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子どもはみんな問題児。
子どもはみんな問題児。
中川李枝子/新潮社
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総合評価

131件)
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    「ぐりとぐら」や「いやいやえん」などでおなじみの中川季枝子さんが保育士だった経験を振り返って綴った、お母さんたちへのメッセージ。 まず表紙や挿絵がかわいらしく、何度も見返してしまいたくなります。 「子どもはみんなお母さんが大好き」という言葉にはとても励まされます。実際に、「こんな自分が・・・」と恐縮してしまうくらい、我が息子も母である私に全全力で愛情を注いでくれるのを日々幸せに思っています。 子どもが成長していく間の限られた大切な時間を、もっと息子とベタベタしたり楽しく本を読んだり遊んだり過ごしたいと思いました。

    0
    投稿日: 2015.10.17
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    「ぐりとぐら」等の中川李枝子さんということで、まずは読みやすそう!なイメージがありがたい(^^) まずタイトルにメッセージ性が集約していて、「そうよ、子どもは子どもらしいのが一番だよね!」と、当たり前だけどつい子育て真っ最中だと忘れられがちなことに気づかせてくれる、バイブルのような一冊です。

    0
    投稿日: 2015.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    出産を控え、子育てに不安を感じているときに、勇気付けられ、子育てが楽しみになるようなすてきな本だった。すべての子どもたちに対する深くあたたかいまなざしを感じて、愛情に包まれるような本。

    0
    投稿日: 2015.09.22
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    『ぐりとぐら』の生みの親であり、保育園で17年働いていた著者による心が解れる45のメッセージ集 焦らないで、悩まないで、だいじょうぶ。子どもは子どもらしいのがいちばんよ 「お母さんのお腹には切った跡がある」って、それが自慢なのよの項では泣いてしまった。 あの時はああするしかなかったと、思っていたつもりだったが、未だに帝王切開だったことを悔やんでいたことがわかった。 この本を読んで、いつか娘に「これなあに?」と訊かれた時には、帝王切開だったんだよ、と話せるような気がした。

    0
    投稿日: 2015.09.19
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    読んでいるだけで、心が喜び、解されていくような感覚。母親なら誰もが子どもに抱くような温かいまなざし、包み込むような優しさがここには溢れているなぁ。 焦らないで、だいじょうぶ。 悩まないで、だいじょうぶ。 子どもをよく見ていれば、だいじょうぶ。 子どもは子どもらしいのがいちばんよ。 というはじめの言葉に、改めて著者を心から信頼し、またハッとした。最近は忙しさを理由に子どもをよく見ていないな、子どもらしさよりお利口さんを求めていたなぁ…と。 「ぐりとぐら」の著者、中川李枝子さんが、保母と母親の経験をもとに子どもたちから教わったことを綴った本。保育園での子どもたち、子育てで大切なこと、子どもと絵本のこと、子どもにとってのお母さんとは…など、短いエピソードとお話がたくさん。ユーモラスで、クスクス、ニッコリ笑いながら読む。 子育てはこうすべき、ではなくて、こんな風にすればいいんじゃない?くらいの気軽さと優しさ。子育てはこんなに楽しいし、子どもはこんなに可愛いし、お母さんはこんなに大切で素晴らしい!とじわじわと感じてきて、前向きな気持ちになってくる。無理なく自分と子どもを信じる力が湧いてくる。 育児書(テクニック)を読んで頭を使う一方で、こういう心や体を満たす育児本があっても良いなぁと思った。 保育士さんもお母さんも読むと緊張感がふっと和らぐのではないかなぁ。保育園に預けることに不安があったけど、こんな先生、保育園ならぜひ預けたいなと思う。 子どもはあなたよりちょっと賢い。 だって誰でも自分にはないいいところを持つ人を結婚相手に選ぶでしょう。だとすれば子どもには、お母さんのいいところと、お父さんのいいところが入っているのですから。…というお話が、あぁ、そうかぁ。と心に残る。 その他印象に残る言葉 お母さんは子どもの心身のバロメーター どうやって遊ばせるかがポイント 何よりも子どもの心を大切に(耳を傾ける) 子育ては抱いて、降ろして、ほっといて お母さんは安全地帯(いつも一緒でなくていい) 心の傷には優しい愛のひとことを どこのうちでも(何もしていなくても自然と)早期教育をしている 心を寄せ合って楽しめるのは幼児期まで 危険なときは悪い手や足を軽く叩き、声だけはピン!と厳しく 本は子どもと一緒に読む。良質な本を。 新鮮さ、誠実さ、明快さ、が良い本。 良いお母さんを本で知る(あらしの前、小さい牛追い、大草原の小さい家) 子どものために自分自信を含む家族を大切に 夫婦仲の良い家庭の子は情緒が安定している

