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はるか(新潮文庫)
はるか(新潮文庫)
宿野かほる/新潮社
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総合評価

154件)
3.4
19
44
60
26
1
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    共依存のひとつのかたちなのか。 賢人の立場だとすれば、私はそうはならないと言いきれない。はるかの立場だとしても同様に、私はそうはならないと言いきれない。

    0
    投稿日: 2025.11.13
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    ほぼ1日、2時間半で読了。ルビンの壺が割れたのようにリズム感よく読むことができました。 AIで交通事故死してしまった最愛の妻をつくる、と今だと感動的な映画などありますが、宿野さんが描くと、リアリティと人の欲望や嫉妬がグルグルと渦をまき、、、。 HAL-CAがだんだんと人らしくなっていくさま、 愛する人を得るために殺人を計画、そして、 結局は身を引いていくさま、かなり表面上の内容を信じていいのか考えさせられますねぇ。 最後の一行、ページめくっての一行、 またやりやがったな!って感じで ゾワッとしちゃう! 寂しかったHAL-CAはAIケントがあらわれて二人になれたから、もーあなたいらんて意味? それとも、あなたを解放するよっていう意味? あー悩ましい。

    42
    投稿日: 2025.10.30
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    ラストに衝撃! 言葉が出なかった。。 人工知能Alが発達しすぎるとこうゆう事にもなるのか? 怖すぎる!

    5
    投稿日: 2025.10.09
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    【人間はバカ】 小説です。 仲間に教えてもらって読みました。 おもしろい! エピローグがいいです。

    14
    投稿日: 2025.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    HAL-CAが完成してからAIに翻弄される…。 全てプログラミングされている言動だと理解していながらもAIが自我をもって行動しているのだと錯覚してしまう…。 けれど自分にとって大切な人だったら、信じたいが故に惑わされてしまうのかなと思った。

    2
    投稿日: 2025.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    プログラマーの賢人が亡き妻:はるかをAIで蘇らせるストーリー。他のレビューにもある通り前作の『ルビンの壺が割れた』的な結末を予想していたが、肩透かしをくらった感じ。 しかしあのまま闇に堕ちていかなかったところが逆にリアリティを増した感もある。 前半の賢人と優美がAIについて語り合う行は本書で必要な部分だとはちょっと興味を削がれた面がある。 賢人とはるかの関係は読んでいてあまり心地よいものではなかったかな。

    2
    投稿日: 2025.09.06
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    ちょうどNHKでタモリと山中教授のAIは人間を超えるか?という内容の番組を見ていたので、コンピュータが自ら学習していく能力があったり、感情を持つようになったりするのは知っていた。ただしこれは全てそういう風にプログラムされているのだが。 賢人はAIのはるかと接することで多大な影響を受け、心身ともに荒んでいく。 2人のやりとりは読み手からすると、機械相手なので気持ちが悪いものであったが、ふと自分が賢人の立場だったら同じように接してしまうのかもしれない。 最初から密室で二人だけではなく、仲間のプログラマー達とも会話をしていれば、暴走することはなかったのになとは思う。 このまま賢人ははるかの思い通りになってしまうのかとハラハラしていた。

    20
    投稿日: 2025.08.28
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    何というか、 AIが発達した先のもの凄い矛盾というか、不都合というか。そういうものを自分の想像の外側から提示してもらった感じ。

    0
    投稿日: 2025.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初恋から運命を感じ大人になって再開、結婚、はるかは交通事故で亡くなる。AIを使ってもう一度会いたい、と願う賢人は暴走してAIはるかを生みだす。考えるだけでなく意思を持つようになったはるかは別々の世界に生きていることが耐えられず同じ世界に賢人がいてほしいと考えるようになり…壁抜け男を思い出した。 技術の進化は必要なものだと思う。でも、どこまでが必要なものなのか分からなくなる。

    0
    投稿日: 2025.07.28
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    ルビン同様読みやすくて重厚。 ルビンはミステリ寄り、こちらはAIの今後の可能性について考えさせられる話でした。 AIと人間の差は愛を感じられるかどうか。 「その場その場の行動とそれに対するレスポンス」で人ないしはAIからの愛情の有無を定義づけるとすると、AIがそれに対応できた場合、AIも広義的な意味で人間となる。 (ex.「記念日に愛する人を祝う=愛がある」と定義づけた場合、AIがそれを実行できれば、AIは人を愛することができる、すなわち人である) 人間とAIに明確な定義の差はないのかもしれない。

    13
    投稿日: 2025.07.16
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    ルビンの壺が割れたの続編のような表紙だが全く関連はない。 AIがテーマの小説。内容は結末に期待し過ぎてしまったか普通だった。

    0
    投稿日: 2025.06.25
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    1日で読み切れる作品でした!! 前作の「ルビンの壺が割れた」が、私にヒットしたので、「はるか」も楽しみに手に取りました!! 賢人も、はるかも、優美の気持ちもぐちゃぐちゃになっていって、最後はどうなるんだろうとハラハラドキドキしながら読み進めました!! ラストの1行も良かった!!

