
総合評価
(104件)| 49 | ||
| 41 | ||
| 12 | ||
| 0 | ||
| 0 |
powered by ブクログ上下巻合わせると約1000ページ、結構なボリュームです。 まだ上巻ですが、次々といろいろな情報が出てきます。頭を整理しながら読み進めます。 戦争をその真っ只中で経験した世代の話、公安という想像もつかない世界の話、これらにいつも飄々とした鑓水のエピソードが所々で顔を出します。 スピーディーな展開、下巻も楽しみです。
52投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログ第3弾 上巻! 今回は、鑓水さんがメイン! 私の御贔屓の方なんで、楽しみ! 結構、分厚い本で読もうと頑張るけど、邪魔が…ワールドシリーズという…(^◇^;) しかし、公安怖いな〜 それにぶら下がるマスゴミもそうやけど。 サブリミナル効果やないけど、徐々、国民のココロを誘導… どんな計画やねん! 闇も2つありそうやし… さぁ、これから、この闇をどう裁くねん! 3人さん! 今は、瀬戸内海のどっかの島(名前忘れた〜)で、人探し! 後半、楽しみ〜!!! サブリミナル効果やないけど、今もやってそうやもんな。高市さんのニュースの画像斜めにするとか… こういう、ヘラヘラしてて、実はやり手みたいな人が好みなので、鑓水さん推し! なんか、ブリーチで出てた浦原 喜助みたいな感じかな? ******************** 怖々…行って来た〜 「死霊館 最後の儀式」 超常現象研究家夫妻の話。現実的なゴーストバスターやな。実話やし。 こんなの仕事にする神経が分からんわ。 お決まりやけど、なんで、幽霊とか出そうなとこ電灯付けんと行くねん!って叫びそうになるわ〜! まぁ、怖いだけやけどσ^_^; 悪魔め!はじめから、これが狙いやったのか! ただなぁ、やはり、あの一神教のお国柄やから、やはり聖水とか、聖書になるのがな〜 悪魔もあの宗教の考えやし。 他の宗教も参加させて! 例えば、巫女さんの衣装着て、闘うとか。 ただ、袈裟はなぁ… なんかなぁ… う〜ん… もう、悪魔に魂売ってる気が〜w
98投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログ詳細な感想は下巻で書きますが、今回はミステリーの中でもかなり戦争に焦点が当てられたものだった。結構その色が濃いこともあって、犯罪者と幻夏とは少し雰囲気が異なる気がする。
1投稿日: 2025.09.22
powered by ブクログはい、鑓水と修司と相馬のシリーズ第三弾! この間知らずに2作目を読んじゃったからね。 早速借りてきました3作目! …ん?1作目は読まないのかって? 聞いちゃう? それがさー、除籍になっててないのよ図書館に (T ^ T) シリーズ物だし、リクエストも出してきたし、絶版でもないから多分入ると思われるんだけど。 もう、はーーーだよ。 ってことで3作目を借りてきたんだけど、なんかこう、皆さんもう知ってるよね!みたいなのがあったりしてね。 知らないわよっ!気になってるわよっ! でもないんだもーん。 謎なままこのまま変な順番で読んでやるー。 まだ下巻が待ってるからたいしたレビューも書けないけど(いつもだけど)、詰まってるわねぇ。 この先どうなるのかしら⁉︎ でも下巻を読む前に早く返さなきゃいけない予約本が届いてしまったー!!
50投稿日: 2025.09.08
powered by ブクログ渋谷のスクランブル交差点で 雲一つない空に向かって 何かを訴えながら絶滅した老人が 最期に見ていたものはなんだったのか… その意味を探るため 鑓水、相馬、修司が事件を追っていく 3人の名コンビ!! また会えて嬉しいー!! その一方で…1人の公安警察官が忽然と姿を消す ふたつの事件を追いながら 謎が謎をよび… ひとつの真実が近づくと また新たな謎が生まれ… 事件の核心に触れそうなあたりで 上巻が終わるため くぅぅぅ〜早く読みたい〜と 下巻に手を伸ばしてしまう! 大きな敵に立ち向かう鑓水たちを 最後まで見届けたい!!
2投稿日: 2025.09.06
powered by ブクログページをめくる手が止められず、早く下巻が読みたくなる! 太田愛さんのシリーズ3作目。 「犯罪者」、「幻夏」を読んでから本作を読んだ方がより楽しめそう。 2つの事件を行き来しながら読み進めるので少し複雑なところはありますが、それぞれの事件の真相が少しずつ重なっていくのが面白い。 上巻では、謎が謎を呼び、ひとつ真実に近づくと新たな謎が生まれ…という感じで、まだまだ事件の革新には遠そう。このあとどうなるんだろう?続きが気になるー! 「犯罪者」が修司、「幻夏」が相馬の話だとすると、こちらは鑓水の話という感じかな。いつも飄々としてる鑓水の心の内を覗くシーンも多く、そこも楽しかったです。
8投稿日: 2025.08.04
powered by ブクログ「犯罪者」「幻夏」からのシリーズ3作目。スクランブル交差点で亡くなった老人と行方不明の公安。2つの事件がどう絡んでくるのか気になって読むがボリュームが凄い。下巻へ続きます。
37投稿日: 2025.06.21
powered by ブクログ「我々は住む家も、着る物も、食べる物さえない焼け跡から、歯を食いしばって立ち上がり、ようやっとここまできたのだ。」 奇跡の復興をとげた日本。東京オリンピックの開会式で.日の丸を掲げた選手たちが入場してきた姿を見て、体の底から湧き上がるような感動を覚えたと言う。 その感情は現代を生きる私たちには、一片を想像することはできても、到底及ばない想像でしかない。 この作品の根底にはその私たちが考え及ばない深い深い感情があるのだろう。 下巻でどのような結末に向かうのか。 究極の危機でありながら、飄々と乗り越えていく、お馴染みの3人にまた会えてとても楽しかった!
