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powered by ブクログ「時計はいかにして増加するか」 「BUSY OFFICE」 村上春樹のエッセイは初めて読んだがおもしろい!文章が上手いとはこういうことかと思う。所々令和の女性が読んだら発狂しそうな文章があるが、それも含めて昭和の村上春樹という感じ(笑)
0投稿日: 2025.09.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今日のお昼ぐらいに図書館で借りてきて午後ゆっくり読みました(笑)村上春樹のエッセイは初めて読みましたが良いですね~(笑)なんかゆったりした感じがしました。『葡萄』『レストランの読書』『ニュースと時報』のような感じが好き(笑)図書館で借りて来たけど本屋で探して買ってこよう(笑)
0投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
特に印象に残った箇所は以下の通り ・僕は高校時代にこのモームの文章を読んで「うーむ、人生とはそういうものか」となり素直に関心してしまった。それで大人になってバーのカウンターで働いていたあいだも、「どんなオン・ザ・ロックにも哲学はあるのだ」と思いながら八年間毎日オン・ザ・ロックを作っていた(p.67) ・「ウォークマン」は果たしてそこまで進歩する必要があったのだろうかという疑問を僕は抱いてしまう。そりゃひとつの機械が安くて小さくて便利になること自体にまったく異論はないけれど、引退した初代ウォークマンをじっと見ていると、「べつにこのまま進歩なんかしなくったってとりたてて不便はなかったんじゃないか」とふと考えてしまうのである。しかしそういう風に考えだすと、その中の進歩の95パーセントまではとりたてて必要のないものであるようにも思えるから、これはたぶんいけない考え方なのだろう(p.95)
0投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログ"こういうのは飛行機や新幹線や自動車をつかう忙しい旅行者の目にはまずとまらない。ほこりをかぶり、汗でぐしょぐしょになり、馬鹿みたいに何日もてくてく歩いていると少しずつ見えるようになってくるのだ。"
0投稿日: 2025.07.12
powered by ブクログ短いエッセイが25編。安西水丸さんのゆるく鮮やかなイラストと一緒に。小確幸、葡萄、八月のクリスマス、「核の冬」的映画館、地下鉄銀座線における大猿の呪い、ランゲルハンス島の午後が特に良かった。村上さんの日々の生活での視点や空想を感じられて面白い。
0投稿日: 2025.02.08
powered by ブクログ「イエッイ、イエッイ!」 って感じの愉快な一冊 ちまちま読み進めるのをしばらく楽しみにしてたかな笑 2ブラームスとフランス料理 5女子高校生の遅刻について 6財布の中の写真 8ONE STEP DOWN 15哲学としてのオン・ザ・ロック 18ニュースと時報
0投稿日: 2024.12.30
powered by ブクログエッセイストの小川奈緒さんがお勧めしていて読んだ。村上春樹は小説はあまり得意でないのだけどエッセイは好き。安西水丸のイラストがめちゃくちゃ合っていて爽やかな気持ちになれるエッセイ。 フェミニズムの観点からするとアウトな表現もちらほらあったけど(やたら若い女性への執着があるのも気になる)この時代の本は皆こんなものかな、、
6投稿日: 2024.12.18
powered by ブクログ村上春樹のエッセイ本の中でも多分、トップクラスで文量が少ないエッセイ集だと思う。それでもこの短さの中にも村上春樹のユーモアが炸裂してて、読みやすくておもしろい。 一番印象に残ったのは、ベルリンの映画館で観たという、「クリスチーネ・F」。この映画は、とある商店街で買ったパンフレットのひとつ(それはまだ観たことなかったけど、ジャケットの白人の女の子に目を奪われて購入したもの)がその映画だった。観たいなーと思っていたらこんなところで出会うことになるとは思いもしなかった。(別に観れたわけではないけれども)。 でもこういうことって不思議とよくある。偶然なんだけど、それまでのことが伏線のように感じるぐらいにピッタリと時期が重なる。
4投稿日: 2024.09.27
powered by ブクログ村上春樹さんの小説は読んだことあるがエッセイは初めて。とっても好き。優しい口調が読みやすい。自由な生活(きっと日々忙しいと思いますがエッセイではそう感じられる書き方だった)も好き。 さくっと読めていい気持ち。またいつか読み返したい。
0投稿日: 2024.08.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
雑誌用に書かれたものだから、かなり短く空き時間に読むのがピッタリだった。昔は雑誌を読む人が今と比べてたくさんいたからこのようなちょっとした文章を見ることが多かったんだろうなと思った。今街中で雑誌を読んでいる人をほとんど見かけない。 やっぱり村上春樹のエッセイは面白い。
0投稿日: 2024.08.12
powered by ブクログ安西水丸さんの挿絵付き、25編からなる村上春樹さんのエッセイ。 村上春樹さんの軽やかな文章と安西水丸さんの鮮やかなカラー挿絵がとても和やかに調和しています。 こちらの本は1984年6月に2年間雑誌で連載されたページをまとめたものだそうです。 本のために「ランゲルハンス島の午後」という1編も書き下ろしされたそうで、それが本のタイトルになっています。 110ページなのでサラッと読みやすく、また1編1編が短いので、ちょっとした空き時間にちょこちょこ読んでいました。 読んでいると穏やかに緩やかに時間が流れました。
2投稿日: 2024.07.31
powered by ブクログ本当に小さいエッセイが取り上げられている。何となく読めて何か残るわけでもないが読みやすくて挿絵も趣がある。
1投稿日: 2024.01.16
powered by ブクログ大学帰りに買って、電車の中で読んだ。 ランゲルハンス島の午後とニュースと時報が好き。 Nice boxって性能の良い女性器って意味もあるのね、びっくり。 小確幸の時間でした。
0投稿日: 2024.01.12
powered by ブクログ読み始めて1時間少しで読み切ってしまった。すごく心地いい気持になれた。冬の早朝から音楽を聴きながら文章と絵を楽しむことも小確幸!
