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総合評価

95件)
4.0
23
45
17
1
0
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    上下巻の感想です。 前作、前々作が面白すぎたので、今回はちょっと期待ほどではなかった。 たぶん原因は、途中中弛み感があったのと、少しパターンに飽きてきたこと。それと中国側の三者がごっちゃになってわかりにくかった。(読み終わってからブクログの感想をカンニングしました。笑) 最後の「わかりにくかった」は自分の読解の問題かも。 でも、真山さんの発想はすごい。 なんだかんだて次作も読みます。 以下の順番らしいです。 ◯ハゲタカ→読んだ ◯ハゲタカII.→読んだ ◯レッドゾーン→読んだ ◯ハゲタカIV グリード ◯シンドローム ◯ハゲタカ4.5 スパイラル ◯ハゲタカ2.5 ハーディ

    42
    投稿日: 2025.11.12
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    レッドゾーン上巻に続き下巻も読みましたが内容は面白かったのですがやはり、中国人の名前が覚えらえず苦戦・・・でも、また読んでみたい自分がいる

    0
    投稿日: 2025.06.01
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    ハゲタカ3 日本を代表する自動車会社の買収劇 中国政府系投資ファンド、中国投資ファンド、アメリカ投資ファンドなどのプレイヤーが次から次へと出てくる 伏線も全て回収して大団円

    0
    投稿日: 2025.02.22
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    上巻に引き続き、次々に仕掛けられる買収策。 中国ファンドの巧妙な手口に追い詰められたアカマ自動車に対し、今ひとつ乗り気でない鷲津が繰り出す手は・・・。 中国、アメリカ、日本を股に掛けた国際的な買収劇に発達し、目が離せなくなる。 熾烈な買収劇の一方で、閑話休題的に綴られる東大阪市の中小企業マジテックを巡る話。 浪速のエジソンの異名をとる社長が急死し、会社の継続に暗雲が漂い始めたが、事業再生家の芝野が加わり、再生の展望が開ける。『ハゲタカ4.5スパイラル』で、彼らが主役となるそうで、是非読んでみたい。

    8
    投稿日: 2025.02.15
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    上巻は少しダラダラ淡々としていたような感じだったが、下巻は期待通り良かった! 飯島総裁が出るとなんか期待してしまう。 登場シーンはごく短かったものの、強烈なインパクトでいいキャラしてるわ。 最後までどっちに転ぶか解らない状況だったけど、最後には大団円。 芝野側がどうなったか気になるが、充分面白かった。

    4
    投稿日: 2024.04.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    感想 下巻になってもなかなか鷲津の真打登場とはならず、CICとの睨み合いで我慢の時が続く。そんな鷲津も虚無感やイマイチ燃えないなど心情の変化があるところが面白い。そんな彼が本気を出した時こそが勝負所!見逃せない。 最後の難局も、鷲津が描いた絵図にすっかりハマり、今回も大儲けした。アランの死の真相も分かり、物語としてはひと段落か。こんな取引を毎回してたら身体がもたなそう。 あらすじ 賀のTOBで揺れるアカマ自動車は、社長の古屋と副社長の赤間太一郎の争いが激化していた。そんな中、賀は株式の31%の取得を目指して着々と株を買い進めていた。 鷲津はスイスに飛び、ファンドの資金集めの工作と、北京や上海を訪れて、賀やCICの動きを探っていた。賀に資金不足の噂があることや、CICを裏切って糸の切れたタコのようになっていると推測する。鷲津はホワイトナイトとして登場する機会を伺っていた。 そんな中、アカマの防衛産業への乗り出しがスクープされ、古屋は賀から辞任を要求される。賀と太一郎が組んだ気配があった。 芝野は、マジテックの再生をディーゼルエンジンのコア部品にできないか模索し、アカマにアドバイスする代わりにマジテックの社員がアカマの製造工場を見学させてもらう。マジテックの職人はロボットの高度化のためには町工場の技術が活きるのではないかと閃く。 鷲津はアカマへ乗り込み、今後の方策を伝える。関係者を早急に処分し、副社長の太一郎にも引導を渡す。古屋は社長として残り、毅然と対応する。もしもの時の防衛策に備えて子会社をMBOの上、非上場化して主要技術者を移転させる計画まで立てた。賀はFBIからの指名手配で間も無く排除されたが、一息ついた折にアメリカのKKLの鷲津の師匠のアルがアカマの買収に乗り出すと発表する。 彼はアメリカの自動車産業を憂い、CICがアメリカ政府に巨額の資金援助をしたことで担ぎ上げられた。鷲津はアメリカに向かい、アルと直接対決に打って出る。 鷲津はアルとの会談で、絶妙な落とし所を提案し、受け入れられる。その後、このディールの全ての絵図を描いた香港の将英龍と会い、アランの死の真相とディールについてまとめる。

    7
    投稿日: 2024.02.23
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    おもしろいわ。 でもリアル世界は、事実は小説よりも奇なりな状態になってるな。本作のラストも、今じゃあり得ないシナリオに思えて仕方ない。 あれから中国は変わった、日本は変わらなかった。鷲津のイライラそのままの状況がずっと続いている。 ルールの中で戦う日本、ルールを変えて戦うアメリカ、ルールなど端から無視で戦う中国。国民性は変わらないな。

    0
    投稿日: 2023.05.29
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    ハゲタカ、ハゲタカⅡ、レッドゾーンとシリーズ3作一気読み!久々に読み返したけどやっぱり面白い。 2007〜2008年アカマ自動車。将英龍と美麗の過去については突っ込みどころが多かったけど(そういう意味ではハゲタカ、ハゲタカⅡの方が無理が無くて面白かった)、金融知識ゼロの人間を虜にする怒涛の展開、素晴らしい!読むのにエネルギー使うので続きは間をおこう。

    0
    投稿日: 2023.03.15
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    ちょっと冗長だなと思う部分あって進みが悪くなってしまいましたが、やっぱり最後は読んでよかった!と思う。 最後に一気に事が進むので、もう少しバランス良くても良いなぁと思ったり。 でもやっぱり鷲津はかっこいい。 悲しみや罪の意識とは無縁に生きる。 持たないわけではなく、持っていてもそれを言い訳にしない。引っ張られないという事ですね。そこまで強くなりたいものです

    0
    投稿日: 2023.01.23
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    色々と巻き込みながらだったので、理解するのでいっぱいいっぱい。 伏線?みたいな話が多いので、下巻もなかなか濃い内容だった。

    0
    投稿日: 2023.01.16
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    日本最大の自動車メーカー、中国の国家ファンド、香港富豪、米国最大のファンドと、壮大な内容にどう落とし前つけるのか、、と思いながら読み進めていましたが、なるほどです。中国国家を巻き込んでこんなに上手く行くのかというのはありますが、相変わらずの期待を裏切らない面白い展開でした。著者の綿密な事前下調べに敬服です。最後のアカマ自動車の社長室長の一言。鷲津さんどうするんだろう??

