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星の王子さま
星の王子さま
サンテグジュペリ、池澤夏樹/集英社
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総合評価

384件)
4.1
144
123
76
10
4
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    改めて読むと難解だな。愛というのはその人がどこかで生きているという事実だけで、笑えるいうこと?その人が何をして、どんな思いをしているか考えると自分までもが嬉しくなったり悲しくなったりするということ?多分言おうとしてることはもう少し深いことなんだろうけどなー。歳を重ねるごとに読み返すと自分の成長が見えるかもしれない。

    0
    投稿日: 2025.11.16
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    長く読み継がれている『星の王子さま』。 この本が出版されたのは1943年、第2次世界大戦の真っ只中でした。 著者サン=テグジュペリは、何を願ってこの本を書いたのかと問われると、やはりそれは、「平和への願い」だったのかもしれません。 サン=テグジュペリは、パイロットであり小説家でもある稀有な存在。
空の上から、人間の暮らしをずっと見つめてきた彼だからこそ、
暮らしの中にともる灯りが、星のように見えた時もあったのではないでしょうか

    0
    投稿日: 2025.11.13
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    色々なメッセージが込められてるような、それでいて一つにまとめられるような、、捉えどころのわからない小説でした。子供向けとのことですが、きっと私がこの小説に出てくるような大人だからわからないのかもしれません。 いつかわかる日が来ますように、、!!

    0
    投稿日: 2025.11.01
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    表現が可愛くて王子様が愛おしい。 いつの間にかどこかに置いてきたいろいろな物を 拾いに行かなくっちゃ…って気になった。 難しい部分もあったからもう1度読みたい1冊です。 挿絵があってイメージは湧きやすい。

    0
    投稿日: 2025.10.11
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    どうしよう、世界的に有名な本なのによくわからなかった…小学校高学年向けなのにこの歳で全然入ってこないとは…自分に失望…

    0
    投稿日: 2025.08.17
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    世界的名著を恥ずかしながら初めて拝読。王子さまや子どもにとって当たり前の感性に気付かされることが多く、こうした自分自身が大人に分類されるのだろうなと少し寂しい気持ちにもなった。 素敵なお話。

    1
    投稿日: 2025.08.16
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    生きていく上でのすごく大切なことと、死の受け入れ方みたいなものを感じた。 飼い慣らされるということは幸せだけど、寂しい思いをしなければならない。けれど寂しい思いを超えた先に、その人だけが感じられる温かさがあるということだろうか。王子さまが星に帰るには、地球の重力が邪魔だったのかもしれない。

    2
    投稿日: 2025.08.03
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    メッセージ性が強い物語、キツネから教わった秘密とバラの話に大切なものを思い出します。 あらかじめ概略を知ってからの読書でも新鮮に読めました 。再読したくなりそうです。 すべての働きかけ、心の純真さの大切さが物語の中に詰まっていました。 池澤夏樹さんの翻訳

    24
    投稿日: 2025.07.28
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    2冊目に読んだ 星の王子さま 翻訳は池澤 夏樹 池澤夏樹が訳する王子さまは、幼く純粋なイメージが強い。一人称が「ぼく」であることも大きいかも。 詩的な表現が多い分、完全な理解はできないが、読了後のフワフワした気持ちが残る。 文章内に難しい表現が少なく、中学生から学ぶような漢字にはふりがなが振ってあるため、小学生でも読める。また横書きなので文字を目で追うのが苦手な人にも読みやすい形になっている。

    1
    投稿日: 2025.07.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    内容が少し難しかった。 大切なものは目に見えないというところが印象的だった。そして、大切なものは人それぞれなんだと思った。またもう少し歳を重ねてから読んでみたいと思った。

    1
    投稿日: 2025.07.21
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    サンテグジュベリの作品は「人間の大地」と本作で二作目だ。本作も「本当に大事なものってなに?」というらしさ全開だった。 しかし本作は、一章が1,2ページ程度と短く、間接的な表現なため、正直半分も理解できていない。感想を書くのが烏滸がましいなという思いです。

    1
    投稿日: 2025.07.15
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    「大切なものは、目には見えない」 勤務先の社長の話で、改めて星の王子さまで伝えたかったことを思い出しました。 しかし、なんといっても、読み進めにくい。

    0
    投稿日: 2025.07.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初はなにがなんだか内容が理解できなかったけど読んでくうちに、「不思議の国のアリス」っぽいなと思ったり、絵本っぽい、詩的な内容だなと思った。 王子様が色んな星を旅してく様子は、子どもが大人に対して思うことってこんな感じだろうなと感じた。 きつねとのお話は共感する部分も多かった! 特に「〜飼い慣らしたものには、いつだって、きみは責任がある。」の部分は自分は人間関係においてすごく共感した!

    0
    投稿日: 2025.06.18
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    超有名作品だけど、初めて読んだ。 雰囲気は好きだけど、わかったようなわからないような、という印象。 子どもに繰り返し読んであげてるうちに自分も理解する、というのがいいのかな。

    9
    投稿日: 2025.05.18
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    読んだことがなかったのだけれど、想像していたより難しいというか、よくわからない本だと思った。バラに対していいイメージを持てないのは大人になってしまったからなのか。

    0
    投稿日: 2025.04.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ちゃんと読んだの初めて。 大切なものは目に見えない。 英語の授業で教科書に載ってたのかな? 懐かしく思った。

    1
    投稿日: 2025.04.12
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    名前だけは知っていたけど、初めて手に取った 王子さまの考え方がロマンティックでいいなと思った 面白くて読み進める!って本じゃないけど、なんか心に残る

    0
    投稿日: 2025.04.05
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    ロマンチックですごく切ないけど素敵な物語。1番好きな本です。ファンタジーなのに伝えようとしてることは普遍的でシニカル要素もあり大人になって読むべきだなと思いました。また読みます。絵本もあるけど結末がちょっと違うので是非原作を読んでほしい!!