0投稿日: 2023.12.07
powered by ブクログそうだ、昔もこの本を読んで私もこんな文章を書きたいと思ったことを思い出した。たまに自分の考え、気持ちを整理するために短い分を書くが、そんな習慣が身に付く一因にもなった一冊かな。 エッセイを読み返すことなんて無いが、昔の春樹氏の文だけは繰り返し読んでしまう。読むとリラックスできる文章。 ウイスキーはストレート派だが、ロックを飲みたくなった。 小確幸を探すのは楽しい。仕事後のビール、寝そべって読書、季節の野菜
1投稿日: 2023.08.29
powered by ブクログ春から夏にかけて、暑くなる中、読んだ。安西水丸先生のイラストが涼しげで、同じ電車に乗る人たちに見せびらかすように、読んだ。
1投稿日: 2023.08.07
powered by ブクログリラックスして気軽に読める一冊 体調がすぐれず寝っ転がっているときに、なんとなく読み始めたけど、なんだか少し体調がよくなった気がする
0投稿日: 2023.05.16
powered by ブクログあってもなくてもいいものってたくさんある。それでも気の赴くままに余計なものに手をつけていくと、人生のおいて小さくて確固とした幸せを感じることができる。村上春樹にとっての時計やジェーピングクリーム、Tシャツ、レコードのように。 村上春樹の文章だってあってもなくてもいいものばかりだけどその文章が多くの人に愛されているのだから、もっと私たちは余計なものを大切にしてもいいんだろうな 村上春樹の視界を描いたような挿絵からは、いろんな音や匂いも感じられて違う空間の日常を味わうことができた 全ての人が村上春樹みたいに余計なことを考え書いて生計を立てられるわけではないので、私は凡人として休日は余計だけど自分らしい幸せには不可欠なことを大切にしていきたい
0投稿日: 2022.11.13
powered by ブクログ村上春樹のエッセイの内容とは、なんの脈絡もない安西水丸のイラストが、なにかオシャレで印象的で、一気にファンになってしまった。こんなイラスト、描けたらなあ。
0投稿日: 2022.10.13
powered by ブクログ一九八四年六月から雑誌CLASSYに連載されていた村上春樹エッセイ。安西水丸の挿絵付き。村上さん三十五歳くらい。バブル崩壊前だし(?)女性誌だし(?)めっちゃ軽い。「こういうことをする女の子って僕はセクシーだと思う」「こういうとき、ハルキさんたらかわいい、なんて若い女の子が言ってくれるならいいものだけど」など、女の子気にしすぎ!というものもあれば、ユーモアあふれる表現にクスッと笑っちゃうような箇所もある。ちょいエロでおしゃれなスカしたおじさんといった芸風のエッセイにいろんな感想を抱いたところで、安西水丸の見開きドーンの明るい絵が飛び込んでくるところがすばらしかった。
2投稿日: 2022.02.20
powered by ブクログ村上主義者の一人です。 ランゲルハンス島の午後、タイトルのエッセイは、本の最後の一編。これが、癒やされる!時に、回り道や休憩、すこしいつもと違うことをしてみると、幸せの種にきづけるのかもしれない。時折、読み返したくなる、読み返す大切な本です。
0投稿日: 2022.01.14
powered by ブクログ温い共感と温かな違和。素面のままでも心地よい微酔。夢と現の境目が消えかかる頃に読み終わる。旅先で読むにもってこい。
1投稿日: 2021.08.13
powered by ブクログランゲルハンス島の午後。一度きいたら耳から離れなくなるようなタイトルだと思う。きっとそこは春の匂いがして、あたたかで、遠くどこまでも海が広がる場所。 小さくはあるが確固とした幸せのひとつ(小確幸)。ホテルから見下ろせる女子高生の遅刻。地図を描くのが大好きな村上さんにいつか地図を描いてもらいたい。 安西水丸さんによるカラフルな挿画がとても鮮やか。物が散らばったままの机上のイラストは、主が席を外してからのままずいぶん時が経ってしまったかのような寂寥感がある。”不在”を強く感じさせる。
6投稿日: 2021.05.31
powered by ブクログ見開き1ページ×25話のイラスト入りでとても読みやすいエッセイ。30年以上前のCLASSYで連載していたとのことで、テーマが買い物だったり、オフィスだったり、たしかに女性がとっつきやすいテーマが多いかもしれません。 そしてタイトルの「ランゲルハンス島」について知ったときに唸ってしまいました。そんなタイトル誰も思い付かない。さすが村上春樹です。
3投稿日: 2021.05.24
powered by ブクログ村上春樹は、難しい話を書くイメージで今まで読んだことがなかった。 しかし、エッセイを読んでみると、すごくお茶目な方だとわかった。 作品を読む前にエッセイを読むのも面白いかも。
0投稿日: 2021.04.19
powered by ブクログエッセイってあまり読まないのだけど、村上春樹ということと、表紙の雰囲気と手に持った軽さで買ってしまった。確か渋谷で。 ズボンをパンツと呼ぶか、そうしたらパンツの下の下着は…?など、同じことを考えていた。 最近ボーッとした時間が増えて、感覚がゆるゆるになっていた。 もう少し一つのことを掘り下げて考えてみようと思う。 それで漠然とした不安が薄くなったらいいな、と思う。
