
総合評価
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powered by ブクログ物質的に豊かになった現代だからこそ、何を選択し削るのかが重要。 選ぶ・削るというのは一見ネガティブな印象を与える行動に思われるが、選択の中にこそ「自分がこう在りたい」という意思が表れる為、幸せへ近づくにはあえてやるべきことや持つべきモノを減らしていくことが大事なのだなと感じた。
0投稿日: 2025.11.14
powered by ブクログよくある「足るを知る」「物質的幸福より経験的幸福を目指そう」的な本。 ただ北欧の方々の幸せ論とか価値観が実際のインタビュー風に幾つも載ってるのが個人的に良かった。むしろそこだけもっと読みたい。
0投稿日: 2025.07.04
powered by ブクログ最近憂鬱だなーとか思ってるときに読みたい。 北欧の幸せランキングから、なにが幸せの条件になるかが書かれている。 時代とともに幸せの条件は変わっていくため、周りに振り回されないように、自分の軸が必要! 何が大切で、何が必要でないかを自分でかんがえる、 当たり前のことはなくて、幸せの閾値を下げて毎日ハッピーに過ごせるようにしないといけないと思い出させてくれる本。
0投稿日: 2023.04.23
powered by ブクログ自分の幸せは 究極に削ぎ落としたところに残ったものにある ①好きなところに移動する ②自由である ③自分で選択できる この3つが想像力を上げ 幸せをもたらしてくれると感じた 自分も2拠点で仕事をし 色んな場所色んな人と出会うことで 新たな価値観やアイデアと出会うことができている 10年後までに やや都会と田舎の2拠点生活をする 子育てを自然の中でしたい そのためにすみたいと思うところに定期的に旅行する
0投稿日: 2022.10.22
powered by ブクログ自分がぼんやりと感じていたことが肯定された様な気持ちになった本だった 旅行で観光スポットに行くのではなくてそこに住んでいる様な感覚でいるとか、売り込むのではなく相談に乗る(相談されるような相手になる)とか、複業(どれがメインでどれがサブでもない)とか。 学ぶことも多くあって、私は変化を愛してると思ってたけど、自分で思っていたよりもかなり失敗を恐れていて、日常では変化によるストレスを避けてるんだなと思ったし、自分に自信がないんだなと思った やりたいことよりやらないことを決めるとか、お金に頼ることをやめて工夫するとかやっていきたいね 幸福度という意味では地震や天災が少ないことが少なからず影響しているなと自分がマルタにいた時のことを思い出して思った 常に心のどこかで、自分の生命が脅かされてしまう災害がこの瞬間にも起きてしまうかもしれない恐怖とともに生きるってやっぱり過酷だなと思う 難しいね 本の中に出てきた、勤務時間中いつでもサーフィンに行っていいパタゴニア大好きすぎる
0投稿日: 2022.03.26
powered by ブクログ縛られない生活を謳歌する著者が、幸福度という指標から、低い日本と高い北欧の人々を比較し、物に縛られず日々の生活を大事にすることが幸せにつながると説く。 それは良いのだが、徐々に一般人が達成できそうな現実から遊離して、デュアルライフ、ノマドライフなどの領域に入っていく。 彼がインタビューした北欧の人々は不便をすら楽しんでいるようだけど、私個人的にはこのあまりに便利な日本の状況に慣れ親しんでいるので、便利な部分はそのままにして、縛られることが少ない生活ができればなとは思った。
0投稿日: 2020.11.12
powered by ブクログ心に響くフレーズ ① ギャラップの2010年の調査によれば、日本の幸福度は81位。デンマーク1位、フィンランド2位、ノルウェー3位、スウェーデン4位。
0投稿日: 2019.09.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まあ特に目新しい発見はないが、書いてあることに反対意見もないので当初★3としていました。 1点気になったところと言えば、2拠点生活の推奨をかなり熱く語られており、私も良いな~と感じているのでふんふん読んでいましたところ、『平日は都心の小さなワンルームマンションに住んで、郊外の環境のいいところにそれほど高くないサマーハウスやウィークエンドハウスを持つ』『まずは「デュアルライフなんて、お金持ちしかできない」という過去の常識を捨てるところから始めましょう』という記述に(イラスト解説付き)、おお…都心のワンルームと書いてあるから1人暮らし者が対象であろう…都心は小さなワンルームでも賃料高いんじゃこのお金持ち野郎!(安いところは治安が悪かったり設備が古かったりで家に帰ってほっとできないのでこの際除外)という気持ちに。 まさか自分以外の家族が郊外に住んで平日は単身ワンルームに住むとかいう意味だったら、それはそれでおめー平日は家事分担しないんかーい、という気持ちになるので感覚がちょっと合わなかった。 まあ幸せは他の人の生活や感覚と比較するものではないので(これは著者も書いてます)、著者が本当に伝えたいことが確かに正しいはずなのに、シミズ側にシンプルに伝わらないという本です。★-1だな。
0投稿日: 2019.06.23
powered by ブクログ自由に生きることが全てではないが、昔ながらの価値観で幸せが掴める訳でもない。そういうことは考えさせられる
0投稿日: 2019.06.12
powered by ブクログ旅はそこにすんでいるような感覚になれるようなものをしたい。そうすると自分の文化もまた改めて別の視点で見ることができるから(フィンランド人作家) デンマーク人「ヤンテロー(ヤンテの掟)」 「自分が特別だと思いあがるな」 「自分が人より善良だと思うな」 「自分以上の人間はいないと思うな」 「他人のやさしさを期待するな」 「他人に何かを教えられると過言するな」 SNSは自分のメディア。かつては一般の人がメディアを持つなんて夢のまた夢でした。 それが、個のレベルにまで落ちてきた。 仕事をするときも、事業をはじめるよりも、意識すべきはマスよりニッチ。 そのほうがパワーもあるし、なにより熱が伝わる、そして成果も上がりやすい。 「やらないこと」を決めておけば、「やること」はハッピーなことだけ。 「他人が何を持っているかではなく、自分が今持っているものの価値がどこにあるのかを意識しなさい。」 会社内だけの限定的な「承認」には意味がなくなる。
0投稿日: 2018.12.09
powered by ブクログ北欧の人へのインタビューを通じて、ライフスタイルの見直しを提案する書。LESS IS MORE。少ないことは良いことだという視点で、デュアルライフを実践する本田氏が語る。ベースをもちつつ、あちこちを移動して、生活・仕事するというのはあこがれだ。こうした本に触れつつ、少しずつ近づけていると良いなぁと思う。
0投稿日: 2018.11.12
powered by ブクログ幸せとは何か・・ 北欧のように税金が高い国は、生活がきついのか、幸せなのか 日本は幸せな国なのか もの依存から、環境やゆとりなど精神的依存への変化 今までの生き方に一石を投じる1冊
0投稿日: 2018.10.28
powered by ブクログ自分の最近の考え方と一致している内容で、すんなりと読め、且つこれからの生き方の方向性に自信を持つことができました。 高度成長期までと今では幸福感、豊かさを感じかたが違う。モノの所有によって豊かさを感じる時代から、 現代はモノ以外で豊かさを感じる時代になったという内容。 物質的には質素であっても、精神的には裕福、モノより経験や体験に時間やお金を掛けるのが幸福度が全般的に高い北欧的な考え方で、それを自分で選んでいることが幸福感になるのだそうです。 新しい幸せの条件 1.仕事を楽しんでいる 2.いい仲間、いい家族がいる 3.経済的に安定している(収入が多いことではなくコントロール出来ていること) 4.精神的・肉体的に健康である 5.刺激のある趣味やライフスタイルを持っている 6.時間を自分でコントロールできると感じている 7.住む場所をしっかり選んでいる(望むライフスタイルにあった場所を選べていること) 8.いい考え方のクセを持っている 9.将来の見通しが立っている 10.ゴールに向かっている感覚を持つ
0投稿日: 2018.10.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日本は物質的幸福を求め 北欧は精神的幸福を求める 物があっても幸せにならないことを改めて気づかせてくれた。 物がありすぎても不幸な人がいるのは、物があることが幸せではなくなってきている。 ・常識を疑え ・経験で心を満たす ・スキルをお金にかえる ・無のものから価値を生み出すことが重要
0投稿日: 2017.03.25
powered by ブクログ収入と支出のコントロールができていればいい。欲しいものが買えるし、やりたいことがあったらできると「思っていることが重要」 仕事が遊びかは周りが決めてくれる。当人にとっては、常に仕事であり遊びであるのだ
0投稿日: 2017.02.27
