
総合評価
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powered by ブクログ「イマジネーション」をテーマにした宇宙探査の本。 「そこに何かいるのか、何がいるのか」という好奇心に囚われた科学者や技術者が、海王星にまで宇宙船を飛ばし、人類の宇宙観を覆してきた。この先千年一万年を要する地球外文明探査においても、このイマジネーションが人々を奮い立たせ、宇宙の彼方にまで人類を連れていく。 専門的な知識がなくても読み込むことができ、宇宙の話にとてもワクワクする。それと共に、宇宙の成り立ちや探査のスパンは途方も長く、今自分が目にすることができるのはほんの一瞬に過ぎないことを自覚させられる。それでもニュースなどの宇宙の話に魅了されてしまうのは、人はイマジネーションの虜にならざるを得ないからなのか?
7投稿日: 2025.05.17
powered by ブクログ詳細は、あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノートをご覧ください。 → https://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1718.html 出だしから、ぐっとつかみかかられるような迫力。 夢が繰り広げられる。
0投稿日: 2025.01.22
powered by ブクログ「人は想像することは実現できる」イマジネーションから始まった宇宙への旅が、日々の技術者たちの絶え間ない探究心から、これほどまでに発展、解明されてきた。 もっと想像してみる。どんな星があり、どんな銀河があり、どんな生物が、どんな文明が、どんな世界が広がっているのかを。 楽しい読書時間だった。
0投稿日: 2024.07.17
powered by ブクログ今まで自分が漠然と感じていたけど、調べてこなかった宇宙に関する疑問とそれに関する歴史が書かれていました。確かにどんな高い技術力があっても、イマジネーションがなければ豊かな社会はできなかったのだと思うと、ある分野の為に生涯をかけてきた偉人に対する敬意が深まりました。
0投稿日: 2023.12.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分の宇宙の知識はアポロと月で止まっていたが、今は火星探査が主流なのか… 読み始めて、宇宙開発について過去も現在もほとんど知らないことに気づいた。 東京ドームのTenQに行ったとき、火星探査の状況が映し出されていたが、それに対して特に感動もドキドキもしなかったのだけど(当時はプロジェクションマッピングの方に興味があったので…)、 地球から飛び出すために多くの人の努力(と工作)と過去の試行錯誤が今につながっているのだと、 関係者の内なる言葉で語られるとこんなにも鮮やかにイキイキとした情景が伝わってくる。 人々が昔、なぜ地球以外の星へ行こうとしたか、 そのための資金難や国の情勢、派閥争いなんかもあった中、夢(と野望)を純粋に追い続けている人がいる。 「(未知のエリア)そこに何かがある」と。 この本を読むと、世界(World)という言葉の定義が広がっていく。 大自然の中でちっぽけな存在だと感じるように、地球もまた宇宙の中ではちっぽけな存在でしかないという。 世界の広さに、未来にワクワクする少年の気持ちが伝わってくる。 著者が、想像してごらん。という景色、なんてハッピーで縛られない、自由な発想と希望があるのだろう。 面白かったのはボイジャー姉妹のグランドツアーの話。 175年に1度のチャンスなのに、大統領に予算を削られ、計画を半分以下に縮小されてもあきらめきれなかった研究者たちが、権力者の目を盗んで仕込んでいたという。 そのおかげで、半分以下の計画で十分な結果を出した後に「ドッキリ」形式で仕組みをバラした後、おとがめなしで続行を許可された話は色々スカッとする。 (きっとお偉方はあたかも初めから計画してましたとばかりに成果を発表しただろうが…) 火星が星としての生命活動を終えたのと、地球に生命が誕生した(と言われている)40億年前が時期的にリンクしているということが恣意的と著者は言うが、想像するとドキドキがとまらない。 もしかして火星からの移植者が解明されていないナスカやピラミッドに関係している!?と妄想してしまう。
3投稿日: 2023.03.05
powered by ブクログ面白かった 久しぶりに宇宙兄弟を見返したくなってネトフリで見てる ロケット開発の歴史 歴史と言っても難しい話はなくて、分かりやすく面白い 宇宙の話はやっぱりワクワクする 損得とか経済的合理性を超越した何か
0投稿日: 2022.12.18
powered by ブクログ時々宇宙のことを考えたくなるとき、この本のことを思い出してる。 宇宙、本当に怖くて魅力的だ… ロケットや、宇宙に関わった人間を知ることも面白い
0投稿日: 2022.11.06
powered by ブクログ宇宙について正面から扱った一冊。 物語調で読みやすく、特にロケットの開発について知ることができた。
0投稿日: 2022.06.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんども留まって読み返していたところ、そして我が子にも伝えたいと思ったところ↓ 「イマジネーションとは見たことのないものを想像する力だ。常識の外に可能性を見出す力だ。翼を持たぬ人間が青い空を見上げて飛ぶことを夢見る力だ。目には今存在するものしか映らない。だが、目を瞑り、常識から耳を塞ぎ、代わりに想像力の目をイマジネーションの世界へ向けて開けば、今ないものを見ることができる。現在だけではなく未来もみることができる。」 宇宙もそのものもイマジネーションでできたのではないかと、ちよっとわりと本気で思えてきたり。 次男坊へ、 無限の想像(創造)ができる自由に気づいて楽しむんだよ。そして自転車も楽しくがんばるんだよ。
0投稿日: 2022.03.22
powered by ブクログむっちゃんが表紙だったので、宇宙兄弟好きとして、読んでみました。宇宙に生命はいるかという人を魅了して止まないテーマに対して科学的な根拠を添えて論じられており、ますます好奇心が膨らみました。筆者は人が宇宙を目指す理由として、イマジネーションを挙げています。人が何かを想像するとき、大きな力が生まれる、それにより科学は発展し、人類の世界が広がる。私の中にもこの本のおかげで宇宙へのイマジネーションが棲みつきました。しがないサラリーマンですが、今この瞬間から宇宙を夢見て動き出したい気分です。
0投稿日: 2022.01.23
powered by ブクログ友人にお勧めされて読んだ本のうちの一冊 最初は中々読むのに気が進まなかったので1一日一章を 目標に読み始めたが2日目には一日で三章も読んでしまい、気づけば三日で読み終わっていた。 小説でないのにこの読みやすさに感動を覚えた。 宇宙についてほぼ無知だったが少しは身近に感じることができたし、 "人が想像できることは、すべて実現できる。" この言葉を胸にとめて生活しようと思った。
