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行成薫/集英社
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総合評価

121件)
4.1
37
49
28
1
0
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    おにぎりと言うとおむすびと訂正される店は 正直嫌だが、それ以外はいい感じ。 三作目から戻って読んだので、 あ、あの人が。って感じだった。

    0
    投稿日: 2025.11.04
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    美味しいニオイに満ちた短編集。美味しいものを食べることは人を幸せにする。贅沢なものとは限らない、美味しいものを食べさせたいという作り手や届ける人の気持ちが美味しいものの根底にある。登場人物が他の話にも出てくるのも、それぞれの話のつながりを感じさせてよかった。おむすび狂詩曲が一番心に残った。

    16
    投稿日: 2025.10.31
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    忙しい母が作ってくれる お弁当の中身はいつも同じで、 内心、「またこれ?」って うんざりしてた高校の頃。 友だちのお弁当は彩りが綺麗で 可愛くていいなって思ってた。 湯気に包まれて台所に立つ母の背中。 無骨で大きかった、あのお弁当箱。 年頃の女の子らしくない ぎっしり詰められた白いご飯。 今ならあの重みが、 お腹をすかせないようにという 母の愛だったんだとわかる。 メンチカツ。卵焼き。 あとは昨夜の残りものが少し。 読みながら思い出して、 ふと、また食べたいなって思ったら 思いがけず目の奥が熱くなった。 今では、私が娘に卵焼きを焼く日々。 いつか、娘も思うのかしら。 「また食べたいな」って── 温かいご飯と人情が、 心の奥の空白をそっと満たしてくれる、 そんな素敵な作品です。

    215
    投稿日: 2025.10.14
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    今日も町のごはん屋さんで笑って、泣いて、食べよう。 入院中の父に中華そばを出前したい二人の子どもと、変わり者の大人たちが起こした奇跡(「四分間出前大作戦」)。マズメシ母に悩まされる女子高生と、おむすび屋の女性店主の愛情(「おむすび狂詩曲」)。底なし大食い男の葛藤と、デカ盛り定食を作り続ける頑固親父の秘めた過去(「闘え!マンプク食堂」)。熱々の美味しい料理と、それを取り巻く人間ドラマに食欲も涙腺も刺激される、5つの極上の物語。(紹介文より) ーーーーーーーー シンプルに読みやすくて面白かった。 とくにおむすび屋のお話は、自分も子どもがいる分、ただのグルメ小説ではなく 親子関係が気になる短編だった。

    1
    投稿日: 2025.09.25
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    「食」をテーマに日常から起きた食べることのそれぞれを描いた短編集。 表紙のおむすびも美味しそうで…迷わずに手をとった一冊。 美味しそうな描写だけではなく、食べたくなり、作ってみたくなる、そして涙腺も緩む人情物語でもある。 ○四分間出前大作戦〜入院している父にラーメンを食べさせたい兄弟に協力したのは…。 ○おむすび狂詩曲〜メシマズ母のマズメシを回避して『おむすび・結』に通う女子高生。 ○闘え!マンプク食堂〜ボリュームたっぷりでおかわり無料は、店主の思いから始まった。 ○或る洋食屋の一日〜50年間継ぎ足して作ってきたドミグラスソースに対するシェフの思い。 ○ロコ・モーション〜会社を辞めた夫が始めたのはキッチンカーで、究極のロコモコにプラスしたのは…。 儲けることより、称賛されることよりも「人を幸せにしたい」という気持ちで料理することが自分の幸せにもなる。

    61
    投稿日: 2025.07.16
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    ごはんにまつわる短編作品 ほっこりしたい人におすすめの本。 ごはんって元気にする力があるよね 作る側も食べる側も 今日もありがたく食事をいただこう。

    0
    投稿日: 2025.07.11
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    ごはん小説が好き、表紙が美味しそうという理由だけで手に取った本。 心がほわっと温かくなって、ぎゅっと切なくなって、思わず涙がこぼれて、でも最後は笑えて。感情がとても忙しくて幸せでした、笑 この世界にずっといたいな、と思える本でした。次のシリーズ読むのが楽しみ!

    0
    投稿日: 2025.07.04
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    子供達がラーメン鉢を持って走る本当の理由とは・・・ おにぎりではなくおむすびに込められて思い・・・ デカ盛りを作り続ける店主の本当の思いとは・・・ 料理の短編集です。そして、全ての話が心に刺さります。 やっと「本日のメニューは。」を読む事ができました。 「できたてごはんを君に。」と「おいしい季節がやってくる。」の一番始まりの話です。 正直、全部好きな話です。 そして、やっと全ての話が繋がった気がしてお腹がいっぱいになりました。 本当にハズレが無いいい「食」をテーマにした作品です。 ぜひ全ての方に読んでほしい作品です。

    36
    投稿日: 2025.06.28
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    先に続編の「できたてごはんを君に。」を読んでからのこの作品でしたが、こちらも素敵な物語で楽しませてもらいました。続けて、「できたて〜」を再読しましょう。本作でいうと、「究極のロコモコ」の味の描写が秀逸で、口の中にロコモコが出現しました笑 作品順に読むことをおすすめします。

    5
    投稿日: 2025.05.11
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    飲食店が舞台の短編集。 登場するごはんは美味しそうだし描写がしつこくなくてとても好感が持てた。 そしてどのはなしもいい感じにエンタメしてる。 特におむすびの話がすごく好きだった。

    0
    投稿日: 2025.04.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    美味しそうな描写と、ほっこりエピソードの短編集。登場人物がつながっているのも面白かった。 なんだか心が温まる感じで、美味しそうで、おもしろくて、一気読みしてしまった。

    1
    投稿日: 2025.04.08
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    料理、ご飯に関する短編集で、少しずつ登場人物が重なる所もある。 美味しい表現が食欲をかき立てられる。 最後の、ロコ・モーション。 キッチンカーを始めるのも、成功させるのも大変なのねぇ! 登場人物達の純粋さに心を打たれて、成功を祈っていました。 これからは、実際にキッチンカーを目にした際に見る目が変わりそうです。

    10
    投稿日: 2025.04.07
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    短編で主人公は違う人なのですが、登場人物が他の作品にも出ているそんな繋がりが面白いです。 「四分間出前大作戦」「おむすび狂詩曲」が好きです。

    0
    投稿日: 2025.04.06
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    美味しい料理とじんわり沁みる5つの物語 相手に美味しい料理を届けたい、幸せにしたいという気持ちが溢れている温かい短編集だった それぞれに悲しみも悩みも抱えているけれど、食べることで得られる幸せもある 人と人を結ぶおむすび屋さんと閉店を迎える洋食屋さんのお話がじんわりする 各編の登場人物が交錯していく様も温かみを感じる 各編の扉に描かれているイラストもこれまた美味しそう!

