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誰が勇者を殺したか 勇者の章【電子特別版】
誰が勇者を殺したか 勇者の章【電子特別版】
駄犬、toi8/KADOKAWA
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総合評価

38件)
3.9
10
15
9
2
0
  • 名作

    このシリーズは面白い。3巻目となる今回は、勇者アレス一行の旅の序盤を描いたもの。 切なくなる物語でした。でもネタバラシはしません。まっさらな状態で読んで欲しい名作です。 それにしてもこの作者さんは文章力が非常に高い。構成がうまい。言葉の一つ一つに無駄がなくて、時にその意味を最後に知ることになる。 巻末の書下ろし短編「ソロンの慰霊祭」も最高でした。クスっと笑える話。 4巻を早く読みたい。

    0
    投稿日: 2025.11.21
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    悲しくて切ない結末でした。 魔王を倒すまでの旅の途中でこんなことがあったとは、、、 でも、これがあったからザックたちは大きく成長したのだと思います。 ストーリーがしっかり作り込まれていて惹き込まれました。

    10
    投稿日: 2025.11.07
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    これまでの作品にシビアな面があまりなかったけど、今回はそうではなかった。 魔王を倒すということが、どれだけ大変なのか、そして、それまでに何人もの人が死んでいるのか。 読み終わった時には、胸が締め付けらるような思いになりました。

    4
    投稿日: 2025.11.03
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    まだまだ仲間の息が合わない旅のはじまりの様子、魔王討伐を成し遂げるために必要な事をアレスはカルロスから学ぶことができたのだとわかる だからこそ、綺麗だけれど悲しい結末だと感じてしまう… シェイプシフターの最期の言葉に姫は救われたたのだと思いたい

    0
    投稿日: 2025.11.01
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    ちょいちょい思わせぶりな箇所があるなぁと思っていたら最後に判明。1巻だと思って読んでいたら3巻だった。

    0
    投稿日: 2025.10.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終わりました。今回の話は後書にもあるように報いとその先にある光の話ですね。 優し過ぎる人達がなんでこんなしんどい目に遭って、かつなんでこんな最期を迎えないといけないのだ…この全てを残された姫が背負うには重すぎないか?と思いましたがマリアから伝えられたシェイプシフターの最後の言葉。あれが光ですね。 誰にも想われないと言っていた姫の願いが報われた…のかな。何にせよ辛いのですが。 それにしてもマリアがどんどん人間離れしていくなあ^^;

    1
    投稿日: 2025.10.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1作目、2作目に続き、今作もよく練られた構成で読みやすかった。 このシリーズで描かれる勇者は、よくある分かりやすい英雄という訳ではなく、人であってもなくても、心情から表れる部分が重要になっている点が面白いと思う。 次作にも期待したい。

    0
    投稿日: 2025.09.26
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    今回もおもしろかった!! 勇者アレスを取り巻くの人間関係がなんやか微笑ましく見えてきて、ほんとに、強きものとは、姿形や目に見えるチカラではなくて、こうゆうコトなんやろなあ。 シェイプシフターについては、んん⁇と思う部分もあったけど、「誰が勇者を殺したか」のテーマ?タイトル?がずーっと続いてるのも、おもしろかった

    4
    投稿日: 2025.09.16
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    令和のベストセラーラノベ『誰が勇者を殺したか』シリーズの3作目。 それぞれが1巻完結ではありますが、1作目から順に読んでいった方がネタバレもなく確実に楽しめます。 王道で綺麗にまとまっている1巻を経て、その続きを出すのは蛇足では?というファン達の不安があったものの、2巻を読むとその不安は消失。2巻・3巻ともに、続刊ストーリーではありますが立ち位置や構成がかなり工夫されており、1巻のファンである自分も新鮮な気持ちで楽しめました。 今巻はシリアス強めな内容で好みは分かれそうですが、このシリーズになくてはならない巻になりそうです。 次巻以降ではメインキャラクター達の恋模様の進展にスポットライトが当たることを願っています!

