Reader Store
13歳からの地政学―カイゾクとの地球儀航海
13歳からの地政学―カイゾクとの地球儀航海
田中孝幸/東洋経済新報社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

460件)
4.2
168
203
56
3
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    地政学の観点、尚且つ物語形式で、世界情勢を広く、さわり的な部分をわかりやすく解説してくる名著でした! Google Earthをぐるぐるしながら、一緒に読み進めるのも楽しかったし今後の社会情勢の報道の見方も変わってくる様な気づきも頂けた気がします。 息子はまだ9歳ですが、いつか一緒に地球儀見ながら話せたらなぁ、なんて思いました。

    8
    投稿日: 2025.11.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分のいる国がこれから安心して生活できる国で居続けるにはどうしたら良いのだろうか。多民族で小国でも上手に立ち回り、豊かになった国はどんなことをしたのだろう。自分が住みたい国、長期で滞在してみたい国は周りの国からどうみられているのか、将来的にも安全だろうか?多くの国を簡単に俯瞰してみれたような感覚で他国について知りたくなる良い本でした! また、物語の会話の名言が心に刺さりました。 無知に気付けば気付くほど、より一層学びたくなりました。( ´∀`)

    12
    投稿日: 2025.11.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    地政学について小説風に簡単に分かりやすく、 まとめらていて、とても読みやすかった。 地政学について、ほぼ無知でしたが、 導入との本としてはとてもいいのかなと 思いました。 詳しく内容が書かれている本ではなく、 広く浅くという内容の本でした。 日本、アメリカ、中国、ロシア等の大国について 国同士の関係や、立地による有利不利等の 話が簡単にまとめられていました。

    0
    投稿日: 2025.10.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    世界の仕組みがわかりやすく述べられていて理解しやすかった。 1つ1つの区切りが短いので読みやすかった。 個人的には最終章の二人の気づきが深くて勉強になった。

    0
    投稿日: 2025.10.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大人の私が読んでも、し、知らなかった……の連続がある学びの多い本でした。 13歳からということもあり、内容も読みやすい! 地政学というと、難しくて取っ付きにくい学問のイメージでしたが、地球儀から眺めて考える世界のカタチをあらためて考えさせられました。カイゾクさんの最後の質問、自分なりの考えさせられました。

    2
    投稿日: 2025.10.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    会話地政学の入門書 子どもとの会話を中心に展開されるストーリー仕立てのため、とても読みやすく、国や民族同士の摩擦は、背景に歴史や地理的条件が大きく影響していることがよく理解できた。 中国やロシア、アメリカなど日々流れてくる情報を受け取るときに無意識にどちらが良い悪いと判断しがちだが、それぞれの背景に目を向けるとどのような解釈ができるのかを知ることができ、男自分が偏った見方をしていることにも気づかされる。 同時に、文化の違いという尺度だけで判断しがちだった自分にも気づき考えさせられた。 地理的条件はなかなか変えることができないなかで、小国や地理条件の悪い国の努力も印象に残った。

    0
    投稿日: 2025.10.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    13歳からのってだけあって読みやすい。地理的要因で政治にどんな影響があるのかが分かりやすく書かれていました。日本は海に囲まれた島国であり、それは少数派である。そして、多数派から見える考え方のヒントがあっていろんな見方ができるようになる本だと思いました。なぜアメリカが強いのか、なぜアフリカは貧しいのか、、、。「なぜ」の考え方は面白い。

    7
    投稿日: 2025.10.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    地政学に関する入門書。 教える側と学ぶ側の対談形式で展開され、極めて読みやすい。 地政学というと、どこか取っ付きづらく、難しいイメージがあるが、本書はそうした抵抗がまるでなく、小説やライトノベルのようにスルスル読めてしまう。 オチがちょっと物足りなく残念だったが、総じて分かりやすく、勉強になった。 見識を広げるためにも、有用な一冊。

    0
    投稿日: 2025.10.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    地政学視点では、アメリカは日本と同じ海洋国家であると、初めて知りました。 また日本の強みを改めて認識しました。 アクション ・中国を地政学視点で考えてみます。 1. 地政学の基本的視点 •地理条件が国の運命を左右する → 国の位置・地形・資源・気候は、国際関係や安全保障の前提条件となる。 •海洋勢力 vs 大陸勢力 → アメリカやイギリスの「シーパワー」、ロシアや中国の「ランドパワー」という対立軸は、今も国際政治の中心テーマ。 ⸻ 2. 世界の要衝とリスク •中東:石油・宗教・民族の複雑さから、国際的なエネルギーと安全保障の焦点。 •ウクライナ:欧州とロシアの狭間。大国間対立の「緩衝地帯」。 •台湾・南シナ海:中国の台頭と米国の抑止の最前線。日本の安全保障に直結。 •ヨーロッパとアジアの交差点(トルコ・中央アジア):歴史的に交易と軍事の要地。 ⸻ 3. 歴史から学ぶ地政学の教訓 •ナポレオン・ヒトラー:陸軍の強さだけでは制海権を持つ国に勝てない。 •アメリカの戦略:二つの大洋を持つ海洋国家として、世界秩序を主導してきた。 •中国の戦略:陸から海へ進出中(「一帯一路」や南シナ海軍拡)。 ⸻ 4. 日本にとっての示唆 •島国の宿命:資源乏しく、海上交通路(シーレーン)の安全確保が死活的課題。 •地政学的強み:海洋国家としての立地、技術力・経済力を活かせる。 •戦略的課題:米中対立の中でのバランス取り。安全保障と経済の二面で判断が必要。 ⸻ 5. 実務に役立つ地政学的思考法 •ニュースを「地理」で読む:紛争・経済問題の背後には必ず地理条件がある。 •ビジネスリスク管理:サプライチェーンや投資対象国を見るとき、政治だけでなく地理的制約を考慮。 •国家戦略を理解する:地政学を知らずに国際関係を読むと「なぜこの国がこう動くのか」が分からない。

    11
    投稿日: 2025.10.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中3の息子が好きな作者さんなので読んでみたところ、地政学としても、物語としても面白くて夢中になりました。小4の息子に勧めたら息子も夢中に。親子で読むと、親子で共通の話題ができ、地政学からニュースや歴史を見る楽しさも共有できるようになりますよ!

    0
    投稿日: 2025.10.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    恥ずかしながら地政学というものをこの本で初めて知った。 世界の歴史は苦手な部分があったけど、地球儀から見た世界というのが新鮮でとても読みやすくてすらすら読めた。 最後の2人の回答もとても素晴らしい。 わたしも中心は自分がいる場所と思いましたが、自分以外の人たちも同じ考えを持っているから、その視点を尊重し共に生きていくまでは考えられなかった。 世界の平和を願うにはまずは世界を知っていくことが大事と学んだ。

    0
    投稿日: 2025.09.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    プーチンは元スパイだとか、中国の国民は国から常に監視されてるとか、国外とのDMのやり取りは海底にあるケーブルを経由して届くから盗み見られてしまうかもとかへぇ!!!ってなった! ニュースで他の国の政治の話をしているのを見てもよく分からなかったけど、前よりかはなんとなくわかるようになった!

