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5000日後の世界
5000日後の世界
ケヴィン・ケリー、大野和基、服部桂/PHP研究所
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総合評価

30件)
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12
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    予言的でも盲信的でもなく、これまでのテクノロジーの流れや、その技術が持っている特性、社会が求めていることなど、本質的な要素から、筋道立てて未来を予測している点に感服した。 未来予測に関してもすごいが、著者自身が世界中を旅していたり、アーミッシュとの交流や多くの起業家とのインタービューなどの様々な人生の経験を通じて、世の中を俯瞰しているからこそ、見えるものや気付けることがあるのだと思った。 著書に垣間見える、彼の幅広い経験や彼による彼自身の認識の深さにとても惹かれた。 著者が「WIRED」の共同設立者らしくこの雑誌がさらに好きになっちゃっいやした

    0
    投稿日: 2024.05.13
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    残りの人生は日数でカウントする 書けばわからないことがわかる 自分が何をすべきか探す 結論的なことは書いていない テクノロジーの発展は51%のプラス 1%でもプラスに発展すれば、大きなプラスになる。

    0
    投稿日: 2024.05.06
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    ミラーワールドについてわかり易く説明。 私の頭では理解し難いが、素晴らしい世界だと実感。 総じて、楽感的なのは共感できる。

    15
    投稿日: 2023.12.27
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    『#5000日後の世界 すべてがAIと接続された「ミラーワールド」が訪れる』 ほぼ日書評 Day668 iPhoneが世に出てから…が、ちょうど5000日ほどなのだそうだ。 通常、「年」単位で時の経過をはかる我々が、それを「日」単位に置き直すと、今日という日の大切さ、愛おしさが、いや増すということだろう。 テクノロジーには51:49で期待を感じている。その差はすぐにわかるものではなく、時が経ち、1%の差が大きな違いになってきた時に、初めて実感できるもの。 そうした意味でテクノロジーが実現する世界はユートピアではなく「プロトピア」(progress、進歩のプロ+topia、場所)と呼びたいものである。 愚かな、あるいは有害なテクノロジーへの適切な対応は、それを減らす、やめにすることではなく、より多くの良いテクノロジーを考え編み出すこと。 何かものすごい「結論」が導かれる内容ではないが、思考の幅を広げるにはオススメである。 https://amzn.to/3Msd5Rj

    0
    投稿日: 2023.05.14
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    新書でインタビュースタイルなのであっと言う間に読めました。理想を言えばケヴィン・ケリー自身が時間をかけて執筆した本を読みたかったとは思うのですが、本書からもケリーの主張が良くわかるので、その意味では良書だと思いました。率直な印象を述べると、内容自体については60~70%共感したという感じではあったものの(これは読者によって大きく違うでしょう)、議論の進め方、読者の印象に残るような語り口は本当に秀逸だと思いました。 ケリーは5000日(約13年)という単位を一区切りに歴史を語りますが、これが記憶に残りやすい。いまから5000日前を振り返ると、SNSがよちよち歩きをし始めた時期であるという話をします。そして今後5000日の間に次のプラットフォームである「ミラーワールド」が全盛期を迎えるだろうと言うことで、彼の大きなコンセプトが提示されるわけです。ミラーワールドは、もう少しなじみのある言葉でいうとデジタルツインと言ってもよいかと思うのですが、ではミラーワールドの世界では人々の働き方はどうなるのか、企業組織あるいは新たなコラボレーション組織が生まれていくのか、といった議論が次に展開されます。「ミラーワールド」という概念自体に共感するかは別にして、このような議論展開は非常に頭に残りやすく、さすがケヴィン・ケリーという印象を持ちました。 インタビュー本ですので、深くは記述されていませんが、確かに表紙に書かれている「すべてがAIと接続された・・・」という箇所が最も重要ではないかと感じました。すべてがAIに接続されると、経済や社会はどう見えるのか、人間の行動・価値観はどう変化するのか、どんな拒絶反応が生まれて規制が行われるのか、そのあたりは読者のみなさんがさらに想像力を膨らませてください、ということかもしれません。知的好奇心と想像力を刺激される良書でしたが、本人の執筆本ではないので星は3つとさせていただきました。

