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池井戸潤最新刊『ハヤブサ消防団』刊行記念ガイドブック(試し読み付き)
池井戸潤最新刊『ハヤブサ消防団』刊行記念ガイドブック(試し読み付き)
池井戸潤/集英社
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総合評価

446件)
3.7
63
195
149
21
0
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    んー、、、 面白かったよ後半。 深まる謎でイライラ。。。 たぶんせっかちなんだろうなぁ。 火は怖いねー。

    1
    投稿日: 2025.10.08
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    地元でベストセラーになり、ドラマにもなった本、やっと読めました。正直ドラマの場面が先に目に浮かび、読書を純粋に楽しめなかったけど、田舎あるあるネタが満載、エンタメ小説ですね~

    1
    投稿日: 2025.10.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ちょっと憂鬱な田舎暮らし 評価4.0 audible 15時間51分 kindle 548ページ  ハヤブサ地区での田舎暮らしを始めた太郎。自称売れない作家。引っ越した途端に消防団に誘われる。そして入団直後に起きる火災。どうやら連続放火が疑われる3件目の火災らしい。  ちょっとめんどくさそうな人付き合いに加えて、行方不明者の捜索や消防団大会の連日の練習などに駆り出される。若手と言う年でもないし、都会暮らしでもない僕だが、田舎の地域コミュニティの重さに押されて物語に入り込みにくい。そもそも消防と言う重要な社会インフラが住民に押し付けられている意味が分からない。 田舎暮らしにも憧れてはいるのだが、 お酒もゴルフも釣りもしない僕はむしろ向いていないのではとも思ってしまう。  偶然とは思われるが最近話題のソーラーパネルに作者の先見の明を感じる。自然破壊してまでのエコの推進など、現在言われていることと全く同じで驚く限り。ただ、話はそれで終わらない。放火やソーラーパネルの裏にある真の目論見にはカルト宗教の関与が。一見悪者に見えた彩は信用できるのか。  最後の方は作者らしくテンポよく解決に向かう。テンポが良過ぎて、最後の大筋ではない町長の話にどさくさに感動しているうちに話は終幕してしまった。  こんなことを言うとあれだが、結局和尚もよく分からない。300万円の寄付を受けるなんてもはやカルトとさほど変わらないと最後まで気になってしまった。

    9
    投稿日: 2025.09.27
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    最後まで面白く読めたのだが……登場人物と時系列がよくわからなくなって、自分で、相関図を書いて、人物の情報を書き加えて…やっと頭を整理して読み進めました。ちょっと登場人物が多すぎる。ww

    0
    投稿日: 2025.09.23
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    岐阜県八百津町、行ってみたいです。 きれいな田舎に、ありそうですね。 ソーラー発電や、大きな施設、、。

    9
    投稿日: 2025.09.11
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    牧歌的な田舎の美しい風景と季節の移り変わり。 その中で起こる連続放火や殺人と信仰宗教。 主人公の作家・三馬太郎と友達や地域の人たちの魅力。 これらのバランスがよく、長さを感じさせない。 ラストが気持ちよいのも◎

    1
    投稿日: 2025.08.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    田舎町の風景が浮かんで懐かしい気持ちになった。まさかの新興宗教ミステリーになるとはオソロシヤ けいちゃんたべてみたいなー 作ろうかしら。岐阜県ってことかな?

    1
    投稿日: 2025.08.27
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    物語が盛り上がることもなく、登場人物にも魅力がないので3分の2くらい読んだところで挫折 経済小説は面白いがこれは面白くない

    0
    投稿日: 2025.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主に前半に出てくる田舎の暮らしがリアリティーがあり、人物のキャラも感じられて物語の世界にすんなりと入っていけた。中盤から後半にかけて様々な事件やエピソード、推理とスピード感があって面白かったが、後半から終盤のストーリーがやや強引に感じられた点が少し残念だった。

    10
    投稿日: 2025.08.18
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    池井戸潤さんの本は初読。ドラマが面白かったので。ドラマとは違う展開が結構あったのでドラマを見た人でも楽しめると思う。 とても読みやすくてサクサク読めた。 とにかく太郎くんがアグレッシブ。

    1
    投稿日: 2025.08.12
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    オーディブルにて。 映画とかでは見たことあったけども、初の池井戸潤さんの本。 始めは大きな事件がある訳ではないけどもストーリーが入りやすく、最後まで楽しめた。 ミステリー調になっていたのもミステリー好きとしては良かった。 良くも悪くも、また読みたい本が大幅に増えてしまった(笑)

    0
    投稿日: 2025.08.08
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    ミステリー作家が故郷にもどり、地元民に誘われて消防団に入隊。その後火事が連続して発生。この火事、実は放火の疑いがある。この連続放火事件に隠された真実を暴くミステリー。 そもそもミステリー作家と消防団。なんだか奇妙な組み合わせ。 このミステリーの舞台はU県とあるが、木曽川や名古屋まで1時間ほどの距離など岐阜県を舞台にしたものと推測できる。そういえば、著者の出身は岐阜県。 また主人公の三馬太郎(司馬遼太郎をもじった名前みたいだが)は、明智小五郎賞を受賞したミステリー作家との設定。そういえば、著者は、ミステリー作家の登竜門である江戸川乱歩賞を受賞している。なんだ、自分がモデルなんだ。 ところどころに出てくる方言。油揚げのことをアブラゲと言ったり、「怖ろしい」ことを「おそがい」と言ったり、僕の地元でも同じような方言があり、懐かしい響きを感じる。そういえば僕の地元にも消防団があったなあと若かりし頃のことを思い出す(僕は地元にいなかったので入団はしてなかった)。 ストーリーもさることながら、別の次元でも楽しませてもらった。 最後に、 「一般的に作家は文章を書くのが仕事だと思われているが、それだけではない。作家にとって一番の仕事は、人の本質を見極めることだ」 この小説には、半沢直樹のような決めゼリフはないが、この言葉、いいねと思った。 どの局面で使われているか、誰のことを言っているのか気になる人はこの本を読んでみてください。

