
総合評価
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powered by ブクログ幻の奇書。 人類滅亡の5,000万年後の「if」の生物図鑑。 現実的な前提条件(大陸移動や現代の動物の絶滅など)を踏まえながら、想像力での大きな跳躍を試みている。ペンギンのクジラ・イルカ化や、樹上動物である霊長類の陸上肉食化、コウモリの歩行生物化など、奇想天外で面白い。 想像力を刺激してくれる一冊。
0投稿日: 2025.10.07
powered by ブクログ積読消化のために読了。 実際に今までの地球上で起こってきたピラミッドを維持する動物の変化や環境への適応・変化を元に書かれていることもあってか実際にそうなりそうな未来予想図で面白かった。ただ何体かは少々盛られすぎというか「そうはならんやろ」とツッコミたくなるようなのもありSFとして楽しみつつも人類滅亡後を楽しめる良い一冊なのではと感じた。
0投稿日: 2025.08.18
powered by ブクログ【おすすめポイント】5000万年後、人類が滅亡した後の地球と生息する動物たちを紹介した図鑑。生息環境や動物の体の構造の解説などとてもリアルなので、まるで本物の図鑑のようですが“5000万年後”のことなので当然フィクションです。お間違え無く。リアルな異世界を楽しんでください。 【請求記号】467.5:Di 【配置場所】2階 【URL】https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB00124365
0投稿日: 2022.07.05
powered by ブクログ序盤は、生物の誕生から現代に至るまでの過程に沿って、生物学的知見の説明をしていく。それが終わったらいよいよ未来動物の考察が始まる。図鑑よりは文が多い。 序文より先の「発刊に寄せて」というパートを読んでる時がいちばんワクワクした。 「自分で書いてみたかった」 「未来の動物相を戯れとしてではなく真面目に予測しようとした」 「現在の地上の動物を見つくすべく、双眼鏡を手に旅立ちたい思いに駆られるのではないだろうか」 専門家にこんな感想を抱かせるこの本はどんなに面白いのだろう、と思った。 しかし、序盤の学問的叙述でその熱はいつの間にか冷めてしまっていた。のでメインパートは冷静に読んだ。 正直、空想動物達は突飛な発想のように感じたが、過去を見れば現代生物からは遠く離れた感じの動物が沢山いるし、5000万年後の世界がこうなっていてもおかしくはないんだろうと考えた。現代にも存在してそうなビジュアルの動物もいた。 素人目には、その生物が生まれる理由も論理的に説明していたように見えた。 ハリネズミを祖先に持つ“テスタドン”という動物の見た目が気に入った。ハリネズミの針が板状の装甲になったような生物で、ダンゴムシのように真ん丸になる。家庭教師ヒットマンREBORNの動物モチーフの匣兵器にいそう。 他の生物系世界三大奇書も読みたい。 読破時間 400分くらい
0投稿日: 2021.03.02未来の生き物だよ。
人類が滅亡した後の地球の生き物達の図鑑だよ。環境毎に色々な動物を紹介してるよ(大洋·海以外の環境)。納得の進化の仕方かなと思えるような生物ばかり。 解説とイラストが別々のページになってるのが読みにくかった。イラストも出来ればもっと充実させて欲しかったかな。
0投稿日: 2019.09.29
powered by ブクログ2010/8/28 予約 2010/8/29 借りて読み始める。 11/7 読み終える。 前半は、まじめな生物学、生物の進化などが書かれている。 それを踏まえての、人類時代の5000万年後の生物について空想たくましく、述べられていて 面白い。 表紙の絵の 奇天烈さ に惹かれて読むと 違うかもしれないね。 1万年後とかじゃない、5000万年後だから 半端じゃないね、その頃ってどう考えていいかわからない〜〜。 (*^_^*)♪ 先日読んだ本 ⇒ 新恐竜伝説―最古恐竜エオラプトルから恐竜人類まで、恐竜学の最先端! (ハヤカワ文庫NF)」 に、紹介されていたので、読んでみる。 内容 : 5000万年後、人類が消えた地球では、どんな動物が生存しているだろうか。 進化学と生態学の基本原理を組み合わせて想像する。 驚異の進化を遂げ、地球を闊歩する生物たちとは? 1990年太田出版刊の再刊。 