    1
    投稿日: 2025.03.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    わかるようでわからない、、 わからないようでわかる、、 の繰り返しだった。 実際王子様は何者だったのかとか このセリフは何を意味しているのかとか 色んなことに正解を求めてしまいがちだけど、 人それぞれの受け取り方があるんやろなぁと それもそれで面白いなと思った。 「大切なものは目に見えない」 「重要なことはもっと他にある」 王子様が繰り返し伝えようとしてくれた そのメッセージを 大事にしまっておきたい。

    0
    投稿日: 2025.03.21
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    図書館の青少年コーナーにあり、どんなお話しだったかなあ、と読んで見ました。 最後、涙が流れてびっくりしました。 絆とか、大事なものは目には見えない、とか、今いるところに満足出来ない?とか、いろいろ考えてさせられて、また読みたいな、と思いました。

    0
    投稿日: 2025.01.30
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    めちゃくちゃ素敵な物語。何回でも読みたいと思った。 特に大好きなフレーズがあるから書き留めておく。 『きみがおれを飼い慣らしたら、おれときみは互いになくてはならない仲になる。きみはおれにとって世界でたった一人の人になるんだ。おれもきみにとって世界でたった1匹の……』 世の中に溢れている人や物は、それが人だ、物だ、と認識することは出来ても、AさんもBさんも私にとっては、所詮はただの人であり、そこに認識の差異はない。 しかし、例えば自分とAさんの間に、友達、恋人等というある関係性が生まれるとしよう。すると、私にとってAさんは、「世界でたった一人の私の友達あるいは、恋人のAさん」になる。それが素晴らしいことなのだ。何が素晴らしいかと言うと、街中でAさんの好きなバンドの曲を耳にした時、Aさんと関係がなかった頃の私は、その曲に何も感じることは出来ないが、Aさんと関係を結んだ今の私は、Aさんを思い出して温かい気持ちになることができる。誰も気に留めない日常の些末なことが、誰かのおかげで私にとって、とても特別で泣きたくなるほど温かいものに変わるのだ。これは、本当に素敵なことだ。 私の日常が豊かであるのは、まずは父母の存在があって、そして、兄弟や友達や恋人の存在があってこそだ。友達や恋人は、過去の人も疎遠になった人もそこに含まれる。私が今まで関係してきた全ての人が、私の人生を豊かなものにしてくれている。

    0
    投稿日: 2024.11.22
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    めちゃくちゃ面白い、全人類読むべき 面白い という言葉は、あんまり似つかわしくないかもだけど、面白すぎて面白い以外出て来ない。 読み終わった後、 だからどうなんだという気持ちと なるほど、、、そうかぁ〜う〜ん って気持ちになる。 みんなの感想が聞きたいし、これを読んだからといって考察を考えても考えなくてもいいと思う。 色んな解釈があると思うけど、どれも正解で 色んな楽しみ方があるんだなぁと思える作品

    0
    投稿日: 2024.11.14
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    なるほどこういうことが言いたいんだなというところもあるし、全体的にみたら掴みどころのない本だなとも感じました。 読む時期によっても感じ方が変わりそうだと思いました。

    0
    投稿日: 2024.11.06
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    花の態度、 命令が好きな王様 たくさんあるバラの一つ 飼い慣らす どこかに一つ井戸が隠れている 心で探す

    0
    投稿日: 2024.11.01
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    日々の生活に追われていると、固定観念など強くなり視野が狭くなりがちだけど、そんな時に読むと肩の力が抜けるようなトゲトゲした心が丸くなれるような小説。

    0
    投稿日: 2024.10.27
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    子供の頃にわからなかったことも、成長するごとに少しずつ、わかるようになってくる物語。人生の節々で読んでいきたい。

    0
    投稿日: 2024.10.16
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    読んだ時の年齢や環境、コンディションにより感じ方が異なる作品だと思う。 大人になると忙しさの渦に飲まれて目に見えるわかりやすいモノばかり追い求めてしまいがちだけど、本当に大切なものは何なのかを思い出させてくれる、道しるべのような一冊。

    1
    投稿日: 2024.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    星の王子さま 先日、箱根にある「星の王子さまミュージアム」に行ってきました。こじんまりとした中にもサン=テグジュペリの生涯が概観できるような工夫がされていて、正直あまり期待していなかったのですが、とても楽しかったです。象を飲み込んだウワバミの携帯ホルダーが気に入って買ってきてしまいました。 ”ああ、池澤さんの新訳の星の王子さまが未読の山に積んであったな!”と思い出して、読んでみました。 有名な”ものは心で見る、肝心なことは目では見えない”というきつねの言葉。”飼い慣らす”ことによって生まれる大切な心と別れの悲しさ。星の王子さまには、こういった年をとらなければ実感できないいろいろな寓話が詰まっています。 少し贅沢をして、豪華な装幀のバージョンが買ってあったので、少し贅沢な読書の時間をもてた気がしました。 何度も読み返すことによって、その時の心の琴線に触れる度にいろいろなことを気づかせてくれる。 星の王子さまはそんな本です。 竹蔵

    0
    投稿日: 2024.09.04
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    いちばんたいせつなことは、目に見えない 植田ショックにやられた わたくしには 届きそうで届かない言葉 王子さま、そんなわたくしでも笑える日が来ますか?

    0
    投稿日: 2024.09.03
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    目には見えない大切なものを教えてくれる作品。 大切なものを見失ってしまったような気がした時、きっとまた読み返すんだろうなと思いながら読んでいた。

    0
    投稿日: 2024.08.26
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    本当にサン=テグジュペリ自身と王子さま、不時着した飛行士が被りすぎてて怖い 装丁がとっても素敵、栞紐までかわいいいい

    0
    投稿日: 2024.08.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    メッセージなストーリーだと感じた。肝心なものは目に見えない。関わり合うとそこには目に見えない何かが生まれると思えばそうよね。名前とかジャンル、数字ではなく。

    0
    投稿日: 2024.07.21
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    やっぱりこの話好き。 ワクワク感と淋しさが心に響く。 最後に星の王子さまミュージアムに行けてよかったな。

    1
    投稿日: 2024.07.13
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    大人になるといつのまにか無くなってるもの、忘れているものに何か特別なメッセージをくれた気持ちになれる。 そのメッセージが深く、何回も読み直したくなる。 子供心のある大人になりたい。

    0
    投稿日: 2024.07.13
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    年をいくつも重ねてからの再読。現実に少しも目を向けず夢ばかり見ている王子さまにもどかしさを苛立ちを覚えた自分がいる。果たして自分も大人になってしまったのだろうか。