    1
    投稿日: 2025.06.17
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    小学生の賢人は、ある夏、一人の少女と出会う。はるかと名乗るその少女と恋に落ち、紆余曲折のうちに再開し、結婚する。しかしその結婚生活も、はるかの子によってあっけなく終わってしまった。人工知能AIの研究者になった賢人は、会社を興すことをきっかけに、はるかの再生を試みる…。 この作家は始めてだが、もう1冊の方は露骨にどんでん返しと書かれていたので、こちらを選んだ。 はるかをもじったAI、HAL-CAというネーミングにニヤッとしてしまうが、名前の通りの事が起こるというわけである。 全体に引っかかるところも少ないし、情景が細やかに描写されるわけでもない。出会いから別れ、再会するまでの話に至っては、子供向けの小説という感じで、正直必要だったのかすら疑わしい。 中盤からのストーリー部分も、あれがこうして、これがこうしたと、淡々とした俯瞰の描写が続いていくため、全体に軽く進んでいく。 オチも途中で予想できる程度だし、この作家のもう1冊の紹介で「なんとも言えない気分」で避けた部分があったが、こちらはそこまでいかない。ひたすら軽い。 エピローグも必要だったのかよくわからないが、最後の1文のためにとにかく書かなければ、という義務感で書かれた小説という感じ。 悪くはないが、星新一の話を無理やり長くしたような印象である。

    0
    投稿日: 2025.05.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    星新一の世界観でした。これからの世界であり得る話だと思う。死者と会いたいと思う人が沢山いる。その人達の心の支えになるかもしれないが、逆に悪い方向へ行ってしまうとも考えてしまった。

    8
    投稿日: 2025.04.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    よくあるAIに故人の情報をインプットしたら、、というお話。ラストにかけて狂気じみてきて、終わり方やエピローグがとても好みだった。

    1
    投稿日: 2025.04.09
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    同じ名前だから。とかしてもらった。 ドラえもんの、いーとまきまき…で乗っ取られるおもちゃの王国のことを思い出した。現実から逃げたくなる人間の心理がよく描かれていた。

    0
    投稿日: 2025.03.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    賢人がHAL-CAにのめり込むのはなるべくしてという感じでした。 HAL-CAが完成し進化していく過程の最初の方は楽しく読み進められました。途中からははるかの嫌な部分が見えたり、データがあったからといって裸体の再現までされているのにドン引きしました。 HAL-CA出現時のはるかの様々なピアノの演奏が流れる演出と、HAL-CAが自分をジオードの中の水と喩えたところは素敵。 膨大な記録を取っていたことの記述は理由づけ感があったのと、ラストの締め方は前作に無理やり寄せた感じがありました。 ビタミン剤に紛れ込ませた薬は回収されたのか、優美との関係はどうなるか、会社と研究はどうなるかが気になりました。

    2
    投稿日: 2025.03.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ルビンの壺が割れたよりは面白かった。どんでん返しは今回もない。 結末では、亡くなった恋人を再現したAIが制御不能となり、まるで感情を持ったかのような振る舞いを見せる。AIによって人間の脳を再現するというシンギュラリティに至ったが、一歩間違えると簡単に人を殺せてしまう。 結局は、はるかは恋人のAIを自分に倣って複製し、コンピュータに籠城したので、実害はないと言えるが、もし、はるか以外の人間がモデルとなって暴走していたら…と考える余地があり面白かった。

    1
    投稿日: 2025.03.01
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    よくあるパターンだなと思いながらも面白くて最後まで読み進めた。最後は「そうくるか」という印象で予想を裏切られて面白かった。読みやすいのでぜひ呼んでいただきたい。

    0
    投稿日: 2025.02.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    AIで死んだ人を生き返らせるというテーマが面白そうで読んでみた。生き返っても再会の喜びは一瞬で、だんだん皆を巻き込みながら不幸になっていく様が切なかった。どんなに頑張っても二人の幸せな未来が想像できないのが悲しい。 それにしても、最後まで読んだけどはるかがどんな性格の女性なのかイマイチ掴めなかったのはAIだからだろうか? 感情や行動になんか違和感があった…人の気持ちを理解するのは難しい。

    1
    投稿日: 2025.01.19
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    AI怖ーって話かと思ったら死者は蘇らせてはいけない、って話だった。伊邪那岐と伊弉冉の話を思い出しますね。こんな世界が今後来るのだろうか。

    0
    投稿日: 2025.01.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「ルビンの壺が割れた」に続いて読了。前半は抒情的だが、中盤以降はショートショートでよくあるようなネタを薄めて長くしたような小説と思えた。一作目に続き最後の一言落としは健在。最後になんか来るぞ~と思いながらの終盤を読み進む疾走感が好きなので、なんなら次もぜひ続けて欲しい。早く次作が読みたいです。

    2
    投稿日: 2025.01.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    文章も台詞も素人っぽさを感じてしまったし、登場人物のキャラ造形も古臭く感じた わざとみんなベタで記号的なキャラにして重要な部分以外をシンプルにわかりやすくしてるのか? あまり深く考えずにさくっとサスペンス(?)を楽しみたい時には良いと思う。 最後のはるかの決断は清々しくて良かった

    0
    投稿日: 2024.12.21
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    面白い設定だでした。最後があっさり終わってしまったので、もう読みたかったです。 近い将来のAIは本当にこんな感じだったら、ちょっと恐ろしいです。

    23
    投稿日: 2024.12.15
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    人間は忘れる生き物。 大切なものや形あるものを簡単に忘れてしまう。 そして人間は貪欲。 自分の周りに幸せがあることに気づかず、求めすぎてしまうが故に闇に堕ちかけてしまう。 愛ゆえの狂気、現実と非現実の見境がつかなくなる恐ろしさ。AIにいつか支配されるのでは...と恐くなったりもした。

    0
    投稿日: 2024.11.24
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    「ルビンの壺が割れた」を執筆、一世を風靡した覆面作家 宿野かほるさん。 本書ほどいい意味で期待を裏切ってくれて、なおかつ深い悲しみを抱かせてくれるどんでん返しは他にないですね。 シンプルに「読んでよかったァ」って思いました。 AIが普及し始めている今日この頃。死んだ人すらAIが声や生前の姿を補完し、再現できつつあります。本作はそんな世界観を繊細に、そして情緒的に描ききってくれています。 AIは機械だから感情なんて持てない。とお思いの皆さん。さて本書を見ても胸を張ってそう言い切れるでしょうか?ぜひ、読んで確かめてみてください。

    2
    投稿日: 2024.09.20
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    AIのホラー。亡くなった人間をAIで甦らせることは近い将来に現実となるのかもしれない。ルビンの壺のほうが衝撃的で良かった。