    0
    投稿日: 2023.05.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    雑誌「WIRED」を創刊した 著者による、5,000日後の世界予測。 5,000日=約13.6年前、 スマホが普及し始めた。 そこから加速度的に、指数関数的に 爆発的に技術は進化している。 ここからさらに5,000日後、どうなっているか。 IBM→マイクロソフト→Google→フェイスブック、 の次に覇者となる企業とその在り方を解説。 ビジネスを日数でカウントすると、 より計画的になれる。

    0
    投稿日: 2023.04.24
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    久しぶりにケヴィン・ケリーの書籍が出たということで、楽しみに読み進める。 ケヴィンの基本的な思考である「テクノロジーに耳を傾ければ未来がわかる」に基づき、テクノロジーの未来における変化を予測している。 一つ一つは興味深かったが、第5章以降のケヴィンの思考と経験についての内容が面白かった。 特異な考え方を持つ著者に学ぶことは多い。 以下、参考になった点。 ・テクノロジーが持つ自然の方向性 ・どうやって学ぶかを学ぶ ・テクノロジーは良い面が51%、悪い面が49% ・イノベーションを起こしてきた人たちが世間的に最高峰を極めている時には、カオスの底にいた(カオスの縁にいて完璧な秩序にも縛られないと感じている状態が良い) ・人生に満足している人は「自分が何者であるか」という疑問を持っている ・人の仕事は、問いを投げかける、そして不確実性を扱うものになっていく

