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海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること~
海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること~
田島 木綿子/山と溪谷社
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総合評価

74件)
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23
28
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    図書館に行った折、まるでストランディング個体のように中央の机に平置きされた本書を見つけました(普通にピックアップされてました) クジラの解剖か、凄いスケールだなぁと基本生き物が大好きな私は手に取りました。 とにかく著者の田島さんのパワフルなお話、ただ動物が好きでは知り得ない情報が溢れていて感動すらしました。 その中でも7章の死体から聞こえるメッセージには本当に色々考えさせられたし、私も出来ることはしっかりやらないと!と、改めて思えるきっかけとなった事は間違いありません。

    2
    投稿日: 2025.10.12
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    https://opac.lib.hiroshima-u.ac.jp/iwjs0027opc/BB04004698

    0
    投稿日: 2025.10.10
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    クジラやイルカのストランディングに対応する科学者と自治体各方面のあれこれがとても興味深い。現場で身体に染み付いてしまった臭いにどう対応するかとか、極寒のオホーツク海沿岸での苦労とか、そこに居る人ならではの経験を知るのは貴重だ。

    0
    投稿日: 2025.10.08
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    国立科学博物館に所属する研究者、田島木綿子(たじま・ゆうこ)さんの著作で、海の哺乳類の研究者がどんな活動調査をしているのか知れる1冊。 一般向けの本ということで、とても読みやすい。 田島さんのお人柄もあると思うが、研究対象への探求心や思いが溢れていて、とても面白かった。 ストランディングの連絡を受けて日本各地に調査に赴く、イルカ1頭なら一人で車に乗せるなど、想像以上に体力・力仕事で、研究者へのイメージが更新された。 この本を読んだら、ストランディング調査をしている研究者を見つけたら、話しかけずにはいられない。 研究者の話を聞く機会があったら、是非行ってみたいと思った。

    1
    投稿日: 2025.08.20
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    やっぱり読書は面白い! 海獣にとてつもなく興味があるわけではなかったけど、その分野の一線で活躍している方の思いやストーリーを数時間で学べてしまうのは読書のメリットだと改めて感じた。 少なからず読了後の今の方が海獣についての知識は深まった。 私にできること、プラスチッゴミを減らすこと!

    0
    投稿日: 2025.07.12
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    海洋生物が海から座礁することをストランディングというらしい。ニュースで私たちが目にするより、もっと頻繁にあることだとか。原因は様々ありそうだけど、お腹からプラスチック片が見つかることもあると知って、海洋汚染が気になった。 人間が生態系におよぼしてること、沢山ありそう。 海の哺乳類の仲間たちのことも、沢山触れられていて、同じ哺乳類の仲間として親近感を持って読んだ。個人的には、シャチとラッコ推し。もちろん鯨も好きだけれど。

    7
    投稿日: 2025.05.31
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    クジラやイルカはなぜストランディングするのか。生きている個体を調査することが難しい海の生物の生態を知るために、現地に駆けつけて解剖し、そのあと剥製や標本を製作する、国立科学博物館職員の学者の話。読みやすく、知らない世界を知れた喜びに満たされました。

    0
    投稿日: 2025.05.01
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    筆者が同窓で、研究室が同じ石川先輩のお名前には興奮させられた。懐かしさと新たな知識との出会いにワクワクさせていただきました。

    0
    投稿日: 2025.02.07
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    著者の田島木綿子さんは、上野にある国立科学博物館の学芸員をされてます。海の哺乳類、海獣がご専門です。ラジオでこの著書の紹介をなさっているのを聞き、なんと言っても田島さんから語られる内容に引き込まれ、読んだ次第です。 日本は島国なので四方海に囲まれてますが、日本では年間300件ほどのクジラやイルカ、シャチなどの海獣類が打ち上げられるそうです。打ち上げられ、死んでしまうと、全国の博物館や大学などの研究機関に連絡が行き、すぐに駆けつけ、腐敗する前に解剖をして死因や打ち上げの経緯調査や学術研究のため標本として保管するのだそうです。 2023年大阪湾にマッコウクジラの淀ちゃんご迷い込み、その後死んでしまった事があったかと思います。その時もこの田島先生が駆けつけて、ニュースでインタビューを受けてました。

    1
    投稿日: 2025.02.06
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    大好きな海獣のお話を読んでいたと思ったら、筆者の話に惹きつけられ、いつの間にか環境問題のことまで行き着いていた。 人の暮らしと生きもの、自然が繋がっていることをまざまざと感じさせられ、日々の生活を見直すきっかけをもらった。

    1
    投稿日: 2025.02.03
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    どこかで連載したものをまとめたのか?と思うぐらい同じ内容の繰り返しだった。クジラの解剖ということで大いに期待したが、解剖してもプラスチック混ぐらいしか解らないのだろうか。病気の判定等の詳細な解剖内容よりも、この作業について周りからどう見られているか、最終的には地球環境に配慮してプラスチックゴミを減らしたいことなど、私が期待していた内容とは違っていたので残念である。申し訳ないがギャグのセンスも若干古い。同じ女性が著した解剖記の中でも、郡司芽久氏の「キリン解剖記」のほうが何倍も興奮して読めた。

    7
    投稿日: 2024.12.07
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    上野の国立科学博物館所属、海の哺乳類専門の研究者の方による著書。 タイトル通り海辺に漂着して戻れなくなった(ストランディングと呼ばれるらしい)クジラやイルカその他の海獣達に対して、可能であれば生きたまま海へ戻し、死んでしまったり死んだ状態で漂着した個体に関しては解剖を行い死因を特定したり標本を残すなどして研究に役立てる、というお仕事について語られている。 文章に表してしまえば簡単だけれどもその仕事ぶりは日本全国ときには海外まで股にかけて津々浦々、必要があればどこにでも飛んでゆき、様々な交渉を行い、場合によっては重機まで登場する解剖風景はとんでもなく力仕事。しかも刻一刻と腐敗が進むスピード勝負で悪臭つき。まるで極限環境へ赴く冒険家のよう……。なのだけれども、語り口は軽やかでとても読みやすい本だった。このお仕事が本当に好きでいらっしゃるのだなあ……。 解剖のエピソードが多めだけれどそればかりではなく、科博の展示の裏側のエピソードもあり、自分も見に行ったことのある哺乳類展の展示で印象に残っていた標本の話が出てきて心が躍った。 ひとつひとつの標本には、展示会場で人目に触れる以前のエピソードが存在するのだなあ。当たり前だけど。 標本の制作に直接携わった人の文章を読むと、そのあたりを強く意識する。 クジラやイルカだけでなくアザラシやセイウチ、ジュゴンやマナティ、ラッコなどの海獣達にも触れられている。 ラッコが人間を引っ張ると生命の危険を覚えるほどパワーが強いという話は驚きだった。鳥羽水族館のラッコのメイちゃんが飼育員さんに引っ張られていったり水中で一緒にダンスしたりする芸って可愛いだけじゃなくすごいことだったんだ……! 紹介されている海獣達について具体的に国内水族館の名前や個体名が出てきたりするので、本を読みながら検索して映像で眺めたりするのも楽しかった。様々な海獣達に興味を持たせるのがうまい文章だなあと思う。 本書を読んで驚いたのは、ストランディングの件数の多さ。 日本国内で報告が上がっているだけでも年間件数が数百件というのは予想外だった。 本書の終わりの章ではストランディングの原因のひとつと思われる環境問題についても触れられている。 ひと一人にできることはささやかだけれども、対策のために何ができるか考えていきたい。

