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戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー
戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー
佐々木譲、乃南アサ、松嶋智左、大山誠一郎、長岡弘樹、櫛木理宇、今野敏/文藝春秋
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総合評価

13件)
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    大好きな警察小説のアンソロジー。 新たな作家さん発掘も兼ねて。 ①佐々木譲さん『弁解すれば』 初めましての作家さん。 これはシリーズ作品の1つ。 他者の心に協調し過ぎてしまう警察官の話。 続きが気になるので今後読む予定 ②乃南アサさん『青い背広で』 こちらも初めましての作家さん。 人気シリーズ主人公の若かりし頃の話のよう。 シリーズのファンで無いとあまりピンと来ないかも。 ③松嶋智左さん『刑事ヤギノメ』 こちらも初めましての作家さん。 面白かった。けど、短編ではもったいないかも。長編で読みたい。 今のところシリーズは無さそう。 ④大山誠一郎さん『三十年目の自首』 こちらも初めましての作家さん。 『赤い博物館』というシリーズの1つの話のよう。2時間ドラマみたいなシリーズ名。主人公の飛ばされた原因の事件の詳細が知りたいので、他作品も読みたい ⑤長岡弘樹さん『噛み付いた沼』 カミツキガメを愛してしまった(?)警察官の話(ではない) 人気シリーズのスピンオフのよう。 シリーズは未読だが、この作品が面白かったので、シリーズを読みたい ⑥櫛木理宇さん『ルームシェア警視の事件簿』 推し作家、櫛木理宇さんの作品。 櫛木さんにしては珍しくライトでポップな話。お料理上手の櫛木さんらしく、ご馳走描写も多くてほのぼの系。 とはいえ、事件のディテールは櫛木理宇さん作品らしいもの。 シリーズ化して欲しいですね。 ⑦今野敏さん『ケースオフィサー』 個人的に、外事とか公安とか、あまり好みのタイプの話ではないんだけれど、さすが今野敏さん、すらすら読めた。 とはいえ、事件とも言えず長編で言えば触りくらいの話で終わってしまったのでもったいない。 全体的に面白くて、読んだことのない作家さんの雰囲気も掴めて、とても良かった

    2
    投稿日: 2025.05.27
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    会社の先輩にお借りして読了 面白かったなー 加害者の呼び方とか、前科持ちの呼び方とかなんか刺さるなー 個人的好きなのはヤギの目とあのーPTSD抱えた刑事の人のやつかなー 最後のロシアのやつは話の噛み合わなさとサラッと読めるのが好き

    2
    投稿日: 2025.05.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    警察小説アンソロジー 「オール讀物」2023年6月号掲載(+書下し2) 佐々木譲の入れ墨問題は最近緊張感を味わったw 乃南アサの古き良き警察モノは読後感が最高 松嶋智左の女性刑事モノは秀逸、特殊なヤギノメw 初めての大山誠一郎、理屈は分かるケド荒唐無稽 長岡弘樹、秘かな執念、悲惨にならなくて良かった 櫛木理宇氏は青春作品を引きずるが切れ味は良し 今野敏、主役をあーだこーだと小さな事で悩ませる 長岡氏の教場シリーズ借りる事にしたw

    2
    投稿日: 2025.01.08
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    初出が古い作品があったり、番外編が多かったりと気になる点もあったが全体的には良かった。 特に長岡弘樹「噛みついた沼」が良かった。

    1
    投稿日: 2024.11.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    警察小説アンソロジー 佐々木譲「弁解すれば」シリーズものかな。関係者に感情移入してしまう仙道。車中泊の料理人を家に招いて、就職先を斡旋してやる。彼はその後、客の暴力団員を諫めて病院に運ばれる。 乃南アサ「青い背広で」昭和三十五年。若い巡査が刑事になった話。新婚で、刑事に抜擢で、運もいい。 松嶋智左「刑事ヤギノメ」これが一番印象に残ったな。書き下ろしかー。シリーズ化してほしい。病み上がりで中年女性の捜査官。本人は気を遣って転属を希望しているが、上司は手放さない。彼女がいると黒星にはならないため。視野が広く、他の人が気づかないところも観察できるから。 大山誠一郎「三十年目の自首」突然自首してきた犯人。彼は双子の兄弟と妻との仲を疑っていた。 長岡弘樹「噛みついた沼」カミツキガメは嗅覚がとてもいいらしい。沼に沈んだ死体のにおいもかぎつけるらしい。作者は短編の名手だけあって、作風が安定している上に、思いもよらないラストだった。後味はよい。 櫛木理宇「ルームシェア警視の事件簿」母違い?父親違い?の3人、警察関係者。主人公は官僚で署長の真ん中。楽しく一軒家に同居しながら事件を解決。これも書き下ろし。作者ってなんかホラーミステリーの印象があったが、これはコメディタッチ。書き下ろしだから? 今野敏「ケースオフィサー」安定した作品。シリーズものかな。 どの作者もベテランだけあって、短編でも噛みしめながら読んだ。淡泊な文体であっても、捜査している地道さや根気強さが伝わってくる。

    3
    投稿日: 2024.10.28
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    錚々たる作家陣の警察ミステリーが読めるということで購入。皆さん存じ上げていますが未読の方が多く新鮮で楽しかった! 特に大山誠一郎さん、長岡弘樹さん、櫛木理宇さんのが既刊作品なら読みたいと思います。大山誠一郎さんのは確認できました!

