
総合評価
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powered by ブクログアンドレアスと別れ、ロンドンに戻って来たスーザンのもとへ、アティカス・ピュントシリーズを新たな作家で書き継ぐ企画が回ってくる。その作家とは世界的なベストセラー作家、ミリアム・クレイスの孫であるエリオット。 だが、その作品の内容には現実のクレイス家を想起させる部分が多く、エリオットはクレイス家の内情を仄めかす。果たして毒殺された登場人物はミリアム・クレイスのことを描いているのか... 翻訳ものにして作中作ものにして上下巻ものという、なかなかの高いハードルを軽々と超えてくるリーダビリティは健在で、今のところ文句なしの面白さ。 が、個人的に仕事が地獄になってしまい、読書に割ける時間が激減し、今後もあまり回復しそうにない状況。時間のある時にゆったりと読むのが最適の作品であるのに非常に残念だった。 以下次巻。
13投稿日: 2026.01.05
powered by ブクログ面白い、続きが気になるーーー!! アティカス・ピュントシリーズとホーソーン&ホロヴィッツシリーズを読んでるが、新刊が出るほど面白くなっていく。入れ子方式で二つのミステリーが関連し合いながら進んでいき、時々誰がどれだっけ?と混乱しつつも先が気になって一気読み。 ミステリーで殺人が起こってしまうんだけど、過剰に残酷だったり血生臭くなくてホロヴィッツ作品好きだな〜と思う。今年の1冊目にこれが読めてなんか嬉しい。
0投稿日: 2026.01.05
powered by ブクログまた、ピュントの小説が出てきた。今回は、どう関わってくるのか、この先が楽しみ。まだ、今のところ、これといった事件は起きてない。が、クセの強い人たちが次々と出てくる。下巻で盛り上がりそう。
0投稿日: 2025.12.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『カササギ殺人事件』シリーズ?の最新作、待ってました! 前作同様のbook-in-bookで、(本の中の)現実と(本の中の)本の世界が関連していて……とても面白かった! 現実と本の中の登場人物とで通常のミステリーより多く、途中から頭が大混乱 作者はどうやって考えてるんだ?と思います笑 でも、この登場人物があの人をモデルにしてるのかな?とか考えるのがやっぱり楽しい! 犯人は一体誰? クレイス家には何か不穏な空気が…… 下巻に期待しかない!!
1投稿日: 2025.12.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
スーザンったらまた厄介に巻き込まれて! カササギ、ヨルガオときて、久々の三作目。 アラン・コンウェイとっくに亡き今、まさかのアティカス・ピュントシリーズの続編の編集を担当することになったスーザンが、どう考えてもろくなことになりそうのない、イヤな予感しかしない状況に陥っていて、思わず笑ってしまった。 例によって作中作の読みごたえも素晴らしく、めちゃくちゃ引き込まれる仕組み。 上巻でうっすら気になる部分もあったので、私の推理は当たるかな?? あ〜続きが気になりすぎる!今夜は寝られそうにない!
5投稿日: 2025.12.13
powered by ブクログアティカス・ピュントシリーズ。離婚した元編集者スーザンがイギリスに戻り、またもこのシリーズに関わる。作者は第一作でなくなったが別の作家がシリーズを続けることになったのだ。スーザンはその作家の担当の仕事に就く。アティカス・ピュントシリーズには現実の問題を作品の中に忍ばせる悪意に満ちた悪戯が散りばめられていたが、作家が変わっても悪意は消えず、スーザンは巻き込まれることとなる。 もう片方のシリーズ、ホーソーンと違って、スーザンには相棒がいないので作中一人でいる時間が長い。そのせいか会話よりも地の文が多く、それがクドいのでとても読みにくく感じた。作中作はまだまだ素人の設定なので仕方ないかもしれないが、現実での話を進めるときはもう少しスッキリ書いてほしい。
1投稿日: 2025.12.12
powered by ブクログアティカス・ピュント&スーザン・ライランドのシリーズ3作目。スーザンのいる「現実」の世界で起こった殺人のヒントが、ピュントが登場する「小説」に隠されている。スーザンはまたしても散々な目に遭うが、、、 まだシリーズは続くのでしょうか。めちゃくちゃ面白いんだけど。
1投稿日: 2025.12.07
powered by ブクログ本作は前作2作に続くシリーズ作品ですが、物語は独立しており、既読でなくても問題なく楽しめました。 最大の魅力は、主人公が編集者として読んでいる「作中作のミステリー小説」と、その原稿を巡って現実で起こる「もう一つのミステリー」という、二重構造になっている点です。同時に2つの謎を追体験するのは初めてで、この斬新な構成に強く引き込まれました。
