
総合評価
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powered by ブクログ全く違ったテイストの短編集で、全部同じ人が書いてるの?とびっくりしてしまった。 良い意味で癖が無い。 器用で素直な人なんだろうなと感じた。 色んなジャンルの本を読んでるのかなぁ。 他の作品も読んでみよう。
12投稿日: 2025.03.15
powered by ブクログ「完熟」が良かった。性癖を描いておりグイグイきた。 「ジャム」とか「いとうちゃん」はなんとなく覚えている。むかし読んでつまんなくて折れたんだな。 今回は六編完読しました。 他は「拭っても、拭っても」が良かったです。
0投稿日: 2024.06.15
powered by ブクログタイトルと表紙に惹かれて読みはじめ、読み終えた感想は「シンプルにおもしろかった」 作者が心のどこかで思っていたり、見ていたり、もしかすると経験してたり、そんな感じのする短編集でした。
0投稿日: 2023.11.29
powered by ブクログ「ハンドメイド」「ジャム」「いとうちゃん」 「完熟」「リアルタイム・インテンション」「拭っても、拭っても」 6話収録の短編集。 元SKEアイドル、現女優の松井さんですが、それとは関係なく一作家の作品として楽しめた。 全てに共通しているテーマは食べ物を絡めた上での人間の表と裏の顔。 文章は癖がなく、とても読みやすい。 狂気を孕ませながら描いた「ジャム」は斬新な発想で悍ましさにゾゾッとする。 潔癖な彼氏を持ち、自らも潔癖の強迫観念に囚われて行く女性を描いた「拭っても、拭っても」が好み。 全て読み終えて本のタイトルに納得する。
1投稿日: 2023.02.14
powered by ブクログ感想 モザイクアートのようなアイデンティティ。遠くから見ればキレイな一枚絵。でもタイルひとつひとつの輝きは見落としてしまう。それに目を向ける。
0投稿日: 2022.10.09
powered by ブクログ松井玲奈さんの『累々』を途中まで読んだことがあって面白かったのでこちらも読んでみました。純粋に、文章が上手い、才能があってすごいなぁと。アイドルとして先に世間に知られていた人だから、どうしても「元アイドル」として括られてしまうのだろうけど、それも失礼なんだろうな。どれも違った雰囲気の短編が6篇。累々の方が好きだったのでそちらを再読したい。
2投稿日: 2022.10.02
powered by ブクログ元アイドル、現女優の松井玲奈の作家デビュー作。お芝居でもエキセントリックな役柄を演じることが多い彼女。内にため込むものがいろいろあるのかな、という感じ。元アイドルや女優の枕詞がなくても、物語として成立した作品。
0投稿日: 2022.02.04
powered by ブクログ元アイドルという肩書なんてわからないくらい面白かった。 6篇ともに異なる雰囲気だが、共通していると感じたのは、本音を隠し、自身の葛藤と闘っているような主人公の描写。 自身が体験したかのような繊細で丁寧な心理描写が光ってた。 著者の松井玲奈さんは鋭い感性を持ってるのだろう。その感性が垣間見れる作品。
0投稿日: 2022.01.25
powered by ブクログ楽しくあっという間に読めた。この小説を読んで松井怜奈に興味が沸いた。 いとうちゃんが特に好きだった。
0投稿日: 2022.01.20
powered by ブクログレビュー書き忘れてた。 元アイドルとか肩書が要らないくらいよいですね。 軽い文体で好きです。 オムニバスでホラーっぽいものや、恋愛ものとカラフル。次も読みたくなりますね。
0投稿日: 2021.07.28
powered by ブクログ松井玲奈さんのデビュー作。雑誌掲載と書き下ろしがそれぞれ3作ずつ、計6作が収録されている。作品の完成と発表は必ずしも順番通りとは限らないが、一番最初に発表された「拭っても、拭っても」(本書では最後に収録)はコロナ禍の今読むとより凄さが伝わってくる。異常だったことが普通になってしまった。「リアルタイム・インテンション」も好きな作品。芸能人としての松井さんが少しだけ感じられる。総じて完成度が高く楽しめた。
0投稿日: 2021.07.07
powered by ブクログ我慢は時には必要だが、しすぎもよくない。「吐き出した僕は本当にいらないものなんだろうか」という一文で考えた。不安や嫌なことを吐き出した自分は自分。我慢をして、耐えてきた自分も自分。隠す自分、楽しい自分…全てが自分。日々、無意識に自分を隠して、カモフラージュしながら生活をしている。自分を出すのが怖いから…。時にあーって自分をさらけ出したくなる。自分を認めることはなかなか難しい。でも、自分を認めることができるのは自分だけ。不器用な自分も、自信を持てない自分も、自分を否定せず、受け止めてあげられるのは自分だけ。
0投稿日: 2021.06.08
powered by ブクログ累々を先に読んでたから、こちらは表現や読みやすさにまだ粗削り感があったけど、感性がさすがだなという印象。人は誰しも他人には見せられない感情、闇、トラウマなどを抱えていて、その機微が上手く描かれてた。メイドカフェの話とか、外見がモノを言う残酷な世界なんかも、若い女の子ならではの視点や感覚が新鮮で良かった。