    1
    投稿日: 2024.12.02
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    ストランディングに遭遇したら、まず国立科学博物館に連絡する! 自治体に粗大ゴミとして捨てられてまうかもしれんから 人間てほんとに、地球と地球上の動植物のために絶滅した方がよくね? セイウチの牙とかラッコの毛皮ほしさに乱獲したり、レジャーボートのスクリューでマナティの背中傷つけて致命傷負わせたり、マイクロプラスチックで海洋汚染したり、まじで何様? 漁もなし!もう室内で養殖した魚だけ食ってろよ 他の生き物たちに申し訳なさすぎ

    0
    投稿日: 2024.11.24
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    日曜天国に出演されてて気になって読んでみた。 ストランディング、解剖、はく製とかアレな言葉が並ぶのに面白いし興味深い。 シャチが流氷に閉じ込められて、脱出できたのに脱出できない子どものシャチの鳴き声を聞き戻ってきたシャチが数頭いてって話に泣く ヒトが絶滅させた、絶滅するくらい数を減らした生き物たち 沖縄のジュゴンが埋め立なんかで食べるものや住みかを追われずに、いつまでも居てくれるために出来ることってなんだろう

    0
    投稿日: 2024.10.20
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    国立博物館で、海の哺乳類の研究をしている筆者が、ストランディングした鯨の解剖から分かることや、海獣の生態などを素人にも、わかりやすく説明していて、海獣学者の日々の仕事、鯨の解剖のやり方、臭いや重労働の苦労などの裏話が興味深く、まるで講演会に行ったような気持ちになった。 ストランディングの話題は、たまにニュースで聞くイメージだったが、ほぼ毎日、日本のどこかでストランディングが起こっていて、ストランディングの原因は色々言われているが、はっきりと分かってはいないらしい。 ストランディングした鯨が、地方自治体で粗大ゴミとして処理されるという。まず専門家が調べるものだと思い込んでいたので、まずストランディング個体を確保することから筆者の仕事が始まるのが意外だった。 勉強になったこと ヒゲクジラ  体が大きい(ザトウクジラ、シロナガスクジラ) ザトウクジラのみがバブルネットフィーディングを行う。 ハクジラ 中型から小型の大きさ、イルカも。 例外はマッコウクジラ マッコウクジラの腸の結石が龍涎香。 マッコウクジラだけが龍涎香と脳油(食、燃料、薬に使われていた)を持っている イッカクのツノは歯 シャチの仲間への優しさや、イルカにもアルツハイマー病の可能性があることに驚いた。 イルカがどこで塩分を調整しているのかなど、水族館でお馴染みのイルカでも、まだ解明されていないことがあることを知った。 海獣類のストランディングにつきまとう問題が海洋汚染。 マイクロプラスチックを減らすことに成功したとしても、すでに海に存在しているものをどうしていけばいいのだろうと考えさせられる。 普段、鯨といえば、ストランディングか捕鯨反対運動がよく話題になるなくらいのイメージしかなかったが、水族館に足を運び観察してみたいと思わせてくれる本だった。

    0
    投稿日: 2024.08.26
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    物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。 東大OPACには登録されていません。 貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください 返却:物性研図書室へ返却してください

    0
    投稿日: 2024.02.09
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    科博の海獣学者の田島さんのエッセイ。 ストランディングの謎に挑む田島さんがかっこいいし、研究が進んで今よりも海の哺乳類と人間の共存が進めばいいな、と思った。

    0
    投稿日: 2024.02.04
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    へんなものみっけ!の鳴海先生そのものだった。 いつの日か謎が解けますように。 いつの日か人と海獣が幸せに暮らせますように。

    0
    投稿日: 2024.02.02
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    海岸に打ち上げられた海の哺乳類たちを調査する海獣学者のエッセイ。 クジラたちの生態がわかりやすい言葉で書かれており、とても楽しく読めた。 摂餌方法とかとても興味深い。→ クジラたちが海岸に打ち上げられる状態である「ストランディング」という言葉も初めて知ったが、意外とストランディングが頻繁に起こっていることに驚く。そして、陸に上がった彼らを調査する時間の短ささにも(内臓が溶けて爆発するとか、想像できない……)驚いた。 あと、イルカやシャチ、ペンギンやマナティなどの話も楽しい。ペンギンの赤ちゃんの見た目の違いとか、謎が解けた感があったり!(もふもふボサボサの赤ちゃんはキングペンギンの子なのか)アシカとアザラシの違いとか、ふんわりとしかわかってなかったなぁ。今度水族館行ったら色々見てみよう。

    6
    投稿日: 2024.01.09
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    国立科学博物館で巨大なクジラの骨格標本を見た。その時は骨格標本を作る人に思いを馳せたからこの本を読んだけど、今は海の生き物たちに思いを馳せている。ストランディング、覚えたぞ。書きたい。

    0
    投稿日: 2023.10.14
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    ぱわーショベルの職人さんと仲良くなるエピソード、異業種だけどプロ同士の仕事を通じた目に見えないものが伝わってきて、“なんか”よかった

    0
    投稿日: 2023.09.24
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    ストランディング(座礁、うちあげられる 履いだ被毛は塩をまぶして4度で一週間弱静置することで水分をとり収縮を防ぐ その後ミョウバンに漬け込み柔軟性を保つ

    0
    投稿日: 2023.09.16
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    全く知らない海獣研究の世界をわかりやすく面白く紹介されていて、とても興味が湧きました。 こんな女性の研究者もいらっしゃるんだと思うと、わくわくします

    0
    投稿日: 2023.09.11
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    海岸に打ち上がること、ストランディング これが日本全国でほぼ毎日のように起こっていることは知らなかった。時々ニュースになるくらいだから珍しいことだと なぜ、打ち上がってしまうのか なぜ、死んでしまったのか 海洋汚染の問題、乱獲の問題にも触れていますがとても読みやすくそしてわかりやすい 私もクジラ、シャチ、イルカは好きです 海も好きです この本を読むことで、海や自然について自分にできることを考えさせられます もっともっと、ストランディングについて知ってもらいたいという気持ちを作者さんと同様に持つことができました

    7
    投稿日: 2023.08.28
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    子どものころ、昔の話として近くの町の海にクジラがあがった話は聞いたことがあったけれど、こんなに多くストランディングがあるとは知らなかった。海獣ってかわいいなあ。。