2投稿日: 2025.12.07
powered by ブクログ・あらすじ クレタ島での生活に区切りをつけ単身ロンドンに戻ってきたスーザンは、フリーの編集者としてコーストンブックスで外部編集者として働いていた。 ある日社長のマイケルからアティカス•ピュントシリーズの続編編集担当の打診を受ける。 作者は以前スーザンも担当したことがあるエリオット•クレイス。 エリオットはイギリス中で最も有名な児童文学作家の孫であった。 気乗りしないながらもエリオットの書いた作品を読むうちに、アラン同様エリオットも作中にクレイス家の暗い秘密をまぜこんでいる事に気づく。 ・感想は後編
3投稿日: 2025.12.06
powered by ブクログ作品でのミステリに加えて作品内作品のミステリもダブルに味わえる。その上、作品と作品内作品が影響を及ぼしあう高難度のエンタメミステリの第3弾。さすがにもう無理だろうともったら、想像をはるかに超える出来栄えだった! 前2作に劣らないどころか、むしろ凌駕している面もある。ありえない!驚異的な作品だ。ホロヴィッツに脱帽、敬礼、感謝。
1投稿日: 2025.12.05
powered by ブクログまだ上巻なのでなんとも言えないが、とにかく読ませる小説だ。アンソニーのカササギ殺人〜アティカスシリーズは読んでいるが、この作品も多分に漏れず面白い。下巻が楽しみだ。
0投稿日: 2025.12.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分的に、このシリーズはとっかかるまでが大変で、やっぱ登場人物が多くなるし、ミステリを併読している感じだからかな。それに慣れるとめちゃくちゃ面白くなる。下巻へ。
4投稿日: 2025.12.01
powered by ブクログシリーズ第3弾。 カササギは読んだが、2弾のヨルガオは読んでなかったけど問題ないのだ。 入れ子構造はちょっと疲れるけれど、登場人物をチキンと把握しなおして、下巻に進むのである。
13投稿日: 2025.11.27
powered by ブクログ『カササギ殺人事件』『ヨルガオ殺人事件』の完全な続編。前2作を読んでいないと全く内容は理解できません。逆を言えば、前2作を読んでいる人には無茶苦茶面白い! クレタ島のホテル経営から足を洗ったスーザン•ライランド。ロンドンに戻ってフリーの編集者として再出発を図る。そこで依頼されたのは、かつて担当した『アティカス•ピュント』シリーズの新作を出版すること。だが、旧知の作家エリオットが書き始めた続編には隠された秘密があることに気づいてしまい…。 相変わらずの“入れ子型”の作品。すごい。しかも、今回は新作として現在進行形で書かれている小説が、20年前の事件を投影しているという手法。非常に面白い。お薦めです。…あ、前2作も含めてね。
43投稿日: 2025.11.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「名探偵ピュント」シリーズ(って言っていいのか「体当たり編集者スーザン」シリーズのほうが適切かうーん)第3弾。 <良かった点> ・現実パートと作中作パートのどっちも怪しくて気を逸らさない、同時並行で別々のジャグリングみたいな離れ業を成立させる作風は今回も健在。ついでに超いいとこで切る焦らし加減も健在。 そもそもピュントシリーズとしては完結済、作者も死亡済、新作の出る幕がないはずなのに続編を書かせるとか、現実的かつその手があったか!な導入が頭いいなーと。 <よくなかった点> ・クレイス家の家系図だけじゃなく、作中作チャルフォント家の相関図も欲しかったところ。自分で読みながら作ったけど、時々○○ってどっちの世界の誰だっけ?って混乱したりするので。あーでも、「エリオット」が「エリィ」とか家族間で愛称が出てくるともっと誰だっけ??が進むので、それがないのはよかった(家族がバラバラ感も醸し出されるし)。 <総評> 第3弾にもなるとダレてくるシリーズとかもあるけど、そんなこともなく面白かった。それって普通にすごいと思う。アンドレアスと別れちゃったのは悲しかったけど、ロンドンに戻ってきて存分に編集業に携われるようになったのはよかった、んだけど、どうもフリーの立場でいいようにこき使われる感がするので後半で出版元の鼻をあかしてほしいなーと思ったり。
4投稿日: 2025.11.24
powered by ブクログホロヴィッツの新作。 編集者スーザンが活躍する “一粒で二度おいしいシリーズ”(作中作品がいつも素晴らしい)。 アティカス・ピュントの続編を書くことになった若手作家をスーザンが担当することに。 彼は何やら複雑な一族の問題を抱えており…。 わー。 スーザンがまたもや危ない状況に陥りそうな雰囲気がぷんぷん。 気になる台詞満載で、 あとで見返すことができるよう、付箋を付けておく。 さあ、下巻へいざ!