    2
    投稿日: 2025.09.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトル回収を今回もきちんとしまくるので、色んなパターンがあって面白いですね。 マリアが凄すぎていつもこの子なんなん?ってなります。

    1
    投稿日: 2025.08.31
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    3作目。終盤にオチが見えてきてしまうが、ちゃんとエンディングが用意されているので、最後まで読む価値あり。誰が勇者を殺したか、というテーマが最後まで通底されていて、哀愁あるラストだった。

    2
    投稿日: 2025.08.26
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    さくーと読んでしまったけれどこのシリーズは相変わらず面白い。魔王を倒せないのは実力ではなく、足をいろんな意味で引っ張る人間のせいな気がする。。(逆に強くするきっかけにもなるけれど)

    2
    投稿日: 2025.08.23
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    今回も面白かった。1作目から今回の作品まで結局一気に読んでしまった。 努力だけでは報われないこともある。というのはその通りだが、無意味なことではない。というのが今回の作品で理解できたことだ。 次回作もあるそうなので、期待している。

    2
    投稿日: 2025.08.23
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    すんばらしい! 第一巻もすんばらしかったんですが、かなり捏ねた筋だったので「一話限りの企みかな」と思っていました ところが、素人の浅はかさでしたね〜 本作で三作目となりますが、見事なプロットに唸らされました やっぱり「誰が勇者を殺したか」なんです まさしくその問いに応える物語でした 結局「勇者」とは何かという話なんだけど、それはひとつではない 人それぞれに「勇者」がいて、それぞれに誰かの「勇者」になれる そんな普遍的なテーマが立ち上がってくるんですな だから誰もが誰かの勇者になれる そんな物語だったように思うんよな

    67
    投稿日: 2025.08.19
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    シリーズ3作目。 このシリーズ、出来たら1作目から読むのがおすすめ。何しろ登場のキャラが良いので、それを存分に楽しむためにもぜひ。特に勇者一行の、勇者への信頼の深さ絆とかね。 全体の流れや世界観が好きだし、冒険譚というよりもミステリな感じもする。道徳や哲学を感じさせる部分も悪くない。 とにかく好きだ!(いいから読め!的な)

    22
    投稿日: 2025.08.11
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    おもろいやないか 3作目なので、前作を読んでいないと 面白さは半減するかもしれないが、バトルよりもミステリー、 人の心の動きを丁寧に描く作風は健在で、 今回も良かった 王としての振る舞いは、 現代の経営者やリーダーにも通じるところがある。 そして、その先にあるのは孤独 自分の苦しみなんて、他人にはわからない そんなところにも共感したし、 「自分を演じることでうまくいくケースだってあるはず」 そう慰めたくもなった みんな、迷うし、悩むし、 だからこそ、 勇気を与えてくれる、そっと背中を押してくれる、 そんな“勇者”に、会いたくなる あと、マリアのツンデレキャラも良かった 俺はツンデレキャラが好きなのだ と、いい話をしてきたつもりだが、 最後は俺のどうでもいい個人的な性癖で締めとする

    4
    投稿日: 2025.08.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    リュドニア国の勇敢で武勇も併せ持つ王子が殺される。殺したのは人の形を自在に作れる「シェイプシフター」という存在。果たして誰がシェイプシフターで、王子を殺したのか…。 このシリーズ、最後の種明かし(?)が良い。毎回、ちょっと驚きつつもそうだったのかと腑に落ちる感じがする。 今回もまた意外な人物がシェイプシフターであった。そうであっても全くおかしくなかったが、気づけなかった。 何でも完璧にできる人でも、期待の重圧だったり自分の限界が見えてしまったりと、全てが嫌になるときがあるのだな。凡人には分からないが。 重圧から解放されるためにその人がどんな選択をしたと言えど、誰も文句は言えないと思う。ただ、生きていてほしかったとは思うけれども。 シェイプシフターという存在の行動も意外だった。人を乗っ取るとか恐ろしいものとして勝手に認識してしまっていたが、それどころか…。 記憶や思考まで引き継げるのだとしたら、死期が迫っている人は積極的に迎え入れるかもしれない。

    2
    投稿日: 2025.07.26
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    #誰が勇者を殺したか 勇者の章  再びアレスたち勇者一行に会える。 アレスたちが魔王を倒す旅に出て間もない頃、とある国で出会う王子との物語。 本人にとっても周囲にとっても重要な意味を持つ「勇者」の存在を問う。 個人的にはマリアの毒気がたまらん。 #読書好きな人と繋がりたい

