
総合評価
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powered by ブクログ自殺未遂をした娘とその母、二者の視点でそれまでの経緯やらが語られるストーリー。個人的に、湊かなえさんにしては序盤から山があってすごく読みやすかった!!母の言ってることの違和感がすごくて眉をひそめながら読んでいました。ただ、娘の言ってることも正しいと限らないためどちらも信用できないという。。誰もが母性をもちあわせてるとは限らず、作中の母はずっと娘でいたいという気持ちをもちつつあんな事件が起きておかしくなったんだろうなぁ〜。後半ちょっと落ち着いた感じしたけどおもしろかったです!!!
2投稿日: 2023.06.29
powered by ブクログ母親の変な愛情?祖母に愛されるために行動する?それを強要されている娘? 説明しずらいけどこれも短期間で読み切った作品。 単純に「続きが気になる」っていう本はあんまり出会うことがないから自分的には貴重。 これも映像化。これは見たい!
1投稿日: 2023.06.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
母に好かれようと必死な子どもたちの話。ただ、その子も母になるし、母(祖母)に好かれたい母に育てられた子は如何に育つか。また、その母子関係、家族関係は如何なるものか、が描かれていた。 結論、そんな関係はすべての人が不幸。 何をするにも母が軸になってて、幸せがすごく遠かった。子は未熟で庇護者は必要だけど、母の所有物や付属物ではない。母と子のいびつで異様な関係がありありと書かれていた。母性は先天的なものでないなら、どのように獲得すべきなのか、難しいと思った。母から無性の愛は何にも変えられない大切なものと痛感する。 娘は死んだかと思ったけど、最後の章で生き返ったようでよかった。母と娘の視点で全く違うものが見えていて面白い。
5投稿日: 2023.06.25
powered by ブクログ最後まで母親の名前が出てきてないことに、娘の名前が出てきた時に気づいた。最初から最後まで娘以外ほぼ全ての登場人物の考え方や発言が非常に不快。他者のみに生きがいを求め、自分を正当化する。だけど現実世界にたくさん居そうだとも思った。
2投稿日: 2023.06.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
叙述トリックも含まれており、楽しかった。 ここでメインの心情として描かれているのは、母親と娘だけど、父親も人知れず苦しんでいたんだろう。 自分の苦しみを言葉にして、相手に伝えることの大切さを感じさせられるストーリーでした。
2投稿日: 2023.06.25
powered by ブクログ結末以外は本当に酷い話でした。 作者さんの文章力があるので、本当に引き込まれて引き込まれれば引き込まれるほど心に負担がかかり、読んでいて辛かったです。 何度も読むのを止めようかと思いましたが、最後まで読んで良かったです。
1投稿日: 2023.06.24
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火事の中、こどもより母をたすけようし、こどもは又産めばいいからと、言う箇所は衝撃だった 最後母が子に手をかける所も意味がわからず衝撃だった その後娘が首の指痕を隠すのを読んで驚いた 終始母がお花畑で自己中 物腰や口調はやわらかで上品なのに 湊かなえやっぱりすごいな
1投稿日: 2023.06.24
powered by ブクログ何を言ってもネタバレになりますのでなにも書きません。ただ、1回読んだだけではわからず、何度も何度も読み、その度に謎が増え何度も楽しめました。まだわからないことがあります。ミステリーとして、私のなかでは最高でした。
2投稿日: 2023.06.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
マザコンの母が自分の娘に「自分なら母のためにこうするのに」という思い、過去にお母さんから言われた言葉を全うしようとする思いから、家族関係が円滑にいかず、娘は過去のショックで自殺を図る。 この本を読み感じたことは、言葉に出して自分の気持ちを表現する大切さである。また、相手は変わってくれると過度に期待しすぎることもよくないということである。 反面教師として子育ての参考にしたい。 普段から振る舞っていない人こそいざ聞かれた時に大袈裟な言葉を使って表現をする、という登場人物の言葉は、本書の本質の部分ではないと思うが、なるほど確かにと、ハッとさせられた。
2投稿日: 2023.06.21
powered by ブクログ映画見た後に即購入し読みました 娘(静佳)が母(ルミ子)に愛されていなかったように母(ルミ子)も本当の意味で愛されていなかったんだろうな。 身なりを整える。可哀想な人には優しくする。相手の欲しい言葉を言って喜ばせる。どれもこれも他人からの見られ方を気にしているだけ。 おばあちゃん(ルミ子母)は孫(静佳)には無償の愛を与えられていたけど自分の娘(ルミ子)には厳しく躾けたんではないかな。 おばあちゃんのそのまたおばあちゃんも同じように愛とは呼べないような愛を母から受け取り、娘へ。 こういう母と娘の形は連鎖していくんだろうな。 静佳のお腹の中の赤ちゃんはどんな愛をもらって大きくなっていくんだろう。 話の中で静佳の名前が全然出てこないの、愛されていないのがとっても伝わってくる。 とにかく終始苦しかった。 映画には出てこなかった憲子や英紀や桜などがいて全く同じ内容ってわけではなかったから楽しんで読むことができた。 2023.6.18〜6.21
4投稿日: 2023.06.21
powered by ブクログ母が娘に見ているもの、娘が母に見ているもの、そのすれ違い、ギャップを、両者交互の独白の形で描いている。性別によらず人間誰しもこういう所あるかもとひやりとさせられる描写もあったりした。最後のオチがちょっとわかりづらかったかも。
1投稿日: 2023.06.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
母性とはなんなのだろうか。 子どもが生まれた瞬間に母性が生まれるものではないし、親子だからといって全ての行動、感情が一致するわけでも、理解できるわけでもない。 「母に認めてもらえないなら、自分だけでも、自分を認めてあげなくてはならない。」 母に認めてもらえないのなら、と自分で自分のことを愛してあげられたら良かったのかもしれないが、幼少期からの満たされない思いや母の思いに応えなければ、と日々自分の感情を押し殺していた娘にとって、いつのまにか母の望むこと=自分のやるべきことになってしまっていたのだろう。ある種、依存のような関係であり、自分で考える、決めることができない状態のような感じだったのだろうか。 娘と母それぞれの視点から同じ出来事が語られるが、一方は嬉しくて涙を堪えようと下を向いた姿がが一方には愛想のない姿に見えてしまっていて、一つ一つの親子の関わりが絶妙にすれ違ってしまったことで事件が起きてしまったのだろうと感じた。 「自分が求めたものを我が子に捧げたいと思う気持ちが、母性なのではないだろうか。」 祖母はどんな気持ちで母(ルミ子)を育てていたのだろう。 自分が母親になってから読んだらまた違う感情が生まれるのかもしれないと思った作品。
1投稿日: 2023.06.19
powered by ブクログ終始分かるようなよく分からないような感じだったけど、続きが気になってサクサク読めた。 独特の雰囲気が私は好きだった。
1投稿日: 2023.06.18
powered by ブクログ陣痛来ながら読んだ。愛情のすれ違い。 私は全く共感できなくて知らない感情で興味深かった。 子どもが産まれても女は母か娘らしい。私は娘にはなれなかったけど母にはなりたい。 完璧なおばあちゃんの内面が気になる。
1投稿日: 2023.06.16
