
総合評価
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powered by ブクログ教誨師という職業を初めて知った。 舞台は主に隣の建物の東京拘置所。 カップルを刺殺した罪で死刑判決を受けた、大学時代の親友であり命の恩人の関根要一と、その教誨師である顕真が20年ぶりにそこで再開した。 彼の人となりを知っている顕真は、彼の罪を決して受けれず、冤罪証明に動き出す。 死刑執行が近づく中で、友を救えるのか。 面白かった。
1投稿日: 2022.10.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
死刑囚と教誨師が偶然にも大学の友人で、対話を経る毎に無罪であることを確信していく。 しかし本人は自分が有罪であることを主張。 死刑執行までの残り時間警察と坊主が謎に迫る物語。 面白かったが、真犯人の描写がもう少し有ればなおよかったと思う。
0投稿日: 2022.09.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最後のタイムリミットまでの怒涛の展開に緊張で手が冷たくなった。読み終わったのにまだドキドキしている。
2投稿日: 2022.09.19
powered by ブクログラストに近づくにつれ、読むスピード上がりました(笑) このまま死刑になってしまうのか…とドキドキしながら読みました。 おもしろかったです。
6投稿日: 2022.09.18
powered by ブクログ中だるみするところがなく、どうなるんだろうと終始ハラハラさせられた。最後の刻一刻を争う場面、まさかの犯人などページを読む手が止まらない。読み終わってから意外と早い段階で伏線があったんだなあと思いさすが、、
0投稿日: 2022.09.18
powered by ブクログ真相はアクロバティック過ぎるけど楽しい 時間がない、残りページもないって、中での怒涛の新展開は小気味好い。へ?真犯人って?感は残るけど、ある意味ハッピーエンドで後味良いかな。
1投稿日: 2022.09.17
powered by ブクログうーん。教誨師という職業が、あまり馴染み無く、最初の方はとても読みにくかった。。 仏教のことがたくさん書かれてて、勢いもあまり無く。 後半、だんだんのめり込んでいって、最後は一気読み!!
0投稿日: 2022.09.12
powered by ブクログ面白かった〜 最期の章はまるでアクション映画さながら… 生死を彷徨う一挙手一投足は、読み応え抜群でした
0投稿日: 2022.09.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
命を懸けて人を救おうとする人なら贖罪のために命を捨てるのかなあ 現実的に有り得るかどうか考えたらうーん...となるけど物語としては面白かった 教誨師という職業?も興味深かった そして自然は恐ろしい
0投稿日: 2022.09.06
powered by ブクログ「護られなかった者たちへ」が良すぎたせいか 中山氏への期待値が上がってしまいます。 そして、ここ2作連続でがっかりさせられています。 教誨師を務める僧侶の顕真。 ある日拘置所で目に留まった一人の死刑囚は、かつて自分の命を救ってくれた友人だった。 彼の犯行が信じられない顕真は事件を自分なりに調べ直してみることに。 やがて明らかになる友人の過去と事件の真相、そして顕真が出した答えとは。 ミステリーとしても微妙、主人公の顕真も50歳近い年齢と思われますが僧侶としてはもちろん、人として浅はかすぎて鼻白んでしまう箇所が多々あり、終始冷めた気持ちで読了しました。 中山氏の作品は当たり外れが大きいのは分かっているのですが、しばらく読むのはお休みしたいなと思います。 2020年54冊目。
2投稿日: 2022.09.04
powered by ブクログ主人公が教誨師をしている僧侶という所に物珍しさを感じで読み始めました。 死刑囚の友人の罪を晴らすべく、奔走する中で自分の教誨師としての仕事の在り方に疑問を抱きながらも執念深く調査をしていく。 家族の形もこの話ではサブテーマとしてあったと思う。登場人物それぞれの背景がしっかり詰まっていてとても面白かった。