24投稿日: 2025.06.11
powered by ブクログ鑓水シリーズ三部作の3作目。 前2作は評判通り、とても楽しめました。 それでも上下巻の作品はハードルが高く、今作の読み始めまで随分と時間を開けてしまった。 さて今作の上巻は、序盤は謎だらけで話の筋が正直つかめない・・・何?・・・なぜ、何故、ナゼ・・・ それが、理解を深めようと、ドンドン読み進んでいけるのでした。終盤には次が楽しみ、となり・・・ 今、下巻の中ほどまで進んでいます。 やはり、安定の楽しみを頂けます。
32投稿日: 2025.04.27
powered by ブクログ太田愛さん。渋谷のスクランブル交差点で老人が白昼亡くなり、それがテレビ中継された。鑓水のもとにその老人が最後に指差したものは何かと いう依頼が舞い込む。また相馬は失踪した公安刑事の捜査を任される。その刑事は最後に母親のいる施設に来ており、そこは渋谷で死亡した老人のいた施設だった。鑓水と相馬と修司は捜査を進める。 上下巻で長いが一気に読んでしまった。老人のエピソードから鑓水のエピソードまで描写されており、登場人物の背景がしっかりしているのでとても共感できる。言論統制を軸にエンタメ感を損なうことなく書いてありとても考えさせられる本でもあった。三部作と聞いているのでこれが最後なのか、まだまだ読みたいシリーズでした
2投稿日: 2025.04.17
powered by ブクログ鑓水シリーズの3作目。鑓水が主役。 分厚いけど相変わらず一気に読める。 修司が鑓水に金がないんじゃないかと心配しているのが面白いし、しかも伏線なのは流石。
1投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログおじいさんが渋谷のスクランブル交差点で空を指さして死んだ。この好奇心を煽る謎から始まる過去に繋がる深い話がおもしろい。次々とページをめくる手が止まらない。三部作のうちの「犯罪者」、「幻夏」を既読した上で私は、自分の中の何かを隠すようなおちゃらけた鑓水に惹かれていたのだけども、ついに彼に焦点が当てられ霧が少しずつ晴れていく感じがものすごくわくわくさせられる。この物語の着地点も今の鑓水を作り上げてきたものも書かれるであろう下巻が楽しみだ。
1投稿日: 2025.02.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
10月10日土曜日、いつもと変わらないスクランブル交差点の中央で何も無い空を指さしながら死んでいく老人がいた。老人の名前は正光秀夫。その後、興信所を営んでいる鑓水と修司のもとに元与党の重鎮である磯部満忠の私設秘書、服部裕之が「1000万を支払うので正光が何を指したのかを調べろ」という依頼をされる。ほぼ同時に、警察官を停職中の相馬のもとに警視庁公安部の前島から部下の山波が行方不明になったので探せという命令を受ける。正光と山波を調べるうちに2人は繋がっており、正光は山波の逃亡を手助けしたのではないかという線が浮上する。3人は正光の旧友であると考えられる白狐を追って岡山県の離島、曳舟島へと向かう。 この物語は戦争が絡んでおり、海軍や大本営など戦争の時代には厳しい情報統制が行われていたことがよく分かった。相変わらず相馬・修司・鑓水の掛け合いが面白い。3人とも恋人がいるのが微笑ましい。鑓水の過去についてはこれまであまり触れられて来なかったので、結末と共に下巻でどのような展開になっていくのかが楽しみ。
2投稿日: 2025.01.04
powered by ブクログ3.5 犯罪者、幻夏より読み進めるのが遅くなった、、 なんだろう、つまらなくはないけどドキドキ感が少なくて。 ヒントがバラバラ落ちてるんだろうけど、どう繋がるかの考察ができない。 けど下も頑張って読もう。
4投稿日: 2024.11.10
powered by ブクログ下巻を読了後に記入しています。 渋谷のスクランブル交差点で何もない空を指差して絶命した老人はなぜ最期にそんなことをしたのか。 公安の警察官が忽然と姿を消したのはなぜか。 この2つの事件を行ったり来たりし、その上なにやら監禁されている男や戦争の話まで出てきて、面白いのに情報量が多すぎて、正直読むのは大変でした。 でも、このとてつもない情報量が下巻で全て回収されます。最高でした。
1投稿日: 2024.09.21
powered by ブクログ上巻ではたった1週間くらいしか進んでいないのに、ものすごく濃厚。 はじめは、「渋谷スクランブル交差点で天を指差して亡くなったおじいさんは、何を指し示していたのか」というこの本のテーマに感情移入できず、読み進めるのがゆっくりだったが、太平洋戦争のくだりや、公安、興信所、メディアと政治の関係など物語が進んできたら面白く読めた。 途中読み返さないといけないくらい、伏線が散りばめられているこの本を書ける太田さんがすごい。
23投稿日: 2024.08.10
powered by ブクログ壮大なストーリー。 「犯罪者」「幻夏」と3部作(?)全て読了。 「犯罪者」に続き、上下巻という長いお話だがそれを感じさせない場面転換、シーンが目に浮かぶような惹き込まれる文章であっという間に上巻を読了。 鑓水と修司、相馬が別々の点から同じ事件を追っていく様が面白い。 社内政治のゴタゴタ、派閥もリアリティがあった。 一筋縄ではいかない感じが良い。 あらすじ 白昼、老人が渋谷のスクランブル交差点で何もない空を指さして絶命した。 死の間際、正光はあの空に何を見ていたのか。 それを突き止めれば一千万円の報酬を支払うと依頼が舞い込む。 そして老人が死んだ同じ日、ひとりの公安警察官が忽然と姿を消した…。
0投稿日: 2024.07.22
powered by ブクログ『犯罪者』『幻夏』に活躍した、鑓水・修司・相馬の3人がまたまた登場。 渋谷のスクランブル交差点で空を指差して亡くなった正光秀雄。その意味を突き止めるため辿り着いた岡山の小さな島で上巻は終わりました。 この3人が大好きなのと、太田さんの描くストーリーは本当に面白い。 感想は下巻で。 上巻から面白かったので下巻を読むのが楽しみすぎる。
0投稿日: 2024.07.12
powered by ブクログ星★3.5です。 初めての太田愛さんの作品。読む順はどうやら『犯罪者』→『幻夏』→『天上の葦』が推奨されるようですが、ほか作品を全く知らなくても楽しめました。 小説の大事な骨格である構成がまぁなんとすごい。老人の謎を巡って、登場人物たちの数時間、1日単位の緻密なストーリーを読んでるつもりが、読み進めるうちにいつの間にやらスケールの大きな構成の枠に乗せられており、ワクワクします! 読んでも読んでも、新しい謎や問題が出てきて、少しづつ明るみになるけれど、また別の障害や疑惑が増え、読み応えがあり飽きません。 すごい作家さんだなぁと思ったら、脚本家さんでもあったんですね。納得です!! 上巻は、東京での都会感満載なスピーディーなサスペンス描写から、一転して気味の悪い雰囲気ホラーの閉鎖的な島へ舞台が変わります。そこもまた読者を飽きさせないポイントでした★
7投稿日: 2024.07.07
powered by ブクログ太田愛氏の魂を込めた大作。読み応えずっしりな社会派ミステリーが好きな人におすすめ。 著者が伝えたいテーマは明確なのだが、ストーリーは極めて複雑である。上下巻2冊と思えないほど濃く、長く感じる。よくここまで書き広げて収拾するな、と感心してしまう。登場人物が多く男ばかりなので、誰が誰か分からなくならないように時間のある時に一気読みしていただきたい。 ストーリーは、ある老人が渋谷のスクランブル交差点で天を指さして絶命した。その姿は誰に見せたくて、どういうメッセージがあったのか。その謎を解くべく依頼された探偵事務所のメンバーたちと、警察組織に使い倒される人々が、瀬戸内海の小島に導かれ物語が展開する。不可解な動きの裏で糸を引いている権力の存在に気付く。 テレビドラマの脚本家出身の著者の筆力が最近の作家のなかではすごく、山崎豊子を思い出させる硬派な社会派である。著者がこの小説で世の中に問いたいこととは何か。正義は最後には勝つのか?という命題も読者をうならせる。 読むのに時間がかかってしまったが、読んでよかった。
0投稿日: 2024.06.24
