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マーブル館殺人事件 下
マーブル館殺人事件 下
アンソニー・ホロヴィッツ、山田蘭/東京創元社
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総合評価

52件)
4.5
27
20
4
0
0
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    物語の中に物語があり、それぞれの結末が呼応し合っている、という構造は面白かったが、クリスティーを引き合いに出されるほどかなぁという感じ。クリスティーレベルなら主人公以外の登場人物の深掘りをもっとやるはずと思ってしまう。だからなのか海外小説だからか分からないが、登場人物がカタカナなことで顔立ち・年齢・性別のイメージがただでさえ付きづらいのに二重構造になることでさらに混乱した。しかし最後には大体分かったのでスッキリした反面、こんなに混乱してても理解できるということは、謎も分かり易すぎたのでは、と考えてしまった。

    0
    投稿日: 2025.12.18
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    CL 2025.12.11-2025.12.16 主人公のスーザンを好きになれないわりに面白かった。終盤の伏線回収の爽快さは最上級。 ホロヴィッツはこっちのシリーズのほうが断然好き。

    0
    投稿日: 2025.12.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いやー面白かった!一気読み! ホロヴィッツにはずれなしとはいえ、よくまあこの入れ子シリーズで三作目もハイクオリティに作れるものだと感心した。(何目線?笑) 本編前半の何気ない情報が事件の解明の大事な手がかりになるという点では、私もちょっと分かってしまった(当たってた)部分もいくつかあり、おおむね予想通りの結末になったものの、それでもがっかり感はなく十分楽しませてもらった。星5つ。作中作の推理は本当にわからなかったし。 それと翻訳の読み易さがホロヴィッツ作品の良さを引き出してくれていると毎作おもう。 解説によると次回作の構想もあるとのこと。気長に待ちましょう。 ホロヴィッツは映像化のプロでもあるので起承転結のエンタメ的構成が上手いんだな。 以前カササギのドラマを見た印象としては、主演女優さんがわたしのイメージと異なる(もっと若いほうがいいと思う)けれども、ピュントの風貌も素晴らしいので、この作品もいずれテレビ画面で見られるのかなと思うと楽しみ。

    4
    投稿日: 2025.12.16
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    下巻では、上巻で張られた伏線が一気に回収され、怒涛の展開に引き込まれていくのが本当に楽しかったです。 作中作と現実の二つの事件が、予想もしない形で絡み合い、最後に鮮やかな読後感を残してくれました。これは何度も読み返し、構成の巧みさを味わいたくなる一冊です。 今回、前作2作を未読のまま読み始めましたが、シリーズを最初から読破し、その上で改めて『マーブル館殺人事件』に戻ってきたいと思っています。また、同じ著者の他の作品にも手を伸ばし、彼の仕掛ける新たなミステリー体験を楽しみたいです。

    1
    投稿日: 2025.12.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・感想 面白かった!! 何度も「スーザン…あんた何でめんどくさい事に巻き込まれるって自分で分かってて首を突っ込んでいくの…ばか!」と思ったけども。 そして締めの言葉のお約束通りに4作目も決まってるらしいし次も楽しみ! ホロヴィッツには健康に長生きしてもらわなければ。 新キャラクターが良かった。 ヴォルテールとピュントの最後の言葉はお互いを認め合った二人にピッタリな締めだった。 ブレイクニーも良い人。 エリオットが死んだことでピュントシリーズの解決編はどうなるのかと思ったら「お前が書くんかい!!!」って展開になって普通に突っ込んでしまったw 短期間でこんなに書けるなんて才能ありすぎる。 そして意外な一面を見せてきたチャールズ。 完全に逆恨みだけど、結局一線を超えてしまった人間、超えることが出来る人間だったということなのかな。 暖かで善良な一家を描いてきた著名な児童文学作家は実は金と権力に物言わせる独裁者であったという事実は「作家の人間性と作品は別」とは言え、知ってしまうと素直に作品を楽しめなくなってしまうかも。 作家が犯罪者でもどんなに酷い人間性でも作品が素晴らしければ何の問題もない!という社会でもないし、コンプライアンス、政治的スタンスや思想など昨今は自分と異なる主義主張をする相手には自分側の主張の正当性のみをたてにキャンセル攻撃仕掛ける人達もいる。(特にジェンダー界隈はその傾向が強いと思う) それもSNSなどで可視化された社会のジレンマなのかも、とも思う。 作家なんて自分自身や思想を切り売りしてる人達だと思うけど、やっぱり「社会的に悪」だと受け取られる作品は攻撃対象になるのも事実なんだよなー。 最近絶賛される作品って「多様性に配慮した作品」ばっかりな気もするし。 まぁ有名人の裏話や暴露話なんて古今東西一般人の好物だし、手軽に告発できて手軽に消費できる様になっただけって感じもするけど。 猫のヒューゴーたんを傷つけたエレインに関しては万死に値するので一欠片の同情心もない。逆恨み夫婦ほんと最悪だなーー。 次作も楽しみだし、ホーソーン&ホロヴィッツシリーズも楽しみ!!

    4
    投稿日: 2025.12.06
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    答えは見つかるけれど、登場人物の名前の被り具合が気になる。あまり深読みせずに、淡々と読むのが良いかもしれない。

    0
    投稿日: 2025.12.04
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    スーザン、人の話を聞かない。 そんな言い方するからまあ、そうなるわな。とスーザン以外に同調。 シリーズ物と知らずマーブル館から読み進めてしまったけれど、シリーズ全般スーザンがそんな感じなら読まなくて良いか。

    1
    投稿日: 2025.12.02
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    発売日に休み取った! また凄いのきた!なんと若手作家が〈アティカス・ピュント〉シリーズの続編を手がけることに!? お馴染みの作中作には現実がリンク?登場人物のモデルは誰?…となると現実の犯人も? 人間関係が複雑に絡み、二度読み必至!

