
総合評価
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powered by ブクログ大勢の大山正紀が登場したする物語。 登場人はがほぼほぼ大山正紀で誰が誰だかわからない。人の噂も七十五日って言葉もある通り、どんな凶悪事件も数日したら忘れてしまうような気もする。現についこないだの北海道の事件すら名前が出ない。意外と世間ってそんなもんだと思う。何年何十年も立ち直れず名前のせいだと言ってるのは本人に問題あり。だってさ話題の本人じゃないんだから自分次第でなんとでも回避できるでしょ!それと普段生活していてフルネームで呼ばれることってほとんどない。根本的に言って同性同名が周りに大勢いることってある?今まで出会ったことある?面白いと話題になっているけどちょっと違うかな、、、 大山正紀のほかに、学生時代にイジメていた女子が、イジメられていた男子を殺す最後のくだりは意味わからん
25投稿日: 2024.06.22
powered by ブクログ『同姓同名』 著者:下村敦史 大山正紀という名前の男たちが織り成す壮絶なミステリ。ある日、女児惨殺事件の犯人として大山正紀が逮捕される。偶然にも同姓同名の人たちは、社会の目と偏見にさらされ、人生が狂い出します。プロサッカー選手を目指す高校生、コンビニで働く青年、アニメオタクの男性など、各々の「大山正紀」が抱える葛藤と苦悩が描かれています。 この作品は、SNSの恐怖や猟奇的な犯罪の恐ろしさ、人間が人を裁くことの難しさを鋭く描いており、現代社会の問題点を浮き彫りにしています。同姓同名という斬新な設定により、ミステリの枠を超えた人間ドラマが展開され、読む者を圧倒します。 感想としては、頭の中で相関図を描くのが大変でしたが、それがまた一層の没入感を生み出しました。登場人物が同じ名前ということで混乱する場面も多々ありましたが、その混乱が作品全体のスリリングさを引き立てています。 ミステリ好きには是非読んでもらいたい一冊です。読後に残る余韻と、何度も振り返りたくなる謎解きの面白さが詰まった作品です。
21投稿日: 2024.06.20
powered by ブクログ毎日いろんなニュースで被害者や容疑者の名前を目にしているのに、この発想に至ったことがなかった。 こういう苦しみを抱えている人は実際多くいるんだろうなと初めて考えることができた。 大山正紀がたくさん出てくるけど、意外にも誰が誰かすんなり入ってきて読みやすかった。 後半かなり入り組んでいたけど、バラバラだったパーツが繋がって真相が明らかになっていくのは読み応えがある。 もし身近に凶悪犯と同姓同名の人がいたとして、同情はするけどマイナスの感情を抱くことはないんじゃないかなと思うんだけど…。 被害者の会の人達は環境に恵まれなかったと言うしかない。
63投稿日: 2024.06.18
powered by ブクログ登場人物の名前が「大山正紀」ばかりなのに、特徴がうまく書き分けられているところがすごいです。また、しつこいぐらいに予想を何度も裏切ってきます。もう一度、すべてを理解した上で読み直したいと思いました。
2投稿日: 2024.06.18
powered by ブクログやっとゲット。 なんとなく気づいたものもあり、完全に騙されたものもあり。ホント色々仕掛けてくる。 ズルい!(良い意味で) 一気読みではなく、所々立ち止まって、一旦本を置き考える。前のページも見返す。 何故あの人はあんなことを?という疑問や違和感が結構出てきたせいで、 そうでもしないと頭の中が整理できなかった。 複雑!(良い意味で) 真相はなんとも理不尽。可哀想。 序盤はコンビニ女子に、中盤からは"細目"にずっとイライラさせられた。 コンビニ女子さ、別人だと分かってるのに名前だけであんなに毛嫌いするもの?
22投稿日: 2024.06.13
powered by ブクログすごく面白かったです みんな 大山正紀 誰がだれだか?途中からわからなくなりそうで 読み返しながら読み進めました。 この本読んだ リアル大山正紀さんは え、え〜ってなってると思う 怖いのは ネット民!
3投稿日: 2024.06.08
powered by ブクログ10人の大山正紀を書き分ける手腕がすごい。もし自分が加害者と同じ姓名だったら?確かに、印象的な〇〇さんがいたら、他の同姓同名の〇〇さんも同一視してしまうかも。同一視の対象になるのは、一番印象が強い〇〇さん。
4投稿日: 2024.06.08
powered by ブクログこの厚さの本を読み終えるまでたいてい2週間はかかるのですがこの本は1日で読み終えました 今の世の中のいろいろなことが盛り込まれている 同姓同名という括りやレッテルのようなものを国籍、性別など様々な属性に置き換えながら読むと身の回りにたくさんの『同姓同名』的なものがあるように思えました 理解できる理由によって自分が非難されるときに感じる腑に落ちなさみたいなものを1冊かけて説明してもらったような感覚です
3投稿日: 2024.05.31
powered by ブクログ小学生の女の子が惨殺された猟奇殺人の犯人が捕まった。名前は大山正紀。 その日から、全国の大山正紀たちの人生は狂いだす。 「“大山正紀”同姓同名被害者の会」を結成した、凶悪犯罪者と同姓同名の大山正紀たちは…… ちょっと設定や展開に無理があるかも?という場面はいくつかありつつも、 二転三転する状況にはまんまと騙された。 あとはネットでの誹謗中傷や死刑問題についても問題提起されていて考えさせられる。
3投稿日: 2024.05.19
powered by ブクログ面白かった! 朗読劇に行くために読んだけど 読んでいって正解 本だからこその面白さがいっぱいに詰め込まれている気がします
5投稿日: 2024.05.15
powered by ブクログ中学生・高校生・大学生のビブリオバトル大会でチャンプ本となった話題作で、気になっていました。 少女が惨殺された事件、その犯人は16歳の少年でした。少年法により守られていた犯人の実名が週刊誌で公開されたことで、状況が大きく変わります。社会的に大きな反響を呼んだ事件の犯人と同姓同名であるがゆえに、様々な悪影響を受けた同姓同名の「大山正紀」たち。 SNSで誤認されて吊し上げられたり、就職や推薦がご破算になったり、学校でいじめられたり……。 SNSだけでなく、実際の社会でも「正義」の名のもとに他者を批判・非難することがありますし、その方法が過激化して周囲に被害をもたらすことも少なくありません。登場人物が語るように、言葉の力を軽視している、たまたま言われた相手が自殺していないから「人殺し」にならなくて済んでいるだけだ、という指摘は的外れではないように思います。 作者の訴えたいメッセージがしっかりと伝わってくる作品ではありますが、やはり登場人物の大半が同姓同名ですので、(混同されないように気を配ってかき分けられているとはいえ)注意深く読まないと状況を把握できずに混乱することもあり、決して「読みやすい」という本ではありませんでした。 普段はあまり思わないのですが、映像化したほうが分かりやすくて楽しめるかも、という印象を持ちました。