44投稿日: 2025.11.24
powered by ブクログ編集者スーザン・ライランドシリーズ第3作。スーザンはギシリャでの生活を終わりにし夫とも離婚してロンドンに戻ってきた。そこにこともあろうに、人生が一変した事件、作家アラン・コンウェイのアティカス・ピュント探偵シリーズの続編の編集はどうか?と持ち掛けられる。55歳、フリーの編集者として再起を期したスーザン。はたして続編はうまくゆくのか? きっと山あり谷ありになるにちがいない、という予感。・・はたして・・そうでしたねえ。 またしてもアティカス・ピュント探偵の額縁小説が、これがすごくおもしろい。余命いくばくもない富豪老婦人の財産分割事件、とくるとクリスティの「ねじれたの家」とかを思い浮かべるが、ピュント作品はサクサクと進む。 そしてこの続編を書くことになった青年の家庭がまた、それ以上の波乱を含んだ家庭というか一族だったのですねえ。著名な児童文学者が祖母、というこの一家、いやー、どうもどうもという感じです。クリスティは財産持ってるのは老婦人が多いですが、こちらもそうなんですねえ。まあ、女性は長生き、ということなんでしょうか。 スーザン・ライランドシリーズ 「カササギ殺人事件」2016.10 2018.9創元推理文庫 「ヨルガオ殺人事件」2020.8 2021.9創元推理文庫) 2025発表 2025.9.12初版 図書館
14投稿日: 2025.11.12
powered by ブクログ相変わらずすごいミステリー。アンソニーホロビッツは本当の天才だろう。あとがきに書かれている解説も分かりやすくて良い。オススメ。
0投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログはいはい、今回も気持ちよく翻弄されました。 死んだ作者の代わりに続編を書くと 売れなかったミステリ作家が言い出して またスーザンが編集者として関わることに。 だが、その作品には作家自身が 過去に経験した事件への匂わせがあり…。 相変わらず作中作の『ピュント最後の事件(仮)』が いかにも英国風ミステリで楽しい! この中に現実のほうの事件のヒントが あるとか、もう、考えないことにして楽しむ。 そしてこちらも相変わらず 現実の世界線で登場するキャラはどうもねぇ。 スーザンにしたって、わりと毎回ひどい目にあうが 結構、自業自得な気も。 それを知っていても、あまりある謎解きと それぞれの解決編を読むワクワク感が やっぱりページをめくらせてしまうのでした。
0投稿日: 2025.11.06
powered by ブクログホーソーン&ホロヴィッツシリーズよりこっちのほうが好き ここ数年こっちは出てなかったから待望の一冊 アティカス・ピュントの続編を主人公が因縁浅からぬ新人作家が書くって展開で一冊で2つの物語が楽しめる 本作のタイトルとかにも本編とは関係ないわかる人だけに分かる遊びが仕込んであるんだろうなぁ ミステリマニアじゃないから多分一生わからないけど 下巻が楽しみ さあ今から読むぞ
15投稿日: 2025.11.02
powered by ブクログ相変わらずの、小説の中の小説2度美味しいパターン。 上巻がまるまるフリとは!! 読ませてくるなぁ… 楽しみしかない。
32投稿日: 2025.10.30
powered by ブクログ2025年10月読了。 『カササギ殺人事件』『ヨルガオ殺人事件』に続くアティカス・ピュントシリーズの三作目が発売されると知り、いても立ってもいられなくなった。面白いに決まっている! このシリーズは、作家アラン・コンウェイが書いたベストセラー、アティカス・ピュントシリーズの文面からなるパートと、その本を手掛かりに現実の事件に直面する編集者スーザンのパートとに分かれる。いわゆる作中作の構造であるが、驚くべきはそのボリュームだ。手がかりとして活用される本がまるっと一冊分書かれているのだ。しかもそれ単体で満足度の高い仕上がりになっている。さらに現実で起きる事件も本の内容と密接にリンクしていて隙がない。一つの作品で二つの上質なミステリーが楽しめるのだ。つまり、面白いに決まっている。
8投稿日: 2025.10.30
