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六月のぶりぶりぎっちょう
六月のぶりぶりぎっちょう
万城目学/文藝春秋
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総合評価

163件)
3.6
18
64
64
4
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どちらかといえば表題作ではなく「三月の局騒ぎ」の方が好き。清さんの余韻が何とも言えない空虚感というか、不思議な気分になる。「十二月の都大路上下ル」とつながったようで、どんなふうにこのワールドが広がっていくのか楽しみ。「ぶりぶりぎっちょう」は(たしか「あの本、読みました?」のインタビューで観たけれど)ほんとにいい言葉を見つけられたと思う。

    0
    投稿日: 2025.11.16
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    織田信長は何故明智光秀に殺されたのか 高校の社会科女教師が迷い込んだのは 現代版 「本能寺の変」?! もう1編の、局話の方が短いけど面白かったかも。 キヨの正体は?? さすがの万城目ワールド全開!

    0
    投稿日: 2025.11.08
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    万城目学らしい、目を引くタイトル。 ぶりぶりぎっちょうって、何? という疑問に惹かれてページをめくれば、いきなり飛び込んできた文字は「にょご」。 え? にょごって何? これはもう、読むしかない! 「三月の局騒ぎ」 「六月のぶりぶりぎっちょう」 京都を舞台にした、奇妙な2本立ては、いつもの万城目学よりも、ふんわりとしたお話でした。

    1
    投稿日: 2025.11.06
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    万城目学の京都ワールド全開の2篇。表題作は本能寺の変と同じ6/2の京都を舞台に、その謎を解き明かす一大歴史スペクタクル(!?)だが、ぶっ飛び過ぎていてイマイチ。しかし、北白川の女子寮に住み、「女御」と古めかしい呼び名で呼ばれる寮生たちの生活と、謎の寮生「セイ」を描いた「三月の局騒ぎ」は傑作。

    8
    投稿日: 2025.10.30
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    万城目先生の話を読んでみたくてこちらをチョイス。お話が2つ載ってます。「三月の局騒ぎ」に「六月のぶりぶりぎっちょう」 六月の方が圧倒的に長い話ですが、わたしは三月の方が好みでした。三月の方が、先日読んだ「八月の御所グラウンド」にテイストが似てるからかな。 本能寺の変は日本史上、最大のミステリーとも言えますが、この本の中で居酒屋の大将がいってた「誰からも嫌われすぎ」の話がそういう見方もあるのか…と新鮮でした。でも、明らかになっていることと分からないことと共存しているからこそ皆んなが惹きつけられるのかもしれません。

    28
    投稿日: 2025.10.19
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    前作、八月の御所グラウンドと同じく京都を舞台とした歴史に触れたファンタジー。 【三月の局騒ぎ】  今は作家である主人公の、昔にょごだった頃に起こった作家を目指すきっかけが綴られる。 かなり昔から寮の一室に住んでいる不思議でちょっと近寄り難い「キヨ」と主人公が相部屋になってしまう。キヨに完全に無視を決め込まれるなか、ある日のこと。 キヨに『なんで、書くのやめたの』と唐突に質問される。小学生のときネットにあげた文章が中傷されてからぱったりと文章に触れていない主人公はその言葉に戸惑うが…。 にょごにはじまり、局やら壺やらキヨやら…、おそらくそのへん詳しければ序盤には察しがすぐつく人も多いのかも。かくいう私は中盤あたりでした。 【六月のぶりぶりぎっちょう】  歴史の教師をしている主人公が研究発表会に出席するため、同学校の教師ソフィーと京都の大学に向かう。京都へ出るついでにソフィーのために観光案内もかねたものにしながら散策中、怪しい易者につかまり、周りの人物が戦国の歴史上の名前で現れるという不思議な世界に迷いこむ。 これはあまり言うとネタバレしやすいのでこれくらいかな汗。 2話ともエンタメに振った内容で軽快な文章なので楽しく読めます。 私は三月の局騒ぎのほうが好みでした。

    20
    投稿日: 2025.10.16
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    女子寮のお局様が気になる話と本能寺の変の謎に巻き込まれる話。どっちも大変好みで大好き。お局様があのお方で思わずあぁって膝を打つ。せやな、私もその篇首知ってる。本能寺もそんなことになる?って展開が楽しみ。古都ってこういうことありそうでいいよな。

    2
    投稿日: 2025.10.08
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    他の方も書いてらしたけど、私も、ぶりぶりぎっちょうより、局騒ぎの方が良かったです。ぶりぶりぎっちょうは、少しSFっぽい感じがしてしまって…さり気なさが良いのになぁ、と。

    0
    投稿日: 2025.10.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「八月の御所グラウンド」シリーズ第2弾とかいう触れ込みだったと思うので、もうそれはそれは張り切って図書館に予約を入れました。ポチっと。どれくらい待ったでしょう。やっと手元に届きました。 本作、「続編」ではないです。京都を舞台にした、日本史ミステリーという点で、確かに「シリーズ」として同じ括りにしていいな、という感じです。 二つのお話が収録されていて、一つ目の「三月の局騒ぎ」は短いお話で、小品といったところでしょうか。ドカンと衝撃的なことが起こるわけではなく、しっとりとした雰囲気をまとったお話で、印象が弱いかもしれませんが、私は好きでした。この主人公が「八月の御所グラウンド」に収録されている「十二月の都大路上下(カケ)ル」につながっていくところは、読者として「うはっ」と嬉しくなる瞬間ですね。この瞬間がたまらんです。 そして二つ目のお話が表題の「六月のぶりぶりぎっちょう」です。「三月の局騒ぎ」に比べるとだいぶボリュームがありましたが、サクッと読める歴史ミステリーでした。「八月の御所グラウンド」からここまでの4作品で一番「ミステリー」だったと思います。 「ぶりぶりぎっちょう」なんて、さすが万城目さんは変な言葉を考えつくわ~と思っていたら、本当に実在したものだそうです。平安時代から始まり、江戸時代には儀礼化された、木製の杖を使って木製の球を打ち合う遊びだそうです。へぇ~。 そしてこのお話の題材は、歴史に疎い私でももちろん知っている「本能寺の変」。明智光秀がなぜ謀反を起こしたのか、明智光秀がすぐに殺害されてしまっていることなどから、その真相はよくわかっていないまま・・・夜の京都で、真相を知りたいとそこまで強く願ったわけではないのですが、高校の歴史教師である主人公は、6月2日が繰り返される世界へ誘われてしまいます。 これがまた、おっかなびっくりのとんでもない世界でした(←語彙力よ・・・)。ネタバレしたくないので(うまく自分の言葉にできないので)、詳細は書きませんが、最後のところだけ、書かせてください。この世界から元の世界に戻るとき、長持ちが登場します。無事に元の世界に戻れるよう案内してくれたのは森蘭丸。「本能寺の変」で主君信長とともに最期を迎えたと言われているあの蘭丸。長持ち、蘭丸。長持ち、歴史上の人物。長持ち・・・。そうです!「ホルモー六景」の「長持ちの恋」を思い出したでしょう?!これが言いたかっただけなのですが、共感してくださる万城目学ファンはいるはず。 元の世界に戻った主人公の前に、信長が現れます。信長は言います。京都には自分のような往生際の悪い奴がうろうろしていると。「京都ならさもありなん」ですね。私だったら歴史上の誰に会いたいかな~なんて考えてしまいます。 「静」と「動」、少し軽いミステリーと、結構重いミステリー。真逆の物語がとても良いバランスだったと思います。京都の魅力を再度感じながら、過去と現在を楽しめる良質な物語でした。 12月、8月、3月、6月・・・ときました。あと8か月分、京都が舞台の日本史ミステリーが続いたら最高だな、と思いました。

    54
    投稿日: 2025.09.29
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    局の方は、直木賞の世界観を残し、じんわりしてくる。 ぶりぶりの方は、そんな未練もあるのか?という思いを組んだストーリー構成は面白いが、やり過ぎと感じてしまった。さりげなく主役の存在を感じさせる展開の方が、この手のストーリーは適していると思う。織田信長とさりげなさの組み合わせは難しそうだから、主役の選択が残念ということか。

