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レヴォリューション No.3
レヴォリューション No.3
金城一紀/KADOKAWA
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総合評価

171件)
4.2
61
64
29
4
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    金城さんの作品は、『映画篇』、『GO』を読んで今回で3作品目! 今回はかなりコメディなかんじ!!男子高って面白い笑 後半突然ミステリっぽくなって嬉しかった!!

    4
    投稿日: 2025.10.20
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    文庫本カバーが新装になってたのを知りまとめ買い 15年振り?位に再読 当時好きなシリーズだったので懐かしかった いやー若いw

    0
    投稿日: 2025.10.17
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    青春マンガのような内容。年齢を重ねて読むと、どこか違う世界の話のようで感情移入できず、終始置いてけぼり感があった。現役時代だったら違う視点で読めたかもしれない。

    0
    投稿日: 2025.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊藤 英語教師。 朴舜臣 学年で一番成績が良い。在日朝鮮人。 板良敷ヒロシ ゾンビーズのリーダー的支柱。急性のリンパ性白血病で死んだ。沖縄にお墓がある。 萱野 普段はバイトに忙しい。聖和女学院の学園祭当日だけはバイトを休む。 佐藤・アギナルド・健 日本とフィリピンのハーフ。母はスペイン人と華僑の血も流れており、四ヶ国分のDNAを持って生まれてきた。ハンサム。学食に専用テーブルをこしらえ、相談所を開設している。 沢田 両方の乳首にピアスをしている二年坊。つきあってひと月になる彼女が妊娠して、アギーに相談する。 米倉 勤続三十年の生物教師。ドクターモロー。 井上 一年のときのクラス委員長。ゾンビーズの良心。 山下 史上最弱のヒキを持つ男。卒業後に信用金庫への就職が決まっている。 猿島 マンキー。体育教官。 ランボー吉田 アメリカ生まれの日系二世。ベトナム戦争に参加。東京の土方界の元締め的存在。 ゾンビーズの連中に割のいい仕事を紹介してくれる。 吉村恭子 女子大生。法学部の四年生。井上の姉と中学時代の同級生。ストーカーに悩み、井上の姉に相談する。 南方 陽子 井上の姉。 田口 恭子の彼氏。体育会空手部。 柴田

    0
    投稿日: 2025.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白い 逆張りを通った上で順張るみたいな感じ。 登場人物が高校生な所とか、少し不良でみたいな話の大枠は村上龍の69と似た感じだけど、書いてる人が村上龍より後の人だからか、もっと軽やかな感じがした。 ただ、女子校に正面突破で突入する時、実際は女子高生は野次馬として見に来るだけで応援はしないだろうとは思ったし、付き合えるんかいとも思った。 あと馬場とかめっちゃ馴染みの場所が出てきた。 大学から東京に来た身からすれば、こいつらも全然落ちこぼれてないというか恵まれてると思ってしまう。

    0
    投稿日: 2025.05.03
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    堂々の星3つ。 それ以上でも以下でもない。 最高に面白いわけでも、全然面白くないわけでもない。 青春、といえば青春だが。 青春をそんなに感じない。 熱いものが込み上げてこない。

    0
    投稿日: 2025.04.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    都心のとある落ちこぼれ高校。周りは進学校や女子高に囲まれ、かの高校は死に体の状態。 そんな中、主人公はとある理由から優等生コースをドロップアウトし、同級生と共に「ゾンビーズ」というグループを結成する。周りを固めるのは武闘派で在日韓国人の舜臣、親分肌で黒人とのハーフのヒロシ、フィリピン人とのハーフの美貌のアギー、そして何をやっても最悪の運勢を引き当てる山下など多彩。 そんなゾンビーズの活躍が3編の中編として描かれています。女子高の文化祭へ乱入する作戦、山下がカツアゲされた沖縄旅行費を取り戻す作戦知り合いの女子大生をストーカーから守る作戦の3つが展開されるのですが、その合間にゾンビーズの主要人物の友情や社会正義って何?というちょっとお堅めの思想が盛り込まれています。 昭和の匂いがプンプンするゾンビーズですが、時代を経ても変わらない正義と友情が描かれているところに好感が持てます。でも、高校生というよりは中学生のノリかな? いづれにしろ、ゾンビーズの今後の活躍が期待されます。 竹蔵

    3
    投稿日: 2025.01.21
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    いつも行く近所の図書館にいる、細長い司書さんのおすすめ!! ゾンビーズは面白い! って聞いて、10年くらい前?読んだっきりのシリーズ読んでみたんだけど、 面白い!!!!!!! そうそう、あの頃はウエストゲートパークみたいのが流行ったから、こんな感じの本すごいいっぱいあった気がする!笑 ちょっとやんちゃな青年たちの話。笑 最近ないよね。 多分、時代だね。 タバコ吸ったり、喧嘩したり、 殴ったりなんだりって、ないもんね。 なさそうだもんね。 そうなると、やっぱり本としても現実味ないから出てこなくなるのかなぁ? 本当、今の子どもたちはなんというか、 綺麗で正しく見えるように生きてるよね。 実際わからないけど。 怖い気もするし、 いや、そもそも本当に純粋無垢培養すぎて生きてしまっているのかね。 ゾンビーズを読んで、そうそうこの時代! こういうのはやったはやった! と、懐かしく思いながら楽しみました! #ゾンビーズ #不良 #希少価値 #笑 #オタクはいるけど不良少ないよね #タバコ #隠れて吸う子ども #絶滅危惧種 #ほとんどいないよね #シンナー #これもねぇ #金髪くらいはギリギリいるのかなー #ピアスはいるだろうなぁ #これはもうファッションだもんね

    1
    投稿日: 2025.01.08
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    何回読んだか分からないくらい読見返した。今回は友が消えたの予習として再読。 とっても厨二病っぽい表現がいっぱいでくすぐったくなるけどそれが良い。そんなオレは今でも餃子が大好きだ。

    1
    投稿日: 2024.12.29
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    金城一紀氏の最新作が2024年の年末に発表されるとの報を聞き、過去作品を読み返しキャンペーンを始めた。スタートに選んだのは『レヴォリューションNo.3』。とあるオチコボレ男子高校に通う主人公とその仲間たちが「世界を変える」ために奔走する「ゾンビーズ・シリーズ」の一作目。さわやかでキラキラした青春ではないけれど、泥臭くてカッコ悪くてちょっと間が抜けているときもあるけれど、理不尽なことも大きな悲しみを抱えることもあるけれど、それでも仲間たちと一瞬を駆け抜けた、こんな想い出を共に過ごしてきたゾンビーズのことを少しうらやましく思う。

    1
    投稿日: 2024.10.26
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    続編のフライ、ダディ、フライが原作実写含め大好きで、鈴木さんのサポート役でありながら異様な存在感を放っていたザ・ゾンビーズが気になって仕方がなかったので読みました。 落ちこぼれ高校に通う男子達が知恵と人脈と各々の得意分野でトラブルシューターとして活躍する話。 似たような系統で池袋ウエストゲートパークが受け付けなかったので少し不安だったけど、最後まで面白く読めた。一歩間違えたらラノベというかオタク向けっぽい中二路線になりそうなのにならないのが凄い。 米倉先生ことDr.モローが素敵。 私ももっともっと若い頃、できたら子供の頃に出会いたかった…涙 ちなみにフライ、ダディ、フライの実写を観てからこのシリーズを読むと、舜臣が岡田准一で脳内再生されるので超オススメです。

    5
    投稿日: 2024.05.18
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    今まさに高校生だから余計にわくわくしたし、残りの高校生活・10代を最高に馬鹿げていて、それでいて執念があるような毎日にしたいなぁ、と思ったり。

    1
    投稿日: 2024.03.18
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    中学の頃に読んだはずだけど、3、4年の時を経て読んだ今日、全く違った余韻に浸っていることに驚く。 落ち込んだ時、迷った時に読んだら必ず励ましてもらえる一冊!!