    1
    投稿日: 2015.09.08
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    タイトルでまず励まされる。イヤイヤ期の2歳、イライラすることが多いけど、心を寄せ合って楽しめるのは幼児期までの言葉にハッとさせられた。子育ては抱いて、降ろして、ほっといて。抱いてのいまの時期を大切に味わいたいものです。

    0
    投稿日: 2015.09.02
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    中川李枝子さんの絵本が大好きです。 親や保育者はあれこれ子どもに教えようとするけれど、実際は教えられることばかり。そんな子どもを信じて、見守り支えることが大事だと再認識させられる一冊。

    0
    投稿日: 2015.08.30
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    子育てにこれが効果があるんだ!とかテクニックの話ではないですが、子どもは子どもでいろんなことを考え行動してるんだよ。 と親にしっかり伝わるいい本だとおもいます。 親が子育ては一番頑張らないとね!!!

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    投稿日: 2015.08.18
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    子育ては、とっくに卒業❗ 長いブランクを経て、 昨年より 幼稚園の先生として現場に復帰しました。 時代が変わっても 子どもは、おんなじ❗ 保育者としても 参考になることがいっぱい❗ 自分の子育ての時は、 一生懸命すぎて 余裕が持てず、 あたふたしていたのに 今は、この本を頷きながら 読みました。 子育て真っ只中のお母さん お母さんの心の処方箋ですよ。 たくさんのおかあさんに 読んでほしいです。 もっともっと、 息子や娘を抱きしめて ほめてあげればよかったな❗

    1
    投稿日: 2015.08.14
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    イヤイヤ期真っ最中の娘の子育てに行き詰まり、 何か糸口はないかと探し求めていた中 目に留まった本書。 「子どもはみんな問題児。」 自分の子育ては間違っているんじゃないか、 娘は特殊なんじゃないかと ぐるぐる考えていたときだったので、 このタイトルだけでなんとなく救われたような気持ちになりました。 ありのままを受け止めればいい。 まぁ、それが一番難しいんだけどね。 ただ、1972年までの17年を保母として 子どもたちと過ごされたということなので、 もしかしたら若干時代も違うのかもしれないなとおもいました。 もちろん、いつの時代も大切なことは変わりないとは 思いますけどね。

    0
    投稿日: 2015.08.13
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    子育てにこれだ!という正しい答えはないけれど、日々これでいいのだろうか??と悩んでばかり。そんな時、それでいいの、大丈夫。と言ってもらえた気がした。挿絵もカワイイ。

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    投稿日: 2015.08.05
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    ぐりとぐらが好きで、イラストにも惹かれて手に取りました。中川さんの温かい目線で書かれた子育てに関する色々は、ほっとしたりこれでいいんだと思えたり。途中、絵本の話が続くあたりは少し肩よりも感じましたが、子育てに疲れたらそっと手に取りたいなと思います。

    0
    投稿日: 2015.08.05
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    育児中の男ですが、「お母さんが一番」である事に異論はありません。 厳密には一番が誰であるか、ではなく、誰かが一番である必要がある、ということだと思いますが。

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    投稿日: 2015.07.27
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    保育士経験のある中川さん、若いお母さんに送るエール。可愛いだけではすまない子育て。いろいろあっても、みんな頑張ってください! お母さんが一番、というところがちょと気になる。お父さんが二番って、どうかなぁ? あと、ちびくろサンボの食べたホットケーキの数が、ちょつと間違ってしまったのは、ご愛敬でした。

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    投稿日: 2015.07.25
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    学校に上がる前にこれだけはできるように。5つ 逆上がり、棒のぼり、跳び箱、プール、でんぐり返し 高校の生活指導の先生。お弁当はもたせてください。餌付けが大事です。 子どもへの最高の褒め言葉は子供らしい子ね 大人からみると世間の予想をはみ出す問題児かもしれません。だからこそかわいいのです。 子どもというのは欠点だらけで、自分なりにいいこになっていこうと悪戦苦闘の真っ最中。 健康で明るいこのお母さんは決してヒステリーを起こしません。どんなに忙しくても悠々たるもので、子どもの訴え、不満、怒りには耳を傾け、最後に必ず、私はお前を愛しているよと抱きしめます。

    0
    投稿日: 2015.07.25
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    2015.7.24 こどもにも自分の世界がある。その世界を尊重して、一緒におもしろおかしく味わさせてもらおう。お母さんが大好きなんだ。そんなおかあさんなんだ、私は。それに応える言葉、態度、気持ちの向け方をしていこう。絵本で想いを伝える。自分一人では子育てなんて到底できない。人生に大事なことは絵本の力を借りて、一緒に読んで感じて学んでいこう。これだけ、忘れないように。 2020.3.6 再再読。お母さんでいることを武器に。先頭に立ってものすごいことをしているんだから。そこは堂々としておく。今の時期を大事に育てていきたい。