    2
    投稿日: 2025.07.21
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    初池井戸潤さん作品です。 テレビのドラマの再放送から、続きが気になって読むことにしました。 敵と味方とが、すぐに入れ替わったり、 謎が謎のまま終わってるところは、リアリティっちゃリアリティですね。 個人的には、フィクションらしく、 スッキリと白黒つく結末が好みです。

    1
    投稿日: 2025.07.21
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    え、やっぱり犯人なの?よかったー違うよね(;_;)っていうのを繰り返しながら読んでた 集落ものに宗教絡んできたらそりゃ面白いよねー

    0
    投稿日: 2025.07.12
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    ドラマ化して、人気があったみたいですね(私は、見てません) 都心からハヤブサ地区に移住してきた作家の三馬太郎が、連続放火事件やそれにまつわる謎を追う物語です。ミステリー要素に加え、地域の人々の人間関係や絆が出てきますが、謎ときの物足りないかな…色々盛り込んで登場人物もいっぱいで、最後駆け足になっちゃった感が勿体無いような気はしました。

    0
    投稿日: 2025.07.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    単なる僻地復興ドラマ化と思っていたら、ソーラーパネル設置で自然破壊と地域振興策 と思っていたら、実は振興宗教団体の密かな本部建設の動き。仲間に対しての誰が敵かわからぬ疑心暗鬼。前半は長さを感じたが、後半になると流れが怒濤のごとく速くなった。上九一色村を思わせる。 放火にあった人々が直前に、なぜ寺に多額の寄進があったのか、寺自身がその宗教団体の受け皿かと読み取っていた。(現世の財産はすべて宗教団体に寄進する) 墓じまい離檀費用ではないだろう。その部分が未回収に思う。

    0
    投稿日: 2025.06.29
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    前情報ゼロで読了(ドラマになってたのも知りませんでした)。 池井戸先生の作品なので熱血職業モノを期待して読み始めたら、まさかの村ホラーだった。 田舎が舞台なのと、登場人物がわりと高齢なせいか、今ひとつスリルや緊張感が無く、盛り上がりに欠ける印象。 読んでて眠くなることもあったので、サスペンスとしては微妙かも。

    0
    投稿日: 2025.06.24
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    大長編作品でドラマ化もされている。消防団の活動はあまり馴染みがないので新鮮さもあった。殺人や宗教などミステリー要素もあるが、全体的に地味だなと思った。ボリュームが多いのでちょっと読むのに苦労した。

    13
    投稿日: 2025.06.21
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    ドラマで大ヒット連発の池井戸さんの小説は今まで手に取らなかったんだけど、やっぱり紙の本を読んでみたいと思った。期待通りの面白さ。作家、三馬太郎が中部地方ののどかな田舎に移り住んだものの消防団に入り、連続放火、殺人、宗教がらみの事件を追うことになり落ち着かない日々が続く。操法大会のシーンは爆笑でした。

    4
    投稿日: 2025.06.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    父のふるさとに移住した小説家が、そのハヤブサ地区で過ごす一年余を描いた物語。 タイトルは「ハヤブサ消防団」だが、消防団がメインの話ではなくそこで起こる様々な事件を描いている。 さすが池井戸潤といった面白さだった。 序盤次々と登場人物が出てくるあたりは誰が誰だか…という感じだったが、読んでいくにつれて一人ひとりの個性が見えて親しみがわいてきて、またそれぞれに重要な役割を担っていて、読み進めるにつれて一つひとつが繋がっていくのが面白い。 太郎はじめ、登場人物にも好感がもてる。 田舎暮らしらしいエピソード(釣りや地蜂取り、猪をさばくなど…)、消防団としての活動もありつつ、一方で次々起きる放火事件を追うストーリーでもあり、かなりボリュームたっぷりの一冊だった。 事件が想像以上の広がりを見せ、人間関係も予想もしていなかった方向で繋がっていくが、最後にはそういうことかと納得できる結末があり読み切った感があった。 通勤中など隙間時間で読んだので、もっと没頭して読書したかったな…!というのが正直なところ。

    0
    投稿日: 2025.06.12
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    閉鎖的な村で起こるミステリー。 殺人やいろんな事件は起きるが、文体のせいか不穏な空気感が感じられず物足りなかった。 ミステリーの割には展開が遅いと感じた。

    13
    投稿日: 2025.06.10
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    カントリーライフ小説として読むと楽しい。現実は保守的だったり排他的だったりと嫌なこともあるんだろうけど、本書で描かれる生活に憧れてしまう。 ミステリー要素は。。。。中途半端でイマイチ

    10
    投稿日: 2025.06.05
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    面白かったです。 テレ朝のドラマを先に観てから読んだので、三馬太郎が中村倫也さんにしか見えなかった。 良いキャスティングだったと思う。 ドラマと大分演出が違っていて、ただ作品感は変わっておらず、上手な演出になっていたかな、と思います。 両方楽しめると思います。

    20
    投稿日: 2025.06.02
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    文庫化するまで待ってましたが、 文庫の値段じゃない! Amazonで単行本が値引販売していたので そちらを購入 半分ぐらいまでは 田舎に移住した主人公が 戸惑いながらも地域との交流する話が中心なので 少し間延びしている感がありました が、本格的に事件に足を突っ込んでからは、 面白くなって来ました 原作を読見終わるまで ドラマは見ないと我慢していましたが、 これでようやく見ることができます

    13
    投稿日: 2025.06.01
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    読み応えがありました。静かな山間の部落に、新興宗教の本部を置くための土地を買収する団体の実行部隊。長閑なムラに放火、殺人などの凶悪な事件が続く。 空気と景色が気に入って東京から引っ越してきた三馬太郎さんの推理と働きが面白いです。

    1
    投稿日: 2025.05.31
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    読み応えあり。ハヤブサ地区に移住した太郎ののんびりしたセカンドライフが描かれていたかと思うと、どんどんと深みにはまっていくようなミステリーが展開されていきます。一見平和なハヤブサ地区で謎の組織に奔走されていく様子は前のめりになって読んでいました。物語のつながりも綺麗で、最後まで満足でした。 え、続編計画、始動?

