魔術の実力者が魔術学校へ行くという展開の作品はかなり多いが、本作の場合は生徒として入学するのではなく、教師として就職するというなかなか珍しいタイプの作品。 コミカライズは「転生吸血鬼さんはお昼寝がしたい」の咲良氏が手掛けており、画力・演出・表現等は文句無しの上手さ。キャラクターデザインも良く、特に主人公はとても美しく描かれている。 それでいて「お昼寝したい」でうんざりするほど多用されていた萌え描写・微エ□・サービスシーンは本作では殆どなくなっており、臭みのない読みやすい内容に仕上がっている。 ストーリーについてはまだ1巻なので判断しかねるが、2巻以降に期待できそうな出来、これからが楽しみである。