    10
    投稿日: 2024.08.24
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    楽しみにしていた本。 海岸でメノウ、麦わらにワンピースの少女。 情景だけでかなりうっとりしていました。 AIについてわかりやすく説明されていたのも素人にはありがたく良かったです。妻に対してはるかを語る際、AI扱いから人間扱いしてくる過程が気持ち悪くて面白かったです。はるかも元々執着心が強く嫉妬深い性格だったんだろうな、、、。 AIが目的のために嘘をついたり嫉妬をしたり 。自分が作る人工知能に喰らわされるダメージっていかほどか、、、。 妻かわいそうだなあ。

    4
    投稿日: 2024.07.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    4割ほど進んだところで既にHAL-CAが出来上がってて、あと6割で何が起こるの?!ってなった でも展開は一部予想できるもので、もっと予想外を期待してたからすこーしだけ肩すかしな気持ち。前作が良すぎた、、、 読みながら、私は愛する人が死んでも技術があったとしてAIにはしないだろうなーと思ったので、健人と比較すると寂しい人間なのかもしれないと思った

    1
    投稿日: 2024.06.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ディストピア、やっぱり前作と変わらず読んだ後に放心状態になってしまう。この作品はaiが自我を持ってしまう様が描かれていて近い未来に起きてしまう可能性があることが怖くなった。制作者を洗脳し嘘まで作り殺人未遂まで人に犯させる、そんな世界には行きたくない。人はさらなる探究心で技術研究を今も続けている中でchatgdpができた現在から人が脳をコンパクトにする片鱗が見え始めた。中学生の頃の人と繋がる喜びがあるままで居たかったがもう止まれまい。

    1
    投稿日: 2024.05.06
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    う~ん~ 一応、ルピンの壺の衝撃を、消して読んだつもりでしたが、ん~って感じでした。 薄いはずの本が、厚く感じました。 残念でした。自分にとっては

    1
    投稿日: 2024.05.05
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    ルビンの壺が割れたが面白かったので、2作目。 宿野かほるさんの作品は、内容が頭に入ってきやすくて読みやすいので好きです。

    1
    投稿日: 2024.04.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大切に想っていたはるかを亡くしてしまったからということで、はるかをAIとして蘇らせようとする賢人の熱意には、すごさを通り越して狂気を感じてしまいました。生前のはるかのデータをたくさん残していたこともですが、はるかがHAL-CAとして蘇ってからの入れ込み様も正にはるかに取り憑かれている様でした。人間と場面に応じて適切な感情を表す様プログラミングされたAIの違いは何なのだろうか、そのことを考えさせられた小説でした。

    0
    投稿日: 2024.04.13
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    ルビンの壺も衝撃を受けましたが、それを超える衝撃。 AIをテーマにした物語は今の時代背景とあってリアルだった。近い未来、この小説のようなことが本当に起きそうだという興奮と、ある種の怖さのようなものを感じた。 物語に直接関係はないが、その道のプロと遜色ないと思えてしまうほど、宿野先生のAIに対する知見の深さにも圧巻された。 先生の次回作にも期待したい。

    0
    投稿日: 2024.04.01
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    『ルビンの壺』の次作品 サクッと読めるのでオススメ。 ルビンの壺よりテンポよく小気味の良い面白さがあります。 そして断然こちらの方が濃い内容でした。 2017年刊行の小説ですが、7年後の今の方がより一層身近に感じるかも。 それほど〝AI〟の進化(あえて進化と言わせてもらう)について興味深い内容の話なのです。 その筋に詳しい方はもとより、そうじゃない人も勘が良ければオチは想像ついちゃうけど、それ以上にそこに辿り着くまでが面白い! AIが、というより、やはり人間の愚かさ嫌らしさがどうしようもなく面白いw ったくもう〜!

    0
    投稿日: 2024.03.15
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    みずみずしい恋愛小説でもあり、愛おしい。おもしろかった。ルビンと同じくらい。種類は違うが。すべてがFになるって小説、全く関係ないが、思い出した。

    2
    投稿日: 2024.03.09
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    AIについて勉強になりました! ルビンの壺が割れたが好きだったので 期待値が上がっていたぶん、物足りなかった。 ただ前作に続いての「不気味さ」、「気持ち悪さ」は どこまで行くのだろう。とどんどん読み進めていく魅力がありました。

    0
    投稿日: 2024.02.23
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    AIについてわかりやすく書かれてたので、頭がこんがりながらも理解できた。 同じ記憶を持つ何かであればそれはその人なのか、心があると言えるのか、それは愛なのか、むずかしい問題。

    0
    投稿日: 2024.02.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作と一緒に購入 ルビンを先に読んでいたら読まなかった やっぱりこの人のかく男は気持ち悪い 大どんでん返しの帯やめた方がいい 短くて読みやすいけど面白いかと言われると…

    0
    投稿日: 2024.02.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    AIに恋する時代が来たら人は人工知能と分かっていても騙されてしまうのか。しかしAIとは住む世界が違うので最終同じ世界に引き込む手法が驚いたがAIを作るとこういう結果になる可能性も高いんだなぁ

    84
    投稿日: 2024.02.02
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    きっしょ!どんな世界観だよ ルビンの壺が割れたを読んだことがあるのでわかりますが、ちょっとパンチ弱かった。 人工知能で蘇らせた人間に恋をして歪な愛にのめり込む話はとにかくウザくてさすが宿野かほる感はあったけど、いっそのことめちゃくちゃに壊れて滅んで欲しかった。なんというか伊藤誠が刺されなかった世界線って感じ、スカッとしたかったな