powered by ブクログ今回は作中作がちょっと読みづらかったが、きな臭さ満点の気になる展開で下巻に向かいます! 2025.10.29 198
11投稿日: 2025.10.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ギリシアでの生活に区切りをつけ、ロンドンに帰ってきたわたし、スーザン・ライランド。フリーランスの編集者として働いていたところ、予想だにしない仕事が舞いこんできた。若手作家が名探偵〈アティカス・ピュント〉シリーズを書き継ぐことになり、その編集を依頼されたのだ。途中までの原稿を読んだわたしは、作者が新作に自分の家族関係を反映しているのを感じる。ということはこの作品のように、現実世界でも不審な死が存在したのか? 『カササギ殺人事件』『ヨルガオ殺人事件』に続く傑作登場! 前回の「ヨルガオ殺人事件」で、無事にギリシャで恋人と一緒にホテル運営をするのかなと思ったが、やはり帰って来たかぁとスーザンを見て思った。だって、スーザンって編集の仕事が性に合ってるしね。ギリシャは行ったことないけど、なんとなく観光とかバカンスで行くだけにしておいた方がスーザンには良かったんだろうね。 しかし、今回はあのピュントの話を新たな作家が書いていくという話。えー私が好きなピュントがまた読めるならいいけど、なんか違うピュントだったら嫌だなぁと思いながら読んだ。またピュントに会えるのが嬉しかったし、今度はどんな事件なのかしらって思ったりもした。 南フランスの別荘地で起きた事件。でも、余命いくばかもない婦人が死亡した。家族は心臓発作っていうけど、飲んだ紅茶ポットから毒が検出される。そして、亡くなった婦人の家族はお金を必要としている…もう誰なのよ、犯人は。スーザンがいうみたいに、婦人の再婚した夫?でも、彼は彼でお金持ってるみたいだし…となったら、スーザンの話に戻った。 いつもそうなんだよなぁ。ピュントの話は、スーザンを通して読める。スーザンのリアルの事件とピュントの事件が、関係してるからなんだけどさぁ。ピュントの話を新たに書くことになったエリオット。結構、頑張ってるなぁと思った。ちょっと、性格に難ありって感じだったけど。そして、アラン・コンウェイみたいに、周りの人を小説のモデルにしてるところ。そこからスーザンがまた事件に首を突っ込むことに。 そして、「カササギ殺人事件」でもチャールズの妻が会いに来たの、本当に胸糞悪かった。なんで、スーザンが罪悪感を抱かないといけないの?んで、なんでチャールズの妻が被害者面してんだって思った。普通、自分を殺そうとして、会社も潰した人の家族なんて会いたくないでしょ。 世界で愛された児童図書の作家の本当の姿が判明して、そしてピュントの事件も気になるし、早く下巻へ行かないとなと。あー早く下巻読みたいけど、ピュントにまた会えなくなるかと思うと悲しい。でも、続きが決まる〜! 2025.10.25 読了
0投稿日: 2025.10.25
powered by ブクログホロヴィッツ新作来た〜。小説イン小説が面白いんよね〜。「アナグラム解けるかピ」笑!どんな題名そして結末になるのか、下巻が楽しみやん。
1投稿日: 2025.10.25
powered by ブクログシリーズ一作目のカササギ事件に大きく関わっているので、そちらを先に読むのがおすすめ。作風も似ていて、現在起こっていることと、作家の書いた小説の内容とが場面転換して出てくる。両方に似たタイプの人が出てくるので、名前がわからなくなって混乱した。アティカス・ピュントシリーズを引き継いで書くエリオットも面倒そうな人物だが、作品内容も面白く完成させてほしい気持ちにはなる。下巻へ続く。
0投稿日: 2025.10.22
powered by ブクログ現実の人物をモデルに、小説の登場人物を描いているので、人物像が交錯し、家族の証言を聴き進めるほど謎が深まります。ミステリーの中にミステリーがあるの、ホントに贅沢です。編集者のスーザンがエリオットの作品にケチをつけるところが、編集者って大変、著者もひとつの作品を作るのって大変と感じました。