1投稿日: 2021.03.21
powered by ブクログ文章のリズムがやっぱりどうにもすきだとおもう。長編小説も中編も短編もおもしろいのにエッセイまでおもしろくて、いったいどうなっているんだ…?「小確幸」、わたしも使っていきたい。
0投稿日: 2020.10.04
powered by ブクログ金曜の仕事帰りに本屋をぶらぶらしていて発見!ずっとブクログの本棚に入ってた本。 1984年のCLASSYに連載されてたらしい。年月経っても根本的な興味や日常の捉え方って変わらないのかも。なんでこの人が書くと日常がこんなにお洒落になるのか。エッセンスを取り入れたい。 ちょっとした人生を素敵に送るコツみたいなのが豊か。 またのんびりした午後に読みたい。できればランゲルハンス島で。 2020.10.3 再読。半身浴で。小確幸。 2021.4.1
9投稿日: 2020.10.03
powered by ブクログ2019/1/13 読了 想像力がすごいなぁーと思う。すごく共感したのは、聞き違いの部分。考えたら分かるやろと突っこまれ、確かに考えたら分かるなぁと思うけど、その時は色々なことを想像してしまう。
0投稿日: 2020.01.13
powered by ブクログ村上春樹の暮らし方、地に足ついてるようでついてなくて、少しだけ宙に浮いてるみたいで、だいすきだ。 午後のレストランでちょっとした料理とお酒をゆっくり嗜みつつ、本読みたい。
0投稿日: 2019.04.13
powered by ブクログ読み始めて、こういう感じのエッセイってあまり読んだことないな、ということに気づいた。有名な男性作家さんの、雑誌の寄稿連載・・みたいな。(女性作家さんのセキララ系とか、子ども産んで人生観変わりましたみたいのはよくあるけど。ちなみに三浦しをんさんのが大好きです) やはり文章がきれいな人のエッセイはキレイです。読んでいてすうっとした気持ちになります。最近疲れすぎてずっと本を読んでなかったのですが、こういう本なら読めるし読んでもいいなと思いました。前、どなたのエッセイか忘れたけど書くことない〜とか〆切が〜とかの回が多すぎるエッセイを読んで、ほんと読む価値ないなって思ったのがありました(笑)そういうのけっこうありますよね、、
1投稿日: 2018.11.06
powered by ブクログ著者のエッセイは既にデイリーワークとなっている。その中でも本書は1ページで纏まっており、後味の良いシンプルな内容がまた深く良かった。
0投稿日: 2018.09.09
powered by ブクログ1984年の「CRASSY]の創刊から2年間連載されたエッセイ集だそうです。 今読んでもちっとも退屈ではない。 安西水丸さんの絵が加わって、いっそう楽しい。
3投稿日: 2018.05.13
powered by ブクログなにか読みたくなって、今朝パラパラ〜っと読み終えた。 クラッシィの連載2年分。なんだかそぐわないけれど。 お金を崩すためにシェービングクリームを買うとか、パンツを買うのが好きとか、どうでもいい話題で何も考えずに読めるけど、 なんとなくためになるような、心地いいような気分にさせられる。 安西水丸の挿絵も大胆に使われていて、素敵な本。 タイトルもなんとなくのんびりしいていい。
0投稿日: 2018.04.30
powered by ブクログどのページでもいい。適当にパラパラっと読む。すると、この慌ただしい日常に、ゆったりとした時間が訪れる。ふわふわとした、和みの時間を春樹が水割りを飲みながら語ってくれる。安西水丸氏のシンプルなイラストが文章の挿絵にマッチしていて、パラパラっと見るだけで落ち着く。このエッセイは、コーヒーに合うような本である。
1投稿日: 2018.02.19
powered by ブクログあーやっぱり村上春樹のエッセイ好き。 なんで小説は読まないのにエッセイだと大丈夫なのか不思議。そして毎度エッセイを読むたびに村上春樹と言う人がごくごく当たり前にいる普通のおじさんだと感じさせてくれるのがいい。 パラパラ好きな時にめくってグタグタお酒とか飲みながら読むのに最適な一冊。
0投稿日: 2017.08.30
powered by ブクログランゲルハンス島がどこにあるのかを私が知ったのは随分前だが、それをタイトルにして何を書いたのか知りたかった。想像とは違ったが、まぁこんなもんでしょうか。 内容が古いのはそもそも書いたのが昔だからやむなし。 どうでもいいような話がそれなりになっているのは、やはりそれなりの作家だからか。小説はおもしろいと思わないけど。
0投稿日: 2017.08.25
powered by ブクログ可も不可もないエッセイ集、内容をすぐに忘れてしまいそう。通勤電車で読むには良いんでは。 しかし安西さんはもういないってのは寂しいですな、確かに。このエッセイ集の絵を見ていてしみじみ思いました、何だかイタリア国旗のような色使いが多いなあと感じつつ。
0投稿日: 2017.03.23
powered by ブクログ柔らかい文章が好きだなと思います。絵も柔らかくて光を感じて好き。カノンの歌で「何ぞや」と思って調べたランゲルハンス島ですが、体内に島という名前が付いたものがあるって不思議だな。でもかわいくて好きな名前。するすると読みやすいです。