powered by ブクログ鑓水と修司、相馬の3人が活躍するこのシリーズ3作目。上下巻だし、内容はかなり重いものだろうし、覚悟して開いたけど読み始めれば序盤からぐいぐい引き込まれる。鑓水と修司、そして相馬にそれぞれ持ち込まれた2つの依頼を追っていくうちにそれらが少しずつ繋がりを見せていき、公安という危険な敵に追われながらも核心に迫っていく。修司と相馬が「今回の鑓水はいつもと違う」と心配するのがどこかで悪い方に進まないかソワソワするし、とにかくこの3人が無事でいてくれますように、と願いながら下巻へ。
11投稿日: 2024.06.04
powered by ブクログ「犯罪者」、「幻夏」にも登場した個性豊かな3人の主人公が、日本中を注目させた、ある奇怪な出来事の謎を解明すべく、またまた大活躍する大作の上巻となります。 今回の事件では、複数の公安警察官の動きがポイントとなっていますが、先の展開が知りたくてたまらず、「犯罪者」や「幻夏」と同様、ページをめくるのが止まりませんでした。 そして、後半、物語の舞台はあるキーマンを探しに瀬戸内海のある小島に移るのですが、そのキーマンが誰なのか、必死に頭を回転して推理している自分がいました。 島の住民はみんなが排他的であり、全員、怪しく思えてきますね。このあたりの人間描写が、著者は本当に上手ですね。 東京のど真ん中で発生した奇怪な出来事の真相は、どんなことなのか・・・ 早速、下巻に移りたいと思います。
0投稿日: 2024.05.26
powered by ブクログいつもの3人組。今回は鑓水の興信所に仇敵の磯辺から依頼が。究極のあっちむいてホイおじさんが、最期に見てた景色は、指差したものは何だったのか? 相馬には公安から個人的な依頼が。失踪した山波を追いかけていたら、事件は思わぬ方向から鑓水達と繋がる。 公安と報道がグルになって隠す真相とは何か? 戦中から繋がる何かを追いかけて、瀬戸内まで向かう3人。 今回は公安まで敵に回して、相変わらずの逃げまくり生活(笑)
0投稿日: 2024.04.30
powered by ブクログ犯罪者、幻夏と読んで 天上の葦の上巻を読了。 鑓水 相馬 修司の3人のやりとりにニヤニヤ ワクワクしながら 下巻へ。
0投稿日: 2024.04.27
powered by ブクログとにかく素晴らしい。犯罪者、幻夏も素晴らしかったですが、本作も大変読み応えがあり一気読みでした。上下巻読み終わりましたので、さらなる感想は下巻の方に記載。
26投稿日: 2024.04.16
powered by ブクログ『犯罪者』『幻夏』を読んですぐに購入。 けれどこれだけの大作、ならびに大好きな三部作となれば読むタイミングも大事。少し寝かせてやっと読みました。 期待どおり壮大で影の部分も織り込んで、まさに『犯罪者』と『幻夏』を足したような作品です。 他の方のレビューほど、私は戦時下の話に中弛みせずに読めました。下巻が楽しみ。
11投稿日: 2024.04.15
powered by ブクログ登場人物達の年齢、日付・曜日から2015年が舞台設定の物語と思える。 綿密な取材に基づく構想、よく練られたストーリーの大作なのは間違い無い。であるが、はやく先が読みたい!…と言うワクワク感は無かった。先の大戦が発端となる事件らしいが、瀬戸内海の島での話は『獄門島(横溝正史)』に影響を受けたか? 第一部の最後・上巻の終盤になってやっと物語が大きく動き出す……長かった(笑)
0投稿日: 2024.04.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
犯罪者、幻夏と読み進めてついに三作目の天上の葦。 犯罪者・上とは打って変わって天上の葦・上を読み終えても謎が多すぎてまだまだ繋がらない部分ばかり。犯罪者・上ではドキドキが止まらず、ミステリー・サスペンス特有の楽しさが全面で下を手にしたが、今回は天上の葦・上を読み終えての感想は「?」。ここからどう転がっていくのか。とにかく上だけでも情報量が多くて一回整理しないと…という気持ちもあるがまずは下を手にしてみようと思う。 そして全てがつながった時、再読したい。 犯罪者では繁藤、幻夏では相馬。そして今回は鑓水のバックグラウンドにも触れていて、三作それぞれで登場人物を知れるのもまた良い。
2投稿日: 2024.04.13
powered by ブクログ「犯罪者」「幻夏」に続くクライムサスペンスシリーズの第3弾。 これまた息をつかせぬ展開で、一度本を開いたら読む手が止まらないほど面白い。今までより鑓水の推理が洗練されていて、通常の推理小説なら名探偵(鑓水)とその助手(修司)の関係が鮮明になったかと。 下巻に対する期待もとても大きいんだけど、今回の上巻では、戦時中の難しい話にだいぶページを割いていて少し冗長に感じたのと、ところどころ人物の描写がステレオタイプに語られていたので(受付嬢とか)、そこが少し残念だった。
2投稿日: 2024.03.29
powered by ブクログ老人はなぜ空を指して絶命したのか? 公安警察の山波は何を知り、どこに逃げたのか?ふたつの事件の真相を巡って、今回も3人が活躍。追っては追われ、ハラハラドキドキ。 戦争、政治、報道についても考えさせられた。下巻へ
8投稿日: 2024.03.06
powered by ブクログ『犯罪者』『幻夏』で活躍した鑓水、修司、相馬の三人。 今作品でも謎の依頼に果敢に取り組む姿にワクワク。 今回は鑓水の興信所事務所に愛犬の四郎が登場。 このワンちゃん、新登場だっけ? 太田愛さんの作品は、背後に社会問題が絡んでいて複雑。 核心に何があるのか、上巻の段階ではまだ明確ではない。 そして登場人物が多いのです。 警察組織、報道業界、戦時中の海軍組織、等々。 対立の図式が見えてくるのは中盤になってから。 そして、ついつい時間を忘れてしまうくらい面白い! 巧妙な話術。 手掛かりを得るスキル。 間一髪の逃亡劇。 核心に迫ろうとする行動の速さ。 公安の目をかわして逃げ延びた三人。 真実を解明しようと苦戦中。 一方 公安は、彼らの居場所を的確に推測し、 あと少しのところまで迫ろうとする。 怖い、怖い!つかまっちゃうよ! ……というところで、(下巻に続く)の文字。 夜ふかしが続くのはよくないので、今夜はここまで。
43投稿日: 2024.03.04
powered by ブクログ物語の構造上仕方ないかもしれないが、第二部からのペースダウンが惜しいかな まあそれほど物語に引き込まれたという事で! 下巻も期待してます
0投稿日: 2024.02.29
powered by ブクログ渋谷の交差点で点を指差し絶命した老人、正光秀雄と瀬戸内海の曳舟島で暮らす老人たちの接点はどこにあるだろうか。 鑓水・相馬・修司の3人がこの島でどんなことをするのだろう。島の人は穏やかで優しいイメージもあるけど、よそ者を受け入れない文化もあるから、鑓水たちはそこにうまく溶け込んでいけるのだろうか。
1投稿日: 2024.02.19
powered by ブクログいろいろな伏線を張りまくっていて、見事に回収されるのが楽しみ。相変わらずキレキレの鑓水と修司と相馬のチームに、島の人々。どうなるのかな。 わくわくの下巻へ。
20投稿日: 2024.01.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
上巻を読了。感想は下巻を読んでから。 太田愛さんは難しいテーマを分かりやすく、面白く作品に仕上げてしまうのだからとにかく凄い。中々ストーリーの全容を掴ませてくれないので下巻を読んでみないと…だけど、戦争の残した爪痕や公安の恐ろしさは読んでいてドキドキしました。 持ち込み可の飲食店で修司・鑓水・相馬が落ち合った場面で、鑓水がアメ横で買ったマグロの短冊とともに持ち込んだ包丁が直後に活かされる描写があり、ムダな会話や小道具がない凄い作家だと改めて感じました。読んでいて何か違和感を覚える事があったらきっと仕掛けがあるんだと思う、まぁ自分は気付けない方なので後半の怒涛の伏線回収待ちです笑。
63投稿日: 2024.01.07
powered by ブクログ前2作の雰囲気そのままに、更にスケールアップされてて期待を裏切らない。戦時中の話が重点的に描かれたりするため少しスピードダウンしてる感は否めないが、その分物語は重厚。コロコロ変わっていく舞台と、まさに謎が謎を呼ぶ展開が複雑ではあっても、主人公3人のノリが軽い部分も多くて読み進め易い。下巻で更にまだいろいろ起こるかと思うが、納得出来る締めを期待したい。
15投稿日: 2023.12.19
powered by ブクログキャスト(勝手なイメージです) 鑓水七雄・・・オダギリジョー 繁藤修司・・・山田裕貴 相馬亮介・・・???