powered by ブクログリードにしてもミスリードにしても、読者の転がし方に長けた作家だと思う。逆にそのそつの無さに白けてしまう瞬間があると訴えるのは贅沢すぎるか?(←ずいぶんエラソー)
15投稿日: 2023.06.14
powered by ブクログ母と娘の愛情の行き違い 読んでいてとても苦しかった、、 湊かなえ代表作ですが今まで読んだことがなかったので、映画を観る前に原作をと思い読みました。 とても良かったですまた読み返します。
1投稿日: 2023.06.13
powered by ブクログ人から愛された者のみが人を心から愛せると思っていたがその考えが浅はかだったと痛感。 人によって受け取り方が多様な作品だと思う。 この話に共感できる部分があることに気づき悲しくなった。また気づけないこともおめでたいが悲しくもあると思う。気づけない人間がいつまでもおめでたく居られることを祈る。
3投稿日: 2023.06.12
powered by ブクログ母親を庇うために表立って、父や祖母に歯向かう娘。健気だなぁと思った。それを母親は疎ましく感じてしまってるところもあって。なんて想いは通じないんだとイライラした。母親からの愛が欲しくて子が親の役割を担ってしまうことってあるある。やっぱり無償の愛とは、子から親に注がれている。子は親の愛を欲してしまう。
15投稿日: 2023.06.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ー時は流れる。 流れるからこそ、母への思いも変化する。 それでも愛を求めようとするのが娘であり、自分が求めたものを我が子に捧げたいと思う気持ちが、母性なのではないだろうか。ー 実の母を鬱陶しいと思う、この気持ちは母に愛されているからこそ抱くものなのだと、薄々感じてきた気持ちを、まさか本から自覚されられるなんて。 母は反面教師だと思っていた。自分がされて嫌だったことは、もし自分が母親になることがあればしない、自分ならこうしたい、そうして種としてアップデートしていくのが家族を繋ぐことだと思っていた。裏を返せば、自分がして欲しかったことを、子供に捧げている、子供もそれをきっと繰り返す。そうした母性だけが、母から娘に受け継がれていくのではないか。 血のつながりがあるとはいえ、お互いが望むことを全て達成することは難しい。そうして、「してほしかったこと」が、次は「自分がしてあげたいこと」に変化し、中身だけが形を変えながら、母性を携えて受け継がれていくのではないか。全て達成できないからこそ、母性は産まれるのではないか。完璧な母など、母ではない。してあげたいことがないことは、すなわち母性がないことになるから。 子供を産み育てる上で、母を思い出さない日はないだろう。
2投稿日: 2023.06.10
powered by ブクログずっと苦しかった。 「私」が母を狂信しているがあまり「母」になれず、「わたし」とずっとすれ違っているのがつらかった。自分がしてもらったことを他の人にもしてあげたいというのは一見よく見えるけれど、押し付けにもなりかねないよなあと思う。
2投稿日: 2023.06.07
powered by ブクログ主人公である「私」(母親の方)は自己愛性パーソナリティ障害で、「私」と「お母さん」(おばあちゃん)だけの世界を作りたい人なのかな?、どんな後味悪い結末なのだろう、と思いつつ読み進めた。 確かに「私」は「わたし」(娘の方の主人公)を本当の意味で愛していなかったかも知れない。 ただそれは、「私」と「わたし」の誤解とすれ違いの生き様でもあった気がする。 そして最後の最後での大どんでん返し。 お見事。まんまと騙された。 この作品は映画にもなったらしいが、これを映像化するのは難しかっただろうな。
1投稿日: 2023.06.07
powered by ブクログ語り手が変わることで話の真相が徐々に分かる感じ。 インプットが主観のため何が正なのか踊らされる 実世界でも当てまり
18投稿日: 2023.06.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
中3以来10年ぶりに読んだ。映画みてこんな話やったっけ?って思ってもうた。原作の一部は映画ではしょってるのは恒例やけど。 11年前の台風での火事での出来事を機に家族は何かを求めるように過ごしてきたんやなって気がした。 父の行動、母、祖母のやりとりの後の行動でその後の旦那の実家での過ごし方が変わってるような。 嫁姑問題がうまくいかないってよくきくけど、この作品の場合嫁姑問題は最悪やし難癖つけてくるし、無給なうえに家事や田んぼを全部、母に押し付けるとかいう殺意すら覚えるし。 根本いうたら母は娘を愛そうとしたし、娘は母に愛されたいと願ってたと思う。火事が原因で歪んだんやろな… 娘の未来が闇一色から、報われたらいいな。
1投稿日: 2023.06.03
powered by ブクログ映画は見てません。 どんでん返しのような驚ける描写などがなく読むのに時間がかかりました。母と娘のすれ違い、母と義母との関係が悪い日常が書かれていることが多かった。生まれ育った環境によると思いますがあまり親子の関係性を理解できませんでした。ひと昔前の描写があり、男は仕事をして女は家事をする、義母のめんどうも嫁いだ嫁の役割みたいな世界観。
0投稿日: 2023.06.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画化もあり話題だったから読んだ、けど、湊かなえさんの作品としては印象薄めだったな。最後はハッピーエンドだったのが意外。
1投稿日: 2023.06.02
powered by ブクログうーん、 私にはちとしんどかったかも。 親から受けた愛を、 自分の子供にも同じ様に与えるから、 同じ様に育つだろう。 そんなことは無いよね。 子供も1人の人間だからね。 尊重しなきゃね。
69投稿日: 2023.05.25
powered by ブクログひさびさの湊かなえ作品。合う合わないあるようだけれど、私は好きでした。 …映画化されたので図書館で借りよう〜と思ったら約200人待ち!映画の影響力ってすごい(°_°)忘れた頃に届き、あっという間に読了。 母にだって母がいる。 娘を産んだからって、娘を一番に思う「母」に簡単になれるわけではない。 娘と母がなかなかうまく言葉を交わしきれず、娘の母を思いやる気持ちが伝わらなかったりするのが、もどかしかった。 こんなに働き者だし、パートとかで働いてアパートに住んじゃだめなのかな…なんて思いながら読んでいました。あんなお家に住むの、心が壊れそう…
2投稿日: 2023.05.25
powered by ブクログ子供を産んだら全女性に母性が生まれるわけではなく、ずっと母親からから愛される子供でいたい人も存在するよね。 私も多分ルミ子に近く、子供はいるけど未だに母性とはなんぞやとおもう。 家が火事になる件、話が進むたびに真相がわかってくるのが面白かった。また湊かなえ作品は一つの事件を色々な視点から描き、語り手が変わるたびに真相が見えてくる。 1人の視点では見えない真実がたくさんあるんだなと思った。
3投稿日: 2023.05.21
powered by ブクログ他人に期待しすぎる。自分が頑張れば状況を変えることができる。この考えが極端に強いと、悲劇につながる可能性があると感じました。 ただ、少しばかり善人を皮肉に書きすぎているかもしれません。私はこの小説にでてくる母にも娘にも好感がもてます。
1投稿日: 2023.05.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これが書けたら作家を辞めてもいい。その言葉に引かれて読んだのだが、悪い本ではないんのだけれど私の理解力が乏しいのか絶賛するほどの本ではなかった。女だからって母性が必ずしもある訳ではないのかもしれないけど、子どもは親には愛されたいと思うだろうし…。難しい作品だった。また時間を置いて読めば何か思うことが変わるだろうか?