    2
    投稿日: 2025.05.21
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    田舎のコミュニティに馴染むことができるとそこが温かく感じられるものなんだな。現実の田舎在住の私はじめじめした方息苦しさを感じるばかりだけど…。 三馬さんが羨ましい。 ドラマのキャストさん達や風景を思い浮かべながら読みました。

    3
    投稿日: 2025.05.11
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    田舎のハヤブサの暮らしの描写や放火犯の推理など終盤にかけて読み応えがありました。最後の落ちは無理やり感あったけど面白かったです。

    0
    投稿日: 2025.05.07
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    とても面白かったです!最後はどうなるのかなー?思いながら止まらず一気見してしまいました! 田舎ならではの風習や人の温かみなどが書かれていてそこもよかったです。

    0
    投稿日: 2025.04.06
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    何とも評価が難しい作品。 連続放火と新興宗教団体とその背景、黒幕など謎解き要素が絡んだ部分が二転三転するところは良かったが、それ以外の部分が冗長になっていた感じがあり全体としてストーリーに入り込めない所があった。

    2
    投稿日: 2025.03.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    テレビドラマと少し違う展開、ではなくテレビドラマが本作と細かな点で異なっているのか。過疎化が進む地方(著者の地元?)に進出する新興宗教の企みを東京から移住してきた作家である三馬太郎が解明していく。今回は銀行員の登場がなく、対立構造の描き方が控え気味になって池井戸さんの作品としてはインパクトが弱いと感じる。放火、殺人が絡む内容だからこそ、熱い対決を見たかった。

    0
    投稿日: 2025.03.22
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    めちゃめちゃ面白かった! ドラマ観てなかったけどちょうどTverでやってるので観ます! ドラマはまた原作と少し違うみたいなので楽しみ!

    0
    投稿日: 2025.03.15
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    初めから文章が軽快ですらすら読めたが消防団に入り最初の火災発生後から内容が濃くなり読者を撹乱する内容がてんこ盛りとなり「どうなっちまうんだろう」と思いながらページを進め一気に読了した。しかし後半、説明が多すぎて頭に入らず流し読みになってしまった。多いといえば登場人物も多すぎて「この人、誰だっけ?」となってしまい、ちょいと苦労した。でも面白く読めたことは間違いない。出てくる方言の会話も楽しかった。それとタイトル的にもっと軽いノリの小説かなと思ったら本格的なミステリーだった。

    6
    投稿日: 2025.03.12
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    これまでの池井戸小説とは少し趣の異なる内容でした。途中までは正直退屈な内容だったが、とある事件がきっかけとなり、え?の連続。それなりに面白い。ただ個人的には池井戸小説の銀行特有の嫌〜な感じ?、胃がキリキリするような思いが好きなので、ちょっと物足らなかったな。

    3
    投稿日: 2025.03.07
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    03月-01。3.5点。 熱い消防団モノ…かと思ったらいい意味で裏切られた。 父の実家、田舎に移住した若手作家。地元の消防団に入るが、連続放火が起き。。。 面白い。ほどよい複雑さで一気読みさせる。さすがの池井戸だった。

    0
    投稿日: 2025.03.05
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    方言が割と近いのもあり、スっと内容が入ってきました。先にドラマ版を見ていたのと、なぜか「変な家2」を思い出して内容がゴチャゴチャになりました。 面白かったのですが何故かスラスラとは読めず、3週間ほどかけてゆっくり読みました。

    1
    投稿日: 2025.02.21
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    オーディブルにて読了。 田舎の消防団を舞台としたミステリー小説。 最初はなかなか進まなかったが、後半サクサクと物語がつながりどんどん続きが気になる展開に...。 火災がもたらす損害や、疲弊がリアルに再現されていて心苦しいシーンがいくつかあった。

    1
    投稿日: 2025.02.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    池井戸潤作は自分は銀行用語が苦手なのであまり読んでいませんでしたが、今回は田舎の消防団が舞台と聞いて読みました。 一人一人のキャラクターが個性的ですごく面白い作品でした。 キャラクターそれぞれに背景があり、信念があり、その中で起こっていく事件たち 宗教は恐ろしい。笑

    1
    投稿日: 2025.02.03
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    宗教団体が出てくる話が読みたくてドラマ化したこちらを読むことに。最初は方言を読むのにすこしついていけなかったけど謎が深まるにつれてどんどん話に引き込まれて気にならなくなりました。テンポが良くてエンタメ力が強い。狭い田舎町だとはいえ他人のことは結局わからないものだな。火事はやはり改めて恐ろしいなと思う。宗教はやはり人を救うものであってほしい。田舎の美しい光景が目に浮かぶような描写と陰惨な事件とのコントラストが良かったです。