11投稿日: 2024.05.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白い設定だと思って読み始めた。 犯人と同姓同名という設定は面白いけど、本の登場人物の会話とか、ツイッターでの罵倒とかの解像度が低くすぎて、感情移入できない いじめ再現ドラマの劣化版の情景しか思い浮かばない 設定はいいのに、仰天ニュースの再現ドラマを見てる感じ。俳優業に慣れてないアイドルの演技みたいな、、、暴言にリアリティが無く台本で考えられた暴言ってかんじ、、、 読了後の感想、、、 上記のポイント以外は面白かった!後半になるにつれ、おもしろくなる 特に、大山正紀が女性だったところは、知る前後で文章の受け取り方が変わってしまって自分の中の潜在的な偏った認識を感じた
2投稿日: 2024.05.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
実名報道とか、「社会問題を生み出そうとしている」という指摘とか、色々刺さり考えさせられた。 ミスリードの罠にちゃんとかかったので面白かったが、かなり複雑な構造なので読むのに根気がいる。
1投稿日: 2024.05.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2年前くらいに惹かれて買った本を読み直したー ダラダラ読んでたから結局よく分かんなかったんだけど結局犯人だけ名前変えれて今後生きていけるってことだよね?それはあまりにも好都合じゃないか、、? というかそれよりも最後の番外編の方がすぐ読めて 内容もかなり面白かったんだけど?笑笑笑笑 名前が同じだから人物を区別するのが最初は難しかったけど、読みやすいし会話ベースだし内容の展開も多いから読みやすかった!時間かかったけど 叙述トリックというんですかね、それがあって面白い!訳わからなくなるけど なんかドラマ化とかにもなりそうな感じ またミステリー読むぞー 2024年2冊目!
3投稿日: 2024.04.18
powered by ブクログ登場人物の行動になぜかモヤモヤする。 自分自身ネットニュースへのコメントとかがあまり好きじゃない。 そこに書かれてるコメントをリアルの場で自分の意見としてもっともらしく発表している人をみかけてから余計冷めた目で見るようになってしまった SNSとかもあまりみない 流行り始めてからどうしても合わなくて無意識に距離を取るようになったかも あなたのことは会って話して知りたいのであって 会って話したときの あー、うまく言葉に出来ないんだけど、、 てのがある会話が好きなので 文字や写真でハッキリしちゃうのもったいない あまり人に認められたいとも思わず 特別な人間になりたいって気持ちもあまりわからない なのでひたすらモヤモヤして読み切った
2投稿日: 2024.04.10
powered by ブクログ同性同名読了。この本を読んで酒鬼薔薇聖斗を思い出した。当時もセンセーショナルな事件で犯人も少年法適用の年齢。ネットでは本名や顔写真も出てたと思う。そして絶歌の出版。同姓同名の人は何を思ったのでしょうか?児童殺害事件、宗教絡みのサリン事件の犯人など自分の名前が突然悪名として全国で有名になると肩身は狭いは、どうしたら良いかなんて分からなくなります。ところでこのストーリー大山正紀沢山出てきて自分には理解できない内容な箇所が多々ありました。個人的にはもう一人の同性同名の方がすんなり頭に入ったかなと、正直に思いました。
3投稿日: 2024.03.31
powered by ブクログビブリオバトルで3冠達成したというので、読んでみましたが、あまり好みではなかったかな。 逆にビブリオバトル聞いてからよみたかったかも(^o^)
3投稿日: 2024.03.17
powered by ブクログ4.5くらい 前から気になってた作品。 総じて面白かった。 様々な大山正紀が出てきて整理がちょっと大変でした。 様々なミスリードをさせる部分があり、やられた!っと何回も読み返す部分があった。 解説にもあったが、少年法、実名報道、死刑、私刑、遺族感情、誹謗中傷等の問題を考えさせられる本でした。
4投稿日: 2024.03.06
powered by ブクログエンタメ小説として読みましたが、どうでしょうか?設定も変わっているしとてもスリリングな読み心地でした。ただ、SNSの民衆が頭悪すぎませんか?みんな言い過ぎやり過ぎすぎてリアルさがなかったように思います。顔が見えないSNSだからって、そこまで言うかな?そういうところがエンタメ系っぽくみえてしまった所かも知れません。 本編より、おまけ作品の方がスッキリしていて好みでした。
18投稿日: 2024.03.02
powered by ブクログ登場人物全員が同姓同名。着眼点が面白い。凄いものを読んだな、という感想。 自分は、名前はとてもパーソナルなもので、できるだけ他人に触れられたくないという考えが強い。大学に入る頃には、初見の人に本名は教えないし、下の名前で呼ばれるのも抵抗感を覚えるようになっていた。結婚して名字が変わり、自分のことを新姓で呼ぶ人が増え、「私は〇〇(旧姓の本名)なはずなのに、一体誰になってしまったんだろう」と悩んだこともあった。 そんな風に自分の名前というものについて愛着とも違う何かを感じている私は、興味と恐怖半々で本書を読み始めたが、やはり名前の持っている力は大きいと改めて感じたのと、名前のことだけでなくSNS(Twitter)の存在感が大きくなっている現代に対する恐怖や学びもあり、とても楽しめた。書き下ろし短編も面白い。 本書の特設サイトに『同姓同名』メーカーという、本書の前半のダイジェストを”自分の名前”で体験できるページがあった。体験してみたい方はぜひ…。(女性の場合は別シナリオが用意されているのも凄い)