0投稿日: 2021.04.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
松井玲奈さんの処女作。 情事、グロ、デブス、フェティシズム、本音、潔癖、といったテーマが内容の6つの短編集。 私的には「完熟」が好きなやつだった。 ほんのりエロス的な表現がステキでした。 どのお話にも「食」に関する描写があり、食欲をそそられるものがありました。
0投稿日: 2021.04.23
powered by ブクログ『ハンドメイド』 荷物の重たい日が好き。お昼に食べるお弁当以外にもう二つのお弁当。彼と食べる場所は夜のホテル。 『ジャム』 後ろに何人も分身がいる。僕にだけ見えて大人には見えないと思っていたのだけど… 『いとうちゃん』 上京し、念願のメイドになれたけど…可愛いだけがメイドじゃない! 『完熟』 少年時に出会った桃にむしゃぶりつく女性が忘れられず、妻にそれを重ねようとする。 『リアルタイム•インテンション』 本音ダシ鍋を食べる企画を3人組ユーチューバーが生配信し、大炎上。 『拭っても、拭っても』 潔癖症の元彼。とんでもない別れ方をされ、自分から消し去りたいけど、忘れられない。 誰もが化けの皮をかぶって生きている。本当の自分を曝け出す事ができますか? 6作の短編集。 2作品目の『累々』がめちゃ良かったので、処女作も読了。これも良かった。映像化すると面白いに違いない!
0投稿日: 2021.04.15
powered by ブクログハンドメイド いとうちゃん 拭っても、拭っても 好きでした。アイドルのイメージが強かったので、ジャムや完熟のような文章も書かれるなんて意外でした。 累々も楽しみです!
0投稿日: 2021.03.22
powered by ブクログあんなに美しく可愛いアイドルの松井玲奈さんからこんな「ジャム」みたいなすごい作品が出てきたことに驚く。この話はグロくて絶対に映像化できないレベルでやばい。 「完熟」はとてもエロいい。 「リアルタイム・インテンション」は勢いがあって面白かった。 短編集6作どれも面白い。松井玲奈すごい。累々も楽しみ。
0投稿日: 2021.03.08
powered by ブクログ松井玲奈ちゃん、可愛い顔してけっこう抱えてる?と不安になる。こんなほの暗い話ばっかり、、、と思ってしまった。 人からもうひとり人が出てきて、庭の天使の置物に廃棄する話が衝撃的。 芸能界っていろいろあるのだろうか…。 図書館の期限がきちゃって最後の話は読んでないけど、レビュー見る限りその話を読めば良かった。リベンジするかな。
2投稿日: 2021.02.15
powered by ブクログ好きな女優さんの小説。 情緒的でエロスがあるフェチズムを描いた「完熟」と、他者によって形成された感覚を、爽やかに再生してゆく様を描いた「拭っても、拭っても」は、特に秀逸。 次作も必ず読みたい。
1投稿日: 2021.02.10
powered by ブクログちょっとバカにしてて、本当にすみませんでした。 かなり面白かった。 取り分け『いとうちゃん』は秀逸の出来。 『拭っても、拭っても』は映像化できそうなくらい。 長編が読んでみたい。
1投稿日: 2021.01.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
元SKEセンターで女優の松井玲奈のデビュー作。 「ハンドメイド」 「ジャム」 「いとうちゃん」 「完熟」 「リアルタイム・インテンション」 「拭っても、拭っても」 の6編収録。 テーマは食ということなので、食物に関する表現は詳細に至るまで見事に描かれていると思いますが、個々の作風が全く異なるので戸惑いました。 一言でいうなら器用だと思いますが、物語に奥深さや面白みが足りなくて、優等生の習作的なのが残念でした。 中長編などにも挑戦して、読者の心を揺さぶる作家としても頑張ってほしいのですが、最近は女優業の方が忙しそうなのでもう少し先に期待したいと思います。
1投稿日: 2020.09.28
powered by ブクログおもしろいです。 AKBやアイドルのことは全然わからない私ですが、朝ドラに出ていたことで気になって読んでみました。 本人は絶対に経験していないことに対する、描写、情景の表現がとてもうまいです。 短編集で、それぞれ全く違う分野の話なのに、それぞれに引き込まれて最後まで読んでしまいます。 おすすめです。
1投稿日: 2020.09.01
powered by ブクログ各短編それぞれの登場人物の心情を丁寧に描いていて、繊細な作品。 (ちょいと途中で飽きてしまいましたが…、単に私のいまの気分でなかっただけ。)
0投稿日: 2020.07.12
powered by ブクログ歌にドラマに活躍するアイドルが書いた短編小説集。不倫をしている若い女性が弁当を持って会社に出勤するところから、2人の会話に胸キュンとする物語りなのだが、何となく不安定な感じを醸し出している点が凄いと思った。若い男子が主人公のお話も。メイド喫茶で働く自分の可愛い姿を想像して上京し働き始めた少女の話。夫が桃を食べる姿に異常に関心を持つというちょっとサイコな夫婦のお話。いわゆるユーチューバーのような3人の25歳男性たち。潔癖症の男性に振られたという30歳過ぎの女性のお話。この著者が間違いなく未経験の領域の物語りの数々には敬服する。AKB48時代から目がキラキラ光っていた賢そうな子だった!