    0
    投稿日: 2025.03.25
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    食を通して人間関係が変わっていく様子が面白かった。 本に出てくる料理が食べたくなった、中でもおむすびの話が特に好き。

    0
    投稿日: 2025.01.28
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    色んなご飯が出てきて美味しそうで、食べたくなる本!食を通して色んな繋がりや絆があってとてもほっこりする一冊でした!

    0
    投稿日: 2024.11.17
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    人情味たっぷりの物語、それに連なる美味しい料理に勝るものなし。長い歴史に幕を閉じた洋食店の何ともいえない切なさ、最初の一歩を踏み出したキッチンカーの店主の物語が胸に染みる。人生に迷う友人の存在も良い。

    3
    投稿日: 2024.10.14
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    美味しいものタップリの短編集。 連作になっていてちょっとずつ話が繋がる感じです。 それにしても著者の美味しい料理の表現が上手で、読んでいるだけでニコニコしてしまうほど。 どの短編もホッとできる優しい話ばかりでいい感じ。 何か問題点があっても美味しいものパワーで突破できそうで、美味しい料理が持っている力は素晴らしい! 作中のどの料理も食べてみたいなぁ。 朝はおむすび、早めの昼に定食、おやつ時はロコモコ、夜は飲みながら洋食で締めにラーメン! 確実に太るな(笑)

    2
    投稿日: 2024.09.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全部の話が繋がっていて、登場人物が皆魅力的だった。それぞれのこだわりや考え方がしっかり描かれていてとても楽しめた。

    0
    投稿日: 2024.08.29
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    今日も町のごはん屋さんで 笑って、泣いて、食べよう。(帯より) 5話から成る連作短編集。 昔ながらの中華そば、おふくろの味のおむすび、大衆食堂のデカ盛り定食、老舗洋食店のビーフシチュー、キッチンカーのロコモコ……。 どのメニューにも「食べた人に幸せになってほしい」という作り手の思いが込められていて、ああそうか、料理ってこうやって作るもんなんだな、と涙腺がやられっぱなしでした。すみません普段全然作らない人間の感想です。 生きていればしんどいこと、悲しいこともたくさんあるけれど、だからこそしっかり食べて乗り越えるための元気を出したいもの。誰かを思って大切に作られた料理にはそういう力があるのだと、教えてくれる作品でした。 皆さんのレビューを拝見していて続編(?)があることを知ったので、是非続けて読みたいと思います!

    0
    投稿日: 2024.08.13
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    食にまつわる短編集。 どの物語も、くすっと笑ってしまう要素があり、微笑ましく思いました。 おせっかいな人が少なくなったご時世ですが、熱い思いとともに突っ走ってみるのも悪くないと思いました。

    18
    投稿日: 2024.07.22
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    どの話も涙腺にくるし、とても美味しそうでお腹が空く。 1番気になるのはロコモコかなぁ、、 50年もののドミグラスを受け継いだロコモコ…美味しくないわけがない。 出てくる人はみんな料理で人を幸せにしたいという思いを強く持っていて、それが伝わってなお美味しそうに感じる。 おむすびのお話で、子どもへの愛情をかけ違えないようにという教訓もあった。 これだけしているのに、と思ってしまったら、思われてしまったら、子どものためにやっているはずが逆効果になってしまうなぁ。 本当に求められていることが何か、考えながら過ごしたい。 "家から握りしめてきたのだろう。無機物であるはずの硬貨がほんのり温かい。" などほんわりとした表現が好みで、読みやすく心が温まった。

    109
    投稿日: 2024.07.02
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    短編旅館を読了した後のブクログのオススメで出てきた”できたてごはんを君に。”を見たら、その前の本があった! 好きな感じの構成。短編集であるが、少しずつ登場人物が重なっている感じ。 お腹がすく。どれも食べてみたい料理ばかりが出てくる。 ラーメン屋の出前の話では、放蕩息子がかっこいいところを見せてくれた!お兄ちゃんの覚悟を感じたラーメン。放蕩息子には彼、彼の家族なりの問題はあったけれども。 母のご飯がとてもマズイというのは悩ましい問題だと思った。母に自覚のないところが恐ろしい。愛情があるだけに難解。 デカ盛り定職を出す食堂の夫婦の過去に何があった?

    18
    投稿日: 2024.07.02
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    どのお話も読んでいるだけでヨダレが出てきそうだった。特に好きなのは「おむすび狂詩曲」だ。すれ違ってしまった親子が、おむすびをきっかけにまた分かり合えるようになる様子に感動した。親子を泣かせた塩むすびをぜひ食べてみたい。

    0
    投稿日: 2024.06.14
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    2024.6.4 美味しそうなご飯が出てくるだけの話じゃなくて、物語としてもどれも好きだった。 入院しているお父さんのためにラーメンを届ける兄弟やそれに協力する人たちのパワーにきゅん。 どれも美味しそうだったけど、1番食べたいのはロコモコ丼!

    2
    投稿日: 2024.06.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    サクサクと読みやすい作品でした! あっという間に読み終わってしまった どこのお店も美味しそう 特に私はまんぷく食堂さんに惹かれました こんなお店が近くにあったらいいのになあ 閉めてしまった洋食屋さんは残念でしたが キッチンカーの仕込みの場として利用 出来るようになったのはお互いに良かったのかな ドミグラスソース、継ぎ足しは無理だとしても 隠し味として引き継がれて行ってくれたら 良いですね 惹かれるお店ばかりで読み終わってから お腹がすいておにぎりを頬張りました。笑 結女さんのおむすびには到底敵いませんが。笑

    0
    投稿日: 2024.05.01
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    食についての短編が5つ。 日常を描いていてとても読みやすかったし、美味しそうな料理がたくさん出てきた。 多人数の視点から描かれているものと、1人の視点から描かれているものがあった。 どれも心情の変化とそれにそっと寄り添う料理や引っ張ってくれる料理の存在が良かった。 特に好きだったのはメシマズ母と女子高生、おむすび店の女将(店主)が出てくる第2章。 親娘の関係がSNSによって変わっていく様はまさに現代ならではの感じ。 シャッター商店街の話やキッチンカーなども現代の日常という感じですぐに読み進めてしまった。