    7
    投稿日: 2025.09.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    目次 ・三月の局騒ぎ ・六月のぶりぶりぎっちょう 京都で、出会うはずのない人と出会うシリーズ。 『八月の御所グラウンド』に続く第二弾。 「ぶりぶりぎっちょう」とはまた、面妖なものを見つけてきたな、という感じ。 平安時代から続いていた球技というか、子どもの遊びの名前らしいのですが、正直言ってこれは出オチ。 ぶりぶりぎっちょうである必要性はない。 そもそもテーマは本能寺の変だし。 語り手は滝川という高校の日本史教師。 研究発表会のため同僚と京都に来たのだが…。 朝、見覚えのないホテルで目を覚まし、死体を発見してしまい、知り合いがことごとく別人のような言動(堅気じゃないっぽい)を取り、ボス(織田)を殺したのは誰だと騒ぎ、天下の行方を探す。 語り手の滝川、京都案内役のトーキチロー、居酒屋の大将の柴田やお香屋さんの丹羽ときたら、トクさんは徳川でしょう。 で、当然のように明智が殺されたのだが、誰が、何のために…? これは、信長がなぜ殺されたのかを一番知りたがっている人が仕組んだ仕掛けなのだという。 ここから出るためには、だれが何のために、を解き明かさなくてはならない。 が、当然といおうか、作者は真相を解き明かしたりはしない。 その結末のつけ方は、賛否あるだろうと思う。 私なら中身を見てから渡すなあ。←姑息 滝川とトーキチローの抜き打ちテストのやり取りが、テンポよくて笑った。 「墾田永年?」 「私財法」 「三世?」 「一身の法」 「大和四座と言えば?」 「観世・宝生・金剛・金春(こんぱる)」 「五奉行とは誰のこと?」 「前田玄以、浅野長政、石田三成、増田長盛、長束正家」 「護憲三派を古い順に」 「ええと……、立憲政友会、憲政会、革新倶楽部か?」 もはや本能寺の変ではない…。 これ、映像で見たらいろいろ面白いだろうなあと思う。 建築マニアの万城目くんだけあって、建物の様子も結構丁寧に細かく描写してあるし。 しかし私が気に入ったのは、断然『三月の局騒ぎ』だ。 北白川女子寮マンションの、14回生以上と噂される、古参のお局様の正体とは? 語り手が、『坊っちゃん』の清が好き、という軽いミスリードにもかかわらず、キヨの正体は割と早くわかる。 「想いを伝えることができるのは、この世に生きている者だけ、だから」というキヨの言葉がずっしりと胸に堪える。 そして、「私ほど、その篇首(へんしゅ)を知られている者は他に存在しない」という自負。 くうぅ、かっこいい! 座右の書にしたいくらい好きかも。

    0
    投稿日: 2025.09.21
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    万城目さんの本は大好きで何冊も読んで独特の世界観を堪能させていただいているが、今回はなんだかなぁ。 3月の局騒ぎは面白く読めたのが救いだったかな。最後までどうにかこうにか読了できたけれど、本能の変にまつわるエピソードだと気がつくまでが長くて、そのあともイマイチ入り込めず。歴史が苦手だと尚更色褪せてしまったのかも。

    6
    投稿日: 2025.09.16
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    『八月の御所グラウンド』に続き、やっぱり読みやすい...!私の成長なのか万城目さん側のなにかなのか... 歴史は解釈次第なところがロマンであって、答え合わせは誰にもできないけど、当の本人たちは紛れもなくその時間を命がけで生きてるんだよなあ〜まあでも自分だけが読み返すつもりで書いていた日記とかが何百年何千年後かに歴史を紐解く資料に使われていたとしたらたまったもんじゃないね!!蘭丸、愛だなあ "三月の局騒ぎ"大好きだった 時代を経ていてもかつてその場所で生きていた人に出会えるかもしれないと思わせてくれる京都 よすぎる 何度だって言うけど、自分のこれまでをやり直せるなら、やっぱり京都で大学生する人生も歩んでみたい

    2
    投稿日: 2025.09.14
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    万城目さん初めましてでした。 タイトルの『ぶりぶりぎっちょう』が気になって読んでみることにしました。 優しい感じが良かったです。 『三月の局騒ぎ』のほうが話に入っていきやすく、面白かったです。 学生時代に寮生活経験してたので、懐かしさを感じました。 『六月のぶりぶりぎっちょう』は誰もが知っている本能寺の変のミステリーでした。 今までに読んだことのない世界観で印象的でした。 歴史は好きだったけど、深すぎて少し難しかった。

    14
    投稿日: 2025.09.06
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    八月の御所グラウンドに続いて読んだ今作品。 またまた京都が舞台で楽しめましたが、六月のぶりぶりより三月の局騒ぎの方が響きました。 にょごと呼ばれる人たちとか、女子学生寮の雰囲気が良きでした。 坊ちゃんの小説に出てくるキヨさんから、キヨと名のつく人に悪い人はいないって思っちゃう感性とか偏愛ぶりにズキッてきてしまう。1000年経っても日本人に忘れられないフレーズを残すなんて、明治の文豪たちもまだまだ足元に及ばないし何故めいたところも良かったです。 20年前の出来事で娘が駅伝のアンカーって前作繋がりもあったりで・・ それにしても京都は歴史上の人もいまだに現世を彷徨っているようで魅力的な街でした。

    95
    投稿日: 2025.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館で借りて、読みました。歴史を知らなくても、ほとんどの人が知っている「本能寺の変」。本能寺の変をテーマにしていて、歴史も少し入っていて、個人的にはとても面白かったです。万城目さんの文章力が素晴らしかったです。

    1
    投稿日: 2025.08.18
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    万城目さんワールドでよかったです。京都はいろんな舞台になる場所だなぁと思う。これからも定期的に読みたいです。

    2
    投稿日: 2025.08.15
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    短編2編 三月の局騒ぎの方が好きだった。 寮生活した事ないし 昔は絶対嫌だと思ってたけど ドライな女子が多ければ悪くないかもと妄想させてくれた。 ぶりぶりぎっちょうの方は かなりテクニカルな設定で魅力もあったけど、 主人公が受け入れるのを抵抗し過ぎてて ちょっと共感しにくかった。

    3
    投稿日: 2025.08.07
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    ぶりぶりぎっちょう、しゅららぼん、とっぴんぱらりのぷう、といった謎めいた呪文のような題名だったり、歴史上の人々が出てきたり、こんな世界線あったら面白いかも、を描いてくれる万城目ワールド。 「三月の局騒ぎ」 京都の女子大生専用寮でのお話。 ホルモーシリーズを読んだときも思ったのだけど、京都で大学生をしたかったなぁ。東京のような大き過ぎない街の中で山も見えて。想像してるぶんには伸び伸び楽しそう。 「六月のぶりぶりぎっちょう」 脳内配役は、 滝川先生→有村架純(彼女わりと汎用性高い…!) ソフィ先生→クリスタルケイ トーキチロー先生→矢本悠馬 丹羽→キムラ緑子 トクさん→YouTuber三木大雲和尚 明智→石橋蓮司 三木→吉沢亮(彼も脳内俳優でよく登用) 織田信長→小栗旬、、でもいいし、う〜ん、市川團十郎白猿かなぁ。 BGMはミスチルの足音です。もちろん(?)

    19
    投稿日: 2025.07.29
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    万城目学が描く、“ありそうで、ありえない”京都 『六月のぶりぶりぎっちょう』は、直木賞を受賞した『八月の御所グラウンド』に続く新作。
読んでいてまず思うのが、「京都ならこういう不思議、ほんとに起こりそう」という感覚です。
万城目さんの描く京都には、どこか現実味があるのに、明らかに普通じゃないことが日常のように紛れこんでいます。 今回も、誰もが知っている「あの人」や「あの人」が登場し、「そう来るか!」と意外な展開に引き込まれます。
タイトルの「ぶりぶりぎっちょう」、初めは万城目さんのユーモアかと思ったのですが、実は歴史ある言葉だそう。
言葉遊びのようで、しっかり裏づけがあるのも、万城目作品の奥深さですね。

    1
    投稿日: 2025.07.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    八月の御所グラウンドの続きのような万城目作品第一話『三月キヨの局騒ぎ』は、女子大生の若菜が主人公。若菜は女子寮で暮らしていて、寮生は「にょご」と呼ばれる。平安時代の天皇の妃を女御と呼ぶ等平安チックな女子寮。そこで出会った「清=キヨ」という14回生の先輩。すなわち清少納言の誕生だ!第二話『六月のぶりぶりぎっちょう』は、女性教師の滝川が主人公で「本能寺の変」がモチーフ。織田信長を殺した犯人は明智光秀のはず・・・第一話の方が断然に面白い。もっと言うと、第一話だけで良かったのでは?謎が多いキヨ、好きかも。④

