
総合評価
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powered by ブクログ読み終わった瞬間、ほうっと大きく息をついた。 読み始めは、不思議さと怖さが入り混じった気持ちになって、正直想像していた内容と違っていたので驚いた。 パラレルワールドの話だと思うけど、パラレルワールド=平行世界というより、世界が時々遠のいたり、近づいて交差したり、夜行列車のように揺れながら動いているのかなと感じた。まさに表裏一体。 今見ているものが、ホンモノなのか、そうではないのか。 そもそもホンモノもニセモノもない。 自分が目をつぶった瞬間、世界が全て消えて、無になっているのかもしれないと、子どもの時に想像したことを思い出しました。 とりとめのない感想だけど、わたしはおもしろかった! やっぱり森見さんの作品が好きです。 「真実の世界なんていうものはどこにもない。世界はとらえようもなく無限に広がり続ける魔境の総体だと思う。」
1投稿日: 2019.11.12
powered by ブクログ森見登美彦の真面目バージョンだが、読みやすさは変わらずでスラッと気軽に読めた。エンタメ小説とはこうあるべきと思う。物語はミステリアスな雰囲気の中、怖さよりも淋しさを感じさせて不思議な読み心地でそれが良かった。 途中で偽坊主が語る、人は相手にレッテルのようなものを貼り、そのレッテルの言葉を見ていて本当は相手の顔を見ていない、というのが印象に残った。風景は奥深く言葉がなくともスッと入ってくる、そんな風に人を見る、、なるほど
0投稿日: 2019.11.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
単行本で読んだときよりも圧倒的に面白かった。 文庫になったのでちゃんと買えたぜ。 作者が講演会で「不思議な出来事に対して、向き合う人物のエネルギーが勝っていればコメディになり、不思議に負けてしまうとホラーになる。夜行は登場人物が不思議に負けて順にあちら側へ行ってしまう話」というようなことを語っていた。 例えば矢三郎ならどっちの世界も楽しく行き来するんだろうなあ、などと考えながら楽しく読ませてもらった。 最後の天竜峡の話が特に面白かった気がするが、今パラパラとめくり返してみると、どの話も面白かったのだった。
0投稿日: 2019.11.09
powered by ブクログ不思議な物語。 結局本当はどれ? なんて考えたりしちゃったりするときもありますけれど、本当なんて考えなくてもいいことだってあるような気もしてきますね?? また、途中の行きたいなぁ。。。とか思い描いたり考えたりするところは必ず人って行くもんだよね。 なんていうニュアンスがあるセリフがあるのですが、もしかしたらそれは不思議な真実になるのかなぁ。。。なんて考えてみたり。 好きな人にはたまらない世界感だし、一度読んでみても面白いかもしれませんね。
2投稿日: 2019.11.08
powered by ブクログ十年前、鞍馬の火祭見物で姿を消した長谷川さん。彼女を忘れなかった仲間が集まり、それぞれが夜と旅にまつわる思い出を語る。 ぐらりぐらりと揺さぶられるように不気味さ、不思議さが募り、それぞれの夜が深まり絡んだ末に“ただ一度の”光が広がる。心地良い夜の物語。
1投稿日: 2019.11.08
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宵山万華鏡を思い出させる作風でした。 ホラーはそんなに得意ではないはずが 気付けばどんどん夜行の世界観に引き込まれていました。 「夜行」と「曙光」、どこかでつながっている世界があるかもしれないと思わされる作品でした。 おもしろかったです。
5投稿日: 2019.11.03
powered by ブクログつまらなくはないけれど、物足りない、という印象。 旅情としても物足りないし、ホラー・ミステリとしても、物足りない。 引き込まれるものがないわけではないので、勿体ないな、と思った。 森見登美彦らしい空気感はあるのかなと思うので、作家が好きで、他は色々読んで、またその世界観を楽しみたい! と思う人は、いいのかも。
0投稿日: 2019.11.03
powered by ブクログ単行本が刊行されたときから気になっていた。 たぶん、『夜行』というタイトルと、その装丁に惹かれたのだと思う。夜の中に立つ女性の姿。 個人的に森見登美彦は、当たり外れがあると感じている。 あくまでも私の趣向に合うかどうかという意味において。それ以来、あまり手にしなくなった作家のひとりだ。 この物語もどうにも的を射ない。いや、的を射ないのが正しいのだ。そういう風に書かれているし、表現されている。 だけど、思っていたのと違う、という感じか。 妙な物語。 何十年か経って読み返すと、変わってくるのだろうか?
