
総合評価
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powered by ブクログ賛否両論がある内容。でも私は色々考えた。死刑、人間の尊厳、贖罪、罪人は罪人だけに終わるのかとか、、、。主人公の逸脱した行為は倫理的には非難されるかもしれないけれど、個人的には理解ができる。人間らしさ、人間性、弱さ、人間だからなぁ、と感じました。
0投稿日: 2025.10.12
powered by ブクログ主人公の顕真もいいが、文屋も素敵。 信奉しているのは己自身の法律。 自分で自分の行動に納得できるか、これが大事だなと痛感。
1投稿日: 2025.09.11
powered by ブクログ教誨師という仕事を初めて知ったし、それが主人公のミステリは当然初めて読んだ。 まずは本作の評価について。さすが、どんでん返しの帝王。最後のオチ(犯人)は見事に驚かされた。終盤のタイムリミット・サスペンスの要素もありハラハラしてビックリして、そして最後は爽やかに終わり、というミステリとしては満点の出来だ。 本作を読んでまず感じたのは自分が如何に宗教(ここでは浄土真宗)を知らないかということ。基本的に興味がないし、救いを求めるほど苦しんでもいないので、まあこれは仕方ないかなとも思う。 次に現在の死刑制度の運用については問題が多いと感じた。死刑制度そのものは賛成。しかし死刑囚が国民の税金で三度の食事と寝場所が確保されている状態が何ヶ月も何年も続くのは如何なものかと思う。死刑が確定したら速やかに執行すべきだし(刑事訴訟法475条2項には判決確定から6ヶ月以内に執行とあるが訓示規定であると理解、運用されている)、そもそも執行の意志のない人間を法務大臣にするなどは論外だ。ただし、速やかに執行するのであればそこに冤罪があってはならず、警察、検察、裁判所といった司法機関は今以上に正しく厳正な犯人検挙と裁判を行うようにしなければならない。 色々と考えさせられるユニークな作品だと思う。
23投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どんでん返しの中山さんだけあって、なかなかの結末でした。 恩人でもあり友人でもある男が死刑囚として目の前に現れたら、何故そんなことになったのかと困惑すると思う。その疑問をうやむやにはできなかった男が、事件を洗うという展開。 小説ならではのご都合主義な展開もありますが、ヒリヒリするような切迫感が読み手を追い込んでいきます。 読後感は悪くなく、救いのある展開だったなと。
0投稿日: 2025.07.14
powered by ブクログ少し前に読んだ「能面検事」にオチが似てたけど、んなことどうでもいいです。 坊さんと刑事が死刑囚の無実のために走り回る! 面白くないわけない! 坊さんの終盤の暴れ様はステキ(笑) おもろかった!
1投稿日: 2025.07.07
powered by ブクログ教誨師:刑務所で受刑者などに対して徳性教育をし、改心するように導く教誨を行う僧侶等のこと。らしい。まず教誨師という仕事があることを初めて知った 同級生が死刑囚として収容されてしまう。 学生時代に雪山で彼に命を救われた僧侶は、「彼は人を殺すような奴じゃない」 と事件を調べ始める。解決の糸口が見つかった時、なぜか死刑執行が早まってしまう。
1投稿日: 2025.06.30
powered by ブクログ不満も何も無い、安定の面白さ。 教誨師を扱う作品は他の作家さんのもので数作読んでいますが、破天荒ナンバーワンでした。 ごちそうさまでした。
37投稿日: 2025.06.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
僧侶の高輪顕真が教誨師として拘置所で出会った男は命の恩人だった。殺人を犯したとは思えない、その気持ちが教誨師の資格剥奪、破門される可能性もあったのに職務を越えた行動に移る。文屋刑事と顕真の熱い気持ちが死刑執行直前の中止に繋がった。 門主が顕真にかける最後の言葉もよかった。 現実の教誨師とはかけ離れてると思うけどミステリーなので楽しく読めた。
1投稿日: 2025.04.22
powered by ブクログ教誨師の高輪顕真が拘置所で出会ったのは、命の恩人でかけがえのない友でもあった関根要一…彼は、死刑囚でその執行を待つ身だった。顕真は関根が凶悪事件を起こすはずはないと、事情聴取に関わった刑事とともに関根の事件を調べ始める…。 途中まではよかったんだけどな…というか、終盤までドキドキでしたよ!調べるほどに浮かびあがってくる新事実…なのに、関根の死刑執行日が決まる…。いくら、関根が自首したとはいえ、真犯人があの人だったとはいえ、当時の捜査がずさんなものだったから、冤罪が起きるわけでしょう?ちょっと調べただけで、こんなにも重大な事実が判明したわけだから…。教誨師であるお坊さんと刑事が事件の捜査をする構図はおもしろかったけれど、エンディングには、私的に納得がいきませんでした…。 教誨師って仕事をもっと知りたいとは思いました。私が初めて教誨師って仕事を知ったのは、ドラマだったと思います。そうそう、登場はしなかったけど、御子柴弁護士のことと思われる会話がちょこっとだけでてきて…さらに御子柴弁護士シリーズ、読みたくなりました。でも…もうちょっとしてから、他に読みたい作家さんの本も溜まって来ちゃったんで(^▽^;)
65投稿日: 2025.01.29
powered by ブクログ作者である中山七里の作品は初めて読んだと思うが秀逸であった。特に登場人物全員がそれぞれの道のプロフェッショナルで、会話が全て論理的であり納得性があった。ストーリーも面白く、一気に読み進めた。取材力の賜物。同作者の作品を読んでみたくなった。
0投稿日: 2025.01.05
powered by ブクログ以前、アポロンの嘲笑での感想で話の流れで途中でエピソード的な話が入ってくると批判的でしたが作者は意図的にされてあると言う事が分かりましたが、私はすきではありません。作品の感想は大変面白かったです。さすが中山七里らしさでいっぱいでした。今後も楽しみに読みたいです。
1投稿日: 2024.11.27
powered by ブクログ途中までは良かったが、終わりがちょっとしりすぼみな感じ。なんとなく先が読めてしまう展開。 題材がよかっただけに少し残念。
1投稿日: 2024.11.23
powered by ブクログ拘置所内やそこでの死刑囚の心境、そして教誨師。 今まで知らなかった世界を覗いた気分になった。 本当の友情ってこんなに人を動かすんだなと思う反面、自分自身の仕事の役割を疎かにしてこんなにも友のために動けるのだろうかと感じる部分もあった。 そして最後はまさかの急転直下で、まさしく大どんでん返し! でもやっぱり私には難しかったな
6投稿日: 2024.10.23
