
総合評価
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powered by ブクログ空いてる時間にちょこちょこ読みました。 毎日頑張って疲れちゃった人に読んでもらいたいような本。心に余裕を持つコツを教えてくれます、美味しそうな食べ物も登場するので休憩がてら読むといいと思いました。
12投稿日: 2025.11.21
powered by ブクログコロナ禍で「新しい生活」を余儀なくされ、それぞれが抱える日々のストレスが、喫茶ドードーのひと時を通じて癒されていく短編集。 癒し役であるドードーの店主が、全然普通の人(失礼)で、何か特別すごい人じゃないのが、逆にいい味になっている。 各話が少しずつ重なっている構成もほっこりする。 続きもあるみたいなので、今度手に取ってみよう。
1投稿日: 2025.11.20
powered by ブクログ路地の突き当たりにある、「喫茶ドードー」。 おひとりさま専用のカフェを訪れる人々は皆、ちょっと疲れている。 看板の手書きメニューに誘われるように入ると、そこは非日常。 肩の力を抜いて、おすすめを味わうと、生きる活力が湧いてくる。 自分の“好き”という気持ちを大切に、明るい光の方へ歩いていける、そんな気にさせてくれる。続編も読みたいな。
0投稿日: 2025.11.17
powered by ブクログ社会に疲れた大人がカフェでほっこり癒される… そんな小説は世の中に沢山ある。これもその一つであることには違いないのだけど、ここに登場する悩みを抱える人たちはどこか他人とは思えない。 SNSに疲れ、人との関わりに疲れ、仕事に疲れ… そんなもう一人の「私」を癒してくれる喫茶ドードーに、私も行きたいと心底思う。 短編集だけど、ちょっとずつ繋がっているのも面白いな。 あなたの憧れのあの人も、きっと悩んでいたりするのだろう。
0投稿日: 2025.11.14
powered by ブクログコロナ禍のときをなんか懐かしく思い出してしまった。そうそう、そうだよねぇ、こんな感じだったよねぇ、と。つい最近のことなのに、ああ、あの頃はもうそういう『思い出』になってしまうんだ、というのがちょっと感慨深い。
0投稿日: 2025.11.13
powered by ブクログ不思議な語り手の視点で始まるお話 読み進めていくとその正体がわかるのですがタイトルに合ったとても可愛い存在でした お話も一つ一つが重すぎずどこか共感できるような悩みを抱えた人達のお話なので美味しそうなご飯と共に悩みが解決されていく姿にほっこり癒されます
1投稿日: 2025.11.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
たしかに、疲れてるときに読みたい本。いろんな意味で疲れている女性が出てくる。どの人も頑張ってる。生きるのって大変、というどうでもいい感想。 続きも読みたい。 228:なくなることを心配していても仕方ない。それよりもいまあるものを生かして、やりたいことを思い描いたほうが、ずっといい。時間の無駄にだってならないんじゃないですか。
0投稿日: 2025.10.27
powered by ブクログ図書館の返却本コーナーにあったので、なんとなく手に取りました。 何の気なしに読みはじめたのですが、思いのほか考えさせられるところもあり、心を慰めてもらうところもあり――気づけば、1冊で心の安定を取り戻していました。 短編が5編収められていますが、特に共感したのは「第1話 自己肯定力を上げるやかんコーヒー」。 まさに“自分軸問題”です。 SNSで気になるインフルエンサーを見つけると、つい毎日そのアカウントを覗いてしまうこと、ありませんか? 投稿を見続けるうちに、その人の生活スタイルを自分の中に取り入れていく――すると、いつの間にか息苦しくなる。 第1話の主人公・可絵がまさにそんな感じなのですが、私も同じような経験があります。 私の場合は「ビジネス書」でした。 一時期、夢中になって読み漁っていたんです。 書かれていることを実践してみるものの、思うようにできなかったときのがっかり感がすごくて。 読めば読むほど、“できなかった自分”が積み重なっていく――結果、自己肯定感がみるみる下がっていきました。 生産性を上げるために取り入れていたはずの知識が、気づけば足かせになっていたんです。 振り返ると、そろりのこの言葉のような状態に陥っていたのだと思います。 「自分を取り繕ったり自慢をするのってパワーがいるんですよ。だからSNSなんかでそのパワーを真っ正面から受け止め続けるのってけっこう疲れるんじゃないかな、って。よそ見してるくらいがちょうどいいんですよ。ほら、リスみたいにね」 まさにそれ。 私はビジネス書の言葉を真っ正面から受け止めていたんです。 だから、できなかった時の罪悪感が大きすぎた。 この言葉をきっかけに、SNSや本との付き合い方に“自分なりの基準”ができました。 主観の入った情報は「参考程度に見る」のがちょうどいい――そう思えるようになったんです。 これまでモヤモヤをたくさん経験してきましたが、今思えば無駄ではありませんでした。 そろりのもう一つの言葉が、それを教えてくれます。 「他人の基準に振り回されて自分を見失ってはもったいないです。自分がいいと思えばいい。ただ、そのためには自分の研ぎ澄まされた芯を持つことが大切なんです」 SNSでも本でも、心地いい距離感を保つことが大切。 その距離感をつかむには、気になったことをまずやってみる。 やっているうちに、自分に合うものだけが残っていく――それが“自分軸”なのかもしれません。 短いお話の中に、“自分軸”とは何かをやさしく考えさせてくれる一冊でした。 その他の4編も、そっと背中を押してくれるような優しい物語です。
43投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログそろりさんの言葉があたたかくて素敵で、でも的確で的を射ているなぁと思った。 コロナ禍が前提にあるけど 仕事で心が疲弊してたり、心に余裕がなかったり、元気がなかったりする人の支えになるような言葉が散りばめられていて、自分も心に留めておきたいなと。 私もおひとり様カフェ行ってみたい!
9投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログ東京の街中に突如現れる森の中、穏やかな時間を過ごせる喫茶ドードーが舞台。ひとやすみしたい人たちが、元気を少しずつ取り戻していく、その一歩目が描かれているようでした。全5篇の連作短編集。
0投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログコロナ禍の東京。住宅地にひっそりと営業するカフェが舞台。 様々な心理的負荷がかかる、働く女性たちの心を癒すメニューを提供する。 〜 非常事態宣言が出ていた頃は、コロナが作中に描かれるような作品は(心理的に)読めなかったので、今回がその初めての一冊。 地方都市在住者としては得られなかった感覚を垣間見て、2025年の自分は忘れかけていた不安感を思い起こされました。 もう何年かすると、あのころの感覚も忘れ去られてしまうのでしょうかね
0投稿日: 2025.10.07
powered by ブクログ心が温まる優しいお話だった。 「キッチン常夜灯」シリーズと似ているようで、ちょっと違って面白かった。 そろりさんの過去が気になる。
0投稿日: 2025.10.02
powered by ブクログ『御神籤ブック』二冊目。2025年9月号。 コロナ禍を舞台に、ちょっと疲れた心を優しく包み込んでくれるような、あたたかいお話。 疲れた人が『喫茶ドードー』にたどり着くまでもいいし、『喫茶ドードー』や店主そろりのキャラも申し分ないのだけれど、そこで出されるメニューの裏話にちょっとだけ強引さを感じてしまい毎回ちょっとだけ引っかかる。 元気のないときは美味しいものをただ黙って出してくれればそれでいい、という個人的な好みもあるのだろうけど。 雰囲気は良き。
5投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログまずメニュー名が素敵。"おひとりさま専用カフェ" も素敵。"喫茶" なのも好き。とにかく空間は素敵。ただ物語のボリューム感に欠けてて読み応えが足りなくて。 それから、連作短編として1.3.4は絡んでるけど、2.5は繋がりあったかな??