powered by ブクログhttp://www.diamond.co.jp/book/9784478014707.html , http://www.leverageconsulting.jp/
0投稿日: 2016.11.10
powered by ブクログLess is Moreとは元々建築業界で使われる言葉で、「より少ないことは、より豊かなことだ。」という意味。 この本自体は、今となって読むと俗にいうノマドワーカーやミニマリスト的概念で手垢のついた話ではあるが、出版当初(2012年)においてはその分野の走り的なポジションだったのかもしれない。 とはいえ、今読んでみても幾つか面白いトピックがあった。大きく分けて、仕事に関する考え方と生活に関する考え方。 【生活に関する考え方】 ● 年収300万以上の人はモノを買うよりも経験に投資したほうが幸福度が2〜3倍上がることがわかっている。 ● 国別幸福度ランキングを見てみると、経済的豊かさと幸福度にはほとんど相関がないことがわかる。 ● 一方で、幸福度ランキングの上位に来ている国の特徴として、衣食住の住を最重要視しているという点がある。さらに、「旅」を同時に大事にしている。住旅食衣の順番。 ● もしかしたら、この順序を意識してお金と時間を投資することが幸福になりやすい基準なのかも。 ● デュアルライフのススメ。都心にメインの家を持っていて、田舎や海沿いにもう1つの家を持つというライフスタイルをオススメする。別荘というイメージが持つ大きくてお金のかかる家ではなく、低コストで普通の家で良い。平日には都心の家で働いて、週末には地方の家でリフレッシュする。これだけで、生活の豊かさがぐっとあがる。 ● 家を選ぶときには、家自体のクオリティではなく周りの環境を重要視して選ぶべき。例えば海外だと海沿いの家は人気で高単価だが、日本だと案外過小評価されていて安くで借りることができる。 ● つまるところ、鎌倉・長野・金沢・福岡など周りの環境が抜群に良い場所に、そこそこのクオリティの家を借りることが正解だなと思った。ランニングコストは東京の普通の家を借りるのとほぼ同じにも関わらず、幸福度は全然違いそう。カズワタベさんのオフィスとかイメージに近い。 【仕事に関する考え方】 ● 幸福度ランキングの高い国は住を大事にするという話を聞いて、これはイケてる会社かどうかの見え方の基準にも言えるなと思った。Wantedly、ほぼ日、freakoutなど、オフィスがオシャレでよく取り上げられる企業は、それだけでもれなく企業イメージが良い。 ● すなわち、まずはオフィスに投資すること。これが企業ブランドを高める戦略として良いと思った。 ● 住と旅を大事にする企業、と聞いて、snow peakが浮かんだ。言わずもがな、企業イメージは良い。 ● 本の中でカヤックのサイコロ給が取り上げられていた。ユニークな社内制度を作ってブランド化するという戦略は良い。 ● 飛び込み営業は、「安いんだったらやらせてやるよ」的に、下の立場になりがちなのでオススメしない。 ● 企業ブランドを意識すべき。 ● 営業に時間を割きすぎるよりも、クリエイティブを上げる事に集中したほうが良い。(ところがこれは迷うところ。「作って売る」スタイルはやりたい。) ● 「やらないこと」を決めればブランドになる。(「営業はしない会社です」など)
0投稿日: 2016.06.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
※アマゾンから引用 内容(「 BOOK」データベースより ) 北欧諸国があらゆる「 幸福度ランキング 」 で上位を占めているのはなぜか。世界的に見ても豊かなはずの日本が、どうして81位 ( 2010年ギャラップ 「 世界幸福度調査 」 より ) なのか―。キーワードは 「 自由に生きる 」 こと。私たちが目指すべき、“ 新しい幸せ ” について考えてみた。
0投稿日: 2016.01.01
powered by ブクログここずっと断捨離断捨離と言いながら進んでないので、テンションあげていこうかといろんな本を読んでいる。この本は各国の人々にインタビューして、なぜ日本は幸福度が少ないのか考えた本である。しかしインタビューがあまり役に立っていないような。作者だけの幸福を語ってる感じで内容はブログで良さそう。Less is more は良い言葉だと思う。
0投稿日: 2015.11.19
powered by ブクログ前向きな選択。いろいろ勉強になった。難しい本かと思ったが読みやすくすんなり入っていった。ここ最近の中で最も気に入った。
0投稿日: 2015.09.30
powered by ブクログデュアルライフ、考えてみたくなった。物質的な幸せより、精神的な幸せを重視する考え方は、すごく共感できた。頭が硬くなり、幸せを感じる感性も麻痺してきているなと反省。
0投稿日: 2015.09.23
powered by ブクログ今の自分に合う考え方に似ていて、足りないところを補ってくれている様な本でした。 サラリーマンが悪いことではないけど、サラリーマンでなにも考えないで流されて生きている様ならほんとの幸せは手に入らないし、 周りのことをなにも知らないで生きるのは人生を謳歌出来ない。 何事も周りの常識にとらわれない、自分にとっての真の幸せを追い求める必要があるなと再確認した。 物質的な幸せと言うのは短絡的で、体験と言う一生心に残るようなことを色々していくことが、刺激的な人生を作れる。 コンフォートゾーンから抜け出す様な、フレキシブルな状態で常に居られるような自分を作っていくことが良いと思った。
0投稿日: 2014.12.21
powered by ブクログ分かりやすく結構面白かった。選択してシンプルになっていくこと。生活のメリハリ、自分にとっては何が一番重要なのか、自分で考え続けなければならない問いを他人任せにしていた人にとっては辛いだろうけれど、これからは自分で選び取ることが大切。
0投稿日: 2014.08.26
powered by ブクログシンプルに生きること、自分自身がどこに価値をおくか…考えさせられました。 たくさんのものに縛られるのではなく、本当に自分が大切にしたいものに時間を費やしていくべき。 Less is more(より少ないことは、より豊かなことだ)ミース・ファン・デル・ローエ 大切にしたい言葉です。
0投稿日: 2014.07.26
powered by ブクログ目的を考えず欲しい欲しいと集めてしまうtl逆に不幸せになってしまう。 自分の仕事にやりがいを感じ、プロとして成長していくこと。 メディアとしての力を持てば、もともとの地位や名声は全く関係ない。最終的に生き残れるのは、どんなプラットフォームにも依存しない。本当の個のパワーを持つ人だけ。
0投稿日: 2014.03.14
powered by ブクログシンプルに暮らしたいと思うのであれば、真剣に自分の生活や人生を考えなければならない。しかもそれを「自分の意志」で選んで行くことが重要。 物質的なものよりも、もっと精神的なもの、経験的なものに幸せを感じている。 ふだんから「幸福だ、幸福だ」って思っているわけではないのですが、落ち着いて座って自分の状況を吟味した時に、「ああ、実際にここはいい生活ができるところだ」という結論になるんでしょう。 お金をモノに変えるのではなく、スキルをお金に変えていく 自由を与えられるということは、自己管理をしなければならなくなったということ。 収入や資産が多いかどうか、実際に欲しいものがたくさん買えるかどうかが重要なのではなく、収入と支出のコントロールができていればいい。欲しいものが買えるし、やりたいことがあったらできると「思っていること」が重要。 自由に生きるための「新しい幸せ」10の条件 1.仕事を楽しんでいる 2.いい仲間、いい家族がいる 3.経済的に安定している 4.精神的・肉体的に健康である 5.刺激のある趣味やライフスタイルを持っている 6.時間を自分でコントロールできると感じている 7.住む場所をしっかり選んでいる 8.いい考え方の癖を持っている 9.将来の見通しが立っている 10.ゴールに向かっている感覚を持つ →新しい幸せの形は、お金、時間、場所などから自由になるということ。 生きていることが仕事となっていて、いつまでも自分が必要とされる 目的を考えず「欲しい欲しい」と集めてしまうと、逆に不幸せになってしまう。
0投稿日: 2014.02.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人生をシンプルにすること。常識を疑うこと。自分の頭で考えること。自分の価値観を持つこと。それが大事。
0投稿日: 2013.12.24
powered by ブクログ常識にとらわれてはいけない。 常識とは古い価値観のもと築かれてきたもの。 買おうと思えば買える、という考え方 物質的幸福より精神的幸福を。
0投稿日: 2013.08.21
powered by ブクログ自分の幸せの基準を変えてみたいと思って手にしてみた。 まずは常識に縛られている自分がかなり大きいを感じたことが何よりの収穫。まずは疑うことから実践してみよう。自由な時間が取れる幸せ、自分のしたいことが出来る喜びを探して、価値観を考え直してみよう。1週間、電気も水もない生活をするとどうなるのかな?