powered by ブクログ死刑囚と向き合う、教誨師のお坊さんが主人公。 ある日、主人公(顕真)が拘置所内で説法をしていると見つけた人物が、かつて大学時代の山岳サークルで自分の命を助けてくれた恩人(関根)だった。 関根はある殺人事件で死刑囚となっており、後日、顕真に教誨を頼むこととなる。 事件の真相を知っても納得できない顕真は、教誨師という立場を利用して、かつての恩人の関根の冤罪を突き止めようとする…。 未熟者の顕真だが坊主らしからぬ熱意があり、一緒に再捜査してくれる刑事と出会う。 刑事と坊主という、あり得ない謎の二人組で再捜査していくストーリー。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ なかなか設定が現実離れしていて、最終的な真犯人をそんな所からひょっこり出してきますかー!?…と思ったのが、まず感想かな(^_^;) また主人公が御坊なので、経典やら難しい文言もちらほら出てくる。あと山岳と命への話題が少し肩入れすぎかな。(凶器が登山ナイフだからかな) いま自分の職務立場や関係を顧みず、現状の立場を捨ててまで友人を助けようとする。現実だったら、こんな良い人たちいないだろうな…。 悪く言うと、男のロマン小説だろうか? 本職の教誨師さんが読んだら怒りそうだ。
10投稿日: 2024.09.30
powered by ブクログ冤罪と思われる関根が絞首台に送られてしまうのかと終始ハラハラした。教誨師である以前に友人という不思議な関係や、教誨師と刑事で事件の真相を追っていくストーリーが新鮮で面白かった。
5投稿日: 2024.09.21
powered by ブクログ本の帯に「大どんでん返し」とでかでかとあったので、オチは完全にわかった上で読んだ。 ちょっと、読む前から期待しすぎてたかも。 ▼ちょっとネタバレ▼ 父としての責任を果たさず(死刑という形で)逃げようとしてる関根に、何となくモヤっとするし。 実際真犯人いるわけだし、関根のせいで犯罪者野放しになるところだったし。 それでも、終盤に向かうにつれてドキドキハラハラして面白かった。
1投稿日: 2024.09.04
powered by ブクログ教誨師をしていたら死刑囚の中に大学時代に命を救ってくれた友人が。 でも彼は人なんて殺すわけがない!と事件の真相を探っていく話。 主人公が人間らしさがあってよかった。 昔どんなに仲がよくても連絡が途絶えることもあるし、生活も全然変わるよなぁと改めて思った。
1投稿日: 2024.09.03
powered by ブクログ宗教に明るくないので専門用語は難しいし、話の進みもゆっくりな感じでなかなか読み進めることができなかったけど、4章後半くらいから一気に引き込まれた。
2投稿日: 2024.08.04
powered by ブクログ教誨師として刑務所への慰問を行う主人公。ある日、刑務所での集会で見つけたのは、学生時代のサークル仲間の大切な友人であった。殺人犯として収監されている彼と学生時代のイメージがまるで繋がらないことから、友人との連絡が途絶えてから今までに何があったのか真相を追うことに。 教誨師という変わった立場から、事件の真相を追いかけるミステリー。事件を紐解くとともに、主人公が宗教の道に進んだ背景や、教誨師と友人の立場の違いや使命に対する悩みなど、色々なテーマが複雑に絡み合っていく。そのいずれもがラストにはきれいに収まり、とても読後感がスッキリとした。
1投稿日: 2024.07.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これまで読んできた中山七里さんの本で(少ないけど)、最後うまく行きすぎと思うことがあったので、今回もハッピーエンドになるはずだと思って、安心して読んでいた。 (これで違ったら相当引きずるところだった) 経典の内容を読み解く箇所は難しくて、斜め読みしてしまった。 でもすごく調べて書かれているのだろうな…すごいな。 解説も、読んだことあるテミスとネメシスに触れられてて嬉しかった。 読解力がないせいかちょっと違和感 ・ひ弱で体力で勝負する領域は敬遠してきたとあるのに、部活動でしごかれる? ・6歳で母親も亡くしているのに、クラスで片親だと囃し立てられる?
8投稿日: 2024.07.07
powered by ブクログ教誨師の主人公が死刑囚となったかつての親友と再会、事件当時の担当刑事の一人と事件を再調査。 残された遺族の苦しみや無力、脱力感、やるせなさは心が痛くなる。 ストーリーは非常に面白く全体的に読みやすくサクサク読め、ラストのどんでん返しは綺麗にひっくり返されるも、そんな上手く行くかなぁ?と少し冷めてしまう。
2投稿日: 2024.06.24
powered by ブクログ教誨師という仕事を初めて知りました。 ストーリー展開は面白かったですが、 こんなお坊さんいくらなんでもいないかな。 あと宗教的な箇所が読みにくく。。 最後のほうはぐいぐい読み進められるおもしろさでした。
2投稿日: 2024.06.22
powered by ブクログストーリー展開もさることながら、登場人物の心理描写も丁寧に描かれている。 最初に描かれるあの場面は文字だけの表現にも関わらず情景が鮮明に目の前に現れてきて胸が苦しくなるほど。 こちらの作品もきれいにひっくりがえされました。
10投稿日: 2024.06.17
powered by ブクログ教誨師の顕真(仏教僧)はある講話にて大学時代の友と会う。 驚くことに彼は死刑囚となっていた。自分の命を救ってくれた彼が⁈ そして彼の個人教誨となる。彼は冤罪ではないのか? 死刑執行が迫り来る中、真実を追う… 【教誨師: 刑務所で受刑者や在監者に、悪を悔い正しい道を歩むように教えさとす人。死刑執行時にも立ち会う】 ドキドキハラハラ。 …というか、中山先生、すごすぎよ。 社会に訴えるものもあり、考えさせられ、その上でこの迫力! 読む手が止まりません♪
2投稿日: 2024.06.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
死刑囚と教誨師のストーリーなんて、着眼点が面白い。しかも時間との戦いの中、冤罪を晴らすため奔走するスリリングさに楽しませてもらった。死刑を題材にする小説は考えさせられる。
1投稿日: 2024.05.27
powered by ブクログyoutubeでおすすめされていて読んだ作品。あまりサスペンスとかミステリーとかは読まないけど、読みやすかった。ただ…「どんでん返し」全般があまり得意でないのか、だんだんと結末になっていって真意がわかっていく過程で「うまくできすぎてるでしょ…」と白けてしまった。そういえばこの感覚、東野圭吾の「希望の糸」を読んだ時にも感じた。
1投稿日: 2024.05.26
powered by ブクログ初めて読んだ作家さん! 切り口が新しくて面白かった〜 真犯人が気になるというよりも登場人物たちの動きが気になってのめり込んで読んでしまう感じでした。 違う作品も読もうー!