1投稿日: 2020.06.19
powered by ブクログ元々松井玲奈さんのファンで、発売当初に購入したのに読まずに積まれていた作品(笑) 短編集は苦手だけど問題なく読み進められた。描写が1つ1つ細かいので、物や風景が頭に浮かびやすい。 デビュー作にして完成度の高い文章だと思う。次回作も楽しみに待っていたい。
0投稿日: 2020.05.22
powered by ブクログ元AKBである著者の初の作品集、らしい。松井玲奈がどんな子かよく知らずに、ど真ん中大賞もよく知らずに読んだ。なかなか良かった。ホラーみたいな「ジャム」は、気持ち悪くてちゃんと読めなかったけど…。「拭っても、拭っても」が好きだった。
1投稿日: 2020.03.20
powered by ブクログ松井玲奈の才能爆発の処女作。素晴らしかった。 いい意味で、松井玲奈の考えていることが「怖い」。 _ 以下、備忘録。 ①ハンドメイド 不倫と浮気。 ②ジャム グロい。分離。不安。 ③いとうちゃん メイドと妖精。ぽっちゃり。自己肯定感。 ④完熟 桃フェチ。夫婦。全てを愛する。知らなくていいこと。 ⑤リアルタイムインテンション Youtuberあるある。本音鍋。裏側。 ⑥拭っても、拭っても 絆創膏。餃子。OL。彼氏のお母さん。
0投稿日: 2020.03.13
powered by ブクログ「ハンドメイド」夜にホテルで彼と食べるお弁当を作る。 「ジャム」ホラー的。お父さんをはじめ後ろにはもう一人の人がいる。 「いとうちゃん」メイドになりたく上京し、メイド喫茶で働く”いとうちゃん”。体重が気になる。 「完熟」水辺で一心不乱に桃を食べている女性に出会った。大人になっても忘れない。 「リアルタイム・インテンション」仲良しYouTuber三人組。企画で”本音ダシ鍋”というのを食べながら本音を吐いてゆく。 「拭っても、拭っても」男性にふられた”ゆり”。心に傷を負うが、その男性のあるクセが問題で。 の食に関わる六編。 食に関わるといいながらも、いろいろな角度、視線で描かれてて、予想以上に楽しめました。彼氏を思うもの、子供目線のもの、男性目線のもの。ビー玉やら絆創膏とか彼女が捉えたもの、感性が良かったと思います。幅が広い人なんだなあ。元アイドルってことで読むか読むまいかかなり迷ったけれど、次作が出れば読んでみたい。
15投稿日: 2020.03.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初読み作家の本を読んだとき、ページを開いて何行かで「この人の言葉、好きだな」と思うことがある。 今回久々にその感覚を味わった。どんどん彼女の言葉へ、世界へと引き込まれていった。 話のテイストは違うものでも「カモフラージュ」というモチーフがあるので次はどんな雰囲気の話なのかという楽しみもあった。 こんな話も好きですよ、という松井玲奈の名刺のような作品だ。 誰もがみんな人に言えない心の奥がある。隠しているそれを覗き見してしまったような気分になる。 話としてはそれほど目新しいものではないのかもしれない。だが時々心に刺さるフレーズがあり、清廉さと生々しさを感じさせる不思議な感性が魅力。 作詞をしてもいいものが書けるのではないだろうか。 発売された当時本屋にサイン本が並んでいたの、買っておけばよかったなぁ。 ハンドメイド 不倫とか相手がいる人にハマっていくのはこんな感じなのかもしれない。 別れ話をしたときの男の引き止め方が本当にそれっぽっくて卑怯。 関係ないけど、朝作ったお弁当を夜に食べても大丈夫なんだろうか。 ジャム 恋愛話がメインの短編集かと思いきや、2編めにしてホラー。なかなかグロい。 いとうちゃん 相談相手の田中さんの言葉がいろいろと良かった。 理想と現実が違うのならば「理想と手に入れるか、現実を受け入れるか、自分と相談しなくちゃだ」というのは、アイドルだった作者だからこそ実感がこもっているように思える。 完熟 人の性癖を覗き見してしまったような背徳感。 リアルタイム・インテンション うまくいっているからこそ不都合や不満から目をそらして組んでいたチームも、ほんの少しのきっかけで破綻する。そこで終わらずに再生するのがすごい。成功という欲を優先するのもいいと思う。 拭っても、拭っても どう見ても地雷男なので別れて良かったと思うけど、洗脳状態でのめりこんでいるとダメージは大きい。 過去の全てが無駄になるわけではないので、未来を上書きしていけばいい。
