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同姓同名
同姓同名
下村敦史/幻冬舎
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総合評価

186件)
3.8
38
75
56
7
1
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    名前が明記されている登場人物の大半が同姓同名・大山正紀で構成されているため、物語の中で"どの"大山正紀が出てきたか判断するには"その"大山正紀の容姿や職業といった文章内で表すことのできる特徴しかなく、言動はわかっていても"どの大山正紀"の言動か後に明かされるまでわからないところが面白かった。これはドラマでも映画でも漫画でもアニメでもなく、明確に容姿を表すことができない、すなわち文字でしか表すことができない小説だからこそ出せる面白さだと思った。 普段小説を読んでいる時、脳内で勝手に映像を作り上げて物語を噛み砕いていくためここはメディア化するならどう表現されるだろう、キャスティングはどうしよう、などと考えているがこの作品に関してはメディア化しないでほしいとまで感じた。

    0
    投稿日: 2026.01.13
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    10人の大山正紀の特徴が分かりやすかったため、読めたがところどころ頭が混乱して理解するまでに時間がかかった。 名前が同じだからこそ後々の展開で、そっちの大山正紀だったのかと感じて面白かった。

    0
    投稿日: 2026.01.10
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    同姓同名の別人たちが出会い、それぞれの思惑が交錯するミステリー。リアリティがあり、読み手が地続きの世界にいることを忘れさせない。下村さんの他の作品も読んでみようと思います。

    0
    投稿日: 2026.01.08
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    同姓同名の登場人物を使った叙述系ミステリの面もあるが、個人的には私刑(特にSNSなどでの)に対する批判的な内容が印象的だった 自分の発言は意見であって人を傷つける意図がないとか、犯罪者相手だから何を言っても良いと言うような理屈で攻撃的なこと(発言)をしてしまわないように気をつけないといけない

    0
    投稿日: 2025.12.14
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    ミステリーではあるが、社会問題も鋭くえぐった社会派ミステリーでもある。SNS問題は、まさに同意だが、それを呟いたら、ボコボコになりそうだ。 自分の同姓同名の人も、平凡な名前なので、日本にいるんだろと思うが、検索は止めておこう。 肝心の小説は、作者に翻弄された。最終的に大山正紀は何人いたんだっけ?

    1
    投稿日: 2025.11.21
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    凶悪犯だか少年法で守られてメディアでは名前も顔も伏せらた。 しかしSNSで名前が『大山正紀』晒され 同姓同名の『大山正紀』が人生を狂わされる。 多くの『大山正紀』の登場で少し混乱したが読みやすかったが頭をフル回転で読んだ 最後は、そうなんだこの『大山正紀』か‥ 推理の様なパズル様な小説だった

    6
    投稿日: 2025.11.08
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    登場人物の多さ、物語が過去と現在を行き来して、混乱する。そして、伏線が多すぎて疲れる。 素晴らしいミステリー小説である分、読み手がかなり頑張らないといけない。

    5
    投稿日: 2025.10.18
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    トリックも動機も同姓同名というテーマから行き着けるところを全てやっている感じはするんだけど、だから面白いかというと……ネットの炎上をテーマにする作品は多いし、それを避けた設定選びはできなかったのか。私にはなんとなくハマらなかった。

    1
    投稿日: 2025.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    めちゃくちゃ好き 同姓同名だからどの人だっけとかややこしくなるかなって思ったけどそんな事なくて分かりやすかったし、結びつくから面白かった 本だからこその叙述トリック満載で大好物でした どちらの最後もちょっと胸糞だったけどね

    1
    投稿日: 2025.09.24
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    同姓同名の人が犯した犯罪によって同姓同名たちが苦しんでいる。。。誰が誰だかわからないはずなのにちゃんと読める。何度も繰り返される反転のミステリー。すごく読みやすく読み進めたくなる本。 現代社会の問題点にも気付かされた本です。

    2
    投稿日: 2025.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    話題だった時に、積読リストに入れていました。 凶悪犯罪者が自分と同じ名前「大山正紀」だったために、理不尽に人生を振り回された「大山正紀」たちの物語です。 凶悪犯罪とはいえ少年犯罪だったため名前や顔は伏せて報道されていたのに、正義を振りかざした人々がSNSで犯人のプライバシーを明かしてゆきます。 その結果、犯人ではない「大山正紀」は名前を明かすだけで嫌悪感をあらわにされたり、学校推薦や就活で不利になったり、いじめにあったり・・・ 更に、同姓同名の無関係者を犯人だと決めつけて拡散されるという悪循環が続いてゆく・・・ 誰にもわかってもらえないこの苦しみを慰みたいと、SNSで同じ被害にあっている人々を募り、「大山正紀」を名乗る人物が9名集まって・・・というお話です。 展開にちょっと無理があるのですが、現実の世の中でもマスク警察など、正義を振りかざす人々は出現しますし、TV報道はされていなくてもネットの世界ではプライバシーがない、という状況はよく見かけます。 なぜそんな、会った事もないような他人のことが気になるんでしょうかね。 SNSで批判したり暴露したりがエスカレートしたら誰も幸せになれないのに・・・ そして、その延長でエコーチェンバー現象(共鳴室現象)が起こる・・・ これはSNSなどで同じ主張の者同士が集まり、互いの主張を肯定し合ううち、この主張が絶対的に正しく常識的だと思い込み、他の主張を一切認めなくなる現象。閉鎖的なコミュニティは必ず攻撃的になるそうです。 SNS上ではいわずもがな、「大山正紀」の会でもそうなったし、なんか本当に現代って生きづらいとうんざりしながら読みおえました。 SNSとの付き合い方はなんとかしないと、特に若い子は世界が狭いから本当に救いがなくなるよ。

    4
    投稿日: 2025.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    犯罪者と同姓同名だったことで誹謗中傷される、今どきはネットで瞬く間に広まり晒し者にされる。この怖さを存分に味わえる。サッカー部だった大山正紀が自力で自分を再生する行動を取るのが強く印象に残る。気になるからネットから距離をとる、そうだよね。 文字のみでたくさんの大山正紀を書き分けた筆力はさすが!

    2
    投稿日: 2025.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「大山正紀」が次から次へと出てきたが頭の中で整理しながら読み進めることができた。何回か騙されることがあって、次はどうなるのか?次は??とページを捲るのが楽しみでサクサク読むことができた。 ・1番怖いのは自分には誹謗中傷していい人間を決める権利がある、と信じている人間たちである。 ・ 奴は俺たちの人生に踏み入ってはいないんです。俺が、俺たちが大山正紀であることは変えられないし、犯人が大山正紀であることも変えられないんです。

    2
    投稿日: 2025.08.14
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    コンセプトが分かりやすくて面白かった。題名の通り同姓同名の人物が一度に沢山出てくる話だが、表現が工夫されていて意外と混乱しなかった。

    4
    投稿日: 2025.08.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    同姓同名の大山正紀が犯罪をしたことで、大山正紀は人生を狂わされる。 人生がうまくいかないのは大山正紀のせいか、人生を取り戻すためにはどうすればいいか、ミステリー、SNSの社会問題、自己啓発などの一面がある面白い題材の小説。 ただ最後は、下村さんらしくしっかりしたミステリーで着地させてました。

