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この世界の片隅に 上
この世界の片隅に 上
こうの史代/コアミックス
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総合評価

173件)
4.4
80
49
17
1
2
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    戦時の日常。人間らしい場面の描写。映画では描ききれていない細かい場面。 この独特の絵のタッチがまた良い。

    11
    投稿日: 2025.11.23
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    戦時下の広島で生きる18歳の「すず」さんとその周囲の人々の日常を描いた作品で、アニメや実写にもなったので知っている方も多いと思います。 18歳のすずさんはYA世代の皆さんと同世代ですが、すずさんは親戚の仕事を手伝っていたらある日突然縁談が決まって全然知らない人と結婚します。戦争、見知らぬ人との結婚、現実とは思えないかもしれませんが過去に日本であったことです。 今年は戦後80年、すずさんは生きていたら100歳だそうです。そう聞くと、すずさんが生きた時代も遠い昔にあったことではなくちょっと前くらいに感じられませんか。 ノベライズもありますが、まずは原作者のこうの史代さんの柔らかなタッチで描かれた漫画を読んでいただきたいです。(浦河町)

    0
    投稿日: 2025.08.28
  • 戦争ものの新境地

    実験的な表現の話などで湿っぽさを敢えて遠ざけたなかでのこれまでとは違う戦時下の話

    0
    投稿日: 2025.08.16
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    戦争の影が少しずつ大きくなっている。 物資のない時代でも、皆の笑顔で癒される。 嫁ぎ先で優しくしてもらっているすずちゃんを見るだけでホッとする。

    0
    投稿日: 2024.09.15
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    10年振りに復帰したアンジェラ・アキさん。彼女が音楽を担当するミュージカル『この世界の片隅に』はチケットを入手したが、実は原作を読んでいないのはもちろん、ドラマも映画も観ておらず、内容をまったく知らないのだった(^_^;)。 さすがにこれはまずいでしょと、なぜか図書館にあった原作を借り出した。なかなか独特な画風で、木炭のようなタッチもあり、逆に目新しい。トーンは使わない主義のかな。 前振りのような3本のあと本篇(18年12月〜19年7月)が始まる。この時代設定で舞台は広島。ということは……。

    3
    投稿日: 2024.03.23
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    定期的に読み直す1冊。 上は戦争が他人事のように感じつつもヒタヒタと近づきつつあるのが垣間見える… すずさんと水原くんとの白ウサギのシーンはグッときますね。 中へ… ぜひ〜

    8
    投稿日: 2024.02.24
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    昭和9年から19年6月の広島の話。 広島に住む浦野すずは、のんびり、穏やか、うっかりな性格で、 小まい頃に出会っていた北條周作からの打診により、北條家に嫁ぐことになった。 広島と聞くとどうしたって原爆投下の印象がついてしまうが、この作品はそんな暗さを払拭するくらい、すずのおっちょこちょいで真っ直ぐな人柄が温かく描かれている。 そんなすずを嫁にもらった北條家も浦野家も、これまた穏やかで、読む時の緊張をほぐしてくれた。 また、少しずつ戦争が拡大していく中の、当時の生活を教えてくれる。

    1
    投稿日: 2024.01.27
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    戦争が日常となってしまった世界を、決して悲嘆的に描くのでなくすずさんという素敵なキャラクターを通じて目にすることができます。広島弁の柔らかさやすずさんの柔和な性格と、中下巻と進むにつれて戦況が悪化していく悲惨さの対比が心に残りました。戦争体験者の曽祖母は苦労は語っても、私は戦争の悲惨さを聞いたことがありませんでした。当時本土にいた女性たちにとっては日常の地続きに戦争があり、日々の暮らしそのものが戦いだったのでしょうか。

    0
    投稿日: 2023.08.28
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    たまたま読んだネットニュース記事で、漫画編集者の荻野謙太郎さんが勧めていたので読みました。 https://news.yahoo.co.jp/articles/9be050984db7771cb52cd913d157d6432293266c?page=1 『はだしのゲン』よりも本作を若い人に勧めたい理由として「比較的フラットで、情報精度の高い」作品であることをあげています。 淡々と当時の生活を描く。その中に戦時下の生活の厳しさや人々の暖かさを感じます。『この世界の片隅に』の導入として3編の作品がありますが、特に「波のうさぎ」にはうるっときました。

    1
    投稿日: 2023.08.07
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    私は戦争を経験していないし、経験した人も周囲にいません。 勝手に戦時中の人たちはどこか、遠い存在に感じていました。 しかし、この作品を読むと今の私たちのようにふざけたり、楽しんだり、そして、辛くなったり、人の感情というのが普遍的で悠久の物だと感じることができます。 辛いことが多い世を笑ってやってのけるすずさん、本当に強い人です。

    0
    投稿日: 2023.05.02
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    ふとした拍子に読みたくなる 何度か読み返す その都度 何か気づいたり 考えさせられる描写がある いい作品だなぁと思う

    0
    投稿日: 2022.11.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すずの幼いころから戦争の色が濃くなっていく時期を描く。 大変な時期であるが、明るく、生活に工夫を凝らす。

    0
    投稿日: 2022.06.09
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    小さい頃の淡い初恋。 突然の結婚の申し込み。 意地悪な小姑。 慣れない新しい環境でハゲができてしまい…。 などの日常の中に突如現れた戦争。 楠公飯はちょっと食べてみたい…(笑)

    0
    投稿日: 2022.05.31
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    戦争のさなかで慎ましく生きる「すずさん」を主人公にした、傑作マンガです。こうの史代さんのストーリーテリング、キャラクター、戦時の生活の描写…すべてが素晴らしいです。戦中の広島県の軍都、呉を舞台にした家族ドラマ。主人公、すずは広島市から呉へ嫁ぎ、新しい家族、新しい街、新しい世界に戸惑う。しかし、一日一日を確かに健気に生きていく…。

    0
    投稿日: 2022.05.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    §不真面目な原爆漫画 アニメ映画の方もそうだがよくこの困難な時代によくぞ作ったと思ったがやはり「観て」「読んで」「?」マークが多数点灯した。 本当に真面目に作られた作品なのか?と。 私が一番違和感を覚えたのは人食いの「バケモン」のエピソードである。 こうした形のファンタジーないしユーモアをこのような作品に組み込んで良いものかと。 勿論中沢啓二の「はだしのゲン」にもユーモア表現はあるが、それは苦難に負けない少年達のバイタリティの表現であり、これとは全く異質である。 本当の怪物は人食いの人さらいの架空の「バケモン」では無く、戦争であり、戦争を始めた人々であり、何よりも原爆であり、原爆を作り出した人々であるが、「バケモン」はそうした現実の怪物の存在を薄めてしまう。 私はこの点が不愉快であったが、作者の前作「夕凪の街 桜の国」でも問題点を指摘する研究者が居た様である。曰く「被爆スラムに朝鮮半島出身者が描かれていない」「これは被爆体験の横領である」と。 本作ではそれへの回答というか言い訳として民家に韓国の国旗が掲げられる。 中沢啓二の「はだしのゲン」では被爆スラムも何も、広島の被爆前から朝鮮半島出身者が差別され虐められているのをゲンの父親を始めゲンの家族が庇う様子が描かれ、戦後、原爆症で死にそうなゲンの母の薬代を工面してくれたのは闇屋で儲けて社長になった、かつてゲンの家族に庇われたその人であった。 こうした事を中沢は丹念に描いていた。これとは大違いである。 結局の所、戦争に対する怒りとか批判精神が本作の主な動力源では無く、作者は一歩も二歩もそれから引いていて、戦時下を挟んだ若い夫婦の惚気話を描き、「片腕も姪っ子も失い、悲しい思いもしたが、それでも私達は深く愛し合って生きて行く。」とでもサラリと表現しているのだろうか。 戦争とはどんな戦争でも「そういうこともあったけど」とこんな風に軽く流して戦後を生きて行けるものでは無いだろう。今なお被爆体験に固く口を閉ざし、苦しんでいる方々も少なくない。 事実として私の自宅のご近所の老婦人がそうであり、最近涙ながらにカミングアウトされた。それまでお子さん達にもご自身が被爆者である事をお話しになっていなかったそうだ。 結局の所、どんなに人の死体を、死にざまをリアルに絵に描いても、作者にとっては原子爆弾も、戦争も「綺麗な良く出来たよく売れる漫画」を作る為の舞台装置か小道具或いはタクティクスに過ぎなかったのではないだろうか。 つまり本作は人の死、理不尽な戦争と言う現実に対して不真面目である。 そういう点では好戦的タカ派サブカルチャーと同じ方向を向いているとも評価出来る。

