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許されようとは思いません(新潮文庫)
許されようとは思いません(新潮文庫)
芦沢央/新潮社
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総合評価

402件)
3.7
63
169
130
13
5
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『姉のように』 最後の最後のどんでん返し、かなりよかった。自分も近い年齢の子どもを持つ親だけど、こんなに思い詰めてしまう人もいるよな…救われたらいいのにな…と辛い気持ちに。

    0
    投稿日: 2026.02.02
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    数ある短編集の中でも、かなり面白かったです。 起承転結がしっかりしているし、オチもしっかりしていて、楽しく読むことが出来ました。

    0
    投稿日: 2026.02.02
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    保身のためのちょっとした嘘が取り返しのつかないことになってゆく「目撃者はいなかった」は、昨年の「嘘と隣人」にも通じる。子役の孫に没頭し暴走する祖母とその顛末「ありがとう、ばあば」、芸術家の業を描く「絵の中の男」、叙述トリックの「姉のように」は、珍しく途中で気付けて楽しめた。内容は楽しくないけれど。 表題作「許されようとは思いません」が鮮烈だった。祖母が人生全てを賭けて拒もうとしたこと。それを紐解いてくれる婚約者がいてくれて良かった。良い話とはとても思えないが、読後感は他の作品とは少し異なるかもしれない。

    16
    投稿日: 2026.01.26
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    ずっと嫌なかんじ、心がずっとそわそわざわざわ落ち着かない(いい意味です) 短編小説はサクサク読める分物足りなさを感じるほうなのですが、どれも暗い重みがあってよかったです

    0
    投稿日: 2026.01.18
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    世にも奇妙な物語を読んでいる気分になった。 先が見えないホラー要素あるミステリー。 短編だけれど、先が気になってなかなか本を閉じれないので、電車、仕事の休憩中、待ち合わせには読んではいけない本だなと思った。

    1
    投稿日: 2026.01.11
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    なかなか読み進められない(褒めてる) この後の展開をなんとなく予想しながら こ、こわい!続きを読むのが怖い!ってなった 予想しているが、結局斜め上をいくイヤミス流石です

    0
    投稿日: 2026.01.08
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    祖母が死の前に残した言葉の意味がわかった時、彼女が味わったであろうとてつもない絶望に胸がつまり言葉を失った「許されようとは思いません」小さな失敗を取り繕うために嘘を重ね、結果自分が追い詰められる。滑稽だけれど誰にも起こり得るから笑い飛ばすことのできない「目撃者はいなかった」徐々に孫思いの祖母の姿が恐ろしくなり、最後は恐怖に戦慄した「ありがとう、ばあば」見事にミスリードさせられた叙述トリックが秀逸な「姉のように」芸術家の狂気に圧倒された「絵の中の男」どの作品も、最後のオチと意表をついた動機設定が見事だった。

    1
    投稿日: 2026.01.02
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    『目撃者はいなかった』その場しのぎで嘘に嘘を重ねる行動は自分にもないと言えないので他人事とは思えないイヤさがあった。 一番好きだったのは『姉のように』。スキルフルなどんでん返しんにやられた!

    0
    投稿日: 2025.12.27
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    2019年、本屋大賞ノミネート作品。 現代の問題を浮き彫りにした、ミステリ五篇作品。 特に傑作は『姉のように』。 事件を起こした姉のようにならないために、自分の娘への虐待の衝動を抑えようとする話。 主人公の「私」は周囲の目を気にして、被害妄想が膨らみ、「夫」にも理解して貰えず、孤独を抱いていた。 ひとつの歯車が狂い出すと、歯止めが聞かない悪い方向へと進み、情況は容赦なく、児童虐待へと進み出す。 そんな主婦たちの心理を徹底的に捉えていた。

    0
    投稿日: 2025.12.26
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    イヤミス短編集。どの話も構成がよく練られていて読み進めるほど体に巻きついてしまった縄が縛られていく感覚。毒と分かっていながら離れられない面白さ。「目撃者はいなかった」「姉のように」がお気に入り。

    0
    投稿日: 2025.12.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人間の裏の部分を詰め込んだような短編集で、イヤミス好きの私はとても好みの内容だった。 芦沢央さんの作品をもっと読みたい。 以下は各話の感想。 【目撃者はいなかった】 5作の中で1番嫌な気持ちになった。主人公が嫌いだけど、バレそうになるたび心臓が痛い。なぜか共感してしまうのは、誰しも過去に失敗を嘘で隠そうとした経験があるからなのか。 【ありがとう、ばあば】 おばあちゃんを締め出した理由が、サイコパス診断テストに出てきそうだと思った。ずっと不穏でドロドロした感じが面白かった。 【絵の中の男】 本作で1番ミステリーぽい話。話がどう進むのか分からず夢中で読んだ。哀愁のある感じがしてすきだった。 【姉のように】 2回読みたくなる話。見事に騙された。しっかり伏線が張り巡らされているので、最後に点と点が繋がってスッキリする。 【許されようとは思いません】 本作で1番好きな話。全てバットエンドになると思っていたので、最後にいい意味でやられたなと思った。母から「土砂崩れで行けない」と知らせが入った時は、村人に殺される予感がしてドキドキしていた。未来に自然に彼女がいたのが、プロポーズの答えになって終わるのは本当に見事だった。イヤミスで濁った読者の気持ちを最後に洗い流してくれるなんて、芦沢央さんは粋な作家だ。

    18
    投稿日: 2025.11.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「姉のように」が特に印象に残った。 まだ結婚もしていないし子どももいないけれど、もし自分もこうなってしまったら……と想像しただけで恐ろしくなる。 初めは「抜け出さなきゃ」と思っているのに、いつの間にか悪循環に飲み込まれていく。 ダメだと分かっているのに抗えない、その苦しさが痛いほど伝わってきた。 ニュースで取り沙汰される虐待死の裏にも、こんな背景が潜んでいるのかもしれない。 ただ表面の出来事だけでは測れない、複雑で残酷な現実。 そして最後のどんでん返し。 思わず「え?」と声が出てしまうような衝撃で、最初から読み返してしまった。