    0
    投稿日: 2025.02.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    銀行や会社絡みでない池井戸作品でした。 私はとても楽しく読めました。 田舎ネタと言えば、古臭い風習による摩擦だったり、新参者の毛嫌いだったり、読んでいて気持ちのいいものでは無いのですが、この作品は主人公が東京から父親の実家に引っ越してきて、町内に馴染むところから始まるので個人的にとても読みやすかったです。 宗教も絡んでいる割にはさっぱり読めました。宗教の内容そのものよりも、入信したから、脱退するから、といった方に問題があったからだと思います。 田舎ネタ独特の後暗いものや、宗教の信仰によるドロドロなどを期待する方には少し物足りないかもしれません。 あと個人的にはタイトルにもある消防団が、意外とそこまで中心では無かったのだなと感じて終わりました。火事は起こるので消防団が必要不可欠ではありましたが、事件の元々の動機には消防団関係ないんだ、と読了後にちょっと思ってしまいました。

    6
    投稿日: 2025.01.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    池井戸作品は初めて読む。 序盤ののんびり田舎暮らしの雰囲気一変後半は、新興宗教との鬼気迫る物語。後半は真相に迫ることもあって癒しキャラの勘介の登場も少なくなって少し寂しい。家庭事情の複雑さで何度か名前読み含めて読み返すことがあった。 ハヤブサと居酒屋サンカクに行ってみたい。

    0
    投稿日: 2025.01.26
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    企業ものではなく、ミステリーもののせいか、最初は登場人物や街の説明に終始し、展開が遅く、何度も挫折しそうになりました 中盤より火事・宗教・土地等で展開が早くなり、結果的には面白かった 岐阜愛を感じる作品 でも、ミステリーとしては平凡な印象なので、☆5ではなく、☆4

    0
    投稿日: 2025.01.26
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    よくある都会にいた人がいろいろあって田舎に引っ越してくる系のお話しから始まるけど、その後ミステリーにどっぷり浸かっていく。 最初の200ページぐらいは田舎の生活とはこんなもんだよ風の話が続き、少し読むのがしんどかったけど、新興宗教が出てきたあたりからとても面白く読み進めることができた。いやはや、てっきり近隣しがらみかなんかのゴタゴタが原因かと思ってたけど、予想外に物語のスケールが大きくなってびっくり。 謎解きの最中のワクワク感とは打って変わって、終わり方はかなりあっさりしていて、少し消化不良の感じが残った。別にミステリーとしてはいいんだけど、いろんな人の人物描写が中途半端になってしまって残念。

    4
    投稿日: 2025.01.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    記念すべき1000冊めの読み終わった記録の本。 風光明媚な田舎にIターンした作家が巻き込まれる放火事件。展開が読めずハラハラしどおしであっという間に読み終わった。 池井戸さんとは出身県が同じ。今回のお話も地元を舞台にしていたようで会話に見られる方言が懐かしく心地よかった。 火事の恐ろしさ、心が病んだときに入り込む悪魔の怖さにリアリティがあった。ラストの部分が泣けた。

    1
    投稿日: 2024.12.26
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    数年前に下町ロケットを読んでから、久々の池井戸さんの著書でしたが面白い!! かなりの厚さがあったので身構えて読み始めたものの、そんな心配はいらないくらいでほぼ1日で一気に読み終えました。 宗教系はドロドロとしてて苦手だったのですが、こちらの作品は小気味よいテンポで進むため、そこまでドロドロとしたものはなく、飽きずに次の展開を心待ちにして読み進められました。 事件解決までの流れがすごく面白かった割に、真相は意外とあっさりしていて若干の物足りなさを感じたもののさすが池井戸潤という手腕でした。 最近は読みやすい文庫本ばかりで、この文量を読む機会は少なかったのでとてもいい経験でした。

    4
    投稿日: 2024.12.22
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    田舎暮らしの日常や人間関係、自然の豊かさが想像させられる。場所にもよるだろう。こんな所でもいろんな事が起きるんだと感じた。良い悪いを超越して、人にはそれぞれいろんな事情や思いがあり生きている。そんな事を思った。

    0
    投稿日: 2024.12.20
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    田舎に移住したミステリー作家の太郎。消防団に入ることとなるが連続放火が発生し、その影に信仰宗教があるようでといったストーリー。 池井戸潤さんの他の作品とは一風変わった設定展開。オチにはやや物足りなさを感じた。

    4
    投稿日: 2024.12.20
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    いつもの勧善懲悪ものでなく、ミステリーです。架空の都市ハヤブサ(岐阜?)を舞台に、田舎によくある消防団員に入団させられたり、田舎ならではの隣近所との距離感の近さなど、都会を経験した人間ならではの緊張感が手に取るように感じられて良かったです。放火犯は誰か?最後まで二転三転し、読み応えはありました。(本の前半はちょっと長いかな、、、)本自体は綺麗に纏まっていますが、池井戸作品の勧善懲悪からはちょっと物足りなかったかな。

    0
    投稿日: 2024.12.15
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    池井戸作品なので期待していたけどあまり面白くなかった。ドラマ化を知らず、読み終わった後に配役を見たらなかなかピッタリでいいですね。

    0
    投稿日: 2024.12.11
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    前半のゆったり、のんびりとした消防団の日常を描かれ正直退屈に思っていましたが、宗教団体の影が見え始めてから面白さが加速。 池井戸小説によくある仮想敵を懲らしめるという色が薄く、新境地という印象。 主人公のキャラクターが薄く、星は3つとさせていただいた。

    16
    投稿日: 2024.11.24
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    池井戸潤さんの作品は、いつも知らないことが教えていただきながらドキドキワクワクしながら読ませていただいています。 この作品では、都会とは違う田舎での人との繋がりや生活、太陽光発電パネルの景観問題を教えてもらった。