    2
    投稿日: 2022.12.31
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    業界に関わらず、日本のオーナー企業が抱える問題と、アメリカの自動車産業の衰退、そして肥大する中国経済という世界経済のトピックを題材に、魑魅魍魎蠢く世界経済界をリアルに、そしてスリリングに描いた人気シリーズ。 テンポ良いストーリー展開だが、後半もそのままの早いテンポで進んでしまい、ちょっと呆気なく終わってしまったという印象。 もう少し焦らして欲しかったかな。

    0
    投稿日: 2021.09.10
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    10年も前から、業界の世界的再編の必要性を、 各国のファンドの立場の人、日本の大企業の立場の人から描いている。 芝野さんの話を回収して終わって欲しかった。

    0
    投稿日: 2021.08.24
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    (上下巻合わせてのレビューです。) 真山さん最新の文庫本。 実は文庫化が待ちきれなくて、 映画まで見に行った作品(しかも一人で)。 予想通りというか期待通り、文句なしの★5つです。 日本の架空の自動車メーカー(アカマ自動車)をめぐる 主人公ゴールデンイーグルと中国ファンドの大買収合戦劇。 中国という国家の大きさや複雑さが物語に表現されていて、 今まで以上のスケールの物語になっています。 ハゲタカシリーズもこれで3作目。 もう続編はないのかなぁ。。 なかなかこれまで以上の作品を出すのは難しいですが、 真山さんには頑張ってもらいたいなぁ。。 (なんて、思っていたら、続編が次々に出ているようです。楽しみ!)

    2
    投稿日: 2021.06.23
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    11月-2。3.0点。 アカマ自動車争奪戦、下巻。スピード感、切れ味は相変わらず。ページを追う毎に速度が速くなる感じ。

    2
    投稿日: 2020.11.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    3.5 米中の自動車産業を巻き込む話で壮大な感じ。米国をも動かした鷲津の活躍で、アカマ買収は防がれ、3国が利するようなファンドと研究所の立ち上げに。アカマ社長の古屋の言葉「カネを失うことよりもプライドを失うことが怖い。誇りこそ、我が人生のエネルギーだし、アカマ自動車の原動力」実業の強さと揺るぎない信念。鷲津達、虚業の世界の住人とは別のバイタリティーがあるのだろう。芝野率いるマジテックの後継者の話も面白い。望の成長ぶりがいい感じ。アランの真相も中国のスパイ活動の一環であった。 中国の国家ファンドCICは異質で、どうせ捨てる金なら上手く使おうとして無理なM&Aや恩、技術などを取る。

    0
    投稿日: 2020.08.08
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    ハゲタカ、Ⅱに続き一気に読みました。 日本の基幹産業のひとつ自動車会社を舞台に日本と中国の買収戦、米国はサブプライムローン問題で社会経済に打撃を受けている最中。ノンフィクションと思い違いするほどの臨場感で著者の取材力と構成力は本当に素晴らしいと思います。 どのシリーズもスピード感溢れる展開と窮地に追い込まれて繰出される攻防戦にページをめくる手が止まらないのですが、レッドゾーンは中国の計り知れない深謀と鷲津の心理戦、自動車会社の創業一族を守るが故の混乱と苦悩が丁寧に書かれており読了後の満足感が高かったです。今読んでも全く違和感を感じず、20年以上前から中国の世界覇権を予感させる小説と思います。シリーズⅣを読むのが待ち遠しいです。

    5
    投稿日: 2020.07.05
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    自己実現欲求を満たした投資家は他己実現に移る様子がわかりやすく描写されていました。金がいくらあっても満たされないんだろうと。 中国人の成長の仕方は見習うべきことが多々あると思いました。具体的には、躊躇せず行動する点、成功している型を真似る点。

    1
    投稿日: 2020.05.26
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    ハゲタカシリーズ三作目。相変わらず読者を一気に引き込み、ワクワクが止まらない展開はお見事。フィクションでありつつ、もし現実にこれが起きたら…と思わずにいられないのは、作者の丹念な取材に基づくものだとあとがきを読んで納得した。

    0
    投稿日: 2020.05.05
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    面白い面白い。 反撃戦がじわじわと始まり、窮地に陥ってラストは....。 というサヨナラホームラン、水戸黄門ストーリーなお話。 日本人ですから、水戸黄門ライクなものは大歓迎ですね。 そんな都合のいい展開あるかよー....と思いつつも 久々に我を忘れて1日で読破。食い入りました。 やっぱ物語はこうでなくちゃ。 芝野さんの話、いらなくね?

    1
    投稿日: 2019.04.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。 ハゲタカシリーズ三作目ですが、今のところ一番面白い。 鷲津の全てを丸く納める手腕は凄まじい。 この作品の映画版を先に観ていたが、結末も流れも異なる。映画版を見直したくなった。 そして最後の付録にあった、池上彰との対談も面白く、アメリカの保護主義を予言しているような会話もあり、トランプは生まれるべくして生まれたのだなぁと思った。

    0
    投稿日: 2019.02.26
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    中国人の登場人物の名前をしっかり覚えてつながりを理解しながら読まないと苦しい…けど、行きつ戻りつしながら読み切りました。最後の最後までスリリングで楽しい作品でした。

    0
    投稿日: 2018.12.24
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    後半のたたみかけ方さすが。一気に引き込まれた。あの程度の手打ちで中国が収まるのか若干疑問だけど。それと、中国式歓待SUGEE!実際ありそうで怖い。映画版でもこのシーンは生かして欲しかった(^^;

