感は、とんでもないヤバさ。 なんだかふざけた感想になってしまったが、次世代の小説家が世に出てきたことを、今ヤバいくらいに感じている。 ★4.0

    130
    投稿日: 2024.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これは…小説家ゆえのリアリティをもった想像なのか…はたまた自叙伝的なものなのか… クスリを伴う青春を送らなかったので知る由もないのだが、こんなふうなんじゃないのかなぁ。種類が沢山あるんだな。すぐ隣にはなかったけど、何人か越しには存在していた事を大人になってから知ったわ。 社会に対して後ろめたいものを共有すると、友情は厚くなるもんなんだろうか。モモチはかなり臆病だし責任転嫁しまくるけど、冷静になると反省したり謝罪もできる子。ハルもラメチもグミ氏も(名前の表記間違ってそう)根気よく待てる子。ナルに到ってはかなり痛い目に合っている。ハルの太ももピックを引っこ抜いてボードでめった打ちとか、そんな女子高生おっかない。 危ない橋を渡りながら、ほおっておくとか見捨てるとかをしない事は結構難しいと思うのだけど、仲間をかなり大切にしている。麻薬は別にして、こんなふうな繋がりはいいなぁと思う。 Audibleのナレーションの声質が、最初はデジタルかと思った。だけどやっぱり人間は良いな。感情が汲み取れる。セリフがとても上手くて、特に女子高生の喋り方、とってもグッドでした。

    4
    投稿日: 2024.09.04
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    読みづらくて頭をフル回転しないと進めないので読了まで時間がかかった。 しかしラストにかけての疾走感は半端ない! 最後は読み進む手が止まらずめちゃくちゃ興奮した! 好き嫌いがハッキリする作品だとおもうが、こんな自由でいいの!?と新感覚でした。 大田ステファニー歓人さんの次回作が楽しみ!!

    1
    投稿日: 2024.08.28
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    新しい感覚。冒頭から面白かった。リリックのような文章が情景やイメージを縦横無尽に繋いでいく感じ。それなのにちゃんと野球をしているってことは伝わって、変な感覚だった。 話し言葉が面白い。バイブスがバシバシに伝わる。暗号で会話してるような意味が分からない感じが面白かった。軽妙な言葉に乗せると重たいことや危ないことが軽くなるの怖さと面白さがあって良かった。時には自分を守る鎧にもなってくれる感じ。 リリックやバイブスにのってふわふわ読み進めたら思いがけずパンチが飛んでくる。春の「自分なり戦ってんの、お前だけじゃねえんだよ。そんだけ。」良かった。 薬の作用でだんだんと境界がなくなって全部混ざっていく。境界線が薄れていく、みたいな感覚が作者にとって大事だったのかなぁ〜とうっすら思った。 最後の夜の学校は友情すぎた。

    2
    投稿日: 2024.08.18
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    和製トレインスポッティング。映画化したほうが、文で読むよりわかりやすそう。 ・桃瀬翠=ももぴ・モモセス(男)高二 少年野球の元キャッチャー 太ってる ・小春=春・ルル(女)高一 少年野球の元ピッチャー 高身長 制服のスカートの下に赤ジャージ ・鳴海先輩=ナル(男)高三 眉ピアス 金色の喜平 フェード ・はぐみ=グミ氏(女)高一 健康的に日焼けしたふくよかで大柄、黒髪 ボイトレしてライブもしてる ・ひかり=ラメち(女)高一 手足が長く、不健康な白い肌 インナーカラーが緑から水色に変わった ・静=しーちゃん(男) 春の兄 少年野球の元コーチ 現大麻農家 ・まどか=まどちゃん(男) 静の商売仲間 ・スアン=スーちゃん(女) 元締め?ガタイの大きな東南アジア系

    4
    投稿日: 2024.08.17
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    めちゃくちゃよかった。ヒップホップのような文章が芸術的だ。読み終わって数日間は、自分の心の声の文章がヒップホップっぽくなってしまって、いい感じだった。