5投稿日: 2023.11.11
powered by ブクログ登場人物が覚えきれない。読み進めていくと、これ誰だっけ?ってなることが多く、全部読むのにものすごく時間がかかった。
0投稿日: 2023.08.31
powered by ブクログまた会えた3人、 鑓水が中心な本作もいつもの疾走感。 でも物語は戦時中に遡りながら 重苦しい空気を孕んで進みます。 読んでいて苦しい気持ちになる部分も。 「火が小さいうちしか戦えない」 今の時代でも同じこと。 最後の展開は胸がすく思い。 だけど読後の心はまだ震えています。
2投稿日: 2023.08.30
powered by ブクログこの本はグイグイ読み進めてしまった 次の展開ぎどうなるのか検討もつかず、その展開も自然な流れで進みとても面白い 背景もしっかりしてて全く違和感ない この作者の本はまた読んでみたい
2投稿日: 2023.07.13
powered by ブクログ面白すぎてやばい!! 犯罪者シリーズ第3弾の本作は、第1弾の作風に似ています。最高に面白いです。惹き込まれます。 手に汗握る展開、ユーモア溢れる会話劇、先が読めない不穏な空気…まさに極上のエンタメ作品になっております。 いつもの3人が巻き込まれた事件には、国家の陰謀が隠されているようで…一体この先なにが明らかになるのか気になります。 3人が調べる中で、どうやら第二次世界大戦の海軍がキーワードになっているようで…戦時中に起きた「地獄」について、下巻で暴かれるのでしょうか? あまりにも面白すぎてページをめくる手が止まりません。 上下巻併せて1000ページ超えの超大作! 流石の重厚な物語に脱帽です! 下巻も楽しみ!!
4投稿日: 2023.06.18
powered by ブクログ鑓水、修司のコンビが今回巻き込まれるのは一体どんな展開を見せるのか、公安警察がらみか、老人の不可解な死に方は何を示しているのか。戦時中の話に遡っていくようなミステリーが、地域と時間を広げて展開される。 太田愛のストーリー構成力が遺憾無く発揮される海外連続ドラマにも匹敵する二転三転のスリリングな展開。章立ての終わりに毎回謎のセリフを持ってくるのは映像化を最初から意識しているかのようだ。下巻を早く手に取りたくなる。
6投稿日: 2023.06.17
powered by ブクログ『犯罪者』『幻夏』に続く作品、シリーズに共通する登場人物の中でも鑓水の役割が重要になって来る。やや展開が前2作よりも重い感じがするが俄然、中盤から深みが増してきた。かなり追い詰められている状況の中で、後半でどう切り替えしていくのか、真相が明らかにされていくのか、大きなテーマ(だと思われる)だけに下巻に期待。
3投稿日: 2023.06.16
powered by ブクログ相変わらずすごい密度だなと思って読んでいたら、途中で急にペースダウンする。でも読みやすいし面白かった。
2投稿日: 2023.04.07
powered by ブクログ相変わらず みんな頭キレキレ その描写はそう読み取るのねと 感心しながら読み進めてる どんなクライマックスかしら
1投稿日: 2023.03.03
powered by ブクログ同著者「犯罪者」「幻夏」から続けて読んだ。 前二つを読んでいなくても読める作りにはなっていると思うが、断然読んでから進んでもらったほうが面白さは倍増すると思う。 メインキャラ3人のうち鑓水七雄のお当番会。 読み慣れてきたせいか前二つよりも進展が少ないというかモソモソした感じがした。(ちなみにこれは下巻で一変する)とても個人的なメモになるが、3人の絡みが最初に見られる「犯罪者」時点で鑓水の容姿について認識を誤ってしまったところから、なんとなくキャラズレが起きてしまっているので、これはまた「犯罪者」に戻ってそれぞれの過去を知った上での2周目に行きたい。 読み終わってすぐ2周目に行きたくなる本なんてそうそうない。 だからやっぱり太田愛さんはすごい。
1投稿日: 2023.02.26
powered by ブクログ上下巻合わせて読んでの感想 シリーズ三作品目 感動あり、緊迫感あり、面白さありと、とにかく色んな人に読んでもらいたい作品 昔と同じ過ちを繰り返さないよう巨大な組織に立ち向かう人々の物語 前作「幻夏」もすごく良い作品であったがこちらも負けず劣らず良作品 上下巻合わせて1000ページ弱と読むのは大変であるがそれを鑑みてもぜひオススメしたい作品である
2投稿日: 2023.02.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
渋谷のスクランブル交差点で空を指差しながら死んだ老人の謎を探る話。 『犯罪者』の登場人物である、相馬、鑓水、修司の3人が謎を追う。因縁の相手である磯辺も出てきて驚いた!! 中盤に戦争の話が出てきて少し難しかったが、とても面白かった。 下巻では、どのように解決していくのか楽しみ。
4投稿日: 2023.01.30
powered by ブクログ幻夏・犯罪者に続く天上の葦。鑓水・修司興信所コンビと相馬警察官。太田さんの小説は、どれも“聖母たちのララバイ“が流れてきそうな雰囲気が良いです。 渋谷スクランブル交差点で、一人の老人が空を指さしながら絶命する、そしてその様子がネットに拡散されていく、そして彼らが動き出す。 興信所コンビは、与党の重鎮から報酬一千万でこの事件の調査を依頼される。相馬は、警視庁公安部課長から極秘に警察官失踪の捜索の指示を受ける。そして、たどり着いた先で三人は合流。 重要な登場人物が多く、それぞれ疑惑的で個性的。上巻では、謎は増すばかり。さて、三人は小さな手がかりから岡山の小さな島で、解決を目指します。 下巻へ急ぎます。
55投稿日: 2023.01.03
powered by ブクログ真昼のスクランブル交差点で空を指さし絶命した老人、正光秀雄の死の真相をめぐり 再び修司、鑓水、相馬の3人はその謎を追う… 正光は一体何を伝えたかったのか、そしてその真相の裏には何が隠されているのか… これまで困難な事件を3人で解決してきた修司・鑓水・相馬、このトリオの活躍をまた見られると思うと読む前からワクワクしておりました。 序盤はゆったりと物語が進んでいき、3人がある島の存在に気づきはじめたくらいからハラハラドキドキの展開でした。(お決まりの緊張感のあるシーンが続きます) そして登場回数は後半に連れて少なくなっていきましたが四郎が登場するシーンは、 とても可愛くほっこりします。 特に鑓水の溺愛っぷりに愛しさを感じました。 このスピード感のまま下巻に進んでいきたいと思います。 それにしてもこの3人が平和に暮らせる日は訪れるのでしょうか・・・笑