0投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログ装幀が可愛いってだけで読みたくなる。 けど内容が好みじゃないことが多くて悲しい、、 深いように見せかけて浅い、、 コロナ禍の話が多くてというかそれしかない? 読んだときはもうコロナ禍は過ぎ去っていたのでなんだか暗い気持ちになってしまった。
0投稿日: 2025.09.26
powered by ブクログはじめて読むと思っていたけど、読んだことあった 2022年に出た本なので、3年以内のことも覚えていない自分の記憶力のなさに悲しくなったよ 装丁は可愛くて惹かれるけど、中身はそこまで惹かれなかった でもシリーズ3冊買ったので読む〜 本以外にも言えることだけど、ハマる瞬間というのは必ず来ると思っているのでまた忘れた頃に読みたいな 2作目、3作目を読んだらまた変わるかもしれないし コロナ禍も、それまでも、いまも 人との関わり方はもちろん自分との向き合い方にずっと悩んでいるような気がする そんなときにそろりさんみたいな言葉をかけてくれる人がいてくれたらいいなと思う 現実に、近くにいてくれたら一番かもしれないけど、本にもそういう力はあると思うので またそろりさんに会いに行きたいな 小さなことを深く長く考えてしまう性格なので、美味しいものを食べて、よく眠って、太陽の光を浴びて、好きなことをして 息抜きしながら、自分を何より大切にしていきたいな あと、ひととの繋がりを大事にしたい むずかしいけどね 自分がされて嬉しい、言われて嬉しいこと 伝え続けたいな
2投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログこんな喫茶店があったらなぁと思いました。 迷える子羊が来る喫茶店。 自分が今やっていること、それは人のためなのか?自分のためにやってることではないのか?とても考えさせられました。もう少しゆっくり考えて生きる方が素晴らしい人生になるのではないかと思いました。
0投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログ住宅街の奥でひっそり開店している、おひとりさま専用カフェ、喫茶ドードー。 カウンター5席にテラス1席の小さなお店、店員さんはマスター1人、心や体がホッとするような飲み物やちょっとした食べ物があるところ。 いつかこういうお店に出会いたいものです。 喉の渇きを癒すとか、小腹を満たすとかじゃなく、そのお店に行くこと自体が嬉しくなるような。 お話自体は、コロナ禍で疲弊してたあの頃を思い出すような内容。 良くも悪くも、普通に生活ができるようになって良かった、そんなこともあったねーと言えるようになって良かった、って思いながら読みました。 内容は…優しいけど、ちょっと物足りない感じ。 絵本みたいな雰囲気にしたいのかな? お話の前後の三人称目線の語りが、本編と合っていなくて入り込みきれず、そこが残念でした。
1投稿日: 2025.09.11
powered by ブクログ日常のどこかで悩む人達。喫茶ドードーで過ごす時間は何より自分を受け入れたり、はっと気付かされたり。時々三人称視点で、作る過程を読んでいくのは珍しく面白かった。
0投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログ福岡滞在されたこともあるという作家さん、多くのブク友さんのレビューを参考にして楽しみに予約待ちしていました。 「ここで幸せの修行をしている最中」というそろりさんが営む、おひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」に訪れる人たちとの交流。心の機微や違和感、伝えたい想い、コロナ禍でのモヤモヤした違和感など自分のことに置き換えて、すっきりしたり納得したりする。 「自分を取り繕ったり自慢をするのってパワーがいる」、そうそう頷きながらしんみり。 「雨の日には太陽の恵みが欲しくなる」からと日の光をたっぷり浴びて作られた干し野菜を具材にした「雨の日のサンドイッチ」、薄茶色のパンに魚のマリネが挟んである「心が雨の日のサンドイッチ」美味しそう。 自分をいたわる甘いもの、豆乳甘酒今飲みたい。よそ見もいいなあ、がんばっている自分にありがとう、を言える余裕がほしいな。そんなひとり言がでてくる素敵な本でした。
19投稿日: 2025.09.06
powered by ブクログ喫茶ドードーはおひとり様専用のカフェ。 どうやら色々悩みを抱えた人がたどり着くらしい。 コロナ禍の時期、色々あったよなあ、とちょっと懐かしくなってしまった。 まあ、あれはあれでいったい何だってのだろう、って思うけどね。 丁寧な暮らし、選択制夫婦別姓等、今時の話題に考えさせられる。 丁寧な暮らしっていったいなんなんだろう。ちょっと憧れるんだけど、実は何でもないものかもって思ってしまう。 自分が丁寧に生きていればいいこと。 こういう言葉に憧れる人って自分が無いような気がする。ちょっと流行りのものに何でも飛びつく人って感じだ。 人は人、自分をちゃんと持って行きていこう。 そして、夫婦別姓ってちょっとわからなくなってきた。 別に賛成だし、法案だって通ればよい。だけどこれを求める人はどんな主張があって求めているかが分からなくなった、この話を読んで。 まあそんな事はさて置き、私も喫茶ドードーへ行ってみたくなった。 なので続編も読むことにする。
0投稿日: 2025.09.04
powered by ブクログ出てくる料理がどれも美味しそう、食べ物がテーマの児童書を読みまくってた小学生時代を思い出した、美味しいものを食べれればみんな元気になれる。
0投稿日: 2025.09.01
powered by ブクログ自分自身が快適ならそれが理想の暮らし。 期待通り面白かった。 そうだよなぁ…とじんわり心に響く短編集。 よくあるほっこりグルメ系の作品とは違った目線の心に響くフレーズに肩の力がふっと抜けるような感覚を覚えました。
1投稿日: 2025.08.22
powered by ブクログ山行のお供に持って行った。軽くて読み切れる作品を思ったのと、食べ物に絡んだ作品をたくさん読みたくて選んだ。 選んだこの作品はとてもリズムよく書かれていて、読んでいるのがとても楽しかった。 特に、語り部さんがそろりについて説明を加えたり、話をするのがとても良かった。また、そろりのおっとりとしているが、ズバッと言い切る性格が爽快だった。彼が作った料理も美味しそうで、早く下山して美味しい料理が食べたいと思うことがしばしばあった。 特に第二話の心が雨の日のサンドイッチの中のサンドイッチの具が美味しそうで美味しいで、今この山で食べたいと望むほどだった。 他作品もあるようなので、続きを近々読みたいと思う。
1投稿日: 2025.08.18
powered by ブクログ期待してたほどじゃなかったかも、ほっこり風の綺麗な文章で私には合わなくて途中で読むのをやめてしまった
1投稿日: 2025.08.14
powered by ブクログ自分もカフェに迷い込んだかのように物語の世界に引き込まれていった。カチコチだった頭の中がフワッと楽になるような文章ばかりでとても癒されました。
0投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログおひとり様専用カフェって近場で見たことがないけど、もしもどこかにあるなら行ってみたいなぁと思った。1話ごとに登場人物が変わるけど、話が繋がっていたりして前話に登場した人物や内容が組み込まれていてそこに繋がるのか〜って感心したり。そして出てくるお料理が美味しそうで、お腹が空いてくる。カフェに行きたくなった。元気もらえるような、そんなカフェに私も出会ってみたいと思う作品でした。
0投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログおひとり様専用カフェって、本当にあったらいいですね。 店主がちょっと変わっているけど、疲れてやってきた人の心を癒してくれる。日本人は頑張り過ぎです。24時間働けますか?の時代はとうの昔に終わってます。 もっとリラックスした人生を歩みたいものです。
0投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログ外から俯瞰しながら誰かが語るというスタイルですが、この誰かも正体があって、なかなか創られているなと感嘆させられました。 一話一話の登場人物が抱える悩みや問題は親近感もあり、特に最終話に関しては年代は違えども、自分に語りかけてくるようでシンミリとしてしまいました。 カフェ店主の、そろりという愛称も、キャラクターも良かったです。
0投稿日: 2025.08.07
powered by ブクログ私が買った時は26刷発行とあり、さぞ面白いのだろうと思い読み始めたのだが、私にはさっぱり。 この暑さのせいかもしれないが、ほとんど読み飛ばしてしまった。 3話に 毎日、口を開けば暑いしか出てこない、 最高温度が30℃を超えると真夏日とあったが、 今は35℃を超える猛暑日、それどころか 40℃を超える日も続出! 全くこの本とは関係ないことを愚痴ってしまった。 こんな暑い中でも、つぎはもっと小説の中に引き込まれるものと巡り合いたい!