    3
    投稿日: 2024.08.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大麻でブリってる最中の感覚は、 宇宙,アカシックレコード,タイムスリップ,,, みたいな壮大で幻想的な表現。 大麻ってエネルギーがみなぎったように感じる覚醒剤と正反対で、副交感神経を働かせて、チルな気分になるらしい。だから、人生に希望を見いだせず不安でもがいてる人々(トー横キッズとか)にとっては、魅力的に感じるだろうし、すがりたくなる気持ちもわかる気がする。一時的に現実から解放されて宇宙に行けるのだから。 あと、登場する彼らはサウナも好きらしい。 "ととのう"という感覚も副交感神経が刺激されて、リラックスしている状態だから、若干似通う感覚があるのかな?ちょっとは宇宙行くような感じなの? サウナ未体験なので分からないけど。 「りょこー」の章について "意識がめくれる"と表現されてた大麻の作用は明らかに他ものの描写と違った。制御不能という感じになるみたい。ももぴは(ブリってるとき)心の叫びと現実の音が本人の中でごっちゃになってる。途中から春の心の声が侵入してきてそれと会話し出すのはどういうこと?ももぴの幻想かな? ももぴは死ぬのがとてつもなく怖い。"諦めなければ,,,"なんて言ってたお父さんが自死を選んだから。このシーンの大麻はトラウマの治療に使う国もあると書かれている。彼の死への過度な恐怖もこのドラッグの作用で軽減されたのかな?米国で戦場からの帰還後にPTSDに苦しむ元兵士に対する、「エクスタシー」というドラッグを用いた治療が存在するという記事を見つけた。ももぴたちが吸ったのもエクスタシー?

    1
    投稿日: 2024.08.17
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    「春が二階から落ちてきた。」つったら重力ピエロなんだけどこっちは「あれは春のべそ。」いやこの文体は王太郎的な?舞城さんね。てかペニーってなんだよ。トリック用のスケボーのデッキは木で出来ていますが、ペニーはプラスチック製です。見た目がPOPで可愛いところが特徴的!ですって、なるほど。さすがググルさんだわ。 という訳で、若くない自分には難解な冒頭で最初はちょっとキツかったです。次第に落ち着いてくるんだけど。 キレイなライムグリーンの表紙にビビっときて手に取ったこの本ですが、タイトルの「みどりいせき」は結局のところ緑遺跡じゃなくて緑(隠語)と咳のことでいいのかな?

    1
    投稿日: 2024.08.15
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    少し前に話題になっていたので読了。 少し治安が悪い高校の青春だなぁと読んでいる中で似たようなことをしていた友人を思い出した。彼も確かにバカなりに幸せそうにしていてグミ氏や春と似たようなことを言っていてよくペニーを乗り回していた。 書き方・文体に対しては私たちの世代の若者言葉やスラングをふんだんに使った乱雑のようでキチンと整っている書き方で結構これに関しては斬新なスタイルなのではと思った。ただ意図的に崩して書かれているからか状況を把握するのが難しいという人もいると思う。多分作者は文芸を齧っている人が書くような丁寧な書き方も出来るのだろうなと読んでいて何となく感じた。 またペニーを乗り回したくなったのでまた今度ムラサキスポーツでも覗いて見ようかな。

    2
    投稿日: 2024.08.15
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    正直、読みづらかった。 若者言葉も私には理解できないし、状況も登場人物の言動等から読み取るしかなく中々進まなかった。 薬物が高校生まで広がっているのだろうか。 売人だったり、中毒者だったり、社会の見えづらいところなんだろう。 貧困や反社会的な場所なのかもしれない。 高校生が知らなくてもいい社会かもしれないが、こういうところで藻掻いている若者が大勢いるのかもしれない。 少年野球の仲間から薬物の世界に取り込まれて行く。 表があるから裏があるわけだが、こういう現実は無いに越したことはない。 彼らがこの世界から抜けられるように祈りたい。

    2
    投稿日: 2024.08.07
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    話し言葉そのまま書き起こした感じなので独特の読みづらさがある。一応ギリ自分も若者のつもりなので会話のノリとかスラングは多少理解出来たんだけど、おくすり用語がどういう状況指してるのか全然分からなくて、しかも全く説明されないからとにかく読み進めるしか無かった。その割にやたら語彙が豊富なのも特徴的。"人の頭ん中"って感じ。