43投稿日: 2022.12.27
powered by ブクログ犯罪者 幻夏に続いての3作目なので楽しみにしてました まだ上巻ですが 展開に引き込まれました^ ^ 下巻へ突入します
2投稿日: 2022.12.14
powered by ブクログうーん。話の筋書きはオモロいが、文章が下手。さーと読むとなかなかわかりにくい。じっくりと読まんといけんので疲れるわ。北方君などは短い文体で次から次へと引き込まれていくが、これは真逆だね。 確か、幻夏を読んだ時も爽快感は無かったな。
1投稿日: 2022.11.18
powered by ブクログ相変わらずの展開の上手さ。それぞれの人物の視点で描かれるので、続きが気になり寝不足必至。 下巻での展開に期待大。
1投稿日: 2022.11.10
powered by ブクログ登場人物たちがどうつながって、どこに着地するのかまったくわからない。鑓水、相馬、修司が、曳舟島に渡ってから、物語が大きく動く予感…
16投稿日: 2022.10.23
powered by ブクログ2つの別の話が交錯して繋がっていく流れが見事。このシリーズにハズレはないな。 本当にすごい作家さん。
5投稿日: 2022.08.31
powered by ブクログ犯罪者、幻夏で確固たる絆ができている鑓水、相馬、修司のやり取りが微笑ましくすっかりファンである。あと四郎も可愛くてたまらない。小声で呼んでリュックに飛び込むところとか、きゅんです。キャラが全員いい味出してるなぁ〜。 上下巻どちらも分厚いが、読ませる文章であっという間に上巻読了。展開が飽きさせないし、真相が気になる〜!いざ下巻へ!
24投稿日: 2022.08.28
powered by ブクログ上巻だけで543頁...。ただ、飽きさせないハラハラドキドキの展開と、時折差し込まれる意味深な場面。三人の軽妙な遣り取りもそのままに、頁を捲る手は普段なら止まらない(ちょっと色々あって)。事件はどのような結末を迎えるのか? さあ下巻へ!
8投稿日: 2022.08.12
powered by ブクログ過去と現在がどのように繋がっていくのだろう。登場人物の個性と相まって、絡み合う関係。最後の場面は、瀬戸内の小さな島。その背景もまた謎を深める。下巻が楽しみ。
88投稿日: 2022.07.22
powered by ブクログ『老人はゆっくりと右腕を挙げて上空を指さした。膝は曲がり、立っているのがやっとなのだと解った。ところが老人は両足を踏ん張り、満身に力を込めて背筋を伸ばして 頭を起こし、空の一点を指さしていた。どうしても、何としてもこうしなければならないのだというように』 #天上の葦 #太田愛 #20220517 読了 感想は下に。
3投稿日: 2022.06.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
物語は一人の老人が渋谷のセンター街のスクランブル交差点で奇妙な行動を取ったのちに死亡したところから始まる。修司と鑓水に来たその行動を解き明かしてほしいという依頼と停職中の相馬に来た公安の捜査員を探してほしいという依頼。 上巻の途中で二つの依頼が重なり合い、3人揃って岡山県のとある島へ。 相変わらず、スピーディーな展開だが、奥行きを持たせる展開や行間、様変わりする目線が面白い一冊になっている。 ストリー的には、第一弾の『犯罪者』では、巨大になり過ぎた企業の腐敗とそれを糺そうとするものたち。第二弾の『幻夏』では、冤罪事件とそれに翻弄される冤罪被害者家族。そして、この第三弾では報道、ジャーナリズムと政治との関わりについてを描いている。昨今言われ始めている戦前、戦時中のような言論の統制や「忖度」という文化。 作中で語られて言うように、そのような悪しき火は小さいうちに消さなければ取り返しのつかないことになってしまうのだろう。そのためには、メディアやジャーナリストたちだけでなく受け手である私たちも正しく批判できるような知識や情報を得れるようにしないといけないのであろう。
6投稿日: 2022.06.07
powered by ブクログ面白い。スピード感ある。登場人物も魅力的。これより前に「犯罪者」を読むと登場人物の背景がわかるけど全然こっちだけで楽しい。 忖度で動く世界、見せしめで世間に報道させ、今後の抑制にする汚ない手法。阻止するために活躍する主人公たち。一癖も二癖もある彼らが日常も楽しんでいる。テーマも文章も人間も好き。
3投稿日: 2022.06.06
powered by ブクログ犯罪者、幻夏に続いて3作目 上下合わせての感想 鑓水が主人公かと思って読み始めた 今回も読み応えがあった 戦時中の話は考えさせられた かなりボリュームがあるけど、無駄な枝道はなくて面白かった 前半は一気に読んで、後半は少しペースダウンしたかな 最後を知りたいような、少し残しておきたいような 感じだった
2投稿日: 2022.02.27
powered by ブクログみなさんは「次の本」を選ぶとき他の方のブックリストやレビューをどのくらい参考にしますか? 自分はというと…めちゃくちゃ参考にします! とくに自分と似たような本棚を持っている方(好みが近いと判断)が高評価している作品は必ずメモっておりますし、熱さが感じられるレビューにはすぐ心動かされちゃいます なのでレビューはめちゃくちゃ読んでます (絵本とか実用書、映画、音楽なんかは恐らく手に取らないので読んでません。また未読作品のネタバレも絶対読まないですw)追記:絶対は嘘でした。たまに普通に読んでるときありますw フォローさせて頂いてる方で高評価した後とかに私がすぐ読んでたら、自分のレビューに動かされたなと思って頂いて100%間違いありませんw 今では当たり前の顔して語ってますが、相当長いこと読書から離れてたので辻村深月さんも原田マハさんも有川ひろさんもブクログで知ったんですよね また特に最近の海外の作家さんについては本当にもう何も知らなくて、この方が高評価してる作品は無条件で読む!という方が何人もいらっしゃいます 感謝感謝感謝(北の国から五郎さん風) そして今回の太田愛さんもブクログ内や信頼するフォローさんの評価が高かったので手に取りました もちろんシリーズ3作目というのは知ってますが『犯罪者』とか図書館になかったんですもの で、やっぱり面白かったです 続きが楽しみ 感謝感謝感謝の下巻へ!