40投稿日: 2024.02.28
powered by ブクログ登場人物がほぼ同じ名前という設定に興味を持ち購入。 頭を整理しながらしっかり読もうと意気込んでページを捲っていたが、著者さんのしっかりとしたキャラ設定のおかげで中盤まではサクサクと読めた。 後半になるにつれて二転三転することもあり 大山正紀迷子になりかけたがなんとか読了。 設定も奇抜で社会派ミステリ感もあり 読み応えのあるページ数をさくっと読める 変わったミステリに挑戦したい方にはおすすめ。
14投稿日: 2024.02.22
powered by ブクログ××町で幼女殺害事件が起こった。逮捕されたのは16歳の少年。名前も顔も公表されない少年A。少年Aを”大山正紀”と週刊誌が公表した。平凡な暮らしをしていた大山正紀に何かしらの影響を与えた。それから7年、”大山正紀”は釈放された。 ”大山正紀”という名前に悩まされた仲間の集まり「”大山正紀”同姓同名被害者の会」が立ち上がった。”大山正紀”と違うことをどうやって世間にわからせるのか?同姓同名の彼らに救いはあるのか? SNSで情報が拡散される速さ、断片的に知った情報で決めつける怖さ。「悪」と決めたものへの容赦のなさ。社会問題が絡みあって、登場人物全員大山正紀の世界 へ。
3投稿日: 2024.02.15
powered by ブクログ人間が生きるための本能は保身。だから利己的だし都合が悪ければ攻撃する。ここでは同姓同名ってことで。でも、謝れないってのはどうなの?誰もが傷つき、傷つけ合っている社会。非を認め合えたら癒えていくのに。
31投稿日: 2024.02.12
powered by ブクログSNSの怖さの書かれ方がとても怖かったけど、そこ越えたらもう一気に読んじゃいました。 自分もある映画の犯人と名前だけだけど一緒でなんとも言えないモヤモヤ感じた事あったの思い出してました。
3投稿日: 2024.02.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
女児惨殺事件の犯人“大山正紀”と同姓同名の男たちのストーリー。当時未成年の大山正紀が懲役七年の刑期を終え出所した時、ひとりの大山正紀がTwitterに開設したサイト「“大山正紀”同姓同名被害者の会」。オフ会を経て、犯人を探し出そうとする中で、それぞの"大山正紀"の事情が絡み合い、複雑な展開へ… 皆同じ名前な上、それぞれの"大山正紀"の語りで進んでいくので、読んでいて混乱しそうになった。よく頭の中を整理しながら読まないと作者の罠にハマってしまう感。最後までええっ!とさせられ気が抜けない面白さ。様々な現代社会風刺や問題提起な一面もあり。 版注記2020年刊に加筆修正し書き下ろし短篇「もうひとりの同姓同名」を加える。
2投稿日: 2024.01.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久しぶりにとても面白い小説に出会った。 猟奇殺人鬼と名前が同じばっかりに理不尽な仕打ちを受け嫌な思いをしている人達だけでないのが面白かった。 同じ名前しか出てこないのに混同することがなかった。
4投稿日: 2024.01.25
powered by ブクログ話題作がようやく文庫で手に入ったので、すぐ読んでみた。 大山正紀がある事件を起こしたことで、全国の同姓同名の「大山正紀」達の人生が良くない方向に向かってしまい… 犯罪者の大山正紀と、そうでない大山正紀は別人だと頭では理解しているものの、名前自体を聞いただけで犯罪者のイメージが無意識に浮かんでしまうので、さぞかし辛いだろうと思った。 一部の情報だけで正義を振りかざすようにインターネットで誹謗中傷する人がいるこの世の中が描かれていて、自分も被害を受けたくないし、知らず知らずのうちに加害者にならないように気をつけようと思いました。 社会派の面もありますが、しっかりどんでん返しがいくつもあり、最後まで先が読めなくて面白かったです。
21投稿日: 2024.01.15
powered by ブクログ昨今の風潮を取り入れた題材と、同姓同名で誰の話だ?となる仕掛けでストーリーは面白かったです 同じ内容が繰り返し書かれているので間伸びした箇所も感じました。
1投稿日: 2024.01.11
powered by ブクログ『同姓同名』のタイトルどおり、たくさんの「大山正紀」が出てくる。混乱してしまうのだがそれがまた面白い。あっちの「大山正紀」だと思ってたら実はこっちの「大山正紀」だった、なんていうのを繰り返しながら読了。え、じゃああの時の「大山正紀」は?と確認しながら読み返すのも楽しかった。 叙述トリックあり、現代のSNSへの問題提起ありでなかなかの読み応え。 「言葉の暴力の残酷さを訴えていた人間も、自分が許せない罪を犯したと感じた相手には、いとも簡単に暴力的な言葉を吐きます」 「一つの失言で人格を全否定される時代になりました。それまでどれほど善行をしていても、たった一つの発言で悪人として袋叩きに遭うんです」 ほんとにそう。悲しいよね。
105投稿日: 2023.12.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
同姓同名であるため、登場人物が混在して面白かった。さらに犯罪者と同姓同名の他人の人生にフォーカスしてる点に関心を受けた。また、現代にも通ずるSNS誹謗中傷問題もあり、考えさせられる物語であった。
2投稿日: 2023.12.10
powered by ブクログ同姓同名が多すぎて、、、(笑) ちゃんと、話のストーリーが頭に入ったかな。 でも、ジーンとくるフレーズもあり、良かった。 忙しくて、数週間かけて読んだから、途中から、ちょっと訳わからなくなったけど、一気に読んだら、きっと、おおおー!ってもっとなった気がするな。
2投稿日: 2023.11.30
powered by ブクログ登場人物が全員同じ名前なため少し混乱しつつも、それを活かした叙述トリック的な部分が面白いストーリーだった。
2投稿日: 2023.11.25
powered by ブクログ小説紹介クリエイターのけんごさんの書評が印象に残ったので手に取った本。 登場人物のほとんどが同姓同名っていう作品を、購入したはいいけれど「ちゃんと理解できるかな」って読み始めるまで結構躊躇していました。 でも、ほぼ全員同じ名前ではあるけれど、それぞれの特徴や口調などもしっかり書き分けてあるので、それほど混乱することはなかったです。 名前そのものよりも、ラストに向けて伏線がどんどん回収されていくはずの部分のほうが、自分の思い込みが覆されていくので若干混乱したかな。 同時収録の「もうひとりの同姓同名」も含めて、読後感は爽快というわけではないのだけど、読み応えのある良い作品だったと思います。