    1
    投稿日: 2024.02.17
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    青春小説で、凄い青臭くて面白かった! 高校生ぐらいの男子でこれだけ目一杯バカやってたら、人生凄く充実するんだろうなぁ(笑) なんか羨ましい! 仲間は宝、女の子には体当たり、喧嘩上等、トラブル大好き。 読んでると何か元気がもらえる キャラクターがみんな生き生きしていて、こんな人周りにいたらかっこいいなぁって思った。 頭が冴えるのに落ちこぼれ学校に通ってる主人公や、お金持ちのおばさんのつばめをやるために知識と経験を磨き続ける色男や、めっちゃタフなのに孟子とか孔子とか読んじゃう武闘派や。 あれ?これ、キャラクター小説っていうのかな?(笑) 青春小説のカテゴリーだと思うけど、白血病や人種差別や学歴社会の問題にも触れてるので、単なる青春なだけではない感じ。 続巻も気になります。

    0
    投稿日: 2024.01.12
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    100冊ビブリオバトル@オンライン延長戦で紹介された本です。オンライン開催。 2020.08.22〜23

    0
    投稿日: 2023.05.04
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    どんなものにでも、向き不向きがある。この作品で言えば、ノリかな。リア充の世界に憧れる人と、背を向ける人がいるみたいなもので。

    0
    投稿日: 2022.07.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    レボリューションNo.3 人生で一番好きな作品 落ち込んだ時や迷った時に読むと勇気をもらえる やってることは馬鹿馬鹿しくてくだらないかもしれないけど、これほどまでに純粋にひたむきに今を生きてみたい ラン・ボーイズ・ラン 一流高校のダンスパーティを襲撃する話 ひろしとの精神的なお別れ

    1
    投稿日: 2022.03.09
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    読んでいて面白く、爽快な気分になりました。 物語が展開していくテンポもよくて、読んでいて退屈することも一切ありませんでした。 本当に面白くて、読んでいて何度も笑ってしまったので、この本は笑いたいと思っている方に特におすすめの一冊です。

    0
    投稿日: 2021.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    底辺男子高校生”ザ・ゾンビーズ”のどこまでも純粋な友情の話。学園モノによくある打算的だったり利己的だったりが一切なく、とにかくみんな強さ弱さ良さ悪さ含め友達の全てを真っ直ぐに愛している。三話一貫して語り手を担う「僕」も、常に直接的な言葉で彼らに対する愛を伝えている。舜臣の強靭さと差別意識をしっかり認めているし、アギーには抱かれたいし、萱野のことは大好きだし、”引きのない男”山下の様々なやらかしにも、むしろ一種の期待と尊敬を込めて受け入れる。だからその分、夭折する親友・ヒロシの快活なキャラクターとその喪失が時折とても苦しかった。弱冠18歳の少年がこんなにも早く身近な「死」を意識しなければいけないなんて。 また、そんな彼らの周囲にいる大人たちも印象的。日常には顕在化しないまでも決してなくならない在日への差別と、その表象にも思える血の気の多いマンキー猿山。対称的に常に彼らの背を押し、ザ・ゾンビーズの結成のきっかけにもなる言葉をくれたドクター・モロー。日雇いの仕事をくれるランボーさん。全員様々なやり方で、多感な男子高校生に良くも悪くも「刺激」を与えている魅力的な人々ばかり。 ”異教徒たちの踊り”のヒロイン吉村恭子は勿論、個人的には”ラン・ボーイズ・ラン”で初めて手を握ったロミオ役の彼女が好き。色々と誤解が生じたけれど(彼女に姉がいて、その姉の影響を受けているのは『GO』の桜井と共通している)同作の最後にはうまくいったようで何より。 会合とかストーカーを捕まえるとか、やっていることはいかにも無謀で子供っぽいんだけど、とにかく溢れんばかりの友情と熱意でずっと汗と涙にキラキラし続けている小説。かつ極限まで薄められているけれど(だから「深く考えさせる」ってほどくどくない、本筋の邪魔をしてない)、同時に確かにそこに存在している人種差別や在日問題が時折顔を覗かせるという点が、他の少年向けのYA小説と一線を画している感じ。そう、ここの「時折」度が物凄く現実に即しているのだ。間違っても表面化しない、それどころか現代日本ではある意味タブー視さえされているのに、「ないもの」として無視することは叶わないというギリギリのラインを狙っているというか。 なにがあっても踊り続けるんだ。 この「なにがあっても」に物凄く色々な事柄が詰まりまくっている。続編も是非追いたい。

    1
    投稿日: 2020.11.23
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    新宿随一の落ちこぼれ高校の男子高生グループ「ゾンビーズ」の初回作。面白おかしく描かれながらも熱いものが胸に残る青春物語。読みながらなんとなく作者は在日系の人なのかなと思ってたら。本当にそうだった。登場キャラが個性があって面白かった。

    0
    投稿日: 2020.08.25
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    青春エンタメ小説って感じです。 主人公達はいわゆるヤンキーでも、オタク集団でもなく、ただただ真っ直ぐな高校生達。 3つの話から構成されていますが、どれも面白いです。

    0
    投稿日: 2020.07.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    オチコボレ男子高三年生の僕。難攻不落の女子高の門を、卒業までに必ず突破してみせる! 溢れるパワーと感性がきらめく青春小説。ザ・ゾンビーズ・シリーズ第1弾。 表題作を含む三作。 思ったより暴力的。 IWGPっぽい。 入院している友達の、副作用の嘔吐を洗面器で受け止めて…ってとこに感動した。 私はできないな…。

    0
    投稿日: 2020.05.22
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    3つのエピソードが収録されている、『IWGP』によく似た雰囲気の作品です。 主人公の「僕」ら、「ザ・ゾンビーズ」は底辺高校に通うバカ男子たち。 高嶺の花のご近所お嬢様女子高の文化祭へ押しかけてみたり、仲間の姉貴の友だちの女子大生のストーカー退治に奮闘してみたり、勉強の成績は悪くとも、持ち前の機転や人脈で解決してゆく物語です。 宗田理の「ぼくら」シリーズや、石田衣良の『4TEEN』などにも似ており、同年代の生徒たちや、かつてその年代であった大人にとっても楽しんで読むことができる作品だと思います。 また、作者の作品に散見される在日者からみた日本の「差別」を含む、「被差別(学歴等をも含む)者」から見た現代社会の排他性・攻撃性を描きだしている部分も、YA作品として評価できると感じました。 「文化祭」に関連する小説を探していて読みましたが、自分たちの学校の文化祭ではなく、男子校の高校生が女子高の文化祭(チケット制)にどうにかして乱入する、ということを目指すというストーリーだったので、少し当てが外れた部分もあります。 ただ、男子校生は好きだろうな、という作品です。 どうやらシリーズものでもあるようなので、他の物語も気になるところです。

    2
    投稿日: 2019.08.19
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    ・買った経緯 学校の図書館にあって ・買った理由 大人版ぼくがぼくであること ・のこってる感想 こういう本(時間)を永遠と読みたい

    0
    投稿日: 2019.07.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    At first, I read ‘レヴォリューション No.3’ and it was a lot of fun, but it’s too violent to recommend to English Book Club. Then I read ‘フライ,ダディ,フライ’, ‘SPEED’, ‘レヴォリューション No.0’ which are the series of the same characters. Every book was a lot of fun, but it’s too violent to recommend to English Book Club. But I found the author loved movies very much, because many titles are discussed by the main characters. The author was born in 1968, which means he is the same age as me. I love Bruce Lee very much, so I was excited when his movie appeared in the story.