    3
    投稿日: 2025.12.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ヨルガオのラストはあんな風になって今後の続編は歴史を遡るぐらいかなと思ったけど、正調の続編が書かれてほんと驚いた。このシリーズの特徴は、入れ子構造を巧く活かし、作中作の殺人事件と作品上の現実世界の事件が有機的に絡まりあうところだけど、今回はさらに一体化が進み、関連表の記載で作品の緻密な設計を感じ感動した。一体化したラストのカタルシスは素晴らしくすごく満足した。次回作も出るとのことで、ピュントがどうなるかだけどまずは期待が高まっている。

    5
    投稿日: 2025.12.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    下巻もニヤニヤしながら読み終えた。 スーザンの最後の台詞につっこんだ人、 めちゃくちゃいそう。 この複雑なスタイル、多すぎる登場人物、 そんなに何回も騙されませんよ!と用心しつつも、 オセロの盤がきれいにひっくり返されるように見事に騙され苦笑い。 あ、でも 現実世界でスーザンを陥れた人物は わかりましたよ。 え、みんな気づいてたって? うーん、自慢にならないか。。 物語の途中、事件が起こり ああ、もうピュントの続き読めないのかー! と思った場面で現れた救世主には拍手を送った。 読者を楽しませる術を知ってる すごい作家さんだ。

    38
    投稿日: 2025.11.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2つの物語の人物比較とモノグラム。 いろいろな思惑が隠されていて、謎解きが楽しく進んだ。 しかし、禍根はここまで残るシリーズならではだ。 スーザンの人間臭さがいい味出してる。 なにより、ハッピーエンドで良かった。 第4弾もあるとのこと。スーザンは幸せなままでいられるのだろうか・・・ちょっと心配。

    5
    投稿日: 2025.11.27
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    若手作家エリオット•クレイスが書き継ぐ『アティカス•ピュント』の新作は、彼自身の暗い過去を投影していることに気づいた編集者のスーザン。クレイス家の人々に会い話を聴くうちに抜き差しならぬ状況に陥っていくのですが…。 結末は、いつものように納得の終末となります。すごい。よくこんなこんがらがった状況を考えたもんだと感心します。 それと、毎回思うことは、ホロヴィッツの著作は創元推理文庫のこの作りじゃないと読み通すのは無理じゃない?ってこと。 巻頭にご丁寧に登場人物紹介がつくけど、作品が入れ子なので人物紹介が2種類付いてる。更に本作では系図まで。読む方もいちいち照らし合わせないと混乱する。ありがたいです。 今回もいい読書ができました。満足です。

    47
    投稿日: 2025.11.26
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    「それでも、今度こそ、二度とそれをくつがえすつもりはない。二度と。そうけっして。」 下巻ラストのラストでこう断言的に書いていますが、いやぁ~、あるんじゃない??ピュントとの出会いが~!、といきなり大きな期待を持ってしまった。 今作もこうきて、ああなって、更にこんな展開が!とめまぐるしく動き大きく魅了されました。 レスリー・マンヴィルは大好きな女優さんの一人だけど、スーザンの役には少し年齢が、、、って気もする。まぁでもね(^_^)早くドラマも観たいです~

    3
    投稿日: 2025.11.21
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    やっぱりホロビッツは面白い! いつもの作中作もバッチリでした。 アティカス・ピュントシリーズ新作を、ホロビッツ自身がやっているように、コンウェイ以外の別の作家が続篇を書くことになるが、まさか最後はこんな展開になるとは。 よくこんなこと考えつくなあ。びっくり。 作中作「ピュント最後の事件」の犯人は途中でそうかなあとは思ったが、その動機には驚かされた。 今回は、スーザンの新たなロマンスにほっこりしました。 最後に、いつもそうだが、ホロビッツ作品の登場人物については、実在の人物もいれば、創作したものもあり、時々、気になってスマホで調べたりするのもまたおもしろいですね。

    22
    投稿日: 2025.11.20
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    上下、一気に読み終えました。スーザンに幸あれ。また マーブル館の面々にも。 解説に、2025年6月、ロサンゼルス・パブリック・ライブラリーのサイトに掲載された、ホロヴィッツのインタビューの一部が紹介されている。 https://www.lapl.org/collections-resources/blogs/lapl/interview-author-anthony-horowitz-1 〇「カササギ殺人事件」を書くきっかけは?  コナン・ドイルはホームズ物で大きな成功をおさめながら「探偵小説なんて自分の価値にふさわしくない」と思っていて、ホームズをライヘンバッハの滝に落としてしまった。そこから着想を得て「かささぎ殺人事件」を生み出した。スーザンがダメ出ししたコンウェイの小説「滑降」がそれ。 〇連作にしたわけ  妻でプロデューサーのジル・グリーン(ホロヴィッツ脚本の『刑事フォイル』のプロデューサー)が、TVシリーズ化するには続編があったほうがもっとやりやすくなる、との言葉から第二作「ヨルガオ殺人事件」を書いた。  またスーザン役のレスリー・マンヴィルがもう一度この場に戻ってきたい、と撮影最終日に言ったことから「マーブル館殺人事件」を書いた。 〇今回の作品の着想は、  「文化遺産」にある。世界中で愛された有名作家が祖母や祖父にいるとしたら、その影のなかで一生を生きる家族はどんな思いなのだろう。ホロヴィッツはドイル、クリスティ、イアン・フレミングの遺産管理団体と関わってきた。 〇さらに、ホロヴィッツは  「もし、自分の祖父母が世間が信じているような素晴らしい人ではなく、実は(怪物のように残酷)だったとしたら? これが本作のテーマだ。」と述べている。   さらに、続編も予定されているようだ。 「Mile End Murders」やはり作中作の形式を持つが、全編が現代を舞台にしたもので、2027年から執筆を開始する予定らしい、とある。 現在は<ホーソーン&ホロヴィッツ>シリーズの新作に取り組んでいる、とある。     TVドラマ どちらもスーザン役はレスリー・マンヴィル 「カササギ殺人事件」  アメリカで制作 日本ではWOWOWで2022.7/9-10で全6回放送 「ヨルガオ殺人事件」2024 BBCOne制作 全6回 2025発表 2025.9.22初版 図書館