    0
    投稿日: 2022.05.04
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    ドラマ化を期にに全巻購入。 隣組のリズムがドリフということを初めて知りました。これ、学校で小ネタとして教えてくれればよかったのに。小学生の頃に知っていたら、絶対に忘れない。だって、今でもドリフのOPは口ずさめますもの。 初読の時に、すずさんたちの暮らしの雰囲気は理解できなかったけれども、2022時点の今では少しは共感できるような気がしている。 コロナ禍で初めての緊急事態宣言下の時の感覚が、近いのではないのかなぁ。 幸いにして、自分の家族にはコロナの影響はないまま現在も暮らしています。 宣言下のパンデミックのニュースによって危機感はあっても、日常を暮らしていかなければいけませんでした。その中で常に悲壮感があったわけでもなく、先行き見えない不安が気苦しさとなってはいましたが、体感的には閉塞感はあまり感じませんでした。仕事も通常通りでしたしね。医薬品製造業なので、逆に休めない。 世界規模で見たら、確かに大きな変化が起きているのだけども、個人規模では幸いにして少しの変化ですんでいるというギャップは、上巻のすずさんたちと共有できるような気がしましたね。

    1
    投稿日: 2022.02.13
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    戦争前の話。 ここから上中下巻と進むに従って戦争に入っていく。主人公の故郷も広島であることから物語のピークも終戦あたりだと思った。 今とは時代が違うけれど、昔の人の恋愛事情だったり結婚や夫婦というのもこんな風だったんだなと。 主人公がとても可愛いひとで結構ぼーっとしてるけれど軽やかというかなんか好きやなぁ。 自分もあんな風にいたい。

    1
    投稿日: 2022.01.29
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    まだ、戦争が始まる前。 日常が温かいタッチの絵で書かれていて、 戦争のお話であるのにどこか、心が温かくなった本。

    2
    投稿日: 2021.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    日常 それでいいんです 当たり前のように そこにあるように ただ 生きている 周りが 戦争と呼ばれる状態になってきても 毎日を生きる 食べて 休んで 日々を積み重ねる あの時 何があったのかを知っているから 日付が少しずつ進んでいく

    2
    投稿日: 2021.08.15
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    DVD『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』をレンタルして鑑賞後、長く寝かせていたkoboから引っ張り出して読む。上中下を完読してから、内容についてはまとめて書きたい。

    1
    投稿日: 2021.08.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    特別な描き方ではなく、当時の普通の人の生活を のんびり淡々と描いている感じで 読みやすく微笑ましい。 リンさんが 「誰でも何かが足らんぐらいで この世界に居場所はそうそう 無うなりゃせんよ」 と言うのが良い。

    1
    投稿日: 2021.08.12
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    なぜこんな高評価? 1話の化け物のところが意味わからない。 ノンフィクションなのかなんなのか......

    2
    投稿日: 2021.08.06
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    久しぶりにこうの史代さんのまんが。 なんだか歴史もののように感じるけれど、もうこれを読む子供の世代はずっと昔のことのように感じるんだろうな

    1
    投稿日: 2021.02.20
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     このマンガを初めて読み終えたのは2020年の4月でした。2020年の4月に何があったか。10年後の人はどう言うのか。この感想を書いているのは2020年の12月ですが、街から人が消えて、愚かな政治家がゴミだらけのマスクを配って「世帯」という言葉を思い出させたというのが、今のところの記憶です。  ぼく自身はその頃、閉じこもってこのマンガとか読んでいたわけですが、読み終わったときに、なぜ、こういう世界が今描かれ、多くの人の共感を得ているのか不思議でしたが、日々、コロナの死者の数が数字化されて行き、お客さんを失って困窮していく小さな商店や飲食業の知り合いたちの苦境を、実際に目にする生活の中で、このマンガが読まれる理由が、少しわかったような気がしました。  それにしても、このマンガが描く世界の片隅で健気に生きる人々をバカにするような、世界の真ん中で、声高にうそをつき続けながら、ふんぞり返っている方々というのは、なんとかならないものなのでしょうかね。  感想をブログに書きました。覗いてみてくださいね。   https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202012300000/

    3
    投稿日: 2020.12.30
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    こうの史代のプロフィールには、“好きな言葉は、「私はいつも真の栄誉をかくし持つ人間を書きたいと思っている」(ジッド)。”とあるから、いつもアンドレ・ジッドもちょっと読んでみたくなる。

    2
    投稿日: 2020.12.27
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    主人公のすずさんは大正14年生まれ。今も生きていれば93歳の年齢となる。物語の中では戦時中の生活の様子が描かれており、当時の人たちがどのように暮らしていたのかを知ることができた。 物語の中で、「隣組」の歌が出て来る場面がある。もともとドリフの曲かと思っていたが、元ネタがあったとは知らなかった。 この歌を知っているか職場の利用者さんに聞いてみると、知っていると言われ歌ってくれた。 本当に物語で描かれていたような生活を送られてきたのかと思うと、胸にくるものがある。 高齢者に関わる仕事をしている人は必ず一度は手にするべき本だと思った。その時代を生きてきた人たちを見る自分の目や気持ちが変わると思う。 物語では、「居場所」という言葉がよく出てくる。 普段の生活を安心した気持ちで過ごせ、日常となる(とする)こと。それが幸せなのかもしれないと感じた。

    1
    投稿日: 2020.08.09
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    広島が舞台で、こうの史代さんだけど、戦争があまり前面に出てないから少しは幸せな話かなあと想像。上中下の上巻、まだこれからかな。あと二冊ゆっくり読む。

    2
    投稿日: 2020.05.30
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    2020.01.16 まだ平和なころ 衣類や生活のあれこれ、すずさんのほのぼの具合が最も出ているところ。 なんこう飯、水原さんとの幼少時代 周作さんとのキスシーンがやはり好き

    1
    投稿日: 2020.01.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まだ最後まで読んでいないのだけれど、最初のばけものにさらわれる件というのは一瞬ファンタジー???と思ってしまった。 でも、実際は日本の第二次世界大戦中の出来事だったんだよね~。貧しいながらも幸せに暮らす様子がほのぼのとしていた。

