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思わず考えちゃう
思わず考えちゃう
ヨシタケシンスケ/新潮社
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総合評価

316件)
4.0
79
138
61
9
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    考えすぎちゃうすべての人に向けたヨシタケシンスケのエッセイ。 ・明日やるよ。すごくやるよ すごく好き。お布団の中でパチっと目を開いているイラストの上に、ゆるーい字で書かれていて、疲れた時に見たくなる。明日、すごいやるからね。まあ、今日はもう寝るけどねっていう時に便利とのこと。どうしても頑張れない日、布団の中で自己嫌悪するのではなく、戦略的休養だ!と気持ちを切り替えたい時に、思い出している。 ・小さい子が両手を大人に繋いでもらった瞬間、自分で歩こうとしない現象!あるある。「イベント化する」とあって、腑に落ちる。 ・道で小さい子がお母さんに抱っこされているときに、靴を片方ぽとっとおっことしてしまう時の話も印象的。ぶらん、ぶらん、ぽとって すごくわかる。シンプルに音だけなんだけど、過不足なく思い浮かぶ気がする。言葉をまだ話さない男の子が、事件だという意識はないのだけれどずーっと遠ざかっていく靴を見てる。この景色を「美しい」と切り取る感性。 ・人生の辛い事を宝くじ的にとらえる話 ひょっとしたらこの「嫌だなー」が何かに化けたり、役に立つかもしれない。何かと交換できるものを自分が持っていると思うと、少し力になるという見方。

    1
    投稿日: 2022.12.17
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    「できないことをできないままにする」 何でもできるようにするんじゃなくて、自分ができないことっていう短所を、どう長所に変えるかみたいな部分が、案外、誰にとっても大事なんじゃないかと。 て部分がすごく印象に残った。 読書初心者でも、読みやすいと思います。

    0
    投稿日: 2022.12.08
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    「欲が出ました」が面白かったので、シリーズものの別のものを読んだ。 イラスト一点に解説がだいたい1ページ。 布団で寝るところのイラストにこのセリフ 『明日やるよ。  すごくやるよ。』 解説頁には、 “自分を甘やかす時に、とっても便利な言葉です。” 中年男性が演壇上で拳を振り上げたイラストにこのセリフ 『その時その時に  その場にいない人を  悪者にしながら  なんとかのりきって  いこうじゃないか』 気持ちが楽になる。。 ヨシタケシンスケさん本人の文ではないけど印象深かったので記録 ヘミングウェイによる6語の物語り For sale: baby shoes, never worn

    5
    投稿日: 2022.12.04
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    「情けは人の為ならず」という言葉があるように、甘やかすことも回り回って返ってくるというヨシタケさん。結局自分の首を絞める、ということです。 自分にとって一番遠いところ、つまりは価値観の違いが実は最も身近なところにゴロゴロ転がっている。そんな一つ一つを拾って楽しめる余裕を持ちたいなぁ。きっとそこで役立つのイラストなんだと思う。イラストにすると、イラっとしたこともなんかかわいいのはなぜ?笑 子どもがラーメン屋さんで帰るときに飴もらった時の顔。 いまだにこういう顔を娘たちがすることがあって、その瞬間とっても幸せな気持ちになります。ということは、大人もこういう顔をしていいんだと思う。そいういう大人ってすごくかわいいんじゃないかと。 「今しかないのに、もったいないのに」ってヨシタケさんは育児の中のグレーゾーンを語る。でもそれって、そこに気づけてる事でもういいんだと思う。 先日母と私と娘で会話をしてて、 母と私が娘を褒めたらすごく嬉しそうな顔をしてパッと翻って向こうの方に行ったんだけど、足取りがスキップだった。 それ見て笑ってたのに、突然母が「あなた(私)のスキップに気づけなかった」って泣きはじめた。 だから私は、娘のスキップに気づけた事がもう満足でした。

    0
    投稿日: 2022.12.04
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    何気ない日常を、絵で表現できるのが羨ましい。そうやって、自分の気持ちをはげましているらしい。日常をきりとって、ヨシタケさんがどう考えるかを知れて面白かった。個人的に、「心配事とり紙」が一番好き。 ヨシタケさんの幸せの定義も素敵だった。物事を決める時が一番人間は幸せなのではないか?確かにそうかもしれないと思った。 どうでもいい、何気ないことを面白がるヨシタケさんを尊敬するし、好きだなーって思う。

    1
    投稿日: 2022.11.15
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    推しの絵本作家ヨシタケシンスケさんのエッセイ。 やさしく癒される絵と言葉がよかったです。 著者が仕事や育児で"思わず考えちゃったこと"をまとめた一冊。 育児の話は子どものかわいらしい話が多くて、笑顔になれました。 『できないことをそのままにして、持っているものを磨く。』という言葉は共感しました。 癒されたい方におすすめのエッセイです。

    64
    投稿日: 2022.11.06
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    まぁ、エッセイじゃぁないけれど。 彼らしい小心者の言い訳が満載。 純粋に褒め言葉として。 スンと入ってくる言葉は書き留めた。 ふっと開いてじんと来て毎日を超えて行けたらいいと思う。

    1
    投稿日: 2022.10.27
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    ヨシタケさんの普段のスケッチにちょっと解説がついてる形式。 読みやすく、ピンとくるものがあるかも。 私は「明日やるよ。すごくやるよ。」のページが好きだな。

    0
    投稿日: 2022.10.20
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    ヨチヨチ父の人。ヨチヨチ父のほうが子育て特化だから面白かったけど、ちょこちょこ面白いとこあった。 赤ちゃん抱っこしてて片っぽのクック落としちゃうところを見た話とか、誰かに言うまでもないくらいのことだけど自分のなかでは気になることをメモしとく、って話とか。

    2
    投稿日: 2022.10.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あるある。謙虚さを保つクリームなるものは欲しいなあと思った。仕事とか慣れてきて、自信に繋がるけれど、結局それを同期に伝えても、自慢にしかならないあの感覚。クリームで塗って、謙虚さが現れたら便利だなぁと。寝るまで云々の件とか、割と当てはまってる気がする。結局世の中眠くなったら寝て、起きた時には、悩みがスッキリするわけで。モヤモヤとかイライラはほんの少し残るだろうけれど、また次の日リセットされる、ってことだ。思わず考えちゃう、割と何も考えていないと自分を思い込んでいる人におすすめの本かもしれない。

    1
    投稿日: 2022.09.23
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    ヨシタケさんの手帳のスケッチとともに、普段思わず考えちゃうことについて、素朴な言葉で語られたエッセイ。 ヨシタケさんの絵本のゆるさ、独特の感性や物事の切り取り方が好きなのだが、そのルーツともいえるスケッチを見せてもらえてとても幸せ。 ネガティブなところも、ぐるぐる同じことを考えてしまうところも、そこまで意外ではなかったし、だからこそあの絵本作品になるのだなとわかる。 共感できることも割とあって、ヨシタケさんをより身近に感じることができた。

    7
    投稿日: 2022.09.14
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    人生の中で起きていること、全て「宝くじ」 たしかに、そう思えば良かったことはラッキー!!!だし、嫌なことは、ハズレか、、、となるなあ。 自分のせい、人のせいじゃなくて、宝くじのせい!