    2
    投稿日: 2025.08.12
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    登場人物全員、同姓同名という設定に興味を惹かれて手に取った。 被害者の会が結成されてからの犯人は誰なのかを探っていく過程は、同姓同名だからこそできるトリックもあったり、ちょっとした描写が伏線になってたり、ミスリードもあり、展開が予想できず面白かった。 ただ登場人物がやや他責だったりイラっとするところもあった。そこを回収してくれる展開もあるんだけど、少し説教臭いなぁとは感じてしまった。 エピローグで本当の真実が明かされて後味が…でも同姓同名の人達はきっと前を向いて生きていけるでしょう! そして全員正紀なのに混乱しないで読める文章がすごい。

    1
    投稿日: 2025.07.28
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    タイトルとあらすじを読んで設定が面白いと思って読んでみました……猟奇殺人の加害者と同姓同名の登場人物が合計10人登場して確かに面白かったけど…物語の途中で語り手が変わってると思うんだけど名前が同じだから誰が誰だかわからなくなっちゃって混乱してしまった…2度3度と読めばもっと理解できるかもしれないけど約500頁もある長編だからもう一度読む元気はないかも…どんでん返しとか伏線回収とか終盤いろいろあったけど結局複雑な人物相関に「?」が拭えなかったです…

    14
    投稿日: 2025.07.26
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    読む前は割とファンタジー色強めの作品かと思ったがそんなこと無かった 名前というあまり意識することの無いことで巻き起こる色々な弊害 自分はそこまで多くない名前で報道に出るような事件とか起きたことはなく作中のような苦労は無かったけど現実問題としてその立場になったらそういうこともあるんだろうなと思いながら読破

    2
    投稿日: 2025.07.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    深刻なんだけど、読んでいるとなぜか可笑しくなる。笑い事じゃないんだけれど。 あらすじからして面白そう。実際、凶悪犯と同姓同名というのは嫌なものだろうし、就職試験で内定がもらえないのも名前が原因かもしれないと思いたくなるだろう。 それでも、実際の被害者遺族や加害者家族よりましだと言われてしまう。微妙な被害。 被害者の会が迷走していくのもとてもリアルだし、最後のどんでん返しは意外だった。 そして、終盤で登場する「大山正紀」の切々とした言葉は、同姓同名とまったく関係が無い私も考えさせられるものだった。 名前に負けない生き方をする。 彼のこれからを応援したい。 そして、本当に最後の最後、名前から逃げた「大山正紀」。 彼のこれからの人生は、いったいどんなものになるのだろうか。

    1
    投稿日: 2025.07.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    多くの大山正紀が登場する作品。 現代のSNSの問題と絡めたミステリーでありとても面白かったです。 ただ、どの大山が話しているのかが分からなくなることが少しありました。 どの大山が話しているのかが分からないとトリックに気づくことも出来ないので、しっかり理解することをお勧めします。 サッカー部だった大山正紀さんはとても強い人だなと思いました。後日談が描かれることはないと思いますが、プロ目指して頑張ってほしいです。 本屋で見かけた時そんなミステリーを描くことが出来るのかと不思議に思いましたが、想像以上の面白さで楽しませてくれる作品でした。

    0
    投稿日: 2025.07.04
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    SNSで話題になっており読了。 今、どの大山が喋ってんの? え?この大山はあの大山で、そっちの大山はどっちの大山???? …となる、大山で頭がパニックになる話。 日を空けて読むと、さらに大山パニックになるので一気読みがおすすめ。 小説だからこそできる同姓同名トリックがあるので、本で読む楽しさを改めて感じる。 思い込みで読んでしまう読者(私)を上手く利用した部分やSNSの誹謗中傷、思い込み、私刑など社会的な話題にも切り込んでおり、自身の行動も問われる作品。 ストーリー的にSNSが結構重要なのだが、SNSで話題だから読んでみよう…という安易な自分にSNSの良さも悪さも感じてしまった。 あらすじ 登場人物全員「大山正紀」! 大山正紀が殺された。 犯人はーー大山正紀。 不幸にも殺人犯と同姓同名となってしまった "名もなき"大山正紀たちの人生が狂い始め、殺人犯の大山を探し始める…。

    0
    投稿日: 2025.06.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

     日本を騒がせた猟奇殺人犯と同姓同名で人生を狂わされた10人がオフ会で集まり状況を打開しようと奔走する斬新な切り口のミステリーで、終始「どのような結末を迎えるんだろう?」というドキドキでいっぱいだった。事件に決着がついたと思いきやエピローグで…

    1
    投稿日: 2025.06.21
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    先が気になるミステリーで500ページ位あるんだけど読むのが遅い俺が2日で読み終えた。 それくらい面白かったです。

    4
    投稿日: 2025.06.21
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    久々のミステリー。面白かった。 自分と同じ名前だ!とか、人生で一回はみんな思ったことあると思う。でも、自分と同じ名前が殺人犯だったら?とは考えたことがなかった。 ただのミステリーではなくて、昨今の日本でよく見る光景への問題意識や自分の持っている偏見などを見直すきっかけにもなるそんな本!よかった!

    0
    投稿日: 2025.06.15
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    ★3.4 名前が、人生を狂わせる。​ 同姓同名という偶然が、同じ名前を持つという、それだけのことで。 名前はただの記号じゃない。ときに人生すら、ねじ曲げてしまう。 本書は個人を識別する「ラベル」の怖さを描く物語。 著者の筆致は、現代社会の情報過多や個人の特定性について切り込む。​同じ記号を持つだけで、人生が狂っていく様を描いた。 いささか、ご都合的に下落していった気もするが。 情報社会というフィルターを通してみたとき、人はどこまで「自分」でいられるのか。 「たまたま一致しただけ」なのに、どうしてこんなにも運命は過敏に反応するのか。 名前とは、自分の輪郭を作るものようなもの。他人が貼ったシールではないはずだ。 稀に、結婚で姓が変わると作り上げた自分自身も変わったかのようだった、という話を聞く。 これも大げさではなく感じる。アイデンティティは名にも宿る。 確実に迫ってくる不穏さ。 まだまだ情報社会は過渡期だ。 名を持つ者、つまりすべての人に突きつけられた鏡のようだった。

    16
    投稿日: 2025.06.05
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    同姓同名の別人が殺人事件を起こした 同姓同名の人、学生時代に同じクラスにいたことあるけど、〜部の誰々って言うふうに分けてたなあ あまり考えたことはなかったけど、テレビで自分の名前が殺人者として読み上げられる気持ちってどんなものなんやろう? いい気分ではないやろうな、、、 でもだからと言って、自分に振りかかる“悪いこと”全てを名前のせいにするのは違うんやろうな。 そこに縋りたくなってしまう気持ちも、わかる。 今まで考えたことない視点で考えさせられた。 ミステリーとしても、同姓同名を生かしたミスリードがあって楽しかった!