    0
    投稿日: 2024.07.01
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    小学生の時に途中で読み終え、大人になって初めて完読することができました。 昔の記憶ではファンタジー小説だと感じていたことが、今では「人生の歩み方」を書いた物語なのだと考えています。 王子が星々を渡る中で様々な人に出会い、地球でぼくと過ごす。そんな中で、私たち読者に、よりよい人生を過ごすための要素を教えてくれたのだとおもいます。 また、数年後に読み返したいと思いました。

    0
    投稿日: 2024.06.09
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    愛する漫画にメルヘンを信奉するキャラクターが登場したことから,その心理を知りたいと思い立って,真っ先に頭をよぎった(以前読んで大好きだった小説『君の膵臓をたべたい』にもヒロインが唯一読んだ本として登場していたことも大きい)のが本書だったので,手に取ったのだが,想像していた以上に抽象的な描写が多くて驚いた。 それと同時に,「物語を読む」ということが持つ元来の意義を再確認させられた気がする。 「物語を読む」というのは,ただ単に字面を追うことだけには止まらず,そこに書かれている(描かれている)ことが指し示す意味とは何であるのか? あるいは,何について喩えているのかを想像したり,考えたりしながら読み,作者と対話(もしくは"質疑応答"と言い換えても良いのかもしれない)をするところにこそ,その醍醐味が存在するものであったのだよな,と。 そのことこそが,この作品において,最も重要にして有名なフレーズである,「ものは心で見る。肝心なことは目では見えない」「目には見えないんだ。心で探さないとだめなのさ」に通じるのだと思う。 また,作中には「現代人の生き方」や,近代合理主義から発生した自由主義経済,行き過ぎた個人主義の成れの果てとでもいうべき,利己主義(エゴイズム)に対する痛烈な風刺を込めた表現が数多く見られる。 著者のサンテグジュペリ自身は,1900年代初頭を生きたフランス人なので,フランス革命後の余波から,第一次世界大戦,そして第二次世界大戦へ…という,揺れに揺れ動くまさに激動の時代を,その身を以て体感されたのだろう。 なので現代からすると,ともすれば前時代的に感じる「王政」に対する風刺なども混じっているが,権力者あるいは管理者とも置き換えることが可能であり,現代の官僚・権力機構に対してもなお通じる,普遍的な意義を備えている点こそが白眉であると言えるだろう。 そしてその,恐ろしいほど遥か先までを見通すことができた,"飛行士ならではの眼差し"は,21世紀を生きる私たち,自然を破壊し尽くし,地球を人が住めない環境へと押しやりながら,時間や空間を支配・管理しようとして,分刻みのスケジュールを予定に組み込んだり,インターネットの世界で情報を共有しあうことで,心を擦り減らし,忙殺された生活を送る私たちに対しても,いまだ向けられ続けているのである。

    2
    投稿日: 2024.06.05
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    正直あまりしっくりこなかった。 何年後かに読んだらまた感想が変わるのかな。 比喩表現が多くて、これはどういう意味なのかなと考えるので、頭の体操にはなるかも。

    1
    投稿日: 2024.05.31
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    外国人作家の本を初めて読みました。言い回しなどが最初は分かりにくかったですが、読んでいくにつれて星の王子さまの言葉が胸に響き、人として大切なことを学びました!!

    1
    投稿日: 2024.05.18
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    2024/03/06読了 ゆるゆると読み進めても、面白いし、へたうまな挿絵も可愛らしくて、楽しめる本。 だけどじっくり読めばいろんな解釈ができそうだし、自分の考えと比べてみたり、王子さまの質問を自分自身に問いかけたりしてみると、いろいろな気づきがある、難しくて面白い本だと思う。 本は読み終わったらすぐ売る派の私だが、この本は人生を通して、さまざまな場面で繰り返し読んで楽しみたいと思った。

    4
    投稿日: 2024.03.06
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    「ものは心で見る。肝心なことは目では見えない」というキツネの言葉が印象に残った。 ストーリー自体はあっさりしていて読みやすいが、ところどころに作者の当時の人間社会に対しての主張のような表現があった。 王子さまが地球上に10万匹もキツネがいる中で1匹のキツネと絆を作り、飼い慣らし、愛着が湧くようになるシーンは普段自分が何気なく生活している中で、自分の周りにいる人たちや、生き物、家などに愛着が湧く出会いや過程をあまり考える機会を作ってないなと思わされた。

    0
    投稿日: 2024.03.04
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    読もうと思ってずっと読んでなかった本。 他人からの評価や売上の数字なんかは本当は取るに足らないことで、自分にとって愛すべき何かより大事なものが他にあるだろうかと実感させてくれた。ひとつひとつの言葉が深くて、一回読んだけでは味わいきれてないと思う。 完全な個人的実感ですが、肉体がなくなってもその人はいなくなった訳ではないんだなと。王子の軌跡を一緒にたどっていて最後には胸が熱くなった。

    0
    投稿日: 2024.03.01
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    思ったよりあっさりしてる話。そこには掴みきれない人生の本質があるのだろうか。一回読んだだけでは落とし込めない魅力があった。

    0
    投稿日: 2024.02.29
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    社会人6年目。7年ぶりの再読です。 忙しい毎日でどれだけ擦り減っても忘れたくないマインドがここにはあります。 生きる楽しさの本質、かけがえのない存在とは何か、人生においてとても大切なことを教えてもらいました。

    0
    投稿日: 2024.02.23
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    再読。何年か前に読んだ時はキツネの言葉だけが刺さったことを記憶している 今回は小惑星の大人の言葉に大人の自分を重ね合わせる なんか虚しいような気持ちになった 数字にしか興味のない大人になってしまっている