0投稿日: 2022.01.11
powered by ブクログ興奮する読書。注釈も含めて一字一句読んだ。NASAに勤める日本人研究者による著書。宇宙に挑んだ地球人の歴史や宇宙の可能性について。 プロの物書きのように文章構成が上手い。短く引きつけ、ミステリー調を取り入れたり、ノンフィクションルポのような緊迫感を演出したり、とにかく読み手を飽きさせない。そして、何より宇宙の事をあらゆる例えを用いながら分かり易く叙述する。頭の中でこんな言葉が浮かんだ「控えめに言って、この本は最高だ」。 米露によるロケット開発競争。そこに絡んだナチスの研究者。その後の月面着陸を巡っては、主役の宇宙飛行士ではなく、担当を外された着陸方法の提案者、ソフトウェア開発者にスポットを当てながら、人類のプロジェクトを陰で支えた40万人の関係者に注目。素晴らしい一冊。
3投稿日: 2022.01.07
powered by ブクログ宇宙に対するイマジネーションがわき上がる。 遥か未来、人類は宇宙の叡知と繋がることが出きるか?それともその前に滅びてしまうか? 人類が滅んでも、ボイジャー号は人類からのメッセージを載せて永遠に宇宙を旅する。 そんなボイジャーの姿を想像すると、胸が熱くなる。
0投稿日: 2021.11.24
powered by ブクログ宇宙についての本は初めて読んだ。 地球と宇宙の時間の流れ方の違いが1番心に刺さった。 人間の一生は宇宙だと1秒にも満たない。人生100年生きると考えたら、長く感じてしまうが、宇宙に比べたらちっぽけなものだった。日頃の辛いことや嫌なこと、失敗なんか、ホコリや塵と同じくらい小さなものなんだなと思えた。すごく大事な感覚だと思う。 この宇宙という謎を解明しようとしている人達は本当に尊敬する。地球から宇宙へのメールのやりとりは、届くまでも、返事が来るのも数百年〜数千年かかる。 でも、未知なるものを解明するのにさそれほど時間がかかるし、ショートカットするのも難しいんだと思う。 これは、事業も同じで、もちろんスピード感をもって進めて、とんとん拍子で成功するのが理想だけど、その通りにいかなくても、試行錯誤し続ければ、小さな一歩は必ず踏み出せている。 宇宙のこと以外でもたくさんの事を考えさせられ、とても勉強になる本だった。
0投稿日: 2021.10.21
powered by ブクログ「イマジネーションがあれば何でも実現できる」 と著者は言う。 今の時代、イマジネーションの前に 好奇心に乏しくなっていないか、 自分の楽しいをもっと追求したい。
3投稿日: 2021.05.01
powered by ブクログ自然が好き、生き物が好き、科学が好き、人間の可能性について考えるのが好き、人類史が好き、とにかく色んな人に読んでもらいたい作品。 「宇宙人」と聞くと少し幼稚な感じがするかもしれませんが、読了後には地球外に命はある!と考えること間違いなしです。 宇宙の広大さ、地球のちっぽけさ、はたまた人類のちっぽけさ、そんなことを感じました。悩みがある人になんかもオススメです。
0投稿日: 2021.04.21
powered by ブクログ宇宙の世界に憧れて、ロケットを宇宙に飛ばしたかった科学者、それを戦争に利用しようとした権力者。 自分の理論が正しいと信じてどれだけ反対されても自分のアイデアを主張したNASA職員、想定外の自体がおきたときのために備えて、こっそりとプログラムを組んでいたプログラマー。 宇宙開発には本当に色々な人のドラマがあったんだと思った。映画のように映像が浮かんできて興奮した。 人類がここまで宇宙開発できた重要な要素は、イマジネーション。 パイロットはあの空の先に何があるかと考えた。 科学者はそこに何かいるのか、何がいるのかを考えた。 人が力を発揮するのに、イマジネーションはとても重要なんだと思った。 宇宙へのイマジネーションに突き動かされた心踊る人間ドラマが記された、とても面白い本でした。
0投稿日: 2021.01.24
powered by ブクログイマジネーションあふれとても面白かった。数千億の銀河のなかに、きっと何処かに命はあるね。これからの宇宙探査が楽しみだ。
4投稿日: 2020.12.12
powered by ブクログ2020年12月10日読了。 ・ NASAの研究機関JPLに現役で勤務されている小野雅裕氏による宇宙探査の最前線を描いた本書。 ・ 人類がいかにして宇宙を目指すようになったのか。 どうして携帯もカーナビも無いような時代に、アポロは月へ行くという大事業を成し遂げる事が出来たのか。 太陽系の8つの惑星やその衛星がどのような星なのか。 そこには『何かいるのか。何がいるのか。それとも我々は孤独なのか。』 系外惑星の探査、地球外文明とのコンタクト… 等々、書き切れない程の内容が詰まっている。 その中で、著者が始めから終わりまで伝えている事は『イマジネーション』の大切さ。 ・ ●「SFの父」と呼ばれたジュール・ベルヌの『地球から月へ』という本を読んだ三人の少年がイマジネーションの力に突き動かされ、空を目指すようになり、やがて「ロケットの父」と呼ばれる研究者となった。 ●アルバート・アインシュタインの言葉 「イマジネーションは知識より大事だ」 知識を身につける事は大事だけれど、その知識を学ぶ原動力となるものこそがイマジネーションなのだと思った。 ●宇宙への旅を可能にしたロケットの原点は、ナチスドイツ・ソ連・アメリカが戦争で人の命を奪うために創り出したロケット兵器だった。 ●ソ連は人類史上初の人工衛星『スプートニク』を打ち上げ、「地球は青かった」と名セリフを言った初の宇宙飛行士ユーリィ・ガガーリンを宇宙へと送った。 ●アメリカのNASAは『アポロ8号』を月軌道へと打ち上げ、『アポロ11号』で人類初の月面着陸を果たした。 ●アポロ計画にはおよそ40万人もの人が関わり、技術者や科学者や宇宙飛行士だけではなく、縁の下で支える事務員や建設作業員、運転手など多くの無名のヒーロー達の力で成功を収めた。 ケネディ大統領がNASAに視察に訪れた時、清掃員に「あなたの仕事は?」と聞くと、その彼は誇らしげに「私は人類を月に送るのを手伝っています!」と答えたという。 ●有名なCEOが行う華々しいプレゼンテーションではなく、日々技術者が向かう散らかった机こそが、未来が生まれる現場である。 ●イマジネーションとは見た事の無いものを想像する力。常識の外に可能性を見出す力である。 今、存在するものしか見えなければ、新技術は決して生まれない。 ●人類は太陽系の惑星全てに探査機を送ったが、この銀河系には約1千億の惑星があると言われている。人類はまだ1千億の8しか知らない。 ●地球をテニスボールの大きさに縮め、掌に置いたとすると、太陽系の一番遠い惑星・海王星は23kmの距離にあるバスケットボールである。 