    0
    投稿日: 2025.09.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    日韓の関係については頷けない部分もあるが大略的にはわかりやすく説明している。特に日本を過小評価している人たちにはよく読んで欲しい。

    0
    投稿日: 2025.09.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    13歳からとありますが、大人にもおすすめ。 お恥ずかしい話、私自身、学生の頃は社会科全般嫌いで今でも社会情勢のニュースには苦手意識があります。 学生もしくは若いうちにこういう本に出会っていれば、ニュースの見方も変わっていただろうなと、数十年分損した気分になりました。 13歳という数字にこだわらず、親が読んで小学生の子供に噛み砕いて教えるなども良いと思います。対話形式でとても読みやすく、興味深い内容でした。

    1
    投稿日: 2025.09.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こんなにきちんと世界地図をみたことはなかったな。地図からさまざまなものが見えるようになれた気がする。

    0
    投稿日: 2025.09.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    世界の事知る良いきっかけとなった。以前読んだ日本人の誇りとは異なる視点も多い。色々な切り取り方があるのだろう。

    0
    投稿日: 2025.09.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    興味があった地政学のとっかかりとして、とても読みやすく、わかりやすい内容でした。 自分が見ている世界はあくまでごく一部。各国の立場で、過去の経験によっても見え方が違うことを把握した上で、物事に向き合うことが大事!

    1
    投稿日: 2025.08.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    地球儀に興味を持った高校生と中学生の兄妹が、アンティークショップを営む"カイゾク"から、7日間にわたり講義を受けることになり、世界の歴史的な変遷も含め、地政学を学んでいく。 "遠くの国と仲良くして近くの国の脅威に対応する「遠交近攻」は地政学の王道"、"核兵器は①原子力潜水艦、②海中からミサイルを発射する能力、③深くて安全な海、の3つを揃えてはじめて最強のアイテムになる"ということ、中国が南シナ海を支配したがる理由もこれによることなど、自分にとって新たな学びも多かった。 フェアトレード商品を選ぶことや、無料の情報を信用しないこと、など改めて意識的にやっていきたい。 また、"恩というのは、世話になった人に返せるものではない。ほかの人に自分が受けたこと以上のことをしてあげることで返すものだ"というカイゾクの言葉に感銘を受けた。

    29
    投稿日: 2025.08.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大阪関西万博に行く前に読もうと思って手に取った。結果、大正解だった。国の位置する場所や大きさや歴史にとても興味を持った。今年読んだ本の中で一番人に薦めたい本。

    0
    投稿日: 2025.08.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ・いま世界で国同士、地域同士がどんな関係になってるのか ・その関係は国や地域が地球上でどんな位置にあるからか ・その位置関係から生まれる国際情勢の法則は何か ・その法則は人間のどんな習性から来ているのか ・そんな習性のある人が寄り集まる世の中はどうあるべきか ・その習性を持つ自分も何を考えてどう生きるべきか がひとまとめに語られている良書だと思う。 逆から言うと、 ・自分はどうあるべきか ・自分は他者、世の中の人と人はどういう関係にあるのがいいか ・その関係にすべきなのは人間にどんな習性があるからか ・その習性は、国際情勢のどんな法則を生み出しているか ・その法則は、国や地域の地球上の位置とどう関係しているか ・その位置関係がために、世界で国同士、地域同士が今どのような関係になっているのか を、知ったり考えたりできます。 地理とか政治とか地理とか国際関係学とかにあまり関心がなくても、上のどれか1つでも関心があれば本書を楽しめるかと。 そして結果的に、身近なことから世界まで様々な視点を持つことができ、それら視点を重層的に扱えるようになる、そんなキッカケになるといいなと思います。 難しい言葉もないので読みやすいですよ。

    1
    投稿日: 2025.08.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1年半ほど前から読みかけで止まっていましたが、いま世界で起きている様々な変化の根っこにあるものをまず理解できたように感じます。あくまでこれは取り掛かりであり、カイゾクさんの言うように関心を持った次の段階として、さらに知識や考えを深めたい。日頃のニュースに自分なりの見解を持って接したいと思いました。

    1
    投稿日: 2025.08.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初めて読んだ地政学の本。世界の仕組みや成り立ちが分かりやすく書かれています。この本を読んでから日頃なんとなく見ているテレビのニュースの見方が変わりました。子供はもちろん大人の方でもきっと新しい視点を得られるはずです。

    1
    投稿日: 2025.08.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今、世界で起きている色々なことの根本的なことを分かりやすく説明しており13歳と言わずぜひ大人も読むべき本だと思いました。 大国は自分達が当たり前だと思いがちだが実際にはそうではない国のほうが多いということに今更ながら気付かされました。これは国同士だけでなく普段の人付き合いの中でも、自分の中の当たり前が他者にとってはそうではないのかも、と意識することの大切さであり、自らの行動がどういう影響を周りに与えるのかを他者と分かり合えるためにどうすればいいのかを考えさせられました。 そしてそれは言葉で言うほど簡単なことではないのですが大事なことだと思います。

    71
    投稿日: 2025.08.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最近、別のビジネス寄りの地政学の本を読んだが、内容としては同じようなことが多く書かれているから、今現在の地政学の主流の考えがしっかり若者向けに書かれているんだなぁと感心した。アフリカの貧困の仕組みについては新しく知ることがあった。民族か国か、どちらにアイデンティティを見出すのか。それはより身近にある民族というのを取ることが多いと思うから、それを国としてまとまることの難しさというのは計り知れないものなんだろうなと。ただそれを乗り越えていかない限りは国全体の発展を望むことは難しい。

    1
    投稿日: 2025.08.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    海を制するものは世界を制するという構図を初めて知りました。世界を知ることが各国との相互理解、そして平和に繋がる大事な学びだと思い、娘にも日本だけではなく世界に目を向けて欲しいです。

    0
    投稿日: 2025.08.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイトルに13歳が付くだけあって、とても読みやすく理解もできて読んでよかった!大人向けの地政学だったら手に取ってないと思う。地球儀欲しくなりました。

    0
    投稿日: 2025.08.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    地政学の入り口としてとても読みやすくイメージしやすかった。 色々な国の事情やアメリカが覇権を握れる理由が分かりやすく書かれていてよかった。 もっと色々調べてみたいと思えた。

    13
    投稿日: 2025.07.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これはめちゃくちゃ良い!! オーディオブックで読んだけど、紙の本を買おう。 基本的な関係性や背景がわかりやすい。 物語としてのストーリーも心に沁みる。 子供たちが大きくなったら絶対読んでほしい。

    2
    投稿日: 2025.07.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    世界がどういう事を経てここにいたっているかを知ったうえで色々な判断をするような人になってほしいとの思いから、子供のために購入。しかし、少し先走り過ぎて積読期間がながかったが、中1になり、ひょんなことから息子がこの本を読むことに。あまりかんそうを言わないので、読み流したのだとおもうが、どんなことが息子の目に触れ、心に残ったたのか、考えるうちに自身も読もうと手にとった。かいぞくさんと兄妹のやりとりがよく、頭にすっと入り、読みやすかった。 簡単な内容だが、未来ある日本の子供たちが世界に目を向けるきっかけになる本だとおもった。最後は、少し目頭が熱くなった。恩を受けた人に直接返せるものでなく、受けた以上のことを誰かにしてあげるもの。そのとおりだなと。親から受けた恩を、子に。上司や先輩から受けた恩を後輩に、僕もその循環に加わりより良い世界を作る一員になりたいとおもった。 もう一度、息子に感想を聞いてみよう。

    1
    投稿日: 2025.07.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    マンガ版を読んだ後に、中学生の息子から「小説版も読みたい」と言われ図書館で借りてきた。 マンガ版と大まかな内容は同じだが、より詳しく解説されていて、中高生はもちろん、大人も楽しく学べる良書。

    1
    投稿日: 2025.07.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    オーディオブックにて。 これまで地政学に関する本を読み漁ってきたつもりだが理解が表層的であったことを痛感。インプット方法を工夫して、具体的にはこの本に出てくるような子供達にわかりやすく説明できるか?という観点でインプットを行って行きたいと思う。 核兵器に関するパートには非常に考えさせられた。原爆被害者の語り部がいなくなり、風化してしまったら日本人の核に対する考え方はどうなるだろうか。綺麗事では済まされないこの答えのない議論について自分なりの考え方を持ちたいと感じた。