    58
    投稿日: 2025.07.12
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    「三月の局騒ぎ」「六月のぶりぶりきっちょう」の中篇2つが入っています。 私は、「三月の局騒ぎ」のほうが好きでしたが、どちらも京都を舞台に歴史上の人物と現代の主人公が交錯していく楽しいお話でした。 「篇首」という言葉もはじめて知りました。 確かに「春はあけぼの…」は、日本でもっとも有名な篇首ですね。 「八月の御所グラウンド」と同じシリーズの第二弾だったとは、知らずに先にこちらを読んでしまいましたが、昔と現代が交錯するシリーズということで話的には、そんなにつながっているわけではないようです。 「八月の御所グラウンド」も早く読んでみたいです。

    1
    投稿日: 2025.07.08
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    万城目学氏が京都を舞台にしたら、面白くないわけがないです。未読の『八月の御所グラウンド』の方が出版が先だったことは残念… でもまぁ、これから読みます‼︎

    18
    投稿日: 2025.07.01
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    今回は京都尽くしかぁ〜。 最初の寮のお話は導入って感じで、めちゃめちゃいいし、もうぶりぶりぎっちょうは、歴史付きとしてはたまらぬ世界観で最高だった。 これどう展開させるんだろうってひやひやしたけど、最後のセリフとか、すごくいいし、本当に真実がわかるならめちゃめちゃ気になる、、、。 織田信長はなぜ死んだのか。確かに、永遠のミステリーだわ。 でもだからいいっていうのもあるよね。 森蘭丸すきぃ、、、笑。 たしかに、ふざけてるのかもしれないけど、この絶妙に、ロマンをくすぐってくるところは、この作者さんの技術力とセンスの秀逸さを物語ってると私は思う笑。

    2
    投稿日: 2025.06.23
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    うーん。微妙。シリーズ2作目ということだが確かに第1話は前作の第1話と繋がっているけと表題は前作とどこが繋がっているのか全くわからなかった。 しかも突然現実世界から夢?仮想空間?に移って全く乗り切らなかった。 これが万城目ワールドと言われたらそうなのかもしれないけど、そのワールドに今回は呼ばれなかった私と言ったところでしょうか、、、

    19
    投稿日: 2025.06.14
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    本能寺の変。 日本史上最大のミステリー・・・・。 歴史の真実を、皆が探している。 でも、一番知りたいのは織田信長 本人ではないか。 何故、俺は殺されたのか?と。 まさか、織田信長はまだ成仏できずに京都、鴨川あたりを彷徨っているのでは、ないだろうか? 高校の女教師日本史の滝川先生。 大和会、という研究発表会の為に京都へ行くことになった。 発表会の日は六月二日、偶然にも 本能寺の変が起きた日! ――滝川先生は、不思議な世界に引きずり込まれてしまう―― 織田信長、羽柴秀吉、丹羽長秀、 柴田勝家、徳川家康、明智光秀、私は滝川、滝川一益という織田家重臣の苗字と同じ。 いったい何が起きた? ぶりぶりぎっちょう(振振毬杖) これは今、茶道で初釜の香合の道具として使われているらしい。 六角形位の樽のような形で、鶴や松が描かれている。 本の題名を知った時 “一体どんな 意味の本だろう?”と思った。 この本は、歴史の勉強に(笑)なったかな?などと思ってしまう。 ――そして、本にはもう一話、 「三月の局騒ぎ」という話が短いが 入っている。大学の女子寮の話で 読み易く、興味を引く事柄があり もう少し先も読みたかったかなと思う。 万城目学さん、初読み作家さん 京都の方なのかなと思っている。 私は、八月の御所グラウンドを まだ読んでいない!続編を先に読んでしまったのだろうか? 2025、6、11 読了

    59
    投稿日: 2025.06.11
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    1話目も良かったなー ヤスケが出てきたのが最高でした また信長もののお話も読みたくなったー 本屋大賞もいけただろうになー面白かった!

    2
    投稿日: 2025.05.31
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    多分もう一回読めばおもしろく感じるのかもしれない。返却日までに読み切ろうと急いで読み切った。ファンタジーが過ぎてよくわからなかった。

    1
    投稿日: 2025.05.30
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    今回の万城目さんは、ちょっと難しかった。あまりのめり込めないまま終了。本能寺の変を推理小説風にするのは…。Audibleとは相性悪いのかな。

    0
    投稿日: 2025.05.25
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    だとすれば、京都には偉人(だけじゃないかもしへんが)がいっぱいいるのではないか? 京都に行ったら見知らぬ人を凝視してしまいそうだ。 どういう結末が待っているのかと思いきや、そう来たのね。 私はトーキチロー陰謀論を推してるんだが… 続編希望

    0
    投稿日: 2025.05.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ第2弾。 京都歴史ファンタジーシリーズなのかな? 直木賞受賞作に続く中編集。 「三月の局騒ぎ」 「六月のぶりぶりぎっちょう」 の2編収録。 前者は清少納言×女子大生、後者は織田信長×日本史教師というもの。 初出順だと「六月のぶりぶりぎっちょう」は「八月」より前らしいので、受賞を受けてのシリーズ化ではないようです。 ということはあと8作作るつもりがあるということですね。 しばらくは万城目ワールドの長編はお預けかな。

    0
    投稿日: 2025.05.18
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    『八月の御所グラウンド』からの、「六月のぶりぶりぎっちょう」と「三月の局騒ぎ」。 両作とも読みやすく、面白かった。万城目さん自身もきっと楽しみながら書いてるんだらうなって、思う。

    0
    投稿日: 2025.05.13
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    短編2つ 「三月の局騒ぎ」は 、『八月の御所グラウンド』の中の「十二月の都大路上下ル」にでてくる新菜ちゃんのお母さんの話。 新菜ちゃんのお母さんの若菜さんが、大学時代に寮で清少納言に背中を押される。 「六月のぶりぶりぎっちょう」は、懐かしい『鹿男あおによし』と同じ設定で、信長の死の謎解き。 前に読んだものとゆるく繫がっていて懐かしく嬉しくなる。 どちらかといえば、三月の〜の方が好みだった。 京都には時代を超えて、信長と蘭丸や新選組や、清少納言や沢村栄治がいると考えてみると、大ボラが楽しい。

    4
    投稿日: 2025.05.07
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     万城目さんのこの作品、わたしには難しかったです⤵︎頭が弱ってきているのをとっても感じさせられました。何年か前にホルモーで彼に出会って、鹿男・トヨトミ・しゅららぼんと本当に楽しませてもらいました。ホルモーは映画で鹿男はテレビで、何回も見ましたがでもやっぱりおもしろい〜  いっぽう、バビル・ヒトコブはあんまり分かりません⤵︎この作品はこっちの仲間なのか…でもきっと、万城目作品があればまた手を伸ばすはずです。

    0
    投稿日: 2025.05.01
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    ・三月の局騒ぎ ・六月のぶりぶりぎっちょう 京都を舞台にした2作品、どちらも万城目学さんらしい作品でした。個人的には「三月の〜」の短編が好みでした。

    1
    投稿日: 2025.05.01
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    万城目さん(と森見さん)、京都に根っこがありその作品には独特の世界観と雰囲気を持つ大好きな作家さん(たち)で、未読本を見つけるとすぐさま読むことにしており、うっかり『八月の御所グラウンド』を読んでいないのにこちらを前のめりに借りてきてしまいました。そしててっきり直木賞常連作家さんとばかり思っていましたがお二人ともノミネートこそ複数回されつつも、森見さんは受賞なし、万城目さんは『八月の~』で初受賞されたのだと知り、びっくり。読み終わって万城目さんの受賞インタビューの記事をいくつか読んで、何度もノミネートされて受賞を逃し続けて今回受賞したら、自分がずっといじけていたのに気づいた、というようなことをあっけらかんと話していたりして、面白かったです。というわけで、『八月の~』は未読なのですが、「想いを伝えることができるのは、この世に生きている者だけ」というテーマは共通ながら一遍ずつ完結しているシリーズなので、こちらから読んでも十二分に楽しめました。表題作は高校の社会科教師がとある会合に出る為に同僚と前泊して、京都を案内するなかで本能寺跡で信長の話をしたその夜の打ち上げの後に不思議な易者に行き遭ってとんでもない騒動に巻き込まれる、という摩訶不思議な話でした。万城目さんらしさ全開ですごくわくわくしながら読みましたが一読では何がどうなっていたのか理解が追い付かず、信長(ボス)の死体を発見するところから再読してしまいました。もう一遍の、女子寮の話はもっと日常と地続きの不思議な話で、どちらかというとこちらの方がより、好みでした。読み終わって、思わず愛猫の耳の中を覗いてみたりしました。『八月の~』も近々読みたいと思います。十二国記の合間に読んだので、すごくホッとしました。

