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ミステリと言う勿れ(1)
ミステリと言う勿れ(1)
田村由美/小学館
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総合評価

147件)
4.4
65
47
11
1
1
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    この作品と出会う前まで、田村由美さんといえばBASARA、7SEEDSなどどちらかといえば激しく、絶望の中から希望を見出すような作風の人だった。 でも、本作品「ミステリと言う勿れ」の主人公整くんは闘わないし、四面楚歌の状況でも淡々としている、そんな人だった。カレー好きで、どんな状況でも空気を読まないし、自論を訥々と語る不思議な主人公だ。なのに、その彼が発する一つ一つの言葉には引力のように惹きつけられる。欲しかった言葉をくれるような、かと思えば自分の世界を180度変えてくれるような、そんな言葉を。整くんのこれからを読者として見続けていきたい。

    0
    投稿日: 2020.12.05
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    本屋さんの目立つところにあるのは知ってましたが。でもなんか手が伸びてなかった。 友人に勧められて読みました。そしたら面白い! 解決まで一気に読む手が止まらず、そのあとまた戻って読み返したくなる作品 親のすねかじりの大学生に言われたら腹立つやろ〜なー でも、目の前が晴れるような そういうステキなセリフも沢山あります。 わたしは風呂光さんに語った言葉がすきです。

    5
    投稿日: 2020.11.24
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    理屈っぽいけど面白かった。続きが気になる。なんで、バスジャックから別のミステリに移行するのか、続きが気になる。

    0
    投稿日: 2020.11.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリはこの主人公の生き様 7巻まで読んだが謎ありすぎ 目の端に止める一コマ・何気な台詞 全てが事象を詳らかに語る この作者の言葉へのこだわりは強く 特に気に入ったのは 真実はひとつではない 人の数だけあるんですよ でも、事実はひとつです 名探偵コナンを殺す気か! 友達もいない(多分) 凄惨な過去を持つ(多分) だからなのか、人の行動の意味を探る 自動的にプロファイリングしまくる 読むべし、読むべき、そして・・・ 言うか・・・単発ミステリっぽいが 全ての話は繋がっているんだよ(半分想像)

    0
    投稿日: 2020.10.12
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    久しぶりに田村由美さんのマンガを拝読! ミステリーや推理小説が好きなので、わくわくして読みました。 主人公の整(ととのう)くんのキャラもいいし、お話も面白いです! 男性にもおすすめの少女漫画。

    0
    投稿日: 2020.10.09
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    友人の勧めで読みました。 面白くはあるのですが、主人公のぼやき?が説教くさく感じてしまいました。 作者の主義主張が作品に現れるのは当然のことですが、主人公に代弁させているように感じてしまうようなセリフが多く、良くも悪くも女性受けする漫画という印象です。

    0
    投稿日: 2020.10.01
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    面白かったです! 「常識」って、各人の価値観やエゴや言い訳や自己評価がごちゃまぜになって形作られてるんだな…ていうのを、 淡々とほどいていくのでスッキリ。帯紙の「解きほぐす」という表現が秀逸ですね。 大人になると、整くんみたいに他人を分析・観察する立場にばかりはいられないというのがありますけど、物怖じしない視点は貴重だなと(整くんのズバッとした口調に引きずられがちですけど、彼の論理もまた、物事の一つの側面、文脈でしかないですし)。そういう面でも、大学生という設定が絶妙にハマってるなと思います。 まだ一巻しか読めてないのでこの先が楽しみ。

    6
    投稿日: 2020.09.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    評判が良いので既刊7冊まとめ買いしたけど説教臭過ぎて4巻目の途中で挫折 わかりやすくぱっと見一番善人に見える人物が犯人と言うのが続く IQ低い人を探し回って賢い中学生が考えたような説教をぶちまけて回る主人公を全く受け入れられなかった

    0
    投稿日: 2020.09.17
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    わぁぁぁぁ 同じ大学生と思えないくらい物事を深く考えるし本質をみてる 事件の解決以外の名言がいいな〜

    0
    投稿日: 2020.09.06
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    話題の作品。読んで、いろんなもやもやがすっきりしました。作者も書かれている通りセリフ多め、ずっとしゃべってる主人公。これ、ずーっと考えてたんだろうなあ、すっごくかきたかったんだなあ田村先生。カレーのじゃがいもの扱いには議論の余地がありそうです 笑