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    投稿日: 2015.07.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    子育てをしていない私。 中川さんの名前と山脇さんの絵をみて、思わず手に取ってみた。 子ども達が保育園へくるのを楽しみにしてもらえるようにやり始めたのが、お話作りだったとか。 育児書といいえるほど熱く語っているわけでなく、ご自身の保育士としての経験から子ども目線のメッセージが書かれている。 「ナンバーワンはお母さんです。」 という言葉に、思わずうなずく。私も子どもに関わる仕事をしているが、どんなに関係をよくしたとしても、子どもにとってナンバーワンはお母さんだと思うからだ。 だから、お母さん、日々穏やかな気持ちで子どもたちに接して欲しい…と、中川さんはいう。 仕事をしていて、「待って」「あとでね」なんていっている自分に反省して、心が痛いお母さんもいると思う。中川さんのお話は、どれも正論で昔からいわれていたこと。今は、母親の両親が同居しているわけでもなく、口うるさくいう人もいない。だから、時々こういう本を取り出して「あいたたた…明日はがんばろう」って思うのが大切なのかも。100%になんてなれないのだろうから。子どもがナンバーワンに大好きな「お母さん」になれるって素晴らしい事と、思わせてくれました。

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    投稿日: 2015.07.23
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    子育てはひと段落、だからこそ分かる 「なるほど〜!」がいっぱい。 挿し絵も楽しく、メモしたいこともたくさん。 そのひとつが『クシュラの日記』を書いたドロシー・バトラーさんの言葉 読書にも訓練が必要。その訓練に必要なのはLOVE(愛)Laugh (笑い)Learn(学び)

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    投稿日: 2015.07.20
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    中2息子と 小4娘がいます。私のこと、「好き」かな?…っと 彼らが もっと小さい頃の時を 思い出しながら 読みました。

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    投稿日: 2015.07.05
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    保育に本気で携わってきた中川さんの言葉はどれも信用できる。子どもが大好きなこんな目線の大人が増えたら世の中幸せだろうな。

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    投稿日: 2015.06.21
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    ぐりぐらを書いた中川さんの子育て本。シンプルな言葉で描かれていて、わかりやすい。そしてお母さん世代が読むと少しほっとして子育ても頑張れるのではないかと思う。ぜひその世代に読んでほしい一冊。

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    投稿日: 2015.06.18
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    子育ては「抱いて」「おろして」「ほっといて」、 子どもはみんなお母さんが好きってこと。 子どもはみんなお母さんの自慢をしたがるということ。 子どもは大人をよく見ているということ。 子どもがどんとぶつかってきても、倒れない心と身体を 持っていないと、お母さんはだめだということ。

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    投稿日: 2015.05.31
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    1歳と4歳のパパです。 HONZの書評をみて昼休みにさっそく三省堂で購入。中川さんは、ぐりとぐらであり、となりのトトロの主題歌の作詞であり、いやいやえんの、あの中川さん。 保育園に預けている二人の子どもたちのことを本当によく分かってくれているなあ、中川さんはいないけれど、うちの保育園もきっと同じように見守られてるんだろうな、と思うと、もっと子どもたちとの今を楽しまなきゃな、と思うのでした。 あたたかい眼差しと観察力は the passionate obserber の昆虫学者アンリ・ファーブルにも通じるものを感じました。

    1
    投稿日: 2015.05.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1時間でいっきよみ。 ・保育園は親が働いているから行くのではなく、自分が行きたいから行くところ。うちなんかに閉じこもっていられない。何より遊び相手がいる ・子供の話はうそじゃない。本当。想像のなかで堪能している。 ・注意するときは「そんなことをしたらお母さんが悲しむでしょう」が一番きく。 ・なかなか遊べない子は想像力がどうも乏しい。 ・お母さんは日々穏やかな気持ちでいればいい。 ・何よりも子供の「心」を大事にする。 ・子供は人に関心を持つことが大事。家に閉じ込めない。人を頼り、人に頼られ、人の間にいて人になる。お互い様です。それが自然で当たり前。自分はほんとうに大事な存在であり、自分以外の人も皆大切な存在なのだ。 ・急をようする危険な行為には「これっ、いけません」とにらみ「おててピン」「あんよピン」。ごく軽くさわる程度にたたく。 ・読み終わったら「おもしろかった?」と聞くのはヤボ。「もういちどよんで」と言われたらしめたもの。

    1
    投稿日: 2015.05.22
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    なんかありのままでいい。愛情が伝わってればいい。子どもはみんなわかってるよと背中をポンポンしてもらった気分。教育熱心じゃない母にはなんだかありがたい本でした。