    0
    投稿日: 2025.04.13
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    図書館にて借りる、第717弾。 (京都市図書館にて借りる、第182弾。) 『八月の御所グラウンド』を超えられず。 表題作「六月のぶりぶりぎっちょう」より「三月の局騒ぎ」の方が良かった。表題作は、ちょっと凝過ぎというか、何だかケムに巻かれたような、森見登美彦作品を読んでいるような気分だった。 万城目学作品はどれもヘンテコな世界観で、独特でとぼけた味わいが好きなのだが、本作の表題作は、あまり好みじゃなかったかも知れない。 星は3つ。3.4で良いかな。

    0
    投稿日: 2025.04.10
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    「八月の御所グラウンド」を読んだとき、なぜ新選組?!とか思ったけど、そういうシリーズなんですね。 ファンタジー色の強い作品があまり得意ではなく、最後まで没入できなかった。 あくまでも個人的嗜好。

    0
    投稿日: 2025.04.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回は京都にある女子寮を舞台にした『三月の局騒ぎ』と本能寺の変を舞台?にした『六月のぶりぶりぎっちょう』の2作。 どちらも面白かったし、京都ならそんなことがあるのかもと思わされるようなお話だった。個人的には『三月の局騒ぎ』のほうがとっつきやすくて読みやすかった。 京都にある大学に通う主人公は女子寮に入寮する。その女子寮は毎年の退寮や入寮に伴って部屋を変える。学年が上がると1人部屋を希望することもできる。そんな女子寮に長年住んでいると言われているキヨという女性がいる。彼女がどの大学に通っているのか、何年この女子寮で暮らしているのか知っている人はいない。ある年、主人公はそんなキヨと同室になる。そんなキヨの正体は…?はっきりとは明言されないけれど、もしかしたら清少納言なの?!というファンタジー物語。

    6
    投稿日: 2025.04.07
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    京都シリーズ第二弾。何度も繰り返される本能寺の変の謎。女子寮のお局の正体はあの人? 二作とも明言しない終わり方で、京都ではこんなことがあるかも知れないと不思議と爽やかな読後感。「天下」の正体には驚きました。あと三木さんが素敵。

    7
    投稿日: 2025.04.06
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    読書備忘録908号。 ★★★★☆。 八月の御所グラウンドから続く連作中編シリーズ!だと思う。 大学女子寮マンションを舞台にした「三月の局騒ぎ」と、京都・奈良・大阪の女子大合同イベント"大和会"で起きた不思議な事件「六月のぶりぶりぎっちょう」の2編。 前者が★4つ。後者が★5つ。 後者はまさに往年の万城目ワールド再び!って感じでした。 とんでもないパラレルワールドで楽しませてくれた! 【三月の局騒ぎ】 一般賃貸としての女子学生寮。北白川女子寮マンション。 この女子寮の構造の不可思議さと部位の呼び方が京都らしくてサイコーですが、それは一切割愛! 部屋を局(つぼね)と呼ぶことだけを備忘。 1回生は3人部屋。2回生になると2人部屋とかになっていく。 そして3回生以上は運が良ければ1人部屋。 主人公の賢木若菜は20年以上前の思い出を振り返る。自分が2003年で3回生だったころの部屋割り騒動を・・・。 そして寮の中のトップ・オブ・トップの局が7番局。 大文字焼きの全貌が見渡せる一等局。 当時、そこにはキヨさんという学生がずっと住んでいた。 なんと12回生! 留年、休学を駆使しても最大12回が限界? 若菜は1人部屋にもなることも出来たが、2人部屋を選んだ。 そして、その相方はキヨさんが手を挙げた。 えっ? キヨさんは来年は居ないのでは? キヨさんって何者? キーワードは「猫の耳の中」ということで・・・。 そして若菜の娘、新菜が女子駅伝の最終区を走る!ということで繋がる。 【六月のぶりぶりぎっちょう】 京都、奈良、大阪の女学院の合同イベントが京都で開かれた。 大阪女学館の滝川講師(♀)は京都女学館の講師岡島藤吉郎と共に、フランスの姉妹校講師ソフィー・フロイスを京都観光に誘う。 歴史うんちくにうるさい滝川と岡島は、今日が6/1ということで、本能寺の変に纏わるあらゆる陰謀説を競ってソフィーに説明する。 そこに現れた易者。 滝川は占ってもらうことはないが、本能寺の変の真実を教えろ!とむちゃ振りをする。 易者は言う。「真実は教えられないが、再現することはできる」と。 そして滝川はパラレルワールドにトリップ! そこで演じられる驚きの舞台! 日本史史上最大のミステリーの真実は如何に! ぶりぶりぎっちょうという昔の玩具はちょっと弱めでした! 京都という土地には、死んでる人間がウヨウヨしているのだそうな。 それが偶々見えると?どうなる? 全国高校女子駅伝の新選組。 御所グラウンドに現れた助っ人。 女子寮にずっと住んでいるあの人。 そして、毎年6月2日に繰り返される・・・。 これで、3月、6月、8月、12月のエピソードが終わった。 これはどんどん続編出来るね!

    39
    投稿日: 2025.04.04
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    『3月の局騒ぎ』が面白かった。 想いを伝えることができるのは、この世に生きている者だけ、だから その通り!! 昔の有名な作家さんが現代の様子を書き綴ったらどんなに面白いことになるのだろうと、 ワクワクしてしまった作品でした。

    2
    投稿日: 2025.03.17
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    今回も前作と同じく京都が舞台の短編2作。1つ目の「三月の局騒ぎ」は、京都の女子寮の不思議な十四回生キヨさんの話で不思議な人と同部屋になった時の戸惑い。ラストでいろんな謎がつながり確信していくくだりがよかった。 2つ目の「六月のぶりぶりぎっちょう」視座反転 本能寺の変で生涯を終え400年以上その謎の真実を追われ続ける織田信長自身が本能寺の変の真相に迫る。 物語の舞台となるホテルもぶりぶりぎっちょうもイメージがハッキリしないまま読み進めてしまったところは反省

    39
    投稿日: 2025.03.16
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    この作品もマキメ・ワールド?全開だった。前に読んだ『八月の御所グラウンド』と同じ感じで、京都で起こりそうな不思議な話。『八月の御所グラウンド』に続く連作短編みたい。チョイチョイ繋がっている気がする。 『三月の局騒ぎ』 主人公の若葉が京都の大学に進学。北白川女子寮に四年間お世話になる。その寮は少し変わってて、京都らしくてそこが面白い。 例えば、寮生→女御      中庭→壺(藤の木が植えられていると藤壺)     すだれ→御簾(隣人との間に下ろすすだれ)     部屋→局 といった感じ。まるで平安時代。そこで暮らしていると友達に自慢出来そう。その寮に"キヨ"という謎の学生がずっと暮らしている。何回生かも分からないくらい。読んでいると"キヨ"の正体はきっとあの女性だろうと分かりました。"キヨ"はたぶん悩める女子を導いてくれる存在なんだと思った。 『六月のぶりぶりぎっちょう』 "ぶりぶりぎっちょう"って何?と始まり読み進めていくと、本能寺の変の真相に迫っていくという話でした。"ぶりぶりぎっちょう"は信長の時代の遊び道具で、ホッケーのスティックみたいなもので玉を打ち合う物?でいいのかな。この"ぶりぶりぎっちょう"はこの話の要。本能寺の変に迫っていくというのが、この作品では変わってて面白い。今までこういう設定で迫っていくというのは見たことがないかも。信長は自分が殺された理由を知りたいけど、真相は分からないまま。その信長の気持ちが切なかった。 「想いを伝えることができるのは、この世に生きている者だけ」、という言葉が二つの話に出てきます。 心に響きました。