    4
    投稿日: 2024.02.15
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    3年の積読をやっと消化した。 2005年、『Le Petit Prince』の著作権が切れて翻訳ラッシュが起きた。本書もその一環で刊行された。よって390円+税と大変お求めやすい。邦訳は10数種類あるけど「星の王子さま」と冠しているのが1番多い。直訳すれば、ホントは「小さな王子さま」とのことだが、池澤夏樹は「Petitに込められた親愛の感じはそのままでは伝わらない」と言って「星の王子さま」を採用している。私も支持する。 というところから始まって、一つの単語の訳をどうするかによって、一つの世界そのものが大きく変わるということを、本書は証明している。1番大きいのは「(狐と)仲良くしてくれ」と従来言われていた訳を「飼い慣らしてくれ」としたところだろう。以前読んだ池澤夏樹娘との対談「全部本の話」を読めば、此方の方がより正しいと、私も思う。 ‥‥と、書いている途中、どうして21年にこれを買ったのか思い出した。「図書2021年8月号」で「星の王子さまのいない星」(吉田篤弘)という文章を読んだからだ。うわっ、自ら作った課題から3年間逃げていた。逃げていたこと自体を忘れていた。かつてこれで、何度自分を誤魔化してきたのか、つい思い出しそうになる。フランス人の好きな台詞を借りれば「これも人生」。 その時自らに課した課題を要約すれば以下の3点である。 ① 「かんじんなことは目に見えない」は王子さまが言った言葉ではないのか? ②だとしたら、この本の主人公は誰なのか? ③王子さまは何故地球に来たのか? これらの問いの最後には、当然次の問いが控えている。 ④王子さまは目的を達して帰っていったのか? ①は最初は狐が言ったのである。でも王子さまは、すぐさまそれを自分なりに解釈して「ぼく」に語っている。 だから②の答えは王子さまなのだ。 ③と④に関して言えば、私なりの解釈を持っているけれども、なんかまだもやもやしている。まさか、ここまで「難しい」文学とは思わなかった。あと数回読まないとハッキリしないかもしれないので、此処には書かない。

    120
    投稿日: 2024.02.11
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    15年前、中学生の頃に読んだけど記憶に残っていなかったので、読み直してみた。 正直、前半はあまり頭に入ってこないくらい退屈だった。けど、後半、キツネが登場して以降は心に染みる言葉が並んでいた。 誰かに「飼い慣らされる」と、それは自分にとって唯一無二のかけがえのない存在となる。それのことを思うと幸せを感じる。 王子様にとっては一輪のバラであり、一匹のキツネである。 飛行士にとっては王子様である。 それは、他の人から見たら、他のバラやキツネや人と見分けがつかない、なんの思入れも無い存在。でも、「飼い慣らされ」た人から見たら、大切な存在。想うだけで心温まる存在。 そんな存在になること=深い関係を持つこと自体を、王子様は「贈り物を贈る」と言っている。その贈り物とは、”かけがえのない存在”であり、”かけがえのない存在を想う時に感じる愛や幸せ”である。 そして、こういった大切なものは、「目には見えない」という真理を言った。 読みながら、私自身の家族や恋人、友人のことが思い浮かんだ。 当たり前のことを、この本の詩のような文章を通じて改めて実感した。周りの大切な人のことを、自分にとって大切な人なんだと改めて感じた。いてくれてありがとうと思った。

    2
    投稿日: 2023.12.22
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    毎晩2ページずつ、やっと読み聞かせが終わって振り返ると、ずいぶんと難しいお話だったように思う。大人でも考えさせられる。まるで謎かけだ。 ここから何をすくって、何を自分たちの血肉にしてくれるのだろう。 星の王子さまは、すこし物悲しくてどこか寂しい。 そしてぼくの当たり前の中に、いくつかの示唆だけを残して故郷に帰っていってしまう。さすがフランス人。深い。そして分かりにくい。ガス燈の点灯夫のくだりなど、参考書が欲しいと思ったくらいだ。 単純な私は、王子さまとぼくが睦まじく暮らしましたとさ、という勝手な結末を思い描きながら読んでしまった。 すまん、我が子ら。 もしいつか覚えてくれていたら、解釈を聞かせて欲しいな、なんてひっそり思った。 ん?もしかすると、自分はバラなのかな。

    9
    投稿日: 2023.09.27
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    星の王子さまと一緒に世界を旅した気分になった。「ものは心で見る。肝心なことは目では見えない」というキツネの言葉は名言だと思う。

    5
    投稿日: 2023.09.05
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    この小説からイメージした主要なテーマは「成長とは何か?」。王子さま(すなわち人間)がどのように成長していくのかが描かれています。そのステップは、好奇心を満たす→他者性を受け入れる→それによって傷ついていく。このプロセス。自分の傷付き方、成長の仕方に、王子さまは最終的にどう振る舞うのか?ただこのお話の中で一番傷付いているのは王子さまよりも星にいるバラかもしれない。バラの傷つき方が非常に魅力的で、人の魅力はどのように傷つき、それに対してどう反応するかによって表れるという洞察を提供してくれます。