    0
    投稿日: 2018.10.14
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    【感想】 上巻同様、最高に面白かった!! 中国の交渉術の鮮やかさや余裕、したたかさは、読んでいて本当に畏敬の念を覚える。(中国人の皆が皆そうではないだろうが。) 作中の一部分を抜粋。 「だが、日本は隣国でありながら、常にこの国を蔑ろにし続けている。 おまけに、アメリカ一辺倒をやめるべきだと薄々気づきながら、一向に変わる様子はない。 そのツケをいつか払わされるだろう。」 上巻の感想欄にも書いた、中国を卑下している日本人のこの目線は改めないといけない。 アメリカ一辺倒どころか、今の日本人は本当に鎖国状態になっているからなぁ・・・ 話は少し逸れたが、、、 1作品として本当に面白かった!! 中国人の登場人物が見せる不気味さ、それに振り回されつつラストシーンでちゃっかりとオチをつけたアカマの室長の老獪さ、アランの因縁終着など、「レッドソーン」は本当に最高の作品だ。 【あらすじ】 この国に、守る価値が本当にあるのか? 賀一華(ホーイーファ)を先鋒に、次々と仕掛けられる買収策。 繰り出される揺さぶりに翻弄され、追いつめられたアカマ自動車は、最後の手段として、ハゲタカ・鷲津が「白馬の騎士(ホワイトナイト)」になることを求めた。 圧倒的な資金力を誇る中国に乗るか、旧態依然とした日本を守るのか、鷲津が繰り出した一手とは? 大人気シリーズ第3作。 【引用】 p9 「副社長、外部の人間に坊ちゃんと呼ばれて、そんな顔をするのをやめるまで、いくらでもそう呼ばせてもらいますよ。あなたは交渉のイロハであるポーカーフェイスが、まったく身についていない。」 p45 「エンジンの仕組みは、単純に言うと、シリンダーという筒の中で燃料と空気を混ぜた混合気を燃焼させ、その際に出る熱エネルギーでシリンダー内のピストンが動き、クルマが駆動するというものです。」 シリンダー内でガソリンを含んだ混合気が、圧縮・着火・燃焼した後に運動エネルギーとなる。 p122 中国は日欧米と上手に距離を取りながら、新興のロシアやインド、さらにはアフリカなどとの関係も強化している。 彼らは国として生き残るためのありとあらゆる術を駆使しているように、鷲津には思える。 だが、日本は隣国でありながら、常にこの国を蔑ろにし続けている。 おまけに、アメリカ一辺倒をやめるべきだと薄々気づきながら、一向に変わる様子はない。 そのツケをいつか払わされるだろう。 p284 「CIC相手にTOBをまともにやり合えば、勝ち目はありません。」 「CICの怖さは、経済的合理性を無視した投資を行う点にあります。通常のファンドであれば、買収に際して世界中から資金を調達するのが一般的です。要するに、欲しいからといって湯水のように資金を使えるわけではありません。」 「ところが、CICにはそんなルールがありません。確実に手に入るなら、CICは金額を惜しみません。」 「極論を言えばCICの使命は、中国が保有するドルを無駄遣いすることです。なぜなら、下手に大きな利益を上げれば、外貨準備高を増やしてしまうからです。そんなことが続けば、世界中から人民元切り上げの圧力が高まります。それを避けるためには、利益を出してはいけないんです。」 「どうせ捨てる金なら有効に使え。そういう恐ろしいミッションを、CICは課せられているんです。」 p386 「サム。俺が何を訊きたいか、分かってるだろ。」 「正直言って、私には中国人が理解できません。彼らは日本人よりむしろ欧米人に似ている気もします。しかし、似て非なる部分が多すぎます。」 「つまり、知れば知るほど、連中は不可解極まるという意味だな。」 p410 「人生は後悔の連続だ。それで潰れている暇はないんだ。いいか、英龍、家訓に一つ足しておけ。憎しみからは何も生まれない、とな。アランの復讐なんてしない。アランは女の誘惑に負けて命を落とした。それだけだ。」

    5
    投稿日: 2018.09.21
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    今月の2冊目。今年の20冊目。 ハゲタカシリーズだけで6冊だけですね。なんかアランの死の謎はあっさりでしたけど、他のところは濃厚でした。松平さんはもう出てこないのかな?

    0
    投稿日: 2018.09.09
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    賀一華を先鋒に、次々と仕掛けられる策。繰り出される揺さぶりに翻弄され、追いつめられたアカマ自動車は、最後の手段として、ハゲタカ・鷲津が「白馬の騎士」になることを求めた。圧倒的な資金力を誇る中国に乗るか、旧態依然とした日本を守るのか、鷲津が繰り出した一手とは?

    0
    投稿日: 2018.06.17
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    ハゲタカ第三弾。プライベートエクイティファンドSAMURAIベンチャーキャピタルを立ち上げた鷲津と日本の象徴的企業であるアカマ自動車をめぐる買収劇。そこには中国の赤い魔の手が・・・・

    0
    投稿日: 2018.05.12
  • 一体登場人物は何人になるのか?

    最後の最後までハラハラさせられました。 金融業界はドライで、金儲け主義が大半という印象でしたが、 登場人物全員がそうではないのが、魅力的でした。 1人1人のバックグラウンドまで細かく設定されていて、 よく考えられた作品なのだと感じました。 大切なのは情報と人脈か。 終盤は説明文章(会話文だけど)が多く、勢いに欠けましたが、 これだけ壮大なストーリー、説明していただかなくては難解です(笑) マジテックのその後が知りたい。。。 ※『レッドゾーン上』のコメントタイトルで書いた私の言葉、 下では鷲津氏が言ってました(笑)ただしラテン語で。

    12
    投稿日: 2016.12.29
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    前2作よりは無双感がない。なんかうまく立ち回って落としどころを作ったという話。 アランの死の真相はわかったのはよかった。 ホテルの経営者の女は出てこなかった、今後再登場あるのか? 4作目に期待。

    0
    投稿日: 2016.10.28
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    上下巻と分かれてて、 上巻がおもしろかったため すぐに読み終わってしまった。 ハゲタカシリーズ。 ただ、やはり中国人の名前が 頭に入りにくいので誰だっけ? と思うことが多かった。 中国は恐ろしい国だ・・・

    0
    投稿日: 2016.06.19
  • 真山といえば、やはりハゲタカシリーズですね。

    真山作品の中には、自分が社会で生きていく上でのヒントがあちこちにちりばめられています。中でもハゲタカシリーズは格別。本作で明らかにされるアランの死の真実にも注目です。

    2
    投稿日: 2016.06.12
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    2016.5.14 最後の大内の言葉に会社とはどうあるべきか?が集約されてると思う。誰かから必要とされていれば、その会社は存続すると。 頭の体操になりました。

    0
    投稿日: 2016.05.14
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    アカマの買収を画策する賀一華。賀がこの買収劇の主人公と思いきや、そこには黒幕が。。。鷲津の師匠・アルもアカマ買収に参戦し、市場は混沌とする。この危機をゴールデンイーグル・鷲津はどう切り抜けるのか!?

