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妻は、くノ一 全10冊合本版
妻は、くノ一 全10冊合本版
風野真知雄/KADOKAWA
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総合評価

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  • 読みやすい時代小説

    時代小説は不得意分野した。 TVドラマを見て読んで見たくなりました。 時代小説という形のホームドラマの様に感じました。 10冊合本でしたが一気に読み終えました。 当然ですがドラマよりも心の機微が詳細に書かれ、主人公達のお互いを思いやる気持ちに 読み手の私もほっこりし温かい気持ちに成りました。 とても読みやすいので私の様に時代小説入門者にはうってつけの本です。

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    投稿日: 2015.04.16
  • 軽い感じの時代劇で読みやすいですね。

    実は、単品で1巻と2巻は購入していたのですが10冊合本版を購入してちゃいました。 お値段的には、残りをバラで買うのとトントンな感じだったんですが、最初の1巻2巻が結構楽しく読めたので、一気に買っちゃいました。 妻はくノ一というタイトルから奥さんはくノ一ってことはわかるんですが、一緒に暮らしている妻が副業でくノ一をやっているのかと思ったら違ってました。 少々ネタバレになりますが、主人公が江戸に出て、くノ一であったろう妻を探しもとめる話でした。 話の構成は、主人公平戸藩士雙星彦馬と元平戸藩主松浦静山が彼らの身近で起こる怪しいできごとを解決していくというもので、 全体的な流れのなかで妻織江との関係が絡み合ってストーリーが進んでいきます。 くノ一である妻はいろいろな危機に遭遇し読んでいてハラハラもします。 ほんとに軽く読めます。通勤通学のお供にぴったりかと。

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    投稿日: 2014.11.30
  • ライトな恋愛エスピオナージ時代小説

    セールの時にタイトルにつられて、面白そうなので全10作合本版買ってみた。SONY Reader T2で最初開いたときは開くのだけでしばらく待たされて、合本版を買ってしまったことを後悔しかけたが、どうやら時間がかかるのは最初の一回だけのようで、その後はそれほど気にならなくなったので、Readerの人もご安心召されい。そもそも全10作合本版なんてものができるのは電子書籍ならではのことで、紙の本でやったらとんでもないことになってしまう。 本書は名前の通り10冊がまとめて1冊になっているが、各巻の区切りはトビラが一枚あるだけで、いかにも続き物という感じである。各巻はそれぞれ4〜5話に分かれていて各話はTVドラマの毎回完結の1話のような構成になっている。また、各話はCM区切りみたいな短い章にも分かれているので、通勤時などの限られた時間の読書でも読みやすい。 くノ一を妻を探す夫の謎解きを中心とした毎回完結の各話の陰で、密かに進行するくノ一の妻のストーリー。ちょっと気恥ずかしくなるようなラブストーリーと忍びの世界のエスピオナージがからんで、ライトなタッチながらなかなか濃い内容である。 かなり長くて引っ張りまくられ感はあるが、楽しく読めた。

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    投稿日: 2014.11.23