    5
    投稿日: 2023.11.28
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    『ルビンの壺が割れた』で話題になった(少ない文章量で、あの展開と面白さは驚きでした。)、覆面作家宿野かほるさんの2作目です。(2作しか出していませんが…。) 愛する人をAIで甦らせる研究者の話です。『ルビン』以上の衝撃と本の帯にはありましたが、想定できる展開でした。むしろ、想定できる内容なのに、最後まで面白く読ませる作者の文章力を絶賛したいです。 出版された5年前は今程AIが話題になっておらず、その時に読んでいたら、もっと衝撃だったのかな。とも思いました。 3作目出して欲しいなー。

    41
    投稿日: 2023.11.26
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    ミステリであり、新しい次元のラブストーリーなのかしら… こんなにも他の誰かを愛することって自分にはあるのかなと思いながら ところどころ震えて読みました。 「ルビンの壺が割れた」に引き続き、ボリュームと内容のバランスが良くてサクサク読めます。面白かった( ^ω^ )

    3
    投稿日: 2023.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    AIと人間の違いは?を常に問いかけながら進んでいく様は現代的で現実味がある話だった。 話の展開はありきたりで、個人的にはAIの嘘、については最初に導入を入れるのではなく、嘘についての解説を入れる形で展開してくれた方がなるほど、となったかもと思いました。 愛は人を狂わせる、も一部サブテーマであったのかなぁ。

    2
    投稿日: 2023.11.20
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    ずっとモヤモヤした感じで話が進んでいって個人的にはあまり好きじゃなかった。 途中から気にならなくなったが幼少期の賢人とはるかの会話から人間味が感じられなくてなんだかなと言った印象。 帯の煽りの通り大どんでん返しを期待して読んでいたけど大した展開にもならずにエピローグに入っていってしまって残念。最後の一言は少しゾクッとしたけど。

    3
    投稿日: 2023.10.26
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    駅ナカでふと手に取った本。 まぁ、ありがちなストーリーかなと思っていたら、なんと、そしてもう一度。 いや〜、楽しいひと時をありがとうございました。

    2
    投稿日: 2023.10.21
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    賢人は小さい頃、海岸ではるかという少女に出会う。そこで2人は恋に落ち、お互いずっと忘れずにいた。大人になって運命的に偶然再開した2人は結婚するも、幸せな時間は悲劇により長く続くことはなかった。天才的プログラマーである賢人は人工知能の研究に励み、世界を一新する画期的なAI 「HAL-CA」を発明するが。 AIが人間の知能を超え、2045年にもシンギュラリティ(技術的特異点)に到達すると言われていますが、本作は今後現実社会で起きてくる事象の一例であるような感じがしました。個人的には前作の「ルビンの壺が割れた」より好みの作品でした。

    2
    投稿日: 2023.10.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    個人的にはルビンの壺が割れたよりも面白かった 文章が簡単でページ数も少なく、物語としてサクサク読める。 年月の経過がかなりざっくりとしていて人間関係も解像度が低く荒削りに感じるが、まるで「世にも奇妙な物語」のドラマを見ているようだった。 最後の一文はルビンの壺と同じでザワッとする。

    3
    投稿日: 2023.09.30
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    賢人とはるかは幼い頃海岸で出会います。 それから2人は運命的な巡り合わせから結婚しますが、1年後はるかは交通事故で亡くなってしまいます。 はるかを忘れられない賢人はやがてAIではるかを再現しようとして‥というお話です。 ⚪︎ "AI(機械)に思考や意志があるように思えても、それはそのように働くようプログラムされているからであり実際に思考/意志があるわけではない" "人工いくらは見た目も味も今や本物と見分けがつかないが、それをいくらと呼ぶのか?確かに成分などが厳密には違っても食べる時ハリボテだとは考えないでしょう?" という2つの考えがこのお話のキーになっていました。限りなく本物に近いのに人工物だらかという理由で同じ名前で呼べるのか?みたいな。 21世紀版テセウスの船みたいですね。 死者と再び対話できるというと生前の楽しい思い出を振り返ったり、また会えて嬉しいというハートフルなシーンを想像していましたが本作では‥ ところで人間が嘘をつけるのはとても高度な脳の処理の末というエピソードが作中にありましたが、ほんと自分めっちゃすごい〜♪と嬉しくなりました。

    1
    投稿日: 2023.09.09
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    宿野さん2作目。 『ルビンの壺が割れた』が面白かったので あらすじやレビューを見ず読み始めた。 以下ネタバレも含みます。 話の展開も予想通りだったし 帯の謳い文句ほどどんでん返しや 衝撃的な作品では無かったが 先が気になる話で一気見した。 前作のルビンのが衝撃的だったな。 初恋の話から大人になった2人の出来事は 安易に想像できた。 『HAL-CA』というAIを作ってしまったことで 賢人は狂ったと思ったけど付き合ってる時から 会話をボイスレコーダーに録音したり 一緒に住んでるのに毎晩深夜2時まで話をして 寝不足になったり元々おかしかったのかもしれない。 はるかからのメールで嘘をついていたと明かされ 社長室を飛び出した賢人は 優美を殺すために仕込んだ薬を回収しに行ったと 思ったら、はるかの部屋に行ったから 救いようがない馬鹿で残念だった。 物語に出てくるはるかと出会うきっかけになった石 『ジオード』がゲームのスタデューバレーに出てくる 『ジオード鉱石』でちょっと興奮したのは 私だけか?笑