    0
    投稿日: 2016.01.02
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    数年前に現実に起こってたような内容がフィクションとして描かれていた。このスケールの話を良く思いつけるな、というのが一番の印象。 オチが面白く、今までのシリーズとは少し違う印象。 ミステリータッチなストーリー展開も相まって、読み応えは抜群。

    0
    投稿日: 2015.10.10
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    ストーリー展開は七転び八起きの大逆転劇が繰り広げられていてとても面白かった。 ただ長編な上に登場人物が多いため、一気に読まないとわからなくなる… 腹の探りあいのシーンや、知識に関してはものすごく勉強になった。

    0
    投稿日: 2015.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    柴野さんの存在が薄いのだけが残念でした。 相変わらず鷲津はかっこいい!リンとの関係も好き。ドラマ・映画でも二人の関係を盛り込んでも良かったのにな~、大森南朋なら演じきれたはず。 しかし、中国。ハニトラも含めて怖い国だ。 もっと金融・経済に知識が深ければ原作をもっと楽しめるんだろうな。 ハゲタカシリーズを読むと、自分の知識不足を痛感させられる。

    1
    投稿日: 2015.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻につづき、下巻も一気読み ハニートラップすごい 『スパイラル』とのリンクが面白かった ヨハンがいいキャラでした 賀一華・王烈陣営が最後尻すぼみだったのは、少し物足りなかったです 『グリード』でもいつの間にか鷲津陣営が形勢逆転してて、あれ?ってなったような・・ うーん、わたしが大事な形勢逆転のタイミングを見逃しているのかなぁ・・ ともあれ、面白かった。満足です

    1
    投稿日: 2015.08.23
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    今回も後半は一気。しかも今ちょうど現実の仕事でも中国案件に着手したグッドタイミング。しかし今回は、前二作と比べると面白さはさほど変わらないものの少し柔らかくなってきたみたいで、終わり方とかこれでいいのって感じ。これほどまで複雑化した案件とそれに関わる世界の大物たちが、なんか最後はあっさり解決に向かうってのが安易。話が大きくなりすぎて作者も解決できなかったのでは?と思う。とは言っても一級のエンターテイメント作品であることは間違いないです。

    0
    投稿日: 2015.07.06
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    #読了。「ハゲタカ」シリーズ第3弾。鷲津の元に中国国家ファンドの人間が接触。中国は日本最大の自動車メーカーを狙っていた。香港、アメリカをも巻き込む中、鷲津はどのような手段にでるのか。。。一気に読ませるのはさすがだが、話が大きくなり過ぎの様な。芝野の話ももう少し最後までと。

    0
    投稿日: 2015.06.06
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    ハゲタカシリーズ第三弾。 先日次作のグリード読んでしまったので、タイミング的には前後しますが、本作品のメイン企業であるアカマ自動車の名前がグリードでも何度か出てきていたのでなるほど〜と一気読み。 本作品のリーマンショック前、北京オリンピック頃の時代と考えると、それほど昔ではないですが、今現在の世の中を見ると結構変化をしていますね。(予見されていたことも含みますが) 日本を代表する企業ですら買収される可能性がある。それが上場するということであり、されない為に企業価値を最大化することに邁進すべし。教科書的ですが、嫌なら上場するな!ということですな。

    0
    投稿日: 2015.06.04
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    「ハゲタカ」シリーズ続編。 中国企業による日本の自動車メーカー買収劇の結末。 過去の作品と比較し、新聞記事を読むような第三者的な目線からではなく、ディールの当事者としての臨場感が味わえる作品。 そして、アランの死の謎もようやく解明される。

    0
    投稿日: 2015.03.26
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    うーん。面白いけど。なんか、発散している感じ。 ホテルの女性とか、元銀行員の話はいるようでいらないのでは?

    0
    投稿日: 2014.05.23
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    鷲津の提案によりアカマ自動車にクラウンジュエルをするように指示が出る。そのあと、鷲津も予想外であった、鷲津の師匠がKKLからの依頼によりアカマにMBOを仕掛ける。しかし、師匠と会って、鷲津の提案に同意し、日中米の自動車業界地図を変えることになる。その辺の根回しは流石である。最後には本当の黒幕の正体が明らかになる。そして、アランの死の詳細もわかった。今回のディールの落とし所について、すごいと思った٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

    0
    投稿日: 2014.05.18
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    あっけなく終わったな。 鷲津の構想力と見えないものや隠されているものを見通す力に脱帽した。 おもしろすぎる小説です。おすすめ!

    0
    投稿日: 2014.03.11
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    話が大きくて最後駆け足感。 様々な人物が踊らされて行く。 彼らの日本に対する危機感は、そのまま筆者の強いメッセージなのだ。

    0
    投稿日: 2014.03.01
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    彼氏に読み終わった、って言ったら、何点だった?と聞かれて、「67点」と答えました。レッドゾーン読了。 ハゲタカシリーズ第三弾。個人的にはハゲタカ2の方が面白かったかな。 若き買収王・賀一華を先鋒に、仕掛けられるTOB。翻弄され、崖っぷちに追いつめられたアカマ自動車は、最後の希望として、日本の破壊者と呼ばれたハゲタカ・鷲津が「白馬の騎士」になることを切望する。 中国に乗るか。日本を守るか。はたして日本を守る価値はあるのか? この小説にあるのは、中国のありのままの現実。 「今日にも起こりうる危機」をリアルに生々しく描いた真山さんに拍手。 それにしても、経済ってきっと理解できれば奥が深くて面白い分野なんだろうなーってハゲタカシリーズを読んで思った。 あ~~~~賢くなりたい!