34投稿日: 2022.02.17
powered by ブクログ今回もスケールが大きいので入り込むまで少し時間がかかるが、読み始めると一気に読んでしまった。 作中で戦時中の話が絡んでくる。戦後に生まれた私たちには到底想像がつかない時代の、逞しくも悲しい話。 使命感を持って亡くなった老人の謎がどのように解明されるのだろうか。 後編が楽しみ。
2投稿日: 2022.02.02
powered by ブクログ今月5冊目。 ★★★ 太田愛の3部作だが、どんどんつまらなくなってきてる。 長い。これ下もあるのが辛い。 どうも3人のキャラクター設定があんまりだな
0投稿日: 2021.10.18
powered by ブクログ上下一括感想 下巻にて 三作目ともなるとキャラが安定して、 すんなり入る。 ただ、前半はやっぱり少し間のびしてるかな〜
0投稿日: 2021.09.26
powered by ブクログまさかまた奴らが絡んでくるとはね〜。面白いわ本当に。 相馬、鑓水、修司。1作目「犯罪者」の時から無茶しがちな3人ではあったけれど、今作でも無茶しまくり。そして何かとピンチが訪れるので、何度もハラハラしてしまった。 今回も話の広がり方がすごい。思いもかけないようなところに話が行くので驚かされる。 ちょっとしたところから糸口を見つけたり、何とか突破口を見つけて難を逃れたり、真相に向かって進んで行く感じが何というか、ちょうどいい。 上巻を読み終わりいろいろ見えてきた部分もあるけれど、まだまだわからないことだらけ。またもやピンチがやって来そうなところで終わっているので、続きがかなり気になる。鑓水の心の内も気がかり。 でもいよいよ次の下巻でこのシリーズが終わりかと思うと、すぐ読みたいけど読み終わりたくない! あの3人にすっかり感情移入してしまっているのです。
4投稿日: 2021.09.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
注)下巻も合わせた感想になってるのでネタバレ注意です。 ………………………………………………… 面白かったー!! TV業界にいる太田愛さんが報道や言論統制について書いてくれてありがたい。普通に読み物としても面白いし、怪しい時代の流れにも一石を投じているし、さすがです。 三部作を読み終わり寂しいです。また彼らに出会えるといいなぁ…!!
4投稿日: 2021.07.29
powered by ブクログ『犯罪者』の続編。前作のラストが酷かっただけに、読もうかどうしようか迷った。前作も出だしはめちゃくちゃおもしろかったが、今作も好調な滑り出し。どこか永遠の0に似たテイストが。全然展望が見えない点と点が少しずつ繋がり始めて線を作るかと思いきや、大きな円を描き出し始めていてワクワクする。
4投稿日: 2021.06.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
謎な亡くなり方をした老人の調査と、失踪した公安の追跡。それぞれがどのような展開を見せ、どのように収束していくのかが最初の「気になるポイント」。 興味は惹かれるものの、しばらくはテンポがゆったりとしていて、少々じれったさを感じたりもしました。 けれど、鑓水たちが公安に追われ始めてからは急に緊迫感が上昇し、俄然面白くなってきます。 前島たちの目論見や本作のテーマは何となく察しがつく気がしますが、まだまだ多くの謎が残され、どのような結末を迎えるのかがとても気がかり。ページをめくるボルテージが最高潮のまま読了したので、下巻はあっという間に読み終えてしまいそうな予感がします。
7投稿日: 2021.06.08
powered by ブクログ10月10日の正午、渋谷のスクランブル交差点で老人が空を指差し絶命する。 興信所を営む鑓水と修司の元に現れたのは、 前回作にも出てきた、憎き適役の服部。 「老人が最後に何を指したか突き止めてください。納期は2週間。」 老人が亡くなった同じ居、一人の公安警察官が姿を消した。 鑓水の友人で停職中の刑事の相馬は、公安の前島から失踪した刑事を探すよう命じられる。 二つの事件はやがて、ひとつに結ばれる。 いやぁ、もう面白い匂いしかしない。 絶対面白い。間違いない。 この先どうなるのか!? 時間があればずっと読書をしていたい!!!
43投稿日: 2021.06.05
powered by ブクログとにかく面白い。 戦争のリアルを実感できた。 マスメディアによる情報操作は現代でも 間違いなく続いていて、 言論の自由による指犯罪の被害者は 増え続けていて、個人情報保護法などでは 制御不能なのが現代だ。 にしても、鑓水七雄が好きすぎるw
3投稿日: 2021.03.13
powered by ブクログこの作品が、10年後も、100年後も「物語」であることを、強く、強く願う。 偶然だが、今日は2021年の3月10日。 恥ずかしながら、疎開とは、続々と都市部を離れ、命を護る行為と思っていたが、現実は「都市への封じ込め」が行われ、東京大空襲では、2時間あまりの間に、10万人以上の無辜の命が奪われた。 吉光や白狐の相克する苦悩に、最期の命を賭してまで伝えたかったメッセージへ、残念ながら今の私は、大丈夫ですよ、と呼びかけることができない。 SNSは発達し、人々は垣根なくグローバルに繋がっているように思えるが、その輪環のなかに、そくそくと全体主義が忍びより、1の罪を10にして、社会的な制裁/死を与えようとする、まさに戦前に回帰しているような空気を感じる。 それでも、自身が決してその渦に呑まれず、常に自戒しながら、この現実と、薄い被膜で隔てられた物語の世界を、何度も読んで味わい、読み継がれる作品になって欲しい。 曳舟島が、今日も穏やかな波と空のあわいに浮かび、そこへ住む人々が、なんでもない日々の繰り返しを、笑顔で過ごせますように。 ※追記※ 3部作の最後(?)は、遂に鑓水の物語が明かされてゆく。常に飄々として、本音の見えない、ちょっと危ない風のいい男は、相手の感情に思い入れない(相馬談)たちであるのに、今作では事件に感情的に惹き込まれてゆく。すべてが明らかになっても、やはりこの男は乾いているのだけれど、それが故に心に熱情を注ぐ、激しい雨を求めているように思う。 改めて鑓水を好きになりました。ちなみに、服部さんと趣味(だけ)は合いそう……。
0投稿日: 2021.03.10
powered by ブクログシリーズ3作目。 とにかく情報量が多いけど、相変わらずの3人の掛け合いも面白く、どんどん物語に引き込まれていく。
0投稿日: 2021.03.03
powered by ブクログ推理部分だけではなく、人物の心情描写と言った小説としての要素も非常にうまく書かれており、読み応えのある一冊 ちょっとした小ネタで笑うには過去作を読んだ方が良いかな。
0投稿日: 2020.10.28
powered by ブクログ「天上の葦」(太田 愛)を読んだ。 まず頭に浮かんだのが、 『戦争が廊下の奥に立ってゐた』 という渡辺白泉の句だった。 とにかく読んでいてゾワリと背筋が凍えるのだよ。 白泉が戦争に出くわしたその廊下にこの先私達が何を見るのかを決めるのは私達自身の行動なのだよと強く思わせる力作です。