2投稿日: 2023.11.17
powered by ブクログこの本のように犯罪者や何か犯した人の名前を出すことで、困ったりしている人がどこかにいると思うとすごく現実味のある作品だった。いつか自分がその立場になる時が来るかもしれないと思うと怖い
2投稿日: 2023.11.16
powered by ブクログ『人はみんな他人を攻撃しすぎなんですよ』 この言葉が刺さった。 批判して暴言はいて苦しめて、その人がたまたま死んでないだけ。まさにそう。 人の気持ちに立ってみる。 これに尽きる
1投稿日: 2023.11.08
powered by ブクログ注意深く読んだ。気づくものも気づかない仕掛けもあり面白かった。SNSへのコメントはジャニーズの件が思い出されて辛かった。何も考えていない少し自分がすっきりするだけの行為で傷つく人がどれほどいるか。偏見の目、不快感を顔に出すことは気をつけようと思った
2投稿日: 2023.11.06
powered by ブクログSNS社会の現代、考えさせられる1冊でした。 登場人物がほぼみんな大山正紀なので若干混乱しますが、事件が解決する終盤は怒涛の伏線回収。全てが綺麗に繋がります。
0投稿日: 2023.11.04
powered by ブクログ「大山正紀」同じ名前がこれだけもでてくる小説は初めてではないだろうか、、、 同じ名前なのに、登場人物の雰囲気の違いが分かりやすく表現されており、どの大山正紀かすぐわかるほど。 同性同盟というくくりだけではなく、私自身も「〜だから」と言い訳をつけて諦めてたり悲観したりしているところが生活の上であったのではないかと考えさせられた。
2投稿日: 2023.11.02
powered by ブクログ読めば読むほど???が増えていったけど、最後に一気に回収された!なるほど!そういうことか!とスッキリした。 個人的には面白かったけど、同じワード(名前)が多くでてくるかつ時系列もバラバラで苦手なひとは苦手かも。 ミステリーというよりは、SNSやマスメディアのあり方、ネットリテラシーについてって感じで社会派小説かなー
3投稿日: 2023.10.31
powered by ブクログヒリヒリつらい系かと思いきや(あらすじ読め)段々とミステリー色強くなってきて、ハラハラしながら読み進めました。 ついフライング読みしがちでw途中で最後辺りを読んでみましたが、カンニングするつもりが逆に謎が深まってしまいましたw なんせ登場人物がほぼ全員同じ名前なので。 どの人がどの人なのか?この人はいつどこから登場したのか? 見事に作者の仕掛けたトリックにハマってしまった感じです。 考えさせられるところもあったり面白くもあり、深いお話でした。 因みに私は昔(旧姓)女優さんの役名と同姓同名でちょっと自慢だったりしましたが、有名な映画でしたがあんまりみんなの記憶に残る役名ではなく、言われることもなかったです。 しかし、10歳歳上の同僚さんと顔がよく似てると言われていた時は意識しました。周囲の人やそれぞれの身内にも(その人のお子さんにも)間違われていたのでw ドッペルゲンガー的な体験なら意識するかもです。というかしてましたw
15投稿日: 2023.10.29
powered by ブクログ同姓同名の人物だらけで、混乱して何度も読み返した。話はそんな複雑ではなく、難しい物語ではないんだけどね。 ラストに向かい、、、同姓同名な上に、その他偶然何もかも同じなんて事、、ちょっとご都合良すぎ?というところはあるのだが、まあそれも小説の醍醐味で。 これ、映像化されたら面白いし、わかりやすいだろうけど、、わかりすぎて無理か〜
0投稿日: 2023.10.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルと帯に惹かれて手がのびた。どのページにも大山正紀がいる。最後まで大山正紀たちに振り回されたが、読後は名前の大切さと脆さをひたひたと考え耽ってしまう。しかし大山正紀って、またなんとも言い難い名前を取ったよな。
2投稿日: 2023.10.19
powered by ブクログ読後は悪い。ストーリーは訳が分からないほどうまい。タイトル勝ちだし、伏線の回収も見事。登場人物たちの主張も分かるけど、警察のノロマさとラストにうーんという気持ち。
0投稿日: 2023.10.16
powered by ブクログまんまと大山正紀に振り回されてしまった これは誰?どの大山正紀? だいぶ混乱したけどあっという間に読めた SNSは怖いね
4投稿日: 2023.10.03
powered by ブクログ登場人物が同姓同名なので混乱をきたし、少々読むのに疲れるが、考えながらではありながら、結構読み進める手を止めることなく終えた。 同姓同名ゆえ、先入観も混じりながら、でもそれは同時に日常への警告とも言えるかな。
3投稿日: 2023.10.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
同姓同名は大山正紀が事件を起こし少年法により守られている犯人の名前がどこかからもれ同姓同名の人達が同じ名前によることによる辛さと犯人探しの物語です。私個人の感想ですがあっと驚くような展開ではなかったです最後の最後にあかされる展開では伏線も回収されておりなるほどと思いはしますがミステリーや面白さは少なく現代社会についての問題などが多く語られていてガッツリとしたミステリーを見たいと思う人にはあまりおすすめしないです。
1投稿日: 2023.09.25
powered by ブクログ誰にとっての真実か どちらが偽物か 考えさせられる作品。 最後まで読み終えて、もう一度読み返したくなる。