    2
    投稿日: 2023.08.10
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    全く知らないクジラ研究者の世界の話であるが、とても読みやすく引き込まれる内容でした。 多感なうちに子供にもぜひ読ませたいと思いました。

    2
    投稿日: 2023.08.06
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    刑事のような解剖調査と推理があると知った。 死んだ理由を知りたいというごく単純な思いに突き動かされて世界中を飛び回っている作者の研究生活。 たくさんの支えと豊かな経験が綴られた本だった。

    0
    投稿日: 2023.08.04
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    図書館でたまたま見つけて、見開きの言葉に興味をそそられて読んだら予想以上に面白かった 海の哺乳類たちのこと今までより好きになったし、もっと知りたくなった わたしも子どもの頃からシャチが大好き

    0
    投稿日: 2023.07.30
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    研究者として鯨などが浜に打ち上げられるストランディングという事態に、調査研究のために馳せ参じる模様が語られる。某ラジオ番組で解説されていた内容通りの展開があり、その世界に引き込まれる。研究のやり甲斐、一般の人に解説する時の楽しさなど、その情熱が語り口にあふれている。研究者や関連する方々との交流も、熱く語られていて、読んでいて楽しい。 アシカなど鰭脚類にも言及があり、最後はストランディングの原因とも考えられる海洋プラスチック、POPsについての解説があり、認識を新たにした。

    0
    投稿日: 2023.07.08
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    鯨中心の生活!海の哺乳類への愛情が凄い♡ 解剖作業中のニオイまで感じられるような描写や解剖って体力仕事なんだ!!と知らない世界を覗けて楽しく読みました♪

    1
    投稿日: 2023.05.18
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    ストランディングした(=浅瀬で座礁したり海岸に打ち上げられた)クジラやイルカなどの海洋生物の死体を解剖して死因などを究明し、標本を保管するといった、著者の仕事について書いたもの。 大変興味深い内容でした。 国内でも年間300件ほどのストランディングが報告されているとのこと。ニュースにならない事例も多いということですね。

    1
    投稿日: 2023.04.09
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    淀川河口にクジラが漂着したニュースはしばらく流れていたが、今はどこへやら。 鯨類研究者ってどういうことをするのか?調査してわかることとは?いろいろ興味深いことばかり。 大型哺乳類の調査は、規模が本当に土木工事並みであれこれ大変だということは噂できいていたが、これを読んで本当に骨の折れることなんだと実感した。しかしながら、その先にある調査や標本など様々な活用と、将来に残すべき保存という技術もあるということを深く理解した。海に沈めれば済むという話ではない。 後日追記。 あのタイミングで読んだことを思い出す。この本の編集者がむかしなつかしい人だったことを知って。

    3
    投稿日: 2023.01.29
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    淀川河口にザトウクジラがストランディングした時、この本の存在を知って読みました。死体を解剖し調査・研究することにより、「この個体はなぜ死ななければならなかったのか、その原因に私たちの生活は影響しているのか、影響しているとすればどういう対策を取るべきなのか」の答えの一端が見つかったかもしれない。大阪市は本格調査をせずに海洋投棄を選択したが、多少お金がかかっても面倒なことはしたく無いというお役所の姿勢が見えた気がした。残念!

    0
    投稿日: 2023.01.29
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    流れ着いたクジラやイルカの解剖と聞くとグロテスクだけれども、何のために行っているのか、標本はどうやって作るのか、そして意外にガテン系な実際の解剖について、など、とても面白く読んだ。

    0
    投稿日: 2023.01.14
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    ☆ラジオ日曜天国 Stranding 漂着、座礁 日本で年間300件 調査解体後、体に臭い→温泉へ(異臭騒ぎ) 鰭脚類(ききゃく・鰭=ヒレの意) アシカ科・アザラシ科・セイウチ科の3科 オットセイはアシカ科 剥製標本づくり 毛を剥ぐ→塩をまぶし水を抜く→ミョウバン液へ(鞣し・なめし)☆明礬・アルミニウムを含む化合物 晒骨機(骨格標本のために骨を煮る機械・晒す) 海に住む哺乳類の3グループ 鯨類 海牛類(ジュゴン、マナティ) 鰭脚類(アシカ、オットセイ(耳介あり)、アザラシ、セイウチ(1属1種・牙あり)/毛皮あり/水陸両用生活) 2018年8月5日由比ガ浜 シロナガスクジラのランディング 鯨→ヒゲクジラ(4科14種以上・体が巨大・口の中にヒゲ板)とハクジラ(10科76種・バンドウイルカ・シャチ) 性的二型→オスとメスで外形が違う・性的アピール 龍涎香(りゅうぜんこう)→古代から海岸に落ちていた香料・シャネル5番・マッコウクジラの腸内で生産・アンブレイン・マッコウクジラの独特の頭部には脳油) 2011年3月6日茨城沖・カズハゴンドウ50頭 ニュージーランドでも地震の直前にヒレナガゴンドウ100頭 日本だけで年間300件あるストランディング・地震との関係は不明 TAJIMAのコンベックス 進化の過程で環境に適応→ある生物が偶然似た外見になる→収斂(しゅうれん) イルカ、クジラの尾びれ、背びれは仮のもの・魚類の構造とは異なる☆鯨の骨格標本でも背びれに骨なし? 背びれを縦に振って泳ぐ ハクジラ類のイルカ→鼻の穴が1つ・頭骨では穴2つ・エコロケーション(反響定位)・鼻の奥に音唇・音波を出し鼻の前にあるメロンで調整・跳ね返りを下顎骨で検知) 牛、カバ→偶蹄類 馬、バク→奇蹄類 海の哺乳類は完全肉食性なのでセルロール分解必要なし・盲腸が不要☆ スナメリ/砂滑→口から輪っか状の泡・イルカ☆ソフトバンクのCMはシロイルカ ベルクマンの法則→寒い地域の個体は熱を大量に生産し、表面積を小さくした方が効率的・寒い地域の個体は大型化 陸上ではドンくさい印象のアザラシ→水中では高速水泳可・ずんぐりむっくりしているが水の抵抗少ない・皮下脂肪多く長時間水中可能・たまちゃん・ アシカ→シャープな体系だが、水の抵抗多い 海牛類(ラテン語でSirenia・ギリシャ神話の女怪セイレーン) マナティ、ジュゴン→草食性で穏やか・海草(太陽光が届く水面に生息)・餌に多様性がないため大規模に繁殖せず 2021年3月プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律 2022年施行 レジ袋、ストロー

    0
    投稿日: 2022.12.31
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    国立科学博物館の研究者が海の哺乳類について書いた本。ストランディング(漂着)して死んだクジラ、イルカ、ジュゴン、ラッコなどを解剖して分かること、はく製作りなど知らない世界の話で興味深かった。真面目でお堅い内容だけど多くの人に(特に将来を考える中高生にも)読んで欲しいなぁ。