0投稿日: 2020.02.24
powered by ブクログ女優で、元アイドルグループSKE48の中心メンバーだった 松井玲奈さんによる短篇集。デビュー作です。 6篇の短篇、それぞれがすべて方向性の違うもので、 「どんな枠にも柔軟に対応してみせる」かのように、 自分なりの作品を作り上げています。 意欲的で、野心的です。 そして、文章力や構成力、発想力には確かなものがありますが、 たぶん、6作品を書いていくうちにも、 それらのレベルが上がっていっている印象です。 では、いくつか、感想を。 まず、オープニングを飾る「ハンドメイド」を。 僕もちょっと書く人だから気付くようなところはあるんだけれど、 たとえば細かく語りすぎて野暮ったくならないように、 文章に抑制を効かせることってありますが、 それによって行間が広くなりすぎるというか、 伝達不足になるというかはある。 序盤にそう感じたところはあった。 でも、彼女ならではの視点はあるし、 文章もうまく書けていた。 引いて見たときの文章感、 たとえばつまり比喩の比率やタイミングなどがわかりやすいところだけれど、 そういうところだとか、 長いのと短いのとの文章の組み合わせ方だとか、素人ではなく思えた。 芸能人作家だと思って読むと、かなり感心させられます。 そしてなにより、話に血が通って感じられた。 さらに結末部分での統合感がすばらしかった。 伏線は、伏線というより並行するテーマという感覚がしたし、 それらがうまく結合して相乗効果を生んだ上にドッキングの仕方が自然で柔らかい。 知性とかフィーリングとかを併せてうまく使ってる感じです。 読み終えて、題名の「ハンドメイド」がどんな意味合いなのかと考えたのだけれど、 つまりはちらと出てくる「即席」なる言葉の対義語としてなのかなと、 自分なりのオチをつけてみた。 松井玲奈さん、書き続けていくのは大変かもですが、 がりがりやっていくともっと巧みな書き手になりそうだと思いました。 続いて、「ジャム」を。 こういうホラーのトーンのものも書くのかー、とびっくりした。 最初から乱調的な文章があったから、さては内容もと思ったけど、 思ったよりずっとすごかったですねえ。 力が抜けている感じで気持ちよく執筆できている印象なのが恐ろしいです。 松井さんはいろいろなものを読まれているようだし、 映画もスプラッタなのをよく観ているのだろう。 なんか、昔観た『ファーゴ』を思い出しました。 あれのあのシーンが、 けっこうこれのこのシーンと似ていますからね。 しかし、なにしてくれるねんと。 なに読ませるんだよ、って笑ってしまった。 そして、「いとうちゃん」を。 軽快なテンポで語られるお話。 読んでいるほうも、つい前のめりになってしまう。 しっかりした文章力だと思いました。 それまでの二作に比べて饒舌感があり行間が狭い感じがして、それが効果的。 いろいろ試してるってことですよね。 内容もメイド喫茶の中身をわかって書いていて、 そういうのって僕はテレビで特集をみたくらいなものでほとんど知らないですから、 「はー」とか「ほー」とかと頷きながら楽しみました。 松井さん、こりゃ書き手として光るものを持ってますよ。 ちょっと、「やるな」と思って構えちゃいますから。 話を最後にたたむのも上手。 で、残りの三作品については書きませんが、 著者は、いろいろな枠の中に憶せず飛び込んでいって、 だいぶ暴れましたね。 暴れただけじゃなくて、理性でまとめています。 そういうのこそ、巧みさなんだと思います。 帯に、 「誰もが化けの皮をかぶって生きている」 とあるんですが、 本書はこの一言につきますね。 言い得ています。 さまざまなカテゴリーを横断しつつ、 『カモフラージュ』という一冊の本を貫通しているテーマがそれです。 そういうことだってしてしまっているんだから、 間違ってもあなどってはいけません。 煌びやかな世界から、 ネームバリューで文学の世界に飛び込んできたと見たとしたら、 それは見損なってしまっています。 普通に、ひとりの女流作家さんがデビューしたのだ、 と捉えるべきなのでした。
