
総合評価
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powered by ブクログ宇宙基地への物資輸送や 宇宙設備の整備点検を行う民間企業。 そこで働く飛行士や技術者たち。 もうすぐこんな職業も当たり前になるかも。 やる気はあるのに機会に恵まれなかった 新人宇宙飛行士の美紀が アメリカの会社に臨時採用されてやってくる その最初のシーンから私好み(*´∀`*) 映画を見ているようなやりとりがかっこいい! 想像力が足りないので 宇宙船を飛ばすブースターのような物体は テキトーな形でしか捉えられないけど それをギリギリかわす小型機の姿は思い描ける。 そんな美紀のミッションを成功させるために 最初は能力を疑ってたりした社員たちも だんだん仲間になってきて それぞれの仕事に熱が入ってくる感じがいい。 映画『ライトスタッフ』のような 宇宙をめざすワクワク感が味わえました。
0投稿日: 2023.09.21日常がカッコイイ
この物語に宇宙人は出ません。巨大彗星も、人類を脅かす大事故も、派手なバトルも、魅力的な主人公の人間的成長も、ラブロマンスも、ありません。紹介文に「彼女には誰にも言えない秘密を抱えていて・・・」と書いていたので、推理きらめく頭脳戦を期待する方もあるかもしれませんが、それもありません。これは、ある会社の日常を描いた物語です。少し変わっているのが、物語の舞台であるスペースプランニングという会社が、宇宙と地上の間の輸送を商売としている中小企業である点です。スペースプランニングに、スペーススペシャリスト資格を持った羽山美紀がやって来るところから物語は始まります。そして日常が始まります。ただその日常が、来なかった未来の日常であるところが魅力的なのです。ちょっとした会話や、仕事が、なんだかカッコ良い。美紀の体が欧米人より小いさいので、コクピットを調整するシーンも丁寧に描かれます。そんなところがカッコ良い。美紀のログセかもしれない、ミッション終了時のセリフ「着陸完了。的確な誘導に感謝する。」もカッコイイ。思わず口に出して言ってみた。
0投稿日: 2022.06.12
powered by ブクログ宇宙飛行士が職業になる世界。資格はあるけれど、経験のない美紀が仕事をするのはスペース・プランニング。 なぜ人間は宇宙に行こうと思うのか 手の届かないものへの憧れ 未知なものへの知りたい欲求 冒険心の表れ、、、 美紀の答えは………
0投稿日: 2022.01.11
powered by ブクログプガチョフ・コブラという技を使って派手な登場をした主人公。物語の最初から心をつかまれた。やはり航空アクションは萌える。 宇宙開発黎明期、とはいえ、現代よりはずっと先を行っていて、空中発射型宇宙機によって人類は宇宙へと比較的頻繁に上がっている時代ではあるが、主人公のような女性の、しかも新人のパイロットが宇宙に上がるためにはそれなりの苦労とそれ相応の対処の仕方が求められる。 でも、彼女は良き仲間に恵まれたので、これからの活躍が楽しみである。 それにしても、著者がインターステラテクノロジズ株式会社の運営に関与していると知って驚く。
0投稿日: 2022.01.09