1投稿日: 2023.05.19
powered by ブクログ母と娘の関係を考えさせられた作品 嫁ぎ先にも恵まれず、大変そうだった中で娘とも旦那ともすれ違い可哀想だった
2投稿日: 2023.05.17
powered by ブクログ決して気持ちいい読後感を味わえるわけではない。 ずっと沈んでいく、暗くて重い。 そこがいい、とは思いますが気分が浮かない時に読むと本当に底のない落下を味わいます。 注意、と書かなければならない独特な陰鬱さがあります。
1投稿日: 2023.05.17
powered by ブクログ「子供はまた産めばいいけれど、お母さんは1人しかいない」このセリフ、数年前に読んで以来ささくれの様にずっと心に引っ掛かってる
1投稿日: 2023.05.16
powered by ブクログ母と子にまつわる話。 母性愛や、母性神話も湊かなえ作品になるとこんなにも狂ったことになるのかと、読みながら気持ちが沈む。 知らないだけで、こんな親子関係も存在するのかもしれないけど、読破後の気分が重い。 耐えきれず本棚からは処分した。 親子関係がいいので理解に及ばず。
1投稿日: 2023.05.10
powered by ブクログ衝撃的な内容だった。 どうしてこんな世界が描けるんだろうって疑問に思うほど。それほど不思議で不気味な作品だった。 子供から見る視線、大人から見る視線がこんなにも違う。
6投稿日: 2023.05.06
powered by ブクログ事故か、自殺か、殺人か――。 母の手記と娘の回想が交錯し、 浮かび上がる事件の真相とは。 圧倒的に新しい、母娘ミステリー! 女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。 母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。 世間は騒ぐ。これは事故か、自殺か。 ……遡ること十一年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、突如奪い去られていた。 母の手記と娘の回想が交錯し、浮かび上がる真相。これは事故か、それとも――。 圧倒的に新しい、「母と娘」を巡る物語(ミステリー)。 【目 次】 第一章 厳粛な時 第二章 立像の歌 第三章 嘆き 第四章 ああ 涙でいっぱいのひとよ 第五章 涙の壺 第六章 来るがいい 最後の苦痛よ 終章 愛の歌 解説 間室道子 母の手記と娘の回想でストーリーは進んでいく。 母と娘の見解がここまで違うか...とお互い愛していることは間違いないのに、思想のすれ違いにモヤモヤしながら、ずっと辛い気持ちで読んでいた。 ずっと辛い気持ちだったが最後は後味悪いということはなく、平和に終わってそこに救われた感じがした。 母はなぜ?と娘に失望し、娘は母の愛を受けたいと好かれたいともがく姿に心が痛んだが、愛情表現の少ない日本にはこのような家族は多くいるのではないかという気持ちで読んでいた。
2投稿日: 2023.05.06
powered by ブクログ考えさせられた…。 母性って何だろう…。 今の私に刺さる言葉がたくさんあった。 文章の構成もよくできていて、なるほどーと思った。
2投稿日: 2023.05.05
powered by ブクログ久しぶりに短編ではない本を読んだ気がする。 語り手が変わると物語の見方も変わる。 「愛とは何か」は、「自分にとって」がそれぞれ隠されているのだと思う。
1投稿日: 2023.04.30
powered by ブクログ私は自立した娘を持つ母ではありますが、気がついたら娘の立場にたって、田所家に参加していました。再読したらまた違う立場で読めるかもしれません。愛とは、何なのか。親子が感じ方捉え方、噛み合ってないのが、辛かった。
2投稿日: 2023.04.26
powered by ブクログ愛する側が、愛だと思って愛する形と、愛される側が、愛されたいと願っている形が必ずしも一致するわけではない。そこに誤解が生まれ、ひいてはお互いの関係を破滅に陥れてしまうことがある。 この小説に登場する母娘の関係が修復されるきっかけとなったのは、育ちの中で痛みを負いながら、妻を裏切る行為をした存在感の薄い父親の故であったというのは皮肉だ。 「愛」について考えさせられる一冊。
3投稿日: 2023.04.26
powered by ブクログ愛って難しい。お母さんは娘を自分の母親より愛せず、けれど、母親がしてきたように愛情を注いでいると思い込んでいる。娘も愛してくれていると疑わない、嫌われたくない。そんな歪な関係でずっと苦しくてそれぞれの愛の形があり、人には愛すべきものがあるんやなとおもたで。
1投稿日: 2023.04.23
powered by ブクログ母性のある母親、母性のない母親、娘として愛されたい母親、母親に愛されたい娘…女として産まれていろんな顔があり、その立場の違いがうまく噛み合わないと家族になるのは難しいんだなと… 世の中産まれたら娘になり、子ができたら母親になると思っている…でも本当はそうではなく、それぞれがたくさんの努力をして成り立っているのかも…
5投稿日: 2023.04.20
powered by ブクログ母性とは、愛とは何なのか 無意識なのか娘に強く当たる母 それでも母を守りたい、母に愛されたい娘 お互いに様々な悲劇 女性にしかわからない部分もあるが とても入り込んで面白かった
1投稿日: 2023.04.20
powered by ブクログ愛とは良くも悪くも自身のエゴであり、そのエゴを私はみらいの子どもだけでなく大切な人たちに押し付けないよう、気をつけたい。
2投稿日: 2023.04.16
powered by ブクログ衝撃的な始まりにすぐに引き込まれた。なぜ、娘は自殺しようとしたのか。その背景が母の手記、娘の回想、母性についての3部で進んで行く。同じ出来事も母の手記と娘の回想ではとらえ方が違い、記憶の違いや無意識に忘れようとしている部分など、読み進めていくうちにその違いが何であったのかが埋められていく感覚が面白かった。読んでいて田所家の酷さにムカムカしてしまったが、それだけ入り込んだということの証で、読後感は良かった。
0投稿日: 2023.04.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
生きとし生けるものなら、きっと誰もが思う「親から愛されたい」 彼女達に見えている光景は、現実なのか幻想なのか。 純粋すぎる想いは、全てを歪ませてしまうのかもしれない。 最後の彼女の話が真実であって欲しいと願わずにはいられない。
2投稿日: 2023.04.16
powered by ブクログ母親の実母への心酔ぶりに狂気を感じ、また、娘と母とで同じ物事に対して全く違う感じ方をしていてもはや恐怖だった。 最後の解説が、「なるほど!そういう分析があるのか!」と面白く感じた。
0投稿日: 2023.04.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「愛能う限り」という言葉が読む前と読んだ後で全く異なる印象を持つものになった。「後ろめたい思いがあるからこそ、大袈裟な言葉で取り繕っている」とあるように、「私」は心から娘を愛していたわけではなかったと思う。娘と正面から向き合う事無く、自分の母親がどう思うかを気にかけていた結果、娘にとって歪な形の愛が押し付けられているのだと思った。 最後の「自分の求めたものを我が子に捧げたいと思う気持ちが、母性なのではないだろうか。」という言葉が印象的だった。娘である「わたし」にとって、「触れる」ことが愛の象徴であったように思う。おばあちゃんが布団で足を温めてくれたり、母がハンドクリームを塗ってくれたように、自分の子供にもやさしく触れてあげるのだろうなと思った。
1投稿日: 2023.04.15