0投稿日: 2017.03.12
powered by ブクログ村上春樹は日常をオシャレで優雅な文学に仕上げてしまう文章力で、日本の街並みもパリの街角にしてしまう。 たとえ横になってゴロゴロしながら読んでいても、「村上春樹読んでたよ」と言えば、優雅な気分になる気がします。
0投稿日: 2017.02.18
powered by ブクログなんでこんなに読みやすい本をずっと読んでなかったんだろう。 大学の時に一度借りて読めずに返してしまったような気がする。 やっぱりくすりとくるユーモアのある文章。 村上さんのおじさんたるところがとても好きです。 安西水丸さんのイラストもとてもしっくりとくる。
0投稿日: 2017.01.19
powered by ブクログしょうも無い事を村上春樹がかいています。 さすが、なんとなく世界観に引き込まれます。 文章の力凄いです。
1投稿日: 2016.09.12
powered by ブクログ村上春樹さんのエッセイ集です。時代の違い、生活の違いがあるものの、肩の凝らないかっこよさを感じてしまいます。ときどき、村上春樹さんの作品を読みたくなります。
1投稿日: 2015.12.12
powered by ブクログ実家に帰り、なんとなく本棚を眺めていたら目に入った一冊。25年前に買って読んだ本。いつ読んでも村上ワールドは変わらない気がするが、まだ、ウォークマンだったりするとこが1980年代な感じ。今は680円らしいが、当時は480円(消費税3%)。
0投稿日: 2015.10.26
powered by ブクログ村上春樹の文+安西水丸さんの絵、のエッセイシリーズ。 村上春樹のエッセイやっぱ好きだな、と思いつつさらっと読んでしまった。
0投稿日: 2015.06.22
powered by ブクログ本から顔をあげると、知らぬ間に身体中に絡まっていたものがほぐれているのに気付く。ゆっくり生きよう、って思えた作品。本を持たないと決めているわたしが所有している、数少ない本。
0投稿日: 2015.06.12
powered by ブクログこれが1990年に出された本なんだからビックリするよね…。書かれていたのは昭和。まだウォークマンがカセットテープだった時代。いいなぁ、そういうの。 それでも村上春樹の文章に古臭さは感じない。いつも新鮮で魅力的。 特に「12.CASH AND CARRY」が好きだった。
0投稿日: 2015.05.24
powered by ブクログ一番最初に読んだ、村上春樹さんの作品です。 改めて読んでみて、ほんわり、のんびり、あたたかくて、ここから村上ワールドにどっぷり入り込んでいったのだなぁと懐かしく思いました。
0投稿日: 2015.05.10
powered by ブクログのんびりした休日の午後に読むのがよい。 知り合いのおじさんから、そういえばこの前こういうことがあってさ。なんて聞いているようである。 現実がファンタジー。 彼の話は聞いていて飽きない。
0投稿日: 2015.02.15
powered by ブクログこの本はなんといってもイラストが魅力。 見開き2ページの短いエッセイと、見開き2ページのイラストが交互にあらわれて、のんびり気持ちよく読める。 安西水丸さんの絵は、色と物の位置がちょうど気持ちいい具合で、素敵だ。 相当ずーっと見ていてもなんだか飽きない。
0投稿日: 2014.04.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
水丸さんのカラフルでいつものようにゆるーいイラストが利いてる、村上春樹のほのぼのエッセイ。 「CLASSY」という雑誌で連載していたものをまとめた一冊。 「小確幸」ってワードがとても良いな、と思った。春樹氏いわく、「人生における小さくはあるが確固とした幸せのひとつ」を略してそう名付けたらしい。春樹氏は、引き出しの中にきちんと折ってくるくる丸められた小さなパンツが沢山詰まっているとき、などがそのひとつらしい。何だかとてお彼らしい。 私の小確幸もたくさんある。まずは、夜のふとんのなかの湯たんぽ。これは寒がりの私には最早なくてはならないもの。この言葉、使わせてもらいます。
0投稿日: 2014.02.22
powered by ブクログお馴染み春樹×水丸コンビのエッセイ。これ私が生まれる前の作品だっていうから驚き!確かにカセットウォークマンの件だとかは、時代を感じるけどそんなに古さを感じない。女子高生の遅刻についてが面白かった。村上春樹の着眼点はやはり凡人とは違う。2012/072
0投稿日: 2013.11.13
powered by ブクログ30年近く前に雑誌「クラッシィ」に連載されていたエッセイ。毎回、文字数にして800数十字くらいの短いもの。それでも、ちゃんと村上春樹らしさを出しているところは、さすがにプロフェッショナルな作家だ。もっとも、その程度は回によって違うのだけれど。篇中、もっとも「らしさ」が出ていると思ったのは、第24回「地下鉄銀座線における大猿の呪い」か。また、ほとんどの男がアンダーパンツを自分で選んで買わない(第19回「小確幸」)というのは、そうだったのかと意外だった。男性のみなさん、そうなんですか?