0投稿日: 2023.09.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とても現代ならではのミステリー。(今やXとなった)「twitter」での炎上や、事件の犯人が自分と同じ名前であるなど誰にでも起き得る可能性がある。「〜被害者の会」にはただただ心の内を吐露したい人だけでなく別の目的を持った人物が入り込んでいることから事態は複雑に深刻になっていく。かなり入り組んだ構造の物語なので頭を働かせながら読む話。 そしてエピローグで新たに新事実が分かるとまた最初から読み返したくなってしまう。読み返してみると確かに間違ったことは書いていないし時系列も明記されていないところはそのままの流れで読んでいたが、表現のなせる技かと。 ラストの流れに置かれている「アリバイを作ってきた」というのはなかなか全てを語っているセリフだと思う。 これを映像化・舞台化するとなると難易度がすごく高く(キーになる人物は声でバレてしまうだろうと)、本(小説)だからこそできる展開の仕方だと思う。
2投稿日: 2023.09.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
犯罪者と同姓同名の悲劇と言うより、ネット(SNS)の悲劇である。もしネットの環境がない時代であれば、ここまで人生を脅かされることはない。SNSのない時代に起こった少年犯罪は、今なお秘匿性に守られているし、無関係の人間が推測で傷つけられたりはしなかった。 登場人物がほぼ同姓同名であるのは新しい試みだ。読んでいて混乱するし、何度も前のページを探して読み直したりした。でも私はこの「戻って読み直す」と言うミステリは結構好きだ。小さな謎が解けて何度も楽しめるからだ。 しかし事件はやがて風化していくし、犯罪者と同名であることでメリットもあるかも知れない。本人の気持ちが一番大事なのだと思った。
1投稿日: 2023.09.20
powered by ブクログ最初〜途中はこの大山はどの大山?と思いながら(半分混乱しながらも)読み進めていたが、伏線を回収するにつれて読んでいて気持ちよかった。最後の最後では驚かされた。叙述トリックが素晴らしく、少し間を置いてからまた読み直したいと思える作品。
2投稿日: 2023.09.16
powered by ブクログ大山正紀が多すぎて、時々どの大山正紀だっけ?とページをあちこち戻りながら読んだ。 犯人を探しながら、だんだん浮き彫りなってくる様々な社会問題が印象に残る。 自分が決めた正義を振りかざし、この人は悪だと決めつけて攻撃する。SNSでの誹謗中傷など「許すことを許さない時代」という言葉に納得。 解決したかと思ったあと、結末を読むと「えっ…?」まさしく、自分も先入観で思い込みしてた。 小説はこれがおもしろいんだけど、実生活では気をつけないとね。 もう一度、じっくり読んでみたい。
2投稿日: 2023.09.09
powered by ブクログ本当によく作りこまれている作品 真相を見破ってやるぞと張り切っている読者のほうが より騙されそうな秀逸な物語 SNSの恐怖 自分が正義だと豪語する、匿名の人たち 誰かを糾弾したがる、匿名の人たち 話題が途絶えるとすぐ別のターゲットを探す、匿名の、、、、、 めっちゃ社会派の物語か!!! と前半では思って読んでたんだけど 後半から展開が二転三転して、 (社会派ミステリも好きだけど) 物語のトリック自体が気になってもう一気読み あまりの大山正紀の発生に誰が誰やら…の状態を迎えますが 頑張って読んでいるとすべてが明らかになった時の爽快感は半端ないです 「なんとか上手に改名できないものなのか」 「だいたいこんな数の同姓同名が偶然でも存在するわけない」 とかなんとか思って読んでたんだけど 時間を忘れて夢中で読んでしまいました 初読だったんだけど再読…いや再々再読?くらいまで 同じように楽しめそう (読めば読むほど細かい伏線回収がちゃんと理解できて)
10投稿日: 2023.08.31
powered by ブクログページをめぐる手が止まらなかった。 巧妙なミスリードがこれでもかと詰まっており読み応え抜群。 映像化は確実に無理なのが残念。
0投稿日: 2023.08.23
powered by ブクログ女子児童殺人犯と同姓同名の「大山正紀」さん達。 同姓同名被害者の会を設立して活動していくうち、事件が起こり── 自分が殺人犯と同姓同名だったら。同姓同名の人に出会ったら。正義とは? 自分が当事者になったらどんな行動をとるのか。 SNSが発達している今、それ以外の部分で色々考えさせられた。 犯人探しの部分は面白かったが、最後に少しこんがらがった。 「もうひとりの同姓同名」の方も、短いながらも面白かった。
5投稿日: 2023.08.20
powered by ブクログ推しが炎上してネットでファンでもなんでもない全然知らない奴が推しを叩いてたのを複数回経験した身として、ネットの誹謗中傷をしている「自分は正義を振りかざしている」気になっている勘違い人間に読んで欲しい作品だと思った。 アンパンマンは何故アンパンチをしていいのか。それは私刑ではなく、アンパンマンの世界でのアンパンマンは警察官や裁判官の役割をしており、彼は困った人を助け飢えた人に恵みパトロールをして抑止力として働いている。それを「子どもに見せるのに悪役を暴力で解決するのはどうなんだ?」とか的外れなことを言っている人間も多数存在する。悪者になら何をしてもいい、悪者に同情するべき点があれば赦される、それを言ってるのはどの立場の人間?現代の鬱憤を晴らしたい人間の多いこと。 しかし自分もミステリーの最後は探偵が犯人を追い詰めて犯人が観念してめでたしめでたしハッピーエンド物語であってほしい勧善懲悪因果応報主義の人間なので結局は「悪いことをした人間は逮捕されるべきであり痛い目に遭ってほしい」と多少なりとも考えているということだ。他人事とは言えないのかもしれない。
2投稿日: 2023.07.05
powered by ブクログ女児を殺害した猟奇的殺人犯と同姓同名の人たち。 少年犯罪や実名報道、同姓同名にスポットライトを当てた作品。 登場人物がほぼ全員同姓同名というのは、正直読みづらかった。自分の読解力がないだけ? こんがらがってしまう感はあった。あとは、同姓同名の叙述トリックというか。まあ、小説ならでは感はあった。
0投稿日: 2023.07.02
powered by ブクログ登場人物がみんな大山正紀だなんて、私はきちんと整理して読めるだろうかと思っていたけど杞憂だった。 そして私も勝手な先入観を持っているという事実を改めて突きつけられた。まんまと作者の罠にハマった。ミステリーとしても面白い上に、SNSの発達によってより大きな問題となっている事柄にも触れられている。 後半の怒涛の展開で読む手が止まらず、あっという間に読んでしまった。 他の作品も読んでみたい!