    2
    投稿日: 2019.11.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上は、戦争が始まる前のお話。 子どもの頃に出会った少年から見合いを申し込まれ嫁入り。すごく運命的なものを感じました。 この時代の人の温かさが伝わってきます。そしてユーモアある。主人公ががむしゃらで、素敵な性格。続きが気になる。

    3
    投稿日: 2019.05.30
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    映画を観ていないけれど「読むべき漫画」という評判を聞いて、原作を読んでみようかと手に取った。どこで連載されていたかなんて考えたこともなかったけれど「漫画アクション」でしたか。戦争が始まる前の、生活は苦しいながらもゆったりとした時代。枠線や画のタッチがほんわかしていてすずの性格にもマッチしている。

    3
    投稿日: 2019.04.28
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    戦時中の何気ない毎日を生き生きと表現してあって、しかも青春があって。ささやかな幸せこそが大事だと思います。物が無くても笑いが耐えない家庭。いいなぁ。この作者、若いのに戦時中の作品描くなんて、凄い。

    2
    投稿日: 2019.02.04
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    流石の出来ですね。 まず、絵がすばらしい。 そして、素朴でマイペースでやさしい主人公の性格が、戦争という暗雲立ち込める時代背景の中にあっても、ささやかな「日常」を立ち上がらせてくれる。 また戦前の結婚、家族の形についても、当たり前だけど、現代との違いのリアルさが、感慨深い。 また、上しか読んでいないので、また、映画も観ていないので、この後どうなるかわからないけれど、意外とドラマがあるのではとおもっています。

    6
    投稿日: 2019.02.03
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    2017年1月17日(火)にbookstudio姫路店で購入。周りの人が映画や小説を評価していたので、まずは原作からということで買って読んでみた。まだよくわからず。正直、ぴんとこない。

    1
    投稿日: 2019.01.22
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    小説じゃと思いよったが、広島弁のまんがじゃ~。 TVドラマの配役がピッタリハマっとるの!! 読みよったら懐かしゅうなったでぇ。

    2
    投稿日: 2019.01.19
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    全巻読了 かわいっ絵かわいっすずと周作かわいっ!ちっちゃくて細かい絵とコマがかわいい。波のうさぎを読んだ時の衝撃!忘れられない。広島の者なのでいつの間にか広島弁を意識せず読んでる。最初の方はただただほのぼのして癒しでたまに萌えだったけど史実は分かってるし段々迫り来る不穏な雰囲気が怖かった。平和学習で習ったことを思い出しながら読んだ。登場人物があまり泣かないのが違和感だった。見開きで印象的なシーンが多い。やはり波のうさぎが一番好き。キスシーンや初夜の傘のくだりとかすごい好き。傑作というので映画を先に観るつもりだったけど漫画も読んでよかった。映画も観たい。しみじみニヤニヤしとるんじゃ!かわいい。

    2
    投稿日: 2019.01.19
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    「この世界の片隅に(上)」こうの史代著、双葉社、2008.02.12 144p¥700C9979(2018.12.09読了)(2018.11.29借入)(2018.07.17/35刷) 浦野すずさんの物語です。兄と妹がいます。絵をかくのが好きで、漫画を描いたりもしています。33頁と51頁に「鬼イチャン」ウラノスゞという漫画が掲載されています。最初見たときは、これは何だろう? ウラノスゞと言う駆け出しのマンガ家の作品が埋め草に使われているんだろうか? と思っていたのですが、見返した時に主人公の描いた漫画ということに気が付きました。鈍いね! 各章に昭和での年月が入っています。昭和9年1月から始まって、昭和19年7月まで続いています。 幼いころの浦野すずさんの住んでいたところは、19頁に草津の叔父ちゃん…と言うセリフがあったので、勝手に滋賀県の琵琶湖のほとりと思い込んで読んでいました。広島県の呉の人が、どうして滋賀県まで来たんだろうと不思議に思いながら読んでいました。琵琶湖に潮の満ち干があったり、海苔の養殖が有ったりするのだろうか? 念のため65頁の「ふないりほんまち」と言う停留場名?をネットで検索してみました。広島市中区舟入本町と出ていました。琵琶湖ではなく、瀬戸内海でした。「草津」と言う地名は、あちこちにあるのでしょうね。 「冬の記憶」で、いっしょに人さらいにさらわれそうになった、周作さんとすずさんが「この世界の片隅に」で結婚することになるとは、思いませんでした。 読んでみた印象としては、セリフが少ないですね。絵から読み取る読解力がないとしんどいですね。絵をじっくり見て表現しようとしていることを読み取っていくしかないですね。 第4回あたりは、セリフがないね。 隣組、千人針、鉄道は戦う足だ、食糧不足(野草の料理法)、楠公飯、海軍記念日、陸軍記念日、国民学校、建物疎開、知らないことが多いですね。 戦時中にはいろんなことがあったんですね。勉強になります。 浦野すず 浦野すみ すずの妹 浦野要一 すずの兄 水原哲 すずの同級生 北條周作 すずの夫、呉工廠の技師 北條圓太郎 周作の父 北條サン 周作の母 黒村徑子(径子) 周作の姉 黒村晴美 徑子の娘 ヒサオ 【目次】 冬の記憶(9年1月) 大潮の頃(10年8月) 波のうさぎ(13年2月) この世界の片隅に 第1回 18年12月 第2回~第4回 19年2月 第5回~第6回 19年3月 第7回 19年4月 第8回~第9回 19年5月 第10回 19年6月 第11回 19年7月 ☆関連図書(既読) 「夕凪の街 桜の国」こうの史代著、双葉文庫、2008.04.20 内容紹介(amazon) 平成の名作・ロングセラー「夕凪の街 桜の国」の第2弾ともいうべき本作。戦中の広島県の軍都、呉を舞台にした家族ドラマ。主人公、すずは広島市から呉へ嫁ぎ、新しい家族、新しい街、新しい世界に戸惑う。しかし、一日一日を確かに健気に生きていく…。

    2
    投稿日: 2018.12.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    広島の近在に暮らしてた平野すずは呉の北條家から嫁に乞われた。相手も知らん人だったが嫁に来たすずに北條周作は優しかった。なんでも子供の時に広島に通っていた時にすずを見初めたという。戦争の足跡は近づいてくるが、まだ平和なすず達であった。

    2
    投稿日: 2018.10.30
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    家族や親戚との日々の暮らし。広島の子ども時代、呉に嫁入り。 読み直すたび細部に発見がある。すごい。

    1
    投稿日: 2018.10.13
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    松坂桃李さんが好きなので、得意じゃない戦時中のドラマを見ました。 思った感じではなく、原作も読んでみようと手にしました。

    3
    投稿日: 2018.09.28
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    この作者は年下なのであるが、よくまぁこれ程までに戦中戦後の風俗を調べたものだと感心する。 私もそこそこ本では読んだり、祖母などから話を聞いたりしていたが、何よりも作者の画力が、戦争のリアルを人に伝えるのである。これが漫画の優れたところだ。 感想は下巻で。

    3
    投稿日: 2018.06.07
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    然るべきあの戦争は語り継がなければならないが、  非当事者が言ふ、語りは嘘っこになってしまふ  といふ世界の定説をどう切り抜けるか、「戦争はいけません」と言ふバイアスに過ぎないものをどうやって対処するか、といふとかう言ふものになるんだらう。  もちろん、作品は気の狂ったやうな歴史考証がなされ、確実に説得力は出てゐる。  当時の、戦争だけでなくてのほほんとした空気が描かれてゐるにも拘らず、すずさんもアレなお姉さんであるにも拘らず、なんか観るのがつらい。

    3
    投稿日: 2018.05.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    防空壕の入口でチュウまで。 実は映画公開中に読みました。 戦時中の日常生活の話。 日常系。 映画版では、なんで水原さんから鉛筆を貰うことになったのかといった話や、ところどころバッサリと抜けてることがわかる。 でも、基本的に映画版で描かれていないところは描かれていなくても問題ない描かれてない方をしてるから問題ない。 映像ならではの演出もある(映像にナレーション重ねたり)し、むしろ映画版で詳細に描写されてる箇所なんかも多々存在するため、漫画版と映画版が互いに補完し合っている傑作だと思う。 刈谷さんと知多さんって、もしかして愛知県由来なんだろうか?