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    投稿日: 2015.05.21
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    出産祝い何がいいかな、という時にこれ!産休育休とって保育園に子供を預けて職場復帰。想像できないことだらけで不安もあって。 自分の時に読んでいたら、少しは救われたんだろうか。それとも今子供が成長し少しは楽になったからこそそう思えるのか。 子供に対する温かい目線を取り戻すいい言葉。子どもはみんな問題児。疲れてぶつかってイラっとした時には開いてみよう。

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    投稿日: 2015.05.18
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    子育ての悩みや不安な気持ちが、少し解消されました。 17年間保育士をされていた筆者が、自身の体験に基づいて、子供の気持ちとどう向き合っていけばいいかを指南されています。 「あー、そうだそうだ」と思う部分もあれば、「うちの子はそうでもないかな」と感じるところもありました。 子供によって千差万別。自分にはない考え方の部分を参考にさせていただきました。

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    投稿日: 2015.05.12
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    読みやすくって、1日で読んじゃった。 元保母さん視点の、押しつけがましくなく、読んでいて肩の荷が下りる文章ながら、ちょっと背すじがピッとするという面白い本でした。 カーチャン生活、適度な緊張感をもちつつ、子供と楽しくやりたいね。 何度も読み返したいです。

    1
    投稿日: 2015.05.12
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    偏見だと思うが、幼児教育方面には確信に満ちて語る方が多いような気がする。どういうわけか。そしてわたしはそういうのがちょっと苦手。「ぐりとぐら」の中川李枝子さんは保母さんだったそうで、やっぱり確信に満ち満ちた語り口。でもさほどに抵抗がなかったのは、あのほのぼのとした絵の力かなあ。 「ぐりとぐら」にはずいぶんお世話になった。「すごく大きいカステラを焼く」っていうのが、もう本当に魅惑的で、絵本のオールタイムベストがあるなら(どこかでやってそう)トップの座を争うだろうな。 特に整理された話ではなく、説教臭い感じもするけれど、さすがにうなずけるところもある。「子育ては『抱いて』『おろして』『ほっといて』」なんて、いい言葉です。腕の中に抱いて密着して過ごす時期が、まあそりゃ大変ではあるが(いやまったく)、親子の黄金時代なのだよねえとつくづく思う。 子供が幼かった頃を振り返ると、もっとかまってやれば良かったなあと悔やむ気持ちになる。「あとでね」とか言わないで、片付けや洗濯なんか後回しにして遊んでやったらよかった。こういうことを思い出すとキリがなくて結構胸が痛む。でも一つだけ、これだけはやったなあと思うのが、絵本を一緒に読むこと。いくら自分も好きだとは言え、同じのを際限なく読むのはめんどくさかったけれど、これは頑張ったと思う。その記憶がずっとわたしを支えてくれている気がする。

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    投稿日: 2015.05.11
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    『いやいやえん』や『ぐりとぐら』など、子どもたちに愛され続ける本を送り出した中川李枝子さんによるメッセージ集です。肩に力を入れて子育てに疲弊してしまっている親たちにぜひ読んで欲しいなと思います。子どもたちが子どもらしくいられるように、そこを保証することが人間としての能力を最大限に伸ばす鍵なのだということ、遊びの中から想像力は養われるということなどを、短い文章で簡潔に伝えてくれています。とくに子どもと本に関する第4章「本は子どもと一緒に読むもの」は、児童サービスにかかわる方には読んでおいて欲しいと思います。フロアーワークやカウンターで保護者に聞かれる質問に答えるヒントになることでしょう。

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    投稿日: 2015.05.06
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    短いコラムが45編。 タイトルをみるだけでもほとんど読んだ気になれるし、2-3分あればひとつ読めて、順番に読んでも、タイトルが気になるものからつまみ食いしてもいい。山脇百合子さんのおなじみの装画の小さくて軽い本なのでかばんのなかに入れて持ち歩いてもいい。いそがしい現役おかあさんや保育関係者が隙間読書するのにぴったり。 巻末には中川さんの全作品リスト付きで傘寿記念出版ぽい。 こまごました焦りや悩みは御無用、とりあえず入学前の子どもはかわいがってさえいれば、衣食住を整えてたくさん遊んだり絵本を読んだりしておおらかに暮らしを楽しんでいればだいじょうぶよ、というエール。 とはいえ、子育ては甘いものじゃない、外見はなりふり構わなくてもいいけど、世の中には関心を持って(選挙にはちゃんといって)自分の健康管理は怠らなず、学ぶ心を忘れずに、としめくくりでしっかり釘もさしてる。

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    投稿日: 2015.04.24