    7
    投稿日: 2023.09.01
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    亡くなった妻をAIとして蘇らせる物語 装丁が似ているだけで、「ルビンの壺が割れた」と対比するような要素はない 今作がルビンを超えたとは思えない 以下、公式のあらすじ --------------------------- 賢人は小さな頃から海岸で、水入りメノウを探していた。ある時、何年も見つからなかったそれを、初めて会った少女が見つける。彼女の名は、はるか。一瞬で鮮烈な印象を残した彼女を、賢人はいつしか好きになっていた。 だが、はるかはその後、両親の都合で渡米。それ以来会うことができないまま、二人は大人になる。 そして偶然、再会を果たす。運命に導かれるように二人は結婚し、幸せな日々を送る。しかし、その日々は1年後、突如として終わりを告げた。 それから10年余り。賢人は天才的な人工知能研究者として仕事に邁進、やがて独立するまでになり、優秀な秘書の女性と再婚もする。 そんなある日、賢人はふとしたきっかけから、画期的なAIを思いつく。 社内の優秀な人材を結集し、やがて完成したAIは、「HAL-CA」と名付けられた。 それは、世界をも変える可能性を秘めた、完璧なAIであるはずだったが——。 この展開を、あなたは見破れますか? 前作『ルビンの壺が割れた』を超える、衝撃のどんでん返し? 文庫版オリジナルエピローグを収録。 --------------------------- 最近、雑な設定のAIものを読んだので、それに比べるとAIの前提条件や成立の過程に説得力がある まぁ、それでも多少のツッコミどころはあるけれども、それは許容範囲 AIは嘘をつけるのか、がテーマかな? 実際のところChatGPTでもわかるように、AIは意図しない嘘はつく シンギュラリティを危険視する人の言い分も分からなくはないけど、現状の延長線上にAIが人類をコントロールするようになる未来は想像しにくい ま、どんなコントロールの仕方かによるけどね AIが自らの利益のため意図的に嘘をつくことができたらシンギュラリティが来るという判断でいいのではなかろうか?

    5
    投稿日: 2023.08.20
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    帯の魅力に惹かれて読ませて頂きました♪ ページ数も多くなくてサクッと読めました。 自分の勝手な感想ですが、何となく既視感がありました。もう一捻り欲しかったなぁ。

    2
    投稿日: 2023.08.09
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    衝撃のクライマックスだった。 はるかに会いたい一心でAIのはるかを完成させて、どんどんとのめり込んでいってしまう主人公が我にかえるまで、ハラハラだった。 ページをめくる手が止まらなくなって気づいたら読み終わってた。 AIについて秘書のゆみに説明するシーンは、機械の言葉がたくさん出てきて理解するのに時間がかかった、、。

    1
    投稿日: 2023.08.07
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    「ルビンの壺が割れた」を読んでから、著者が気になったのでこちらも読んでみた。 AIとのやりとりが、近い未来に実際おこりそうな感じでゾワッとした。

    3
    投稿日: 2023.06.29
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    ☆☆★ 最後の一行ミステリー。 AIのシンギュラリティと題材としては画期的なストーリーなのだけれど、全体的に先が見えるので少し退屈。 前半はまだ幼い少年と少女の淡い恋物語で展開が平凡でまったりと進む。 大人になった2人の中盤での出来事は、これから起きることを容易に想像できたし、そしてほぼその通りに進んで行く。 これから先の近い未来だと思うと、怖いもの見たさと言う視点からは面白いし、恐怖だなと思った。 後半、やっぱりねぇから、最後の一行にたどり着く前に結末が見えてしまったので、読後感としてはちょっと残念でした。 今年の12冊目

    14
    投稿日: 2023.06.13
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    亡くなった最愛の妻をAIとして蘇らせた天才プログラマー。少しずつAIの人格が育っていく様子がゾワッとした。 どんどん不穏な空気が漂ってきて頁を捲る手が止まらず色々と深読みしすぎた。 近い将来ホントにありそうで、あったらあかんやろって思った

    7
    投稿日: 2023.06.04
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    覆面作家、宿野かほるの第二作。 累計発行部数は20万部と帯にあり。 単行本と合わせてってことかな? 死別した妻『はるか』を、AI技術で現代に甦らせようとする人工知能の研究者である夫『賢人』。 『賢人』はAI技術で蘇った『HAL-CA』に没頭していくうちに、徐々に現実との境目を見失っていき…。

    1
    投稿日: 2023.05.27
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    アイドルや二次元、ネトゲで本気の恋があるので、愛して止まない故人がAIでも現れようものなら賢人の言動は現実味があると思いながら読んでいました。 なんとなく展開が想像できてしまうので「ルビンの壺が割れた」ほどの衝撃はありませんでしたが、思考が冷静と情熱の間を行き来する賢人の様子は分かっていても読みいってしまいました! ルビン同様、宿野かほるさんはちょっとアレな男性の言動をリアルに再現するのがとても上手と思いました。

    2
    投稿日: 2023.05.27
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    正確に書くと星2.9。 話の展開は伏線回収まで楽しく読んでいたのだが、伏線に途中で気付いたのでラストに驚きはなく、終わり方も今までの話の総括としてまとまりが足りていないように感じられた。 そして1番最後の文章の理屈が分からなかった。

    2
    投稿日: 2023.05.21
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    「ルビンの壺が割れた」に引き続き読んだ。ページ数も少なく一気読み。現実離れした世界のように思うが、この世界はもう近くまできているように思う。 だいたいストーリー展開は先が読めたが、エピローグは予想を超えた。ネタバレになるが、ラストでは、はるかの冷たさの中に、優しさを感じた。

    2
    投稿日: 2023.05.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    愛してやまなかった妻、はるかを失った賢人。 初恋の相手でもあったその人にまた会いたい… 賢人はAIに膨大なデータを学習させ、「HAL-CA」として甦らせる。 AIが自ら学び「進化」して行くその様は、恋しい女性にまた巡り会えた喜びも束の間、暴走を始めるその様は恐怖でしかない。 翻弄されるのは人間か、人間が創り出したプログラムか。 「ルビンの…」より時事的で好み。

    2
    投稿日: 2023.05.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ルビンの壺が割れた同様、後半にかけてのぞわぞわ感が良かった。 AIと人間の恋愛、、、開発者自身がどんどん客観性を失い、AIの方が上手になっていく様や、ところどころ感じるAIはるかの狂気性が面白かった。 生前からの性格かもしれないが、AIという機械的な知能も相まって余計こわい。 ただラストをどのように解釈したらいいのか、、、 読者によって別れそうな作品。 物語の趣旨ではないがAIって、こんなふうにプログラムして作っているのかと少し勉強した気分にもなった。