    0
    投稿日: 2025.07.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    今後の世界経済を考えるうえで、地政学の重要性を説かれたことをきっかけに、この本を手に取りました。恥ずかしながら地政学とはどのような学問かも知りませんでしたが、本書籍はそのタイトル通り大変わかりやすいものでした。以下、学びの記録。 地政学とは地理的な条件と政治、経済、軍事の関係を考える学問。 アメリカは海を制する国。必要に応じて貿易を妨害することも可能、ライフラインを切れる能力がある。その強さ故、信頼度から通貨も貿易の基準となる。小国の通貨には信用はない。 核兵器の配備は自国防衛のためと考えてのこと。これを隠すために水深の深い海を領海に欲しい。 中国などが南シナ海を占領したいのはそのため。 国際法や国連では経済制裁はできてもこの侵略を罰することはできない。ロシアのクリミア侵略や、ウクライナ侵攻を見てもそう。 侵略国はそのような批判よりも、自国を強めることに重きを置く。気にしない。 個人で考えても2番、3番目の人はなんでも1番になりたい。それが国同士でも同じことが起きている。 中国は力をつけて、米国から干渉を受けたくない。 国家間のつながりは遠交近攻で成り立つ。 日本とアメリカ vs 中国。 アメリカにとって日本は中国の近隣国であり、カードとして使える。日本もアメリカとの外交は言いなりではなく、交渉するべき。 一方、平和条約等は必ず守られる確証はない。 大きな国は多民族の集合体であることが多い。ハンガリー・オーストリア帝国はユーゴスラビア連邦を経て、今は7つの国になった。もとは信頼された権力者によって統制されていたが、その人物が死去後分裂。多民族の集合国は遠心力が働く。独立の動きになる。 中国にもウイグル自治区があるが、中国の場合は力で押さえつけて外に出られないようにしている。 小国はその国に力がないため、個人が言語力を身につけ力をつけている。分裂した7カ国には4カ国語など複数言語を話せる人も多い。日本の場合は自分達で経済が回せたため、外国語を学ぶ必要がなかった。そのため語学力が低い。(今後はダメ) 日本は敗戦国であるが、その過程で多くの国を侵略した。今でも朝鮮、中国との軋轢がある。これを戦争を知らない世代からすると、過去に正当に国家間で清算したことで無関係のように思っている。これは加害国側の考えであり、多くの国は逆(被外国と同じ)意見を持っている。 アフリカはなぜ豊かにならないか。 アフリカの権力者から先進国にお金が流れているから。アフリカも勝手に先進国の権力者が線を引き国を作った背景もあり、さまざまな民族が各国に混在。そのような国では遠心力が働き、協力関係がない。権力者は、自分達に民族以外を潤わす必要が無い。タックスヘイブンという、税金逃れ、後がつきにくい国があるおかげでお金は流されている。 なぜこのようなことが横行されるか、アフリカにて先進国でできないこと、肉体労働などを低賃金でやらせたい国、人達がいる。例えばカカオの生産など。 北極の氷河が溶けることは必ずしも各国にとって悪いことでは無い。例えばロシアは氷河がなくなることでそこにある天然資源を得ようとしている。今よりも国家間の移動の利便性が向上するということも考えられる。

    0
    投稿日: 2025.07.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    地政学の入門にとても良い本。 ザクっとした知識は入ったのでこれからまた何冊か地政学についての本を読んでいきたいと思う。 投資→経済→地政学と元を辿っていくと、地政学を抑えないとマーケットも理解しきれないなと思ったのでこれから深く学んでいきたいと思う。

    0
    投稿日: 2025.07.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    入門書としては優秀だと思います。 読みやすく、理解しやすく、興味を引くような内容になっています。 ただ、アウトプットできるようなまとまった知識を得るには、もっと体系的に学べるものを読む必要があります。 これまで読書にあまり興味がなかったり、国際政治についてあまり触れてこなかったなら、最初に手を取るのに最適な一冊です。

    1
    投稿日: 2025.06.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    おもしろかった!大樹くんよりもなにも知らない自分が恥ずかしい、、もう少しニュースとか歴史を知る必要があるな 地政学のついては知識ゼロだったけどもう少し勉強してみたい、海底ケーブルの話とか知らないことだらけだった。 割と中立的な立場で書かれてる印象だったから諸学者の1冊目としては良さそう。 エピローグ感動した

    2
    投稿日: 2025.06.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    最近本屋の売れ筋に地政学に関する本がたくさん並んでいて、興味が湧いてきたのでとりあえず簡単そうなものからということでこの本を読んでみた。 やっぱりこういう本は物語形式になっていると読みやすくていい。内容を理解できているかどうかは置いといて…… 結局はそれぞれの民族、文化、宗教、地理、経済、等々によって主義・主張は変わってくるし、各国のパワーバランスを見るに本当に対等な関係を築くというのは難しいというのが現実だろう。 近年の日本国内のゴタゴタから自国の将来を憂う人も多いだろうけど、内部の問題ばかりに目が行くのは日本が世界的にも恵まれていてさほど外国との関係を気にしなくていい立場にあるからだというのがなんだか皮肉に感じた。 そんなことを知りもしなかった私はインテリぶって日本の政治について恥ずかしげもなく偉そうに語っていたけど、視野をもっと広げて世界の動きを捉えられるようにしたいという目標が1つできたので、改めて別の地政学に関する本や世界情勢に関する本を読んでみたいと思います。 私が理解できる本があればいいけど……

    14
    投稿日: 2025.06.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    物語形式で世界の情勢、歴史などを分かりやすく書かれている。 普段、ニュースなどで例えば「南シナ海」を中国が狙っているのは知っていても、なぜ狙っているのか?そこに至るまでの背景などについて、分かりやすく解説している。 そのほかにもアメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、北極、南極などについても様々な視点から解説がなされており、大人こそ知っておくべき内容が多くあった。 今後、グローバル化がますます進み、日本にも移民などを受け入れる日が来るかもしれない。 そのようなことを考えると、この本を通じて、世界の情勢、歴史をざっくりでも知っておくと違うと感じた。 また、物語の締めに出される問題については、自身も深く考えた結果、妹の杏と似たような回答になり、最後にはほっこり読み終えることができた。 とてもおすすめの本です。

    1
    投稿日: 2025.06.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    世界のことについて今までの人生では別の視点で学ぶことができた。 いろいろな視点で物事を考えること大切。

    1
    投稿日: 2025.06.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    高校1年生の大樹 中学1年生の杏 性格が真逆な兄妹と謎の人物 カイゾクとの会話という構図で世界で起こっている様々な事象について知ることができる。 カイゾクがディプロマットをもとに世界情勢を語り、性格の違う2人が様々な質問や意見を出していくストーリーの作り方が上手いと思う。 読み進めていくうちに、毎日流れてくるニュースでなんとなく知っていたことや、昔学校で習った気もするような事がだんだん鮮明になっていく。 最後のテストで性格の違う兄妹が出した答えは異なっているが、そのどちらもが正解だと納得させられるものであり物語としても綺麗にまとまっていて、学校でもこういった本が教材に使われると子どもも興味を持ちやすいのではないかと思う。