    0
    投稿日: 2025.06.03
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    伏線がすごかったし騙されました。 途中で会が暴走していくところは恐怖だった。 久々にゾワっとするミステリーを読んだ。 嫌いではない。 けどものすごく考えさせられた。

    3
    投稿日: 2025.05.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主要人物ほぼ大山正紀というタイトル通りの同姓同名ミステリー。 場面が何度も変わり、どの大山正紀も怪しく見えるが…展開は読めそうなものの見事に騙されてしまいました。 エピローグ含めて裏切りの連続でした。 同姓同名にあったことはあるものの偽物と思ったり、嫌悪感を抱いたりなどなかったので共感しきれない部分もありましたが、事件に関係するとまた考え方は変わるのかなと感じました。 感想を書いている間も殺人事件についての報道が流れ、加害者と被害者と同姓同名の方は思うことがあるのかなと考えさせられました。

    0
    投稿日: 2025.05.17
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    面白いが、伏線、ひっかけ、社会的なメッセージなどがぱんぱんに詰まりすぎていて読み終わった後も一息つきながらしっかり反芻する時間が必要な複雑な一冊だった。 「同姓同名である」というなかで、でき得る全てのひっかけがしっかりと隠されており、見破ってやると意気込んで読み始めたものの、しっかりとひっくり返されてしまった。そして、このひっかけをこんがらがらずに最後まで読者を引っ張っていった著者の力に感動する。 個人的には、この本にでてくる正義を主張する人たちの苛烈な誹謗中傷の恐ろしさに震えつつも、なくはない…と更にぶるってしまった。

    2
    投稿日: 2025.05.14
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    加害者と被害者の2人だけかと思っていたら複数の「大山正紀」が登場で大混乱!そして最後に大どんでん返しがあり面白かった。

    0
    投稿日: 2025.05.11
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    女児惨殺事件の犯人と同姓同名の人たちのストーリー。SNSやネットの情報だけで無関係の人を非難したり、現代的な問題だと思った。同姓同名がたくさん出てきて少々混乱する。

    9
    投稿日: 2025.04.25
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    2025年 第6冊目 この本は前から面白そうだなと思っていて、中古屋さんにこの本があったので買ってみました! 本のタイトルの通り、この物語に出てくる人は全員同姓同名で、ある日女児を殺害した凶悪犯が逮捕されるのですが、その犯人の名前は主人公たちと同じ名前でそこから彼らの人生がどんどん犯されていくという物語です。最後まで結末がわからなくてとても面白かったのですが、みんな同姓同名なのでどの人だっけ??とこんがらがってしまって、少しだけ読みにくいなーと思いました。 しかし、それを超えるくらいめちゃくちゃ面白かったのでぜひ読んでみてください!

    14
    投稿日: 2025.04.24
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    同姓同名ってややこしいですね。今一体どの大山正紀さんの視点なのか散々迷子になりました。先を知りたすぎて駆け足で読んでしまったせいかもしれないので、結末が分かった上でもう一度読み返してみたいと思います。 自分の名前は漢字や名前そのもののについては至って平凡な名前なのですが、キラキラネームでもないのに一発で読んでもらえることはない名前です。同じ漢字で同じ読み方の人とも出会ったことがないです。 子供の頃全校集会で読書感想文や習字の表彰をされるとき、必ず校長先生が間違えて名前を呼ぶので男子が誂ってくるのがウザイ!という程度の嫌な思いしかしたことありません。初対面で間違えられても今後そんなにこの人と付き合わないなと思うと訂正せずに違う名前のまま返事もします。思い入れがないわけではないですが、結局名前に対してその程度なんでしょう。 ではもし自分と同姓同名の殺人犯がいたら…。 やっぱりネタにするくらいで、思い詰めることはないだろうなと思います。だからいくら小説の中とはいえ、登場する大山正紀さんたちの深刻な空気がちょっと理解できませんでした。そもそも自分たちが周りと信頼関係が築けていたらこんな風にならなかっただろうと思われる大山正紀さんが多かったです。 事の発端を遡ると、かなり伏線が張られてて物語としてはとても面白かったです。 その代わり登場人物に全く共感できなかったので肩透かしを食らった気分にはなりました。自分がもっと名前に思い入れがあったら違っていたのかもとは思います。

    0
    投稿日: 2025.04.05
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    登場人物が大山正紀だらけという突飛な設定ではあるものの、加害者・被害者と同姓同名という経験はあり得なくもない。 ただその名前を果たして世間の人はどれほど覚えているだろうか。世間を騒がせた事件について、事件の名前や犯人のキャッチコピー(頂き女子りりちゃんなど)は知っていても、関わった人のフルネームは正直覚えていない。作中にもそのような心理描写があったけれど、結局渦中の外の人間にとっては良くも悪くもそんなもんなんだと思う。 だからもしこの作品の世界線で生きていたとして、大山正紀に出会ったとき、私は何の感情も抱かないだろう。大山正紀が同姓同名を理由にこれほど生きづらさを感じているとしたら、同情はするけれど、少々それを言い訳にしすぎている側面もあると思ってしまう。 ただこの作品の本質は同姓同名という突飛な設定ではなく、罵詈雑言で簡単に人を殺めてしまうSNSでもなく、それらから展開される魅力的なミステリーだ。誰が誰に対峙しているシーンなのか、まるで分からない手探りの状態のまま読み進めるうちに、読み手は不思議な世界に入り込み、ストーリーは予想外の展開になっていく。 ユニークな設定の小説という枠を大きく超えた奥深いミステリー作品だった。

    6
    投稿日: 2025.03.29
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    同姓同名が起した犯罪のせいで、別の同姓同名が生きづらい思いをする。 しかし、その犯罪者も実は同姓同名の影響で本件犯行に及んでいた。 それが、負の群集心理やSNSの同調圧力などを交えながら描かれています。 文章が整理されており、複数の同姓同名が登場しますが、紛らわしさや混乱はありませんでした。 SNSには「誹謗中傷していい人間を決める権利があると勘違いする人がいて、その人は相手がたまたま生きていることで“人殺しの罪”を免れている」ということを学びました。 内容も期待以上で読み応え抜群でした。 おすすめです。

    1
    投稿日: 2025.03.12
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    現代のSNSの怖さを知らしめる話し。 物事を批判しようと思えばどんないい話だって批判できる。 この話のメインのストーリーではないが、 サッカー部の大山正紀が、母が栄養バランスを考えた手料理を作ってくれたと言えば、「他の母親が強要されたらどうする」、「世の中の母親を苦しめる、悪影響だ」とツイートされる。批判的になってしまうこの世の中に一石投じる話だった。 内容自体は、同姓同名がたくさん出てきてややこしかったので、ドラマ化してくれないかなーと思った。 最後のオチ?というか、エピローグはゾッとした。 最後まで気が抜けない話でおもしろかった!