掌の上のテニスボールと23km先にあるバスケットボールの間に広がる虚空が我々が生きる太陽系空間。 ●無知の自覚は無知を克服する出発点。 知らないと言うことを、まずは知る。 ●地球外生命探査におけるリスクは、地球から持ち込んだ微生物によって異世界を汚染してしまうリスクである。 地球の生命体が他の天体に持ち込まれ、繁殖してしまったら、現地の生態系を破壊し、発見された生命が地球外生命なのか、地球の生命なのか区別がつかなくなってしまう。 そして、2度と元に戻す事は出来ない。 その逆も然りで、他の天体からの『逆汚染』のリスクもある。 外来種による生態系の破壊などよく耳にするが、宇宙規模でも同じ事が言える事を今まで考えた事がなかった。 ●かつて新大陸を発見して乗り込んできた人間が持ち込んだ病原菌が原因でパンデミックが起きたり、逆に新大陸からの新種の病気が流行したりと、未開の地・未知の病原菌に対するリスクを過去の過ちから学び、宇宙条約で『宇宙空間の有害な汚染・地球外物質の導入から生じる地球環境の悪化を避けるように』と定められている。 コロナ禍で未知のウイルスの脅威を目の当たりにしている今だからこそ、未開の地・宇宙には恐ろしいリスクが潜んでいるかもしれないと思ってしまう。 そういう面から先日、『はやぶさ2』が持ち帰ったリュウグウの試料もとても慎重に扱われるのだろう。 ●1つの銀河には1千億の惑星があると言われている。 東京ドームを天井までピンポン球でいっぱいにする数は約270億個。 銀河にある惑星の数は東京ドーム4つをいっぱいにするピンポン球の数くらい。 さらに宇宙には1千億の銀河があると言われている。 1千億の1千億倍の世界。 地球はその中のたった1つにすぎない。 ●太陽系の境界『ヘリオポーズ』を超え、星間空間に入るボイジャーには「宇宙人への手紙」が積まれている。 地球外知的生命に出会った場合、その文明は我々よりもはるかに多くの事を知っている文明に間違いない。それならば我々のユニークな面を伝えるべきだ、という観点から文字による手紙ではなく、金メッキを施された『ゴールデンレコード』に音楽や様々な音を録音して宇宙へと送った。 「人類のベスト盤」ともいえる27曲が収録されており、バッハ、モーツァルト、ベートーベンなどのクラシックから、ルイ・アームストロングのジャズや様々な世界の民族音楽が収められている。 ビートルズも収録するつもりが、レコード会社の権利がおりず実現しなかったらしい。 音楽だけではなく、55ヶ国語の挨拶や、地球の様々な音(風、雷、虫の鳴き声、クジラの歌、列車や飛行機の騒音等)も収録されている。 まさに『The・地球の音』 宇宙人に音楽を送る。人類の想像力と創造性・言葉や方程式では表現出来ない意識や感情を伝える素晴らしいアイデアだと思う。 ●宇宙人が地球の文明に気づくとすると、ラジオやテレビの電波を受信する事による可能性が高いのだという。 東京タワーのような電波塔から全方位に電波は発信され、空を抜け宇宙まで飛んで行く。 人類初のラジオ放送は1906年のクリスマスイヴにアメリカでクリスマスキャロルが放送された。 電波は電磁波の一種なので、光の速さで進む。 2020年現在、その電波は地球から114光年の位置を飛んでいる。 もし地球から100光年の位置に宇宙人が存在して、その放送を聴いてすぐに返事の電波を送ったとしても、まだその星から14光年しか進んでおらず地球に届くまで、あと86年かかる。 ・ 長々と書いたが、この本を読んで思ったのは、結局の所、宇宙の誕生・宇宙人の存在・系外惑星の事や宇宙に関わるほぼ全ては解明されていないのだと思う。 人類が月に立ってからたったの50年で、宇宙の138億年という歴史を知るなど到底無理な話だ。 この本に書かれているほとんどの事が、〜かもしれない・イマジネーションでしかないのだが、そのイマジネーションこそがロマンであり、これからの宇宙探査の鍵なのだろう。 何も分かっておらず、分からないが故にイマジネーションは膨らむ。 ・ 現代社会は、インターネットやテレビやスマホ・SNSの存在で常に何かしらの情報が押し寄せ、人が自ら頭で考えイマジネーションを働かせる事が減っている。 少しの空いた時間にも片手にはスマホを持つ人がとても多い気がする。 著者は、時にはスマホをしまい、夜空を見上げてそこに輝く星や月を見て色々な事を想像して欲しいと締め括っている。 自分はふとした時に、星や月を眺める事が結構あるのだが、これからは更に感慨深くイマジネーションを働かせて空を眺めてみようと思った。
5投稿日: 2020.12.11
powered by ブクログ私がこの本を手に取った理由は、紹介された本の中でも読みやすそうだなと思ったから、なんて不純な動機だった。宇宙に対しても人並みの興味しかなかった。そんな人に、この本を勧めたいと思う。 この本では、人類の宇宙進出の裏に何があったのかについて、他ではあまり取り上げられることのない視点———例えば、アポロ計画でほぼ使われないとされていた緊急用プログラムを書いた女性の話など———から、ドラマチックに描かれている。まるでフィクションの小説のように。それゆえ宇宙科学に詳しくなくても読み進めることができ、悪く言うなら宇宙科学の勉強にはならないかもしれない。いうなれば、入門編の前に読む本、心の準備編だ。そんな本作の中でたびたび出てくるのが、「何か」である。 「何か」は思いを未知に馳せたときにやってくる。例えば『火星の赤い大地に立 ち、青い夕日が沈むのを見ている』ことを想像したときに。あなたはこの本を読 む間、恐らく「何か」にたくさん遭遇する。そして感染し、侵され、宇宙に、ま だ誰も知らない世界に、強く心惹かれるようになる。 作者は作中で、この「何か」に命令されてこの本を書いたと記している。「何か」 はもっと繁殖したいと欲していると。私が初めに、まだあまり宇宙に興味を持っ ていない人に読んでほしいと書いたのは、私も「何か」に侵されたからかもしれ ない。(地球惑星科学コース 3年)
0投稿日: 2020.07.20
powered by ブクログ題名から最初は「宇宙というのは一つの生命体 のような存在なのでは」という問いかけと思っ てしまいました。 内容は単純に生命体が存在するのか、を問いて います。 しかし実際は宇宙に命は存在するのか、という 人類にとって永遠とも言える疑問に対する解説 ではあります。 これが素晴らしいです。 「永遠」の疑問と言いましたが、本当のところ ロケットが宇宙に行けるようになって50年程度 しか経っていません。 この短い期間で何千億とある星に生命が存在 するのか分かる訳がないです。 だけど著者はその存在を信じています。 お互いに「遠すぎる」からか、「時代が違う」 からか、たまたま巡り合わないだけだ、と。 「SFの父」と言われる「ジュール・ベルヌ」の 言葉が印象的です。 「人類が想像できることは、すべて実現できる」
0投稿日: 2020.04.24