    0
    投稿日: 2018.11.17
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    後に続く、「フライ、ダディ、フライ」「SPEED」の ”ザ・ゾンビーズ”シリーズ3部作の最初の作品。 落ちこぼれ男子校に通うメンバーたちが、 一騒動起こしたり、やっかいな事件に自ら巻き込まれに行ったりする話。 最後の事件が気分悪い話だったので星は少なめに。 2→3→1の順で読んでしまったので、 ゾンビーズの昔話を知った形だが、それはそれでなるほど~というおもしろさがありました。

    0
    投稿日: 2018.10.22
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    破天荒な青春ものです。あんな時代があったなあ、なんて共感できる過去は持ってませんが、懐かしい気分になるのは、程度の差はあれ、バカな高校時代があるからでしょうか?

    0
    投稿日: 2018.10.20
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    「愛してるぞ」なんて、仲間に面と向かって言える奴らの物語。 登場人物はバカばっか。 市場最悪のヒキを持っていたり、シュショーになろうとしていたり、抜群なルックスとでかいアレが武器だったり。 バカだらけだから、やることも頭が悪い。 とりあえず仲間内で喧嘩したり、外の奴らと集団で殴りあったり、集団で学校をサボったり。 品なんてこれっぽっちも持ち合わせていない。 動機も単純。 女の子とお近づきになるため、仲間の借りを返すため、仲間に会いに行くため。 でも、それでも、カッコいい。 それは多分、全力だから。 本気で怒るし、本気で殴るし、本気でやる。 ザ・ゾンビーズのメンバーは、みんな全力で生きている。全力で目の前の敵と戦っている。 ボロボロになっても、ボコボコにされても、必死で。 そんな姿がカッコいい。 男だったら、間違いなく憧れる。 俺が女だったら、間違いなく好きになる。 一番好きな作家の、一番好きな小説。

    1
    投稿日: 2018.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ダヴィンチだか何だかを読んでいたら オススメの本として出ていたので早速借りて読んでみました。 金城一紀の本はGO以来2冊目。 単純に言うとオチコボレ高校生たちが女子高の文化祭に侵入するための 奮闘が描かれた作品で、若さゆえの愚かさが面白おかしく描かれています。 ヒロシの病気や死などショッキングな部分もありますが それも青春の1ページという形で生き生きと描かれています。 物凄く面白いわけではないのですが何か気になって他のシリーズも 読みたくなってしまうような不思議な作品です。 また、主人公が冒頭の方で読んでいた本がたまたま私がこの本の 直前に読んでいた「国盗り物語」だったりして事実は小説より奇なりといった感じでした。

    0
    投稿日: 2018.07.20
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    新宿随一の「オチコボレ」男子高校。 近くにあるお嬢様女子高の学園祭に突入すべく 毎年策を練る 集まった仲間が「ザ・ゾンビーズ」 愛すべきおバカたちの青春譚 「餃子大好き!」には笑いました(笑) これ、シリーズなのね 他のも読んでみよーっと

    0
    投稿日: 2018.07.19
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    あー面白かった〜〜 登場人物一人一人のキャラが立ってて何人も出てくるのに名前を覚えられる。 名言というか、深いセリフを言う人が多くて、面白いんだけどなんか満たされた。 三節あったけど、どれも良かった。 ゾンビーズすき。

    0
    投稿日: 2018.06.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画「フライ、ダディ、フライ」を随分前に観ていたのですが、「フライ〜」は本作につづくシリーズ物の第二弾だったのですね。書店のポップを見てそのことを知り、本作を手に取った次第。 「フライ〜」の映画がややシリアスな内容だったので、意外なほどコミカルな本作の雰囲気にちょっと戸惑いましたが、すぐに馴染み、楽しんで読むことができました。 そのままコミックにしても問題なく形にできそうなキャラの立ち具合(アンラッキーマン山下がツボでした)や、荒唐無稽ギリギリラインな数々のエピソードは、インパクトもあって面白いです。中途半端にリアリティを意識してつまらなくするくらいなら、これくらい弾けていたほうが良いのでしょうね。 映画である程度内容は知ってるけど、改めて小説で「フライ〜」以降の作品も読んでみたいと思います。

    0
    投稿日: 2018.03.11
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    孫子「ピータン大嫌い!」諸葛孔明「フカヒレ食べたい!」毛沢東「ギョウザ大好き!」いいなぁ、こういうの。気の合う仲間たちと、どデカい馬鹿なことをしでかして大笑いするって。大人や世間に笑われよーが関係なし。やりたいことに一直線に突っ込めるって、青春の醍醐味だねぇ。

    0
    投稿日: 2018.01.08
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    オチコボレ男子高三年生の僕たち。 武器はMoney、Penis、頭脳、上腕二頭筋、そして努力―。 待望の直木賞受賞第一作。

    0
    投稿日: 2017.10.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「君たち、世界を変えてみたくはないか?」 うーん、これぞ青春! 都内のオチコボレ男子校に通う「ザ・ゾンビーズ」のちょっとした冒険譚。 高校生活最後の年、恒例の「秘密の花園」襲撃に決着をつける時が来た。 殺しても死にそうにないから「ゾンビ」と名付けられた彼らは、携帯電話とカラオケと巨人軍を憎悪する単純明快な男子達。 考えていることがとってもシンプルで読んでいてスカッと爽快! 自分達の信念は最後まで貫き通し、筋を通す。 大切な仲間をバカにした奴らは絶対に許さない。 自己表現が下手で不器用だけど、ほんと素敵な男子達! へへへ、と僕が笑えば、へへへ、とみんなが笑い返す。ああ、学生時代の仲間っていいな…。 あの日みんなで打ち上げた花火の色は、大人になってオヤジになっても忘れることは決してない。

    0
    投稿日: 2017.08.19
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    タイトルからビートルズのRevolution 9が真っ先に頭に浮かんだ。都内の、周りからは蛇蝎のごとく思われている落ちこぼれ高校の「僕」を中心とした、不良の青春グラフティ。使われる言葉も下品さが遺憾なく発揮されている。何故、時系列を無視して「異教徒たちの踊り」を後に配したのか、理解に苦しむ。著者と自分の生年が近いため、もっと落ち着いた文章を期待していたのかもしれない。後に残ったのはRevolution 9の禍々しいメロディーだった。

    0
    投稿日: 2017.08.12
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    落ちこぼれだけどちょっとNICEなBOYSのドタバタ劇 読みやすいし、くだらないやりとりに笑える反面、差別や病気などそれぞれの事情を持つ友人たちとの関わりが胸を打つ。

    0
    投稿日: 2017.07.19
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    おバカしていた高校時代の自分と重なり、面白かった。 ゾンビーズ、かっこいい(笑) あらすじ(背表紙より) 「君たち、世界を変えてみたくはないか?」オチコボレ男子高に通い、死んだような毎日を送っていた「僕たち」は生物教師ドクター・モローの言葉で突如生き返り、世界を変えるために行動を開始する。その方法は―難攻不落のお嬢様女子高の学園祭に潜入してナンパをすること!果たして「僕たち」の潜入作戦は成功するのだろうか!?革命的おバカストーリーが炸裂する、ザ・ゾンビーズ・シリーズ第1弾。

    0
    投稿日: 2017.06.29
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    落ちこぼれ男子校生達が繰り広げる馬鹿馬鹿しくもほっこり笑える日常。主人公の南方くんは両親が離婚している…けどゾンビーズの中では一番恵まれている。 在日韓国人の舜臣、黒人とのハーフ・ヒロシ、フィリピンのハーフ・アギー、刑務所に服役中の父に変わって家系を支える萱野、そして行く先々でアクシデントに見舞われる山下。 訳ありだけど素直で結構賢いボーイズのスカッとする青春!