    1
    投稿日: 2024.03.27
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    短編なので読みやすいし、時々違う話の主人公が登場人物として出てきたり、リンクしているのがおもしろかった。 或る洋食屋の一日がすきだな〜。 好きな言葉は二つ。 「俺より先に死んでくれるなよ」 「十八の頃から続いた長い旅は終わった。でも、これからまた自分の知らない世界に一歩踏み出さなければならない。人生という旅は、死ぬその瞬間まで続くのだ。」 いい夫婦だし、いい人生だなあと思いながら読んだ。 おむすびはたまーにしか作らないが、この本の影響でひさびさに作ってみた。 海苔を多めに巻くと美味しい〜。。また作ろうっと。手作りごはんってやっぱりいいなあ

    2
    投稿日: 2024.03.15
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    食がテーマの優しさがあふれるお話しです。 短編集にはなっていますが、それぞれの登場人物が異なる話で脇役としてちがう一面を覗かせてくれるのも、読んでいて楽しかったです。

    3
    投稿日: 2024.03.08
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    去年「できたてごはんを君に。」を先に買って読んでしまっていたので、姉妹作で前作であるこちらをようやく読みました。 順番を逆に読んでたことで、「できたてごはんを君に。」のサブキャラ達の過去(背景)とかがわかってスッキリしたし、登場人物が繋がっていく感じが、今回もワクワクしました。 泣かせにくる感じじゃないのに、感動してほろっと涙が出てしまう人間ドラマ、最高に良いです。 特に、『おむすび狂詩曲』がよかった。前半は、正直、読んでて心が締め付けられてキツかったけど、最後には全員の心が救われて安心しました。 「本日のメニューは。」と「できたてごはんを君に。」の世界って本当にあったかくて、みんなが誰かを笑顔にするために、美味しいご飯をつくってて、読んでいるだけで幸せな気持ちになります。

    3
    投稿日: 2024.03.01
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    短編集苦手な方にもオススメ! タイトル通り「食」がテーマの本。美味しい料理を食べた後の満足感、幸福感が読了後味わえます。

    2
    投稿日: 2024.02.24
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    食をテーマにした短編集。どの話も面白くて途中涙腺が緩くなってしまった。満腹食堂のお客さんはていねい木下さんがモデルなのかな……?食を通じてほっこりしたい人に。

    2
    投稿日: 2024.02.05
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    とんでもなく涙腺を刺激する物語だった。 タイトル通り食に関わる物語なのだが、短編集物語のそれぞれにドラマがあり、読み終わった時、ほっこりとした気持ちになる。 そして短編集の物語が一つの地域の出来事で登場人物が少しづつ絡み合っていて一つの大きな流れを作っている。 通勤電車の中で涙が流れて仕方なかった。

    2
    投稿日: 2024.01.22
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    あ〜お腹いっぱい。特に満腹食堂にはまいった。読んでるだけなのに胸焼けしてきたよ。でも食堂の大将の想いにホロリとした。連作短編集で前の主人公がその後どうなったかチラッと登場するのも良かった。ビーフシチュー食べてみたい。

    10
    投稿日: 2024.01.22
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    最近増えている気がする料理小説、やっぱり好きだなと思った。 美味しいものと人の幸せは、密接に繋がっているんだと改めて感じさせられる短編5作だった。 特に好きだったのは「四分間出前大作戦」。 兄弟が可愛くて、そして切なくて。こんな出来事があったら、大人になってもずっと心に残り続けるだろうなと思った。

    29
    投稿日: 2024.01.12
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    とある町の飲食店で交差する別れと出会いの人間模様。何かとの別れはとても悲しくても立ち止まってはいられない。苦しくても前へ進まなければいけない。そしてまた人との出会いが力をくれ支えられていく。誰かがいつも見ていてくれると感じるそんな優しい作品でした。

    0
    投稿日: 2023.12.04
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    図書館。次作を先に読んでいたため、一作目を読みたくて。 病気や有限の時を思わせるエピソードはずるいなあと思ってしまう私だけれど、ご飯が美味しそうで良かった。おむすび食べたいと、素直に思えた。

    0
    投稿日: 2023.11.29
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    みんな温かく優しい人ばかり出てくるお話 美味しいもの食べると しあわせになるからね それにしても 究極のロコモコはおいしそ~! 1番好きなお話は 闘え!マンプク食堂 (T_T)

    2
    投稿日: 2023.11.29
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    「できたてごはんを君に」を読む前に‥と思って、買ったもの。 短編だけど、それぞれのお話の登場人物がどこかで繋がってて出てくるから、また戻って読み返したくなる。 地図になってたら、面白いのに。テレビのドラマでやっても楽しそう✨

    0
    投稿日: 2023.11.23
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    ごちそうさまでした!! 食欲の秋にぴったりな作品。とりあえずお腹がすきます。 おいしいご飯にまつわる話がたくさん出てくる。とても読みやすかった。 食べることは私たちの生活に欠かせないことだけど、やっぱりおいしいものって良いなぁ。 どんな料理にも手間と時間がかがるけど、そこには作り手の愛がある。誰かが作ってくれたならきちんと感謝の気持ちを伝えなくてはいけない。 食べるのは当たり前のことかもしれないけど、そこには人の数だけ、食事の数だけエピソードがある。 おむすびの話が心に残っている。「おむすび」って聞くだけでもうおいしい。 読み終わってラーメンも食べた。 あぁ、ロコモコも食べなければ。

    21
    投稿日: 2023.10.10
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    本書の続編である『できたてごはんを君に』を先に読んでいたので、そこで登場しているキャラクターたちが、少し前の時系列で語られるお話ばかりで面白かった。 飲食店を営む料理人たちのプライドと、料理への期待を抱くお客さんとの間の絆が美しい。 料理人が情熱をかけて作った料理を、いろんな想いを感じながら食べる、あるいは大切な人に届けるお客さん。単なる需要と供給の関係にとどまらない、幸せを分かち合い、願いを共有する尊い行為だなぁと感動した。

    9
    投稿日: 2023.09.26
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    どれもめちゃ良かった。特に好きなのは四分間出前大作戦だな! 出前大作戦当日の父と息子のやり取りと傷を抱えた若者が左から失礼する場面、バスに乗ってること忘れて泣いてた。 ↑の文章でわかるように、MCU好きな人は楽しめる本です( ´ ∀ ` )

    0
    投稿日: 2023.09.25
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    入院中の父親に、4分以内にどうにかラーメンを届けたい兄弟 写真映えだけを狙ったマズい飯を作る 母に悩まされる女子高生 お腹いっぱいにならない若者に、お腹いっぱいと言わせたいと沸る熱意をぶつける天守 脱サラしてキッチンカーを始めた男性 登場人物が少しずつ重なり、この物語の世界観を立体的に作り出している。 そして何より食べ物の描写が美味しそうなのだ。 子細な調理の描写から料理の香りや味まで、目の前にあるかの様だ。 料理というのはただのエネルギーや栄養補給ではなく、そこに介在する人々の想いや熱量があるからこそ食事の楽しみが生まれてくるのかもしれない。 まずメシの話は本当に切実。でも、作ってもらう側も、作り手に一言何か…というのは頷ける。 おむすび食べたいな。