    11
    投稿日: 2025.07.23
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     今巻は、リュドニアの勇者の話。レッテル貼られてそれに応えなければと思い込んだ王子と、その思いをシェイプシフターに継がせた妹姫。  うーん、展開も世界観も文章力も見事だと思うが、なんか道徳臭がする。さぁ泣け、これで心の動かない奴は人間じゃない、と言われている感。まだ、鼻につくほどではない。が、今後はどうだろうか?次巻も読むつもりだが…。

    1
    投稿日: 2025.07.18
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    シリーズ第3弾。 今回もタイトル回収がユニークだったが、切ない系でスッキリ感はない。 続きものというわけではないが、キャラ知識ありを前提にしているので、注意されたし。 細切れの章立てはとても読みやすいが、中盤までの分かりやすい話運びとは裏腹に、終盤にかけては行間を読む必要が多く感じた。

    1
    投稿日: 2025.07.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    表層的なファンタジーを装いながら、その実、「勇者とは何か」「正義とはいかなるものか」といった根源的な問いを静かに投げかけてくる、極めて重層的な群像劇です。“勇者殺し”という衝撃的な事件を軸に、登場人物たちそれぞれの過去、信念、矛盾が丁寧に描かれ、読む者の感情を巧みに揺さぶります。リュドニア王家をめぐる姫と王子の複雑な関係性、そして“もう一人の勇者”の存在が物語に深い陰影を与えており、緊張感に満ちた構成が際立ちます。軽妙な会話と緻密な戦闘描写が絶妙なバランスで挿入され、読後には単なる事件の真相以上に、人が何を信じ、どう生きるのかというテーマが静かに残響します。静謐かつ劇的な一冊でした。

    3
    投稿日: 2025.07.03
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    すでに魔王を倒してる勇者一行が如何にして成長し、強くなっていったかを丁寧に教えてくれる。 今後はこういう旅先の話になっていくのかな。

    3
    投稿日: 2025.07.01
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    「誰が勇者を殺したか」の第3段。 前2作を読んでいるので楽しみにして発売当日に購入しました。サブタイトルが勇者の章なので、今からアレスの話??と不思議でしたが、別の国のお話でしたね。その国の王子が国と民を守るために英雄的な振る舞いをしてたので「リュドニアの勇者」と呼ばれていて、その王子の死の真相に迫るという話です。 そして、そこに魔王討伐に向かうアレス達勇者一行が訪れるのですが、アレス達4人のやり取りを初めてちゃんと読めて楽しかったです。マリアさんが相変わらずいい味出してますね。彼女にはまだ秘密がありそうな感じですが、この先明かされる事はあるのでしょうか。 今回とお話の舞台となるリュドニアのお話が少々物悲しく終わったのが後味悪くて前作より星が少なくなりました。

    25
    投稿日: 2025.06.22
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    『誰が勇者を殺したか』シリーズ第3作 第1作中にあったある出来事を描き、「勇者とは」を問う 前2作が傑作すぎて、本作は秀作にとどまるが、 相変わらず読みやすいし、心に残る 聖女マリアの性格がまたいい

    1
    投稿日: 2025.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ファンタジー・ミステリ書評 読書レベル 初級〜中級 ボリューム 252頁 ストーリー ★★★★★ 読みやすさ ★★★★★ ハマリ度  ★★★★ 世界観   ★★★★★★! 知識・教養 ★★★★ 読後の余韻 ★★★★★ 一言感想:世界観が最高!!ドラクエ、FF好きな人にオススメのシリーズ第三弾! とにかく、第一弾から順番に読むことは必須!そうでないと、登場人物の仕草や他愛もない一言の感じ方が全く違うと思うし、この物語を深く味わう事ができないので(笑。 ただ、大好きな物語なだけに、第二弾に当たる「予言の章」が秀逸過ぎてハードルがかなりあがってしまい、今回の「勇者の章」のストーリーは平坦な道のりで終わってしまったかなと言う感じ。 最後に、、、! ー私の心にブッ刺さったカルロスの言葉ー 「勇者よ、おまえも責務を恐れてはならん。おまえが自分で仲間に命令を下さないのは、恐れがあるからだ。自分のせいでうまくいかないかもしれない、仲間が傷つくかもしれないという恐れだ。人に任せたほうがうまくいくかもしれんし、そのほうが楽だからな。」

    32
    投稿日: 2025.06.21
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    どんな展開が待っているんだろうと思って読み始める。あの人かも、この人かもと予想するけどことごとく裏切られ、途中の違和感が最後に向けて回収されていく。元気で明るい勇者の旅!が王道の中この作品は、いい意味で裏切られ続けるのがまたたまらない。