著者 : 1947年スコットランド生まれ。セント・アンドリュース大学にて地質学を学ぶ。 出版社勤務を経て、フリーのサイエンス・ライターとして活躍。 他の本も読みたい : グリーンワールド 上 ドゥーガル・ディクソン/著 ダイヤモンド社 2010.1 グリーンワールド 下 ドゥーガル・ディクソン/著 ダイヤモンド社 2010.1 恐竜時代でサバイバル ドゥーガル・ディクソン/著・イラスト 学研 2009.3 いま恐竜が生きていたら ドゥーガル・ディクソン/著 ランダムハウス講談社 2008.12 恐竜イラスト百科事典 ドゥーガル・ディクソン/著 朝倉書店 2008.10 恐竜 ドゥーガル・ディクソン 集文社 1991.09 新恐竜 進化し続けた恐竜たちの世界 ドゥーガル・ディクソン/著 ダイヤモンド社 2005.7 新恐竜 絶滅しなかった恐竜の図鑑 ドゥーガル・ディクソン/著 太田出版 1988.11 フューチャー・イズ・ワイルド 驚異の進化を遂げた2億年後の生命世界 ドゥーガル・ディクソン/著 ダイヤモンド社 2004.1
0投稿日: 2019.01.12
powered by ブクログ川上和人さんの「鳥類学者無謀にも恐竜を語る」で紹介されていた本。 人類滅亡5000万年後の地球にどんな生物が生きているかを環境別に紹介している。 イラストと説明でわかりやすい。 読み終わって図鑑のような感じがしていたが、よく考えたら現在存在しているわけではなく、完全なる予想なんだよなあ。 環境の変化を予測しての生物の進化論なので、地球がどうなっているかも(予想だけど)知れて面白い。 現在存在するような見た目がかわいい生物が皆無なのは、可愛がって餌をあげるような人間がいなくなったからなのだろうか。 1億年後の未来についても少し触れられているが、あまりに先すぎて予測不可能らしい。 5000万年後までなら予測できるというのもすごい話だが。
1投稿日: 2018.10.28
powered by ブクログあくまでも想像なのに、知識と研究成果に裏付けされた予想はかなりリアルで面白い。専門でなくても、生物の資料集が好きだった人ならかなり楽しめる読み物。 最上級の理科のスケッチみたいな図と噛み砕いた丁寧な文章のおかげで、遺伝子の構造やら食物連鎖の考え方やらも一応きちんと読めた。 表紙のおかげで食欲が静かに引いていくのは唯一の難点。なぜこいつにした……
0投稿日: 2018.09.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この書籍は、ドキュメンタリーの一つである「人類が滅亡した後」の話。 この巻では、人類滅亡後から五千年後までの話を「進化」・「生命の歴史」の解説から始まって、その事を踏まえて五千年後の未来はどうなっているのか推敲しながら解説しています。
1投稿日: 2018.06.05
powered by ブクログ・・・いいんですけどね。 こっちで開くと、まぁ表紙の未来コウモリ(なんかこれのフィギュアが作者と並んで著者近影とかで映ってるの多いけど)はあれとしてあの。 本文中で「イタチ類から生じた」と書かれるナイトグライダーさんは系統樹によると「食虫類」ださうであるが、この辺はこっそり統一してもばちは当たらんと思ひます。 貧歯類、といふカテゴリーがある場合だと、アフリカで水棲アリクイがゐても、でも微妙か。なほ、その辺で大変な猛威を振るふヒアリは、本作の水棲アリクイの餌のやうな、巣は作らんが水辺に進出はしないことはないらしい。
0投稿日: 2018.02.25
powered by ブクログ1980年代の最新の科学に基づいて妄想された、未来の生き物図鑑で、すさまじいリテラシーが横溢している理屈の積み上げによる生物図鑑なのだが、 未来のメジャーなもふもふ「蹄ウサギ」は、『レビ記』で定義されたそれであり、さらに、古代エジプトで歌われ旧約の『雅歌』でも登場する「睡蓮をはむアンテロープ」のごとき水生植物食アンテロープが登場する。
0投稿日: 2018.02.12
powered by ブクログ人類滅亡後の生物の進化の予測。 環境の変動等の予測も加味しての想像。 でも、進化ってホラー?と思ってしまうような、 驚愕の姿ばかりが目立ちます。 なんだか目つきの悪さが気になってしまう・・・(^^; まぁ、考えてみれば、いままでの進化の過程だって、 驚異なのですよね・・・特に人類!