0投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログ贅沢だ――!こんなに上質で極上なミステリーが読めるなんて幸せ。 今回も作中作になっているため、一冊で二つの物語を味わえる。 お寿司と焼肉を交互に食べているような感覚。「このウニ、美味しい〜」と感動していたら、次に“最高の厚切り牛タン塩”が出てくるような。そして、その二つが絶妙に絡み合って、何倍にも美味しくなるみたいな!?いや違うかな? とにかく贅沢で幸せなのは間違いない。 前作の終わり方から、どうやって続編を作るのかと思っていたけど、なるほど、この手があったか! 作中作ピュントシリーズは、クリスティのような世界観で一気に惹き込まれる。 今回は「館」で起きる一族の揉め事という、まさに私の大好物。 スーザンの物語に切り替わると、「ああ、もっとピュントの方を読みたかったのに!」と思ってしまう。 とはいえ、スーザンのその後も気になっていた。散々痛い目に遭っているのに懲りずに危険な事件へまたもや首を突っ込み、いつも金欠で不運なスーザン。 そんな彼女に「またやってるよ…」と思いつつも、ここまでくるともう何だか憎めない。 ホーソーン&ホロヴィッツシリーズの方が好きだったけど、カササギシリーズもやっぱり面白い。 クセ強の登場人物たちが、作中作と現実の物語で巧みに絡み合う構成は本当にお見事。 より理解を深めて楽しみたくて、思わず自分で登場人物の相関図を手書きしてしまった。 こんなに贅沢なミステリーを読んでしまったら、しばらく他の作品で楽しめないんじゃないかと不安になってくる。 ホロヴィッツ、どうしてくれるんだ! そして、上巻でこんなに面白いなら、下巻はいったいどうなってしまうのか。 下巻を早く読みたい気持ちと、読んでしまったらもうしばらく新作ホロヴィッツを味わえない寂しさの間で葛藤している。(きっと我慢できず、すぐに読んでしまうんだろうけど) 日常を読書でこんなにもワクワクさせてくれるホロヴィッツに、心から感謝です。
103投稿日: 2025.10.18
powered by ブクログ2025/10/16読了 「待ってました!」の〈カササギ〉シリーズ第3弾。あんなに格好良かったアンドレアスと別れてロンドンに帰ってきたスーザンを待っていたのは、新たな〈アティカス・ピュント〉だった……! 38ページのホラー映画の例えも宜なるかな。しかし、《コーストン・ブックス》デリカシーなさ過ぎ。9作で完結したシリーズに続編なんか付けたら、折角の……と思ったら「アナグラム解けるかピ」って、スーザンに機先を制されたけど。 今回の作中作は、新人作家が書き継ぐ〈アティカス・ピュント〉シリーズ続編。作中作自体が、“地の文を書く作者とは別のキャラクターが書いた(という体の)作品”であり、今回は“更に別のキャラクターが前のキャラクターの作風を模倣した(という体の)作品”が出てくるだけで十分ややこしいのに、「別の作家が書き継ぐ続編というものが、まったく好きではない」とスーザンに言わせているホロヴィッツ自身が〈ホームズ〉や〈007〉の公認続編を書いているのだから、このヒトのひねくれ方は底が知れない。果たして、作中作における伯爵未亡人の毒殺事件同様、作中現実世界における世界的童話作家の死は他殺だったのか? 止めときゃ良いのに(でもそうしないとお話が進まないから)またまた首を突っ込むスーザンの運命や如何に? (下巻感想に続く……と思う)
32投稿日: 2025.10.17
powered by ブクログはい、今年も来ましたアンソニー・ホロヴィッツの新作 創元社が各種ミステリー賞狙いでこの時期にぶつけてきやがるのよね そして、今作もエグい まずはほんとその手があったか!の作中作『アスティカス・ピュント』シリーズを亡くなった作者に代わって、新人作家に引き継がせるっていう 言われてみたら、ありなんだけど、サクッとしれっとやってくる また、構成も凄いのよ マジどこぞの敏腕ディレクターか!っての CMに入るところの切り方が絶妙なのよ もう一瞬たりともチャンネルを変えさせないぞ!っていう CM明けちょっとでも見逃したくない!ってところで場面転換ね 上手すぎだよホロヴィッツ! ほんと目が離せないのよ あ、CMの話はあくまで比喩ね 本作の途中にCMは挟まっておりません(分かっとるわ!)