1投稿日: 2024.05.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久しぶりの中山七里作品。 帯で大どんでん返し!ってデカデカと書かれてたので心構えはしてたけど、まさかの真犯人にはちょっと無理くりっぽくて星3つ。 時間が無い中でスリリングな展開は読んでて呼吸を忘れてしまうほどで、そのあたりのグイグイ来る感じはやっぱり好きだなーと思った。 そういえば、中山七里作品の特徴のクロスオーバー、今回はなかったのかな?御子柴を思わせる記述はあったけど。
1投稿日: 2024.05.14
powered by ブクログさすがにもう間に合わないよ、って思ってからの怒涛の展開にびっくり。 帯に「死刑執行直前からの大どんでん返し!」とあったが、ここまで直前とは。 ラストがちょっと強引だったけど、教誨師の目線で刑務所や死刑囚の様子を知ることができてすごく興味深かった。
78投稿日: 2024.05.11
powered by ブクログ教誨師 確定死刑囚が執行の直前、接することのできる人のなかで、刑務官や立ち会いの検事でもない唯一の「民間人」が教誨師だ。 教誨師は、牧師や神父、僧侶などの宗教人で、それぞれの宗派の教えに基づき、刑務所や拘置所などの被収容者に対する心のケアを行う。 何か、凄い仕事。 基本、宗教の人がするらしいけど、死刑囚の心のケアって… この作品では、浄土真宗本願寺派のお坊さんが、教誨師。そして、主人公! 今回の担当は…大学の友人と気づく… それも命の恩人。 もう、宗教家とかいう以前に人としてキツい。 何か、冤罪の可能性が出て来て、もう、お坊さんやなく、命の恩人を助ける為に、活動し続ける。 そら、仏の教えも大事やろうけど、もう、人として、何とかしたいと思うわな。(私自身は、無宗教) このお坊さんと刑事が、タッグを組んで、事件を洗い直す。お坊さんが、探偵役なんやな。 犯人探しで、明るい兆しが出て来たって思ってたら、死刑執行のサインに署名され… タイムリミットは、5日… それまでに、何とかしないと! もうあかん!って感じで、ハラハラドキドキ読んだ〜! どんでん返しもあったし、楽しめた〜 何か、死刑執行命令書に法務大臣が署名して、執行されるんやけど、大臣次第で、署名しなかったり、急に何人も署名したりと、基準とかどうなってんの?って感じ。 別に、死刑執行の推進派でも、否定派でもないけど、気分次第で執行やったり、やらなかったりは違和感ありあり!
111投稿日: 2024.05.05
powered by ブクログ苦しい。 冒頭から苦しすぎる。 教誨師と死刑囚の話であるがゆえ、死刑執行も描かれている。 もちろん死刑囚となるのだから、それ相当の悪事を働いたことに間違いないのだが、それでも辛い。 死を目前にした囚人に念仏をどれだけ唱えても何の意味も価値もない。 宗教に対して知識も信仰もないのだけども 「どんな悩みでも解放してやれば一部分となりとも抜けていく。あとは自力で解決するか、時間の経過もともに忘却するのを待つか二つに一つ。」と。 私の悩みも解放して時間の経過を待つばかりか。 主人公の顕真は自力で解決していく。 刑務所で出会った囚人はかつて命がけで助けてくれた友人。 命がけで助けてくれるような人間が、殺人を犯すだろうか。 どうにも納得できない顕真は東奔西走し真相を究明していく。
2投稿日: 2024.05.03
powered by ブクログ教誨師と死刑囚であり友人で命の恩人、複雑な二人の関係。最後はどんでん返しがおるだろうとは思っていても執行が迫るなか、思いもよらぬ結末。謎解きよりサスペンス感が溢れる作品?
1投稿日: 2024.04.29
powered by ブクログ護られなかった者たちへがとても良い印象で同著者の作品はどれも自分の中でハードルが高くなってしまう。 主人公が僧侶と教誨師というあまり触れたことのない世界で読みながら仏教の世界とはとか、こういう導きですというものを知れたのは新鮮だった。 とはいえ、あくまで設定上の役割の為に僧侶、教誨師というものが深堀りされるわけではなく、根本は友情的なものにミステリーが加わったものだと感じた。 自分と自分の大切な友人と主人公を重ねた時に自分でもそうなるなとか、そう感じてしまうなと思うことが多々あったし、そう思える友人を持っているのは幸せなことだなと改めて感じた。 ただ、最後は自分が願った展開にならないかも!と思ってやきもきしていたが、意外な落ちでうまくストーリーを纏めてあって読後も気持ち良く振り返る事ができました。
4投稿日: 2024.03.12
powered by ブクログ最後のオチはよくある感じでした。 それよりも、人の為にとはなんだろう?って考えさせられました。 人の為と思っていても、周りからすれば自分の為でしょ。って言われる事もある。 正しさとは、償いとはなんだろう?