    1
    投稿日: 2023.09.14
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    食べ物小説、最高! 私自身は完全に食べ物を提供していただく側の人間。 ですので、作り手がどのような心境で料理をしているのか、考えたこともなかったのですが、こちらの小説を読んで、実はものすごく情熱を持って料理している人もいるのでは?と、思わさせられました。 全部で5つの短編が収められているこの小説。 ラーメン、おむすび、から揚げ定食、ビーフシチュー、ロコモコ。 「どれも食べたい!」 1つ読み終わるごとに、脳内を小説に登場する食べ物が支配します。(唾液の分泌が激しくなります) 短編ではありますが、物語が完全に独立しているわけではなく、登場人物の人間関係にうっすらつながりがあるところも楽しみの一つとなっています。 あの人とこの人が高校の同級生で、この店の主人とあの店の主人が仲がいいんだな、とか。 (読んでいくうちに人物相関図が出来上がっていき、ゲームをコンプリートした感覚になる) どの短編も核になっているものがあるのですが、それが”グリル月河軒”のご主人の言葉。 ”私はやっぱり料理っていうのは最終的に気持ちが大事なんだと思うんだ。旨いものを作って、人を幸せにしたい、っていうのがね” この気持ちがあるから、休みを返上して仕込みができるし、原価ギリギリでも頑張れ、メニュー開発に力を入れる事ができる。それらの行動が形となったものが、お客さんに提供される一皿なんですよね。 気持ちを形にするのは難しい事だと思うのですが、それが素で出来る人は本当にすごいと思います。 好きを通り越した先の感情ってこういう気持ちなんじゃないでしょうか。 5つの中でも特に印象に残ったのは「おむすび狂詩曲」と「闘え!マンプク食堂」。 「おむすび狂詩曲」は高校時代に母親が毎日お弁当を作ってくれていた事を思い出したんですよね。自分も息子のお弁当を毎日作っていますが(夏休みなので)、母の作ったものと違うんです。(私が作ったのはのっぺりとしている) 「何が違うのかな~」と考えていたのですが、わかりました。母は、キャベツの千切りやレタスなどの野菜の上におかずをのせてたんです。そうすることにより、おかずの隙間からグリーンが見え、お弁当も立体的に見えるんです。(最近、コンビニ弁当の容器も緑を印刷したのとかありますね) 高校の時に友達に「おいしそうなお弁当~」とよく言われたものですが、コレなのかなっと。おかずはほとんど冷凍食品だったので。 「人を幸せにしたい」という気持ちを形にするって、こういったちょっとした事なのかもしれません。 「闘え!マンプク食堂」は泣いて笑って、切なくなって、とエンタメ性が高いストーリー。 感情のふり幅がめちゃめちゃ大きいです。 ご主人がどっかの定食屋にいそうな感じなんですよね~。 ご主人と奥さんのやり取りがコントのようで面白い。 理想の夫婦といってもいいかもしれません。笑 「できたてごはんを君に。 」は続編っぽい内容になってます。こちらもおいしい小説でした!

    1
    投稿日: 2023.08.20
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    読後の感想としては 「美味しかったです。ごちそうさまでした♪」 絶妙な硬さに茹で上げられた、毎日食べても飽きない昔ながらの醤油味の中華そば。 ご飯粒本来の粘り気で自然に結びつくように、ギリギリの力加減で成形するおむすび。 一升のごはんと、揚げ物から焼き物までありとあらゆるおかずの要塞、マンプク定食。 肉汁を完璧に閉じ込めたハンバーグと鼻に抜ける特製ソースの究極のロコモコ。 食べたくなる数々とそれにまつわる人たちの物語に、心が満たされます。お腹は空くけど。

    0
    投稿日: 2023.08.19
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    食に纏わる短編集。出てくる料理は美味しそうで食べてみたいし、そこで起こる人間ドラマも良かった。特におむすびは食べてみたい。人と人とを結ぶ食べ物。

    0
    投稿日: 2023.08.13
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    飲食店に関する短編集。出前をしないラーメン屋から4分以内にラーメンを病室まで届けようとする兄弟。母親の作る弁当が見た目重視でマズイ。デカ盛りをだす定食屋。引退する洋食屋。脱サラしてキッチンカー。 どれもなかなか良かった。近年食べ物がテーマで心の機微を描く小説がよく平台に載せられてるような気がする。それも時代が求めてるからなのか。

    1
    投稿日: 2023.08.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編だけど繋がっていてどの話も良かった。 美味しい料理は人を笑顔にする、しあわせにする。お客さんにまんぷくになってほしいという思いでごはん山盛りにするマンプク食堂が良かった。洋食屋の閉店は残念だったけどドミグラスソースが引き継がれて良かった。

    1
    投稿日: 2023.07.26
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    5つの食に関するお話に出て来る登場人物が、少しずつつながっていて面白い。 どのお話も、料理に対しての愛情がぎゅっと詰まっていて、読んでいて幸せな気持ちになるし、読んでいるとお腹が空きます。 出会えて良かった作品です。

    41
    投稿日: 2023.07.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    感動した。帯に書いてある通りしみじみと涙が出た。 ラーメンの話が一番好きだったかな。どれもいいけど。 マンプク食堂もなんともせつないけど、いい話。 どの店もまだまだ続いていてほしい。 月河軒のお店が終わってしまって寂しかったけど、次の話でおじさんの生きがいがまたできた気がしてよかった。 世の中のお店がこんな風に続いているのかなぁと思うと、外食するのが楽しみ。

    0
    投稿日: 2023.07.22
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    美味しそうな料理が出てくる大好きな食がテーマの短編集。 ほっこり心があたたまるお話ばかり。 最高に美味しいもので人を幸せにしたいという料理人の矜持に心打たれる。

    6
    投稿日: 2023.07.16
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    好き! この話しもっと長く読みたいって言うのもあったし、これからどうなったのかな、って気になるのもあった。でも登場人物がそれぞれ魅力的で、食べ物もパッと頭に浮かんでくる感じで、とても美味しそうだった♡

    2
    投稿日: 2023.06.24
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    「できたてごはんを君に。」を読んだ後に、早く前作を読まねばと言う流れで「本日のメニューは。」を読ませてもらいました。 素晴らしかったですね!全編に「人を幸せにしたい気持ち」が溢れており、気持ちがほっこりしました。 ①中華そば・ふじ屋の筋肉マン「池田さん」②おむすび・結の店主「結女さん」、結女さんにお世話になる「ひかりさん」、③まんぷく食堂さとうの大将「佐藤さん」④洋食屋グリル月河軒の「永吾さん」 ⑤キッチンカーの璃空さん、綱木さん、皆さん素敵で魅力的な方ばかりです。また、人との関わり合いを大切にする気持ちが兄弟本の両方に通じており素晴らしいストーリでした。感謝!