    2
    投稿日: 2018.03.26
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    映画を観てからの書籍。 なので、すずさんの声など映画の影響を受けながら読んだ。 すずさんは、本当に可愛らしい人だな。 そして、映画のすずさんの声はピッタリだなと感心した。 まだ戦争の脅威は感じられず、のほほんとした場面が多いが、当時の人々の生活状況が垣間見える。 表紙を開いたすぐのページに「この世界のあちこちのわたしへ」というコピーがあり、まだ本編に入っていないのに心打たれた。 「鬼イチャン」というすずが書いた漫画が面白い。

    2
    投稿日: 2018.02.04
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    上・中・下合わせての感想です。映画を見てから漫画を読んだのですがそれぞれの良さがあって、特に漫画は白黒からカラーへの変化が美しかったです。戦時中の事を知る方がいなくなられている中、後生の者が当時の事をうかがい知る事が出来る稀有な作品だと思いました。

    2
    投稿日: 2017.12.16
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    言わずと知れた大ヒットアニメ映画の原作である。絵とストーリーの魅力はもちろんのこと、随所にハシラ(コマの枠外)で、戦中の暮らしについての注釈がついているのも興味深い。

    2
    投稿日: 2017.10.05
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    映画を観て、映画で語られなかった物語があるということで、読んでみることにしました。上巻ではそういった部分はあまりありませんでしたが、ほのぼのとしたストーリーがとても読んでいて楽しめました!

    2
    投稿日: 2017.09.24
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    時代背景は違うけれど、素朴な生活の幸せや美しさ。 漫画だからスラスラ読めるけど、ちゃんと一字一句読んだ方がいいみたい。 僕はすっかり小汚いおっさんになってしまったから こうは生きれないかも

    2
    投稿日: 2017.08.29
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    波を白兎にたとえるように 想像力豊かで 穏やかな少女だったんですね 大潮の話も 田舎の素朴な 夏の思い出で それが逆に とても美しく思えます

    2
    投稿日: 2017.08.20
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    すずのマイペースで周囲から浮いているところがなんだか皮肉っぽい。そこが新鮮で魅力的。ちばてつやが描く漫画に出てきそうな昭和っぽいキャラクターのすずが、こちらに向かって微笑むと、それもまた皮肉的。映画版の方には、それがないかな。

    2
    投稿日: 2017.08.19
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    あくまでも上巻のみを読んだ感想。非現実的で空想的でフワフワしていて、あまり面白くない。マンガなのもあって、さらっと読める内容なので、とりあえず最後まで読むつもり。

    2
    投稿日: 2017.08.17
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    全体的にタッチが柔らかく、好きな画風だ。主人公・すずののんびり、おっとりした性格にも合っている。話は太平洋戦争前の幼少期の、少し不思議なすずの体験から始まる。戦争が始まり、年頃のすずの嫁ぎ先の、まさに小姑の径子の嫌味にも柳に風なのが救われる。戦争後半の昭和18〜19年に物資は次第に不足。本土空襲も始まる中を健気に明るく生きるすずを応援せずにはいられない。

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    投稿日: 2017.08.12
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    舞台は戦時中の広島県呉市。広島市で海苔の養殖を営む家でのんびりと育った主人公のすず。年頃になってきたすずは呉にお嫁に行くことになります。新しい生活に戸惑いを感じながらも暮らしを続けるすず。彼女はとても魅力的です。お嫁さんにやってきて旦那さん家族と同居。やきもちを焼いたり、絵をかいたり、裁縫をしたり、その時代にはどこにでもいる普通の女性、そう人間なんです…。舞台を聞くだけですべての日本人はどういう結末に向かっていくのかを知っている。実際に状況は悪くなり生活も変わっていきます。だけどあくまで主人公の『日常』を淡々と描いています。小説であれ、映画であれ、コミックであれ、登場するのはヒーローばかり、でも本当は一人、一人にドラマがあって一生懸命いきている、この世界の片隅に…。そんなことを気づかせてくれる作品。おすすめです。

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    投稿日: 2017.07.09
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    こども時代の出会いから、あっと言う間に嫁ぐ日に。 書き込みの少ない、モノクロの絵柄なので、登場人物がだれかをよく把握しないままに大人になっていきます。 日常があり、その日常とは戦争中である、ということ。 説明されてわかったような気持になっても、今を生きる私には、本当の意味でわかるはずはありません。 どんな時代にも、日常を生きるひとがいて、 時代がどうであっても、その瞬間を苦しく生きるひとも楽しく生きるひともいることを、読みながら深く感じます。

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    投稿日: 2017.06.13
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    映画が話題だったので気になっていたのですが、その原作本を読む事ができました。 本当に面白く、切なく、楽しく、ツラく、心に沁みる話で名作だと思います。 登場人物たちが意外と狭く、複雑に関係しあう伏線がそこここにあり、読み返してもハッとさせられます。 戦時中、苦しい時代・世界・現実をほんわかとした画と主人公でほのぼのと読ませるところがすごい、と思いながら読んでいたのですが、そのほんわかの中で戦時中の歪んだ世界観を描き切り、逆に読んでいる我々にここまで苦しさを伝えることができる作者の力量に脱帽です。

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    投稿日: 2017.05.03
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    上中下の3巻完結の漫画です。 基本的に漫画はレビューに掲載していなかったのですが、この作品は特別に。2009年に読んでいましたが、改めてブクログのレビューに掲載します。 映画が2016年に公開され、第40回 日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞受賞を受賞しました。 リアリティに溢れており、漫画も映画も是非見ることをお勧めします。 以下、別のサイトで掲載していた私のレビューを再掲。 戦時中の広島~呉を舞台に、一人の女性とその家族の生活を描いた作品です。 各話の題名が「●年◆月」となっており、終戦へとカウントダウンに向けてドキドキしながら読んで行きました。 ほのぼのとした絵柄で些細な日常を描きながらも、次第に貧しくなっていく生活、厳しさの増す戦況、空襲や原爆、生と死について綴られているのが、とても印象に残りました。 「何が人の幸せなのか」を考える一つの良いきっかけになるかと思います。

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    投稿日: 2017.04.14
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    帯文:”日本中で大反響!!” ”生きるっていうだけで涙があふれてくる作品です(主演声優のん)” ”感動が日本全国へ拡がっています” 目次:冬の記憶(9年1月)、大潮の頃(10年8月)、波のうさぎ(13年2月)、第1回 18年12月、第2回 19年2月、第3回 19年2月、第4回 19年2月、第5回 19年3月、第6回 19年3月…他