    3
    投稿日: 2024.11.23
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    勧善懲悪が筆者の大きな魅力ですが、本作は少し色合いが違うミステリです。途中全容が掴めずかなり不気味な描写も多かったが、最後は一気に収束していく内容でした。 しかし、若干謎を残したままで終わったので、これは続編もあるのかなと感じました。

    1
    投稿日: 2024.11.08
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    東京から父の郷里・ハヤブサ地区に移住した作家の三馬太郎。 田舎暮らしを楽しむはずが、地元の消防団へ参加することになったが、彼を待ち受けていたのは連続放火事件だった。 その前半は良かったのだが、後半に宗教団体が絡むようになったのは興をそがれた。

    3
    投稿日: 2024.11.03
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    ドラマを観ていましたが、ドラマとは違う結末だったのもあり、新鮮な気持ちで読めました。最後まで、どうなるのー?誰が犯人なのー?とハラハラ楽しめました。

    1
    投稿日: 2024.10.22
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    ドラマでやっていた時は興味がなかったが、面白かった。信仰宗教に乗っ取られそうになる町。最後に、嫌な奴と思っていた町長の優しい心が出ていてグッときた。どうにもならない人生の流れはあるものなんだなぁ。

    8
    投稿日: 2024.10.19
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    入隊式当日に初めて経験したナミさんとこの消火現場での太郎の壮絶な体験。そして、東京から遊びに来た編集者の中山田が目撃した賢作さんとこの消火活動、鎮火後に中山田が言った「お疲れ様でした。本当にお疲れ様でした。」が沁みました。 鬼気迫る消火活動の場面の他にも、行方不明者の捜索、地域のおまつりでの駐車場の交通整理など、ハヤブサ消防団の活躍が見応えありました。もちろん散々だった消防大会も。 登場人物が出揃ってきて、推理がはじまってくると簡単なようで簡単ではない犯人探しにソワソワしながら後半はイッキに読みました。 映像化期待できそうです。

    7
    投稿日: 2024.10.15
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    池井戸さんの小説は初めて読みました。物語の地の文が第三者視点に徹底されている点、起承転結が明確な点で小説のお手本のような書き方だと感じました。 内容の感想としては真綿で首を絞められていくような感覚が近いですかね。あっちこっちで怪しい人や事は起きるが全容は見えない。でも外堀は埋められてて敵は結構自軍深くまで侵入してきてる。って感じでした。最後にもう一つ大きいイベントが起きて盛り上がって欲しかったです。

    2
    投稿日: 2024.10.07
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    後半からの展開はちょっといまいちかな。 あまりドキドキ感も無いので、読みやすいもののそこまでのめり込むような作品じゃなかった。 こういうミステリー系の作風はあまり向いてないのかも。やっぱり池井戸潤は勧善懲悪もので。

    12
    投稿日: 2024.09.28
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    山々に囲まれた緑美しい八百万町ハヤブサ地区に越してきた売れないミステリー作家・三馬太郎。父が残した家で田舎暮らしを満喫しようと思った矢先、地元の消防団に入団することに。太郎が団員や地域に馴染んでいく傍ら、次々と連続不審火や怪死事件が起こる。これらの事件の首謀者とは? そして、ハヤブサ地区の背景に蠢く謎とは…? 池井戸潤さんの初ミステリー、面白かったです! 謎解きに入るまでは、都会の者が村社会に馴染むって大変なんだなぁと思いましたが、みんなあたたかい人で良かった。 でも、謎解きが始まると敵と味方が何度も入れ替わって「え?」の連続でした。なるほど、面白い! ハヤブサ地区で暮らす太郎の続編がもし出たら、ぜひ読んでみたいです。

    0
    投稿日: 2024.09.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初から面白かっただけに最後に少し盛り上がりに欠けると感じてしまったけど、全体的には満足だった! 宗教団体が絡んでくるとは思ってもいなかった!… 登場人物が多く誰も彼もが怪しく見えてきて、色々考察できて楽しかったかな。

    2
    投稿日: 2024.09.23
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    前半は少したるい(ごめんなさい)けれど、人間関係や村のことが一通り説明され、少しずつ色々なことが明らかになり、真相へと迫っていく後半の展開はテンポもよく、すごく面白かった! 「犯人は誰なんだ?」と村人全員を疑い(笑)考察しながら読み進めるのがとても楽しかったです。

    0
    投稿日: 2024.09.21
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    2022年出版。474ページのミステリ。「あの池井戸潤がまさかの消防団…」とか煽っていたが、中身は、著者のファンなら何ら違和感の無いものだったのでは?と思う。構成がち密、高密度過ぎて、最後の種明かしがミッチリと一人語りのような形に…。 登場人物が多いのに混乱せずに読めるのは流石。ミステリだから、読んでいる間はひたすら不安感に苛まれ続けるが、それを当然の事として楽しめるならオススメ。豊かな自然の描写も多く織り込まれて、気持ちが沈みっ放しということも無い…。が、兎に角複雑・緻密な500ページ近い量なので、疲れました。先を知りたくて止められない、と言う点では凄い。ので「4」としたけれど、読んで良かったか?と自分に問うと「3」かもね? と思う次第。

    0
    投稿日: 2024.09.14
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    今年、現在最高に楽しめた本の一つでもある 「俺たちの箱根駅伝」上下巻がある、ふっと振り返ってみると著者池井戸潤さんの本を読んだことがない!では読んでみようと著書を手にとる、著書の企業物に離れたところから入りたいという気持ちもあった。読み進めていくと、のどかな山村で起こる事件に、東京から招かれるようにハヤブサ地区に移住してきた主人公が巻き込まれていく。私が現在住んでいるところと似たのどかな環境、ミステリーありバラエティーありスリリングな展開もなかなか起伏にとんだ物語を楽しめた。後半消防団の活躍をかなり期待したが、そうはいかないが楽しめた。 これからも著者の作品読んでいこうと改めて感じる作品であった。