3投稿日: 2023.05.07
powered by ブクログ登場人物全員、同姓同名。こんなぶっ飛んだ設定で読みづらさもなく成立させてしまうのがすごい。「ある男」とは違った角度で、名前の記号性と唯一性を問う。同姓同名で同い年がネットニュースになったら他人からは区別できないし、それが暴走したら、、
7投稿日: 2023.04.03
powered by ブクログ第6回全国中学ビブリオバトルのチャンプ本。未成年の幼女殺害犯の名前が週刊誌に暴露。同じ名前を持つため、人生をことごとく上にされた人々が、被害者の会を結成。 犯人ではないことを証明するために、犯人の顔2分にさらしてやろう。新たな事件が起きる物語。 中学生のチャンプに輝いた方のコメントを読んで読んでみたいなーと思いました。 感想はまた読んだら書きます。
12投稿日: 2023.03.25
powered by ブクログとにかく大山正紀だらけなミステリー小説。 普段何気なく使ってるSNS、その日常生活に溶け込むSNSによる拡散力とデマに踊らされるユーザーの怖さを思い知らされる作品。何が正しいのか、真実とはなにかが読んでいて分からなくなった。 伏線を理解した上でもう一回読んだらまた面白いだろうなと思う。時間を空けて再読したい。
13投稿日: 2023.03.22
powered by ブクログSNSによる人間の怖さをこの作品を通して体感した気がする。 読み進めるうちにどの大山正紀の話なのか分からなくなり、混乱した。 整理する為にもう一度読み直そう 今度は時間を作って一気に読みたい
2投稿日: 2023.03.20
powered by ブクログもう大山正紀のゲシュタルト崩壊です。笑 全員大山正紀。ネット社会における問題提起。いじめ問題。コロナ禍で話題となった正義の名の下に店に張り紙したり、マスク警察だったり。「正論は正しい、だが正論を武器にする奴は正しくない」私の大好きな図書館戦争(有村浩さん著)の堂上教官の言葉を思い出しました。誰もが自分が正論で正しいと思い、攻撃する。 少しでも優しい社会になるといいのになぁと思うばかりです。
2投稿日: 2023.03.20
powered by ブクログ面白い。面白かったけど、あまりにもたくさんの同姓同名が出てくるので、時々誰が誰だか?どの大山正紀なのか?分からなくなった。 それでも細かく振り返ったりはせずに、とにかく読み進めた。 ラストに向けての展開は読み応えがあって良かった。 うまくいかないものは全て名前のせいにして、努力する事から逃げてしまう。同じ名前で悩みながらも努力を惜しまなかった大山正紀の言葉はたくさんの大山正紀達の心を揺さぶったと思う。
2投稿日: 2023.03.19
powered by ブクログ主要な登場人物は全員「大山正紀」 意外にも話はすんなりと入ってくるが、そこには同姓同名を利用した謎と仕掛けが。 後半は怒涛の種明かしで読むのを止められなくなった
4投稿日: 2023.02.14
powered by ブクログ少年法に反して実名を晒された猟奇的な殺人を犯した少年と同姓同名の大山正紀たち。 ネットであっという間に拡散されて、世にも有名な極悪犯と同姓同名で他人事では済まなくなった大山正紀たち。 ネットやリアルな生活での容赦ない糾弾や差別に苦しんでいたはずなのに、その復讐のために犯人の顔を晒そうとしてしまう。 誰もが誰かを批判する。批判することで自分を守る。批判された方はたまたま自殺しないでくれただけ。間違った正義。無自覚な加害。 考えないといけないキーワードがたくさん出てきました。 それにしても最後のどんでん返し!唸った。
5投稿日: 2023.02.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
同姓同名の犯罪者が世間を賑わせたことで影響を受けた人たちの物語。 視点が頻繁に入れ替わるが、登場人物がほぼ全員『大山正紀』なので、今はどの正紀の視点なのかわかりにくくすることができる。それを利用してたくさんのミスリードが仕掛けられている。 わざとわかりにくくしているのはわかるが、そこで推理するのではなく、面倒だからもういいやと適当に読み進めてしまった。それくらい仕掛けが多い。少しうんざりするほどに。 二人の高校生の大山正紀の話だけ時系列が違うんだろうなというのは推理できたが、最後の結末までは誰も予想できないと思う。 メッセージ性は強いと思う。名前は同じでもそれぞれに違う人間が集まることで、『自己』について考えさせられるし、正義を傘にインターネットを使って過剰に他人を叩くことがこの本の大きなテーマなので、それについては色々な角度から言及されている。 犯人の大山正紀が高校時代、オタクの大山正紀にやっていたことも、形を変えた同じことだ。 ほかの大山正紀たちも、無意識に同じことをしてしまったりする。 特に『大勢から批判されている人間がたまたま自殺しないでいてくれただけ』だから叩いた人間は『人殺しの罪”を背負わなくて済んでいるだけ』というのはすごく説得力があると思った。 少し面倒な話だけど、SNSネイティブ世代には読んでほしいかもしれない。
4投稿日: 2023.02.12
powered by ブクログ技巧の一言。メッセージ性の部分は正直よくあるものだったけど、なんやかんや想像してなかったことが起こり、うまい。
0投稿日: 2023.02.11
powered by ブクログやや不自然な会話文が多く、その醜悪さを強調するためなのかとにかく言葉が汚くて、読んでいて気が滅入ります。つまらなくはないのですが最後まで読み通せる感じがしません。 しかし自分はJリーグ見ないのにプロ入りして声援を浴びたいとか虫が良すぎない?J3とか見なよと思う。
0投稿日: 2023.02.01