2投稿日: 2022.08.31
powered by ブクログ命の恩人である友人と死刑囚になって再会。教誨師と言う立場である主人公。友人がなぜ死刑囚になったのかの謎にせまる物語。なぜ?と思いながら読み進めていける。けれど、死刑囚になった理由が理解は出来るけど、そんな人いる?と言う現実味がないと言うか…死刑囚の友人の人物像を私が理解しきれてないから、読後感に 大どんでん返し!スッキリ(帯についていた)感じはしなかった
0投稿日: 2022.08.30
powered by ブクログ20年ぶりに会った友は死刑囚だった 学生時代の友で命の恩人 そんな友がなぜ人を殺したのか 僧侶になった主人公が死刑を待つ友を信じて 真実を解き明かす 本当は犯人じゃないの? お坊さんがそんなことまでして大丈夫? 最後の最後までハラハラしながら一気に読んだ 最後どんでん返しで泣いてしまった、、 安堵と脱力感で。
1投稿日: 2022.08.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
私の読んだ本は、2017年9月20日発行のハードブックであり、表紙も暗く、袈裟の僧侶の姿が、描かれている。 読み始めて、死刑執行とは、・・・とても重たい内容であることに・・・・ 加害者ゆえに、裁かれる、一番重い過料。 被疑者から見て、愛する身内を、亡くすことになった原因の者を生涯許すことはできないだろう。 そして、死刑の判決を受けたのは、・・・大学時代、雪山で、自分を助けてくれた友。というのも、皮肉な運命。 前半から、中盤までは、何故、裁判で死刑宣告を受けた関根が、その刑を受け入れたのか? その謎を、顕真は、関根を取り調べた時にいた記録係の文屋や協力して、一つづつ、その当時の不確かだった事柄を洗い出す。 警察も上と下との派閥もあり、どちらに傾いても、自分に火の粉が、飛んでくる。 そんな良き協力者と、共に、動き出すのだが、関根に死刑宣告の日が決定する。 最後に、関根に会った顕真は、自分の息子をかばった事を追求する。 この本の終わりまでの十数ページに、ハラハラ、ドキドキと、読み進む。 このどんでん返しのような内容に、ホッとするのだが、・・・・ エピローグで、僧という仕事も失くすのかと、思われたのに、門主の深い慈悲と推敲に、思わず頭を垂れる思いであった。 「常に精進しなさい!」の言葉も・・・
0投稿日: 2022.08.04
powered by ブクログ主人公が葛藤しながら、だんだんのめり込んでいくところに惹き付けられました。自分の死と引き換えたものについては、学生時代の出来事が彼の人となりだったとしても、あまり納得がいきませんでしたが、明らかになっていく事実とタイムリミットの掛け合いに、ハラハラドキドキしました。 どちらかと言うと、知ってしまったばかりに、巻き込まれた文屋さんのエピソードの方が納得がいきました。これこそ、凄いどんでん返しでした。
0投稿日: 2022.07.29
powered by ブクログ死刑因の関根さんの方がよっぽど坊主らしいと思いました。 事件の筋立てよりも、ココロのドラマとして読むべき話なんだと思いますが、内省が過ぎると読み疲れします。 ところで、亜佐美さんはどんな「今」を生きているんでしょうかね。幸せにしてるといいなぁ。
0投稿日: 2022.07.29
powered by ブクログ帯にソレ書いてあるじゃ〜ん! と軽くツッコミを入れつつ、教誨師である僧侶と刑事が死刑囚の冤罪をはらすべく奔走する、大どんでん返しを楽しみました。ちょっと最後、無理やりな感じは否めなかったです。でもなかなか2人がいいコンビでした。 中山七里さん、いくつか読みましたがとても読みやすくて好きです。
1投稿日: 2022.07.27
powered by ブクログ袈裟きたお坊さんが刑事さんを相棒にして事件を追いかけるミステリーエンターテイメント! て書くとチープに見えますが傑作ミステリーでした。 教誨師という仕事を始めて知りました。「きょうかいし」と読むそうで、受刑者の方に戒めや説法を説くお坊さんの事だそうです。 そんなお坊さんが死刑囚になった大学の同級生に25年ぶりに偶然出会い、冤罪の疑いを晴らす為に檀家周りの合間に捜査を進めるストーリーです。 坊さんの説く仏教の難しい話もありますが、話のテンポが早くて、心理描写もわかりますく、とにかく読みやすいです。私は2日で読み終わりました。