    47
    投稿日: 2025.03.13
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    そこには愛があった。 直木賞受賞作「八月の御所グラウンド」のシリーズ二作目。表題作「六月のぶりぶりぎっちょう」と短編「三月の局騒ぎ」を収録。 とんだ茶番だ!と思った瞬間、 もう彼の思惑にハマってる。 京都と歴史と学生(もしくは教師)が揃えば、万城目ワールド全開!! 「想いを伝えることができるのは、 この世に生きている者だけ、だから」 二人は出会っていたんだね。感動。

    4
    投稿日: 2025.03.01
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    前作「八月の御所グラウンド」と同じテイストの2篇を収録した作品。 女子寮の物語は、前作の流れを踏襲し、回想も挟んであってノスタルジーを感じる作品だった。 表題作は、主人公が本能寺の変の謎に巻き込まれるちょっとしたミステリ仕立てになっていて、信長の存在が際立っっているところが、実はあの人〇〇だったんだの他作品と違うところだ。その点は良くも悪くもある。 おちゃめなキャラクターたちと、最後しっかり締めるところは、さすが万城目作品です。

    15
    投稿日: 2025.02.24
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    歴史にまつわる不思議でおかしな2篇の短篇集 一つ目は洛中女子寮ライフ。 お局のキヨとは誰? 女子寮ライフぶりが、女子大生あるあるな雰囲気で懐かしく楽しかったです。 二つ目は本能寺の変にまつわる奇想天外ストーリー。 万城目学さんらしくて好き。 怒涛の熱いパワーで流れるストーリーの中、信長の想いが切なくて、じんときました。

    17
    投稿日: 2025.02.24
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    「八月の〜」がよかったので手に取った。表題になっている「六月の〜」はハチャメチャ過ぎる印象だった…。収められた2編のうちでは「三月の〜」の方が好きだった。 万城目ワールド面白いし、京都愛や歴史を絡めるところも好き。

    1
    投稿日: 2025.02.23
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    短編とタイトルにもなっている中編1作ずつ。 色々書くと読む時に面白くなくなってしまいそうで感想が書きにくいけど、個人的には短編がすごくよかった。 やっぱり京都というのがいい。本当にあってもおかしくないと思わせる筆力がある。 思えば、『鴨川ホルモー』から20年近く。 当時はベストセラー作家というと雲の上の存在ではるかに年上のイメージだったが、万城目さんの京都ものは読んでるとやたら当時を思い起こすので調べたら、たった3つ年上なだけで同じ時期に同じ京都を過ごしてたとわかった。 今作では若い頃のホルモー!の勢いはもうなくて、お互い年をとりましたねという心境になったんだけど、それもまたいとおかしという感じ。 でも人生で一番楽しかったあの頃のエッセンスは入ってて、楽しかったですよねーと言い合ってるような感覚もあり、日頃そういう気持ちは忘れてしまってるので本当になんていうか有り難い存在です。

    2
    投稿日: 2025.02.15
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    今回は「三月の局騒ぎ」で謎の十三回生キヨ。「六月のぶりぶりぎっちょう」では本能寺の変の真相に迫る現在の高校教師。の2編だった。 私的には八月の方が好きだった。

    1
    投稿日: 2025.02.13
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    清さんは現世を楽しんでいそうだけど、信長さんは苦しそうだから早く成仏できるといいね。 女御をプリンセスと訳すのはいかがなものかと思ったが高位の貴族の娘さんだから間違ってはいないのか?

    0
    投稿日: 2025.02.12
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    まるで舞台演劇でもみているような、テンポで展開する。 2000年初頭を舞台にした、京都の女子大生。 あ、私と同年代。 そうそう、私も、Windowsのメモ帳を駆使して、タグ打ちでホームページつくりました。 アナログなのか、デジタルなのか、、、 京都は、歴史が重なっている、思いの密度が高い土地。 ふと、意外なひとが紛れ込んでいても、ありそう。。 巻き込まれると大変だー。 面白かったよ。

    0
    投稿日: 2025.02.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『三月の局騒ぎ』が面白かった。 清が現代の言葉やインターネットを勉強して、ホームページ作ってまでエッセイを書いていたっていう発想が面白い。 それに加えて、薔薇壺、棕櫚壺、局、御簾などの設定が、京都なら本当にそういう寮もあったんじゃないかとか、自分もこんな寮に住んでみたいとか思えて楽しかった。 清が主人公と言葉をかわしたことで居なくなってしまったということは、それまで周りに変な目で見られても誰とも話さずに寮に居座ってエッセイを書き続けようとしていたのかなと思え、ちょっと高飛車なイメージの清少納言っぽい設定だなと感じた。 最後、ちゃんと清の言葉が主人公の中で活きてて良かったけど、紫式部も実は同じ寮に居るんじゃないかいかとか他の展開もちょっと期待してしまった。 確かに、紫式部はきっと清少納言と同じ寮には住みたくないと思うだろう。 『六月のぶりぶりぎっちょう』は、内容がタイトルに負けていると思う。 ぶりぶりぎっちょうのことで話が広がるのかと思ったら、小道具みたいな扱いで勿体ない気がした。 あと、丹羽さんが密室で明智さんを殺した動機がいまいちピンとこなかった。 皆の前で殺した方が、他の三人が納得する正統な「天下」の後継者?になれる気がする。 マフィアだからこっそり「天下」を奪おうとしたとか? 三木やヤスケの話は凄くいいと思った。 普段はジャケット着たり易者の格好して京都をうろうろしていて、年1回本能寺の変の再現をしては納得できず、成仏できないまま500年近く経ってるってちょっと信長が可哀想だと思うんだけど、それでも吉田兼見の日誌を見せなかった三木くんの愛がちょっと狂気…笑 まあイケメンだから許しちゃうんだろうけど…笑

    0
    投稿日: 2025.02.05
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    短編と中編の2作。短編の勢いも良く、面白い。中編はスピード感のある中盤の面白さから、終盤はもう一捻りして欲しかった。 でも万城目先生なので、もちろん京都を舞台に、奇想天外の面白さで満足。

    0
    投稿日: 2025.01.16
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    ぶりぶりは然程。ここまで別世界だとイマイチ。局が面白かった。微妙に、不思議が混ざる感じ好き。 想いを抱えて彷徨う人々が普通にすぐ隣に混ざっている。 そんな京都を描くシリーズなのだなあ。 そこは納得。

    0
    投稿日: 2025.01.09
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    殺伐とした話なのに、心が温かくなる。人の想いをきちんと受け止め、次に繋げていきたい、と強く思った。万城目ワールドにくわえ、万城目史観という言葉が帯に書かれる日も近いかもしれない。

    0
    投稿日: 2025.01.09
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    続・京都編。表題作よりも、もう1編の方が、京都らしさもあわせて楽しく読めました。寮生つながりかな。表題作の方は、ここまでやるとついていけなくなるの境界ぐらい。せっかくなら、もっとぶりぶりぎっちょうを深めてほしかったです。 2024/12/1読了

    0
    投稿日: 2025.01.07
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    8月の御所グラウンドの方が、8月のお盆の濃密でどこか過去とを繋ぐエアポケットがありそうな京都の空気を纏っていた。 それに比べると何となくカルイのり。 でも三木さんにはやられた! そして一作目はナルホドあの作品と僅かにループ。 いつもながらアイデアが凄い。

    1
    投稿日: 2025.01.02
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    女子寮の清少納言を彷彿とさせる“お局様”の正体を探る『三月の局騒ぎ』も、歴史好き高校女教師が織田信長張本人に本能寺の変を巡る謎を巡る『六月のぶりぶりぎっちょう』も、歴史の"if”がたくさん感じられるSF的な展開で楽しく読めた。「あの日何があったのか、自分が1番知りたい」という信長の言葉に頷いてしまった…そうだよね。両作品の様々なフレーズ作者の書くことへの愛や歴史愛を感じる。

    4
    投稿日: 2025.01.02
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    「八月の御所グラウンド」で直木賞受賞した筆者。受賞後すぐに出版された続編的内容。 京都の持つ独自の雰囲気、魅力を十二分に伝える作品。1300年の歴史を持つ都ならではの、地霊というか怨念のこもった土地を舞台とした、どこか本当にありそうなファンタジー。