powered by ブクログNASAの中核研究機関JPL(ジェット推進研究所)で火星探査ロボットの開発をリードしている日本人小野雅裕著 アメリカとソ連のロケット競争や、いわゆる有名な宇宙飛行士のことではなく、無名の技術者のほうにも視点を置いた話が多かった 木星の衛星、イオの火山や、エウロパの氷とその
0投稿日: 2020.04.16
powered by ブクログ少し専門的な難しい部分もあったが、「何か」に駆り立てられていかにして人類は宇宙を目指したか、その熱量を感じ、まだ見ぬ異世界の妄想にどっぷりと浸かれる本だった。
0投稿日: 2020.04.09
powered by ブクログ長い間、積読状態だったこの本をようやく読み切ることができました。 ロケットを初めて作る話から始まり、月面着陸のプロジェクト、そして宇宙に生命を探す旅…。 こういうテーマの場合、難しいことを難しく描写されていることが多いのですが、 著者はちゃんと素人でも理解できるようにかみ砕いて書いてくれています。 そして、文才もある! 著者の文章が詩的で、思わずのめり込むようなストーリーがあって、夢と希望のある物語になっています。 著者の宇宙に対する深い知見と底知れない好奇心が爆発したとっても素敵な本でした。
5投稿日: 2020.04.03
powered by ブクログここまでワクワクして読めた新書は少ない。 現代の宇宙研究が到達している世界。 これまでの軌跡、その先の展望について 見事に読者を取り込みながら語られている。
3投稿日: 2020.01.22
powered by ブクログジュール・ベルヌの人が想像できることは、すべて実現できる。 想像してみよう。世界は広い。未知の世界がある。
0投稿日: 2019.12.12
powered by ブクログ宇宙に対する考察ではなくて、宇宙を夢見た人々を数珠つなぎにした人間ドラマです。 宇宙の事を考えるなんてことが無くて、主に下を向いて歩いているような人間ではありますが、こういう本を読むと急に夜空を見上げたくなったりします。現金なものであります。 夜空を見上げて想像を膨らませてきた先人たちから、意思と知識を受け取りさらに未来へ渡す。薄皮を剥がすように一歩づつ進んできた宇宙の研究は、みんな大好き「はやぶさ」のロマンへつながり、これからの若者達がさらに宇宙の謎を究明していく事でしょう。 ロケット開発に至るまでの紆余曲折は、変人とも言うべき頑固者たちがひたすら我が道を行ったからこそ。宇宙開発なんて人々の頭の片隅に無かった頃から、宇宙開発盛んな現代、そしてこれから訪れるであろう宇宙移民時代まで、ロマンあふれる文章で描かれています。 そして宇宙に生命はいるのか?筆者は、きっと生命は存在するし、広大な宇宙には知的生命体もいるというご意見でした。地球がものすごい確率の上に成り立っている星という事は分かっていますが、僕もまたどこかに生命が誕生して、文明が有り、その生き物なりの喜怒哀楽が存在すると思っています。 所で、宇宙は広いから何やってもいいぐらいに思っていましたが、地球からの物質を持ち込んで宇宙を汚染しないなんて条約が出来ているなんて思いもしませんでした。 宇宙の無限の広がりを感じられる本でもあり、人の想像はそれをさらに超える無限の想像力があるんだなと思わせてくれる本です。 悲しいのはどんな開発も戦争とつながってしまうということ。船も飛行機もロケットも。そして宇宙開発も全て醜い争いにつながってしまう愚かしさがとにかく悲しいです。
0投稿日: 2019.10.23
powered by ブクログ子供の影響で宇宙関連の本をよく読むが、この本は最近読んだ中でピカイチの内容でした。 宇宙に関することを見事な文体で記されており内容に引き込まれてしまいました。宇宙に取り憑かれてしまう何かが『イマジネーション』という言葉が印象的でした。
0投稿日: 2019.10.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
中盤からやや問題提起が強くなってきますが、前半と後半の面白さはイマジネーションをくすぐられます。とても夢があるし、また、夢じゃないのかもしれません。技術者×イマジネーション、そこに権力(予算)が加わると大きく進歩するんですね。私は技術者ではないですが、この本を読んで、技術者と呼ばれる方々を尊敬しました。小説・ノンフィクションの他にこーゆー面白さがあるのか。。 自分の知らないところに連れて行ってくれる、このサイトと皆さんの本棚に感謝です。
0投稿日: 2019.10.06
powered by ブクログ一九六九年七月二十日。人類がはじめて月面を歩いてから50年。宇宙の謎はどこまで解き明かされたのでしょうか。本書は、NASAの中核研究機関・JPLジェット推進研究所で火星探査ロボット開発をリードしている著者による、宇宙探査の最前線。「悪魔」に魂を売った天才技術者。アポロ計画を陰から支えた無名の女性プログラマー。太陽系探査の驚くべき発見。そして、永遠の問い「我々はどこからきたのか」への答えー。宇宙開発最前線で活躍する著者だからこそ書けたイマジネーションあふれる渾身の書き下ろし!
0投稿日: 2019.10.01
powered by ブクログ火星のエベレストの2.5倍もある太陽系最高峰のオリンポス山,グランドキャニオンをはるかに凌ぐ峡谷,木星の衛星イオで活動中の150以上の活火山,土星の衛星タイタンのメタンの雨,メタンの湖…。 40億年前は,火星も地球も似た環境であったのに,(今のところ)地球のみに生命が存在する奇跡…。 とてもイマジネーションがかきたてられる,素晴らしい本でした。 この宇宙の中で我々は孤独なのか,それともそうではないのか,今後の宇宙科学の知見に思いをはせつつ,人類は,奇跡の惑星である地球の環境を守ることを真剣に考えなければならない時期にきているのではないかと考えました。 是非,一読をおすすめしたい本です。
0投稿日: 2019.09.22
powered by ブクログ本を読んでこんなにワクワクしたのはいつ以来だろう。こんなにドキドキしたのはいつ以来だろう。「何か」が静かに確実に私の中にもいる。 超おすすめ。 ★★★★☆
0投稿日: 2019.09.13
powered by ブクログジュールベルヌのイマジネーション。知ってはいたが、ここまで意識したことはなかった。人が想像できることは全て実現できる。ただ、自分で勝手に現実を押し付け無理だと限界を決めてしまっているのだろうなぁ。テレビ、スマホ、インターネットから多くの情報を得られているが、著者の言う通り、その分、自分で考え想像することが少なくなっているのかもしれない。否定的な想像からくる不安はいくらでも持ってしまうのに、前向きなイマジネーションが持てないでいる。無垢な子供のように、純粋な気持ちで自分に向き合い、行動していきたい。そうできるように想像力を働かせたい。
0投稿日: 2019.07.28
powered by ブクログ人文・自然科学部門ブクログ大賞受賞 人気コミック『宇宙兄弟』監修協力を務め、NASAに勤める著者による渾身の一作!