    0
    投稿日: 2022.12.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なぜクジラは打ち上がるのか、を追い求めて。 日本は実にたくさんのクジラ・イルカがストランディングしているらしい。ニュースでたまに報道されるから、珍しいことなのだと思っていた。そしてストランディングしたのが死体なら自治体の判断でゴミとして扱ってよいらしい。これは本当にビックリした。水族館の人など専門家がやってきて調査するのが当然だと思っていた。 クジラは日本の捕鯨文化が国際的に槍玉にあがるほど馴染みのある動物であり、イルカはかわいくて頭がよい水族館の人気者である。それなのに知られていないことが多い。ストランディングした個体は数々の謎を解く鍵なのだ。現場に駆けつけて解剖を進める著者は自身を刑事や法医学者に例えていた。検死を行い死因を特定する。それが無念にも打ち上げられた遺体への供養というように。 海洋プラスチックごみについても触れられている。マイクロプラスチック問題と環境汚染物質POPsについて、ストランディングの原因になっているのではないかと。人間の生活がストランディングの原因になっている例は漁業、レジャーなどもあげられているが、プラスチックについてが一番心に響いた。プラスチックにあふれた便利な生活をしながらクジラの雄大さに憧れイルカを愛でている人間の矛盾。 なによりも印象的だったのは、この本が一般向けに出された意味である。ストランディングの多さ、解剖する理由、明らかになっていることとこれから解明すべきこと。これらをもっと知らせていくことか、クジラたちの謎を解明し、クジラたちを取り巻く環境を守っていくことにつながるのだ。知らせることで世界をよりよくすることは、研究者の役割のひとつだと思った。

    0
    投稿日: 2022.11.06
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    ストランディングーまずはこの言葉を覚えてくれ…!!そんな著者の声が聞こえてきそうな1冊。 国立科学博物館で働く著者は海の哺乳類が専門。クジラやシャチ、イルカなど、よく聞く名前がいっぱいあるのに、その生態は謎だらけなのである。しかも貴重かつ重要な手がかりになるのは、なんと彼らの死体。 解剖と観察などの調査は時間との勝負。なぜ先の言葉が重要なのか、是非本書を読んで知ってほしい。 読み終わった後に図書館のすぐ近くにあるガラス張りの鯨ギャラリーを見る目が変わった気がした。 オススメ度: ★★★★☆ ノブ(図書館職員) 所蔵情報: 品川図書館 489.6/Ta26

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    投稿日: 2022.11.01
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    海の哺乳類に対する熱き想いの伝わる本。年間300ものストランディングが発生し、その対応の難しさ、そもそもなぜストランディングが発生するのか、考えさせられました。

    0
    投稿日: 2022.10.28
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    面白かった。 クジラなども乳がんやインフルエンザ、脳炎、肺炎、心臓病、糖尿病などにかかると初めて知った。人間同様、哺乳類なのだと改めて感じた。 海洋プラスチックが海の生物に影響を与えているので、環境に気をつけないといけないのだなと改めて感じた。 プラスチック片には、残留性有機汚染物質「POPs(Persistent Organic Pollutants)」が吸着し、濃縮する。 一般に、POPsは食物連鎖を介して、小さな生物から大きな生物へと移行し、そのたびにどんどん濃縮されていく。したがって、海の食物連鎖の頂点に位置するクジラやイルカなどの哺乳類は、高濃度にPOPsを含んだ餌を日常的に口にしていることになる。 POPsが体内に高濃度に蓄積されると、免疫力が低下することがわかっている。その結果、感染症にかかりやすくなったり、発がんや内分泌機能の異常(甲状腺、副腎、下垂体から成長ホルモンや性ホルモンを正常に分泌できなくなる)などにもつながる可能性が示されている。

    0
    投稿日: 2022.10.22
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    クジラのストランディング、解剖、標本作り、みたいな話から始まって、海の哺乳類についてのいろいろな話しまで、みたいな本。この辺はまったく無知なので、知ること一つ一つが新鮮で楽しかった。文章は軽くて読みやすいが、著者の想いはしっかり詰まってよい。

    0
    投稿日: 2022.10.18
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     知らないことばかりの生物学。今回は海獣学者のお話を選んだ。  予想通り、たくさんの知らないことばかりで感想を書いていくと、あらすじになってしまう。と言う訳で、コラムで紹介していた先生のお言葉がずしんと心に響いたので転載する。  「無駄の中に宝は眠っており、その無駄を経験しなければ宝を発見する能力は得られない。結果として無駄なものは何一つない」  余談だが、科博の画伯「渡邊さん」は伊与原新さんの『八月の雪』に収められている「海へ還る日」を思い出させてくれ、知ってる!と嬉しくなってしまった。

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    投稿日: 2022.10.16
  • 楽しくも考えさせられる

    博物館員、海獣学者という全く馴染みのない分野の方が書いた著作であったが、ユーモアを含んだ書き方で大変に読みやすく、同時に勉強になった。海岸に打ち上げられたクジラの調査の苦労から始まって、沖縄のジュゴンの調査まで、楽しくも考えさせられる話ばかりであった。

    0
    投稿日: 2022.09.19
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    少し前にキリンの研究者の著書を読んでいて、テーマや本の構成の雰囲気が共通していたのでテッキリ同じ出版社の本だと思っていたのですが確認したら違いました。それはさておき。水中で暮らす哺乳類に魅せられた研究者による研究の広報本。知っているようで知らない海獣について、平易な文章で分かりやすく幅広い内容をキレイに読みやすくまとめてくれています。イルカとクジラの違いは大きさだけ、ということは知っていましたが、イルカはみんなハクジラの仲間でヒゲクジラは大型のものしか居ないというのは知りませんでした。時折痛ましいニュースとして取り上げられるクジラやイルカのストランディング(座礁)は、貴重な研究の機会であるけれどもいつどこで起きるか分からず、学術的なスキルだけでなく素早く移動手段や宿泊の手配をすることや、自治体との調整や交渉能力までが必要になるなど、当事者でないと想像できないあれこれが生き生きと書かれていて楽しく読了。自然や野性動物の研究は研究室にとじ込もって出来るものではなく、フィールドワークがあってこそ研究室に持ち帰っていろいろ精査出来るのだな、と再認識。『キリン解剖記』に続き、大変面白かったです。どちらも若い人たちに是非とも読んでほしい良作です。

    6
    投稿日: 2022.09.01
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    国立科学博物館の研究者がクジラを語る。海岸に漂着してしまったクジラ類をどうやって解剖し、標本にしていくか。その過程で未知の海獣たちの死因や生態を探っていく。博物館という組織に標本が重要なことがわかる。