20投稿日: 2025.08.06
powered by ブクログ人気な作品でシリーズ化もされているので、期待値が高すぎたのでしょうか。装丁からも、食を通して癒されるようなそんな作品なのかなと思いながら読み始めました。 結論から言うと私にはハマりませんでした。たぶん良い作品ではあると思います。コロナ禍のことが思い出されて、登場人物を通してほっこりするよりも、鬱屈とした気持ちが残りました。そこを求めて読んでいたわけではないので、なんとも残念な印象です。これは受け止める側の問題だと思うので、時が来たら私も楽しく読めるのかな。 長年の不妊治療の末にご懐妊された方に、気にしているかもしれない高齢出産のことをわざわざ口に出す場面がありました。登場人物の無神経さを表現しているのならわかるのですが、そういうわけではなさそうなのも、もやもやしました。私が、コロナ禍を思い出しすぎて、心が狭くなっているのかもしれないですね。
11投稿日: 2025.08.03
powered by ブクログ店主そろりさんのお客さんに言う言葉が 読み手に対しても伝えてるような 、、 読んでいてもとても不思議な感覚でした 〇 * 言葉1つ1つがなるほどと考えさせられる … ! 自分自信も 「 こうしないといけない … ! 」 「 それではいけない ! 」とどうしても 固定観念にとらわれすぎてしまうとき 、 一つの形や答えにこだわらなくても 自分なりの方法を探して生きていけばいいんだと 改めて考えさせられました 〇 。 常識や慣習にとらわれすぎずに 自分らしさをちょっとずつ見つけてみたいなと ほっこり思える一冊でした ⸝⸝ᵕ ᵕ⸝⸝
0投稿日: 2025.07.30
powered by ブクログ知らないうちに誰かを癒していて、誰かを救っているかもしれない そんなことを感じさせてくれる短編集 タイミングや1つの視点からでは見えないけれど、立ち止まったり距離を置いてみたり、色々な方法で別の世界が開けることがある おひおりさま専用カフェに集まる働く女性たち 店主のそろりさんは、つかず離れず、説教することもカウンセリングすることもなく、その人に必要な時間を提供する 重いものもパリピなものもダメな時に読みたい一冊 ナレーションの秘密とそろりさんの由来は分かったけれど、経歴も気になるところ
0投稿日: 2025.07.23
powered by ブクログはたらく女性たちが、コロナ禍を通じて自分の本当に大切にしたいものを考え直していく話。強く訴えかけてくるものはないが、それぞれの場面が想像しやすく読みやすい。
0投稿日: 2025.07.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
住宅地の奥でひっそりと営業している、お一人様専用カフェ「喫茶ドードー」。ここには、悩みを抱えた人が訪れます。そんな人たちに店主そろりが悩みに効くメニューを用意してくれます。 カフェというスポットは、ひと息つくことができる。それは人生の疲れ、仕事の疲れ、SNS疲れ、など様々な悩みを癒してくれる。 「自分も仕事の進退に一喜一憂しすぎて、人生を大切にできてないかも…」 そんなときこそ、 一杯の珈琲と美味しいご飯で心身ともに休める事が大事だと気が付かされた。 自分は、カフェによく行くので、 心休められる自分の好きな居場所となりうる カフェを見つけたい。
6投稿日: 2025.07.08
powered by ブクログおひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」で、店主のそろりが美味しい飲み物や食べ物でお客さんの心を優しくほどいてくれる。こんなカフェがあったら辛いときや疲れたときの癒しになるだろうなぁ。出てくる食べ物がどれも美味しそうで、お話全体の雰囲気も暖かくて、読んでいると眠くなる。優しい言葉だけでなく時にはピリッとしたことも言うそろりが面白かった。
6投稿日: 2025.07.07
powered by ブクログブクログでよく見かけた本なので読んでみる事に。 喫茶店に来てお客さん達のそれぞれの悩みのヒントを見つけるそんなお話。 似たようなお話は他の小説にもあるなと思いながら読み進めたけれど、その中でも現実的な内容で落ち着いて読む事が出来ました。 読む人によっては自分と同じ状況だなと共感出来るのではないかと思う。 疲れた時にちょっと美味しいものでも食べながら読みたくなる本です。
28投稿日: 2025.07.05
powered by ブクログ一つの形や答えにこだわらなくても、自分なりの方法を探して生きていけばいいんだと気づくことができた。 常識や慣習にとらわれず、自分らしさをちょっとずつ見つけてみたいなと思える一冊だった。
0投稿日: 2025.07.01
powered by ブクログむくりさんのお客さんに言うひとこと。 物語としては、そのお客さん個人に対して言ってることだけど、読者の私にも言っているような感覚になる。 ドラマでいうと、2人の会話が映し出されていると言うより、むくりさんがカメラ目線で話しかけているような。 その言葉がじわ〜っと心の中で溶けていく瞬間が好き。あっこれ書き写しておきたい!って思う。疲れてトゲトゲしている時に特に読み直したい本。
0投稿日: 2025.06.30
powered by ブクログ5つの優しい短篇です。 日々のことに疲れた時に、ふっと癒してくれるそんな喫茶店が登場します。 登場人物とともに、読者も癒されます。 各話がほんのり繋がっているので、その繋がりを探すのも楽しかったです。
1投稿日: 2025.06.26
powered by ブクログ毎回あるちょっとしたその人あての贈り物をやんわり断られる姿がちょっと前に読んだ作品に出てきた小町さんに重なった。向こうはちゃんと受け取ってもらえるけど笑 当時の時代背景もあって随分窮屈に生きていたなぁと自分のことも省みながら物語の人物たちがほっと癒されていく姿にこちらも癒された。 癒される過程にストレス要因になるちょっと、いやかなり嫌な人たちが出てくるのが若干辛いところかもしれぬ。癒されるためにイラっとしないといけないのか、的な。
6投稿日: 2025.06.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドードー視点と登場人物視点で文体が変わるというのが珍しかったです。 少し意識が高い人達のお悩みを解決していく素敵な喫茶店のお話でした。 落ち葉の絨毯に腰を下ろしてみたいです。
0投稿日: 2025.06.13
powered by ブクログ生きるのに疲れた人が喫茶店で癒やされるお話。 短編集のようになっているので登場人物に感情移入しにくく、お話もちょっと薄い感じ。 悪くはないんですけどね。
0投稿日: 2025.06.13