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    投稿日: 2017.04.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この世界の片隅には映画ですっかりすごいことになってしまったけど、漫画版が元からとても好きで、こまこました日常を少しずつ追っていくのがすごく楽しくて、なので映画は確かに映画でよかったのだがやっぱり限られた時間の中でまとまりかいいように山なりなんなり作ってエピソードも取捨選択しないといけないので、ちょっとどうしてもうーんこれは泣かせにきてるぞとか陳腐になってしまう部分が出てきたりして難しいなあと思う、ていうか映画版で「見てて結婚したくなる映画をめざしました」的なコメントを聞いたときにはあ…?と思ったのはこうの史代作品は男の人と恋愛してメロメロになってることを絶対礼賛してなくてどこかで醒めた目で見つめてる時があると思ったからなんだけど、なのでりんさんの下りをあんな削り方したのは本当に何だったんだろうとわりともやっとした。全体的には良かったんだけど……… 映画のことばっか書いてしまった。 やっぱり漫画がすきなので漫画読んでみてほしいです

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    投稿日: 2017.04.04
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    上中下読了。中巻あたりから感動ポイントが急増してきた。戦争、原爆のころの広島が舞台だが、「それでも生きていく」ってこういうことなんだなと。そういう意味では井上ひさしの「きらめく星座 昭和オデオン堂物語」とも通じるか。戦争の重苦しさと、日々の身近な様々な問題たちと、同時に日々の小さな喜びと。そういうもので成り立っている私たちの小さな人生。なにより主人公のお人柄が超ステキ。 ・どうしようもない悲劇 ・昔は今以上に嫁入りが早かったし、婚家に入ってからの人生のほうが断然長い。しかも結婚は自分の意志とは無関係に決まったりするし、核家族でもない。なんとなく現代の見方ではそれをお嫁さんにとっての「耐え難い苦難」としてとらえてしまいがちだが、そのころはそのころで、当然ケースバイケースとはいえ、こんなふうにお互い歩み寄りながら家族になっていったんだなとポジティブに感じ取れた。そして期間は短くとも実家で過ごした幼少期に築いた関係性や思い出の濃さ。どちらも持てる女性のほうが得かもしれない。 ・旦那の元恋人が気になったり、自分の初恋の人が登場したり。 ・遊郭のお姉さんとの会話、友情もハッとするシーンがいろいろあった

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    投稿日: 2017.04.01
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    映画の出来が素晴らしかったので、原作マンガも読むことにしました。 不思議な余韻を感じさせる柔らかいタッチの画が印象的。 昭和19年の広島と呉が舞台だけど、戦争の中でも粛々と続く日常生活が淡々と描かれていきます。 そこには、まだ悲惨さがあふれてるわけではないけど、海苔漁がだめになったり、灯火管制がしかれたり、防空壕を掘ったり、建物疎開があったり、タンポポなんかの野草を食事にしたりとか、暗い影が忍び寄ります。 でも、そこは少しのんびりして明るい主人公のフィルターを通すことで、明るい日常に当時の庶民の目線を感じることができます。 義姉が家に帰ってくることが、一つのポイントだったんだね。後々の伏線にもなるし… 冬の記憶(9年1月) 大潮の頃(10年8月) 波のうさぎ(13年2月) この世界の片隅に 著者:こうの史代(1968-、広島市西区、漫画家)

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    投稿日: 2017.03.30
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    上巻。舞台は広島県広島市から呉市へ。昭和19年7月まで描かれているが、ほんわかしている主人公すずの醸し出す雰囲気からか、悲壮感よりも、日々をそれなりに生きていく感じが強い。 反面、戦争があたりまえになっているという怖さもあるが。

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    投稿日: 2017.03.26
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     映画を観たときには,「戦争当時であっても,その時代を有意義に生きるために,前向きな考えを持っていればよい」というメッセージ=「人の主観的な考え方次第でどうにでもなる」と取れなくもないような雰囲気もあったのですが,元になった本書を読むと,戦争に翻弄され,でも,元気に生きようとする主人公すずの姿が浮かびあがってきて,決して,当時をそのまま受け止めるしかない…というような雰囲気ではありません。  映画を観た人は,是非,この原作も読んでください。

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    投稿日: 2017.03.24
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    主人公すずの人生を追いかけることで、戦時中の生活に焦点を当てて描いた作品。映画版を見てよかったので原作が気になって読み始めることにした。 映画を見て結末を知っていたり、様々細かな部分の情報を得てしまっているので正統に判断しにくいが、この序盤の読後感として、やはり基本的には戦時であることをあまり意識できない作りになっているように思える。しかし、徹底して調べて書かれているがゆえに、意味が分かり、意識をすればするほど紛れもなく戦時であることを知覚せざるを得ないように思う。この部分が絶妙。 戦争が「背景」となる描写。「一人の女性の嫁入り生活を描く」といっても、そこには必ず背景がある。戦時であれば戦時の生活がある。誰もが知っていることだけれども、つい意識できない点。そこを意識の中心に持ってきてくれる作品として、ぜひ触れてもらいたい。

    2
    投稿日: 2017.03.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    当時をまんが媒体で保存するのが目的なのでしょうか。「まちがっていたら、教えてください」というのに、「逃げ」ではない「信念」を感じました。 P104 さようなら広島…この後を知っている身としては、なんともやるせない気持ちになります。記憶すべきカットが3つくらいしかないのは、読者へ集中して欲しいからでしょうか。

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    投稿日: 2017.02.23
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    人からもいい映画だと勧められていたし、妻も見たがっていたので久々に妻といっしょに映画を見た。暗い戦争中の時代を描いたもので、広島から呉の周三の元に嫁いでくる主人公のすずの不幸や辛い身内の死もあるが、すず(主人公)の天然さにまわりの明るさ、愛が加わって戦争中とは言えほのぼのした気持ちを見る者に抱かせる。号泣はしないが、ほろっとさせられるところもある。ただ、映画を見ていてちょととわかりにくところがあった。すずが迷い子になったとき助けてくれた遊郭の女りんがその後どうなったか、りんと夫の周三との間にはなにがあったのか、すずの幼なじみの哲が軍の休みといってお風呂を兼ねて一泊しに来たとき、周三はなぜ哲が寝ている離れの部屋にすずを行かせたのか。あれは単に幼なじみ通しに夜通し語らせるつもりだったのか。すずの妊娠騒ぎがあったが、あれはどうなったのか等々。それで漫画の方を読んで見た。そうすると上の疑問がほぼ氷解したのである。要するに漫画は大人版、映画は万人を相手にした拡大版なのである。映画の一コマ一コマの細かな描写は漫画以上だが、物語を深く味わうにはやはり漫画の方を読んでみなくてはいけない。