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    投稿日: 2022.10.28
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    今年(令和4年)のGW明け頃に読んで衝撃を受けた本ですが、レビューを書くのが今になってしまいました。この本の著者の作品は初めて読むと思いますが、彼は今まで数々のことを言い当ててきた預言者のようですね。インターネット、ソーシャルメディアが、5000日毎に現れて現在の生活に変化をもたらせてきた事実をベースに、今後の5000日で「ミラーワールド」が主流となるそうです、それは「全てが人工知能(AI)と接続された世界」だそうです。 インターネットから発展してきて今があるように、この流れは止められないのでしょうね。その一面として、今騒がれている、電動車・自動運転・メタバース等も含まれるということでしょうか。このような抽象的な概念を述べることができる、この本の著者(ケヴィン・ケリー氏)は凄いなと思いました。 私個人的には、インターネットの前は、ワープロ・パソコンでした。タイプライターとは異なり、自分が行った作業を保存し、その後、自由に編集できるのに感動したのを覚えています。これから私たちは「ミラーワールド」に触れることで、かつて初めて触れたインターネットや、SNSを通じて気軽に多くの方と情報交換ができる別の嬉しさを知ったような経験をすることになることでしょう。5000日後(13年後頃)が楽しみですね。それまでは私も元気で、その世界を味わってみたいと思いました。 以下は気になったポイントです。 ・インターネットが商用化されてから5000日後(約13年)ソーシャルメディアという新たなプラットフォームがよちよち歩きを始めた、そして現在はその始まりからさらに5000日が経ったところである。その2つは我々の暮らしに多大な変化をもたらしている、次の5000日後には何が起きるのだろう。それは、全てのものがAI(人工知能)と接続され、デジタルと溶け合う世界で生まれるA R(拡張現実)の世界「ミラーワールド」である(p4)このプラットフォームは、働き方や政府のあり方にも大きな影響を与える。地球のどこにいても誰とでも仕事ができる世界になれば、会社とは異なる形態の組織が生まれる。バーチャルが発展すると同時に、リアルで顔を合わせることによる価値はますます高まる、そして都市は産業毎に特化する(p5) ・ミラーワールドの基本的な説明は、現実世界の上に重なった、その場所に関する情報のレイヤーを通して世界を見る方法、VRはゴーグルの中のバーチャルな世界だが、ARは、スマートグラスなどを通して現実世界を見る、すると、現実の風景に重なる形で、バーチャルの映像や文字が出現する(p24)三次元空間に時間の要素を加えた4Dの世界である(p26) ・これまでの勝者、1期はIBM(ハードウェア)、2期はマイクロソフト(OS)、3期はグーグル(検索機能)、4期はフェイスブック(ソーシャルメディア)、次の5期はまだ知られていないAR企業で、富の源泉は拡張現実である(p36)1−4期の勝者はARの世界で主導的地位に立ちたがっているが、彼らは自分の成功に囚われてしまうので成功は難しいだろう(p37) ・長期的な観点から、仕事と遊びの区別がなくなる、テクノロジーや富の区別ができなくなり、それが仕事であるかどうかを区別するのが難しくなる。(p53) ・AIがもたらす巨大な変化として、これからは「没入型コンピューティングの時代」となる、我々を取り囲む環境全てがコンピュータ化して、いわゆる「ユキビタス・コンピューティング」とも呼ばれる時代が始まりつつある。コンピュータを持ち歩いたり、置いたりするものではなく、どこにでもあるものになり、我々がコンピュータに取り囲まれ、それらが反応する世界に没入して、まるでコンピュータと生きている環境ができる(p57) ・多くの人が気づいていないようだが、大会社を規制すると結果的に彼らの力を強化してしまう、その結果、競合企業が戦えなくなってしまう、大会社は規制によるコストを負担できるが、小さな会社にはそれができない(p73) ・これまで人間用に非常に手の込んだインフラを作ってきたが、それは自動運転車用には使えない、自動運転の車が大勢を占めるまでには25年はかかるだろう、自動運転車と人間のドライバーを混在させるのが最大の障壁である(p94) ・5年以内に新車はほとんど電気自動車になるだろう、フォードは最も普及しているピックアップトラック(F-150)の電気自動車を販売すると発表した(p117) ・未来の教育の変化は3つあり、1)利用者が作るコンテンツ、2)ARやVRを使った学習、仮想世界に没入しながら空間的な要素を加味して運動感覚を働かせて、読書とは異なる脳の部分を活性化する、3)プロジェクト方式の学習、グループで何かを作る(p121) ・10年以内にiphoneに相当するような欧米人も含めて世界中の人達が欲しがる中国製の製品が出てくると予想する、誰もが欲しがる高品質で格安のスマートグラスを開発して、ARやデータを牛耳ることになったら、アップルのような地球規模の企業になるだろう(p132) ・思考を止めないためには、残りの人生の長さを年単位ではなく、日数で考えるようにする、20年は7000日余りである(p182)ほとんどの計画は思いついてからそれが終わるまでn期間は5年である(p183) ・これから起きるほとんどの変化は精神的なもので、我々どうしの関係性や善かの過ごし方、自分というものの捉え方や人生観、他人や色々な対象とどうか変わるかなどの意味を変えていくだろう。我々がどういう存在であるか、どうやって物事を理解するのか、科学を変化させてどのように真理を追究するかなどの点での変化である、そういう点での変化が5000日の間に起きる(p194) 2022年5月29日読了 2022年10月15日作成

    0
    投稿日: 2022.10.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

     テクノロジーによって起こる、様々な事象を予測、的中させてきた彼は、これからの未来をも見通し、見事に当ててみせるのであろう。が、子供を持つ際の遺伝子操作、人間自身を変容させること、クリーンミートを食するようになることなどなど、私には到底、受け入れ難い。きっと、このような世の中が到来するのではなく、彼らのような人間が、自分達が思い描く世の中に誘導していってるのではないかと思う。しかし、「人生を年単位ではなく日数で考える」「他人にはないが自分がより向いている得意な物は何かという疑問に答えることこそ、最も難しい話なんです。それに答えるには非常に深い真剣な自己洞察が必要です」など、これからの自分の人生においての気づきを与えてくれた貴重な一冊でもあった。