2投稿日: 2024.02.01
powered by ブクログ2024-2 読み始めると止まらなくて、数時間で一気読みしてしまった。 主人公は浄土真宗?の僧侶で、囚人や死刑囚に徳性教育をする“教誨師”を務めている。死刑囚の死刑執行の場にも立ち会う仕事だという。(死刑直前に話をしたり、執行後に読経したり) ある日集団向けに講話をしていると、囚人の中に学生時代の友人を見つける。なんと死刑囚だというが、そんなことするやつには思えない、何かあるはずだ…、と真相究明に向けて奔走するお話。 設定も独特ながら、作中に仏教的な考え方とかが出てきてとても興味深くてぐんぐん惹き込まれた。 警察でもない、探偵でもない、検事や弁護士でもない僧侶という存在が、どうやって真相を突き止めるのか?そこにどんな困難があるのか?がとても面白い。 結末が明かされるのとそれに至るまでのドタバタが少し呆気なかったというか、無理矢理な感じはあるかなと思ったけれども(笑) 最後の締めはとても気持ちよかった。
9投稿日: 2024.01.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
教誨師…服役中の囚人や死刑囚に対して過ちを悔い改め徳性を養うための道を説く者で、死刑囚と面会し、さらには刑の執行のも立ち会う。 本小説は教誨師である主人公の顕真が大学時代山岳サークルで命を救ってくれ、現在死刑囚となっている関根の無実を晴らすために奔走するストーリー。 再審請求に関わってくれた弁護士の先生の「贖罪のために自らを死刑台に向かうのは冤罪を容認し社会正義をないがしろにする愚かな行為だ。死んで償えるものより生きて償えるものの方が大きいはずだ。」というセリフが印象的だった。結末的には顕真や関根はこれから生きて罪を償っていくのだろうなと思う。 あと、経は死者のためではなく、現世で苦しむ人々を幸福にするためのものというのは学びになった。
8投稿日: 2023.12.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
死刑囚の死刑執行前の帰依を促す教誨師(僧)が主人公のミステリーという珍しい設定。 大学の友だちが死刑囚で、その教誨師でありながら彼の無実を信じて真実を暴くストーリー。最後の数ページで、死刑執行の1時間前に真犯人が暴かれ(途中の伏線を見落とした意外な犯人)、死刑を土壇場で中止にさせるという非常に面白い展開。さすが中山七里!
2投稿日: 2023.12.22
powered by ブクログ教誨師の仕事を逸脱してる顕真に「何してるんだか」と思ってしまうんだけど、何か隠してる関根と近付く死刑執行に緊迫感がすごかった。 途中まで面白かったんだけど、死刑執行当日に教誨室に立てこもる展開はなんだかなあと思ってしまった。 意外な結末だったなあ。
5投稿日: 2023.12.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
教誨師という職業をこの本で初めて知りました。死刑囚に仏の教えを説き、自らが犯した罪に向き合わせ、死刑執行の瞬間に立ち会う。死刑囚がどういう末路を辿るのか、少し覗き見ることができる物語でした。 終盤は頁をめくる手が止まらなくなるほど怒涛の展開で引き込まれましたが、最後は思ってもいなかった人物が犯人でした。私が伏線に気付かなかったのもありますが、なぜ犯人があの場に居合わせたのか、なぜこの時なのか、それまでにチャンスはいくらでもあったのではないのか、などいろいろ疑問が湧きました。
5投稿日: 2023.11.29
powered by ブクログひーぽんさん、浩太さんなどの本棚から図書館予約 うん、面白くて一気読み 護られなかった者たちへ も良かったなあ 余り馴染みのない「教誨師」と死刑囚 山岳部の命をつないだ友人 刑事や刑務官や弁護士、僧侶を絡ませながら話は展開していくそして二組の男女 「手を放したらだめなんだ」 怒涛のラスト 平穏は訪れるのでしょうか? ≪ カーテンの 向こうは死への 深い穴 ≫
27投稿日: 2023.11.25
powered by ブクログ主人公がいつかやらかすんじゃないかと思ってヒヤヒヤした どんでん返しを期待して読んでいたのでやっぱり!と期待通りの終わりがあってスッキリした
2投稿日: 2023.11.22
powered by ブクログサクサク読み進めることのできる作品。 サクサク読めるということは、物語の展開も良く、感情移入もでき、文体も華麗で全体を通して面白かったことに間違いはないが、多分、好きな小説トップに「イノセントデイズ」を掲げる私が読めばこういう感想に留まってしまうのだと思う。
9投稿日: 2023.11.19
powered by ブクログ死刑囚に己を見つめ直す役割である教誨師を務める浄土真宗の僧が担当した人が学生時代の親友であり恩人。 彼が殺人を犯したことが信じられずに当時の担当刑事と一緒に再捜査し、土壇場で真犯人を逮捕する話。 関係者の行動は現実的にあり得そうにないものですが、いろんな意味で犯した罪を償うのは罰ではなくて今後の行動だという優しく見えて厳しいメッセージでした。 企業や政治家が何か問題があればすぐに辞職して反省したことにし、世間もそれを求める現代の風潮に釘を刺すような作品だと感じました。
1投稿日: 2023.11.12
powered by ブクログ囚人に仏道を説く教誨師の顕真は、講話の最中に死刑囚のなかに大学時代の同期を見つける。 その無二の親友が、人を殺したということが信じられず調べ出す。 死刑執行直前に事件の真相がわかったとき…。 やりきれない思いを感じながらも気になり読み進める。 とても重く苦しい内容ではあった。
44投稿日: 2023.11.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「足掻く実存」 言う程「どんでん返し」感は強くなかった気がする。数行でガラリと変わるわけではなく、「捜査」が進むにつれ、関根死刑囚が犯人ではないことが少しずつ明らかになり、事実がひっくり返っていく。 そのどんでん具合はテレビドラマのそれに近いのかなと感じた。 個人的には、この物語の読ませどころは主人公の教誨師、高輪顕真が、命の恩人でもある死刑囚、関根要一の無実を信じ泥臭く「捜査」を行っていく様であろうと思う。 顕真は本名である高輪顕良として自らの信じる所に従い、組織、社会の慣例を次々と打ち破って進む。 それを文屋刑事、江神弁護士といった職業倫理の高い人物らと出会い、支えをうけることでついに真犯人を暴き出すことができた。 仏教の深いところは自分にはよく分からないが、顕真の行動は仏道に適っているように感じられた。
19投稿日: 2023.11.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
教誨師顕真が拘置所で大学時代の命の恩人である関根と出会う。関根は死刑囚として服役していた。 違和感を抱き事件の真相を探る内に、刑事と共に非公式に捜査をする事になる。 大どんでん返しで伏線もしっかり回収されているんだけど、やや強引とゆーか。うーん。 御経の意味を説くくだりは興味ぶかく、読経の部分は読みのイントネーションに悩み、死刑制度のあり方など考える機会にもなり読み応えはありました。 以下ネタバレ 犯人も時系列も書いてしまっちゃってます。 公園で刺殺されたカップル そのカップルの男に恨みがあり尾行していたA カップルの女をストーキングしていた元カレB 認知できずにいた我が子Bを見守る為にあとをつけていた父親 一組のカップルに同時に3人が後をつけていた。 元カレBが彼女と話すため出ていくが揉めてしまい刺してしまう。➡️怖じ気づいて逃げ出す➡️ 恨みを抱くAがここぞとばかりにトドメをさし逃げる➡️息子Bが突然走り去ったことに気をとられAの犯行に気づかない父親が自分がやりましたと翌朝出頭➡️出頭先の刑事はトドメをさしたA、うまいこと辻褄を合わせ父親逮捕