    0
    投稿日: 2022.09.09
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    「もしそうなったら、その時できることをすれば いいだけだよね、そうなったものを、つくればいいだけだよね」 あれこれ考えては不安になりがちな自分に、 とてもぐっとくる言葉でした。

    3
    投稿日: 2022.09.03
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    今一番好きな作家のヨシタケシンスケさん。たくさん面白い絵本を作られていますが、そのヨシタケシンスケさんの頭の中を垣間見られるような一冊で、大好きで大好きすぎてもう何度も繰り返し読んでいます。この本に載っている1番好きな言葉は、「明日やるよ。すごくやるよ。」この本に出会った頃本当に仕事が忙しくて、でも、育児と家事と仕事を両立しなきゃ、仕事は終わらないけど早く帰らなきゃってストレスを毎日抱えていたのですが、この言葉が全てをスッと楽にしてくれて。毎日この言葉を唱えました 笑 明日やるよ。すごくやるよ。だから今日は帰るよ。って。なんか人生を少し楽に生きるヒントが詰まった作品なんじゃないかと思います。おススメです。

    1
    投稿日: 2022.08.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    目 次 はじめに 第1章 ついつい考えちゃう ご自由にお使いください 富士山の盗み撮り ききうでのツメは切りにくい 一番きたなくない部分ってどこだろう 心配事を吸わせる紙 明日やるよ その時その時にその場に いない人を悪者にしながら 甘やかして甘やかして そうにかして後悔して もらうたいのだが もう脱いでいいですか ぼくのストローのふくろ 世の中の悪口を言いながら 7時って、くつしたみたい 謙虚さを保つクリーム また出てまいりました 第2章 父だから考えちゃう お熱はかり中 息子の髪を洗うと、 必ず途中でアクビをする 今しかないのに、もったいないのに 裸シートベルト くつ ちぎってちぎって食べさせてよ スノードーム ねぇ、うんちついてる? もータクマ!オマエ、クチのまわり ケチャップだらけじゃんよ! ラーメン屋さんで アメもらった子のうれしそうな顔 プンちゃん、はさまっちゃてるよ? 寝てる ちっちゃい子 なんにもないねえ けっこうゆれるね よごれて洗ってよごれて洗って とても気に入って 大好きになっちゃって どうでもよすぎて言わないこと、 大事すぎて言えないこと ハイ。ヨシタケでございます 第3章 ねむくなるまで考えちゃう できないことを できないままにするのが仕事 あなたのおかげで私はとうとう あなたが必要でなくなりました 幸せとは、するべきことが ハッキリすること このこどく感はきっと何かの役に立つ ボクはあやつり人形 自分がすること、選ぶこと、 見ること、聞くこと でも、どうすればいいんだろう 若い頃、別にムチャはしなかった 自分にできないことが どんどん見えてくる いわゆる男女の仲 いくつになっても、 あの頃の自分の味方で もし、そうなったら 相手の「できないこと」によりそう 身の周り3メートル四方のできごと この世はすべてねむくなるまで こちらでできるのはご提案までです おわりに

    0
    投稿日: 2022.07.31
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    穂村弘以来、ダメな大人エッセイを好む自分にはとても好きな類の本でした。かわいい。世田谷文学館楽しみ。

    0
    投稿日: 2022.06.11
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    後ろ向きでもいいんだよって本。人に決めてほしいとか、ムチャはしないとかでいいんだよって。「もっと前向きに行こうぜ!」じゃなくていいんだよって。かなりの人が言ってほしい言葉なんじゃないかと。羊的な生き方否定されること多いけど、その方が平和だ。いい羊飼いが必要だけど。

    1
    投稿日: 2022.05.29
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    エスノグラフィーの授業で「エッセイ読むべき」って言われて則調べて買ってみた本。みんな~が思っているであろうことをわかりやすくイラストも追加されてて、ふんふんってうなずきたくなるようなことばっかり。「ふと気づいたことを書き留めておく」ってこと、ルーティーン化したいな~ 「あなたのおかげで私はとうとうあなたが必要なくなりました。今まで本当にありがとうございました。」

    0
    投稿日: 2022.05.24
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    2022.5.9読了 3.8 めちゃくちゃ共感出来るところと、全く理解できない部分が混在している感じ。 2章が特に好きで、何度読んでもクスッと笑えるし癒さる。 「幸せとは、するべきことがハッキリすること」のエピソードにグッときました。

    1
    投稿日: 2022.05.10
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    普段何気なく思ってるどーーでもいいことを本にしましたって感じの本笑笑 でもそれは私たちの素直な感情であって、あ、私も同じこと思ってた笑、そうだよねーと、共感できる。 好きな感じ^_^

    3
    投稿日: 2022.05.10
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    思ってるけど口にしたことがないようなこと、 ヨシタケシンスケさんの考えがおもしろい。 文章や、話してるような語りが読んでてホッとする。そして、ただ、ただイラストに癒される。

    0
    投稿日: 2022.04.27
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    二作目から読んじゃって遡って見ました。そのイラストに残すことの著者の思いから展開するめくるめくイラスト大全ですね。思うことを書く、撮る、録る、ではなく描く。それがストレス解消にもなるってのは、すごいことだと思います。そこには、とにもかくにもヒネた斜めの視線とかではなく、思うままに書かれている感じがまた良いです。きっと公開されていないものもあるんでしょうけど、その公開のハードルは他の作品と違い、少し低くされている感じも素敵です。あくまで感じなだけで、素晴らしいイラストは続きのですが。

    0
    投稿日: 2022.04.18
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    独特のものの見方が優しくて面白い。 世間で言われがちな内容もあるけれど、全く真逆なこともあって、それがまた優しく面白い。

    0
    投稿日: 2022.04.10
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    世の「こうあるべき」という考えに対して、「それは僕は辛いから嫌だ」と小声で抵抗している。 この世が生きづらい派の人なんだろうけど、それでも生きていけるんだよって言ってる。

    0
    投稿日: 2022.04.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一番うなった金言。 「どうでもよすぎて言わないこと 大事過ぎて言えないこと そういうものに言葉をつけていきたい」 ヨシタケ氏の仕事に対する根幹とも思える考えに添えられた砂糖壺のイラスト。 実はイラストに意味はなく、言葉を先に思いついて、何か描いとかなきゃってことで、何とでも取れる絵を描こうと、そこにあったものを描いたとのこと。 エッセイ、小説、ミステリ、教養本、いろいろな形式があるが、本で表現されることって結局そういうことなんじゃないかなぁとしみじみ。 書かれようが書かれまいが、現実そこにそれはあるけど、作家の方々が誰かに伝えようとその方なりの言葉で表現する。 どうでもいいこともあるだろうし、大事すぎて言葉にされていなかったものもあるだろう。 自分だけでは消化に行き付けなかった想い、知識を形にしてくれている作家さん達に感謝です。 その他、「ききうでのツメは切りにくい(近すぎるとうまく出来ない)」、「あしたやるよ。すごくやるよ(”すごくやるよ”が自分を甘やかすために大事)」、「よごれて洗ってよごれて洗って いい感じになりなさい(ヴィンテージ感が出る過程に暗喩を込めた人生訓)」、「今しかないのに もったいないのに(子どもを疎ましくあしらってしまったときに対する後悔)」と刺さるもの多し。 「今しかないのに もったいないのに」は6歳の息子が無限にじゃれてくるのに対する限界点がぐ~んと上がりました。

    26
    投稿日: 2022.03.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ヨシタケシンスケさんの頭の中に出てくる妄想や発想、イラストがなんだか妙に心地よくて面白い。 でも言語化って大事なんだなとも思わせてくれる