powered by ブクログ現代人のお悩みや心の疲れに気づきを与えてくれるような一冊。 私のモットーは「人と比べない」「足るを知る」だが、やっぱりそれを大事にしようと再認識した。SNSなどでは特に人との距離が近いので、お金持ちや自分の理想とする(ように見える)人と自分を比べて、劣等感や嫉妬や虚勢やなんやらで自分をかき乱されたりすることが多いと思う。自分の持っているものは何も変わらないのに、比べることで途端に陳腐に見える。比べずに自分や持っているものを大事にして過ごしていけるように意識していきたい。 そろりのことを語るときにですます調の文章になり、それ以外の文章はだである調なところがおもしろかった。そろりパートはまるで絵本のような雰囲気で、現代人のお疲れモードとの対比がくっきりしていて、ファンタジーっぽいのに現代(しかもコロナ禍)ともうまく融合していたと思う。
7投稿日: 2025.06.09
powered by ブクログ私の好みの文章でした。初めての作家さんなので、パラパラ読みしてから買いました。優しい感じの言葉選びに心がほんわかと温かくなりました。続編が出てるらしいので直ぐに買いに行きました。長く続いてほしいですね。
5投稿日: 2025.06.08
powered by ブクログあの本、なんだったっけ? あの疲れた人が、ふらっと出逢えるカフェ··· 店主の名前は?ふらりだったか? 半年くらい前に読んで、急に思い出して、また読みたくなる本かな
0投稿日: 2025.06.04
powered by ブクログ悩める人が訪れる『喫茶ドードー』。そこのマスターである『そろり』。何か不思議な人だった。なぜ、お客様が悩んでいる事が分かって、それを解決するようなメニューを出せるのか?それと、そろりの事を客観的に説明しているのは誰なのか?謎は多いけど勇気づけてくれる作品だった。
15投稿日: 2025.06.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あんまり響ききらなかったかも。 まだコロナが小説内に出てくること慣れない… なんか疲れちゃう。 選択的夫婦別姓の話も、基本的に肯定派なんだけど推進派の強い考えとかも疲れちゃう。 起承転結の結あたりは納得して読み終わるんだけど、全体的に疲れたなって印象が残る。あれれ。 ですますで文書始まった時はどうしようかと思った。苦手だ。児童書読んで気持ちになる。結局地の文はドードーだったの?(ドードーって絵文字あるの!びっくり!) あとそろりにあんまり惹かれなかったんだよね。唐突にナゾナゾみたいなアドバイスされても…って行ってみたいとも感じられず…うーん。あんまりハマらなかったね。
1投稿日: 2025.05.27
powered by ブクログなんでドードー?そろり?って思いながら読んでたけど最後に分かったのでスッキリ。 なんかどの話のどの悩みも、人間味があって共感。そしてそれに対する言葉も、ちゃんと自分に響くものがあって。 店主が発する言葉がドンピシャだけど、どうしてそんなに分かるの?色々な経験があってそういう言葉が飛び出すのかな? 日常でも思うんです。必要な言葉をくれる人っているじゃないですか。あれって、色々経験したり周りの話を聞いたり相手を想像したりするから出てくるんですかね。ここ至るまでどんな風に辿ってきたのだろう、とすら思うことあります。 店主さんのことがもっと知りたくなるなぁ。なんて。 短編集なので読みやすかったです。 それぞれ色々抱えてるのが見えて こんなあれこれ悩んでるのは私だけじゃないんだなって思えて良かったです。
0投稿日: 2025.05.27
powered by ブクログ喫茶ドードー店主のそろりと、お店を訪れる人たちの日常の物語。 そろりはもしかしたら仕事に疲れ、息詰まってしまい、「のろまに生きる」ことを目指して、喫茶ドードーを始めたのかもしれない。訪れるお客さんへ向けて、そろりが些細な幸せについて話す場面がすごく好き! SNSに振り回されたり、仕事を抱え込んだり…様々なお客さんがいるけど、ホッコリと優しく接するそろりに対して、読んでいてとても心が温かくなった。
11投稿日: 2025.05.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
住宅地の奥、そこだけ木々に囲まれた森のような空間にあるおひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」。 バスケットを滑車で届けてくれたり、落ち葉の絨毯が席になったり、すごく素敵なカフェ。こんなカフェが近くにあったらいいなぁ。 第一話。私もSNSで「ていねいな暮らし」を見て、やってみて、挫折して。私ってなんてダメなんだ、って思ってた。でも、わたしはわたしの丁寧さ、快適さで自分を大切にできればいいんだ。可絵を通して、私も自己肯定感を高めてもらった気がする。 第二話の雨の描写が、鬱々とした梅雨ではなくて、優しく私を包み込む恵みの雨っていう感じに思えて好き。雨の日だからこそ、サンドイッチを盛り盛りにしたり、雨の日は太陽の恵みが欲しくなるから日の光をたっぷり浴びて作られた千し野菜を具材にしたりするって私にはない発想で、日々を、暮らしを楽しむってこういうことなんだろうな、と思った。ものすごく素敵な考え方。 1番響いたのは、第三話。 私も仕事で、誰に言われたでもなく、勝手に自分を自分で追い込んで自己満足を得ていたんじゃないか。それで周りから置いて行かれた気になって焦ったり不安になったりして。これまで休日出勤や持ち帰りの仕事、残業も厭わずにガンガンやってきて、それが無駄ではないと思っているけれど、もう少し肩の力を抜いて仕事をしてもいいのかも、と思えた。 どのお話もコロナ禍の環境の変化が描かれている。 読書から少し離れていたこともあって、ガッツリとコロナの影響を受けているお話は新鮮、というか、自分の経験したことが物語になっている感覚がなんだか新しく感じた。 私の好きな連絡短編集。各話の登場人物のさりげないつながりが楽しかった。 ちょっと早起きしちゃったお休みの日に、お布団の中でぬくぬくしながら読んでいたい優しい気持ちになる一冊。
1投稿日: 2025.05.16
powered by ブクログ短編だとおもいきや、誰かが誰かと繋がっている。 誰かは誰かに影響を与えている。 自分なんか…とおもいきや、知らないところで誰かの支えになっている。 そんなものかもしれない。 お気楽に、気負わず、明日を目指していきまっしょい。
2投稿日: 2025.05.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【君にとっての幸せって?】 ◎読みやすい 【感想】 スッと読める文章であっという間に読了。 コロナの頃に書かれた本で、ああ、あの頃はそうだったなぁと振り返りました。 悩めるそれぞれの主人公に、喫茶店の店主「そろり」が優しく寄り添い、読みながらゆっくり時間が流れるような体験を味わいました。日常に疲れておりましたが、ふと立ち止まることができる1冊でした。
0投稿日: 2025.05.12
powered by ブクログおひとり様専用カフェ『喫茶ドードー』行きたい! 5話それぞれの主人公達が知らず知らず何処かで繋がっているって話好きです。 コロナの時ってこんなだったなぁとしみじみ。 生活スタイルが変わって、コロナに対する考えも人それぞれで、見えないストレスが溜まっていって⋯。 自分の幸せって何だろうって、立ち止まって自分の声に耳を傾ける時間って大事だなと思う作品です。