0投稿日: 2013.09.23
powered by ブクログちょっとした時に、適当な所を開いて、文章を楽しむ。仕事の合間、寝る前、電車の待ち時間。いつでも気軽に読めてよかった。 夏目漱石の「草枕」に、「小説は、御神籤を引くように、開いたページを漫然と読むのが楽しい」との意味の件があるが、まさしくこの本はそのように楽しめる本でした。(小説ではないけれど…)
0投稿日: 2013.07.31
powered by ブクログ「小確幸」の意味をやっと知れて感動! どうやらこれが初出だったよう。 ゆるいのに、流されてない。 読むたびにすごいなあと思います。
0投稿日: 2013.04.27
powered by ブクログもの凄く短いエッセイ集なので、寝る前に少し読むのに最適。 だと思う。 春樹のエッセイは、春樹のストレートな日常が垣間見れるので凄く好きです。
0投稿日: 2013.03.18
powered by ブクログ安西水丸挿絵の村上春樹のエッセイ。お馴染みのゆるゆるな雰囲気。ノルウェイの森前後の時期に書いたものらしい。掲載誌がクラッシーだからか、ファッション誌に見合った話題を無理やりねじこんでる感がところどころにあるけど、相変わらず日常の描写が非常に身近に思えて面白い。ブラームスのパトロンの話が好き。
0投稿日: 2013.02.03
powered by ブクログ私が大学を出て社会人になった頃に書かれた文章。 結局、私は一人前になれなかったわけで、そんな半端者でこころに棘のささった私でもほのぼのさせられる優しい文章。 こういう実体験から、あの小説のあのシーンは生まれたんだ!という記述がそこここにあって面白かった。 人生は身体全体で生きるもんなんだと改めて思った。春が待ち遠しくなった。
0投稿日: 2013.01.03
powered by ブクログリラックスした気分で読めるエッセイ。「村上春樹って変なことにこだわるなぁ…」とか突っ込みつつも、結局そこが楽しくて心が温まります。読後はどこか日常の一コマが違って見えるような気分になります。時代の流れも感じます。今は財布の中に子供や彼女の写真を入れたりしないですよね?(携帯でとってそのまま持ち歩くし)。地図をわざわざ書いたりすることも少ないですよね?(ネットで検索できる)。古き良き一昔前の香りが心地良い感じです。
0投稿日: 2012.12.31
powered by ブクログこの本探しています。 よみたい。 だれかのおすすめかなんかを読んだ。 そして、カラフルな内容で素敵でした。
0投稿日: 2012.12.27
powered by ブクログ村上春樹のエッセイは実はあまり好きでなかった(小説よりは、という意味で)のだけど、この一冊はとても気に入った。 安西水丸氏の挿絵も好い。
0投稿日: 2012.12.19
powered by ブクログ初めて村上春樹を読んだのがこれの単行本。 安西水丸の不思議で温かみのある絵とあいまって、コージーな印象だった。 時々読み返したくなる。
0投稿日: 2012.12.17
powered by ブクログ絵がかわいい。 読む前よりなんだかオシャレになった気がする!!なんでだろ?(o^^o) ランゲルハンス島て島じゃないのね!! なんか南の島のぽかぽかしたとこかと思ってた。。
0投稿日: 2012.12.02
powered by ブクログ村上朝日堂に引き続き読む。これは、水丸さんの挿絵がカラフルで面白い。日常なのに、なんだかオシャレな雰囲気が漂っていて素敵だった!
0投稿日: 2012.10.28
powered by ブクログテープ時代の「ウォークマン」…! 進化した二代目ウォークマンに対して、「そんなに進歩する必要があったのだろうかという疑問を僕は抱いてしまう」という。 今はAppleのiPodをいくつか愛用し、それで音楽を聴きながら走っておられると、この間インタビュー集で読んだばかりなので、何だか面白い。 「小確幸」はこのエッセイで登場!か。当時感動したなーこの言葉と考え方。大変わたし好みで。そんなところからわたしは村上春樹のファンになったのだなぁたぶん。 このエッセイほんとは大型本なのですってね。 安西水丸さんのおしゃれなイラスト、ぜひ大きな本で堪能したい。
0投稿日: 2012.10.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
20年位前に読んだものを再読。 イラストもきれいで、さわやかな短いエッセイ。 出先で美味しい珈琲を飲みながら読むのに最適。
0投稿日: 2012.09.05
powered by ブクログ作家さんのエッセイは面白いことが多くて好きだ。 この本も例にもれず面白かった。 日常生活の大したことのない1点を、自分とは異なった視点で見て、面白く文章に表現している。 読んでいると、大したことない日常が楽しく感じてくる。 小説を読んで、村上春樹さんを、とても不思議な世界観を持った人だと勝手に想像していたが、奥さんに買い物に付き合わされた話など、話が普通で面白い。 同じ内容でも、普通の人が書いたエッセイだと、「そうだねぇ」となるだけだが、村上春樹さんが書くと、「へー。村上春樹さんもそう思うんだ~」と思う。 村上春樹さんのファンが読むと、より楽しめる1冊。
0投稿日: 2012.06.25