0投稿日: 2020.01.22
powered by ブクログ現代に生きる、現代のガジェットを使いこなす男女の多彩な短編集。ハンドメイド、ジャム、いとうちゃん、完熟、リアルタイム・インテンション、拭っても拭っても。 本の短編にないタイトルがカバーする、都会のプレッシャー的なイメージ。そんなんで納得するな、怒れって感じも多少。
0投稿日: 2019.12.18
powered by ブクログ元アイドル(なのかな?)が著者の短編集。 1人で書いているとは思えないくらい、主人公がバラバラ。なのにリアリティがあってすごいと感じた。 ジャムは読んでてうえーってなった。いとうちゃんはきれいな終わり方でよかった。需要と供給が合うのって大事だよなって感じた。最後のやつ(拭っても拭っても)もよかった。 次回作があるならぜひ読みたい。
0投稿日: 2019.12.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
松井玲奈ちゃんがこんなこと書くことに驚いた。 一方、そういうところあるなーってのも思った。 潔癖だったり、メイドとか好きそうだったり、太ること気にしたり、異世界っぽいやばいところとか、フェチとか。 ラブホについてとか、不倫とか詳しくてしてるの?って思っちゃう。 一方、YouTuberとかは、いろいろ調べて書いたんだろうなとか。 いろんなタイプの話があって、作品としてもおもしろかった。 文章も自然で読みやすいし。 一番印象に残ったのは、ジャムかな、 気持ち悪すぎて(笑) 切ないのは最初の不倫のかな。
0投稿日: 2019.11.17欺いているのは、他人の目?それとも自分の心?
第3回日本ど真ん中書店大賞受賞、ということで手に取って見ましたけど、東海三県の地域性とは無関係でした。筆者がSKEに所属していたからということだったのかな? 六つの短編が収められていましたが、それぞれが様々な分野の内容で、それなりに面白く、小説家松井玲奈の片鱗みたいな物が見え隠れしてますが、素人ながらに言わせてもらえば、ちょっとその出来映えにバラツキがあるような感じでした。 筆者は多岐にわたって活動しているので、お忙しいのでしょう。次は是非、しっかりした構想の下、長編小説に挑戦して欲しいと思います。 ●ハンドメイド 所々に文学的表現がちりばめられています。それにしても、若い女の子は不倫がお好きですよね。ただ、ちょっとラストがあっさりしすぎだと思いました。オムライスって冷えていてもホントに美味しいのかな? ●ジャム 何から着想を得たかはわかりませんけど、私は、太田朋のポストカード「よくない気持ちはくずかごに」を思い浮かべました。ただ、この小説はホラー気味で、ちょっと気持ち悪かったですね。あと、この短編以外にもよくキノコが登場しますけど、何か松井玲奈さんには思い入れがあるのかな? ●いとうちゃん メイド喫茶には行ったことはないけど、私は6編の中で、これが一番好きです。自分をカモフラージュするのをやめるという、とても前向きな内容でした。 ●完熟 男の恋愛は、ファイル保存。それに対し、女性は上書き保存といいますよね。後引くんだよね。男はさ。 ●リアルタイム・インテンション ある程度のカモフラージュは、円滑な人間関係に必要だと言うことでしょうか? ●拭っても拭っても このような潔癖症のヒトがいるとは聞いたことがあります。ここまでくれば、強迫観念の一つですよね。でも、その様な男が女性とセックスできるのかなぁ。ちなみに私は、絆創膏などまったく気にしませんけどね。
0投稿日: 2019.11.03
powered by ブクログ・ ーあなたは、本当の自分を他人に見せられますかー。 恋愛からホラーまで、多種多彩なジャンルの6つの短編集。 個人的には、『拭っても、拭っても』が好き。 ー誰もが化けの皮をかぶって生きている。ー 2019年読了、25冊目
0投稿日: 2019.10.23