    0
    投稿日: 2024.12.27
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    「ぶりぶりぎっちょう」って何?とググるところからスタート。(笑) 個人的には表題作より「三月の局騒ぎ」の方が好き。 女子大の寮での物語でクスリと笑ってしまう場面も多く楽しかった。 「六月のぶりぶりぎっちょう」は万城目ワールド全開。 「プリンセス・トヨトミ」とか「鴨川ホルモー」を読んだ時になんだか不思議な世界に迷い込んだ気分にさせられたのを思い出した。 ともに、京都の雰囲気に浸らせてくれる物語。

    2
    投稿日: 2024.12.25
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    万城目さんの作品は、さすが京都の描写が的確で目に浮かぶよう。2編からなるこの本、万城目ワールドのファンタジーだが、一編目の「三月の局騒ぎ」が好き。

    0
    投稿日: 2024.12.23
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    想いを伝えることができるのは、この世に生きている者だけ。 第一話の「三月の局騒ぎ」、表題の「六月のぶりぶりぎっちょう」の両方で書かれていた本作のテーマ。歴史(過去のしがらみ)にとらわれず、いま自分が出来ることは何かを見極めることが大事だなと思った。 三月のほうでは「キヨ」こと清少納言、六月では織田信長が現代人の姿で現れるのも、まさに万城目ワールド!それぞれの主人公が彼らに翻弄される様子が面白い。 私は三月のほうが好きだなー。娘が駅伝に出るところで、あっ!と思ったんだけど、「十二月の~」に出てくる赤いユニフォームの子なのかな⁉こういう連鎖は大好きなので嬉しい。 八月の御所グラウンド、十二月の都大路上下ル、三月の局騒ぎ、六月のぶりぶりぎっちょう、と来たので、次は何月??楽しみ!

    16
    投稿日: 2024.12.23
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    ぶりぶりぎっちょう(振々毬杖)とは、毬(まり)を杖(つえ)で打ち合うホッケーのような中世のこどもの遊びで、江戸時代には廃れてしまったらしい… ちなみに「ぎっちょう」は左利きを意味する「ぎっちょ」の語源であるという説もあるそうです。 本能寺の変はなぜ起きたのか、という日本史最大のミステリーに迫る問題作!? でも、シリアス一辺倒ではなく、ユーモアが散りばめられています。 スピード感もあっていつのまにか読み終わってしまった。 読後、いろんな可能性があった「天下」の行き先に思いを馳せてしまいました。 僕は織田信長、嫌いではないです。上司にはしたくないけど。 直木賞受賞の「八月の御所グラウンド」と同じく短編1作+中編1作という構成。 摩訶不思議な世界観。 ぜひ京都で読んでみたい本だと思った。 ♫京都の大学生/くるり(2008)

    46
    投稿日: 2024.12.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    三月の局は面白い。京都の女子寮を舞台に、あんなこともあった、こんなこともあった、とつらつら書くだけなのに面白いのは不思議。 タイトル作は…読んでて本能寺ホテルを思い出したがよくよく考えたら原案没にされたのって万城目学先生だったのでは。なお映画は脚本家と評判がウーン…なのだけどそれはさておき。信長云々がテーマだけど、万城目学の不思議な世界とはイマイチハマりきってない気がする。感傷に浸るなら御所グラウンドの方が良かったかなあ

    0
    投稿日: 2024.12.20
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    最初の「三月の局騒ぎ」は面白かった。 当時の手作り感満載のホームページ時代のネット初期を懐かしく思いつつ、子育て中の主婦の学生時代の回想、本を書くというのが親近感がある。なんだかんだで青春だったな。 寮の生活も京都なら有るのかなと思える程のフィクション感の中に清少納言の謎。 娘は前回と繋がっているのか。 2個目はちょっとついていけなかった。 本能寺の変って色々諸説有るんだーと思いつつ、良くわからなかった。

    5
    投稿日: 2024.12.16
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    2編収録。1つめの「三月の局騒ぎ」は面白かった。往時の女子寮の描写だけでもタイムスリップ感が楽しめる。2つめの表題作は期待外れ。フィクションの屋上屋を重ねた感じについて行けんかった。

    1
    投稿日: 2024.12.11
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    「三月の局騒ぎ」はさしたる理屈もなく、単純に馬鹿馬鹿しくて面白かった。キャラクター造形の勝利だった。 対して「六月のぶりぶりぎっちょう」はキャラクターが生きていなかった。不条理な事態に対しての妙な理屈づけが邪魔でしかなかった。京都の魅力も感じることができず、とても残念だった。

    0
    投稿日: 2024.12.10
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    (2024/12/10読了) いや〜、面白かった。この頃の万城目さん、物足りなかったからね、期待してなかったし、次はないかもって思ってた。 突拍子もないタイトルに惹かれ、読み始めてすぐに、これは面白くなるはず!と感じてからどんどん引き込まれていく。 みんなが好きな戦国時代の話に絡めてるし、登場人物のキャラもなかなか。老若男女楽しめる本、映像化しても面白そうっていうか、狙ってるのかな? 頭の中で、滝川先生はやっぱり綾瀬はるか、ピンクのトーキチロー先生は賀来賢人、三木さんは千と千尋のハク…人間じゃないって!支配人は小日向文世さん?いやいや、本当のあの方だと迫力に欠けるかとか勝手に浮かんできた。 万城目学さん、次の新作もきっと読む。

    0
    投稿日: 2024.12.10
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    シリーズ第2弾を読みました。 京都で起こる摩訶不思議なお話が2編書かれており、日本史上最大のミステリである本能寺の変に纏わるお話は、前作に引き続き本作も面白かったです。

    2
    投稿日: 2024.12.09
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    永遠の謎、本能寺の変を舞台にマキメワールド全開! 前半は、女子寮を舞台に、14回生?のお局、実は…。京都の言い回しが特殊で、思わず(笑) 後半は、ぶりぶりぎっちょう〜 全く想像すらできないモノですが、このモノがキッカケに、本能寺の変に巻き込まれること… 目が覚めると、見覚えもないホテル、そこに死体が、どうやら信長らしい…密室殺人事件、彼を殺害したのは、いつ?誰なのか? この謎が解けると、本能寺の変は解き明かされるのか?

    1
    投稿日: 2024.12.08
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    p65「想いを伝えることができるのは、この世に生きている者だけ、だから」 というセリフが2回でてくる。心に響いた。

    1
    投稿日: 2024.12.04
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    面白かった!! ”ぶりぶりぎっちょう”とは何か?! ホルモーみたいにマキメ語かとミスリードされがちですが そう、普通に考えると、毬杖(ぎっちょう)ですよね。 一般的には振々毬杖(ぶりぶりぎっちょう)もしくは 玉ぶりぶりとか、正月に遊ぶ羽子板の羽つきとかみたいな 正月イメージの遊具的な 見た目、流星錘(カンフー映画でよくでてくるあの武具)のようなやつ 結構コントロールが難しく、 あぶないっちゃぁ危ないので 今時の子供たちは、させてくれないかと思うねぇ。 ちょっと錘いれたお手玉のコッペパン小みたいなのに紐つけて 危なくない遊具にできんもんかねぇ、 って、話は脱線したが ともかく、織田信長が愛したと言われているぶりぶりぎっちょう そして、本能寺の変 アリスインワンダーランド的に、 信長インマキメランドで、うっかり考察してしまうっちゅう 大変面白い作品だった。スキ ぶりぶりぎっちょうも面白かったが、 それよりなにより、 『三月の局騒ぎ』これが非常にすばらしかった。 めちゃめちゃおもろい。 そして、全てが私の脳内ビジュアルで鮮明に映像化されていく >北白川の傾斜ある地形に建っている >三階の角部屋で、五山の送り火のとき、大文字がばっちり見えるんだよ ああ、あそこらへんやねって、 寮の様子や外観、立地まで、もちろん人物たちも とっても生き生きと脳内で動き出す。 『坊ちゃん』にハマり、キヨさんという字面にすら愛情を抱く まさに、自分の学生時代とシンクロ 私も坊ちゃんだけではないですが、夏目ガチオタだったので それこそ小説だけでなく、書簡集とかありとあらゆるものまで 読みました。なんなら論文も書いた(あははは) まあ、世代的に私は登場人物の”キヨ”さんのほうに近いんだが 多くは語らないが、とりあえず3巡再読した(笑) ぶりぶりぎっちょうとちがったタイプの 実際、本から出てきて私の脳内でタイムループするたいぷの 影響力のある物語であった。 「猫の耳の中」ぐぐりたくなった(笑)