25投稿日: 2025.05.11
powered by ブクログおいしい食べ物と素敵な店主さんの出てくるお話は間違いないですね コロナ禍を思い出し切なくなりながら読みました あたたかくて素敵なお話でした
1投稿日: 2025.05.07
powered by ブクログあらすじを読んだ時に、「SNSで発信される〈ていねいな暮らし〉に振り回されたり、」って書いてあるところに、「あれっ?それって、私のこと?」って思って、気になって読んだ本。 ある住宅街の奥に突然あらわれる、「森のキッチン」と呼ばれる、おひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」。 この喫茶店には、日ごろ頑張りすぎて、ちょっと自分を見失いそうな人たちの前に偶然現れる。 この喫茶店で出されるメニューの名前がちょっと変わっているけど、疲れた心に染みるネーミング。 どの話にも、コロナ禍が関係していて、突然変わってしまった世の中に積み重なってできた不安感や孤独感に共感を覚えた。
1投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ多くに人々に読まれ支持されてきたのが納得できる標野凪さんの「喫茶ドードー」シリーズの1冊目。 街中の路地を入った突き当たりにあるおひとりさま専用の山小屋風の喫茶店「喫茶ドードー」とこの店の主人そろりさんが主人公。 第一話「自己肯定力をあげるやかんコーヒー」 第二話「心が雨の日のサンドイッチ」 第三話「自分をいたわる焼きマシュマロ」 第四話「森のおとしものと森のおくりもの」 第五話「幸せになる焼きリンゴ」 コロナ禍中、今から少し前の時代設定で描かれるのは それぞれに悩みや問題を抱え込んだ人たち。 SNSや〇〇ログで喧伝されることもないカウンター席に5つの椅子が置かれた「喫茶ドードー」を訪ねるのはたまたま通りかかったり、同僚がポスティングに立ち寄った時の話を思い出したり、そこだけ鬱蒼と樹々の繁った様子に惹きつけられたりして、のこと。 5つの物語の登場人物がとても巧みに互いに緩やかな繋がりを持っているように描かれているのも楽しい。 喫茶ドードーを介してある視点で店周辺に生息する人たちの暮らす街の輪郭が読者に形作られていくようなそんな感覚になってくるので。 いまのところ地元の図書館にはこのシリーズの3作目の蔵書がなく残念です。
2投稿日: 2025.04.30
powered by ブクログずっと気になっていましたが、最近娘に勧められて「よし!読もう!」と購入しました。 5つのお話が詰まっていますが、年齢はバラバラで身を置く環境も各々。ぼんやりとした不安や違和感を「喫茶ドードー」ほぐし、あたためてくれます。 引きでみると、みんな誰かと何かで繋がっている。 絵本のようなドードーの語りも良かったです。
1投稿日: 2025.04.30
powered by ブクログあったかいお話でした。 どこか不思議な雰囲気を放ちながら、しっかり芯を射止めるそろりさん。 こういうカフェが近くにあったら、絶対通い詰めます。
11投稿日: 2025.04.28
powered by ブクログずっと気になってた本で、やっと読めて念願でしたᵔ-ᵔ おひとり様専用の喫茶店からいくつかの物語が繰り広げられるのですが、毎日頑張りすぎている現代人にとって、頑張らなくてもいいんだよ、ここでひと休みしようと語りかけてくれるような本ですт т こんな喫茶店が現実にあればいいなあって思いながら読んでました(笑)
2投稿日: 2025.04.27
powered by ブクログ大人のための絵本、大人のための童話、そんな風に感じました。 何かに悩んでいたり行き詰まっていたり、そんな人が喫茶ドードーで癒されてちょっとしたきっかけがもらえる。そんなお話です。 選ばれている言葉が優しくて、それもこの作品が持つ丸さにつながっているのだと思います。心が下向きの矢印になっていたり、ささくれている人はこの丸い感じのする作品を読んでみてはいかがでしょうか。 美味しそうな物も出てくる、優しいマスターも出てくるこの作品でホッとひと息つけるかもしれません。
1投稿日: 2025.04.26
powered by ブクログちょうどコロナで生き方ががらりと変わった頃を 思い出す作品でした。 周りの環境がかわったり、何か違和感があったりと やり過ごしてきましたが、 なにかしらはストレスも抱えてたのかなと。 ちょうど、ていねいな暮らしも流行っていた頃で 一話が、わかる……とてもわかる……となってました。 連作なので、以前の作品に出てきた登場人物も ちょっこりでてくるのもほんわかとなります。 そろりさんの人柄がなんともつかめない、 のんびりとした人でしたがもしかして 登場人物のように何か抱えて生きてきたのかなと 次作も気になります。 今日は自分をいたわる日にしようかな。
0投稿日: 2025.04.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日々の仕事や生活に疲弊した人たちが、喫茶ドードーに足を運ぶことで、生き方のヒントを得ていくところがいい。 特にSNS疲れの人に対して、そろりの「よそ見するくらいがちょうどいい」という発言は、自分にも当てはまるところがあるなと思った。 また、仕事に疲れたときこそ、カフェなどでのひとり時間を大切にしていきたい。
0投稿日: 2025.04.23
powered by ブクログ現代人が感じる現代に対しての疑問や憤りを上手に包み込み、本当に大切なものは何かを考えさせてくれるいい本。なかでも「丁寧な暮らし」の章が1番心に響いた。現代人に共通して言えることだけれども皆余裕がなさすぎる。何をするにしても常に心の余裕を持ち続けたい。
0投稿日: 2025.04.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
心がぽっとするような、大変な日常のセーフゾーンにいる気持ちになる。 コロナ禍、これくらい規制されてたなあと懐かしく思いつつ、もう共感はしづらかった。 ちょっと教訓を押し付けてくる感じが、うーんって思う。カフェ店員さんが、そんな強く喋ってくるのやだなあ 後半3つの女性の悩みが、分かる!!という感じ。自分もだれとも結婚せず、キャリアを追い続けるんだろうなと思う。 みなさん素敵な女性だった。
0投稿日: 2025.04.19