    2
    投稿日: 2023.06.03
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    読み応えがロコモーション!!! 私の中では圧倒的にNo.1 !!! おむすびがビーフシチューたちがキラキラしてるし おなかいっぱい食べることって幸せやんなぁ〜 めっちゃ分かる…!!これ以上にないグルメ小説だ!! Congratulation!!

    2
    投稿日: 2023.04.23
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    年度末〜年度始めは仕事が忙しくバタバタするので、難しいことを考えずにサクッと読めるような本をと思いチョイスした1冊。 ごはん屋さんを舞台にした短編集で、期待通り内容的にもボリューム的にも軽やかでとても読みやすかったです◎ ラーメン、おむすび、山盛りの唐揚げ定食、洋食屋さんのビーフシチュー、ロコモコ…。 出てくる食べ物が本当にどれも美味しそう(^^) 表紙や扉絵のイラストも相まって、読んでいるとお腹が空いてきてしまいます。 巻末の解説ではグルメ小説の変遷的なところにも触れられていて、これもとても興味深かったです。

    2
    投稿日: 2023.04.09
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    先に「できたてご飯をきみに。」を読んじゃったけど、引き込まれるストーリーであっという間に読んでしまった。

    1
    投稿日: 2023.03.17
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    ・四分間出前大作戦 定年退職した医師の毎日の楽しみは、勤めていた病院近くのラーメン屋で昼ごはんを食べること。 そのラーメン屋に毎日通う小学生の兄弟。なぜかラーメン丼ぶりに水をいれて病院へ向かっている。父が入院をし、ラーメンを食べさせたいのだが、出前はやっていない。というのも、ラーメンができあがって4分以内に食べないと美味しくないから出前ができない、という店主のこだわり。なので、4分以内に運べたらラーメンを持って行っていい、とのことで兄弟は練習している。 自分の息子も巻き込んで、兄弟に力を貸す元医師の話。 ・おむすび狂詩曲 おむすび専門店をやっている女性・結女の話。そこに通ってくる高校生ひかりちゃんは、母の手料理のまずさに悩む。SNS映えする弁当は、まったく美味しくない。恥ずかしいから部室でこっそり食べる。朝食は、朝練と嘘をついて早く家を出て、おむすび専門店で朝ごはんを食べる。ある日、おむすび専門店にいるところを母に見つかる。 結女は離婚していて、社会人になった娘もいる。そんな中でひかりちゃんを助けるお話。 ・闘え!マンプク食堂 お客がマンプクだって言って、笑顔で店を出るのが何よりも生き甲斐のおじいちゃん店主がやる食堂。息子を15年前になくしていて、そろそろ店をたたもうかと思っている。そこに痩せた大食いのニイチャンが訪れる。おじいちゃん店主は、ニイチャンにマンプクって言わせるのが目標、というか闘いを挑む。 ・或る洋食屋の一日 長年洋食屋を営んでいた前沢。年齢のこともあり、今日の営業が終えたら店をたたむ。そんな最後の日にいろいろなことを思い出す。 ・ロコ・モーション 高校の同級生で結婚した璃空と杏奈。エンジニアの璃空が突然退職し、キッチンカーでロコモコ丼をやると言い出す。杏奈は応援したいが、お腹に子どもができたこともわかり、葛藤する。キッチンカーに偶然立ち寄った友人の助けをかり、ロコモコ丼をより美味しいものへと改良していく。 おむすび狂詩曲以外は、同じ町内で他の話で登場したりすると、ちょっと嬉しくなる。 おむすび狂詩曲と闘え!マンプク食堂がお気に入り。とりあえず、おむすび・定食が食べたくなる。

    4
    投稿日: 2023.03.16
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    ランキングにあった「できたてごはんを君に。」に惹かれたのだが、先に出た兄弟本ということで、こちらを買ってみた。 中華そば、おむすび、大衆食堂の定食、洋食店のドミグラスソース、キッチンカーのロコモコ丼。食に絡めた人情劇が5つ。 全体的にはやや微妙。 ちょっと良かったのは「おむすび狂詩曲」。私も配偶者には「美味しかったよ」と言うようにしよう。 それでもひかりの母親のお弁当はちょっと極端に過ぎるな。 他の話も妙に拘りが強い設定や登場人物が多くて、あまり話に入っていけなかった。

    31
    投稿日: 2023.03.12
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    どれも美味しそうで、お腹がぺこりんこ。何やかんやあるけれども読後感は爽やかで、美味しいご飯って幸せやなーって思いました。

    1
    投稿日: 2023.03.02
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    ☆4.5 読む順番が前後してしまい、先に「できたてごはんを君に。」を読んでしまっていたのですが、兄弟本ということもあり登場人物が繋がっていて、とっても楽しく読ませて頂きました。 やっぱり池田さん、大好きです!!(推しになりそう…) 5つの連作短編集となっており、どのお話も良かったのですが、中でも「おむすび狂詩曲」がとても印象に残りました。 思わずお腹が鳴ってしまいそうな美味しそうなお料理をはじめ、人と人との繋がりや温かさがたくさん詰まった素敵な作品です❁⃘*.゚

    24
    投稿日: 2023.02.19
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    温かいなあと思う一冊だった。 個人的におむすびの話とマンプク食堂の話が大好き。 共通してるのは『料理で人を喜ばせたい』人たちのお話。

    2
    投稿日: 2023.02.01
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    ☆4.5 短編集ですが、 ガッツリではなくほんのりと 繋がっている。 その「ほんのりと」が、 本書のホッコリした感じと マッチしている。 読んだ後、幸せな気持ちになります。