0投稿日: 2013.07.07
powered by ブクログ本田さんが他の本で提唱していることの根底にあるマインドを理解していれば特に目新しい情報はない。タイトルがすべて。
0投稿日: 2013.06.05
powered by ブクログ”Less is more(詫び寂びで)” 建築家ミース・ファン・デル・ローエの言葉を聴くたびに、イタリアにいる親友が、こないだ大阪に帰ってきた折「人脈をやたら広げる努力はやめた」と言っていたことを思い出す。 何故か馴れ合いや習慣的なことで自分に制約を設けてしまう。それは「空気を読む」ということなのかも知れない。でも、それは狭い範囲でのこと。 本書で気づいたのは、著者は美しい自然との対話を自然に求め、私はそうした著者の書く文章に解毒を得ているということ。 そんな著者が2010年に行われたギャラップの幸福度ランキング(1位デンマーク2位フィンランド3位ノルウェー、56位韓国、70位台湾、73位ロシア、81位ジャパーーン!ww)の上位国を訪れ、インタビューを通じて価値観の調査を行うというもの。 幸せは、ポジティブな選択の向こうにある、そして我々には幸せになる義務がある。そういう強いメッセージを感じる一冊。
0投稿日: 2013.05.28
powered by ブクログ著者はレバレッジコンサルティング㈱代表取締役兼CEOを務める。シティバンク等の外資系企業を経て、バックスグループの経営に参画し、常務取締役としてJASDAQへの上場に導く。現在は、日米のベンチャー企業への投資事業を行うと同時に少ない労力で多くの成果をあげるためのレバレッジマネジメントのアドバイスを行なっている。 著書に「ノマドライフ」「面倒くさがりやのあたながうまくいく55の方法」等多数。 「Less is more」は時代の流れを象徴するキーワード。 より少ないことは、より豊かなことであるということを表現する言葉。 一生懸命に働いてお金を稼いで使う、そうやって車のギアを上げていくような「アップシフト」の時代は終わり、徐々に下げていく「ダウンシフト」の時代に変わっている。 「モノを減らしてシンプルに生きる」「お金や場所や時間に縛られないこと」等ポジティブな選択として色々なものを削っていくことがこれからの「ダウンシフト」である。 物質的な豊かさから精神的な豊かさへ、幸せの形は変わっている。わくわくすることは、自分で選んでいかなければいけない時代になりつつある。 新しい価値観を持って幸せを掴む方法を本書では以下の4章にわたって紹介している。 ①古い価値観のままでは不幸せになる時代 ②自由に生きるために、変えること ③自由に生きるために、捨てること ④新しいライフスタイルを求めて バブルの時代を象徴する物質至上主義とはがらりと変わり、デフレの今の時代は物質から精神的な満足へとその価値観が変遷しつつある。 積み上げていくプラスの時代から減らしていき、必要なモノだけを厳選し、残していく時代。 重要なのは見た目は質素でも、中身は豊かであるということ。他人と比べるのではなく、いかに自分が求めるものや目指すべき方向性をきちんと定め、それに合わせて生きることにより満足感を得るかが重要となってくる。 そのためにもやはり長期的な目線で自分の将来を見据えて考えることが第一に求められる。あれが欲しいこれが欲しいの時代は終わった。 諦めるという感覚とは違い、自分の価値観の中で満足して幸せな生活を送るということにはやはり憧れる。その境地までたどり着くにはまだまだ自分自身時間がかかるように思うがその素晴らしさへの憧れを抱く良い機会となった。
0投稿日: 2013.05.23
powered by ブクログ北欧諸国の人々が、物質的には日本より遥かに質素でありながら、精神的な幸福度は圧倒的に日本を上回る。 そのキーワードは「自由に生きる」こと… 我慢し、みじめな気持ちになる節約ではなく、あえて物を持たない選択を取り入れる。納得した上で、自由に生きるために余計な物事を捨てる… 今の若者を中心に、静かに広がってきた価値観だと思います。 でもさ、本田さんのデュアルライフって、家族がいたら出来ないよね?気のせい??♪(´ε` ) ちゃんちゃん。
0投稿日: 2013.05.06
powered by ブクログ選択肢がないことが豊か 身の丈を知る 考え方のいいクセを持っている 売り込みのでなく相談に乗る あえて捨てる やらないことリスト
0投稿日: 2013.04.13
powered by ブクログそーだよね、と思いながら読むけど特に印象に残らず。ビジネス版のライトノベルみたいなもんだから、それはそれでいいんですが。
0投稿日: 2013.04.06
powered by ブクログ幸せのカタチが新しいものへと移っていく時代になったのだなと感じる一冊。 選択肢がないことで、本質が見えてくるというのは逆説的でいて面白い。 お金も時間も環境もコントロールすることが、幸せに繋がってくのだと読んでて思った。 自分に足りないことは、仕事を楽しみ、心も身体も健康に、時間をコントロールすること。それがすごい大事になってくると思う。 旅も含む色々な経験をして引き出しを増やし、幸せの閾値を下げて行きたい。
0投稿日: 2013.03.27
powered by ブクログ価値観の変化! 物質主義から精神主義へ なにを幸せと思うかを考える必要あり 持たないことが幸せという考え方もあり! カーブドッチ 僕がワイナリーをつくった理由 やらないリストを作る
0投稿日: 2013.02.10
powered by ブクログLESS IS MORE を実践している若者は多い。車は要らない、ブランドにこだわらない、派手な旅行はしない。 大切なのは仲間。食べるもの、健康でいることだけ。 でも、著者の世代からみたこの生き方と、実際にその生活を送っている若者では意識に違いがあると思う。 著者は心の豊かさを強調するが、若者にとっては豊かさの象徴などではなくただの日常なのだから。 MOREと感じられるのは、LESSではない時間を過ごした経験がある一定の年齢を超えた世代だけなのではないかと思う。
0投稿日: 2013.01.28
powered by ブクログぱーっと流し読み。 北欧のシンプルライフ、本田氏の代名詞「デュアルライフ」&ノマドの提唱。(物を持たない、物質的ではなく精神的幸せを感じよう、国内でも出来るよ、でもキャッシュフローの構築無しではダメよ) ワークライフバランスへの疑問。(仕事が楽しければそもそもこの考え方おかしいよね) こんな感じ。
0投稿日: 2013.01.25
powered by ブクログ本田直之さんを知ったのはハワイのガイド本でしたが、 そこからデュアルライフや新しい働き方、 「レバレッジ」シリーズへと、 ビジネス書を読むきっかけをくれた方です。 この本を読み終えて、タイトルがかなりお気に入りのフレーズに。 単純にシンプルな生活をしなさい、ということではなくて、もっと根本の価値観を変えていこうよというかんじ。実際に北欧に取材にいかれているのがより説得力を生んでいる印象でした。 ついこないだまで、なんでも所有して、頭と心の中をいっぱいにして満足していた部分もあった自分としては、刺激的なフレーズがたくさんありました。
0投稿日: 2013.01.24
powered by ブクログ20世紀型の物質社会における幸福の価値観では、これからの時代に幸せを感じることができないのは明らか。 21世紀型の幸福の価値観の答えを求めて著者は世界の幸福度ランキング上位国の北欧各国に行ってその理由を肌で感じている。 21世紀型の幸福の価値観、その重要なヒントをこの本は与えてくれる。
0投稿日: 2013.01.07
powered by ブクログ先輩に紹介されて読んでみた。 しかし、もはやこの本に書かれている価値観が当たり前の私たちの世代にとって特に目新しいことは書いておらず、ただただ残念だった。
0投稿日: 2012.12.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