    3
    投稿日: 2022.09.26
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    これから50年はAIの時代、25年以内にGAFAは代替される、といった未来予測が前半部分で、後半部分では著者の思考法が紹介されるのだが、自己啓発的な内容で非常に楽観的でポジティブなのが印象的。とはいえ、テクノロジーは良い面が51%で、悪い面が49%であり、ユートピアではなく、プロトピアを思考せよと唱える。 確かに歴史を振り返れば、テクノロジー的には進歩し、生活は豊かになり、世の中は全体的にはよくなっているようには思える。しかしながら、著者が見落としているのは、自由と民主主義をイデオロギーとするこれまでのアメリカ覇権が脅かされていることであり、その覇権が中国に奪われたら、例えテクノロジーが進化してもそれが悪用される可能性は大きく、それで果たして生きやすい世の中になるのだろうかという疑問は残った。

    0
    投稿日: 2022.08.02
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    いろいろな未来予測が書いてあるけど、本書ならではの目新しい内容は、「近い将来ARによるミラーワールドが完成する」という内容だけだったかも…。 AR関係への投資やデバイスの進化には注目したい。

    1
    投稿日: 2022.07.11
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    よかったです ただ、タイトル的にちょっとむき出しで電車で読むの難しい(恥ずかしい)気もしつつ 内容は一切ややこしい系ではないのでご安心ください、真っ当な物ですし色々気づきを与えてくれます

    0
    投稿日: 2022.07.09
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    雑誌『WIRED』創刊編集長による未来予測本。 これまで何冊かこういう類の本を読んできたので、 大きな驚きや発見はなかったですが、 ミラーワールド(AR:Augmented Realityやデジタルツイン的な世界かな)について 語った本はそう多くはなかったかも。 未来のテクノロジーや未来予測に関する本なのですが、 著者の語りを本にしているからか、結構分かりやすく書かれています。 欧米の知識人でもこのように平易に書くことのできる人がいるんだな、 というのが新鮮な驚き、笑。 また著者のテクノロジーに対する楽観的な姿勢に好感を持った。 新書なので、手軽に読める未来予測本に仕上がっています。 「テクニウム」や「〈インターネット〉の次に来るもの」も読んでみようかな。。 (しばらくは時間取れそうにないけれど…。) ※テクニウム https://booklog.jp/item/1/4622077531 ※〈インターネット〉の次に来るもの https://booklog.jp/item/1/4140817046

    5
    投稿日: 2022.07.08
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    前半はすごくワクワクしながら読んだ。 2021年の本だけど、Web3よりもミラーワールドじゃん! ミラーワールドの方がもっともっと広い概念じゃん! とか、読み進めるのがすごく楽しみだったんだけど、読み進めていくうちに何故か興奮がおさまっていった。 なんでだろ?

    0
    投稿日: 2022.06.25
  • AIがすべてのものを意味付ける世界

    来るべき「ミラーワールド」とはどのような世界か。 それは、スマートグラスなどを通して覗いた現実の風景に、バーチャルの映像や文字が重ねられた世界で、これにより人間ははじめて機械を通して世界を認識し始める。 世界中の情報はすでにインターネットによってデジタルに変換され検索可能になっている。 身の回りのモノはIotだなんだとネットにつながっていたけれど、意味付けまでは行なわれてこなかった。 しかし今後は、あらゆるものが、電池の入ったチップを介して電気的にモノ同士がつながるという形ではなく、意味的につながりはじめる。 つまり、電流によってではなく意味による接続だ。 じゃあ誰が、その意味付けを行なうかというと、AIが私の部屋を覗いて、個々のものを認識し、ブランド名や製品番号なんかを認識する。 単に冷蔵庫の中の食品の種類や賞味期限が把握されるだけではない。 このモノがここにあるということは、という位置づけによっても意味付けがなされる。 いゃーん、便利というか、それって大丈夫かと心配になる。 別に監視社会で、中央に集中的に管理されるということがではなく、意味付けをAIが行なうこと、そのものが。 意味の持つ豊穣さが失われるのではないか、と。 意味ってそんな簡単にラベル貼るみたいに簡素なものでもなければ、中立的なものでもないぞ、と。 「大丈夫、大丈夫、私は楽観的です。なぜなら、テクノロジーが引き起こした問題を解決するのもテクノロジーだから。絶対にテクノロジーをやめましょうとはならなくて、必ずそれよりも優れた、より多くのテクノロジーで対処しましょうとなるんだから。 ただ、"預言者"だなんて言われているけど、何が起こるかなんて見通せないよ。だって発明者にさえ、自分の発明品がどんな使われ方をするか予測するのは難しいんだからね。インターネットなんて、最初は図書館での検索や研究に使えると言われたのを思い出してみてよ。 いまネットの利用用途の大部分は、ゲームとポルノでしょ。闇サイトによる無差別殺人やイジメなど、発明者の意図を超えて、こうした最下層での使われ方を見て行くことでしか、テクノロジーの進む先を見通すことはできないよ。 しかもこうした変化は加速するだけでなく、変化の変化という連鎖まで起きている。だからいま事象に対応するために学んだ知識は、すぐに陳腐化してしまい、無用の長物になっちゃうから、我々は何度でも学び直し続ける必要がある。 だったらあらかじめ対象を限定してしまうより、幅広く網を広げ、学び方を学ぶスキルが必要となってくるんだ」 まあ、ざっと著者の言いたいことはこんなところで、この本もスティーブ・ピンカーに代表される「世界はより良く進歩しているし、そうなりうる」という信念に連なる著作だった。 わかるんだけど、いまいち釈然としないものが残るというか、それでいいんだろうかという気にもさせられる。 コラムで紹介されたアーミッシュの人たちって、最新のテクノロジーも追わず、本もろくすっぽ読んでないんだけど、いざ仲間が困っているとなったら、全力で皆が協力して助け合う。 変化や刺激は皆無で退屈かもしれないけど、コミュニティ内の安心感が凄まじい。