    0
    投稿日: 2017.06.24
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    「死あっての生」という死生観を表現した物語だと思う。 一般的には、生あっての死、かもしれないが、この本は逆で、宮本輝の『螢川』に近い印象を受けた。 この物語は、ゾンビーズと名乗る男子高校生の集団が、女子高の門を、私大の運動会の連中を押し合いへし合いしながらなぎ倒し、突破するという何ともコミカルでスチューピッドな風貌をしている。その中で、当初はリーダー格でもブレインでもなかった「僕」が仲間の奮闘を横目に一人、門を突破して屋上から花火をぶち上げる。仲間で入院していたヒロシは、それとなく死んでしまう。 死生観と書いたので、ヒロシがその死に対応するのではないかと誤解されそうだ。私の中では、ヒロシは二重に死んでいて、そもそもこの世界に出てくる門を閉ざされた生命を象徴し、「僕」以外のゾンビーズは、出てきたものの生を授からなかった生命を喩えているのだと思う。「僕」が門を突破したところには、生命の偶然性が込められているように思う。 そんな狂気(狂喜でもある)と寂寞の主題は、意味のわかるわからないを超えた映像的な比喩や、突き抜けた肌身の温度を感じるような生々しい表現に養われて、テンポよく展開される。

    0
    投稿日: 2017.01.18
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    まだ中学生の頃に出会いました。朝読書の時間に笑いを堪えるのに必死だった思い出があります。 ビートルズのRevolutionをもじったタイトルの通り、おバカな男子高校生たちがとある革命を起こす物語。登場人物はみんな魅力的で、思わず愛してしまう。ただ笑えるだけでなく、様々な社会問題をも孕んでいるので、「日本人」という当たり前に受け入れていることを考えさせらる作品でした。

    2
    投稿日: 2016.12.18
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    【 #レボリューションナンバー3 読了】 これは面白い!! こんな書き方したら金城一紀ファンから怒られるかも知れないけど、、、 ほぼ『池袋ウエストゲートパーク』じゃん!! 南方=マコト、舜臣(スンシン)=キング、ゾンビーズ=Gボーイズ。 どちらかと言うと、雰囲気的にはドラマ版のIWGPに近いかな? このゾンビーズシリーズは、あと2冊あるので楽しみです♪ #金城一紀 #ゾンビーズ

    0
    投稿日: 2016.06.01
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    さすが金城一紀さんです! それぞれ魅力的な登場人物でなんかうらやましくなりました‼︎ 短編集で時系列に戸惑いましたが、大したことではなく、面白かったです。

    0
    投稿日: 2016.04.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    友人が誕生日に贈ってくれた一冊。 馬鹿馬鹿しくも、羨ましくなるような青春のお話。 読みながら何度も笑わせて頂きました。 それに、作中には心に残る言葉が多くちりばめられていました。 「僕は十八歳で、永遠に生きられると思っていたのだ。」は、私にも思い当たる節がある言葉でした。 ただ、学園への侵入方法が思っていたより普通で、ちょっと肩透かしを食らった気分。

    0
    投稿日: 2016.02.06
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    男子高校生おばか青春短編。 昭和不良漫画+ちょい頭脳って感じ。 続編があるみたいなので、読んでみようと思います。

    0
    投稿日: 2015.09.22
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     とても面白い。これぞ男子高校生の青春!一見おバカで下ネタばかりだけど、仲間を大切に思ってる奴らです。女子の私からするとちょっと羨ましかったりする。女子だからっていう理由だけではなくて、今までなんとな〜く先生の言う事だけ聞いて生きてたから、こういうふうに自由に生きている人を見ると本当に羨ましいよね。  ストーリーは女子高に乗り込んでナンパするっていう、本当にくだらなーいことなんだけど、それでも仲間と協力して一生懸命。いっそ清々しいですわ。読んでいてスカッとしました。  あと、登場人物もとても素敵。舜臣がかっこいいのはもちろん、愛すべき山下が本当に良いキャラしています ( ´艸`) 全員が完璧じゃないところがさらに高評価。  まぁ、基本的に下ネタなんだけど、ちょいちょい出てくる言葉が心に沁みますね。高校がちょっとだけ楽しみになった作品。  ギョーザ大好き!!

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    投稿日: 2015.03.01
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    表題の作品でなかなか面白い。おちこぼの男子学生が女子校の学園祭に乗り込んでいくお話。ところどころにギャグも盛り込まれている。

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    投稿日: 2014.11.30
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    久々に読んだけれどやっぱり面白い。 話の展開がうまいです。 所々に出てくる衒学的な言い回しがたまりません。 自分たちの価値観で仲間と生きる、素敵です。

