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思わず考えちゃう
思わず考えちゃう
ヨシタケシンスケ/新潮社
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総合評価

316件)
4.0
79
138
61
9
1
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    借りた本という都合で一気読みしたが、本来は手元において、好きな時に好きなページから読むのが良いんじゃないかなあと思う。 ふとした瞬間に「思わず考えちゃ」った作者のスケッチと、そこに添えられた言葉が可愛い。 自分自身感性が豊かな方ではないが、こういう視点を持って日常を過ごすのも楽しいだろうなと思った。

    20
    投稿日: 2025.11.18
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    1時間くらいで気に入ったフレーズをメモしながらサクッと読んだ。生後8ヶ月の娘の育児に奮闘中だから、2章の子育てパートで大爆笑の連発だった。ちょうど泣き声から解放される日が1日だけ欲しいと思う頃合いだったから、『今しかないのに もったいないのに 大事にできない やさしくできない なぜかしら』は刺さった。また明日から頑張ろう。3章の仕事パートも結構好きだった。できないことが増えるのは、できることが増えたからなんだね。育休から仕事復帰しても肩の力抜いて働きたい。

    0
    投稿日: 2025.11.17
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    ヨシタケシンスケさんは、絵本は読んだことあったけどこういったエッセイっぽいのは初めて。 決めるのが苦手で決めて欲しいタイプという。 決められたところでこれだけのパフォーマンスができるのは素晴らしいし、確かに全てできるのがいいってもんでもないなと思う。それは気持ちが楽になる面もありつつ、私の場合は、限られた範囲でもこれだけのこともできないなと思ってしまいつつ、いろいろ共感しながら読んだ。

    0
    投稿日: 2025.11.17
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    「幸せっていうものの概念をいろいろ考えた時に、結局、何かがハッキリするとき、何かを決めた瞬間が1番楽しいんじゃないかなって、結論になりました。」 「自分がすること、選ぶこと、聞くこと、見ること、自分の身に起こること、すべて『宝くじを買っている』と考えればいいのではないだろうか。何か別の、大きなものになるかもしれない。」 「今やってることが、ひょっとしたら何かに化けるかも知れない、何かの役に立つかも知れない。何かと交換できるものを自分は持っている、って思うと、得とも損とも言えないけれども、ゼロではない何かがずっと手元にあるんだよって、少し力になる。」 「もしそうなったら、そういうものをつくればいいだけだよ。」 「この世はすべてねむくなるまで」

    0
    投稿日: 2025.11.02
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    ヨシタケシンスケさんって、 人生で「うーん…」ってなった時に、 大丈夫大丈夫、君は頑張ってるよーって耳心地の良いあったかい言葉をかけるんじゃなくって、 こっちから見ればいいんじゃない?って視点を変えてくれる。しかも脱力系のイラスト付で。 そしたら、結局さいごには、あ、そっか!ま、いっか!って心が軽くなる。 この本も、そんな本です。

    2
    投稿日: 2025.10.16
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    決めるのが嫌いで、操り人形としてあやつってほしいというのはわかるなあ。 指示されれば戦争で人もあやめるというのは怖いけど、心理的にはわかる点もある

    8
    投稿日: 2025.09.30
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    ヨシタケシンスケワールド全開! くすっと笑えるものから、しんみりと考えてしまうもの、もう少し気楽に生きるための助けになりそうなものまであって、ページを捲る手が止まらなかった。でも一個一個大切に読みたくなる、そんな本。

    0
    投稿日: 2025.09.23
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    ヨシタケシンスケさんの考えてる事の一部を覗いてたみたいな感じがしてとても面白かったです! 心配事を吸う紙私も欲しいです こういう日常の詰め合わせみたいなのが、荒んだ心の隙間を少しずつ埋めてくれる。そう信じたいです。 明日はすごく頑張る。 2025.9.22

    5
    投稿日: 2025.09.23
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    イラストを元にしたエッセイ集。「あなたのおかげで私はとうとうあなたが必要なくなりました」(p.96)「すごく大事なものだったけれども、あなたがいなくても大丈夫になりましたっていう」影響を受けたものや人に対する表現が印象的でした。

    3
    投稿日: 2025.09.21
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    可愛い本だった! ちょこっとした絵が色んなところに散りばめられてて、遊び心もあって良かった。 ミニマムな大きさの絵ばかりで控えめには見えるが、この著者の描くキャラクターの表情はいつも何とも言えない愛らしさがあるので好き! そしてこの著者の考えていること、感じていること がとにかく繊細。 繊細な人だからこそ書ける文章が面白かった。 表現の仕方も多彩で面白いし、平均的な感性の人ならなかなか気が付かないようなものを日常の中から見つけて取り出し、それを作品に昇華出来る感性の鋭さがすごい。 きっと生きづらさを感じることもたくさんあるんじゃないかなと思った…なので少し、自分と似たものを感じた。 「ほうっておくとどんどん下がってしまう気持ちが、スケッチで自分をはげまし続けて、やっと0に戻るのです」というところ、めちゃくちゃ共感した…! 描(書)かないとどんどん汚れが溜まってきちゃうような…そういう感じは自分もすごくわかる。 描(書)くことの大切さを少し思い出した…!