    10
    投稿日: 2024.08.06
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    書きぶりで言えば、もっと勢いに任せて書いたものかと思っていたし、内容はブラックでダークな(昔の村上龍みたいな)ものかと思っていたが、どちらも違った。 かなり巧みに構成されている。勢いだけではこの長さは書けない。はじめはすごい勢いだけど、いつのまにか落ち着いたと思ったら、またぶっ飛ばすみたいな、ある意味ソナタ形式。 高校生が違法薬物取引をするって話だとは知っていたので、厭世的で破滅的な若者が出てくるんだろうと思ったら、めちゃくちゃ可愛い、ある意味傷つきやすく、幼く、純粋な子たちばかりだった。 主人公は高二の男子で、小学校の野球チームでバッテリーを組んでいた女子、春と偶然再会し、彼女が仲間と行っている薬物売買にかかわることになるのだが、やってることはともかく、彼らが求めているのは愛しあい、争わない世界。ある意味違法行為をしない普通の人たちの方が彼らより冷血で、刺々しく、利己的に生きているかもしれない。 貧困や家庭の問題を抱えながら、それでも何とか楽しく生きたいと思ったら、こうなってしまうのかなと思う。 違法である以上、完全にラブ&ピースというわけにはいかない。ヤクザや警察に追われることになってしまう。そこも切ない。 男女だけど、あくまで友情というのも良かった。 どうかこの子たちが、何とかこの世界で幸せを感じて生きていってほしいなと思わずにはいられなかった。 作者が受賞したとき、ガザへの攻撃に反対すると言ったのを、話題を提供したいのか、顔出ししない言い訳なのかと思ったが、読んで、真面目な思いなのだと感じた。薬物は悪いが、子どもを無差別に殺すのとどっちが悪いのか。春ちゃんのそういう主張もわかる。 作者の次の作品を期待したい。

    2
    投稿日: 2024.07.30
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    すごく読みにくかったけど、なんとか読了。 勢いがあってクセになる文体ではあったけど、とにかく分かりにくい。 歳とっただけかな、、、

    1
    投稿日: 2024.07.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    しんどーっ。 もうとにかく,最初の何十ページか読む間に何回挫折しようかと思ったぐらい。 解説か何かで、10ページ読んだらあとは大丈夫なんて書いてたけど、そのたかが10ページもなかなかいけず、10ページ超えても進めず。 40ページ,頑張ればなんとか・・・と、訂正しておくわ。 とにかく文章がむずい。何言ってるかさっぱりわからん。若者言葉,スラング多すぎ。あと、アカン世界の言葉はググってもよくわからん。 あんまり学校に行けてない高校生の桃瀬くん。このままでは不登校になってしまうと,自分でも心配してる。 行けてないというか、行っても教室にいないっぽい。 小学校のころ,野球でキャッチャーをやっていた当時のピッチャーは、一つ下の春(小春?)という女の子だった。その子も同じ高校にいる。 桃瀬は帰宅部。 春はなにやら怪しいコトをしている。 まともに教室にいないから、今日が校外学習だと忘れてた。教室に行ったらみんないなかった。そんな時に誘われて春の手伝いをすることに。 何をさせられてるのかわからないけど、紙袋のお菓子をきた人に渡しているらしい。 春の友だちもらってソレを食べたら、具合が悪くなる。なんだそれ。 実はこれ違法薬物的なもの?彼女ら「野菜」と言ったりしてる。それを売り捌いているらしい。 2万円ももらって逆に気味が悪いけど、 なんだかんだでそっちに流されていく。 春のボディーガードをしていた鳴瀬先輩のケガが治るまで、という話だが。 って話だったと思う。なんせ、難しいのよー! カタカナの用語的なものがわからんー。 とはいえ、最初の40ページを読みおわると、すらすらすらーと読めました。 スラスラ読めたら,今度は痛い痛い。 ヤンキーとか暴力団とかの話は苦手なんだよぉ。どっちもじゃないけど、ソレらの嫌いなとこは暴力と痛い描写。 面白かったといえば面白かったんだけど、それよりしんどかったがやや勝ったので、⭐︎は2つ。