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    投稿日: 2014.11.16
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    ひさびさに再読。 ウォークマンで音楽を聴いたり、 ただただ爆睡したり、 ジャンプ読んで笑ってたり、 吉野家の牛丼をかっこんでたり、 教科書の隅にパラパラ漫画を必死で描いてたり、 机の陰で○んぽこの大きさを比べ合ったり(笑)、 この物語に出てくる授業中の風景は 自分たちの時代から な~んも変わっちゃいない。 甘酸っぱくてこっぱずかしいあの時代を 否が応でも思い出させてくれる。 (あの頃になんか絶対戻りたくないけどね笑) 最初金城さんの小説を読んだ時、 僕の高校時代の身内が 小説家デビューしたんだと真剣に思った(笑) それぐらいゾンビーズの活動や武勇伝は 僕の高校時代の笑い話や思い出とカブるし(笑)、 (マジでそばで見てたのかと思うくらい) 金城さんが小説内で描く 音楽や小説や主人公の考え方、生き方そのものが 高校時代の僕とバンドメンバーの日々とほとんど差がなく 趣味嗜好もぴったりシンクロしていて なんとも不思議で。 勿論だからこそ それ以来、いい小説家を見つけた!と 手放しで喜んだわけだけど(笑) もとは優等生だった 語り手である僕こと、南方(みなかた)。 喧嘩最強でいて 学年一の頭脳を誇る 在日朝鮮人の舜臣(スンシン)。 男でも抱かれてもいいと思ってしまうほど容姿端麗で色気のある、 日本とフィリピンのハーフのアギー。 ゾンビーズの精神的支柱かつ実質的リーダーだか 謎の病気で入院中のヒロシ。 刑務所に入った父親や家族のために工場で働き家計を助ける 心優しき萱野。 いつも決まって一人だけ痛い目に遭う(笑) 史上最弱のヒキを持つ男、山下。 そんな落ちこぼれで不良と呼ばれる キャラの濃いゾンビーズの面々。 しかし、このゾンビーズの不良少年たちは 勉強は大嫌いなのに(笑) 実に沢山の本を読むのだ。 マルクス・アウレリウスの「自省録」、ウラジミール・ジャンケレヴィッチの「死」、コンラート・ローレンツの「攻撃」、 他にも老子の哲学書や、 リルケや立原道造の詩集、 セザンヌやワイエスの画集、 文学だけではなく 「法律の抜け穴事典」「家庭の医学」「税金のしくみ」などの実生活に必要な本も ぬかりなく読んでいる。 彼らは大人たちに潰されないよう 自分の思いを表現するために言葉を知り、 力と知恵と知識をつけ 大人たちへの対抗手段として 沢山の本を読み漁り活用する。 (僕たちもまるっきり同じだった。自由に生きるために、カッコいい男であるために本が必要だった) そして彼らは死んだ友達のため、 約束を守るためなら 土木作業や引っ越し作業や製本所、パン工場、コンサートのガードマンなど いわゆる3Kと呼ばれるキツい現場で 汗を流して働く重労働も厭わない。 そして男から見ても 彼らをカッコいいと思うもう一つの理由は、 情には厚いが 無駄に徒党を組むのを嫌う、 個人主義者の集まりだということ。 ここが集団でないと動けないヤンキーやチンピラとは違う点であり、 学生云々ではなく もはや一人の男として みなそれぞれがカッコいいところなのだ。 あと、コレは金城小説すべてに言えることだけど 何の違和感もなく ただ、当たり前のように 行間から音楽が聞こえてくる点も 僕がこの小説に惹かれる理由。 ボブ・ディランの『ライク・ア・ローリング・ストーン』、 『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』、 ビリー・ホリデイの『ベイビー・ゲット・ロスト』、 クリフォード・ブラウン、ジョン・コルトレーン、セロニアス・モンク、チャールズ・ミンガス、 そして忘れてはならない ビートルズの『レヴォリューション』と 心踊る インディ・ジョーンズのテーマ! (またこの音楽の趣味がとにかくセンスがいいし、カッコいいということがなんなのかを金城さんはちゃ~んと分かってる人なんだろうな) 『世界を変える方法』をゾンビーズに教え 彼らの反骨心に火をつける 大人の中の唯一の味方、 生物のドクター・モローこと米倉先生がまた とんでもなくカッコいい。 物語は、高学歴の人間たちが構成する窮屈な階級社会に風穴を開けるために 高学歴の女子を落とすことに奔走する ゾンビーズの面々の活躍を 実にテンポよく 金城さんお得意の 意志の詰まった魅力的な言葉たちを駆使して描いていく。 150人もの体育会系運動部員をガードマンとして配備した難攻不落の女子校へ 彼らは果たして侵入することができるのか。 (このへんの攻防と異性へのあくなき探求心が尋常ならざるパワーを生むところは、村上龍の青春小説の傑作「69」ともカブるアホアホパワー!笑) それにしてもヒロシが語る どんなときも自分を捨てなかった異教徒の話は 泣けたなぁ~(≧Д≦) 少年たちよ、 おじさんから一言。 カッコいい男になりたけりゃ、 これを読みなさい。 (カッコいい男の基準を知りたい女子たちもね笑) カッコいいことがどういうことかが 解らなければ 金城作品に出てくる本や音楽や映画に触れればいい。 本当のヒーローになりたけりゃ、 どんなに情けなくて どんなに苦しくても、 踏みとどまってファイトあるのみ。 Stand and Fight!! つまり、『踏みとどまって闘うのだ!』   そして何があっても踊り続けること! 金城さんがゾンビーズに語らせたその言葉は、 同じ青春を生きた僕自身も感じ 沢山の友を亡くした中 やっとこさたどり着いた 本当の真実だ。 17歳から踏みとどまって闘ってきた ポンコツ寸前のボクサーが言うんだから 間違いない(笑)(^^;)

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    投稿日: 2014.09.15
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    ソウルの強過ぎる人間は神様のレーダーに引っ掛かっちまう。神様はそういう人間を近くに置きたがる。だからソウルの強過ぎる奴はみんな早く天にのぼっていく。

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    投稿日: 2014.07.29
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    下ネタ満載のおバカな青春ゾンビーズシリーズ\(^o^)/ おバカなんだけど、本当うらやましい。 真っ直ぐで、優しくて、大切なものはちゃんとわかってる彼らが大好き! ちょいちょいセリフがいいんですよね。 爽快感がたまらないな〜。 こんなバカなら男に生まれたかったな\(^o^)/

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    投稿日: 2014.06.19
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    おバカな男子高生の話と思って読み始めたけど、奥深いテーマがさらりと散りばめられていて、登場人物の言葉に心を打たれた。 女性からみると、男子グループの青春ってバカバカしくも純粋で真っすぐで、ちょっとうらやましく思う。

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    投稿日: 2014.05.25
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    高校時代の空気感を思い出した。憧れまではいかないんだけど、かっこいいやつだなと思った友人、強いやつだなと思った友人、色んなのが集まって一つのグループになってたなーと思い出した。狭い世界だったけど、あの頃はそれが全てだった。俺も揉め事には進んで参加しよー。

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    投稿日: 2014.04.10
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    オチコボレ高校に通う僕を中心に結成された「ザ・ゾンビーズ」。下ネタ満載で、本当に馬鹿らしいのだけれど、ちゃんと大切なものが内包されていて、その証拠に時折言葉がぐさりと刺さる。「幸福とは、欲望が停止し、苦痛が消滅した負の状態である」事実、メンバーはそれぞれに問題を抱えているけれど、だからこそ馴れ合ったり、押しつぶされたりすることなく、我武者羅に今を生きている。彼らにとって得意なフィールドで踊り続けていている。馬鹿らしくて、ぶっ飛んでいて、清々しくて、でも、どこかかっこいい。

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    投稿日: 2014.04.03
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    お利口さんの世界を変えるために愛すべき最高のバカたちが立ち上がる! バカが才女と子を儲ける、それが〈革命〉。 有名お嬢様学校でナンパを行うため、バカたちは矜恃を持って、学園祭を襲撃する。 愛すべきザ・ゾンビーズシリーズ1作目!

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    投稿日: 2014.02.17
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    「君たち、世界をかえてみたくはないか?」 先生の一言で、動き出したオチコボレ男子高の「僕たち」。 その名も、ザ・ゾンビーズ。 世界を変えるために始めたこと、それは、難攻不落のお嬢様女子高の学園祭に潜入して、ナンパをすること。 ストーリー自体も、ザ・ゾンビーズがやってることも、ほーんとにくだらないんですね。 ほめ言葉として使ってますが、本当に「おバカ」です。 そのおバカさが、とにかく眩しい。 「オレたち、オチコボレ。 でも、女にもてるためにがんばってます。かなり本気です。」 そして、そのくだらなくておバカなお話の中に、はっと気づかされるものが横たわってるんですよ。 多分、こんなおバカなストーリーだから、余計にきらりと際立つのかな。 日本の学歴社会への警鐘であったり、 差別の問題であったり。 ヒロシの死でぎゅっと胸が締め付けられたりもします。 何よりいいスパイスになって物語をぐいぐい動かしているのは、朴舜臣の存在でしょうね。 在日朝鮮人。彼らがどんな差別を受けて、どんな悔しさを飲み込んで、嘲りの言葉を心にため込んでいるのか。 彼を通して、それとなく、でもしっかりと私たちの胸に響くように描かれている。 ストーリー性よりも、このスパイスたちがとてもいい味を出していて、とても奥行きの深い小説になっていると思います。 ザ・ゾンビーズ。ギョウザ、大好き! 続編も楽しみです。

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    投稿日: 2014.02.07
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    クソ格好いいよ。 正面突破だよ。 泣いちゃいました。 こんなにピュアで気持ちのいいものが他にどこにあるの?