1投稿日: 2023.11.03
powered by ブクログ教誨師という職業について、勉強になった。最後はちょっと強引だがハラハラドキドキで楽しめた。全体的に読みやすいので、スラスラ読めてしまう。
24投稿日: 2023.10.24
powered by ブクログ話の設定はとても面白いと思った。 だが最後はゴリ押しすぎて、なんとも… 個人の感想だが、設定が面白かった分、期待が大きすぎたかなと思った。 ごめんなさい シンプルに自分には合わなかったのかもしれない。 教誨師、仏教、死刑囚という言葉にピンとくる方なら読んでみてください。
2投稿日: 2023.10.13
powered by ブクログ教誨師が刑務所で、死刑囚となっているかつての友人と出会い、どうして死刑囚になったのか事件を辿っていく話。中山七里らしく、飽きずに読み進められる。死刑にかかわる仕事はたいへんだと実感。実際には有り得ないかなと思う展開でもそれぞれの登場人物たちには共感できた
12投稿日: 2023.10.09
powered by ブクログ教誨師とは思えないほど逸脱した言動の連続に、終始ハラハラさせられた。 望んで死刑台に立とうとする男。 命の恩人である友を救いたい僧侶。 犯人の死刑執行を望む被害者遺族。 冤罪を疑う刑事。 珍しく途中で真相に気づいてしまったけれど、題材が自分好みなので気にもならなかった。
0投稿日: 2023.10.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どんでん返しと謳っている時点である意味ネタバレのような気もしたが楽しめた。 主人公と死刑囚の関係性や主人公の職業も今まで読んだ小説にはなかったもので新しかった。
0投稿日: 2023.09.25
powered by ブクログ仏教の教えを知りながら、ハラハラしながらミステリーを楽しめる、そんな小説だった。え、そうやったんや…という結末と 物語の終わり方も良かった。ページ、めくる手が止まらない系。
4投稿日: 2023.09.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
学生時代に命を救ってくれた親友(死刑囚)の冤罪をはらすため、教誨師でありながら刑事と共に奔走するストーリーにドキドキ感が満載でした。 結局は執行されるんだろうなという、どこか偏見じみた見方でいたのだが、いい意味で裏切られました。 真犯人が明らかになった時、私的には「えっ?マジ?」というよりも、「あぁ、そうなのね」という多少スッキリしないモヤモヤ感が残ってしまったが、これからの二人の罪滅ぼしはどのようにされるのか…そこは継続されそうでその点はスッキリ。
14投稿日: 2023.09.01
powered by ブクログミステリー、中山七里さんは初読でした。展開が気になって気になって。どんどん読み進む。死刑囚と教誨師、冤罪か有罪か。親鸞の教えや死刑についても学ぶ事が多かった。死をもって罪から逃げさせない、生きて償う方が辛く厳しい。大どんでん返しを期待し過ぎたかも。でも面白かった。
15投稿日: 2023.09.01
powered by ブクログ教誨師という職業があることを初めて知った。 最後の方はスピード感があってハラハラしながら読めた。死刑制度について考えさせられる本だった。
7投稿日: 2023.08.25
powered by ブクログかつて大学生の時自分の命を助けてくれた男が死刑囚になっていた。 教誨師である顕真はかつての友人が無罪ではないかと思い真相を探す。 どんでん返しといえばどんでん返しでえ!!!あなたなの!?!犯人!!とはなった! 久しぶりのサスペンスで面白かった〜!! 中山七里さんにしてはグロデスクではなく読みやすかった!気がする!
6投稿日: 2023.08.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
帯がついていなくて、タイトルで選んだので、あらすじの方に「急転直下の大どんでん返しに驚愕必至。究極のタイムリミット・サスペンス」と書いてあって、しまった!!(-_-;)と思った。購入後に気がつく…。 こういうふうに書かれているものを避けているので…。 書いていない方が楽しめたかも。 まだ、どんでん返し来てないけど…?驚愕必至って…?で読み終わった感じ。 教誨師と警察官が協力して事件を洗い直すというのは斬新で面白かった。 富山警部補の話が出たときに、(関根とのやりとり、彼女の事故死の理由、雅司の仕事と疑わしいこと)で犯人では?と疑う。 なかなか思うように前に進まなくて顕真の心の揺れ、葛藤、冷静な文屋刑事のやりとりがあったのに 本当の犯人が見つかるのが都合がよすぎるような展開。 p76-6 p173-7 p198-2
2投稿日: 2023.08.18
powered by ブクログ主人公の教誨師という職は初耳。お坊さんならではの難しい言葉も多いが構成はわかりやすく、刻々と迫るタイムリミット付きの謎解きに、夢中になって読み進められる素晴らしいミステリ。 主人公の原動力が熱く、それに感化される人間、はたまた抑止する人間、次々に登場する事件に関係する人々の描写がどれも丁寧で興味深い。 無宗教だが、お坊さんの姿勢には学ぶものが多い。 作中で弁護士が言う『死んで償えるものより生きて償えるものの方が大きいはずです』という言葉には主人公と共に深く同意するも、死刑制度が簡単に否定し切れない事実にも本書は触れる。 家族、友人、自己について問われる奥深い作品。
2投稿日: 2023.08.17
powered by ブクログ久しぶりの中山七里。 主人公の教誨師は、浄土真宗の僧侶。教誨師とは、服役中の囚人に道を説き教え導く人たち。 彼は、担当する拘置所で 大学時代の同級生で山岳サークルの中間、しかも登山中の事故時の命の恩人と再会。彼の個人的教誨を引き受けることとなる。 友人の過去を知る彼は、殺人罪に納得できず事件の経緯を調べ始める。そこには、罪を引き受けようとする友人らしい理由があったが、それでも冤罪を晴らすため奔走する。 小説の中でも経文に触れていましたが、それほど深くはつながらないかな。 ちょうどお盆に読んだので、我が家も浄土真宗で初盆。僧侶が来るタイプではないので、正信偈をあげておきました。 目先を変えたミステリーでした。
66投稿日: 2023.08.13
powered by ブクログさすが中山七里さん、最後のどんでん返しが効いていますね。伏線の回収も見事です。 高輪 顕真は、刑務所で死刑囚に教えを伝えるお坊さんで教誨師。 しかし、目の前に現れた死刑囚は、大学時代、命懸けで雪山の遭難から救ってくれた命の恩人。 彼が人殺しなどするのか? そこから始まる顕真の厳しい闘い。 無情にも、刻一刻とその日は迫る。 果たして、顕真の執念は、かつての友の命と魂を救えるのか? 最後まで、顕真の抵抗に、ハラハラドキドキです。 最後は、急転直下の展開ですが、もう少し真犯人逮捕に、ページを費やしても良かったかも。
21投稿日: 2023.08.13