    5
    投稿日: 2017.02.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    もともと大好きな作家さんなので、読もうと思っていましたが、今回は映画を見てから、原作を読むことにした。 こんなに評判になるとは予測していなかったけれど(^^;。 でも、それで正解だったな、と思っています。 映画のほうが、盛り上がりなどに時間をかけて、情感が伝わりやすいようにできていて、原作は、細かなエピソードやこぼれ話が丁寧に、かつ淡々と描かれていた気がします。 戦争ものと言えば、もちろんそうなのですが、自分の存在意義に悩む等身大の主人公が、夫や夫の家族、近所の人たちとの関係を含め、自分の居場所を探す物語ともいえて、それは普遍的なものとも思います。 すずは晴美さん(姪)と右手を失いますが、それでも、彼女の居場所は世界の片隅にあったのだと。 戦争に負けて、原爆を落とされて、実家と妹に訪れるだろう苦難も含めて長い苦しみが続きますが(このあたりは『夕凪の街』に描かれる)、そんな人たちにも居場所はあるわけです。 「生きていくのだ」という、強い力を感じました。

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    投稿日: 2017.02.13
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    好きなマンガ家さんなので出版されたときに読んでいたけど、映画化されて話題になったのを機に再読。やっぱりとても良い話です。 変わらず過ぎてゆく日常をベースに、その中で折々に起こる感情の波、そしてクスッ、ニヤッというくらいのささやかなユーモア。 ほかの作品にも共通するこの味わいこそがこうの史代さんらしいと私は思っていて、この作品でもそれは存分に発揮されている。 ただ戦時の広島が舞台になったことで、その「普通さ」がより浮き彫りになったのかな、だから多くの人の心に沁みたのだろうな、と思う。 ささやかなユーモアは中でも大事な要素で、これがあるからこそ悲惨になりすぎず、伝聞でしか知ることのできない事実を身近な誰かの話のように受け止められる。 映画ですずの声を務めたのんさんもハマっていて良かった。

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    投稿日: 2017.02.02
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    最近話題になっているので再読したくなって、ついでに感想を。 広島暮らしの主人公すずさんの、小さいころから結婚して呉で暮らすあたりまで。 毎日をしんどいながらもそれなりに楽しく過ごす様子がいいですね。(´∀`*)

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    投稿日: 2017.01.30
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    全3巻。漫画と映画比べるものでもないけど、個人的には映画のがよかった。漫画を先に読んでいたら、おそらく映画を観ようという気にはならなかったと思う。映画から入った人と漫画から入った人とではずいぶん印象も違うんだろうけど。

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    投稿日: 2017.01.28
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    「この世界の片隅に-上・中・下-コミック」(こうの史代作:双葉社) 先日、読んだ小説バージョンに刺激を受けて、コミック版を購入。一気に読みました。柔らかい絵で、主人公である「すず」の人柄や周りの人たちの温かさ、爆弾によって引き裂かれた生命等、日常の息遣いや悲しみが心に染み込んできました。「くすっ」と、笑えてしまうシーンが多くあります。数々の「戦争」をテーマにしたコミックに接してきましたが、今までとはまた違う力を持った作品だと思います。 家族にも読むことを勧めたいと思います。読み終わった時に、感想など話し合えればいいかなと考えてみます。 みなさんも、ぜひどうぞ

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    投稿日: 2017.01.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    絵を描くのが大好きでおっとりした少女すずが、やがて結婚し様々な葛藤を抱えながら成長していく様子を丁寧に描いている。それ故に、日常の生活が徐々に戦争に浸蝕され、悲劇を乗り越えて再生していく様子が却って胸に沁みた。地元呉が舞台でもあり愛着が深い作品である。 劇場版アニメも公開翌日に早速鑑賞したが、正直期待外れであった。その原因は、『ユリイカ』平成28年11月号「特集*こうの史代」で再確認することができる。 「対談 片隅より愛をこめて」において、こうのは次のように発言している。 「映画としてまとめるうえでいろいろカットしなきゃいけなかったという話は聞いていたので、てっきり(略)こまかいオチを切ってひとつながりの物語にするのかと思ったら、そういうことはちゃんと残っているんですよ。(略)物語上は別になくてもいいのにすごく丁寧に描いていて…むしろもっと重要そうな部分がバッサリなくなっていたのでびっくりしました(笑)」 例えば、すずの夫周作とリンとの関係がごっそり除かれたため、自ら求婚してすずと結婚しておきながら周作が祝言の席で強張っている謎のシーンだけが残ることになった。原作を読んでいない観客にとっては不可解であったことだろう。 この点について、監督の片淵須直はインタビューで次のように答えている。 「すごく単純に、大事なところをあえて切ろうと思ったんですよ。そうしたら、『そこをつくらないと話しにならないよ』って文句を言うひとが出てきて、また続篇をつくれるかもしれない(笑)」 この後監督独自の解釈を展開しているが、いつも思うのは、尺の問題はあるにせよどうしてこういう人たちは自分の勝手な解釈で原作を歪めてしまうのだろうかということである。確かに、映像は素晴らしかった。しかし、物語としては極めてストレスフルだったと言わざるを得ず、続篇が必要となる「不完全な」作品を見せられた観客に対して監督としてどう責任をとるのか。笑っている場合ではないだろう。 もちろんアニメを見るのもよいが、その前に、またはその後にぜひこの原作をご一読頂きたい。

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    投稿日: 2017.01.15
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    映画は未見、どちらを先にするか迷ったが、クローズアップ現代+でやったので、読みはじめた。この厚さに一時間、ゆっくりとゆっくりと絵を眺めながら、すずちゃんや他の人の心を想像しながら、当時を想像しながら……。働き者の18歳は、時に幼子のように頼りなく可愛らしい、でも絵を描くときの目は真剣そのものだ。お義母さんが言う「大ごとじゃ思えた頃がなつかしいわ」、中下巻ではもっともっとどんどん苦しくなっていくだろう、分かっているから切なく哀しい、せめてこの生活だけでも守れなかったのかと……。

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    投稿日: 2017.01.13
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    思っていた感じとはかなり違っていた。四コマ漫画のような雰囲気だった。描写ものびのびとしていて柔らかく、戦争ものであることを感じさせない雰囲気だった。

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    投稿日: 2017.01.09
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    何とはない日常の描写がたまらなく愛しく感じる。時代背景や場所の魅力もあるんだろうけど。今の時代にそんな力が残っているんだろうか…。 読み進めるのが楽しみなような 怖いような気がする。

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    投稿日: 2017.01.06
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    映画もよかったけど漫画もいい。本当にほのぼのしてて笑える。登場人物達が話す広島弁が和むし、どんな状況でも周りの人を和ませる主人公すずの人柄に救われる。「幸せの王子」じゃないけど、幸せって向こうから歩いて来るものじゃなくて、自分の心の中にあるものだということがよくわかる。

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    投稿日: 2017.01.02
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    話題の映画の原作ですが、著者の「夕凪の街」と同様、「マンガ」の枠を乗り越えた一大抒情詩となっています。上巻は、中巻、下巻への伏線となるシーンが多い。

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    投稿日: 2016.12.31
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    生活の楽しさが描かれた作品。時代背景が、戦時中の広島、呉なので、ついこれまでの戦争映画を思い浮かべますが、本当はその時代にも楽しいことやささやかな幸せがあって、戦争よりも、そこに生きていた人たち、一人一人に独立したドラマがあったんだと気付かされました。 こういった描き方は、これまでの「戦争を背景に」した物語とは違っているとかんじます。私たちがいかに、当時のことを出来事でのみ見ているか、戦争というフィルターを通してでしか見ていなかったか。

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    投稿日: 2016.12.19
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    烏兎の庭 第五部 雑評 12.11.16 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto05/bunsho/kono.html