    1
    投稿日: 2022.03.24
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    「明日やるよ。すごくやるよ。」 ・心配事を吸わせる紙 ・謙虚さを保つクリーム  …ほしい。 ヨシタケさんの本を読むと、くすっと笑えて納得して、 心が軽くなって、ちょっとだけ人に優しく出来そうな気がする。 裸シートベルト…笑っちゃったwww 抱っこされた男の子の靴が落ちたのを美しいって言う感覚、分かる。微笑ましい。 第2章の子育てパートかわいすぎる。 2章の終わりから、3章にかけては心にしみる。 「ボクはあやつり人形。」とか、「この孤独感はきっと何かの役に立つ。」とか、すっごく分かる。めちゃくちゃ分かる。 「よごれて洗って、よごれて洗って。いい感じになりなさい。」 なりたいな。いい感じに。汚れるの怖いんだけどね。 「気に入りすぎて一度も使えない」ってのも痛いほど良く分かる。 ヨシタケシンスケさんの本って、 読みたいな〜と思って図書館で借りるんだけど、 読んでるうちに手元に置いておきたくなって結局買っちゃう。。。 この本も、読み終わってネットで注文しちゃった。笑 本に色々直接書き込みたくなっちゃった。 「自分がすること、選ぶこと、見ること、聞くこと、自分の身に起こること、すべて「宝くじを飼っている」と考えればいいのではないだろあか。何か別の、大きなものになるかもしれない。」 ヨシタケさんって、アイデア豊富で、面白いこと考えてる絵本作家のおじさん。って思ってたけど、そうじゃないんだな。 心配性で、臆病で、変化が嫌いで繊細な心をもってる。だからこそ、些細なことに気がつくし、人間らしさを面白がれる、そんな感性を持った素敵な作家さん。 ヨシタケシンスケさんの感性、やっぱり好きだなぁ。 2022.03.23 読了

    13
    投稿日: 2022.03.23
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    色々な方がレビューを書かれていて、読みたいなぁと思っていたら、なんと学校図書館にあった! ヨシタケさんの発想には、いつも 「いやー、よくそこで立ち止まりましたね!」 と、言いたくなる。 自分ならちょっとつまづいても素通りするかな、という事に立ち止まって、大いに思いの丈を膨らませ、ぶつけてくれる。 私が忘れても、ヨシタケさんが拾っておいてくれる、と思うと、なんだか安心して今日も過ごせる。 2022.3.3

    36
    投稿日: 2022.03.14
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    ヨシタケさんはこんな目線で世の中を見ているのか!と思ったも本。日常のちょっとしたことに気づけるって素敵だな。私もそうなりたい、と思った。

    0
    投稿日: 2022.03.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読書虫さん、りまのさんの本棚で見つけました 本屋さんでも気になっていたんです。 図書館で借りました。 ヨシタケさんのいろんな本読ませていただきましたが、 これはスケッチエッセイとか。 初めてなんだそうです。 うんうん、うふっ、くすっ、ドキッ、グサッ! やさしく心を洗ってくれました。 やはりいいですね、ヨシタケシンスケさん 「幸せとはするべきことがはっきりすること」 私も達観しなくっちゃ ≪ そうだよねえ ねむくなるまで かんがえて ≫

    18
    投稿日: 2022.02.20
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    ヨシタケシンスケさんのイラストから派生したエッセイ集(かな) ヨシタケさんの子育てに関するイラストやお話が大好きなので、第二章が特に良かった。うちの子も幼い頃は髪を洗う時あくびしてた!とか、抱っこされた子の靴が落ちる場面とかほのぼのする。

    2
    投稿日: 2022.02.16
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    ヨシタケシンスケさんの、スケッチ解説エッセイ。 最後のページで、 でも、ぼくは あんまり がんばりたくないから   みんなも がんばらなければいいのに!  …という、笑顔でバンザイしている、かわいいイラストと、その言葉に、肩の力が抜けて、クスッと笑ってしまった。 正直言って、うんうんと、心からうなずけるエッセイは、そんなに多くなかったが、素朴なスケッチが、見てると、脱力できて、良かったし、子どもの絵が、とても可愛らしい。 ☆すごく心に響いた言葉 いくつになっても、あの頃の自分の味方で、理解者でいてあげたい このこどく感はきっと何かの役に立つ。 役に立たない訳ないじゃないか。 こんなにモヤモヤしてるのに。 、、、この言葉の解説文は、すごく良かったです。 「自分の人生は、無駄じゃなかったはずだって思いたいわけですよね。」 これらの解説文をよんで、この本を買って良かったと、思いました。 どうでもよすぎて 言わないこと  大事すぎて 言えないこと そういうものに 言葉をつけて いきたい できないことを できないままに するのが 仕事 「できないことをできないままにというのは、要は、自分にないものを探すのではなくて、持ってるものを磨くみたいなことの、一つの言い方です。」 。。。この本、読みやすくて、読んでいると、リラックスできました。読めて良かったです。

    76
    投稿日: 2022.02.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ヨシタケシンスケさんのスケッチ解説本。好きです。基本的に謙遜している姿勢なんだけど、結局クスッと笑える作品に昇華しているのがとても素敵。私を含め誰もが考えていそうだけど気にも止めていない些細なことに注目して、イラストを書いて文章をつけるとこんなに面白くなるのかと感心する。 共感した話↓ 今しかないのにもったいない 大事にできない やさしくできない なぜかしら 本当に今しかないことなのにっていうのは、わかってはいるんだけれども。こっちが面白がる余裕がない。…そのグレーな部分こそ、ザ・育児ですよね。 最後の方の 「幸せとはするべきことがハッキリすること」 「どうすればいいんだろう」 の話は自分の大切な軸にしたい。 買おうかな。時々見返したくなるような本。

    2
    投稿日: 2022.01.22
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    わかるわかるの連続。力の抜けた挿し絵が随所に。 お客様の中で どなたか 私をはげます小話をお持ちの方はいらっしゃいませんか?! 絵で好きなのは、 あ、そーやって ハミガキコ出すんだ... もう脱いでいいですか なんかカワイイ。 関係ないけど ほぼ日の「仕事より大事なこと」シール 使いたいけど使えなくて眺めてる。

    2
    投稿日: 2022.01.17
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    おもろい。ヨシタケさんの思考回路、おもろい!やわらかいし、あたたかいし、おもろい!最後の章にある、人の間違いや失敗を、受容していく話。有り難くて、読み返すこと度々♪

    2
    投稿日: 2022.01.17
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    超人気絵本作家、ヨシタケシンスケのエッセイ集。 「りんごかもしれない」を初めて見たときは、これは反則……と思ったものですが、あっという間にメジャーになり、公的な機関でのイラストなどもちらほら見たりと、今や押しも押されぬ人気の絵描きさんです。ただ、なんとなく初見から、ニヒルというかシニカルというか、もしかしたら照れなのか、子ども向けに多いまっすぐな視点ではないなあというのが少し気になっていました。ということでどんな人なのかを知りたく、エッセイを読んでみたわけです。 読んだ感想としては、あ、やっぱりすごくナイーブな人なんだな、でしょうか。そして、そのナイーブな点を自分でうまくハンドルするためもあって「思わず考えちゃう」んだろうなあと納得しました。同じようにナイーブな人にはとても共感でき、もしかしたら生きるヒント・考え方のヒントにもなるエッセイだと思います。私は……正直、膝を打つほど「わかる」と思えるものは多くなく、自分は繊細じゃないんだなあ、と思いました。 本書で一番面白かったのは、「おわりに」の3コマ目、『くそう…あの髪型のおもしろさはスケッチでは表現しきれない…あれは「写真派」の担当物件だ…』でした。気になる方は読んでほしい!