    1
    投稿日: 2020.08.03
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    1巻を無料で読み、久しぶりに大人買いしました。 淡々と、けれども感情を丁寧に、大事に、描いている作品です。 だれが犯人か、を推理するお話しというより、「どうして殺したのか」に焦点が当たっているように思います。 殺人を冒した人の思考は、そこだけ見れば「異常」ですが、丁寧に紐解くと、分岐点は誰にでもあるような経験に、少しのズレや、人間関係によって作られていったもので、それが面白くて一気読みしてしまいました。 ガロとの関係も気になります。続きが楽しみです。

    1
    投稿日: 2020.08.02
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    いや田村由美すげぃな。長く活躍してるのに次々新しいことに挑戦し続けてる。 (ちなみに私はBASARAどまんなか世代)

    2
    投稿日: 2020.07.07
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    軽く読んだら導入から関係あることないこと色々出てきて楽しくて買ってしまった。はじめの事件終わったらどうなるんだろうと思って読み進めたらずっと面白くて好き。

    0
    投稿日: 2020.06.06
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    めちゃくちゃおもしろい!!!!!! 昔星新一やら赤川次郎やら読んでたけど、そのわくわくを思い出した。。。 一見善人そうな人や誠実そうな人達が、色んな事情だったり猟奇的な理由で悪いことをしてるのも面白い

    0
    投稿日: 2020.04.18
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    おもしろいーやみぶかいー 変な人とトラブルに好かれる変な整くんむしろヒロイン 近くにこんなに語る人がいたら鬱陶しいだろうな でも納得させられちゃうんだろうな

    1
    投稿日: 2020.04.17
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    整くん、とても好きです。 「整いました」いつかやって欲しい カレーが食べたくなるし、色んな事にハッとさせられます

    0
    投稿日: 2020.04.04
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    地上波放送のTBSに『王様のブランチ』という番組があり、時々見ている。その中のBOOKコーナーで、マンガ大賞を特集していて、ベスト10作品が紹介されていた。本書はその10作品の中の一つ。 ベスト10の中で3作品に興味を持ち、そのうちの2作品を購入。購入したもう一作は『ブルーピリオド』という作品。 映画や漫画では映像やコマで物語を語っていくような、セリフを可能な限り削ぎ落とした作品もあり、私はどちらかというとこのタイプが好き。本作品は、その逆を行くことになるが、1巻しか読んでいないが好きになった。DeathNoteの前半のように論理を重ねて進む展開に似たところがあり、先の展開が気になるタイプの作品。 書店コミックコーナーで探す作品が一つ増えた。

    0
    投稿日: 2020.03.24
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    1〜3巻あたりまでが一番おもしろいかも。 長編になると中だるみしちゃうのでもっと短編のほうが読みやすい。 作者の極端なフェミニズムが読んでいて気になる。

    0
    投稿日: 2020.01.04
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    『BASARA』しか読んでいない私が言うのもおこがましいが、作者異色のミステリ作品がこの『ミステリと言う勿れ』である。いきなり殺人事件の被疑者となる主人公、大学生の久能整(くのうととのう)。しかし彼は、取調室で滔々と語りだして刑事たちを翻弄し、ついに事件そのものを鮮やかに解決してしまう。この最初のエピソードで、読者は彼の膨大な知識と透徹した推理力に舌を巻くことになる(しかも、娘がお父さんを嫌う生理的メカニズムは私もよく使うネタだ!)。本書の後半、今度は偶然にバスジャックに遭遇することになるが、その顛末については次巻に譲られる。今後の展開が楽しみな作品である(もう5巻まで出てるが)。

    3
    投稿日: 2019.12.02
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    雑学や心理学の知識を数値や研究データを引用してセリフ化しているので、自然と頭のいい主人公なのだと理解する。 それに加えてトリックが巧みで、一巻でかなり惹きこまれた。 タイトル通りミステリーなので、ある程度巻数が出てから一気見するのもあり。 不思議な髪型も案外かわいくて素敵。

    0
    投稿日: 2019.11.10
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    どうでもいいけど、英題が「Do not say mystery」になってるけど、ニュアンス的には「Do not call it mystery」だと思ってた