    6
    投稿日: 2023.01.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    食べ物屋さんと料理とその周りの人たちの短編集。 今まで、「グルメ小説」なるジャンルがあるとは知りませんでした。この「本日のメニューは。」もグルメ小説ですね。 中華そば、おむすび、マンプク定食、ビーフシチュー、ロコモコ。この小説に出てくるメニューです。 良かったのは、「おむすび狂詩曲」の二組の母と娘のストーリー。「おむすびは人と人とを結ぶもの」ってなんか良い言葉やなぁ~と思いました。 「闘え!マンプク食堂」のマンプク食堂に行ってみたい。完食はムリやと思うんですが、マンプク定食も食べてみたいなぁ~と思った。 ロコモコのドミグラスソースとグレービーソースのハイブリッドソースはどんな味なんやろ?継ぎ足し継ぎ足しして作り続けたドミグラスソースからできるビーフシチューもホンマに美味しそう。いつも同じ味の中華そばも良いなぁ。 って全部良かった。どれもおいしそうで食べたくなりました。そして、お腹が空きました。この小説を読むとお腹が減ると思います。短編集ですが、ゆるくつながっていたりして、短編集としてのちょっとした発見もあり、楽しく読めました。 切ないエピソードもありましたが、幸せを感じるストーリーで良かった。読んでお腹が減った小説を読んだのは初めてでした。 行成作品はいくつか読んでいますが、どっちかといえばミステリィ寄りの感じの小説のイメージがあったので、グルメ小説は意外。でも、とても面白かった。 続編が出ても読みたいなと思いました。

    2
    投稿日: 2022.12.07
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    食をテーマにした5篇からなる短編集。 "食が人と人の心を繋ぐ" "誰かを幸せにしたいと作った料理は人の心を動かす" 美味しそうな食の描写。そこにユーモアを交えて描く微笑ましい人間関係。 お腹は減るが、心は優しい気持ちで満たされる。 どの話しも良かったけど、特に最後のロコモコの話が一番好き。

    0
    投稿日: 2022.06.15
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    食がテーマの短編集。料理の描写、調理の描写が丁寧でとてもおいしそうだった。馴染みのある料理なのもいい。おいしい料理にはいろんな力があるんだなあ。 おむすびとマンプク食堂の話が好き。

    0
    投稿日: 2022.06.08
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    それぞれ違う料理店を舞台にした短編集。 こどもも出てはくるのですが、どちらかと言えば、大人が次のステージに踏み出すための一歩、そんな瞬間を切り取ったような小説でした。 それぞれ独立した話ですが、所々繋がりもあります。 出てくる料理がどれもおいしそうで、架空とは分かっていつつも是非行ってみたくなります。

    8
    投稿日: 2022.05.30
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    飲食店の経営は難しい。コロナ禍において、さまざま制限を受けた。東京では、家賃が高い、立地条件がいいほど高い。株の神様の邱永漢さんは、『飲食店は、始めた時から、どう閉めるかを考えることが必要だ』と言った。飲食店がこだわっているものが、なんとなく、昭和なのだ。出前であれば、出前館があったりする。 5つの短編。「4分間出前大作戦」。中華そば屋。毎日食べても飽きない味のラーメン屋。妻が出前をしていたが、なくなってしまって、出前もできなくなった。中華そば屋の前に、病院があるが、道が整備されて、歩道橋で渡らないといけない。そんな時に、小学生の子供が、入院しているお父さんに、ラーメンを食べさせてやりたいと言って、中華そば屋の店主に頼むが、「美味しさは、4分以内に食べないと美味しくない」と言って、子供たちは、中華そばのどんぶりを借りて、練習する。 その設定がおもしろい。こだわりなのだ。設定をしすぎている。もっと柔軟にすればいいのだが、それをしてしまえば、物語は成り立たない。果たして、子供たちはお父さんにラーメンを食べさせることができるか。 「おむすび狂詩曲」お母さんは、娘の弁当を作るのが好きだ。SNSで「いいね」とされることに、全力を挙げる。結果として、娘が欲しい弁当なんて関係ないのだ。娘は、見た目はいいが、全く、おえっという臭いを放つマズメシを食べることができない。近くで店がオープンする。おむすび屋である。おにぎりではなく、おむすびというのが重要。朝から、そのおむすび屋に娘はいく。塩おむすびが美味しいのだ。そのことを母親に見つかってしまう。 「闘え、マンプク食堂」オヤジは、お客を満腹にさせたい。のれんに「マンプク」と言った文字の暖簾がかかっている。息子が、筋萎縮性側索硬化症で亡くなった。声さえ出ないのに、脳だけ衰えない。若くして、寝たきりの状態になり、結局は食べることもできなくなって、死んだ。そのことが、満腹になって欲しいの願う食道の親父になっている。そこに、痩せているがいっぱい食べる青年がきて、再三度外視して、満腹にするマンプク定食を作る。それも、1000円以内なのだ。その青年は、大食い競争にも出たりする。とにかく満腹と言わせることが、親父にとっては、幸せなのだ。 「或る洋食屋の1日」洋食屋グリル月河。おすすめのメニューは、ビーフシチュー。じっくりと作り込むのだ。ドミグラスソースを50年間作り続けてきた。味を受け継ぐのだ。ドミグラスとは、フランス語で「半分に・煮詰める」という意味だ。しかし、体力が続かない。レシピを受け継ぐものもいなかった。 「ロコ・モーション」脱サラして、キッチンカーで洋食屋をやろうとする。ハワイで食べた「ロコモコ」が美味しかったのだ。しかし、キッチンカーで料理することができない。キッチンがないと売ることができない。それで、ドムグラスソースの閉店した洋食屋を教えられる。そこで、美味しいロコモコ丼が作れることになる。 お客さんが、何を食べたいのか?よりも、自分のこだわりで飲食店を経営しようとする食堂経営者。 食堂のこだわりって、なんだろうか。サイゼリアの正垣泰彦の「美味しいから売れるのではない、売れているから美味しいのだ」という言葉が浮かんだ。著者の食のこだわりが、作る側ばかりのことを考えている限り、閉店するしかないだろうね。食の物語の時代の流れに、追いついていかない。 まぁ。味わいたいのは、ドミグラスソースだけかな。

    0
    投稿日: 2022.04.17
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    ご飯の描写が何よりも全ておいしそうで... 読んでいてお腹が空いてたまりません(^_^;) 短編集ですが、どれもご飯とそれにまつわる人達のハートフルストーリーって感じです。読んでいてとても心が温まりました。 おむすびの話が一番心にささったかな、母親の料理を食べたら「おいしかった」とできるだけ言うようにしようと思いました。

    2
    投稿日: 2022.04.07
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    初読作家さん。 料理にまつわる5つの短編集。 中華そば、おむすび、から揚げ定食、ビーフシチュー、ロコモコ。 空腹時に読むのは要注意(笑) お腹は空くけど、人情たっぷりで心は満たされる。 ご馳走様でした。

    2
    投稿日: 2022.03.12
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    5つの短編はどれもこれもとても良い話でした。 食べ物は、人の生活の一部でありとても大事なもの。 特におむすびの話が良かった。誰でも作れそうなおむすびだけれど、出来上がりは様々。 こだわりのおむすびが無性に食べたくなったし、母娘のやりとりに泣けました!