74投稿日: 2025.10.16
powered by ブクログ上巻まで なるほど、読み始めはフワッと、そしてまたどこまでが事実なのか物語なのか不明な気分を味わうのだが、これも物語 上巻終わり近くイライラさせて、早く下巻を、続きを読みたくさせる。 うまいな〜ハマってしまうな〜
18投稿日: 2025.10.16
powered by ブクログ編集者 スーザン・ライランドが語ることと 若手作家 が語る自身の事と彼が書く物語 それぞれの現実とそれぞれの物語が絡み合い 二種類の登場人物に惑う 今読んでるのはどちらの物語?……
9投稿日: 2025.10.14
powered by ブクログカササギ殺人事件、ヨルガオ殺人事件に引き続き、この展開はもう慣れてきているけど、 アラン・コンウェイのピュントシリーズよりもエリオット・クレイスが引き継いだ作品の方が読みやすい気がする。 ピュント最後の事件、最後がどうなるかが楽しみです。
0投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログ下巻未読。 このシリーズは作中作がとても面白い。作中作単体でも面白いのがすごいしこの構成が面白くてとても楽しく読める。 まだ疑惑止まりで、事件らしい事件は起きてないが、エリオットが何を企んでるのか?クレイス一族にどんな秘密があるのか?気になる展開になっている。 最初に注意書きもある通りカササギ殺人事件からの流れもかなりあるため、読み直してからの方が良かったかなとも思うが、未読でさえなければ問題はなさそう。
2投稿日: 2025.10.07
powered by ブクログ来ました!【アティカスピュントシリーズ】最新作! 【カササギ殺人事件】、【ヨルガオ殺人事件】共に海外ミステリーの中でも群を抜くほど面白かった。 今作も相変わらず謎解きが楽しめる作品で、海外ミステリー苦手方にこそ読んで頂きたいですね〜! しかし、アンソニー・ホロヴィッツは出す作品がほとんど面白いから恐ろしい!
20投稿日: 2025.10.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
クレタ島からロンドンへ戻ってきたスーザン。 アンドレアスとお別れしちゃったのはちょっと残念。 復縁の可能性は残されてるのかなぁ?とミステリと共にそちらも気になる。 今作ではアランの後を引き継いでエリオットという若手作家がアテュカス・ピュントの新作を書くことに。 エリオットの親族やエレインの登場でスーザンの周りにも不穏な空気が漂ってる気がする。 スーザンの物語もピュントの物語も下巻でどうなっていくのかとっても楽しみ
4投稿日: 2025.10.01
powered by ブクログ#マーブル館殺人事件 上 #アンソニー・ホロヴィッツ ギリシアからロンドンに戻ったスーザン。 やめておけばいいのに、生活のために、ある若手作家が書き進めているアティカス・ピュントシリーズの続編を担当することに。 今回の作中作品も、読み応えがあり完成度も高そうだが、若手作家が生まれ育ったマーブル館とその家族との関係が見えてくる。果たして彼はどんな悪意を作品に込めたのか。 #読書好きな人と繋がりたい
7投稿日: 2025.09.29
powered by ブクログアティカスピュント・シリーズ?3作目。最初の1冊目以降、どうしたらシリーズ化できるか、と思いきや、この手があった!そう言えばドラゴンタトゥーもそうだった。
8投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログちょっと間を開けると誰が誰かわからなくなる。一族の中の関係性を忘れちゃって何度も登場人物のページを見直した… 前作のスーザンの恋愛模様がそんなに好きじゃなかったから、今回それがなくて良い。 作中作の犯人気になる
0投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログだいぶ前の「平成仮面ライダーシリーズ」に「仮面ライダーキバ」という作品があった。主演は瀬戸康史さん。 この作品には他にない複雑な特徴があった。 主人公がいる「現代」と、主人公の父が現役だった頃の「過去」がパラレルに描かれるのだ。 物語が進むうち、「現代」と「過去」は近づいては離れ、離れては近づき、ある時融合する。さらにもうひとつの世界と絡み合い、独特の構造を持つ物語になっていた。過去と現代、もうひとつの世界はいくつかのポイントで接点を持ち、重なる。 ****** 待ちに待ったホロヴィッツ新刊は「カササギ」シリーズの続刊。前作では、名探偵アティカス・ピュントシリーズの過去作が絡む物語だったが、今作では何と"シリーズ新作"が登場するのだ。 えええ?作者のアラン・コンウェイは一作目でいきなり死んでますよね??? そう、現実でも時々あるけど過去の名作シリーズを現代の作家が引き継いで書く、という企画なのだ。もちろん元々の版元はすでになく、刊行しようとしているのは別の出版社。