    13
    投稿日: 2025.11.12
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    相変わらずすごいミステリー。アンソニーホロビッツは本当の天才だろう。あとがきに書かれている解説も分かりやすくて良い。オススメ。

    0
    投稿日: 2025.11.09
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    全くもってスーザンと同じ感想を持たされる。 エリオット・クレイスの描くピュントにやきもきさせられる。おい、この先どうなるんだ!と思ったときに現実に引き戻される。 最後まで読み終え、ピュント最後の事件、マーブル館殺人事件の両方解決し、2作品分楽しめた。 今回もこの作品にやられてます。

    0
    投稿日: 2025.11.09
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    シリーズ久々の新作  もったいないから少しづつ読み進めて でももう読み終わっちゃった 2重構造のミステリが今回も見事に成立しててどっちの話も面白くて あぁっもうっ ってなる 作中の重要なパーツである「ちっちゃくっても」シリーズの話もあぁさもありなんでよかったし アティカス・ピュントの章をアランの遺作じゃなく新人が続編を書くって展開もなるほどって感じ この手を使えば無限に話ができそうですよね 巻末の解説に実際次の話も鋭意執筆中ってあったからね まあパワフルな主人公スーザンも社長になっちゃったし御歳も召してこられたから でもそれならそれで新展開もできそうだし 読み終わった瞬間から次回作が楽しみな作品でした

    10
    投稿日: 2025.11.09
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    毎回 の作品に飽きたという声がきこえないのが不思議だったが、気持ちわかる。読んでいて、つい自分もアリバイを考えてみたりとか、全く作品の中の出来事に入り込んでる。それが今作の強みかな、ずっとシリーズを読みたいな。

    19
    投稿日: 2025.11.04
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    こちらのシリーズは、とにかく主人公がパワフル! パワフルすぎて、どんどん自分で立場を悪くする! 危ないよ?やめときな? ほらー、言わんこっちゃないー! の連続。 でも、相変わらず、この二重トリックの構成は圧巻。 頭をフル稼働して、読み応え抜群でした。 登場人物が2倍でしかも外国人… 何度登場人物一覧を見返したことか…w

    39
    投稿日: 2025.11.04
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    犯人は、予想通りだった。 でも、ガッカリしなかった。 スーザンの親友の立場で読んでいる自分。 本に惹き込まれるってこういうことなんだ、って感じたぜ。

    0
    投稿日: 2025.11.02
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    ハピエンはいいけど、そのジョブチェンはなぁ。。。というところでの星4 事件そのものはとても面白かったです。 作中作のエンディングがおいおいおい、って感じだったから余計にまさかーそうくるかー、と思いました 2025.11.1 199

    6
    投稿日: 2025.11.01
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    下巻はボリューミー!面白かった!いつも思うがスーザンの鈍臭い事。何でそんないらん事言うかなぁといつも思います。 そしてアランコンウェイでないアティカスビュント楽しかった。登場人物が作中の人物とリンクしているのでいつも頭がこんがらがりますが、あっという間に読了です。次回作2027年から執筆!何ですと〜今から楽しみだし、テレビシリーズのカササギシリーズ日本でもやってくれませんか?

    1
    投稿日: 2025.11.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『ピュント最後の事件』に若手作家が仕掛けた企みとは? 驚きに次ぐ驚きが待つ、 〈カササギ殺人事件〉シリーズ最新刊! 若手作家エリオット・クレイスが書き継ぐことになった〈アティカス・ピュント〉シリーズの新作『ピュント最後の事件』。編集者のわたし、スーザン・ライランドは、作品世界とエリオットの生い立ちの間に多くの類似点があるのを知る。エリオットは途中まで書かれたこの新作で何をたくらんでいるのか? 世界的な児童文学作家だった、彼の祖母の死に何かがあったのか? 『カササギ殺人事件』『ヨルガオ殺人事件』に続く、傑作犯人当てミステリ!解説=吉野仁 下巻もやっぱり面白かったー!なんというか、これまで以上にスーザンが大変な目に遭ってた。もう私なら泣いてるし諦めてる。でも、スーザンは毅然とした態度で困難に立ち向かってすごかった。 ピュントの事件は、余命が僅かな老婆を殺したのが誰なのか、本当に気になった。全然、犯人は分からないし、動機も不明だった。そして、お抱え弁護士の助手が行方不明になって、マジでどうなってしまうの!ってなった。 その「どうなってしまうの!」な状態のままスーザンの事件に戻り、スーザンはスーザンで大変だった。なんかエリオットは荒れ出すし、その理由が妻が他の男の子を妊娠しただし、その男がエリオットの兄のロバートだし、そしてスーザンの元上司のチャールズも出てくるしで大変だった。 チャールズは、刑務所に入って今までの世界と全く違うところに来てしまって大変だったと思う。同じ人とは思えないぐらいの代わりようも分かる。だけど、なんでスーザンを恨んでるのか分からん。確かに、スーザンが何もしなければスーザンは仕事も失わずに、チャールズも老後を幸せに過ごしたと思うけど、それは違くないか?エリオットの父親もスーザンが、チャールズが刑務所に行くことになった原因だと知ると怒り出すし、怒りたいのはこっちだよ!ってなった。 さらに、スーザンに殺人の容疑がかけられ、電車で来てるし、駅の防犯カメラを確認しろって下りで、駅の防犯カメラが故障してて確認が取れないって警部が言っての日本では考えられなくない???ってなった。駅ってたくさんの防犯カメラがあるイメージだし、海外なんて日本以上にあると思ったからある意味カルチャーショックだった。 そして、その捜査に来た警部のブレイクニーはともかく、ワードロウ巡査がムカついた。なんだアイツ!ってなったし、ブレイクニー警部がスーザンに優しいのがムカついたんだろうなぁ。嫉妬かよ、って思った。しかし、ブレイクニー警部の思わぬ才能はすごかった。アラン・コンウェイとエリオットのあとを継いで最後までピュントを仕上げてくれてありがたかった。最後の解決編はなんというかまさかの結果だったし、かなり面白かった。 なんか今回はスーザンがかなり可哀想だった。被害者なのにまるで加害者みたいな扱い。そして、どんどんスーザンが不利になる状況。もうヒヤヒヤだった。もうアランとは関わらない的な感じだけど、関わらないとピュントと出会えないんだよなぁ。どうにかして関わってくれないかなスーザン 2025.10.31 読了