    0
    投稿日: 2022.06.04
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    次の時代の勝者は、GAFAのどれでもなく、まだ名もないスタートアップ企業になるだろうという予測は衝撃的(次に勝つのはARの会社という見方)。時代を遡れば、マイクロソフトやGAFAの登場について同じようなことが言える。過去5000日から未来の5000日を想像することは説得力があるし、とても示唆に富んでいる。

    1
    投稿日: 2022.03.04
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    5000日後の世界という一見ミステリアスな設定に惹かれて。約13年と2ヶ月後のテクノロジーは、世界は、どうなっているか。期待でページをめくる。 13年前、2008年といえばどうだったろうと調べてみるとSpotifyが配信を開始し、日本向けiPhoneが初めて発売された年だった。あれ、大して今と変わってないな。Amazonはとっくに生活の一部だったし、Googleも既になくてはならない存在だったし。ドラえもんの設定ではタイムマシンが発明された年だったようだけど、残念ながらそれには現実世界は遅れをとっている。 その視点で考えるとケヴィンケリーは実直なのだと思う。テクノロジーの予言者として5000日後に自分の言動を振り返り責任をとりたいというような思いもあるのだろうか、この本に描かれた5000日後の世界は読者をワクワクさせるような夢も奇想天外さもなかった。これにがっかりした読者も多いと思う。今想像できえるVRやメタバースが実現する地続きの世界が描かれる。 ただ、テクノロジーに耳を傾けるという発想、汎用AIは生まれない(!)という主張とその根拠、ミラーワールドで私は何者であるのかを問い続けること、テクノロジーの発展と規制、これから来る世界をどう生きていくかという想像にじっくりと浸る読書体験であった。

    1
    投稿日: 2022.02.22
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    分かるような分からないような。 でも、そうなるのは分かっていたこと。 視野を広げるのには良い本だと思います。