powered by ブクログ『それでいて楽しい気分になるのではなく、駄目な自分に落ち込む。』(p.49) 『これじゃあまるでスマホ中毒だ』(p.49) じゃあなぜ「ていねいな暮らし」をSNSでわざわざ見てしまうのか? 私が今の暮らしに満足していないからだ。 もっと部屋をオシャレに綺麗にしたい。掃除が行き届いていて、手の込んだ料理はお手のもの。 そんな暮らしを、本当は望んでいるからだ。 でも現状出来ていない。満足した暮らしを送れていない自分にバツ印を付ける。 『押し寄せてくる圧に、吐き気をもよおした。苦しい。逃れたいのに、どうしても手に取ってしまう。』(p.141) まるで今の私を表しているかのよう… 現実に疲れているはず。自分を労りたいなら、そういった情報からは離れるべきと頭では分かっているのに、どうしても手に取ってしまう。 変わりたいから。楽になりたいから。 苦しいと分かっていても求めてしまう。 でも楽になるための手段は今の私を苦しめるものが多い。
0投稿日: 2025.04.13
powered by ブクログ読めばきっと心がジャムになるだろう。 この本との出会いは単なる偶然であった。しかし、読めば読むほどこの作品は、自分の世界をパステルカラーのようにしてくれた。誰もが感じる苦悩や劣等感、醜いと感じる心を喫茶ドードーが、そろりが、料理が優しくすり潰してくれるようだ。現代に足掻く老若男女を否定することのないとにかく優しい作品。
1投稿日: 2025.04.11
powered by ブクログ装丁のかわいらしさに惹かれて購入。 絵本のように読める本かと思いきや、コロナ禍でそれぞれの年代の問題を抱えた女性たちの短編集。 なぜか弱った人が辿り着ける『喫茶ドードー』でちょっと風変わりなマスターから接客を受け、問題が解決する訳ではないけれど自分と折り合いをつけながら心の持ちようを変えていこうとする登場人物たち。 悩める現代人のお話にほのぼのした物語が織り混ざったような一冊。
16投稿日: 2025.04.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アップルパイが好きなのでこの表紙を見た時から絶対読まなきゃ!と思って購入( ´˘` 笑)買って満足してしまい後回しにしていたがそろそろ…と思い読むことにしました。 作者は現役カフェ店主でもあるらしくまさにこの本にピッタリだなと思った。(行ってみたい!) 住宅地の奥でひっそりと営業している、おひとりさま専用カフェ。「喫茶ドードー」にはがんばってる毎日からちょっとばかり逃げ出したくなったお客さんがふらりと訪れる( ᴗˬᴗ) 短編集で、コロナ禍のお話みたいでした。(でも各話ちょっと繋がっていた!) 元気な時には気付かない場所なのかな、、辛い時にふと目に止まるカフェ。そこのメニューは訪れる人にピッタリなメニューが(*ˊ˘ˋ*) 店主のそろりさん側の目線の時の書かれ方がなんだか面白い(笑)そろりさんを見てる人が喋ってるような。それはお店である「喫茶ドードー」なのでしょうか( ˙꒳˙ ) 近所にそんなおひとりさま専用カフェがあったらぜひ通いたいなぁと思ってしまう。「森のカフェ」とも呼ばれているようで素敵⟡.· 気になるアップルパイは最後の最後に出てきました(笑)
6投稿日: 2025.04.03
powered by ブクログコロナ禍のひとたちのものがたり。 "ちょっと疲れちゃった人"におすすめ。 喫茶ドードーのそろりさんがお料理や飲み物と共に悩みに寄り添ってくれてあたたかい。 1話ごとに登場人物が変わるけど、別のお話にもつながっているので人の輪も感じられる。 青山美智子先生とは長月天音先生の本が好きな人は、特にハマる気がする。
0投稿日: 2025.04.03
powered by ブクログおひとり様専用の「喫茶ドードー」で、悩みを抱えた女性たちがそれぞれちょっとずつ癒されて前に進んでいく。コロナ禍でのお話。 年齢が近いのもあり、小夜子に一番共感できた。 「他人に寄り添うって」 「言うは易く、行うは難し」 わかる。職場でいろんな人の事情や言い分を聞いて、それぞれに寄り添いたくて仕事の配分調整して。でもそうしてるうちに自分が疲れちゃうんだよね。 ほんとに疲ちゃうのよ。 私も七輪でマシュマロ焼こうかしら。 登場人物が少しずつリンクしてるのも連作短編の楽しさのひとつ。 心が疲れたら、またこのシリーズを読んでみよう。
70投稿日: 2025.03.22
powered by ブクログおひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」。 店主そろりさんの美味しい料理と、樹木に囲まれた落ち着いた空間が、日頃から頑張りすぎて疲れてしまった心を癒してくれる。 不思議とそのとき訪れる人に必要なものがメニューになっているのだけど、押しつけることなく、そっと寄り添ってくれるように優しい。 毎日生きてくのに必死で、コロナ禍においては人との繋がりが希薄なものとなり、どこか殺伐とした社会に。そんななかでも、ホッとする時間って大切だね。 こんな素敵なカフェがあったら毎日でも通いたくなっちゃう。現実的な内容なのに、どこか童話みたいな心地よさのある物語だった。
65投稿日: 2025.03.21
powered by ブクログめちゃくちゃ面白かった…。 生き方に戸惑う人がきっかけをもうて自分を見つめ直すストーリーは大好物なんやけど、その戸惑いが逐一刺さる…。 わたしなんてぐうたらやし楽してるし心身共に鈍感やから、そうおいそれとしんどいとかいうたら恥ずかしいでほんまに、と、思いがちやけど、別の本を読んで、しんどい、と、いう資格があるかないかなんて考えなくていいのか…とこないだ思った。 この文庫本もそれに近いものがあるな…。 50代になって20代や30代と同じ働き方をしていることに対する思いとか、ああ…となる。でもなあ。養う人おるから働かんと仕方ないんやけどなあ。 自分の軸を持つ、白黒はっきりつけない、ゆっくりと変化する…。ささりすぎた。うう…っ。 一つのエピソードが長すぎないのがいいな。じめじめしすぎてなくて。 しかもこの本、微妙に連作短編なんよね。 もうどこをとってもめちゃくちゃ好きやな。 結局、自分の考え方を変えるって筋なのもいいんよな。 変えた先に自分の幸福があるという保証があるのなら価値観なんてすぐ変えれる。でも保証がないから踏み出せない。鶏卵問題。 だから、(保証もないのに)変えること、変わることは勇気がいるって、そういうことかあ…。 などと今ごろ思うのは、これまでわたしは変えずに生きてこれたのかもしれん。 気づきが遅すぎた、なんてことはないと思いたい。 (だからって変われるわけでもないけど…) 環境を変えることはこれまでも多かった。環境を変えたことで自分も変わった気になってるんやろうな。 …で、そろそろそれをやめたい、と、思っている(去年あたりから)。つながるわ、いろんなことが。 まず自分にありがとうっていうっていうのもささった。 自分を労るとか自己評価をあげるなんてわたしには難易度が高すぎるけど、ありがとうということからならできるかもしれん。 残り少ない人生、生活も変えたいけどわたしがわたしへかける言葉も一番変えたい。 付箋を貼りたい箇所はようけあったけど、それをするのも惜しいくらい、一気読みした。 続編も読もう。
5投稿日: 2025.03.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