    0
    投稿日: 2025.05.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    「恩というのは、世話になった人に直接返せるものではない。ほかの人に、自分が受けたこと以上のことをしてあげることで返すものなんだ」きっとこの部分は、本書を通して伝えたかったメッセージのひとつだと受け取りました。 13歳からの〜的なシリーズ色々ありますが、小説形式で読みやすくした解説書系は登場人物のキャラ設定が重要だと思います。この物語の中心となる兄妹には愛嬌があって、青少年の読者に寄り添うキャラクターとして理想的ではないでしょうか。

    0
    投稿日: 2025.05.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    地形・歴史・国際政治が様々絡んでいる分野でしたが、私にとっては「かつて学校で習ったことが体系的に繋がっている!」と感じられて面白かったです。 地理と歴史を勉強している学生や、政治・経済の授業がイマイチだった卒業生や(←私)、地政学という分野に興味はあるけどがっつり専門書を読むのはちょっと…(;・∀・)という大人におすすめです。 南シナ海へ進出したい中国、資源はあるのに豊かにならないアフリカ諸国、温暖化に揺れる南極大陸など本作発行してから数年経った今も変わらず問題なことがあれば、新たに注視したい国際動向にも気づけたように思います。 『一見自分とは関係のないような分野の学問でも、取り組んでみれば面白く、役に立つこともある。学校で知識を増やしたり物を考える習慣をつけておけば、君たちをだまそうとする人の言葉にも、立ち止まっておかしいかもしれないと考えることができるようになる。知識を増やすということは、だまされないように武装するということなんだ。-4日目・国はどう生き延び、消えていくのか-』 2025.5

    46
    投稿日: 2025.05.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    知らない世界のことをたくさん知れた。主人公と同じ気持ちで世界と向き合えた。すごい面白かったし、感動した。

    0
    投稿日: 2025.05.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    世界のことについて勉強したいと何気なく手に取ったこの本。出会えて良かったと思った本でした。 学生の頃勉強はしていたものの、大人になって頭からすっぽり抜けてしまっていたので、改めて勉強したいと思って読みましたが、文章も読みやすく、自分が大樹と杏の立場でカイゾクさんから授業を受けているような感覚でワクワクしながら読むことが出来ました。 個人的に印象に残ったのは「差別の反対語は交流」というワード。国や人種のような大きなことだけでなく、自分の日常や仕事でも、異なる立場の人を下手に線引きせず関わっていかなければいけないなと考えさせられました。

    0
    投稿日: 2025.05.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    始めて地政学の本を読みました。 知らないことも多く、世界で起こっていることの背景にはこういうことがあるのか!と楽しく読み進められました。 世界のパワーバランスなど、学校で教えてもらえるといいなと思いました。

    0
    投稿日: 2025.05.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    地政学を初めて学ぶ人にはとっつきやすくおすすめ。大人でも学ぶことが多かった。 何事においても自分のものさしを当たり前と思わず、多様な視点を持つことが大切。

    0
    投稿日: 2025.05.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    312.9 タナカ 世界を知るための入り口に。地球儀を使って世界がどう動いているか考えていく。

    0
    投稿日: 2025.05.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    文字情報だけ受け取って背景を知らないことが多いと気づかせてくれた一冊。 ・遠交近攻。遠くの国と仲良く交渉を進め、近くの国を攻め入ること。 ・自国が弱くなるのは国民ではなく民族の意識が強く、部族同士で争いを起こしがちだから ・アフリカは自国のお金を海外に流出しているから、国内に資金が貯まらず発展しにくい ・地球温暖化は天然資源発掘の手助けになることもある 知りに行く、という姿勢を大事にしたいです

    0
    投稿日: 2025.05.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「地政学」がわかれば、歴史問題の本質/ニュースの裏側/国同士のかけひき…が見えてくる! 高校生・中学生の兄妹と年齢不詳の男「カイゾク」との会話を通じて、 「地政学」が楽しくわかりやすく学べる一冊 ********* 「地政学」ってこういうジャンルなのか!! 今更・・・ 今頃・・・ この年齢になってようやく分かった。 正直、政治も世界情勢も知った気になってた。 だからニュースやSNSの情報に振り回され、世界の動きについていけなくなってた。 「地政学」がわかれば、歴史問題の本質/ニュースの裏側/国同士のかけひき…が見えてくる! 高校生・中学生の兄妹と年齢不詳の男「カイゾク」との会話を通じて、「地政学」が楽しくわかりやすく学べる一冊 ********* 「地政学」ってこういうジャンルなのか!! え?今更?? 今頃??? って、言われそう^^; 正直、政治も世界情勢も知った気になってた。 でもそれはニュースやSNSの情報をサラっと読んで、鵜呑みにしてただけなのかもと気づいた。 この本はタイトルにあるように“13才からの・・・”児童書ジャンル。 小難しい内容でもとても分かりやすく、読みやすく書かれてる。 でも知った気になってた自分にはピッタリだった。 すごく意味ある読書だった。 おかげでもう少し深く「地政学」を読んでみたいと思ってる。 と言っても、一気に難しいものを読むと、また気持ちが萎えそうなので、 いろいろチェックして、あと1,2冊は同じようなレベルのものを探して読んでみます(笑)

    0
    投稿日: 2025.04.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    口コミ多数で、高評価で、13歳からの〜、とタイトルにあったので、当たり障りなく描かれているかと思って手に取りました。しかしながら、結構バイアスかかってたので、驚きました。大人の事情ありますもんね。子どもがこれ読むのか…って言うのが正直な感想ですが、これが正しい視点とは書かれてはなかったのが救いでした。

    0
    投稿日: 2025.04.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この本はストーリー仕立てになっており、世界のなぜ?がとにかく面白く理解できる本。 本一冊1日で読めるくらいの面白さだった。 なぜアメリカが世界最強なのか?なぜ戦争は起きるのか?などたくさんの世界で起きる事が子供でも理解できるようになっている。

    0
    投稿日: 2025.04.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ロシアのウクライナ侵攻から「地政学」という言葉を聞くようになりました。 ヨーロッパについて書かれたものが多い気がしますが、これは、アンティークショップの店主「カイゾク」と、高1の大樹と中1の杏の兄妹とのやり取りを通じて、世界全体についてわかりやすく書かれていました。 これからの世界のことを考えると怖くもなりましたが、 「自分が見ている世界と、みんなが見ている世界が違うことをみんなが忘れないでいたら、世界は平和になると思います」 という杏の言葉が私の気持ちと一致。 本当に1日1日を生きるだけで精一杯の人もいるし、世界の平和について考えられるということは、それだけ余裕があるということなのだろうと思いますが、こういうことを考えるきっかけになるという点でも、読む価値があると思います。

    2
    投稿日: 2025.04.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    物語形式で進むので、知識が詰まった教養本を読むよりもスっと頭の中に入った。 地球儀を回しながらまた読んでみたい。

    0
    投稿日: 2025.03.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    夫が図書館で借りたので私も読んでみました。 高校生と中学生の兄妹が、近所の怪しげな大人「カイゾク」に、実際に地球儀を見ながら地政学を教えてもらうというストーリー仕立てだったので、分かりやすかったです。 印象に残ったところメモしておきます。。 ・アメリカが強い理由は、世界貿易の舞台が海であり海運業はアメリカが牛耳っているから ・核兵器は兵器を持つだけでなく、隠す場所(安全で深い海)、原子力潜水艦の保持、海中からミサイルを発射する技術がそろわないと威力が発揮できない ・中国は隠す海が欲しくて南シナ海を狙っている ・戦争に勝ったカリスマでなければ、選挙なしにリーダーであり続けるのは難しい ・国が分裂すると、商圏が狭くなるため国は貧しくなりがち ・アフリカがいつまでも貧しいままなのは、金が自国内に流れず、欧米に流れているから ためになったけど、日本はいじめっこだったから韓国への罪は認めて尽くしましょう的な発言には・・・ちょっとモヤっとしました。。