0投稿日: 2017.11.03
powered by ブクログ人類滅亡後5000万年後の動物の姿ってだいぶグロテスクだなぁ・・・!でもそんな動物を見てるのは楽しいし、もし人類が滅亡してなかったらどういう生活をしてるのか?とか想像しながら読むのも楽しかった!
0投稿日: 2015.02.09
powered by ブクログ人類滅亡後の動物図鑑を真面目に書いた本。 まず進化について書かれてる。真面目に、論理的に。本のはじめ3分の1くらい使って。 そのあと、想像上の動物が、いかにも本当に存在するかのように、書かれてる。かなり真面目に。 本の前半部分で、進化について、面白い知識が得られた。 進化に対して、とても興味を持っていたけれど、ふわふわした理解しかなかったので、色々と目からウロコが落ちるような、勉強の楽しさが得られた。 本の後半部分では、面白い想像上の動物が沢山みれて満足した。 とても想像力を刺激される。
2投稿日: 2013.02.23
powered by ブクログ人類滅亡から5000年が経過したあとの地球で暮らす動物たちを描く。つまりこれ、図鑑の形をとったSF。絶滅動物の図鑑を眺めるときのようなゾクゾク感を味わえる。途方もない時間の流れと、こんなのに出会ったらやばいなという恐怖感にゾクゾク。 表紙のナイトストーカーからしてこえー。体調1.5mもあって、猛スピードで走ってくる陸生コウモリ。こんなのが千葉駅の改札とかにいたらと想像するともう、おしっこちびりそうになる。 自然界には生態的地位(ニッチ)というものがあって、例えばそのエリアでの草を食べる動物が絶滅してしまった場合、他の動物が草を食べられるように進化してポジションを埋める。この本ではシカが絶滅して空位になったのを、巨大化して首の長くなったウサギが埋めていた。そのイラストが不気味可愛い。
0投稿日: 2012.12.10
powered by ブクログ人類が絶滅した後の世界。あなたは想像したことがありますか? 自分は、少し方向性が違うけれど、あります。生命の基本、進化の基本、あるいはイレギュラーを考慮し、現実ではありえない多彩で多様な動物たちを考えだしました。 そんな自分の思考に、この本は実に衝撃的で斬新なアイデアを与えてくれました。いや、自分の浅さを思い知らされたと云うべきでしょう。発想自体はSF的で、突拍子もない部分もありますが、しかし奇妙に説得力がある。どこまでも科学的で、それでも願望的な部分があり、進化・変化の可能性には納得させられる説得力があります。生命のもつ無限の可能性、それを想える人間の発想力に大いに感心できるでしょう。 この本を読んだ後、あなたも独自の動物を考えていると思います。さあ、神になってみませんか?(笑)
0投稿日: 2012.09.21
powered by ブクログ面白い!リアルタッチで精密なイラストに心躍りました。 H・Gウェルズの『タイムマシン』なんかと併せて読むと、壮大な気分に浸れそうな予感。
0投稿日: 2010.10.10
powered by ブクログ基本的な認識として、エンターテイメントではない学術書。が、筆者の想像力の広がりと、それを支える学問、それを形にする画家の力が、魅力的なエンターテイメントを作り出している。 最初の80ページほど、進化論の話がちょっと堅苦しく、でもわかりやすく書いてある。もう少しで、とっても魅力的な世界が開けてくる、その期待を胸にここを読み進んでいく時のワクワク感が良い。で、ここで予習した知識が、ちゃんとミラクルワールドで生きてくるあたりも良い。とばして読まないほうがいい。 5000万年後のミラクルワールドは、もしかしたらちょっと期待はずれかもしれない。SFのような派手さはないから。でも、動物園で退屈しない人だったら、この本の楽しさはわかるはず。僕はお腹いっぱい楽しかった。 もしかすると、この本が後でじわじわ効いてくるのは、人類って奴を単に地球上にいたひとつの種として冷静に書いているところだと思う。なにせ、この本の中での現在は5000万年後なのだから。そう思うと、仮想的に考えるこの文章の筆者は、いったい何者なのだろう。そのあたりを考えると、かなり面白く妄想が広がってくる。 2004/11/22
0投稿日: 2010.08.28
powered by ブクログ人間がいなくなってからの動物の進化……大いに気になる。人間がいなければ、絶滅せずに済んだ動物たちも多かったはず。 そんなことを考えながら読むが、なかには恐ろしい形相の動物も。進化の仕方など、具体的でさすがに専門家が書いただけあってリアル。
0投稿日: 2010.07.08
powered by ブクログ本田スパニエルがレビューをブログに書いてます。 http://blog.pigmybank.net/?p=370
0投稿日: 2010.05.08
powered by ブクログ人類がいなくなった後の動物進化…。 イラストとかもきれいでおもしろかったんですが、なんか進化した動物達に可愛げがない。 そこが残念でならない。
0投稿日: 2009.06.21
powered by ブクログhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3 http://www.geocities.co.jp/Technopolis/9540/index.html
0投稿日: 2009.05.22
powered by ブクログ人間が滅んだ後、動物たちはどのように進化するのか。 というコンセプトの図鑑。 全て想像上の動物なのですが、気持ち悪いやつばっかり。 たまらない面白さです。
0投稿日: 2009.02.13
powered by ブクログときめくときめくUMAとかその手のものってなんだかときめく 可愛くないカンガルーみたいなのが可愛くないんだけどときめく 好きだなあ
0投稿日: 2008.04.09
powered by ブクログ真心の好きな、ドゥーガル・ディクソン氏。再販物です、人類滅亡後の動物世界をここまで想像、いや創造できるとは!