    1
    投稿日: 2025.09.15
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     ヨシタケさんの脱力エッセイ。思わずニンマリほのぼの系もあれば、世の中の真実をズバリとつくリアル系なものもあり楽しめる。『ラーメン屋さんでアメをもらった子のうれしそうな顔』『相手の「でいないこと」によりそう」が心に残った。

    1
    投稿日: 2025.09.12
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    ヨシタケシンスケさんは、「本来なら人様にお見せできる内容でも品質でもない」と謙遜されているけれども、何をおっしゃいますやら。本書に出てくるなんてことないエピソードのひとつひとつに添えられたイラストやひと言に、ヨシタケシンスケさんの思考が見え隠れしているようで、おもしろい。絵本を読んだことがない人はきっと絵本も読みたくなるはず。

    3
    投稿日: 2025.08.30
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    古本屋で見かけて衝動買い。 ヨシタケシンスケさんの絵本を読んだことはないのだけど、読んでみたいのはいくつもある。 人気の絵本をいっぱい描いている人だから どんなことを考えてるのかなって好奇心で、絵本より先に読んでみた。 おもしろい。そしてやっぱり絵が可愛くて、良い。 ストローの紙袋や3個パックのヨーグルトの話から「自分にとって遠い部分」の話に繋がるのがなるほどと思いつつ笑えたりした。 あと、自分の行動なんかを「宝くじを買っていることにする」話も、表現がいいなーって思ったり。 ヨシタケシンスケさんの頭の中を覗きつつ、 あぁわかる、たしかに、でも自分はこうも思うな、みたいに自分の考え方を振り返る機会にもなった。 また数年後読んだら、また違ったところが深く刺さったりしそう。 サラッと読めて、リラックスもできて、よかった。 他にもエッセイ本あるみたい。そちらも読んでみよ。 そして絵本も買ってみよ。

    15
    投稿日: 2025.08.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ヨシタケシンスケさんのエッセイ。 日常の中でふと思ったことをスケッチにする習慣があるそうで、そのイラストを解説とともに紹介したもの。 心配性で、繊細で、何事も考えすぎてしまうヨシタケさんの性格がこの一冊にぎゅっと詰まっている。 一歩踏み出す勇気がないとか、否定されることの恐怖とか、考えすぎて行動に移せない、そんな思考のジレンマに共感。 ただヨシタケさんはさらにその奥の境地というか、人間のどうしようもなく情けない弱い感情とうまく付き合おうとされている。 今日はなにもできなかった、と自分を責めそうになったら「明日やるよ。すごくやるよ。」と3回唱えて寝る。 「幸せとは、するべきことがハッキリすること」 選択肢がありすぎてなにをすればいいのかわからない、不安で仕方がない、そんな感情に押しつぶされそうになったら、とりあえず「今日は中華だ!」とかなにか一つ決めてみる。

    15
    投稿日: 2025.08.22
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    ヨシタケ先生が普段考えていることが垣間見えるエッセイ。前半は日常や育児をテーマとした笑えるイラストや絵が多いが、後半は人生観や仕事観など重ためなテーマ。 他力本願な姿勢は一見ネガティブにも見えるが、苦手なことを下手に自分1人で頑張ってどうにもならなくなるよりは、最初から人に頼るのもアリかも知れない。

    7
    投稿日: 2025.08.02
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    面白い。どう面白いかというと説明が難しいけど、、、 絵本作家ヨシタケシンスケさん。あんなに面白い絵本がかけるヨシタケシンスケさんの人柄について理解ができる本。そしてこの着眼点は見習いたい! 共感できる話もたくさん!ヨシタケさんは流される人間らしい。周りが決めてくれたことには最大限乗っかることができるし楽しむことができるから、決断してくれ!っていうのは本当に共感できる笑

    0
    投稿日: 2025.07.12
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    かわいい!お茶目!! 作家だからこその視点からただのおじさんの思いつきまで、ヨシタケシンスケの世界をたっぷり教えてくれる一冊。 最後の章は人生について 心配性で優柔不断のヨシタケシンスケならでは 人生は宝くじ。明日の嫌なことも、いつか当選発表がくるっていうのは結構好き❤️

    0
    投稿日: 2025.06.28
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    絵本作家ヨシタケシンスケさんのスケッチエッセイ ヨシタケさんの頭の中をちょこっとのぞかせてもらってる気分になります。 そして、わかるわかる!の連続で赤べこのように首を振りながら読みました。 嫌な気持ちを吸わせる紙があったらいいな、嫌な気持ちは実は体の中じゃなくて、外側に付くんじゃ?という発想、とか ヘミング・ウェイの6単語のお話みたいなイラスト、とか 未だ表現されていない未開拓の部分を表現すること、とか 幸せとは「するべきこと」がはっきりしたその瞬間にあること、とか 作家という自由業なのに、実は決めることが苦手で誰かに操ってほしいと思っていること、とか 相手の「できないこと」によりそう難しさ、とか 読み終わったときにはきっと付箋だらけになってるはずです

    3
    投稿日: 2025.06.24
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    ほわっとしてるけど、深い。ヨシタケシンスケさんの、普段からつけているスケッチメモのようなものを解説したエッセイとのこと。 こちらを読んで私も思ったこと感じたことをすぐ書きとめたい!と思って小さい持ち歩き用ノートを買いました!(私はイラストは描けませんが文章だけでもと。)

    8
    投稿日: 2025.06.16
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    ヨシタケシンスケさんは娘が「絵が好き」というので知った方。味のある絵、決して上手ではないけどヨシタケさんのそのままが伝わってくるような手書きの字がいい。心配性で、自分に関係なくても悲しいニュースに落ち込むところなんてものすごく共感してしまった。もやもやしたり感動したりする気づきの感性が素晴らしすぎる。このエッセイはどしどし前に進むタイプのひとには向かない。いつも立ち止まって考えてしまう、ちょっと生きづらさを抱えているひとなら安心して読めるのではないか(と勝手に思う)。

    0
    投稿日: 2025.05.29
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    今しかないのに もったいないのに 大事にできない やさしくできない なぜかしら ヨシタケシンスケさんのスケッチと解説のエッセイ本。 上記は、子育ての章からの抜粋。 仕事中や慌ててご飯作ってる時とか、 子どもに話しかけられて イライラしちゃった経験、 誰しもあると思う。 あとになってみたら、ごめんね、ってなる。 これを「ザ・育児」と名付けてくれると、 気持ちが楽になる。 とことん優しいヨシタケさん。 日常のなんでもない一コマを ゆるい感じのイラストにし、 クスリと笑わせてくれる。 唯一無二の感覚とイラストと ワードセンスとで、 言葉にしてこなかった モヤモヤを昇華させてくれるような ヨシタケシンスケの世界が 堪能できる一冊。