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    投稿日: 2022.08.05
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    2000頭以上を調査解剖している女性研究者の奮闘と、 海の哺乳類たちの生態、彼らを取り巻く環境問題を語る、エッセイ。 1章 海獣学者の汗まみれな毎日 2章 砂浜に打ち上がる無数のクジラたち 3章 ストランディングの謎を追う 4章 かつてイルカには手も足もあった 5章 アザラシの睾丸は体内にしまわれている 6章 ジュゴン、マナティは生粋のベジタリアン 7章 死体から聞こえるメッセージ カラー写真の口絵8ページ。 コラム、参考文献、ストランディングの連絡先一覧有り。 ストランディングの情報が入れば、大荷物を背負い、東奔西走。 クジラ等の海の哺乳類を解剖し、研究する著者が語るエッセイ。 川田伸一郎/著『標本バカ』で、あのでっかいマッコウクジラを 解剖する女性研究者の話があり、興味を持って探したら、 こちらの本に巡り合いました。うん、読めて良かった! 初っ端から始まる死体との出会い。 現地での力技ながら繊細な解剖と調査、研究施設での「剥製」作成。 血と汗とにおいに塗れつつも、気にしている暇が無いほどの、 時間との戦い。それは研究者としての興味や探究心のために。 苦心惨憺な行動のパワフルな文章から一転して、 海の哺乳類たちの生態を教えてくれる文章は、分かり易く温かい。 海の哺乳類に対する愛情が文中からほわほわと漂ってきます。 ストランディングの謎、未解明な生態を、調査する熱情。 特に環境問題の難しさも、真摯な心で語っています。 海洋プラスチックやPOPsと、ヒトと野生動物の共存への問題は、 身近で活動する研究者が肌で感じているんだなぁ。

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    投稿日: 2022.07.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    国立科学博物館でクジラやアザラシなどの海獣の解剖をおこなっている研究者の本。「キリン解剖記」と重なる。 大きな生物。女性。無計画に遭遇する解剖の機会。 こちらのほうはなぜか陸に上がって死亡するスランディングという現象とも立ち向かわざるを得ない。 海洋プラスチックの問題、また諸外国との死亡した海獣のと取扱の違いなど興味深い話が多かった。  一方、クジラ漁などの話には触れられておらず、専門家からみて資源保護やヒトとクジラの関係についても言及してほしかった。

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    投稿日: 2022.07.04
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     佐々木俊尚さんがtwitterで著者の田島木綿子さんを紹介していたので興味を持ちました。  田島さんは、国立科学博物館動物研究部研究員。海の哺乳類のストランディング(本来、海にいるべき生物が岸に打ち上がること)の実態調査や病理解剖に携わっています。本書は、そういった田島さんの研究活動でのエピソードを材料にしたエッセイです。  本書を通じて、今まで見ることがなかった海の哺乳類の実態研究のリアルな姿とともに、日々それに携わる田島さんの溢れんばかりの情熱を伺い知ることができました。  とてもたくさんの気づきが得られた著作でした。

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    投稿日: 2022.06.12
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    海の哺乳類を専門とする研究員の本。浜辺に打ち上げられたクジラやイルカの死体が発見された時にどんなことを行っているのかを紹介。 自分とは全く違う職種の人の話ってそれだけで面白い。解剖による死因特定や死体の剥製化など、どの話も知らなかった事ばかりでとても興味深く読めた。 映画『大怪獣のあとしまつ』は、こういう感じのリアルさを怪獣に当てはめてやってくれるのを期待してたんだけどな。

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    投稿日: 2022.06.02
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    タイトルと表紙に惹かれて読み始めたら、文章がこれまた専門的なことをすごくわかりやすく書かれていて一気読み。 学生時代に一般教養で生物資源科学の先生の授業を受ける機会があり、もともと興味もあった内容でより楽しめた。 なにより、著者の「研究が大好き!これを伝えたい!」って思いが文章の端々から感じて、こちらも「え!なになに!どういうこと?教えて下さい!」と前のめりに聞き入ってしまう感覚があった。 母校がストランディングネットワークに記載されてるのもなんだか誇らしく思えた。

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    投稿日: 2022.04.29
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    こちら、すごく面白かった!! イルカ、クジラ、アザラシ、アシカ、セイウチ、ジュゴン…などなど、海の哺乳類のことがいっぱい知れました。 知識欲も満たされて、読み終えてからも楽しい余韻でドキドキ♪ 海の哺乳類の生態、進化、海洋生物のストランディングと死因について。人間との共通点。遺伝子解析から見えてくる事実。標本ができるまで。環境汚染問題。 ストランディングの原因でもある海洋プラスチック問題は想像以上に深刻。 楽しいことも、そうでないことも、とにかく興味をひくことばかり。 読んだ内容が記憶からこぼれ落ちていくのがもったいないのと面白いのとで、読み終えてすぐもう一度読みたくなりました。 水族館にも博物館にも行きたい!!

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    投稿日: 2022.04.15
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    『キリン解剖記』も面白かったが、こちらは海獣(+ラッコ、ペンギン)を網羅してあるので、読み応えがあった。 ストランディングして(浜に打ち上げられて)死んだイルカ・クジラの解剖は、やっぱりすごい。大きさもナガスクジラなどは地上の動物よりずっと大きいので、動かすにも重機が必要とかは、まあそうかと思うが、ストランディングしたものは死んでしまうことが多く(大型のクジラの場合、陸に上がっただけで自重で内臓が潰れる)、死んでかなり経ったものもある。その場合腐肉に潜って解剖するという。好きじゃなきゃできない仕事だよ。腐敗が進行してドロドロのこともあるとか。でも作業している間は気にならないって、本物。 鯨類と海牛類については、穏やかな生き方してるなあとちょっと羨ましくなったり。特にシャチが仲間を思いやる様子には胸打たれた。生まれ変わったらシャチになりたい。 しかし、鰭脚類のセイウチはハーレムを作って大きなオスが複数のメスを支配し、負けたオスは一生メスに近づくこともできないなど、なかなかハードなので、セイウチには生まれたくないなと思う。 とてもいい本だったけど、一つ引っ掛かったのは、素晴らしいテクニックと知識があり、絵の技術も一流である渡辺さんという女性が非正規であるというところ。それほどの人をなぜ正規で雇わないのか。高卒だと書いてあるので研究職は無理かも知れないが、それ以外の地位を与えるべきではないか。イラストも安く描かせてるんじゃないかと心配になった。こういう人を安く使うのは日本の役所の良くないところだと思う。女性研究者が少ないのも気になるが、ほんと人を大事にしない国だなと思う。

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    投稿日: 2022.03.16
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    最後の環境問題について言及しているところが心に刺さった。 普段日常では感じることのない、マイクロプラスチックの問題(ニュースで見る程度)、研究されている方は日常的に危機感を感じてるのだなと。 かたい本ではなく、海獣についての生態など書いていてさらーっと読めた。 今まで、海獣について考えたことがなかったので、普通におもしろく読むことができた。 国立博物館に行きたい。

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    投稿日: 2022.02.18
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    ストライディングや環境問題から海に住む哺乳類の生態や進化まで、親しみやすい文体で書かれています。海獣が大好きなので、とても興味深く読むことができました。そして国立科学博物館に行きたくなる一冊、、!!