    0
    投稿日: 2025.03.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    各項目について学べることはもちろん、地政学を学ぶ意味及び多角的視点から考えることの重要性について書かれていた。視点を狭めないように物事には様々な角度からの見方ができることを自覚して、俯瞰することを意識していきたい。

    0
    投稿日: 2025.03.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これも菊池雄星さんに勧められた本。 今さがながら勉強になった。 地球儀を俯瞰する?と安倍元総理が言っていたのを思い出した。 多くのことを学ばせてもらったが、 一番印象に残ったのが 目標をしっかり持って、その目標の先になにがあるのかしっかり見据えること。

    23
    投稿日: 2025.03.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ニュースでは語られない世界の仕組みがよくわかる一冊。アメリカや中国、ロシアの動きには意味がある。 知識は最大の武装。 知っているいないとでは、大違い。 13歳というこれから視野が広くなる年齢に視点を置いて、老若男女読みやすいものとなっている。

    0
    投稿日: 2025.03.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読んでから感想書くまでに時間が経ってしまいました。地球儀を買ってみたくなる本でした。「海を制する者は、世界を制す」は抑えておきたい基本情報でしたね。物を運ぶ海路、情報は海底ケーブルを通じて通信、核の隠し場所、といった観点から海が重要。アメリカが強国であることにも繋がります。ロシア、中国といった国土が広い国の苦労話も興味深かったです。中国国内の年間治安維持費20兆円、米国の年間海軍費10兆円の2倍。莫大なお金をかけて少数民族の独立を抑えていることも勉強になりました。アフリカが豊かになれない理由、国境が直線で引かれたことによる国民意識の希薄により紛争が収まらないといったことも学ぶことができました。

    0
    投稿日: 2025.03.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    13歳からの、と書かれてある通り、中高生に向けてストーリー仕立てで地政学を説明してくれる本です。地政学とは地理的な条件に注目して、軍事や外交といった国家戦略、また国同士よ関係などを分析・考察する学問です。 ウクライナ情勢や、トランプ大統領の再選など、表面的なことでは理解できない事が多い中、少しでもその動向・これからの動きを理解するのに役立つ知識だと感じました。

    0
    投稿日: 2025.02.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    「中国は何であんなに強引に領土を広げようとするんだろう?」 「アフリカの国々は何でいつも内戦状態なんだろう?」 ニュースを見ているだけでは分からない世界の問題を分かりやすく解説してくれる本。 おかげ様でスッキリしました。1章ごとにまとめがあるのもありがたい。 以下、備忘録。 ・世界の貿易は海運で成り立っている。世界の航路はアメリカが牛耳っている ・核兵器は「原子力潜水艦」「海中からのミサイル発射」「深い海」の3つが揃ってはじめて最強になる。 ・中国は深い海である南シナ海が欲しい ・中国は国境が怖いから領土を広げようとする。海に囲まれた日本には分からない心理 ・国が分裂すると、商圏が狭くなるので貧しくなる ・アフリカが貧しいのは、資源を売ったお金を独裁者が独占するから ・アフリカで紛争が多いのは、ヨーロッパが勝手に国境を決めて、仲が悪い民族同士でも一緒の国民にしたから ・アメリカが超大国になれた理由には、温暖で攻めにくい海に囲まれていたこともある ・日本は敗戦を「敗戦記念日」と天災扱いしたことで復興に集中させた ・世界は植民地に同情する。だから韓国は文句を言い続ける ・中国はずっと国内で経済を回せていたので外交が下手 ・ロシアは地球温暖化によって氷が解けて資源開発が進んでいる ・大国は遠い国に無関心。だから北朝鮮は核兵器開発ができた

    0
    投稿日: 2025.02.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    世界の成り立ち、国と国の関係を、物語形式でとてもわかりやすく学びながら腑に落とすことができた。 大切なのは、どの立場に立って世界を見ているか。どんな正義も立場によっては(都合が)良くも悪くもなる。 自分の考えをしっかり持ちつつ、世界を俯瞰して見れるようになることの大事さを、この本で改めて実感することができた。

    0
    投稿日: 2025.02.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    地球儀を子供の頃眺めるのが好きで、中学生の時にこの本読めたら、世界がもっと早く広がっただろうと思う。

    0
    投稿日: 2025.02.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ストーリーは中高生に向けたメッセージも多いけど、大人が読んでも勉強になるのではないかと思う。学校で勉強しないこともあって、世界の知っているようで知らないことが、地政学には詰まっているような気がする。 ・アメリカとイギリスは海底ケーブルを多く張り巡らせている。これは、情報をおさえていることを意味する。 ・核ミサイルは原子力潜水艦に隠している。 ・知識を増やすのはだまされないように武装するということ。 →この本を読んでいて、勉強は大切だと改めて思わされた。 ・アフリカのお金は、ヨーロッパやアメリカの有力者に流れている ・韓国は日本に比べるとずっと人口が少ないから、最初から世界を目指して物を売っている。その結果、映画や音楽など世界で認められるコンテンツが生まれるようになった。 高校生の頃、地理は大好きな教科だったけど、今はもう知識を忘れてしまっているから、再び勉強してみようかなと思えた。

    0
    投稿日: 2025.02.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    漫画版を先に読んでいたが、やはり本家の方が充実していた。土地や位置、そして歴史的背景から眺める世界情勢は新鮮で楽しみながら読み進められた。多角的な視点で物事を考えることの重要性を再認識できた。

    8
    投稿日: 2025.02.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こういう知らない世界を広げてくれる本がいい。 13歳からとありますが、大人でも読むべき本だと思う。作中の13歳の子は私よりいろいろ知ってた… ・世界中の貿易は9割以上が海を通る ・8割がドル ・海を抑えれば情報をおさえることができる  人工衛星より早い海底ケーブルが張り巡らせているから。 ・核ミサイルは潜水艦で海に隠している ・遠交近攻は地政学の王道 ・人間は常に自分の育った環境を標準として世界を見ようとする ・アフリカが貧しい理由はお金が欧米などに大量に流れ出ているため ・民族や部族の争いが多い国では民主主義の選挙が成り立たない

    10
    投稿日: 2025.02.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    多くの学びがあった。 情報は玉石混交。この本に何気なく書かれてあることもすべて本当だと受け入れるのではなく、ちょっと立ち止まって自分で考えていくことが大事。

    0
    投稿日: 2025.02.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    小説を楽しみながら国際情勢を学べる。地政学の難しいワードは全く出てこない。最初の一冊には良いと思った。

    0
    投稿日: 2025.02.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    学べば学ぶほど自分が無知であるか思い知らされる。自分の無知に気づけば気づくほど、より一層学びたくなる。アインシュタイン 現代の社会情勢が、身近な人間関係とリンクする事を改めて考えさせられた一冊でした。将来、子供にも読んでほしい本です。

    0
    投稿日: 2025.02.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    分かりやすくて面白い!! 地政学が何なのか全く分からずに興味本意で買ってみましたがとても満足しています。

    0
    投稿日: 2025.02.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読みやすく、わかりやすく、勉強になり、とにかく面白い。 13歳からという本だけど、大人が読んでも知らないことがたくさんで、大人だからこそ「なるほど…」と沁みる気がする。 続編読みたい。

    0
    投稿日: 2025.02.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    同僚が読んで感激してオススメとのことでプレゼントでいただいた。 学生時代から社会が嫌いで新聞も読まない34歳にとっては知らないことだらけで目から鱗だった。 興味のなかった世界が身近に感じ、初めて社会って面白いと思った。 これからニュースを見る時の感想が変わりそう。 こんな本が他にもあればぜひ読みたい。