    11
    投稿日: 2025.05.21
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    日々描いているスケッチと、描いたいきさつなど。 ちょっとした気になること、何気ない子どものしぐさ、深く考えることなどあれこれ。 「ぼくは操り人形」は、人間のタイプの多様性を見る感じ。 自由な決定権よりも、限られた条件の中でパフォーマンスを発揮する人もいる。 「相手の「できないこと」に寄りそう難しさ」は確かにそうだと唸ってしまった。 「明日やるよ。すごくやるよ」もすごくいい。

    0
    投稿日: 2025.05.13
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    ヨシタケシンスケさんの絵が好きで購入。 考えすぎてしまう時に確かにこんなん考えても意味ないかと、この本を思い出したいと思う

    0
    投稿日: 2025.04.29
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    さくさくすいすい!ヨシタケシンスケさんのイラストや言葉は気取っていないからか、スムーズに心に入ってくる。大人も子どもも楽しめる娯楽を提供してくれてありがとう

    0
    投稿日: 2025.04.25
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    大好きなヨシタケシンスケさんのイラストエッセイ。 このイラストを描いた時は、こんなこと考えていたんですよ、といった趣向の作品。 こんな本を待ってたんですよ、新潮社さんありがとう!と言いたい程だ。 どれも面白く、分かる分かる、と非常に楽しく愉快な気分で読めた。 特にストローの袋の話は最高。 私もキュッとしないと気が済まない。 星は4つ。間違いない。

    0
    投稿日: 2025.04.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    物語の先を想像してもらうような文章を書きたい。と言う風なことを書かれていて、とても納得しました。 今までは、最後の解釈はその人にゆだねる系のドラマ映画や本は好きじゃなかったです。あくまでも作者の書きたかった物語が読みたい!と思っていましたが、 この前みた、映画のperfect Daysも多くのことは語らなくとも、その人の過去だったり、思いだったりを想像できました。 それも見る人に委ねる系だとは思いますが、今までみてきたものと何かがちがう。 ヨシタケさんの文章にも、何かが違う良さを感じました。 素敵な物語から想像できることで、心が甘たくなり豊かになれる気がします。そのような委ねる系好きなんだと実感しました。 こんな素敵な話で想像力を鍛えていきたい。

    0
    投稿日: 2025.03.30
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    自分の中でごちゃごちゃになっていたものが ヨシタケシンスケさんの優しい言葉とスケッチによって紐解かれてすごく心が楽になりました。 お守りとして置いておきたい1冊です。

    0
    投稿日: 2025.03.25
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    1つ1つの話が短くて読みやすかったです。かわいいイラスト付きなのも良かったです。 どの話も読んでいて面白かったはずなのですが、読み終えた今では何が書いてあったのか、あまり思い出せないです。 どうでもいい話だけど何故か心地よさもあって、なんとなくTwitterっぽいなと思いました。

    1
    投稿日: 2025.03.09
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    ちょっとしたことなのに どーしても考えちゃうことってありますよね。 読み進めると、「確かに」「わかる」「なるほどな」などなど 色々な感情が沸いてきました。 ヨシタケ先生のイラストがまたその謎を深めたり、笑 とにかくヨシタケ先生の日常で、彼の頭のなかで生じる考えちゃうことが盛りだくさんでした。 でも、ヨシタケ先生の伝えたいことはちゃんとあって、 まるで大人向けの絵本のような1冊でした。

    0
    投稿日: 2025.03.03
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    絵本作家のヨシタケシンスケさんの日々のスケッチに、文章を添えたエッセイ本。読んでいくうちにヨシタケさんのイメージがずいぶんと『ネガティブ思考な人』になりました。笑 『心配事を吸わせる紙』 『幸せとは、するべきことがハッキリすること』 理由はさておき、特にこの2つがなるほどなと。 子どもについての章は、成長を記録するっていいなぁと純粋に思いました。 優しくできないとき、きっと全ての親が同じことを思ってる。 考え方次第で、どんな出来事も役に立つし今の自分を認めることができる。そんなエッセイ本でした。

    0
    投稿日: 2025.02.22
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    ヨシタケシンスケさんのエッセイ的なものを読む度に、直接知り合ったら絶対に仲良くなれないタイプの人だなぁと思います。こちらは仲良くなりたいと思っても、先方からひたすら避けられるパターン(笑) 第2章子どもに関するお話が全体的に好きですが、一番心に残ったのは「ぼくはあやつり人形。」でした。相性の良い方と巡りあえておめでとうございます。