    0
    投稿日: 2025.10.31
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     今作はアティカス・ピュントシリーズを別の作家が書き継ぐという趣向が新しい。抜擢されたのはちっちゃな家族シリーズで世界的人気を誇る児童文学作家ミリアム・クレイスの孫のエリオット・クレイスだ。スーザンは彼の「ピュント最後の事件」の原稿をもらうのだが、そこにはクレイス家の人間を戯画化したようなキャラクターたちが描かれていた。過去にアランがシリーズの中に隠していた悪趣味な秘密を思い出したスーザンは、すぐにエリオットに家族のことを問いただす。すると、彼の口から語られるのはミリアムと「ちっちゃな家族」に支配された哀れな家族の姿だった。さらにはミリアムの死についても秘密があることを仄めかすエリオットは、あろうことかその真相を「ピュント最後の事件」の中に隠したというのだ。はたしてクレイス家の秘密とは何か、「ピュント最後の事件」に隠された真相とは。  今作はスーザンの新しい編集者生活が描かれる点も興味深い。過去に勤めたクローヴァーリーフ・ブックスで起きた惨劇から、業界での彼女の評判が悪くなってしまった。さらにはクレタ島からロンドンに戻って再スタートを始めたスーザンには、新たに雇ってくれる出版社を探さなくてはならなかった。そこにきてアティカス・ピュントシリーズの新作企画は、彼女にとって因縁の相手であると同時にチャンスでもあった。それにもかかわらず担当作家が何か悪い企みを実行しようとしているときては気の毒と言う他ない。そして案の定事件に巻き込まれていく。彼女の編集者生活がどんな展開を迎えるかもぜひ注目してほしい。

    0
    投稿日: 2025.10.30
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    2026/10/26読了。 予想通りどころか、予想以上のトラブルに巻き込まれ、過去最大級の窮地に立たされるスーザン。ブレイクニー警部がミステリのファンで本当に良かった。作中作の事件の真相は、そのまま作中世界の事件の真相を反映している訳でないけど……と捻っている所も、意地でも同じ歌は歌わないというか素直じゃない感じ(注;褒めてます)が伝わってきた。そもそも、シリーズ化の予定が無かったとかいいながらの続編、また続編。巻末解説によると、'27年執筆予定の”Mile End Murders”という更なる続編を構想しているそうな。しかし、本作(“Marble Hall Murders”)といい、『カササギ』(Magpie Murders)、『ヨルガオ』(Moonflower Murders)といい、原題を“Mで始まる単語 Murders”で統一している所、何かしらの作品間に跨がる“仕掛け”を勘繰ってしまう。「いや、そんな意図なんか無いです」と言われても、最早信用なりません。 ――そんな、ハイペースで凄いミステリを書き続けてくれる、ホロヴィッツ。数十年先、まだミステリを嗜む程度の文明が存在していたら、未来に向けて意地の悪い謎を残したり、「21世紀が舞台の歴史ミステリ」の探偵役になったりで、後代のミステリ作家が自作に登場させるに違いない、と妄想してしまう。

    32
    投稿日: 2025.10.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    エリオットは作品の中に、自分の家族に関する秘密を入れていたのか、ベストセラー作家の祖母の死と重なる内容にしているのか。エリオットの担当編集者のスーザンの身に次々と危険がふりかかる。 そののちはブレイクニー警部がかなり助けになってくれる。そしてこの警部、プロ並みに小説を書くのがうまくて、エリオットの書いた続きを2日で書き上げる。警察の仕事もあるのに早すぎるでしょ!とツッコミたくなるが、そこはまあ良しとしよう。 結局のところ、『なぜ、余命わずかな老婦人を殺そうなどと思うのか』が最大のポイントだった。