<大学生および20代前半の読書をほとんどした事がない人向け> バブル時代の価値観と現代の価値観の違いの指摘を試みている、レバレッジなんちゃらを慫慂している本田直之氏の2012年発刊の書。 自由に生きるための条件として、以下の条件を提示。 1.仕事を楽しんでいる 2.いい仲間、いい家族がいる 3.経済的に安定している 4.精神的・肉体的に健康である 5.刺激のある趣味やライフスタイルをもっている 6.時間を自分でコントロールできると感じている 7.住む場所をしっかり選んでいる 8.いい考え方のクセを持っている 9.将来の見通しが立っている 10.ゴールに向っている感覚を持つ。 果たしてこれが新しいのか、以前からそうであるようにも思いますが、ともすれば、物がなかった時代に新しく登場した価値は、総じて物に化体したものであって、機能としての物への欲求が満たされている現代の特に日本においては、経験することや成長することが新しい価値として受け入れられつつあるということをたぶん指摘しているのだと思われます。 Take awayとしては、 「如何なる時代もすべてを手に入れようと思えば、それは難しく、目線を高めに設定していれば、いつまでたっても満足できない。こだわりを持ちたい部分を決めて、選択と集中で、資源(時間、労力、お金など)を投資する。こだわりを持ちたい部分は、周りに流されることなく、本音丸出しで、自分の心に問いかけてみようよ、周りの評価ばかり気にしていても、疲れるだけだぜ。自分らしく、自分だけらしくいられればいいいじゃない」 ということかと思います。多くの指摘は、客観性のないデータや定性的なインタビューに基づいたものであって、こうゆう世の中になってきたんだな!と見なすことはまったくできませんが、直感的には間違っていることが書いてあるわけでもありません。 また彼自身の選択が素晴らしいかのような記載が目立ちますが、まぁ、それはご愛嬌ということでしょうか。一般的な教養のある方は、もっと別の本を読む方が、“レバレッジ”を利かせられると思います。
0投稿日: 2012.12.29
powered by ブクログ面白かった。ワクワクする。 『金持ち父さん貧乏父さん 』『僕たちはいつまでこんな働きかたを続けるのか』次いで読んだ本。生き方本に片寄っているこの頃 。 自由を得るために投資に不労所得!と金持ち父さん。少し私には現実味の薄い話。 自分の資産を生み出し幸せの閾値を下げることで自由と幸福感を増幅させる。と木暮さん。声をあげることはしないでも巧く、したたかにいきる感じ。 この本はより自由に。常識と鵜呑みにせず自分の選択を磨いていくことが、結果資産になり幸福を感じながら生きていくことができる。と本田さん。 このままでダメな気がする。でも何から考え手を付けていいか分からないで不安感ばかりが募る。 そんな時「新しい幸せ10ヶ条」を読み返すと的が絞れてくる。 本当はその的も自分で考えて行かなければいけないものなんだけれども。 自分の身の丈、本当に手にいれたいもの。 あまり考えてないから周囲に惑わされてしまう。 自分を再確認しようと思う。
0投稿日: 2012.12.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
実は社会系の評論かと思い,手に取りました. どちらかというと幸福論なので,哲学系または自己改革,啓発系の内容です. 本田さんのおっしゃられていることには,多く共感いたしました. 以下内容を整理いたします. 全世代と今世代との「豊かさ」に対する意識のギャップ, 幸福指標,幸福論自体が日本国内で変化しているということ(「絶望の国の幸福な・・・」), 文中で私が特に興味を持ったのは,具体的に幸福度ランク上位にある北欧諸国の人々に対してインタビューを実施なさっていたことと, 文中でこれらの声を具体的に紹介されていたことでした. さらに,ご自身が国内外を行き来なさっていることや,周囲の働き方の変化などを挙げ, これを可能にする時間・お金のセルフコントロールの重要性と, 衣食住に加えた経験と家族・友人などの大切さを主張し, 「幸せ」の条件,「幸せ」の再定義という意味で 取り組むべき10カ条をあげていらっしゃいます. まず自己を変え,柔軟に社会の変化に対応できる体制をつくること. 全から個へ価値観のシフトを行うこと. 以上が本書の趣旨であったと考えます. 具体的に文中では,新しい生活スタイルとしてシェアやノマド,デュアルライフを挙げ,考え方の転換,シンプル志向を推薦していらっしゃいます. おおむねの内容が参考になりますし, 今後自分自身を社会の中でいかに生かしていくのかを考えるうえで どれも重要なことだと思いました. 働き方を考えるという意味では,非常に前向きになりました. ただ一つの疑問は そもそもこれら10カ条の内容を見ると, 自分の幸せや自由度の高さに気が付いていない人々が対象である (一定の意識レベル,健康レベル,家庭レベル,ないし幸福のポテンシャルを有する人を対象にした10カ条である) のではないかという点でしょうか. でもそうはいっても,やはり,ひとりひとりが幸福の形を選ぶという点では, 同じことであり,それらに向かってとりうる道は違えども, 個の意志をもち,幸せに対し前向きになり, それぞれの形で実現をめざす,というおおむねの傾向は, 通じていると思います. 以上までをまとめて, 自分の身の丈,自分の能力を過不足なくきちんと評価し, 身近にできることから徐々に見直していくということ, 自分の能力や自由度を過小評価ないし卑下せず, 幸福に生きようとする意識や努力, が,きっと,必要なのだと,思いました.
1投稿日: 2012.12.01
powered by ブクログ自分で選んで、シンプルに生きるってのは、最近よく考えることだった。 筆者の考える幸せの形が分かりやすくて、読みやすかった。 あなたの幸せは何ですか?
0投稿日: 2012.11.27
powered by ブクログノマドライフ、自由を手に入れるための導入本。 やたら繰り返してたのが、 「今の会社にいてもずっと安泰な保証はない」 「お金が重要ではなくなる時代が来る」 「モノをもたずシンプルな生活を送る重要性」 「自分の価値判断で物事を決めよう」 などなど。 今の生活に疑問を持ち始めてこういう生活を目指す人、やっと日本でも増えてきてるのかな…? やば、めっちゃわかる!と共感する一方、今までのいわゆる“ジャパニーズスタンダード”を貫いて生きてきた人からは「何自由勝手なことばっか言っちゃってるの」て思われるだろうなぁ…とか考える冷静な自分も。それってやっぱりわたしもそういう伝統的な日本人的考えを少なからず持ってるってことなんだろうか。(それが時代遅れということもわかっていつつも) 日本を飛び出したら、それがスタンダードでないことはもう何度も体感してるのにね。 その辺の自分の中の葛藤にも気付けた。 一言で言うと、これからの人生、「自分が幸せになる選択」を「自分の判断で」選んで自由に生きていこう!というもの。
1投稿日: 2012.11.25
powered by ブクログチェック項目11箇所。シンプルに暮らしたいと思うのであれば、真剣に自分の生活や人生を考えなければなりません、しかもそれを、「自分の意志」で選んでいくことが重要です。物質市場主義とは、言い換えるならば、車や家をはじめモノや場所など、さまざまなあ制約に縛られて生きることでもあります。 モノを買うことは短期的な欲求を満たすこと、その反対に経験や体験はもっと短期的な視点で得られる利益なのです。現代の日本には、瞬間の欲求を満たす選択肢があまりにもたくさんありすぎる。自由を与えられるということは、自己管理をしなければならなくなったということでもあります。北欧の人たちに取材をしてみて感じたのは、「衣食住」の中で「衣」と「食」のニーズが異常に低く、「住」が高いことでした。格差社会だとか、今の若者は不幸だとか騒いでいるのは、上の世代だけ、時代に合わせて人々の価値観が変わっていくように、幸せの形もまた変わっているのです。なにより重要なのは「自分で選ぶ」ということ。「常識を疑って、常識に従わない人になれ」とか、たんに「反発しろ」と言うのではありません、自分の判断基準と価値観を持って判断することです。お金がなくても、工夫次第ではもっと面白いことができるはずだし、もっと楽しい人生が送れるはず。ポジティブな選択としていろいろなものを削っていくことが、これからのダウンシフトです。
1投稿日: 2012.11.23
powered by ブクログ技術が発達して、モノの品質が高まり、壊れない。 サポートが充実していて修理を頼めば更に何年か使える。 そうなれば、売れない。つまるところ収入も上がらない。 そんな未来を漠然と描きながら、幸福度を高めるためにはどうすればいいんだろうと思っていた時にこの本を買った。 僕の見方が偏屈なのかもしれないけど、欧米の人の幸福度は高いのは次の引用がすべてだと思う。 「国同士でみると、所得水準と幸福度に相関がない。幸福度は周りとの関係で決まる。」 「欧米は概して税金が高い。国民負担率が6割くらい。」 つまり、高い税金で所得格差がほとんどなく、みんな同じような生活をしているから不平等を感じずみんな幸せ。 だからみんなも都心にばかりいないで、海外とか地方とかで生活することで幸福度を高めようってことかな。
0投稿日: 2012.11.18