powered by ブクログ村上春樹のエッセイを読むと、この人があんな小説を書いているのかー、と意外に思う反面、妙に納得してしまう。この作品も例に洩れず。安西水丸さんのスティルライフは、モチーフ選びのセンスが秀逸。
0投稿日: 2012.05.16
powered by ブクログさらっと楽しく読める。なのに大事にしまっておきたくなるような文があちこちにある。 気分をかるーく明るくしたい時に読む本。
0投稿日: 2012.04.27
powered by ブクログ天気のよい日曜日の昼上がり、ボサノバとかジャズとか、もしくはなんの気無しに音楽が流れ続けるFMラジオを聞きながら、のんびりと読むのにもってこいの一冊です。 逆に、平日にこれを読んでいてもなんとなーく休日のような心持ちになってくるので不思議です。 ページ数もそんなに多くなく気軽に読める分量で、カラーのイラストも良い味が出ています。 今回いったん読み終わりましたが、またそのうちよく晴れた休日に再度引っ張りだして読むかも。
0投稿日: 2012.04.26
powered by ブクログ『レストランの午後』 『ブラームスフランス料理』 『シェービング・クリームの話』 『夏の闇』 『女子高生の遅刻について』 『財布の中の写真』 『みんあで地図を描こう』 『ONE SYEP DWON』 『洗面所の悪夢』 『時計はいかにして増殖するか』 『トレーナー・シャツ雑感』 『CASH AND CARRY』 『UFOについての省察』 『猫の謎』 『哲学としてのオン・ザ・ロック』 『デパートの四季』 『BUSY OFFICE』 『ニュースと時報』 『小確幸』 『葡萄』 『八月のクリスマス』 『ウォークマンのためのレクイエム』 『「核の冬」的映画館』 『地下鉄銀座線における大猿の呪い』 『ランゲルハウス島の午後』
0投稿日: 2012.04.07
powered by ブクログお気に入りをいくつか紹介。タイトル見た瞬間、テッド・チャンの「息吹」を連想して、そしたら、文脈の違いはあれども形容にエントロピーの増大ときて驚いた「時計はいかにして増加するか」。猫の魅力を語る「猫の謎」。バーに行きたくなる「哲学としてのオン・ザ・ロック」。メイフライのハッチがありそうな蛙のめかりどきの情景「ランゲルハンス島の午後」。
0投稿日: 2012.02.22
powered by ブクログ冒頭で春樹さんがが書かれているが、安西さんの絵は本となじんでしまう。思わず水割りという気持ちになるのもよく分かる。ウォーホルとは違った意味で、ポップでしかも大人のイラスト。 まずは新刊の1Q84を読めよ!と言われそうですが、大切に本棚に取ってあります。時が来たら、果敢なレビューをしたいと思います。 さて、本書ですが、折々のエッセイです。ひょうひょうとしていて、まぬけで、面白いです。電車の中で、ニタニタと読んでしまいました。小説とはまた違う村上春樹の魅力ですね。 たしか、昔、小説ばかりを書いていると、ナンセンスなものが書きたくなるとハルキさんは言ってました。私はその両方のファンです。
0投稿日: 2011.12.10
powered by ブクログこれも安西水丸さんと組んで女性誌に連載したもの。 薄いながら、前ページフルカラーで、安西さんのイラストもふんだんに盛り込まれてて見ていて楽しいおしゃれな一冊でした。 でも、「象工場〜」とは趣きが違うよね。こっちはやっぱり「女性誌」で掲載されていたなぁという雰囲気が漂っている。 でも、「村上朝日堂はいほー!」に感じた不快感はないね。 詳しい年代順は判らないけど、多分こっちの方が新しいんじゃないかな? なんというか、「どの程度自分の考えを書くと不快にならないか」という「こつ」みたいなのを村上自身が理解して来たように感じるんだけども(まぁ、字数の問題もあるだろうけどね(笑))。 それと安西さんと一緒の本って、村上のエッセイの文章も楽しそうな感じがするな。 たとえば、一人の場合を「ひとりごと」とすると、安西さんとの共作の場合は「近しい友達に話を聞かせる」という感じがする。具体的に「受け取る側」がいる事によって、文章がリラックスして踊っているような感じがするのはなんでかなぁ〜。 安西さんのイラストも、村上の文章の内容と「一見関係なさそう」で「でも文章のイメージを広げていく」不思議な力を感じる。この一連の共作を目にするまで、安西さんのイラストをちゃんと見た事がなかったんだけど、しみじみ、「すごいなぁ」と思ってしまった。
0投稿日: 2011.09.26
powered by ブクログ本棚を眺めていて手を伸ばしてしまい、久しぶりにページをくった。 音楽の流れていない感じの良いゆったりとした喫茶店を探してみたくなった。
0投稿日: 2011.09.25
powered by ブクログ試験勉強の合間に、どうしても活字が読みたくなって手にとった。 薄いし、読みやすい文体だし、職場への行き帰りの通勤時間で読み終えました。 勉強に行き詰ったときの気分転換にぴったりな一冊でした♪
0投稿日: 2011.09.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1984年に雑誌CLASSYに2年間連載された 『村上朝日堂画報』に 春樹さんがタイトルのエッセーを 書き下ろした本です 私にとっては安定したおもしろさ 水丸さんの絵は、挿絵だけではなく エッセーごとに見開きの絵もあり 見応えがあってよかったです 春樹さんのエッセーは、いつもですが 着眼点や考え方にはっとさせられるし、 にやっと笑ってしまうおかしさがあり あっという間に読んでしまう本ですが 充実感はたっぷりでした