    4
    投稿日: 2025.11.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まず順番に感想を言っていく。 「目撃者はいなかった」 周りはうまく行ってるのに、自分だけ超初歩的なところで躓いていて、情けないと言うのにとても共感できた。そして、今ならミスを誤魔化せると思って正直にいえずに自己完結してしまうのもめっちゃ共感できる。読みながらハラハラドキドキしすぎて、登校中にはちょっと重いと思った。でも、結末も内容も面白かった。一度歯車が狂ったら、止まらずに悪い方へ流れていくのが、気が重くなるが、面白かった。 「ありがとう、ばあば」 とにかくばあばが自分勝手で理想を押し付ける老害で、腹たった。子供の前でブクブク太ってるとか可愛くないとかいうのはまじで終わってると思う。別にすっきりしなかったし、結末もなんとなく予想できた。 「絵の中の男」 画家の苦悩的なものの書き方が、とてもわかりやすく、普段触れない世界であるにも関わらず、共感しやすい場面があった。夫が、最後は妻の絵の中で語り継がれようとするのが、自分が残す作品では語り継がれ得ないことを悟っていて虚しいのと、画家としての執念が感じられる。結末で、逆の状況だったと分かるのが面白かった。 「姉のように」 結末で全てがひっくり返るのが面白い。しかし、最初はどう言う意味かわからなかった。母親が、とても可愛がっていた子供に虐待をする過程が描かれていて、虐待はクズのすることだと思っていたが(今でも思っているが)、自分の意思に反して手を挙げてしまう、止まらなくなってしまう、周りに相談できる人間がおらずストレスを抱え込んでしまう、夫が妻の苦労を分からずに心無いことを言って寄り添おうとせず、妻を信用せずに責め立てたなど、読んでいるだけでも気が重くなる状況が重なり、共感できる部分もあった。本当に1人になった主人公を見てこっちまで気が滅入りそうになる。 「許されようとは思いません」 他の話とは違って、読後感がそこまで重く無かった。最後の方で、過去のおばあちゃんの発言や行動、事件の内容などから、おばあちゃんの真意が明らかになっていくので、没頭して読んでしまった。それにしても酷い人間が多い話だと思った。水絵賢すぎ、気使えるしめっちゃええやつ。 全体を通して朝読むには重い話や、ハラハラドキドキする多かったが、内容が面白いからサクサク読めてしまった。読後感とか、浸ったりとかは無かったが、シンプルに作り込まれて面白い話が多かったように思う。

    2
    投稿日: 2025.11.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どれもミステリーというよりサスペンスの要素が強く、人が怖かった。「絵の中の男」が特に背筋が凍った。 タイトルは短編集でよくある方式で、複数ある話のうち、最終話の特徴的なフレーズを抜き出したものだったけれど、一貫してつけられるサブタイトルだったと思う。 どれも胸糞は悪いけれど、綺麗なオチがあった。 叙述トリックにしてやられたときは悔しみながらもまんまと読み返してしまった。 リフレッシュの時間に読むには重たかったが、短編集ということもあって引きずられすぎず読めたと思う。

    1
    投稿日: 2025.11.23
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    サクッと読めるしゾクッとするし面白かった。 千葉大文学部の女性作家で、話の展開も速くてまた読みたいと思った! 5話あるなかで4話は復讐や虐待など、人間の嫌な部分が滲み出るイヤミスだったけど、最後の1話はハッピーエンドで少しだけ心がほっこりした。

    1
    投稿日: 2025.11.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読みやすい。 短編集なのであっという間に読み終わる。 最初の「目撃者はいなかった」は、仕事の発注をミスしてそれを隠す話。芦沢央の作品でプールの水を止め忘れた小学校教師の話があったけど、それと似てる。なんで隠すかな? 1番面白かったのは「姉のように」事件を起こしたお姉さんと同じように容疑者ならないように‥って思っていたら娘を虐待しちゃった話。 イヤイヤ期あるよねー。イライラするよね。懐かしいと思いながら、イヤイヤ期の子供と戦う主人公の気持ちを考えて泣きそうになった。よく頑張ったね。でも殺しちゃダメだよw

    1
    投稿日: 2025.11.15
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    人の心とは恐ろしいもの。表向きの顔からは想像が出来ない事を秘めている。 そんななんともやりきれない思いをさせられるストーリーがオムニバスで綴られている。今自分が密かに秘めている闇も、皆が持ち得るものだ、とちょっとだけ安心するかも⁈

    0
    投稿日: 2025.11.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    嫌な気持ちになる短編集。 営業マンと絵画の話はあまり入り込めなかった。発注数ミスは誤魔化したい気持ちがわかって辛かった。 子役の話は祖母と母の確執、祖母の教育がいき過ぎたせいで孫に恨まれたのかと思った。子供は単純に見えて複雑、と見せかけてやっぱり単純な部分も多い。 姉の話は、あんなに泣き叫ぶ子ならどうしたらいいんだろう。私もイライラしてしまいそうと思う。 祖母の話。どんな気持ちで毎日を生きていたのか…もう終わってしまった祖母の人生にどう向き合うべきか…。でも最後の望みは叶いそうなのと孫は幸せな結婚生活ができそうでよかった。 芦沢央さん好きだ。他作品もぜひ読みたい。

    0
    投稿日: 2025.10.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ①目撃者はいなかった 主人公の小物な性格が事の一件を通してありありと写し出されている。彼の焦燥や緊迫がこちらにも伝わってくるようでドキドキ。愚鈍で自己保身に走る彼は報いを受けて終幕。完走して欲しさもあったけど、こっちの締めの方がスッキリ! ②ありがとう、ばあば 子役の孫、杏ちゃんとスパルタマネージャーの祖母、杏ちゃんがなぜばあばを殺そうとするのか回想。スパルタを超えて毒親である祖母が杏ちゃんの意志を汲み取ってあげないせいでサイコパス気味になってるのかなあと感じた。 ③絵の中の男 近親者の死から傑作を生む画家さんの話。身近な者の死を経験した者たちが引き寄せられる絵画。オカルト地味てるなあと感じました。夫は作品に残されようとしたのに一枚しか描けなかった画家さん。ちょっと読みにくかったけど、面白かった。 ④姉のように 結構好みの話でした。身内から犯罪者が出た動揺。それに加え、積もる育児の悩み。 決して本人だけのせいじゃないけど、もっと他人を信用して打ち明けて良かったんじゃないかなあ。 現代社会でもこういう問題は蔓延っていますね。 ⑤許されようとは思いません。 田舎独特の仲間意識、村八分の標的にされる祖母。ちょっと切なかったです。愛憎混じりに祖父を殺した際の気持ちはきっと計り知れないものですね。。 イヤミスと聞いてましたが、締まりが良くてこの5編の中ではいちばんスッキリしたお話でした。 短編集初めて読みましたが、短くても主題である人の心に潜む闇が見られて考えさせられて、凄く良かったです!

