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国会話法の正体
国会話法の正体
藤井青銅/柏書房
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総合評価

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    著者の言語センスが秀逸。 事実であるとすれば問題だ→とすれば型 遺憾である→謝罪偽装型 といったネーミングセンスが言い得て妙。 巻末の、「国会中継の実況中継」では、国会話法の使用実例が書いてあって腹を抱えて笑ってしまった。 もっともらしく答えているようで、何も答えてない。それはそれで一つの話法であるということを学んだ。 自分が騙されないためにも有効な知識だったが、この本で、こういう話法を体系的に学んで使おうという輩が輩出されないことを願う。

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    投稿日: 2025.10.25
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    藤井青銅著『国会話法の正体 = The Rhetoric of KOKKAI WAHOU : 政界に巣くう怪しいレトリック』(柏書房) 2023.1発行 2024.3.18読了  先に読んだ山崎雅弘著『詭弁社会 日本を蝕む"怪物"の正体(祥伝社新書;696)』(祥伝社)と似たようなコンセプトなのだが、こちらの方が断然面白い。  こちらの本は、「自らも省みつつ」国会話法のテクニックについて解析しており、読む側も親しみを持つことができる。ユーモアもあって、嫌な気持ちにもならない。 https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I032544847

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    投稿日: 2024.04.21
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    この本がどんな本か。 買う前にP221を読もう。 名言が書かれている。 「ほれぼれするくらい、何も言っていませんね」(P217) 国会話法を見抜けるには知識も必要です。

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    投稿日: 2023.05.17