スーザンは結局クレタ島に馴染めず帰ってきてしまっていて、フリーの編集者としてこの本に携わる羽目になる。過去の因縁に蹴りがつかないまま、若い作家の書いた「新作」と伴走することに。 しかし、どうやらこれは単なる創作ではなく、作家本人の体験がベースになっているようなのだ。富豪の頂点に立つ老婦人が突然謎の死を遂げ、彼女を取り巻く家族たちの姿が描かれることになるのだが、それが実際に作家の祖母や親戚たちをモデルにしたと思しき内容になっている。世界的に有名な児童文学作家だった祖母は、作家がまだ子どもの頃に突然亡くなったのだった。普通に病死として埋葬された祖母だったが、物語が事実をなぞっているなら実は殺されたのか…? 病をおして現地に向かう探偵ピュントはどのような結論に辿り着くのか。 作中作は、作家が書いた原稿の途中経過までがスーザンに手渡されるため、物語がどんな方向に進むのかが全くわからない。設定は"いかにも"な邸宅の中で家族や親戚、使用人などいわくありげな人物ばかりが登場し、例によって「全員怪しい」。ほぼ全員が何かを隠しているっぽい。作中作も、現実の事件(?)も、一体どんな展開を迎えるのか。 ほんとにいいところで「下巻に続く」なんだよねぇ… 今作もほんとにわくわくする。ふたつの事件ぶんの登場人物がいるせいで誰が誰だか混乱したりはするけれども。素晴らしい翻訳も相変わらずで、目が引っかかることなく読める、ストレスない日本語に拍手。 それにしても今回はスーザン、大丈夫?なんか作家の一族から煙たがられたりして雲行きが怪しいけど…。 ****** 「キバ」では後半に主人公が自分の本当の出自を知る展開がある。幾重にも重なり合う世界の中で"真実"が見えた時のカタルシスは大きかった。 どうなってるの?どうなるの?何が真実なの?と頭の中がもやもやするほど解決した時の「嵌った」感は大きくなる。 ミステリの魅力はもちろんそこにあるわけだけど、何しろ"一粒で二度美味しい"このシリーズ。果たしてどんな真実が明かされるのか。
2投稿日: 2025.09.26
powered by ブクログ鬼★5 ふたつのミステリーをセットで楽しめる、一粒で二度美味しいミステリー #マーブル館殺人事件 ■あらすじ フリーランスの編集者スーザンのもとに、アティカス・ピュントシリーズの続編を出版する話が舞い込んでくる。若手作家エリオットがシリーズを引き継ぐことになり、作品が完成するまでスーザンが担当することになったのだ。その作品を読み始めたスーザンだったが、作中に何か計略めいたものを感じ… ■きっと読みたくなるレビュー 鬼★5 やっぱり今年の海外ミステリーの筆頭。コテコテの本格ミステリーを超エンタメに昇華させるテクニックたるや腰を抜かします。 ホロヴィッツのアティカス・ピュントシリーズ『カササギ殺人事件』『ヨルガオ殺人事件』に続く第三弾。本作を読む前に少なくとも『カササギ殺人事件』は読んでおきましょうね、思いっきり読んでる前提のストーリーになっています。 物語の構造を語っちゃうと楽しみを奪っちゃうため詳しくは語りませんが、構成としてはこれまでの中で一番好き。例によって作中作の構成にはなってるんですが、作中作がストーリー全体の中に組み込まれているんですよ。ホントよくできてるよな~ そして今回もファンが喜ぶ仕掛けがいっぱい! 豪勢な洋館が舞台で、お金持ち一家によるごたごたが繰り広げられます。まさしくクリスティを彷彿させるミステリーなんです。 さらに今回のイチ推しポイントは、主人公スーザンが物語の中でしっかりと躍動している点です。これまでの作品は「作中作」や「謎解き」が物語の中心であり、スーザンは主人公でありながらも狂言回しのような役回りなイメージでした。本作では最初から最後までスーザンが主体となっているので、彼女にすっかりと感情移入しちゃうんです。 特に前作『カササギ殺人事件』での出来事を振り返るシーンがありまして、ここが一番の読みどころ。フリーランスで独身、もう若くない境遇… 彼女の絶望と憤りが聴こえてくるんです。我々もひとつ間違えば明日は我が身、楽しく読書してる場合ではなくなるかもしれません。 もうひとりキャラで推したいのは、やっぱりフレデリック刑事! 大人、謙虚、知的、強い、優しい、といったイケオジの代名詞。セリフも行動も魅力的なんだよな~、これは間違いなくモテそう。そして私も見習いたいな~ 続きのレビューは下巻にて https://booklog.jp/users/autumn522aki/archives/1/4488265170#comment
132投稿日: 2025.09.25
powered by ブクログテンポの良さと、このシリーズ固有の構成の出入りが心地よく、バランスよくスラスラ読める! ここからの下巻での波乱や驚きがどれくらいのものか、大変楽しみにさせてくれる
0投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログ面白い。私はなかなか名前を覚えられずに居るが色々実際の館を想像しながら考えるとわかりやすくて、続きが気になります。
0投稿日: 2025.09.21
