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宮廷神官物語 二(角川文庫版)
宮廷神官物語 二(角川文庫版)
榎田ユウリ/KADOKAWA
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総合評価

18件)
4.4
9
5
2
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    まさかの学園ドラマが始まる…! 都にたどり着いて、はい、めでたしめでたしとは行かないのがいいよね。 ネタバレ 同級生に意地悪され、頼みの神官にも冷たく当たられ…信頼が揺るぎそうになるところが切ない。

    3
    投稿日: 2025.03.10
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    2人のすれ違いがつらかった でも、どんなときも真っ直ぐな天青にあっという間に持っていかれる こんな素直な子に育つにはどうしたらいいんだろう

    0
    投稿日: 2023.06.13
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    勢いに任せて二巻まで読んでしまった…!スルスル読めるからめちゃくちゃ速い!! 鶏冠と天青の拗れ(?)だったり曹鉄のスパダリ感だったり、とても面白かったです!!!

    0
    投稿日: 2023.02.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久しぶりに面白い小説に出会った!と1巻でも思ったけど、シリーズの勢いは1巻だけでは評価し切れないと思いながら読んだ2巻。 うん、面白い。 シリーズものは登場人物も多くなるが、2巻目にしてまだ多いというわけではなく、1巻で馴染んだキャラクターたちに、さらに2巻でそれぞれに対する愛情も湧き、全ての登場人物に対しての感情移入をしてしまう。 キャラクターへの読者の愛着の湧き方もそうであるけど、物語の流れ、スピーディーさ、 時に残酷な描写も物語の緩急のために入れてくるあたり、すごくいい。 読みやすくて、焦ったさもなく、それでいて伏線が下手くそということもない、気持ちのいい作品だなあと思います。 それゆえに1巻がすんごい薄いんだけどね、シリーズまだ続くからまだまだ序章なのだろうねと思ってる。 ここからネタバレ。 先に書いた『伏線が下手くそということもない』というものの1つが、 天青が初めて山の中で櫻嵐・紀希に出会ったシーンの後、鶏冠のもとに乱麻が訪れ、延珠氏の姫君が島流しにはなっていなかったと判明したシーン。 ここで多くの方が、天青が出会った紀希がその姫君であると想像したと思う。 私もそう思った。 そのままの流れで鶏冠はその山へ向かうことになり、紀希に対して「姫」と頭を下げるわけである。 スッキリと姫君を元の人生へと戻らせる話の流れの軽快さに、ジリジリとした焦ったさもなく、読む側としては「あっぱれ!榎田ユウリ」と思ったし、 何より実は姫は男装していた櫻嵐であるという種明かしにも「あっぱれ!」 我々読者と鶏冠は同時に、榎田ユウリ(及び櫻嵐)にしてやられたわけです。 男装していた女性というのは、1巻で女装していた王子や鶏冠の流れも汲みしていて、読者としてはなんとなく懐かしさというものも感じるし、 それにより一泡ふかされた笙玲の描写は、すっかり天青に感情移入している読者にとっても溜飲が下がるシーンになった。 この1シーンに詰まった要素がこれだけ多いのに、 情報過多にならない書き方がすごく好みです。 この1シーンだけで語るものが多いけれど、 この1冊を通しての、さらなる鶏冠と天青の絆の強さにほっこりさせてもらったし、 天青に待ち受けている運命に対しても、想像するものがあった。 同時に、天青は天青で成長していることが伝わるラストに、鶏冠と同じように私も弟(というか子供?)を見るかのように感慨深くなりました。

    1
    投稿日: 2022.02.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    新しいシリーズの本を手掛ける 熟練した私は「あえて2巻から」読む 決して間違えたわけではない 前巻が要約されて随所に書いてあるから 物語に早く入れるから(´・ω・`)ホントだよ

    0
    投稿日: 2022.01.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    天青学校に入るの巻。 しかし慧眼児である天青を恐れて遠巻きにしたりすり寄ってゴマをするならいざ知らず、いじめるというのはみんな度胸があるな。 その場にいなくとも大神官を選びなおすことになった経緯は貴族なら知っているだろうに。 慧眼児の力を使わなくとも天青が「神官に相応しくない」と言ってしまったら将来がなくなるとは思わないんだろうか。しかも王と王子の後押しがあるのに。 伝説の、と言われていた通り慧眼児が本当にいるとは信じていないので軽視しているらしいが。 学舎の師範でもある鶏冠は、親し気にすると特別扱いしていると思われるため殊更厳しく接する。でも心配性で口うるさい。鶏冠がおかんみたいになってきた。 今回の慧眼児は濡れ衣により処刑された側室を陥れた者を見つける、というもの。 側室の娘は追放され行方知れずだったが、山で生き延びていて天青と出会っていた。 なかなかクセのある人物が出てきてますます賑やかになりそう。 でも苑遊はなんか胡散臭い。

    0
    投稿日: 2021.06.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    宮廷神官その2. 天青は宮中神学院に入り、 鶏冠のもとで学ぶことになるが。 田舎育ちで貴族の子でもないということで、 いじめられることになる。 課題で山に登って少年少女に出逢ったり、 また王の前で慧眼児となることを求められるが 最後にはご学友たちと仲良くなれて良かった。 展開が早いのは良いが、 いかんせん一冊が薄すぎる。 肉はだめでも魚はいいのか、鶏冠。