    2
    投稿日: 2022.01.10
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    腑に落ちるとはこのこと と言いたくなる、自分の悩みや感情を言語化されたような… 「好きなことをやればいい」↔️「でもどうすれば良いんだろう」の無限ループってところは、まさに自分のことと身に積まされました。

    2
    投稿日: 2022.01.04
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    ヨシタケさんと割と近い性格だと感じた。自分が普段何となく考えてることを絵にしてくれてコメントも付けてくれたことで、スッと腑に落ちた感覚。絵は苦手だけど、日々感じたことを記録していきたいなって思った。

    1
    投稿日: 2021.12.10
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    明日やるよ。すごくやるよ。 この言葉が明日の自分をパワーアップさせてくれました。この作品を読むと、自分の人生の中の忘れても困らないどうでもよいことに気づかせてくれます。どうでもよいけど、気付けると、何だか人生の楽しさが増します。

    2
    投稿日: 2021.12.07
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    身近にいる人や世間に対する悪口を言っている老後、これこそが最もトップステージの老後。このフレーズが一番効いた。

    1
    投稿日: 2021.12.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    わかる〜。わかり過ぎる〜。自分のことかと思うほど、似てるエピソードが。私はとても心配性でいつも不安を抱えているけれど、私と同じような人が他にもいたんだ!と思うだけで少しだけ楽になります。 世の中の、自信満々に生きてる(ように見える)人たちには、この気持ちわかんないだろうな〜(笑) 「心配事を吸わせる紙」あぶらとり紙みたいに心配事を吸い取ってくれる紙があったらいいのに…の話に大きく頷いてしまいました。 酷いことをされた時、相手に後悔させたい!と思うけど、その相手は後悔するという複雑な心の仕組みを多分持ってないんだろうな…の話、その通りだなと。 できない事がどんどん分かってくるという事は、できる事が増えてることでもあるとか、裏を返して考えるとネガティブがポジティブになることも、改めて気づかされます。

    2
    投稿日: 2021.11.28
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    ヨシタケシンスケさんのネタ帳を元にしたエッセイ。ストレスがある時にたくさん描くらしい。 ついつい考えちゃう、父だから考えちゃう、ねむくなるまで考えちゃう(仕事編) 自分で選択するのが苦手で、できないことはできないままに、どんなものからでも何かの役に立てる、などなど、筆者のものの見方が分かる。

    2
    投稿日: 2021.11.18
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    表紙のゆるふわ感と題名に惹かれて買ったが、 表紙とは裏腹にやんわりとふんわりと物事の核心に迫るような本でした。 影響を受けた作品はゆくゆくはその作品プラス自分の考えを加えることで新たな自分の考えを作り、元々の作品が自分にとって必要なくなるというのは深く刺さった。 軽く読めて深く掘り下げているいい本でした。

    2
    投稿日: 2021.11.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    汚れ、いやなことが外側につくっていうの、すごく納得。 お風呂はほんとにヤなこと全部落とすイメージしながらシャワー浴びるとすっきりする。 ほしいなあ

    4
    投稿日: 2021.11.10
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    他人がどんな風に考えてるのかって、改めて読むと面白い。 言われてみるとそうだよね、とか。 自分に当てはめて考えるとどうなのかな?とか。 この本を読んだ事を無駄にせずに自分の糧にしていくにはどうすれば良いのかな?って考えてしまう所はちょっと似てるのかも、なんて偉そうに思ってしまいました。 短時間で読み切れるので、隙間時間にどうそ。

    2
    投稿日: 2021.11.10
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    思わず考えちゃう 著作者:ヨシタケシンスケ 発行者:新潮社 タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 何故気になるあるあるについつい笑っちゃう一冊。

    1
    投稿日: 2021.11.09
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    いくつかくすっと笑える小話があった。よくよく考えると確かにそうかも知れないと思うこともある。 自分とは全然視点が異なるトコロが面白い。

    1
    投稿日: 2021.11.03
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    イラストで色々つぶやいているけど、後ろのページに行けば行くほど話が暗くなる。くすっと笑えるようなネタ本かと思って手に取ったので最終章は初見の人にはつらいかもしれませんね。わたしはつらかったです。言いたいことはわかるんだけどね。

    2
    投稿日: 2021.10.20
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    図書館で目に留まったので、久しぶりにヨシタケシンスケさんの本読んでみるか~って感じで読みました。 「嫌な気持ちとかっていうのは、実は、体の内側じゃなくて、外側につく性質があるんじゃないか」 という言葉に、なるほどと感じました。 嫌だなって感じるのは当然気持ちですから、内側だと感じがちですが、体本体に付いているかもってことですね。その嫌な気持ちの払拭をお風呂で洗って落とすように、物理的に落とす。確かに、気持ちがもやもやしているときに外の風にあたると気持ちが軽くなることありますしね。 でも少し納得できないなって思うこともあります。外側に付いているなら今の私は心配事も不安もないですから。ほとんど内側にあるんでしょうね……涙で流します(笑) 心配事を吸わせる紙、欲しい。 深く考えすぎました。

    2
    投稿日: 2021.10.13
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    図書館で借りたのですがあまり共感できず。途中でやめてしまった。 ヨシタケさんの絵本は気になりつつ、まだ読んだことなく。読んだ後ならまた感じ方が違うかも?

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    投稿日: 2021.09.28
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    日常の何気ない疑問を言葉とイラストにして切り取った作品。少し細かい&気にしすぎでは?と思うこともあるが、言われてみればそうかもと共感できる作品。イラストも面白い。

    2
    投稿日: 2021.09.16
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    ヨシタケさんの日々のスケッチを解説したショートエッセイ。クスッとくる話でありつつも深いところまで考えさせてくれるエッセイ。ヨシタケさんの生き方も垣間見えました。

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    投稿日: 2021.09.09
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    ヨシタケさんはめんどくさい人だな〜というのが読んだ感想。めんどくさいから多角的にものがみれるのかな?と思ったりもする。

    1
    投稿日: 2021.09.06
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    『欲が出ました』から遡って読む。ストローのふくろの話とか、身近な事象から哲学的な思考に入っていくのがやっぱり好きで、父親として、夫として、個人として、共感したり、糧になったり、ほっとしたりする内容だった。好き。

    2
    投稿日: 2021.09.05
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    すごく共感。ヨシタケさんてこんな人だったんだね。私も同じように心配性で決められないから、あーこういう人いるんだ〜って安心しました。 内容自体はそんなに濃くないし、ボリュームも少ないから正直1000円高いなーって思っちゃうけど、このお方は優しさが文から滲み出ていて、優しい気持ちをお裾分けいただくような気持ちでほっこりします。

    2
    投稿日: 2021.09.02
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    生きるのって大変。 でも、こういう本に出会えるから 何とかやっていこっかなって思う。 心の中にちょんって 残る言葉に出会えたので満足。 買います(お小遣い入ったら)

