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グランゼコールの教科書――フランスのエリートが習得する最高峰の知性
グランゼコールの教科書――フランスのエリートが習得する最高峰の知性
ジャン=フランソワ・ブラウンスタン、ベルナール・ファン、木村高子、広野和美、岩澤雅利/プレジデント社
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総合評価

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    西洋文化好きの人々の話題についていけるようにはなった(はず)。 ただ、21世紀の章では、フランス以外のTVドラマについて熱く語られている一方で、日本のアニメは『攻殻機動隊』にしか触れず。何より、インターネットの生成史はスルーされているのが、違和感。大人の事情?

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    投稿日: 2025.11.03
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    ギリシアから2015年までの「歴史」「宗教」「哲学」「文学」「芸術」「科学」がぎっしり詰まっている。あまりの文量に読んでいて迷子になりそう。全網羅なので、時代によって自身の知識の偏りに気づける。

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    投稿日: 2024.09.30
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    ・確かに「文化概論」という言葉自体は新しいかもしれない。しかし、教育とは専門知識の伝達に限定されず、判断力を鍛えるためには概論、あるいは物事の全体像の見方を教えることも同じく重要だとする考え方は、昔から連綿と受け継がれてきた。古代ギリシア人は、教育とはすなわち、専門には分化していない知識の伝達だと考え、それを「パイデイア」、つまり教養と呼んだのである。

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    投稿日: 2024.08.07
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    *星4つ相当です グランゼコールでフランスの上流階級の人が学ぶ教養詰め込みセット。 ギリシア神話から近代の美術まで幅広く体系的に記されています。 フランス用だから尚更ですが、途中のミシェルウェルベック推しがすごい。あと、ヨーロッパ中心のものの考え方なので、キリスト教と絡めた政治の話は少し日本人(かつ、基本的教養欠落した私)には理解が困難な部分もあり。 最後の章、近現代については、美術テクノロジー企業など縦断的に、概要をニュートラルに表現してくれているので助かります。全839頁。 会社を辞めてゆっくりする人や、数ヶ月入院するときなどにお勧め、かもしれません。

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    投稿日: 2023.12.29