powered by ブクログ母の手記と娘の回想が交互に続く。同じ出来事でも、全く見えかたが違っていて、ミステリーを解いていくかのよう。 母性のある人、ない人がいる。いわゆる母の愛って、どんな形をしていれば良いのか?自分の娘と自分の母親を選べと言われて、母親を選ぼうとする心情は私には考えられないけど、母親なら娘に無償の愛を注ぐのが当然、というのも思い込みに過ぎない。 母の愛をひたすら求める娘の心情が、いじらしく痛ましい。娘って、多かれ少なかれ、母の求める姿でいようとするところがあるように思うので、それが全く届かない状態だったら絶望的にもなる。娘の自殺未遂という行き着くところまで行って、ようやく家族の再生が始まるなんて、信じられないくらい長くて辛い道のり。それがこの家族にとって必要な過程だったのかもしれないが、その前にどうにかならなかったのかという気にもなる。
1投稿日: 2023.04.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
湊さんのイヤミス、やっぱり嫌いじゃない。 久しぶりに読んだ湊作品。映画化されたな〜って言うのを機に読んでみようと思って。 母性とは、女性は皆生まれ持って備わってるのか、子供を産んで少しずつ自然に芽生えていくものなのか… う〜ん、こういう子供のままでいたい母、母になれない母は世の中に沢山いるんだろうか? 自分の中の常識が覆させられると言うか、当たり前と思ってる事は、本当に当たり前なのか?と問われる作品だと思う。 最後は『ん?』って違和感と共に、冒頭読み直してちょっとだけ気持ちがマシになった。かな。
1投稿日: 2023.04.13
powered by ブクログ同じ体験、同じ空間で同じ時を過ごしたとしても、受け止め方は人それぞれ違うことがあり、言葉によって深く結びついたり、足りない言葉によって深く傷ついたりするのだと改めて気づいた。 「これくらいわかってくれてるから言わなくてもいいだろう」ほどの勘違いはない。 感謝は何度でも相手に伝えたいし、自分の気持ちにも蓋をせずに表現したいと思った。 映画も見たくなった。
3投稿日: 2023.04.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分で読んだだけでは、教師は最後は特に絡んでこないのか、娘が不憫、ラストはハッピーエンドの雰囲気なのにモヤモヤがすごいという三点が気になっての読了。 解説サイトなどを読んで ・事件を気にしていた教師が清佳であること ・話が母親の「手記」と娘の「回想」で進むため、それぞれの話の真実を知るすべはなく、また第三者から語られるストーリーがないため、物語の真偽を考えるのは読者に委ねられていること ・娘の回想では母親に殺されそうになったのに、ラストでは、ドアの向こうに待つ母がいるだけで幸せと言っている恐さ ということを理解でき、納得。 それを知ると、この話の凄さがわかり、また面白さがある。 ただ自分だけでは、大事な部分が理解できず、よくわからないという印象で終わってしまった。 読み進むめる上では、常に続きが気になり、気付いたら一気に読んでしまう一冊。
4投稿日: 2023.04.09
powered by ブクログ娘が母を憎んだりせず愛されない自分を憎み、ただひたすらに母からの愛を欲するのは何が彼女をそこまでさせるのだろうかと思った。子供ってそういうものなのか。
1投稿日: 2023.04.08
powered by ブクログ映画化された本作を読んでみた 湊かなえさんの作品をちゃんと読んだのは始めて 流石に人気作家だけあって、文体が読みやすく、登場人物の心理描写の表現が素晴らしい。 イヤミスなのかと思ったが最後の終わり方は期待をもたせる内容なのでほっとした。 母と子の結びつきは強いだけに、ときに狂気にもなると考えさせられた作品
2投稿日: 2023.04.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
出だしの新聞記事と、物語の進み方になんとなく の違和感を抱きつつ読みましたが、最後まで読むと、「あ、そういうことか」とやっと気がつきました。(笑) 記事で市営住宅から落ちた子と、主人公の子は別なんですね。 よく分かって読むと、本当に面白いです。
1投稿日: 2023.04.03
powered by ブクログんー。 湊かなえさんは私にとっては当たりハズレが大きいかも。これは映画化されたので期待してたけど全く響かなかった。 母性という言葉がもはや古典的だし、ストーリーもなかなか入り込み辛かったかな。 映画化されると印象がまるで変わるストーリーもあるから、映画の方に期待します。
16投稿日: 2023.04.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
p.286 「子どもを産んだ女が全員、母親になれるわけではありません。母性なんて、女なら誰にでも備わっているものじゃないし、備わってなくても、子どもは産めるんです。 子どもが生まれてからしばらくして、母性が芽生える人もいるはずです。逆に、母性を持ち合わせているにもかかわらず、誰かの娘でいたい、庇護される立場でありたい、 と強く願うことにより、無意識のうちに内なる母性を排除してしまう女性もいるんで す」 素晴らしい文章だと思いました。 これからの人生の価値観が変わりました。
1投稿日: 2023.03.30
powered by ブクログ子どもが産まれたら、誰もが母性ある親になれる訳ではないことを改めて実感しました。私は子どもに関わる仕事をしていた時、たくさんの親を見てきました。生まれつきの特性のある子どもを除き、どこか変わっている子どもはやっぱり親も変わっている傾向がかなり高いように思いました。 母はおそらく過干渉気味、叱られなさすぎた故に少し歪んでしまった。愛ある適度な放任主義がいい親子の距離感ではないかと考えます。 血が繋がっているから家族だから分かってくれる伝わっているだろうではいけないと思いました。しっかりと言葉にして伝え、思いやりをもって接し、信頼し合える家族関係を築きたいです。
1投稿日: 2023.03.30
powered by ブクログ湊かなえさんの作品は、母親と娘が関係する物語が多いのね。 角田光代さんと同じ臭いがする作家さんです。 これも、祖母、母親、娘がそれぞれの視点で母親についての想いが綴られている。 子供は、親に褒められたり、叱られたくなかったり、喜んでもらえたりしたいと思って行動する。 特に娘は? その想いがすれ違うと、とんでもない事になってしまうんだね。 悲しくて、切ない物語でした。 女性の方や、娘さんをお持ちの方は、これをどう読むんでしょう。 少し重い読了感ですが、お勧めできる本でした。
0投稿日: 2023.03.30
powered by ブクログ母娘のすれ違い。それに拍車をかける不幸。いい人であろう、自分はいい人であると信じて疑わない母娘。自分が正義だと。結局は互いに母親に無償の愛を受けたいがための狂気を感じる。 母親は相手の求めてることを汲み取る事が得意と自負しているがそうは思えなかった。こういう行動をすると母親が褒めてくれるという想像に過ぎない。娘も同様だと思う。 飛び降り自殺をしたニュースの話にも、愛能う限りというフレーズが出た。この母娘だけでなく誰にでも起こりうるすれ違いということなのだろうか。 最後は丸く収まるようで、綺麗すぎる気もしたが後味は悪くなくてよかったとも思う。
1投稿日: 2023.03.28
powered by ブクログ途中はやはり胸糞悪い感じが続く。やや途中は中弛みみたいな感じがあった。最後にかけてまた面白くなってくる。子供をまっすぐに愛するというのは難しい。
1投稿日: 2023.03.25
powered by ブクログ嫌な話だったわ~! お母さんが親離れできずに母になり子離れしすぎて子が親離れできない話みたいな嫌な話~! 結果的にめでたしめでたしみたいになってるのもまた嫌だわ~!