    1
    投稿日: 2023.08.28
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    良い…………。 小学生の頃から存在もあらすじも知っていたけどなんとなく読めずにいた本。旅行先の古本屋に売っててなんとなく買ったけど本当に良かったな。 物事には出会いがあって、出会うべくして出会うと思っている私です。が、こんなにドンピシャに出会えたことに感動すら覚える。ここまで読むタイミングが色々あったけど、こんなに穏やかにスッと入ってくる年代になってじっくり読めたことを幸運に思います。これも作者の文章と訳のおかげでそう感じてるだけなのかな。 私が訳本を読むの苦手ってこともあるかもしれないんだけど(日本語の少しの違和感とか外国人名の登場人物ばかりだと話に入り込めない)この話も100%理解しているか、と言われると即答できない部分は正直ある。けどこの本が私に与えた情報の8割の部分がブッ刺さってるのでこの評価って感じかな。全てを理解出来ることが評価に直結する訳ではない。刺さるところがブッ刺さりました(2回目)。 私の本を評価する基準に「読み終わった後自分の言葉が溢れるかどうか」があるんだけど、久々に脳内の言葉が溢れて止まらない。 良い文章には余白があって受け取り手のものにできる部分があると思ってて、ここに出てくる言葉ひとつひとつがそれぞれの生活においてひっそりと存在している名のないものだから、それをふわっとした言葉で話してくれることでひっそりとしたその存在を受け取り手が見つけることができるんだな〜って……思いました………… この本は作者の常日頃考えてる軸(解説に言わせるといわゆるモラル)を王子さまと周りで出会う物語的キャラクターに置き換えてファンシーに描かれてる。この凄いところは①その軸が私も常日頃考えている軸部分と重なるところがあって共感したり新しく発見したりしながら読めるところ、②自分軸というある種頑固な主張を押し付けがましくファンシーに変換して言葉にして物語としても美しくまとまっているところ、の大きく2つに分けられる。 総じて、押し付けがましくないのがすごい。私は声に出して自分の考え抜いた主張とかを言うことに苦手意識があります(自分の考えだけが正解みたいに聞こえてしまうし、ここはまだ言語化できてないけど自分の存在を言葉で大きく見せようとしてるというか、言葉にして発声する事で言葉の内容に「誰が話したか」っていらない情報が追加されて、さらに発声することでそのいらない情報の方が大きくなってしまうというか話すことを決めた人の自己意識を感じてしまうというか…なんかここは大筋じゃないのに書いてたら長くなっちゃった)。この本はサンテグジュペリの軸の話なのにサンテグジュペリの主張である感じがなくて、あくまで僕と王子さまと王子さまの体験から溢れて滲み出る軸を私が拾っている感覚で読み進められる。だから素直に話を受け止められるって部分はあると思う。 軸の内容としても、大事なのに忘れがちになっちゃう部分が多くてありがたい。色々モヤモヤしてる時に読んで色々思い出したい。図書館とかで借りてなくて良かった〜。この本は手元に、枕元に置いて、ふとした時に助けを求めるみたいにパラパラめくりたい本だから。大人になってこそ読むべき本なんだなあ。 旅行帰り夏バテで明日から仕事憂鬱〜となっていた帰りの新幹線でこれを読めたことによって、夏バテをはじめとする全ての疲れから解放された。温泉くらい効果あるのでは?ありがとう。 明日からも仕事頑張ろっと

    0
    投稿日: 2023.08.20
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    「世界とどのように関係を結ぶか」がテーマと理解した。 庭に咲いている5000 本のバラじゃなくて、星の1本のバラが大切な理由。5億の星ではなく、1つの星。20億の他人ではなく、1人の友達。それは、たまたま出会い、時間を共にして、お互い「飼い慣らす」から、大切になる。人も、土地も同じ。価値があるから好きになるのではない。好きになるから価値があるという、逆説。 無限の承認欲求市場の登場によって「価値のある自分になろう」「トロフィーを、バッヂを集めよう」というメッセージが数多く発されるなか、このような考え方は、人の足を、地面に着かせてくれる。 池澤夏樹も巻末に記しているように、王子様は、手仕事を大切にしていることも、示唆に富んでいる。「水を飲まずに過ごせる薬」を開発した人は自信満々に「その時間で別のことをしよう!」とPRする。それに対して王子様は「その時間を何に使うの?僕なら、水辺まで散歩することに使いたい」と言う。そうなのだ。体を使って作業することや、生きるために必要な各種の活動を、楽しんで、味わうこと。これこそ豊かな人生なのではないか?サン=テグジュペリの言葉が聞こえてきそう。(このあたりの考え方は、エンデの『モモ』とも共通する。掃除夫ベッポは、掃除を天職として、とても大切に考えている) 「クラフト、アート、サイエンスのバランスが大事」と説いたのは山口周だが、王子様は「クラフト&アート」型の珍しい人材だと思う。そしてこのような生き方は、地に足のついた、真に豊かな人生の一つの理想だと思った。 4歳になったばかりの息子に、「ゾウを飲んだボアの絵」を見せたら、「カタツムリ」と答えた。サン=テグジュペリなら、息子になんと声をかけてくれるだろうか。 子どものころに読んだけど、あるアーティストの方が、キツネの「きみがバラのために費やした時間の分だけ、バラはきみにとって大事なんだ」を引用していて、気になって再読した。本当に良かった。

    1
    投稿日: 2023.07.16
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    名作なので読みたいとずっと思っていました。 想像力が試される作品に感じられたということは、私自身子供心をだいぶ失っているのでしょうか…。 大人でも読んで楽しい作品だったので、西洋ファンタジーはもっと読んでみたいです。 「大切なものは目に見えない」の名言は読む前から聞いたことがあり、実際に読んでみると身に染みて感じられました。 ルーティンワークのように日々をこなしていると忘れてしまいそうな、大切な心持ちが詰め込まれていたので、時々読み返したいと思います。

    10
    投稿日: 2023.07.12
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    なんて事のないものや風景も、自分にとって特別なものが存在するようになれば見え方が一変する。 ぼくが書いた、ボアが獲物を丸呑みにした傑作の絵を、大人に理解してもらえないという話が結構印象深い。 全体的に意外と難しい。いつかまた読んだら印象が変わるかな。再読いずれします。

    0
    投稿日: 2023.07.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    中学生の頃読んだけどわけがわからなかったが、 大人になってから読むと物語の隅々に色々なメタファーが散りばめられていることが分かった。 どこか切なくも、美しい文体と寓話的なストーリーは宮沢賢治を思わせる。(星空の描写は宮沢賢治の十八番) 星の王子さまと花とのくだりは「男と女」のメタファーとなっており興味深い。序盤で、男と女は上手く行かない、理解し合えないという絶望感があり、お互い別々の道へ進む過程が描かれているが、 星の王子さまが色々な惑星を巡り、地球でキツネと出会い友達となってからは故郷の星に置いてきてしまった花のことを想うようになる。 大人は変で、わけが分からないという一節は人間と社会に対する痛烈な皮肉だ。 次は『人間の土地』も読みたくなった。 「じゃ秘密を言うよ。簡単なことなんだ」 「ものは心で見る。肝心なことは目では見えない」 (キツネ) 「目には見えないんだ。こころで探さないとだめなのさ」 (星の王子さま)

    0
    投稿日: 2023.06.23
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    星の王子さまを沢山持っているが、集英社はなにより装丁が綺麗で、人生の1冊にするにはこの装丁がぴったり。 文字が施されたスピン、青いカバーに黄色の花布、儚く泊を押した文字、開くと星に吸い込まれる。 薔薇との別れ、蛇の遠くへ連れていくという死の比喩が染みる。どの描写も詩的で哲学やモラルをこれほど間接的に囁く本は、類を見ない。 この本に人生をかけてもいい。 私が地層だとすると、様々な出版社の星の王子さまで折り重なっている。