    0
    投稿日: 2019.11.09
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    「このマンガがすごい!オンナ編」「マンガ大賞」第2位。いやあ、なかなか良くできている。女性マンガには珍しい上質のミステリでもあるけど、ドラマ「俺の話は長い」系の随筆マンガでもある。いや、どちらかというと哲学マンガでもある。2巻目で、最近小学校の教師が授業で出して物議を醸した「トロッコ問題(5人を助けるために1人を殺すことになったら、どちらを選ぶか)」が出てきた時にはそう思った。 「僕は常々思っているんですが」という決め台詞ならぬ、話をややこしくする台詞があって、これはまさしくテレビドラマ向きだ。どうしてテレビドラマ部門がこの原作に未だ手をつけていないのか不思議でならない。探偵でもなく、刑事でもない大学生の整(ととのう)くんがひたすら喋って事件を解決するお話。現在5巻まで出ている。 作者の名前が、田村由美さんで、カタカナじゃなくて、なんかものすごく安心する。というところで推理を働かせて調べてみたら案の定、というかそれ以上というか、35年超の大ベテランでした(代表作「7SEEDS」「巴がゆく!」)。おそらく50代か60代だと思うけど、非常にみずみずしい感覚を持っていて、エンタメマンガの雄だと思う。というか、名前も知らなかった。ホントに失礼!すみません。

    25
    投稿日: 2019.10.27
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    殺人の容疑者として取調室に連行された大学生・久能が、巧みな言いくるめ能力を駆使して、事件の真相を明らかにするとともに、事件をめぐる人々の抱えたさまざまな心の歪みについても気付かせる、という、かなりビターで鮮烈なデビュー戦を飾った1話。コロンボや古畑に絡まれた容疑者ってめっさ辛いよなー。なりたくないなー。「事実は一つだが、真実は一人ひとりのもの」という言葉が重い。2話はとても奇妙なバスジャックに巻き込まれる話なのだが、ええっ、ここで1巻終わるんかいっ!と、その引きの非道ぶりに次巻をとっとと読みたくなったよ。

    0
    投稿日: 2019.10.21
  • 真実は人の数、犯人は星座の数

    (1)観察芸は面白い プロローグとなるエピソード1。主人公となる大学生久能整(ととのう)くんと、これから色々な事件で彼と関わることになる大隣署の面々が登場します。なんだか、ウルトラ警備隊とモロボシダンの出会いのようで、将来は整くんが一係に入るのかしら。そこからは、第2部「ミステリと言って好し」になるのかもしれません。 妄想はさておき、ここで整くんが発揮するのが、鋭い観察と推論に基づく、シャーロック・ホームズばりの“当てもの”スキルです。「『君』が『おまえ』になりましたね」だとか、そういう細部を見逃しません。加えて、「真実は一つなんかじゃないですよ」と言い切る合理性。彼と一係の面々が会話するだけで、各キャラクターの個性や背負っている物語が見えてきます。まさに「真実は人の数だけある」が生き生きと展開されるのです。 そして事件解決。整くんの推論から捜査は大きな進展を見せますが、真犯人は特定されません。そこから先は警察の仕事というわけです。つまり、素人探偵による謎解きは本作品の主題ではなく、タイトルは「ミステリと言う勿れ」。 実によく考えられた第1話だと思いました。 (2)ちょっとこだわり 小道具についても一言。作者がお好きなのか、星座や鉱石が小物として使われます。作劇上では、「泣かせ」のポイントで使われることが多く印象的です。エピソード4「殺すのが早すぎた」(広島編)のエンディングは必見ですよ(第4巻に収録)。 ネクタイピンのトパーズやえんじ色から「蠍座」を特定する整くんには、「君もサソリンなのか」とツッコミまずにはいられませんが、蠍座の役割は、「隠された真実を開示すること」。彼にはピッタリかもしれません。でも論理的な人だから、水瓶など風の星座なのでしょうね。 どうやら、星座は重要なモチーフらしく、雑誌連載では新たな星座のアクセサリーが登場しています。12星座がつながって、大きな絵が描かれていくのかも?今後も目が離せません。 なお、星座とミステリといえば、島田荘司「占星術殺人事件」が思い起こされますね。かの作品に匹敵する豪快なトリックの登場を期待しましょう。 (3)バディはできるのか? さて、大学生活を満喫している整くんですが、友達も恋人もおらず、名探偵に欠かせない相棒がおりません。我路くんは「教授」のようなライバル的ポジションですし、連載で登場したライカさんはアイリーン・アドラーかアゾートの役が似合いそう。やはり孤独なモロボシダンなのか。親子の問題がほのめかされ、地元(?)広島での挙動不審ぶりも気になります。そろそろ彼に、ワトソンのような信頼できる相棒が現れることを願います。 連載では漫画ならではの仕掛けも登場し、ますます先が楽しみです。先は長そうなので、今のうちに読み始めることをお勧めします。雑誌連載もぜひ!