    2
    投稿日: 2025.03.08
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    SNSによる誹謗中傷の問題が蔓延る昨今には、タイムリーな物語でした。 6歳の女児を惨殺した猟奇殺人犯の名前が公表され、それが自分の名前と同姓同名だった… 次の瞬間から無責任なSNSからの誹謗中傷のターゲットとなり、身に覚えない差別や迫害を受け、自分のプライベートが次々に暴露される。 もし自分が…と思うと恐ろしかった。小説では犯人と同姓同名である人物が何人も登場し、それがその後の別の殺人事件の伏線にもなっている。 コロナが流行し始めたころ、『自粛警察』なんてのが各地に現れ、正義を振りかざし、他人を糾弾しようとする迷惑な人種までいた。 コロナの蔓延で自粛を余儀なくされてから、理性やモラルで抑えていた人の持つ『攻撃性』があふれだしている…小説の中にそんな一文があったが、的を得ているかもしれない。 凶悪な殺人犯の名前…それが自分の知り合いと同じ名前だったら?全く意識しないで付き合っていけるのか。それはなかなか難しいかもしれない。むかしサッカーのカズ(三浦知良)はロス疑惑の三浦和義と同音だっただけで迷惑を被ったらしい。 自分と同じ名前をネット検索してみたことがありますか? それは何かの道で活躍している人かもしれないし、もしかしたら恥ずべき罪を犯した人かもしれない…

    1
    投稿日: 2025.03.05
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    同姓同名の人たちが出てくる 内容は面白いし、伏線回収や最後の結末など予想外のことがあって楽しめるが、同姓同名の登場人物が出てくるゆえに最後の方混乱してしまった

    1
    投稿日: 2025.02.24
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    猟奇殺人犯と名前が同じ人々のお話。 何の罪もない彼らの人生は、犯人の実名公開を機に一変する。 「同姓同名の人間の罪は同姓同名の人間が受け継ぐ」 理不尽だけど、リアルでも同様の問題は起きている。 自分と名前が同じ何者かによって人生を狂わされた人たちがいる一方で、何者にもなれない人たちが光を浴びる。 登場人物のほとんどが同姓同名で誰が誰だかわからない。 名前は一種の情報にすぎないのに、 名前がその人の何もかもを表すみたいに、 その脆い情報を頼って生きている。 過去傷つき苦しんだ人ですら、知らず知らずのうちに同じ傷を他人に負わせてしまう事がある。 完璧な人間はいないのだから、せめて、自分の目にした情報耳にした情報の不確実性だけは理解しておきたい。

    7
    投稿日: 2025.02.15
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    ビブリオバトルで度々取り上げられたり、チャンプ本に選ばれたこともある小説なので、どんな話なのか読んでみた。 猟奇的な犯罪を犯した犯人、大山正紀と同姓同名だったために人生をめちゃくちゃにされた(と思っている)10人が同盟を作って、出所した犯人を特定しようと策を練る。 SNSによる誤情報の拡散、中傷被害、学校でのいじめ、内定取り消し、恋人との別れなど、同姓同名であるがゆえに被った理不尽な被害。 それぞれの出来事が絡み合い、巧妙に語られているので何度もページを戻って読み返したりしたが、最後まで騙されてしまった。 ビブリオバトル本に選ばれるのもわかるなぁ、と感心したけど、基本、殺人とか恨みとかネガティブな要素しかないのでちょっと辛い。

    12
    投稿日: 2025.02.13
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    視点は面白いと思う。 ただ読む前から何となく同姓同名の人間ばかりが出てくる話って混乱しそうと思っていたが案の定途中で少しくじけそうになった。

    1
    投稿日: 2025.02.13
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    同姓同名の人間が多数出てくるので誰がどの人物だったっけ?ってなることも多かったが、同姓同名故にできる仕掛けや、同姓同名を利用したトリックがとても面白い。また、SNSでの炎上、誹謗中傷、無意識な差別や偏見等々、非常に考えさせられる描写が多く、「自分が同じ立場だったら?」「自分ならどうか?」と自分に当てはめながら読んだ。フィクションではあるけど完全なフィクションではないというか、とてもリアリティがあると思う。現にTwitterでは毎日のように誰かを批判するようなツイートが流れてくるし。自分は正義であり、だから悪を糾弾してもいいと信じてる人間ほど怖いものはないのかもしれない。客観的に、物事を俯瞰して見ていかなければと思った。

    9
    投稿日: 2025.02.09
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     「同姓同名」は下村敦史さんの代表作といえますね。  今まで凶悪事件が発生し犯人が逮捕され名前が報道されると、「犯人と同姓同名の人は嫌だろうな」と漠然と考えたことがありますが、所詮他人事と考えていました。  私の名前はありふれた姓ですし、名もそんなに珍しくもないと思いますが、幸か不幸か?今まで同姓同名の方にお会いしたこともなければ新聞等で見つけたこともありません。もし、悪いニュースで同姓同名の方が報道されたとしたら、すごく抵抗を感じると思います。まぁ私の場合は還暦を過ぎてますので、嫌な気持ちをなんとかやり過ごせるかと思いますが、これがもし思春期くらいの頃の出来事だったとしたら、影響は大きいでしょうね。ましてやSNS全盛期の現代ではいじめの対象になってしまう可能性があります。  もし、うまくいかないことがあれば全てその同姓同名の人のせいにしてしまいそうでもあり、中々前向きに考えることが難しいかもしれません。  本著では、凶悪事件の犯人と同姓同名であるがためにネガティブな影響を受けてしまった方が自分を取り戻そうとするために行動を起こすのですが、事態は二転三転どころか、四転五転六転七転八転します。ついていくのに疲れたけど、面白かったです。  下村さんは誤ったネットリテラシーにも警鐘を鳴らしているように思います。終盤に次のようなことが書いてありました。  『SNSでは今も、毎日のように誰かが誰かを傷つけている。自分が傷ついたから、不快だったから、憤慨したから、という理由でその行為を正当化して。自分の正しさを微塵も疑わず。自分の正しさが他の誰かを呪い、苦しめ、傷つけている可能性を想像もせず』  我々全員が、安易に他人を攻撃する愚かさに気付くべきですね。2025年はSNSの間違った使い方が良い方向へ転換する年になりますように...。

    14
    投稿日: 2025.02.01
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    たくさん大山正紀が出てきて、もう一度読み直さないとよくわからない状態でしたが、上手くミスリードされて見事に騙されました。 同姓同名でそんなに嫌なことあるかな?と最初は思ったけど、学生時代の先輩が、当時話題になった殺人事件の犯人と同じ名前で随分からかわれていたことを思い出しました。今思うと嫌だっただろうなぁと。 SNSやネットでの炎上が問題になっている今日この頃。正義の仮面を被った人達は罪悪感なく人を叩く。それが正しい情報かどうかわからないのに。怖い世の中になったものだと感じます。 同姓同名の大山正紀たちが名前に対する決意をする所はとても清々しい気持ちになりました。

    19
    投稿日: 2025.01.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    同姓同名、全員「大山正紀」。 6歳の少女を公衆トイレで惨殺した「大山正紀」の逮捕、実名報道で、大山正紀達は犯人と同姓同名だからと言う理由で理不尽な目にあう。 好意を抱いていた女性に軽蔑されたり、推薦入学を取り消されたり、いじめにあったりと苦しい人生を歩んできた。 『“大山正紀“同姓同名被害者の会』では10人の大山正紀達が集まるが… 中々面白かった!! 私も自分の名前を調べてみたけど、意外と同姓同名の人いた事にビックリ。 旧姓でも調べたら今だに自分自身が出てくる事にもビックリ。 とりあえず削除しておこうかな(笑)