    0
    投稿日: 2025.10.22
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    下巻もすごかった! 特にクリスティ好きな自分には、もうたまらない体験だった。 最終章で大広間に一族が全員揃う、この古典的なシチュエーションには、なぜこんなにもワクワクしてしまうんだろう。 私も一族の一人になって物語に潜入して、じっくり、ゆっくり楽しんだ。 そして今回はなんと!……書きたいけど、これは読んでからのお楽しみで( ・×・)チャック スーザンについては、もう……学習能力ゼロすぎて笑うしかない。 「どうしていつも望んでもいない場所に送りこまれるはめになるのだろう?」 いやいや、いつも自分から前のめりで行ってるじゃない!笑 「いつになったら私は学ぶのだろうか?」 一応反省はしてるみたいで安心したよ。 でも、探偵能力の高いスーザンではつまらないので、今後もこのままポンコツでいてほしい。 探偵としてはイライラするけど、編集者としてのスーザンは有能。編集者の目線から物語を読む方法も示してくれて、とても興味深かった。 ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ『死はすぐそばに』でも想像を超えて驚いたけど、 カササギシリーズでも同じ衝撃を受けるとは。 たいていのシリーズは最初が面白くて次第に尻すぼみになるけれど、ホロヴィッツは常に最新作が最高だと思う。 こんな発想を生み出せるホロヴィッツの頭の中は一体どうなっているのだろう。 いつも本は高いなと思うけど、ホロヴィッツ作品を体験した感動を思えば、こんなに安くていいの?と思えてくる。 こんなに緻密で複雑なプロットを作るのには、想像もつかない時間と労力を費やしているんだろうな。 クリスティへのリスペクトを感じるオマージュ、複雑で巧妙な作中作の構造、そして斜め上を行く発想。 こんなことができるのはホロヴィッツだけだ。 リアルタイムでクリスティを読むことはできなかったけど、ホロヴィッツと同じ時代に生まれて、その驚きと感動を体験できて良かった。 現在70歳のホロヴィッツ、どうか健康で長生きして、たくさんの作品を残してほしい。 毎作品どこかに「日本」のキーワードを入れてくれる、ホロヴィッツの日本へのファンサービスも嬉しい。 「そもそも、わたしは別の作家が書き継ぐ続編というものが、まったく好きではない。」 ホロヴィッツのこういう自虐ネタも本当大好き。 もうこれ以上の発想はないだろうな、という予想を軽やかに超えてくる天才。 次作もきっと、私の想像の遥か上を行くんだろうな。 その衝撃をまた体験できる日が待ち遠しい。 ★10

    103
    投稿日: 2025.10.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「ちっちゃな家族」心温まる大人気のベストセラー児童書シリーズ。 その著者が自分の家族にはとても酷い仕打ちをしていた事実。 様々な辛さを抱えていたエリオットの死は切なかったし、今作でピュントの事件が最後となっているのもやっぱり切ない。 ピュントとヴォルテールの間に生まれた絆が最高に良かったなー。 アンドレアスとの別れはちょっと悲しかったけどブレイク二ーとの出会いはスーザンにとって必要だったと思う。 やっぱりクレタ島でのホテル経営より編集者のスーザンの方が何倍も輝いてる✨ 続編があるみたいで楽しみ⸜(*˙꒳˙*)⸝

    4
    投稿日: 2025.10.19
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    そして被害者がもう一人、えっ彼が?! スーザンの柔軟さと強さに脱帽 ブレイクニーの説明に「彼?」と突っ込むのに思わず笑ってしまった 作中作の犯人はそれもありかと思い では 現実は?? 皆少しづつ怪しく見える 恨みに我を忘れる人 表に出ない裏の顔を持つ人 抑圧されたまま生活する人 そして あの人だったのか……

    10
    投稿日: 2025.10.18
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    いやー 最高です 下巻 小説の中に隠されているかも知れない殺人事件を元の起こる殺人事件は、とんでも無くスリリングに展開し行くし、シリーズ1の「カササギ殺人事件」から続く事でもあり頭がクラクラしそうだが一気に読み終えてしまった。 終わり近くでまた、来るよ来るよ危ないよ!と言う感じも読み飽きない部分です。 今から読まれる方は是非、「カササギ殺人事件」「ヨルガオ殺人事件」の順に読むことをおすすめします。 数年先にはシリーズ4も有るらしいですよ。

    20
    投稿日: 2025.10.18
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    「また会う日まで、わが友よ(オー・ルヴオワール モ・ナミ)」 はい、一粒で二度美味しいでお馴染みの『アスティカス・ピュントシリーズ』です いや、二度どころじゃないから!百八十度(三角形の内角の総和)くらい美味しいから! 探偵が関係者を集めての謎解きをする この探偵小説のオールドファンが涙にむせびながら咆哮する名場面が二度も堪能できるわけです しかもどちらもとんでもない傑作 もう2億円くらいあげて下さい 頼みますこれはもうお頼みします あ、ユーロか?いやイギリスEU離脱したからポンドか…1ポンドは今200円くらいだから…ってもういいわ!金の話はもういいわ! そして本作最大の見どころは、主人公スーザン・ライランドが『アスティカス・ピュント』の続編を別の作家に書かせる試みについて「そもそも、わたしは別の作家が書き継ぐ続編というものが、まったく好きではない」と言うところです (解説で吉野仁さんも触れていますが)それ、あんたのことやろーが!wっていうね ニヤニヤしながら全世界からのツッコミ待ちか! 会心のボケを放った後に間を空ける朝礼のときの課長か! そしてもう、最後の二行もアンソニー・ホロヴィッツのツッコミ待ちのニヤニヤ顔が思い浮かぶ ホロヴィッツの顔知らんけど

    67
    投稿日: 2025.10.18
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    いつも通り面白かった! だけどやっぱりスーザンがあまり好きになれず…めんどくさいタイプだなと思う… もう続編ないのかなーありそうな感じもあったけど! 出てほしい!