3投稿日: 2022.07.20
powered by ブクログ教誨師として刑務所で講話する僧侶の顕真が、大学時代に山岳部で命を救われた関根と出会う。関根は死刑囚であった。 関根が誰かを庇っているであろうということ、 命を賭けているので、庇う相手は肉親だろうなということが想像できる。 残りページの少なさが気になりだした頃、関根の残り時間も一気に減り出す。 これはまさかの、執行に間に合わない展開か!?と手に汗握ってしまった。 それまでわりと時間とページを割いているように感じていたのだが、関根はいつ執行されてもおかしくない立場にいることを思い出す。 最後の展開にはあまり満足できなかった。 それと、冒頭の別の死刑囚の執行シーンを読んだら気持ちがズーンとしてしまい、変な夢を見た。
14投稿日: 2022.07.13
powered by ブクログ教誨師という職業に焦点を当てた人間ドラマ。話の筋自体は大したことはないが、読みやすい。終わりにかけて、次々と解明されていく様はこんなに上手くいくことはなかなかないと少し興醒め。とはいえ、300頁にも渡る小説を一気に読ませるだけの魅力はある。
1投稿日: 2022.07.12
powered by ブクログいつどんでん返しがくるのかページも残り少なくなって来て心配になりページをめくるスピードが早くなりました
2投稿日: 2022.07.09
powered by ブクログ時間が迫る中、ハラハラ、ドキドキしたが、途中で犯人が想像できてしまった…。ただ「お坊さんが探偵」というと急に安っぽくなるところを「教誨師」という仕事からの視点で重みをもたせてるあたりがさすが!と思った。
0投稿日: 2022.07.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これは今の自分には色々な意味で難しい一冊だった。自分の知識や生きた経験ではまだまだこの小説を理解しきれない部分もあり、命の倫理や登場人物の葛藤やその登場人物から見た目線。あまり普段の生活では聞き慣れない教誨師という職業や浄土真宗の教えなどもあり、漢字も難しい字が多かった分、読む上での難易度が上がった。 ストーリーは少し強引な部分もあったように思えるが、教誨師から見た死刑囚という自分にとって新鮮な目線で面白かった。仕事に対してどれだけプロであるか、プロであるべき事がどれだけ大切なのか、罪という一つの現象から命の価値観や考え方が大きく変わってしまう事。そういった事をこの本から学ぶ事ができた。ただ、自分はこの本を100%楽しみ、理解したと自分では思えない為、もっと多方面で刺激や勉強が必要であると実感した。
0投稿日: 2022.07.02
powered by ブクログお坊さんの仕事などに関する記述は良かった。 ただ最近の中山さんの本は犯人が分かりやすい。 全部が全部同じ濃さで書かれているから、犯人が分かった時の驚きがあまりない。 さよならドビュッシーを超えるものを読みたい。
1投稿日: 2022.06.29
powered by ブクログ犯人は誰だやトリックは何だは正直取って付けた感じでミステリーではなかったかな。 教誨師とはがメインで少し冤罪にも触れる。 そんな小説でした。 ミステリー好きな私からしたら物足りなさを感じたのと、お坊さんの言葉遣いに最後まで慣れず読み流しに近かった。
0投稿日: 2022.06.21
powered by ブクログ教誨師という言葉を初めて知りました。なるほど、色々の宗教があって、それぞれの教えを説くのか、と。精神的にダメージが強そうなお役目ですが、その任務に就かれるのはすごいなぁ。 日本の刑務所に訪れる教誨師がほぼ浄土真宗と作中説明がありましたが、なるほど、という感じ。仏の御威光に縋って成仏できるという教えだったものなぁ。確か。女性も悪人も救うという考えは当時はさぞ異端だったんだろうな、と思います。まぁ親鸞は妻帯者でしたしね。そのあたり、今思っても異端だったんだろうなって思います。 さて、お話は大学時代の友人が殺人を犯したと信じられずに東奔西走する僧侶の主人公のお話。同じ疑問を感じた警部とコンビを組んで、再調査するけれども、当然どこからも歓迎されず…という感じ。そりゃそうだ。 結果として被害者も無辜の民というわけでは無かったのですが、でも殺すのはちょっとねぇ。とばっちりで殺されちゃった彼女は本当にお気の毒だし。 とはいえ人を殺して、自分は死にたくないと主張するのも違うとは思うので、死刑制度というのも難しい問題だなぁと思いました。