    17
    投稿日: 2025.01.22
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    タイトル通り、同姓同名の「大山正紀」がたくさん登場するお話 6歳の女の子を殺した凶悪殺人犯の「大山正紀」と、それに関連するたくさんの「大山正紀」たち……といったところが話の大筋 さらには冒頭1ページ目から『大山正紀が大山正紀を殺した』という事件記事が載せられています これらがどう絡み合ってストーリーが出来上がっていくんだろうというわくわく そして実際に、各大山正紀たちの思惑やミステリー的な内容はとても面白かったです のですが 小説内で多々出現する悪意の描写やそれに対する主義主張の部分が、どうも白々しいと言うかたどたどしいと言うかなんともこう…… どうにも小説世界から浮いたように感じてしまって、そういったパートが現れると文章が脳内にすんなりと入ってこなくなってしまって そこだけ宙に浮いたみたいで、せっかく物語世界に入り込めそうだったのに全部リセットされてしまうような、そんな読み心地の悪さを感じてしまいました 読んでいて田中宏和運動を思い出したけど、作者さんもそれに着想を得たりしたんだろうかななんて思ったりもしました

    7
    投稿日: 2025.01.21
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    もっと混乱するかと思いきやそんなことはなく、それぞれの大山をきちんと認識しながら読むことができた。 名前とは普段個人を認識するための大切な手段であるが、同時に簡単に偽ることもでき、何の意味も持たないものにもなりうる、そんな恐さも感じた。

    0
    投稿日: 2025.01.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    登場人物が全員同姓同名のミステリー小説。 凄惨な女児殺害事件の犯人、大山正紀。 連日大山雅紀へのバッシング、私的に制裁を加えるネットの誹謗中傷が絶えない。 同姓同名の大山正紀は、もちろん一切事件とは無関係だが、取り付く島もないネットの暴走を前に複雑な気持ちを抱えていた。 何か悪いことしたわけではないのに、自分が責められているような 感覚。 名前というものの存在意義や意外な曖昧さを感じた。 美貌を持つ著名人と同姓同名なもんなら、否が応でも顔を比べられたりと、当事者にしか分かりえない 苦悩が現実にもたくさんありそう。 どんなにひどい事件を起こしても未成年は少年法によって保護される。 これは正しいと言えるのか。 加害者に対してネットでは暴力的な言葉が溢れかえっていた。 誹謗中傷も立派な加害の一つではないのか。 犯罪者の人権やネットリテラシー 、世間の無自覚な加害性に苦しむ人たち。 現代の社会にも訴えかけてくるものを感じた。

    24
    投稿日: 2025.01.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    登場人物として紹介されている同姓同名10人が環境や容姿、職業、性格でどう描き分けられるのか興味があって読み始めた。 混乱しそうなのでそれぞれの特徴をメモしながら読み進めたが真相を見破ることが出来なかった。あと、死んでしまった大山正紀がひたすら可哀想だと思った。 SNS社会やメディアのあり方、人としての正義とは何かを考えさせられた作品。 主催者の大山正紀が恐らく主人公的立場になると思うが、これがとても上手く描かれている。 集団が個人を標的にして追い詰めることへの恐怖や正義の名のもとに罵詈雑言を浴びせる人々に疑問を感じ、良識もあるのにメディアや自分の感情に振り回されて道を見失う部分もあり、リアルさが絶妙だと思った。 一つ言うならもう一人の同姓同名の部分はなくてもいいんじゃないかなと思った。

    0
    投稿日: 2025.01.08
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    兵庫県民必読の書! …とのっけから炎上しそうな事を書いてみました。まあ、Xもインスタも、あとなんだっけ?アカウントさえ持っていないので炎上しようもないのですが(苦笑)。 ビブリオバトルで中学生の部・高校生の部・大学生の部全てで優勝本となってしまったとんでもない一冊。この珍事、直木賞と本屋大賞のダブル受賞並みの快挙なのではないでしょうか。是が非でも他人に薦めたくなる本、という事なのでしょう。分かります、その気持ち。 本作の直前まで読んでいた瀬尾まいこさんの作品がどこまでも善人による物語だったのに対し、本作の登場人物は概ね"悪"です。絶対的な悪者もいれば、被害者のはずが気づかぬうちに人の道を踏み外す者もおり、更には顔の見えない「正義の味方」がぐるりと周りを取り囲んでいる。意図しようとしまいと、歯車は大抵悪い方向へかみ合って、物語を思わぬ方向に連れて行く。話のトーンはどうしても暗いので序盤は辛かったのですが、佳境に入るにつれページをめくる速度(前にめくるとは限らない)が加速度的に上がっていきました。 SNS社会に警鐘を鳴らすという意味で非常に現代的である一方、登場人物ほぼ全員同姓同名という設定は叙述トリックを活かすには最高の舞台で、本格推理物でもありました。設定の勝利だけど、設定だけの勝利ではない。お見事でした。 つい自分の同姓同名を探したくなりますが、名字が珍しいので見つかりませんでした。ひょっとしたら世界に1人くらいはいるかも知れない。その1人が何か成し遂げたら、私の人生はどうなるのでしょうか。

    5
    投稿日: 2025.01.05
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    ジャケ買いでなんとなく読み始めたけど、とんでもない 騙されっ放しで考えもしなかった事を考えさせられた

    8
    投稿日: 2025.01.01
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    巧妙!作者の思い通りにミスリードされてしまう。終盤にかけて散りばめられた伏線を回収していくたびに、そっちの方か!と騙されてたことに気づく。 読み始めはどの大山正紀の話なのか分からなくて何度もページを戻したりして、ちょっとこれは読みづらいなと思っていたけど、まさかそれが狙いだったとは、今年最後に読んだ本ながら今年1番の本でした。 他の下村 敦史さんの作品も読んでみようと思います!

    10
    投稿日: 2024.12.30
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    同姓同名を軸に被害者と加害者が反転していく。 めちゃくちゃこんがらがりそうなのに、結構読みやすいのに驚愕する。 正義にかられた人々の暴力性も浮き彫りになる社会派ミステリー。 (そして私はやっぱり、どんな緻密なものでもミステリーという分野があまり好きではないということがわかった。)

    2
    投稿日: 2024.12.26
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    7/15〜 ミステリーと聞いて読んだけど、それよりは同姓同名の人が罪を犯した時の苦しみや、行き過ぎた正義感について考えさせられた。 現実でもよくあるように、罪を犯した人間だからといって被害者と何の関係もない赤の他人が情報の正しさも曖昧なまま正義感を振りかざしているのは本当に正義なのか、考えるべきだと思った。 自分のSNSでの発言も誰かにとっての暴力的な言葉になっていないか気をつけようと思った。

    1
    投稿日: 2024.12.25
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    読み始めたら先が気になる感じ 自分の正義が全て正しいとは限らないし、顔が見えないからといって何でも言って言い訳でもない 今の時代ならではの内容だなと思った

    1
    投稿日: 2024.12.22
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    2024.12.8 読了 いろんな大山正紀が登場し混乱する笑。こんなに同姓同名の人が一気に集まるなんてことは現実世界にはあり得ないと思うが、SNS社会の問題が織り混ぜられており非常に考えさせられるストーリーであった。 自分の意思で簡単に変えることのできない名前に様々な理由で悩まされている人は多いのだろうなと思う。。

    3
    投稿日: 2024.12.15
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    その名の通り、すべて同姓同名の登場人物たちなのでやや分かりにくいです。でもそれを凌駕する構成展開でおもしろかったです。