0投稿日: 2019.06.19
powered by ブクログ宇宙に生命があるのか、この答えは揺れ動いてきたが、最近の研究ではその可能性が高まっているように思われる。 惑星探査の進展で、太陽系に生命もしくはその痕跡が見つかることを期待したい。 ただ、宇宙開発の民間化で、地球の生命による汚染が起きかねない事態は心配だ。ましてや、既存の生命を滅ぼしてしまうなどと言うことはあってはならない。 それにしても宇宙の話を聞くと、日常の世界から離れて、壮大な気分に浸ることができる。アメリカファーストを叫んでいる米大統領には是非宇宙的視野で物事を考えて欲しいが、無理な相談だろう。宇宙についても軍事利用か、金儲けのネタくらいにしか見えないだろう。
0投稿日: 2019.05.31
powered by ブクログ宇宙に命はあるのか?という題に対しての私の読書前の答えは「ないとは言い切れないからたぶんあるんだろう」くらいだったけど、読書後は「絶対にある、ただ、出会えていないだけ」に変わった。 著者の小野雅裕の本業はNASAで火星探査ロボットの開発。だけど、職業ライターになっても十分やっていける。文章がうまい。ぐいぐい引き込まれた。 まず、なにより対象(宇宙)に対する熱い情熱がある。そして先人に対する深い尊敬がある。さらに、その先人を駆り立てた「イマジネーション」に対する真摯な信頼がある。もう一つ付け加えると、かなり詩的な言葉がちりばめられている。それらを、リズムよくわかりやすいイラストとともに提示してくれるので、本を読んでいるのに良質なドキュメンタリー番組をみているような気になる(著者の言葉はナレーションとして聞こえる)。 息子も一読お気に入り。読み終わったらまた読んで読み終わったらまた読んで、なんと3回連続で読んだとのこと。わかる。20年後30年後に地球外生命体について大きな貢献をした人がインタビューで「子供の時に『宇宙に命はあるのか』を読んだのがきっかけです」と答えても驚かない。(もしかして、それが自分の息子だったりして)
0投稿日: 2019.04.24
powered by ブクログ宇宙に命はあるのか 小野雅裕 SN新書 南波六太が表紙になっているだけで 興味が湧いたのだけれど 平凡すぎる題名だ しかし内容は抜群だ 主語が重なるところ以外は 科学者とは思えないほど 文体も行けている 目次は 序に始まり新創世記と言う 2ページのコメント付きプロローグ第1章 最初のフロンティア第2章 異世界の空第3章 命の賛歌第4章 Pale Blue Dot第五章 エピローグ 少し違和感があるのは ヒットラーまで登場するのに アルデバランやマリアオリシック に触れることもなく ソーラワーデンやロズウェルも素通りで 宇宙人を語っているところだけれど その事にさえ目をつぶれば 実質縦社会の中で ヒーローに隠されたヒーローの活躍など ロマンがあり面白いの一言に尽きる 特に最後のホモアストロルムは アイディア満載だ
0投稿日: 2019.04.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
NASAの日本人技術者である小野雅裕氏が描く、宇宙と宇宙を見つめてきた人類の話。 まず最初は、フォンブラウンの話からである。宇宙への夢を強く持った科学者は、軍事ロケットを作り、そしてアメリカに流れ、最後はロシアに先を越されつつも、自身の夢を実現する。ヒトモノカネが揃って初めて成功できるという経済学ではある種基本となる原則、それがあったとしても宇宙に行けるとは限らなかった。ライト兄弟もそうだ。アメリカで軍が行ってたのはまさに有人飛行機を作ることだったが、結局初めて空を飛んだのは、田舎でかつ大学も出ていなかったライト兄弟とその仲間たちだったのである。つまり、宇宙へ行くということは、人類の果てしない夢であり、強いパッションと「それ」が必要であるという強い源泉のようなものがあったのではないかと感じる。 続いて、ボイジャーなどのプロジェクトごとに歴史を振り返っていく。飽くなき執念で「そこに何かいるのか」そして「そこに何がいるのか」。この2つの問いが人を宇宙への興味と執念を導き、動かしてきた。特に面白いのは、ボイジャー2号にこっそり設けられた仕掛けである。ボイジャー1号、2号ともに軌道はタイタンに向けられていたが、1号がタイタン捜索に成功したので、2号はその先の海王星や冥王星に迎えるように軌道修正ができる仕掛けを用意していたのだと。科学者のボイジャーに対する愛と、官僚に対する意地と心意気だったのだと思う。 「我々はひとりぼっちなのか?」という問いもまた、ロマンである。生命という仮説を使うのは最終手段であるとしている通り、確かに科学的には非生命的なアプローチが正であり、それを否定する事実、それがサンプルを持ち帰って分析してみるということでなされる可能性のある、特定の何かだという。イーロン・マスクが宇宙への旅を民間でと訴えて、安価で宇宙旅行ができるようにしたいというその原動力は、地球のバックアップ。しかし、筆者はそうではない。我々が何者か知りたいじゃないか、という強い湧き出るような思いからなのだと。どちらかはわからないし、経済という中でのブルーオーシャンが宇宙だったのかもしれない。 共通するのは、知らないことを知っていること、それをイマジネーションで想像し、実際に掴もうとする。それはロマンであり、無数の失敗の上に成り立つものであり、時にその時代に合わないこともある。ただ、最後の言葉が、全てを貫く。「人が想像できることは、全て実現できる。」
0投稿日: 2019.03.10
powered by ブクログ人類の宇宙探索の歴史と最新の研究までをまとめたドキュメンタリー。 ボイジャー1号、2号の物語がとても印象に残りました。
0投稿日: 2019.03.10
powered by ブクログNASAの中核研究機関で火星探査ローバ一の開発をリードしている日本人による宇宙本。スプー卜ニクやアポロに端を発するロケット開発から、ボイジャーによる太陽系探査、最新の地球外生命体探査まで宇宙開発の歴史を網羅的に理解することができます。表紙に「宇宙兄弟」の南波六太(ムッ夕)が描かれていてインパクトが大きいのです。 続きはこちら↓ https://flying-bookjunkie.blogspot.com/2019/03/blog-post.html Amazon↓ https://amzn.to/2TyTAMg
0投稿日: 2019.03.09
powered by ブクログ宇宙に関する新書は多数出版されています。本書を読んでもそれらの他の著作と比較して、目新しい事実が紹介されているわけではありません。しかし、本書は他の自然科学系の新書とは全く異なる視点で書かれています。 人類が現代まで宇宙開発を継続してきたその動機が人間が持つ「イマジネーション」であるとし、そのイマジネーションは読者の誰でも持っていると語りかけます。宇宙を含む自然現象への理解の進展が、純粋に知的好奇心に突き動かされた数多くの研究者のリレーによって成し遂げられ、知的好奇心は誰もが持ち併せているという著者の言葉に勇気づけられる読者も多いのでは。次の一節が非常に印象的でした。 「我々はどこからきたのか?我々はひとりぼっちなのか?もちろん、その答えを知ったところで誰の暮らしも物理的に豊かにはならない。飢えた子供を救えるわけでもない。その答えを追うことは無意味だろうか?もし、無意味と断ずるならば、物質的豊かさのみを追求するのもまた、人類の生き方だと思う。でも、僕は知りたい。あなたも知りたくはないだろうか?きっとまだ人が科学を知るはるか以前から、人は星空を見上げて自らに問いて来たのだ。我々はどこからきたのか、と。そして、人はイマジネーションの中で気づいていたのだ。その答えが、星空の中にあることを」 著者の文章にはどんどん引き込まれる不思議な力があるように感じました。理系の研究者で、これほど文学的な雰囲気を持つ文章が書けるとは。本書のどの章を読んでも面白いですが、何といっても地球外文明の探査に触れた5章が著者の素晴らしさがダントツに凝縮されている印象でした。 もちろん、著者はNASAの研究所で火星探査ロボットの開発に携わる第一線の研究者なので、5章以外の部分も素敵な文章の中に科学的な事実や、分かりやすい解説もちりばめられています。 これを高校生ぐらいの時に読んだら、自然科学系の大学の学部に行きたい、と考える学生が出てきそうな気がします。