2投稿日: 2023.03.21
powered by ブクログある女子高生の転落死、これは事故が自殺か…。母の手記、娘の回想、新聞記事を読んだ第三者の視点から語られる。 同じ出来事のはずなのに、捉え方が違うとこんなにも真実が変わってしまうんですね。 吸い込まれるように読み終えました。 おましろかった。
1投稿日: 2023.03.20
powered by ブクログ嫌な気持ちになるミステリー、そしてよく聞くがよくわからない本能の一つである母性というタイトルが気になって読み始めました。 嫌な気持ちにもなったし嫌悪感も感じたし、話の先が気になってどんどん読めました。 母と娘のそれぞれの回想がメインで話が進んでいきました。 なんだかおかしい、このお母さんまちがってはいないんだろうけどなんだからおかしいなと違和感を感じます。ただ否定もできない。 全員が母になれるかなんてわからないと自分も思っていますし役割の押し付けのようで疑問にも感じます。 そして義実家の家族が最悪でした。 とても胸糞悪かったですね笑 楽しめました。
1投稿日: 2023.03.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2023年11冊目。 久々に湊かなえさんの作品を読みました。 少しずつ途切れ途切れに読んだからなのか、単にわたしの理解力が足りないからなのか、読み終わった途端に、難解に感じました。 母の手記と娘の回想を比べると、事実の食い違い、あるいは思いのすれ違いが多いなあと。 そういうのを「読ませる」作品なのかな、と思いながら読み進めていました。 でも、それだけじゃなかった。 愛されたい気持ちは誰にでもあるものだけど、異常さを感じる表現が随所に散りばめられていて。 これも愛着障害の一種なのかな? それとは違うのかな? 読み終わってから、勘違いしながら読んでいた点が2つあることに気づきました。 ただそれは、活字だからこそ起こりうる勘違いのはず。 映画だとどんなふうに仕上がっているのか、気になりました。
1投稿日: 2023.03.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
途中まで娘の名前が出てこなくてあの子とか娘とかいう描かれ方だったりとかいろんな側面で物事をみるっていうのはこういうことかなって少し思いました。「母性」っていう部分はいるのかな?って読みながら少し思ったけどそこも重要で読み返しました、伏線さすがでした
1投稿日: 2023.03.19
powered by ブクログ母に愛されたい娘 そんな気持ちになったことないから わからんけど、愛って人それぞれ 映画も戸田恵梨香の演技が最高だった
2投稿日: 2023.03.14
powered by ブクログ読書備忘録721号。 ★★★★。 一言で表現すると・・・、重い。 母性とは与えるもの?それとも求めるもの? 17歳の女子高生が自殺未遂を図った・・・。 母親は、なんでこんなことになったのかと苦悩する。自分は愛能う限り娘を大切に育ててきたという・・・。愛能う限り?そう、どこか他人事。 物語は、母の手記と娘の回想という形で、母娘の関係性を語っていく(以下、母と娘という単語が誰を指すのか分かり難くてすみません!)。 母の手記。自分を無償の愛で育ててくれた母(娘にとっては祖母)。母が大好き。母に好かれたい、褒められたい。だから自分の娘に対して、祖母が喜ぶ行動を取るように誘導する。そして孫から慕われる祖母は孫を愛す。そして自分の娘(母)も母性で愛す・・・。 娘の回想。母に愛されたい娘。母が喜ぶような行動をとる。そして自分を愛してくれる祖母が誰よりも大好き。祖母の布団に潜り込むのが大好き。 そして、悲劇が起こる・・・。 土砂災害。祖母、母、娘が住む家が土石流に飲み込まれる。祖母の布団に潜り込んでいた娘は、祖母と共に土石流で倒れてきた箪笥の下敷きになる。 (娘の)母は母を助けたい。自分の娘より母を助けたい。しかし、祖母(母の母)は孫(娘)を助けろと。自分の血を受け継いだ孫を助けろと。血を絶やすなと。しかし言うことを聞かない母。祖母は孫を助けさせるために、舌を噛み切って自殺する・・・。 母は思った。最愛の母は娘に殺された・・・。 そこから始まった母性という名の母娘のすれ違い。 ずっと娘でいたかった母。母性を求めていた母。母に好かれたい為に娘を愛している姿を演じる。 母に愛されたかった娘。母の母性を求めていた。しかし上手く母とコミュ出来ないもどかしさ。 そして娘にも孫にも母性を与えた祖母。 母性を求める立場から、与える立場に切り替わるのはどのタイミングなんでしょうか? 大人になったら?妊娠したら?出産したら? 解はない・・・。 電車の中で読んでても座り込みたくなるくらい重いお話でした。笑
14投稿日: 2023.03.13
powered by ブクログ物語だけど、会話というよりも語り手の主観で語られる説明口調の多い文章だからなのか、最初慣れるまで読むのに結構時間がかかった。 母娘の気持ちも行動もあまりに交差しなくて、救いがなくて、歪んでいて、途中苦しかったし怖かった。 学びがあるとかそういう類いのものではなく、これが人間関係のミステリー小説か…という感じ。最後の終わり方も、現実なのか、夢なのか、正確には分からないところが、また怖い。。現実であってほしい…!