    0
    投稿日: 2025.10.14
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    相変わらず素晴らしい。 編集者が作家から預かった原稿の中の事件と、その編集者が現実世界で巻き込まれる事件が複雑に絡む、一作で二度美味しい作品の第三弾。その分登場人物も二倍になるから巻頭の登場人物一覧を何度か見直す必要があるけど。 アティカス・ピュントシリーズの新たな書き手も見つかったので、今後のシリーズ展開が非常に楽しみ。

    0
    投稿日: 2025.10.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    下巻では殺人が発生してからテンポよく展開していき読みやすくとても楽しめた。エリオットが殺されて作中作は完結しないまま進めるのかと思ったら別人が続きを書いたというのも驚き。 ただ、全体としてとても面白かったし、決して本編の展開や結末が面白くなかったわけではないんだけど、自分の中では作中作の面白さが本編を上回ってしまい、その最終章がピークになってしまった。結末の意外性も動機の納得感も作中作の方が好みだった。 エレインのことは察しがついたが、クレイス家の方の犯人は分からなかった。エリオットはなんかかわいそうだなと感じた。猫が傷付くのが辛い。 続編も予定されているみたいなので楽しみ。

    1
    投稿日: 2025.10.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    文句なしに面白かった。エリオットの轢き逃げ犯をスーザンになすり付けようとしたのが誰なのかは、すぐにわかったけど、それ以外は当てられなかった。というか、一番の驚きはエリオットが途中で退場して、作中作が終わってない…と絶望したのに、まさか代打の代打が登場したこと!

    1
    投稿日: 2025.10.03
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    秋の風物詩、今年はピュント・シリーズ。英国本格ミステリの世界を堪能する。作中作の犯人探しが、現実パートに繋がる展開はこれまでのシリーズと同様。多彩な登場人物たちの描写、作中作の面白さ(編集者目線による解説も!)、公平性を担保した上でのフーダニット、と今回もお見事。終盤に於ける怒涛の展開には唸るばかり。存分に楽しませて頂きました。

    0
    投稿日: 2025.10.03
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    #マーブル館殺人事件 下 #アンソニー・ホロヴィッツ 読者はシャトー・ベルマールとマーブル館での事件を二重の透かし絵を見るように追っていく。後半二つの事件の顛末はそれぞれに分岐し始めて、予想し得ない真犯人にたどり着くよ。 #読書好きな人と繋がりたい #ミステリの秋2025 #ミステリ

    7
    投稿日: 2025.10.02
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    鬼★5 やっぱり海外ミステリーの筆頭! 本格ミステリーなのに超エンタメな一冊 #マーブル館殺人事件 これまでのレビューは上巻にて https://booklog.jp/users/autumn522aki/archives/1/4488265162#comment そしてクレイス家の人々が下衆くて最高なの! やっぱりミステリーといえばヒール役が華。特にミリアム・クレイスですよ。子どもたちに大人気の童話を書いた世界的な作家なのにも関わらず、実は家族を罵倒し、人種差別もするという極悪非道ぶり。金や名声を手に入れると、人間ってこんなにも嫌な奴になれるんだね~ さらに今回、特筆したいのはプロット。前半7割くらいは霧の中を彷徨う感じなんですが、後半になると一気に物語が展開し始める。事件や人物関係が過密化し、作中作すらどうなるか分からない。そしてスーザンも… あー、詳しく言えないのが歯がゆい。終盤にある人物と会うことになりびっくりなんですが、その後の展開も目ん玉飛び出たなー 謎解きがまたもやエグかった… 作中作〈チャルフォント家〉も現実〈クレイス家〉も、どちらも半分くらいは見当がつくんだけど、もっとも重要な部分は見抜けないのよね。 〈チャルフォント家〉:ヤラレター、これですか… 言われて見ると目から鱗、確かにそうだよねってなる。参りました! 〈クレイス家〉:動機に直結する一番のポイントがわからんかった。ちゃんと伏線あるし、これは想像できても良かった、クヤシイ。 例によって真相は見抜けませんでしたが、とにかく謎解きミステリーが楽しかったということです、はい。 今年の翻訳ミステリーのトップレベルですね、控え目に言って必読です。まだ『カササギ殺人事件』が読めてない方は、まずは前作からからお読みください。『カササギ、ヨルガオ殺人事件』どちらも目ん玉飛び出るほどおもろいですし、どちらも年間No1とっている傑作です。全部まとめて読みましょう! ■ぜっさん推しポイント アティカス・ピュントシリーズは「一粒で二度美味しい」ミステリー、作中作を含む2つのミステリーを同時に楽しめます。その2つは別々の物語ではなく、ちゃんと関連性、類似性があるってのがニクい。そして全く同じでもないってのもニクいんです。 きっと二度三度よんでも、毎回楽しめるんじゃないかと思えるほど密度が濃い本格ミステリーなのに、エンタメに仕上げてるのも素晴らしい。正直褒めるところしかなく、世界トップレベルのミステリーです。こんなにも贅沢な作品はありません、ぜひじっくり時間をとって挑戦してください。

    129
    投稿日: 2025.09.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    このシリーズ恒例で気分ではなく実際そうなのだけどひと作品なのに2作読んだ気分。上巻も面白かったが下巻からの展開は輪をかけて面白く一気読み。 物語の進行上しかたないとはいえ毎回スーザンは気の毒になと思うばかりである