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    投稿日: 2013.10.17
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    “Fly Daddy Fly”で活躍する“ザ・ゾンビーズ” “ザ・ゾンビーズ”誕生の経緯が描かれているからか シリーズ第1弾と紹介されてますが “Fly Daddy Fly”は高校3年の夏の冒険譚 ここにはそれ以降の卒業までが描かれているので 時系列的にはこちらのほうが遅いです 表題の物語が“ザ・ゾンビーズ”の最後の物語 この本の最後に収録されている “異教徒たちの踊り”は 推理小説の趣きもあって スピード感溢れる展開 読み手も“サ・ゾンビーズ”と一緒に疾走 病に蝕まれていく彼の最後が判るだけに 事件が解決しても 読者には切なさが残ります 映画“Fly Daddy Fly”を観た方は 舜臣が岡田君にしか見えないっていう 嬉しいおまけつき~☆

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    投稿日: 2013.10.03
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    ゾンビーズシリーズ読むのは3作目。これがシリーズ1作目かぁ。ゾンビーズシリーズは疾走感があるから好き。ヒロシにはこんな経緯があったのね…。山下は神!『レヴォリューション0』が読みたくなった。2011/098

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    投稿日: 2013.09.25
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    普段重めの本を好んで読みます。 が、この軽快で爽快感溢れる小説にスカッとしました。 アリだな。って。 読んでいて、フッと吹き出してしまう笑いの要素があるのに、人物たちの生き生きとした描写、青春物語がキラキラ輝いているように見えます。 友人に勧められて読んだ本ですが、 とてもストレス発散になりました。

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    投稿日: 2013.09.10
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    高校生の時に読んで、初めて読書が面白いと思った小説。 笑いもあって、すかっとする。 軽快に読み通せる娯楽作品。 ザ・ゾンビーズを結成し、女子高の学園祭へ侵入を試みる『レボリューション NO.3』 死んだヒロシの墓がある沖縄へ行くための資金を奪い返す『ラン、ボーイズ、ラン』 ストーカー被害にあう女子大生を守り、犯人を探し出す『異教徒たちの踊り』

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    投稿日: 2013.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大学の知り合いが読んでいてすすめられた1冊。落ちこぼれ学校のメンバーが女にもてるために本気で青春する内容。浪人して大学に入って「落ちこぼれ」っていう」ワードには敏感になってた時期だし楽しんで読めた。

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    投稿日: 2013.07.30
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    高校の描写は自分の経験からは想像がつきにくく、いい印象はなかった ヤンキー特有の仲間意識、でかいことをやりたいが脚色された話

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    投稿日: 2013.05.22
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    爽快。全員バカなのがいい。 潜入される女子校の生徒も密かに楽しみにしちゃうよね、と思えた。 ヒロシが死んだのに自分たちは年を取る。 けれど悲しんでばかりじゃなくて明るく楽しく生きてる少年たちが眩しく見えた。 アギーかっこいい

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    投稿日: 2013.02.28
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    初めて読んだときのワクワク感、読んだあとの愛しさ今でも覚えてる。 やんちゃな友達の武勇伝を聞いたような、なんだか暖かくて清々しい気持ちになれる作品。何度も何度も読み返しても、毎回面白かったと思える。 ゾンビーズの南方、舜臣、山下たちがほんとに存在して、友達になってくれたらいいのにな。

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    投稿日: 2013.02.10
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    オチコボレ軍団が 世界を変えるため 難攻不落の女子校の文化祭に 突入する青春物語 最高の仲間たちの友情には 笑えて、感動もさせられる なにが言いたいかと言いますと ギョーザ大好き! ゾンビーズ最高!! これにつきます

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    投稿日: 2013.01.22
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    “ザ・ゾンビーズ”シリーズ第一弾。 優秀な遺伝子と劣等な遺伝子を結びつけて、 新しい世界を創造する。 崇高な目的を持ち、お嬢様女子高に潜入すべく 知恵を絞るザ・ゾンビーズの面々。 ヒロシのキャラ立ちがもっと上手くいけば、 更に楽しめただろう。

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    投稿日: 2013.01.14
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    ―――オチコボレ高校に通う「僕」たちは、三年生を迎えた今年、とある作戦に頭を悩ませていた。 厳重な監視のうえ、強面のヤツらまでもががっちりガードする お嬢様女子高の文化祭への突入が、その課題だ。 大谷からの借りもん 「世界を変える」ために集まったゾンビーズが作り出す、一夏の青春。 サクサク読めて、心から笑えるエンターテイメント作品 山下、愛してるぞ笑”

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    投稿日: 2012.12.30
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    愛すべきおバカたち!阿呆だけど楽しそうでつられて笑っちゃう。 難攻不落の女子高を城攻めしたり花火をあげたり、ああ男の子っていいなと思った。

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    投稿日: 2012.11.17
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    馬鹿で真っ直ぐな高校生の不良グループ、ザ・ゾンビーズが巻き起こしたり巻き込まれた事件を描いた連作中篇作品。 作戦とかそれに伴う作戦会議とか、きっと彼らはそんな響きが好きに違いない。テレビや漫画で散々多用されていたそういうシーンに憧れて、フィクションの主人公になりたくなったやつらの集まりがザ・ゾンビーズであり、その為に、結局のところ作戦の趣旨である誰々を守りたいとか、あいつの為に、とかは後付けの理由になって、ただカッコよくありたいという男として単純な動機が真っ先に存在しているのが読んでいて気持ちいい。 もちろんそこから広がる、ある意味暑苦しいカッコつけられた人間ドラマも魅力的。

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    投稿日: 2012.11.12
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    この本を読んで男の子を羨む女の子がいたら、俺は男に生まれたことをちょっと自慢するね。 「面白いぜ、男子!」って。

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    投稿日: 2012.10.04
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    この本に出会えて良かった。 初めて読んだ金城一紀さんの本です。 こういう男の子っぽい小説いいなぁ。 レビュー書くために読み直そうと思ったら本棚にない!! なぜ!? 誰かにプレゼントしちゃったくらい好きな本です♡

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    投稿日: 2012.10.04
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    ザ青春小説って感じですね。 個人的にこのジャンルは読まないので、可もなく不可もなくといった感じでした。

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    投稿日: 2012.09.22
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    再読。 著者の「GO」と云う作品は何度も読み返すが、この作品は二度目かな。 青春のほろ苦さと共に、笑顔や幸福感を読者に与えるのは、著者の素晴らしい所だ。 そんな金城一紀に私は惚れてしまった。 表題作も含め、3短編収録。 中でも「ラン、ボーイズ、ラン」が好き。 この気持ちは近しい人を亡くして初めて味わった。 今でも罪悪感が残る私には、この作品を読んで少し救われた気がする。

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    投稿日: 2012.09.19
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    自分の学生時代にはなかったタイプの本。 今読んですげえいい気分だけど、ザ・ゾンビーズと同じ年頃だったらどうだろう? 当時はひねくれていたし、小難しいものことが好きで、そういう世界に憧れていたのだ。 彼らと違う世界にいながらシンパシーを抱けるのは何故だろう。だいたい分かってるんだけどね(^^)