    0
    投稿日: 2025.02.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

     有名なイラストレーターで絵本作家のヨシタケシンスケさんのエッセイ。ヨシタケさんがいろんな瞬間でメモをとるようにスケッチしてきたイラストをもとに、その時ヨシタケさんがなぜそれをスケッチしようと思い、何を考えたのか、が書かれている。  ヨシタケシンスケさんってイラストの柔らかい感じが好きだけど、絵本あんまり知らないなあと思った。絵本書くような人だから、子どもにも受け入れられるような何かそんな発想というか雰囲気というか感性を予測してしまったが、読んでて分かるのはこの人本当にネガティブな人なんだなあ、という感じだった。だからこそ好感が持てるのだけど。  「その場にいない人をどうにか悪者にして、その人の悪口を言いながら、その人が帰ってきたら、別な人の悪口を言いながら、何とか今日も無事にお家に帰れるようにしたいっていう所を目指せれば、大体はいいんじゃないか」(p.35)とか、「何でもかんでも、全て手に入れた人が一番最後に何するかって言ったら、何か身近な人の悪口を言うんですよ、やっぱり。」(p.37)とか。悪口を言わないで済むようなメンタルについての話は聞くけど、悪口言うよね、っていう、人間的な感じが面白かった。だって人間だもの、の世界。「誰かにひどいことをされた時には、どうにかして、相手にもひどいことを仕返ししてやりたいと思うのが人情でして。」(p.39)って、本当に等身大というか正直な人だなと思った。「ボクはあやつり人形」(p.106)って、おれはそうじゃないからあまりに自分と真逆だったのでびっくりするけど、そりゃこういう人だっているよな、って感じだった。でもこの話の結論は、「あやつってくれれば最高のパフォーマンスを見せますっていう、そういうポジティブな話なんです。」(p.113)ってところで納得。というかカッコいいかも、とすら思った。  育児での話が結構あるので、育児経験ある人ならもっと面白く読めるかも。「へんてつもないよ!」(p.76)とか「ゆれがり?」(p.77)とか、本を読んでもなかなか出会えない子どもの言葉の発達の様子とか書いてあるのも、興味深かった。  全体的にはネガティブだけど、それをどうポジティブに、というかプラマイゼロに変えていくか、著者なりの工夫とか発想とか知れるので、そういう点でも面白いかも。「自分のできないことをどんどんつぶしていって、できることを増やしていくのが仕事の人もいるんだけれども、でもあえてそこをせずに、できないことをそのままにするっていう覚悟の決め方、そういう立ち位置もひょっとしてあるんじゃないか。」(p.94)とか、「自分にできないことがどんどん見えてくる。それは、何かができるようになったしるしなのかもしれません。」(p.125)とかも納得。あと今高1の生徒に「選択」という話をすることがあったから、「若いと、あれもできるし、これもできるし、今からあれになろうと思えば、まあできなくもないしって、選択肢がものすごくたくさんあるときって、逆に、もう何か不幸なんですよね。どうすりゃいいんだよって。」(p.100)って、まさにこういう高校生いるよな、羨ましいけど、とか思ったところだった。  ということで、人の頭の中を覗いてみた、って感じの本。まあ、たまにはこういう本もいいかな、って思った。(25/02/03)

    0
    投稿日: 2025.02.05
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    ヨシタケシンスケさんが思わず考えちゃったことをスケッチしたイラストの解説です。 色々考えちゃう内容が面白い。イラストもかわいい。幸せな時は一枚も描かず、ストレスがある時にたくさん描くっていうのが面白い。 今しかないのにもったいないのに、に共感しました。涙が出ちゃう。

    2
    投稿日: 2025.01.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    真面目な文章の横に手書きのゆるい発言が添えられてるページが幾つかあり面白かった。笑って元気が出た。 自分だったら流してしまいそうなこと(それは世の中のことであったり、自分自身の思考であったり)ヨシタケさんは丁寧に拾って絵や言葉にされている。 帯に「あわよくば、生きるヒントに」とあったが、ちょっとしんどいとき、こんな考え方もあるなと思えるだけで救われる。

    3
    投稿日: 2025.01.24
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    少しだけ、他の人と比べて生きづらいきがしてた時、別に大丈夫だよって寄り添ってくれるような本だった。自分にない考え方が面白くてふふっとしちゃったり、すごくわかるなって思うところもあったり、自分が言葉に出来なかった思いとか考え方がヨシタケシンスケさんの言葉で納得出来たり、すごくすごく、自分を優しく楽しく包んでくれるような居心地のいい本だった。

    4
    投稿日: 2025.01.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何度か読み返したいなと思える本だった。自己啓発本と違い、付箋なんかは貼らずにパラパラっと読み返すような本。 今グッときたのは、 よごれて洗って よごれて洗って。 いい感じになりなさい。 あなたのおかげで私はとうとうあなたが必要なくなりました。 今まで本当にありがとうございました。 でも、どうすればいいんだろう 好きなことをやればいいんじゃない? ですね。

    0
    投稿日: 2024.12.17
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    日々のなんでもないことを、そのままにせず、考えちゃう。 ・「どうでもいいこと」の中のその人らしさ。 ・本当にあなたのおかげで、もう私はあなたが要りません。でも、あなたのおかげなのは間違いないから、本当に今までありがとうございました。

    0
    投稿日: 2024.12.06
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    ヨシタケシンスケ氏は、とっても心配性で不安症だということを初めて知った本。 書いてある感覚・内容はめちゃめちゃ共感するところがありました。

    1
    投稿日: 2024.11.23
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    最近読んだ本の中では、1番人にオススメしたい。 「考えすぎちゃう」私には沢山人生が楽になる言葉がありました。

    0
    投稿日: 2024.11.23
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    おもしろかった。 ヨシタケさんのゆるく優しい文章とイラストに癒された。 読んでいると自分の中にある枠が緩むような、そんな肩肘張らなくてもいいんだよ、みたいに思えたり、この考え方を採用できたら確かに楽そうって思ったりして、よかった。 「明日やるよ。すごくやるよ。」とか、あやつり人形の選びたくない話とか、好みだった。 ☆3.7

    0
    投稿日: 2024.09.15
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    ヨシタケシンスケさんの本はどれも好きだけど、これは特によかった。共感できるところもできないところも含めて、著者の人となりが愛おしい。生きづらいくらいの感受性の鋭さ、繊細さがあるからこそ、あの優しい作品たちが生まれるのだと思う。

    0
    投稿日: 2024.09.07
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    ヨシタケさんって天才か? 明日やるよ。 すごくやるよ。 できないことをできないままにする そのための覚悟、立ち位置 それによって楽になるかも 結局眠ってしまえば一回終わる この世は眠くなるまでの空ぶかし

    0
    投稿日: 2024.08.21
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    日々いろんなことが目に映るけど、忘れていってしまうのが世の常。私も目に映ったものをどう見たのか書き留めてみたいと思った本。 ヨシタケシンスケさんは、不安で沈んでいく自分を楽しませるために書き留めていた。 私は文句の多い日々に対して所々で感じていたはずのちょっとした喜びやほっこりした気持ちを書き留めて、燻んだ心に彩りを与えたいなと思う。