    0
    投稿日: 2025.02.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    13歳と言わず大人でも読んだ方が良いと思いました。地政学と普段馴染みがない分野でしたが、他国の状況や考え方等、知らない事が多くあり勉強になりました。 子供の頃にこの様な分野や内容が学習出来れば、世界観が変わるのではないかと思いました。 また世界中の人が自国や民族だけでなく他国や民族にも目を向けて知ろうとする気持ちを持つだけで、世界は良い方向に向かうのではないかと思います。

    2
    投稿日: 2025.02.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    世界で起こっている様々な事象を地政学の観点を通じてみると、個々の事象をひとつ視座を高く、そして俯瞰して捉え直すことが出来ると思いました。 個々の事象を深く理解する事とともに、地政学の観点で物事を見る目を養う大切さに気づかせてくれる書です。 内容も非常に分かりやすくかつ重要な点に絞られており、大人向けの入門書として良書だと思います。 これを機会に他の地政学の書も手に取り、世界情勢や歴史の理解を深めていきたいと思いました。

    0
    投稿日: 2025.01.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    長女も読みたいと言っていた本。母が先に読んでしまったよ…社会の先生が以前おすすめしていたらしい。13歳からの、だからわかりやすくて、お話仕立てで読みやすい。大人が読んでももちろんためになる。そうか…世界は今こんなかんじか…そしてカイゾクさん…そうだったのね…

    0
    投稿日: 2025.01.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    地政学という少し難しそうと思う教養に対して13歳からのと年齢をつけることで、読みやすさを想起する本でした。世界の地理の歴史と今に繋がっている政治と経済が面白く、時たまのニュースで世界の〇〇で紛争が、テロ組織がなど日本から遠い話題をわざわざするのはなぜなのか?が腑に落ちる気がします。 世界に興味がある人は読むとこれから日本から世界に出ていく準備に変化があると思います。

    0
    投稿日: 2025.01.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    地政学初心者の私にはすごいよい本!初歩的な知識なんだろうけど、ニュースの解像度があがる。 トランプさんがグリーンランド買いたいいうのもほほうって読めるようになった!

    12
    投稿日: 2024.12.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    物語形式の易しい文体で地政学について解説している本。高校生の大樹、中学生の杏、正体不明のアンティークショップ店主・カイゾクの3人が主な登場人物。大樹と杏は、カイゾクの7日間の講義を受けたのち、最後の問題に答えることができたらカイゾクから「ディプロマット」という地球儀を譲り受ける約束をする。2人は各日テーマの異なる地政学の話を聞き、少しずつ世界の見方を学んでいくのであった。 扱っているテーマは、アメリカによる海の支配、中国と核兵器の関係、アフリカが未だに貧しい理由など様々である。さすがに13歳が話の内容を理解するには難しい気もするが、難解な用語はほとんど無く、中高生に読みやすく工夫されている。大人にとっても学校では習わなかったような学びのある話が多く、読んでいて面白い。私個人としては、もう少し一つ一つのテーマを深堀り・考察してほしいというのが率直な感想だが、中高生向けであることを鑑みれば仕方ないだろう。物語形式のため地政学を体系的に学ぶには不向きであるが、興味を持つきっかけとしては良いと思う。 本書から学んだこと - 核ミサイルは他国から隠すため、潜水艦に積んで深い海の中で保管しておく。中国が南シナ海を支配しようとするのは、中国にとって南シナ海が核ミサイルを隠すのにうってつけだからである。 - 日本人が外国語を習得しようと一生懸命にならないのは、国内だけで商売が成り立つことが多く、外国語を話す必要がないから。一方、オランダ、オーストリア、デンマークなどの小さい国は、自国に顧客が少なく世界に目を向けるため、英語力が高い。 - 日本が終戦を「敗戦」と言わないのは、不都合な記憶を封印して前向きに日本を復興させることを優先したから。また、責任論になったときに天皇陛下に矛先が向き、天皇の制度そのものをなくそうという動きを防ぐためでもあった。一方、責任論を避けることで、反省のない軍人や政治家を生むという負の面もあった。

    0
    投稿日: 2024.12.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    地政学に興味がありましたが、あまり堅苦しい本は苦手だったので、タイトルから選んで読んでみました。ショートストーリー仕立てで、各ストーリーの振り返り用のまとめページもあり、とても読みやすかったです。子供にも読みやすいと思います。 アメリカの強さが海を支配権からきてたり、中国が南シナ海を原子力潜水艦を配備したいから進出目指してたり、遠交近攻の考え方など、読んでてニュースでなんとなく知っていた背景が本を読んで学べました。 あと末文であった世界の中心はどこか、の問いかけには周りの世界をどう捉えるかを考えさせられました。

    0
    投稿日: 2024.12.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    日本の相対的な位置付けを把握する上で良いと思う。立場も概ね中立の立場を取っていて、なぜ各国がそのようなスタンスに至っているのかが会話形式で分かりやすく書いてあった。

    0
    投稿日: 2024.12.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    地政学という言葉を初めて理解した。 歴史や現代の政治を考慮する上で、地理(地形、周辺国家、気候など)が大きく関わっていることを再確認した

    0
    投稿日: 2024.12.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    友達からおすすめされて読み始めました。 自分では、選ばないような本を読むのも楽しいもので すごく新鮮な気持ちで読むことができました。 「13歳からの地政学」 と言うだけあって、世界情勢など 本当にわかりやすく説明されていてとても面白かったです。 いつもは、テレビのニュースで見る内容もまた違った目線で見ることができるようになったかなと 思います。 カイゾクさんがいう世界の人達が 広い視野で世界を見ることができれば、 めまぐるしく世界が変わりだしている今この状態が 良い方向に向かうのではないかと思いその願わずにはいられません。

    34
    投稿日: 2024.12.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    わかりやすくて読みやすい 地政学って耳慣れない言葉だけども 日本からの視点だけでなく他国から見る地球を知ることができた 兄 世界のの中心は存在しない。地球は丸く常に動き続けているから 無理に中心を探そうとすることは自分の視野を狭めることになる。物事には様々な角度の見方ができることを自覚し、地球を遠くから静かに眺めるように世界をみていく 妹 世界の中心は自分。そして私の中心が私であるよう に、世界中の人それぞれが立つところがその人にとっての中心である。自分が見ている世界とみんなが見ている世界は違うことを忘れないでいたら世界は平和になる。 世界の貿易はほとんどが海を経由している 海を支配しているアメリカが世界の仕切り役 世界のデータのほとんどは海底を経由しており、海の支配は情報をおさえることにつながる 中国は南シナ海を支配してアメリカと対等になることを目指している 日本がアメリカと同盟を組んで中国に対する立場を強めようとするのも遠交近攻の一環 アフリカが貧しい最大の原因はお金が欧米などに大量に流れ出ているから 日本が敗戦を天災のようにとらえたのは復興のための知恵だったが、政治家が戻るなどマイナス面もあった 内向きな中国は外国との付き合いに慣れていないため世界中でトラブルを起こしている 地球温暖化を天然資源の開発を助けるとしてポジティブにとらえる国もある ロシア 歴史上、強い大国は自らが中心であるという世界観を他国に受け入れさせてきた