    3
    投稿日: 2025.06.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ザックたちが再び!それが嬉しい! しかし勇者とはとてつもない責任と期待が伴うため、大抵はそうなるよなぁ…。切ない。 シェイプシフターも何となく気づいていたけど、切ない…。 勇者だったよ…。

    5
    投稿日: 2025.06.18
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    今回も主人公ザックとは違う 別の勇者のお話。 「勇者とは」が今作のテーマで物語が進み、「誰が勇者をころしたか」のタイトル回収への流れが上手いです。 もう1回読もう! と思わせる物語であり、続きが楽しみです。 いつか「聖女の章」が出てくるのを期待してます。

    4
    投稿日: 2025.06.17
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    流石にもう勇者の殺され方もないやろ、、、と思って読んだけどまた裏切られた。一夜で読みきってしまった。一見するとアンチ勇者ものの捻くれた物語だと思われるタイトルだが根底は人間讃歌なので安心して読める。 そうこの物語は王道なのだ。切り口が独特なだけで世界観もテーマも登場人物も王道なのだ。無論これは作者の意図によるものであろう。そこが面白いのだ。 あとマリアの続きが欲しくさせる書き口は流石でる。

    4
    投稿日: 2025.06.16
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    本シリーズもいよいよ三作品め! 勇者が魔王を倒してから物語は始まりましたが、本作は勇者達が王都を旅立った直後の話! リュドニア国を訪れたアレス一行は『リュドニアの勇者』カルロスと出会う! 旅立ち初めの頃のアレス達の連携の悪さとパーティとしての成長についても語られます。 魔王を倒した世界にカルロスは居ません!? リュドニアの勇者はどのような運命を辿り、周囲の人々はどのように導かれたのか・・・ シリーズをとおして勇者とは何かについて考えさせられます。 現代の日本は平和すぎて救世主や勇者を求める声は上がりません。 コレは良い事なのか? きっと良い事なんでしょうね。 救世主は勝手に祭り上げられて裏切られる者・・・ 本作品に登場する新たな勇者についても考えさせられた!!!

    43
    投稿日: 2025.06.09
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    おもしろかった! 「誰が勇者を殺したか」というテーマだけでこんなにたくさんの物語を描けるのがすごい。

    4
    投稿日: 2025.06.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回は、「国を守る勇者」の物語。 勇者としての資質に誰より恵まれたカルロス王子。高まる期待はやがて過剰となり、その重圧は彼の心を蝕み、命さえも奪ってしまった。 当初は自ら勇者たる気概を持っていたが、歳を重ね現実が見えるにつれ、それがいかに無謀な理想かを思い知っていく。 それでも周囲の声に引きずられ、無理に“勇者”を演じ、やがて取り返しのつかない失敗を犯してしまう。その代償は彼の命だった。 王子の想いを継ぎ、リュドニアの勇者として振る舞ったのは、シェイプシフター。だが彼もまた、戦いの果てに倒れる。 その姿を見届けたのは、王子の妹・エレナ姫。幾重にも重なる真実と喪失の中で、彼女は勇者ザックに問う―― 「リュドニアの勇者を殺したのは、あなたですか?」と。 カルロス王子は、ザックのライバルとして登場するかと思われたが、全く違った。 彼がザックに“勇者の座”を譲ったのは、自身の才能の限界や嫉妬ではなく、どこか安堵のようなものだったのかもしれない。周囲に流される形で担がれてきた“勇者”という重荷から、ようやく降りられると。 エレナ姫もまた、最初は兄の死について問いただしたのかと思われたが、それも違っていた。 彼女が悲しみをぶつけた相手は、兄の影武者であり、ただ一人自分に寄り添ってくれた存在――シェイプシフターの死だった。 最期、ザックが彼女に伝えた言葉。 「見よ、銀髪の姫よ。美しい街だ」 その一言が、姫の心を決壊させる。涙を止められなかったのは、ただの別れではなく、誰にも知られることなく失われた“真実の存在”への痛切な想いからだったのだろう。最後に自分を思い浮かべてくれた、優しさへの深い哀惜ゆえだろう。 その哀しみの重なり合いが、自分にはとても美しく思えた。