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    投稿日: 2016.12.17
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    映画が話題になっていたので購入してみました。2011年にドラマ化もされていて そちらを見ていたので内容は知っていましたが 絵が綺麗であたたかみあり 悲しい話なのですが 重くなりすぎず良い作品です。

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    投稿日: 2016.12.14
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    映画に感動して購入。上巻は昔の暮らしが生き生きと優しげに。すずのフィルターを通すから優しくなるのか、その時の人々がが優しかったのか。戦争さえなければ、戦争さえなければと意味とやり場のないむなしさ。

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    投稿日: 2016.12.11
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    映画見て面白かったのでというミーハー根性で読みましたが原作も勿論良かったです。監督が原作を読んでほしいから映画作ったと言ってましたが映画から漫画の方に出会えて良かったです。映画だとカットされていたところもあって保管する意味でも良かった。

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    投稿日: 2016.12.06
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     映画を観てから原作を手に取ったので、すずさんの語りがのんさんの声で入ってくる。 ほぼ映画と同じ流れ。 色のないマンガの世界が、映画ではふわっとした温かい色彩に満ちていた。 素朴な、なんとも言えない味わいのあるこの原作も、映画とはまた違った魅力があって、素敵。 図書館で借りて読んでいるけれど、結局買ってしまいそうな気がする。 何度でも読みたくなる。  上巻の中では、周作さんとのキスシーンと、大和などの艦を座って一緒に見ているシーンが好き。

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    投稿日: 2016.11.28
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    <戦争の中の日常.日常に割り込んできた,戦争> 三刊合わせた感想. 映画をみて,そのあとマンガを上中下で買った. 日常で戦争を描く. 戦争の日常を描く. 嫌いな人物が,出てこない. 私たちの優しい世界に,戦争なんて余計なものはいらない.

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    投稿日: 2016.11.27
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    映画版からの原作コミック。 絵も物語も味があって、何となく懐かしい気持ちになる。 淡々とつづられていく中に、どこか漂う哀しさや不安感…。

    0
    投稿日: 2016.11.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み返し。 嫁入りの知らせを受けて水原さんと再会したとこなど、映画の、間の素晴らしさが際立っていると思うのです。あのじれったさともやもやが。

    1
    投稿日: 2016.11.23
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    映画を見る前に読んでおきたいなと思って購入。 広島弁がとてもいい。 あのイントネーションが頭の中でリアルに再現されて懐かしかった。 これを読むために俺は広島に住んどったんじゃなかろうかと思うほど(笑) 中巻と下巻も買ってこなきゃ。

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    投稿日: 2016.11.14
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    小刀持っとりんさる? おとうちゃん行ってきまーす えっ どれ!? わからん!どれかじゃろ そすそすそす

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    投稿日: 2016.09.30
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    広島から呉に嫁いだ女性の日常。 道に迷ったり、ふわふわしたところもあるけれど、健気。絵は得意だけれど、裁縫は不得手。 ドラマなどでは、最初から反戦思考で、それは結果を知っている現代からはそうなるだろうけど、当時としては一般的ではなかったのでは?という主人公が多い中、この漫画の主人公であるすずさんは普通。戦時中の日常の描写が響く。

    0
    投稿日: 2016.07.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『夕凪の街 桜の街』のこうの史代さんの作品。戦中に広島市から呉市に嫁いだ女性の静かな物語が紡がれていく。昭和18年から始まるこの物語は、昭和20年の原爆投下と終戦で終わる。 主人公のすずは、よく迷子になる少し不器用だが邪気のない素敵な女性だ。周りからはあなたは悩みなくていいねえと言われるが、それなりに気は遣っていて、周りもそんなことはわかっている、といったタイプだ。 知り合いが兵隊にとられること、空襲を受けること、そして誰かが死んでいくこと、が主人公の周りでは当たり前のように続いていく。もちろんそれは当たり前ではなく、当然誰もがそれぞれに傷付きもしている。小さな姪を連れて歩いているときに不発弾の爆発に巻き込まれて目の前でなくしているし、そのときに自身の利き腕である右手を失っている。兄は戦場で戦死し、両親は広島で被爆して亡くなり、妹も原爆症の死の影におびえている。 あとがきで「時に「誰もかれも」の「死」の数で悲劇の重さを量らねばならぬ「戦災もの」を、どうもうまく理解出来ていない気がします」と書き、そのためにここでは「戦時の生活がだらだら続く様子を描くことにしました。そしてまず、そこにだって幾つも転がっていた筈の「誰か」の「生」の悲しみやきらめきを知ろうとしました」という。 ひとつひとつの死には、ひとつひとつの生があったことを教えてくれる作品。 ---- 第二次世界大戦での「死」の数を知るには次の動画がある。そのひとつひとつに生があったことへの想像力を失ってはいけないということか。 ”This video shows the scale of losses in WWI” http://i100.independent.co.uk/article/this-video-shows-the-scale-of-losses-in-wwii--bklEQ5b3bZe 『夕凪の街 桜の国』のレビュー http://booklog.jp/users/sawataku/archives/1/4575297445

    0
    投稿日: 2015.08.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    野草料理や節約ごはんなどの、昔の(戦時中の)庶民の知恵が興味深い。けど、やっぱり周作くんとのチューがいいと思いますww

    0
    投稿日: 2015.02.25
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    こうの史代のこのマンガ、だいぶ前から「よみたいなあ」と思い、「買おうかなあ」とも思っていたが、いただきものの図書カードの残額がまだあるし、リアル本屋でみつけたらと思っていた。しかし、そう思ってから、なかなか本屋でみつけられず(駅前の本屋は、『長い道』が消えたあと、こうの史代作品がまったくない状態)、昨日ようやく実家の最寄り駅の本屋で3冊そろいであったので購入。 買おうと思っていたのに、タイトルど忘れ。「こうの史代の、上中下と3冊のマンガで、広島の呉が舞台の作品」と本屋の人にたのんで探してもらった。 戦中の広島、得意なのは絵を描くことと海苔をすくことだけという浦野すずは、軍港のある呉の北條家へ嫁ぐ。夢中になると、まわりのことをすぐ忘れてしまうすず、おつかいに行けば迷子になるすず、がさつともおおらかともいえる性格で、すずは日々を生きてゆく。空襲が頻繁になり、食糧事情はわるくなっていき…そんな昭和18年の暮れから20年に戦争が終わるまでの戦時の暮らしを、こうのはだらだらと描く。 戦死したという兄がおさめられた、あまりに軽い骨箱のなかにあったのは、冴えない石ころだった。その石を見て、すずの母はこう言ってのける。 冴えん石じゃねえ せめてこっちのツルツルのんにしとこうや やれやれ 寒い中 呼びつけられて だいいちあの要一がそうそう死ぬもんかね へんな石じゃ 帰ったとき笑い話にもなりやせん (中巻、pp.104-105) すずは、夫との帰り道「お母ちゃんがあんな具合では気の落としようもありやせん」とつぶやく。『ああ保戸島国民学校』の洋太の母のように、息子の戦死の知らせにショックを受けて寝込んだ母も、きっと少なからずあったのだろう。そして、すずの母のように、そうそう死ぬもんかね、やれやれと言った母もあったのだろう。 こうの史代が「戦時の生活がだらだら続く様子を描く事にした」(下巻、あとがき)のは、こんな母や、あるいは村の隣保館で行き倒れていた「どこの誰か顔も服もべろべろで判りやせん」姿であった兵隊さんが原爆にやられた「うちの息子じゃったらしい」「自分の息子じゃと気づかんかったよ うちは」と言う苅谷さんや、そんな人たちを描きたかったからかなあと思った。 配給帰りに迷子になったすずが、遊郭に迷いこみ、道を訊ねたときに、友だちになったリンさん。 子どもができたかと思いきや、栄養不足と環境の変化で月のめぐりが悪うなってるだけとがっかりしているすずに、子どもは楽しみかね、うちの母ちゃんはお産のたびに歯が減ったよ、しまいにゃお産で死んだよ、それでも楽しみなもんかねとリンは訊く。 出来のええアトトリを残すのがヨメのギムじゃろうと言うすずに、男が産まれるとは限らん、出来がええとも限らん、ヨメのギムが挫折したらどうなるん、とリンは言う。 うーーんと悩むすずに、「ああ でも」とリンはこう続ける。 子供は居ったら居ったで支えんなるよね 困りゃあ売れるしね! 女の方が高いけえ アトトリが少のうても大丈夫じゃ 世の中 巧うできとるわ 子供でも 売られても それなりに生きとる 誰でも何かが足らんぐらいで この世界に居場所はそうそう無うなりゃせんよ  すずさん (中巻、p.41) 他のまんがもそうだが、こうのまんがには「ほとんどセリフがない話」が時々出てくる。『この世界の片隅に』でも何度か絵ものがたりのようなのが出てくる。それを、じーっとながめていると「まんがをよんでるなあ」という気分になる。 広島弁がなつかしい。 ◆上巻の51ページまで"試し読み" http://sokuyomi.jp/product/konosekain_001/CO/1 ◆こうの史代の「平凡倶楽部」(まんが) http://blog.heibonsha.co.jp/heibonclub/