    0
    投稿日: 2024.11.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    地政学という馴染みのない分野だったが、 大人が読んでもとても勉強になった。 地球のこと、国同士の歴史のこと、 地形から見る力関係、 国と国の取引や情報操作などなど。 地球上で人類が生きていく上で知っておきたいことが、とても分かり易く、各章毎に説明されている。 学校の授業でこんな学びが受けられれば素晴らしい。 ただ、実際は日本も大国病の側面もあるから難しいだろう。歴史の授業を振り返っても、自ずと納得してしまう。 けれど、小学生くらいからこういった本を読んで、知識を広げることが出来れば、物事を多角的に考える力がより一層深まり、世界のことに目を広げられる人間になっていけるだろう。勿論、大人になっても新しい知識を取り入れることで、幾らでも考え方を改めることが出来るのだと、再発見させてもらえた。 平易で誰にでも伝わり易い文体に、ストーリー性をつけているので飽きずに楽しめる一冊だった。

    32
    投稿日: 2024.11.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    地政学という言葉自体あまりなじみなかったが、子供の素朴な疑問をもとに世界情勢の基礎を教えてくれるので、スラスラ入ってきて読みやすかった。 小説形式なのも楽しみながら学べるポイントの一つ。 アメリカ、中国、アフリカなど、あらゆる国の現状や歴史、問題点を深掘りしていくにつれ、今まで漠然としか考えてこなかった世界のことがだんだんはっきり見えてきた。 自分とは関係ないからと遠い場所での実情を敬遠するのではなく、積極的に思いを馳せ思考することの大切さを痛感した。

    17
    投稿日: 2024.11.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    図書館で予約して1年くらい待ってようやく読めた。 はじめて手に取った地政学の本だったけど、ストーリー仕立てでするする読めた。 近年の世界情勢に不安を感じつつも、地政学の観点で見ると、各国それぞれの思惑が少し分かった。日本にいま防衛力の強化が必要だということも理解できた。ニュースが面白くなる本。 カイゾクさんから講義を受けて、最後の課題に対して、大樹と杏の回答がよかった。 2Dの地図ではなく、3Dの地球儀を見つめて、地政学を学んだからこそできる回答。自分自身の視野を狭めずに、地球単位で見つめればいろんな国の考え方も見えてくる。

    2
    投稿日: 2024.11.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    世界の中心は自分、人生の中心も自分。みんなもそう思ってる。それを踏まえて、話しをしてみよう。直接関係ない事も、興味を持ってみる。まずは新聞やニュース、世の中に起こっていることを知る努力をしよう。仕事もそう。会社の中で起こっている事を、知る努力を明日からやってみる。 僕たちは大国ではない、周りの国を知らないと本当に置いてけぼりになる。英語をやろうかな…

    0
    投稿日: 2024.11.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    補修校の図書室にあり読んでみようと思った本。(現在アメリカ在住) 恥ずかしながら地政学がどんなものかも分かっておらず、とても勉強になりました。 ストーリー仕立てでわかりやすくて、面白くてあっという間に読了。こういう本が学生時代にあったらもい少し政経に興味をもてたのではないかと思います。 子供達にぜひ読んで欲しいほん。

    0
    投稿日: 2024.11.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    歴史の教科書は出来事が「点」。この本は「ストーリー」であり、その時の人がどう思って行動したかで進むから分かりやすいし腑に落ちやすい。息子がもう少し成長したとき用に、と手にとってみたけど、自分が繰り返し読みたい本だった。

    0
    投稿日: 2024.10.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    図説ばかりの参考書的なものかな、と思って開いてみたら、なんと小説でした。 ディプロマット地球儀を中心にして、カイゾクと呼ばれる(?)アンティークショップ店主と大樹・杏という兄妹との質問形式で進んでいく物語。 13歳から、というだけあって小学高学年あたりから中高生が地政学に取っ付き易いように、ざっと教えてくれます。大人の学び直し、おさらいにも。 「アインシュタイン の名言で、『学べば学ぶほど、自分がどれだけ無知であるか思い知らされる。自分の無知に気づけば気づくほど、より一層学びたくなる』というものがある。一見自分と関係ないような分野の学問でも、取り組んでみれば面白く、役に立つこともある。学校で知識を増やしたり物を考える習慣をつけておけば、君たちをだまそうとする人の言葉にも、立ち止まっておかしいかもしれないと考えることができるようになる。知識を増やすということは、だまされないように武装するということなんだ」 (P.144) ちょうど丸一年前の姪の誕生日に、ほぼ日アースボールを贈ったのだけど、どうだろう?いろんな角度から眺めたりアプリを駆使して学んでくれてるかなぁ。 これを読んだら、今度は私が欲しくなってきちゃった。地球儀。

    10
    投稿日: 2024.10.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大人が読んでも、十分勉強になって面白い。 凝り固まった私の頭を、カイゾクと無邪気な兄妹にほぐしてもらえました。 最後のテストの、杏の回答が好き。

    1
    投稿日: 2024.10.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    地政学に興味があるものの、世界情勢にうとい自分が、どのように勉強して良いのかと思っていましたが、この本は、本当にわかりやすかったです。後半からは、一気読みでした。 「知識で武装する」という言葉が印象的でした。 図書館で借りて読みましたが、手元において、時折、読み返したくなりました。 また、平面の地図ではなく、地球儀が欲しくなりました。

    30
    投稿日: 2024.10.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この本を読んで良かったことは、今まで外国のニュースにあまり関心がなかったのが、関心を持てるようになったこと。 それこそ地球儀のように世界を見るために必要な道具を(=ニュースや情報を理解するための基礎知識)を得られる本でした。

    0
    投稿日: 2024.10.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とにかく読みやすくて、わかりやすい。 地政学について何も知らなかった自分でも、気軽にさくさくと読み進めることが出来た。 もっと詳しく知りたいと思う箇所が多々あったので、それに関しては、また地政学に関する話を幾つか読んで補っていこうと思う。 地政学はもちろん、世界や社会へ興味関心を持つきっかけになる良い本でした。

    0
    投稿日: 2024.10.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    学校の読書の授業でノンフィクションを読むという課題が出ました。ノンフィクションといっても一門から八門までならなんでもいいそうです。なのでたまたま物語仕立てで読みやすそうなこの本を手に取りました。  この本はある日、アンティークショップを覗いて素敵な地球儀を発見した大樹は店主であるカイゾクに1週間カイゾクの話を聞き、最後に質問に答えられたら地球儀をあげると言われます。妹の杏と一緒にカイゾクから世界のことを聞いていくという本です。今まで地理があまり好きじゃなかったけど興味が出てきました。地理の先生カイゾクだったらいいな。

    67
    投稿日: 2024.09.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とても分かりやすかった。 読みやすいし、世界の見え方もついて、読んで良かったと思う。「この国はこう考えてるんや」という理由などはとても腹落ちした。 まーだからといって「じゃあ仕方ないな」とまでは至らないわけで、この先各国がどう進んでいくか、興味が深まった。

    2
    投稿日: 2024.09.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    個人的に社会科的なことはとても苦手意識があるのですが、13歳からのということで、ハードルが低かったので手に取りました。 まず、地政学とは何?から調べて読み始めました。 私でも理解できる内容で、世界を大きな視野で見渡し、それぞれの土地の人がどういう立場にあるかなど、興味深く読めました。 直ぐに忘れてしまうことも多そうですが…多角的に世界を見るという姿勢は、読む前より育った気がします。

    23
    投稿日: 2024.09.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    高1と中1の兄妹、高価な地球儀を賭けて、アンティーショップ店主から7回のレクチャーを受ける。海を支配する世界で最強の国。核を最強アイテムにする潜水艦。大きな国の少数民族。王様と首相のワークシェア。アフリカの不運。運は地形で決まる。 見慣れている地図だけれど、地図ベースで世界を見ると、いろいろなことがわかりやすいです。