    0
    投稿日: 2024.11.27
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    大山正紀大山正紀大山正紀‥!! また大山正紀!! おぉ、この大山正紀か!っていう瞬間が楽しい。 コロコロ転がされます。

    0
    投稿日: 2024.11.20
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    SNSでの誹謗中傷を題材としており、今の時代にぴったりな話だった。ジャンルは小説だが、現代の問題について考えさせられた。 特にSNSを多用している学生の方に、読んでもらいたい作品。

    0
    投稿日: 2024.11.12
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    犯罪者と同姓同名の話。 面白そうで思わず手に取って読みました。 実際毎日ニュースで色んな事件が報道されるけど、実際に加害者、被害者と同姓同名の人がいるんだろうっていうことを意外と今日まで考えた事がなかった… ストーリーとしては「大山正紀」がたくさん登場してこんがらがるけど、とても話が工夫されていて二転三転して面白かった! ただ一貫して思うことは、やっぱりSNSは怖い…

    1
    投稿日: 2024.11.07
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    こっちの大山正紀だったかー驚きの連続。「許すことを許さない時代」の中でSNSの無責任さ、無自覚な加害性を同姓同名の苦悩を通して学ぶことができた。本当に気をつけないとな。

    1
    投稿日: 2024.11.05
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    同姓同名というタイトル通りとても考えさせられる面白い本だった。 どの人を指すのかゆっくり読まないと理解が追いつかなくなるので、のんびり読む時間がある時に読むのが良い。

    1
    投稿日: 2024.10.31
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    小説紹介本を読んで気になっていた作品。 一件の猟奇殺人事件をきっかけに、犯人と同姓同名の人々の人生が狂っていくー…。登場人物全員同姓同名!前代未聞のミステリー。 登場人物が全員同姓同名なのだが、その数、なんと、10人以上…!! 一場面で10人出てくる時もあった。 それなのに、一人一人の個性が強くて、ちゃんと区別して読めるのがすごい!! それでも時々混乱した。 それも計算済みなんだろうなぁ。 事件に絡めて様々な社会問題が扱われている。 少年法、実名報道、死刑、私刑など… 一番印象的だったのが、SNSでの誹謗中傷、倫理の同調圧力。 登場人物の投稿が炎上していく様はリアルそのもので、恐ろしかった。 時には人の命まで奪ってしまうが、取り締まろうとすると他の法律が関係してくる。難しい問題だ。 収録されている「もうひとりの同姓同名」は、とある事件の被害者と同姓同名の人の短編。 どちらも新たな視点でのミステリーだった。 ✎︎____________ 自分の人生は自分が主役だよ(p.40) 死刑ってのは、更生の可能性も奪う、国家による深刻な人権侵害だよ。(p.49) 第三者から見たら理不尽な理由でも、いじめの加害者は、それが相手を攻撃し、排除する正当な理由だと信じている。リアルな社会で行えば、いじめの加害者として処罰される言動でも、ツイッターの中では問題視されない。(p.70) 自分たちが許せないという感情で、社会復帰した人間を袋叩きにするのか?(p.166) 正しさも無自覚な加害になることがある(p.197) 人はみんな、道徳的な人間に見られたいんですよ(p.240) 被害者意識に囚われて、怒りや憎しみで生きたって、人生は取り戻せないんです(pp.381~382) 人の心を殺すには言葉で充分だ。だが、心を殺されたことへの復讐が正当化できるのか。(p.395) 正義を唱えて悪を攻撃する人々の中に、本当の意味で人の苦しみや傷と向き合っている人間がどれほどいるだろうか。(p.416) 同じ名前でもそこに込められた想いはきっとそれぞれ違う。そういう意味では、同姓同名でも唯一無二なのだ。(p.441)

    19
    投稿日: 2024.10.28
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    これだけの大山正紀が大量に出てくるにも関わらず、混乱することなく読み進めることができるのがすごい。 話としては面白かったけど、色々詰め込みすぎ、偶然重なりすぎのツッコミどころ満載 超エンタメ作。 しかし、この設定結構やり放題だな。そんでたまたまか、最近SNSでの誹謗中傷とかテーマで出てくるの多くなったなぁと思う。

    1
    投稿日: 2024.10.23
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    読む前は犯人と同姓同名ってだけでそこまで?と考えていたけど読み始めて納得、作品の本当のテーマがわかってくると現代社会のリアルを反映しているような気がした。

    1
    投稿日: 2024.10.13
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    「正義」と信じることがとても恐ろしい 赦すことを許さない時代というのは、肌感で納得 名前というのは空虚なくせに重い 途中こんがらがりそうになったが、それがまた楽しめた

    1
    投稿日: 2024.10.10
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    登場人物全員、同姓同名! 大胆不敵、大混乱ミステリ 大山正紀はプロサッカー選手を目指す高校生。いつかスタジアムに自分の名が轟くのを夢見て練習に励んでいた。そんな中、日本中が悲しみと怒りに駆られた女児惨殺事件の犯人が捕まった。 週刊誌が暴露した実名は「大山正紀」。 報道後、不幸にも殺人犯と同姓同名となってしまった“名もなき"大山正紀たちの人生が狂い始める。 これは、一度でも自分の名前を検索したことのある、名もなき私たちの物語です。 大山正紀だらけでこんがらがる〜〜! でも、今までになかった面白さがあった 読み終わったけど ちゃんと理解出来てるのか自信ない… あまり考えたことがなかったけど こんな思いしてる人いるんだろうな けれど、私の頭に残っている漢字フルネームの凶悪犯は あの宮崎勤くらいかなぁ(世代がバレバレですね)

    8
    投稿日: 2024.10.06
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    今までに読んたことがない複雑に絡み合った登場人物の姿が、読み進むうちに上手く理解できて、何度も驚かされる展開が、最後の最後まで続く。 これは、面白い!

    0
    投稿日: 2024.10.06
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    全員が「大山正紀」、すごく斬新。 混乱するけど、どの大山正紀だ!と読み返すのも新鮮でずっと行ったり来たりしなら読んでた。 1ページも流し読みできない!!! 犯罪者の名前が自分と同姓同名だったら… 日々ニュースで流れる名前を聞いてても、 一度も持ったことない視点だった。 だけど必ずどこかで苦しんでいる人がいる。 今のSNSでの情報が全てになってしまっている情報絶対主義社会で、どう生きるかを改めて考えさせられた。 自分も気付かぬ間に、間違いが当たり前になっている・嘘が事実になってしまっているのかもしれない。今の社会でどう生きることが正解なのか 気づかない伏線もたくさんはられてて、 最後の最後まで「社会のこと」も「物語の結末」も 両軸で考えさせられた作品でした。

    1
    投稿日: 2024.10.05
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    ◆きっかけ  みきちゃんのオススメ  緑化委員長が貸してくれて ◆内容  問題提起 少年法 実名報道 死刑  私刑 遺族感情 SNS誹謗中傷 ◆感想  頭ん中、こんがらがる〜!  してやられた〜!  わかったような、わかんないような!  もやもや どんより

    9
    投稿日: 2024.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何人もの"大山正紀"が出てきて、だんだん訳が分からなくなってきてしまった…。 以前犯罪を犯した"大山正紀"が被害者の会に紛れていたり…今の犯人が紛れていたり…。 同姓同名で被害者だからって何をしても許される訳ではない…。 本物のサッカー部の"大山正紀"が唯一の希望だった。