    7
    投稿日: 2025.06.08
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    今回も、アレス(ザック)以外の勇者が登場する話。前巻の「預言の章」が、アレス達によってバッドエンドを回避できるようになる話であったが、今回の「勇者の章」はアレス達がやってくる事によって、バッドエンドが引き起こされてしまう話。一言で言えば、前巻の“裏“にあたるわけだ。この「誰が勇者を殺したか」シリーズ自体、勇者と思われたアレスは早々に死んでいて、実はザックだったという“裏“なわけで。「預言の章」も、それ以外の勇者を描く“裏“だったから、徹底して“裏“を追求しているシリーズだな。次はどんな“裏“なのだろう。

    5
    投稿日: 2025.06.04
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    魔王倒す前にいろんな物語があるんだなぁ。 魔物との内通者はどちらかでしょ!と予想できたけれど、それでも面白かった! エレナ姫の自分のことを最後に思い浮かべる人がいてほしいって気持ちわかるな。 だから最後ページはうるっときた!

    4
    投稿日: 2025.06.03
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    過去編ばっかりで連続だと飽きますね。 しかも同じ語り口やし、ちょっとくらい方向性変えてくれたらなー、でもこのシリーズ好きな人はこの感じを求めてるやろうし。 まだこんな隙間があったのね。 別れのシーンで何度も振り返っては喋ってくるみたいなしつこさというか、ダサさを感じてくる。終始センチメンタルなムードが漂ってて、わざとらしさが鼻についてしまって泣けなかったです。 キャラの新鮮味がもうないし、長ーい話の途中感が半端ない。 もしかしてまだ続くのかな……姪っ子に渡す前に読んでたけど、私はもう読まないかな。

    39
    投稿日: 2025.06.02
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    今一番好きなラノベシリーズ第3弾。ようやく勇者一行の道程が描かれる。毎度文学性の高さに驚かされる。勇者という憧れの存在になにかを見出した者たちの闘争と陰謀が印象深い。カルロス王子という今作の舞台リュドニア国の勇者と姫エレナ、そして成り変わり魔物を誘引するとされる伝説の存在シェイプシフターが物語の重厚性を際立たせている。最後に描かれるマリアの真実の一端が垣間見えるシーンは壮絶で、次巻で描かれるのかが楽しみ。

    5
    投稿日: 2025.06.02
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     『誰が勇者を殺したか』の3巻目。  勇者たちが魔王討伐のために旅立ち、最初に訪れた国リュドニア国で出会った王子、リュドニアの勇者カルロスとのお話。  旅立ちの頃に苦労した勇者一行のエピソードなどなど、後日譚として描かれる、『誰が(リュドニアの)勇者を殺したか』。  『誰が勇者を殺したか』の初手が勇者が魔王を討伐したあとの世界を描かれているので、勇者一行のメイン人物は誰も死なないことが確定している、勇者一行の旅立ちの時の話。  とはいえ、2巻の『予言の章』で見事な連携や圧倒的な強さを見せる勇者一行ですが、初巻の勇者とそれぞれの登場人物の出会いからすると、メンバーは相当クセ強メンバーのはずではじめからそんなに連携が取れていたとは思えなく、旅立ちの頃はやっぱりなと思うような感じで逆に安心しました(笑)  そんなクセ強メンバーでも勇者の言うことは絶対に耳を傾けるので、勇者に必要な資質ってこういうことだろうなと改めて思います。  そして、相変わらず本作品シリーズはRPGの世界の中の気付きが多いことに毎回驚かされます。  RPGゲームやってると、自分が操作するキャラクターが世界を救うし、自分が救う以外にあり得ないわけで、せいぜい想像できて、街や城、国を守っている人達がいるというところまで。  魔王を討伐しようとする勇者と言われる人が他にいたり、熱望される人がいるということまではなかなか想像つかないなと思いました。  そして、改めて問われる勇者とは何か?  魔王さえ倒せば良いのか?そして、勇者は魔王を倒した者だけなのか。  魔王討伐とともに勇者とは何かを改めて問い続けるシリーズだなと思いました。

    8
    投稿日: 2025.06.01
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    シリーズ第3弾。 魔王軍との内通者は誰だ!?今作もミステリー要素を織り交ぜた冒険ファンタジー。 心地よい世界観の中で、軽快なテンポで物語が進み、サクッと読める心地よさが魅力。

    13
    投稿日: 2025.06.01