    1
    投稿日: 2025.10.28
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    ・米澤の満願に近い印象の人間ホラー風短編集 ・なかなかダークで印象に残る話ばかりだけど、苦手な本格ホラーじゃないから助かるし、それでいてしっかりスリルのある展開にずっと楽しかった。短編なのも読みやすくて、でもそれぞれが短編とは思えないほどの奥行きと満足感があって、ずっと面白かった 芦沢央さんの作品はこれが初めてだったけど、すごく気になる存在。他の作品も、いろいろ読んでみたくなりました。

    0
    投稿日: 2025.10.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2025.10.24 (金) おもしろかった……忙しくて読み終わるのにひと月以上かかってしまった… 解説を読んでて、「うんうん…分かる…そこなのよ❕」と共感しっぱなしだった…… 特に、「姉のように」 はやばい…子育ての悶々とした緊迫感が伝わってきて思わず苦しかった…… すぐ最初のページに戻ったけどしばらく放心状態……生意気な言い方だけど、良くできてた…… あと「ありがとう、ばあば」ね…思わず変な笑い声でちゃったもんね…

    0
    投稿日: 2025.10.24
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    許されようとは思わない短編集。 どの話も身近にあるかもしれないと感じました。 『ありがとう、ばあば』は、めっちゃ怖\=͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)/ 止めてあげて~! どの話も胸がザワザワしたり、嫌~な感じだったりで、面白かったです。 芦沢央さん、やっぱり良いですね(*^^*)

    33
    投稿日: 2025.10.14
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    「姉のように」がかなり衝撃的恐怖でした。ゾクゾクゾワゾワするお話ばかりで不穏な空気を描くのがうまい作者さん。

    0
    投稿日: 2025.10.07
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    人の不幸は蜜の味。な話から始まり、不気味さから温かみに持って来る表題作で終わる。 最後の一撃が強めで、短編集なので読み返しやすい。

    2
    投稿日: 2025.09.29
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    短編だが、一話ずつがしっかりと読み応えがあり、且つとても読みやすかった。 ミステリ、どんでん返しとしての要素もあった。 日常から一歩外れたところにある狂気や恐怖といったところが鮮明に描かれており、嫌な気持ちになるものの各話読み始めたら止まらない、そんな本であった。

    17
    投稿日: 2025.09.28
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    2024.03.18読了。  間違えて電子書籍の方に感想を書いてた(;o;) ⇩以下移し替え ページをめくってすぐ最後の一文を先に読みたくなるような、先が気になって仕方がない話ばかりでした。 『許されようとは思いません』 同じ一文でも意味や使われ方がさまざまでおもしろかったです。

    0
    投稿日: 2025.09.27
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    どれもこれも一冊の本だったら良かったのにと思う。短編集でどれもこれも全部面白かったし内容濃すぎるしびっくりするしで芦沢央さん大好きになりました。

    9
    投稿日: 2025.09.07
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    どの話もちょっとしたことがきっかけで、どんどん人が追い詰められて悪い方向に向かっていく事態にゾクッとさせられました。 それ加え「姉のように」は、見事にどんでん返しにはまりましたし、「許されようとは思いません」は、読んでいる最中は人間の怖さを感じたのとともに、この作品だけ唯一最後に少し救いがあったのが良かったです。

    3
    投稿日: 2025.09.07
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    1番目の作品が本当にしんどくなる内容だった。会社で起こしてしまったミスをすぐに対処せずにずるずる引き延ばすことでさらに大きな損害に。転がる雪だるまがどんどん大きくなるように、そしてそれを止めなければと思うがそんな勇気も出せずに。

    0
    投稿日: 2025.09.06
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    嫌な人間を書くのがうまい… 表題作に至るまでの四作は、多種多様な嫌らしさでちょっと読むのがつらいとこありました。 画家の話は、個人的にめんどくさくて嫌いなだけですが 最後が晴れやかで本当に良かった。 イヤミスだけど、読みやすくて面白かったです。

    0
    投稿日: 2025.09.01
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    短編集だと思わずに読んだので、2話目でいきなり違う話になって驚いた笑 最初の話はミスが分かった時の心理描写とかめちゃくちゃリアルですごく感情移入してしまった。 どの話も予想の一歩斜め先を行く感じで面白かった。

    0
    投稿日: 2025.08.31
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    読み作家の芦沢央さん! 短編5章のミステリー物語 どの話もとにかく怖かった イヤミス作品って何故かハマってしまうんだよな

    2
    投稿日: 2025.08.24
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    人怖系ホラー。芦沢さんの本は2冊目だけど、丁寧な筆致と作り込みで、読んでいて気分が良くなる。ホラーのはずなのに。

    1
    投稿日: 2025.08.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やるせない、何とも言えない、切ない 人の業 ・目撃者はいなかった ・ありがとう、ばぁば ・絵の中の男 ・姉のように ・許されようとは思いません 上記5つのイヤミス短編 目撃者はいなかった 大きくもないけど、小さくもない自分のミス 凄く引き込まれました! バレない様に嘘をついてわかりやすく転落していく様子がもう目も当てられない(笑) 焦る気持ちが伝わってハラハラしちゃう。 姉のように こちらは子供の虐待が出てくるので注意が必要 1番どんでん返ってました! 真剣に向き合っても、どんなに必死に頑張っても、思った様には育たないのが当たり前。 …わかってるけどね。 イライラする時だってあるよね。 世の中のお母さん達みんな一緒やからと言い聞かせて今日も頑張ろ 許されようとは思いません こちらは最後少しホッコリして、爽快な感じでした 田舎のしきたりなんてクソですわ。 全体的に言えるのは、作中に出てくる男性の頼りなさと言ったら… わかってへんなぁ。

    25
    投稿日: 2025.08.12
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    題名と作者に惹かれて購読。全部本当に面白いイヤミスと思いましたが、特にドスンときたのは、「ありがとう、ばぁば」です。とにかく読んで欲しいです!

    0
    投稿日: 2025.08.09
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    初めて芹沢さんを読みました。大好物のイヤミス。 現実世界で有り得そうで、でも身近には起こってはいないこの絶妙な生々しさがよかった、、

    0
    投稿日: 2025.08.05
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    『汚れた手をそこで拭かない』より好みでした! でも個人的にはもっとリアルで狭い範囲で どうにもならない感じで終わってほしいかも笑 (物語チックに話が広がっていかないほうが好き)

    0
    投稿日: 2025.08.04
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    人の心に潜む闇を巧緻なミステリーに昇華させた5編が収録されていました。 「汚れた手をそこで拭かない」のようなイヤミス感のある短編ミステリーでした! 目撃者はいなかった ありがとう、ばあば 絵の中の男 姉のように 許されようとは思いません 『姉のように』が1番驚く結末でした!最後にえ?となって最初に戻って読み直して納得 伏線も張られていたのに全然気がつきませんでした 全編通して、登場人物の心理描写がすごく丁寧に描かれていると感じました。そのためか、物語が進んでいくと結末を知る怖さも感じてラストを知りたいような知りたくないような気持ちにさせられました! 『許されようとは思いません』は読後感が他とは少し違い、結末を知ってよかったと思える作品でした

    0
    投稿日: 2025.08.04
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    5話からなるお話。 タイトルの「許されようとは思いません」は登場人物達の本音かな。 それぞれにイヤミス。でも読了後のモヤモヤ感が素晴らしい。続きが気になって仕方なかった。