    4
    投稿日: 2023.06.17
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    小さい頃から親しみのある唯一の本 改めて読み直して良かった 星の王子さまを忘れないように、これからもたまに読み直そうと思う

    0
    投稿日: 2023.06.14
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    心洗われる素敵な物語りでした。 キツネのセリフ「ーものは心で見る。肝心なことは目では見えない」この言葉大切にしたいです。 この言葉だけでなくこのキツネとの物語はすごく好き。 何気ないものを意味のあるものに変えてくれる存在を大切にしたいです。

    1
    投稿日: 2023.06.06
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    疲れていたので読みやすいものを探していたのですが、大人になると忘れてしまうような、素直でまっすぐな言葉が詰まっていて、ドロドロの社会で疲れた心が洗われました

    0
    投稿日: 2023.06.03
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    「あずかりやさん」を読んでいたら星の王子さまの話が出てきたので、再読しました。 大人になればなるほど忘れていく、純粋でたいせつなことが書かれている気がします。 他の翻訳者さんの星の王子様も読んでみたくなります。

    0
    投稿日: 2023.05.17
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    とても綺麗なお話で、考えさせられました。 倉橋由美子さんが翻訳していたものも、池澤夏樹さんのものも、どちらも好きです。 私はまだ、箱の中のヒツジが見えるかな。

    5
    投稿日: 2023.04.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    キツネのシーンがめちゃめちゃ良かった。 キツネが王子様と仲良くなったら、 今までなんとも思わなかった麦畑を見て 王子様の金色の髪を思い出す。 それまで何の意味も持たなかったものが、 あなたと出会うことで特別なものになる。 平凡な人生でも、そうやって意味のある 特別なものが、ひとつずつ増えていく。 今周りにいる大切な人を、 もっと大切にしようと思った。

    0
    投稿日: 2023.03.27
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     目には見えない抽象的なモノ、それは私たちが社会で生きていくためには捨てていかなければならないのかもしれない。しかし、その透明なキャンバスを感じることさえできるのなら、人は誰しも優しくなれるような気がする。  大事なモノは目には見えない、心で見るんだ。関係や信頼は視覚化できない。だからそれを信じることはできないのだろうか。いや、それを信じられない人こそが本当に孤独を感じているのだと私は思った。

    0
    投稿日: 2023.03.20
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    王子さまの質問に答えないうえに自分の話したい話を押し付けるような態度は愛らしくもあり憎らしくもあった。そんな王子さまの話を聞いて、オトナのおかしな行動にいつから疑問をもたなくなったんだろう?っと考ずにはいられない。また、綺麗なものは全て何か大切なものを隠してるという考えは新鮮だつた。私も美しくいるために誰にも見えなくても信念を大切にしようと思った。

    0
    投稿日: 2023.03.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    星の王子さまって訳者によって文面ちょっとずつ変わってるから3冊かった。今回は集英社が出してるやつ読んだ。 表紙可愛いし大人向けの絵本って感じする。王子さまがいてた惑星に一本の花が咲いてその花とこじれて彼が旅する物語で、途中語り人の彼と出会うけれど王子さまが語り人に絵を描いたり一方的に話したりしてワガママかなって思ったけど、王子さま旅すがらにあった他の星の人と出会う中で純粋で好奇心旺盛で花に対する思いあるんやなって思った。

    2
    投稿日: 2023.02.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何回も読むのを挫折していたこちら。 つまり星を一つ見ても、そこにどんな思いがあるかで見え方が変わってくるってことなのかな?

    0
    投稿日: 2023.02.08
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    サン=テグジュペリは深いことを書くもんだなぁと感心してしまった。 大人になっても子供の頃の気持ちを忘れないことの大切さ、人を愛することの重要性、たとえ傷ついても誰かと共にいることの意義、大切なものは目に見えないということ etc. 多くのことを学べる一冊だった。

    0
    投稿日: 2023.01.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    . . 『星の王子さま』 サン=テグジュペリ 著 池澤 夏樹 訳 . . . 戦後 聖書、資本論に次ぎ 世界で3番目に売れていると言われている本書は 言わずと知れた名著 . . 存在を知るも この歳になるまで読んだコトがなかった . . きっかけは お気に入りのYouTubeチャンネルの 書籍解説が秀逸で これは、実際に読まなければと . . . サハラ砂漠に不時着した飛行士が 他の惑星からやってきた 小さな王子さまとの対話から . 大人になるにつれ 忘れかけていたコトに 気付かされていく . という話 . . 物語の大半は 王子さまが巡ってきた 6つの星での出来事と . 地球に落ちてから出会った ヘビとバラとキツネとの対話だ . . 「大切なものは目に見えない」 「心で見るんだ」 . . 「自分が愛するのもに責任を持つことは 自分を愛し、自分の人生に責任を持つこと」 . . キツネから教えられた数々の言葉は どれも秀逸 . . 自分の星に残してきた 1本のバラへの想いに 気づいた王子さまは . バラの元へ帰ることを決意する . . 「人間はね、急行列車で走り回っているけれど、 何を探しているのか分かっていない ただ忙しそうにぐるぐる回るばかりなのさ 無駄な苦労だよ」 . . 人は何かに追われたり、囚われたりしがちだ そんな時こそ静かに内省して 心の声を聞かなくてはならないと 小さな王さまは教えてくれる . . 元々、子供でも読めるような 物語ではあるものの . 非常に哲学的な要素が ふんだんに盛り込まれていて とても普遍的な内容になっているので 疲れた現代人の 課題図書としてお薦めだ . . . . #星の王子さま #サンテグジュペリ #読書感想 #ブクログ #アバタロー

    0
    投稿日: 2022.12.30
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    なんとも不思議な読後感… 何度読んでも物語の根っこには近づけずじまい。 自分では届かないから 魅せられてしまうのかもしれませんね。 大人になるまでに忘れたことを 思い出させてくれるような気がします。

    0
    投稿日: 2022.11.28
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    うーん…… なんとか読みましたが全く理解出来ず。。 個人的な意見ですが、本当に読みにくく途中で何度も読むのを辞めようか悩んだ作品でした。