1投稿日: 2019.11.02
powered by ブクログ話の途中で、次の話に進むような感じで、前の話は結局どうなったのと思わされた。 ある意味、読者を放置で、話が進んでいく感慨に囚われた。
0投稿日: 2019.11.02
powered by ブクログ大好きな森見登美彦さんの作品。とにかく不思議で、ゾッとするような話。宵山万華鏡と似た系統の作品かな、と思った。個人的には有頂天家族のようなワールドが好き。第一夜〜最終話まで、それぞれラストは結局どうなったの?と思ったけど、怪談だと思うとそれでいいのか、、
1投稿日: 2019.11.01
powered by ブクログ自分のいる世界は表裏一体で夜があれば朝がある。 今、自分が見ている世界が全てではないと伝えられているような気がした。 何とも言えない不気味さに引き込まれました。
0投稿日: 2019.11.01
powered by ブクログ再読2回目。 最初、ホラー小説風のファンタジーなのかと思った...。どの世界が現実で、自分が何処にいるのか分からなくなる感じは、いつもながらの森見作品。堪能しました。
0投稿日: 2019.10.30
powered by ブクログなんだか夢のような話。 幻想的というか、そういえば内田百閒先生の短編と似たような印象だなぁ。それで結局どうなったんだろう?と思うものの真相は人によって見方によって変わるのかもしれない。 ちょっと不気味なんだけれども、裏か表かのどちらかで居なくなった人がきちんと生活して居ればそれはそれで良いのかもなぁなんて思ったり。
0投稿日: 2019.10.21
powered by ブクログ読んでいてずっと心がふわふわしていてずっと不思議な気持ちになりました。森見作品は四畳半神話体系に続き2作目。夜行は四畳半神話体系と比べ、情景描写が多かった気がする。個人的には森見さんの心情の描写や人間の動作、様子の描写の方が好きだなと思いました。
0投稿日: 2019.10.20
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うーん。 もちろん面白い点も見つけられるけれど、森見作品への期待度が高すぎるのか、今ひとつ。 一つ一つのエピソードがそのままで、有機的に結びつくようには見えず、京都を舞台にしている時の森見氏の必然というか自信のような展開が感じられない。 各エピソードの終わり方が現実との境目が失われている様相を呈しており、物語全体の導き手自身が揺らいだ存在であることが暗示されているけれど、最終話ではネガとポジな世界の存在という収束で片付けられており、そこに価値観は絡まなかったのかな、という疑問が残る。 長谷川さんに対する想いがスマートにしか描かれておらず、これは森見作品怖いもの系だから仕方ない?これをエンタメ系に移し替えたはちゃめちゃな作品が頭の中で立ち上がってきました。
0投稿日: 2019.10.12
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読んでいるうちに自分がどこにいるのかわからなくなるような、フワフワとした気分になる小説。今、自分が生きている世界は、本当に今まで生きてきた世界と同じ時間軸にあるのか。
5投稿日: 2019.10.10
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森見登美彦先生の描く幻想小説は独特の雰囲気と怖さがあってステキなんですが,この作品にもそれが色濃くでています. (「第三夜 津軽」で藤村さんが感じる「旅情とは違う淋しさ.もっと生々しく感じる淋しさ」に通じるものがあると感じるのは,気のせいか.) 「夜行」の話がずっと続いて,最後に「曙光」になり,そして・・・,と話が展開するあたり,やっぱり登美彦さんは「物語り」がうまい.
3投稿日: 2019.10.10
powered by ブクログ10/4発売 森見登美彦さん『夜行』 岸田道生という画家が描いた「夜行」の意味することとは。 かつてない怪談×青春×ファンタジーの物語。
0投稿日: 2019.10.08
powered by ブクログ夜行(小学舘文庫) 著作者: 春風の花を散らすと見る夢はさめても胸の騒ぐなりけりー西行法師 怪談・ファンタジー・かつてない物語 タイムライン https://booklog.jp/timeline/us
0投稿日: 2019.10.08
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文庫化。 久し振りに森見登美彦を読んだような気がする。 果たして失踪していたのはどちらなのか、本当は生きているのか死んでいるのか、ひょっとすると真実など何処にも無いのではないか……? 足下がふわふわするような、不思議なホラーだった。 これってやっぱり、京都としいう場所柄も重要な要素のひとつなんだろうなぁ……。
2投稿日: 2019.10.07
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熱帯、が私には合わなかったので、同じような感じかなと思い読み始めましたが、面白かった。 こういう森見さんは悪くない。
4投稿日: 2019.10.07
powered by ブクログ不思議で恐ろしいまま終わった一章が気になって、一気に読んでしまった。不気味でハラハラしたけど、読後すっきりしました。上質ホラーで夏にぴったり。尾道に旅行するのがちょっと怖い。笑
4投稿日: 2019.10.05