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    投稿日: 2012.08.27
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    これはまずい。 面白すぎる。大好きすぎる! 電車の中で読んでたら、 ニャニャして読めなくなってしましました。苦笑 疾走感、青春、力まかせなカッコ良い小説です。 とにかくタフで優しくてカッコ良い不良のお話。 「君たち、世界を変えてみたくはないか?」 生物教師のドクター・モローの一言をきっかけに 僕たち「ザ・ゾンビーズ」は動き出した。 作戦を練る僕、 最強の舜臣、 リーダーのヒロシ、 情報屋のアギー、 ヒキの強い山下、 とにかくキャラの濃い面々が登場します。 難攻不落の聖和女学院の学園祭に潜入を試みる 『レヴォリューションNo.3』 大事な友人に会いに行くために、取り戻すために沖縄に向かう 『ラン、ボーイズ、ラン』 ストーカー退治を依頼され、捜索に乗り出す夏休みの冒険 『異教徒たちの踊り』 本当、 どれもバカで面白くて笑えるけど カッコ良くて強くて、 友情にホロッとくる。 僕が抱かれてもいいと思ってしまう アギーの笑顔や、 きっとしなやかに踊るように飛び回る舜臣や、 どんな状況もぶっ壊せる、偉大なる山下や、 シュショーを夢見る前歯が一本欠けているヒロシや、 とにかく魅力的すぎて会いたくなる。 「みんながまた、へへへと、笑った。  僕と舜臣も釣られて、へへへと、笑った。  負の状態は一掃された。」 「『愛してるぞ』  みんないっせいに立ち上がった。  世界が、僕たちの世界が、正常に機能し始めた。」 不可能を可能に出来る仲間、素敵すぎました。 フライ・ダディ・フライで、またザ・ゾンビーズに会える。 早く読まなくちゃ。

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    投稿日: 2012.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    金城作品は、FDFに続き読むの2作目。 表題作「レヴォリューションNo.3」、「ラン、ボーイズ、ラン」、「異教徒たちの踊り」の3つの短編集。 時系列は「異教徒・・・」>「ラン・・・」>「レヴォ・・・」の順。 FDFでも出てきた、いわゆる落ちこぼれ男子校の「世界を変えるため」のグループ、ザ・ゾンビーズのメンバーの一人、南方くん(この名前出てきたの、最後のお話でした。ある意味すごい)が主人公の青春小説。 下半身でモノを考えちゃう感じがああ思春期だなあって感じで面白かったけど、時系列の通り話を読みたかった気がする。 2作目(「ラン・・・」)のヒロシの扱い・・・あんまりな気がするんだ・・・。 3作目(「異教徒・・・」)ではまだ彼が元気なだけにちょっと微妙な気分になる。うーん。

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    投稿日: 2012.08.16
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    ちょっとありえないんだけど、こんな高校生活送れてたら(いい意味でも悪い意味でも)人生変わったろうな~、って一冊。 朴舜臣がカッコよすぎる。そして山下は、一家に一台(笑)

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    投稿日: 2012.07.26
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    何回「ち○ぽこ」という言葉が出てきただろう。それを見るたびにニヤリとしてしまう僕はザ・ゾンビーズと同じレベルかもしれない。いやそれ以下か。 彼らのように破天荒なことはしてなかったけど、自分の高校時代を思い出して懐かしくなった。テスト前だというのに、友達6人ぐらいとファミレスで勉強会という名のおしゃべりに勤しんだこともあったなー。翌日の物理のテストは案の定死亡。 そんなことはさておき、本書は最後の終わり方がかっこいいと思います。 「なにがあっても、踊り続けるんだ」 これだけだと、?って感じですが通して読んでいくといいですよ。ズバッ!って感じです。映画を例にとると、俳優が鋭い目をしながらこのセリフを吐く。その後、スクリーンが暗くなると同時にダンッ!って音がするイメージ。 爽快感溢れる一冊。

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    投稿日: 2012.06.06
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    先生のおすすめで読んだ本。 自分じゃ選ばん感じの本だったけど、一晩で読んでしまうくらいおもしろかった。 なんか、あほやなあ(笑)と思いながらも、人として大切なものをザ・ゾンビーズは持っていて、笑そうになったり泣きそうになったり。高校生だからこそ持っている感性みたいなものがありのままに描かれていて、こんな気持ち忘れたくないな、と思った。 個人的には、舜臣がめちゃくちゃかっこよくてすき!一度会ってみたい。笑 4部作になってるらしいし、続きも読んでみる。

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    投稿日: 2012.05.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    表題の「レヴォリューションNo.3」と、続編の「ラン、ボーイズ、ラン」、書き下ろし作品「異教徒たちの踊り」で構成されている。 「異教徒...」の前フリで、しばらく「あれ?主人公違う?別の話?」と不安になった(実際のところ作家に言わせると「余話」だそうだ)とき、この世界に思いのほかハマっていたことに気づいた。 全体的にテンポよく、やや言葉が直接的すぎるものの、青春小説らしいサッパリ感が半端ない。 著者曰く彼の作品は「在日文学」だそうで、この作品でもそういった登場人物、エピソードが描かれているが、あくまで登場人物からの世界観でしか語らず、しつこさも主張も私は感じなかった。ただし知らずに読んでいた私が「あれ?」と思って調べるほどには見て取れるので、偏見のある方は注意。

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    投稿日: 2012.04.18
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    学生たちによるバカふざけ的なノリの小説はあんまし読まないんだけど、これは面白い。 登場人物はみんな魅力的で、特に舜臣がかっこいい! 3番目の話がミステリーの要素もあって面白かった!

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    投稿日: 2012.03.24
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    No.3なのにゾンビーズ第1弾。 年頃の(底辺校の)男の子達が、女の子やお金に向かってわいわいするお話。書き方がうまいので軽妙で、爽やか。 感想を一言で言ってしまえば「青春」「爽やか」なのだけど、友達の病気とか差別問題とか、若気の至りだけではどうにも解決がつかないものが奥底にあるのがいいのです。

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    投稿日: 2012.03.07
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    世界を変えてみたくないか?落ちこぼれ男子高校生たちが、今の瞬間を生きる青春小説。女子校の学園祭に入りたいというバカな計画を真剣に、なお、面白く書き連ねる物語。大人になることや、社会の矛盾に疑問を持つゾンビーズの率直な言動、行動が、自分のしょーもない建前を補正させてくれる。金城さんのストレートな物語がいつも胸にささる。 作中名言はここ最近で一番響いた言葉。 作中名言「ある記事の見出しは、全ての主婦が亭主の不在時に浮気してると決めつけ、ある記事の見出しは、全ての在日が犯罪者だと決めつけていた。 例えば、将来僕が勤め人になって、こんな吊り広告ばかりの電車に乗り続けたら、どうなるだろう?気がついたら世の中を斜めに見る様になって、そのせいで色々なことにすぐ失望する癖がついて、そのせいで何事に対しても諦めが早くなり、そのせいでいつも愚痴ばかり言っているつまらない人間になるのだろうか? 僕は変態になってもかまわない覚悟で視線を元に戻す。」

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    投稿日: 2012.02.29
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    「君達、世界を変えてみたくないか?」こんな言葉を多感な十代の時に言ってくれる大人が近くにいてくれることはかなり貴重なことだと思う。自分を犠牲にしても友達を守ろうとしたりお互いをリスペクトしあえたりみんなでやんちゃしたり、、、こんなに大切に思える友達がいることがうらやましい。高校生くらいの時に読んでいたら今と違う感想だったかも。男子目線の話っていうのもあり大人になった今はちょっとのめり込むまではいかないかな。☆5つ。

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    投稿日: 2012.02.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    革命的オバカストーリーが炸裂する、ザ・ゾンビーズシリーズ第一弾。 「君たち、世界を変えてみたくないか?」オチコボレ男子校に通い、死んだような毎日を送っていた「僕たち」は生物教師ドクター・モローの言葉で突如生き返り、世界を変えるために行動を開始する。その方法は――難攻不落のお嬢様女子高の学園祭に潜入し、ナンパを成功させること! いやーおもしろかった。みんなアホで、バカで、キラキラしてて。金城一紀おもしろいよね?シリーズ全部読みたい。

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    投稿日: 2012.02.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    続編だと知らなくて「フライ、ダディ、フライ」を先に読んだのだけど、個人的にイマイチだった。そこでこれを読んでみたんだけど・・・ すごく良かった。続編にある無理やり感のある屈折した暴力じゃなくて、ゾンビーズ達の、曲がってるけど突き抜けるような青春がステキで、ヒロシのエピソードも、ただの泣かせ話になってなくて、彼らなりの厚い熱い友情が描かれてた。