    6
    投稿日: 2022.11.19
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    7年ぶりに再読しました。 当時は、なかなか掴みどころのない物語だという感想を持ちましたが、2度読んでみて、ほんの少しだけ理解が進んだように思います。 「肝心なことは目では見えない」 この部分が特に心に残りました。 この部分を読んだ時、今自分が抱えている悩みに、少しだけ光が差したような気がしました。 この本には沢山のメッセージが盛り込まれていて、どの言葉が心に響くかは、その人とタイミング次第なんだと思います。 次にこの本を手に取るのは何年後なんだろう。その時、自分はまた何か悩みを抱えているのかもしれません。きっとその時も、この本が何かを教えてくれるのではないかと思います。

    0
    投稿日: 2022.10.02
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    あまりにも有名過ぎる童話の一つ。 物語のボリューム自体は少ないものの、何かを考えずにはいられない。何も考えられないのなら、本を読むどうこうではなく、一度ゆっくりした方がいい。 子供から大人まで読める物語。親子で読み合うのも面白いかもしれない。

    0
    投稿日: 2022.09.11
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    幼い頃に何度か読む機会はあったものの、当時は淡々と展開してゆく物語と、読後のなんとなく寂しい気持ちに、何故こんなにも人気があるのか理解できずにいた。 でも、児童文学や教科書で出会った物語は、大人になってからふと読み返したくなる時期がやってくるものだ。 池澤夏樹が好きだったこともあり、その時に購入し、今も手元にある。 本書は青い背景にそっと立っている王子さまが印象的な表紙だ。右から左へページを捲る。文章も横書きだ。 それらが物語の中へ、私達を自然に導いてくれる。 「ぼくは何もわかっていなかった!言葉じゃなくて花のふるまいで判断すればよかったのに。」 「人間たちの間にいたって淋しいさ」 大人の私達にそっと寄り添ってくれる言葉が、ここには沢山ある。 そして本当は、言葉で書かれていないものこそ、サン=テグジュペリが真に伝えたかったこと。 池澤夏樹の訳で、それを受け取りに行きませんか?

    10
    投稿日: 2022.09.01
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    大切なものは目に見えない、おとなと言われる年齢になった今だからこそわかる気がする。 まだこの本の全てを理解したわけではないから、また読み返したい

    0
    投稿日: 2022.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あの後、星の王子さまはどうなったのか。 ちゃんと惑星に帰れて、バラと仲直りをして今も暮らしているのだろうか? つい、気になって外の星を眺めてしまう。 私にとってこの5億の星はとても特別なものになったお話だった。素敵な世界観。

    0
    投稿日: 2022.08.08
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    不思議な話。何の脈略もない話だと思ってたけれど、読み終えた後には少し切なくて忘れがちな真理を思い起こさせてくれる。 池澤夏樹さんの訳も良かった。また読み返してみたい。

    0
    投稿日: 2022.08.07
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    昔読んだときは意味がわからなかったけど、大人になってから読むと意味がわかった気がした。ただ、読んでて意外と楽しい気分にはならない。自分を見つめ直せる作品。

    0
    投稿日: 2022.07.28
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    大人というのはそういうものだ。だから言って大人を責めてはいけない。大人を相手にするときは、子どもは寛大でなければならないんだ。 だけど、僕たちみたいに生きることの意味をわかっているものには、数字なんてどうでもいい。 星の王子さまが見てきた大人たちを通じて、自分の大切なものを再認識する、こどもからのメッセージ物語!

    0
    投稿日: 2022.07.28
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    初めて読んだけど大人も子供読む人によって考えが変わるストーリーのような気がしました。数時間で読める童話なので是非と読んでみてほしいです。

    0
    投稿日: 2022.06.13
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    2018年の集英社文庫ナツイチに選ばれていたから買った一冊。ねこじゃらしおりが欲しかったのかな。 子どもの頃に読んだつもりだったけど、イラストを見たことがあるっていうことだけなのかもしれない。絵本で眺めただけなのか。 読んでみて思うのは、決して子供向けの話ではなく、大人向けの話だよなということ。皮肉、風刺が理解できないと。 翻訳した池澤夏樹が巻末に書いているように、捕えがたい本。読んだ人ごとの解釈があるんだろうなと思う。 「肝心なことは目では見えない」

    0
    投稿日: 2022.05.05
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    追伸(2024/08/23) 再読 初読時は学生でしたが、社会人になりました 大人は数字が好きってとっても共感する 王子様の人に質問をする、 人の核心から会話をさせる性格は、ビジネスでしない方がいい時がある、もちろん相手の心の底を聞くことも大切 p74 点灯夫=サラリーマン 決められた規則で働く 仕事って自分以外のお世話のこと?点灯夫は自分以外のお世話しかしてない 自分のお世話と自分以外のお世話、自分のお世話が増えるといいな 心のケアになると思う 大切なものは目で見るのでなく心で探す サン=テグジュペリが、飛行士として働きながら文学者として経験を語る 人だってこと いいな 自分も経験をzineに著したい 【初読所感】★★★☆☆ 大学教授のおすすめ 王子の冒険、いろんな出会いから社会のしがらみより大切なものがあるということを教えてくれる まだ社会に出たわけでもないし、すーっとストーリーが入ってきた、社会に出ていろんなことを経験するともっと深みの出る話のよう 教授曰く、社会で私利私欲にまみれた人間ほど感動することがあるらしい?