powered by ブクログ著者・本田さんの『リーディング 3.0』は、自分にとって、「読書」、 ひいては「情報」をシェアしていこうと動き始める、具体的なきっかけになりました。 また、「ソーシャル・リーディング」との概念を強く意識したのも、ココからです。 そんな本田さんが「新しい幸せ」について、北欧を題材に述べられた一冊となります。 - 自分の判断基準と価値観を持って判断する 『ノマドライフ』でも述べられていましたが、自分らしさを軸にする大切さをあらためて。 かと言って焦らずに、堅実に土を耕し、種をまくことが必要だとも。 - シンプルに暮らしたいと思うのであれば、 真剣に自分の生活や人生を考えなければなりません 黙って受け身でいるだけでは、誰も何も助けてはくれなくなっている、と感じます。 そんな中でもやはり、好きな事についての情報共有は続けてみようとも。 - 自分に得意なこと、好きな趣味がある人は、 まずは積極的に情報を発信してみる そして、いつ 「セレンディピティ」 と出会っても大丈夫なように、 準備と心構えはしておこうとも感じました、なんて。
1投稿日: 2012.11.08
powered by ブクログモノを語る時代から、コトを語る時代になった今は確かにモノへの執着心は減ってきたような気がします。 我が家もなんだかんだでモノが多いので、著者のいうとおり、バサッと捨ててしまおうかと思いました。
0投稿日: 2012.11.03
powered by ブクログ本書は、レバレッジシリーズで有名な本田直之さんが、幸福度ランキングトップの北欧を旅した中で得た、「幸せに生きるためのヒント」をまとめたものです。 幸福度ランキング81位の日本がこれから進むべき先には何があるのか。 僕も日本人として、将来に不安を感じずにはいられません。 そんな不安を解決するヒントが得られるのではないかと思い、本書を手にとりました。 本書で本田さんはこう言っています。 「モノも豊富にあって豊かなはずの日本人が、なぜ幸せを感じれないのか。それは、アメリカ的な物質至上主義が幸福感につながらなくなったからではないかと思います。」 では、現代の日本人は、何によって幸福感を得るのか。 それは「経験」なんです。 モノから得られる満足は一瞬しか続かないけれど、経験やそこから得た知識は、自分の中に一生残ります。 モノを買うことは短期的な欲求を満たすこと、その反対に経験や体験はもっと長期的な視点で得られる利益なのです。 「経験」が重要視されるようになると、そのための「時間」がお金と同じくらい重要になってきます。 そして、その「時間」をいかに自分でコントロールできるか。 そこが大事になってくるわけです。 本田さんは本書の最後にこう締めくくっています。 「幸せはポジティブな選択の向こう側にあります。」 確かにそうだなと、最近自分で自分の仕事をコントロールできずにイライラすることが多いので、実感します。 ただ、日本人全員が「ポジティブな選択」をして生きていくことは可能なのでしょうか。 全員がフリーランサー、ノマドワーカーとして生きて、世の中は成り立つのでしょうか。 残念ながら、本書ではそこまでの解決策は示してくれていません。 ただ、本書を読んで思ったことは、与えられた仕事でも前向きに楽しそうに仕事をしている人がたくさんいるということ。 そのことは決して忘れてはいけないと思います。 世の中には、無駄な仕事なんて何一つとしてないのですから。
0投稿日: 2012.10.17
powered by ブクログ同じ著者の別の本「ノマドライフ」への導入的な内容だった。 「フィックスドライフスタイルをやめて得るものが多かった」と書いてあるけど、その具体的な部分が紹介されていたらもっと分かりやすかったのになと思う。
0投稿日: 2012.10.12
powered by ブクログ世界的に見て豊かなはずの日本の幸福度ランキングは,世界81位(2010年・ギャラップ「世界幸福度調査」)。この理由は,「物質市場主義が幸福感につながらなくなったからではないか」と著者は語っています。 実際に世界的に幸福度の高い北欧の国々に住む人々の意見を交えて,これからの時代の「幸福な生き方」を提案した1冊です。 本田直之さんの本は初めて読みました。本田さんの時代を先駆する,「自由で幸福な生き方」がこの本に提案されています。
0投稿日: 2012.10.11
powered by ブクログ税金が高いにも関わらず、幸福度ランキング上位の北欧と、世界的に裕福とされる日本の幸せやライフスタイルに対する考え方の違いが学べます。http://ameblo.jp/kopetaro/entry-11374222774.html
0投稿日: 2012.10.08
powered by ブクログ戦後のものがなかった時代から、ものがあふれる時代になった今。 だからこそ、こういう本が出てくるんだろうなぁと。 無い物、持ってないことを嘆くより 今あるものを大切にしたほうが 素敵に生きられるんだって思わせてくれました。 欲張りせずに生きよっ
0投稿日: 2012.09.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まさに自分が考えている事と一致する。 モノや情報が溢れている状態。 自分自身もいろんな情報を際限なく求めて多くの時間を無駄にしていた。 モノや情報を減らす事は自由な時間を増やす事に繋がる。 例えば、本の最安値を探す→検索サイトで値段を検索→見つけたサイトで登録、購入→嵐の様にメールが来るようになる→メール解除依頼 全体的に値段が安い、探しやすい、使いやすいサイトから常に購入するようにした。少しの値段の差には目をつぶって快適さ、時間の節約に重きを置くようにした。 持ち家に関しても日本では買わないでおこうと思う。人口減少に伴う土地価格の低下もあり、簡単に他の場所へ移り住む事が出来なくなる。 必要なものを必要な場所に置いて使う様にした。それ以外の物は極力持たない。定期的に処分する。 思い出の品をどう扱うかが今の課題→長く保存しておくモノを決めてある一定の箱の中に置いておく? なんにせよ日本の持ち家は高すぎる。その時に生活スタイルにあった場所、広さで借りていくのが得策だと思っている。一生住むと決められる様な場所があるなら買ってしまっても良いかもしれない。 『自分の行動で具体的に変える事』 ・自分に必要でないものは処分する 一年間以上使用していないもの 用途が分からないもの 使う予定がなく必要ないと感じるもの ・自分の住みたい場所、ライフプランを行う。 ・投資の勉強を定期的に入れる 『心に残った言葉』 ・自由を与えられるということは自己管理をしなければいけない ・新しい幸せの形は、お金、時間、場所から自由になるという事 ・お金も時間も『欲しい欲しい』と集めてしまうと幸せになれない ・フリーランスの人が報われる時代 ・自分にとって大事なものを絞り込む ・まわりはまわり、自分は自分 ・不特定多数の広い世界からの評価を求める ・スポーツは自分を成長してくれる最高の自己投資 ・副業はリスクヘッジ ・デュアルライフに向けて5~10年かけてインフラを整備する ・ライフスタイルがコンテンツになる ・いろいろなものがシンプルに(LCC)
0投稿日: 2012.09.02
powered by ブクログいつも良い刺激を与えてくれる本田さんの書。読んでいるだけで少しだけ自由になった気がするから不思議。ノマドライフでも紹介されていた新しい価値観が共感を呼びます。
0投稿日: 2012.08.28
powered by ブクログ北欧諸国の国々と比較すると、やはり日本は忙しい(急がしい)ようだ。 それが主要因とは一概に言えないが、他の国(アメリカ・中国)へ行っても、平均的に時間的、個人にかかる業務量・責任等でそのイメージは感じる。 働くことに注力する事が決して悪いのではなく、良くないのはやりすぎる事(やらされ感があると最悪)で、懸念すべきは、それが日本人の幸福感に悪い影響を及ぼしていることだと思う。 『こっちのほうがハッピーだし楽しい』とか、『こっちのほうがわくわくする』ということを自分からあえて選ぶ事。もしかするとお金にはならないけど、楽しいから前より余計に働きたくなるというようなことを選びたい。
0投稿日: 2012.08.27
powered by ブクログ物質主義に陥らないで生きる秘訣が満載 前例主義が崩壊しつつある現在社会で、 真の自立をするヒントがいっぱい
0投稿日: 2012.08.26
powered by ブクログ本田さんの著書なので購入。 今回は内容が少し今までと違って読みごたえあり。 最近の著書にはちょっと重複感、薄すぎ感が否めなかったので。 自由の他に幸福を切り口にしている点が新しく、幸福を基準に生き方を考え、捨てるものを決めていって、結果、ポジティブにシンプルに生きるという理想像を考える。 まさに自分の目指す生き方である。 最近月に1回は孫の顔を見せに実家に帰っているが、考えようによってはこれはデュアルライフの始まりでは? ということで、もっと考え方を進化させていくようにしよう。 引き続き本田さんからは自由に生きる生き方を教えていただきたい。
0投稿日: 2012.08.25
powered by ブクログやはり、本田直之さん好きだ。 ノマドと聞くと一見自由で楽しく見えるが、自分が何を望み、家族とどうありたいかなど真剣に考えずして成り立たないと思う。 これからどう生きていくか、どんな生活をしたいかを考えてる人・悩んでいる人には特にオススメ!