    28
    投稿日: 2025.08.03
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    ラスト数行で物語がひっくり返るようなどんでん返しを詰め込んだ、心の闇に迫る短編5編。 ただ怖いだけでなく、「人はなぜ追い詰められ、どこで踏み外すのか」といった心理の繊細な変化が丁寧に描かれている。 特に「目撃者はいなかった」「姉のように」は、精神的苦痛の描写と意外性のある展開が印象的。 ごく普通の人が、ふとしたきっかけで加害者にも被害者にもなり得る。決して他人事ではなく、「もし自分だったら」と問いかけられるようなリアリティがある。 恐怖や衝撃を楽しむだけでなく、読むことで自分の心が試されるような感覚を味わわせてくれる作品。

    24
    投稿日: 2025.07.31
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    背後からじわじわ怖いものが近づいてくる。 そんなホラー感満載の短編ミステリー。 芦沢央さんの描く物語は、ミステリーなのにホラーのようだ。 ひとつのアクシデントを境に悪化していく事態にじわじわと追い詰められる恐怖を感じ、人の言動の裏に欲が見えた瞬間に背中がヒヤリとする恐怖を感じた。 5つの短編ごとに異なる理由で、相手が傷ついてでもそうしたいという「人間の抗えない欲」のようなものを見せられた一冊だった。

    0
    投稿日: 2025.07.13
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    「許されようとは思いません」村八分という題材が面白かった。 「ありがとう、ばあば」も女の子の心理が書かれていて面白い。 ただ、作品のいくつかが20歳で結婚を前提に付き合ってるだとか、女はクリスマスケーキとか何十年前の話なのかと思った。 昭和に書かれたものかと思ったら平成23年?ごろで驚き。 あと耳朶を打つという言い回しが好きなのか何回も出てきて読みにくい。 担当編集は指摘しないのか?

    0
    投稿日: 2025.07.12
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    【誰か、誰か、今すぐこの子から私を引き剝がして】 切羽詰まった人間心理の解像度の高さが魅力的な芦沢央作品の中でも本作にある短編『姉のように』と『ありがとう、ばあば』は秀逸だったし個人的に大のお気に入り。特に『姉のように』は完全なるどんでん返しで、すっかり騙されてしまった…!!私がどんでん返し小説に求める期待値をぐっと超えてきて、また読み返したくなる衝動に駆られたので、こういう類の作品が好きな方は騙されたと思って一度読んでほしいなとおすすめしたくなる。あぁ記憶を消して、もう一度あの衝撃を味わいたい!

    31
    投稿日: 2025.07.08
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    自分にも起こりそうな内容で他人事ではない感じがザワザワする。 最後の話はすごくよくてもう一回読み直した

    0
    投稿日: 2025.07.02
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    ミステリーの短編集。 表題作はそのうち1つだが、一番印象に残ったのは最初の作品。ちょっとした仕事のミスをきっかけに、分かりやすいほど「後悔先に立たず」の転落。何でお前はそっちを選択するんだよ、とつっこみたくなる展開に読んでいるこちらが頭を抱えたくなる痛快さ。

    0
    投稿日: 2025.06.20
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    2025.06.18 人間、ウソをつきたくてつく場合は少なくて「ある瞬間」を逃すとホントのことが言い出せなくなるということではなかろうかと思わされた「目撃者はいなかった」がお気に入り

    2
    投稿日: 2025.06.18
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    芦沢先生の作品中毒にて購入しました。もうこんなの勘弁してください、と思いながら、ハラハラしながら読んでしまいました。どんどん息が苦しくなる作品でした。

    30
    投稿日: 2025.06.07
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    大好きなイヤミスの短編集(*´°`*) 全部暗い結末でイメージ通り✩︎⡱ 全部面白かった〜✧⁺⸜(●′▾‵●)⸝⁺✧ 芦沢央の作品は初めてだったけど 読みやすいし面白かった*⸜( •ᴗ• )⸝*

    3
    投稿日: 2025.06.05
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    著者の「汚れた手をそこで拭かない」が、あまりに面白かったので、同じような短編集がある事を知って、さっそく読んでみました。本書も、期待を裏切らない秀作ぞろいです。 ・目撃者はいなかった 営業成績が振るわない主人公は、あるとき成績優秀で表彰をうける。「これで一人前だな」成長をたたえる上司。しかし、本来の注文の10倍もの誤発注をしていたことに気付いた主人公は、注文の訂正ではなくそれをごまかす事に手を染めてしまう。周到に準備をし、自らのミスを帳消しにできたはずだったが、その現場で発生した自動車事故を目撃したがため、歯車が狂い始める… ・許されようとは思いません 地方の田舎町で主人公の祖母は曾祖父を殺害した。依頼、祖母の血を引く家族は村でよそ者扱いを受け続けた。祖母の遺骨が墓から掘り出されて道端に捨てられていた経緯を母から聞いた主人公は、村に残る古い慣習に苦しめられた祖母を思い、改めて一族の墓へ納骨しようとする。しかし、祖母が裁判で発した「許されようとは思いません」の証言に隠された真意に気付いた主人公は、祖母の深い苦しみを目の当たりにする…。 他にも「姉のように」も結構よかったです。読み進めて最後の1ページで、どんでん返しがあります。本編で著者が傍点「、」を付けている一文を読むと、「あれっ?」と思わされると同時に、見事に著者の思惑に踊らされていることに気づかされ、改めて最初から読み直したほど。 著者の他の本も読んでみたくなりました。

    3
    投稿日: 2025.06.02
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    『目撃者はいなかった』 『ありがとう、ばあば』 『絵の中の男』 『姉のように』 『許されようとは思いません』 5編とも緊迫感、緊張感、そして驚きがある。 巧みな構成だった『姉のように』は、ほとんどの読者が初めに戻るのではないだろうか。 『ありがとう、ばあば』は最高にイヤミスだろう。 最後に表題をもってきたのは大きいのではないでしょうか。 村八分の話題が少し温かさを生むなんて想像できない。

    2
    投稿日: 2025.05.28
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    イヤミスとミステリーの醍醐味を存分に味わえる作品で、人間の闇や社会の圧力を描くテーマ性が深い余韻を残していた。 読後に不快感や切なさを覚えつつも、「次も芦沢作品を読みたい」と思わせる中毒性がある。 特に叙述トリックや心理サスペンスが好きな人には強くおすすめできる気がする。 イヤミスと思って読み進めていたら、オチでやってくるどんでん返しの衝撃に、印象に残る読書体験となるだろう。

    13
    投稿日: 2025.05.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短く読みやすい。後味も悪すぎない。『目撃者はいなかった』が1番好きだ。すっきりするし、ミスを揉み消そうとする感覚にリアリティがあってよかった。表題の『許されようとは思いません』は確かに村八分にされていた人がその村に納骨されるのは酷だなーーと

    1
    投稿日: 2025.05.13
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    自分のしたことで足をすくわれるような内容の物語が 色々読めるイヤミス短編集です。 最初はサラッと読めるのに、最後の方はゾワっとする物語で 各話を読み終わる度にため息が出てしまいました。 イヤミスの醍醐味ではありますがクセになる怖さが面白いです。 「目撃者はいなかった」と「姉のように」が特に好きな作品でした。 ドキッとさせられるだけではなく、騙された!というミステリー要素も しっかり楽しめる作品だったので、最後まで面白かったです。

    2
    投稿日: 2025.05.13
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    もともとこの作家さんが大好きだったので読んでみた。シンプルに面白い! 紙一重をテーマにしているかのような短編の数々で飽きずに完走できた!