0投稿日: 2011.09.07
powered by ブクログ日常の一部分を切り取っただけなのに、その日常がとても愛おしくなる。 何も考えずに読めば、何かが見つかりそう。 たまには立ち止まってみるのもいいのではないでしょうか。 薄い本なので、持ち歩いてればいつでもホッとできそうな一冊。
0投稿日: 2011.08.18
powered by ブクログ2011.08.13 開始 2011.08.17 読了 ランゲルハンス島はすいぞうのいちぶ~です~♫
0投稿日: 2011.08.13
powered by ブクログかなり昔、女性誌でこのエッセイ読んでいたのです。 村上朝日堂とはいえ、そのせいかちょっと他とは微妙に イメージが違うかも。 昔はさ~、こんな文章でご飯食べられていいな~なんて 思っていたのです。本当にスミマセン! 水丸さんの絵が文庫なのにカラ―で再現されていて それもまた◎♪
0投稿日: 2011.08.11
powered by ブクログ財布の中の写真 地図書き教室 ピーターキャッツ カンガルー日和 マーク•マーフィー nice box=性能のい良い女性器 cash and carry=金を払って運ぶ人 UFOか幽霊くらいちょっとみておくと、芸術家としてのハクがつきそうである。酒場の話題にもなる。哲学てしてのオン•ザ•ロック 小確幸 ランゲルハンス島(ランゲルハンスとう、islets of Langerhans)とは、動物の臓器の一つである膵臓の中でグルカゴンを分泌するα細胞(A細胞)、血糖量を低下させるホルモンであるインスリンを分泌するβ細胞(B細胞)、ソマトスタチンを分泌するδ細胞(D細胞)および膵ポリペプチドを分泌するPP細胞の4種の細胞からなる細胞塊である。別名を膵島(すいとう、pancreatic islet)という。膵臓は、アミラーゼなどの消化酵素を十二指腸内へ分泌する外分泌腺とランゲルハンス島からなるが、膵組織の90%以上は外分泌腺が占め、その中に、内分泌細胞の塊が島のように浮かんで存在している。発見者であるパウル・ランゲルハンスの名前からランゲルハンス島と命名された。
0投稿日: 2011.06.19
powered by ブクログ水丸さんの挿絵が実にいい。前書きの通りの絵。これらの絵を見てから周囲を見ると、世界が違って見える。お風呂の蛇口の赤と青なんてもう完全に水丸さんの絵に見えてしまう。
1投稿日: 2011.05.24
powered by ブクログエッセイは毎回軽い読み心地で、あっとゆうまに読んでしまう。 考え方ひとつで物事が違ってみえることをよく感じる。 イラストも癒される。
0投稿日: 2011.05.24
powered by ブクログ雑誌「CLASSY」に連載されていた「村上朝日堂画報」をまとめたエッセイ集。晴れた日の昼下がりに読むにはうってつけの軽い読み心地。水丸さんのイラストも例によってほっこりとしていてかわいいです。
0投稿日: 2011.04.23
powered by ブクログやっぱ村上春樹は面白いなー♪でもこのエッセイ、村上春樹ってわかってるから面白いけど、知らなかったらただの変な人かも(笑)
1投稿日: 2011.04.06
powered by ブクログ旅の途中で読んだけど、電車での移動にちょうどいい短編エッセイ集。 これ読んだら村上さんが好きになった。 その数日後、阿蘇ライダーハウスでオーナーさんがすごく丁寧な阿蘇市内牧のお手製地図を見せてくれたとき、この人は村上さんに好かれるなと思った。 確かにいい人でした。
0投稿日: 2011.03.17
powered by ブクログ村上春樹さんのエッセイ&安西水丸さんのイラスト “ランゲルハンス島”?文系の(典型のような)村上春樹さんが? と不思議に思い思わず購入しました 自分の書いた文章を“彼等”と呼び、飼い猫の性格(行動)分析をして、 ランゲルハンス島の岸辺に思いを馳せる春樹さんにすっかり心をつかまれました 難解(?突飛?)な小説に比べると私にはたいぶわかりやすかったです(笑) 男の人の子供っぽさが魅力的というのは、こういうことをいうのか!と一人で納得 人としてベースの部分が大人(な印象)なのに、あれ?と思わされる発言や執着に 子供っぽいところ(素の部分?)が見え隠れするのはとても素敵です きっと何度も読みたくなる一冊です
0投稿日: 2011.01.23
powered by ブクログ村上ラヂオと同じ系統。ほんわか。 正確な言葉は忘れたけど、 「家電のスペックをあげていくことが本当にいいことなのか?って思うけど、まあ世の中はそういう方向に動いてるんだからそういうことにしていこう。」 みたいなこと、共感。 良いかどうかは人によって違うけど、特に悪くはないんだから良いことにしておく。 この発想は多様化の容認とも似てるのではと思った。
0投稿日: 2011.01.03
powered by ブクログ村上春樹の本なのに、と言っては変かもしれないけれど、 かなり気楽な気持ちで読めた。 電車の中、たった6分間の通勤時間で 1日2話ずつ、 ほっこりしながら読むことができました。
0投稿日: 2010.12.13