    30
    投稿日: 2024.12.01
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    直木賞受賞作の系譜のお話ふたつ 京都の北白川大学の女子寮は「局」と呼ばれ、寮生たちは「にょご」と呼ばれていた。若菜は三回生になると「キヨ」と呼ばれている謎の十二回生と同室になった・・・ 原点回帰というのか、久しぶりにデビュー作の『鴨川ホルモー』を思い出した。どうやら「十二月の都大路上下ル」とも少し関連性があるようだ。 もう一つの話は、秀光の時代。本能寺の変の真相を突き止めようとする。万城目さん、本当にこの時代が好きなんだなぁ。 こちらは『フタコグラクダZ』くらいちょっとややこしいお話だったが、どちらも万城目ワールド全開なので楽しめた。

    9
    投稿日: 2024.11.23
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    直木賞受賞作『八月の御所グラウンド』に続く作品ーーというか、万城目式京都年中行事⁉ということは、あと残り8か月分もきっとこれから出るんですね…いやぁ楽しみ楽しみ(^^ 表題作で「この街にはな、俺みたいな往生際の悪い奴が、ほかにも大勢うろうろしているんだ」というくだりがありますが、それこそがこのシリーズのテーマというかキモというか…あ~京都ならありかもね~と不思議と納得してしまいます。どっちかというと私は『三月の局騒ぎ』の方が好きですね。

    2
    投稿日: 2024.11.21
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    『三月の〜』 まずは、「わたしはむかし、にょごだった。」という所で ⁇ の後に物語に引き込まれた。 見た目とは裏腹に、内部は素敵な女子寮!そして、不思議なキヨとの出会い。 こんな寮、今もどこかにありそうな…でも、これは京都という地にあるから良いのだろう。 『六月の〜』 うーん…最初はなかなか読み進められなかった。 登場人物のわちゃわちゃ感があり、疲れる感があった。 歴史オンチのせいで「本能寺の変」も信長が光秀に討ち取られた、くらいしか知らないせいもあるのかもしれない。 滝川先生の言葉によって、信長の苦悩が少し軽くなったことにほっとした。 一番良かったのは、最後の鴨川の河川敷での二人のやりとり。 そして、歴史もおさらいしてみようかな…と思わせてくれる作品だった。

    14
    投稿日: 2024.11.18
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    直木賞受賞作のシリーズ第二弾。表題作は現実より非現実の比率がだいぶ大きいので前作(二篇)と比べると小説が重くて少し疲れた。併録されている「三月の局騒ぎ」の方が塩梅が良くて面白かった。

    1
    投稿日: 2024.11.13
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    京都だから。 またこれか! 八月の御所グラウンドはちょっと前に読んだけど、局の話となんか連携してる? 駅伝のことが最後出てきたけど、何だったか全然覚えてなかった…。 ぶりぶりぎっちょうの話は面白かった。 歴史をまるで知らない(興味がない)わたしでも、充分楽しめたし、本能寺の変が一般的にはどんな考察がされているのか、ちょっとだけ興味が湧いた。 京都の大学生の話を読むと、自分の大学時代と照らし合わせてエモーショナルな気分になる。 京都に6年も住んでたのに、せっかくの京都ライフを適当に過ごしたかな、とか、古い街並みや歴史的なものにもっとわくわくすればよかった、とか。 ただの大学生だった気もするし、それなりにきょうを満喫した気もする。あの頃に戻りたいような、もう十分楽しんだような。 ああ、秋だし、京都に行きたくなるなぁ。

    4
    投稿日: 2024.11.09
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    洛中女子寮ライフ――14回生以上との噂のある、女子寮の“お局様”の正体は!? その死体は信長――密室殺人事件に巻き込まれた私は、うっかり本能寺の変の謎に挑んでしまう……。 2篇の短編集です。前作の『八月の御所グラウンド』よりは断然こちらが好み!とくに2話目が面白かった〜!これだけで長編書いて欲しいくらいです。あっという間の一気読みでした。

    7
    投稿日: 2024.11.03
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    直木賞を取った「八月の御所グラウンド」に続くシリーズ第2作。 前作は八月と十二月、今作は三月と六月。 あと8ヶ月分の話が出されるのだろうか。 女子学生寮に暮らす清少納言と、自らの暗殺の真相を探ろうとする織田信長。 京都を舞台にしたしんみりとハチャメチャが作者らしいといえばらしいか。

    0
    投稿日: 2024.10.28
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    『“八月の御所グラウンド”からのシリーズ第二弾』の帯に釣られて購入。“八月の御所グランド”は直木賞になる前に読んでました。なんかそれが嬉しくて、そのシリーズともなれば買わずにはいられず。。。 マキメ・ワールド全開だった!笑 1本目の「三月の局騒ぎ」は、大学生活ならではのほのぼのした雰囲気がよく、内容も面白かった。北白川のあたりもよく知ってるので地図や街並みを思い浮かべながら読んでました。大学もおよそこことあそことあっちの大学なんやろなぁと想像しながら。。。終盤がいかにもマキメ・ワールドっぽいかんじでよかった! 問題は2本目!笑笑 本書タイトルの“六月のぶりぶりぎっちょう”は、ずーっと終始マキメ・ワールド全開!読んでる自分が「頭がおかしくなったんかなぁ?」と感じてしまうくらい、いろんな場面に引っ張り回される笑。もう終始訳がわからなかった。でもこれが“ザ”万城目学作品って感じですね。 きっとこのシリーズの共通テーマは【じつは京都っていまでも歴史上の有名人があちらこちらで私達の近くにいる(生きてる)んだよ!見える人には見えてるんだよ、会話もできるんだよ】なんでしょうね。 “八月〜”の感想にも書きましたが、このシリーズはなんかジブリ作品に似てるんですよねー

    19
    投稿日: 2024.10.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    信長自身が、理由を知りたがって、あの日を再現してみる。という斬新な設定。 面白い設定で、展開も先が読めずにドキドキするけれど、深刻にならずに読める。読後感が前向きで希望があって、万城目さんの作品はとても好き。

    2
    投稿日: 2024.10.25
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    やはり京都は歴史の中心なんですね。 この時本を読むと京都の大学に行けばよかったと思ってしまいます。 東京に憧れてい昔の自分に教えてあげたいな

    5
    投稿日: 2024.10.25
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    突拍子が無さそう、でも身近にありそうな設定を考えつく著者に脱帽。三月の局のほうが好き。京都を感じる作品。

    1
    投稿日: 2024.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作に続いて京都で起こる不思議な話、どちらかと言うと表題作より三月の局騒ぎの方が好きだった清少納言のたたずまいを感じてしまった、表題作の方は少し無理話っぽくかったが、これひょっとしてTV局に盗まれたシナリオの意趣返し?しかし京都やその近辺の土地は昔からの不思議が現在も現出して来る気がするから不思議だ。

    1
    投稿日: 2024.10.21
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    何故信長は死ななくてはならなかったのか?本能寺の変の真実は?の現代版。 さすが万城目さん、設定が愉快で面白い。 六月二日本能寺の変の日に、信長がキャストを揃えて振り返る。 さて真実は? もう一話、女子寮を舞台に清少納言の登場か?も面白かった。

    2
    投稿日: 2024.10.14
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    京都にまつわるファンタジー。今作は清少納言と織田信長。日本史上もっとも有名で誰もがその真相を知りたいと思っているであろう「本能寺の変」 いつかタイムトラベルで行ってみたいのは6月2日の京都。お話としては清少納言の方が好きだったけど、どちらも面白かった。

    1
    投稿日: 2024.10.14
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    八月の御所グランドの続編というか、兄弟編的な物語。 2話収録されていて、六月のぶりぶりぎっちょうは本能寺の変で何故光秀は信長に反旗を翻したのか、大きなミステリーを題材にした大活劇。展開についていくのがちょっと大変でした。 もう一話の三月の局は、平安時代の内裏の壺、局に模した京都北白川の女子寮を舞台にして、主人公が自分を見出していくというか、見出してもらったさりげない話。 歴史上の人物の魂を現代人の傍らに出現させたら、こんな事があるかもと思ってしまう不思議な感覚になります。 個人的には、三月の局の方が良かったかな。

    8
    投稿日: 2024.10.12
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    「8月の御所グラウンド」の続編。万城目先生の本はいつも京都に私を連れて行ってくれる。私も巻き込まれたい!京都でゆっくり読みたいな。

    3
    投稿日: 2024.10.12
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    京都の学生、京都を愛する。先生も京都を愛する。 歴史上人物の寂しさ、ぐっとくるなあ。 優しい視点が大好き。 ぶりぶりぶきっちょうと勘違いしていて、勘違い野郎のドタバタかと思った。そういうモノがあったのね。

    1
    投稿日: 2024.10.10
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    「三月の局騒ぎ」、「六月のぶりぶりぎっちょう」、 学生時代の友人たちの学生寮にまつわるエピソードが思い浮かび、懐かしい気持ちになった一篇目、本能寺の変の当日に時空を超えてつながる2篇目、、八月のプレイボールも読まねば!