    2
    投稿日: 2025.05.12
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    ん〜どうでしょうか。 作家さんとの相性ってありますよね。 「汚れた手を〜」を以前読んで、なんとなく合わないって思った作家さんだったので先入観もあったかな。 タイトル作「許されようとは思いません」は読後感も悪くなく、いいと思いました。

    4
    投稿日: 2025.05.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    平常運転・ザ・芦沢節!という感じの短編イヤミス集。サクッと嫌な気分になりたい時、芦沢央さん作品はまさにうってつけ(褒め言葉です)。 どの話も面白かったけど、個人的には1編目「目撃者はいなかった」と2編目の「ありがとう、ばあば」がピークで後半は気持ち失速したかな。タイトルを冠しているラストの「許されようとは思いません」はイヤミスというより、なんだか切ない、、可哀想、、って気持ちが勝ってしまった。 同著者さんの短編集では「汚れた手をそこで拭かない」の方がより好みでした!

    0
    投稿日: 2025.05.01
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    どの短編も完成度が高い。一つ目で、読んでいて思わず自分のことのように考えてしまって冷や汗かきそうだった。

    1
    投稿日: 2025.05.01
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    「汚れた手をそこで拭かない」が面白くて購入。 読みたかった「目撃者はいなかった」。ミスをどう誤魔化すか考えることと、それが少しずつ綻び、詰められていく様子は、怖いもの見たさで読んだ。プールの方が面白かったけど。。。 他の作品もすごく面白い。 特に、「姉のように」はきれいに騙された。何より、働く母親の大変さと、ちょっとしたことで虐待に及んでしまう危うさが恐ろしかった。 短編ながらどれも濃厚で、すごく充実した読書時間を過ごせた気がする。 ミステリ好きは一読を。

    0
    投稿日: 2025.04.26
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    「目撃者はいなかった」 怖い怖い怖い怖い。 些細なミスを隠すための行動が、まさかそんな形で自分の首を絞めるとは。読み終わったあと、なんども「怖い怖い怖い怖い」と声に出した。 「ありがとう、ばあば」 世のステージママ達に読ませたい。 「絵の中の男」 親族の非業の死を題材にした事で、高い評価を得た二月。描く事から逃げるための決断。才能とは 「姉のように」 真面目な人ほど育児ノイローゼになりがちなのだろうか。そしてそういう人の連れ合いは往々にして育児には無関心な気がする。なんだか胸が苦しくなるお話し 「許されようとは思いません」 田舎だから、こんな村八分だの村十分だのあるんじゃない?否、都心の団地、マンション郡でもあるあるだからこそ、眉間にしわ寄せながら読み進む。 ええ、ええ、許されようとは思いません。終わりのない地獄を余儀なくされるなるば、許されようとは思いません。

    0
    投稿日: 2025.04.18
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    芦沢央によるホラーテイストの短編集。 どんでん返しが売りのはずだが、 最初と最後の話以外はそこまで 秀作とも言えなかった。 文章に引き込まれるという 意味ではかなりのものだし 読みやすいが、ミステリーとして 傑作というわけではない。

    0
    投稿日: 2025.04.14
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    短編ミステリー5編。 誰かに助けを求めていれば…と思われる「やっぱり人間が一番怖い」話。いや…最後なんか怪異起きなかった?

    9
    投稿日: 2025.04.07
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    読んで嫌な気持ちというか、登場人物たちに対して、どうしてそう動いてしまうんだーともどかしく思いました。

    8
    投稿日: 2025.03.22
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    イヤミスだけど、よくあるような嫉妬や劣等感を取り上げた陰鬱な話ではなく、ちゃんとミステリーとしてすごく面白いのがよかった

    2
    投稿日: 2025.03.07
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    どの短編も予測のつかない展開と結末で、とても面白かったです。 その中で「姉のように」は、読み終わった時に意味が分からずモヤモヤしてたのですが、解説を読んでなるほどそういうことか!と納得と同時に驚きの手法で感動しました。 こちらは解説は後に読むのがおすすめです。

    2
    投稿日: 2025.03.06
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    分かり易いイヤミス短編集 表題作のネタバレってほどじゃないと思うが最初は入口が閉まっていた理由がよく分からずややモヤモヤ

    2
    投稿日: 2025.03.06
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    THEイヤミス。嘘に嘘を重ねる…自分の価値観を押し付ける…人の死を目の当たりにすると創作意欲が湧く…強すぎる被害妄想…村八分の成れの果て…これらの結果がどうなるかの教科書。

    63
    投稿日: 2025.03.06
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    表紙通りのイヤミス、ホラー感。 相変わらず嫌な感情表現が上手いな…。 楽しめたけど疲れて読み返したくはないので、 星★3です(^-^; 表題作『許されようとは思いません』で、村八分ならぬ村十分という言葉をはじめて知った。 村民のいびつな結託って、いじめに近いよな。 本当は墓を表紙にしたかったんだろうけど…さすがにね。彼岸花で察して欲しいという事かな。 一番の傑作は『姉のように』なのかな? 叙述トリックと、育児の大変さが角田光代さんの『坂の途中の家』を彷彿させるようで怖い。 どちらも夫が頼りにならん! 『絵の中の男』はホラーだろうか。 才能のないと分かった夫が、才能に狂う妻の作品の中に永遠に残りたい…なかなかサイコパス。 芸術家同士ならありそう。 『ありがとう、ばあば』もホラー感。 孫の感情を無視しすぎたな…。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 1.目撃者はいなかった 2.ありがとう、ばあば 3.絵の中の男 4.姉のように 5.許されようとは思いません

    14
    投稿日: 2025.03.01
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    特殊な設定からのイヤミスももちろんだが、個人的には身近に潜むイヤミスというか自分が引き寄せてしまっているようなホラーが本当に恐怖を感じる。 この短編集で言えば、前者は悲劇の画家の話や表題作。後者は第一編の営業マンのやらかし、そして「姉のように」です。ゾゾっといたたまれない気持ちになります。