powered by ブクログ元SKE48の松井玲奈デビュー作です。 全6編の短編集です。読む前から評判高かったので、自然にハードル上がってましたが、軽々越えちゃいましたね。 恋愛からホラーまで、いろんな表情を見せる作品に読後感の満足度◎ですね。 「拭っても、拭っても」は切ないなかに、新しい光を感じつつ、明日も頑張れるなぁっとふと思わせたり、「完熟」では桃がエロい。 全編を通して、食べ物が描かれているのが、軸になってるのかなぁ? 「いとうちゃん」でのバターたっぷり明太子スパゲティ食べたい(笑)
2投稿日: 2019.10.14
powered by ブクログ「カモフラージュ」 鉄道ものではありません。 48より坂道派。但し握手会等には不参戦。オードリーやバナナマンや小籔千豊や古くはイジリー岡田びいきでTVを観る。つまりは、私はファンとも言えない(ファンではないじゃないか!と怒られるかも)一般ピーポーな凡人である。 じゃあ、何故松井玲奈の作品を手に取ったのか。深い理由は無いのだけど、ウッちゃんも高山一実も小説を出してるし、出版社がまた芸能人を担ぎ出したな、くらいで、タイミング良く手に取れた形である。読んでみたところ、アイドルぽさは感じないものだった。バイアスある人が読んでも、芸能人だから出せた内容だ!なんてことにはならないと思う。もちろん、面白いか、良いかは別論点なのだけど。 「恋愛からホラーまで、松井玲奈が覗く“人間模様”。鮮烈なデビュー短編集」と銘打たれている。好きになってはいけないはずな不倫愛であったり、どうしても我慢してしまったり、周りの目や声で自信がなくなったりと、人間模様だけでなく、人間心理をテーマにしている。 特に、不倫愛に溺れる友人を戒めながらも、自分も不倫してます、な話では、最後の、20前半女子のふわふわしながらでも愛してるからこそ、な締めはこの手の作風であればフォーマットの一つ。完全に都合良い女扱いに怒らない主人公辺りも、なんか良い感じな愛だった風に一役買っている。フォーマットだから悪いと言う意味ではなく、この話においての着地点としては綺麗に纏まっていると思う。本当の姿を見せたと言う点では、ぴったしな終わり。TVが好きそうなや〜つ。 ホラーっぽい短編は好みは分かれそう。本当の姿を解放出来ずに、その不満を喰わせている新製品みたいなアレを見ると、ホラーよりはブラックコメディ感がある。テーマからすると、サスペンスチックなホラーを入れそうなものの、違うタイプを書いていたのは良かった。 引っかかるところは多々ある。ビー玉ってこの擬音なの?とか。しかし、アイドルだから読む気は無し、と思っている人に読んで貰えると、アイドルではなく書き手として読むことは出来ると思う。次作を期待したい。
0投稿日: 2019.10.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いろんなテイストの短編集。バラエティ豊かで驚き。 人を見る眼差しは割と各編共通してるような気がするけど、描き方が多岐に渡ってるので飽きずに終わった。アイドルの書いた小説というより、本当に女流の新星が書いたって感じ。帯にコメントがあったからだけど、島本理生っぽくもある。 松井玲奈が書いたって知らなければ手に取られる本でも無いけど、松井玲奈が書いたって先入観で見られるのももったいない。そんな不思議な読後感。
0投稿日: 2019.09.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「ハンドメイド」★★ 「ジャム」★★★ 「いとうちゃん」★★ 「完熟」★★★ 「リアルタイム・インテンション」★★ 「拭っても、拭っても」★★★
0投稿日: 2019.09.07
powered by ブクログ松井玲奈が書いたかどうかで読み始めたのは間違いだと感じる短編集だった。申し訳ない気分になった。 彼女の感性はなんとも表現し難い感情を本当にふんわりと伝えてくれたり、時にはグサッとくる心をえぐるような表現だったりと心の浮き沈みや裏側を読みやすくしてくれている。どの話もカモフラージュという言葉がしっくりくる。それもなりきれないのか、なりきらないのか、なれないのか、なりたくないのか...主人公の葛藤が良かった。この作品は次の小説を期待したくなる内容だったのは間違いない。現代社会において多く存在するのではと感じる作品だった。