2投稿日: 2019.03.08
powered by ブクログ今日(2019/02/22)、はやぶさ2が小惑星リュウグウにタッチダウンし生命の起源を探るための岩石入手に成功した。 「宇宙に生命はあるのか」というタイトルではあるが正に今日の成功に向けた宇宙開発の歴史が語られている。 月旅行を夢見てロケットを開発、軍拡によるミサイル競争が激化する中、アポロ計画やボイジャーによる探索と人類を魅了する成功で負の側面を払拭した。 地球は宇宙の中では小さな点でしかないが、人類の全ての歴史がそこで作られてきたことを世界の指導者に認識してもらいたい。そしていつの日か地球以外の場所で共存共栄の歴史を作って欲しいと思う。 はやぶさ2が地球に帰還し、その解析により生命起源に迫る発見があることに期待したい。 生命の起源が何であるにせよ、人類はひとつだ。
0投稿日: 2019.02.22
powered by ブクログ今までに読んだ宇宙本の中でも屈指の面白さ。 中でも、宇宙飛行士などの著名人ではなく、その裏にいる名もなき技術者たちに焦点を当てた章が出色。この技術者たち、偏屈で頑固で、まさに「事実は小説より奇なり」を地で行くような人たちばかり。それでも、この偏屈さがなければ、人類の宇宙への道はもっと遠くなっていたはず。 著者はNASAのジェット推進研究所で、火星探査ロボットの開発をリードしている技術者。でも、文章が技術者っぽくないなと思っていたら、案の定、三島由紀夫を敬愛していて、ペンネームで小説を書いて文学賞を取ったことがあるという。納得。若干ナルシストっぽいところもあるけれど。
2投稿日: 2019.02.02
powered by ブクログ我々人類は宇宙のことをほとんど何も知らない。だからこそ、夢があり、想像するだけで楽しくなる。私は宇宙に関する専門的な知識は何もないが、読んでいるだけでワクワクする本であった。特にロケットの歴史はとても惹き込まれる話であった。
0投稿日: 2019.01.13
powered by ブクログ★3.5、あまり期待していなかったがなかなか面白い、電車移動の時間にピッタリでしたわ。 宇宙物理の本かと勝手に思い込んでいましたが、宇宙開拓にスコープした本でした。あんまり読まない分野でもあるので、猶更へぇ~と思うこと多々あり。中でもフォン・ブラウンの逸話は面白い、常識的な話かもしれませんけれど。
0投稿日: 2019.01.03
powered by ブクログNASAで働く著者が書いた本。 フォンブラウンなどアポロ計画で活躍する科学者の若かりし話なども紹介されていて楽しく読めた。 宇宙人がいたら絶対に今の地球よりも文明が進んでいるだろうという前提で話が進むことに昔から違和感があったが、今回この本の中で、長い宇宙の歴史から考えると、1万年前はほんの一瞬の出来事と言う部分を読んで納得できた。
2投稿日: 2019.01.01
powered by ブクログ書評で評判が良かったので手に取りました。 宇宙探索の歴史や現在の研究段階等、宇宙工学に知識がなくても知的好奇心を掻き立てられて、面白く読めた。 「我々は何者か?どこから来たのか?そして我々はひとりぼっちか?」その問いは哲学的だ。 キーワードは、「イマジネーション」 すごいなと思える人には、問題の立て方と向き合い方、そして諦めない姿勢に、学ばされることが多い。 この本もそんな一冊でした。
1投稿日: 2019.01.01
powered by ブクログNASAの研究機関で働く著者が、宇宙の謎や地球外生命体との遭遇といった「夢」を語るもの。単なる空想や未来日記ではなく、事実と検証に基づいた解説がなされており、説得力も十分、とても勉強になる。本書で最も大切にされているのが「イマジネーションの力」。宇宙に思いを馳せるのも、野蛮な人類を顧みるのも、全てこの力のなせるところ。「宇宙」に限らず、豊かな人生を送るにも必要な力である。
0投稿日: 2018.12.27
powered by ブクログ宇宙はやはりロマンがあるな~ ロケットとミサイルの話や、火星・木星の話等々、かなり楽しめました! 小野さんの本、もっと読んでみたいな~
1投稿日: 2018.12.06
powered by ブクログブクログ大賞受賞を機に手に取った一冊。 NASAで次世代火星探査車開発に携わる若き研究者による、有史以来の宇宙探査の歴史を表舞台ではあまり知られていないキーパーソンを中心にわかりやすく伝える本。第二次世界大戦前からのロケット開発の夢、戦後の宇宙開発競争から、現代の最先端の動きや展望まで、一部の専門家や選ばれた宇宙飛行士ではなく人類全体の思いの結実だからこそ宇宙探査の話は私たちを興奮させるのだということが腑に落ちる。読みやすく引き込まれる語り口なので(若い読者を想定しているらしく「LPという規格のレコード」なんて親切な記述にちょっと感動した)、中学生ぐらいでも読めるしおすすめできる。
1投稿日: 2018.12.03
powered by ブクログ難しい話はおいといて、宇宙本が読みたい人にはもってこいの宇宙本。何を想像したらいいんだっけ?っていうことを具他的に提示してくれるので、「そうそう、宇宙を考えるってそういうことだよね」っていうことを思い出させてくれる。根本にあるテーマは「イマジネーション」。いまそこにある空(宇宙)に目を向けて思いを巡らせれば無限のイマジネーションが広がっていく。それこそ人が宇宙に魅せられるポインと。ビートたけし作詞で玉置浩二が歌った「嘲笑」って曲があった。「今僕が見る星と、いろんな人が見た星とほとんどかわりない。それが嬉しい」とか、そういう感覚を何度も味わいながら読んだ本でした。
2投稿日: 2018.12.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これまでの宇宙開発が宇宙飛行士の目線からではなく、名もなき技術者たちの目線から描かれていたのは非常に面白かった。また著者の言葉選びに対する深いこだわりが感じられ、読み進めるのをやめることができないくらい夢中になって読むことができた。
0投稿日: 2018.12.01
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) 一九六九年七月二十日。人類がはじめて月面を歩いてから50年。宇宙の謎はどこまで解き明かされたのでしょうか。本書は、NASAの中核研究機関・JPLジェット推進研究所で火星探査ロボット開発をリードしている著者による、宇宙探査の最前線。「悪魔」に魂を売った天才技術者。アポロ計画を陰から支えた無名の女性プログラマー。太陽系探査の驚くべき発見。そして、永遠の問い「我々はどこからきたのか」への答え―。宇宙開発最前線で活躍する著者だからこそ書けたイマジネーションあふれる渾身の書き下ろし!