    0
    投稿日: 2022.02.17
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    ケヴィン・ケリーは、雑誌「WIRED」(デジタルがもたらす経済の変革を追う世界的な著名雑誌)創刊編集長で、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズ、ジェフ・ベゾスなどシリコンバレーで成功した沢山の起業家たちを取材してきた人物。 彼は「テクノロジーに耳を傾ければ未来がわかる」と言う。 テクノロジーの進化の未来を、5000日後と日数で考えます。 10数年というとまだまだ先な感じがしますが、日数で考えると近い将来だなとちょっと不安になりますね。 スマホの次に来るものは、スマートグラス。 身につけて画面を表示するウェラブル。 ミラーワールド=(AR世界)拡張現実の世界。 AR機能を搭載したスマートグラスを装着して、離れたところにいる人同士がその場で対面しているような状態で共同作業ができるようになる。 メタバースのような事かな?と思ったが、ちょっと違うみたい。 ミラーワールドは、スマートグラスを通して現実世界を見ると、現実の風景に重なる形で、バーチャルの映像や文字が出現するらしい。 どちらに行けばいいか矢印やキャラクターが現れて案内してくれたり。 ポケモンGOをメガネ通して見てるみたい。 歴史を遡ってその場所に以前あったものを呼び出せたりもするらしい。 ミラーワールドは、サブスクで利用できるようになり、リモートで共同作業する人たちが増えていく。 このようなARの世界を作り出すのは、GAFAのどの会社でもないと言っている。 フィンテックに関しては、ブロックチェーンが本人であると保証するものになり、顔認証で決済できるようになるので、レジが不要となり、リアルタイムの会計処理が可能になる。 仕事と遊びが融合し、区別がなくなる。 退屈な仕事はAIに任せ、クリエイティブな仕事で生きられる時代になる。 最近は、バイオテックのスタートアップ企業が増えている。 食物由来の成分や動物の細胞を使ってデスレスミートとも呼ばれている培養肉(クリーンミート)を作っている。 動物を殺さないでいいなんて、素敵ですね。 アレルギー体質やベジタリアン、宗教的に禁止されている人もお肉を食べられるようになります。 10年以内に、iPhoneに相当するような世界中の人が欲しがる中国製の製品が出てくるそうです。 何だろうか。 中国人がデザインして創造したブランドだそうです。スマートグラスか電気自動車か何かはわからないそう。 中国には深圳という、アメリカのシリコンバレーのような都市があり、スタートアップ企業が沢山あるそうです。 国内移民が沢山深圳に集まり、文化が混ざり合って相乗効果で新しいアイデアを生み出します。 産業別に中心となる都市ができ、その分野を目指すならそこに行くという話になっていく。 「プロトピア」を目指す。 今日よりほんの少しだけ良い状態を想像する。 歴史は、世界が良くなっていることを教えてくれる。 心に残っているのは、「自分を本当に知るには失敗しなくてはならないし、上手くいかないことを経験しなくてはならない。」 「成功とは何かを知るためには、何か上手くいかないものに挑戦しなくてはなりません。」という言葉。 イーロン・マスクも同じ事を言っていて、成功者は沢山失敗して今があるんだと感心しました。 私の失敗とは規模が違いますが笑。チャレンジしないと失敗もできないですもんね。 企業は、大きくなるほどイノベーションは難しくなるそうです。 新しい発見のためには最適化されたものと反対のことをしなくてはならない。 失敗する可能性の高い事をしなくてはならない。 普段からなるべく小さな失敗を重ねておき、それが溜まって大きな失敗につながらないようにする。アジャイル開発と言うのがある。 慢性化させずに危機的状況を避けられる。失敗したと責めずに、これでいいと考える。 ソフトウェア開発におけるプロジェクト開発手法のひとつらしいのですが、これはなるほどと思いました。小単位でテストを重ねる。色んな仕事に応用できますね。 彼の友人が「ほとんどの計画は思いついてからそれが終わるまでの期間は5年」と言っていたそう。 5年で、かなり世の中が変わりますよね。 自分も変わっていないとおかしい。 というか、まずい気がします。 私は、少し前に流行った20◯◯年はこうなる!みたいな本がちょっとこわくて避けていました。 ですがテクノロジーに焦点を当てて想像した未来はとても明るく感じ、それに対する沢山の問題点をこれから改善しつつ毎日少しずつ進化していくんですね。 幼い頃から想像していたあの未来の姿が5000日後に目の当たりにできるんだ。 スマートグラスをかければ空飛ぶ車も恐竜も拝めるな。 雑誌「WIARD」も読んでみたいと思いました。