    0
    投稿日: 2019.09.08
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    【あらすじ】 解決解読青年・久能 整、颯爽登場の第一巻!! 冬のある、カレー日和。アパートの部屋で大学生・整がタマネギをザク切りしていると・・・警察官がやってきて・・・!? 突然任意同行された整に、近隣で起こった殺人事件の容疑がかけられる。 しかもその被害者は、整の同級生で・・・。 次々に容疑を裏付ける証拠を突きつけられた整はいったいどうなる・・・??? 新感覚ストーリー「ミステリと言う勿れ」、注目の第一巻です!! 【感想】

    0
    投稿日: 2019.07.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何の気なしに入った書店で、何の気なしにサンプル本を立ち読みして購入してしまった。 カレー好き(と思しき)主人公というので興味をひかれる。ぼんやりしているのか冷静なのかわからない感じも面白い。その冷静さ、視点の面白さ、考え方の動き、人に説明する時の言葉の選び方も面白い。難しい言葉をひねくり回して人を翻弄するのではなく、わかりやすい言葉で話すので嫌でもわかってしまう。だから、説明される側は逃げ様がない。 ああ、こんな冷静さが欲しい。この冷静さで嫌な相手をやり込めたい…という下心があるところが私はダメだよね(笑)。 71頁の描写にやや気になる点があるが、これは今後への伏線になるのか?

    0
    投稿日: 2019.06.21
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    体の成分がほとんど漫画でてきている少女時代をへて最近は昔からのごひいきさんしか読まない日々。書店で平積みになっている久能整くんと目が合い気まぐれを起こした。パケ買いというやつか。当たりだった。続けて買うことにする。

    0
    投稿日: 2019.05.03
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    何となく事件に巻き込まれ、いろいろおしゃべりを しているうちに徐々に真相を浮かび上がらせてしまう 何とも不可思議な青年・九能整の物語。 過去の経験、知識、見たこと、聞いたこと、話したこと…。 様々な情報について、ふと引っかかり話を進める。 話していることはほぼ世間話だったりするのに、 その端々に、人が動き事態が動き、 ついに事件を丸裸にしてしまうものが紛れている。 本人はあまり意識してないんだろうなぁ。タチ悪い(笑)。 読むうちに、事件は「人」が起こすものなんだなぁと つくづく感じて興味深いです。面白い!

    7
    投稿日: 2019.04.10
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    田村由美さんは龍ちゃんシリーズの頃から愛読してるが、ホラー・ミステリー系の短編も独特の持ち味が好きだったので、ミステリーを題材にした漫画を描いてくれて嬉しい。 主人公の大学生・整がカレーを作ろうとしては邪魔される話もとい行く先々でトラブルに巻き込まれる話。この整がなんともとぼけたキャラで、「常々思うんですが」と人の意見に対し「それは違うよ」バリの持論や独自の見解を展開する。それに目からボロボロ鱗がおちまくるのが快感。 タイトルで前置きしてる通り、正直ミステリーとしては粗が目立つ。絵手紙の解釈は無理あるし、トリックなどもお粗末といえばお粗末。だがぶっちゃけミステリーというジャンル自体、多かれ少なかれ作者の脳内当てクイズの側面があるので、読者に対する完全なフェアプレイは実現不可能。 これはむしろ整が出会う日常の謎から発展したヒューマンドラマであり、視点や発想の転換を楽しむ話。世界中で起きた事例や事件、雑学などから引っ張ってきて、「こういう見方もアリなのでは」「こう考えたらもっと生きやすくなるのでは」と提示される。 個人的には老人徘徊、育児の義務と権利、孤独死の話が興味深かった。後始末が面倒だから社会問題化されるだけで孤独死する人間が必ずしも不幸とは限らないとはその通り。 説法などと捻くれた見方をせずとも、助言未満の独り言(中にはわざわざ相談してくる新米パパの刑事もいるが)に近いので、読者も「へーそういう考え方もできるのかなるほど」と素直に感心できる。 人の心の働き、人間という存在をミステリーの主題として考えるなら読み応えは保証する。 実写ドラマ化向きの題材だとは思うが、ネックになるのは登場人物の名前。なんでこんな難しい名前なの……絶対覚えにくいし呼びにくいし、実写化の際は変更されるのか気になる。 それと大学生という設定の割に全然大学に行ってる気配のない整の学部も気になる。 哲学か文学だろうか……