    1
    投稿日: 2021.09.02
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    普段消費されていく、やり取りされている言葉の他に、言葉にされていないものがある。言葉にする価値がないと思われていることと、怖くて言葉にされていない未開拓の部分も沢山あるはずで、そういうところにちょとずつ丁寧に言葉をつけていく作業というのが、作家がやっていること、表現するということなんじゃないかな。 自分にないものを探すのではなくで、持っているものを磨くみたいなこと。 あなたのお陰で、私はとうとうあなたが必要なくなりました。でもあなたのお陰でなので本当に今までありがとうございました。 自分の中の方向性が、覚悟が出来た瞬間が決まった瞬間が一番幸せと言われるものに近い心理状態。逆にいうと、何か幸せじゃないと思った時は、とにかく何か決めればいいのかもしれない。何か決まっていない状態、どうしようかな、あれもできる、これもできるしなという状態は、不安がつきまとう。若さがまさにそれ。選択肢が沢山あると逆に不安。歳とると、出来ることは限られているので、それだけやっとけばいいとなるから楽になる。 全ての経験は回収出来る。 もし何か悪いことか、変化があった時は、その時できることをすればいいだけ。悪いこと、良いこと、どちらの変化も必ず起こることだから。 前半のまったりモードからの後半の深い洞察力に参りました。

    1
    投稿日: 2021.08.13
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    考えて考えて普通の人が気付かない事を発表している作家さん 最近よく目にする できない事をはっきり言う代わりに できる事に集中するというのもアリかも それが個性になるという事もある びりだったらびりの旗をもらえばいい その時出来る事をやればいい 今やっていることが何かに化けるかもしれないーー宝くじ方式

    1
    投稿日: 2021.08.06
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    著者がゲストで出たテレビ番組で紹介されていたので読んでみた。途中から進めなくなってしまった。何度読んでも頭に入ってこない。時々数ページずつ開いては繰り返し読む。どのページから読んでもいいから、気になったところだけで良いかなって。もっとイラストが多いのかなって思ってた。

    1
    投稿日: 2021.08.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人気絵本作家ヨシタケシンスケさんのエッセイです。 普段から思ったり感じたことをスケッチして書き溜めたものだそうです。 うんうんわかる、ということやクスリと笑ってしまうことまで、ヨシタケさんのスケッチと共に楽しめました。 中でもヨシタケさんも結構気に入っているという、「明日やるよ。すごくやるよ。」という言葉。私もとても気に入りました。明日すごいよ、明日すごいやるからね。でも今日はもう寝るけどね、っていう自分を甘やかす時にとっても便利な言葉だそうです(笑)。

    2
    投稿日: 2021.07.17
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    言わずと知れた、大人気のヨシタケシンスケさんの初エッセイ集! なんでもかんでも〝思わず考えちゃう〟ヨシタケさんに〝思わず笑っちゃう〟 ヨシタケさんの頭の中には、こんなふうに思いの種がたくさんあって、それを大切に大切に育てて、そこから作品が生まれてるんだろうなぁと、絵本の生まれる内側を垣間見るような気分。 日々のひとつひとつ、心のひとつひとつを大切に掬いあげるからこそ、ていねいであたたかい。 クスッと笑えるものから、心にジーンとくるもの。しっくりと心地よく、なによりユニーク! 「この考え方さえあれば、今後の人生すべてを乗り切れるんじゃないか…⁉︎」と思えるほどの、救いすら織り込まれていて。 こんな可愛くて楽しくて大切なことも詰まった人生のバイブル本、美味しすぎです☆ 思わず 心がふくよかになっちゃう♪ この本には、私の毎日の原動力となる救いの言葉が載ってます! 本屋さんで見かけたら、ぜひお手にとって、こっそりチェックしてみて下さいね♪ (P32です←小声)

    2
    投稿日: 2021.06.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ヨシタケシンスケさんの頭の中身みたいな本。よく書店で見かけて気になっていたのですが、ある日なにかのテレビ番組を観てから気になって仕方なくなりました。元々この手の絵に弱いのです。色はデザイナーさんがつけてくれるらしいし、道端でメモ書きしたような脱力系の絵がとてもツボです。タイトルのわりにはあまり考えなくて読める気楽な本です。おもしろいものを記録する。最近忘れてたけどやってみます。

    2
    投稿日: 2021.06.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ストローの袋の処理の仕方、三個パックのヨーグルトの台座を捨てるタイミングなど、細かいことが気になる人、気にならない人がいますね。 イライラして、こどもに優しくしてあげられなくて後悔するのは日常茶飯事です。回し飲みで、飲み物の中に食べ物のかすが入っていることもよくあります。ザ・育児ですね。 子どもが欲しがって買ってあげたものを床に置きっぱなしにしたり、大切にしていなくてイライラすることもあります。「はさまっちゃってるよ」と怒らずにユーモアを加えてこどもに聞いたところが著者は寛容だなと思いました。二人に両手をつかまれると、こどもが急に甘えちゃって歩かなくなるところも、かわいいなと思いました。 もったいなくて一度も使えなかったアイテムはけっこうあります。でも、ずっとスペースを占拠しているので思い切って断捨離しなくてはと心を変えようと思ってます。 常日頃からの些細な気付きをメモとして残しておくのはとてもいいなと思いました。

    1
    投稿日: 2021.06.09
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    (2021/6/7読了) ヨシタケさんの悩み(というか気になること)は似ているのに、そのものの見方考え方が、まるで違う方向からなので、あーそういう考え方もあるのねと気付かされることが多くて楽しかったです。 私自身、悪口ばかり言っている人たちの声に悩まされています。なんでそんな事ばかり、いつまでも! 悪口言うより助言してあげればイイのにと。 この本の「世の中の悪口を言いながら」を読んでパッと目先が明るくなった気がします。 …それ以外が、全部満ち足りてるわけで。思いうかぶことが近所の悪口しかないって… あ、あの人たちはそれくらいの不満しか無いんだなって考えるようになりました。 「その時その時にその場にいない人を悪者にしながらなんとかのりきっていこうじゃないか」 コレはそのまま、憎んでるわけじゃなくて、そうしないと乗り越えられない人たちなんだと。 他にも、気づくことがたくさんあって、今、図書館で借りて読んだのだけど、手元に置いてたまに読み返したいなと思う本です。 全体の評価は今ひとつのようだけど、私には満点です。

    2
    投稿日: 2021.06.07
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    さすが絵本作家さんだけあって、繊細な感性をお持ちだ。 目の付け所が斬新で、そんなことまで考えちゃうんだと思わずクスっと笑ってしまうものもあれば、自分で決めるのが嫌だったりいつまでも同じことで悩んでしまったりという人間らしいところに親近感を覚えた。 ついつい物事を深く考えてしまうあたり心配性な自分にそっくりで、でも寝てしまえばいいんじゃんという開き直りの潔さが自分と違い前向きで、心に刺さるものがあった。 子育てで「この瞬間もったいないのにどうしてもイライラしてしまう」というのが本当に共感できて、ヨシタケシンスケさんのように絵は描けなくても今しかないかわいいところを記録に残しておかなきゃもったいないと思った。 「人生は宝くじだと思って生きている」がお気に入り。 気楽にのんびり何かに癒されたい時に手に取りたい一冊。

    2
    投稿日: 2021.05.30
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    子供の絵本でよく読むので、気になり購入。 ヨシタケさんすごく繊細な方だと感じた。 日常の些細なことに着目し、それを絵で表現できちゃう。生きづらいこともあるかと思うけど、応援してます。