    1
    投稿日: 2022.05.04
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    読んだら心がすっきりした 大切な誰かや何かって人それぞれ違うから、自分は自分が大切にしたいものを自分が納得できるまで大切にすればいい それがいつもどんな環境でもできたら幸せだろうな

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    投稿日: 2022.04.19
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    地位とか、他人の評価とか、一時の快楽とか、お金とか...そういった目に見えるものばかりに気をとられていると、幸せになれないのではないか。自分にとって本当に大事なものに気付くことで、本当に幸福になれるのだ、というメッセージだと解釈しました。 こう書いてみると、すごく当たり前で、浅い話のように見えてしまいますが、他にも重要なメッセージがあると思います。きっと、何度も読み返せば、そのたびに発見があることでしょう。いずれまた読み直そうと思います。

    0
    投稿日: 2022.04.10
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    初めて読んだ星の王子さま。 「見えるのは殻だけで本当に大事なものは目に見えない」自分にも当てはまるような気がして深く考えました。 数時間で読めるので時間がない方でも読める分厚さだと思います。

    0
    投稿日: 2022.02.12
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    2周目を読み終えての感想。 読んだことのある本の中ではミヒャエルエンデのモモに似ている気がする。大人になると忘れてしまう大切な何か。 「肝心なことは目では見えない」 なんとも詩的な素敵な世界観から色々と考えさせられる。文体はともかく,分量は多くないのでさっと読むのにいいかも。

    0
    投稿日: 2022.01.19
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    綺麗な言葉に触れて温かい気持ちになれる。 詩的なフレーズがひとつひとつ心に刺さった。 大人は大事なことが分かってない。 ものは心で見る。肝心なことは目では見えない。 心が疲れてるとき、たまに立ち止まって、星の王子さまの生き方を思い出そうと思った。

    1
    投稿日: 2021.12.14
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    誰もが知る文学作品ですね。 文学部出身ながら、恥ずかしながら読んだことなく…今回機会があって初めて手に取りました。 内容は詩的でメタファーに富み、色々と考えさせられます! 愛らしいキャラクターにより一層魅力を感じるようになりました! おすすめです!

    0
    投稿日: 2021.10.10
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    なぜか初めの方だけ読んで、読破したことがなかった。 分かったような分からないような不思議な本だった。 でも、じんわりと言葉が染みた。

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    投稿日: 2021.10.05
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    初読破!10数年の間に何度も本を手に取るものの、最初の数ページで断念。けれど今回、池澤夏樹訳が良いと聞き、再チャレンジし、初めてラストまで読み切りました。 感想は「なるほど、そういうことだったんだ。私は目で見えない何かをひたすらに求め続けていた。本当に大切な人、大切な物、大切なことは目の前にいて、自分の心と向き合っていなかった。今このタイミングでこの本を読めて、ものすごく良かった!欲張らず、自分の気持ちに素直に、身近な人を大切にしていきたい。」

    0
    投稿日: 2021.09.21
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    学生の頃に読んだのですが、その時に読んでおいて、出会えて良かったなあと感じる作品です。 読了2016.12.11

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    投稿日: 2021.09.18
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    キツネの台詞が強く印象に残った。大切な人と長く過ごす秘訣を教えてもらったような気がする。そのあとの習慣についての話も納得した。 無口な恋人の振る舞いに悩んでいたけれど、王子さまとキツネくんの言葉を胸に、かけがえのないこの日々の中、大切なものをしっかりとこの目と心で見て感じて過ごしていきたい。

    2
    投稿日: 2021.09.17
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    数々の素敵な言葉や文章が心に暖かく響きわたりました。 今まで味わったことのない感覚、とても素敵。 子供ができたら読み聞かせてあげたい本です。

    0
    投稿日: 2021.09.16
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    どこかふわふわしてて掴みきれないお話 でも、全ての言葉を見逃してはいけない気がして必死に読んだ 大人みたいな言い方、という言葉がなんだか悲しかった 片足大人に突っ込んでる私は、子どもでありたいと思いながらも大人にもなりたいなんて欲張りで、だからこそ刺さるものがあったのかな 抽象的だよねこの感想、ごめんなさい

    0
    投稿日: 2021.09.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大人は大事なことを忘れている。大切なものは心で見ないとわからない。という点だけにこの本をまとめたくなってしまうが、実の所そうではないのかもしれない。大人にはわからないから子供は寛容でなければならないというのはなかなか面白い。子供が分かってないから大人が寛容であるべきと一般的には考えてしまいがちだと思うのでとてもユニークだ。

    0
    投稿日: 2021.08.31
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    幼い頃は動物や乗り物、怪獣など無限に形を変えていた雲も、大人になるとそれはただの水蒸気の塊になってしまいます。 あんなに早く大人になりたかったのに、大人になるとたくさんの事を失ってしまう。 この物語では、不時着した飛行士の前に星の王子様が現れ、旅の様子を語ってくれます。 その途中に出てくる様々な人たちは、何かを失ってしまった大人を揶揄しているようです。 この本から私たち大人が失ってしまった物の大切さや、「愛するということ」を学ぶことができます。 ぜひ一度読んで、心に過去の記憶を取り戻してみてください。 おすすめです。 「ぼくは、ぼくのバラに責任がある……」

    14
    投稿日: 2021.08.21
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    詩の様な本だった。ものは心で見る。肝心なことは目では見えない。難解であったが、作者が私たち読者に伝えたいことは何かを考えながら読んだ。また読みたい。

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    投稿日: 2021.08.15
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    不思議な物語。飛行機乗りだった作者は飛行機に乗りながら壮大な空や大地を見てこんな物語を考えたのか。作者の見た景色を想像してみる。

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    投稿日: 2021.08.10
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    大人こそ読むべき児童文学。 時間や数字に追われ物の本質が見えてない大人が多い気がします。個人的にはバラと王子さまの喧嘩のシーンが好きでした。好きな人に対しては変に勘ぐったりせず、ありのままの姿を愛しましょう。

    1
    投稿日: 2021.07.30
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    何度も何度も読み返して、自分の言葉にしたいと思った。全ての人に優しい物語だと思う。 命を諦めてしまう人たちに読んで欲しい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 沙漠の真っ只中に不時着した飛行士の前に、不思議な金髪の少年が現れ「ヒツジの絵を描いて…」とねだる。少年の話から彼の存在の神秘が次第に明らかになる。バラの花との諍いから住んでいた小惑星を去った王子さまはいくつもの星を巡った後、地球に降り立ったのだ。王子さまの語るエピソードには沙漠の地下に眠る水のように、命の源が隠されている。生きる意味を問いかける永遠の名作の新訳。

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    投稿日: 2021.07.24
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    子供の頃読んだ記憶があるけれど内容は忘れてしまい、友人が好きな本なので読んでみた。なるほどな、と思う話しだったけれども子供の時はどんな感想をもったのだろうと。記憶が無くて残念。

    4
    投稿日: 2021.07.05