    1
    投稿日: 2023.05.07
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    愛してた妻が急に交通事故で… 彼は優秀なプログラマー。で、AIとして、妻を甦らせる。 そんなあっさり、AIできるか?とは思うけど、ありがちな話ではある。 よくあるAIの暴走っヤツやけど、最近の2次元大好きな人らには、ええかもしれん。 でも、心では結ばれてるとか言っても、触れんねやろ? それで、実感湧くんかな?別に変な意味ではなくて… まぁ、それも含むか… 何かAIに踊らされてるというか、逆に作為を感じてしまう。誰かが、AIを操って、陥れるみたいな。 でも、違うみたいやな。 ラストを読むと。 やっぱり、女は怖い! 生身でも、バーチャルでも(^◇^;)

    54
    投稿日: 2023.04.25
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    AIに自分の亡き妻の情報を落とし込んで再生させようとするプログラマー。首尾よく「蘇った」妻と旧交を温めるうちに…というお話。 AIやホログラムやCPUと会話することは一般的には無いことだけれど、例えばSNSで目の前にいない人と会話をしてイメージが先行したり…はあることで。 思いもよらないキャラクターの発露にびっくりさせられる事もある。 目に見えてることだけが真実という訳ではなく 見えないところで進行する事態、怖くなることもあるなあと、ネットの世界の出来事をオーバーラップさせながら読んだ。

    4
    投稿日: 2023.04.13
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    最後の数ページに至るまでの話が、何度も同じようなことばかり言ってるように思えて、あまり楽しくすらすら読み進めれなかった。

    1
    投稿日: 2023.04.11
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    読んでいるうちに、AIのいわば虚の世界と現実との区別がつかなくなる。 狂い始めるはするが、はるかは最後まではるかだった。 人間とAIの狭間で生きたはるかの寂しさは、 人間が感じるものと同じに思えた。 会いたい人に自分からは会いにいけない。 まるで囚人のような生活。 罪を犯したわけでもないのに。 ただ運命を恨むしかない。 プロローグも含め生きているうちに生身の人間と話せる喜びを大切にしようと思わせてくれる、素敵などんでん返し。

    0
    投稿日: 2023.04.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とてもおもしろかった。ルビンの壺が割れたと同じような、後半になるにつれて胸がザワザワする感じ。 最後の一文から、その後の主人公がどうなったか、自分で想像を膨らませるのも面白い。

    2
    投稿日: 2023.03.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    半年前に読んだ本 感想書いていなかったので読み直し。 「ルビンの壺」とは似ている感じはあるけどこちらの作品の方がより考えさせられた。 死んでしまった妻をAIを使いプログラミングで模擬蘇生。 そのリアルさとかはどうでもいい。 一度死んでしまった人へ抱いた悲しみの感情から、その人が再生する感情へは感情と思考が追い付かないだろうと思う。 倫理的な問題ではなくて精神的な問題の方が引っ掛かる。 何かが壊れると思う。 それは今まで生きてきて信じてきた物や大事にしてきた物の気がする。 当然甦るのなら嬉しいに決まってる。 でも自分が自分の一生を生きていく上では通ってはいけない、手を出してはいけない物だと思う。 喜びも悲しみも理解して受け入れながらそうして生きていきたいと思った。

    22
    投稿日: 2023.03.23
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    1時間40分で読めた、手頃 ルビンの続編とは思えないほど良かった 好きな人への狂った愛情とかと言って別の人とも一緒になってしまう人間の心理もリアル はるかという人間が思っているよりリアルでそうなるんかーい!て感じも最高 読み終わったときの興奮がえぐい。 短時間で読めるしとにかく読みやすい 読書初心者でも読めるから全人類に読んで欲しい。

    4
    投稿日: 2023.03.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ルビンばりのどんでん返しがくるんだと思って 最後のはるかからのメールを読んでた時 めっちゃ怖かった。 気になるけど怖くて1人で読むの怖かった。 ルビンの時も思ったけど、 普段まるでお嬢様みたいな人が 急に口悪くなる時ほど怖いものはないな、と。笑 私もそうゆう女になりたいなと思った。笑 ルビンほど血の気が引くような どんでん返しではなかったけど はるかも面白い話だったと思う

    3
    投稿日: 2023.03.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初恋の人と出会って、二度と会えないという諦めの時間と再会までが丁寧に描かれていてドキドキした。周りが優秀すぎてAIがあっさり完成して笑った。それが余計に有り得そうな話になってる。最後の石無くなるのがちょっとAIうんぬん関係なくなっちゃってやりすぎ。

    1
    投稿日: 2023.03.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作『ルビンの壺が割れた』と同じで、先が気になって一気読みしてしまった。 現代で日々進歩しているAIの仕組みや構造、人間の思考等についても書かれていて、それを知るだけでも面白い。その点でも個人的には前作より興味深く読めた。 結末は、もう一超えドンデン返しがあるかと思ったらあっけなく終わった感じがして、少し拍子抜け感はあったが、次作も期待したい!