powered by ブクログ大山正紀は犯人で、被害者で、加害者で…。登場人物全員大山正紀だから、誰が誰だか分からない。映像化は難しいけど、活字で読むとこんなに面白いミステリに変わるんだと感心。 寛容ではない社会、ネットに蔓延るエセ正義。現代の問題もクローズアップしつつ、登場人物のわちゃわちゃに惹き込まれて素直に面白い。
3投稿日: 2023.02.01
powered by ブクログ登場人物のほとんどが同姓同名のため誰がどこで何をやっているのかが上手くぼかされていて面白かったです。 ですが同姓同名キャラが多い割に役割が与えきれていなかったり妙に説教くさい内容が多いのが少し気になりました。
0投稿日: 2023.01.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルからして、 すでに叙述トリックの香りが…w 想像以上に盛りだくさんだったけど。 もっとややこしくなるかと思ったけど そんなでもなかったな。 たまには、こういうのもいいね。
4投稿日: 2022.11.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一人の「大山正紀」が起こした殺人事件をきっかけに同姓同名の「大山正紀」たちの様々な人生が交錯する。 10人以上の大山正紀が登場するので誰が誰だか途中で混乱すること数回wそこが狙いなんだなw 事件事故を巡って被害者と加害者、双方の身内の他にも人生が狂う人間がいるという見過ごしていた気づきが新鮮。 歯止めなく拡散されるSNSの正義の暴走の影響も深く考えさせられる。「人を死に追いやる言葉に正義なんてない」が一人一人のブレーキになればいい。 同姓同名の呪縛に苦しんだ大山正紀たちに希望の光が差すラストは胸熱…よかった!
3投稿日: 2022.11.29
powered by ブクログ被害者も犯人も同姓同名という奇抜な設定の、本格ミステリー。それでいて、現代が抱える様々な問題を提起する社会派ミステリーでもある。 加害者と同姓同名ゆえに、感情が先行し同一視する周りの人びと。あらぬ誹謗中傷や偏見で、周りの同調圧力に圧迫される同姓同名人たち。同姓同名で苦しむ彼らの苦難困惑振りが次々と綴られる。 さらに、どんなに重大な犯罪を犯しても未成年に保護される少年法の問題。被害者よりも加害者のプライバシーが優先されるような法体系。判決に唯々諾々と従わなければならない被害者遺族の感情。一方で、加害者本人ばかりか、加害者家族を執拗に責め立てる日本の風潮。ネット社会の進展で、加害者やその家族あるいは被害者までにも激しい言葉を投げつけるSNSの発達など。 様々なテーマやスタイルでフィールドの広い著者が、また新しい分野を開拓した。
10投稿日: 2022.11.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最後に生き残った方は犯人のオタクの方だと思ってたけど、実際は犯人ではあるけどイジメてた方だったとは。色々騙されました! イメージが悪いからってオタクの方が犯人であるかのようにインタビューにも答える同級生たち。 炎上もそうだし思い込みとか間違った正義感って恐ろしい…思わず自分の名前検索しちゃいましたが同姓同名の人出てきませんでした。なんとなくホッとした。
2投稿日: 2022.11.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
名前、それは個人を表す重要な記号である 自分にとっては唯一無二ではあるけれど、相当珍しくない限りは自分と同じ名前の人間は何人も存在する そして自分と同じ名前の人が殺人事件を起してしまい人生が狂い出すという実際にありえそうで、それでいてこれを題材として書くには難しすぎて躊躇してしまうような内容を見事に書ききっていた 大山正紀同姓同名被害者の会に集まった10人の大山正紀 最初は自らの狂ってしまった人生を吐露して慰めあう方向だったが、次第に“殺人犯の大山正紀”の姿を世にさらけ出し自分は“殺人犯の大山正紀”ではないと証明しようと動きだすんだけど、その方法がSNSに姿を晒そうとしたりなど、事件当初のSNSで大山正紀の批判していた人らと全く変わらずだなとなりながら、肯定はしないがそこまでしてしまいたくなる苦しみというのはとても実感できずとも伝わってくる。 自分に否定的な意見はシャットアウトし、自分の行いが「正義の行動である」と凝り固まった思考で突き進んでしまうというのはSNS利用者に鳴らす警鐘でもある。 俺も「この人の意見はちょっと合わないし嫌な気分になりそう」と思ったら黙ってブロックしてしまう。 しかし確かにそれは視野を狭めてしまうんだなと感じた。 そんな狭まった視野で大山正紀達が引き起こす事とは?そして真実は?見ごたえたっぷりで面白かった。
3投稿日: 2022.11.17
powered by ブクログ伏線が非常に沢山あり、最後までほぼ一気読みしました。会話の中の一言も非常に心に残る言葉が多く、素晴らしい作品でした。同姓同名なのにちゃんと誰か誰かわかるのも素晴らしかったです
2投稿日: 2022.11.02
powered by ブクログAmazonで高評価だったので文庫化を待って購入。 幼女を惨殺した犯人である16歳の少年の実名が「大山正紀」であると週刊誌によって公表され、複数名の大山正紀が大なり小なりの被害を受ける。 冒頭では、大山正紀が大山正紀を殺害した旨の新聞記事が記されており、読者は複数いる大山正紀の誰が犯人で、誰が被害者なのかという謎解きをすることになるという異色のミステリー。 解説にもある通り、本作は社会派ミステリーです。 少年法、実名報道、死刑、私刑、遺族感情、特にネット上における誹謗中傷の問題を読み手に、社会に強く問いかけている作品だと思います。 著者の問いかけたいという気持ちが強すぎするのか、読んでいる途中で、特にネット上の誹謗中傷についてはくどすぎる感が否めませんが、実際に被害に遭われた方からするとこれでも足りないくらいの心理的負担を負ったのだと思われ、そういう意味では十分に役割を果たしています。 さて、ミステリーとしての評価は難しいところで、とにかく大山正紀が多すぎる上に叙述トリックでもある為、後半は私自身の疲労がやや勝った感は否めません。 それを差し引いても良質なミステリーであり、また下村氏の作家としての引き出しの多さに改めて恐れ入った一作でした。