0投稿日: 2019.08.29
powered by ブクログフェイクでも模倣でもカメレオンでもなく、カモフラージュ。どんなに親しい友達や家族にも、人に見せる姿って本来の自分とは違うのは誰にでもあることなのかな。程度はそれぞれ人によって違うだろうけど、意図的ではなくて。もちろん、人によく思われたいが為に行動してる人もいると思う。でも、誰かの何気ない言動から気付かされて、こういう無意識的な「カモフラージュ」に自分が触れた時が良くも悪くも何かの契機なのかも。鏡には映らないもの。掴めない感覚。気付けたらいいな。 . 買ってからなかなか読めていなかった一冊。ずるずる時間だけが過ぎていざ読むってなった時に、勢いだけだったかなとか、どうなのかなって懐疑の気持ちが少しあったけど、全部払拭されました。玲奈ちゃんの印象がガラリと変わった!イメージだともっとファンタジックとかフェアリーな柔らかい文だと思ってたけど、重厚感があって、ズンって、ドスンって入ってくる感じ。著者を知らずに読んでたら、玲奈ちゃんの名前は微塵もよぎらないと思う。素敵です。 . 「口の中からお腹の中まで、ふわふわの雲の上を小さくて可愛い羊がジャンプし始める」 . 「扉は開け放たれたのに檻の中にい続ける馬鹿な動物みたい」 . 「好きだった時間が長いほど、好きだった体、時間と付き合っている」 一理あって、そうではない気もする。
0投稿日: 2019.08.23
powered by ブクログ短編集。どの お話も印象深かった。読みやすいけど退屈な話もあった。作者の元アイドルという肩書き込みで読んでしまうのは仕方ないと思う。
0投稿日: 2019.08.10
powered by ブクログ作者についてアイドル性やその名前で売ることを頑なに拒否している所が良い。作者説明も役者である。 すべての短編で食がキーになっているが、様々なテイストで書かれている(ホラーSFじみたものもあり)。処女作としては良いのでわ。作者が本が文章が好きでいろんな要素を持って来て書いたと言う印象。守破離だと守かな。これ一つでは平凡だけど先述した気概が次を期待させる。
0投稿日: 2019.08.06
powered by ブクログアイドル時代はさして知らないが、女優さんとしてはなかなかいいな~と思っていた松井玲奈さん。そんな彼女の短編6集。正直、あまり期待していなかったが、なかなか文章はお上手(上から目線)。いろんな作家さんの影響?テイストっぽい感じはするが、様々な系統のお話にチャレンジしていて好感が持てる。中でもメイド喫茶で奮闘する『いとうちゃん』、潔癖症のOL『拭っても、拭っても』は良かった。全体的にすっごく面白かったとまでは思わなかったものの、次作があるなら読んでみたいと思える雰囲気は十分。装丁もシャレオツ。(新刊発掘本)
0投稿日: 2019.08.03
powered by ブクログ前々から気になっていたので購入。 ジャンルに縛られずに様々なアラカルトを読んでいるようで面白かったです。松井さんはアイドルだけでなく、女優・鉄道好きとしても認識していましたが、また新たな肩書きが生まれたなと思うくらい、普通に小説として楽しめました。 短編集ですが、ドライな表現だったり、官能っぽかったり、ホラーっぽかったりなど松井さんの色んな面を見ることが楽しむことができます。 全6編で、共通しているのは、「食」。世にも奇妙な世界に誘われるかのように一つの本だけれども全てが異なった小説家が書いたように感じ、それが面白いなと思いました。淡々としているのですが、文章の雰囲気が異なっていて、松井さんの創造力は幅広いなと思わせてくれます。 今回は短編でしたが、長編ではどうなっていくのか楽しみです。
0投稿日: 2019.08.03
powered by ブクログ短編集6編 どの作品も人間の本音というか心の奥底に蓋をしておきたいような黒々とした気持ちを上手く描いている.「ジャム」は負の気持ちが形を伴って溢れ出るというSFちっくな物語でその処分方法はホラー的.生配信で本音を言い合う闇鍋本音鍋の「リアルタイム・インテンション」もありそうで怖い.