0投稿日: 2018.11.23
powered by ブクログなんてロマンチックな本なのだろうというのが第一印象。 途中途中に挿入されるポエミーな文章のせいかと思ったが、それ以上に、この本全体が持つ雰囲気がロマンチック。 でも、本当にイマジネーションは大事。 進化は待っていても起こらない。 誰かが想像し、誰かが形にして起こる。 この先も、 人間が正しい形でイマジネーションを発揮し、 宇宙をワクワクしながら見つめることができますように。
0投稿日: 2018.11.18
powered by ブクログ最初は人間がどうやって宇宙を知っていたのか、という人類の宇宙開拓使の話から始まる。 私は宇宙には興味があるけれど、人間の歴史にはあまり興味がもてなかったので、買って失敗したな〜と思った。 けれど、読んでいくうちに、全てが成功の連続ではなく、多くの人の涙や儚く散って行った夢や欲望があることを知った。 そう思えるようになると面白く、宇宙だけでなく、過去の多くの科学者へ想いを馳せるようになれた。 宇宙の事が昔から好きで好きで仕方がない人には新しい情報は載っていない本かもしれないけど、初心者には情報が満載の良い本だと思う。 そしてロマンが詰まっている。
0投稿日: 2018.11.14
powered by ブクログ冒頭の「序」を読んですぐ、この本は面白いだろうなって思いました。 まさしくドストライク。 科学や宇宙のことはよく知らないけど、それでもめちゃくちゃ面白い。 きっとそれは、宇宙を舞台に働いている人たちのせい。 この本の言葉をお借りすると、「何か」を感じ、その「何か」に取り憑かれた人たちのせいです。 彼らが心の底から楽しく、探求心の赴くがままに仕事をしているからなんでしょう。 そんな風に思える一冊です。 僕の一番のお気に入りは、虚空に放たれたラブ・ソング。マジかよ最高だなって思っちゃいました。 おすすめです。
0投稿日: 2018.11.12
powered by ブクログ宇宙に生物はいるのか?そりゃいるよー 地球以外には居ないなんて都合良い話。 それに居るって想像した方が楽しい。 きっと向こうの方が文明も進んでいて 銀河インターネットを使ってメッセージを 送ってきて、量子テレポーテーションで ある日突然、地球に現れる。こうした イマジネーションはウィルスの如く、 自己複製し増殖をして人から人へ伝わる 事で困難だった事が実現する。想像出来る 事は実現出来る事だと勇気づけられる1冊。
0投稿日: 2018.11.10
powered by ブクログよくあるアストロバイオロジーの本かと思いきや、見事に裏切られた。 宇宙開発史の人間模様をひもときながら、最後は根拠のあるロマンを全開させている。 読んでいて、いろいろなワクワクが喚起された。
0投稿日: 2018.11.09
powered by ブクログ全ての技術はイマジネーションから生まれた。なぜなら、もし全ての人が今存在するものしか見えなかったら、新技術は決して生まれないからだ。「人が想像できることは、すべて実現できる」
0投稿日: 2018.11.04
powered by ブクログ宇宙に関心があるかと言われれば無かった。生命なんていないと思っていたからだ。ところが本作を読むと「もしかしたら・・」と思わされてしまった。 本作は技術者の開発に賭けるノンフィクションさながらのドラマでいきなり心を掴んでくる。2人の技術者のどちらが先に人工衛星という宇宙への一歩を踏み出すのかという物語だ。 生命を産み出す条件は2つあるという。水と火山による熱だ。木星と土星のいくつかの衛星でそれらが発見された。それだけでなく、一つの銀河には1,000億の惑星が存在し、銀河もまた1,000億ある。つまり、確率的に考えれば地球で起きた現象が1,000億×1,000億の惑星の中にあるかもしれないというのである。 宇宙という未知と出会って己の無知を知らされた。2020年火星に探査ローバーを送るということで私も今からワクワクしている。知ることはワクワクの一歩だと改めて感じさせてくれた一冊だった。
8投稿日: 2018.11.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ロマンチックが止まらない。 著者は未だ夢見る少年です。 未開の地(宇宙)を開拓していくのはとてもわくわくすることだけれど、現実主義の自分からすると、お金をかけた分は社会になにか返してほしいとも思ってしまう。 だって、いくらはやぶさがイトカワの石を持って帰ってきたって、貧困児童のお腹は膨れないものね。 読んでいて面白い本であることは間違いはないです。
0投稿日: 2018.10.31
powered by ブクログまさに題名通りの内容。 イマジネーションが果たした役割を軸に宇宙開拓の歴史の解説しているが、改めて書かれるとその偉大さがよく分かる。 今、自分がイマジネーションを駆使しているかと問われるとやや暗い気持ちなるが(苦笑)同時に自分もそれを持っていることを考えると希望が湧いてくる。 まるで本著の題材である宇宙の様に。(大袈裟?) ロケットの発着の仕組みや、星間航行の説明いった単純な知識の話も面白いけど、終章の人類の可能性を語った部分だけでも読む価値がある。 手塚治虫の火の鳥を読んでいるかの様な深淵かつ謙虚なお話でした。
1投稿日: 2018.10.24
powered by ブクログNASAの火星探査ロボット開発者が語る、人類の宇宙への衝動。宇宙時代の夜明け、技術者とアポロ計画、太陽系探査全史、地球外生命探査最前線、我々はどこへ行くのか? 嘘でも虚構でもない、人類が宇宙とどう関わってきたかの事実。
0投稿日: 2018.10.13
powered by ブクログ死ぬことが恐ろしくないように思えて、もっとこの世界を知りたくなって、想像したくなって、ドキドキが止まらない最高の一冊でした。私の夢が全て詰まっています。こんな人がこの世の中で切磋琢磨しているなんて、同じ日本人なんて、嬉しくてたまりません。私も頑張ります。
1投稿日: 2018.10.08
powered by ブクログ著者の方はNASAの研究員(でいいのかな)なのに、詩人のような文章を書く。甘ったるいというわけでなく、感情豊かな文章だ。そういう書き方ができる理系の教授や研究員の方が時々いるけど、単純にすごいことと思える。もちろん内容は宇宙科学の最先端に、気軽に触れられるように、とてもわかりやすく書かれている。重量レンズや銀河インターネットなど、とても興味深い。地球外生命となかなか会えない理由がとにかく納得で、今まで生きてきた中で、もっとも理解しやすく、単純な理由だった。満足。
0投稿日: 2018.10.05
powered by ブクログもう今年一番の「当たり」はこれに決定! こんなに感銘を受けワクワクさせられる本はめったにない。 百年、千年、万年の単位で人類の歴史と進化を考えられる「イマジネーション」の力が素晴らしい。
1投稿日: 2018.08.23