0投稿日: 2007.02.28
powered by ブクログタイトル通り、人間が滅んだ世界で今の生物が進化したら…を視覚で見られるようにした本。 私的にはペンギンの進化の過程と、繁殖力の強い鼠や兎などのほ乳類が全域を占めるあたりに(理系脳で)感動しました。 やっぱり繁殖力は大事よね!!
0投稿日: 2006.11.26
powered by ブクログ小さい頃聞た「みんなのうた」でのあのノリとテンポと映像が凄い好きで記憶に残っていたところ、ある時図書館で本を発見してビックリ。「えっ本があるんや!!」。その後(初版のハードカバーのほうだが)見つけて購入までしてしまう始末。さらにその後「フューチャー・イズ・ワイルド」の影響か復刊してるのを発見してさらにビックリ。でもコンパクトになったのはいいけどちょっとちっちゃくなりすぎじゃない?折角のイラストが勿体ないなあ。私は「フューチャー・イズ・ワイルド」よりこっちの方が好き。ありゃCGがどうもイマイチやわ・・・。 「毛だらけで水に浮く蟻は発見されちゃったよなー」とか「角ありえねえ」とか言って笑い合える、そんなバカバカしさが良い。
0投稿日: 2006.06.18
powered by ブクログ人類の絶滅後に待つ地球の未来は一体どうなってしまうのだろうか…? しかしそれは過去に決まったようなものだ。動物の形態が決まるのは、その動物の先祖が何であったかによって決まる事が殆どだ。 思いも寄らない動物達の変化。そして生物の神秘に驚愕!!
0投稿日: 2006.06.17
powered by ブクログようやく出たぜぇ!と待ちに待った復刻版。 「フューチャー・イズ・ワイルド」よりも前に書いた作品ですが、「フューチャー〜」の方を読んで、ドゥーガル・ディクソン面白い!と思った人にはオススメ。 まぁ、似たような内容だけど、新たな(?いや、こっちの方が古いんだけど)生物たちがカラーで蔓延っています。 この2冊をあわせて読むと、ディクソンの世界観がわかりやすいかも。
0投稿日: 2006.04.21
powered by ブクログみんなの歌で流れていた「アフターマン」の元ネタ。 だって、アニメーションに出てきてた花動物、これに載ってるもん。
0投稿日: 2005.07.09
powered by ブクログ再販ものです。絶版になった初版よりサイズダウンで手に取りやすいです。初版を持っているのに購入。内容は、結構ばかばかしい。
0投稿日: 2005.05.04
powered by ブクログ5000万年後の地球、どんな生物が地球上を歩いているのか・・・進化や生態環境も考慮した上で描かれたイラストは、それだけでも見る価値があります。
0投稿日: 2004.10.28
powered by ブクログ5千万年後の世界。そこに人類の姿はなく、驚異の進化を遂げた生物の姿があるのみ。イラストを見てるだけでも想像力が刺激されて面白い。
0投稿日: 2004.10.02
powered by ブクログ遥か未来の地球の生態系予想図。以前絶版になったものを再編集したもの。本文におけるイラストの比率が縮小されてしまった事は残念だが、テキストの読みごたえはアップした。 同じコンセプトのフューチャー・イズ・ワイルドよりも毛の生えた動物が多く、動物達に親しみをおぼえやすいかも。
0投稿日: 2004.09.30