8投稿日: 2022.10.31
powered by ブクログ読者側にも必要な情報をくれるので推理しながら読めて面白かった。 ミスリードに何度もまんまと引っ掛かり続けた。 アニメ好きでSNSをやっている身として執拗に責められる描写が長くて少し辛い。 過剰な表現にも思えるが今のSNSの怖さを感じた。
3投稿日: 2022.10.31
powered by ブクログこのサイトで紹介されていた。 凶悪事件の犯人の名前が大山正紀で、その同姓同名であるということでいろいろ被害を受け、人生を狂わされたと思っている複数の大山正紀が集まって、犯人でないことを証明しようとするが…という話。 初めて知った著者で、結構分厚かったので面白くなかったら読み切れないなと思っていたが、先が気になって最後まで読めた。多くの大山正紀が出てくるが、混乱せずに読むことができた。 凶悪犯と同姓同名というだけで、そんなに差別されたりひどい扱いを受けるとは思えない。凶悪犯家族ならそういう目に遭ってしまう想像はつくが。 学校や職場でのいじめや、SNSでの炎上はストーリーを作るために誇張し過ぎている感じがした。多くの同姓同名を登場させて、同一人物に見せかけての別人や、時系列をぼかしているなどの引っかけがあるが、ストーリー自体はそんなに大したことなかった。
0投稿日: 2022.10.24
powered by ブクログ確かに色んなどんでん返しがあったけど、同姓同名のせいか、いまいちどの大山正紀なのかが、わかりにくかった。関係ない大山正紀のキャラも誰がかわかりにくい… 結局、最後もわかりにくいオチだった…
0投稿日: 2022.10.17
powered by ブクログSNSの恐ろしさをこれでもかという程執拗に描いていて、正義を語る人々の暴走に旋律する。同姓同名のデメリットもこれ以上ないぐらい書かれていて、そこからこの小説が出来ているわけだけど、着眼点がありそうで無く面白かったです。
0投稿日: 2022.10.01
powered by ブクログ犯罪者と同姓同名だからといって、周囲の人がそんなに態度をかえるのか?という部分でモヤっとしました。 ただ、何度も行ったり来たりして、どの大山なのかを把握しながら読み進めましたが、見事に騙されたので楽しめました。
1投稿日: 2022.09.30
powered by ブクログ下村敦史『同姓同名』幻冬舎文庫。 主な登場人物が全員同姓同名の大山正紀という奇妙キテレツなミステリー小説。 今や未成年と言えど凶悪事件の犯罪者ともなれば実名と顔写真など個人情報がネットに晒されてしまう。そんな時代を背景にした有り得ない設定の小説なのだが、今一つしっくり来なかった。 日本中を騒がせた女児惨殺事件の犯人が捕まり、16歳の大山正紀であることがテレビ番組で暴露される。 プロサッカー選手を目指す大山正紀、コンビニ店員の大山正紀、アニオタの大山正紀、会社員の大山正紀などなど犯人と同姓同名であったことで不利益を被った大山正紀たちは『“大山正紀”同姓同名被害者の会』を立ち上げる。 本体価格830円 ★★★
14投稿日: 2022.09.25
powered by ブクログ読んでいて頭が混乱し、 雰囲気でわかったつもりに なってるだけかも知れないけど それでも面白かった 作者も書いていて 混乱しないのかな? 少し厚いし、混乱するので、 誰にでもお薦めできる本ではないかも でも、好物の人には たまらない本です
6投稿日: 2022.09.23
powered by ブクログ下村敦史の社会派ミステリーは名人芸の域 【闇に香る嘘】で心を惹かれ【サハラの薔薇】や【黙過】で虜になってしまいました。 本作品は大山正紀という青年が女児を惨殺してしまい、同姓同名の大山正紀達が人生を狂わされる物語!? 題名のとおり沢山の大山正紀が登場しますが作者は全ての大山正紀を別人格に描ききっています。 そして、読み手は次から次へと作者の仕掛けに翻弄されてしまうでしょう!!! 本作を読み、人を責める事は自分にとって何の得にもならないのに、他人を責める事で悦に入る時がある。 責難は成事にあらずという言葉を心の中心に置き、自分を磨き常に前を向き、他者を思いやれる時に振り返ることができる人間に成りたいと思った。 取り敢えず、偽りの正義感とは距離を置きたいと思った。
14投稿日: 2022.09.17
powered by ブクログ登場人物が全員「大山正紀」同姓同名に潜む、社会問題を提起した、画期的な作品でした。 もしも、自分と同じ名前の人が、重大な罪を犯してしまったら、自分が置かれている環境が180度変わってしまうのじゃないかなと錯覚してしまいました。フィクションなんだけど、少し現実的に起こりえる問題なんだと、怖くなりました。SNSの怖さをもっと考えるべきだと感じたし、拡散の速さ、誹謗中傷の問題など、闇に隠れている部分を改めて、実感しました。
34投稿日: 2022.09.15
powered by ブクログ注意深く読まないと誰が誰だかわからなくなりそうだが、注意深く読めば同じ名前でもきちんと読み分けらえる書き方がなされている。 気を付けて読んだつもりだったけど、思い込みに騙されたところがいくつもあった。今までに読んだことのないタイプでなかなか面白い趣向だなと思った。
3投稿日: 2022.09.11