    5
    投稿日: 2024.09.23
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    有名人や自分の名前と同じ人だと『おやっ!』って興味湧きますよね、どんな人だろうって。。 この本に出てくる『大山正紀』さん。 同姓同名の人達には色んな人生があった。 でも1人が犯罪者となった時点で同じ名前の人達の人生がズレていく。 今はSNSが生活の1部となっているだけに情報は大量でスピードも早い。 読み進めていく内に大山正紀が何人も出てきて、頭がこんがらがる。そして予想を上回る大どんでん返し!面白かった。 1人だけひたすら前を向く『大山正紀』さんがいた。 自分を信じて前を向ける人は強いなと思った。

    17
    投稿日: 2024.09.16
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    とにかく大山正紀 どの大山正紀なのか、分からなくなる瞬間が少し気持ちよくて。 この世界にいる大山正紀にぜひ読んで欲しいと思った。笑 それにしても少年犯罪は良くない。   自分の名前って検索したことありますか?   自分の名前が犯罪者と同じだった時 今まで普通に接してくれていた友人が よそよそしくなり、今までと同じ生活が送れなくなる。   《女性蔑視》を多用しすぎていないか。   現実世界では言えない言葉もネット世界では軽く言える 誹謗中傷が理由で自殺したタレントやアイドルを 追い込んだ相手に対して誹謗中傷することも同じことなのではないか。

    0
    投稿日: 2024.09.15
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    もちろんわかるんだけど、社会的に重大なトピックであることはわかるんだけど、 でも誹謗中傷のツイートが元々嫌いすぎるから読み続けられなかった。読むべきなのかなあ、 結果最後まで読んだ 途中からSNSの批判メインじゃなくなって気持ち的にちょっと読みやすくなった 結局最終的にどの大山正紀なのか、二転三転した

    1
    投稿日: 2024.09.15
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    めちゃくちゃ混乱!笑 頭の中を整理しながら読み、面白くて2日で読了。 「同姓同名なだけで、こんなことある?」と思ったけど、確かに犯罪者と同姓同名だったら、、、と考えると。。。 見事に最後まで騙されました。

    0
    投稿日: 2024.09.12
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    読み返し必須 「少年法」「実名報道」「私刑」 何人もの大山正紀を通じて現代が抱える社会問題を様々な側面から描いており、法の正しさの本質について考えさせられた。 解説にもあった通り、本格ミステリと社会派ミステリの融合が味わい深い作品でした。

    0
    投稿日: 2024.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    叙述トリックと言っても良いかな 犯人ではないけれど、大山正紀(犯人は おおやままさのりで男)と書いて(おおやままさき で女性)って言うのはいないんじゃないか?と思った 最後のどんでん返しも割と良いと思えた

    0
    投稿日: 2024.09.05
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    audibleで読了。 同姓同名の凶悪犯罪者がいたことで、人生を狂わされた人達の物語。 「犯罪者と同姓同名でそんなに狂わされるんかな、、」と思うけど、本作を読んで確かに色々な場面で不都合出てきそうと納得。 同姓同名に対する価値観を変えてくれる作品だ思います。 作品に何人も同姓同名が出てくるという斬新な体験に加え、ミステリ作品としても楽しめた作品でした!

    9
    投稿日: 2024.09.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    作者すごい。 何度も何度も騙された。 男性だと思っていた大山正紀が女性だったり、看守と会話している犯人だと思っていたら犯人なりすましの大山正紀だったり、ミスリードの連続だった。 男性女性の思い違いに関しては、先入観って良くないなと気付かされた。 (本物の)サッカー部の大山正紀の前向きさに救われた。

    2
    投稿日: 2024.09.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    分厚かったのにあっという間だった! はじめに、同姓同名だらけで分かりづらそうと思っていたけど、びっくりするくらい一人一人の大山正紀が明確にイメージできた。そして、同姓同名だからこそできる仕掛けがたくさんあって面白かった。話が二転三転して、最終的には結構悲しい結末だった、、、 ミステリーとしての面白さはもちろん、発言やSNSの使い方、いじめなどについても考えさせられた。 色んな人に読んでほしい。 人を傷つけてはいけないと一度は聞いたことあるはずだし、頭では分かっていても自分でも無意識のうちに誰かを傷つける発言をしているかも知れない。これは誰にでも起こりうることだし、SNSの普及が進んだ今はより慎重に言葉を選ぶべきだと思った。 それにしても犯人の大山正紀、クズだなぁ。。。色々思うことがあったのは分かるけど、、、 家庭教師もクズだった。 サッカー少年はさすがスポーツマンなだけあって、最後まで強かった。

    0
    投稿日: 2024.08.27
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    日本中を騒がせる惨殺事件を起こした犯人が捕まりその名は大山正紀であり、同時に同姓同名の大山正紀の人生が狂い始め、様々な社会的な問題も取り込んだ素晴らしい作品でした。 まさに大胆不敵で完全に騙されました。

    0
    投稿日: 2024.08.11
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    イヤミス?のような、顔の見えない小説だからこそ成立する話。 ただ同姓同名なので、一人ひとりの特徴を覚えていないとわかりにくい。

    0
    投稿日: 2024.07.29
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    名前に縛られるって経験がないのはすごく幸せなことなんだと思った。 読者を欺く罠がたくさん仕掛けられているから、読んでて面白かった。 結論を知った上でもう一度読みたいけど、分厚いから無理かも残念...

    0
    投稿日: 2024.07.28
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    たくさんいる同姓同名の中から、誰が真犯人なのか解き明かしていく展開が面白い。名前というものは実はすごく曖昧…という部分がなるほどと考えさせられた。一人称視点がコロコロと変わりそのすべてが同姓同名。それが面白さでもあるが反面、今は誰の視点なのかが分かりにくいためストーリーを正確に把握するのが難しい。

    0
    投稿日: 2024.07.28
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    もうあのネットでの噂だけで盛り上がり過激にヒートアップしていく様は読んでいるだけで鳥肌がたちました。 お話の内容よりそっちの恐怖に押しつぶされそうな気持ちです。 これはもうホラーでスティーヴンキングより怖いかも。 言葉の暴力って凄まじいですね。

    0
    投稿日: 2024.07.27
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    殺人犯と同じ名前で風評被害を受けた“大山正紀”達が、果たしてどうなるのかと気になり軽い気持ちで手に取ったのですが、同姓同名を駆使したトリックが多く驚きの展開も満載で読み応えがありました。犯人はどの“大山正紀”なの!?と続きが気になり、あっという間に読めました。(見事に予想は外れ笑)“大山正紀”達を通して最近のネット社会においての正義感からくる“炎上”や“私刑”など社会問題に深く触れている箇所もあり考えさせられる一冊でした。

    0
    投稿日: 2024.07.23
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    中だるみがなく読めました。次から次へと?が…  推測しながら読みましたが見事に外れました。同性同名のひとに会いたいなあと思いました。久々のヒットです。