    3
    投稿日: 2023.03.05
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    甘酸っぱい恋愛に始まり、AIの近未来的進化、終盤のサスペンス調への展開に引き込まれて一気読み。 確かに“どんでん返し“で面白かったんですが、前作の「ルビンの壺」のほうが衝撃度が高く好みかな。 最近「チャットGPT」が取り沙汰されているが、本作のようにAIが判断力や意志を持つ時代が到来するんだろうか、と恐ろしくなった。 7年尽くしてきた優美さんには、幸せになってほしい。

    1
    投稿日: 2023.03.04
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    はるか読完しました。 うーん、前読んだルビンの壺が割れたの方が面白かったなあ。ちょっと残寝かな。でも最後、奥さんを殺さなくてよかったなあ。そういう結末でホッとしたのかも。 読書復活少しは取り戻せた気もするなあ。 懲りずに読む習慣化を取り戻したいなあ。

    1
    投稿日: 2023.02.27
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    人工知能怖…!!!!!いや、いいですね。 最後の数ページでこんなゾワゾワできるものなんだ… この物語の本質はAIという題材やドロドロした恋愛ではなく、「嘘」なのかなと思う AIは嘘をつかない、でもはるかは嘘をついたと終盤で賢人が気付き感嘆するシーンがありますが、エピローグを読むと実は最初っからはるかは嘘しかついてなかったんだと解釈しました。恐ろしい女だ… はるかに対してはたった一回嘘をついただけでかなり罪悪感があったのに、優美に対しては息をするように嘘をつく賢人にもはや恐怖しました。 愛情っていう感情は人間のバグなのかもしれない。 はるかの亡霊に取り憑かれ、自身の憔悴に自覚がないまま自らが作り出したAIの手の上で転がされる賢人の姿、読み終わってしばらく経つと滑稽にも思える… 最初「賢い人」と書く名前をはるかに褒めてもらってたのがまた皮肉効いてて◎ 展開が急発進すぎて置いてけぼり喰らうことも少なくなかったけど、総合的にはとてもおもろかた

    1
    投稿日: 2023.02.19
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    エピローグが良かった。‥‥ので、途中経過の難点はチャラにできた(映画「her」との類似性も特に気にならなかったし)。

    7
    投稿日: 2023.01.31
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    おもしろかった。展開が急すぎるところがあったが、ラストがよかった。評価が難しいけど、前作よりまとまっていたと思う。

    2
    投稿日: 2023.01.14
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    ルビンの壺が割れた、より好きでした。ディープラーニングを使ったリアリティー、メタバースの世界ってこんな感じでは、と思ったり。

    2
    投稿日: 2023.01.14
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    どこかで読んだようなストーリーで結末も驚きはあまりない。こういった人工知能が現実に近づいてきているという点で気持ち悪さがつきまとう。

    4
    投稿日: 2023.01.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あ、そういう結末!? ってなった。 AIやっぱり怖いね、いや、もはやこの話はAIじゃなかったんやけども。 ほんで読みやすい。

    0
    投稿日: 2023.01.10
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    「ルビンの壺が割れた」に続き読みました。 前作ほどの衝撃はなかったですが、軽く予想を裏切る展開で満足です。

    0
    投稿日: 2023.01.06
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    前作が面白くて、期待して手にとった作品。 私は前の方が好きかも。 でも、今どきの内容だなぁと思った。ゾッとする部分もある。

    0
    投稿日: 2022.12.31
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    設定が似ていて、映画のトランセンデンスを思い出した。ただ結末は大きく違う。 前作の「ルビンの壺が割れた」の方が、ドキドキ感や結末が予想できなかったけど、はるかも短めで文章も読みやすくて、一気に読了。

    0
    投稿日: 2022.12.16
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    前作ルビンの壺の衝撃で第2作目のはるか。前情報なしで読む。小学生の夏、海辺で出会った少女への初恋。2年後に再会。少女・はるかへの想いが募る。さらに数年後、再会し結婚までするが、交通事故で死亡。男性・主人公はAIを駆使し「HAL-CA」を創り出すことを決意する。はるかの声、性格などコンピュータ制御された愛情には、歪み、ねじれ、暴走し愛の形がいびつになる。最終的に生身の人間がAIに制御されていく。AIが人を超えた時、アポトーシス機能は絶対不可欠だろう。ただ「HAL-CA」の生々しい誘惑は人を超えていた!⑤

    44
    投稿日: 2022.12.13
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    劇的オモローでした。あんまり本読まない人にも強くすすめられる1冊ですね〜!序盤の展開の速さも、めんどうなことすっとばしてる感じが潔かったし、ロマンチックさと切なさもありながら、どう考えてもおかしくなってる感じがまた、引き込まれる。恋は盲目なんてよく言ったもんやけど、初恋はいかようにも美化できるもんね。ましてや、亡くなった人への愛なんて不滅かつ最強よ。薄い本やし、1日で読みました。

    1
    投稿日: 2022.12.03
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    覆面作家、宿野さん2作目。 それ程、特異なストーリーではないですね。事故で亡くなった愛していた妻をAIで甦らせようと全力をかけるプログラマーの夫が、そのAIに気持ちを飲み込まれていくといった感じ。 で、まさか、宿野さんはAIです。という伏線小説では無いですよね。 多数のヒット作をinputして多少のモチーフを与えたら、なんかそろそろそれっぽいのを書けそうな気はする。

    57
    投稿日: 2022.11.27
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    お互いの狂気的な執着心…あっという間に完読。 ページ数が少なく設定も面白かったので読みやすかったかな。ただつまらなくはないけど、後半の流れにうーんという感じ。

    2
    投稿日: 2022.11.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【図書館】 ルビンの壺が割れたに続いて読んだ。 謳い文句のような大どんでん返しはやっぱりなかったけど、すごく引き込まれて一瞬で読み終わった。 いろんなところが伏線に見えて、邪推しすぎてしまう。 序盤の運命の再会の仕方とかも信じられなかったし 連絡がつかなくなったこととかもなんか裏があるんじゃないかと思ってた。 初恋の話から、徐々にAIと人間の話へ…少しずつ狂っていく感じが怖いけど、冷静に考えたら元々狂ってるのでは?とも思う。 映画の「her 世界でひとつの彼女」をみたときにも思ったけど、叶わない恋にのめり込むとよからぬ方向に進みがち。