    0
    投稿日: 2024.08.20
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    読んでよかった、お守りにしたい言葉集。友達と読んでたけど悩みが軽くなったそう。読む前じゃ全く予想できなかった 私はここまで考えることは出来ないな。ヨシタケさんの才能だと思う。だからって私の考えが浅いことが特に不安にならない。考え方が違う友達と河原で話してる気分。最高の友

    0
    投稿日: 2024.07.24
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    くすっと笑えるかわいいスケッチと、優しい言葉たちで肩の力が抜けた。明日がちょっと楽な気持ちで迎えられそうな気がする。

    0
    投稿日: 2024.07.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ヨシタケシンスケさんが日々思いついて書き留めたことをまとめたイラストとエッセイ。 思わずクスッと笑ったり、激しく同意したくなる呟きが多数。 "自分がすること、選ぶこと、見ること、聞くこと、自分の身に起こること、すべて「宝くじを買っている」と考えればいい"というのは、なんて素敵な考え方だろう。所詮宝くじだと思えば、なにかをする時、どちらにするか深刻に悩んだり、残念な結果になっても諦めがつきやすい。 "誰かにひどいことをされた時、どうにかして相手に後悔してもらいたいと思っても、そのためにどうすれば相手が後悔するかを何時間も考えたりすりが、はたと、そんな後悔とか、たぶんあいつはしない。そんな繊細さは持っていないと気づき、計画は頓挫する。" これ、わかる~!と思わず誰かに言いたくなる。(笑) やっぱり、ヨシタケさんの発想はいい!

    28
    投稿日: 2024.07.20
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    さらーっと読める本。特に印象的だったのは、ヨシタケシンスケさんは条件があればあるほど仕事のクオリティが上がるというくだり。クリエイティヴ系の仕事をしている人は全部お任せスタイルを好むんだと思ってたけど、そうではないんだというのが目から鱗だった。

    0
    投稿日: 2024.07.16
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    「ヨシタケシンスケ展かもしれない」展で見た壁一面のスケッチは圧巻だった。全体をとおしてすごく面白い展示だったのでエッセイも手に取ってみたが、まさかあのスケッチ群をまとめた書籍とは思わず大喜び。 どうでもいいことを面白がって捨てられない、心のゴミ屋敷って共感できるなぁ。 やりきれなかった夜の「明日やるよ。すごいやるよ。」がお守りになりそう!

    6
    投稿日: 2024.07.14
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    私も同じようなことを考えてる!と思っても、ヨシタケさんだと、そんな素敵な考え方になるのかと驚きがあった。 ヨシタケさんの絵もあいまって、ほっこりした気持ちになれる一冊だった。

    0
    投稿日: 2024.07.11
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    わかる!と共感できるところと、そういう考え方が出来ていいな〜と思うところも。 眠くなるまで考えちゃうのはやめたい... 「明日やるよ。すごくやるよ。」

    1
    投稿日: 2024.06.28
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    今後読み返したい本でした。 明日やるよ。すごくやるよ。 素敵なフレーズです。図書館でたまたま見つけて手に取った本でしたが自分の考えと似たところがあってとても親近感が持てたことと、みんな考え方は一緒なのかなーと思えました。 自分の心が言語化されていた気がしてとても面白かったです。イラストも毎回ふふっとなります。とても素敵な本でした。

    1
    投稿日: 2024.06.10
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    ヨシタケシンスケさんの発想は面白いなぁと絵本を読みながら感じていた。私にはない発想の数々、クスリと思わず笑ってしまうことも多い。 で、今回読んだのはエッセイ。 目からウロコの連続。 それが面白かったり、理解できない、いや理解したくないなと思ったり。 繊細な人なんだなと思い、自分自身の大雑把さを目の当たりにする。 考え方が違うから面白い、そんな感じ。

    0
    投稿日: 2024.06.02
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    絵本のヨシタケシンスケさんの印象とは少し違うけど、ヨシタケシンスケの素のような部分が知るとこができて良かった。 育児の章はさすがだなとおもった。

    0
    投稿日: 2024.05.25
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    ヨシタケさんの気づきをかわいいスケッチとともに面白く読めました。加えて、ヨシタケさん本人が、不安になりやすい自身をはげますためにスケッチしたものであることを知って、自分も自分のために記録してみようと思いました。

    0
    投稿日: 2024.05.01
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    ヨシタケシンスケさんの日々書き溜めているスケッチ絵を自身の言葉で解説しながら紹介していくエッセイ。 何気ない日常の切り取りや、一枚の絵から飛躍する発想がクスッと笑えるものから深い!と唸るものまでバラエティ豊富。 この言葉が良かった!というのももちろんあるのだけど、イラスト付きで見ることでこの本の良さが1番伝わると思うのでぜひご覧あれ。

    0
    投稿日: 2024.04.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    もちろんイラストが可愛くてほっこりする。家事の合間にちょこっと立ち読みしてニヤッとする。寝る前にちょこっと読んで案外考えてしまう。 わかる〜!一緒だ〜!可愛い〜!と楽しい話もあれば、フッと心が救われたような、軽くなるような話もあって。 きっと、元気をもらうために、時々、読み返したくなるだろうなぁ。 好きな話は 心配事を吸わせる紙 もう脱いでいいですか 裸シートベルト ボクはあやつり人形 もし、そうなったら そして最後の一言『でも、ボクはあんまりがんばりたくないから、みんなもがんばらなければいいのに!』に、ちょっと笑った。