    1
    投稿日: 2024.07.25
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    ドラッグと青春というテーマが気になり読んでみました。 まず読み始めて、その独特な文体に驚き! 最初こそ読みづらく感じたものの、どんどん癖になっていく。 主人公の気持ちが、口語かつ若者言葉でまとまりもなく描かれていて、確かに思考ってこんな感じだよなって妙に納得。 ストーリーとしては、ヤマはあるものの淡々と進んでいくのも、なんか心地良い。 非日常と日常を行ったり来たりしているけど境がない感じで、読んでいて不思議な気分になる。 あと、出てくる主人公の友達がいい奴すぎて、微笑ましい笑 春も悪いやつじゃないし。 ももも春もきっと今は過渡期で、意外と普通に就職したり、これから別々の道に進んで行ったりとか、でもそういうもんだよなぁ若い時って、と懐かしさも感じた。 人を選びそうですが、私はとても好きな作品でした!

    1
    投稿日: 2024.07.20
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    初めはすごく読みにくくて何が起こってるかわからなかったけど、それがその後続々出てくる色んな文体のひとつなだけで、いろんなフィルターで世界捉えてるのが味わえて楽しかった。

    1
    投稿日: 2024.07.15
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    日本版「トレインスポッティング」(!?)は、何だか優しくて甘酸っぱい。筋立てがシンプルだからかもしれないが、独特の言葉運びなのに何故かするする読めるところもすごい。

    1
    投稿日: 2024.07.09
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    ラップのような小説 読者としては物語の全容はつかみづらにが 文体の心地よさと、主人公の思想がリンクしているように感じる 今後、このような小説はもう出てこないだろうな。というか出てきてもパクリで終わりそう それくらい新鮮な小説だった

    1
    投稿日: 2024.07.08
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    登場人物の台詞が今時の若者ことばだったり、あだ名で呼びあったりするので、途中まで頭が混乱して話についていけなかった。前半の話の展開がだらだらしている分、後半の疾走感がすごい。後半は一気読みできるほどの展開。

    2
    投稿日: 2024.06.29
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    若者言葉含む語彙がめちゃ豊か。 面白いんだけど、すごく面白いんだけど、 『限りなく透明に近いブルー』からウン十年経っても「彗星の如く現れた若い感性」がモチーフにするのはドラッグなんだなあ。ドラッグの普遍性なんなの。 セックスドラッグロックンロールのうち、ドラッグが最後まで生き残るとは思わんかったよ。

    1
    投稿日: 2024.06.28
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    文章の言い回しは好きだった。 ただ、誰のどのセリフかなどが少々わかりづらく、慣れるまで読むのに苦労した。 あだ名と本名が交差すると特に混乱した。 物語は、少し歪んだ青春。 なんとなく、無意識に自分の居場所というものを探していた主人公。そこに偶然再開した幼馴染。 誰かに必要とされる、誰かと共に何かを成し遂げていくという行為はリスクを犯してでも優先したいものになった。それがハスリングだった。 善悪の判断がまだつかない高校生くらいであれば、簡単にその罠にハマってしまいそうだ。そこが非常にリアルだと感じた。

    1
    投稿日: 2024.06.17
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    すごく現実感のありそうな舞台やシチュエーションで読みいってしまった。 ありきたりでないような、ありきたりなような、そんなセリフや行動が、とてもリズミカルで意味のあること無いこと、考えなくてもいいことなど疲れた時にはとてもハマる内容だった。

    1
    投稿日: 2024.06.09
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    飲んだように読んだ これは普通に読んだを打ち間違えたんだけどまあ飲んだでも正しいかと思ってそのままにした こういうことってあるよなーみたいなノリの小説ででも全然こんなもんじゃないから読んでよかった にやにやしたりぎゅうってなったりする部分沢山あったけど文章はもっと感情に即していて良いんだって思った とっても影響受けるかも、受けたかもね