powered by ブクログマーブル館の殺人 久しぶりのピュントシリーズ。作中前回までの内容を含んでいる為、ある程度思い出しつつ。 スーザンの人生も色々あり、フリーランスの編集者として再出発することになる。 過去に関わっていた「アディカス・ピュントシリーズ」について、シリーズが作家を変えて継続される事になり、その編集を依頼される。 若手作家のエリオット・グレイスと関わる様になり、過去の事件関係者達とも改めて向き合う事になる。 スーザンの後悔や罪の意識をわからなくも無いが、加害者の妻が被害者だったスーザンをまるで許すという考え方は全く理解が出来ない。恐らく国ごとに捉え方が違うのだろうが、エレインがイニシアチブをとっている事に疑問がある(もしかしたら後編でひっくり返る可能性もあるのかなぁ) 作中作であるピュントの作品は単純に面白い。 クリスティの作品をオマージュしていると思えるが、古典的な作風で描かれておりとても懐かしい印象がある作品になっている。早速続きが気になってしまい、本編に戻ったさいには少しガッカリしてしまった(笑)ある意味で二つの作品を並行して体験している感覚なので早く次を読みたいという欲求に煽られている。 全体的な感想は後半で。
5投稿日: 2025.09.21
powered by ブクログプロローグ あの“アティカス・ ピュント”が帰ってきた! 『カササギ』『ヨルガオ』に続くシリーズ第3弾 ホーソン&ホロビッツシリーズは、 離れて久しいが、ピュントシリーズは別格だ! また、あのイギリスの50年代に浸れると思うと 子供のように心が弾んだのだった、、、 本章 『マーブル館殺人事件 上』★5 未読の方たち向けて少し説明しよう アティカス・ピュントと言うのは カササギシリーズで登場する、アラン・コンウェイというミステリー作家が執筆する1950年代を舞台にした大ヒットシリーズ、 ピュントシリーズに登場する探偵の名前である この作中作、当然カササギシリーズを読まないと 読めない作中作で、これがまた頗る面白い そして、本作も面白いので、2重で楽しめるのである 作中作のミステリーに本作のミステリーが相まって 1作で2作分を楽しめる極上のミステリーなのだ! プロローグ あ~、なんてピュントは魅力あるキャラクターなんだろう! あ~、早く続きが読みたい! 作中作の続き、そして本作の続きへ、、、 下巻へ続く
55投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログ毎度のことながら、情報量が多くてなかなか進まない部分がある。しかし、ある程度飲み込めてからはスラスラ読み進められた。 下巻が楽しみ!
0投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログ9月。この時期はアンソニー・ホロヴィッツを堪能する季節だ。 そうなってから早何年経つだろう。毎年9月が来るのが楽しみになっている。 さて、かの傑作『カササギ殺人事件』 そしてまさかのその続編『ヨルガオ殺人事件』 それで終わりだと思われていたシリーズのまさかまさかの第3弾の登場。 これに胸が躍らないわけはない。 ロンドンでフリーランス編集者として再出発したスーザンのもとに、 予想もしていなかった意外な仕事が舞い込む。 アラン・コンウェイが手がけたあの『アテュカス・ピュント』シリーズを 若手作家のエリオット・クレイスが書き継ぐことになり その編集をスーザンに依頼してきたのである。 途中までの原稿を読んだスーザンは、 エリオットが新作に何か企みを仕掛けているのを感じる。 そんな今回の物語。 過去作同様、一冊で二度美味しい仕掛けは健在。 またアテュカス・ピュントに会えるという喜びが自然と笑みとなり出る。 上巻は静かな出だしだが、謎だけはそこら中に散りばめられている。 出てくる人間、全員が怪しいと思える人物描写は毎度毎度、唸らされる。 下巻への期待も込めて。
5投稿日: 2025.09.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ピュントシリーズの続編『ピュント最後の事件』。 作者は有名な児童文学作家ミリアム・クレイスの孫、エリオット・クレイス。 小説に登場するチャルフォント家の住処シャトー・”ベルマール”は、クレイス家の”マーブル”館のアナグラム。 エリオットは執筆にあたり、アナグラムを使ったり現実世界の人間を物語に登場させたりと、ピュントシリーズの作者アラン・コンウェイと同じ手法を使って、世間に伝えたいことを小説の中に隠す。
0投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログ大変ありがたいことにゲラ先読みキャンペーンにて、刊行より1か月先に読ませていただいています。スーザンパートに作中作パートが表れるこの感覚、久しぶりに味わえて大げさですが打ち震えてます。これこれ、これですよ。上巻なので展開はこれから。すでに前のめりで読んでいます。
6投稿日: 2025.08.06