powered by ブクログ地球は孤独なのか? 我々を宇宙に駆り立てようとする「何か」を感じるか? 「何か」を強いて言うなら人間のイマジネーション。 AIと人間の違いに、経験則からではなく、好み(価値観)からのアプローチ。 経験則的なアプローチでは、宇宙ロケットを飛ばそうとはならない。この挑戦こそが人間が人間たる所以、という感じで非常にワクワク、読んでてアツくなる。 我々は宇宙を発見した後、どうするのか? 「何か」とは、イマジネーションであるいは支配欲や征服欲、更に言うなら人間の遺伝子に強く組み込まれている「虐殺欲」ではなかろうか、、、
0投稿日: 2018.07.23
powered by ブクログNASAの研究者ある小野雅裕氏の著書。宇宙開発に携わった科学者と技術者のエピソード、そして最新の科学技術や地球外生命体存在の可能性などについて綴っている。 惑星移住の際に発生する生物汚染のリスクや、宇宙からメッセージが届かない理由など、技術者でありながら想像力豊かな知見が非常に印象的だった。本作で小野氏が頻繁に使っているイマジネーションの意味は、想像というよりむしろ創造に近いのかなと感じた、久しぶりに七夕の夜空でも見上げようと思う。
0投稿日: 2018.07.07
powered by ブクログ新書だが内容は濃い。ざっくり分けると、前半はロケット開発の歴史としてフォン・ブラウンやアポロを成功に導いた技術者の舞台裏。中盤は地球外生命体の探査。後半が地球の今後の予測や宇宙への植民など未来がどうなるかについて。 ロケット開発史は、コロリョフらのスプートニク1世界初の打ち上げ成功の話が、まるで自分もその場に参加しているかのように情景がよくみえて面白かった。その分、フォン・ブラウンの悔しさも痛いほどわかる。 地球外生命探査は、その探し方というのが、直接生命体と相対するだけではなく、交信やDNA解析などむしろ直接的に視覚するという方法ではなく、見つかるとしたら他の方法だというのは目から鱗だった。何光年先といった宇宙の壮大なスケールの元では、電波すら「遅い」と感じてしまう。
0投稿日: 2018.06.16
powered by ブクログ「何か」に取り憑かれて宇宙への道を切り拓いてきた人たち、そして人類の挑戦の物語。壮大な探査の旅はまだ続く。 わかりやすくドラマチックに書かれていて、読み手は特別な知識を必要としない。楽しかった。
0投稿日: 2018.05.27
powered by ブクログSF・宇宙クラスタにはおなじみJPL、の現役エンジニアが書いた本。 宇宙開発の歴史を技術者側から教えてくれる前半と、現在未来の惑星探査を生命発見の観点から説明してくれる後半。 大変読みやすく構成されていて、入門編〜ちょっと詳しく知りたい向けとしてはすごくいい本だ。 宇宙に興味のある老若男女におすすめ。
1投稿日: 2018.05.12
powered by ブクログ専門知識がなくてもイマジネーションを掻き立てられてワクワクする内容。宇宙の歴史を一週間に例えるのが個人的にはグッときた。読者への呼びかけ部分がややしつこいところが気になった。
0投稿日: 2018.05.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いろいろなネタを扱っており、読み物として面白い。 ・(宇宙人の侵略について)地球は40億年もの間、無防備だったのだ。40億年起きていなかった事象が無効100年で偶然発生する確率は4000万分の一。 ・(移動について)宇宙船に乗って宇宙を移動するスタイルは、人類の常識に縛られているのではないか?果たして人類より何万年も進んでいる宇宙人が現代人類と同じように物理的な移動を行っているのだろうか? ・ジュール・ベルヌの言葉「人類が想像できることはすべて実現できる」
1投稿日: 2018.05.06
powered by ブクログ満天の星空を見上げて広大な宇宙に想像力を拡げ、アポロ11号の月面着陸に冒険心を掻き立てられた幼い頃の思いを甦らせる。プロジェクトX的なサイドストーリーで読者の興味を惹きながら、SFの世界でしかなかった時代から現代までの人類と宇宙をめぐるファンタスティックでさえあるストーリーが系統立てて記されている。
1投稿日: 2018.05.04
powered by ブクログすごく面白かったというより、SFやサイエンス慣れしていない自分にとっては異次元のものに触れる感じで、貴重な体験になった。 自分の知らない世界、出会ったことのないタイプの人に出会うことが、いかに今までの自分の頑固な性格を解きほぐすのに役立つかを感じる一冊となった。
0投稿日: 2018.04.28そこにある"何か"
"何か"に突き動かされて宇宙探索が推進されてきた感じが、なるほどと思った。最後は別の言葉に置き換えられて逆に陳腐な感じがして残念な感じですけど。 きっちりと他の文明や未来の姿を予想しているのが新鮮! 他にはない感じ。
0投稿日: 2018.04.28
powered by ブクログ注目している著者の一人。NASAジェット推進研究所に勤務する研究者。幼き心に抱いた想いに向け進んでいく姿は素晴らしい。地球外の生命体の探索について歴史を紐解きながら、表立ってない人間ドラマを披瀝しつつ、読者をぐいぐい引っ張っていく。我々のいる銀河系だけでも数千億の惑星があり、そのうちまだ8個しか近づいていない。宇宙にはそんな銀河系が数千億もあると考えられていて、その圧倒的なスケール感の中で、文明を持つ生命体の存在やコンタクトの可能性について、柔軟で伸びやかなイマジネーションが展開される。あらためて夜空を見上げイマジネーションの翼を広げてみたくさせる、そんな一冊だ。
0投稿日: 2018.04.22
powered by ブクログレトリックな文章に引き込まれる。 科学者が軍事開発に利用されたと言われるが、科学者の宇宙への情熱がナチス・ドイツも冷戦も利用したのかも知れない。
0投稿日: 2018.04.14
powered by ブクログ【あってほしい!】 人類の宇宙に対する歴史がよくわかりました。 読んでいておもしろいです。 ホーキング博士が亡くなりましたが。。。 理論物理学は頭で考える世界で、現実を直視する世界には勝ち目がありません。 見えてしまった瞬間、理論的にどうこう言っても現実の勝ちです。 これからどんどんいろいろなものが見えてくると思うと、ワクワクします!!
3投稿日: 2018.03.20
powered by ブクログこれは定期的にある、国際的に前線で活躍してる人がなんで日本語で入門書を描いてくれるんだろう本だ。買い。
0投稿日: 2018.03.16
powered by ブクログ日経の夕刊の書評にあり、おもしろそうだったので。とんでもなく、おもしろかった。宇宙を旅すること、他の星に生命を見つけることをジュールベルヌの昔から、現在まで、日に当たることのなかった科学者たちを突き動かすものが何で、どのようにして成し遂げていったかを、叙事詩のように語る。単なる科学書にとどまらず、心を動かされる表現で書き綴っている。オススメ。
3投稿日: 2018.02.22
powered by ブクログいかにして宇宙開発がはじまったのか、その根源にせまったところを起点に、現在の宇宙開発状況と今後の展望。 また題名にあるとおり、宇宙に命はあるのかについて、著者の見解踏まえて語ってます。難しい内容のはずなんですが、非常に読みやすくかかれている。
0投稿日: 2018.02.17