    1
    投稿日: 2024.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初は読むのに少し苦労した だけどどんどん引き込まれた 主人公たちと自分の歳がそこそこ近いから自分に置き換えて考えたりできておもしろかった 友情はどんどん深まるしどんどん罪悪感は薄まっていくけどやっぱりやってることは犯罪 時々出てくる母親の描写でそれまで仲良くて楽しくていいねと思ってしまっていたけれどそんな気持ちは一気に無くなって読んでる私も心臓がズキズキする お金を稼ぐためにやってるわけじゃなくてみんなで仲良くなったその延長でやってるし部活犯罪版みたいな感じでなんか辛いなと思った

    2
    投稿日: 2024.06.07
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    ・最初ネットでの著者の文章を読み、そのめちゃ現代的な言葉の文体に興味を持った。 ・読んだ感想は、すばる文学賞っぽいな〜と思った位、直球な青春小説だった。 ・ちゃんと現代の言葉で語られる、古臭い位、どの時代にも必ずいる若者達の物語。超普遍的な「若さ」についての物語。それ以上でもそれ以下でも無い、正確に今の若者がそこにいた。正確に描写されていると思った。 ・なので、好きだし素晴らしい。

    1
    投稿日: 2024.06.06
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    独特の文体(口調)とワードで皆さんおっしゃるように最初はとっつきにくい。けどどんどん引き込まれて、最終的には王道の青春小説の醍醐味が味わえる。 仲間内で薬で飛んでる様子なんかは村上龍の『限りなく透明に近いブルー』を連想されたけど、あちらの幻想的で頽廃的なムード、および過剰なまでのグロテスクな性描写とは異なる印象を受けた。 もっとカジュアルに薬物摂取しているし、薬の売人という役割に誇りを持ちとメンバーとは確かな信頼関係を築いている。あと主人公の桃瀬はどっか斜に構えている世間知らずという描写で、あんま好感が持てない。(それでも物語が進むにつれての変容、特に最終局面の姿はぜひご覧いただきたい。) 結局はラブ&ピースでバイブスぶち上がりということではないでしょうか。著者の魅力的な個性と歯に衣着せぬ物言いも含めて、衝撃を受ける作品であります。

    2
    投稿日: 2024.06.06
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     題材が題材だったので少し身構えて読みましたが、エグみはあまり無くて想像以上に爽やかな青春物語でした。生きることの面倒くささと、普遍的な愛が作中に散りばめられてます。全体的に作者の善性が出ていて好きでした。安易な性表現がほとんど無かったのが案外この作品の爽やかさの一因にもなってるのかなと思います。

    1
    投稿日: 2024.06.05
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    最初のとっつきにくさを乗り越えるといい勢いで読めます。Z世代ってこんな感じで流されたりキレたりエモかったりするのかなぁと感じることができました。扱ってる題材がドラッグなのでこれが本当に浸透しちゃってたらいやだなぁと思ったり、古い価値観の人には受け入れ難い新しい文化の勃興を感じて、きっとライ麦畑でつかまえてを初期に読んだアメリカ人はこんな気分だったんだろうなぁと思いを馳せたりしました。 総じて今まで私が読んだことがないタイプの傑作だと思います。

    1
    投稿日: 2024.06.04
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    小説というものは所謂フィクションなのだから、多少は理論的というか作り物っぽさがあるし、それを変なものとは思わなかったのだけど、この本は全体的に「リアル」を切り取ったような物語で、生き生きとしていて、そのクセに慣れるまでは読みにくかったけれど、慣れると凄まじく身近に沁みた バッドな草の話なのだからある意味破滅的なはずなのに、やらなかった方がバッドエンドになっていそうな、なぜかすごく爽やかさを感じる終わり方だった。 なんて言えばいいのか分からないけれど、独特すぎるこのような形の小説が賞を取るのはなんだか嬉しいと思う

    1
    投稿日: 2024.06.01
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     著者も作品も話題だったので、チャレンジした。はじめは、言葉が難しくて理解が追いつかなかったが、次第に引きこまれていく。学校に馴染んでいない桃瀬が、どんどん裏社会に染まってゆく感じがなんとも言えなかった。