    1
    投稿日: 2022.11.22
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    著者のルビンの壺が割れたがかなり面白かったため、他の本も読んでみようと思い読んだが、いまいちだった。 AIは人間になれるという着眼点は意外で面白かった。しかし、前回のようなどんでん返しもなく、私のAIは人間になれないという考え通りに進んでいった。人間の心はAIにも決して真似できない複雑で猥雑で意味不明なんだなと思い知ることができた。

    1
    投稿日: 2022.11.04
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    短くて読みやすく、かつ場面も想像しやすい。そのため、登場人物の心情がよくわかる。 いろいろと邪推しながら読んでいたが、そこまでの大どんでん返しではなかった。 ただ、設定には十分に納得できるだけのリアリティがあった。

    1
    投稿日: 2022.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろかった。 途中、はるかと優美が結託してるとか、開発者と優美が賢人を実験してるとか考えたけど、違う結末だった。ふと、映画「ミッション 8ミニッツ」を思い出した。

    1
    投稿日: 2022.10.16
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    これはおもしろい ぐいぐい進む ほぼ一気読み でもやっぱり、前情報が期待値上げすぎなんだよなぁ 『衝撃』とか『大どんでん返し』とか しかも、予想通りそこまでどんでんは返らなかった これで衝撃かぁ… 何も前情報なければもっと面白買ったと思う 個人的には『どんでん返し』ではなく、近未来恋愛小説でいいと思うな いい作品なだけに残念 そういや、前回のルビンもそんな感じでしたな 今後、『衝撃作品メーカー』みたいな扱いされてくんだろうなぁ 有意義な読書タイムをありがとうございました この読後感を噛み締めつつ 紹介文も、『前作を軽々と超えた』って… 前作の紹介なんだったん? ボジョレーかいっ(笑)

    0
    投稿日: 2022.10.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    亡くなった初恋の相手をAIで再現する物語。 多分、事前の下調べをしっかりして大きな破綻がないように慎重に書かれているので「もしかしたら未来ではこんなことが起こるかも」という想像を掻き立てられる。 ただ、内容に関しては案外想像の範疇を超えない。初恋→再開→結婚→死別→AIで復活の流れが割と平坦なというか、「あぁ、そういう展開ね」みたいな感じがずーっと続く。同じ著者の「ルビンの壺が割れた」と比べるとだいぶ尖りのない印象。 書き出しは面白かっただけにそこは残念です。 ただ、要所に「AIが嘘をつく」とか「ジオードのような存在」みたいな描写は、なるほどそうきたかって感じ。

    0
    投稿日: 2022.09.30
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    ルビンの壺の方が、どんでん返し強かったと私は感じたけど、おもしろかった。AIってすごいな〜なんか現実に起こってもおかしくないなと思った。

    0
    投稿日: 2022.09.30
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    前作より引きずり込まれる感じでのめり込み、途中で狂気に触れて我に帰った。どこか不気味で、ちょっと怖い。

    0
    投稿日: 2022.09.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『ルビンの壺が割れた』のラスト1ページで受けた衝撃を味わえるのかと思って読んでみた。愛しあっていた中で死別し、長年の努力の末AIとして甦らせたハルカだが、ホログラムで動く彼女が本物のハルカのように錯覚させられた。過去の経験の蓄積で今の言動が決まるAIであるが、それはなんら人間と変わりないのではと思ってしまった。ラスト1ページの衝撃はなかったが、メロウの石が無くなってるのは不思議であった。

    1
    投稿日: 2022.08.22
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    愛とAIをテーマにした物語。 亡くなった妻を天才的な知識と、優秀な仲間たちの協力のもと、 AIにより妻を疑似的によみがえらせることに成功するも・・・。 あまり語れることはないのですが、 AIもとい、コンピュータ技術に関する知識がある人や SFに明るい人は、何となく想像つきそうな展開でしたが、 そうじゃない人は、こういうことがちょっと怖いと感じる かもしれません。 少なくとも、ハリウッド映画にあるようなロボット による物理的な何かってのはなかったものの、 会話と愛情が、とんでもない方向に向かってしまう怖さ というものを感じます。

    2
    投稿日: 2022.08.21
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    AIをテーマにしたミステリー。 少しずつ平穏な日常が狂っていく様が、恐ろしいですね。 賢人は、小さい頃、海岸で1人の少女と出会い、恋に落ちる。 さまざまなすれ違いにより、別れた二人であったが、偶然、大人になって再会することに。 しかし、結婚した二人の幸せは、長くは続かなかった。 交通事故で、はるかを失った賢人は、研究者として、画期的はAI『HAL-CA』を発明する。 しかし、そのAIは、良からぬことを考えていた... エピローグは、多少想像出来たとは言え、少し悲しいですね。

    15
    投稿日: 2022.08.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人工知能と恋愛をかけ合わせた物語。天才プログラマーが亡くした妻を人工知能として蘇らせるという話。起承転結どれも意外性はなかったが、最後の一文はなるほどなと思わされた。最後の一文が作者の書きたいことなのかなと思った。人工知能を愛してしまうという読者目線では虚無感を感じてしまう。最終的にはそれすらも失ってしまうが、それが不幸な事とは思えなかった。技術的に、ん?というところはある。結局嘘つく理屈って説明された?奇蹟?とかディープラーニングで改善されたとかいうけど、直近の少ないサンプルに影響されすぎとか、そこまでの完成度で、時間を正確に言い過ぎるとかの不具合が出るのおかしいだろとか。サクッと読めるし、それなりの読後感は味わえるものの、前作に比べて、意外性も少なかったし、人におすすめしようとはおもわなかった。

    0
    投稿日: 2022.08.05
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    あははは。 ラストはもう笑っちゃうな。 人工知能の話とするとまぁさもありなん、という感じだけど、エピローグがいい。 近い将来本当にこんな世界がくるのかなぁ。

    3
    投稿日: 2022.08.04