    1
    投稿日: 2022.02.10
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    食と命がつながっている本。 食事は愛であり幸せであり力であり 優しさであり生きる。なんだな。 大切にしたいと思いました。 美味しいおむすびを結べるようになりたいな。

    1
    投稿日: 2022.02.09
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    五つ(だったかな?)の短編集。どれも読みごたえがあって、お腹がなる。おにぎりの話が特によくて、おにぎりを買いにいった。結構遠かったけど、滋賀県の田舎の元気屋のくりまるおにぎりを買いにいった。本のイメージにぴったりだった。 おいしい!

    19
    投稿日: 2022.01.25
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    食に関する5つの短編集。いくつかの話が繋がっていて、伏線回収が面白い。おむすびを作る時、ほんのり酢を混ぜた手水に両手をつけるのがいいらしい。

    1
    投稿日: 2022.01.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    食にまつわる短編で繋がっている構成もあったり全部面白かった。あっという間に読了。表紙のおむすびも美味しそうで食欲をそそるぅ。メシマズ母の話はちょっと考えさせられた。作る側と食べる義務となってる側、自分の反対側の立場になって考えられなくなるけど気付かされた。

    0
    投稿日: 2022.01.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『こだわりの【食】がつなぐ、人のココロ』 【食】にこだわりを持った料理人に関わる人達の人間ドラマを描いた5編の短編集。マズメシ母のお弁当に苦しむ女子高生を描いた「おむすび狂詩曲」を読めば、おむすびが食べたくなること間違いなし!

    0
    投稿日: 2021.12.20
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    飲食店を舞台にした短編集です。 最近こういうテイストの本結構な数出ていますが、この本の店はどれもこれも美味しそうです。個人的には冒頭のおむすび屋さんと、デカ盛りのまんぷく食堂に行ってみたいと思いました。 どの話も結構感動します。

    2
    投稿日: 2021.12.17
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    どのお話もとってもおいしそうだった!個人的にはおむすび狂詩曲が好きかな〜。特別な料理とか、高級なものってわけじゃない、日常の味って感じが素敵。 中華そば、おむすび、ロコモコ…私も食べたくなった。少しずつ人がつながってるのもよかった。

    5
    投稿日: 2021.12.02
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    食は馬鹿にできない。 作り手も食べ手も優しい気持ちになったり食に支えられたり、その一方でしんどい思いをさせる可能性もある。いただきます・ごちそうさま・ありがとう・美味しかったよ、ちゃんと言わないといけないですね。 特に個人的に泣けたのは「闘え!マンプク食堂」。デカ盛り定食を提供する食堂のおじちゃんと底なし沼の胃を持つ若者の話。おじちゃんがなぜデカ盛りを提供するに至ったのか、若者が抱えてきた食への思いと交差する時おもわず涙が溢れてしまいました。

    1
    投稿日: 2021.11.26
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    食に(飲食店に)まつわる短編集。 コメディタッチを想起させる各短篇タイトルに騙されました。どれも何かしらの終わりが関連する話で、軽い気持ちで読むと不意に胸をズキンとさせられます。 けど読後感は、かなり良い。短編の構成が、終わりかけのエネルギーが、また始まりに繋がる感じで、好きなつくりでした。

    1
    投稿日: 2021.11.04
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    短編集ですが一話一話、それぞれに素敵なお話で温かい気持ちで胸がいっぱいになりました。 どれも良かったけど、特別好きなのは *「闘え!マンプク食堂」 満腹になったお客さんを見送るのが無上の喜びの店主と常連客の物語。余韻も良いし食堂の夫婦もすごく好き♪何度も涙腺崩壊しました。 他にも入院中の父のため自ら出前を試みる兄弟と周囲の大人たち、メシマズ母と娘&おむすび屋の母と娘、閉店を迎えた洋食店、キッチンカーで商売を始める夫婦の物語にもじーん。 軽いボリュームなのに、温かい感情で胸が満たされる大満足の一冊でした♪

    8
    投稿日: 2021.11.01
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    本書は一つの町を舞台に、「食」をテーマにした5つのお話を集めた短編集。出てくるメニューは、毎日でも食べたい昔ながらの中華そば、人と人とを結ぶおむすび、来た人を満腹にさせることを喜びとする食堂のデカ盛りのマンプク定食、老舗洋食店で50年かけて作られてきたビーフシチュー、キッチンカーで挑戦する究極のロコモコ。料理が趣味の著者が表現する料理は、どれも食欲を刺激します。

    1
    投稿日: 2021.10.16
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    食に絡む短編5作品 5作品の中に他作品とつながりがあるものありました また、単に食の物語っていうよりも 人間関係による物語が印象的でした いずれの作品もとてもよかったです

    5
    投稿日: 2021.10.06
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    目頭が熱くなり、心が温かくなる話ばかりでした。 おむすびの話は、おむすび食べたいなぁと思いながら読み、読み終わったあとに米を握りました。おむすびではなくおにぎりになってしまいましたが、いつもより美味しかったような気がします。 どの話も、お腹が空く…!

    0
    投稿日: 2021.10.05
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    恥ずかしながら大泣きしてしまった。 食を巡る5つの短編集。 完全に独立したものではなく、 それぞれの物語は緩やかにつながっている。 「四分間出前大作戦」は、 こだわりのラーメンを4分で届ける物語。 父と子の関係性に早くも心の扉がノックされる。 「おむすび狂詩曲」は、 うって変わって母と娘の物語。 食べること、感謝の気持ちを考えさせられ、 もう瞳はうるむ。 そして「闘え!マンプク食堂」で号泣。 ユーモラスを感じさせる大食いの話で、 前2話の方がしんみりしているにも関わらず、 店主の大盛への想いを聞いたらもう駄目だ。 「或る洋食屋の一日」が静かに涙を収めてくれる。 風景スケッチのような作品で意外な感じ。 それを「ロコ・モーション」が回収する。 歴史ある洋食屋の味が、形を変え受け継がれていく。 温かな物語に涙の跡もすっかり乾く。 ごはんを食べた後、お腹がほっこりするように、 読後、穏やかで前向きな気分にさせられる。 食べることと生きることは近い。 食べ物を作ることは、 どうやって生きるかと近い。 だからか食と料理する人々を描く物語が心を打つ。