0投稿日: 2022.06.14
powered by ブクログ教誨師である顕真は、かつての友人であり恩人である関根を死刑囚の中に見る。 なぜ人を殺めたのか、救えるのか。 過去に起こした罪を、どのような形で償うのか、罰を受けるべきなのか。 生きて罪を償うことが、一番辛い罰なのかもしれません。
1投稿日: 2022.06.08
powered by ブクログ良い物語だなあ 心の中に他人に言えないような、重い悩みや哀しみを抱えて生きている人は多いのだろうか? 多いのだろうなあ この物語を通して、人の心の中を垣間見る・・・・いや垣間見えるような気がする
1投稿日: 2022.06.06
powered by ブクログ初めて読んだ中山七里作品でした。 率直な感想は、ハラハラ感が起爆剤となり、一気に クライマックスに爆発する、怒涛の展開に感無量でした。この作品で初めて、教誨師を知りました。 僧侶が死刑囚や囚人に対して、過ちを悔い改めさせるために仏教を通して新しい道を教える仕事で、さらに驚いたのが、死刑囚の刑の執行にも立ち会うこともあるということです。最後のどんでん返しに注目です。
28投稿日: 2022.06.01
powered by ブクログ教誨師と言うものを知らなかったので新鮮でした。 物語は最後まで「一体どうなるのかな?」と気になりほぼ一気読みしました。 面白かったです!
8投稿日: 2022.06.01
powered by ブクログ罪と罰。宗教の役割、またそれを広める人の役割。それぞれの関係の意味を考えさせられる深い作品でした。かと言って読者を選ばない作風はさすがの七里先生。
0投稿日: 2022.05.31
powered by ブクログ浄土真宗に帰依し囚人の教誨師になった高輪顕真が、死刑囚として収監されている大学時代の山岳部のバディ関根要一に出会う。高輪は、遭難し負傷した自分を死の危険を冒してまでして助けてくれた関根が殺人を犯したことが信じられず、関根の教誨師になるとともに背景を探っていく。その過程で関根を取り調べた刑事の一人である文屋の協力を得て真実に迫っていく。 終盤は死刑執行までのまさにタイムリミットサスペンスで一気読みさせるが、高輪が出家した背景、関根の人物像、事件の真相、ちょっと出来すぎかな。星は4-。
5投稿日: 2022.05.30
powered by ブクログまず面白い。 死刑囚と教誨師の話。 二人は大学時代の山岳サークルの同期で過去に死刑囚に命を救われた過去を持つ。 25年経過したが死刑囚の人となりが分かるだけに事件に疑念を抱く。 教誨師の僧の人柄も好きだし、刑務官、刑事、弁護士が自分の正義を持っていて好感が持てた。 そして教誨師という言葉を初めて知った。
1投稿日: 2022.05.30
powered by ブクログ最後は大変スリリングで、物語の中盤も中弛みしないで読めました。ただこの作品に限らず、死刑執行の描写を読んでると凄く嫌な気分になります。 あと、「13階段」を読み直そうと思いました。
2投稿日: 2022.05.28
powered by ブクログなんか最近 死刑制度に思いを巡らす本ばかり読んでる たまたまか たまたまだな 立て続けにこの本を買う人を 横目で目撃したので なんじゃなんじゃおもしろいのか? ってつられて買ってみた なかなか読み終わらなかったなぁ ちょびっとキャラクターに 感情移入しにくかったからかも 大どんでん返し! って帯がついてたのを忘れてたから 結局この人犯人なんでしょ? そこにすごい秘密があるんでしょ? ってあらぬ方角を目指して読んでたから オイオイオイ!ってなるラストだった 大どんでん返しのお話ってことを 今から読まれる方はお忘れなきよう いや、忘れてても構わんのだが 忘れてなくても 焦りながら読んじゃうかな 忘れてたうえに 目指す方向を間違えていた自分は ひざかっくんされた気分 別に嫌じゃないし あれー?そっちでしたー?テヘッ っておでこぺちりしちゃう感じ そ、そんな軽い話じゃないぞ! テーマは重いぞ! 星はフツーだったから3つ