powered by ブクログ表題の『ランゲルハンス島の午後』は、ヘッセの一場面を思い出した。 青春は麗しだったか何だったかは忘れたけど。 気持ちの良い春の午後、教室から開放された生徒には誘惑が多すぎるということ。 特に川と橋の近くには。 全体ののほほんとした構成のなかで、その連想のせいもあってか 最後に載せられて午後、だけが浮いて見えた。気のせいでしょうか。 とりあえずはっぴいえんどとの相性抜群でした。 おされな絵本です。 大好き。
0投稿日: 2010.09.27
powered by ブクログエッセイ。私は特に好きなモノに影響されやすいから、こういうのを読むと、ジャズを聴いてみようとか、チェーホフやフィリップ・K・ディックを読んでみようとか、午前中に百貨店に行ってみようとか思ってしまう。挿絵が安西水丸だし、読みやすいし、暇な時おすすめ。
0投稿日: 2010.03.16
powered by ブクログずっと不思議に思っていたのだけれど 村上春樹はエッセイから読み始めたわけではなく 読書手帳を始める前に小説は一通り読んでいたのだと言うことを思い出した。 2002年6月8日読了
0投稿日: 2009.11.01
powered by ブクログ▼2009/01/31購入@堀之内ブックオフ ▼どうしてもどうしても村上春樹に触れたかったが、かといって試験期間なのに長編は読めないのでとても薄い文庫を買ってみた。 ▼薄くてあっという間に読める。とは言っても現段階ではラーメン屋でラーメン来るまでの間に読んだだけなので半分くらいしか読めてないけど。 ▼「4 夏の闇」という章の「死人の道」のエピソードに救われた。「『死人の道』というのは死者の魂が冥土へ向かう道筋のことで、それはすべての水が川筋を通って海へと向かうのと同じようにきちんと定まっている。そしてそれは神聖な道であり、人々はできるだけその道に近づいてはならんのだ、と。(略)『どうしたらそれが死人の道だってわかるんです?』と僕は老人にたずねてみた。(略)『寒いからすぐわかる』と老人は言った。『夏の最中にだって背筋が凍りつくみたいになる。魂が道を歩いておるときにはな』」 ▼僕は死人の道に近づいてはならんのだ。
0投稿日: 2009.02.03
powered by ブクログ学校に勤めるようになり、より大衆にウケるような本を多少読むようになりました。 そこで、ついに敬遠していた村上春樹に手を出した次第でございます。 思いのほか、親しみがわき、悔しい限りですw
0投稿日: 2009.01.09
powered by ブクログ11冊目 「レストランの読書」 ”静かな喫茶店”や”午後のレストラン(この場合静かで、明るくて、すいていて、椅子の座り心地がよくて、ワインと軽い前菜だけでも嫌な顔をしない店)”をいくつか確保していると日常は思いもかけぬほど滑らかにすすんでいく。 雑誌の特集には書いていないもので、細かい現実的情報は自分の足でコツコツと探して頭に刻みこんでいくしかなくて。 それはわたしにとってのごはんメモと同じ位置付けのものになるのかな。なんとなく。 「小確幸」 ズボンのことをアメリカ風に「パンツ」と呼ぶようになったので、ときどきその下にはく従来のパンツをなんと呼ぶべきなのかわからなくなってしまうことがある。 ウム。これはわたしもいつも思う。そしてたまに困る。 「ランゲルハンス島の午後」 「『ぽかぽかとした』という形容がぴったりする、まるで心がゆるんで溶けてしまいそうなくらい気持の良い春の午後」が目に浮かぶ。 春が待ち遠しくなる。「キョウチクトウ」がまたキタね。「めくらやなぎと、眠る女」にも出てきね。なんかきになる植物だね。 というわけで、この本は上記3つの話が特に印象深く残ってるかしら。
0投稿日: 2008.12.15
powered by ブクログ人生における小さくはあるが確固とした幸せ、「小確幸」は素敵な造語ですね。 村上さんに好かれるためにも、地図を上手く描けるようになろうかな。 いやーそれにしても「ONE STEP DOWN」の店名はセンスあるなぁ、うん。
0投稿日: 2008.11.15
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) まるで心がゆるんで溶けてしまいそうなくらい気持のよい、1961年の春の日の午後、川岸の芝生に寝ころんで空を眺めていた。川の底の柔らかな砂地を撫でるように流れていく水音をききながら、僕はそっと手をのばして、あの神秘的なランゲルハンス島の岸辺にふれた―。夢あふれるカラフルなイラストと、その隣に気持よさそうに寄り添うハートウォーミングなエッセイでつづる25編。
0投稿日: 2008.05.23
powered by ブクログ緩い雰囲気なちっちゃいエッセイがいっぱいある。うちの母親が唯一私から借りて読んだ本。気軽に読めていい。
0投稿日: 2007.09.15
powered by ブクログカフェーで読んでいて、つい「うふふ」笑ってしまうようなエッセイです。哲学としてのオンザロックも、小確幸も何気ないのに妙に自分に照らし合わせて合点してしまった。
0投稿日: 2006.07.31
powered by ブクログこれも安西水丸が絵を担当。作者曰く、文章が「気持ちの良いなじみのバーのカウンターで、友達に手紙を書いている」ような性質を帯びるらしい。『シェービング・クリームの話』『小確幸』あたりが「らしい」。
0投稿日: 2006.07.08