    9
    投稿日: 2025.02.25
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    どの話もとても良かったですが、『姉のように』が特に印象的でした。読了後すぐにもう一度読み返したくなりました! 短編集でサクサク読めてオススメです‪☺︎‬

    8
    投稿日: 2025.02.11
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    読後、タイトルの意味を考えると、意味の深さにしばし思考。絵の中の男は、自分的には理解し難かったが、それ以外の話は、ラストおお〜っ!という感動があり面白かった。読みやすい長さ、文章でサクサク読めた。

    1
    投稿日: 2025.01.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    犯罪に関わる5つの短編集。 相変わらず人のいやーなところに着目して表現するのがお上手な作者だと感心。 個人的には、孫を徹底的に管理し、意見すらねじ伏せてしまう祖母を返討ちにする孫の「ありがとう、ばあば」と尊敬する姉が窃盗で逮捕されてしまい、周囲の視線が変わったように感じ、育児ノイローゼになってしまう「姉のように」の2つが好みだった。 孫への抑圧的な接し方のせいで価値観が歪み、「太っていた頃の自分の写真を使った年賀状を出したくない」という一点のためだけに祖母を殺して喪中にしようという純粋さの中に潜む狂気の表現に脱帽。

    3
    投稿日: 2025.01.29
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    短編集。 「許されようとは思いません」であたたかな気持ちになったからって騙されないからな! 「ありがとう、ばあば」怖かったからな! 夢を叶えて頑張る孫とそれを応援する祖母の話が、こんなに嫌な読後感となるとは。 お腹いっぱいです。

    1
    投稿日: 2025.01.28
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    気分が沈むイヤミス短編集。全5編。 ----- 後味の悪いイヤミス短編集。著者の作品を読むのはこれで2回目。最初に読んだ『汚れた手をそこで拭かない』も後味悪い短編集だった。芦沢央といえば基本的にこういうテイストなのかしら。 全5編。どれも読んでいて嫌な気持ちになったし、その上でとても楽しく読めた。不快さを覚えるのにページをどんどん捲ってしまう小説は本当に優れた小説だと思う。 1編目の『目撃者はいなかった』は、本来の注文の11倍の誤受注をしてしまい、ミスの隠蔽工作に走る営業マンが主人公。普通に生きていれば誰でも経験し得る状況設定と、その中で選択肢をひとつひとつ奪われ追い詰められていく心理を描く筆致がどちらも巧み。登場人物の行動に「そうせざるを得なかった」という説得力がある。 その他4編も後味が悪いという点で共通はしているが、それぞれ違った趣向が凝らされていて良い。語り部の口述形式で話がすすんだり、物語をひっくり返すような意外性のある仕掛けが施されていたり。そのおかげか、重たい話ばかりで食傷になりそうなところを毎話新鮮に楽しみつつ一気読みできた。 「イヤミス」として見た時に、ミステリー要素は薄めかな、とは思った。謎や真相が粗雑というわけでは決してなく、上で書いたような途中経過の部分がやはり抜群に面白くて一番の見所ゆえに。

    1
    投稿日: 2025.01.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全部基本イヤミスっぽいミステリーで、最後にひっくり返されるような感覚になれる。 目撃者はいなかった 7年前の本なのに、スマホが登場してこない 主人公が事件について調べるためにTVニュースみて新聞見てってゆーのがイマイチ今っぽくなかった。 展開はなんとなく読めたけどすごく引き込まれた。。この本の冒頭としては、これから展開する不穏な闇を覗き見るような物語が展開されていくんだなと期待できた一作。 ありがとう、ばぁば 意外なオチ!そっちか〜 絵の中の男 画家の葛藤怖すぎるけど、二月先生が罪を認めた理由にぞわぞわ、、そんなに絵から逃げたかったのか、、 姉のように これが1番ひっくり返された。最後の方まできて、また最初に戻ってあー!そーゆーこと?!ってなること請け合いだ。 もう最初らへんからもしかして虐待の展開なるのかなって嫌な気持ちになってたけど 子供に躾をしなければって勢いで手を上げてしまう母親の心情、それが常習化してしまうまでの様子、 初めは夫にばれてはいけない!って思ってたのに、途中から誰かに止めて欲しい誰かに気づいて欲しいって強く思うようになっていく そう思ってるんならなんで早く相談しなかったんだよってすごく思うけど、当事者にしか分からない心の葛藤なんだろうな。あたりまえに罪に問われる可能性があるんだもん。自分が言わなきゃ逃れられる事だって思ってしまうのか、、 許されようとは思いません 村八分最悪、、おばあちゃん何も悪くないのに けどラストに相応しいと思う。最後にはちょっと明るい気持ちになれた

    1
    投稿日: 2025.01.13
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    4.2/5.0 人間の奥底にある闇の感情に焦点を当てて描いたミステリー5篇。 コンパクトで読みやすいハッとさせられる短編集。

    2
    投稿日: 2025.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ありがとうばあば と 姉のように 子供がいる私にとても刺さる話だった。 ばあばの方は、え?そっち?となる 姉のように は、子供を抱えた母親の心情をものすごく上手に表していた。特にイヤイヤ期の子供っていうのはこうだったな、心の中でこう思ってたな、と思い出した。ひとりぼっちで、子育てをする主婦の苦しさ、姉がいないことで相談できない苦しさ、夫に理解されない苦しさ、苦しさがたくさん詰まっていた。それでもこの主婦が子供にかける言葉は優しかった。お風呂に入らないなんてあんな風に騒がれたりしたら、私だったら無理やりでも連れて行ったかもしれないし、もしかしたら脅すようなことを言ったかもしれない。でも何度も優しく言葉をかけていてものすごく我慢をしているのが伝わってくる。こうやって、虐待の中に入って行ってしまうのかもしれない。だって、誰も母親になる勉強なんてしてない。毎日試行錯誤、育児書や育児の専門家が言うことが我が子に当てはまり通用するとは限らない中でなんとかこなしている。もちろん楽しんでいて、何も手を煩わせない子供もたくさん居るのも見てきた。我が娘が、ものすごい癇癪持ちで、電車はおろか、育児サークルみたいなものに連れていくことからどんどん足が遠のいたこと、いつのまにかママ友達との集まりのようなものにも呼ばれなくなって行ったこと、そのうち娘の癇癪も気長に扱ってくれるところにしか出かけなくなったことを思い出した。ママ友達の育児の悩み、夜寝ないとか、食べないとか。でも私からしたらそれだけじゃん、って思ってた。娘を私の妹に預けたことがあるが、お姉ちゃん、この子大変だよ、毎日この子とよくやってるよ難しいよと言われた。妹だって子供には悩まされていたが、レベルが違うというか。そこから私は大変な子を育ててるという自他共に認めることになった。でもそのことで私は開き直った。私しかいないんだって、私が見捨てたらこの子は生きていけないって。だから必死で育ててきた、もうこの主婦と同じように騒いだらもうお風呂も入らなくて良い、洋服も着なくっても大丈夫って思うようにして。 今の娘、とても心の優しい子供に育った。癇癪を起こすこともないし、のんびりだけど、嫌いなものでも我慢して食べることができる、友達も沢山いて、私の話も聞いてくれる。 あきらめないでよかったと、毎日思う。でもそれは母や妹がどんな細かい話も同じ立場で聞いてアドバイスくれたから。きっとこの主婦も姉がいたら違ったのかもしれないなと思った。