0投稿日: 2022.05.28
powered by ブクログ教かい師というものを初めて知った。なんと死刑執行にも立ち会うという。 物語途中からの、坊さんと刑事コンビで捜査するという様子がなかなかおもしろかった。 自分の立場を越えて、かつて自分の命を救ってくれた友を救うためになりふり構わず奔走する坊さんが新鮮でした。
1投稿日: 2022.05.25
powered by ブクログ面白かった! 仏教も少し興味あるから尚更面白かったかもしれないけど、仏教だとか宗教だとかそういうの気にせずにも楽しめるミステリー。 拘置所で教誨師を務める顕真が拘置所で再会した関根は死刑囚だった。 関根にはかつて命懸けで救ってもらったことがある顕真は、本当に関根が罪を犯したのか…坊さんとしてあるまじき行動をしながらもその謎に迫る。 先が全然読めなくて結末先に読みたいとすら思った笑 最後はちょっと無理矢理感あるけど、そこに至るまでが面白かったからヨシ。 主人公の顕真が坊さんだからなのか、書き方が寺っぽい?というのか…読みにくいわけじゃなくてむしろ読みやすくて面白い笑 顕真の心の葛藤も何かグッとくるものがあって良かった。
25投稿日: 2022.05.21
powered by ブクログ最後はどうなるんだろうと・・・気になって気になって 結局ほぼ一気読み状態 なんか、あとがきにもありましたが、良い小説だわ。 ミステリもさることながら、自分も教誨を受けているようでした。
5投稿日: 2022.05.20
powered by ブクログ死刑囚の冤罪を教誨師と刑事が解明していく物語 教誨師を題材にしたミステリー作品は中々無いのではないか? そして人物関係の絡みもあるが、こんな行動的な教誨師も滅多にいないだろう 宗教の専門用語など出てくるが物語のエッセンス程度としてとらえることが出来、内容自体は非常に読みやすいためオススメ ラストは少々ご都合主義感が否めないが、スッキリと締めくくられるため気持ちよく読み終えることが出来た
0投稿日: 2022.05.20
powered by ブクログ死刑囚と向き合う教誨師(恥ずかしながら初めて聞いた)という僧侶の葛藤と真実へ向けての謎解きが緻密に描かれていて読み応えたっぷり。 七里さんお得意のどんでん返しについては、中盤に重要な手がかりもあり、それほど意外ではなかったが、いつも通り、後半以降一気に突き進む展開に頁をめくる手は止まりません。
0投稿日: 2022.05.20
powered by ブクログ教誨師という仕事を初めて知った。 刑事の無駄のない行動と限られた時間で進む展開。あっという間に読めた。 半分あたりまでどうなるのか読み解こうとしたが 完全にどんでん返しにやられた。
0投稿日: 2022.05.20
powered by ブクログ中山七里さん、流石です。本当にドキドキハラハラさせられましたよ。このサスペンスで教誨師という仕事があるのを初めて知りました。死刑囚と面会し、刑の執行にも立ち会う、大変な任務と想像します。死刑制度には様々な意見がありますが、万が一冤罪だった場合のことを考えると恐ろしいし複雑ですよね。
1投稿日: 2022.05.15
powered by ブクログ教誨師の祈り/囚人の祈り/救われた者の祈り/ 隠れた者の祈り/裁かれる者の祈り/エピローグ 顕真さんが拘置所で出会ったのはかつての友人。死刑判決受けた友人の犯罪と信じられない顕真さんは教誨師という立場を超えて動き始める。多くの人を巻き込んで行きついた所は…… ラストが決まっていくのにバタバタ感を抱く。若干とってつけたような気がする。
1投稿日: 2022.05.15
powered by ブクログ教誨師が死刑囚の友を救うために半ば強引に刑事を巻き込み事件を調査していく過程は面白かったが、途中出てくる経文は大事な部分と思いながらも、少し難しく感じ斜め読みした。もう一度読む時はちゃんと読もうと思う。
10投稿日: 2022.05.09