    0
    投稿日: 2024.10.09
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    タイトルに惹かれて読みました。 ぶりぶりぎっちょうはぶりぶりぎっちょうでした。 「三月の局騒ぎ」のほうが好きです。 気になる気になる。 全然住みたくないけど 京都の話を読むと京都住んでみたくなる。 たぶんしゅららぼんぶりの万城目さんでしたが やっぱり面白いですね。

    6
    投稿日: 2024.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    職場の人がかしてくれた。 「3月の局騒ぎ」と表題になった「六月のぶりぶりぎっちょう」の二編。 つながりがあるのかとおもったけど、ない・・たぶんww 有名作家さんだけど実際読むのははじめてでした。 「八月の御所騒ぎ」というシリーズもんみたいなの? 「3月の局騒ぎ」は、 北白川女子マンションは京都の女子大生が住む寮のような場所。 1年は複数人で、2年以降は希望で個室になることも。 そこのスペシャルな部屋、大文字のかがり火もばっちりみえるというところに住む先輩は、なんと14回生なんだという噂。 「六月のぶりぶりぎっちょう」は あの本能寺の変の真相って・・・?本当に明智光秀がやったんだろうか? ってことを考えていたら、 不思議な世界に迷い込んでしまった。 って話。 「六月の~~~」は、三木さんだけが現実の人とリンクしていなくて、 なんでなんだろう・・って思ったら、その正体が「なるほど!」っておもう人だったのが一番の「おぉ」だった。

    0
    投稿日: 2024.10.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読了後に後ろから京都の風を感じるような とてもスッキリとした爽快感があった… ちょっぴり切なくて、でも暖かい。 やっぱり万城目ワールドはいいなぁ 北白川女子寮マンションに越してきた主人公。そこにはキヨという十四回生??のずっと寮に在籍している人がいた。ひょんなことから主人公とキヨは関わることに…果たしてキヨとは一体何者なのかー?「三月の局騒ぎ」 大和会に参加すべく京都に赴いた社会科教師滝川。大和会を翌日に控えて京都観光を終え宿に向かう最中、変わった占い師に会う。そこで「本能寺の変の真相に触れたいか?」と問われ、とある紙をもらう。そしてふと目覚めたときにはなんと...果たして滝川の運命は…「六月のぶりぶりぎっちょう」 印象に残ったところはやはり信長が滝川に本心を吐露するシーン。信長は自分の死に対して疑念を抱いていて、それを聞いて胸が締め付けられるのも束の間、滝川が信長に放った言葉が忘れられない。 「みんなあなたのことが大好きなんです」 この言葉に信長も救われてほしいなぁ。 みんなあなたのことが好きだから、四百年たった今もこんなにあなたの死を考えてしまうんですよ! こんな書き方ができるのは 万城目さんしかいないと強く思う。 歴史上人物でさえも息をのんでしまう 書き方をしてしまう万城目さん。 本当に恐るべし(笑) 次の万城目ワールドが待ちきれない!!

    1
    投稿日: 2024.10.04
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    『八月の御所グラウンド』で勝手に期待値上げて 読んだんで………………で?て感じでした。 俺の感受性の問題かも(^^;; 弥助は映画『首』で初めて知った人物でした!

    6
    投稿日: 2024.10.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    コレは、なんとも。 ふむ。 三月~と六月~の二編。 前作の十二月~、八月~を読んでからがお勧めですが。 あまりにも、なんだか…。似てる感、だからかなぁ…。 三月の局騒ぎ キヨが登場するまで。 「猫の耳の中」ナメクジへの憎しみ。福神漬けに入っているレンコンの是非。オモロイ。 ~想いを伝えることができるのは、この世に生きている者だけ、だから~ 六月のぶりぶりぎっちょう なんとも、?と思わせるタイトル。なぞは、解けます。が。 〜相手の言葉に耳を傾けろ。その心を溶かせ〜 〜真実とは何だ。それは誰にとっての真実だ。〜 『本能寺の変』のファンタジー。少々ついていけなかった、のかも…。 ダイスキ、デアルカ

    0
    投稿日: 2024.10.04
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    んあー、シリーズものとはなっているが、前作のようなエモさや余韻はあまりないかなあ…。 著名な人物がモチーフになっているからか、そちらの方々のぶっ飛び系キャラに持っていかれたような。 それぞれが抱える思いはあったのだけれど、エピソードの不思議さに覆われて見えにくくなってしまったような。 現実世界にそっと彼らが入り込むくらいのそよ風で充分面白いのだけれど…。 そしてぶっ飛ぶならとことんぶっ飛べる強みもある著者だと思うからなあ…。 いいとこ取り、は難しい。

    0
    投稿日: 2024.10.03
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    『八月の御所グラウンド』と同じ京都不思議(?)シリーズの第2弾。 前回が8月と12月で、今回は6月と3月。1年間ぶん続くのかな? 前回の8月も、今回も、ちょっと不思議な存在と京都のつなげ方が巧い! 『八月~』からあまり間を置かずにこの新刊が出たのは、この「3月」ネタがすでにあったからだろうけど、やはり、京都が流行りのうちに発表したかったんじゃないかな、と思った。 ということで、3月の「不思議」ネタは、わたしのお気に入りだったので、とても楽しかった。万城目作品では、主人公もけっこう変(だったり変わった能力持ち)だったりするけど、このお話はめずらしく主人公がごくごくフツーの女子大生で、怪異に気づいてすらいなかったところが新鮮♪ 表題作の6月は、とにかく「ぶりぶりぎっちょう」が気になるw 本来は「振々毬杖」と書き、平安~江戸時代の子どもたちの遊びだったそう。 こんな変な名前、万城目学さんの造語かと思ったw 遊びは遊びとして、今回の「不思議」イベントも、京都ならでは。 この怪異と、ぶりぶりぎっちょうをちゃんと絡めてくるあたり、そして乱痴気騒ぎの後うっかりちょっと感動しちゃうあたり、やっぱり万城目さん、さすがです~!

    0
    投稿日: 2024.10.02
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    「三月の局騒ぎ」は私がずっと追い求めている「万城目ワールド」に出逢えました。「万城目ワールド」とは、初期作品には頻繁に現れたのですが、いつ頃からか鳴りを潜めてしまい、近作ではほとんど出逢えませんでした。 前作を読んだ時、久しぶりに「ワールド」に出逢える予感はしたのですが、前作では現れませんでした。 今回も、タイトルからして「予感」はしてはいたのですが、いきなり的中。しかもかなり濃度の高い「万城目ワールド」でした。 タイトル作「六月のぶりぶりぎっちょう」については、私自身の想像力の無さ故か、話としては面白いのだろうけれども著者の描く世界観において室内描写がわかりにくく、「ワールド域」までは到達できませんでした。 万城目先生の作品は現代のお伽話みたいで独特のセンスがあって、読んでいる間に現世ではない何処か曖昧な所へ誘ってくれます。その至福の時間がとても心地よく毎度の事ですが次回作に期待してしまうのです。

    66
    投稿日: 2024.09.30
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    生まれてからずっと関東在住の私は、京都という言葉に弱い。あんなに魅惑的な場所なんて、全国探してもないと思うから。 なので、前回に引き続き、今回も京都を舞台の短編集なんて、読むしかないと。 『三月の局騒ぎ』は、学生時代、京都の大学に行った友人のところに1週間お邪魔したことを思い出しつつ読んだ。主人公の人、前作のあそこで繋がるのかーと感心。 『六月のぶりぶりぎっちょう』本能寺の変の真相をこんなふうにコミカルにアレンジして、さすが万城目さんだなーと。両作とも万城目ワールド全開だった。 前作は十二月、八月。今回は三月と六月。これ、十二ヶ月ずっと続いていく気がする。それはそれで楽しみだ。

    40
    投稿日: 2024.09.28