    2
    投稿日: 2021.05.27
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    独特のゆるさが大好きなヨシタケさんの本。 深く頷けるところもあればもちろんそうでないところもある。この本に限らず、ヨシタケさんの本(絵本含む)を読むと「ヒトってそういう生き物だよね〜」なんて感想を持つ。 途中出てくる『全ての経験は回収できるはず』。これは私自身常に思ってる事。どんな辛い事でもそれを経験したからこそ感じた気持ちや考えができたんだ、って思うようにしてる。ま、そうして辛さを乗り越えてるとも言えるか。 ふんわりとしている内容なのでまったり時間を取って読むのがいいかも。頭空っぽにして読んだ方が楽しそう。

    1
    投稿日: 2021.05.25
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    率直におもしろかった。 ヨシタケ先生のエッセイははじめて読みました。 あのなんとも言えない、面白い絵本を書かれる先生の頭の中って、どうなってるんだろう、、、と興味が湧き、手に取ってみました。 先生の頭の中って、意外と普通?というか、自分と共感できる部分が多くて、嬉しくなりました。 先生のすごいところって、その思っていること、考えていること、感じていることを私たちにも、わかるように表現されるのがお上手なんだろうな、と思いました。 「あー、わかる。」「なるほどね、たしかに、たしかに。」と、自分では上手く表現できない、モヤッと考えることが、色々わかりやすい文章で出てきて、とても楽しい作品でした。

    1
    投稿日: 2021.04.22
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    ■思わず「わかるわかる!」■ あるあるな悩み、クスッとにやけてしまう話、ほほえましい光景等。 正論でもない、諭すでもない、アドバイスでもない。こんなことってあるよね、こんな悩みどうなんでしょう、こんな話どう思う?って語りかけてくれるようだ。 共感、それと小さな発見。 例えば、選択肢が多い状況が苦手で、だれか代わりに決めてくれ~って思う話。僕はスーパーやレストランでしょっちゅう経験する。 お次は、お気に入り過ぎて使えない話。僕の場合、箪笥の奥に鎮座ましますお気に入りTシャツ様に袖を通すのが恐れ多く、首回りがヨレヨレになったTシャツを長年愛用している。 また、子どもエピソードは、同じくパパ業にいそしむ僕をにんまりさせてくれる。 ヨシタケさん、勝手に同志と言わせてもらいますヨ。 みんな同じようなこと考えてるんだな~とか、こんな人もいるんだ~とか。 絵本作家ならではの優しいタッチのイラストがまた暖かく、ほっこりした気持ちにしてくれる。 コーヒー片手にお気に入りのBGMと一緒にいかが?

    1
    投稿日: 2021.04.17
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    絵本大好きです。 ヨシタケシンスケさんという人を知りたくて読みました。 力の抜けたところ、心配性なところ、よくわかりました。あしたやるよ、すごくやるよ。ますます好きになりました。

    1
    投稿日: 2021.04.09
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    よかった点 ❶よごれて洗って、よごれて洗って ❷あなたのおかげで、私はとうとうあなたが必要なくなりました。 今まで、本当にありがとうございました。 ❸幸せとは、するべきことがハッキリすること ①よごれたら洗えばいいじゃない 汚すことを恐れず、洗えばいいのよ。 繰り返すことで、ヴィンテージ物みたいな人になりなさい。 失敗したら、失敗を生かす。 生かすことで、その人の個性が出るのかなと。 ②影響を受けた作品に対して。 昔はすごく影響を受けたけど、その後自分なりの好みがいろいろ変わり…その作品に対する感謝の言葉。 私も「これ、すごく好き!一生好きだわ!」と思ったことがありました。 でも年齢を重ねると好みが変わってる自分がいて。懐かしく思いました。 ③何かを決めた瞬間が一番楽しい。 確かに…決まってない状態は、どうしようかな、どうしようかな、と不安定です。 可能性がたくさんある場合は「選択肢を強制的に減らしてもらう」 そうすると、⚪︎⚪︎はできない、やらなくていい。 できることに集中できる。 ユルッとしたイラストが可愛く、共感ポイント満載でした◎

    1
    投稿日: 2021.04.05
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    愛嬌のあるイラストにとても和みました。 ゆる~く読めて良い感じ♪ちょこちょこ読みにもぴったり。 父としての章は「わかるわかるー」と微笑ましく幸せな気持ちになりました。 おまけでアメをもらってニコーっとした子供のすごく嬉しそうな笑顔とか。抱っこして片方だけ脱げた靴とか。 ヨシタケさんが日々、実に色々なことを考えているのがよくわかりました。 『よごれて洗ってよごれて洗って。 いい感じになりなさい。』

    2
    投稿日: 2021.03.15
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    夢中になって読んじゃう感じではないけど ゆるっとしていて気張らず読める 自分の精神状態によって捉え方がまた変わりそう

    1
    投稿日: 2021.03.13
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    ヨシタケシンスケさんの思考とっても好き。 人生で起こること全てを背負い込みすぎずに、適度に楽な考えをして逃してやる、そんな感じ。 それと、全ての物事に対して疑問を持ち続けたいとも思った。子どもの頃のなんでなんで星人の精神をずっと持ってたい。

    1
    投稿日: 2021.03.12
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    話題の絵本作家のエッセイ。奥が深そうで実は朝そうなうんちくがいっぱい。著者は絵本の色を自分で塗ってないらしい。

    3
    投稿日: 2021.03.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「幸せとは、するべきことがはっきりすること」可能性がありすぎることが怖い派です。そのせいで迷ったり疲れてしまう。私、これとこれだけでいいんだよなってなった時に幸せになる。自分の中にあるものを言語化してもらえた気分。

    0
    投稿日: 2021.03.08
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    ちょっとなめてました。 めっちゃいいこと、書いてあります。 汚れたら洗えばいい話、染みました。 あと、子どもネタは鉄板です。 最高。かわいい。

    1
    投稿日: 2021.02.21
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    仕事の休憩中に読んでました。 心配性なのも考えすぎるのもどうでもいいことが気になるのも、それでいいんだと言ってもらえるようでなんだかホッとする本でした。

    1
    投稿日: 2021.02.05
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    短編集のような感覚で読めるゆるーいエッセイでした。 日常の細かい、誰も気に留めないことを「思わず考えちゃう」作者。 子供の視点で書かれているような感覚。 なかなか新鮮で面白いです。

    1
    投稿日: 2021.01.31
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    筆者の言葉を借りれば「中年男性の言い訳とヘリクツと負けおしみの数々」とのことだが、着眼点がユニークで非常に興味深い。 スケッチというアウトプットがもやもやを昇華させて精神的な安定となり、しかも出版され収入になり、読者を喜ばせてもいる、一石三鳥。うーん、さらに興味深い。

    1
    投稿日: 2020.12.31
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    イラスト付きエッセイ。 思わずクスッと笑ってしまう。 「明日やるよ。 すごくやるよ。」 が、お気に入りです。 言葉だけだと伝わりにくいです。あのイラストと一緒に目にすることで良さが倍増します。

    3
    投稿日: 2020.12.10
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    [心にふれた一文] よごれて洗ってよごれて洗って。いい感じになりなさい。 [心にふれた理由] よごれたら洗えばいいんじゃないかと、失敗してもいいんじゃないかと、ある程度結果がわかっていても割り切ろうじゃないかと。いつか汚れが積み重なってヴィンテージものみたいな人になれば。 ▼配架・貸出状況 https://opac.nittai.ac.jp/carinopaclink.htm?OAL=SB00520889