    11
    投稿日: 2024.05.28
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    ポップでリズミカルな文体の中に知的な美しさを感じる。作家の個性が輝く新時代の純文学。 祝・すばる文学賞、三島由紀夫賞。

    17
    投稿日: 2024.05.26
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    違法な植物で高校生がとぶ話なんだけど、愛とか生きるとか死ぬとか、大きくて身近かで、人間だけが小難しく頭でこねくり回し考えてしまうものを、脳みそだけに頼らずに受けとめられる感じで読めた。 しゃちほこばったルールがなくていいな。 すごく好きかもしれない。

    12
    投稿日: 2024.05.19
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    読み始めはなかなか文体に慣れず苦戦したものの、 徐々に慣れてくるとともに物語の中に巻き込まれ、見てはいけないもの、知られざる世界の話を 固唾を飲んで見てる感覚になりました。 こっちとあっちの境目は案外近くにあって、 1度でも触れてしまったら逃れることはできないのかもしれない。 あの子たちが大人になったらどうなるの? そもそも大人に、なれるの? そんな怖さを感じるとともに、 どうやってあのときのあの感じをこのように言語化していったんだろう…!と、著者自身にも興味が湧きました。 読み終わったあとふとパラパラと開いてしまう、 そんな中毒性も、あり。

    4
    投稿日: 2024.05.15
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    ひっさびさに純文学?読んだな Z世代に生まれた森見登美彦って感じ 疲れ切って脳が情報を処理しきれなくて、でも細切れで色んな思いつきがフラッシュする あの状態の他人の状況が疑似体験できる 序盤は特に、読み進めるのにエネルギーいるし、登場人物正確に把握しきれんままにジェットコースターみたいに終わっていった

    2
    投稿日: 2024.05.06
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    苦痛と時間を無駄にしている気がして人と一緒で合わないのはどう頑張っても合わないのかも。今の若い世代の話についていけないのと一緒でこれから若い世代が活躍する時代になったら新人作家の本はついていくことができなくなるのだろうか。

    4
    投稿日: 2024.04.29
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    かつて中島らもが『バンド・オブ・ザ・ナイト』で薬をキメている瞬間を圧倒的な文章の羅列で表現してみせたが、本作もそれと似たような描写が登場する。 物語としては下の下、私小説だとしても何が面白いのか全くわからず、読み終えても何も残らなかった。

    2
    投稿日: 2024.04.16
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    高校生の言葉でリリックに始まる導入。 これはついていけないと思っていると、主人公の巻き込まれにハマっていく。ハッパとクスリの世界がこの物語の世界観につながっていく。 少年野球で出会った二人がまぶしい。

    3
    投稿日: 2024.04.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小学校でバッテリーを組んでいたハルとももせ.高校になって出会い,あれよあれよというわけのわからないまま麻薬の売人のパシリのようになっていく.不良仲間,独特の連帯感,仲間だけの別の世界が存在し,だんだん現実が遠くなっていく.昔は青春のモラトリアムといったような時期があったが,場所時代を変えてもっとアクティブで刹那的はちゃめちゃにはじけた感じになり,死ぬ事に対しても投げ遣りだ.言葉もよくわからない略語が多いが,なんとなくわかるといった雰囲気.

    2
    投稿日: 2024.04.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    第47回すばる文学賞受賞 うわーそこで終わっちゃうのか。 こういうのめちゃくちゃ好きだ。 「わからないことは少し寝かせたいから、僕は家に帰ったとしてもなるべく眠るだけになっていた」 熟考することが難しくて道を外れてしまうときにこそ感じる生きづらさを書くのががすごく上手。 受賞スピーチをきいて、そこに目を向けさせてくれてありがとうと思った。

    11
    投稿日: 2024.04.03
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    独特の文体と、わからない用語が多々あり全く内容が頭に入ってきませんでした。最初はググりながら読んでましたが、途中で諦め、なんとなくニュアンスだけつかみながら読了しました。私には合わなかったです。