    11
    投稿日: 2024.12.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どの短編も後味が悪い所謂イヤミス。 3個目の「ありがとう、ばあば」が冒頭の年賀状の話と繋がり、物語として秀逸だと感じた。 4個目、叙述トリックに見事やられてしまった。良かった。 忘れた頃に購入するかも…。

    1
    投稿日: 2024.12.15
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    少し久しぶりのイヤミス。芦沢さんは本当に毎回仄暗い人間の感情の隙間を描くのがお上手だなぁと感嘆します。 5編の短編集のどれもが日常に潜む狂気というか、少しだけ道を踏み外した末路というか…。物語の結末自体はどれももちろん私が経験したことない事ですが、そこに至るまでの思考はあるあるで、一歩間違ったら私にもこんな事件が起こり得る…と思うと、背中に変な汗が流れました。 「姉のように」はミスリードに完全に騙されました。もう一度読み直したら確かに景色が変わりました。先入観、前情報って、怖いですね。

    9
    投稿日: 2024.12.12
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     まるでこの世の絶望や悪意をぎゅっと詰め込んだようなイヤミスが五編収録された短編集で、それぞれの話で見られる数々の違和感からゾッとするようなラストまでの進め方が陰鬱だけど素晴らしかった。特に『姉のように』が一番意外性があった。

    5
    投稿日: 2024.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    5篇の短編集 読み進めるごとに、不穏な空気がジワジワと増していく。ラストにハッと息を呑む。そして、脳内にもう一度、話しが蘇る。さらに嫌な気分になるが、どこかで「そういうことか」と納得している自分がいて「あぁ~」と低い声が漏れそうになる。 どの話も好きだったけれど 『目撃者はいなかった』のミスを無かったことにしたくなるよね〜。でも、この少しづつ生じるズレが止められない感じ、加速していく感じ、、、恐いわ~。 『許されようとは思いません』の裁判で祖母が語った「許されようとは思いません」の意味が、、、切ないわ~。

    75
    投稿日: 2024.11.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編集。村十分になった婆さん。年賀状出したくなかった子役。育児ノイローゼ。地獄絵。 なるほどねーのラスト。

    0
    投稿日: 2024.11.17
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    流石の芦沢央、全部じわじわっと嫌な話ばかりでよかった… 特に一番最初の話の、ちょっとずつ歯車が狂っていく感じが何とも…じわっと嫌だなあ…

    2
    投稿日: 2024.11.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どれもどんでん返しで嫌な気分になったが、1番は「姉のように」最初にその事件を置くことで勝手に頭がすり変わって最後でどんでん返しを堪能できた。話の内容もとても重くてイライラして吐きそうだった。主人公を自分に置き換えて考えたら同じ気持ちになってしまった。私も自分の子供にすごくイライラして手を上げてしまうかもしれない。加えて他に頼る人が誰もいなかったら、、、私は結婚も子供も産んではいけないと強く思った。

    1
    投稿日: 2024.11.16
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    どの話も本当に面白い短編集。 背中がゾクッとするような怖さが癖になります。ハッピーエンドにはない後味の悪さがたまらんですね。 「姉のように」では思わず最初に戻りました。「許されようとは思いません」では寒村の底知れない恐ろしさ、村八分の意味など、ゾクゾクしながら読みました。 イヤミス好きには強くおすすめしたいです。

    16
    投稿日: 2024.10.31
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    かなり好きです。 やはり小説はこうでなくちゃ。ハッピーエンドなど要らない。それがほしいならアニメでもみてればいいと思うのです。感情が動かされ、後にまで尾を引くようなものが小説だと私は思います。 法律で処罰しきれないような、法律の境目のような所が突かれているような感覚を感じました。最初の話では、警察が女性の道具として使用されているような。最終話でも警察が対処してくれなかったという文言が出てきたり。そのような「絶対的公権力に頼れない状況」を作成しているからこそ、安心感が存在しない、理不尽にやるせない気持ちにさせられるのかなと感じました。 暗い感情にさせる小説は、解決策を断ち切る部分が肝要なのだなと感じました。

    2
    投稿日: 2024.10.06
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    新潮文庫の100冊(2024)に入っていたので、読んでみました。 わたしは芦沢央さんの小説読むときは、体力ないと読めないんですよね=3 心臓に直撃するストーリーが多いので、心が弱っていると耐えられない。笑 それだけ心を揺さぶる作品を書いている作家さんだと思っています。 「許されようとは思いません」も、まさにそんな内容でした。 全部で5話の短編が収められています。 冒頭の『目撃者はいなかった』から、いや~な汗が出てきました。 その嫌な汗が最後まで、いや、読み終わった後も続くという読了感。 さすがです! どの作品もフィクションなのはわかっているんですけど、現実的な要素が身近にあるせいか、他人事とは思えないのです。 「もし、これが自分だったら・・・」 考えただけでゾッとします。 最後に収録されている「許されようとは思いません」はラストがホッとしますが、そこに行きつくまでの内容がえげつない。 集団の団結力を強めるために、外部からきた人間を差別し、追い込んでいく人間の性が色濃く出ていました。 『終わりがねぇものはおっかねぇよなぁ』 殺人を犯した祖母が放ったこの言葉。 終わりとは何を指しているのか。 それがわかった時、祖母は何を求めていたのか、全てが明らかになります。 歯切れの悪い終わり方ですが、あまり書くとネタバレしちゃうからね。 新潮文庫の100冊は当たりが多いですね。 ここ最近読んだもので100冊に入っているのは外れがない!

    30
    投稿日: 2024.09.27
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    どのエピソードも印象に残るものだったが 個人的に最初のエピソードが心臓に悪かった。 誰もが起こしかねないミスが原因で、後戻りできない状況に陥っていく心理描写が見事だった。

    2
    投稿日: 2024.09.18
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    嫌ミスの短編なので、ずっと不穏な空気感は持っているのだけど、ひとつずつの最後にさらにちょっとだけ、におわせな事実。大きく驚かされるというものではないけれども、ほんの少しゾワッとするような、スパイスのようなイメージ。 自分の人生とは無縁とも思える何かが、身の回りの日常に潜んでいる。そこに触れるか触れないか。気づくか気づかないか。自分もやってしまいがちなちょっとしたことが、他人の人生にも影響を与えてしまう。そこへきての「許されようとは思いません」という言葉。絶妙なタイトルだと思う。

    13
    投稿日: 2024.09.13
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    【姉のように】 読んでて苦しかった… まさかのどんでん返しで「えっ?」となり最初から読み直したくなりました。 全体的にサラッと読みやすい印象。 短編だからというか、この著者はそこまで深掘りしないのかな?と思った。

    2
    投稿日: 2024.09.10
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    なんか勝手に話同士が繋がると思い込んでたからどーやって繋がるんだろう?って思ってたら読み終わってた笑 どんでん返しもあり、どういうこと?って先が気になる展開が多いのでどの話も面白いです。姉のようにがお気に入り!