powered by ブクログこの夏、1人でサスペンス祭りをしているのですが、この本も面白かったです。 お坊さん云々抜きにして、友を救おうと必死に動き回る主人公が素敵です。 いろいろ話がうまく回りすぎている気もしますが、それがまた読んでいて楽しかったです。
2投稿日: 2023.08.06
powered by ブクログかつての命の恩人が、まさかの死刑囚となり自分の前に現れた。 「何故、お前が死刑囚に。」 命の恩人である親友の無罪を信じて疑わない主人公の心境が本当に切なかったです。 もし自分だったらどうするかな、と考えながら読みました。 死刑囚になってしまった親友。 その罪を冤罪だと信じ、無実を証明するために死にもの狂いで動けるだろうか。 刻々と迫る死刑までの日数が本当に読んでいて苦しかったです。 ラストはびっくり!なるほどそう来たか…! 全体的に読みやすい内容で、重いテーマでありながらも軽くスラスラ読めました。
2投稿日: 2023.07.23
powered by ブクログ教誨師という職業を初めて知った。死刑を何度も目の当たりにするなんて精神がおかしくなりそう...自分には絶対耐えられないなぁ。更には死刑囚に寄り添う仕事柄、被害者遺族たちから憎悪の言葉をかけられるのも辛そう。 死刑のタイムリミットがあるので全編通して緊張感がある。ただ最後の真犯人がパッとしなかったので、どんでん返しはそんなに驚けなかった。
6投稿日: 2023.07.21
powered by ブクログ教誨師と言う言葉は初めて知りました。死刑にしても自死にしても死ぬ事で解決する事は何もないと思います。 警察官が犯人だったとはどんでん返しが不自然でした。良い作品ですからあまりラストに捻らないで欲しかったです。
0投稿日: 2023.07.13
powered by ブクログ大大大どんでん返し‼︎面白すぎて一気に読み切ってしまった。最後の最後までどうなるのかハラハラした‼︎教誨師という仕事のことも初めて知った。なかなか精神をすり減らせる仕事ですね、、
0投稿日: 2023.07.06
powered by ブクログ教誨師という職業を初めて知った。 死刑囚が命の恩人が故に、ここまで出来たのでは無いかと思ってしまう。また、看守や刑事などの協力があってのこととも思う。反対側の立場にいたら迷惑この上無い行動だと断罪しそう。仏典の解釈や教誨師の暴走行為にはちょっと引いてしまった。 結果的に、文屋刑事の取調べ時の違和感と正義感に助けられた。冷静に事実を積み上げて犯人を追って行く姿勢が良い。最後の展開は伏線回収もあり、想定の範囲だった。
47投稿日: 2023.06.24
powered by ブクログ教誨師の顕真は拘置所でかつての友人関根と出会う。 関根は死刑の判決を受け、刑の執行を待つ身だった。 大学時代に雪山で遭難した顕真を命がけで救ってくれた関根が、人を殺めるとは信じられない。 顕真は事件の真相を探りたいと行動を起こす。 「どんでん返しの帝王」の異名を裏切ることはなかったものの、これまで読んだ作品とは趣が異なり、ハラハラもドキドキも無いのは残念だった。
7投稿日: 2023.06.11
powered by ブクログ2冊目の中山七里先生の作品。教誨師、死刑囚、死刑制度、冤罪、出てくるテーマ全てが非日常的で興味をそそられてスラスラ読めた。最後の展開は少しあっけない感はあったものの、ラストに至るまでのすべての登場人物の心理描写がすごく丁寧だった。
4投稿日: 2023.06.05
powered by ブクログヒギンズの“死にゆく者への祈り”へのオマージュのような題目だが,状況に疑問のある死刑囚が何を考え死を受け入れているのか,まるで普通のミステリィと真逆の状況を作り出すエンターテインメント.一方で,死刑制度を受容する我々一般人は果たして死刑囚の気持ちを考え,受容しているのかというテーマを暗示しているとも穿って考えられる.
1投稿日: 2023.05.15
powered by ブクログ大どんでん返しって言いたいためだけの真犯人にがっかり。 教誨師という未知の職業について知れたのはよかったけど、全体的に登場人物に魅力がなく、例えるなら、小説の書き方講座で大どんでん返しっていうテンプレートに沿って書いた見本、のように感じた作品でした。
1投稿日: 2023.05.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
評価4としたが、3.6くらい。 内容は面白く学びも多かったが、少しご都合主義な展開な印象。そんなに上手くはいかないと思ってしまった。また真犯人に対しての伏線が少なく、そこが残念だった。
0投稿日: 2023.05.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み応えある内容でした。 ちょいと、、最後の犯人は出来すぎだろッ! と、ツッコミ入れ読みました。。笑 中山七里さんの本は義侠心を擽る。。
0投稿日: 2023.05.01
powered by ブクログ小さな違和感から探偵ごっこを始めて死刑執行までのタイムリミット付の中で真相を解明する教誨師。どんでん返しはどうでもいいと思えるくらいストーリーは面白かった。教誨師を知るって意味でもいい。
2投稿日: 2023.04.14
powered by ブクログどんでん返しではない 真犯人等を意外な人物にするだけでどんでん返しになるわけではない。読み進めた中で読者が築き上げた世界観をぶち壊すぐらいのことをしてくれないと、どんでん返しとは言えないと思う。 ラスト30ページくらいのスピード感は良かった 私の好きなどんでん返しといったら、葉桜の季節だったり、片目の猿とか。そういった作品が好きな私の感想です
2投稿日: 2023.04.09
powered by ブクログ死刑囚の冤罪を晴らす王道ストーリ しかし、その主人公は教誨師。 本書を通じて教誨師の仕事を理解することができます(笑) 学生時代、雪山で遭難した自分と彼女を命がけで救ってくれた恩人の関根。その関根が2人を殺害し死刑囚として収監されています。 教誨師の顕真はその動機に不信感を抱き、その事件の真相を調査することに。 関根は本当に二人を殺害したのか? 関根が守ろうとしているものとは? 死刑執行までの間に事件の真相を明らかにすることができるのか? という展開ですが、なぜ、この設定? 教誨師の顕真が別に謎解きしなくてもいいのに(笑) 顕真の執念が警察を動かし、自腹で動く刑事とともに、真相を明らかにしていきます。 そして、死刑執行の当日... 教誨師って辛い仕事ですね。 教誨師・僧侶といってもやはり人間。顕真の心の葛藤・不安定さがとてもリアルです。 お勧めです。
60投稿日: 2023.04.08
powered by ブクログ教誨師と死刑囚の話 過去に縁のある人物が死刑囚と知って、ここまで行動できる顕真さんがすごい、、と思うし、と同時にここまで自分の立場を越えようとする人がいるのか、、 先が気になりどんどん読み進めました
2投稿日: 2023.03.29
powered by ブクログ本書の広告ポップに「現代版走れメロス」とあり、それが本当にしっくりくる内容だったと思います。 特に探偵役となるのが教誨師という非常に特殊な設定でしたが、ストーリーとしては読みやすい作品でした。 ただ、内容的には王道過ぎたのか、期待してたよりも驚きが少なく、どこか物足りなさを感じました。
26投稿日: 2023.03.19
powered by ブクログ教誨師と死刑囚の話。 最後まではらはらしながら、 どっぷりとのめり込んでしまった。 それにしても、 中山七里さんの本の登場人物名は、 どうやって決めるんだろ?