心に余裕が無くなりそうだなと思って読んでみました。1話完結のオムニバス形式かと思いきや、話の節々に前作に登場した人物が出てきたりと話がリンクしてるのが個人的には好きな構成で、面白いと感じ、読んですっきりとする作品でした。あと料理の豆知識や雑学も知れてまた一つ勉強になりました。次回作も読みたいです。
3投稿日: 2025.03.19
powered by ブクログ文体がであるとですますを行ったり来たりするのが分かりづらく挫折しかけた。ゆるい連作短編のような構成は良く、ひとつひとつの話も癒された。
1投稿日: 2025.03.17
powered by ブクログほっっっとする話だ〜〜〜!!! グルメ系小説?にあたるんだろうか。こういうジャンルは初めて読んだけどほっこりして大切に大切に読み進めました。 この視点は一体誰だろう?という疑問が最終的に晴れ、途中の描写もこうだからこういう描写にしたんだって分かって面白かったです。
0投稿日: 2025.03.11
powered by ブクログ日々いっぱいいっぱいで凝り固まった考えを、ふとした言葉でほぐしてくれる。 どの話も、日常を過ごす上でヒントになるような視点を与えてくれて、ほっこりした。 こんな素敵なカフェが本当にあったらいいのに。
0投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログコロナ禍の小説なのか、その時に大きな話題(問題)となった内容を議題に話が作られてきます。ジェンダーや感染対策、男女の役割等々。最終的に喫茶ドードーの主人が皆の心を穏やかにするヒントを与えてくれますが、なんとなくずっと冷ややかに読んでしまっていました。説教臭くて。作者の思想の主張に使われた作中の人々。作者の考える理想を生きる人々。それは最後まで変わりませんが、終わり方は綺麗だったと思います。終わりよければすべてよし。
0投稿日: 2025.02.28
powered by ブクログ"ほっと一息つきたい時" に読んでください★ たまたま本屋で気になって、シリーズごと(3冊)まとめて買いました。 おひとり様専用のカフェで、店主「そろり」とお客さんの交わす会話に心洗われました。 喫茶店での話はそんなに長くなく、一人一人の登場人物のストーリーを中心に描かれています。 登場人物の悩みや生き方、考え方に共感してうなずいたり、わたしならこう考えるけどなぁと思ってみたり、気楽に読むことができます。 電車や寝る前など、ちょっと読みたいなって時におすすめです★
2投稿日: 2025.02.25
powered by ブクログ続きが読みたくなる連作短編集だった。仕事や生活に疲れた人たちが、ふとした瞬間に目にとめる森の中の喫茶店で、店主が優しく心をなぐさめる。疲れた心に効く喫茶店のメニューも気が利いていて、読んでいて心が温かくなった。私の心の疲れも取れた気がして、嬉しかった。続編も読んで、癒されたい。
7投稿日: 2025.02.25
powered by ブクログタイトルが気になって手に取った1冊。 文体がコロコロ変わるので最初は正直読みにくいなぁと思っていたのですが、最後まで読んだところその文体にも意味があったことに驚き、とても納得がいってすごくスッキリしました。 あれこれ考えて疲れてしまう人、生きる意味を探してしまうような人にはすごく染みる本だと思います。心が疲れた日に読み返したいです
1投稿日: 2025.02.24
powered by ブクログ喫茶ドードーを訪れるお客さん同士リンクしていて短編小説だけど、一冊が一つのストーリーとして楽しめました。 人生に行き詰まりを感じた時に読みたい一冊です。
4投稿日: 2025.02.23
powered by ブクログわたしたちは、すっかり幸せに慣れてしまっているんだなとしみじみ感じた。世の中や身の回りの技術が進歩したことで、生活の質が高くなったり楽になったり。 その中で、わたしたちはもっともっとって、上ばかりを目指しているのかもしれない。だから、小さな幸せも見逃して、自分には何もないとか不幸なんだろうかとかって考えてしまうんじゃないか。そんなことを改めて感じさせてくれる一冊だった。 そろりはエスパーなんじゃないか。そしてわたしも、ドードーのような生き方をしてみたい。毎日に散りばめられている幸せの欠片を見つけていきたい。
3投稿日: 2025.02.23
powered by ブクログ店主が話していたかと思ったら急にその章の主人公が 話し始めたり、今度は店主の行動の説明があったり 読むのに一度挫折というか躓いてしまいました。 こんなカフェがあったら、行ってはみたい…。 各章の主人公たちが、店主と話したり 飲んだり食べたりして気持ちに余裕が生まれたり 考え方が少し変わったり本当の夢に気づいたりして 自分も、少しでいいから気持ちに 余裕が持てるようにしたいなって思いました。
5投稿日: 2025.02.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」 悩みを抱えた人々が訪れ、マスターのそろりと出される料理に癒されるというお話。 そろり自身にも苦悩していた過去があり、店名の由来に繋がる。 そろりの言葉は若干説教じみてるけど、ラストの絵の秘密が微笑ましい。 日常を描いた作品だからか、少し平坦な印象。コロナ禍の生活が反映された一冊。
0投稿日: 2025.02.17
powered by ブクログコロナ時代の話。 おひとり様カフェが近くに欲しいし、 喫茶ドードーのように「あなたの悩みに効くメニュー」を用意してくれるお店があったらいいのにな〜って思っちゃう。 そろりさんがいつも素敵な方で、自分も行き詰まった時に話を聞いてほしいな〜って思った。 でも。 喫茶ドードーのようなお店はないかもしれないけど そろりさんのように悩みを聞いてくれて、 受け入れてくれた上でアドバイスもいただける そんな方々が自分の周りにはいるから、 本当に恵まれているんだと思う。ありがたい。
1投稿日: 2025.02.16
powered by ブクログ現代社会に対して生きづらさを感じる人々のお話。 気付かず染まっていく姿、人に対して疑問を持ち続ける姿。どうしようもないで終わらせない人々とそろりさんの言葉に心がふんわり軽くなる。 自分と重なる部分が多く、お話の初めは辛くなる気持ちを持ってしまうけど、最後には登場人物と同じように前を向き、進んでいく強さをもてた。 そろりさんのいつも最後に何かをプレゼントしようとして断られてしまう姿がかわいくて好き。
0投稿日: 2025.02.09
powered by ブクログ共感できる部分がたくさんあって、そろりと悩みを抱えた人たちの会話を読んでいく内にわたしの心まで解してもらった。
0投稿日: 2025.02.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一話完結で読みやすい物語かと思いきや、実は全ての話が繋がっていて、世間はやっぱり狭いと感じました。それぞれの話の主人公が店主そろりの料理と話に救われたり、実は繋がっている別な話の主人公もその話の主人公の救いになっていたり、心が温まる物語です。
0投稿日: 2025.02.07