    18
    投稿日: 2022.02.06
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    雑誌「WIRED」共同設立者であり、「フリーミアム経済」といったテクノロジーがもたらす未来予測で定評のある著者が、AIを始めとするテクノロジーが今後の社会や経済にもたらすインパクト等について語ったインタビューの内容をまとめた一冊。   著者は、人々がAR(仮想現実)空間で「デジタルツイン」を活用し、物理的な限界を超える規模と速度で協働する「ミラーワールド」を、インターネットとSNSに続く「第3のプラットフォーム」と位置づけ、そこでは社会や組織、個人の内外に存在するあらゆる境界線が曖昧になり、現実世界と仮想世界、人間の脳と機械のAI、企業とコミュニティ、仕事と遊びといった、これまで相互不可侵だった次元が有機的につながることで、様々な産業において新たな価値が生まれる「プロトピア」の出現を予測する。   「テクノロジーに耳を傾ければ未来がわかる」という著者は、「『スマート〇〇』という言葉はすべて『ハッカブル〇〇』に置き換えることが可能」というように、新たなテクノロジーにはリスクがつきものであることは認めつつ、「テクノロジーは良い面が51%、悪い面が49%」と割り切って、悪いテクノロジーを理由に拒否するのではなく、良いテクノロジーを増やすことを提唱する。気軽に読める新書ながら、著者の優れた洞察から多くの示唆を得ることができる。

    0
    投稿日: 2022.01.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    <目次> はじめに 第1章百万人が協働する未来 第2章進化するデジタル経済の現在地 第3章すべての産業はテクノロジーで生まれ変わる 第4章アジアの世紀とテック地政学 第5章テクノロジーに耳を傾ければ未来がわかる 第6章イノベーションと成功のジレンマ あとがき 楽観主義者であるということ 訳者解説 すべてはAIと接続されたミラーワールドが訪れる P84食の未来ークリーンミートが変える食、バイオテック P128アジアの世紀が到来するー東アジア人は個人主義 より社会契約を重視する文化、アメリカ人は自己中心的

    0
    投稿日: 2021.12.30
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    帯に書いてるのは「ビジョナリー(預言者)」。それはそうなんだけど,ケヴィン・ケリーを初めて知ったのは、二十年前に大学のときに課題で与えられた洋書の人。その時から今後の社会がどうなっていくのかという視点を与えて続けてくれていると思っている。本書はそんなケヴィン・ケリーの本書のためのインタビューを一冊にした本。ARの話とかAIの話とかもいろいろ書かれているけれど,ポジティブ過ぎず,ネガティブ過ぎず,それでいて今後の社会に期待をさせてくれる内容に勇気づけられる。そして日本の読者向けの本なので日本の特徴や今後のヒントも書かれていているのもいい。その視点で考えてると,海外では~という論調にはあまり意味がなく,日本は日本の生きる道を探ってほしいと思うし,自分もそうありたいと思う。

    3
    投稿日: 2021.12.12
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    テクノロジーで変わっていく世界。 テクノロジーは51%の良い側面と49%の悪い側面を持つという。人は当初の思惑通りに何かを使うわけでなく、人を傷付ける為に使うこともある。それでも、技術の進歩が悪い側面を潰していくという。 インターネットの発展により、世界は大きく進歩してきた。良い面と悪い面を持ちながら。AIもまた、正しい使われ方がされないかもしれないけど、進化したAIにより正されるということでしょうか。 ARの話や、教育の話、農業の話など、様々な未来の変化の話が出てきましたが、クリーンミートの話は面白かったです。生き物の命を奪わずにというのは、人が生きていく上で、画期的な出来事のような気もしました。 テクノロジーによって、人は悪魔にも天使にもなれるんですね。

    3
    投稿日: 2021.12.09
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    WIREDを共同設立しスティーブ・ジョブズやジェフ・ベゾス等を取材してきたケヴィン・ケリーへのインタビューによりコロナ以降の近未来社会を見通す。「テクノロジーに耳を傾ければ未来がわかる」に集約されるケヴィンの思考法により、全てのものがAIと接続されたAR世界「ミラーワールド」を描き出す。聞き手の大野和基はコーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学び米国で活躍してきたジャーナリスト。