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    投稿日: 2022.02.11
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    有名だけど実はあまり知らないクジラやイルカなどについて、海獣学者という立場から深い愛を持って書かれた本。 仕事の裏側を知ると、よくもまあそんな大変なことを、と驚くのだが、著者の前向きな姿勢と何より生き物や仕事に対する深い愛を感じ、楽しく読めた。剥製の作り方やクジラの死体爆発など、それ自体が興味深い内容が沢山盛り込まれており、博物館などの展示に行きたくなった。 また、生態や特性などまだ知られていないことがかなり多いことが意外で、今後の研究についてもアンテナを張っておきたくなった。

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    投稿日: 2022.02.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    国立科学博物館の研究員であり、獣医の資格を持つ著者の海の哺乳類、つまり「海獣」についての啓蒙本。 啓蒙と書きましたが硬い本ではなく、人柄がにじみ出ている親しみやすい文体です。  学生時代に北海道の酪農家で住み込み研修を行っていた時に、美味しいそうに牧草を食べる牛を見て、自分も牧草を食べた(!)というチャレンジ精神というか好奇心を見て、あぁ研究者って、こういう性質がないと絶対になれないよな、と妙に納得。  オットセイの解剖を行うのに際し、臘虎膃肭臍猟獲取締法(らっこおっとせいりょうかくとりしまりほう)により管理されていて、水産庁の許可が必要で、この法律は明治45年公布で事務手続きが大変とか、標本をつくるのに、骨を煮る必要があるが、海の生物にはコツがあり、最初37度で1~2週間、ついで油脂成分を抜くのに60度で1~2週間必要とか、打ち上げられたクジラ(ストランディングという)の死体を放置しておくと、体内に繁殖した最近がガスを出し体が膨張して爆発することもあるとか、シャネルのNo.5の龍涎香の正体は、マッコウクジラの「結石」とか、飲み会うんちくネタも多々あります。もちろん、環境問題であるPOPs(残留性有機汚染物質)といった真面目なテーマや科博のレジェンド「渡邊さん」といった人物にも焦点があっていて飽きさせません。  興味深かったのは、やはり解剖を自ら手掛けているので、イルカをはじめ海獣類の内臓の形態が”丸っこく”て驚いたというのが、自分もちょいと仕事でブタの内臓を用いての実験見学にて、脾臓が肝臓よりもバカでかい!と驚いたこととかぶり、実物を観察することは重要だよね、うんうんと思って読みました。  打ち上げられたアゴヒゲアザラシの死因調査で白血球数が高く感染症により死亡したと推定されるくだりがありますが、海獣もヒトと同じように動脈硬化や感染症で死ぬというのが、ヒトの経済活動のせいだけじゃないんだな、と何か意外な気持ちになりました。といっても混獲や漁船のスクリューによる怪我もかなりの数のようですが。  日本では年間300件も海棲哺乳類のストランディングがあり、海辺で麦わら帽子とつなぎと長靴で血塗れになりながら研究をされている、とのことで素直に称賛を送りたいと思います。  最後に、解剖学を学ぶ人は少なくなってきているようですが、恩師らの言葉で「無駄の中に宝は眠っており、その無駄を経験しなければ宝を発見する能力は得られない。結果として無駄なものは何一つない」に感動し、効率や短期の成果にだけ捕らわれてはいかんな!と元気をもらって閉じました。  おススメです。

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    投稿日: 2022.02.06
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    ご本人がラジオに出演されてたのを娘が覚えたらしく、著書を書店で発見して立ち読み。 「漢字がちょっと多いかな…」なんて言ってるし、小3には難しいのでは?と思いつつ、『これで視野が広がるのなら…』などと邪な思いも含みで買ってみた。 私も折角だしナナメ読むつもりが、気づけば最後まで楽しく読んでしまった。 栞替わりに挟んである娘の付箋も、少しづつ進んでいるようだし、楽しく読んでいるよう。海獣についても親子の共通の話題となり楽しんでます。

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    投稿日: 2022.01.25
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    ストランディングほぼ毎日なんだ…知らなかった。海洋プラスチック問題しかり、漁業網に傷ついてしまったり、リゾート地では早く泳げないマナティやジュゴンがスクリューの犠牲になり…人間と自然の共存なんて難しすぎるものだと良くわかった。

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    投稿日: 2022.01.17
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    海岸にクジラ類が打ち上げられるストランディング、それは海獣学者にとって解剖の貴重な機会。死因から環境破壊を推測したり地味な研究を語る。 実は日本国内では年間300件ほどのストランディングが報告される海洋国。ニュースを知ると現地に駆け付けて処分される前に解剖を依頼する。ご存知のとおり多くの海獣類は巨大な体躯。解剖はガテン系の肉体労働、臭いも凄いという。 海の哺乳類の生体と環境を解剖を通じて探る学者の楽しい1冊。

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    投稿日: 2022.01.03
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    海獣学者の仕事は想像以上に肉体労働で、クジラのような大型生物の解剖では特にそうだ。そんな海獣学者の汗まみれの毎日が写真や図を見ながら楽しく読める内容の本である。 扱っている海獣はクジラだけではない。アザラシやジュゴンなどに対する章もあり、海の哺乳類の分類についても勉強になる。 興味深いのは、3章のストランディングについてだ。日本では年間300件近くも水中から陸に海の哺乳類が打ち上げられるとは驚きだ。 環境の変化でストランディングが起きているのは間違いないだろう。海獣学者やクジラのことだけでなく、環境についても考えさせられる内容の本だった。

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    投稿日: 2021.12.31
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    世界一クジラを解剖している女性とも言われる海獣学者の著者の20年以上の研究生活をもとに、クジラ、イルカ、アザラシ、ジュゴンなどの海の哺乳類の生態を紹介するとともに、その海の哺乳類が海岸に打ち上げられる現象である「ストランディング」の謎に迫る。 クジラなどの海の哺乳類や、解剖などを通じてその研究を行う「海獣学」の知られざる世界を垣間見られて、とても知的な面白さを感じる内容だった。クジラなどの解剖は悪臭などたいへん過酷な状況の中で行われていることを知ったが、そんな状況も気にならないくらい夢中になって解剖に邁進する著者などの研究者の姿に、一種の憧憬の念を覚えた。

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    投稿日: 2021.12.25
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    海の哺乳類のクジラやイルカなどのストランディグ、生態について分かりやすく書かれている。 解剖作業は、ガテン系さながらの重労働+‪血まみれ作業なのに驚きました。そして、ストランディングにより標本や今後のことに役立てられていることを知り、研究者の方々には頭が下がる思いとなりました。。 巻末と海洋プラスチックのことも、水道の先には海が繋がっていると意識して日々生活していこうと思いました。