    0
    投稿日: 2014.04.03
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    図書館、上中下3巻読了。 夕凪の~、の方がよかったかな。 日常を丁寧に描いた作品だったから、 まとめて読むより定期的に1話ずつ 読んでいく方が向いていた作品なのかも。 何気ない毎日の大切さがわかるなぁ。。

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    投稿日: 2014.01.25
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    最も好きな漫画の一つです。こうのさんの絵が好きです。広島を舞台とした話という点も好きです。劇的さはないけれど、だから伝わる生々しさがあると思います。

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    投稿日: 2013.12.10
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    誰もが加害者であり、被害者でもある。呉・江田島と広島市の対比構造。その時代毎に生活の苦労や歓びがある。そして名も無き人々が歴史の大きな波に飲み込まれていく予感。

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    投稿日: 2013.08.29
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    いつも8月が来ると、思い出すものがある。 「戦争」は、現代を生きる私達にとって二次元で、本やテレビの中の世界。 けれど、あの夏を生きていた人たちにとっては、紛れもない現実で。 爆弾が落ちて、家が焼けて、大切な人が亡くなって… それでも毎日ご飯を食べて、未来を見据えて、どうにかこうにか 生きていく。 諦めずに生き抜いてくれた人たちがいたから 戦ってくれた人たちがいたから 今の日本があるのですよね。 心のどこかで忘れていたような気がします。反省。 「広島」「8月」「戦争」 作品より未来を生きている私達は、作中で「これから」起こることを知っている。 だから、読み進めるのが本当に怖かった。 ほのぼのと続いていく日常が、愛すべき登場人物たちの命が もぎとられてしまう様を見なければいけないのか、と。 絵を描くのが好きで、ぼんやりとした少女・すず。 この作品の何より素晴らしいところは、 普通の、本当に「普通の」、一人の人間の目から見た戦争を描いたところ。 あの時代を生き抜いたのは特別な強い人間たちじゃない。 血肉の通った、自分とそう変わりない、「普通の人」であったということを 改めて思い出させてくれました。 だからこそ戦争は恐ろしいのだけど、 だからこそ、目を背けずに受け止めなければいけない。 人を愛し、愛されたすずの生き方は、とても清く美しい。 彼女のように、彼女の家族のように、しなやかに強くありたいです。

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    投稿日: 2013.08.13
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    戦争で亡くなった方も、生き残った方も、平凡だけど幸せな時間があったんだなぁ。 人生楽しく丁寧に生きていきたい。

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    投稿日: 2013.07.19
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    戦争中のお話でありながら、淡々と描かれている日常は優しさと笑いに満ちていた。そこに、ひとつふたつと落とされていく黒い影。みんな何かを失い、何かを探しながら、人待ち顔で過ごしている。 それでも笑う。立ち上がる。 弱くて強い人間の姿は、今も昔も変わらないのだなぁなどとぼんやり思う。 原発事故の直後に福島から両親が避難してきて、家族全員がそろい深刻な状況だったのに、何かくだらないことで皆で大笑いしたときがあった。その瞬間に、根拠もなく大丈夫、頑張れると思えて、あんなに落ち込んでいたのに人間て強いなと感じたのを思い出す。笑わなきゃやってられない、そんなときだってある。そして笑いの、笑顔の力はすごいのだ。作者のこうのさんは、それをよく知っているのだなぁと思う。 胸がしめつけられる、戦争を知らない世代には信じ難い時代。 けれど、今だってこれからだって、何が起きてもおかしくない。 大好きな人たちと笑い合える時間は宝物。 ケンカは持ち越さないほうがいい。 ここ2年、毎日自分に言い聞かせるようになった。 この世界の片隅の私たち。世界のきれはし。どこにでも宿る愛。 「誰でもなにかが足らんぐらいで、この世界に居場所はそうそう無うなりゃせんよ」 印象的なフレーズが、頭の中をぐるぐる回る。 後半は泣いてばかりで、きちんと消化するには時間がかかりそう。 絵を描くのが好きでちょっとぼんやりしたすずちゃんとは、何だかもう知り合いのような気持ち。呉に遊びにいったら出くわしそうな。それくらい、すべてが生き生きと描かれていた。

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    投稿日: 2013.05.10
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    「夕凪の街 桜の国」とはまた違った視点で戦争と原爆を描いたお話。  戦時下でもほのぼのとした日常があったことが描かれています。恋をしたりおしゃれをしたり、今の女性たちとその辺は変わりません。  主人公のすずさんは大人しそうに見えて芯は強く、おっとりしてるけれど下巻以降は意外な激しさを見せます。その他の登場人物も魅力的。私が好きなのはすずさんの妹のすみちゃん。戦時下なのに女子力高いです、いつもどこかでおしゃれをしているし・・・ラストは切ないのですが・・・(前作夕凪の街桜の国を読んでいるとなんとなく分かるかと思います) 追記:何かアニメ化されるようで、本当に楽しみにしています。

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    投稿日: 2013.03.29
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    図書館にて借りずに読んできた。 大戦時の過酷な生活の中でも普通の感覚を失わず明るく生きる様子が描かれていて良かった。 それにしても、この時代の結婚って本当に博打だなあ…。

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    投稿日: 2013.02.05
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    悲しみだけじゃなくて前向きに生きていこう そんな活力と暖かな気持ちになれる リアルな日常生活 同情を引くような戦争ものではない だからこそ広島を好きになれる 戦争ものと言ったら皆敬遠するかもしれないが読めば笑顔になるよ

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    投稿日: 2012.11.17