    0
    投稿日: 2020.10.21
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    宮廷神官物語、2冊目。 架空の麗虎国が舞台のアジア風王朝ファンタジーです。 若き宮廷神官の鶏冠は、慧眼児(えげんじ)を探しに行き、候補として村の少年・天青をはるばる連れ帰りました。 慧眼児とは、善悪を見抜く力がある存在。 何とか慧眼児として認められた天青ですが、ふだんはただの田舎育ちの男の子。 神官書生として、教育を受けることになります。 責任を感じた鶏冠は、距離を置いて厳しくしつけようとしますが、すっかり鶏冠に懐いている天青は、ちょっと寂しい…(笑) 宮廷の状況、王や側室、有力者、神官などの力関係。 学校生活で新入りに起こりがちな波乱などを描きつつ、物語は展開します。 目立たず本を読んでいられればいいと思っていた鶏冠だったが、もうそういう生き方は出来そうもない…? 役者が揃った感じで、盛り上がり、とても面白かったです☆

    14
    投稿日: 2020.10.01
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    読み終わった直後なのですけど最後とかもう、登場人物たちがみんなまとめて可愛くてたまらん。泣きそうになる。 見えてる火種も多分まだ見えてないヤバいこともたくさんあるのは明白なので、長くて深い辛いようなことが起こらないことを願います。でも起こるんだろうなあ、きっとなあ…。

    0
    投稿日: 2020.09.25
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    一よりも読みやすい 伝家の宝刀を抜くのにも一苦労なさる 王子っぽい姫つよくていい 信頼を勝ち取るの大事だなあ

    0
    投稿日: 2020.06.13
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    ちょっとした映画を観ているよう。 自ら物語の世界に飛び込んでしまったような臨場感で読み進められる。 これはとまらない。通販で紙の本が手に入らないのが残念だなぁ。

    3
    投稿日: 2020.05.04
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    天青が神官の学校に行き始めて起こる様々な事件。 そして行方不明だった王女が見つかるまで。 野生児はどこまで行っても野生児だ。笑 だけど嘘をつかないからこそ、困ったちゃんでも憎めない天青の魅力にみんなが惹かれる。 鶏冠の天青を思いやる心がなかなか伝わらないのが切ない。 宮廷が話の舞台になったらおとなしめの話になるかと思いきや、 いい感じでその予想を裏切ってくれた。 いやはや。

    1
    投稿日: 2019.08.01
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    天青より鶏冠のほうがかわいいな(笑) しかしここの人達はみんな男装やら女装やらわりとやりたい放題だなぁ。面白いけど。

    0
    投稿日: 2019.03.23
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    宮中神官シリーズ第2弾。 新たな展開に、また個性あるキャラクターも増えてきた。 今後も楽しみ。 今更ながらに、小虎に名前がついた。

    0
    投稿日: 2018.10.24
  • 不器用で頑固だからこそ、お互いに思う心が・・・。

    本巻では更に、この憂える麗虎国の次代を、きっと担うであろう人物の出現か? とんでもない登場の仕方に、驚きと謎と期待は深まるばかり! とても頑張っている鶏冠さんに、なんとかご褒美として「あれを」もう一度チャンスがあればいいのになと思う。この時の鶏冠さんが自然で人間的に魅力あふれているので。

    0
    投稿日: 2018.10.23
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    ああああ!! おとなげなく、徹夜読み(26時くらいまでだけど)してしまった。 前の日も少し睡眠不足だったしベッドへ入る時間も遅くなっちゃったから、きりのいいところまで読んで眠ればいい、と思っていたのに。いざ、きりのいいところまで読んだら「あともうちょっとだけ読んじゃおう」と止まらなくなってしまったのだ。 幸い、1冊の分量が少なかったおかげで、今日のわたしは大人の責務をちゃんと果たせている。 さて、前巻ですっかり情の移ってしまった天青と鶏冠。 鶏冠を守るために、天青は宮中に残ることを決意する。ガラにもない宮中神官の見習い書生として。 苑遊師は最初のシーンからわたしのなかでは、もう堺雅人さんで動き出してしまった。ちょっと年嵩だけれど、まぁそこはそれ。 今回もまた、天青の第3の目に頼っちゃうとかは、典型的な、日本人が好きなお約束のパターンだし、ネタバレというべきなのかある意味捻りのないあらすじなのだけれど、だからこそ安心して読めるのです。少々お疲れ気味のおポンコツ頭には、小難しいうえに誰も彼もを疑ってかからなければならないお話はつらい。 鶏冠の成長物語。今後ますます楽しみです。

    2
    投稿日: 2018.06.19
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    表紙の天青はビーンズ版の天青より少々愁いを帯びていて賢そうだw。新参者が受ける学園生活においての洗礼も早々に片付き居場所を固め、新たな登場人物も増えて(結構増えたよな)ますます物語が加速。

    0
    投稿日: 2018.06.16
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    面白かったー。天青が可愛いすぎる。 子供らしい甘えや健気さが存分に出て、応援したくなる。 鶏冠も曹鉄も、天青を守る様が良い! 慧眼児がどれほど、孤独で恐ろしい力かも読み手によくわかり天青がそれをさらに自覚する場面はぞくぞくした。 早く続きが読みたい。

    1
    投稿日: 2018.06.12