powered by ブクログ本の装丁がかわいくてずっと気になっていた本をやっと読了。コロナ禍真っ只中に発売された本なので今(2025年)に読むともう懐かしくすらありますね。この数年ですら目まぐるしく情勢が変わってて人間の営みの時の流れに思いを馳せるなどしました。 おひとりさまカフェ店主のそろりさんがちょっと個性的で不思議。会話が成り立ってるのかちょっとあやしい感じがして(笑)メニューはどれもおいしそう。女性の悩みや怒りなど、わかる部分が多すぎて、ゆえに読むのがちょっとしんどかったです。解決してるわけではないし…。ドードーの絵は実際どんなものなのか見てみたくなる。
0投稿日: 2025.02.07
powered by ブクログタイトルと挿絵に惹かれて読み始めた本 喫茶ドードーというおひとり様カフェが織り成す、心がくつろぐ短編集 「ですます調」で進むところと「だ」で進むところがあり、最初は読みにくいなあと思っていたが、最後まで読むと「なるほど、だからか」と謎が解けた 話自体はおもしろく、ほっこりした気持ちや忘れかけていた気持ち・考え方などを思い起こしてくれる 一つ一つの話もそんなに長くなく読みやすい 続編も読んでみたい
0投稿日: 2025.02.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
標野さんの言葉選びが繊細で、ほっこりする本。 表紙のアップルパイのイラストに惹かれて読んだが、何度でも立ち返りたい本だった。 ◇備忘にこの本の好きな点3つ ・大事なことを、読者に一緒に気付かせる書き方になっている点 お客となる各ストーリーの主人公たちが、店主ソロリのメッセージの真意に自ずと気付いて言語化してくれるあたりが読みやすい(前後のソロリの人柄も愛おしい) ・5つのストーリーの背景が繋がっている点 (確かに、同じ商店街の喫茶店にたまたま出会う時点で拠点が近いことはわかるが)ちょっとした生活の一部が交差している点がお洒落。ぜひ読んで欲しい ・働く女性の心情の解像度が高い点 これは完全に個人的な意見だが、コロナ禍で働く女性達の仕事での苦労や葛藤、生活への焦りなどの心情を丁寧に描いていて、とても入りやすいと感じた。その職の経験があるのだろうか、くらい解像度が高い。読みながら自分も「これは嫌だなあ…」と憂鬱さを感じさせられた上で喫茶ドードーで浄化してもらえるため、より言葉が刺さりやすい…感動
1投稿日: 2025.02.05
powered by ブクログうーむw してやられた!w なんかこないだ読んだ『自分にやさしく生きる心理学/加藤諦三 著』の延長か、その答えを示されたように思った。 さらにわかりやすい例で示されたみたいな。 『雑味だって旨味になる。自分が美味しいと思えばそれでいい。人まねじゃなくて、自分の価値基準を持つ。自分が快適なら、それが理想の暮らしになるのだ』 『強くて柔らかい人間』 『毒だってたまには薬になるのです』 『どこに向かうべきなのか、途方に暮れる』 わかりやすい話の中に散りばめられた言葉たちがいちいち刺さる。 うわー泣くー。。゚(゚´Д`゚)゚。w
15投稿日: 2025.02.04
powered by ブクログ相手に対して何か黒い嫌な感情を自分が持ってしまった時とか、相手のことを羨ましがって疲れたときには心の処方箋として何回も読んでいます。 SNSの可愛い丁寧な暮らしの投稿に憧れて自分もやってみたいとかはよく思いますが、実際同じようにやろとしたら自分ができていないところが見えてきたり、めんどくさくなったり…結局嫌気がさしてしまったりしてそんな時に、自分は自分らしくいようって見つめ直せます。 相手の些細な一言にイラッとしてしまったりする時も、ああ、私今心が疲れてるんだ、余裕が持ててないなと思うようにして、自分の時間を大切にしたいです。 喫茶ドードーみたいな、まるで自分だけが知ってるひっそりとしたお一人専用カフェが身近にあったら嬉しいですね。 カフェに行くのもお金がかかっちゃうので頻繁にはいけないですけど、自分のテリトリーの居場所があるだけで騒がしい世の中から離れて逃げられる場所があるって素敵だと思います。
1投稿日: 2025.02.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
私はとても心が疲れている時にこの作品を読了しました。 心がとても癒されました。 そろりさんが言ってくれる言葉の一つ一つに力と癒しを感じました。 SNSで疲れてしまう、この現代。 InstagramやXなどで、自分をよく見せようとしている人も多くいる時代です。 そういうのをするのも見るのもエネルギーがいることだと。 毎日を快適に過ごすために何かを「しなければならない」 私も日常的によくある現象です。 快適にするためにはなにかしよ〜がしなければならないと義務化されます。 InstagramやXには色々な情報があります。 それは、良くも悪くも自分を無くすのだなと思いました。 癒され、心に刺さる言葉が多くある作品でした。
0投稿日: 2025.02.01
powered by ブクログドードーはどこなんだろ?と最後まで気になる。 そういう感じなのかと思いつつも、悪い気がしない。 誰にでも疲れた時間があって、それを癒してくれて、文体も柔らかくて世界観に浸れます。 童話を読んでいる気分になります。
2投稿日: 2025.02.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【収録作品】 プロローグ 第一話 自己肯定力を上げるやかんコーヒー 第二話 心が雨の日のサンドイッチ 第三話 自分をいたわる焼きマシュマロ 第四話 森のおとしものと森のおくりもの 第五話 幸せになる焼きリンゴ おひとりさま専用カフェ。コロナ禍で、心身共に疲れた人を、変わったネーミングの料理が癒やす。 童話のような語り口。
6投稿日: 2025.01.18
powered by ブクログ各章の主人公がぶち当たる悩みや葛藤は社会人なら誰もがそういうことあるよね〜、、と言いたくなるもの、登場人物のキラキラして見える部分だけでなく、腹の底にあるドス黒い感情が一人ひとりはっきりと書かれていた。そんな人間の黒いところを包み込むような喫茶ドードーと店主のそろりさん。 主人公たちはただ気に入らないのではく、でも自分にも悪いところがあるのかな、、という黒い感情と共存する優しい感情があって、その優しさに寄り添うようにそろりさんの言葉とメニューがある。 私の前にも喫茶ドードー現れないかな〜!!
0投稿日: 2025.01.18
powered by ブクログ喫茶ドードーはファンタジックなカフェで、落ち込んだ気持ちに合わせて、料理を提供してくれる。 どのお話も共感できるところがあって、アドバイスとともに、元気にしてくれる料理が出てくるから、癒された。
19投稿日: 2025.01.18
powered by ブクログすごく面白いというわけではなく、皆の日常を追いながらゆったりと読むことで、心地よい穏やかな時間を過ごすことができた。
0投稿日: 2025.01.10