    4
    投稿日: 2024.03.30
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    最初は読んでいて慣れるのかなーって思ってたけど、段々面白かった。人を選ぶと思う… 内容も淡々と人の会話を覗き見ている感じで新鮮。こんな小説はじめて!て感じ あとは、ほんとに文章が見たことないけどうちらには馴染む、って感じだし、その上で文学性を感じれる文章だから凄く新鮮で勉強になった。影響を受けれて感謝!と思う。文章を見るだけでも読む価値あり。

    7
    投稿日: 2024.03.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あれは春のべそ。 から始まる、男子高校生モモセの転がり落ちる日常。 教室からは外れ気味だし、バイトはクビんなって。 青いペニーに乗る傷だらけの春を見かけた。春は、かつてバッテリーを組んでた野球仲間だ。 第47回すばる文学賞受賞作 受賞、受賞スピーチが話題になっていて、スピーチを聞いて、なんだこの人すごいと思い読み始めたら、スピーチと変わらない文調で驚きました。 夫は冒頭を読んで、読むのがしんどそうな文だねと言っていました。 確かに。 序盤は読めども読めども意味が分からず、情景が掴めず今一体誰が何の話してるのだろうかと頭を悩ませながら読みました。「春」ですら、人物なのか比喩なのか分からないまま。それは私の読解力のなさのせいですが。 その内に話が掴めてきて、そこからはもう早かったです。読ませられました。なんだこれと思いながら。 僕、モモセはどことなく気怠くてどこまでも他責的な人物で、結局最後まで一つも魅力を感じなかったです。 皆なんでモモセに優しいんだろうって考えたところ、仲間のようであり仲間ではないからかなと思い至りました。それはモモセだけに限らず、皆なんだかよく分からない吹けば飛ぶような絆で繋がっているよく分からない集まりなのだな、と。心根は皆やさしい。それゆえに助け合ってそれなりな仲間感を醸し出すけれど、ずっと繋がり合える確固たるものには感じられない。それは彼らを繋いでるもののせいでもあるのかなと思います。 ある瞬間にその時だけ繋がり合う若者達の関係性や葛藤を描いた、「今」に最も合った純文学でした。 全く以っての余談ですが、寝る前に数ページずつ読む日々を過ごしていたら、夢の中が毎日荒唐無稽で面白かったです。 あと、「みどりいせき」ってみどり・いせき(緑遺跡)だと思っていましたが、みどりい・せき(緑い咳)の可能性も十分あり得るなと読み終えてから思いました。

    6
    投稿日: 2024.03.25
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    すばる文学賞の受賞の筆者のスピーチに胸を打たれて読んだ。 小説の冒頭部分はなかなか入り込めなかったが、次第にふつうの純文学の小説になってきて、ようやくリズムが掴めた。 何度も隠語を検索して、ほー、なるほど!と思いつつ読み進めた。なんでもかんでも調べてたらアルゴリズムが発動して、Googleさんは私をヒップホップに憧れてるウブな田舎の女子高生と認識しちゃったらどうしよう⁈と思ったりしつつ笑 大麻でキマった状態を言語化しつつ、途中でハラリの認知革命の話なんかも散りばめて、なかなかのバランス感覚。 ただ、社会問題のノンフィクションも好きなので、その読書経験から、この小説に出てくる子たちの置かれた状況や将来を憂える大人の私が読んでるうちに何度も出現してしまい、純粋に小説を味わうのを邪魔してしまった。 小説にそんな倫理は必要ないんだけどね。 ただ、リアルなのか?というと、その点ではこの小説にはいい子たちしか出てこないのが、どうなんだ?と思う。密売組織の元締めらしき大人とていい人だし。そんなことはないでしょうよ。そこは描きたくないのかな? だから、この小説にはこの子たちの背景も描かれてないし、マイナスの部分(例えばここで行われるであろうセックス)が描かれてなさすぎにも思えた。この「ヤサ」の中では、肩を寄せ合う友情ばかりが描かれているが、いやいや実際はそんなもんではないよね、と冷ややかな目で見てしまいがちになってしまう。 なにもかもリアルであれとは言わないが、流石にこんな心身ともに清らかな若者たちが薬物を売ったりはしないよー。 つまりはやはり、シャイな小説なのである。 ハッピーになるには、小説を書くの頑張らなくては、と受賞式でも言ってたし、生まれてくる子どものためにも、次回作を期待したい。