powered by ブクログ中山七里初心者だった頃には犯人を推理しつつ読んでいましたが、今は推理なんてまったくしません。推理したところでどうせ当てられないから(笑)、「無」の気持ちで臨む。 教誨師といえば故・大杉漣が演じた『教誨師』を思い出しますけれども、あれは牧師でした。まさか七里センセに釈迦の教えを説かれるとは思わなんだ。 教誨師といえどもひとりの人間。目の前にいる死刑囚が自分の命の恩人だったら何を思うのか。 残された時間が一日だけだったとしても、生きていることに価値を見出せない時間を過ごすよりは、経を読むことにはよっぽど価値があるという言葉が胸に突き刺さります。 最後にドンヨリした気持ちで終わることにはならないと信じて読めるのも中山作品の魅力。 映画『教誨師』の感想はこちら→https://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/12fc6df8cbc7984c97e7a0d4f529de4d
1投稿日: 2022.05.08
powered by ブクログかつて山岳部で遭難した際に、自分と彼女の命の恩人だった親友の関根が死刑囚となり執行を待つ身となっていた。囚人の仏道を説く教誨師の主人公の高輪顕真が過去の事件に疑問を感じ再調査して真相に迫るミステリ。 大好きな中山七里のミステリ。 文庫化された新作、迷わず手に取った。 教誨師と呼ばれる存在を本作で初めて知る。 冒頭、説法を解き仏の心へと戒心した、とある死刑囚の執行が確定、執行現場に立ち合う高輪顕真の目線でリアルな終幕の場面から始まる。 主役が教誨師という観点が斬新、かつテーマが死刑制度であることから、期待高く読み進め序盤は面白かったのだが、話が進むにつれどんどんと現実離れしてしていく感が否めなかった。 もはや中盤以降、教誨の務めではなく、殺人事件の真相解明する探偵、延いては再調査に協力する刑事のバディになっていた。これでは初めから警察小説にしてくれた方がしっくりきた作品だった。展開も終い方も私が中山七里に期待する【らしさ】はなく、個人的には事前期待を下回る作品であった。 しかしながら、これはあくまで総括。 作中、脳裏と心に残るフレーズ・セリフがあった。 とある弁護士が言った。 「死んで償えるものより、生きて償えるもののほうが大きいはず」 高輪顕真が言った。 「僧侶として相応しくない行為を罵られるのは怖くない。人として報いるべきを報いなかったと罵られる方が応える。」 生きるということはそもそもしんどいと思っている。その過程で人との関わりは不可避だ。時に自分の選択や決断、発言や行動が誰かを救い支えることもあれば、傷付け軋轢を生むことだってあるだろう。だからこそ喜怒哀楽を振るわせながら、人間らしく、土臭くいきたい。綺麗でなくていい。いや、きっと美しくない。冒したならば償い報える自分でいたい。なので、少なくとも私はこれからもしんどいだろうと思っているし、それで良い。私の死にゆく者としての生き様であり祈りだ。 本作のテーマは死刑制度であったが、同じテーマで既読の東野圭吾の『虚ろな十字架』早見和真の『イノセント・デイズ』高野和明の『13階段』は名作だったことを思い出し、感慨に耽る。こんな回想が出来るのもまた、読書の副産物であり醍醐味だ。本当に読書は面白い。好きだ。大好きだ。
133投稿日: 2022.05.06
powered by ブクログ教誨師と死刑囚 死刑囚の関根は、大学時代の山岳部の命の恩人 関根が死刑囚となった事件を追うことになる 教誨師の主人公と、関根の事件を担当していた文屋が関根の事件の背景を追うことになる。 個人的な趣味もあり、山のお話は好きです。 刑務官の田所さんも、主人公に何とか、頑張ってもらいたいと願うが、ここでも、立場が邪魔する。 人を裁く上で、最も重たい刑罰。 死刑廃止論者という立場ではありませんが、遺族にとって、決して戻らない時間の分だけ、被告にも苦しんでもらいたいと願う気持ちは、決して非難できるものではない。 自分もそういう立場になったら、赦すことはないかなと思うから。 帯にある大どんでん返しという言葉と、消去法でいくとあの人しか残らないよねと、読み勧められました。
3投稿日: 2022.05.05