    1
    投稿日: 2025.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    マーブル館の殺人 作中作であるアディカス・ピュントの物語と現実に起きているスーザンの事件を同時並列的に体験する作品。過去作においても危ない橋を渡っていたスーザンだが、今回もかなりの危険を迎える。 少なからず、上巻で疑問に思う部分は多く、今回もエリオットとの契約を守る為かなりの危険に進んでいく。性格的な違いはあるかもしれないが、読者として見ていてヒヤヒヤする主人公であり、もしかすると国民性考え方が違う部分があるのかもしれない。ある意味前作で自身を殺害しようとした被害者の妻と改めてコミュニケーションを取ろうとは考えられないし、ましてや収監されているマイケルに会いに行くなど言語道断のような気がする。結局は予想通りにマイケルの妻の逆恨みに遭い、かなり悲惨な状況に追い込まれるわけだが、何とか危機を脱する。これが過去作カササギ事件の時のように若い人たちならわかるのだが、50過ぎた大人がこのような行動に出るのはナンセンスのような気がする。 作品のトリックについては、とても面白いものだった。アディカス・ピュントのシリーズは見事に完結し、とても面白いミステリーだったと思う。 現実世界のミステリーも、予想外の犯人をきちんと表現し、とても面白い内容だった。ただ結末も作中作と同じような真相になっていたら、さらに面白かったのかもしれない。今作はクレイス一族という、強大な影響力を持つ作品を生み出した、女性作家の一族がテーマだが、女性作家含めてろくな人間がおらず、犯人としては最適な一族だった。 ミステリにおいては、1番犯人ではないと思われる人物こそ犯人にしてほしいわけだが、加えて彼ないし、彼女が犯人であることに納得出来る事も重要だと思っている。なので、作中作の様に一族全員が実は結託していた、全員が犯人になったと言う落ちもかなり面白かったのではと感じてしまう。この部分は少し残念だった。  工作の主人公であるスーザンはあまり好きな主人公ではない。過去作の初見時の印象は忘れてしまったが知り合いにいたら、嫌なタイプと思ってしまうだろう。

    1
    投稿日: 2025.09.22
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    カササギ、ヨルガオを読み返してから読みました。 2作と比べると読んでいて長いなー、と途中少し中弛みしましたが、あるところからジェットコースターのような展開で特に下の途中からは一気読みしてしまいました。 このシリーズはあと一作続くようで2027年から執筆予定とのこと(現在はホーソーンシリーズ執筆中)。 スーザンのプライベートもこれから楽しみです。

    10
    投稿日: 2025.09.22
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    もう、これは面白かった。 とにかく作中作のクリスティ味とオチの嫌な読後感と現実の戻ってきてしまったから起こる事件のスピード感。 とにかく最高だった。 3017冊 今年245冊目

    7
    投稿日: 2025.09.21
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    上からほとんど寝食を忘れの一気読み。 ホロビッツの仕掛けが畳み掛けるような勢いでこちらもまたすごい。 はじめの二作、読み直したいほど。

    19
    投稿日: 2025.09.21
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    今回も前作『ヨルガオ殺人事件』に引き続き、スーザン・ライランドが主人公となり物語が展開していく。 このシリーズの特徴である物語の中にもう一つの物語が仕込まれている、いわゆる作中作という形式は今回も採用されている。 前作を読んだ方は、「次回作はどのようにして進めていくのだろう」と疑問に思う方もいるかもしれないが、今回は前作・前々作とは少々異なる流れで物語が進む。 そのような流れの中で前回までと同様、いやそれ以上に作中作が効果的に活かされており、この著者の特徴である数十人に上る多様な登場人物たちがテンポよく、特にはユーモアを交えたトークを交えながら、複数の謎に迫っていく。 これまでのシリーズの中で最も登場人物が多く、最も複雑に作られたことで非常に読み応えを感じることができる一方、難解さも同時に少々生まれてきたことも否めない。 完結予定であったこのシリーズは、どうやら次回作の構想があるのだという。スーザンがさまざまな事件に巻き込まれながら事件を解決していく、このシリーズの今後に注目していきたい。

    7
    投稿日: 2025.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アラン・コンウェイの『アティカス・ピュント』シリーズの続編を書くことになった作家エリオット・クレイスと、編集者のスーザン。 スーザンはエリオットが書いた作品を読み進めるうちに、これはエリオット自身が幼少期を過ごした祖母ミリアム・クレイスの屋敷「マーブル館」での出来事をモチーフにしているのではないかと思い当たる。作品の中での老婦人の死は、エリオットの祖母ミリアムの死に酷似していたからだ。そして作品そのものが、エリオットの祖母は単なる自然死ではなかったということを示唆していた。 作品をめぐりスーザンとエリオットが対立を深める中、エリオットが何者かに轢き殺されるという事件が発生する。しかも、エリオットの血のついた衣服がスーザンの愛車から発見されるなど、疑惑がスーザンに向いてしまう。 エリオットを殺したのは、かつてマーブル館でミリアムを殺した人物だと睨んだスーザンは、エリオットが書こうとしていた物語の中からそれを見つけだすことにする。だが、エリオットはプロットを残して死んでしまっているので、続きはミステリ好きのブレイクニー警部が書くことに。 警部の手による終章で事件の真相を突き止めたスーザンは、マーブル館にて関係者を集めた推理ショーを行う。 どんなに偉大な人物でも、それが真の姿とは限らない。特に家族に見せる姿は全く異なるもの、ということは往々にしてある。鬱屈したエリオットの思いを考えると、これは祖母の象徴でもある「物語」をとおした復讐でもある。虚構と現実が入り混じり、次第に現実がじわじわと侵食されていく感じが心地よい。 またしても大ピンチを迎えるスーザンに、「懲りないなあ」と苦笑する。 作中でスーザンが「続編小説は嫌い」と言いつつ、それはホームズシリーズを手掛けているホロヴィッツ自身にも当てはまるのが何とも皮肉が効いている。