    36
    投稿日: 2024.03.25
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    すべてがダイレクトに響いてくる。 イメージを文章で表現することへのチャレンジ 『本気じゃないんだから勝ったも負けたもなくない?』

    5
    投稿日: 2024.03.24
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    最初は何を読まされてるのかと思ったけど、ふいに訪れる疾走感に乗ったらそのままブチ上がる。 なるほど。これがバイブスか。 すばる文学賞の受賞スピーチを先に読んでるから特にそう思うけど、作者の平和に対する希求をものすごく感じるよね。 それが登場人物にも溢れてるよ。 みんなめっちゃいい人なの。びっくり。マジびっくり。 特筆すべきは鳴海先輩ね。そんなことあるってくらいの器の大きさだよ。マジ憧れ通り越してキュンですだよ。 グミ氏も大好きだなぁ。 彼らを縄文人と言うつもりは作者とてないんだと思うけど、みんな根っこは同じだよねってことだよね。 こういう青春の描き方もあるんだなぁと思うよね。 ともあれ出てきたみんなに幸あれ!

    15
    投稿日: 2024.03.24
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    Amazonの紹介より このままじゃ不登校んなるなぁと思いながら、僕は小学生の時にバッテリーを組んでた一個下の春と再会した。 そしたら一瞬にして、僕は怪しい闇バイトに巻き込まれ始めた……。 でも、見たり聞いたりした世界が全てじゃなくって、その裏には、というか普通の人が合わせるピントの外側にはまったく知らない世界がぼやけて広がってた──。 圧倒的中毒性! 超ド級のデビュー作! ティーンたちの連帯と、不条理な世の中への抵抗を描く。 【第47回すばる文学賞受賞作】 まず独特な文章が印象的で、言葉の表現を巧みに使っているなと思いました。 ただ、読みづらいというのが最初思いました。一場面一場面を切り取ってはいますが、それが連結していくと、繋がりを読み取るのが難しかったです。共通する背景があまりわからないからこそ、 今この場面はどこ? さっきの場面からどのくらい経った? といった疑問が湧いてきて、個人的に全体像を把握しづらいなと思いました。 内容としては、闇バイトといったディープなことを若者達が経験していきます。ただ、悪いことをしているのに、あまりそういった感覚は感じず、どこか青春っぽい爽やかさのような雰囲気が立ち込めていて、なんとも言えないアンバランスさが自分の中で渦巻いていました。 特に衝撃的だったのが、後半での「ひらがな表記」の場面です。「あるもの」に侵されて、生死を彷徨うのですが、その心情が良い意味で異常と思うくらい、ゾワっと衝撃がきて、恐怖を感じました。ページを巧みに使って、登場人物の心の闇の部分を映しとっていて、深く心に刺さり、読了後も今これを書いている時も、頭に残りました。 なかなか内容を理解しづらいかなとは思いましたが、言葉の表現や見せ方が面白く、今後どう化けていくのか楽しみです。

    6
    投稿日: 2024.03.22
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    読み始めた当初、作者独特の文体と扱うテーマへの知識不足からあまり状況が見えず、正直ついていけなかった。目まぐるしく状況は変化しているが、なにより主人公の鬱憤の出どころを特定できずフワフワしていた。最後まで読めばなんとなく世界観を理解して、置いていかれてたのに丁度追いついて物語が終わるというレベルまではいけた。独特のバイブスとキャラクターの気持ちへの共感具合を合わせられれば楽しめる。読後感は個人的には悪くなかった。

    5
    投稿日: 2024.03.22
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    文体に戸惑いましたが、読んでいるうちに慣れました。 犯罪に片足を突っ込んでしまった高校生たちのお話でした。 ラップのような文体。微かなメロディも感じました。曲を作ろうとして打ち込むはずが、なぜかそれを文字で表してしまった、という感じでした。

    3
    投稿日: 2024.03.21