    0
    投稿日: 2021.12.08
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    WIREDの初代編集長ケヴィン・ケリーへのインタビューをもとにした本。ARとVR、自動翻訳を駆使した体験型学習、ワクワクしますね。ゲームの世界ではすでにVR機器を用いた世界で自己のアイデンティティを無視した自由なアバターでコミュニケーションがとれています。ARを利用したライブなどは実在性が凄まじく進歩していて、これらが5000日後の世界ではもっと街や一般の人々、あらゆるテクノロジーと結びつき、進化は加速するはずです。そんな不確実性の高い未来を迎えるにあたって、学び方を学ぶスキルは常に必要だなと思いました。

    1
    投稿日: 2021.11.29
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    ・まとめ本として言語化されているのは嬉しいが、正直、現代人ならどれも肌感で分かる内容だった ・serial experiments lainが現実に (ケヴィンがWIRED創刊編集長なだけに…) ・それにしても真っ先に淘汰されるであろう顔本捨ててXR事業にアップデートしたザッカーバーグの慧眼よ (リークに対する非難回避という意図もあろうけれども) ・東京の未来予測には反対。世界で都市の産業クラスタ化が語られており、その文脈で東京はロボット都市になるかもしれないと予想されている。 いやいや、東京(ひいては日本)の強みはANIMEでしょ! →2次元との融合が進み東京はXR特化するのではないかと個人的に思った ・アーミッシュ的なテックミニマリストになってみるのは良いかも

    0
    投稿日: 2021.11.24
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    何か凄い事が書かれているのだろうと思って読んでいたが、何事もなくそのまま読み終わってしまった。どうも最近は宣伝文句に踊らされて本を選んでいるのかと思うくらい為になる本に出会う事が昔よりダントツに少なくなってきた気がする。歳をとって初耳が減ってきたという事なのか。次の本に期待したい。

    0
    投稿日: 2021.11.21
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    p46 リモートで共同作業をする人はどんどん増えていくでしょう p65 人間の知能は何百万年もこの星で生き残るために進化した狭くて特異な合成物でしかない p84 クリーンミート  new age meats, impossible foods, beyond meat, menphis meats(UPSIDE Foods) p112 NFT non-fungible toke (非代替性トークン) p121 未來の教育の変化 3つ 1 動画メディアを使い、その問題を自ら学んだ人から学ぶ 2 ARやVRを使った学習 3 プロジェクト方式の学習 p140 国は小さな問題を扱うには大きすぎるし、大きな問題を扱うには小さすぎる p148 学校の教育は専門的でなく、できる限り広いものを対象とし、ジェネラリストを育てるべき 普通は関係のない2つの分野を自分なりに結びつける p175 新しい発見のためには、最適化とは反対のことをしなくてはなりません p182 これからの人生を年単位ではなく日数で考える発想法

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    投稿日: 2021.11.04
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    ケヴィン・ケリー「5000日後の世界」読了。WIREDが好きだ。その創刊編集長である著者の強みは先見性だ。それはテクノロジーに耳を傾ける事から生まれるとの事。また生物の進化ように技術の進歩を捉えるとプロトピアを予測できるとの事。WIREDの根幹を成す著者の壮大な思想がコンパクトにまとまっていた。未来に希望が持てる胸熱の良書。

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    投稿日: 2021.10.24
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    『5000日後の世界』という表題にまず目を惹かれた。10年後とか20年後という表現ではなく、日にちだったこと。日にちで考えることについては、本書6章に答えがある。思考を止めないために日にちを数えるのだそうだ。詳細を知りたい人はぜひ本書を手に取り確認をしてほしい。 1章から4章で、5000日後の世界を描き、5章から6章では著者の思考をたどることができる。シンプルな言葉で語られているが、真似て実践しようとしても簡単ではない。それでも、著者の思考に近づいて見たいので、『テクニウム』『<インターネット>の次に来るもの』を読み解きたい。 著者が提唱しているミラーワールドがどのようなものかや、各産業がどのように形態に変わっていくのか(著者の仮設)等が学べる。 未来のことを知りたいと思う好奇心を刺激され、自分の理解度を検証するために学んだことを書き出してみたくなる。 私にとっては刺激的な一冊でした。

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    投稿日: 2021.10.22