    0
    投稿日: 2014.02.28
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    これはやっぱり良いわ。良くもこれだけいろいろな買収方法とまたそれだけでは無く、情報戦を行って実際にそれぞれ敵とも直接会って話をしながら腹の探り合いを繰り広げる。鷲津のゴールデンイーグルの別名も伊達では無い話であった。ただ最後がちょっと落ちがあれ! と言う結果ではあったけど。大風呂敷でハッピーな結果。 トヨタに似せたアカマ自動車の状況、また柴野さん途中まで出てきたけどその後どうなった!?が無いまま終わりになって次があるんかな? といった感じですね。 でもストーリーとしては結構いけます。 次に期待!

    0
    投稿日: 2014.01.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ○真山仁氏のヒット作「ハゲタカ」シリーズの3作目。 ○舞台を中国に移し、日本を代表する企業買収をめぐる日中間の争いを、臨場感たっぷりに描いた作品。 ○上巻からの続きであるが、更なる大展開がなされるとともに、過去の事件(アランの死)の真相が明らかになるなど、息をつけぬ流れになっている。 ○結論を含め、大変満足する作品。一方で、芝野氏の登場場面が中途半端であるなど、複線が上手く回収されていない点が、唯一心残り。 ○次回作にも期待。

    0
    投稿日: 2014.01.16
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    テーマが 『愛国心』となっているところに、 ポイントがあるのかな。 企業や金融が グローバル化した現代で、 自分の原点がどこにあるのか ということをあらためて考える。 引退したアルが アメリカを守るために立ち上がる というのが、 最後の場面での重要な展開となっている。 中国の問題は アメリカがかかわらない限り 展開しないのだね。 中国のありあまった資金をどうつかうのか? ということだが、中国は もっとやるべきことがあるだろう。 空気汚染や環境汚染、貧富の格差是正など、 有効な使い道はいくらでもあるはずだが アメリカの金融手法の土俵に乗って、富を得る ということ自体が 腐っているのかもしれない。 アカマ自動車に対する 評価がとても高すぎる ような気もした。 企業のシステム,開発力、企業の総合力など。 企業防衛に右往左往する。保阪が クールでスマート。 古屋の剛毅さ。大内の原則をはっきりし、ぶれない。優れている。 防衛産業への認定をしてもらおうとするのは,悪あがきだね。 その道は やはり自滅の道のような気がする。 あいかわらず 鷲津のディールの手腕は、人脈も豊富であるが どう切り抜けるかと言う 発想を創造するだけでも、すごいね。 サムのサポートは 調査能力だけでなく 次を読む力がある。 ホワイトナイトになってからの 活躍ぶりは、目を見張る。 しかし,あまりそれが 上等の手段であるのかよくわからない。 企業の買収という仕事は 覚悟が できていないと 勝ち負けではなく 生きるか死ぬかという選択であることは確かだ。

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    投稿日: 2014.01.04
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    最後が大風呂敷を広げ過ぎて、リアリティを保つギリギリのラインだった。 見事、防衛するまでは久々読むのをやめられませんでした。

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    投稿日: 2013.12.01
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    前2作と比べると少し物足りない印象でした。 経済小説に中国ファンドを出すのは確かに興味深いのですが、最後まで読んでみても「今回の話に中国人出す必要あったのか?」と必然性がわかりませんでした。

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    投稿日: 2013.10.19
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    前作「ハゲタカ2」でアランの死の真相についての解決がなさらず、ラストで思わせぶりな引きがあったため、続きが読みたくなってあまり間を置かず読み始めました。 近年の中国の経済事情についてリアリティを持って描かれており、そこは勉強になりましたし楽しめましたが、シリーズの肝といっていいはずの買収合戦については、前作にも増して荒唐無稽になってしまった感じで、ちょっとついていけませんでした。メインの国際的な謀略合戦よりは、サブストーリーである大阪の町工場の再生の話の方がおもしろかったです。次回作もあるそうですが、話をむやみに大きくするのではなく、むしろミカドホテルのその後について知りたいところ。ただ、そうなると主人公が鷲津ではなくなっちゃいますが。

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    投稿日: 2013.10.11
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    またまたやられました。 とても面白かった。 もしかしたら今回は鷲津負けるかもって思ったけど、負けなかった。 でも、今回はかなり勝ちに等しいと思う。完勝とまではいかなかったけど。 鷲津の言葉 「人生は後悔の連続だ。それで潰れている暇はないんだ」 結構ぐっときた。ずっと勝ち続けるわけなんてないし、次のチャンスに立ち向かう男って感じ。 かっこいい。 かなり危機に瀕したとこまで今回はいったけど、折衷案というところで折り合いをつけたのが、鷲津らしい。勝ちきれないというか。 アランの死の真相は分かったけど、意外とあっけなかったな。 それも鷲津らしいか。

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    投稿日: 2013.09.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後に、駆け上がって行くところは面白い。でも、それまでの下りが、ダラダラし過ぎだった。ハゲタカには勝てないな。芝野さんの役割と、マジテックのその後も分からんし。

    0
    投稿日: 2013.09.15
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    ハゲタカシリーズ第三段、下巻。 前回に引き続き中国の企業との買収合戦が展開される。 圧倒的な知見と情報収集、コネクションを 利用して解決に導く。 芝野さんや松平貴子はどこかにいってしまった。。

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    投稿日: 2013.07.11
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    『アカマが守るべきものはなんです。創業者ですか。創業者が従業員と共に、血の滲む思いをして築き上げた魂じゃないんですか』 辞任を決意したアカマ自動車社長の古屋に鷲津が問う。 中国から仕掛けられる数々の買収策。中国の体質が面白みを増す。終盤ではアメリカも絡み三つ巴。 ラストでの鷲津の超越した交渉は、シビれた。 仮想中国、餃子の王将でコーテルイーガー(餃子一人前)と注文する。。。