1投稿日: 2023.03.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
母親の物事の中心が全ておばあちゃんで、おばあちゃんが喜んでくれるから、おばあちゃんならこうするだろう、おばあちゃんに言われたから。 義母にも自分を認めてもらえるように努め、介護で自分の助けが必要とされるようになってからの方が生き生きとしていた。考え方もいつまで経っても子どもだし、この人に母性なんて欠片もないと思った。途中で「そういえば娘の名前なんだっけ?」と思い、見返しても見当たらなかった。そしたら最後の方にやっと出てきた。たまに出てくる教師は誰なのかと思っていたら、大きくなった娘だった。 「ドアの向こうに私を待つ母がいる。こんなに幸せなことはない。」という最後の文章にゾッとした。殺されかけてもなお母の愛を求めている。
1投稿日: 2023.03.08
powered by ブクログ愛されていないわけではないけど 母が求めているであろう言葉を言ったり 母に褒められたいとか認められたいとか 母のためにと行動してしまう自分と重なる部分があった
1投稿日: 2023.03.07
powered by ブクログ誰にとっても母親はいるけどいつ思われる立場になるのか 母親に自分がなるという境界線って本当に見えにくいものだなと。
1投稿日: 2023.03.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「愛能う限り、大切に育てた」や最後の「愛してる」など言葉では愛情を表現していても、結局最後まで娘に対する愛は芽生えなかったのだろうと思った。
1投稿日: 2023.03.07
powered by ブクログ湊かなえさんの中で1番印象に残った一冊です。「愛能う限り」と言う表現を初めて知りました。母になっても母に愛されたい。この気持ちは少なからず理解できる。しかし自分が母になった今、優先すべきは子どもだと思うのは愛されてきた自覚があるからだろうか。子育て中に読むと深い。
0投稿日: 2023.03.05
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湊かなえさん特有の、人間の心が歪んでいく様が切実に表現された本だった。湊かなえさんの本には「ヤバい奴」が毎回出てくるが、ヤバい奴のヤバい思想がどのように形成されたのか、繊細に書き表されているために私たちはその思いを理解できてしまう。ヤバい奴は、決してサイコパスでは無いのだ。 私が湊かなえさんを好きになったきっかけの作品は「告白」だ。こちらもあまりの報われなさに心がどんどん落ち込んでしまう作品だが、告白がサスペンス要素を持ち合わせているのに対して、母性はただひたすらに悲しみに突き落とされる分より苦しい。娘の母への愛が全く報われず、母の娘への憎しみが募り続ける様子に、何度も「どうして」という思いが込み上げてきた。 終章の母娘の姿が、現実であることを願う。
0投稿日: 2023.03.04
powered by ブクログ言いたいことはわかったがそんな親いるか?と感じる。 共感する読み手いるのか? 親が未成熟な子供だとそう感じる??
2投稿日: 2023.03.03
powered by ブクログ湊かなえがとにかく苦手… だけど戸田恵梨香が大好きで映画を観たいので先に原作を読みました これぞ「信頼できない語り手」作品 といった感じで、とにかく全ての登場人物が信頼できず、ずっとうすら怖い 母と娘の愛が、一方通行で未来永劫輪廻するのかと思うとめちゃくちゃぞっとした もうこれは、母性サスペンスエンターテイメントなんだと思って読みました そういう意味ではめちゃくちゃ面白かったと言えるけど 普通にヒューマンドラマとして読んだら 怖すぎるし救いがなさすぎて、わたしはやっぱりすごく苦手だった そして、誰にも勧めたくない作品でした でも映画は観ます 戸田恵梨香が大好きなので
1投稿日: 2023.03.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
子供を産んだ女が全員母親になれるわけではありません。母性なんて女なら誰にでも備わっているものじゃないし、備わってなくても、子供は産める。子供が、産まれてからしばらくして、母性が、芽生える人もいるはずです。逆に、母性をもちあわせているにもかかわらず、誰かの娘でいたい、庇護される立場でありたい、と強く願うことにより、無意識のうちに内なる母性を排除してしまう女性もいるんです。 普通に、子供を、愛せる人ばかりではなく、 色んな思いがあるんだな。と、思いました。 私は、子供に対しては、「無償の愛」だなあ。と、思ってます。亡き母に対しては、今でも逢いたい!と、思うし、涙する事も、あります。母性って、母から、自分へ、子供へ、孫へ、と、引き継がれていけたら、それが、自分が生きて来た証のような気がします。 母親に感謝していく事を、この本によって、改めて考えさせられました。
9投稿日: 2023.03.01
powered by ブクログなんだろうこの感覚。。。読むのが辛い。。。暗い。。。心が疲れる? 読むのにとても時間がかかった。 湊かなえさんの言葉が重い。。。灰色?色のない世界観疲れました 最終章はやっと色のある世界未来希望が見えてそこは安心しました
2投稿日: 2023.02.27
powered by ブクログ親としての愛情とは何か 自分の生い立ちや親となった今の自分に重ねざるを得ない 相変わらず奇妙 イヤミス分野で母性について書くなんてかなり面白いと思う
2投稿日: 2023.02.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
肉じゃがを母から食べさせてもらう描写が秀逸。それぞれが証言しているように書かれている。状況が変わり周りは変化する「母」だけが変わらないようだ。最後の明るい終わり方に救われた感あり。言葉や態度、自分の気持ちを表現するツールはあっても、それが相手に伝わるかどうかは別物。
1投稿日: 2023.02.27
powered by ブクログ本当に面白すぎた さすが湊かなえさんだな!!と思った 私の大好きな描かれ方。 私はこの本を何年か前に途中で読み辞めてしまったため、映画化された今、1からまた読み直してみたのだ。とにかく次が気になる展開で気づけばすぐに次のページに向かっていた。久しぶりにこんな高スピードで読み終えた気がする。 主役の母である「私」と娘である「わたし」のそれぞれの感じ方や想いの違いにはどこか自分の母と自分との関係に似ているところがあるような気がして胸が苦しくなった。 というか最後の章はなんだ!?!?なんなんだ!?!? 今まで「母性について」のところで登場していた教師ふたりの妊娠している側は娘である「わたし」=さやか、だったのか???途中のりっちゃんのたこ焼き辺りから薄々何かつながりはあるのだろうと思ってはいたが、私の読解力が足りないせいなのか、想像していた時間軸の中に娘が生きていることが想定外すぎて、もう一度読み直そうと思う。 それぞれの場面での母と娘、祖母が出てきたから、それぞれの目線でそれぞれの気持ちが素直に書かれていたけど、だからこそ結局誰の言っていることが真実なのか不思議な気持ちになった。受け取り側しだいで人の感じ方が変わるってことを改めて実感した気がする。母ルミ子の母性のベクトルの違いを経て娘さやかが良い母親になれそうな見込みがある終わり方だったように感じたのがまあ〜イヤミスだが、良かったのかなとも思った。 とにかく満足したゾ!