    1
    投稿日: 2020.11.17
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    ★きっかけ コミュニティハウスで発見。 ★感想 ヨシタケさんって、そういう考えを持った人だったのね!と新しい発見があった。 子どもの絵がすごくかわいい! 息子のサイズ感と同じで、そうそう、こんなフォルム!とにんまり。(とくに裸笑) 幸せとはすべきことがハッキリすること、 自分がすること、選ぶこと、見ること聞くこと、全て宝くじを買っていると考えればいいのではないだろうか、 好き! 私も決めるのが苦手で仕事とかしてて、自分の意見を求められると苦しい時も沢山あった。 誰か決めてほしいって思ってる…! なかなかそういう環境がないというか、作れないんだけど。。

    1
    投稿日: 2020.11.15
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    あんまり役に立ちそうもないことから、人生に関わるなんかとても深いお話まで、著者が普段書いているスケッチをもとにお話してくださる本です。ヨシタケシンスケさんの絵本が好きなら感覚的に合うと思います。 最後の方の「この世はすべて眠くなるまで」「「もしそうなったら、そういうものをつくればいいだけだよ」は人生の支えになりそうないい言葉だと思う。 いろいろあっても、この世は眠くなるまでだと思えば、なんとかなりそうな気もしました。

    4
    投稿日: 2020.11.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ユニークな絵本で人気の著者のエッセイ。 一通り読んで思うのは、普段から独特な感性で物事を見ている方なんだな~という感じ。 あまりぴったり共感できることは少なったです。。。

    1
    投稿日: 2020.11.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    こういうの大好き。 ヨシタケさんが日常で書き留めたイラストの解説。 わざわざ言う程でもないけど思ったことっていうのは、人の内面を覗き見しているようで面白い。特に第3章は、自分と重ねて、考えさせられた。 第1章では、日常の小さな事象にこんなにも気付いて思考しているんだな、と驚き、 第2章の育児に関する部分では、ちょっとした場面のきりとりが可愛くて、もったいないけど、あっという間に読了。 自分も時が経つと忘れてしまうような心の動きを、こうやって記録していきたいなと感じた。 以下、心に残った部分メモ 「あなたのおかげで私はとうとうあなたが必要なくなりました。今まで本当にありがとうございました。」 断捨離中に言葉にできずとも感じていた気持ちを、救い上げてもらった気分ですっきりした。 感謝の気持ちがまた、寂しくもあるのだけども。 まだまだ頼りきっている両親にはこんなことは言えない私だけど、自分の子どもや教え子にもこんな気持ちで離れてほしいなって感じた。 「ボクはあやつり人形。誰かあやつってくれないかな。」 ここは本当に共感。私も完全にこのタイプ。 「いくつになってもあの頃の自分の味方で、理解者でいてあげたい」 どんなに後悔があっても、どんなに情けなくて恥ずかしくても、それでよかったんだよって、過去の自分に言ってあげたい。 「明日やるよ。すごくやるよ。」 今日から使います。笑

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    投稿日: 2020.10.21
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    自分も、日常に転がっている「何か」に過敏になってみようかな そうした発見の結晶が、今後の人生の幸福度を高めるツールになるとは思う 緩くて面白かった

    1
    投稿日: 2020.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    話題の絵本作家・ヨシタケシンスケさん初読み。 ヨシタケさんが常日頃から思わず考えちゃうことを、あの独特でほのぼのとしたイラスト付で語ってくれるエッセイ。 中でも気になったものをピックアップ。 ●『心配事を吸わせてくれる紙』これは私も欲しい。絶対大人買いする。 ●『明日やるよ』これもいい。心の中で「もう明日やるよ。すごくやるよ。でも今日は寝るけどね」と何度も呟く。気持ちを楽にしてくれる呪文の言葉。眠る前に唱えてぐっすり眠りにつきたい。 ●『甘やかに甘やかに』人を甘やかすことは自分を甘やかすことにしかならない。人を甘やかし続けるとそれは必ず自分を首を絞めることに繋がる、という文章にドキッとした。 ●『謙虚さを保つクリーム』これもね、年齢を重ねると必要になるアイテム。つい傲慢になりがち。社会を生きることに慣れてしまっているのかな。心の謙虚さを思い出させてくれるクリームを塗りたくりたい。 ●『よごれて洗ってよごれて洗って』よごれて洗って、いい感じになりなさい。これは若者だけでなく、大人にも通じるんじゃないかな。繰り返すうちにいい感じの風合いに味のある大人になるといいな。 ●『できないことをできないままにするのが仕事』一見、えっ?って思うタイトル。何でもできるようにするのではなく、敢えて"できないまま"にする覚悟を持つ。自分にないものを探すのではなく、それはひとまず置いておいて、持っているものを更に磨く方がいい、という。要は考え方次第なんだな、と。そんな風にしていくと気持ちが楽になる気がする。 ラストにある「でも、ボクはあんまりがんばりたくないから、みんなもがんばらなければいいのに!」 片意地はらずに気楽な感じでぼちぼち行けよ、というメッセージなのかな。

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    投稿日: 2020.09.26
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    娘が先に読み始めたのですが、時々吹き出して、そうそう、そうなんだよねー、と笑っていました。 娘はこの本を読み始めた頃、心配事が山積みで心身ともに弱っていたのに、ほんわか笑いながら読んでいたので、いい本に出会えてよかったなと思いました。 私もその後読みましたが、日常のちょっとしたこと、こうだといいのになー、と思うこと、すごいな、可愛すぎるなと思うこと、などなど、 立ち止まって見つめてシンプルな線で描かれた小さなイラストの中に、そう、こんな感じ!と思えるエッセンスがつまっていて、思わず顔がほころびました。

    1
    投稿日: 2020.09.03
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    自分に対しても周りに対しても寛容というか、フラットな人だなと思った。 そして、がんばらないけど、ポジティブ。帯の「読むとクスっとしてホッとしてちょっとイラっとする」がぴったりくる。 寛容であるためには想像力が必要だな。 あと、「いくつになっても、あの頃の自分の味方で、理解者でいてあげたい」 というのがよかった。どんなに目を覆いたくなる過去でも、自分のことを裏切ったり見放したりしてはいけない。

    1
    投稿日: 2020.08.23
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    ・明日すごいよ、明日すごいやるからね。でも、今日はもう寝るけどね。→【成熟社会の幸福観=時間をどのような気持ちで過ごすか】 ・情けは人の為ならず→情けは巡り巡って自分のためになる=甘やかしは巡り巡って自分を甘やかしているだけ→【ギブ&ギブの精神。】 ・どれだけ少ない条件でその奥にある何かを表現するか(ヘミングウェイ「売ります、赤ちゃんの靴下、未使用)→【モーツァルトの音楽。】 ・こっちが忙しいと子どもが面白いことやってても無下にしてしまう。今しかないのに。→【主体的な子どもの行動を無下にしてはいけない】 ・大人は幸せになるのに1、2万円必要。子どもはアメ1個で喜べるのに。幸せのインフレ。→ 【理想の断捨離】 ・よごれて洗ってよごれて洗って、いい感じになりなさい。→ 【ラピッドプロトタイピング】 ・出来ないことを出来ないままにしておく仕事術。出来ないことは人に任せて、出来ることをさらに磨く。→【一点集中型】 ・幸せとは、するべきことがハッキリすること。→ 【目的思考】 ・誰か決めてくれたら、うまくいかなくても人のせいに出来る。自分で責任を取りたくない。→ 【今の日本人の姿そのもの】 ・選択肢は広過ぎると決められないし、効率が悪い。ある程度条件を絞り込んだ方が良いものになる。→ 【授業で生徒に考えさせることも絞りこんで発問】 ・自分の出来ないことが見えてくるのは、大人の気づき。→ 【メタ認知】 ・何か起きたらそれに対する何かを考えればいいだけ。恐れてたって始まらない。→【つべこべ言わずにやってみろ】 ・相手の出来ないことを認めて寄り添うことが人として一番難しいこと。近い相手ほど難しい。→【アール・ド・ヴィーヴル】