    4
    投稿日: 2024.07.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小学生女子惨殺事件、少年犯罪だが勇み足の週刊誌が加害者の本名「大山正紀」をさらけ出す記事をアップする。全国の同姓同名の「大山正紀」は風評被害や、意図的な虐めで人生が狂いだす。 SNS炎上の現実を見れば、こういうこともあるんだろうなと思える辛い展開、かといって社会問題を扱った小説というだけではなく、同姓同名を巧みに扱った本格ミステリー部分が読ませどころ。 残念なのは、同姓同名の登場人物の区別がつきにくいところ、相当に工夫を凝らしてくれているとはいえ、そこがトリックにもつながるので、区別をボヤかす部分も必要なわけで、ボヤかすとどの大山正紀だったか分からなくなるという、痛し痒しがちょっと残念。俺の読解力の問題だとは思うが…。 幼女趣味とオタクってのは未だにイコールなんだろうか?ロリじゃないヲタク、熟女ヲタとかショタコンとか、逆にヲタじゃないロリコンってのも世の中存在するんだけど。 宮崎勤の影響は、色んな意味で計り知れず大きいと思うと同時に、オタク=少女趣味という時代遅れの決めつけしかできないような連中だから、炎上とかイジメとかくだらんことをしでかすんだろうなぁとも思った。

    0
    投稿日: 2024.07.16
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    登場人物がすべて同じ名前、というとても希有な小説です。 ただ、想像していたよりもリアリティがあり、確かに起こりうるかも…という感覚で引き込まれていきました。 同時に、(著書の中で)同姓同名であるがゆえのトリックが散りばめられていて、ハッ!とする場面も多かったです。 ただ、そのトリックがあまりにも多用されていて、途中から疲れてきた(なんせ登場人物がすべて同じ名前なのでややこしくなってきた)印象でした。 でも設定やストーリーはとても面白かったです! (自分にはこのようなことが起こらないことを祈るばかりです。。笑)

    22
    投稿日: 2024.07.16
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    同姓同名×ミステリ 面白い。途中誰がどれだかわからなくなりそうだったけれど肩書きがあったおかげでどうにかなった。

    0
    投稿日: 2024.07.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    インスタの小説アカウントで紹介されていたのを見かけて読んでみたが、期待以上に面白かった。 タイトル通り、罪を冒した大山正紀と同姓同名の人物達の話。 これまでそこに考えが及ばなかったが、犯人として名前が挙げられる人がいるということはその陰で苦しんでいる同姓同名の人がいるわけだ。 まして、今はSNSで個人の発信が簡単にできる時代。 不確かな情報や根拠のない内容が事実かのように簡単に広まってしまう…。 そして、正義を振りかざし自分の行為を正当化して、他者を攻撃する。 犯人の大山正紀を追う展開にもドキドキしたが、それ以上にSNSや人間の怖さみたいなものが丁寧に書かれていて説得力があった。 後半は、真相が見えたと思ったらまた二転三転…というのが繰り返され、この「大山正紀」は一体どの大山正紀?と振り回されて一気読み。 正直イヤーな終わり方ではあったけど、被害者の会の面々も前向きに生きようとしていたのでそこは救いがあった。

    0
    投稿日: 2024.07.10
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    ややこしい。 でも読みやすい。 これ読んだ人はやっぱり検索とかしちゃうよね。 sns時代になった今こそ、どうして誹謗中傷がダメなのか。この作品で勉強になることが多い。

    26
    投稿日: 2024.07.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    猟奇殺人の犯人が同姓同名だったことで人生を狂わされた男性たちの物語。 犯罪者と同姓同名の人について考えることはなかったので、これから考えてしまいそう。 途中「これはどのオオヤママサノリの話?時間軸どこ?」と混乱したが伏線回収の中で明らかになり最後にはすっきりできた。 ただ明るいシーンは一切なし。犯人についても「この中にいるんじゃ?」となってから明らかになるのが早すぎて考察要素も薄く、読み進めていくわくわく感のようなものはなかった。

    0
    投稿日: 2024.07.06
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    名作! 読みおわった。 これは小説だからこその仕掛けだね 同姓同名による苦悩。SNSの怖さ。現代のアンチテーゼ よかったなぁ 映像化されてたら分かりやすいけどね笑

    0
    投稿日: 2024.07.05
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    2024.07.05 人間を多面的に捉えて描き出そうとする意欲が結実した傑作だと思います。 切り口が豊富なので、この本をテキストにして大学の法学、社会学、心理学などのゼミで議論する様子が見てみたいと夢想しました。

    2
    投稿日: 2024.07.05
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    10人の大山正紀。 どの人がどの大山正紀なのか混乱しながらも、グイグイ読めちゃう。 最後まで読んでの感想は 「SNSでの誹謗中傷や正義気取りっていうのが 一番怖いし最悪だな」 ミステリー部分よりそっちが印象に残りました。

    1
    投稿日: 2024.07.02
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    登場人物全員同姓同名というアオリはちょっと言い過ぎ。名前の出る人物は同姓同名だけど、他の人物もいる。 同姓同名が何人も出てくるという面白ギミック娯楽小説かと思いきや、ネット、SNSでの負の連鎖を題材にした社会派ミステリーという印象の方が強いかな。 ビブリオバトルで人気になるのもうなずける。 もちろん同姓同名によるあっと言わせるトリックもあるが、ネット社会に見られる人間の醜い部分をクローズアップしてみせる。 あまり楽しい話ではないので、昔流行った「電車男」を読み返したくなるなぁ。

    2
    投稿日: 2024.06.30
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    audible 初めての下村敦史さん。 “大山正紀”ばっかり出てくるから迷子になりそうになったけど、それが仕掛けにもなってて想像以上におもしろかった。 中学生の娘の友達で読んでる子が多いと聞いていたので、その理由が気になり読み始めた本だったけど、ネットリテラシーを学ぶには良い内容で納得の一冊だった。

    11
    投稿日: 2024.06.27
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    殺人犯と同姓同名だった人たちの話 普段あまり意識したことない同姓同名 殺人犯と同姓同名というだけで周りから不快な目で見られる。 そんな悩みを持つ人たちが集まり悩みを相談し合い、どうしたら自分たちは自由をとりもどせるか考える、、 確かにずっと同じ名前が出てくるのでややこしいが、自分はオーディブルで聞いたのでナレーションの人の声色の変化でまだ理解しやすかったかなと思う!そんなややこしさを吹っ飛ばすくらいのストーリーの面白さで惹きつけられた!

    7
    投稿日: 2024.06.24
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    大勢の大山正紀が登場したする物語。 登場人はがほぼほぼ大山正紀で誰が誰だかわからない。人の噂も七十五日って言葉もある通り、どんな凶悪事件も数日したら忘れてしまうような気もする。現についこないだの北海道の事件すら名前が出ない。意外と世間ってそんなもんだと思う。何年何十年も立ち直れず名前のせいだと言ってるのは本人に問題あり。だってさ話題の本人じゃないんだから自分次第でなんとでも回避できるでしょ!それと普段生活していてフルネームで呼ばれることってほとんどない。根本的に言って同性同名が周りに大勢いることってある?今まで出会ったことある?面白いと話題になっているけどちょっと違うかな、、、 大山正紀のほかに、学生時代にイジメていた女子が、イジメられていた男子を殺す最後のくだりは意味わからん

    25
    投稿日: 2024.06.22