powered by ブクログお仕事小説で言えば、教誨師が主人公となるのは、おそらく初めてではないか。 浄土真宗の僧侶顕真は、拘置所での教誨の際、遭難寸前の雪山で自分を救ってくれた友人に出会う。彼は殺人を犯し死刑囚となっているが、大学時代以来の彼の性格を知る顕真は、冤罪ではないかと疑問を抱き、調べ始める。 探偵役の顕真に強力な助っ人となるのが、当時の捜査に疑問を持っていた刑事の文屋。警察上層部の脅しにも怯まず、顕真とともに自分の信念を貫き通す。 冤罪なら「国家権力によって名誉と人権を奪う行為です。それだけじゃない。誤認逮捕によって真犯人が闇の中に消えてしまう。つまり二重の意味で罪深い。その罪に自分が加担しているなんて、想像すらしたくないですよ」と言う彼のキャラがいい(文屋刑事を主人公とした続編も期待したい)。 さらに刑務官の田所が、顕真の執念の行動に打たれ、陰に陽に出来る範囲で協力しようとする。 思い惑い、あちらこちらに平身低頭しながら顕真は、弁護士を含む協力者たちの力を借り、いよいよ真相に近づく。 しかし、無情にも死刑執行の日が来てしまう。ここからの常軌を逸するかのような顕真の行動は、いささか劇画的ではあるが、溜飲が下がる場面でもある。 ここからネタバレになるが・・・ 家族の犯行を親が身代わりになるが実は家族は犯人ではなかった、というパターンは他の小説やドラマでも見受ける。しかし、著者の筆力はそんな既視感を感じさせず、小説の面白さを堪能させてくれる。
15投稿日: 2022.05.05
powered by ブクログAmazonの紹介より 何故、お前が死刑囚に――。教誨師の高輪顕真が拘置所で出会った男、関根要一。それはかつて、雪山で遭難した彼を命懸けで救ってくれた友だった。本当に彼が殺人を犯したのか。若い男女二人を無残に刺殺したのか……。調べれば調べるほど浮かび上がる、不可解な謎。無実の罪で絞首台に向かう友が、護りたいものとは――。無情にも迫る死刑執行の刻、果たして教誨師の執念は友の魂を救えるのか。人気沸騰中の“どんでん返しの帝王"による、予測不能・急転直下のタイムリミット・サスペンス‼ 執行されるのか?それとも新たな真犯人が現れるのか? 最後の最後まで、ハラハラドキドキの展開でした。 ちなみに教誨師とは、囚人や死刑囚に対して、過ちを悔い改め、特性を養うための道を説く者だそうです。 主に僧侶が多いということで、なぜ主人公がお坊さんになっったのか?そういった部分も描かれていますが、まぁ波乱の人生だなと思いました。 そんな彼が、刑務所で死刑囚の友人と会い、無実を信じながら、奔走していきます。主人公の行動は強引でしたけれども、友人を助けたい思いが強く伝わりました。 大学時代の同じ登山サークルで培った友情を超えた友情。「走れメロス」を見ているかのようでした。 最後の最後まで、友人を信じて、僧侶らしからぬ強引な行動が読み応えがある一方で、そこまでやる⁉︎といったツッコミもしてしまいました。 そんなこんなで行き着いた先の驚きの結果に一瞬時が止まったくらい衝撃でした。 ラスト10ページくらいで真相が語られるので、今までのがあった分、あっさり感はありましたが、すごいどんでん返しを味わいました。 また新たな中山さんのどんでん返し劇場が読めて良かったです。
3投稿日: 2022.05.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ほとんど一気読み。 罪とは、償いとは、そして祈りとは。自分に正直に生きるって難しい。それでも友人を冤罪からから救うため行動を起こす。でも最後、主人公は破門されることも教誨師の任を解かれることもなかった。逃げることは許されない。「常に精進しなさい。あなたが自身を罰するのは、それからで結構」門主の言葉が突き刺さる。
2投稿日: 2022.05.03
powered by ブクログ服役中の囚人達の過ちを悔い改め徳性を養うために導く者"教誨師"の顕真は拘置所で死刑囚となった友と出会った 彼がなぜ?との疑問から2人の過去の話や事件を追って行く事に タイトルからもっと精神論とか思いの話かと思っていたのですがしっかりエンタメでした
10投稿日: 2022.04.27