2投稿日: 2023.03.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【2023年38冊目】 最初は結構こう……冗長的な。死刑囚と元大学サークルの同期ねふーん、って感じであまり内容に引き込まれることもなく読んでましたが、途中からある人が関わり始めたことにより、どんどんと話が進んでいきました。 いやでも結論には「えー?!」ってなったんですけど。それまでの心理描写が良かっただけに、お前なのえー?!みたいな。 中山七里さんの作品は絶対に面白いという信頼感があるので、多少強引なところもありつつ、今回も楽しく拝読しました。
2投稿日: 2023.03.11
powered by ブクログ教誨師 高輪顕真が死刑囚 関根要一の過去を探り出して、死刑執行数分前にそれを回避させた物語だが、随所にお経が登場し、顕真の教誨と文屋刑事の機転が上手く絡み合ってスリル満点の展開で非常に楽しめた.カップルを殺害したと自首した関根だが、大学時代の行動から謎があると感じた顕真とそれを受け止めた文屋刑事の調査で、黒島竜司が浮かび上がり、話が急展開する.顕真が所属する導願寺住職の的確な教えは、心に響く文言だと感じた.面白かった.
1投稿日: 2023.03.05
powered by ブクログ中山七里先生、期待以上に面白かったです。 星6を付けたいぐらいです。 教誨師としてあった死刑囚が、大学の時の自分の命を助けてくれた友人だった。 友達の性格を知りすぎでいるから、殺人なんかするはずが無い! 死刑執行が免れるないのか?もうハラハラドキドキ、大どんでん返しがあるにしてもどんな? 最後迄、息つく暇も無く一気読みした‼️
5投稿日: 2023.02.28
powered by ブクログ死刑囚の友人を救うため、教誨師の主人公が真実を明らかにしていくミステリ。 最後の最後までハラハラしたー。 ラストはスッキリまとまってよかった。 死刑の描写がリアルだった。
1投稿日: 2023.02.19
powered by ブクログ最近、中山七里作品をよく読む。作品ごとに違う色があって驚かされる。この作品は最後までハラハラして、一気に読んでしまった。最後の数ページ、少しバタバタ感はあったが、読み応えのある作品でした。 実際の死刑の現場で、こういう事が無いことを祈ります。
2投稿日: 2023.02.05
powered by ブクログ中山先生の作品は初めて。 非常に読み易い文章かつ、初めて聞く職業のお話なんで、 とてもテンポよく楽しみながら読めた。 中盤以降、主人公がまるで探偵みたいに本業をすっぽかしてる感あり。 また、協力者の刑事が嘘くさい。 どちらも、「勤め先」には逆らえないのではないのか? 後者にいたっては、身内の失敗を世に示す行為はタブーなのではないのか?と。 「こ、これ、ホンマに大丈夫なんやろな・・・」 と残りページが物理的に少なくなってきてハラハラした。 そのラストはどうなんだろう。 ちょっと唐突というか、「そういうのありなの?」と。 「そういうの」が認められない決まりなんじゃなかったけ?みたいな。 そこへの持って行き方もちょっと強引にねじ伏せられた気がする。 でも、面白い作品なのは間違いない。
1投稿日: 2023.02.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
僧侶の顕真は死刑囚の教誨師を務めていた。 刑務所の説法で大学の同級生関根に出会う 僧侶と死刑囚 大学時代山岳サークルで命を救われた顕真は関根が二人の若者を殺したと聞いても信じられない。 事件のことを調べれば調べるほど納得がいかず,顕真が訪れたことで疑念が湧いた刑事文屋とともに真相を追う そんな中、関根の死刑執行が行われそうだとの連絡が入る。 タイムリミットが迫る中、最後までドキドキしながら読みました。 顕真さんも関根さんも世がままならなさすぎる。
4投稿日: 2023.01.23
powered by ブクログ『護られなかった者たちへ』で初めて中山七里作品を読みどハマり。 作者の著書を読むのは今作が2作目。 正直、中盤以降の展開に無理矢理さを感じた。 土壇場寸劇というか、こじつけがすごいというか… 〈お坊さんが頭を下げて懇願〉することで 事件解明の障壁を乗り越えていく物語、という印象で終わってしまった。
4投稿日: 2023.01.19
powered by ブクログミステリ かかった時間 計3時間くらい 教誨師である主人公の僧が、かつての知り合いが死刑囚になっていたことを知り、なぜ彼が死刑囚になったのかを調べていく話。 教誨師という、今までの中山七里作品とは違う立場から犯罪や捜査を描いているので、新鮮味があったし、「死刑」というタイムリミットがあるのは、やはり読んでいてハラハラした。 最後はまあ、いつもの強引な回収だが、この人はストーリーが上手いので、そのへんは個人的にはあまり気にならない。時代劇みたいなもの。
2投稿日: 2023.01.13
powered by ブクログ教誨師が死刑囚となった命の恩人である友人の無罪を信じて動き回る話だった なぜ死刑を受け入れているのかを疑問に思って 最初が死刑執行のところがちょっときつかった 謎は単純だったけれど、解いていこうとするのが教誨師のお坊さんというのが斬新だった 最後はハラハラした
2投稿日: 2023.01.12