2投稿日: 2020.10.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なかなかの長編ですが、ページをめくる手が止まらない。 下巻もこのまま一気読みです。 果たして正光秀雄が死の直前に指した空に何を見たのか。 公安が絡む謎の正体は。 感想は下巻を読み終えて記したいと思います。 説明 内容紹介 生放送に映った不審死と公安警察官失踪の真相とは?感動のサスペンス巨編! 白昼、老人が渋谷のスクランブル交差点で何もない空を指さして絶命した。正光秀雄96歳。死の間際、正光はあの空に何を見ていたのか。それを突き止めれば一千万円の報酬を支払う。興信所を営む鑓水と修司のもとに不可解な依頼が舞い込む。そして老人が死んだ同じ日、ひとりの公安警察官が忽然と姿を消した。その捜索を極秘裏に命じられる停職中の刑事・相馬。廃屋に残された夥しい血痕、老人のポケットから見つかった大手テレビ局社長の名刺、遠い過去から届いた一枚の葉書、そして闇の中の孔雀……。二つの事件がひとつに結ばれた先には、社会を一変させる犯罪が仕組まれていた!? 鑓水、修司、相馬の三人が最大の謎に挑む。感動のクライムサスペンス巨編! 内容(「BOOK」データベースより) 興信所を営む鑓水と修司のもとに不可解な依頼が舞い込む。渋谷のスクランブル交差点で、空を指さして絶命した老人が最期に見ていたものは何か、それを突き止めれば1000万円の報酬を支払うというのだ。一方、老人が死んだ日、1人の公安警察官が忽然と姿を消す。停職中の刑事・相馬は彼の捜索を非公式に命じられるが―。2つの事件の先には、社会を一変させる犯罪が仕組まれていた!?サスペンス・ミステリ巨編! 著者について ●太田 愛:香川県生まれ。大学在学中よりはじめた演劇活動を経て、1997年テレビシリーズ「ウルトラマンティガ」で脚本家デビュー。「TRICK2」「相棒」など、刑事ドラマやサスペンスドラマで高い評価を得ている。2012年、本作『犯罪者 クリミナル』(上・下)で小説家デビュー。13年には『幻夏』を発表。日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補となる。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 太田/愛 香川県生まれ。「相棒」「TRICK2」などの刑事ドラマやサスペンスドラマの脚本を手がけ、2012年、『犯罪者 クリミナル』(上・下)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
14投稿日: 2020.10.19下巻が楽しみです。
上巻ては少し間延びのする部分もありますが、下巻ではそれらの謎解きが明確になされますのて、下巻を楽しみに読み進めてください!
0投稿日: 2020.10.15
powered by ブクログ白昼、老人が渋谷のスクランブル交差点で何もない空を指さして絶命した。正光秀雄96歳。死の間際、正光はあの空に何を見ていたのか。それを突き止めれば一千万円の報酬を支払う。興信所を営む鑓水と修司のもとに不可解な依頼が舞い込む。 依頼主は不正を暴いて政界をおいやった政治家。 鑓水は依頼される前から正光を調査していた。 そして老人が死んだ同じ日、ひとりの公安警察官が忽然と姿を消した。その捜索を極秘裏に命じられる停職中の刑事・相馬。廃屋に残された夥しい血痕、老人のポケットから見つかった大手テレビ局社長の名刺、遠い過去から届いた一枚の葉書、そして闇の中の孔雀……。 正光の老人ホームの訪問者リストに鑓水。 失踪した公安が調べていたのは新しい報道番組のキャスター。 政治家が情報捜査をたくらんでいるのでは。 産婦人科医の正光は戦争中に大本営に所属そ情報捜査をしていた。 その時の仲間、通称;白虎から医師時代に手紙がきていた。住所は瀬戸内の曳舟島。 失踪した公安はここにきている。島の住民、90代が14人。白虎は大卒エリート。 鑓水の祖父が海軍士官。相馬は知らなったが調査仮定で知る。 二つの事件がひとつに結ばれた先には、社会を一変させる犯罪が仕組まれていた!? 鑓水、修司、相馬の三人が最大の謎に挑む。感動のクライムサスペンス巨編! 鑓水は正光が死の直前にTV会社の社長を訪問していたのをつかむ。 受付に「タンゲンで一緒だった正光」タンゲンは短期現役海軍主計科士官 エリート中のエリート。正光はそれを封印し産婦人科医をしていた。
0投稿日: 2020.10.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
刑事の相馬、興信所経営の鑓水、その調査員の修司が今回追うのは、渋谷のスクランブル交差点で白昼空を指差して亡くなった老人の謎と失踪した警視庁公安部の刑事の行方。全く別々の事件に見えた二つが実は繋がり、三人は巨大な権力の渦と過去の戦争の闇に呑み込まれていく。 背後に見え隠れするのは国の行方を左右しかねない報道を使った陰謀。誰が何を企んでいるのか、白狐は誰なのか、様々な葛藤を抱えて戦後をひっそりと生きてきた人の想いを受け継ぎながら、必死で走り回る彼らが辿り着く真実が待ちきれない。
0投稿日: 2020.09.17
powered by ブクログ面白かった。白昼渋谷のスクランブル交差点で空を指差して亡くなった人が何を指さしていたのか?調べて欲しいと依頼を受け探偵事務所の人たちが調査を始める。名前だけしか分からない人を調べていくうちに壮大な企みを突き止めていく。 この人の本を初めて読んだが、これがシリーズ第三弾と知り、幻夏、犯罪者をすぐにアマゾンで買ってしまった。 上巻読み終わり、すぐに下巻読みたくなった。
0投稿日: 2020.09.09
powered by ブクログ正午に渋谷の交差点で謎の死を遂げた老人について調査、戦時中どんな日々を送っていたのか、また公安との激突。第二部からは、調査する内に、瀬戸内の小島に辿り着く。金田一耕助が出て来そうな展開で上巻は終わる。何と540頁!それでもスピード感があり面白かった。
3投稿日: 2020.08.15
powered by ブクログ始まりからテンポがものすごく良くて、のめり込むようにして一気に読んじゃった。ドキドキしながら真相を一緒に追っていくスリルは推理小説の醍醐味だな…ヤミツキになる…
0投稿日: 2020.08.08
powered by ブクログ冒頭の出来事の偶然性とインパクトに思い切り引き込まれた。 全てを見透かした様な遣水が主導して引っ掻きまわしながらの展開に読む手が止まらなかった
0投稿日: 2020.07.07
powered by ブクログ白昼、渋谷の交差点の真ん中… 突然、何もない空を指し死んだ男性。 男性は何を指していたのか? 探偵の槍水・修司は依頼を受け調べ始める。 刑事の相馬が調べている事件とどんな関係があるのか? このトリオの本は2冊目。 この3人のアジがとても好き。 途中から何となく… 少々飽き始めるが、気付かぬうちにハマってた。 勢いに乗ったところで『下』巻へ〜
2投稿日: 2020.06.23
powered by ブクログお昼のTV番組は、和やかな雰囲気で笑いを誘う編成がなされた比較的のんびりとした時間を過ごさせてくれる。その画面に映し出された緊急事態! シリーズ三作品目ものっけから引き付けられた。直ぐに一作目の因縁の相手から仕事の依頼?引き受けなければならない訳、調べたくなる訳、主役たちの各々の事情が無茶な捜査を牽引する。そして、いつもと違う鑓水・・・。 下巻の展開が楽しみである。
0投稿日: 2020.06.14
powered by ブクログ本の帯に「ジャーナリズムの戦争責任とは」なんて難しいこと書いてたけど、中身は謎が謎を呼ぶハラハラドキドキの展開。渋谷のスクランブル交差点で亡くなった老人は何者なのか?!そして姿を消した公安の男を追う探偵と助手。全ての登場人物が謎めいていて・・・。
2投稿日: 2020.05.22
powered by ブクログ新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言を受け、図書館が休館! この上巻のみを1か月以上借りることになってしまった。 下巻も借りておけば良かったと、深く後悔。 シリーズ3作目。 おもしろいなぁ。やっぱり。 政治家の磯辺と秘書の服部が、イヤすぎてモヤモヤというか、ザワザワというか、とにかく落ち着かない気分になる。 上巻だけだと、まだあんまりわからない。 とにかく下巻!下巻を早く読みたい。 *** 興信所を営む鑓水と修司のもとに不可解な依頼が舞い込む。渋谷のスクランブル交差点で、空を指さして絶命した老人が最期に見ていたものは何か、それを突き止めれば1000万円の報酬を支払うというのだ。一方、老人が死んだ日、1人の公安警察官が忽然と姿を消す。停職中の刑事・相馬は彼の捜索を非公式に命じられるが―。2つの事件の先には、社会を一変させる犯罪が仕組まれていた!?サスペンス・ミステリ巨編!