0投稿日: 2019.07.21
powered by ブクログ松井玲奈の初小説。すばるなどに掲載したものの短編集。 全て食事をテーマにした作品になっている。 YouTuberの話やら、不倫やら、潔癖症やら、そんな話が綴られている。 初小説にしてはきちんと起承転結があって上手。 描写もありありと描かれている感じがする。 ただ、まあ、知名度に下駄を履かされてるのは否めない。 松井玲奈という看板を外すと、普通の小説。わざわざ買って読もうというモチベーションが湧かない。 次回作で真価を問われると思う。 福家書店のイベント参加が抽選だったので、やむなく買ったが、外れてしまったので、ただ送料がかかった高い本。
0投稿日: 2019.07.15
powered by ブクログ最近アイドルの子が、小説を書いていて話題になって いるのが少し気になっていて。 その中でも、感じが気に入っている元SKEの松井玲奈 の本を読んでみました。 短編ではありますが、なかなか読ませる内容だったと 思います。
1投稿日: 2019.07.14
powered by ブクログバラエティに富んだ短編集。 読み終わってから知ったのですが、著者は小説家ではなくて女優さんなんですね。 洗練された文章という印象で作品の完成度は高いと思います。 これからの作品もとても楽しみです。
0投稿日: 2019.06.05
powered by ブクログRena Matsui is an actress and now she made a debut as a writer with this book “Camouflage.” This book is a collection of six short stories. Each story has a different taste. You can find love stories, a horror-like story, a youtuber story and so on. For example, “Handmade” is an unhappy love story – a main character has a romantic relationship with a man who has another girlfriend. She often dreams a strange dream. In the second story, “Jam”, a small boy sometimes sees his parents in a strange way - multiple figures of his father and mother appear and there are some reasons why this unusual phenomenon happens. Most main characters in the book seem to have worries or problems but they find their own solutions in the end. I enjoyed this book because I think I can share some of the characters’ feelings. Food is described nicely in all the stories which adds spice to them. (じんじん さん)
0投稿日: 2019.05.21
powered by ブクログ短編が6編収録されている。『ジャム』の少し不気味なもの、ジャムの描写と比喩や本当のことを知る瞬間の心の動きがいい。『完熟』の桃の執着する男。女性が桃を切る、食べる瞬間に喜び、興奮を覚えるその目線が狂気じみていて面白い。『リアルタイム・インテンション』食べると本音を話してしまう本音ダシ鍋を食べた3人の男が動画配信中に本音を言い合う。テンポの良さと展開が楽しい。他にも等身大の女性を描いた作品もあったりと様々なタイプのものがある。少し変化球な設定、展開のほうが個人的には好き。もっと色んな作品を読んでみたいと思った。
1投稿日: 2019.05.21
powered by ブクログ6篇の短編からなる短編集である。作者の初の作品集であるが、多彩な話が展開されている。うまいへたではなく、とても個性的である。ひねりとオチ。そこはかとなく幸福感を感じさせる結末がよい。『ジャム』『いとうちゃん』『完熟』が特に印象に残った。今後の活躍が楽しみだ。
0投稿日: 2019.05.17
powered by ブクログ小さな一場面から、いろんな恋愛模様が描かれてて、どれもが一筋縄ではいかないものばかり。松井玲奈がどんな小説を書くのか、興味があって買いましたが、とても面白かった。次回作にも期待したい。
0投稿日: 2019.04.29
powered by ブクログ元SKE48で女優の松井玲奈の小説家デビュー短編集。フード描写という共通点はあるもののジャンルも文体もバラバラの6本。他人に見せられない本当の自分。このテーマはアイドルという著者の出自と無関係ではないだろう。そこに生々しい表現が合わさる『完熟』が出色。彩瀬まるの対抗馬がここにいた。
0投稿日: 2019.04.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いや、もうびっくり、びっくりしすぎてのけぞりましたよ。 なめてました、ほんと、ごめんなさい。松井玲奈さん、すごいです。 10年後、松井玲奈という作家の誕生をリアルタイムで見ていたことがきっと私の自慢になる、そう思う。 ちょっと切ない恋の物語やらホラーやら官能的な夫婦の瞬間やら、今まで私が知っている松井玲奈のイメージとは全く違うものたちがわらわらと飛び出してきて、もうほんとびっくり箱のようでしたわ。 それぞれに「食べる」ということをいろんな角度からいろんな色で剝きだしているようで、これは本当にすごい短編集だね。 いやぁ、ほんと、作家松井玲奈として今後もどんどんびっくりさせてほしいです。
2投稿日: 2019.04.13
powered by ブクログこれはすごい。上手い。今は女優(元アイドル)の松井玲奈,デビュー短編小説集。登場人物はいきいきしているし,そのキャラクターの豊かさにも驚かされる。恋人のいる上司と不倫,弁当を手作りしていって一緒に食べる女子(「ハンドメイド」),上京してメイドカフェで働くストレスを抱えた女子(「いとうちゃん」),潔癖症の恋人に振られるアラサー女子(「拭っても、拭っても」)など,著者と同年代の若い女性が主人公である物語の他,桃を手づかみで食べる女性に憧れるフェチシズム(「完熟」),生配信放送で「本音を喋ってしまう鍋」を食べるYoutuberたち(「リアルタイム・インテンション」),SFホラー小説(「ジャム」)さえある。描写の的確さ,エピソードの面白さ,会話の面白さ。よいところを挙げたらきりが無い。
0投稿日: 2019.04.09