1投稿日: 2012.08.24
powered by ブクログLess is more より少ないことはより豊かなこと プラスしていく時代からマイナスしていく時代へ 削っていくことに幸せを感じること、GDPからGWB(General Well Being)へ 身の丈を知る 北欧人プライオリティ 住、旅、食、衣の順。幸せの閾値 質素な生活をあえて自分から選ぶこと、マスよりニッチ、 あえて捨てる やることのリストではなく、やらないことのリストを作る 満足の閾値を下げる 副業ではなく復業
0投稿日: 2012.08.19
powered by ブクログノマドライフを実践する著者が北欧、ハワイ、ニュージーランドの人々にインタビューを通じて得た自由に生きるための幸せについて 北欧諸国が幸福度ランキングで上位を占めているのに、世界的に見ても豊かなはずの日本がどうして81位(2010年調査)なのか。 古い価値観のままでライフスタイルをつくっていくと幸せではなくなってしまうのでは?というのが著者のなげかけです。 幸福度ランキングが低い、これって謙虚が美徳なお国柄の人々がと自己主張バリバリの人々がアンケートに答えるのとでそれだけで差が出る気がしないでもないですが、やっぱり先行き不透明感や閉塞感があるなかで中々幸福度はあがらないかもしれないですね 結局のところ言ってるのは「物より体験、お金で幸福度を測らない」という事で大きな気付きはなかったのですが、実際著者のように色々なところに住んでみるとその実感がより感じられるという事でしょうか。 このところ海外に行けてないですが、何だか行きたくなっちゃったな。特に北欧! 著者が描く新しい幸せ10の条件というのがありました。 1仕事を楽しんでいる 2いい仲間、いい家族がいる 3経済的に安定している 4精神的・肉体的に健康である 5刺激のある趣味やライフスタイルを持っている 6時間を自分でコントロールできると感じている 7住む場所をしっかり選んでいる 8いい考え方のクセを持っている 9将来の見通しが立っている 10ゴールに向かっている感覚を持つ うーん、1、6、9、10あたりが怪しいかも。ここらへんを向上させたいところです。 著者はこの10を「新しい幸せの形は、お金、時間、場所などから自由になること」と言ってます。 まあ、そうなのかもしれませんが、自由というのはこれ中々やっかい。 一度全部、ある程度満足するまで手に入れてみないと、何が自由かってそもそもわからないもんじゃないの?と私は思うのですが、どうですかね。 前回読んだノマドライフと主張がかぶりまくりだったので書評☆は2つとしました。、読後感がいい本でよかったんですけどね。
0投稿日: 2012.08.19
powered by ブクログ本田さんが成功したからこのような本を書くことができたのではなく、思考すること、行動することによって自由な人生を引き寄せて、さらに幸せを実感していけるのだと思う。 この本と合わせて、ポジティブ心理学の本を読むといいと思う。
0投稿日: 2012.08.14
powered by ブクログ本田直之さんが、北欧の人たちに「幸福」についてインタビュー。物質至上主義を捨て、Less is more.という考え方を取り入れるべきだと主張する。新たな幸福の感じ方を提唱してくれる一冊。このスタンスがいいか悪いかは人次第。ただ、見方を変えるだけで、幸福度を上げることは必ずできます。それがこの本でわかるはず。
0投稿日: 2012.08.11
powered by ブクログ売り込むのではなく、相談にのる 売り込みとは、すごく前近代的なやり方で、成果も上がりづらく、幸福感も得にくい方法。それよりは、ファンを作ること。ファンを作るということは、自分の仕事を知ってもらうこと 承認の欲求 これからの時代、もはやそうした限定的な承認には意味がない もっと不特定多数の、広い世界からの評価を求めるべき それはたとえ会社がなくなっても続く「きみ、頑張ったね」 メディアや企業が面白い人を見つけやすい時代になっている 物質的に質素、でも精神的に豊か
0投稿日: 2012.08.03
powered by ブクログ物を持つ、多く持つ=幸せ、という考え方への疑問を呈した本。 ただ、この前のノマドライフという著作でも同様の話は述べられてもいるので、物欲からの解放というテーマに注力して読むのが良い。本田氏の著作をずっと読んできているのであれば、考え方の再確認という意味合いになる。
0投稿日: 2012.07.31
powered by ブクログ住む場所をしっかり選ぶ。 何をして生きたいのか、他人や組織に判断を委ねるのではなく、自分で考えて目標を定める。 やりたいことをやるために、今を活かす。マイルストーンを作る。 狭い世界の他人の評価は脆い。最後の判断は自分が下すしかない。利益を抜きにして生きていける力。 幸福や満足がないとわかっているものに人生を賭けられない。頑張れない。 相対判断は不幸。 やりたいことよりも、やりたくないことは何か? 本当に必要なものは何?常識に縛られず、不要だと感じるものは切り捨てる。何もかもを手に入れても、それが自分の価値判断と合っていなければ幸福にはつながらない。 デュアルライフ。可能性を多様に。経験を広げることこそが自分にとっての価値。
0投稿日: 2012.07.29
powered by ブクログ所有することのリスクを洗い出し、何かを買ったり手に入れたりすることで満足するより、経験や人とのかかわりあいにお金や時間を使おう、という話。 もともと一定確率で、このような考え方をする人はいたと思う。しかし所得が不安定な現代の世の中ではこの思考にたどり着く者が増えたのではないかと思う。そもそも所得が少ない者、所得が少なくなりそうなリスクに備える者、所得は多いが所有によって得る満足感の空しさを知ってしまった者。 本に書かれていることはとても共感できる。もともとあこがれていたイメージにはたどり着かなくとも、コストの低い代替案でも同じ経験をすることはできるかもしれない。 瞬間の欲求を満たす選択肢に流されず、長期的な自分の幸福を考える。今、この瞬間が人生なのだ。
1投稿日: 2012.07.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
きっと自分の新たな成長につながるであろうと信じて システムなどとても気に入って 選択した今の会社。だけども あまり深入りしていない段階で、 この本に警告してもらって良かった。 とはいえ、すぐ辞める訳にもいかないので 今の仕事を通して どのように自分を成長・進化させ、考え方や生活をより満足できるように変えるか 参考にしながら 今の働き方を なるべく早く 卒業したい。
0投稿日: 2012.07.22
powered by ブクログ120721読了 若者はいつも正しい。 草食系男子じゃなくて肉食である必要がないんじゃ ということを思いました。 私のような起業するために準備をしている人間にとって 新しい顧客ニーズの開拓方法を教えてもらったようなもんです。 多様性という言葉もあるように 多くの選択肢をもつことが豊かさの証明になる このこと自体が古いニーズとなっていることに 気づかなければならない時期にきているのかもしれません
0投稿日: 2012.07.21
powered by ブクログ「瞬間の欲求を満たす選択肢があまりにもたくさんありすぎる」めっちゃぐさっとくる言葉。 「小さいけれど確かな幸福を感じて生きていければなんとかなる」 いやほんとそのとおり。 自省に使えます。 幸せの閾値は自分は最初から割と低いと思ってます。 美味い飯が食えるとか、綺麗な景色が見れるとか、野球した(観た)あとの1杯は最強に美味いとか。 ○○が欲しいっていう欲求も確かになしじゃないけど、比較的僕らの世代は経験に幸せを求める人の割合が高めじゃないのかなと思います。 体験型の旅したい!サーフィンとかやりたい。あとトライアスロン。
0投稿日: 2012.07.21
powered by ブクログ幸せについて自分の価値基準を持つことの重要性に改めて気づかされました。マテリアルなモノではなく、これから先の人生の糧となるような経験とか仲間ってやはり重要!そういったものに恵まれるためにも、自分のブランド価値を高めないと。
1投稿日: 2012.07.16