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    投稿日: 2013.05.03
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    サブプライムなど実際に起こった金融事情の背景をうまく汲み取っていると思います。 その中でもどこまでがフィクションでどこまでがノンフィクションなのか区別出来ませんが、かなり事実に基づいているのではないかと思います。 長かったハゲタカシリーズの最後でしたが、案外あっさり終わったと感じました。最後の締めくくりは思わずにやりとしてしまう展開で読後感がとても良かったです。 経済だけでなく、会社とは何か、ホスピタリティとは何か、政治の裏側など様々な視点から切り込んでいく真山仁さんのファンになりました。

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    投稿日: 2013.03.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    そういえば読み忘れていた下巻。2012年が終わる前にと思って手に取ってみた。物語は途中で手を休めてしまうとあらすじがわからなくなってしまうが、この本はなぜかあらすじを思い出す、とても印象的な一冊。 本文以上に注目すべきは、真山氏と池上彰氏の対談。どちらも時事を面白く、分かりやすく解説している2人の対談は、現代日本の問題点がわかりやすく綴られている。 政治は裏での約束が大半で、表に出てくる出来事はほんの一握り。それなのにマスコミはほんの一握りの情報を、時にセンセーショナルに幾度となく国民に流し、テレビしか見ていない大半の国民はそれに踊らされる。2人の対談は、そんな状況に警鐘を鳴らしているように思った。

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    投稿日: 2012.12.28
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    アカマをめぐる米中との駆け引きがスリリングで面白かった。 一言一挙動で、交渉の有利不利が転ぶんだなあ。 アランの死因も解明されて、鷲津さんのあっさりとしすぎている態度も、鷲津さんのキャラクターなのかなと思う。 これからもずっと、後悔を引きずっていくんだろうな… マジテック再生に挑む芝野さんがどうなったのかが気になるところ。 次回作に期待、なのかしら?

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    投稿日: 2012.12.08
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    鷲津の本領が発揮されたとは思うけど、最後の最後に予想外の展開が。 政府系ファンドが力をもったらとてつもないことになることを理解した。

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    投稿日: 2012.11.18
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    blogにて http://iburin.blog.so-net.ne.jp/2012-11-11

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    投稿日: 2012.11.11
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    なんか・・・尻すぼみな感じ 結末に近づくと『どどどどー』といろんな人と物と利害関係が一気に押し寄せてきて 意味わかんなーいって感じになっちゃいました どこに行ってしまった・・・《マジテック》に芝野建夫 期待してたのに・・・・・ 存在消滅・・・・・ 中国人の怪し~人たちが入り乱れてきて「誰だっけこの人」 疲れた仕事帰りの電車の中・・・眠気が押し寄せ意識朦朧の中で読んでいたこの状況 憶えずらい中国人登場人物たち 休みの日にゆったり読めばよかった http://momokeita.blog.fc2.com/blog-entry-205.htmlより

    2
    投稿日: 2012.11.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ハゲタカの続編は「愛国心」がテーマ?の中国国家ファンドとの自動車メーカー買収合戦。相変わらず、このシリーズは面白い!

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    投稿日: 2012.10.01
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    まだ続きがあるんだよね? 次は芝野さんとがっつりからむんだよね? 芝野さんがあんなにあっさりフェードアウトしていくのはちょっと解せないのだけど。 文庫、全6冊読み終わってしまった。 10冊でも20冊でも読みたいシリーズになった。 この作者はハゲタカシリーズしか読んでないけれど、 他はどうなんだろう。 鷲津のキャラクターに惹かれて読んでいたのが分かっているから、 鷲津のいないお話を読むのには少し勇気がいるかもしれない。 この巻に関して、 終盤のスピードアップ、巻き巻きの展開、壮大に広げたふろしきを回収できてなかった気がしてしかたがない。 ページが少なくなってきて「ここからどうやって終わらせるつもりなの?」と心配しながら読んでいた。 個人的にはアランについてはあれでよかった。 あっさりしすぎとレビューしている人もいたけれど、あれで一旦引き下がる鷲津でキャラクターとして正解と思う。 投資についてはまったく知識がないけれど、創業者企業についてや、アメリカのプライド、中国の家訓については、普段生活していて感じる部分に寄り添っているので分かりやすかった。 シリーズ4作目の連載が始まっているそうですが、今度は待ちきれなくてハードカバーで買うことになるのでしょうね。 これだけのメガディールを繰り広げて、その後どんな物語が展開されるのだろう。 壮大な物語もいいけれど、 もう少し鷲津のプライベートに寄った物語でもわたしは楽しめるな。 わたしはね。

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    投稿日: 2012.06.04
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    ものづくりを日本の特色とするのは器用で辛抱強い国民性に合っているとは思う。 相変わらず、漢字か原語で書いて欲しいカタカナ経済用語満載だが、アカマとマジテックの話が絡まない、鷲津の親友アランの死とその婚約者に関するエピソードが唐突すぎる。前作を読んでから来い、にしても、他の設定の独立度を考えると不自然。 終わり近くにまだ何一つ片がついていないのに残りページがどんどんなくなっていくのでブクブクと湧きたつ嫌な予感的中。纏めには3倍のページ数を割いてほしかった。

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    投稿日: 2012.05.03
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    いろんな伏線が詰め込んであって、本筋の話も面白いけど、サブストーリーがさらにわくわくさせられる内容。 だったのに、下巻の後半になってページ数が少なくなってきたせいか、一気に本筋の内容オンリーで走り始めて、折角の面白みが減じてしまった。 別の機会にでも、サブストーリーのその後が欲しい。というか、もう一巻増やしてでも内容を充実させて欲しかったです。 それでも本筋の内容は良かったです。政府が絡むTOBという難しい奔流の中を、いろいろと苦しみながらも泳いで、なんとか泳ぎ切るスリルは、他では味わえないですね。

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    投稿日: 2012.04.26
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    「重要な話は筆談に限る」「経験に裏打ちされた正論ほど強いものはない。」「人生は後悔の連続だ。それで潰れている暇はないんだ。」

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    投稿日: 2012.04.14
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    血よりも濃いつながり、すれ違うよりも細い情で成り立つ世界。頂点を極めるのは孤高の人物のみ。他人を出し抜き、踏み台にし、裏をかき、先を見ることが出来る人間達だけのステージが終焉を迎える。 ただ誰よりもしぶとかったのは、下支えする人なのかもしれない。一つの世界の自動車業界での戦争は、三法一両損、親の総取りで決着。柴野の引き際は賛否両論あるかもしれないが、個人的には納得。あそこで引かせることができた筆者に拍手したい。 最後、ちょっと強引だったか手に汗握る駆け引きに圧倒。文庫版ならではない著者と池上彰氏との対談も面白い。

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    投稿日: 2012.04.06
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    日本的大企業の弱さ、中国ファンドのしたたかさなどがよく理解できた。主人公はやっぱり日本が好きなのかな?