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    投稿日: 2020.08.18
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    この作者さんのことは、先日、NHKの朝番組に出ていて知りました。イラストレーターで絵本作家さん。 ネガティブ思考のお話が楽しく、図書館で予約して借りてしまいました。 穂村弘さん(ネガティブなエッセイをいっぱい書いてる方。正体はすごい歌人らしい)に通じる、面白おかしいネガティブさと、キュートなイラストがマッチして、サクサク読めちゃいます。 「もう明日やるよ、すごくやるよ!」は貰いだなw

    5
    投稿日: 2020.08.14
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    作者、結構考え込むクセがありそうだなあ。 自分も考え込むクセがついてきたので、息抜きに何か読むのにはちょうどよかった。 あっという間に読み終わるのもいい。

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    投稿日: 2020.08.12
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    こんなこと思いながら暮らしてるんだなー面白いなー。 ”その「どうでもいいこと」の中に、実は「その人らしさ」とか、「人間らしさ」なんかがにじみ出ているハズで、そのカケラをコレクションすることで見えてくるものも何かあるんじゃないか”という53頁の言葉がすごくふに落ちたのでした。 だからこういう本や絵本たちができるのね。 さらりと読めるのに深くて、はっとさせられる。

    2
    投稿日: 2020.08.11
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    NHK「あさイチ」での著者の話を聞いて購入に至る。 前回、同番組で著者の絵本が紹介されただけのときは「面白そうな絵本だな」とは思ったものの本を買おうとまでは思わなかったが、やはりご本人の話がたいへん面白かったのでエッセイを。 自分の好奇心を深堀りして作品に昇華していることがわかる。親しみやすい語り口とイラストもあいまって、自分の「好き」「不思議」「興味」を分析していく、ということの大切さを教えてくれました。 あ、あとヨシタケさんはイラストのみならず、タイトルもうまい。 ピタゴラスイッチの佐藤さんと共作したら面白そう。

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    投稿日: 2020.08.04
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    ハッとするようなことがあったり そんなこと考えるんだってことがあったり ヨシタケさんの頭の中を覗き見させてもらえる そんな感じの本です 作家さんの着眼点を内側から見れるのはとっても面白い 日常の些細な一コマを、自分なら取りこぼす一コマを 拾い上げて「どうしてだろう」と 立ち止まり、考えてみる人がいる 自分も一緒になって考えてみたりして。 一気に読むのはなんだか勿体ない気がして 1日のご褒美みたいに読んでました、楽しい 〈好きな言葉〉 「甘やかして、甘やかして、いつかこのコに食べられる」

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    投稿日: 2020.08.03
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    ヨシタケさんらしい、プッと笑える、でも、生きていく上で大事にしたいことがたくさんつまってた。一気に読んだけど、どちらかというと、手元において、へこんだ時とかにチビチビよみたいなぁ。と思う。

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    投稿日: 2020.07.27
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    ヨシタケさんの絵にはいつも、なごむ。 日常に書いたイラストについて、いろいろ書かれてある。メモするより、イラストの方が描きやすいんだそう。 第三章、眠くなるまで考えちゃう のところには、いろいろ考えさせられることがあった。

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    投稿日: 2020.07.26
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    絵本作家のヨシタケシンスケ氏が日頃の思い付きや見かけた事をスケジュール帳にメモする代わりにイラストに残していて、その絵に解説を加えた本。何を描いたのかご本人も忘れてしまう絵もあるのが可笑しい。 特に子育てに関するスケッチは秀逸で、「自分も小さい頃こうだった」と子供に共感しているのも微笑ましい。幼心への共感があの絵本を生んでいるのだなと思う。 以前対談番組に出演された時に、絵本の原画は実はとても小さく描かれていて、拡大して出版社の人に色を付けてもらって本になるのだと聞いた。『思わず考えちゃう』に掲載された小さなイラストの数々は原画そのままのサイズなのかもしれない。 図書館で借りたのだが、心に刺さる名言が思いがけず多かったので一冊買って手元に置こうかと思う。

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    投稿日: 2020.07.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ヨシタケシンスケさんが日々ふと思ったこと、感じたことをスケッチで描きとめたもの。 ヨシタケさんが普段どんなことを考えてるとか、実はこんな性格・価値観の人ってのが少しだけわかって嬉しかった。 共感しないもの、私とは考え方が違うなってものもちろんあったけど、あんな絵本描ける人が私と同じだったら驚くし! 第1章の『ついつい考えちゃう』は私は考えたことなかったことだらけ。大多数の人は考えもしない日常の何気なく目に入ったもの、疑問すら持たないことを考えちゃうのがさすがだなと思った。 そして、たくさんの優しい絵本を描くヨシタケさんでも実は人の悪口言うこととか、酷いことされたときは相手に後悔させたいって思うことあるんだと思って親近感が沸いたし、安心した。人っていつもいつもそんなキレイな心でいられないよね。 3個パックのヨーグルトの台座をいつ捨てるか問題はすごい共感した!ヨシタケさんが1個食べたら捨てる派で同じなのが嬉しかった! 第2章の『父だから考えちゃう』は子育てあるある的なものもあり、共感!子どものことも冷静に見ちゃってるのがヨシタケさんならではっぽかった。 第3章の『ねむくなるまで考えちゃう』は、さらっと書いてるけど、すごく大事な考え方がたくさんあって、共感したり、感心したりした。 「あなたのおかげで私はとうとうあなたが必要なくなりました」は特に好き。あのときの自分にはとっても必要で、その人・本のおかげで乗り越えられたってたくさんある。今はもうそこから前に進めたから必要ないけど、あのときは本当にありがとうって伝えたいし、その気持ちはずっと心に持ってたい。そしてそれを考えちゃうヨシタケさんが素敵。 「あやつり人形」も面白かった。決めることが嫌い、一本道がいいって、ちょっとややこしそうで、実はすごくシンプル。自分とはタイプが違うからとても新鮮だった! ❲お気に入り❳ 第1章:ついつい考えちゃう ・その時その時にその場にいない人を悪者にしながら ・どうにかして後悔してもらいたいのだが ・ぼくのストローのふくろ ・世の中の悪口を言いながら 第2章:父だから考えちゃう ・今しかないのに、もったいないのに ・くつ ・スノードーム ・寝てる 第3章:ねむくなるまで考えちゃう ・できないことをできないままにするのが仕事 ・あなたのおかげで私はとうとうあなたが必要なくなりました ・幸せとはするべきことがハッキリすること ・このこどく感はきっと何かの役に立つ ・相手の「できないこと」によりそう

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    投稿日: 2020.07.21