    3
    投稿日: 2025.09.20
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    プロローグ 時として、人は無条件に受け入れてしまう瞬間 (トキ)がある! それは理屈ではなく本能的にだ 人が一瞬にして恋に落ちるように そこに理由は存在しない なんでこの女性(ヒト)と出逢ったのだろうと 自問自答しても、答えは一向に出ないのと一緒だ ある人は、それを運命と言うかもしれない 私にとって、本書は正にそれだ!!! 本章 『マーブル館殺人事件 下』★鬼5 上手い、上手過ぎる 思わず膝を打ちたくなる なんて自身にフィットするんだろう 極上のミステリー小説だ もう四の五の言いたくない 言いたくはないが、作中作と現実とで起こる 入れ子構造のミステリーを是非体現いただきたい! これは、今年もこのミス獲りますな!!! エピローグ 本書は、軽井沢からの帰りの新幹線 E7系“はくたか”で読み終えた 新幹線は、確実に進化している 東海道・山陽新幹線の最新型N700Sよりも 更に静寂性は高いのではなかろうか!? そのくらい、読書には最適な空間だ ただ、ミステリーに関しては、王道の古典的な ミステリーが本当に身体に合っている そして、我が国でもこの作家は絶大な支持を受けている やはり、ミステリーは英国が保守本流なのか もしかしたら、運命の人(女性)は、 イギリス人なのかもしれない、、、(¯―¯٥)!!!                     完

    54
    投稿日: 2025.09.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    スーザン、毎度余計なことをしよる……。 結末を知れば、ミステリ的にはありふれた動機。しかし、クリスティの要素あり、作中作という入れ子構造ありと、本当に面白すぎる。 ワードロウはあまりにもいけ好かないやつだが、ブレイクリーの素晴らしさとの対立として大目に見ておこう。

    1
    投稿日: 2025.09.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    エレインが最初からスーザンをターゲットにしてたなら、彼女にとって不意だったエリオットの死がなかったらどうやってスーザンに復習するつもりで近づいてきたのだ? 不要に思えるという大戦の話やオランジーナはエリオットの未熟さということで片付いたのか? アンドレアスと別れさせて新しい恋人に警部を据えることに意味あるのか?(2度も命を救っているアンドレアスと別れさせるのはイギリスに帰らせるためだけ?) そもそもスーザンてこんなに無神経だったっけ?親族に新聞記者かと思わせるような故意に怒らせるような質問したり、そんなつもりはなかったと言ってはいるけど無神経にも程がある言い方や質問したり(エリオットにお婆さんのようになりたくて作家を目指したのかなんてどうしたら口を滑らせられるのだ)、誰にも歓迎されないどころか非難されることが分かってるパーティに、見込みもなく乗り込むのも読んでて人物として受け入れにくい抵抗を感じてしまう。 猫出してきて傷つける必要あった?エレインと猫は不自然で話の向かう方向が読めてしまうのに(愛する旦那を刑務所に送って家庭を崩壊させた女性を好意的に友人として歓迎するなんてありえないし、ましてやいい暮らしをしてたのだから)なんで登場させたのだ。 ということで全て今後の伏線か?続編が出るということなのか、、、? しかしホロヴィッツって出版界というのか作家のことをリスペクトしているのか批判したいのか社会問題を入れ込みたいのか。なんでどれにも同じような暗黒面を入れてくるんだ。。。トルストイやルイス・キャロル持ち出す必要あったか?事実がどうかなんてわからないのに。

    0
    投稿日: 2025.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とにかく先が気になって仕方がない。とても面白かった。最後まで全く真相が見えず、全てが解き明かされた時には予想外の結末が待っていた。すでに次作が楽しみだ。

    1
    投稿日: 2025.09.14
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    『カササギ殺人事件』『ヨルガオ殺人事件』そのまさかまさかの続編の下巻。 エリオットの執筆中の『アテュカス・ピュント』シリーズの 最新作となるであろう『ピュント最後の事件』 その編集を頼まれたスーザンは、 登場人物とエリオットやその家族との間に多くの類似点があることに気付く。 作中のレディ・チャルフォントの元となった 世界的な児童文学作家だった彼の祖母ミリアム・クレイス。 彼女の死にも何かがあったのか? 突如ギアが入ったかのように物語は加速していく。 案外わかりやすいヒントを今回は置いていくなと訝しんでいたが、 ページを進め驚愕。まんまと引っかかってしまった。 そう、そんな簡単に済ませるわけがないのだ。 今回も一冊で二度楽しめる至高のミステリーを堪能できた。 物語の締めくくりもお見事。さすがに今回で完結か? いや、そうではない気がするのは私だけだろうか。

    3
    投稿日: 2025.09.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    クレイス家のパーティの帰りにエリオットが車に轢かれて死亡する。作者がこの世から消え、執筆中だった小説の原稿に続きはなく、残っているのは構想メモのみ。 エリオットが書こうとしていた結末は現実で起きた20年前(?)のミリアム死亡と関係があるはず、と幼少期のエリオットと親しかったスーザンの元上司チャールズとの接触を試みる。チャールズの妻エレインの助けもあって刑務所での面会が実現するが、対面したチャールズの態度から、素直に面会に応じてくれたことを疑問に感じる。 警察はエリオット死亡を殺人事件とみて捜査。あらゆる証拠がスーザンを犯人であると指し示すが、担当警部ブレイクニーはそこに違和感を抱き、小説と現実との繋がりを探るスーザンと協力体制をとる。 ブレイクニーは残されたエリオットの構想メモを手がかりに物語の最終章を自力で構築し、小説に隠されたエリオット視点での真相が明らかになる。 また、スーザンはブレイクニーの言葉などをヒントに、エリオット死亡の事件で自分を嵌めた相手に辿り着く。その相手と直接対決したスーザンはナイフで怪我を追うが、助けに入ったブレイクニーのおかげでなんとか生還し、疑いも無事に晴れる。 しかしエリオット殺害の犯人は別にいる。その人物が過去のミリアム殺害にも関わっていることを悟ったスーザンは、クレイス一族をマーブル館に集める。

    1
    投稿日: 2025.08.17