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    投稿日: 2012.01.24
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    「ザ・ゾンビーズ」シリーズの第一弾です。ばかばかしいまでの動機にリビドー全開で挑む彼らがものすごくまぶしく見えたのは、僕が少し年を取ったせいなのでしょうか?それはさておき、個性的な面々が活躍します。 僕が高校生のころといえば、ザ・ローリング・ストーンズの「黒く塗れ!」でウォークマンで一日中聞き倒してそのまま3年間をフルスゥイングで棒に振ったという、ザ・ゾンビーズの「懲りない面々」からは程遠い高校生活を送っていました。 それはさておいて、 「君たち、世界を変えてみたくはないか?」 という黒のタートルネックにブルージーンズ姿の男が言い出しそうなこの台詞を生物教師の「ドクター・モロー」こと米倉先生に一年生のときにいわれ、難攻不落のお嬢様高校の聖和女学園の学園祭に忍び込み、そこでナンパしてカップルを作るというリビドー全開の行動に出るために、ありとあらゆる障害を乗り越えていくという話で、 こう書いてしまえば実もふたもないんですけれど、登場人物のザ・ゾンビーズの面々がこれまた個性的で、南方や萱野そして一番腕っ節の強い舜臣や、ゾンビーズとはつかずはなれずの距離にいるアギーこと佐藤・アナギルド・健も個性が強い連中をここまで登場させる。物語は読んでいて爽快感があるなと感じました。 このほかに収録されてある「ラン・ボーイズ・ラン」では卒業旅行にとかき集めた資金を奪われ、それを奪還する話や、「異教徒たちの踊り」はストーカーの被害に悩む就職活動中の大学生、吉村恭子の相談に乗ったりとまぁこれまた多種多様の活躍をするので、途中から 「こんな高校生いないだろう!?」 という突込みが頭をもたげてまいりましたが、それ以上に面白かったので、それはそれで良しということにします――。

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    投稿日: 2012.01.16
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    中学時代にこの本を初めて読んだが個人的にはいまだに自分に大きな影響を与え続けていると思っている。まさにバイブル。 「小学生の徒競走みたいに今あるシステムから走って逃げればいい。」 「君たち、世界を変えてみたくはないか」 などといった名言が多い。 概要は高田馬場付近にある落ちこぼれた某工業系男子高校生達の話である。そう聞くと中学生や高校生に読ませたら不良に走ってしまうのではないかとの懸念もあるかと思うが、個人的にはむしろそれ位の時期に読んでほしい本である。 仲間の大切さ。これから出ていくであろう社会というものを高校生の視点から描いた名作、ザ・ゾンビーズシリーズの第一作目である。

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    投稿日: 2012.01.07
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    「君たち世界を変えてみないか?」 ワクワクドキドキゾクゾク感。 読むだけでテンション上がる。 自然と顔がにやける。 最高の青春小説。

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    投稿日: 2012.01.04
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    ワクワクする話だけど、登場人物が高校生ということもあって幼い感じがした 高校生のときによんでおきたかったなー ちなみにこれはなにかに連載されてたもの?話の順番はバラバラだし説明も重複してる

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    投稿日: 2011.12.23
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    実際はこんなことまで できないだろうと思うことも やってのけちゃうザ・ゾンビーズ。 青春っていいなー! “異教徒たちの踊り”は ちょっと怖かったけど 読むのが止まらなかった(*゚д゚*) こここわかったけど!笑

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    投稿日: 2011.12.07
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    「君たち、世界を変えてみたくはないか?」 オチこぼれ男子高に通い死んだような毎日を送っていた主人公たち、ザ・ゾンビーズのメンバーが、風変わりな生物教師ドクター・モンローの一言で、“世界を変える”ために生き返り繰り広げるドタバタ青春おバカ男子の物語。 “世界を変える”ために彼らが試みたこととは、難攻不落のお嬢様女子高の文化祭に潜入してナンパをすることだった 。 そんなアホな 。 なんで、“世界を変える”=お嬢様女子高の文化祭潜入、なのかなど、突っ込みたくなるようなところはたくさんあるけど、読んでいく内に、この野朗独特の空気に引き込まれてしまうのがこの小説の魔力なのかもしれない。 僕にも、ザ・ゾンビーズみたいな仲間がいて、この物語ほどではないにしても、そいつらとバカやったときのことが思い出されて、なんか妙に親近感のもてて、さらには、この本のキャラクター達が僕の悪友であるかのよう感じられた 。 しかし、特筆すべきはそのバカな部分だけではなく、金城流ともいうべき、アホな話の中に含まれている、哲学的であるような、人生の戒めともいえるようなエッセンスには、いつも“おおっ!!”と目を見張り、自分の人生の教訓とさせてもらっている。 つらいときに読み返すと元気になれる一冊がまた増えたかも。 フライ・ダディ・フライとあわせてもう一度読んでみようと思う。

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    投稿日: 2011.12.06
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    爽快で痛快で面白くてハチャメチャだけど、なんとなくじーんときたり、教訓や名言もある盛り沢山の一冊。いろいろ考えさせられることもあり、金城さんの作品は大好きです。

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    投稿日: 2011.12.04
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    ページ数は少ないが面白くて感動してうるってくる作品です。 おばかだけど愛すべきザ・ゾンビーズ素敵なやつらです。 わたしの大好きな作品です。

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    投稿日: 2011.11.06
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    はじめは下品すぎるかなと思っていたけど、だんだん気にならなくなって いって、声を出して笑ってしまいそうになることがしばしば。 「史上最弱のヒキを持つ男」山下、どんだけツイてないねん!とツッコミを 入れたくなること請け合い。 タイトルの「レヴォリューションNo.3」よりは他の2つの話の方が個人的に 好み。 基本的には、社会的少数派のザ・ゾンビーズの面々と、彼らを取り囲み、 ときに差別する世間一般やエリートとが対立する構図だけど、最後の米兵の むかし話がすべてなような気がする。

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    投稿日: 2011.10.26
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    [2011-08-30] 有名進学校だらけの区域にある、偏差値が脳死状態の血圧程低く、周りから「ゾンビ」と呼ばれている学校に通う男子高校生達、ザ・ゾンビーズのお話! ザ・ゾンビーズシリーズは全部で3部作になっており、フライダディフライでも山下のキャラがいい具合に間が抜けて面白い!!

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    投稿日: 2011.10.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ちょっと精神的にもしんどかったので ちょっとお馬鹿な笑える本を選びました。 落ちこぼれ高校生集団「ザ・ゾンビーズ」が繰りだす物語の第一弾です。 3編の物語からなっています。 続編があり、第3弾まで発売されているようです。 思っていたように笑える話でした。 登場人物の人間像もしっかり描写されていて、とても面白く読めました。 また、第2弾・第3弾も読んでみたいと思いました。

    7
    投稿日: 2011.10.04
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    おバカ話だけど元気がもらえる話だ。 金城さんの作品は反骨精神を描くものが多く、誰もが心の奥底で感じる今の世の中で当たり前になりつつある矛盾を糾弾するのが巧い。 たまに妙に鋭く、おバカ作品なのにしっかりラストは締めてくれる。

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    投稿日: 2011.09.24
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    すごく苦しくて前に進めなくて、でも今が青春なのだなとわかってる子達のお話な気がしてしまう。取り返しがつくこともつかないことも全てはすごい勢いで過去になる。いかに躍り続けましょうか?

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    投稿日: 2011.08.11