powered by ブクログドキッとさせられた。 「戦後、6倍の経済成長を成した日本が「幸福度」ランキングでは横ばいの81位のまま」 「プラスしていく時代からマイナスしていく時代」 「ダメと言われている草食系の若者からむしろ学ばなければならない」 「アフルエンザ(豊かさ病)で育った世代は物質至上主義を否定しなければならない。日本のバブル時代を生きてきた人たちは幸せの閾値が無駄にあがっている」 「お金をモノに変えるのではなく、スキルをお金に変えて行く」 「しっかりとした大企業で会社に守られていると、その判断基準や価値といった能力が失われてしまう。自分が本当にやりたかったことは置き去りにされ、敷かれたレールにのっかり、まわりに合わせるようになる。まわりの人が家を買ったら自分も買わなきゃ、3年に1回は車を買い替えるのが普通だなどといったように。」 「アフルエンスで育った親の言う事(結婚しろ、良いとこに就職しろ)は参考程度に。彼ら世代が経験してきた理論は現在通じなくなった。リスペクトはするが、あくまで正しいと思った自分の判断基準を持つ事が大切」 ある書評では「ノマドライフ」と言っていることがほとんど同じとあったので期待していなかったが、とんでもない。 なぜ北欧が幸福度ランキングでトップであり続け、またどういった経緯でそうなったのか。 社会保障制度は立派だが実は年金制度はズタボロ。それでも社会が成り立ち、そこで暮らす人たちの「働く」意識の高さ。 この本を読み進めると、いつか日本の先行く未来を示唆しているようでならない気がしました。 ワーキングシェアで多くの人に仕事を分け与える社会。社会的経済情勢から、否応無く、週3、4日制出勤となる日が近い将来くるかもしれません。 その時、わたしたち日本人は 「ゆとり」を大切に、という名目のもとで工夫して人生を楽しめるのか。 あるいは、漫画やゲーム、インターネットなどの仮想社会の人生に時間を費やすのか・・・ 準備は今のうちにしておいた方が得策かもしれません。
0投稿日: 2012.07.12
powered by ブクログ古い価値観に違和感を覚え、これからは自分にとって何が幸せなのかを見極めて生きて行きたい。そう思いながらも、物質的な豊かさに引っ張られ、ふと虚しい気持ちになってしまうことが度々あった。この本を読んで、ぶれそうになる自分の価値観の軸を取り戻すことができたし、幸せについて常に考えていこうと思えた。「好きなこと」を仕事にしないというのは、今の私にピッタリのメッセージだった。好きじゃなきゃ続かないから頑張らない、お金になりそう、うまくいきそうだからやってみようっていうのはやめよう。
1投稿日: 2012.07.12
powered by ブクログ北欧の人の価値観をインプットし自分の意見を加えた一冊。 シンプルな思考ながら何度もつぶやきたい言葉が多い。 欲しいもの、なにか便利なものを買うとき、 「便利なのはいいけどそれは本当に必要なものなのか?」 「そのお金を使わないで、旅に使うよりも人生を豊かにするものなのか?」 と北欧の人に問われたときに答えられるように常に選択をしていきたいという衝動に駆られた。 北欧に憧れるだけではなく、日本人としてどのように豊かに生きていくのかを自分なりに考えるきっかけになりそう。 以下レバレッジメモ 数年前にアメリカで流行したアフルエンザという言葉があります。これはアフルエンス(豊かさ、裕福さ)とインフルエンザを合わせた造語で豊かさ病という意味。いらない者を次々と買ってしまう、自分の家や持ち物を人と比べて劣等感を抱いてしまう、すぐに新しい物が欲しくなる。豊かな生活を維持するため長時間労働が当たり前になり、給与水準は下がっていないのに借金や自己破産が増える・・これは当時アメリカでもずいぶん問題になりました。日本でも特に35歳以上のバブルを経験している人たちはこのアフルエンザにかかったままの状態といえるでしょう。先ほど述べたスティーブジョブスが物をあまり持たなかったというエピソードの背景には彼のベースに物質至上主義を否定する、ヒッピー文化的な理想主義があると思います。 同じように私は日本の若者たちの間にも物質主義から理想主義への揺り戻しが来ていると感じています。お金よりも世の中に役立つことを追求する、若い企業がどんどん登場しているというのも、その流れの一つでしょう。 常識を疑う人が増えれば、制約がなくなっていく 幸せを感じるためには自由である事が重要です。それはここまで述べた通り、物質的にも精神的にも時間的にも言えること。時代は変わっているのですから、自分たちも進化していかなければならないでしょう。今までの常識に縛られたり、囚われたりしていては新しい幸せは実現できません。常識に縛られるというのはある意味とても楽なことです。たとえば、毎日制服を着ていればいちいち着る物を考えなくていいように、縛られてさえいれば、自分で考えることも、頑張ることもしなくていい。毎日同じ時間に会社に行って、たんたんと仕事をこなして、上司が帰るタイミングで岐路につく。あとは給料も納税も福利厚生もすべて会社がやってくれるのですから。そして何で同じ時間に出勤しなくちゃいけないんだろう。とかなんで上司が残っていると自分も会社にいなくちゃいけないんだろうという常識すらも疑わなくなってしまう。それはとても危険なことだと気付くべきです。 住環境は自分のライフスタイルを充実させるプラットフォーム 人が生きていくうえで大切な3要素に衣食住があります。北欧の人達に取材してみて感じたのが衣食住の中で衣と食のニーズが異常に低く、住が高いことでした。それと同じくらい重視されているのが前にもふれた旅。プライオリティの順番でいうならば住、旅、食、衣となるでしょうか。北欧の国々は労働時間も短くまた冬が長く日照時間も短い、それだけ家で過ごす時間が長いということもあるでしょう。北欧と言えば家具などのデザインが有名ですが、これも家で過ごす時間が長いことが理由。シンプルで長期間使っても飽きがこない快適なものをデザインしようというところからきているのだそうです。一方私が暮らしているハワイは、温暖で日照時間も長く、外で過ごす時間が長いので、家具などはカジュアルな物が多く、それほどこだわりがありません。その代り、家の外にある自然がすべて自分のもののような感覚で使える、住んでいること自体にすごく幸福を感じられる場所だと思います。衣は薄着で大丈夫なのでそれほど高くなく、海や山などでスポーツをすること先ほどの4つの要素でいえばやはり旅にあたるものを重視する傾向にあります。ニュージーランドは肉や魚は近くでとれた安全なものまた野菜はもちろんオーガニックと食のプライオリティが高い。そして家の前で釣りができるといったようにアウトドアや自然と触れ合う住に最も重きを置いていました。北欧は家の中、ハワイやニュージーランドは家の外と違いこそあれ幸福度の高い地域国々では等しく住環境を重視していることがわかります。家はただの物ではなく「ライフスタイルを充実させるプラットフォーム」なのです。 また最近私が注目しているのが福岡です。家賃はだいたい東京の半分で一軒家を立てるコストは3分の1~4分の1程度。海と山に囲まれた街のサイズもちょうどよく、ご飯もおいしい。地理的に見ても日本の大都市の中で最も海外に近くて、空港は市内の中心部からすぐ。東京へ出るのも便利だし、私が暮らすハワイへの直行便もある。ネット系の会社の中では本社を福岡に移したところも出てきています。 年収や資産が少なくても、自分の収入と支出を自分で決めてコントロールし、「何か欲しいものがあったら買えるし、やりたいことがあったらできる」と感じている人は幸福度が高い。収入や資産が多いかどうか、実際に欲しいものがたくさん買えるかどうかが重要なのではありません。収入と支出のコントロールができていればいい。欲しいものが買えるし、やりたいことがあったらできると「思っていることが重要」なのです。そもそも私は、定時出社しなくちゃいけないとか、スーツを着なくちゃいけないと言った、いわゆる常識が得意ではありませんでした。もしかすると、そういう常識に耐えられてしまう人は危ないかもしれません。学生時代には茶髪はいけないとか髪はここまで切ってこいとか古い常識に縛られてそれに疑いを持たないように教育されてきたでしょう。これも一種の洗脳のようなものです。