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    投稿日: 2021.12.16
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    大動物の研究者には女性が多い、と女性研究者の著者が述べている。それにしてもクジラは心臓も消化管も、何から何まで大きい。悠々と海を泳いでいるはずの彼らが時々浜辺に打ちあがって命を落とす。なぜか。その理由にはまだまだ謎が残されているらしい。興味深い本でした。

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    投稿日: 2021.11.28
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    浜辺に打ち上がったクジラをどのように解剖し、どんな研究に役立てているのか、とてもわかりやすく説明してある。日本では年間300頭ものクジラがストランディング(座礁)しているとは知らなかった。 本当は人間の環境破壊が野生生物に悪影響を与えていることを一番伝えたいのではないかな?と思ったが、あえてそのことは最終章に書き、まずは読み手が海に住む哺乳類たちに関心と興味を持つことを優先してある。確かに本書を読むと、クジラのことはもう魚じゃないしむしろ親戚(哺乳類)、ほっとけない!という気持ちになる。 またコラムで非常勤スタッフさんのスゴ技について触れてあったのもよかった。こうした「権力を持たない」人にも敬意を払えるのは、著者の田島さん自身がすてきな人だからだろうなあと思った。

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    投稿日: 2021.11.14
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    ストランディング。海岸に打ち上げられたクジラの死体を解剖して死因を解明するのが著者の仕事。 知識がなくても読みやすい。 とにかくクジラは大きいので10数人で重機を使いながら解剖していく様子に驚いた。匂いのこととかリアルに書いてあった。 大きいものに惹かれるのか、女性でこの仕事に携わっている人が多いらしい。体力的に大変そうだが、解剖して実際に得られた知識を考察していくのもなかなか深い。

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    投稿日: 2021.11.07
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    友人が「職場で見つかった鯨を博物館に引き取ってもらった!」と報告してきてくれて盛り上がっていた最中に、偶然本屋さんで見つけた本。 研究者の皆さんがワクワク楽しむ様子が伝わってきて、すごく面白かった!たった一体のクジラの死体から、ヒトの営みの環境への影響が様々に解明されていく過程がおもしろい。おかげでストランディングのニュースを見かけるたびに(あの鯨から標本は取れたのかしら…ゴミにされちゃったのかしら…)と気になる日々です。

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    投稿日: 2021.10.24
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    驚きがいっぱいの研究の現場をユーモラスに描いた好著。 最近、生物系の研究者の肩の力が抜けた面白い本が多いなー

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    投稿日: 2021.10.17
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    打ち上げられたクジラの臭いって、ものすごいという話は想像するだけで… 一方でマッコウクジラの腸で作られる龍涎香(りゅうぜんこう)は、シャネルの5番だという。ぜひ嗅いでみたい!!鳥羽一郎の兄弟船のくだりには、思わず笑った。 科博のレジェンド渡邉さんの話や尊敬する山田先生エピソードは、とても面白く羨ましくさえ感じた。 「おうちで体験!かはくVR」これからは全く違う視点で楽しめそうだ。色々知ることができて良かった。

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    投稿日: 2021.10.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    海獣学者、クジラを解剖する。 海の哺乳類の死体が教えてくれること 著者:田島木綿子 発行:2021年8月5日 山と渓谷社 著者は獣医学博士、国立科学博物館研究主幹、筑波大学大学院准教授。海の哺乳類の研究者。 鯨類(クジラ、イルカ、シャチ)、鰭(き)脚類(アシカ科、アザラシ科、セイウチ科)、海牛類(ジュゴン、マナティ)に分けられる海の哺乳類(約5400種)について基本的なことを書いている本。読むと、こうした海獣たちについて、自分は基本的なことですら知らない、たぶん多くの人にも知られていない、そんなことを実感する。その前に、分かっていないことが多いというべきかも知れない。 著者の主な仕事は、クジラが中心となるが、ストランディングした海獣を解剖し、記録し、標本を保存すること。ストランディングとは、クジラなどが海岸に打ち上がること。死んでいることが多く、自治体が粗大ごみとして処理する前に交渉し、解剖などをさせてもらう。腐敗臭が酷く、地元住民からの苦情もあるため時間との闘いでもある。生きているものは、地元自治体などと協力して海に帰してあげる作業もする。 日本はクジラ大国で、世界のクジラ約90種類のうち、半数が日本近海にいたり回遊したりする。そして、ストランディングも多く、報告されているものだけで年間300件あり、ほぼ毎日どこかで上がっていることになる。連絡があると、取るものも取りあえず現地に飛ぶ。 ストランディングしたクジラは危険で、不用意に近づいてはいけない。大型クジラの場合、皮下脂肪がとても分厚く、死ぬと体温が外に放熱されないため体内の腐敗がどんどん進む。放置すると、体内に繁殖した大量の細菌がガスをどんどん出して風船のように体が膨張、爆発する。YouTubeでもいくつかその映像がアップされているので危険を知る意味でも見て欲しいと著者は言う。 骨格の標本はとても貴重。しかし、骨についたタンパク質や脂分を完全に取り除く必要があり、大型の晒骨機で何日も煮込む。豚骨スープを取る要領だが、クジラの骨のスープは食べることができないらしい。 イルカとクジラは生物学的には同じ。一般的には、体長4メートル以下のクジラをイルカ、それ以上をクジラと呼ぶ。 ストランディングの原因として今の段階で分かっているのは ①病気や感染症 ②餌の深追い(夢中になって浅瀬へ) ③海流移動の見誤り(南から来たクジラが誤って冷水塊に入ってしまうなど) ○例外的な事例として、3.11発生の約1週間前の3月6日に茨城県でカズハゴンドウというイルカが50頭近く大量にストランディングした。2011年にニュージーランドでマグニチュード7クラスの大地震発生直前にも、ヒレナガゴンドウが100頭以上、ストランディング。 大量のものを「マスストランディング」と呼ぶ。なぜそれが起きるのか? ・感染症 ・地球規模の磁場の変化による進路の選択ミス ・頭蓋骨内に寄生する寄生虫が脳を破壊して群れ全体がストランディングする ・軍事演習による低周波ソナーに驚いて急浮上し、減圧症(潜水病)になる ストランディングした乳飲み子のクジラなのに、体内から海洋プラスチックが見つかった。衝撃だった。 奇妙なことに、海洋プラスチックが発見される個体のほとんどは、胃の中がからっぽで餌が見つからない。通常は、餌生物の残渣であるイカのクチバシや魚の耳石、骨などが見つかることが多い。 人と海獣のこんな話も。 ミャンマーのエーヤワディー川では、漁師とカワゴンドウ(イルカ)が協力して魚を捕る。カワゴンドウが船近くまで魚を追い込み、尾ビレを水面上で打ち振って合図を送る。それを見た漁師が網を水面へ拡げて魚を捕まえる。カワゴンドウはおこぼれをもらう。 これをするために4-5年かけてイルカと意思疎通を図るらしいが、なぜイルカが猟師と協力するのかという理由は分かっていない。イルカは自分で魚を捕ることができるのに、自分の分を人間に捕らせる理由が分からない。 なお、カワゴンドウは淡水に来ても大丈夫。 *********** 海外の水族館で、セイウチを担当していた飼育員が、水中でじゃれついてきたセイウチを振りほどくことができずに溺死したケースがある。日本でラッコの飼育をしている飼育員でも、水の中で引っ張られると生命に危険を覚えることがあると言う。 1種類の動物のある特徴を知るためには、最低30体は研究や調査に使う必要がある。 クジラは「ヒゲクジラ」と「ハクジラ」の仲間に大別される。ヒゲクジラは口の中にヒゲ板が大量に生えているクジラ。 スキムフィーディング(漉き取り摂餌)は、泳ぎながら口先を少し上げるだけでオキアミや動物性プランクトンが海水とともに口の中に入ってくるが、ヒゲをフィルターにして餌だけを口の中に残し、海水を外へ排出させる。 ボトムフィーディング(底質摂餌)は、海底の泥の中にすむカニやヨコエビなどを、口の右側を海底につけてから吸い込み、上に向けた左側から泥と海水を吐き出す。口の中に餌だけ残る。 エンガルフフィーディング(飲み込み摂餌)には、有名なバブルネットフィーディングも含まれる。 ストランディングしたクジラは遺伝子を調べ、個体同士の血縁関係を判定する。オウギハクジラを分析すると、日本海側にはどうやら大きな二つの母系集団(母親の先祖が二つのグループで構成)があることが分かった。 シャネルの5番は、マッコウクジラの腸から発見される「結石」で作る。「龍涎香(りゅうぜんこう)」といい、マッコウクジラからしか見つかっていない。発見できる確率は100頭ないし200頭につき1頭。 マッコウクジラの脳油は食用、燃料用、薬用に活用された。なぜマッコウクジラだけが龍涎香と脳油を持ち合わせているかは解明されていない。 通常のヒゲクジラは、10-39ヘルツの鳴き声だが、かつて「52ヘルツのクジラ」と呼ばれるクジラがいた。1989年にアメリカの研究チームにより発見。他のクジラには聞こえないはず。「世界でもっとも孤独のクジラ」と呼ばれるようになった。それでも成長の軌跡が記録され、1シーズンに移動した距離は最長で1万キロを超えるシーズンもあった。現在は行方不明。 シャチはビッグママ1頭を中心とした母系社会をつくり、その一つの群れをポッドと呼び、ポッドごとになまりや方言がある。各ポッドは数頭から十数頭、交尾の季節になるとポッドが大集結してスーパーポッドになり、お見合いパーティをして近親交配を防ぐ。 日本沿岸では アザラシ科は、ワモンアザラシ、ゼニガタアザラシ、ゴマフアザラシ、クラカケアザラシ、アゴヒゲアザラシの5種。 アシカ科は、トドとオットセイの2種。 「分解されにくい」「蓄積されやすい」「長距離移動性がある」「有害性がある」化学物質のことをPOPs(残留性有機汚染物質)と総称する。POPsは、食物連鎖を介して小さな生物から大きな生物へと移行し、そのたびにどんどん濃縮される。海の食物連鎖の頂点に位置するクジラやイルカなど哺乳類は、高濃度にPOPsを含んだ餌を日常的に口にしていることになる。それに加えて直接POPsを飲み込んでしまう。