0投稿日: 2020.05.17
powered by ブクログ2020.05.12読了 ひさびさによい作品に出会った。 刑事課から交通課にとばされ定職中の相馬、興信所の鑓水と修司の3人が繰り広げる物語。 今作の核となるのは、太平洋戦争。 言論の自由と報道。 起承転結がしっかりした作りになっていて、頭からワクワク感が止まらない。 しかしながら多少の中だるみは否めない。また本当に楽しみながら読み進めただけに結末に若干の弱さを感じる。 太平洋戦争に関してはその残酷さ悲惨さを知る為にたくさんの作品を読んできた。ほとんどの作品は悲しくつらく息苦しささえも感じるものが多い。 本作は、エンターテインメント色を強く押し出しながらもあの過ちは二度と繰り返してはいけない許してはいけないと強く訴えてかけてくる。 本文にもあるように、戦争体験者は年々減ってゆく。またあまりの悲劇に体験したことを言葉にしたがらない方たちも多い。だからこそ、我々はもっと率先して学ばなければならない。 先人達がどんな思いをして私たちに平和な世の中を与えてくれたのか?私たちが守り抜かなければならないものはなんなのか? 緩んでゆく平和への切望を案じずにはいられない。
0投稿日: 2020.05.12
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) 興信所を営む鑓水と修司のもとに不可解な依頼が舞い込む。渋谷のスクランブル交差点で、空を指さして絶命した老人が最期に見ていたものは何か、それを突き止めれば1000万円の報酬を支払うというのだ。一方、老人が死んだ日、1人の公安警察官が忽然と姿を消す。停職中の刑事・相馬は彼の捜索を非公式に命じられるが―。2つの事件の先には、社会を一変させる犯罪が仕組まれていた!?サスペンス・ミステリ巨編!
0投稿日: 2020.05.11
powered by ブクログ鑓水・相馬・修司の三人がまたややこしい事件に関わることに…一作目で出てきた政治家・磯辺の私設秘書・服部から依頼を受けた鑓水と修司。一方、停職中の相馬は公安の前島から失踪した公安刑事の山波を探しだすように言われる…うまくいけば刑事課に戻してやると言われ…。それぞれの事件と思われた事件が実は根本は同じ、なんと三人は公安に追われる身に…権力争いとある人物の戦中の行動、謎解きのためのパズルはまだ揃わず、全容はわからない…続きを読もう。
0投稿日: 2020.04.12
powered by ブクログどの様に話が展開するのかワクワクさせられる。 作者が脚本家でもあるとの解説を聞いて何となく納得する。 「野沢 尚」をどこか彷彿させる。 手繰り寄せた事柄が何処に結び付くのか、その裏にはどんな構図が描かれているのか下巻が楽しみだ。
4投稿日: 2020.04.06
powered by ブクログおー。長かったわー。 って思いましたが、読み応えは十分にありました! なんでこんなに長いねん。。 って思いながらも上巻の後半部分から引き込まれました。 ここまで長い必要があるのか?とも思いましたが、戦争の描画など、ページを割いてることにはありがたいなと思いました。 歴史小説も読んでみたい。
0投稿日: 2020.04.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
渋谷スクランブル交差点、老人、公安、ジャーナリスト、前編で繋がらないワードで何が始まるのか、または終わるのか、ワクワクしながら読了。
0投稿日: 2020.03.15
powered by ブクログシリーズ3作目。 とても面白く一気に読んだ。 上下巻に渡る長編だが、長さを感じないくらい引き込まれた。シリーズはどれもそれぞれに良さがあるが、本作がベストのように思う。 内容について書くとネタバレになるので控えるが、作品は一級のエンターテインメントであり、現代日本に対する警鐘の書でもある。
0投稿日: 2020.03.08
powered by ブクログ話がややこしくて、上巻を読み終えるのにかなり時間がかかってしまった。 渋谷のスクランブル交差点で、空を指さして絶命した老人が見ていたものは何か。 それが老人の戦中の話や公安が絡んできたり、岡山がどうとか色んなこと入り乱れて理解するのが大変。 こっからどうなるのー。
3投稿日: 2020.03.04
powered by ブクログ主題は「報道の死」 現在の安倍晋三による言論統制と腑抜けなマスゴミへの痛烈な批判がテーマであり、2020年の日本への重大な警告。特に下巻150ページ前後から300ページ過ぎまでの内容は、本来なら学校教育で反省とともに必ず教えなければならない史実であり、今も自民党政権が隠し続けているこの国が現実に犯した大きな過ち。幻冬舎では絶対に出版できない本。犬HKや産経、読売などの自民党広報誌の記者やアナウンサーに是非読んで頂きたい。
3投稿日: 2020.02.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
96歳の老人が渋谷のスクランブル交差点で衝撃的な絶命をする。彼の意図したものを探れという、かつての敵からの依頼。報酬から考えてかなり危険なものだった。鑓水、修司はその調査に乗り出す。一方の相馬は交通課に異動となり、停職中。所長経由の非公式な依頼、行方不明の公安警察の行方探しを受け、やがて鑓水達と合流することに。 言論の自由とは、戦争とはと語りかける重いテーマ。
0投稿日: 2020.02.02
powered by ブクログ多くの付箋が張り巡らされ、どんどん物語に引き込まれていく。丁寧な描写でスムーズに入り込めるのも、この作家さんの好きな理由です。 先が知りたくて、気をつけないとつい飛ばし読みをしてしまいます。下巻が楽しみです。
0投稿日: 2020.01.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
続きがきになる…! なぜ正光は天を指差し逝ったのか。 シリーズものとは知らず…犯罪者から読めばよかったなと思うも、手が止まらず次巻へ
0投稿日: 2020.01.25