    1
    投稿日: 2019.03.31
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    セブンシーズが終わり、買うか悩んでいたが買ってよかった!さすが田村さん!絵は相変わらず見にくいけどストーリーはおもしろい。

    2
    投稿日: 2019.03.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大学生の主人公が、巻き込まれた事件の謎を解いていくミステリー漫画。第1巻はepisode1と、episode2の前半まで収録。ひとつ目の事件では安楽椅子探偵風だったのだけど、ふたつ目の事件では目の前で事件が進行していく形式で、今後どのようなバリエーションがあるのか楽しみ。 主人公がよく喋るのだけど、語る内容が事件についてだけに留まらず、人間同士の関係性の中での習慣や思い込み、固定観念などによって見逃されてしまっている思いを語り、すくい上げていく、という手法が小気味良い。 だから、タイトル名はもしかすると、男だからとか、女だからとか、もしくは子どもだから、大人だからと、すれ違う感情に言い訳をつけて、謎として放っておいてはいけないということを表しているのかもしれないとも思う。 episode2が途中なので、次巻の展開がとても気になる。

    1
    投稿日: 2019.02.27
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    なんだか不思議な漫画で面白う。こういう人に変な憧れがある。1人でも生きていけるようなしなやかな強さ。続きが気になる。

    0
    投稿日: 2019.02.23
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    ミステリと言う勿れ 著:田村由美 「ミステリと言う勿れ」1、2、3 いま、三巻まででてる、少女マンガのミステリーです。 ぼわぼわ頭の大学生が主人公ですが、ホームズ並みによく気がつき、とても論理的。でもホームズと違うのはよくしゃべること(^o^) “えっ?真実なんてありませんよ?真実なんて、人の数だけあるんですから。あるのは事実だけです”てな調子でしゃべくりまくる……(^o^) あー、論理的に話を構築するというのはこういうことなんだなぁ、コイツ、論文書くの、上手いんだろうなぁ、と、思うので司書は読んどいたほうがいいですね。 2019/01/25 更新

    0
    投稿日: 2019.01.25
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    「BASARA」にハマり、「7SEEDS」にもハマった私 田村由美先生の新連載! 1巻からハマりました! 主人公は久能整。 探偵でもなく、 刑事でもなく、 科捜研でもなく、 大学に通う一学生。 他人に関わらない変わり者の彼がなぜか殺人犯として警察に捕まってしまう。 犯人としか思われない証拠が次々と突き付けられる中、頭脳と記憶力で自らが犯人ではないことを証明していく…。

    1
    投稿日: 2018.12.31
  • 文字は多いが気にならない

    田村作品はBASARAぶりだけど、やはり、この人はすごい。 構成力・表現力・描写力、その他諸々、昔から変わらずハイレベル。 メインは謎解きではなく整くんの語り(でも謎解きも充分面白い)。 >遺伝子レベルで警戒警報→正しく育っている、それを寂しく思うのは子どもにちゃんと向き合ったから。 >あなたは違う生き物だから、違う生き物でいてください。 >事実はひとつだけだけど、真実は人の数だけある。 >赤ちゃんを産んで女性が変わるのは当たり前、夫が一緒に変われなかったことが問題。 整くんの言葉がいちいち刺さります。 そして絵。 どうしたんですか、かなりアクの弱い絵になって。BASARAぶりなのでびっくりですよ。 このくらいの感じなら、絵柄で敬遠されていた方々にも抵抗なくよんでいただけるのではないでしょうか。 私はどちらの画も好きですが! そういえば途中、数々の名探偵の職業が羅列されているけど、3分の2くらいしかわからず。くやしい。

    1
    投稿日: 2018.11.08
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    文字を読む漫画だ! よく喋る喋る、正論で相手を追いつめるのは皆の憧れ(?)だし、トリビア的な小ネタも楽しい。 あと大学生って心情としては子ども寄りだよなって思ってた。