    7
    投稿日: 2024.09.12
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    池井戸さんの作品にしては読後のスッキリ感がなかった。 ドラマは観てないけど、三馬太郎役が中村倫也はイメージと違う気が。

    0
    投稿日: 2024.09.11
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    テレビ版とは違う展開? 尺の問題なのか設定とか本の方が無理なく感じた。 和尚さんの得体のしれない感が凄い。

    0
    投稿日: 2024.09.04
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     面白い。 池井戸さん流石です。 真夏の夜に読むにはピッタリです。  感想と言う感想じゃないですね。 いい作品です。

    20
    投稿日: 2024.08.21
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    オーディブルで視聴。 珍しく主人公は企業人ではなく個人。 そしてミステリー要素が強い。これはこれで楽しめた。 最後はもう少し後日談があっても良かったかな。

    0
    投稿日: 2024.08.19
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    TVドラマで途中3-4回見た後にやめて、本を読んだ。俳優の顔が浮かびながら、読み終えた。 映像と重なり不思議だった。 おうむ真理教が、出てきた。意外な展開だった。

    0
    投稿日: 2024.08.17
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    初池井戸作品。 岐阜が舞台だからと、おすすめされて読んだ。 確かに言葉遣いとか、場所の光景とか、まさに岐阜!!という感じがたまらなくした。 話的には、最後のタネ明かし感が、なんだコレ。という感じがした。 多分、身近な話がこんなふうになったとか想像してた。 宗教的な話的とか、怪物的な話は、ちょっと興が冷める。 なんか思っていたのとは、違う。

    1
    投稿日: 2024.08.15
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    東京での暮らしに見切りをつけ、父の実家があるハヤブサ地区に越してきた小説家の三馬太郎。同世代の勘介との出会い、勧誘に戸惑いつつもハヤブサ消防団の一員になったり、地元の人と交流したり楽しく暮らしていた太郎を待ち受けてたのは連続放火犯の存在。時を同じくしてタウンソーラーなる会社による土地の買収。次々と明らかになる謎と新たに生まれた謎とを考察していくのは楽しかったです。建前を利用して都合の悪い者をコロしたり、洗脳してくるの怖すぎ。

    0
    投稿日: 2024.08.10
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    のどかな田舎暮らしと思っても、色々なことがあり、事件も起こる。その事件が自分の住む街では起こってほしくない事件で。。。小説の中、とはいえ、ドキドキする展開は池井戸さんらしいな、と感じながら読み進めました。

    2
    投稿日: 2024.08.10
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    途中から消防団の話というより宗教的な話になり、もう誰も信じられなくなってあの人もこの人もオルビスの人なんじゃないかと疑わしくなって怖くなった。キャストも知らないけれど、ドラマも見てみたいと思う。

    0
    投稿日: 2024.08.03
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    ドラマ化したことで本の存在を知り、ドラマは見てないけど読むことにした。あらすじすら知らずに読み始めたので思ったのと違う方向に話が進んでいくたびに面白さを感じる。途中でそういう類の話か!と気付かされ、敵と味方が入れ替わるたびにハッとし、ヒヤッとし、フウッとなった。この作者に対してはよく次々にこんなに勢いのある小説が書けるなと感心せざるを得ない。何度も読み返す類ではないが、読み進めるほどに引き込まれる本だった。

    0
    投稿日: 2024.08.02
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    テレビドラマ見て図書館で予約したけど、 貸出できるころにはもう熱は冷めてしまってた。 読むと眠気が襲うし、 放火犯には興味がもてず、 途中で読むのをやめました。

    1
    投稿日: 2024.07.31
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    ちょいと傷心の主人公が田舎の騒動に巻き込まれるお話。ハッピーエンドでもなく、ややモヤモヤする展開に。世話を焼く人達やお人好しの消防団の面々はほのぼのしてるし、やり取りも笑える。力合わせて、消火する話かと思いきや、謎解きに発展した。町長や僧侶など胡散臭いんだけど、勧善懲悪的にならず。なーんかスカッとしなかった。消防団に活躍してもらいたかった。

    3
    投稿日: 2024.07.30
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    話の始めから、登場人物が多くて、誰が事件の関係者かと思いながら読み進めたけど、話の後の方で、次々と関係者が出てきて、アレアレアレと思いました。 毎章、勘介が、「太郎くん、〇〇しやん?」と、誘う感じが面白かった。小学生か?みたいな。年齢設定は、30台前半みたいだけど。いい友達だなぁ。

    0
    投稿日: 2024.07.28
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    亡くなった父の実家が気に入って、そこに住むことになった作家の主人公。 田舎町なのですが、連続放火殺人事件なるものが起き……。 何が好ましいって、この主人公、勧められるがまま消防団にまで入り、田舎の町にとけ込んでいくところです。 いつの間にかみんなと知り合いになり、仲良くなっているし……。 最後の最後で犯人が二転三転してバタバタ感はありましたが、これはこれで面白かったです。

    5
    投稿日: 2024.07.17
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    ドラマは見てなくて、ノー情報で読んでみたが、予想よりもおもしろかった!東海地区には馴染みやすい言葉や、田舎暮らし、行きつけの居酒屋とか、それもいいと思った。ドラマ見てみよう