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    投稿日: 2021.10.05
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    給食に出るクジラの竜田あげが、ごちそうだった小学生の頃、学校で捕鯨船の映画を見ました。太いロープの着いた銛を大砲のようにシロナガスクジラに何本も打ち込み、血に染まった海から巨体を船にあげ、薙刀のような刀(大包丁?)でスルスルと解体していく働く大人の姿に感動したものでした。 お父さんが捕鯨船に乗っている同級生もいました。 近所の中学校には、校舎のすみにクジラの標本(もちろん、作り物)がありました。小学生が5~6人またいで乗れる位4メートルほどの黒いゴムの皮膚にリアルなフジツボが着いていて目はガラスでした。 経年劣化が激しく、黄色のスポンジが出てきていて、中学入学時には、無くなってました 何の為のクジラだったのか?分からずじまいになりました。(東京の学校です) 科博の分館が新宿にあった時、科博祭りで  イルカの解剖を小学低学年の子と見学させてもらいました。社会人になった子に 「イルカの解剖を見たの覚えている?」と聞いたら「うわー!あの臭いニオイ‼️忘れるわけないでしょ‼️」と叫んでいました。 まさしく、あのニオイに身を置いていられる田島先生、研究者の皆様、暑さ、寒さの中 ありがとうございます❗ご苦労様です。

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    投稿日: 2021.09.19
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    クジラの解剖の苦労や重要性などが読みやすい文章で綴られている。こんなに大変な作業の末に博物館で展示されている標本があることが分かり、これから標本の見方が変わるかもしれない。クジラの話だけでなく、アシカやラッコの話も触れられているので読んでいて飽きない。

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    投稿日: 2021.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

     たまたま図書館の新着コーナーで手に取った。いやっー、面白い!  クジラを始めとする海の哺乳類のストランディング(漂着)に奔走する著者や博物館・水族館等の職員(研究者)の努力と苦労が伝わってくる。おもしろおかしく描いているが、もちろん海の哺乳類への思い(畏敬の念にも近いか)や真摯に生態を研究する姿勢があるからこそ、過酷とも言えるフィールドワークをこなしていけるのだ。  この本もぜひ若い人に読んでもらいたい一冊だ。好きこそものの上手なれ!  しかし、この分野の研究費は決して十分なものではない。日本では若い人(研究者)の努力や根性が求められ、欧米列強は背伸びしなくても日本と同等以上の研究成果が得られる環境があるようだ。若い人の人口が減るなか、若い能力を有効に活用する術を真剣に考えることが必要だ。

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    投稿日: 2021.09.01
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    8月25日新着図書:【クジラやイルカが海岸に打ち上げられると駆けつけて調査解剖。博物館の標本収集ってすごい!科博に行ってみたくなります。】 タイトル:海獣学者、クジラを解剖する。 請求記号:489:Ta URL:https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB28185076

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    投稿日: 2021.08.25
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    最近の学者先生は文章の上手い人が多い。 まことにありがたい限りである。 「キリン解剖記」は抜群に面白かったが、このクジラ、アザラシ、オットセイの先生も文章が上手い。 素人にわかるように、かつ、魅力的に感じるように説明してくれる。 リアル「へんなものみっけ」の先生だ。 オットセイの剥製を作る苦労話なんか読むと、次に科博に行ったときには剥製を見る目が変わるような気がする。 そうだよねぇ。 みんな、誰かが苦労して作っているんだもんねぇ。 ということも、言われないと気がつかないもんだなぁ、ということにようやく気がついたのであった。 司書は読んどいたほうがいいよ。図鑑見るときの目が変わるから。 2021/08/05  更新

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    投稿日: 2021.07.30