    0
    投稿日: 2024.09.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    フォロワーさんの感想を読んで、とても気になり図書館で借りました。 13歳からの〜とあるので、とてもわかりやすく今の世界の状況が書かれていました。大人でも知らなかったことがたくさんあり、あらためて知ることの大切さを感じました。 世界は広い!私でもできることはあるのかしら?と気が遠くなりますが、まずは自分の周りの苦手だなと思う人達をきちんと知ろうとすることから始めようと思いました。 買い物する時もどうやって日本まできたのか考えることも大事ですね。

    2
    投稿日: 2024.09.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    借りたもの。 高1の大樹と、その妹で中1の杏がカイゾクと呼ばれるおじさんから、夏休みの間、7日間のレッスンを受ける。それは現在の地政学の話。 対談形式で、わかりやすい言葉で世界の“今”が分かる。 各章の最後にまとめも載っていて、わかりやすい。 「物も情報も海を通る」 シーレーンと海底ケーブルの話。 海洋覇権国・アメリカ。 長い歴史の視点で見れば日本だってある意味移民の国。 「日本のそばにひそむ海底核ミサイル」 核兵器を最強のアイテムにする方法は“原子力潜水艦”“原潜を隠せる深い海峡がある”“ミサイル発射能力” 「大きな国の苦しい事情」 ロシア、中国など大陸の領土が大きい国は、内政不満を対外(戦争)によって目を逸らす、内部の支持を得やすくなる。 「国はどう生き延び、消えていくのか」 “戦争で負けるというのは、往々にして国がなくなることを意味する” …思い出してしまう、2022年からのウクライナ-ロシア戦争に関して、NHKで日本の学生とウクライナ避難民の直接対話をした。その際、日本の学生が「武器を供給したらいつまでも戦争が終わらないと思うが?」と言った事の無知蒙昧さ……日本の歴史教育の敗北の瞬間だった。 最も、日本は(ある意味)国を失わなかった“幸福な敗戦”を経験してしまったから…… 「絶対に豊かにならない国々」 アフリカの貧しさ(都市部は発展しているけれど、少数が独占している現状)の原因は、アフリカの国々が抱える部族対立・抗争が問題。 歴史的に見て、その原因を作ってしまったのは欧州だが、“今”の問題としてアフリカの人々が自分事として問題を解決すべきではないのか?という印象。 「地形で決まる運不運」 終戦記念日は敗戦記念日。 ネガティブな記憶を封印して、戦後復興に邁進することを選んだ日本。 朝鮮半島は中国、ロシア、日本に挟まれた大変な国(地形的にも、海と陸の二方面の軍備を強化しなければならないので、結構、キビシイ……という軍需的な話は言及されていなかった)。 過去のネガティブな歴史は現在の社会問題の原因だと捉えている。だから、蒸し返され続ける。 「宇宙からみた地球儀」 内向きな中国。 地球温暖化など、これからの事を俯瞰で見る。 歴史上、(どの国であれ)大国は自らが中心であるという世界観を他国に受け入れさせてきた。 著者は国際政治記者とのこと。 この本で興味深いと思ったのは、他の地政学の本の多くが、分かりやすくある国の1対1の対立構造を俯瞰で指摘するのに対し、該当国の“内側”の人々の視点から言及している。

    4
    投稿日: 2024.08.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    評判通り、すっごく良い本でした!長い間待って図書館で借りたのですが、手元に置いておきたいと思う本でした。さっそく購入しようかな~。そして、ぜひとも子供たちにも読んでもらいたい。「13歳から・・・」とあるように、やはり小学生高学年、中学生くらいでないと難しいかもしれませんが、必ず読んでもらいたいと思いました。 この歳になってなんですが、あらためて世界の力関係などを平易な言葉でわかりやすく教えてもらったという気がします。グローバル化だとか多様性だとかが声高に叫ばれている今日、内にとどまってばかりではなく、外にも目を向けないと、と思ってはいたものの、そのことの本質が良く分かっていなかったことに、本書を読みながら気が付きました。本書で、そのことの本当の意義、大切さを深く理解できた気がします。 本書は、たまたまアンテークショップの古い地球儀を見た兄妹がその店主に7回の講義を受けるという物語風に進んでいきます。私は最初、たったの7回!と思いましたが、この一回一回がとてもうまい具合に、狭く広く深く浅く、と世界を知れるようにできていて、本当にわかりやすかったです。「カイゾクさん」と呼ばれているこの店主の地政学講義、私も受けたいと強く思いました。 特に印象に残った話をひとつだけあげるとするなら、5日目の講義「絶対に豊かにならない国々」です。「なぜアフリカにお金がないのか」というところから入るのですが、漠然と「人種差別」や「植民地だった過去」などを考えていた私は、あらためて自分の考えの浅さと、それ以前に、関心を持っていなかったのではないかという、カイゾクさんがいうところの「大国病」に気づきました。アフリカの問題から話はそれますが、日本は世界的視点でみると強い国、そして数少ない「加害者の国」であり、多くの「被害者の国」からどう見られているかという話もすごく勉強になりました。言われてみれば、「なんでそんなこと考えたこともなかったんだろう」と思いましたが、それこそ、日本にずっと住んで、外国との交流が少ない私にはさもありなんというところでした。これまで過去の日本の過ちをねちねち言ってくる韓国にあまりいい気がしていませんでしたが、少し考えが変わりました。「過去の過ち」は現在進行形の問題にもなっているんですね・・・ で、話は5日目のアフリカの話題に戻りますが、アフリカが貧しい最大の理由は国外にお金が流出していること。そして、その背景にあるのは民族や部族が多く、植民地時代に無理やり引かれた国境線ではうまくまとまらないことなどがあるそう。これを読んでいるうちに、絶望的になりかけた私ですが、ちゃんと成功例がありました。シンガポールです。多民族国家として今豊かになっているシンガポールにはきちんと先を見据えた政策があったのですね。アフリカの国々にも希望があると思いました。 このレビューではこのアフリカの章を取り上げましたが、どの話題も興味深く、よく考えるとすべてが地球規模の問題で、つながっていることがわかります。世界はひとつなので当然とういえば当然ですが。 そして、この本の素晴らしいところは、「地政学」という視点から世界の問題を見て、自分で考えるということ以外でも素晴らしい言葉がたくさんちりばめてあったことです。 「知識を増やすということは、だまされないように武装するということなんだ」 「差別の反対語は、交流だとわしは思っている。君たちが言ったように、自分が差別してきた対象と交わって、友達を作って、知らないことを減らしていくことが、地道だが最も効果的に差別をなくす方法だ。」 「好奇心と勇気を持って、自分と違うタイプの人と交流する。それによって、自分のかたよった考え方や、知らないことを減らしていく。自分と見た目や生まれ育ちが違う人たちへの興味を持ち、敬意を持つ。そして、人が似た者同士でかたまりにくくするような仕組みを作る。こういったことを地道に続けることができれば、たくさんの国で起こっている民族問題もすこしずつかいけつしていけるだろう。」 などなど。ストレートでわかりやすいこういった言葉は、子どもでなくとも心に刺さります。 学ぶこと、興味と敬意を持って知らないことを知ろうとすること、自分と違うタイプの人と交流すること。 そうすれば、いつか差別や民族問題もなくなっていくのではないかと希望を持って読了しました。 子どものための本と思わずに、大人も読んで欲しい。めちゃくちゃおススメです。

    69
    投稿日: 2024.08.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かった 今まで考えていなかった事を考えるきっかけを貰った。 カイゾクさんかっこいい、私もそういう人に出会いたい。 もう少し世界を知りたい、目を向けようと思った。

    1
    投稿日: 2024.08.17