    0
    投稿日: 2024.07.15
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    ドラマを観て面白かったのと、池井戸さんの本を読んだ事が無かったので、この機会に是非と思い読んでみました。 文章は読みやすく、内容もドラマでなんとなくわかっていたので、スラスラ読めた。 田舎暮らしの自然の素晴らしさ、都会とは時間の流れる早さの違い、人付き合いの面倒くささと、交流の温かさ、などよく伝わる作品でした。 原作が先か、映像が先か問題の答えは永遠に出てこないので、割愛しますが、この作品で初めての出来事が! ドラマのキャストを想像しながら、読んでいたつもりが違う俳優さんを当てはめてしまってた!! 物語の重要人物のひとりである賢作さんを、橋本じゅんさんに変換して読んでた。 読み終えて間違いに気づき、爆笑してしまいました。 こんなこと、あるんだなぁ。 今後、気をつけよう。

    1
    投稿日: 2024.06.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    たまたま手に取ってみたが、面白かった。最後はやや釈然としない終わり方だったが、疑わしい人物が次々と出てくるスリリングな展開で楽しめた。新興宗教の不気味さを巧み描いていた。ドラマも見てみたいなあ。

    1
    投稿日: 2024.06.25
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    ドラマのキャストで脳内再生しつつ読んだが だいぶ違った部分も。 でもドラマも原作もどちらも違った面白味があった。

    2
    投稿日: 2024.06.18
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    ドラマを見てて、続きが気になるからもう原作読んだる!!!…と思ってドラマがおわる3話前くらいに、滑り込んで読んだ本… でも結局ドラマとは話が違ったね…! なので小説もドラマもどちらもそれぞれで楽しめました…!

    0
    投稿日: 2024.06.11
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    TVドラマに次々となる池井戸さんの作品ということで、ちょっと避けてしまいますが、読んでみるとやはり面白い。 今回もTVは見ずに本を読んだ後に調べると、主人公が中村倫也と川口春奈だったことを知る。小説とも筋がずいぶん違うよう。皆さんの評価を見ると、TVを見ない方が良かったとの評価に安心する。 最初は売れなくなった作家が田舎で暮らす、のんびりした内容かと思ったら、放火に殺人、新興宗教と不穏な内容に変わって行く。ミステリー作家でもある主人公が犯人探しをして行くのだが、次々と味方と敵が入れ替わって行く。 面白いのだが、読み終わるのに長く感じたのは途中が長かったのかも知れない。

    66
    投稿日: 2024.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    テレビドラマで先に見たが面白かったので本も読んでみようと思い図書館で借りた。 ドラマとは若干異なる内容で、小説の方がハラハラさせる展開でより面白かった。

    0
    投稿日: 2024.06.02
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    ドラマを先に見てしまったことを後悔。長編なのに充実感がないのは、やはり大方の展開が記憶に残ってたから。池井戸さんらしくない作品ですが、やはり池井戸さんらしい作品の方が好きかな。

    21
    投稿日: 2024.05.30
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    柴田錬三郎賞 星3.5 おもしろい。田舎ならではの風習や作家の日常生活をかいま見られたり、怪しそうな人物が次々に出てきたり。しかし、これが柴錬賞受賞作かな?いままでの論功行賞的な意味もあるのかな? これから、田舎道でソーラーパネルを見かけたら、宗教絡みではないにせよ、複雑な気持ちになるだろう。

    1
    投稿日: 2024.05.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマを見て、原作とは違うという事だったので読んでみた 田舎暮らしの描写がとても生き生きとして 羨ましい ヘボとか美味しいのかな?! 居酒屋サンカクに行ってみたい! ドラマを思い出しながら読んだので、意外にきれいに終わった 出てくる女の人がみんなはかなく美しい ちょっと、わかるけど、なんかなぁ…と思った 人が殺されてるからなぁ…

    1
    投稿日: 2024.05.23
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    ドラマの風景描写や居酒屋の皆でワチャワチャしたした感じ、都会と違った田舎の濃い人間関係の描き方が気に入って、原作を読みました。 設定やストーリーに結構違いがありましたが、原作も楽しく読むことができました。

    1
    投稿日: 2024.05.18
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    先にドラマを見てしまいました… 本来であれば先に原作を読んでドラマを見るのが好きなのですが、先にドラマを見てしまったため、ある程度中身が分かってしまってたので面白さが半減しちゃいました…(悲) ドラマを見ずに先に小説を読んだらものすごく面白かったと思います。宗教団体との村の放火事件との関連性なんて思いつきもしなかったストーリーです。 放火事件の犯人やその背景ストーリーに絶対にハマってました。 ただ、ドラマを見てからだったので、 「あぁーこれはあの俳優さんだったなぁ」 と頭の中で想像しやすくてそれは楽しかったですし、 読みやすかったです。 また、他の作品も読んでみようと思います。

    0
    投稿日: 2024.05.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    田舎の町で起こる事件に挑む、小説家兼消防団員。 消防団員の結束力があればこその結末。 新興宗教に限らず、ある存在に、自分たちが徐々に侵されているのは恐ろしい。

    0
    投稿日: 2024.05.17
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    発売当初からよく書店で平積みされていて気になっていた。 読む前にドラマ化された!ドラマの印象が強く、読んでいた。 ドラマとは多少、変わっている。役割を担う町人とか?(こういう変化が芦原先生の心労だったのだろうか。) 中部地区のU県S郡八百万町ハヤブサ地区、穏やかな田舎街での出来事。小説家三馬太郎氏が父の残した実家に移り住み、消防団に入団。不審火や不審死を少しずつ紐解いていく。 穏やかな、田舎特有の人間関係。敵か、味方か。