ただ常識を疑って常識に従わない人になれとか単に反発しろというのではありません。自分の判断基準と価値観を持って判断することです。自分にとって何が大切なのかなんて腰を据えて考えることはあまりないでしょう。幸せってなんなのかな?周りが言っていることと、自分が思っていることはあっているのかな?と時間を取ってじっくり考えること。そうしないと常識に流されてしまいます。そして常に考えていないと、単にずれた人になってしまうのです。 他人軸から自分軸へ 私が学生時代に大企業が合わないと思った理由の一つに自分で自分の仕事内容を決められないということがありました。今の時代にも多々あることだと思うのですが、例えば営業をやりたいのに全然違うことをやらされてしまうような。これは北欧の国々では絶対にありえないことです。とくにしっかりした大企業で会社に守られているとその判断基準や価値観といった能力がどんどん失われてしまいます。敷かれたレールにそのまま乗っていくうちに疑う余地もなくなってしまう。自分で考えなくなってしまう。するとまわりに合わせるようになってきて、周りの人が家を買ったら僕も買わなきゃ、車を買い替えたら3年に1回は買い換えるのが普通だというようなよくわからないことになってしまう。 ずっと同じ環境にいると考え方が凝り固まってしまうと思ったから引っ越しをしました。もちろん変わらないことは楽だし引っ越しには面倒なことの方が多いでしょう。でも変わることで得られる変化や思考の柔軟性を持っておきたかったのです。これだけ世の中が変化していく時代一番怖いのは変な常識に縛られてしまうことです。そこから逃れるためにはとにかく定期的に壊して作り直すこと。いつもの道中で会社に行って、いつもの昼ご飯を食べ、会社の同僚とばかり付き合っていては思考は固まってしまいます。 その会社の常識や、そのコミュニティの価値観にどっぷり浸かってしまうと思うのです。
2投稿日: 2012.07.12
powered by ブクログメッセージとしては一つ。 金に縛られなくて、楽しめる人生の選択をしよう。という事。 海外の事例や著者の実感などが書かれている。 うーん。金額に応じた価値は無かったかもなあ。 自分個人としては、多少のストレスは合った方が張りのある時間を過ごせると思うし、先立つ金も欲しいからなあ。旧人類の考え方なのかもしれないですけどね。 だけど、好きな事をしてダウンシフトするのも憧れる部分もあるからなあ。どうしよ。
0投稿日: 2012.07.08
powered by ブクログ草食系は意外と現代にはマッチした生き方なのかも。ただ批判することなかれ。 周りに流されずに自分の価値観を大切にして、仕事もプライベートも幸せで満たされる生き方をしよう、と提案。 確かに物質至上主義に縛られてたら、これからは心が豊かでいられることは難しいかもしれない。
0投稿日: 2012.07.05
powered by ブクログお金、住む場所、ものなど自分を制限するものにとらわれず、自分が幸せに生きるにはどうすればいいか考える本。自分にとって何が不必要か判断することによって大切なものを見つける。
0投稿日: 2012.07.05
powered by ブクログ生活水準が同等の日本と北欧で、どうしてこれほどまで幸福度がかけ離れてしまっているのか? 本書では、「“モノ”よりも“経験”を重視することで幸福を得られる」と結論づけている。なるほど、と思った。 また日本では北欧に比べて仕事でもプライベートでも楽しめていないのだと気づいた。 今はその気になれば高級車でも家でも(ローンを組めば)買える時代。けれどそれで幸せを感じられるかと言われれば、もちろんそんなことはないと思う。 これからどう生きていくことがもっとも幸せを感じられるのか、今後じっくり考えていきたいと思う。
0投稿日: 2012.07.01
powered by ブクログシンプルに生きること。 自由になること。 それによって幸福に生活ができる。 しようと思っているけど、なかなか出来ていない。 自分にとっての幸せは何かシンプルに考えてみようと思う。 そんなきっかけを与えてくれた。
0投稿日: 2012.06.30
powered by ブクログ【若者は正しい】 確かに、物に対する欲というのは減ってきているように感じます。人間自体が進化していくと物から精神に移ってくるのでしょう。 北欧などの先進国ではすでに物よりも、精神的豊かさを求めることがはじまっており、中国などはまだ物が少ない状態なので、物欲の方が旺盛な状態です。 日本はやっと物から精神に変わりはじめたところではないでしょうか。 若者に物欲がないのは当然です。ものが大量に存在するところで育ってきており、昔のようにものがない状態で育ってきた人間とは異なります。 国という縛られた環境下ですが、人は進化しているのです。 「経験等のものとして残らないことにはお金をかけて、ものとして残ることにはお金を使わない」と昔から思っていましたが、家の中を見るとものであふれています。だめですね。ほとんど使っていないものが大量にあるように感じます。(←捨てよッ)
0投稿日: 2012.06.30
powered by ブクログ本田さんの一人コングロマリット系の本四冊目。これからは物質的豊かさより精神的な豊かさにシフトしていくと予想され、本当に自分にとって大事な物以外は捨ててライフスタイルを充実させる事が重要と言われてます。全てが全てそうなってしまうと個性がなくなってしまうので、読ませれた方が思考の取捨選択をして自分にとって幸せな人生は何か?を考えた上で実行されると良いと思います。
0投稿日: 2012.06.28
powered by ブクログいろいろと考えさせられる本。 書いていることは、非常にわかる。 ほんとにこのままでいいのかと考えてしまう。 考えることはいいことだっ!
0投稿日: 2012.06.25
powered by ブクログ「新しい幸せ」10の条件 1 仕事を楽しんでいる 2 いい仲間、いい家族がいる 3 経済的に安定している 4 精神的・肉体的に健康である 5 刺激のある趣味やライフスタイルを持っている 6 時間を自分でコントロールできると感じている 7 住む場所をしっかり選んでいる 8 いい考え方のクセを持っている 9 将来の見通しが立っている 10 ゴールに向かっている感覚を持つ
0投稿日: 2012.06.20
powered by ブクログ本田さんの最新刊。 ノマド系かと思い、早速読んで見ました。 (実際は、ノマド系というより、 そのための考え方やあり方のための本のように思えました。) タイトルの意味は、「より少ない方が、豊かになれる」という意味。 多くを求めない北欧の人たちの生き方を参考に 新しいライフスタイル(というよりマインド)の提案をしています。 なるほど、大量生産大量消費の行き詰まった今の日本のトレンドには とてもマッチした言い方でかなり受け入れられるような気が。。 相変わらず、著者のコピーライティング力には 感嘆させられます。 個人的には、一度頑張るだの努力だの大きく振れたあとに たどり着く考え方であるべきかな、、というのが 僕の現時点での意見です。努力したあとに読みたい本。
2投稿日: 2012.06.20
powered by ブクログ所得はあるのに、日本が幸福度ランキングで上位に入れないのはなぜなのか。一方で質素な生活ながらランキング上位の北欧にはどんな秘密があるのか。著者が実際に現地の方々にインタビューしながらまとめた一冊。 以前読んだ『ノマドライフ』と重なる主張が多かったため、あっという間に読めてしまい、やや物足りなさも。 日本人は旧態の価値観から抜け出せておらず、それが個人の満足度を下げてしまっているのではという結論。それは会社が幸せにしてくれる、という他人に依存した考え方。そして自分の幸せとは、ということを真剣に考えないままに、給与は上がらないし会社もつぶれてしまうという時代へ。自分の幸せが何なのかがわからず、よってそれを追い求めることもできないので満足感が得られないという結果になっている。 筆者は決してノマドという生き方を勧めているわけではないのだが、やはりこれからは個人が自分で食べていくチカラを付けるしかないのだろうと思わされる。バブルは終わったのだし、誰かに与えられる幸せではなく、自分で選んで手にする幸せを。
1投稿日: 2012.06.18