powered by ブクログ久々の中山七里先生。 絶対面白いのが分かっているからテンション上がる(*^^*) 教誨師の高輪顕真は、拘置所で関根要一と邂逅する。 関根とは、大学時代のサークルで雪山登山をした時に、遭難した高輪と、脚を怪我した高輪の彼女を命懸けで救ってくれた友だった。 その関根がまさかの死刑囚となって高輪の前に現れた。 本当に彼が殺人を犯したのか? 命懸けで2人の命を守ってくれた関根が、コンプレックスだった鼻を笑われたことで、カッとなって2人を殺める、、、そんなことがあるのか?? 納得の出来ない高輪は、過去に関根の調査を担当した刑事と共に真相を探る。 教誨師なんて職業、初めて聞いたな。。。 中山先生の作品は一冊読むだけで、勉強になるところがてんこ盛り。 語彙は豊富で、文章能力もとんでもなく高いのに、サクサク物語が進む。 こうなるだろうなーという読者の期待を必ずいい意味で裏切ってくる。 今回の本もいい意味で裏切られた(*^^*) そしてもう一つの良いところは、中山七里先生を読めば読むほどわかるのだが、必ず登場人物に知っている人が出てくる(笑) 今回は、あの悪徳弁護士が話の中だけ登場していた(笑)あの人だな(^^)と思いながら読み進めた。 こんなところも、いつもとても楽しく読ませて頂いている(^-^) あー、また中山七里たくさん読みたくなってきたなぁ。。。
68投稿日: 2023.01.08
powered by ブクログ中山七里さんの描く刑事さん、好きです。今回の文屋さんも好きでした。自己保身は悪い意味で使われることが多いですが、自分も大切にできずに他人を大切にはできないって思います。 裁くことの難しさ厳しさ、そういうことに関わる職業の厳しさを感じました。
3投稿日: 2022.12.18
powered by ブクログ死刑囚の友人を救えるか 教誨師である僧侶が探偵役となって奔走する作品。 どんでん返しというよりは 伏線の張り方と回収が非常にキレイな印象。 そうだった、書いてた!と膝を打ちたくなる。 死刑の執行されるまでに間に合うかの タイムリミットサスペンスのドキドキ感がすごくよかった。 主人公の僧侶としての立場から、 1人の友人として闘うまでの気持ちの揺れ動きが丁寧にかかれてて、 心苦しくなることも。 僧侶も相棒の刑事さんも人間味あるいいキャラだった。 中山七里ってどんでん返しの帝王って言われてるの知らなかったなぁ
3投稿日: 2022.12.17
powered by ブクログ教誨師という役割をミステリに絡めて知らしめるという着想が面白い。最近、中山七里縛りで読み漁ってますが、これの最期のどんでん返しはちょっと強引な感があったかな。
0投稿日: 2022.12.13
powered by ブクログー 判決文は被告人の許に届けられる。死刑囚にとって、それは人生最期の評価書でもある。善行と悪行、慈悲と嗜虐、正と邪それぞれの決算報告といっても過言ではない。犯罪態様から本来の量刑を算出し、公判での言動を酌した結果が判決だ。 刑務官から聞いた話では、死刑囚は届けられた判決文をそれこそ舐めるように読むという。難解な専門用語と硬質な文章に難渋しながら、彼らは自分の人生がどう評価されたのかを懸命に読み取ろうとする。 ー 教誨師という視点が面白い。 どんでん返しの作り込みをもう少しして欲しかった。
0投稿日: 2022.12.11
powered by ブクログ面白くて一気読みした。 帯に書いてある大どんでん返しは伊達じゃない。 読める展開と思った先に更に一歩先がある。 個性的なキャラクターばかりで面白かった。 始めて読む中山七里。他も読みたい。
1投稿日: 2022.12.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
こんな坊さん居ますか?! まず、死刑囚と接する僧侶が居ることは知ってたが、それが教誨師と言う事を初めて知った。 お坊さん、僧侶、色々と言い方はあると思いますが、ふと思いつくお坊さん像と言えば、冷静沈着。いつも有難いお言葉を下さる…などというイメージ。 でも、このお坊さんは違います。熱い。本当に熱い。 最後の最後まで諦めない。え??土壇場でそんな事までする??ってな感じでビックリ。でも、まぁ最後はハッピーな終わり方で良かった!! 面白かったです。変に現実はこんな事…なんて考えずに素直に物語の中に入り込んでほしい作品です。
3投稿日: 2022.12.01
powered by ブクログ頑ななまでの謙虚さは時にその人を大事に思う人たちへの裏切りとなる。 家族への贖罪の為に、友の為にと傲慢に振り翳した善意のすれ違いで起こるやり取りと仏教を絡めた皮肉が面白い。 正しい行いとは正しい行いとは何か常に問い続ける事、と感じた。
1投稿日: 2022.11.21
powered by ブクログ死刑の流れの描写がリアル過ぎて… でも今まで目にとめてもいなかった「死刑」というものについて知る本だった。 葉梨前法務大臣の発言も、この本を読む前と読んだ後だと、感じ方が違う気がする。 登山の話で 「慣れるというのは己の限界値を上げていくのと同義だ」というフレーズが、なんかすごく心に響いた。
8投稿日: 2022.11.18
powered by ブクログ何故、お前が死刑囚に。教誨師の高輪顕真が拘置所で出会った男、関根要一。無情にも迫る死刑執行の刻、教誨師の執念は友の魂を救えるか。急転直下の“大どんでん返し”に驚愕必至。究極のタイムリミット・サスペンス。(e-honより)
1投稿日: 2022.11.15
powered by ブクログこれで教誨師という職業を知った。 人というものは死を目前にすると宗教(神)にすがるものなのだろうか。 この物語は、最後に主人公の僧侶と相棒の刑事の努力が報われてよかったということなのだろうが 思い込みから事実が隠されてしまうこと。 その思い込みを心に葛藤を持ちながらも利用してしまうこと。 人間の弱さをじんわりと描いていた。 ラスト、切羽詰まった時の《火事場のバカ力感》がよかった。
3投稿日: 2022.10.30
powered by ブクログまず、教誨師自体聞いたことが無かった。刑務所でもやはり宗教に関する事は考慮するんだなって改めて感じた。死刑宣告を受けた受刑者たちはどんな心境なのか少しだけ分かった気がした。
0投稿日: 2022.10.21