    55
    投稿日: 2024.02.25
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    ヨシタケさんの言葉がとても好き。 わざわざ人に話すようなことでもないことを見せてもらっている感じで、あー同じようなこと思ったことあるなと親近感が湧いたり、なるほどそんな考え方あるのかと思ったり。 思ったことはメモしておいた方が面白いなあ --------- 明日やるよ、すごくやるよ ききうでの爪は切りにくい ヨーグルトの台座 どうでもいいことの中にはその人らしさ、人間らしさがにじみ出てる 大人は幸せになるのに一万、2万円必要 汚れて洗って汚れて洗っていい感じになりなさい 幸せとはすべきことがはっきりすること

    1
    投稿日: 2024.02.23
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    おもしろい あーおもしろい 日常スケッチ私もやろうと思った ヨシタケさんはそのつもりで書いてないのだけど、 恋愛についても当てはまることがたくさんで、 まさに!これ!こういうこと! となるページがたくさんで驚きました もっともっとヨシタケさんの本が読みたくなったし、 絵本もほしいな

    0
    投稿日: 2024.02.18
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    できないことをできないままにするのが仕事 あなたのおかげで私はとうとうあなたが必要なくなりました 幸せとは、するべきことがハッキリすること このこどく感はきっと何かの役に立つ 考えすぎちゃうよね 自分もヘリクツ人間なのかな笑

    1
    投稿日: 2024.02.14
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    絵本作家?さんだけあって読みやすいし、絵のタッチが個人的に好み! 絵本=子供のもの ではないと最近思わされる。 もっと小さい時から絵本をちゃんと読めば良かったなーと思う。 ほっこりしたい時、しんどいと感じる時には良い!

    1
    投稿日: 2024.02.03
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    初めてのヨシタケシンスケ作品。そんな考え方が!と目からウロコだったり、私だけじゃなかったとホッとしたり。気持ちが楽になったり、笑えたり。うん、いい!

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    投稿日: 2024.01.28
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    ほっこりエッセイ! ・面白いと思ったことは記録して残す! ・選択することがストレス。決めてもらったほうが好き! ・不安、心配性に対して もしそうなったら、その時にできることをすればいい

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    投稿日: 2024.01.22
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    ヨシタケシンスケさんのエッセイ集。 「もっと肩の力を抜いていこうよ」みたいなメッセージを受けとりました。 心に残った一文は、 「相手の『できないこと』に寄り添うことのむずかしさ。人の悩みとはつまりそういうことなのではなかろうか。」 これです。

    0
    投稿日: 2024.01.21
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    日常のささいなことを絵と言葉で形作ってくれるヨシタケワールド満載。 ラーメン屋さんでアメをもらった子の話が好きだった。

    1
    投稿日: 2024.01.08
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    「これ、今しかないのに、もったいないのに、大事にできない、やさしくできない、なぜかしら?」というところにグッときた。子育て中のあるあるかもしれない。ヨシタケシンスケさんの「りんごかもしれない」は読んだことがあって、面白いものの見方をするんだなと思っていた。いろいろ深くつきつめて考えていることをイラストエッセイにしていて、興味深く、分かりやすかった。

    1
    投稿日: 2023.12.08
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    ヨシタケシンスケワールド楽しめた。いつも楽しそうですね!と言われるけど、実は反対でネガティブだからこそ、ちょっとしたおかしなことを描いたり書き留めたりして乗り越えているようなことを言っていて、なるほど納得。 子どもの面白いエピソードが好き

    0
    投稿日: 2023.10.31
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    等身大。 背伸びしてない、自然。よく見せたりしない。 わかるーってものもあれば、もうちょい前向きに、とか思うものもあるけどそれこそ等身大。 意外とこれが書けるようで書けないんだよなぁ。 心配吸い取るあぶらとり紙、私も欲しい。 つーか、最近もあぶらとり紙ってあるのかな。。。? 2023.10.29 176

    9
    投稿日: 2023.10.29
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    絵本作家ヨシタケシンスケさんの人柄の良さを楽しいイラストと文章で垣間見れる作品。 大人になっても不安だったり、心配だったり、好奇心が旺盛だったり、ヘンテコに思ったり…とても愛着が持てたし、自分だけじゃないんだと何処か安心感をくれたりしました。日々日常でのヨシタケさんの想像力には感心してしまいましたし、このような想像力をもって、日々暮らしていたら楽しいだろうなと、その才能を羨ましく思いました。面白く思った事をメモするという行動を私もやってみたくなりました(笑)ヨシタケシンスケさんってホント、チャーミング♡

    3
    投稿日: 2023.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    イラストと素敵な言葉がたくさん詰まった一冊。読み終わって優しくて穏やかや気持ちになれました。日頃の少しの出来事にも気にかけているからこそ色々な気づきがあって素敵な言葉がうまれるんだなと思いました。私もたくさん感じてたくさん考えられる人になりたいなと思いました。 一 今やっていることが、ひょっとしたら何かに化けるかもしれない、何かの役に立つかもしれない。何かと交換ができるものを自分は持っている、って思うと得とも損とも言えないけれども、ゼロではない何かがずっと手元にあるんだよって、少し力になる。 ー 家事、育児はなかなかすぐに達成感が得られることではないけど、でもこの経験がいつか何かに変わるのかも。この宝くじがいつか当たるのかも。そう思うとすごくいい時間なんだなって思えるようになりました。

    0
    投稿日: 2023.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    相手の「できないこと」によりそうことのむずかしさ。 人の悩みとはつまりそういうことなのではなかろうか。 印象に残った言葉。 自分から相手へ。意識や視点、考え方を動かすこと。 どうしたらいいかわからなくなるから、悩むのだ。

    0
    投稿日: 2023.09.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    記録。気に入ったフレーズ↓ ・明日やるよ、すごくやるよ。 ・あなたのおかげで私はとうとうあなたが必要なくなりました。 ・若い頃、別にムチャはしなかった。 ・いくつになっても、あの頃の自分の味方で、理解者でいてあげたい。 ・もしそうなったら、そういうものをつくればいいだけだよ。 病気になったら、それを治すための薬を飲めばいい。 ・この世はすべてねむくなるまで。