    0
    投稿日: 2021.09.20
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    本屋で目に止まった同書を図書館で借りて、読む。最初は、良くある軽い本かと思ったが、「おむすび協奏曲」と「闘え!マンプク食堂」は、少しコミカルでほのぼのとしたやさしさを感じる。著者の他の小説を試して見たくなりました。

    0
    投稿日: 2021.09.13
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    夏休みの自己課題図書、2冊目。最近流行りのグルメ小説で、おむすびのストーリーに期待しながら読んだ。 それぞれのストーリーが緩やかに繋がりながらも、独立した5篇の短編集。 どのごはんも美味しそうな描写で、とても深夜に読んではいけない小説。

    0
    投稿日: 2021.08.21
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    これ良かったなぁ〜\♡/" 5話の短編集。 どの話もラーメン屋だったり洋食屋だったり、町の飲食店が絡んだ人間ドラマ‎でした。  ゆる〜く繋がりのあるところも良かった! 1話目はほんまかいなな設定に若干笑ったけど、いいお話だったな〜 個人的には2話目のマズメシを作る母と娘のお話と、3話目のどのお客さんもお腹いっぱいで帰してあげたい食堂のおっちゃんのお話が大好きでした♪♪ そしてえらくあっさりだったなぁ〜な4話目からの、こう来たか〜の5話目も良かった! どのお話も登場人物たちのその後を想像して楽しく幸せな気分になれる1冊でした。

    12
    投稿日: 2021.08.11
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    食べることって 楽しくて 深くて ありがたくって それらのすべてが 生きるってことで そして 生かされることだと思う

    0
    投稿日: 2021.08.04
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    短編集5編 スケボーでラーメンの出前なんてちょっとびっくりする「四分間出前大作戦」マズメシ弁当の「おむすび狂詩曲」などどの作品も普通ではない状況が面白く調理されて、作品間もゆる〜く繋がっているのがいい。

    0
    投稿日: 2021.07.24
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    5つの料理屋さんと、そのお店を取り巻く人間ドラマから成る短編集。 ラーメン店だったり食堂だったりおむすび屋さんだったりと、全く違うそれぞれのお店に、人の人生と同じように、始まりから終わりまで1つ1つのドラマがあり、すべて味わい深くて面白かったです。 食は人を幸せにするものだと、改めて有り難みを感じました。 また、それらの5つのお店で、人の繋がりがあったところがまた面白かったです。

    10
    投稿日: 2021.07.17
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    短編5作構成。 グルメも含め、人間関係間でも温かみが感じられた1冊。 どれも記憶に残るようなお話で、特に「おむすびラプソディ」は現代のSMS映えも焦点された話で良かった。 食が関わるお話はほっこりします。

    0
    投稿日: 2021.07.16
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    この小説は5つの短編集となっていますが、どのお話しもギュッと濃かった! 最近 " 美味しい料理と人間ドラマ " 的な小説を好んで読んでいますが これは大当たりでした! 店主のこだわりだったり、家族の愛情だったり、人との繋がりだったり…人間ドラマがとても心に響く内容で、沁みました ✧ 私も人生にちゃんと向き合ってみようと思ったり思わなかったり 笑 読み終わった瞬間 本を胸に抱き目を閉じ「ハァーーっ」と深いため息が出ました (マジです 笑) 本当に心にグッとくる、胸が熱くなる作品でした。 是非是非 読んでみて下さい!!

    0
    投稿日: 2021.07.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初の2話は面白いんだけど…あまりにないなーって思ってしまった。 でも、4話で謎を残しつつの5話目は、今の時代っぽさ満点で面白かった。 わたし自身は料理自体が苦手で、人のために料理を作るって家族でも、結構義務感…だけど… 飲食店をやりたい人がたくさんいて、思いがたくさんあると思うと、応援したくなるな。

    1
    投稿日: 2021.07.01
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    5つのメニューからなる短編集。 短編集ながら、全5話に共通する風景や人物、食欲も刺激され味わい深い。

    0
    投稿日: 2021.06.17
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    料理をテーマにした短編集。全部、めちゃくちゃ良かった。それぞれの登場人物が少しずつ繋がっているのも良い。「人を幸せにしたい」という気持ちから作られる料理が全部の話に共通してると思う。

    1
    投稿日: 2021.04.24
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    食事のシーンが描かれている本がとにかく好き。それにより、この本もそんな描写が多いことを期待して手に取りました。新幹線で読もうという動機です。 結果的にとても良かった。思いの外、グッとくるストーリーでした。胸に詰まった思いが溶け出すような、温かいとだけで形容できるような内容ではないけれど。それでもやはり食事にはドラマがあるなと思いました。サラッと読めるのでぜひ、とおすすめできる本です。

    0
    投稿日: 2021.03.12
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    食にまつわるお話を集めた短編集。 どのお話もあたたかく、良い読後感。 おむすびの話、あーあるある、私も母に言えなかったなと思い出しながら読んだ。 一緒懸命作ってくれたお弁当なんだけれども、思春期のわたしにはどうも恥ずかしくて、いい出せなくて。 お互い思い合っているのにボタンをかけ違うというかなんというか。 今なら言えるんだけど、当時は登場人物と一緒で言えなかったな…なんて懐かしく思いながら読みました。

    0
    投稿日: 2021.03.07
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    おいしそうな本って、たまに無性に読みたくなる。。 どれもじんわり涙腺が刺激されて、サクッと読めるいい話ばかり。 ええ、ここで終わっちゃうの?と思いきや 少しずつ話が繋がっていたり。 登場人物みんな愛おしく思えたので、 彼らのその後が知れるのも嬉しかった。 ドミグラスソース、食べてみたいなあ

    2
    投稿日: 2021.02.19
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    「食」がテーマの短編集。「食」というか、おむすび屋さんとか、大盛食堂とか、老舗の町の洋食屋さんとか、ラーメン屋さんとか、キッチンカーとか、飲食店の中の人のお話。それぞれ、メニューにこだわりがあって、とにかく美味しそう。で、食事したくなる。同じ町の中の飲食店が舞台で、ちょっとづつ繋がりがあるのが、こじゃれてて好き。 ラーメン屋さんの4分のこだわりとスケボーの件、おむすび屋さんと料理下手な母親の話が、特に気になった。

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    投稿日: 2021.01.28
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    1章1章を食べ物と人情が彩る短編集。 どの話も美味しそうでちょっとじんとくる。 そして、挿絵が美味しそうでたまらんだ。笑。 登場人物がリンクしてるのも好きなヤツ♩¨̮ 忙しい合間に気分転換できちゃう本。

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    投稿日: 2020.11.14