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黒狼王と白銀の贄姫 1 辺境の地で最愛を得る
黒狼王と白銀の贄姫 1 辺境の地で最愛を得る
白木苺、高岡未来、vient/KADOKAWA
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総合評価

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    エデルは妾腹ということで王女でありながら下女のような扱いを継母と姉から受けていた。 黒狼王と噂されるオルティウスに姉の身代わりで嫁がされるが。 身代わり結婚はよくありますが、このエデルが本当に不幸で儚くてか弱いので見ててハラハラします。 なおかつ結婚に付いてきた(付かされた)バーネット夫人。 これがもう…。 萎縮して小さくなる可憐なエデルと、不器用に距離を縮めようと努めるオルティウスが微笑ましいです。 でも結構ちゃんと気になることはその場で尋ねる素直なオルティウスに好感が持てます。ユウェンのことをこんなにすぐに尋ねると思わなかった。もっともやもやし続けるのかと(笑) 黒狼王とか言われてる意味はわかりませんが、真っ直ぐで素直な性根なのかも。

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    投稿日: 2023.04.20
  • 及第点ではある

    冷遇されている主人公が嫁ぎ先で報われる…というよくあるシンデレラストーリー。 シンデレラストーリーとしては無難な出来だが、個人的に一番気になったのは主人公と王様のファーストコンタクトの部分。 本作は主人公と王様の結婚式から物語がスタートし、二人が初めて出会うシーン、つまり「初対面の反応」の部分が何故か描写されていない。 このため王様が主人公を気にする・気に掛ける・大事にする「理由」に乏しく、「それらしい描写もなかったのに何で主人公を大事にするの?」と首を傾げる事に。 この部分を説得力のある理由と共にしっかり描写してくれてたら、互いが惹かれ合う理由に正当性が生まれたんだけどなぁ。

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    投稿日: 2023.03.17