4投稿日: 2023.02.26
powered by ブクログ3種類の語り手が代わる代わる語るスタイル。 母になり切れない母の手記、母からの愛情を求めているけど期待通りには行動できない娘の回想、そして転落事件を追う教師の母性についての語り。 ミステリーの爽快さはなく、なんとも重い気持ちになる物語でした。
2投稿日: 2023.02.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初はルミ子の母に対する感情に気味が悪く感じていましたが、最後にはさっぱりした気持ちになりました。 台風の一件については、娘に対する愛情が実母に対するものより薄いのだと、母性のないように思えましたが、(あくまでルミ子の手記なので本当か分かりませんが)少なくとも娘のことを大事にしており、それもまた母性なのではと思いました。というか田所家での献身的な振る舞いには感心するほどです。 しかし疑問に思うのは、なぜ自分を犠牲にしてまで人を喜ばせようとするのか、不思議でした。ルミ子の実母は清佳の祖母としても完璧な存在でしたが、あまりに献身的すぎるルミ子を見ると、実母もルミ子にそうさせるように育てたのかと、今で言う毒親に当てはまる部分があったんじゃないかと気になってしまいました。だってどうしたらあまりに自分が無さすぎるルミ子が出来上がるのか不思議です。(でも流石に自分で舌を噛み切るなんて、やっぱり違うかな?) また、メインは母性ではありますが、田所と父の関係もあっさりとですが書かれていました。田所の心の闇みたいなものも気になりました。
1投稿日: 2023.02.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久しぶりの湊かなえさんの作品、面白かった! 夢の家での事件をきっかけに母と娘の関係が次第に崩れていくストーリーだが、 娘・清佳はただただ犠牲者で、実母依存の母・ルミ子は、実は実母から"無償の愛"を捧げてもらえずに育ち、娘の清佳に愛情を注げなかった、と想像してみたけれど.... 気になってNHKの湊かなえさんのインタビュー記事を読んだら、愛されて育ってないから母性がないと決めつけず、ちゃんと愛されて育ったけれど、母性がない、つまり愛し方がわからない人もいるという事をこの"母性"で伝えたかったみたいです。まさに深読み、決めつけしてしまいました! 愛されたい愛されたいと深く思うのは、やはり満たされてないから。その清佳の心情が細かく描かれてるのがとても読んでいて辛かった。 果たして自分は子どもたちに"無償の愛"を与えてあげれてるやろか?自分には母性があるんやろか?と考えさせられた作品でした。
1投稿日: 2023.02.25
powered by ブクログ3ヶ月前に映画を観て、原作も気になって読みました。映画では、ルミ子(戸田恵梨香)の感情の揺れ動きの理解が難しかったけど、原作読んで、理解できた気がする。 映画では、高畑淳子の演技に魅了されたけど、高畑淳子をはじめ、他の出演者を重ねて読み進めることができて、よりこの作品の良さが伝わった。 最後の解説が理解を深めてくれて良かった。 もう一度じっくりと映画を観てみたい。レンタルされたら原作と照らし合わせて観てみようと思う。
2投稿日: 2023.02.24
powered by ブクログ読んだことのある湊かなえの中でも特に暗い方の小説だった。親は子を無条件に愛するものか?自分自身もいつか親になる時、一般に思われているような「母性をもったふつうの母親」の感覚になるのだろうかという疑問を持っているので、案外この本で起こっていたこと、感情を拒絶する事なく読んでいった。
2投稿日: 2023.02.22
powered by ブクログイヤミスらしい作品 子供と親の思いが素顔に描かれていると感じました。どの登場人物もある意味ストレートな感情を出していて物語に入り込んで行きました。ラストで少し気が晴れ後味良く終われました。
2投稿日: 2023.02.21
powered by ブクログ"母性"のは何なのかを考えさせられる本だった。 母と娘がする違い、お互い思い合っているもののすれ違ってしまいもどかしかった。 母に愛され、果たして自分も同じように子供を愛せるかと思うとわからない。自分が親になった時にまた読みたい本。 "いい人がいいひとのままに捻じ曲がっていく様子"が描かれていて不思議な気持ちになった 同じ出来事を語っていても双方で受け止め方が180度違う 心配させまいと涙を堪える親は相手には仏頂面にうつってしまう これは家族でもそうだが他人でも通用する "私の子供だから大事にしなくちゃいけない、愛さねばいけない"と仮面を被り続けると静かに捻じ曲がっていく
1投稿日: 2023.02.19
powered by ブクログ愛は手枷にもなればあたたかな春の木漏れ日にもなる。だとしても手枷にだって春のあたたかみが残ってるはず。でも、自分を満たすことはできない。愛とは、聖なるものではなく自分の幸せを願うためにあるのか。それは違う。友達、恋人、家族たくさんの枠があるが一人しか入れない枠もあるはずだ。そのひとりを愛すために守るために、だれかを傷つけてしまう。だから誰かを愛するために愛情は存在する。愛と憎しみはひっついて離れない。だれかを愛すことはだれかを憎むことにつながる。考えがぐるぐる回って分からなくなるが、この本はあきらかに新鮮な傷跡を私につけた。 その傷跡は憎しみではなく、一種の愛なのだ。
2投稿日: 2023.02.19
powered by ブクログルミ子の母親への依存心が怖い。でも母親に対するルミ子の気持ちがわかってしまう。私も怖いほど似た感情を持っているから。もし私に子供がいたら母親を大切に思う以上に子供を愛せたのだろうかと考えてしまった。もう一度読み返してルミ子と清佳の心の内を客観的に探りたいと思いました。
2投稿日: 2023.02.18
powered by ブクログ映画を観て原作も読みたいなと。 映画はこう思うと結構忠実に再現されてたんやな〜って思う。 端折られてるとことしては敏子さんのくだりかな〜。 まぁたしかに無くても全然ストーリーはついていける。笑 母性とは何か。という問いに対して結論は出てないんやろうけど、自分なりに思うのは相手とのコミュニケーションの中で築きあげる愛なんじゃないかな。 ルミ子は1番母からの愛を色んなコミュニケーションの中で受け取ってきたはずやのに、それに気づけなく娘の清佳にも与えることができひんかった。 どっちの真実が正しいのかなんて正直わからんけど、これだけ読んでみてわかるのはルミ子は狂ってた部分が多すぎたかな笑
2投稿日: 2023.02.17
powered by ブクログ2023.03.11ブックオフにて購入 2023.03.16読了 →そのまま上司に貸す 母の手記、娘の回想、母性について の3作を読みながら一つのストーリーを紡ぐミステリー。 こっちの先品には無い描写があっちの作品にはあって、事象は一つでも見え方は一つでは無いということを再度認識。 続きが気になり、どんどん読み進められた。 この語り手は、もしや?と推測しながら何度かページを戻る感じ、とても懐かしかった。 ミスリードさせられる感じはやはり楽しい。 仁美さんとお父さんの最後が少しあっさりだったかな。 映画を見る前に読んでおいてよかったです。 多分また読みます。
1投稿日: 2023.02.17
