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うつけ屋敷の旗本大家
うつけ屋敷の旗本大家
井原忠政/幻冬舎
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総合評価

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     非常に面白いシリーズが始まった。官兵衛と小太郎の父子をはじめ、武士でありながら肩肘張らず自然体であるところが心地よい。士農工商という封建社会の中でも、身分の垣根を越えた人間関係は確かに存在していたはずで、井原氏の小説はそれを無理なく、自然な形で描いているのが魅力だ。特に小太郎は、当主であり大家であるにもかかわらず、その立場を誇示することなく、年長者には礼をもって接するという好人物である点がとても良い。  物語のテンポも良く、棚子の紹介から斬り合い、そして賭場での大波乱へと続く展開には大いに満足した。そんな小太郎が序盤で撃たれるという謎を残しながらも、ますますこの父子に肩入れしたくなる構成は見事。全体としてヒリヒリする緊張感はありつつも、命懸けになりすぎない絶妙なバランスが、気軽に楽しめる読み心地を生んでいる。  次作にも大いに期待したい。

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    投稿日: 2025.06.16
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    人は、迷いを持つぐらいが丁度いいのかも知れない。確を持って生きる者は、むしろ危うい 立場が違っても、話ができるし、理解もし得るはずだ。むしろ異なる立場からの意見を知ることで、より己が思想を深化させ得ると思うのだ。

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    投稿日: 2025.02.05
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    これは、面白い。主人公が真面目一徹の朴念仁かと思ったら、最後にとんでもない正体が明らかになるところなど、一筋縄では行かない先行きが暗示されて、今後が楽しみだ。登場人物の秘密も、これからゴロゴロ出てきそうで、何かワクワクする。

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    投稿日: 2024.05.31
  • ラノベなのかな

    同じ作者の「三河雑兵心得」、特に初期の数巻がとりわけ面白いので、他の作品はどうかな とこの本を読んでみた。はっきり言って期待外れだった。もう少ししっかりした展開があるかと思ったが、江戸 幕末を舞台にしたラノベ のノリであった。終盤の幕切れもがっかり。

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    投稿日: 2023.02.23
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    父と息子の借金返済&出世物語 とはいえ、あまり真っ当な道筋では無いので今後どうなるのか? 登場人物たちの名前がどこかで見た事のあるものばかりな上、アッサリ退場で思わず笑ってしまった〜

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    投稿日: 2022.09.22
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    大好きな「三河雑兵心得シリーズ」の作家。 新刊が出るとあって読んでみた。 勝海舟とその父、小吉のような豪快な親子の物語を舞台を変え、問題ばかり起こし代わりに甲府勤番の島流しを食らった息子、小太郎。 一見、大真面目で面白味のない男のようであるが。 江戸に帰ってみると旗本屋敷は所狭しと六軒の建物が並んで借家として貸しているというが、借りては問題が多い。 どんな話が続くのやら。楽しみである。

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    投稿日: 2022.06.29