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    投稿日: 2012.04.01
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    やっぱりこのシリーズは読んでて高揚感がある。 難しいことはわからないけど、 なんだかんだと情にあふれた鷲津さんが素敵☆ 会社のためにすべてを賭けるというのも、幸せな生き方かもしれない、と思う。 全力を投入しないと、得られないものってあるかもなあ、と、ちょっと反省した。

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    投稿日: 2012.02.17
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    ハゲタカシリーズ第三弾。 日、中、米をまたにかけた買収劇で、スケールの大きさはシリーズ随一。全二作よりサスペンス的要素が増した気が。 謎が謎を呼ぶ展開からの、後半のどんでん返しの連続は、ビジネス小説というより純粋にサスペンスとして楽しかった。 ただ、終盤は鷲津視点の話題に集中し、中盤まで盛り上がってた様々なサブストーリーが完全にシカトされて物語が完結してしまったのはちょっと残念。芝野さんとかまじ空気w あと中国人多すぎて名前と人間関係覚えるの大変。 でも面白かったです。連載が開始された第四弾「グリード」も楽しみ。

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    投稿日: 2012.02.08
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     中国と凄く関係があるわけでもないが、全く無いわけでもない。共産党や国家など意識する場面もほんのちょっとしかない。だけどなんだか気になり、たまに中国関係本に触れてみたくなる。そうして取り上げたが、自動車業界を中心として鷲津ワールドが「ちょっと気になる」という範囲から大きく逸脱していた。  国家ファンドやアメリカ自動車産業を絡めながら、市場に委ねるあるいは、企業を経営するとは?といったあたりに寄せていこうという姿勢が本書からも感じられた。   一応芝野も中小企業の再生を担当とするとして出てくるが、あまり絡みはない。誰かの甥や姪といった展開は途中途中で刺激にはなるが、全体の流れからはあまり関係ないような気もしたが、小説としては必要なのかもしれない。

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    投稿日: 2011.12.11
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    最初はサムライ・キャピタル対CICという構図だったけど、KKLまで参入してきて予想外のことが起きたあとに予想外の結末やったな。 「この国に守る価値があるのか」-話を読んでて、このことばっかり考えてた。

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    投稿日: 2011.12.09
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    創業者企業や中国ファンドがよく描かれている。 が、国際規模になっているため、現実感はあまりない。 (金融不安で下火になっているが)むしろ国際ファンドが一国の一流企業を買収するという方が現実の話としてとらえられる。 内容は最後の方は入りくみ過ぎな上に、あれ、この登場人物はどうしたの?という感じ。 特にずっとひっぱっていた割に、アランの件はやけに軽かった。

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    投稿日: 2011.12.08
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    日本を代表する大企業アカマ自動車を舞台に、 中国・アメリカのファンドが入り乱れる戦いに終止符が打たれる下巻。 鷲津の活躍が描かれる。 前2作までの面と向かっての交渉の緊張感・スリルは残念ながらない。 しかし、これ迄の主要キャラクターが総登場し、 国を跨いだスケールの大きな展開は、 それを補ってあまりある楽しいものであり、終わり方もすがすがしい。 更に、アランの死というずっと謎とされてきた点も明かになった。 当然、劇場版ハゲタカ原作ということもある。 是非、映像でも鷲津の活躍をみたいと思う。

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    投稿日: 2011.12.06
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    興味深く読みきった本。 後編だが、一気に読みきった。それぞれのキャラをNHKドラマ版に置き換えていたからか、キャラクターがイメージしやすく、シーンによっては、「ニヤッ」としてしまうところもあった。 この作品を理解するには、ハゲタカⅠ・Ⅱを読んでからにしたほうがよい。登場人物の背景を知っていないと厳しいだろう。 まぁこのシリーズはおもしろい。 ハゲタカⅠ・Ⅱを読みなおしてみようか・・・。

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    投稿日: 2011.12.04
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    このケレン味を楽しめれば楽しい小説なんでしょうけど…どうも文章の感じなどが好きではありません。キャラ立ちが素晴らしいので、星三つです。しかしお金持ちばっかり。バブリーな世界観です。

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    投稿日: 2011.11.25
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    鷲津に翻弄されている私です。 あの人間観がやはり好きで読んでしまう。 ただ惚れてるだけ。 でも、やはり最初の方がやはり好きやったかな。いろんな事があやふやな感じやったから。今では少し明確に見え過ぎている感がある

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    投稿日: 2011.11.09
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    ハゲタカからレッドゾーンまで、三部作全部読みました◎経済ちしきは、ほぼ皆無だったので、日経新聞がよみたくなるくらい、すごく勉強になった!鷲津とリンのキャラ設定は、ムズカユかったけど、もう一回読み直したくなるシリーズです!芝野さんは、どうなった!?

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    投稿日: 2011.10.24
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    今までの作品より大きな規模で進むディールに息をのむ。 少なくとも日本を救うためにはこれ位の駆け引きをする力が必要なのか、 と現在の自分との距離を感じるとともに、やる気も湧いてくる。 オチが良いw

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    投稿日: 2011.10.11
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    この本はファンドの買収劇をテーマにした小説だ。主人公は、鷲津政彦という日本人。1986年にアメリカ最強のファンドKKLの日本法人ホライズン・キャピタルのトップとして日本に帰国。日本で買収合戦を繰り広げ、大旋風を巻き起こした人物・・・。ちなみにこの時の話は、シリーズ初回作「ハゲタカ」、二番目の作品「ハゲタカⅡ」で描かれている。 正直、前作「ハゲタカ」や「ハゲタカⅡ」はあまりにも面白くて何度も読み返してしまったものだが、今回の作品も負けず劣らず面白い。この本・・・いや、シリーズ通じて読者を惹きつける特徴が色褪せていないからだろう。 (書評全文はこちら↓) http://ryosuke-katsumata.blogspot.com/2011/10/mba1mboebombo-201161-2-1986kkl-1-1-11.html