    1
    投稿日: 2023.09.03
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    良い悪いではなく純粋に こんな内容でも本になるんだ(゚ω゚) (そしてお金がもらえるんだ) と思いました。

    0
    投稿日: 2023.09.02
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    ヨシタケさんだって完璧な人間じゃなくて、イライラしたり人のせいにしたり悪口言ったりする。それでもいいんだ。

    1
    投稿日: 2023.08.17
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    ヨシタケシンスケ先生の絵本が面白くて好きだからエッセイも読んでみたら見事に刺さった。 日々の生活でこれ面白いなって思う視点が人とは違うよなぁ。どうしたらこんな風に考えられるんだろ。 後面白いって思ったことを絵でササっと描けるの羨ましい。自分が絵心ないから真似してみたいけど出来ないの悲しい…。 どの話も「これ思ったことある〜!」って内容ばっかりでどんどん読み進めてしまった。自分しか感じてないと思ったことを他の人も同じなんだなって気づくの何か嬉しい。私が感じてることを代わりに言語化してくれてる気がするからかも。 心配事を吸ってくれるあぶらとり紙があったらどんなに高くても買ってしまうかも。1万円以下だったら出す。 私はストローくしゃくしゃにするタイプだし、プリンの空箱が冷蔵庫に入ったままでも気にならないからヨシタケシンスケ先生の奥さんと気が合いそう。

    2
    投稿日: 2023.07.29
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    面白い。視点、イラスト…日常のクスリと笑ってしまうことをしっかりキャッチしている。感服!何気ないのに新たな気づきと納得がある。

    0
    投稿日: 2023.07.09
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    キャッチコピーが「あわよくば、生きるヒントに。」 ずいぶん控えめに言ったものだ。 随所で刺さりまくった。 あえてひとつ挙げるなら… 第2章 今しかないのに、もったいないのに、大事にできない、やさしくできない、なぜかしら? 日々の子育てで、もう毎日感じてると言っても過言ではない。 肯定でも否定でもなく、ただ「そういうことって、あるよね」と受け止めてくれるような、そういうやさしさが伝わってきて、なんだか救われた。

    1
    投稿日: 2023.07.01
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    「気まぐれ星のメモ」ヨシタケ版。 書きためたスケッチの解説。 薄くて軽いエッセイ集でもあり ズッシリ重い、想いの本でもある。

    1
    投稿日: 2023.06.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    日常の中で大切なものを再確認できた気がした。 「落ち込む気持ちとかっていうのは、身体の外側に付きやすい」 「もう明日やるよ。すごくやるよ」 「世の中いろいろあるけど、結局ねむってしまえば、一回終わる」 お風呂と睡眠がいかに大事か! こういう日々の中の行動を意識することで、心が楽になるんだと思う。

    1
    投稿日: 2023.06.23
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    「明日やるよ、すごくやるよ」が好きなフレーズです! ヨシタケシンスケさんの、ぶっとんだ発想に驚かされますが、なんかいいんですよねぇ~(*´▽`*) ※手違いで本棚から一度削除しちゃった…。前にあげたレビューにいいねしてくださった方、ごめんなさい…。

    4
    投稿日: 2023.05.16
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    ちょっとだけ何か読んでから就寝したいなぁと思ったとき、気軽に手に取れるのがヨシタケさん。しかし手に取ったが最後、読むのをやめられなくなる。 ヨシタケさんの著作中、これは私のいちばんではない。「生きるヒントに。」と謳われている時点で説教くさい気がしてしまうから。最終章はその気配が若干強いけど、前の2章は笑いました。 ヨーグルトの台座もストローの袋も、私はヨシタケさんとピッタリすぎて、逆に合わないですよね、きっと(笑)。 心配事を吸わせる紙、ほしい。明日やるよ。すごくやるよ。って、しっかり生きるヒントにしている私。

    0
    投稿日: 2023.05.09
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    本屋さんでよく見かけるし、図書館でふらっと出会って借りて読んだ本 面白かった。 ついつい、私まで深く考えそうになった。 特に心に残ったフレーズ ⚪︎どうにかして後悔してもらいたいのだが、そんな繊細さは期待できないのだ。まさにこれ!あるある!!って思ってメモした。いつか使う、すぐ使うって思ってる。 ⚪︎その時その時にその場にいない人を悪者にしながらなんとかのりきっていこうじゃないか。本文に仕事のスキルってこういうことじゃないかとって書いてあったのに、さらに納得。これってひどいようだけど、でも、平和的解決!?なんて思ってしまった。

    0
    投稿日: 2023.05.07
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    いつものヨシタケシンスケだが、後半は「相田みつを」っぽくなる。「思わず考えちゃう」のだから仕様がないが...。

    0
    投稿日: 2023.05.04
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    ヨシタケさん、読めば読むほどにやさしい方なんだろうな〜と感じます。 日々心を動かす小さな出来事を、忘れてしまいたくなくて何らかのかたちで取っておこうとするのが凄く共感しました。 私の場合はその方法がまだ確立できていないけれど…… 世界に揉まれても鈍感になってしまわず、やさしい目を通して世界を見つめることを諦めずにいたいと思いました。

    0
    投稿日: 2023.04.27
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    イラストはシンプルなのに、絶妙な表情や人間味のある仕草が特徴的な彼の作品は、スケッチだからなんですね。イメージではなく、スケッチというところがミソですね。 イラストは嫌いじゃないけど、第3章から主体性がなさすぎるヨシタケさんの性格にめっちゃひきました。屁理屈は一人前って開き直ってるところも、イライラ。。 ネガティブなことを、一生懸命ポジティブに思考(試行)されてるけど、例えが分かりにくいし、その周りくどい思考力があるなら、決断力鍛えろ!って思ってしまいました。 ってことで、続編も借りてたけど読まずに返そう。性格が個人的に合わなかったということ。