    19
    投稿日: 2024.05.14
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    面白かった。 池井戸作品ってこんなに読みやすかったかなって思うくらい。やっぱり金融系の小説だとちょっと難しいから読みにくいのかな。 ドラマ化されてたけど、ドラマは見てないので、でも誰がどの役なのかは、ちょっと意識しながら読んだ。 田舎暮らしの描写もよかったし、後半の展開も面白かった。 最後、泣きそうになっちゃったな。 *** 東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。地元の人の誘いで居酒屋を訪れた太郎は、消防団に勧誘される。迷った末に入団を決意した太郎だったが、やがてのどかな集落でひそかに進行していた事件の存在を知る───。連続放火事件に隠された真実とは? 地方の小さな町を舞台にした、池井戸作品初の“田園”小説として、「小説すばる」連載中から話題を呼んだ珠玉のミステリ。

    1
    投稿日: 2024.05.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。 地元の人の誘いで居酒屋を訪れた太郎は、消防団に勧誘される。 迷った末に入団を決意した太郎だったが、やがてのどかな集落でひそかに進行していた事件の存在を知る───。 連続放火事件に隠された真実とは? (アマゾンより引用)

    0
    投稿日: 2024.05.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマ化後、ドラマは見てなかったが図書館の返却本の棚にあったので話題の本ということで読んでみた。池井戸さんの本なので安心して読めるだろうと油断した。 ミステリー作家がひょんなことで田舎暮らしをしたところ、自治会や消防団といった田舎あるあるに翻弄される話かと思いきや、放火から殺人事件と物騒な話になってきた。登場人物の紹介ページをみるとおどろおどろしい宗教家が出てくるが、そんなものこの物語のどこに噛んでくるんだろうと読む勧めていくと、なるほど今話題のメガソーラー太陽子パネル事業がいろいろ怪しい。少しずつ全容が見え始め不審な人物も浮かび上がってくる。なるほど、これは面白い展開だなぁと読み進めていくが、後半のクライマックスは拍子抜けするような顛末で幕を閉じ、最後の謎と残されたのは、手紙オチよろしく一人の人物の語りで一生懸命につじつま合わせの総まとめで仕上げておしまい。 なに、その無理やりなオチ?wwww 町長の家の件も意味不明だし住職の過去自体いらんし、ベールに包まれた腹違いの妹いらんくない? 無駄が多すぎて全くすっきりしないし主人公が沢で感じた違和感とかまったくほっておかれているし、どこかでなにかをかけ間違えて後半どうにも繕えなくて有耶無耶にした感しかない。ドラマは知らんがこの作品は空中分解の失敗作でしょう。なんなら最終章なしで終わらせていたら星2くらいはあげていいという評価です。

    0
    投稿日: 2024.05.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    半沢シリーズ以来、久々に池井戸さんの作品を読んだ。結構な長編で読み応え抜群でした。亡き父の住んでいたハヤブサ地区に移住した作家の美馬太郎の、田舎での新たな生活の中でだんだんと地域に馴染んでいく様子とともに、ちらほらと現れる怪しい影が描かれます。カルト宗教の問題に、家族や田舎の問題が絡めてあって、信仰とは、善悪とは、考えながら読みました。自分たちの街を自分たちで守ろうという消防団の姿には心打たれるものがありました。

    5
    投稿日: 2024.05.03
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    最初は小説家の長閑な田舎暮らしを書いてるのかと思ったが、放火、殺人と物騒な話になり、最後は怒濤のエンディングまで一気に読み終えた。 その時々のハヤブサ地区の美しさもよく描かれていて、流石だなと思った。

    6
    投稿日: 2024.05.01
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    テレビドラマで見た後の拝読でしたが、ドラマとはちょっとだけストーリーが違っていました。だいたいの内容がわかっていたために、むしろ物語よりもハヤブサの地域や人達がまるで実在しているような感覚になって読んでることが面白かったです。池井戸潤先生の生まれもそういった田舎だそうで、田舎のいいところや難しいところが生き生きと描かれていて自分は全然違うところに住んでいるのに何故か懐かしく感じました。

    3
    投稿日: 2024.04.19
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     おもしろかったです。  田舎に引っ越してきたのんびりした日常から始まり、ご近所付き合いが頻繁にあって、事件が起こり、巻き込まれ、意外な展開があり、どうなるか分からずにクライマックスを迎えるという見事な序破急ぶりである。読み進めるにしたがい、読書を中断できなくなってしまう。  田舎ならではの風習、姻戚関係、哀しい歴史、などが盛り込まれ、うまく日本の地方における近現代史を描いているようにも思える。  こんな500ページ近い作品を一気呵成に読ませる作者の筆力にあらためて感心する。ストーリー展開、人物配置、描写、のどれをとっても素晴らしく、ベストセラーなのも当然だと思った。

    2
    投稿日: 2024.04.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。地元の人に勧誘され消防団に入団することになるのだが、次々と起こる連続放火事件に遭遇してしまう。太陽光発電を取り付けるために土地の売買を持ちかけている真鍋が犯人なのはわかったが、裏に宗教問題があり死人怪我人を多数出し、日本を震撼させた新興宗教を思い出した。映像クリエーターの立木彩が怪しいか?寺の住職は?町長も絡んで悪だくみをしてるか?思考があっちこっちに言ってしまい、一気読み。ドラマを見なかったのだが、本との違いを楽しむために見てみようかな。

    1
    投稿日: 2024.04.12
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    父の故郷の自然に魅入られハヤブサ地区へ引っ越してきた作家・美馬太郎。 地元の消防団に入団するが、連続放火事件が発生していることを知る。 第36回柴田錬三郎賞受賞作。 ドラマを先に見た派です。原作とドラマ、結構違いますね。 中山田のキャラはドラマが好き、末尾は原作が好きかな~ 次々に展開する話、ハラハラする火事の描写、惹きこまれる一作。

    0
    投稿日: 2024.04.05