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    投稿日: 2011.10.02
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    完璧と思ったプランの想定外をうまく切り抜けてスケールの大きな買収合戦を見事まとめた鷲津はスゴイ!鷲津の人柄もなんだかいい。こんな人が本当に実在すればいいのにな。。

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    投稿日: 2011.09.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ひさびさに“侍”を見た! やっぱり鷲津さんはかっこいい。 ヒールなようなヒーローのような、なんとも言えない雰囲気がある。 それが本の中から伝わってくる。 にしても、今作スケールが大きすぎて、大きすぎて… かなりおもしろかったです。

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    投稿日: 2011.09.01
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    はげたかの鷲津が日本最大の自動車会社アカマの買収を廻り活躍する。「日本を買い叩く」と豪語するのは,日本に対して希望を抱けなくなっているから。本当の悪になりきれない鷲津は人としても憎めないし,何より彼の哲学に則って生きている部分は尊敬できる。大型ディールに欠かせない存在。日本を動かす仕事がしたいね。今の仕事は1企業の運命を変えること。まずはそこから。

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    投稿日: 2011.08.21
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    『ハゲタカ』シリーズ第3弾。 経済や買収に疎い初心者でも読み応えたっぷりのエンターテイメント性は健在。 今作の台風の目は中国の国家ファンド。著作権問題を例に出すまでもなく、法律遵守の精神が通用しない、何でもありのモンスター相手。 『日本を買い叩く』と気炎を挙げていた鷲津に、ものづくり大国ニッポンの象徴自動車産業を守るオファーが舞い込むのは皮肉。

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    投稿日: 2011.08.21
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    自分がいる世界からは想像もつかない展開が繰り広げられて、自分の世界の小ささを感じつつも、グイグイ引き込まれた。 ただ最後はいろいろ詰め込み過ぎ感もあって、ちょっと残念な気もした。 あと芝野にもう少し出てきて欲しかった。。

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    投稿日: 2011.08.18
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    「腐っている今の日本を買い叩く」 ご存知、ハゲタカシリーズの鷲津さんの続編ストーリー。 中国の国家ファンドによる日本を代表する自動車メーカー、アカマ自動車の買収劇。事態は2転、3転するが、正直最後は少しストーリーが肥大しすぎてまとまっていない印象を受けました。 ハゲタカシリーズもそうだけど、真山さんの作品は完全なる小説として読むことをオススメします。個人的にはビジネス小説としては、専門知識が少し物足りないかと。 専門知識も身につけつつ、小説として楽しみたい人はやはり黒木亮がオススメですね。

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    投稿日: 2011.08.01
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    まるで経済に興味がない自分にも、分かりやすく世界経済について教えてくれる。まあ、結局は鷲津かっこいいぜ!ってことだけど。

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    投稿日: 2011.07.31
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    ハゲタカシリーズの第3作目。あっという間にすらすらと読めてしまいました。終わり方に少しすっきりしない感じは否めめませんが、総括的に面白かったのではと思います。

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    投稿日: 2011.07.31
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    久々に読んだ鷲津さん。中国がテーマで、やっぱりグイグイ読ませてくれます。 しかし、ちょっと登場人物が多い割には薄っぺらい感がある人が若干いるのと、前作までを読んでないと登場人物をよく理解できない点などは、少し残念です。 映画「ハゲタカ」の原作ですが、内容はぜんぜん違います。映画の方がちょっと面白かったかも。 買収防衛策の想像がついてしまったのは、うれしかったのか微妙なところ。

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    投稿日: 2011.07.30
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    これまでにない鷲津をみた感じ。 人間くさくてこれはこれであり。いいんじゃない。 下巻に入って、バラバラになっていた話もつながってきてクライマックスへ。 今回もなかなかいい展開でした。

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    投稿日: 2011.07.19
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    鷲津はやっぱり日本人だし、日本が好きだし、憂國烈士とは実はこんな奴のことをいうのかもしれない。 日本人よ立ち向かえ! あー、面白かった。

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    投稿日: 2011.07.17
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     映画を先に見てしまいましたが、映画はだいぶはしょっていて、難しいところは簡単な設定にしてしまっているので、やっぱり原作のほうが面白いです。    中国を相手にしたから今度は中東のオイルマネーだ!と勝手に次回作を期待しています。

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    投稿日: 2011.07.04
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     前2作で書かれた外資メインによる日本企業買収が過去のこととなり、日本の経済力の保守化による衰退が進むのと反比例するかのごとく、中国による日本の企業買収が始まったここ3,4年。折からの反日行動をとっても、中国の台頭は「先進国」日本にとって気に食わないものであろうが、その真意をどれほどわかっているかというと、決してそれほどわかっていないだろう。  一方、日本の大企業にも限界が見えている。時代は変わったのに体質は未だに旧態依然として停止していることや、世界の流れについていけずにガラパゴス的に肥大していること。中小企業はそれ以上に深刻で、世界に打って出られるアイディアと技術力を持ちながら、長く続く不況や後継者不足でその野望が持てないでいること。それは、莫大な外貨準備高を持ち、ブイブイ言わせながらも、内面では党幹部の腐敗や全土における経済格差など、深刻な問題を抱えている中国の問題と合わせ鏡になっているようにも感じた。  鷲津さんと芝野さんはそんな世界を、日本を見つめながら、それぞれのやり方で戦い、ワタシたちに問題を突きつけ、考えさせてくれる。自分の力で日本経済を変えるのは不可能ではあるだろうけど、問題提起に対してどう考えて答えを見つけようとすることはできる。それは、大震災後の日本が進む道に対しても同じ。何を変えるべきか、何を守るべきか。この物語以降の二人の歩く道を、またワタシも後ろから歩いていって考えていきたい。

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    投稿日: 2011.06.26
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    賀一華を先鋒に、次々と仕掛けられる買収策。繰り出される揺さぶりに翻弄され、追いつめられたアカマ自動車は、最後の手段として、ハゲタカ・鷲津が「白馬の騎士」になることを求めた。圧倒的な資金力を誇る中国に乗るか、旧態依然とした日本を守るのか、鷲津が繰り出した一手とは?大人気シリーズ第3作。

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    投稿日: 2011.06.18