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    投稿日: 2023.04.08
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    一つ一つは小さいことであっても、その出来事からの深堀が『ヨシタケシンスケ』らしさを感じる一冊。考え方のヒントがもらえた。 絵も多めでわかりやすい。それでいて、ハッとさせられることも。 子どもとの日常や通りすがりの人の1シーンに、こんな視点があったのかと感心したり、あったあったこんな気持ちと懐かしんだり。 個人的には「気に入っていて汚れるのがイヤで一度も使えなかった」ものたちが実家にわんさかあるので、これを機に取りに行こうと思った。

    0
    投稿日: 2023.04.04
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    「もしそうなったら、その時出来ることをすればいいだけ。」 今まさにそういう発想になっていたので、嬉しかった。 考え方のヒントになる優しい本。

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    投稿日: 2023.03.24
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    例えば、街中に少しおかしな服を着ている人がいたとして、その人は何故その服を着ているのだろう? 好きで着てるのかな? どこかで起こった罰ゲームなのかな? 上司に着ておけと言われたのかな…? はたまた、本当は間違えて着て来ちゃった…??? 著者・ヨシタケシンスケさんが思わず考えちゃったメモ達をまとめた本。 思わず考えちゃうって素敵だよね。 思わず考えちゃっても良いじゃない。 頑張らないで思わず考えながら生きてきた本。

    1
    投稿日: 2023.03.23
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    独特な視点のエッセイで気楽に楽しく読めました。 もちろん、ためになることも書かれていますが、そういう見方もあるよね、というくだらないことも書かれています。

    0
    投稿日: 2023.03.21
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    かわいくてゆる〜いイラストと絶妙な文章が癖になる!共感することだったり、クスッとなったり、心が少し軽くなるような文が詰まっていて良かった! 裸シートベルト笑った。

    1
    投稿日: 2023.03.20
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    うんうん、あるある!、となる平和な一冊(笑 ラーメン屋さんでアメをもらった子の嬉しそうな顔、子どもネタはホントにうなづき多し! 無防備な瞬間、物語をあっという間に自分都合で仕立て上げる力などなど。 その嬉しそうな顔をみて、「信じられるものがあるとしたらきっとこういうことなのだろう。」とネタになるところがさすが作家さん。 大事すぎて言えないことが世の中たくさんあって、その両方に丁寧に一つずつ言葉をつけていく作業が、僕がやってて楽しいこと。絵本でやりたいこと、 自分にできないことが見えるように、わかるようになってきたら、大人の気づき!

    4
    投稿日: 2023.03.13
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    こういういわゆる“しょうもないこと”大好物です。 なんか、愛おしい。 私も3cm×3cmくらいの付箋を持っといて、スケッチとかメモとかしてみようかな。 「あなたのおかげで私はとうとうあなたが必要なくなりました。今まで本当にありがとうございました。」 これ刺さった。

    0
    投稿日: 2023.02.27
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    ヨシタケシンスケさんのスケッチエッセイ。 「ついつい考えちゃう」「父だから考えちゃう」「ねむくなるまで考えちゃう」の3章で構成されている。 幼児の無防備な行動に思わずクスっと笑える微笑ましい物から少し哲学的な物まで日常の一部分が切り取られている。 著者と同じく私もあれこれと悩む心配性なので『心配事を吸わせる紙』がホントにあれば良いのになとか『明日やるよ すごくやるよ』に頷いたり、リラックス出来る読書時間だった。 読了後に忘れてしまいそうな内容だけど、ちょっとした隙間時間に読んだり旅のお供に持って行くと良さげな作品。

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    投稿日: 2023.02.14
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    メモしたいことばっかだから実際に手元に置いておきたいと思える数少ない本の一つ。 発想が面白い。自分もいろんなことについて考えたくなった

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    投稿日: 2023.02.06
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    忙しいと、つい子供を邪険にしてしまう こんな面白いの、今しかないのに。 そう、今しかないと分かってるのに、大切にしてあげられない。 悲壮感なく、淡々と述べてる

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    投稿日: 2023.02.04
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    深い! 一般的には否定的なこと(人の悪口を言うとか自分で物事が決められないとか)を認めて肯定してくれてるのがすごく共感できます。 人生のバイブルにです。

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    投稿日: 2023.01.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    機微、深さ、視点・・・。 誰にでも、記憶があると思います。 一瞬、頭をよぎった大切な”何か” でもすぐに、それはあぶくのように消えてしまって•••。 そんな”何か”たちを丁寧に書き留めたエッセイ。 感心させられるし、ジンと来るし、笑えるし、励まされるし、これでいいんだと思わせてもくれる。 イラストもとても楽しい。 昨年、「ヨシタケシンスケ展」が家の近くに来てたのに、 腰痛で、壁に貼りついた忍者のように、布団から動けなかった。 また来てくれないかな。 ⭐︎10コ。

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    投稿日: 2023.01.21
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    ヨシタケシンスケさんが普段考えてる事をイラストと共に紹介。 クスッとするとこもあれば、分かる~と共感するとこもあります。 かと思えば、何だかウダウダ考えてるなぁというとこもあり。 色んな事考えてるから、あんな楽しい絵本ができるんでしょうね。

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    投稿日: 2023.01.14
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    どうでもいいことの中に"その人らしさ"であったり、"人間らしさ"なんかが滲み出てるからこそ、ちょっと視点を変えて日常生活を送ってみるのも良いかもと思った。

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    投稿日: 2023.01.12
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    駄目な人間代表。でも、私も同じく駄目な人間だった。 できれば、頑張らず、考えず、ふわっと生きていきたい。そう思っている。

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    投稿日: 2023.01.09
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    昔、地下鉄漫才というのが一世風靡したことがあったのを思い出しなが、ちょっとした違和感などいつもは素通りしてしまうことも「考えると眠れなくなっちゃう」風にメモして考察してみることが、ヒット作連発のヨシタケシンスケさんのすごいところなんだなと思った次第。

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    投稿日: 2023.01.08