powered by ブクログ冒頭は、難しそうな内容かな…と感じながら 読んでいましたが、 半分くらいからどんどん引き込まれ 一気読みでした! ともかく、冤罪が証明されてよかった! たくさんの人の、真実への執念や優しさが 身に染みました。
3投稿日: 2022.04.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
★3.5 ラスト、関根が、ありがとうって言った時泣いてしまった。 友人を冤罪だと信じ、教誨師の立場を捨ててまでも、1人の人間として、無罪を証明するために奔走する姿に胸を打たれた
2投稿日: 2022.04.24
powered by ブクログミステリーとしての面白さに加えて、 教誨師という仕事、死刑について、 また親子の情や登山についてなど、 盛りだくさんに興味をそそる要素が 盛り込まれてます。 最後は、祈るように、且つのめり込んで、一気に読みました。
0投稿日: 2022.04.20
powered by ブクログ面白かったなぁー 教誨師という人がいることを初めて知った。 死刑が執行される直前の死刑囚の変わりよう(本の序盤で描かれる)はなかなかリアルで酷いものだった。執行のやり方もなんか昔テレビで見た気がする。 起承転結に忠実な構成でとても読みやすかった。 大どんでん返しっていうほど大袈裟じゃないと思ったけど、、、 お坊さん行動力ありすぎ笑
3投稿日: 2022.04.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
すみません、ちょっとネタバレ。 死刑を受け入れた男は学生時代の山岳部の 命の恩人だった。 そこから始まる大どんでん返し。 死刑囚に改心する様に教え諭す人を 教誨師と言う。 今回の主人公はこの教誨師。 教誨師と大学の友人で命の恩人が死刑囚として刑務所で出会うと言う巡り合わせ。 彼は何かを隠している。 学生時代の元友人との駆け引き、 人間模様が描かれる。 私としてはいつものどんでん返しと言うよりは、死刑執行からの逆転へ向けてのストーリーなので、トリックや真犯人と言う点での大どんでん返しに比べて 些か物足りなかった。 しかしながら、いつもながら どんどん読ませられてしまう ストーリー展開は流石ですね。 一旦、中山七里さんを読んだ後は 違う作家を読むことにしてます。 そうでないと、 延々中山七里作品を 読んでしまうからです(笑)
2投稿日: 2022.04.16
powered by ブクログ震えました。様々な感情になり没頭していたし、私も祈っていました。七里さんらしいどんでん返しにまた、私の心臓は高鳴り寝不足です。
1投稿日: 2022.04.11
powered by ブクログストーリーのテンポが良く読みやすい。 中弛みもなくスッと読めてしまう作品。 登場人物の過去や、揺れる内面がストーリーによく絡められていて、少しずつヒントのように与えられていくので読んでいて飽きなかった。 物語に希望を感じられるところも良かったと思う。 どんでん返しも態とらしくなく良かった。
1投稿日: 2022.04.07
powered by ブクログ中山七里『死にゆく者の祈り』新潮文庫。 何とも珍しい僧侶を探偵役に据えたタイムリミット・ミステリー小説である。 奇抜な設定とスピーディーなストーリー展開が非常に面白い。教誨師の説く仏教の経典の内容も興味深く、あっという間に読み終えてしまった。そして、ラストには感動した。 かなりの偶然が重なる設定と真犯人の正体には多少の無理も感じるが、小説というのはそもそもそういうものだからこそ面白いのだ。 浄土真宗の僧侶である高輪顕真は東京拘置所の教誨師を務めていた。ある日、拘置所から請われて、死刑囚と一般囚人を集めた教誨を行っていると、死刑囚の一人に見知った顔を見付ける。顕真が大学の山岳サークル時代に冬の劔岳で懸命に彼の命を救ってくれた友、関根要一が殺人の罪で死刑囚として収監されていたのだ。 25年余りの時が関根を殺人犯へと変えたとは信じられない顕真は事件の背後を調査すると思いもしない事実が浮かび上がってくる。事件の担当刑事の協力を得た顕真は関根の死刑執行までに真犯人を突き止められるのか…… 本体価格710円 ★★★★★
19投稿日: 2022.04.02