    2
    投稿日: 2024.09.17
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    7人の作家さんのアンソロジー。 色々な部署の話で、とても新鮮で面白かった。 ルームシェアの話が1番好きだったので、もしシリーズ化などしていれば読みたいと思った。 オススメです。

    16
    投稿日: 2024.09.11
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    アンソロジーにしてはどの作品も読み応えがあり著者の特徴が出てる。読んだことない作家ではルームシェアの話が気になった。著作として出ていれば読んでみたい

    5
    投稿日: 2024.09.07
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    「弁解すれば/佐々木譲」 「青い背広で/乃南アサ」 「刑事ヤギノメ/松嶋智左」 「三十年目の自首/大山誠一郎」 「嚙みついた沼/長岡弘樹」 「ルームシェア警視の事件簿/櫛木理宇」 「ケースオフィサー/今野敏」 7話収録の警察小説アンソロジーで文庫オリジナル作品。 一番面白かったのは長岡さんの「嚙みついた沼」 警察官の夫が特定外来生物のカミツキガメを発見した事から事態は思わぬ方向へ。 僻地の駐在所に異動になった夫の魂胆とは…。 行間から沼の悪臭が漂って来る様だった。 乃南作品にはあの土門功太朗が登場。 懐かしい人に再会出来て嬉しい。

    4
    投稿日: 2024.08.13
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    七人の作家による警察小説アンソロジー。普段読むミステリで登場するのは大概が警視庁捜査一課の刑事なので、警察官と一言で言っても部署によって役割が様々なのだなと改めて興味深く面白く読んだ。佐々木譲さん、松嶋智佐さんは初めてだったが読みやすい。なんとなくハードボイルドな難しいイメージがあったので。私のベストは長岡弘樹さん『噛みついた沼』駐在所のお巡りさんの妻に課せられる役割があるのに驚いたし、物語として面白かった。櫛木理宇さんの『ルームシェア警視の事件簿』のキャラクターが好みなので連作短編で読んでみたい。

    3
    投稿日: 2024.08.12
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    まあ寄せ集め短編なのでクオリティはこんなものだろう。収穫は松嶋智佐氏。「刑事ヤギノメ」は短編とは思えない面白さでこの文量で確り人物が表現されていて出色の出来だった。著者の上梓作も読んでみたい

    2
    投稿日: 2024.07.05
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    佐々木譲、乃南アサ、松嶋智佐、大山誠一郎、長岡弘樹、櫛木理宇、今野敏『戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー』文春文庫。 警察小説を手掛ける人気作家による警察小説アンソロジー。7作を収録。面白い短編もあれば、ハズレの短編もあり、人気作家と言えどなかなか高いレベルの作品を上梓し続けるのは難しいのだなと思った。 佐々木譲『弁解すれば』。北海道警察本部の小規模警察署の刑事部門に復帰した仙道孝司が主人公。物語はまだ続くようで、タイトルの意味が解かるところまでも描かれず、唐突に終わってしまう。てっきり読切り短編かと思ったのだが、連載作からの1話だったようだ。 乃南アサ『青い背広で』。背広とは随分と懐かしい言い方だなと思ったら、敗戦から15年過ぎた昭和の東京が舞台だった。交番勤務から刑事に抜擢された若手警察官の土門功太郎が主人公。シリーズ物なのだろうか、主人公の土門功太郎の人と成りがじっくり描かれる。刑事になり、新しく背広を仕立ててもらい、靴まで新調し、妻の真智子からプレゼントされたネクタイで固めた土門が連続強盗事件の捜査という初陣に臨む。 松嶋智佐『刑事ヤギノメ』。ヤギノメと呼ばれる女性刑事が主人公のシリーズ物だろうか。何作か読んだ松嶋智佐の作品の中でも面白い部類の短編だった。急性膵炎で入院した刑事の弓木瞳巡査部長が現場に復帰する。弓木の体調はまだ不十分のようで、コンビを組んだ後輩の茂森隼太は弓木のことを気に掛ける。しかし、弓木が管内で起きた連続放火事件の捜査に参加すると驚くべき能力を示した。 大山誠一郎『三十年目の自首』。初読みの作家。警視庁付属の犯罪資料館の緋色冴子が三十年前の強盗殺人事件で自首してきた藤木正也の抱えていた心の内を看破する。なかなか見事なプロットで、読者を右へ左へと振り回すところが面白い。 長岡弘樹『噛みついた沼』。長岡弘樹でなければ創れない短編だろう。語り手は警察官の雄吾の妻の潤子なのだが、事件を解決する本当の主人公は後に登場する百目鬼巴という変わった名前の女性だった。筋は通っており、納得しながらも狐につままれた気持ちになる。ある日、警察官の雄吾と潤子は自宅近くでカミツキガメを捕まえる。その直後、何故か雄吾は過疎地の交番勤務になってしまう。 櫛木理宇『ルームシェア警視の事件簿』。櫛木理宇の作品にしては珍しくハズレ。櫛木理宇にはほんわかした作品は似合わないのかな。キャリア署長の佐桐一海とルームシェアする八島那青、西野穂高は複雑な家族関係にあり、同じ署に勤務する警察関係者であった。一海が着任早々、数年振りに管内で発生した殺人事件。 今野敏『ケースオフィサー』。これも、またハズレ。公安警察物の短編。ロシア大使館に新しく赴任して来た駐在武官を公安警察の2人が行確するという話。だから、それがどうしたという結末。 本体価格800円 ★★★★

    64
    投稿日: 2024.06.15
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    【今を時めく警察小説の書き手が紡ぐ、傑作短篇集第2弾!】人気シリーズのスピンオフから、文庫オリジナルの書下ろし作品まで...。大注目の作家たちが送る豪華警察アンソロジー。

    3
    投稿日: 2024.05.21