    2
    投稿日: 2024.08.31
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    5つの短編集 個人的には、それぞれの話に 若干当たり外れがあった。 「目撃者はいなかった」で 主人公が自分のついた嘘に 追い込まれていくのが好き 「ありがとう、ばあば」は、 理由がすぐにわかったのでいまいち 最後の表題作もよかった

    20
    投稿日: 2024.08.28
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    5話短篇集。作風の特徴であろう『最後の一撃』(恩田陸氏評から)に翻弄された。 どれもミスリードや視点の反転などなどで胸騒ぎがおさまらない。 発注ミスを誤魔化す【目撃者はいなかった】、支配的な祖母【ありがとう、ばあば】、地獄絵作家【絵の中の男】、姉が逮捕された【姉のように】、表題の閉鎖的な檜垣村【許されようとは思いません】。 イヤミスが多く心がザワついたが、ラストの【許されよう…】が希望の見え爽やかでよかった。

    15
    投稿日: 2024.08.16
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    全ての短編が最悪な展開で面白かった。 特に「姉のように」では、本来なら「あーそういうことだったのね〜」と唸るような結末になっているにもかかわらず、「そんなことより、何なんだこの話は…」となってしまい気分が悪くて最高です。

    2
    投稿日: 2024.08.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どの短編も中々読み応えのあるものであった。 個人的には『姉のように』と表題にもなっている『許されようとは思いません』が好み。 『姉のように』はどんで返しもあり、途中での伏線も違和感なく、どのような結末になるのかドキドキしながら読み進め、結末を知ると納得ができるものであった。 『許されようとは思いません』は小さな村での理不尽さが上手く表現され、何故高齢者である主人公の祖母が殺人に手を染めたのか、表題の意味もしっかり、わかりやすく書かれていた。結末はもう少しどろっとしたものになるかと思ったが、最後の解説にもある通り、ちょっと感動的でもあった。

    3
    投稿日: 2024.07.25
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    こちらも三連休前のご褒美爆買いの一冊です。 一日一冊読んでも三連休では終わらない…焦 という間に、もう連休最終日。泣 新潮文庫の100冊で、綺麗な状態で購入できました。嬉 「汚れた手をそこで拭かない」に続き、二作目です。 本作も表題作を含めた短編集です。 「目撃者はいなかった」 ずっと最下位だった営業担当が、なぜか今月は順位を上げていた。周囲から賞賛されるが、営業成績を上げていたのは自身の誤発注だった。今更訂正も謝罪もできない…。 「ありがとう、ばあば」 孫の杏を子役に。両親、周囲の反対や反応を押し切りながら、かわいい孫のために厳しく優しく接してきた。 それなのに、なぜ今私は真冬のベランダに締め出されてているのか…窓ガラスの向こうには杏。 「絵の中の男」 浅宮二月が描く絵は高値で売れる。 彼女が描くものは自身の経験と運命。 炎の中で抱き合う母子。顔はない。 彼女が最期に描いた絵とは。 「姉のように」 事件を起こして逮捕された私の姉。 姉は自慢の姉だった。憧れていた。 そんな姉が起こした事件。 夫を含めた周囲の目が変わっていく。 誰にも相談できない苦しさ。 かわいかったはずの我が子なのに… 「許されようとは思いません」 祖母の納骨を行うために訪れた村。 村八部。村十部。 いつも誰かに監視され、移住者はよそ者とされる。 本当にあるんだろうかと思うぐらい薄気味悪い。 祖母が望んでいたものとは。 「姉のように」は読み進めていくうちに、 知らず知らずのうちに私も緊張して、 呼吸が浅くなってました。苦笑 「目撃者はいなかった」の主人公の気持ちも痛いほどわかります。 嫌な報告ほどしたくないし、 嘘をつきとおせるなら突き通したい気持ちが。 どれもこれも読んでいて、 とっさに視点を変えられてしまったり、 なんか怖いの来る?来る?と疑いながら読んでいたら、 全然違う角度から、結末がやってきたり。 とにかく一気読みでした。 湿度の高い夜に読むのおすすめです。笑 私は読みました。笑

    12
    投稿日: 2024.07.15
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    初めて読んだ芦沢央作品。イヤミスらしくどんよりしたストーリーなのに、どんでん返しに魅了され気持ち良くなってしまった。短編でここまでなら長編は…と他作品を買い漁らずにはいられなくなった。

    1
    投稿日: 2024.07.03
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    最後の一撃にやられた、“目撃者はいなかった”と“ありがとう、ばぁば”。まんまと騙された“姉のように”。ヘビーなので体調を整えてから読むことをお薦めします。

    15
    投稿日: 2024.06.27
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    メンタルパワーがない時には読まない方がいいかもです。 短編集なのでサクッと読めて サクッと 気持ちがズンとなります。

    2
    投稿日: 2024.06.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編集。ジャンルで言えばヒトコワになるのかな? 「目撃者はいなかった」「姉のように」の二編が好きでした。 「目撃者はいなかった」に関しては描写も含めてすごく好き。読み進めるのが嫌になるような、じっとりした焦りが文章全体から伝わってきて、読んでいて楽しかった〜……。この章を読み切りたくて電車を乗り過ごしそうになった程には面白くて、一章目なのに一気に心を掴まれちゃいましたね。『あなたは、自分のためにしか証言できないんですね』と言う言葉がジワジワ効いてきて、読了後にも強烈な余韻が残る。おもしろい……。記憶を消してもう一度一から読み返したいな……。

    5
    投稿日: 2024.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一文から5パターンの短編、どれも面白かった。 ・目撃者はいなかった 自信のなさから杜撰な工作で身を守ったはずの語り手がじわじわ逃げ場を失う ・ありがとう、ばあば オチに納得。本当の感謝だからこそ怖い。死んだら流されちゃうんだろうな。 ・絵の中の男 最も罪深くて自覚してて好き。 ・姉のように 仕掛けが読めたからこの中ではいまいち。6歳差の姉が28だったら語り手22で3歳の子持ちじゃん? ・許されようとは思いません 綺麗な終わり方。信じる自由のために許さないでほしい。

    2
    投稿日: 2024.06.07