powered by ブクログ2人の「信用できない語り手」である、母(私)の手記と娘(わたし)の手記を交互に読みながらストーリーはすすむ。同じできごとを2人の異なる目線で語られ、結局最後まで何が真実なのかわからないままだが、最後まで湊かなえらしいとても嫌な気分になって先が気になるとても面白いイヤミスだった。最後の「解説」も読むことで、よりストーリーがわかりより面白いと感じられた。
1投稿日: 2023.02.16
powered by ブクログ女は2種類、母か娘。納得。重くてなかなか進まなかったのは、何かひとつ間違えたら小説の中の母か娘のどちらかに重なってしまいそうだったからかもしれない。
1投稿日: 2023.02.15
powered by ブクログ2020/07/24 #母性 #湊かなえ 思ってるだけじゃ本当の気持ちなんて伝わらない。 自分が良いと思ってやった事は相手にしたら、死ぬほど苦しい事になってるかもしれない。 自分の理想を相手に押し付けてしまっているのかもしれない。 相手はそれに近づこうと認められようと、必死になってるかもしれない。 お母さんが良いと思って行っていた現実世界と、娘が思ってる現実世界の違いが分かり、どんどんゾクゾクします。 湊かなえ節が炸裂しています! 思ってるだけじゃ伝わらない。 声に出さなきゃいけないと思った作品でした。
1投稿日: 2023.02.14
powered by ブクログこの作品もザ・湊かなえ的ないわゆるイヤミスだった。湊かなえ作品で繰り返される、善い人達のすれ違いから生じるドス黒い沼にハマっていく感じはとても気持ち悪い。何が起こったのかよくわからない中、母娘に絡んでくるもう一人が誰かわからない謎も良い味付けだった。文章が平易で、感情がすんなり入ってくるのも読み易く、そしてやっぱり気持ち悪い。
12投稿日: 2023.02.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
“自分のからだの中に生き物が存在する。その生き物はこれから、私の血や肉を奪いながら成長していく。そして、私のからだをつきやぶり、この世に出てくるのだ。そのとき、私は生きているのだろうか。新しい生き物に全てを奪われ、私という人間の抜け殻だけが残るのではないだろうか。” この一節をネット上で目にし、私と同じ感覚を持ったキャラクターが描かれているなんて!と思い読んでみたら、想像していたものとは全く違っていた。 私はこの新しい生き物に奪われる“物”について、肉体的なエネルギーや自分の健康的な身体をイメージしていたが、実際には”自分の母親からの愛“だった。 物語は 母性について、母の手記、娘の回想を順番に巡っていく。心を落ち着けて読めるのは 母性について だけだった。 母の手記は、始めこそ母親思いで優しい穏やかな人、だが…読み進めていくうちになんとも言えない不気味さや胡散臭さを感じて気持ち悪くなってくる。例えるならカルト宗教に洗脳されている人が自分の崇める教祖について嬉々として語ったり、今までしてきた信仰によっていつか自分は救われるんだ!正しいことをしているんだ!みたいなことを心の底から言ってるような…。 “女にはニ種類ある、母か娘か” 終盤で語られる台詞だが、ここでいう娘であったのが母の手記を書いている“母”であることは言うまでもない。(ややこしい) 母は母になってもなお、母親からの愛情だけを求める幼い娘だった。そしてそれが自分と母親以外の誰かにとってどのような影響を及ぼすかなんて、考えたことすらもなかった。 母にとって相手を褒めたり尽くしたりするということは、愛するということは、同じ分だけ愛されるということだと信じて疑わず生きてきた。見返りがあることが当たり前の価値観。それが拗れに拗れ、主体的に幸せを感じることができない、他者を介してしか自分を愛せない人間になっていた。 母に褒めてもらう事、即ち愛してもらう事こそが、人生の指針であり、生きる意味だった。 母が喜ぶ相手を選び、母に褒められるために結婚し、母に褒められるために娘を産む。「子供はアクセサリーじゃないんだぞ!」とはよく言うが、この母にとって子供とは、母親に褒めてもらうために存在させるツールでしかなかった。 そんな母のもと産まれた娘の回想は、死の淵に自分の意思で立っているような覚悟を感じる恐ろしさと、自分も洗脳されている事に気づいていないふりをし続けているような不気味さで綴られる。 娘は、所謂毒親を持った子供によく見られる行動をする。 母が少しおかしいのはわかっている。自分に本当の愛…おばあちゃんがくれるような愛情を向けてくれていない事はわかっている。それでも母を嫌いではないし、喜んでくれる行動をしてなんとか母に愛されなければならないと思っている。 正しく母親から愛されたことがない娘が母親を愛するなんてのは無理な話なのだが、実際愛されて育った母にはそれがわからないのだろう。 まともに愛された事のない娘が母のためを思ってする、愛するための行動を、母は時に軽蔑し、理解しようとしない。できない。 「こんなにしてあげてるのになぜわからないんだろう」と愛されて育った母が思う時、愛されず育った娘は「これはママが望んだことではなかったんだ」と自責する。 これは私が常々思っていることだが、幼少期に愛されて育った人間とそうでない人間が同じ攻撃を受けたとして、負う傷の深さは同じにはならない。 「相手を思いやり、愛し続ければいつか絶対自分に愛を返してくれる」と、そうされてきたから信じて疑わない母だったから異常な田所家でつくし続けたが、娘がその立場だったらとっくに出て行ってるか、死んでいるか、一家皆殺しにしているかのどれかだ。 愛されて育った経験が鎧になっているから無意識の内に攻撃から守られている。 愛を知らない人間は、身を守る術も知らず、裸で怯えるだけ。 生きていく上での土台がまるで違うこの母娘が本当の意味で分かり合える時は来ない気がする。 最終的には結局全部上手くいったハッピーエンドだったが、根本的に分かり合えたわけではない様子。程よい距離感で仲良く家族で居ることができるというのはわかる。でも娘の今まで受けてきた傷が、手を握って名前を呼ばれる事だけで癒えるんだろうか。その怒りが、一つの器物損壊くらいで収まるのだろうか。 終章の『愛の歌』でいきなり全部が丸く収まってめでたしめでたし、で少々納得いかない気もしたが、結局人間簡単には変わらないし、娘とはそういうものだと言われてしまえばこのラストもありなのかもしれない。 これからは正しく愛されて育ち正しく妻を愛せるであろう亨も居るから、母に依存し過ぎず、信念通り娘を愛して、愛して、愛して、すべてを捧げてほしい。それでも愛が尽きないように、同じように周りに愛されてほしい。
2投稿日: 2023.02.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この物語は二人の母性が描かれていて、主人公の母親から受けた愛、そして自分に子どもが生まれ、その子への愛。母性愛は一見受け継がれて行かれるように思うけど、主人公の母への異常なまでの愛が物語をどんどん広げていく感じがきみ悪く、そして面白かったです。
1投稿日: 2023.02.12
powered by ブクログ信用できない語り手(解説より)による双方向からの見方、感じ方に惑わされる。母性、母、母と娘の関係について、深く考えさせられた。
1投稿日: 2023.02.09
