
総合評価
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powered by ブクログ2011.09.09読了。 3つの話それぞれ、独特な空気感があるお話だった。 全部自分とはかけ離れた世界でとにかく不思議。 ソリチュードとネロリはまだ理解できたけど、アカペラは理解不能。 自分のおじいちゃんを受け入れるなんで... ソリチュードの美緒のセックスした気持ちも... 難しいなぁ。 家族の愛はどれも伝わってきたかも。 アカペラでは祖父と孫の。 ソリチュードでは父と息子。 ちょっと違うけど、主人公と元カノの娘。 ネロリでは姉弟。 でもとにかく不思議ー。
1投稿日: 2011.09.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初の『アカペラ』は 読み始めは、面白く引込まれて読んでいったのだけど 途中の展開から、嫌〜な気持ちがふつふつと湧いてきて 読み終わりは最悪の気持ちになってしまい、 もう読み続ける気持ちにはなれなかった。 内容を思い返し、ああいう展開が小説になることって たくさん読んできたけど、最初がさわやかだっただけに ショックが大きくて、最後はなんなんだろうと、納得いかなかった 文章は読みやすくて、好きなタイプなんだけど きっと、相性が悪いというのはこういうことなんだと思う それがわかっただけで、よかったかな
0投稿日: 2011.09.11
powered by ブクログねっとりじめじめ、なまぐさい。うわあ、いやだいやだ、と思いながら読み進めるのをやめられなかった。 ある程度歳を重ねた大人のひとたちに読んで欲しいな。 学生さんには、まだ、はやい。
1投稿日: 2011.09.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
中編が三つ。評価は3.8くらい。いや3.9…4.0でいいか。 主人公は勤労中学生女子、優柔不断な流浪の社会人、近すぎる姉弟と様々だが、いずれも居場所を失ったり失いかけたりする人たちだった。 平易な筆致でありながら、じっくり読ませる作品群。 勤労女子中学生のお話がもっとも気に入ったしあれこれ考えた。 じいちゃんの最初の奥さんになることで自分の居場所を見出したのに、じいちゃんが夢から覚めて主人公の女子中学生を自分の孫と認識することによって、再び主人公だけの場所は失われてしまった。 じいちゃんが死なずに済んで嬉しいはずなのに、なんだか途方に暮れてしまう結末だった。
1投稿日: 2011.09.09
powered by ブクログ成就しない恋の話が3つ。 寂しい物語。 表題作の「アカペラ」は、女子中学生と中学教師の語りの違いが面白い。 ただ、なんともやるせない話。 3話とも感情移入が困難。
0投稿日: 2011.09.09
powered by ブクログ非日常的とも思える恋愛。 決してハッピーではないのだけれどどこか最後に ジーンとくるものが。 ネロリは結末が予想外だったけれど、 うるうるしてしまった。
1投稿日: 2011.09.09
powered by ブクログちょっと風変わりな家族模様を描いた3つの中編。祖父と孫娘、母親と息子と従妹、中年の姉と弟 の切なくも穏やかな物語は心和む。好みは自分と重なるダメ男が描かれた「ソリチュード」かな。小泉今日子さんが書評で取りあげる作品に外れはないと思う。
1投稿日: 2011.09.04
powered by ブクログ久しぶりに大人の女性が主人公じゃない物語。文緒さんの女の子が主人公の話もとても好きです。 ラストの少し切ない終わり方も心に残りました。
1投稿日: 2011.08.28
powered by ブクログ表題作を含む3編の中編小説集。 登場人物がどこか癖があったりダメダメだったり、 とにかく普通とは違う人たちだけれども、自分たちのそんな不完全さを 受け入れながら日々生きている姿は逞しいとさえ感じる。 欠点を直そうと躍起になるより、よっぽど前向きで「生きているんだ」という 感じがするのは私だけだろうか。 読み手の置かれている状況によってもいろいろ違うだろうけれど、 私は今の自分や周囲の人間と重ね合わせられる部分があったのも とても興味深かった。
1投稿日: 2011.08.26
powered by ブクログ結局,3編通してすべてに関係するのは血縁との交わり?大きく言うと関わり。1編目は祖父と孫娘,2編目は従兄弟同士の,3編目は姉弟の交わり。 しかし,その背景を流れる空気感に禁断,背徳・・・的なものは一切感じさせない。むしろいっそすがすがしくさえある!
1投稿日: 2011.08.22
powered by ブクログたかが1週間前くらいに読んだのに、もうよく覚えてないけど、わりと好きなタイプの中篇が3編入った作品集。 「ネロリ」以外はどれも、あまりタイトルと中身の関連性があるようには思えなかったけれど、まあそんなことはとりあえずどうでもいいかな、って思うくらいに惹き込まれるところもあり。 ただ、ちょっと奇をてらったというか、今までの著者の色を変えようとしたのかな~?っていう作為みたいなものを感じたような、感じないような(私だけかもw)。 女流作家っぽい作品だけど、ちょっとスパイスも効いてるかな、という作品集。
1投稿日: 2011.08.15
powered by ブクログすきな本と電車の釣り広告で出会った感動。 文庫化! 自然に再びめぐり会うとは。 手元に置きたいと思っていたので、本屋を探してまわって手に入れました。
1投稿日: 2011.08.14