    2
    投稿日: 2018.08.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    購入。久しぶりに本屋で買ってしまった。 ネットでパラ見して、思わず欲しくなった一冊。ミステリ好きだし、理屈好きなので、読んでいてスッゴク楽しい!(笑) やっぱりこの作者様、スゴいや。 2巻も買ってこないとね。

    2
    投稿日: 2018.07.24
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    田村由美の作品は巴がゆくを別コミで読んでた時以来 おもしろい、なんだコレ!主人公めんどくせえ!でもちょっと好き! 主人公が語って語って語りまくるので、厚さの割に読むのが時間がかかっておトク感あります

    0
    投稿日: 2018.02.26
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    是非【整いました】の決め台詞をば!(笑)読者目線で読んでると整くん、すごいな。よくしゃべるな。博識だな。って思うんだけど近い距離にいたら、こいつ面倒くせーって思っちゃう(笑)しかしなぁ、冤罪にしようとするとはね。それもそっちの方がね。んでもって、犬神家でなく犬堂家なのね。湖に足が突き出した死体とか出てくるの?(笑)あとさ、舌をだしてる絵がものすごく嫌いなんだ。だから池本が嫌い←とんだとばっちり

    0
    投稿日: 2018.02.07
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    もじゃもじゃ頭の怪しい大学生・久能整(ととのえ)の言う「僕は 常々 人間が3種類いたらいいなあと 思ってて」に激しく同意。実は本当は男女の他に3種類存在しているのに、性別のみで区別されて「いない」事になっている。 「僕は子供を持ったことはないですが 子供だったことはあります」 整くんが自分が常日頃思っている事をべらべらべらべら淡々と口にしてくれて、凄い爽快感だ。こんな漫画好きなのに、田村由美さんの作品を読むのは初めてなんだが…これはハマるな!!久能くんの達観ぶり、ウタさんと競わせたい(笑)全く以て正論なんだけど誰も敢えて言わない屁理屈がツボってしまって大変。一々同意。

    1
    投稿日: 2018.02.05
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    おもしろい❗めちゃくちゃ気になるマンガ。 7seedsよりもっと人間の心理面だけにスポットを当てていて、ハードな視点が、さすが。 整くんのしゃべりはクセになる。キャラ設定も絶妙。カレー好きで癖毛がはねまくる理屈屋。観察力と分析力が抜群で、醒めた人間観の持ち主。 カレー作ったり美術展楽しみにしてたり、本人はそれなりに楽しそうだけども(笑) 続きが楽しみ❗

    1
    投稿日: 2018.02.01
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    会話、それもどちらかというと主人公の台詞ばかりが続くだけなのに引き込まれ、そしてその内容に多くを気付かされるのは、著者の凄まじい技術あってこそ。ただ、単話が長く展開が遅いので単行本というパッケージでは物足りなさを感じてしまう。

    0
    投稿日: 2018.01.28
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    うひゃー、面白~い!『とらじ』と違うベクトルの面白さだ。ストーリー上の事件の話運びや真相も実に興味深いけれど、主人公たる整(ととのう)君の生まれ育ちも気になるわ~。何であんな性格(笑)?気に入った!

    0
    投稿日: 2018.01.26
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    ウンチク! 淡々とうんちくと垂れる冷静なカレー好き大学生! めっさ面白い! これは期待が持てます~(洗剤のCM風に)

    1
    投稿日: 2018.01.18
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    本誌で読んだ時から気になっていた作品がコミックになった。 たむたむたいむで「整がただただしゃべりまくる話です」と言われてる、だいたいそんな感じのお話。 あくまで整の意見ではあるのだけど、妙に納得させられる。 彼の過去にも何かありそうだよね。 (↓ネタバレになるのかな?) エピソード1のラスト近く、掴み掛られて乱れた胸元の傷?とか………。

    0
    投稿日: 2018.01.17
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    連載が終わってしまった、と思ったら新たな連載(シリーズ?)らしくて嬉しい。 とてもおもしろかった。続きが待ち遠しいマンガがまた出来て嬉しい。

    1
    投稿日: 2018.01.13
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    たむたむ新作。ミステリってのも気になって入手。ととのう君を中心に展開される会話がメインで、スリル満点の描写とかは程遠いのかもしれないけど、彼の口から次々と繰り出される御託が個人的にはかなりツボで、ミステリそのものの出来はどうあれ、十二分に楽しめました。もっと彼の言い分を聞いてみたいから、どんどん続刊して欲しいです。

    2
    投稿日: 2018.01.13